- 1二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:22:18
目を覚ます。
上半身を持ち上げ、シンプルに頭を抱える。
何かこの感じ久々だな。いやなんだよ久々ってはじめてだろ。どちらにせよ嘘だろ今絶対そういう流れじゃなかった。絶対そういう流れではなかった。兄弟の感動の再会で光墜ちからの自由になる的なルートになるはずだった。おかしいだろ絶対。なんでだよ。せっかく例のガス吸い込んだのに全然きいてなかったからバッチリ記憶あるし。いっそ前後不覚になって忘れてしまいたかった。
＿＿ほう、と息を吐く。
動けなくなったところをひきずるようにして連れてこられたのは、『たからばこ』というプレートが提げられた部屋だった。あんなにたくさんいたはずの『グエル』は、どういうわけかすっかりいなくなっていた。少なくともあの部屋にいたぶんは、全てグエルに統合されたらしい。ボブがどうなったかまではわからないが……
横を、見る。
たくさんの記憶がある。狂気の世界で暮らした記憶、魔法の世界で過ごした記憶、箱庭で過ごした記憶、そのどれもで、彼はグエルのために生きてくれた。かけがえのない存在、だと思う。愛しい、と思う。
ぼさぼさになった髪を梳いてやれば、ラウダが微かに身じろぎをする。意識が覚醒して、金色に潤む瞳が、呼吸に合わせて揺れていた瞼が、ゆっくりと開く。グエルは微笑んで、そのままその額を、ゆっくりと撫でてやった。
「おはよう。今までありがとう。そして＿＿ただいま、ラウダ」
【グエルは世界に負けてしまった！エンド】
確かに下駄はかせたとこはあるけど９９は流石に嘘だろ - 2二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:24:27
立て乙
- 3二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:25:25
たておつ！いつもありがとう
壮大なシリーズだったな… - 4二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:25:32
これまで置いて行かれた分突破力がすごかったねラウダ
- 5二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:26:25
スレ画の表情ちょっぴり変わってる！かわいい！
- 6二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:27:48
- 7二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:28:02
ちょっとおおお！！！
スレ画のグエルくん新作じゃないですか！！！
可愛すぎなんですけど！！！
ほぞん - 8二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:28:02
ボブめちゃくちゃ可愛かったなぁ
- 9二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:29:13
立て乙です！
前スレの途中で「次回更にやばい状況に放り込まれそう」「タイトルが転生ごときでになるんじゃないか？」ってグエルが言ってたけど、ラウダが勝っちゃたしどうなるんでしょう？また別の世界線の話なのかな？ - 10二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:29:35
ボブもほわほわで可愛いかったから、その後どうなったか気になっちゃう
- 11二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:30:44【閲覧注意】絶対BLになる水星の魔女vs絶対BLになりたくないグエル｜あにまん掲示板 グエル・ジェタークは理解している。 この世界はBLという法則に支配されていると。 気がついたら男同士でペアを作って結婚しているのはもちろん、ちょっと片思いをこじらせたら相手の女が別の女と結婚して「次…bbs.animanch.com
ボブくんはdice1d3=2 (2)
１：無事
２：無事だがシャディクとBLになった（監禁されている）
３：グエルの中に統合された
……だが待ってほしい。
意外とまだ兄弟愛で全然誤魔化せる範囲なんじゃないか？だってほらこれも感動の再会というやつでいけば全然いける。暗転した？まだ画面が暗くなっただけだろ何想像してるんだよ変態
というわけでラウダに「兄さんは寝てて！」と言われたので、とりあえずベッドにすわったまま、備え付けの小さな台所で朝食をつくっているらしいラウダの姿を後目に、とりあえず記憶を整理することにした。フラグは事前回避ではなく事後回避をすることもできるのだ。同じベッドで寝ていたのは添い寝しただけ。例のガスがどうこういう文言はしっかり眠れたかどうかの判定だ。まだ何も起きていない。そう、起きていないのである！
考えてみる。抱き合ったところまでは正確に記憶にある。それから動けないグエルはベッドの上に連れてこられて、それから＿＿
dice1d3=3 (3)
１：「もう二度と、逃げないと誓ってくれる？」と言われたから「それは懇願か？」と尋ねたっけ。ちなみに「脅迫」とこたえられた
２：「グエル・ジェターク＿＿僕と結婚してくれ」されたな
３：……や、やっぱこれ以上はやめておこう。
- 12二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:32:38
事後回避も難しいみたいですね…
- 13二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:32:57
ごまかしきれなかったか～
- 14二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:33:22
そしてしれっと監禁されちゃったのかボブくん…
- 15二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:36:28
あちこちで監禁事件が起きてるんですが、この世界
世界は強いね、さすがだね - 16二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:37:36
ボブーーっ！！ でも統合されちゃうのも悲しいからまだマシか。まだ助けられる
他のグエルたちとも出会う選択肢わりと多めにあったのに全く引かなかったの草なんだよな
でも統合されることを思うと愛着わく前で良かったかも - 17二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:38:03
媚薬でぐずぐずの監禁ボブ
しっかり暗転()してしまっていたグエル
はい - 18二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:39:12
そういえば最後の方に出てた？ダイスは何だったんだろう
- 19二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:45:39
次回！dice1d4=1 (1)
１：グエル編（転生ごときで編）
２：エランdice1d3=2 (2) (1:４ 2:５ 3:様)編
３：シャディク編
４：その時ダイスで決めるぞ
……や、やっぱりここからはちょっとやめておこう。
ふるふると首を横に振って、『動けなくなって、媚薬を仕込まれ、ベッドに押し倒されて、その後』に続く記憶を可能な限り脳内から抹消する。冷静に考えてとんでもない文面だ。自傷する必要はない、ここからでも入れる保険があるんですかどころの騒ぎではない。字一色四槓子四暗刻単騎大四喜ってところかな。つまるところ192000点、文句なしで一発トビでみぐるみはがされる役満状態である。実際みぐるみは全然余裕ではがされたし。麻雀詳しくないのに麻雀で例えようとするな
「はい。フレンチトーストにアイスクリーム」
「……お前、普段はコンビーフ丼とかだろ」
「兄さんにつくるものは気合いをいれたくて」
「そうか」
グエルはぱく、と一口、くちに運んだ。
あまくてとろけるようで、とても、おいしかった。
dice1d3=1 (1)
１：へー、この画面でボブくんのこと見られるのか？あれ？ここは……実験室？
２：へー、この画面でボブくんのこと見られるのか？あれ？ここは……ボロアパート？
３：おいボブくんのことみせろよ
dice1d2=1 (1)
１：そんなことしないよ！疑うな
２：盛ったが？
- 20二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:47:43
ボブ君実験室にいるのぉ！？
- 21二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:48:19
わーい、転生ごときで～好きなので楽しみにしております！！
盛らなかった、エライ！
ボブくん可哀想な感じになってる？大丈夫？ - 22二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:48:32
お薬入れないのえらい
ボブくん監禁からの実験室… - 23二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:49:53
薬盛ったか判定ダイスがあるの草…いや今回盛ってないからわろえるんだな…
- 24二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:50:23
薬盛らなかったのは薬がなくてもどうとでもてきる(上位存在だから)か…？
いや普通は盛らないんだよ常識だろ - 25二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:50:47
ありがとう！！！凄く面白かったです！！！
途中も時間帯的にもホラー展開にピッタリで、最後はハッピーエンドw
次回も楽しみ！！！
え、実験室？？？
ナニソレ、コワイ… - 26二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:03:45
グエルが記憶を取り戻せるか（統合グエルになるか）のダイスでした。基準となる６８は箱庭からの脱出時にボブくんが「えい」で出していた数を参考に決めたよ
「……なあ、そういえば、ボブってどうなったんだ？俺と一緒に箱庭から出た……」
「どうなったんだろう……？あ、そうだ」
ラウダが気だるげにぱちりと指を鳴らす。さすれば、半透明なスクリーンのようなものがふわりと浮き上がった。スワイプすると、その多くはノイズをうつす。なんだこれ、と尋ねると、「兄さんを管理するためのモニター。今は使えないみたいだけど」とこたえられる。なんだよそれ。俺見られてたのかよ。怖いよ
しばらくするすると動かすと、ふと。
ノイズではない、暗い部屋をうつしているのがわかる。
どうやらそこは、小さな密室であるようだった。部屋の中に在る拘束具つきのベッドには、グエルとよく似た青年＿＿ボブが腰かけている。その前にはシャディクが立って、問診かなにかをしているようだった。
『……うん、異常ないね。見た所、君の身体は一般的なホモ・サピエンスのそれと大差ない。食事は標準のレーションにする……予定だったけど、何か希望はある？』
『あ、……俺、ハンバーグ、すきです。中にチーズがはいっているやつ』
『なるほど。わかった、用意しよう。そうだ、あーんしてあげようか？』
『しっ！……して、ほしい、です……シャディク様……』
なんだこれ？
グエルはちょっと困惑した。なんか知らん間にボブくんがシャディクに堕ちてる。すごい勢いで堕ちてる。NTRの金髪チャラ男もビックリの即堕ち二コマである。シャディクはきょとんとした顔で、ボブを見つめる。
『君は俺といるとき特殊な反応を示すね。剰余変数を極小にするなら、俺は担当を外れるべきなのだけれど』
『い、いやです、俺、シャディク様と一緒がいい……です』
dice1d3=1 (1)
１：「……なあラウダ、ボブに、あいにいきたいんだけど……」と甘えてみる。
２：「クソッ……抱け！抱けー！！」と画面越しに気ぶりグエルで応援してみる。
３：「いいや。ねえ兄さん、僕だけ見て……」とモニターを消した。えちょっと続き気になったんだが！？
シャディ→ボブ好感度：dice1d100=63 (63)
ボブ→シャディ好感度：dice1d100=51 (51)
- 27二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:07:25
このやり取りでシャディクの方が好感度たかいのエモ〜！！
- 28二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:08:05
ボブくんひょっとして冷静だったりする？
- 29二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:08:49
なぜだ、シャディクの方が若干高いぞ？？
もしかして、まだ媚薬効果が残ってんの？？ - 30二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:12:38
dice1d3=3 (3)
１：ふふ……いいよ、仕方ないなあ
２：……僕は彼等と敵対している。努力はするけど、難しいかも
３：それよりもっかい（暗転）しよ
シャディ→ボブが強いのはdice1d3=3 (3)
１：シャディクは好意を抱いていてもあくまで『研究対象』として接している。ほんとはちょっとぎゅっとしてみたい
２：シャディクは今まで恋愛経験がゼロのガチつよエージェントだったので自分の感情に無自覚
３：ボブくんに媚薬が残っている。今にも襲うかもしれない
- 31二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:13:54
どっちもアクセルベタ踏みでわろた
- 32二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:20:00
シリーズ通してだけどエピローグになるとみんなはっちゃけるイメージがあるな
- 33二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:22:28
言い訳の余地を与えんスタイルは潔いな
- 34二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:32:45
「……え」
「ボブに会いたい。なんかまだ媚薬残ってそうだし、心配だ」
「やだ。それよりもっとぎゅっとしよ……せっかくあえたんだから、いっしょがいい」
「待てやめろ。その『ぎゅっ』に含まれる意味は何だ。一体何を内包している？」
「ん、……ちゅー、して……」
「やめやめやめやめ馬鹿おい雑にアイキャッチにするな俺はまだ死にたくな」
何がとは言わないが回数と激しさ：dice1d10=10 (10) /dice1d100=35 (35)
「……」
ボブはほわほわと地に足つかないような感覚で、ぼんやりとベッドの上に座り込んでいた。シャディクは異常なしといっていたが、絶対おかしい。だってさっきから、ずっと、からだが熱い。
俺の体は、どうなってしまったんだろう。
……今すぐ、何かが、ほしい。
その何かの正体を、ボブは理解できずにいた。ぎゅっと身を縮こまらせていると、扉を押し開けてシャディクが入ってくる。
「ただいま、ボブくん。チーズハンバーグ、もってきたよ」
シャディクはにこやかに笑って、ボブの隣に腰かける。そうして白い手袋に包まれた手を器用に動かし、カトラリーをあやつって、それを丁寧に切り分ける。「口あけて」と言われたので素直にあけると、舌の上に、デミグラスソースと肉の濃い旨味がひろがった。
「おいしい？」
「……ん、」
こく、と視線だけでうなずくと、シャディクが「よかった」と笑った。ボブは少しだけ、頬を赤らめた。
dice1d3=3 (3)
１：「……シャディク様にとって俺って、実験対象、なんですか？」としょんぼりしてみる。
２：「も、もっと、たべさせてください……」とすりよってみる。
３：うわあ！シャディク様をおしたおします！ボブくんがんばる！！
- 35二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:35:05
10回？！2回目の暗転で？お盛んすぎません…？
- 37二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:35:07
何がとは言わないが回数MAX引くの笑っちゃう、今までずっと寂しかったからかな？
そして頑張るボブくんかわいいね - 38二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:35:24
回数は多いけどゆったり穏やかなアレなんですね…ラウダ噛みしめてんな…
ボブくんがんばれ〜！君ならできるわ〜！ - 39二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:41:53
とりあえず会話できてるから錯覚してたけどラウダもう怪異に両肩突っ込むくらいには狂ってたんだったわ… そこにグエル帰ってきちゃったらそりゃあ止まらないわな…
- 40二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 00:03:31
「……はい、これで給餌は終了。一応君には割り当て予算＿＿あーおこづかいとして、新聞やコンピュータ、ゲームの類の娯楽が、月3000を越えない範囲で許可されている。もしほしいものがあれば教えて」
「……ほしい、もの。なんでもいいんですか？」
「うん。あ、流石にあの箱庭内にあるようなモビルスーツはないよ。ついでに賭博もあまりおすすめはしない」
「それなら、俺は」
あなたがほしい、です。
ボブは皿を置いたシャディクのからだを、そっと実験室のベッドに押し倒す。
シャディクは抵抗しなかった。ただどこか、困ったような表情で、ボブの頬を撫でた。ボブはその感触にぐっと奥歯をかみながら、シャディクの深い青色のひとみを、じっと、見つめる。
「ボブくん。あまりそういうことをすると、こちらも君を厳重に管理しなければならなくなる。俺は君に、できる限り快適な待遇を約束したい」
「シャディク様にだけです。……ねえ、キス、したい……だめですか」
「……ボブくん」
シャディクは端末を取り出し、何事かを操作した。ぴぴ、と音がして、扉の電子ロックが赤にかわる。監視カメラに別の映像を差し替えておいた。俺と君が問診している映像、これでしばらくは誤魔化せる。
「三十分だけだ。それ以上は、譲歩できない」
「シャディク様……」
「君は俺に、何をしてほしいのかな？」
笑みは飄々としているのに、その奥に、どこか悲し気な色をまとっている。
ボブはんく、と生唾を飲む。あおられて、いる。ゆるされている。頭の奥がじんじんとしびれて、こくりと小さく頭を下げて、それから＿＿
dice1d3=1 (1)
１：ほ、ほっぺに、ちゅって、します！
２：すりすりしながら、くちにキス……してみます
３：み、皆俺のこと可愛いって、俺だって男ですよ！（暗転）できるんですよ！？
- 41二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 00:04:56
ボブ…可愛いな…
- 42二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 00:42:11
30分時間もらったのにほっぺちゅーが精一杯…
- 43二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 06:05:56
ボブくん可愛い…
そういうとこですよ、そのままの君でいて - 44二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 06:44:13
ラウダも…うん、兄弟仲が宜しくて、幸せそうで何よりです
（そっと目を逸らす） - 45二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 07:06:42
ラウダは兄さんと10回もポリネシアンフィックスを…？
- 46二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 07:12:55
「……ん、……」
「……おしまい？」
「へ」
「俺何されちゃうのかって、ちょっとドキドキしてたんだけどな……？」
「そ、そそそ、そう、だったん、ですかあっ……ごめんなさいっ……！？」
頬にキスだけでいっぱいいっぱいになっていたボブは、突然シャディクに手を取られ、びくりと体を跳ねさせる。シャディクは一本一本指を絡め、誘うように耳にくちびるを寄せて、吹き込むように囁きかける。
「ボブくんはこれで満足なの？もっといっぱい、したいこと、ないの？俺はいっぱい、あるのになあ……？」
「し、たい、こと……」
青い瞳が、うっとりと緩む。
つないだままの手が汗でじっとりと濡れる。不快さはないが、頭の奥をくすぐられるような、どこか不思議な感覚。緊張、しているのだ、先程何をされちゃうんだろうと不安になっていたらしいシャディクと同様に、これから何をされるのかという未知への不安と、同じくらいの無意識の期待に。
「がす。いっぱいすっちゃったんです……」
はふ、と息を吐いた。
「シャディク様は俺の管理をするんですよね、おねがいしても、いいですか……？」
dice1d3=3 (3)
１：「いいよ！」と言ってほっぺにキスされる。おかえしだ！
２：「……いいよ」とくちにキスされる。おかえしだ！
３：(暗転)
「……けっ……抱け！！」
「え何突然この状況で」
「上で非常にまだるっこしいやりとりをしている気がした」
「うえ……？」
dice1d3=2 (2)
１：モニターでボブくんの様子を見る
２：なんとかラウダを籠絡して言うこと聞かせられないか？
３：そんな世界はないよ
- 47二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 07:15:35
かよわきものよ…
- 48二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 07:24:28
シャディボブは無事暗転したけどグエルは無理じゃないの…
確実に何らかのピラミッドの最底辺だろお前 - 49二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 07:25:39
いうて激しさ３５だからあまあまとろとろだったんじゃないか？
- 50二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 07:27:07
何がとは言ってないダイスがじっくり上限回数……しててめちゃくちゃ怖……すごいなあ
- 51二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 07:41:06
ボブくん、相変わらず初々しくて可愛いね
あら、暗転？
グエルくんは、ラウダに勝つのは無理だと思うよ…？ - 52二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:16:26
＿＿グエルは考える。
既に臓器抜かれても何もおかしくないくらいの点数負けてる(いやある意味特定臓器は抜かれたが)ここから打てる逆転の一手とは何か。え！？ここからBL回避出来る保険があるんですか！？
そう。
優位性の奪取である。
枠を乗り越えてボブとシャディクを観察していたグエルは、完全に学習していた。上手いこと相手を翻弄しラウダを篭絡することさえできれば、相手に言うことをきかせる＿＿例をあげると「外に出して(意味浅)」＿＿等して勝つことができる。あとボブくんにも久々にあいたいし。え？信じて送り出したボブくんがビデオレターを……？
何よりラウダはどうやらこちらに手酷い真似はできない様子、まあ何千年ぶりの再開だし手加減しているのだろう。であれば本気を出したグエルが勝てるのは必然。勝ったな風呂食ってくる。誰だ今BGM:UNICORNとかいったの俺は負けんが？
グエルはふうっと息を吐く。幸いにも正気度的には余裕でデスルーラ済のグエルが勝っている。そのままの体勢で、とりあえず指パッチンで抵抗を封じられないように利き手だけおさえてやる。ラウダが「兄さん？」と不思議そうな顔をするので、グエルはニ、と笑みを浮かべた。
「うーん、抱け……抱けッ……って牢獄に縋り付いて叫んだほうがいいか？」
「さっきからなんの話してる？」
お前ら俺が負けるって思ってただろ？勝っちゃうんだなこ・れ・が。というかダイスバトル程度制せずしたら、元ホルダーの名が泣くぜ！
グエル：dice1d100=74 (74)
ラウダ：dice1d100=89 (89)
※グエルが勝ったらボブくんのところにいけるよ！
ついでにボブ：dice1d100=22 (22)
シャディク：dice1d100=90 (90)
- 53二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:20:48
グエルも健闘したんだけどあっさりラウダに上回られて草
- 54二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:21:18
かよわきものたちよ
- 55二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:21:26
グエル…期待を裏切らない男よ…
- 56二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:31:33
あまりに芸術的で手ぇ叩いて笑っちゃった
- 57二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:34:58
特定臓器抜かれたとかいう情報草
グエル族は🎲においてよわきもの… - 58二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:39:02
無理だった。
グエルはがっくりと項垂れる。嘘だろ70後半だして無理なのかよ。その負け方はおかしいだろ。俺は善処した。期待値よりは上を出した。ベッドに横たわったまま、ぐっと拳を握り直す。
「……いや惜しくはあった。割と惜しくはあった。来世に期待」
「やっぱ全然BGMがUNICORNじゃん。最早Unwelcome schoolじゃん。Y〇ut〇beSh〇rtで見た」
「怪異ってYo〇tu〇e見るのか……？というかボブとシャディクはなんなんだよ。勝負にすらなってねえじゃねえか。平成のBLか？」
「なに？平成のBLって……」
不意に、ラウダが立ち上がる。
せっかく朝ごはん食べたのに疲れちゃったね、紅茶をいれてくるね。振り返ったこちらに見せる表情は、あまりに晴れやかで、グエルは少し、閉口した。
dice1d3=3 (3)
１：脱走するかぁ……
２：まあ大人しく待っているか
３：そうだ！これだけラウダのそばにいたんだしワンチャン俺も怪異なパワーに目覚めていないか！？dice1d2=1 (1) (1:いる 2:いない)
約束の30分が、終わる。
白く明るい無影灯が、咎めるようにふたりを照らしている。もう、おしまい。おしまいだ、シャディクが離れていく。ボブは無意識に、手を伸ばした。乱れた白衣の裾を、つかんだ。
「あの。また、触れてくれますか」
「薬効は抜けた。これ以上は、管理だと誤魔化せないよ」
「あなたがいい……」
色の濃い手を両手でとる。ボブは、シャディクの右の手に、そうっと頬擦りした。シャディクはしばらくだまりこくって、それから困ったように笑う。
「……ああ、情が湧いてしまう」
多分もう、手遅れだった。
dice1d3=3 (3)
１：上司に頼んでボブくんの担当にしてもらおうかな……
２：ここはBL世界だししれっとボブくんの『管理』がシャディクの業務に追加されるぞ
３：そんな世界はないよ
- 59二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:47:28
グエルが目覚めた怪異なパワー
dice1d3=2 (2)
１：ラウダ特効の魅了等。使えねぇ！！
２：遠視のスクリーン。ボブくんの姿が見える！
３：なんらかの運命の因果律を操作してシャディクとボブをくっつけることができる
ボブくんは
dice1d3=1 (1)
１：あれからずっとシャディクに会えない悲しさで怪異なパワーに目覚めてしまう。ウワアNeuralizedからketerクラスに！！(dice1d3=3 (3) 1:戦闘系 2:魅了系 3:現実改変系)
２：シャディクが来る度にアプローチをかけているがきいてくれない。もう俺には興味が無くなったのだろうか……
３：エ？モブ研究員＝サン……？
紅茶(いつもの)
dice1d3=3 (3)
１：普通においしいやつ
２：けいけんアメ的なものを混ぜたからこれで兄さんの能力がレベルアップするよ！
３：言わずもがなだろ
- 60二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:53:13
ボブくん😢😢😢
- 61二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:57:58
ボブくんはヤバイ能力に目覚めるし、ラウダは当たり前のように盛るし…！
- 62二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:58:52
言わずもがな()
- 63二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:59:37
「……まさか」
君が収容違反を起こすだなんてね。
シャディクは銃を向ける。無理言って実弾ではなく鎮圧用の麻酔銃を持ち出したとはいえ、あたればただではすまないだろう。うちたくない。……うちたくないと思ってしまうから、あれ以上関わりたくなかった。
呆然とするボブの手には、白い大剣のようなものが握られている。頬には、赤い痣のようなものがうかんでいる。瞳からは、ぼろぼろと涙が流れている。さっきからずっとだ。ずっと、こうだ。あいたいとねがったらこの姿になっていて、閉ざされていた部屋の鍵がひらいて。外に出たら、こうなった。頭が割れるようにいたい。助けてと手を伸ばせば、他の収容室の扉が壊れることなくひらいて、天井を通るパイプが歪んで。こわくて、こわくて。ボブは泣きながら、必死にシャディクに手を伸ばそうとした。伸ばしたらどうなってしまうかがわからなくて、あ、と悲鳴をあげることしかできなかった。
「たすけて、シャディク様＿＿シャディク、おれのこと、とめて、とめて、たすけて、たすけて、たすけて！！」
＿＿わああ、と泣く姿は、幼い子供と相違なかった。
dice1d3=3 (3)
１：シャディクさえ与えればいいということに気づいたのでシャディクと面会することが認められるようになる(ボブはくもらない)
２：シャディクさえ与えればいいということに気づいたのでシャディクが『組織の凄腕エージェント』から『ボブくんのそばにいるための存在』になってしまう(ボブは曇る)
３：……一緒に、逃げる？
「言わずもがなってなんだよ」
「あ、兄さん遠視使えるようになったんだ」
「ボブがすげぇことになってる。大丈夫か？」
「力に目覚めたのに制御の方法がわかっていないのか。うまくやればあらゆるものを手に入れることができるのに」
「……あいつはそれでシャディクを手に入れることはしないよ」
「そっか」
dice1d3=2 (2)
１：飲む
２：飲まない
３：ラウダに飲ませる
- 64二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 09:39:34
ボブくん…ずっとかわいいなボブくん…
お薬紅茶は飲まない危機管理能力があるグエル - 65二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 11:15:04
野生の勘とこれまでの経験値（www）から紅茶は怪しい…やめておこうとの判断かな
- 66二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 12:39:06
あ？？ やっほーい！！！
話が進んでる！！
うん、なにやら、えってぃの予感… - 67二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 12:49:45
盛られたら食事にはこれまで幾度となく引っかかって敗北してるからな…
- 68二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 18:48:35
走る。走る。走る。
息が切れる。胃の中のものを全部ひっくり返しそうになる。怪異に養父を殺されたあの日から、それに類するものはすべて収容するべきだと、考えていたのに。理解していたのに。笑えてくる。手には荷物と、標準の護身用レーザーガン＿＿もちろん『一般社会』からは隔絶されたもの＿＿を握っている。これではシャディクが、あちらの仲間入りだ。背に負った熱いからだが、「大丈夫ですか？俺、走れますよ」と言うのに、「大丈夫だから」と返すので精一杯だった。
逃げ出してきてしまった。
……みつかったら、多分殺される。
エージェントとして育てられたシャディクにも、箱庭の登場人物であったボブにも、戸籍等は存在しない。川のほとりにさしかかったところで、ボブが不意に顔をあげる。シャディクの肩を叩いて足を止めさせ、何の変哲もない、よくある普通の雑草の方を指さした。
「あれは、なんですか？」
「あれは＿＿露だね。地面に近い水蒸気が冷えてうまれる自然現象だ」
「……はじめて見た。きれい、真珠みたい」
ボブが目を輝かせた。
＿＿あの世界が文字通りすべてであったボブにとって、この世界は文字通り、全てが『はじめて』なのだ。何もかもが特別なのだ。今更ながらにそれを思い、シャディクのくちびるから乾いた笑みがこぼれた。ボブの体を抱きしめる。草が揺れて、露が、ぽたりと落ちる。涙のように。
「ごめんね。ごめんね。たとえ世界を敵に回すことになるとしても、君と一緒に逃げたかった。自由にしてあげたかった。ごめんね、ごめんね」
「シャディク様……どうして謝るんです？俺、幸せですよ？」
「うん。幸せに……するから……」
グエルがいれば「大丈夫だぞ！敵は来ない（BL的に）とアドバイスしてくれただろうが、残念ながら現在グエルは「紅茶のむ？」「のまない」「どうして」「言わずもがなだろ」「そこをなんとか」「『そこをなんとか』！？」というレスバにもならないレスバをするので精一杯だった。
dice1d3=3 (3)
１：一緒に森（何故かめちゃめちゃ恵みが豊か）で暮らす
２：四畳半のボロアパートで身を寄せ合って暮らす
３：シャディクもボブも才能が爆発して一代でメチャメチャ成り上がる
- 69二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 19:13:01
ボブくーん！シャディクとお幸せに…
そこをなんとか！？隠す気全くないの草 - 70二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 19:13:13
さすシャディ！さすボブ！！ 才能でハッピーエンド勝ち取るのかっこいいな
- 71二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 19:24:34
分身が完全無欠のハッピーエンドを迎える中フラグを立てては敗北し続ける本体さぁ
- 72二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 20:02:09
ボブくんがどこまでも純粋無垢で可愛い…可愛い…
シャディクとお幸せに
そして、そこをなんとかw
君は君らしくて、それでイイ！！ - 73二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 20:11:55
別にハッピーエンドになったっていいのにあがき続けるから敗北なのよ…
ていうかここから逃げたら弟がいよいよ人型を保てない何かになっちゃわないですかね…？ - 74二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 20:13:43
シャディク、つゆとこたえて消えなましものをにならなくて良かったね…というかあれも怪異に取られてエンド話だったねそういや
- 75二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 21:18:03
「ラウダ。外に出たい」
「何故？」
「至極まっとうな主張をしただけで『何故』と問われるのは甚だ不服だな。強いて言うなら、これ」
グエルは遠視でつくりだしたモニターを見せる。
そこにいるのは＿＿かっちりとしたきれいなスーツを身に纏い、何やら取材を受けているらしいボブとシャディクである。ここにいると時間感覚が狂いそうになるが、もう外の世界では三か月程度経過したらしい。その三か月で、ボブとシャディクは不動産経営やら株やらでとんでもない勢いで成り上がった。今は『謎の若き美青年実業家の素顔に迫る』みたいな雑誌の一面を飾っているらしい。そういえばボブは前からあの手のマネーゲームには強かったし、シャディクもエージェントというからにはなんでもできそうだし。確かに納得といえば納得だが、ちょっと見たら住処が実験室からボロアパートを経由してタワマンになっておりグエルはメチャメチャビビった。ついでにどうせこいつらもヤリまくってるんだろとちょっと観察したけどほとんどそういうことはせずにどちらかというとご飯をあーんで食べさせあうとか一緒にゲームするとか散歩するとかの健全な接触が圧倒的に多くて更にビビった。それはずるい
「ボブに会いたい」
「でも……」
「シャディクはあの組織から足抜けしたらしいじゃないか。もう敵対する必要もないし、監視がどう救いたいどうこういってたし、なんならお前シャディクと面識あるんじゃないのか？」
「dice1d3=1 (1) (1:あるけど 2:ある。でもうっすら嫌い3:ないが？)」
「……ま、そういうことだ。久々にさ、同窓会？しようぜ」
グエルが笑って小突くと、ラウダの手が少しだけぴくりと跳ねた。きれいに爪のそろえられた指先は、とてもじゃないが『怪異』のそれには見えない。
「おねがい」
グエルは知っている。ＢＬ世界において甘えた声に上目遣いをあわせたおねだりは最強であることを。多分下手に銃とか使って脅すより強い。唯一の問題点としてはそれあはこれがすなわちＢＬであることなのだが＿＿まあそれはそれ、これはこれ。誤差である
dice1d3=1 (1)
１：ま、いいよ。僕も『ボブ』とやらに興味があるし
２：いいよ。ただし＿＿
３：だめ
- 76二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 21:20:45
おい
おい
いやハッピーエンドは確約されてるから（震え声） - 77二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 21:36:34
「……ひっ、ひさしぶり、です。グエルさん！」
「ボブ！聞いたぞ、絶好調じゃないか。お前箱庭にいたころから頭良かったもんな」
「あ、あれに関しては、それに加えてちょっと現実改変の力も使って、資産価値をあげたりとかもしてるんですけどね……あ、そうだ！あのね、この前初めて本物のねこをみたんです！ほんとににゃーって鳴くんですね！グエルさんは最近いかがですか？」
「あーえと……まあこっちも乾くヒマなしってやつかな……ハハ……」
「ひさしぶりだな元財団の犬の現裏切り者。今は恋人囲ってよろしくやってるんだったか？」
「やあ危険人物ラウダ・ニールくん。それは自己紹介かな？俺はボブくんを自由にしてるけど君は？」
「……これ以上言い争っても不毛なだけだな。せっかく作った『幸福』を奪われたことは、とりあえずこの紅茶で水に流してやる。幸いにも僕は最も欲しかったものを手に入れることができた」
「おや、もう少し色々言われると思っていたのだけれど、存外諦めはいいんだね。仕方ないからお菓子にアップルパイを用意してあげよう、ボブくんが焼いてくれたんだよ、俺のためにね」
＿＿なんだかとんでもない温度差だが、これらは同室の出来事である。
タワーマンションの最上階。片や再会をよろこび手をとりあって、片やブリザードもかくやというほど空気を凍り付かせている。どちらも同じ紅茶とパイを口に運んでいるのにどうしてここまで差が生まれてしまったのか。執念か。執念の差なのか。
さて。
グエルはかしこい。そして未だBL回避を諦めていない。正直だいぶ手遅れな気がしないでもないが、まだいける。シャディクとラウダを対消滅させ表紙三人ルートにして自分は脱出する！さあ怖くはない不安はない何故なら俺は『最強』
dice1d3=2 (2)
１：ボブくんがやたら話しかけてくるな……？
２：「シャディクとラウダってどういう関係なんだ？」と尋ねてみる。
３：そっと部屋を抜け出す！
？？？？：dice1d100=9 (9)
- 78二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 21:36:57
伊勢物語引用してくるのお洒落だな
- 79二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 21:43:54
ブリザードに突入して対消滅狙うのすげぇや
それしか無いけど！ - 80二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 21:44:16
シャディボブでハッピーエンド辿ってるんだからグエルは大人しく世界への敗北を認めようや
- 81二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 21:45:06
かわく暇もないほどなのにまだ諦めてないのすごいな
か、かわく暇もないほど！？ - 82二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 21:59:27
（※↑１の場合「グエ→←ボブ好感度」 ２の場合「ラウ→←シャディなかよし度」 ３の場合「グエルの脱出成功率」でした 草）
「……そういえばラウダとシャディクってどんな関係なんだ？」
「あ、それ、俺も気になってました！どうなんですか、シャディク」
うわ呼び捨てになってる。グエルは一瞬それにやや引きながら、ラウダの方を見る。
ぴくりと額に青筋を立てていた。
あマズ地雷踏んだ。そっと撤回しようとしたが、それより先にシャディクがヤバめな笑顔を浮かべてずいっとこちらに近づいてくる。つ、と冷や汗が垂れる。
「救いたかったよ。俺だって、アイツはさ」
「お前は何度僕の箱庭を壊した？何度『兄さんたち』を奪っていった？お前らの研究という名目で、何度、せっかくの銀の庭が壊されたことか……！」
「こっちだってお前に何度計画狂わされたことか……！そのたび始末書書いてたこっちの身にもなれよ！」
「知るか」
「ハ？」
「やるのか？」
「こっちだって鈍ってないよ」
一触即発な雰囲気に、ボブくんがぴゃっとグエルの腕に飛びつく。しかししばらくもしないうちにほわ、と甘い声をあげて、「あんなギラギラしてるシャディク、はじめてみたかも……」とうっとりした声をあげる。ダシにされた。今「ずっと知らなかったあの人の意外な一面」を知るダシにされた。
グエルは今にも手どころか足どころか銃や剣や能力が出てきそうな二人の様子を見て＿＿
dice1d3=1 (1)
１：「ま、まあその辺にしておけよ」とラウダの裾を引っ張って止めた。
２：「あんまり手荒なのはよくないぞ！ボブくんもそう言ってる！！」とシャディクに話しかけた。
３：「仲良しなんだな！」とサムズアップしてみる。
- 83二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:01:49
ここでラウダの裾ひっぱっちゃうのがさ…そういうところだよ
- 84二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:08:55
おねだりといいこのグエルはあざとかわいいを身につけてる、いいぞもっとやれ
- 85二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:10:07
伊勢物語とか、本当主の引き出し色々アイテムあってびっくりする…
- 86二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:21:46
「……ま、まあ落ち着けよラウダ」
「兄さん……」
「今はもう敵対してないんだろ。なら仲良くすればいいじゃないか」
「嫌。生理的に無理」
「そ、そうか……なら無理しなくてもいいぞ……？」
「兄さんがいい……」
ぎゅっと裾に取りすがれば、ラウダがゆるゆるとその手に額を擦りつけて甘えてくる。その頭を撫でてやれば、「ちゅーもして」と言われた。増長してやがるコイツ。甘やかしすぎな気もしてきた。
ボブがふふ、と清楚な笑みを浮かべ、「お二人は仲がいいんですね」と言った。そんなＢＬでサブキャラが言いがちな台詞言うな。嘘だろ客観的に見て俺とラウダって仲がいいのか！？『鴛鴦も裸足で逃げ出すわ』と至極まっとうなツッコミをいれてくれる人間は残念ながらここにはいなかった。唯一それをしてくれそうなシャディクは絶賛苛々をボブの手をにぎにぎすることによって発散していたので。
「……足抜けしたとはいえ、お前の今までの所業を許したわけではない」
「奇遇だね、俺もだよ」
「兄さんちゅーして」
「ボブくん、ぎゅってして……」
この二面性がすごい大賞トップタイである。
とんでもない同族嫌悪が入ってるだけである意味相性はいいのかもしれないな。グエルはニコニコしながらシャディクにハグするボブを死んだ目で眺めつつ、そっとラウダの後頭部にキスを落とした。
dice1d3=2 (2)
１：おやつだけ食べて帰るぞ
２：ディナーまでいただいて帰るぞ
３：今日はおとまりするぞ！！
dice1d3=1 (1)
１：ラウシャディラウの可能性を諦めない……！
２：ボブラウボブとかワンチャンいけたりしないか？
３：ウワア！ボブくんが俺とイチャイチャしようとしてくる！！
- 87二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:23:28
おいボブくんの幸せを破壊しようとするな
- 88二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:29:37
シャディクとラウダのマウントの取り合い？が可愛いんだが
- 89二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:34:22
シャディボブのお熱さ目の前で見せつけられただろ？もう無理だって
- 90二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:41:55
「今日の夜ご飯は、シャディクさん特製チーズインハンバーグだよ。ふふふ、ボブくん、これ好きって言ってたよね」
「わあ！やった～！えへへ、ありがとうございます、シャディク。……あの、そろそろ、ボブって呼んでくれてもいいんですよ？」
「人間の食事もなかなかいいね」
「嘘だろお前食事とらなくてもいいのか？いやそういえば俺もあんま食べなくても生きていられるな……」
ナイフをいれると、中からとろりとチーズが溢れる。とろりと艶のある濃厚なデミグラスは、トマトをベースに香味野菜や肉などの旨味がたっぷりとつまっていて、質のあるコクと奥深い味がありながら、くちどけがよくてほろりと軽い。グエルは半ば無駄な抵抗だと思いながらも、横に座るラウダを軽く小突く。まだ俺のバトルフェイズは終了していないぜ！
「ラウダもシャディクの作ったハンバーグ、おいしいと思うよな？」
＿＿具体的には『ラウダ』と『シャディク』を強調する。
グエルの作戦はこうだ。「うん、おいしいね」「ならお前もここで暮らしたらどうだ？そうしたらシャディクのハンバーグ食べられるぞ」「うん、それがいい」からのグエルだけフェードアウト。表紙三人。対面にて仲睦まじい感じで「口あけて」「んあ……」と楽しそうにやってるボブくんとシャディクには悪いが、背に腹はかえられない。グエルはできるだけ穏やかに微笑み、そっとラウダの背を押した。さながらババ抜きで読みあいでもするがごとく。ナチュラルに実弟をジョーカー扱いするな
ラウダの反応dice1d3=1 (1)
１：そうだね。おいしいね
２：兄さん気に入ったの？おいシャディクレシピを寄越せ
３：……帰ったらお口直ししようね？
ボブくんの反応dice1d3=2 (2)
１：はい！シャディクの料理はおいしいんです！
２：ふふ……このハンバーグ……思い出のレシピなんです
３：……（むすっ）
- 91二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:51:08
自分が3人で心中して置いてったから今度はラブラブカップルに割り込ませて無理矢理3人にしようってか
まだ弟の闇堕ちに懲りてねえこの兄… - 92二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:03:35
「……ふうん、なかなかおいしいんじゃない」
いける好感触。
グエルがそのまま畳みかけるように「なら……！」と続けようとしたところで、ふと。突然ボブが、くすくすと笑う。それはもう天使もびっくりの上品な笑い方だったのだが、何故だか今この瞬間だけ、グエルにはそれが悪魔か何かのように聞こえた。
「それ、思い出の味……なんです」
「思い出？」
「はい。はじめてあった日、俺がこれすきっていったら、おぼえてくれて……特別な日は、いつもつくってくれるんです」
「ぼ、ボブく、」
「もう！ボブくんは嫌って言ってるじゃないですか」
「……ボブ、はずかしいよ、やめて……」
シャディクが顔を真っ赤にしている。ラウダが「ふうん」と気のない返事をして最後の一口を食べた。
出汁にされた……
今完全に「名前呼び捨てイベント」と「初めて会った思い出について惚気る実績解除」を同時にこなすための出汁にされた……
ぺろりと平らげるとラウダは完全に皿とグラスに対する興味をなくした。グエルはしおしおになりながら残りのハンバーグを食べた。ややしょっぱかったけどおいしかった。
「また来てください、ね！」
「ま、歓迎ぐらいはしてやるよ」
手を振られ、帰される。結局フラグ押し付けはできなかった。というかごはんをごちそうになって惚気を聞いて帰ってきただけだ。俺なにしに行ったんだよ。ラウダはどうやらアルコールを摂取したらしく、普段よりやや顔が赤い。るんるんとスキップしながら、不意に振り返る。
「箱庭で大切に大切に守るのが、一番幸せだと思っていたけど」
月明かりに照らされて、ラウダが微笑む。
「こういうのも、なかなか楽しかったね」
dice1d3=3 (3)
１：普通に研究所（家）に帰って寝るぞ！
２：え？アルコール耐性レベル？俺がdice1d100=48 (48) でラウダがdice1d100=49 (49) みたいだな。いやなんだ突然
３：爽やかに（暗転）
シャディクとボブdice1d3=1 (1)
１：一緒にお皿洗いしたりお風呂入ったりして寝るよ
２：久々に組織にいたころのことを思い出してしっとりする
３：しめやかに（暗転）
- 93二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:05:03
暗転回数多すぎィ！
- 94二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:05:45
シャディボブの健全なやり取りに比べてラウダとグエルは歪みねえな
- 95二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:08:40
ちゃんとお家帰ってから暗転したんだよな！？
- 96二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:11:35
暗転しすぎて青姦の心配されるの草
- 97二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:12:41
こんなに暗転してても絶対BL時空の主人公として世界に抗おうとするグエルが癖になってきた
もう色々手遅れだ思うけど、思いっきり好きなようにやってくれー！ - 98二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:13:08
さ、せめておうち帰ってからね！星空の下もエモい？そうかも…？
- 99二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:28:19
これは乾くヒマないわね…
- 100二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:35:10
このレスは削除されています
- 101二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:36:05
↑画像ミス
寝る前にせっかくなので
dice1d2=1 (1)
１：帰ったが？何考えてんだ変態
２：月の夜って綺麗だよな
振るか 回数と頻度：dice1d10=9 (9) /dice1d100=28 (28)
ちなみにボブくんとシャディクくんは普段どんなもんか：dice1d10=3 (3) /dice1d100=28 (28)
ボブくんとシャディクくんの糖度dice1d100=45 (45)
※高いとイチャイチャする 低いと「いつものことだよね」ってノリで一緒にお風呂入ったりする
ちなみにシャディクが抜けた組織の方はdice1d3=2 (2)
１：割とシャディク(とボブ)を応援してる
２：ボブの現実改変によって2人の存在を忘却している
３：エージェント・dice1d3=3 (3) (1:4 2:5 3:E)「裏切り者を発見した」
- 102二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:38:38
ラウダとグエル毎回回数が凄まじいんよw
ボブくんの能力便利だな - 103二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:40:55
頻度は変わらないのに回数が3倍…
- 104二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:46:26
な…長く離れてた分の想いが溢れてるだけだから…（震え声）
- 105二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:53:23
相変わらず回数多いな…
- 106二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:30:49
頻度が低くても回数がやばいんで、兄さんグロッキー状態では？
あ、つまりそういう状態に追い込んで、物理的に逃げられなくするってコト⁉︎ - 107二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:32:50
さすがに回数が多けりゃ、いくらグエルが絶倫（推定）でもやばくね？
- 108二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:44:26
ようやく手に入れられたから離れてた分いっぱい触れ合いたいんだなうんうんわかるよちょっと多い気がするけどな
グエルも拒まないのか拒めないのか……意外とまんざらでもない可能性もある…… - 109二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 06:59:37
dice1d3=2 (2)
１：え！多かったのか！？1d6で決めろって文句言わなきゃ……
２：(気絶)
３：……まあ……嫌ではないが？
疲労である。
幸いにも人外に死の概念はないが、それでもワンチャン死ぬんじゃないかとおもった。嫌だよ怪異なのに死因が腹上死とか。もっとかっこよく戦っていい感じのBGM流して死にたい。思っているとふと、ラウダがグエルの髪を軽く引っ張った。
「今……なにか不穏当なことを考えてはいなかった？」
「いや何も」
「そう」
グエルは慌てて頷く。あそこで思考を開示しようものなら待つのは確実に「おいていかないでっていったよね」である。台詞がもう予測できる。身体が軽い……もう何も怖くない(ヤケクソ)
はてさてしかし文句ならたくさんある。今までサンプルがなかったのでなんともいえなかったが、うっかり遠視でボブとシャディクが二人してココアくぴくぴ萌え袖イチャイチャと百合もびっくりなイチャつき具合をしていたのを見てしまい、しかしそれによって「あれなんかおかしくないか？」と思うことが出来るようになった。例えば指パッチン抵抗封じがまだ健在であること。怖いのは嫌だろなんだの言って例のガスを吸わせてくること。そのくせ決して手酷くはせず、ひたすらゆっくりと、穏やかに、言い方を変えればねちっこく触れてくること＿＿
さすがにそろそろ我慢の限界である。グエルには文句を言う権利があると思う。というわけで相も変わらず「朝食を用意するから兄さんは寝てて」と微笑むラウダに向かって＿＿
dice1d3=2 (2)
１：「あの、指ぱちってやるやつ、嫌いだ。怖いし、手が繋げない」と文句を言う。
２：「毎度毎度ガスを吸わせる必要はあるのか？いらないだろ」と文句を言う。
３：「あの……触り方どうにかならないか？こう……優しすぎないか？」と文句を言う。
- 110二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 07:20:00
どの選択肢もラウダを喜ばせそうだな
- 111二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 07:21:37
「……そういえば、やる時うっすらガス吸わせてくるけど、あれなんとかならないのか？依存性とか怖いし、おかげで毎度気絶してしまうし」
「気絶は兄さんの体力の問題だと思うけど」
「かなりガチ人外と体力を比較されても。何よりジェタークの男なら身一つで戦えよ」
「そのツッコミあってる？」
危機感的に多分何も入っていないご飯に舌づつみをうちながら、グエルはやや眉間に皺を寄せる。心外だ。グエルはきちんとBLに抗っている。気絶を回避すればきっと逃げられると信じている。
ラウダはグエルから箸を奪い取るとて炊いたコメをちょんとつかんで、こちらに差し出してきた。やや睨み合った末にぱくりと噛み付くと、ラウダが少しだけ、ためいきをつく。
「でも兄さん、ほとんど動かないし、快楽を受ける素振りもないし、なんかずっとほかのこと考えてるし」
図星である。
んぐ、と喉に何かが詰まってむせそうになり、グエルは慌てて水を飲み下す。いやだって。ほかのことっていうのはBL回避というか。この状況から入れる保険を脳内検索しているというか！ラウダが、悲しそうな顔をした。
「不安……だよ。本当に兄さんが僕のこと好きなのか」
dice1d3=1 (1)
１：「……ラウダのことは(兄弟として)愛しているぞ。つまりなんだ、反応を示せばいいんだな？」と譲歩する。
２：「いやそれとこれとは話が別だぞ。可愛い顔しても絆されないからな」と首を横にふる。つよいぞ
３：「ラウダ……ごめん……」と絆される。チョロ
- 112二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 07:24:17
演技でも反応する内にズブズブ沼にはまり込む姿しか見えない…
- 113二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 07:31:41
え？？
グエルくん、この状態でまだBL回避を目論んでるんですか？
もう入れる保険無いんじゃないんですか？ - 114二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 07:42:57
反応しないならガスも使うし回数も増えるか… グエルの自業自得なのでは？
- 115二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 08:05:43
だいぶ絆されてるしもう保険は入れなさそうだけど、まだ諦めずにグエルは主人公()してるな
- 116二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 08:33:33
グエルは真グエルのは記憶が蘇ってラウダへの親愛はあるだろうけど、恋愛感情的な矢印は無自覚か出てないからまだまだ抵抗しそうだね
まあ、既成事実がたんまりあるからもう世界に従っちゃった方が楽なのかもしれないけど - 117二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 15:06:48
このレスは削除されています
- 118二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 15:07:23
このレスは削除されています
- 119二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 15:07:47
↑ふたつとも画像張りミス！ゆるせ
「あー……わかった、俺も悪かった……？つまりなんだ、反応を示せばいいだな？以降はできる限り前向きに善処しようと思う。やれたらやるわ」
「言ったね？じゃあもっかい」
「えあ また なんか 雑にアイキャッチになりかけてないか？」
「嘘つきはだめだからね。きちんとやってね？」
「……わ、わかった。ジェタークの漢に二言はねぇ！」
「ふふふ。……兄さん、がんばれ」
グエルのえんぎりょく：dice1d100=5 (5)
ラウダの容赦なさ：dice1d100=48 (48)
「シャディク。ごはんができましたよ」
「ありがとう。ふふ、ボブ、お料理上手になったね」
「箱庭の中だと学食暮らしでしたからね……こっちにきてからもシャディクに甘えてばかりでしたし」
「甘えてくれていいのに」
「ううん、俺、頑張りたい……んです。昨日無理させちゃったし」
ボブが困ったようにはにかんで、シャディクの前にプレートの朝食を置く。やや端の焦げた目玉焼きに醤油を垂らすと、シャディクはくすくすと笑って「じゃあ、いただこうかな」とカトラリーを動かした。
口がもぐもぐと動いて、嚥下する動きに合わせて焼けた色の咽喉がかすかに動く。それをじっと見つめていると、シャディクが不意に、こちらを向いた。
「おいしい」
「……嬉しい」
穏やかな時間が流れる。
どこかの誰かとは似ても似つかない、なんともチョコラテもびっくりなほどとろとろ甘ったるいやり取りであった。まー多分アイキャッチの向こう側も問題なくどろどろになっているので誤差である。ヨシ！
dice1d3=1 (1)
１：デート中にシャディクの元同僚dice1d3=3 (3) (1:SとM 2:FとP 3:E)に見つかって……！？
２：今度は俺達がグエルさんたちのとこ遊びに行きましょう！
３：電車で移動し……エ！？dice1d2=2 (2) (1:ボブ 2:シャディク)に！？不審者が！？！？
- 120二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 15:13:37
あっ（察し）
- 121二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 15:15:56
演技力5は大草原
これはお仕置きコースですわ - 122二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 15:17:08
演技力ゴミすぎる…
そしてEはどのEなんだろうか - 123二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 17:49:05
せっかくなので演技ゴミの方向性dice1d3=2 (2)
１：「あん(イケボ)」「は？(キレ気味)」
２：「ここで直線に入りましたおーっと凄まじい勢いでおいこんでくるラウダニール差し切るか」「実況やめて！！」「こういう反応ではない？」「……覚えておけよ」
３：むり、きもちいいの、かくせない…
「……あれ？もしかしてシャディク？」
「エラッ……」
「お知り合い、ですか？」
街中を歩いている時、不意に話しかけられて、シャディクがびくりと肩を跳ねさせた。儚げな顔そのままクールな印象を受ける青年は、エージェント時代のシャディクの同期で、共に訓練を受けた仲である男、E＿＿こと、エラン・ケレスであった。どうしてこんなところに？ボブの能力でシャディクたちは『いなかった』ことになったとはいえ、さすがに肝が冷える。警戒するようにそちらを見ると、エランはすいとシャディクに顔を寄せた。
「久しぶり」
「……久しぶりだね」
「そっちは？」
「ボブ。俺の」
「恋人、です」
むすっとしながら、ボブがシャディクの肩を抱いて引き寄せた。シャディクは困ったようにはにかんで、「ボブ……」と呟く。エランは表情を変えないまま、ボブとシャディクを、交互にみやった。
「怪異？」
「……そうだけど」
「収容しないと」
「だめ。これは、俺のものだから」
今度はシャディクが警戒心を露わにする番だった。エランがじっと、シャディクを見つめる。
「君は、変わったね」
「どうも。ボブにかえられたんだ」
エランは視線を落とす。手の中には、標準仕様の麻酔銃が握られている。
「残念だよ」
エランがいたのは何故？dice1d3=2 (2)
１：唯一何故かエランだけは記憶が残っていた。dice1d2=2 (2) (1:シャディク 2:ボブ)を連れ戻すために来た
２：これからラウダのところに殴り込みに行く予定だった。シャディクとボブとはdice1d2=1 (1) (1:対峙する 2:戦わない)
３：普通にオフの日でばったり会った。シャディクとボブとはdice1d2=1 (1) (1:対峙する 2:戦わない)
- 124二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 17:52:09
あんなんで萎えないラウダがすげえわ
- 125二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 17:53:24
覚えておけよ…だけで許してくれるラウダが優しいんじゃないかって思うほど酷いぞグエルw
エランと対峙しちゃったわね - 126二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 17:53:52
演技力ゴミとかいうレベルじゃないだろ！！！！！！！！
そしてエランくんラウダのとこに行ってたらgdgdに巻き込まれるだけだからシャディボブとシリアス展開してた方がまだマシだと思うぞ - 127二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 17:54:57
これは後日羞恥プレイ方面の実況させられますねぇ…
- 128二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 17:55:30
演技力5は実況するタイプってことだったから？
…まだまだ世界に抗ってるってことかな - 129二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 18:08:16
こんだけ余裕あったら、そりゃガス吸わせるわw
不感症かってレベルで草
快楽堕ちより欠損系のが効果的に逃亡阻止できそう。
兄さんが自分の元にずっと居るって信じてない上に、
今にも逃亡意思があるって警戒しているっぽいのお労しい気もするが。
ガチ怪異になって銀の庭作る程なの、兄さん忘れてない？？ - 130二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 18:31:20
兄さん不感症かな？実況されて萎えないラウダも草
平和なシャディボブシャディが！？どうなっちゃうんですか！？ - 131二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 18:53:37
グエルが不感症なのかラウダのテクがだめなのかどっちだ？
- 132二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 19:00:40
兄さんも怪異なので生物的に不完全な可能性もある？
- 133二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 19:13:26
ラウダが下手だとしたら下手なのにねちっこいの可哀想だし面白すぎるからグエルが不感症であってほしい
- 134二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 19:24:57
下手くそ疑惑が出てきちゃうの、だいぶお労しくて草
- 135二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 20:15:23
対峙しちゃうのか、麻酔銃怖いよ…
怪異の中には良い怪異もいるんです！見逃して！ - 136二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 20:22:50
「大歓声の中ラウダニールが一気に前をとらえようとしています。直線向いて早くも先頭に立ったラウダニール先頭だ！抜けた抜けたラウダニール！ラウダニール強い！ラウダニール三冠達成ゴールイン」
「秋華賞でも見た？ここ競馬カテじゃないよ。というかなんだよ大歓声」
「堂々と三冠達成」
「なんの三冠？？」
dice1d3=2 (2)
１：ごめんラウダ最近まで童貞だったもんな五段階評価なら☆☆★★★だ。お労しやラウ上、練習しような……
２：ただ単にグエルが不感症。主人公補正は強い。か、開発……ってコト！？
３：痩せ我慢
dice1d3=3 (3)
１：羞恥実況プレイ！？
２：練習＆開発！？
３：ガス再び！？！？
「＿＿本当は、ラウダ・ニールを叩きに行く都合だったけれど」
気が変わった。
エランがちゃき、と麻酔銃を構える。スコープが厭にぎらぎらと輝いて、シャディクを、ボブをとらえる。「君は僕の仕事を知っているはずだけれど」と＿＿どうやらエランにとってシャディクは『ただの幼馴染』程度の認識になっているらしい＿＿低く言い、微かに目を細め、奥歯を噛む。
「僕は人類の味方だけど、君の味方にはなれない」
「……ふふ、そっか」
「何故笑う？」
「いや、同じことを言うのだなと」
あわあわと慌てるボブを横目に、シャディクが庇うように立って、ニイ、と笑みを浮かべた。大丈夫。あの川の傍を思い出す。ただの露を見て真珠のようだと笑うボブの笑顔を守るため、シャディクは戦うと決めたのだ。ざ、と手を動かすと、どこからか標準仕様のレーザーガンが現れる。
「お生憎様。世界を敵に回す覚悟はしてきたんだ」
dice1d3=1 (1)
１：ボブを連れて逃げに徹する！なんとか撒きたいが……
２：当然ミカエリスカラテだ！dice1d2=2 (2) (1:シャディク有利 2:エラン有利)
３：ボブくんが「や、やめてっ……！」というと……エ！？なんだこの謎空間！？！？
- 137二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 20:29:05
気のせいか、🎲神はラウダに甘い気がする
- 138二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 20:34:00
両サイドの温度差で風邪引く
- 139二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 20:38:23
不感症VS媚薬ガスかぁ
- 140二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 20:38:51
寒暖差の影響がこんなところにまで……！
- 141二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 20:48:06
逃げる。逃げる。逃げる。
ボブの手を引いて、逃げる。あの時と違ってボブを負ぶってはいないし、ボブにとって世界は未知のものではない。既に知っているものだ。幸いにも周囲に人はいない。結界か何かでも貼られているみたいに。くっ、まさかこれも怪異の……！グエルがいれば「いや全然BL世界だから空気読んで出てこないだけだぞ」とツッコミをいれてくれただろうが、当のグエルは調子に乗って「末脚が足りないんじゃないのか？全然差し切れないないな（笑）」と煽った結果強制的にガス＿＿というよりそのもとになった成分を流し込まれている最中なので突っ込んではくれない。
「……ッ待て、シャディク・ゼネリ！僕は君を、殺したくはない！」
「俺だって殺されるわけにはいかないんだっ、ボブ、スピード上げるよ、つかまって！」
「っあ、ひ、シャディ、うあっ！？」
牽制のためかうたれたレーザーガンの弾が、ボブの右頬をかすめた。幸いにも鎮圧用のそれは、さして威力が出ないように熱量を調整されてこそいるが、それはシャディクの怒りに火を灯すにはあまりに十分すぎる熱であった。
「先に撃ったのは、お前ッ＿＿！」
「シャディク！」
今度はボブが、シャディクを先導する。逃げる。にげる。にげる！ ボブのくちびるが熱い息を吐きだして、眼を、見開いた。
「俺があなたを、守るんですッ！」
手を、伸ばす。
小石の類が浮き上がる。無数の建造物が蠢いて、道を創る。現実改変能力＿＿『怪異』の証。エランが目を見開く。シャディクが、からからと乾いた笑い声をあげた。ああ、面白い。
「やっぱり俺、ボブのこと、好きだよ」
「……俺も」
ボブがへにゃりと笑う。
僕何見せられてるんだろう。エランはちょっとおもった。
dice1d3=3 (3)
１：「……ぼく、だって……dice1d2=1 (1) (1:ボブ 2:シャディク)のことが……」
２：「うん、五号から通信……撤退命令？ラウダの研究所でまずい反応？関わらない方がいい……？帰ってこい？？」
３：能力を封じるアイテムがたまたまあったぞ！行き止まりに、追い詰める。
- 142二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 20:51:05
催淫ガスを直で！？どこからどうやって流し込まれているんですかねえ
シャディクとボブくんがピンチなのにラウグエめちゃくちゃで草 - 143二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 21:02:53
「もう、逃げられないね」
「ボブ！……ボブ！」
「っは、はあ、ハ、ハ、は……」
極小までスクラントン現実錨を弾丸にしたもの＿＿つまるところまあボブの能力を封じることができるものを右足にうちこまれ、あしが、とまる。ボブがどさりと倒れて、ゼエゼエひゅうひゅうとおかしな呼吸をする。怪異だから、ただの人間にはゴム弾程度の威力もないのに致命傷にもなりうるのだ。エランは無表情のまま、シャディクに手を差し伸べる。
「……どいて。そこの怪異は連れていく」
「どうして」
「僕は人類の味方だから」
端的な言葉だった。
無力感で、涙が出てくる。シャディクはボブに折り重なるようにして覆いかぶさり、守るように抱きしめた。エランがぴくりと眉間に皺を寄せる。「絆されたの？」と尋ねられて、シャディクの瞳が青く、あおく、潤んだ。
「絆されたよ。かえられた。愛してしまった」
おかしいよね、怪異は父の仇なのに。
ボブが息を荒げながらシャディクを見上げた。シャディクはその右脚に触れ、慎重に弾丸を取り除いてやる。愛してしまったのだ、たとえ何を敵に回してもいいと心の底から願うほど、愛してしまったから、仕方ない。
「エラン、俺を撃て」
「そうする理由が僕にはない」
「そうしないと、俺はいつまでもお前の前に立ちふさがり続けるよ」
引き攣って歪な笑みが浮かんでいる。
ボブは、微かに足を痙攣させ、自分に背を向けて立つシャディクをじっと見つめた。
dice1d3=3 (3)
１：「……怪異は連れていく。君も要注意人物として収容する」
２：「……その怪異を安定して収容するために君の存在が必要なら、僕たちは君と怪異が傍で暮らせるようにする。それでいい？」
３：「……（ため息を吐く）（レーザーガンを下ろす）（そっと、人ごみの中に消えていく）」
「媚薬（ルピ：おくすり）飲めたね」
「また俺たち存在がアイキャッチにされるのか？ボブくんとシャディクがシリアスだから？？」
「多少は薄めたから安心して」
「何をって話なんだよな」
グエルの元の感度：dice1d100=53 (53)
に加えて媚薬パワー：dice1d100=59 (59)
- 144二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 21:04:07
競馬スレ(？)から帰ってきた良かった(？)
- 145二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 21:04:47
エランーー！良かったねシャディク&ボブ…
ラウダとグエルはやってることやってるのにギャグなんよなw - 146二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 21:11:22
絶対BLパロ見ててスクラントン現実錨が出てくることがあるんだなぁ
- 147二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 21:28:09
グエルとラウダのぐだぐだが完全にギャグ枠の箸休めに使われてるんだが
- 148二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 21:29:41
感度が100を超えとるで
- 149二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 21:46:30
感度の振り切れ具合に笑うしかない。
この件において、🎲神のバランス感覚ガッタガタやないか - 150二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 22:38:18
シャディク＆ボブ、純愛…
その対極にいる爛れたぐだぐだの兄弟… - 151二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 23:17:10
「……」
エランがため息をついた。
レーザーガンをおろす。くるりと振り返る。ふわ、と何かを投げ渡されて、シャディクは咄嗟に、受け取った。目を見開いてそれを見ると、微かに甘い香りのする花弁のようなものが確かに鎮座している。見覚えがある、確かうっかり怪異に触れてしまった一般人、その記憶を消すために使う薬剤のひとつだ。グエルがいれば「薔薇の形してるのは嘘だろ！！」と大笑いしただろうが以下省略。
「これは＿＿」
「それを飲めば、僕はこれ以上君を追わない。僕達は巡り合わなかったことになる、それが」
条件、ということか。
すべての怪異を、あそこで出会った仲間を、『戦った記憶』を忘れ、ただの人間シャディク・ゼネリになることが。
過去の一切を棄てて、ただボブの傍に在ることが。
ボブが「シャディク、それは？」と困ったような顔をする。シャディクはそちらをちらりと見て、静かに閉口した。いつの間にか、エランの姿は雑踏に紛れて消えてしまっている。シャディクはてのひらの中の花を握って、できるだけ気丈に笑ってみせた。
本音を言えば、怖い。だってどこまで忘れてしまうのか、わからない。怪異との闘いはシャディクのパーソナリティに根付いたものであったから、もしかしたら人格も忘却してしまうかも。怪異であるボブの存在も忘れてしまうかも。今までの思い出を消してしまうのは、怖い。ボブが、シャディクの手を握ってくれた。
「ねえボブ」
「なんですか？」
「たとえ俺が、何を忘れても、傍にいてくれる？」
ボブがぱちぱちと瞬きをして、穏やかに微笑んだ。
「もちろんですよ」
……花弁を、
飲み込んだ。
dice1d3=1 (1)
１：怪異のこととボブが怪異であることだけ忘れる
２：過去の記憶のほとんどを失いボブとの思い出以外なくなる
３：ボブのことも、わすれてしまう？
「なんかシリアスな雰囲気出してるけどこれ最悪ヤッたら治るやつだぞ！！ＢＬで見た」
「兄さんどうしたの唐突に？誰と話しているの？？」
dice1d3=2 (2)
１：そろそろ俺も本格的にBL回避しないとな！脱走するぞ
２：脱出は諦めて懐柔する方向にもっていこう
３：なんか癪だな。演技力等々を磨くか
- 152二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 23:26:56
シャディクとボブくんはシリアスハッピーエンドに向かいそうで良かった
で主人公（）は墓穴掘りそうというか現在進行形で掘ってるんですがそれは - 153二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 23:30:05
絶対逃げたい兄VS絶対逃さない弟(なおやることはやる)のドタバタハッピーエンドもアリかもしれん
- 154二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 23:33:34
もうグエルは舞えないと思うから無駄な足掻きをやめよう…
- 155二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 23:34:22
「……」
「……シャディクさん？」
「あれ、俺はどうしてこんなところに……ボブ？」
シャディクはきょとんとした顔でボブの体に身を預け、微笑む。「それより」と言って、ボブの手を引いて立ち上がる。微笑んで、みせる。そのどれもが、ボブの知るそれと相違なくて、少しだけほっとした。
「おうちかえろう。今日はチーズインハンバーグをつくるよ」
「本当ですか！うれしいです」
「前にボブこれ好きっていってたもんね。だから＿＿」
シャディクは不意に、考える。
いつ、そう聞いたんだっけ？
それだけじゃない。ボブと出会ったのはいつ？どうして？一体何があって、一緒に暮らしているんだけっけ？思い出そうとすると頭にもやがかかって、思考が奪われていく。
まあ、いいや。シャディクは想い直して、ボブの手をひく。るんと鼻歌を歌いながら、帰途に就く。その後姿を、ボブはくちびるを引き結んでみつめていた。影がゆらめく。＿＿たとえ、シャディクが忘れてしまっても。ボブは覚えている、ぜんぶ。またあのひとがきたら。ボブがこの力で、シャディクを守る。シャディクが守ってくれたように、今度はボブが、シャディクを守る。空を見上げて、手を振り上げた。風もないのに雲が割れて、虹が見える。
「あ、きれい！」
シャディクが歓声をあげた。ボブは微笑んで、「きれいですね」と続ける。頬に、赤い痣が浮かび上がっていた。
グエルは知っている。
この世界はBLという法則に支配されていると。
つまるところラウダ・ニールもBLという目に見えない大いなる力に動かされているということだ。これを利用すれば、ある程度この男の行動をコントロールすることができる＿＿実際に甘える・おねだりするなどで言うことを聞かせてきたグエルにとって（あまりよくはない）成功体験となっていた。
ラウダを、懐柔する。
俺はまだあきらめていない……前スレ１８３あたりでかっこいい台詞言ったし！偽物じゃない空で本物の虹を見たいし！！そういうわけで実際に取る方策としては、
dice1d3=1 (1)
１：あまえる（おれおそとにでたいな♡）
２：うそなき（もう嫌だ外に出してくれ……！）
３：体で篭絡するか……？（神妙な顔）
- 156二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 23:36:04
このグエルとしてはまだラウダを恋愛対象に見れていないか、自分の気持ちに無自覚だからか、抵抗を続けるのは仕方ない気がする
あまえるは効果があるのか…？ - 157二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 23:58:03
このレスは削除されています
- 158二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 23:58:30
さて。
諸君はBLにおける最強の装備をご存知だろうか。
ダリルバルデでもガンドアームでもファンネルでもなんでもない。それは、大きくわけて三つ『涙目』『上目遣い』『赤面』である。グエルはさして血のにじむようでもなんでもない鍛錬の末、これらを自在に操ることができるようになった。涙目の際は「うるうる」のオノマトペを出し、上目遣いの際は心なし瞳に3割増しでハイライトをのせて、赤面する際は頬にエアブラシを吹きつつ背景にカケアミ背景を乗せるのがコツである。手抜き？いいえコストパフォーマンスの追求です。
そういう訳ではグエルは朝食を作るラウダの腕を掴み、例の3種の神器を見事に繰り出して見せた。我ながらみごとであったとおもう。ラウダのぼうぎょりょくががくっとさがった！
「なあ、ラウダ。俺ボブん家に行った時以外ずっとこの研究室の中じゃないか、久々に外に出たい。虹を見たい……」
「に、にいさ……」
「だめか？」
とどめとばかりに、ぎゅ、と腕をだきしめるスキンシップのおまけ付きだ。あざとすぎていっそ娼婦のようですらあるとうっすら自己嫌悪が湧いてきたが、それはそれこれはこれである。グエル・ジェタークはBL回避のためならなんでもする。プライドだけでは勝てねェんだよ……！
dice1d3=2 (2)
１：「う……わかった、いいよ」と頷いてくれる。
２：「またボブさんのところいきたいの？」ときょとんとされる。嘘だろきいてない！？
３：「だめ、こんなに魅力的な兄さんを外に出せない」と断られる。逆効果！！
せっかくなのでBL回避へのモチベ：dice1d100=91 (91)
何故BL回避するか(兄弟だし！ 1← →100 好きではある。最早主人公としての義務感)：dice1d100=84 (84)
- 159二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 00:00:10
BL回避へのモチベ高すぎるし好きなのに義務感で抗ってるの草
そらかわく暇もないもんなあ - 160二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 00:00:39
割と気ぶり勢なグエルっぽいので、BL適性自体が高いポテンシャル持っているのが
そもそも仇になっている様な。
特定の臓器ぶち抜かれ実績持ちが舞っても、それはもう煽るだけなのでは？？ - 161二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 06:59:36
「……またボブのところいきたいの？」
「えあっ、いや、違……」
「じゃあ、なあに？」
「それは、」
＿＿ラウダ・ニールのことが好きか嫌いかと問われれば好きだ。
兄弟であるし、そもそも好きでなければあそこまで好き勝手されていない。だがそれはそれ、これはこれ。グエルはBL回避をしなければならない、これは主人公としての責務だ、義務なのだ！お前らだってここから華麗にBL回避するグエルくんを見たいもんなあ！？グエルはむすっとして頬を膨らませ、ラウダを見下ろした。
「そうではない。外に行きたい。もちろんボブのところにもいきたいが、もっとこう、普通にデートするとか」
「やろうと思えばこの研究室内部に外の世界の光景を再現できるよ」
「なんでそう頑なななんだ！？」
「……？」
ダメだ根本的に何かが噛み合っていない！グエルはこの後に及んでこの弟が怪異な存在に両肩ずっぷりつかっていることを思い出す。しかしだからといって諦める訳では無い。何故なら諦めたらグエルに待つのはシンプルに緩やかなる監禁。これはいわゆるBLというやつだ。X(元Twitter)のサジェストで見た
そこでグエルは、きかないだろうなと思いながらラウダの手を甘えるようにぎゅっと握る。いつもの三種の神器を装備して＿＿
dice1d3=2 (2)
１：「ラウダは兄さんとデート、したくないか？」と言ってみる。何か大切なものを失っている気がする
２：「俺たぴおかってやつが気になるんだ……」と甘えてみる。たぴおか……ハイパーなたべものらしい
３：「だめ？」とシンプルにおねだりしてみる。こういうのは変にひねらないのが一番だ
dice1d3=1 (1)
１：いいよ
２：……実況やめて、普通に反応してくれるならいいよ
３：だめ
- 162二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:03:04
たぴおか気になる兄さんかわいい
- 163二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:10:45
うん、華麗にBL回避するグエルくんみてみたいし（嘘）、だけどいつもの失敗するグエルくんもみたいんだよ、そしてタピオカ気になるグエルくんマジ可愛い
- 164二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:11:17
このレスは削除されています
- 165二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:12:31
↑派手な誤字があったので直させて！ごめんちゃい！！
「……俺、たぴおかが気になるんだ。だめ？」
漠然としたものではなく、具体案を。
それもおそらく、ラウダの知らないようなものを。
これは高度な情報戦術、作戦である。出してみれば、ラウダは一瞬んぐ、と言葉に詰まったあと、すりすりとグエルの喉を撫でた。ジェタークは獅子なので、ごろごろと甘えるような声が漏れた。
「いいよ。じゃあ、その……たぴおか、だよね。行こう、デート、しようか」
ふふん、作戦成功である！どやあ
……作戦成功、なのか？
久々に人間の服に袖を通した気がする。
秋晴れの空の元、二人して一般的なパーカーとジーンズを着用し、やってきたのはキッチンカーのひとつである。十数分並んだ末、無事タピオカミルクティーを手に入れることに成功した。小さなベンチに並んで腰掛けると、ラウダは「これがたぴおか……」と目を丸くする。
初めて口にしたそれは、変に甘ったるくて、たぴおかというやつだってなんだかぶよぶよしていて噛み切れなくて、さしておいしいものでもない。だけど外で、こうして二人で飲んでいると、なんだか特別な気持ちになって、ご馳走に感じるのだから不思議だ。
「なかなかだな、ラウダ」
「そうだね。また食べたいなら、おぼえていかないと。作りたい」
「タピオカって作れるのか？」
「材料はおそらくキャッサバでしょう？研究所に畑を作るか、僕の力で生み出すか」
「後者の選択肢あるの怖すぎる……いや前者も怖かったな」
二人は微笑みあって、タピオカに舌鼓をうつ。
傍から見ればかなりBLなのだが、ざんねんながらはじめてのタピオカに感動するグエルはそこまで考える余裕がなかった。
dice1d3=2 (2)
１：「あれ、グエルさん？」「ラウダじゃん、久しぶり」とボブ＆シャディクが通りすがる。
２：えあっ！？モブ！？不審者が！？！？
３：特に何事もなく研究所に帰る
グエル→ラウダ好感度アップ：dice1d100=57 (57)
ラウダ→グエル好感度アップ：dice1d100=89 (89)
※著しくあがりすぎると……
- 166二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:15:31
ちょ、ラウダくんの好感度が爆上がりしちゃいましたけど…
- 167二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:15:49
獅子(ネコチャン)
- 168二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:16:11
これ以上上げてどうするんです？？
- 169二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:18:28
ごろごろ甘える獅子が可愛いです…
- 170二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:18:33
修正してもモブエントリーは変わらないのにラウダの好感度だけ恐ろしいことに
- 171二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:43:38
タピオカをすっかり飲みきって、「よし、次はくれーぷだ」「クレープならたまに家で作るじゃん」「それはそれ、これはこれ」と会話しながら立ち上がり、少し移動するために電車にのりこんだ、ところで。
不意に、足から臀部にかけて、手が触れる。
ははーんこれはもしかしてあれだな？ちかんぷれいがどうとかいうやつだな？本家で見たぞこれ！と思ってちらりと視線だけで振り返った。知らん男がいた。目を閉じ、擦り、横を見る。何やら金色の瞳をきらきら星がごとく光らせている弟がいた。再び振り返る。知らん男がいた。
嘘だろそういうのアリなのかよ！グエルは咄嗟に逃げをうとうとするが、何分満員電車、動くことすら容易でない。酷い不快感に、無意識に「ラウダ」とその名を呼んだ。そういえばラウダに触れられた時はこんなに嫌な思いはしなかったっけ。やっぱりこれがBL世界の登場人物である補正なのか。本当かよ
「……らうだ……」
手を伸ばす。
ラウダに触られても、無感覚どころか実況をうつ余裕まであったのに、どうしてこんなに嫌になるんだろう。半ば本能で「あれこの感じってBLの導入なんじゃないか？」と思わないでもなかったが、とりあえず考えないでおくことにした。トップシークレットな衝撃の事実なのだが、グエルは割とチョロかった。
dice1d3=2 (2)
１：この場で異空間ホールとかぶちあけてさっさと研究所に帰る。
２：次の駅で降りてトイレなどに逃げこむ。
３：ウワアやめろラウダ落ち着け！殴りかかろうとするな！！男を駅員さんに突き出す
- 172二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 07:55:32
その場を離れたものの兄さんの尻触ったモブは生還できるのだろうか…
- 173二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 08:33:35
逃げた先がダメっぽいですね…（諦観）
- 174二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 12:33:55
尻ーー！！
グエルはこう言う目に遭いやすく、思い切り似合うのは何故？
画像が置換に驚いた瞬間に見えてきたぞ。
このモブに成り代わりたいが、隣にこの弟がいると思うと迂闊に手を出せないな… - 175二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 21:01:42
痴漢された後にトイレに逃げ込むのはもうそういう漫画の導入なんよ…
- 176二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 21:02:42
いやしかし隣にラウダ居るよな？
- 177二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 21:12:17
だからラウダとトイレ行くんでしょ…あっ(察し)
- 178二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 21:25:45
怪異なんだから空間転移とかしなさいよ
駅のトイレで盛ったらアカン - 179二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 21:59:47
テンパった勢いのまま飛び出して、
意図せずにラウダを振り切る可能性もある？ - 180二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:36:14
（そろそろ自分用にもいったんスレＵＲＬまとめを作らなければと思ってるんですけど、エピローグや途中で消した部分を含むもの、転生ごときでやそれとは別に昔書いたのでお気に入りなものを混ぜるか迷っているよ。よければ教えてほしいな）
『＿＿次は、〇〇駅 〇〇駅です』
「ッ降ります！」
グエルが叫んで、ラウダの手を掴んで走り出した。仮に追いかけてこられたら詰みだ。グエルはなんか……こう……前世の記憶？で逃げきれずに最後までされてベリベリバッドエンドの大敗北を喫したことがある……気がするので、なんとか逃げ切らないと。え？次回？もしかしたらそうなる可能性がある？ちなみにdice1d3=3 (3) (1:男だぞ。よかったな 2:女体化している 3:別段その辺は決めずにいこう)？そんなあ
＿＿言い訳が許されるなら、グエルはこのときやや焦っていた。
とにかく安全な場所。可能なら鍵のかかる密室。そこに、逃げ込まないと。グエルがんくっと生唾を飲み、ええいままよ！ と半ばやけくそでトイレの個室に逃げ込み、かちゃりと小さな金属を動かした。当然の権利のごとくラウダを装備している。ちなみにラウダには状態：怒りが付与されている。割と今まで見た中でも有数（少なくとも実況したときより高い）レベルでのキレ方だ。自分より怒っている人が目の前にいると落ち着くの要領で、グエルはやや冷静さを取り戻しつつあった。
「なあ兄さんどいて。さっきの男殺せない」
「ラウダ落ち着け！？」
「でも……」
「落ち着けったら。俺は大丈夫だから」
ラウダがむすっとむくれている。グエルはぽんぽんとラウダの肩を撫で、落ち着かせるように微笑んだ。
「……ほんとうに？」
「もちろんだ。ちょっとびっくりしただけ」
言えば、ラウダは「ならいいけど……」と肩を落とした。割とちょっとかわいいなコイツ、と思いかけたところで、「こいつは弟！怪異！強い！！」と三回唱えることで事なきを得た。
dice1d3=2 (2)
１：デート再開！だけど明らかに警戒レベルが上がってる
２：もう研究所帰ろっか……
３：ハイ（暗転）
- 181二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:39:56
(全部まとめれば良きかと思います)(いつも楽しませてもらっています)
- 182二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:42:50
あ…そういや女体化して地球に放り出された時にお労しいことあったね…
- 183二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:45:17
「……ッんと、最悪！兄さんはああいってたけど、やっぱりあの男……！」
「ラウダ、俺コーヒー飲みたいな……」
「あ、もちろん……だよ、兄さん。今いれるね」
グエルがきゅっとラウダの袖を掴めば、いっそ面白いくらいにラウダの肩が跳ねる。ＢＬ回避という観点から見ればあまりよくない方向の成功体験ばかり重ねているような気がするが、それはそれだしこれはこれである。「いつものでいい？」と言いながらキッチンに消えていく後ろ姿に、グエルはそっと、腰かける。
今日のあれこれで、外が存外危険に満ちていることを理解した。
今まではとりあえず脱出することを最優先、ボブくんとシャディクがハッピーエンドを迎えられるよう気ぶることを第二くらいに考えていたが、もしかして下手に外に出るより、この研究所の中で過ごした方が安全なのではないか？だって少なくとも、ここなら突然のモブが突然のフラグを引き連れてくることもないから、とにかくラウダとのフラグをへし折ることだけに集中していればいい。なんだか真面目にここに居座る方がいい気がしてきた。いや決して これは監禁とか そういうのではなく？だって合意の上でだし……
「はい。兄さん、これ好きでしょう」
ラウダが机にマグカップを置き、中にわざわざ温めたミルクを注いでくれる。献身的であると思う。本当に、何故ここまで突き放す＿＿というより、手酷く試すような行為ばかりするグエルに優しくしていられるのか不思議に思うほどに。
「……お前って俺の事好きなんだな」
「当然だ」
そのまま、左の手をとられる。頬にすり寄せて、微笑む。
「愛してるから」
dice1d3=1 (1)
１：それはそれと脱走は諦めない！！
２：ならもうここに留まるかあ……
３：……
- 184二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:45:38
強欲に全部のせ希望！
- 185二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:45:40
流石にトイレで盛らなかったか
- 186二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:57:31
途中で消したのも、昔書いたのでお気に入りなものも、全部みたいです！！（欲張り）
気付かずに見逃してるのあるかもだから！！
まとめあったら嬉しい！！ - 187二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:18:02
「今度は 私 負けませんから！」が良い味出しとる ホントにござるか～？
- 188二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:19:10
[エピローグ]
「っうぐ……」
「逃げられるとでも？」
「それは次回のアレだ！」
「じかい……？」
首根っこを掴まれて、グエルが呻く。ラウダはふよふよと浮いて、ゆっくりと飛翔し、異空間につながるワープホールをこじ開ける。今回の記録は三時間。まあ持った方だろう。次回に期待＿＿
お仕置き、なんて称してソファ、というかラウダの膝に拘束され、ひたすら背後から抱きしめられたりキスされたりコーヒーと茶菓子を与えられたり。なんだか甘やかされているなあ、とは思うが、動くことはできない。その気力もないので。頭を撫でられたので、とりあえずすりよってみると、くすくすと微笑まれる。
「どうして兄さんは逃げるの？そろそろ理解しているだろうに」
「だって……」
「まあ、そういうところが好きなんだけど」
「それは嘘だろ、っん」
ちゅ、と首筋を吸われて、思わず薄く息が漏れる。なんというか、昔は結構不感症寄りだったのに、最近着々と開発されつつある気がする。それに危機感を持てる程度には、グエルにはまだ理性があった。逆に言えば膝にのせられる程度ではほとんど何も感じない程度には毒されていた。
「ね、兄さん」
「なに」
「ずっとずっと、僕から逃げ続けていてね」
「何故？」
「だってそれって、兄さんは僕に執着してくれているってことでしょ？」
ラウダがくすくすと笑う。
グエルは「よくわからないやつ」と言いながらこてりと身体を預ける。無機質な窓の外で、欠けることのない月がきらきらと輝いていた。
- 189二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:23:51
兄さんが逃げる→僕と一緒にいるのは避けたい→つまり僕を意識してる→それって僕に執着してくれてるってことだ！
というのがラウダの思考なのか？わかりません
スレ主今回も面白かったよ！
ラウダとグエルもなんだかんだ落ち着いた(？)みたいで良かった！ - 190二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:38:50
（全部まとめてもらえたら嬉しいです）（全部好きなので）
不感症だったのにだんだん開発されちゃってるじゃない～！
いくら逃げようとこのラウダならどこまでも追いかけて捕まえられるからかな、余裕を感じます
よかったね！ これからも仲良くね！ 追いかけっこしててね！ - 191二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:42:40
ラウダは兄さんがどんな行動しても、執着してくれている→僕が好き に転換してそうで思考が最強過ぎる、凄い、つよい、これ勝てない…
- 192二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:44:16
やはりこのシリーズ最高だな！
ついに本家の絶対BL履修してしまったよ
開発途中の兄さんもかわいいね - 193二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:46:17
私も主のシリーズみてからBLに目覚めてしまった…
どうしてくれるんですか！！ - 194二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:50:13
なんか「千年女優」みたいなことになってないかラウダよ
いやあっちは対象からの執着は求めてないけど - 195二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:52:45
ぽやぽやボブ癒やし…
シャディクと幸せにな… - 196二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:55:59
- 197二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:59:24
だって僕、僕から逃げようとする兄さんもそれを追いかけてる僕が好きなんだもの！
- 198二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:08:43
しぶとく反抗しつつじわじわ絆されていくのが世界の強制力のせいじゃなくて最終的にしっかりグエルの意志でラウダに答えてる感じがしてやれやれニッコリでした
- 199二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:09:32
取り急ぎ
またきちんと整理はする……かもしれない……ぞ！
ちなみにグエルが恋心に自覚している程度：dice1d100=29 (29)
ラウダのスタンス：dice1d100=23 (23) (まあ兄さんはどうあがいても主に身体的に僕から逃げられないし……1← →100兄さん……そんなに逃げるって僕の事意識してくれるんだ、嬉しい♡)
リンク【絶対BLシリーズ（ｖｓグエル）】絶対BLになる水星の魔女vs
ｖｓ絶対ＢＬになりたくなかったグエル
絶対BLvsグエル 地球編
絶対BLvsグエル 真・地球編
絶対BLvsグエル 真・地球編 エピローグ
絶対BLvsグエル 三年後編
絶対BLvsグエル 三年後編 エピローグ
絶対BLvsグエル メカぐるみ編
絶対BLvsグエル メカぐるみ編 エピローグ
絶対BLvsグエル アオハル逃避行編
絶対BLvsグエル ハードモード
絶対お前が受けになる水星の魔女ｖｓグエル
絶対お前が受けになる水星の魔女ｖｓグエル エピローグ
絶対BLになる水星の魔女vsグエル 学パロ編
絶対BLになる水星の因習村vsグエル
絶対BLになるCoCダークエイジvs絶対BLになりたくないグエル
絶対BLになるマギカロギアvs絶対BLになりたくないボブ
絶対BLになる水星の魔女vs絶対BLになりたくないグエル 箱庭編
★
【絶対BLシリーズ（ｖｓエラン）】
絶対お前が受けになる水星の魔女ｖｓ四号
絶対BLになる水星のアイドルパロvs五号
【絶対BLシリーズ（ｖｓシャディク）】
絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくないシャディク…telegra.ph - 200二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:10:16
BL回避のために逃げる→兄さんは僕から逃げなければBLを回避できないと思ってる→僕を意識してる！ってことかと思った
あと月が欠けてないって箱庭から逃げた先のこの世界ももしかしてラウダの箱庭なんじゃ説が急浮上してきてコワ〜……