テレビに出てるカミキって人、アンタにそっくりね

事務所のその部屋に入ると、アクアは先客が居るのを見つけた。
「……何をしてるんだ」
「今回の映画の為に誰かが呼んできた、子役の子がアイス食べてるんだよ。見ればわかるよね」
ツクヨミは、ソファーに座ってパクパクとカップの高級アイスを食べている。立ち止まったままのアクアの方を見て小さく笑う。
「……ケンカ三日目？　君もしつこいよねー」
「喧嘩じゃない」
「それじゃ嫌がらせ？」
「……俺だって分かってるさ。俺の行動に道理はない」
「じゃあ謝ればいいのに」
「……そろそろ俺は行くぞ。雑談をしている暇は無いんだ」
「……ふぅん」
ツクヨミは、とても興味深そうにアクアの方を見た。
「一つ聞きたいんだけどさ。ルビーでも、君、こういう対応を取った？」
アクアの動きが止まった。
「ミヤコさんは？　というか他の誰でもこうなったかな？」
アクアは答えない。
「つまり、あのお姉ちゃんだからこういう行動を取っちゃってるんだね。どうしてかなぁ」
「……」
「そんなに特別なんだ？」

>>80 >>85 >>87 >>102 >>109

80二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:36:16

>>79

これアクア側に誰かがアプローチかけないと修復できんよな

ナイスだ疫病神

ついでにMEMも重曹に相談されて動け

81二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:36:51

現状だと嫌われたままの方が都合がいいのに壊れかけてたからゴローの事教えて助けたルビー
そもそも地獄に連れて行きたくないから距離取ったあかね
二人と違って手札として友好的な方が良いって判断されたのが原作重曹ちゃんだから
本来は地雷踏み抜いても問題にはなりづらい相手なんだよな

82二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:38:37

そんなに疫病神が重曹ちゃんを重要視してると思えねえんだよなぁ

>>86

83二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:38:53

>>64

重曹ちゃんがアクアをスパダリ扱いしてる場面って特にないと思うし、それどころか大抵のシーンでは自分がアクアをフォローしてやらなきゃならないと考えてるように見えるけど

>>89

84二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:39:19

有馬は自分の感情や思考に理由付けするのが癖になってる気がする
「自分はこう考えている、何故ならこうだから」ってところまで口をついて出ちゃう
多分演技の傾向もロジカル演技なんだろうな、根拠のある表現をしたいタイプ
でもそれが癖になってるから、実際そこまで深く考えてないことでも口に出す時は何かしら理由付けをしてしまう
それが筋道通ってることもあるけど、場合によっちゃ屁理屈だったりとんでもないこと口走ったりするんだろう

>>88

85二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:40:10

>>79

凄そうなのきそう…期待

86二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:40:15

>>82

意趣返しでアクアいじめてるだけじゃね

あとは、映画の成功に重曹が必要だと考えてるか

87二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:40:37

>>79

最近唐突に現れるSS職人なんなんだ…、

もっとやれ

>>119

88二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:43:31

>>84

逆じゃないかな

自分の感情が先に会って後から自分を守る理由を作ってると思う

舞台の時もトラウマ発動して逃げ出したのに舞台の調整役やるためって後から言ったり

スキャンダル編の時も自分の仕事欲しさに動いたのにチームの為だったって言い出す

感情とやる事一致してれば爆発力は高いけど一致してないと半天狗になるのが重曹ちゃんじゃない？

89二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:52:01

>>83

スパダリ扱いというか…

言動としては先輩の私がフォローしてあげるっていう上から目線なんだけど、その実アクアが頼りになるし助けてくれることを知ってるから無意識のうちに甘えてて言ってることとやってることが食い違ってる感ある

>>91

90二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 23:56:51

助けを求めては無いし、実際に助けてって呟いたときは自分で、都合の良い時助け求めるとかキッツってなってるしで
少なくともイメージほど自分から甘えてはないんだけど、
2人共相手の弱さを見えてないとは思う。

アクアは見て見ぬ振りしてるのかも知れないけど

91二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:01:05

>>89

今日あまも東ブレのときも立ててくれて、あまつさえスキャンダルをかき消してくれた

親さえも離れた子にこれだけしてくれる人はデカすぎる

だからお礼も兼ねて演技の先達として指導したいし、指導するときは喜んでやる

色々知らないから地雷を踏んでいるけど…

92二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:02:25

そろそろ重曹評やめて関係修復の手立て考えてやれよ

>>96

93二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:03:12

今日あまの最後だけちょっと評価される
FSでサイリウム振ってくれる
舞台で太陽を呼び戻す
スキャンダルもみ消してくれる

ぱっと上げてこんくらい？あってる？
こんだけ助けてくれたら心のどったかでアクアは私を助けてくれる人♥くらいには思っててもまあおかしくないわな

アクアはまあわかってんじゃない？

>>97

94二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:04:36

>>59

このスレとは関係ないけどやっぱりアクアマリンって言われるとちょっと笑っちゃう

95二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:04:45

どういうキャラか把握できてないと関係修復もやり方わからんだろ
原作通りならまず地雷踏み抜いてもアクアが隠して終わりだからこうはならんのもある

96二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:05:46

>>92　無理じゃないスカね　てかアクアがカミキとにてんねって言われてキレるイメージわかない

なんかはぐらかしたりしそうなイメージが先にくる

97二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:09:16

>>93

ずっと自分を見てくれる人を求めてたかなちゃんを、ちゃんと見て評価してくれた人だかね。

だから、恋に落ちた。

なので、急に見てくれなくなったアクアの対応は対重曹ちゃんとしては一番の悪手だったんですね。

お互いがトラウマスイッチ押されて苦しむ地獄

>>99

98二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:14:49

だって原作通りならアクアはたぶん何も言わないしな…
ついでに復讐のためなら友好な関係を維持しておいた方がいいと思ってるんだから喧嘩もしないだろう

99二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:16:02

>>97　スキャンダル編のあとではあの行動傍から見たらまあでも正しかったよね…みたいな扱いはされてるのは笑ったわ

関係修復とかも重曹ちゃんそのものがもう少し言葉選べてたら>>1みたいにならんやろしな

>>103

100二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:19:09

金髪の男なんてそこら辺にいるだろみたいな感じかな

>>101

101二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:22:44

>>100　ははっ…他人の空似だろ…的な

102二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:28:17

>>79

SSありがてぇよ

2人とも頑張れ

103二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:34:54

>>99

重曹ちゃんは間が悪いのはそうだけど周囲には恵まれまくってるしフォローもしまくってもらえるから収支プラスで

悪い事態は自業自得なのがいいよね

アクアが距離を取らないといけないのは考え無しな自分のせい

インタールードでチャンスはあったのに仕事がないのは質を落とした自分のせい

多少曇ってもお前が悪いんじゃんって言えるキャラは好きだわもっと泣いて

>>104 >>105

104二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:40:02

>>103　歪んだ愛情やめーやw

105二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:40:52

>>103

私の知ってる推しの子と違うな…

>>106 >>108

106二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:42:51

>>105　意外と本編じゃない？…うん…

>>107

107二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:47:45

>>106

そりゃ自業自得の部分もあるだろうけど苺プロに入るまで周囲最悪だしアクアをためにアイドルになったのにアクアは距離取るしそれで質落ちてチャンス逃しても「お前が悪い」で片付けるのはちょっと…

108二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:47:58

>>105

そうか？読み直すと自業自得の塊だよ？

109二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:53:14

>>79

「……そういう意味じゃない」

「私はどういう意味か言ってないさ。……ただ、どうやら、君にとって言われたら一番辛い人なんだろうね、あのお姉ちゃん」

アクアは僅かにうつむく。

「不思議だよね。あのお姉ちゃんを『利用』するんじゃなかったのかな」

「復讐には利用する。有馬は利用する」

「私にはどうでもいいんだけどさ。ここまでこじれちゃったらさ。もう説明した方が早いんじゃないかな。折角台本もあるしね」

「できるか」

アクアは声を荒げた。

「あいつには知って欲しくないんだ」

「そんなに特別なんだ」

「だから、そういう意味じゃない」

「ふぅん」

ツクヨミは、食べ終えたアイスのカップを閉じながら、そう言った。

「ごちそうさま……と。さて。それじゃ、私が何とかしてあげようか」

アクアはツクヨミを見た。

「君が誠心誠意土下座するのなら、私がうまく解決してあげるけど」

「……頼む」

「君、土下座してないよ？　まぁいいけど。じゃあ交換条件。質問に答えて？　あのお姉ちゃんのこと、嫌い？」

「……いや」

「じゃあ、好き？」

「……」

「はっきりしないなぁ」

ツクヨミは楽しそうに笑う。

>>112 >>115

110二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:56:07

アイドルは役者としてのカンフル剤なのも事実だし
アクアもゴリ押しはしたけどあの時点からアクアの為ではなかっただろ。会って数日だぞ
流された重曹ちゃんの自業自得
今ガチのあかねみたいに役者をするためにアイドル本気で頑張れば適性はあったから上手く行っただろうに自分で台無しにしたのは事実
過剰な擁護も重曹ちゃんのキャラを批判してるようなもんだ

111二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:56:11

遅かれ早かれはあるけどあのタイミングで避けられるようになったのは割と自業自得じゃないか？感はあるぞ普通に

112二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:00:31

>>109

続きがきたな

スレタイに沿ったこのSSは最後まで読みたいぞ

113二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:24:48

本当はやりたくないけど自分から手札として使おうと決めた本編を見てるから、他のヒロインと比べて特別ってことにするのはなんだかなぁと思ってるのが俺なんだよね

>>114

114二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:26:20

>>113　ある意味特別やん

115二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:39:54

>>109

「じゃあ、何なのかな？　何でこんなにこだわっちゃうかな？」

ツクヨミは少しだけからかうように、アクアに問いかける。

「辛いんだよね？　憎んでる対象との、繋がりを、指摘されてしまうのが。辛くて、どうしようもなくなっちゃうんだよね？　それに……そこを考えようとするのなら。アイの事も、ちゃんと考えないといけなくなる。君は、何の為に、誰の為に、今、使命を果たそうとしているのか？　ちゃんと、考えないといけなくなる」

アクアはただ黙ってツクヨミの言葉を聞いている。

「じゃあ……どうして、あのお姉ちゃんからそれを聞くのが辛いのかな」

アクアは答えない。

「答えを聞かないと、私は動けないなぁ。あのお姉ちゃんとも仲直りできないと、映画もきっと大変だよ？」

アクアは、しばらく沈黙していた。

それから、絞り出すように言った。

「……だから、あいつには、触れて欲しくないんだ。知って欲しくない」

「カッコつけたい？」

「知られたら、あいつは、きっとこちらを見てしまう。あいつを巻き込んでしまう。……あいつは、俺を見てしまう。俺にそんな資格はない」

「……まぁ、そうだよねぇ。君がそんな風に悩んでるのを見たら、きっと、助けちゃうよねぇ」

アクアは黙っている。

「助けて貰えば良いと思うけど？　僕困ってるんですー、って正直に言ってさ」

「……」

あまり意地張って、魂が保たないのも、楽しくないんだけどな。

ツクヨミはアクアに聞こえないような声で、ぼそりと言う。

「ま、いいや。聞きたいことは聞けたから、いいよ。取引は成立」

そう言いながら、ツクヨミはソファーから降りる。

アイスの空とスプーンをゴミ箱に捨て、そして、奥の扉の方へ歩いていく。

「じゃあ、解決してあげる」

ツクヨミはドアをがちゃりと開けた。そこに有馬かなが居た。

>>117

116二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 03:49:14

アクアはダメージを受けたとしても表に出ないタイプだから
カミキと似てるは地雷だけど、無視することはしないと思う

117二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 03:57:06

>>115

「うわ、真っ赤」

ツクヨミが楽しそうに言った。

有馬かなはふるふると震えていた。

アクアはあっけに取られている。

「頼まれちゃってね。お姉ちゃんをどう思ってるのか聞き出せってね。捧げものまで頂いちゃったから、聞いてあげない訳には行かないよね。このお姉ちゃん、私と君が色々やりとりしているのを、見てたらしいんだ。だからまぁ、私ならなんとかなると思ったらしいんだよね」

にやにや笑いながら、そう言う。

「だから、作戦として、ね。私が尋問して、お姉ちゃんがそれを聞く。そういう計画だったんだよ。私は優しいんだ」

そう言って、ツクヨミは有馬かなに笑いかける。

「アイス御馳走様。お姉ちゃん」

「私は……あなたには『事情を聞いて』としか頼んだつもりはないんだけど！？」

有馬かなは、強張った笑みを浮かべて、ツクヨミに抗議する。

「言ってないんだけど！？　私をどう思ってるか聞いてだとか！？」

「似たようなものでしょう？　結局同じ意味になるんだよ」

楽しそうにそう言う。

「まぁ、聞きたいことは聞けたでしょう？　お姉ちゃん、作戦は間違って無いよ。結局ちゃんと説明しないのが悪いんだからね」

「……疫病神、お前、何を」

>>118

118二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 03:59:48

>>117

アクアが呆然とツクヨミを見る。

「もうダメだよ。ここまでこじれたら、事態の収拾にはこれしかないよ」

ツクヨミは、やれやれ、という風に言った。

「そもそも君がやらかした自体が発端なんだから。ダメコンで君にダメージが行っても仕方のないことさ」

そしてアクアを指さす。

「それに、君だよ。解決を私に願ったのは。だから、望み通り解決してあげたんだよ」

楽し気なその口調は、どこか、以前の意趣返しの向きも感じさせた。

「解決って、お前……大人外無いな、おい」

「私はこの通り、子供の躯の存在さ。大人じゃないのは、その通りだね」

ツクヨミはどこまでも楽し気だった。

「ま、助けて貰えばいいさ。私は映画が成功することには興味があるけれども、その後君がどうなるかはその関心の範疇外だからね」

そして、ツクヨミは二人を見た。

「じゃ、後は若い二人で適当に。ま、ちゃんとおはなしすると良いんじゃないかな。御馳走様」

その場を離れるツクヨミの後ろで「おはなし」が始まっていた。

その後有馬かなにアクアは徹底的に問い詰められることとなった。アクアはある程度隠し通したが、当然隠し切れないものもあった。結果として、アクアは誠意をもって話せること『だけ』を話し、有馬かなはそれを受け入れることとなった。

もっとも、それは事態を根本的に変えるものとはならなかった。アクアには彼自身としてやるべきことはあり、結局のところ、それ以外の事は些事としなければならなかったから。また、有馬かなは、アクアから誠意をもって説明を受けたからこそ、アクアの意図に対して何かの影響を及ぼす行いは、取れなかったから。そして、アクアにとっては、どうあれ、有馬かなを『利用』するのは計画のうちであり、その外面的な事実は、有馬かな自身の認識があろうと、無かろうと、変わらないものであったから。

ただ、だとしても、アクアにとっては、やろうとしたこと、その全てが皆を騙したものとはならず、少なくとも、有馬かなとは何かの事実と、何かの認識を共有できた、というのは、言い換えると、有馬かなに対しては、ただ素直に思いを共有できたというのは、どこかで救いになったものであることは間違いなかった。

>>119

119二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 04:02:10

>>118

ひとまず投稿はここまでです。読んでくれてありがとうございます…。

>>87

アクかなを見るとつい投稿してしまうんだ…。

いろいろとすまない…。

120二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 04:06:09

カプスレでもないのに投げてくるのキッツせめてTelegraphにしてくれよ

>>121

121二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 05:52:34