ミオリネさんはれすねぇ!!!ダンッ Part4

  • 1二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:15:52
  • 2二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:22:00

    ミオリネ「なによぉキャーキャー言って楽しんでたくせに。あれぐらいのスピード、アンタだってエアリアルで全然慣れてるでしょ〜?」グビ

    スレッタ「黄色くない悲鳴ですよ!? っていうか、自分で操縦してるMSと、爆走するペラペラな車の助手席に乗ってるのを一緒にしないでください! 私クルマは詳しくないですけど、ワゴンのお尻振って曲がるの大分おかしいと思います!!」カンッ

    チュチュ「おめーら色々やってんなー。夜の山でサカってそーとか思って悪かったよ」

    ミオリネ「チュチュ、正解。コイツは手ェ出そうとしてきたけど、夜のうちに帰れなくなるからって必死に止めたの」

    スレッタ「えへへ……。着いた時にはそういう空気じゃなかったんですけど、後ろの席のシートに一緒に横になって、おっきなブランケットに包まって夜空を眺めてたら、ムラってなるのも仕方ないっていうかぁ〜……」

    チュチュ「おぅ、さっきの悪かったを返してくれ。……しっかし、よくそんなんで諦めたなー」チビチビ

    スレッタ「ふぇ? だって私、車の免許持ってないですし。うっかり寝過ごして、ミオリネさんのちょっとはだけた姿を誰かに見られたら洒落にならないです。ミオリネさんの評判ガタ落ちですし、他人が無防備な姿を見るのとか許せません」グビグビ

    チュチュ「は? いやだから、服だけ直して自動運転で帰りゃいーだろ」

    ミオリネ「ばっ!?」

    スレッタ「その手が!?」

    チュチュ「えっ、なんだよその反応」

    スレッタ「さすがチュチュ先輩。的確なアドバイスありがとうございますっ!」

    ミオリネ「あぁぁ……コイツ気付いてなかったのに……」

    チュチュ「……あー、その……さっきの悪かったは返さなくていーや」

  • 3二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:23:28

    スレッタ「ふへへ、自動運転は盲点でした。これはお外ックスのバリエーションが増えますよ……!」

    ミオリネ「あぁ、余計な入れ知恵を……」

    チュチュ「ば、バリエーション……。つーかスレッタ、お前さー、いつからそんなんなったんだよ……? アス高時代は実際に手ェ出す余裕無かったし、身体動くようになるまでにもかなり時間かかっただろ? あっ、だから逆に拗らせたとか?」グビ

    スレッタ「へ? まあ、こじらせたというかなんというか……んー、チュチュ先輩ならいっか。ーーええと、実はですね、キャリバーンで突撃する前に、一回だけお風呂でその……まあ、二人で初めて大人のパーメットスコアを一段階上げまして」ボソッ

    チュチュ「言い方」

    スレッタ「まあその時はこう、ミオリネさんに完落ちしてから長いこと燻ってた劣情とか独占欲とか、これからホントに死ぬかもって危機感から一時的に開放されたというか、ぶっちゃけ一回きりかつ超ソフトだったのにすっごい満足感だったんですよ。まあこれは本気でお互いのことしか見てなかったって改めて通じ合った気持ちとかの補正もあると思うんですけど、チュチュ先輩にはまだ分かんないと思います」

    チュチュ「おう、事実だけどやめろや。ちょっと泣きそーだわ」

    スレッタ「ふへへ。悔しかったらお相手捕まえてくださいね。ミオリネさん以外の人ならちゃんと祝福しますから。……それでまぁ、その一回を最後に身体がボロボロになりまして。首から下の感覚ほぼ無くなって、熱とか痛みみたいなのだけ残ってる感覚誤作動状態になったわけですけど……それだと眠れないんですよね」

    チュチュ「まーそーだよなー。なんかワクチン無しのインフルエンザをもっと酷くしたよーなもんだし、常にそうならそりゃ寝つけねーわ」

    スレッタ「睡眠導入剤もあんまり効かないし、他にも色々あって、辛い苦しいって毎日泣いてたんですけど、そこでミオリネさんが、いっそ体力使い切らせて気絶させてやるって、こう、病室で夜這いされまして」モジモジ

    チュチュ「なんか予想外の方向に風向き変わったな」

  • 4二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:24:19

    スレッタ「でもまぁ、その時点ではほぼ感覚無いんで、普通に無理だったんですよ。そんな状態だって分かった上でそういうことしてくれるのはすっごく嬉しかったんですけど……」クピッ

    チュチュ「バレて大事にならなくてよかったなぁオイ。さっきの話じゃねーけど、下手したらスキャンダルだぞ」

    スレッタ「婦婦なら当たり前のコミュニケーションです。それでなんですけど、その日の失敗を糧に、感覚無いならある場所でよくしてやろうとばかりに、こう、微妙に感覚残った部分を全身キ……探り出してから、首から上を同時にされちゃいまして。それでまぁ、繰り返しねちっこくされてるうちに、めでたくミオリネさんがいる時は多少休めるようになったんですよ」

    チュチュ「今んとこ結論と手段以外はそれなりに良い話だな、うん。そういう事にしとくわ」グビ

    スレッタ「ただ、問題もあって……。ミオリネさんがアス高を卒業して、私のストレスも限界ってことで今のお家に移ったんですけど、だんだん大人になってくミオリネさんの艶っぽさが凄くて、夜やお昼寝の時間以外にも結構な頻度でムラムラしてですね」

    チュチュ「そりゃ日常的にそんな事してりゃそうなんだろーよ……」

    スレッタ「色々不安な中で不毛かもしれないリハビリ頑張って、指が少し動くようになって、腕も多少持ち上がるようになったんで、どうにかこっちからもシようと頑張って押し倒すみたいにしたんですよ。まあ失敗して二人で横倒しになったんですけど。そしたら……」グビ

    チュチュ「そ、そしたら……?」

    スレッタ「ーー30分以内にワイシャツのボタンを全部外せたら、好きに触っていいよ、なんて、私の胸にお顔を埋めて、しおらしい声で言われちゃったんですよ。ーーあー、あの時のお顔が見たかった……! ホントはミオリネさんもされたいんだって、鈍い私でもさすがに分かっちゃうような声だったんですよっ……!!」プハー

    チュチュ「あー……じゃあつまり、その場で『頑張った』わけだ?」

    スレッタ「いえ、30分じゃ二つが限界でした。……ただ、その日から死力を尽くしてリハビリした結果、腕はそこそこ持ち上がるようになったんですけど、代わりに両腕も指も腱鞘炎寸前でズキズキプルプルしてるのがバレちゃって、性欲を理由に無茶すんなとまあ盛大なお叱りを……」エヘヘ

  • 5二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:25:13

    チュチュ「全くもってその通りなんだけど、性欲煽った張本人が言っていい言葉じゃねーな」

    スレッタ「まぁ、私もちょっと暴走してましたから。ともあれ、そんな理由で泣かせちゃったんで、さすがに諦めて一歩ずつ着実に進むことにしたんですけど、その頃になるともう熱も身体の痛みもほぼ引いててですね……」

    チュチュ「……ははぁーん、毎日抱かれる名目が無くなった、と」

    スレッタ「はい……。それまではほぼ毎日二回は確定だったのに、突然のおあずけですよ。それでも、こう、一緒に居る日に一人寝は寂しいって言ったら一緒に寝てくれたんですけど、でも抱きしめてくれるだけで……甘ぁ〜い匂いと体温が心地良いおかげで朝までグッスリなんですけど、やっぱり溜まるものは溜まるんですよねぇ……」グビグビ

    チュチュ「……つまり、アレか? 嫁に色々された後、おあずけ期間を置くうちに性欲ゲージの溜まり方がおかしくなった?」

    スレッタ「断言はしませんけど、そういう側面もあるんじゃないかなー、と……」フヒー

    チュチュ「……まー、毎日サルみたいに抱かれてたのが急に無くなったら、バランスおかしくなる可能性もある……のか?」チラッ

    ミオリネ「んっく……はぁ〜。なにこれ、新感覚。酔い覚ましに泡盛コーヒーって、クレイジーな選択肢だけど味はわるくないわ」フゥ-

    アリヤ「ほ、本当に大丈夫か? 先ほどより頬に赤みが差してきているぞ?」

    ミオリネ「大丈夫。ーー少し休めばすぐに復活するわ」フラッ

    アリヤ「やっぱり限界が近いんじゃないか……」

    チュチュ「……あーしはなんか病人見てるみてーで駄目なんだけどさ、おめーはああいう酔って無防備な姿でムラムラすんの?」

    スレッタ「んー……そんなには? なんていうか、ただフラフラしてるのはダメなんですよね。こう、しなだれかかってくるみたいな接触がないとぉおおぉぉぉおっ……!?」ゾクゾクッ

    ミオリネ「すれったぁ〜。デザートはフルーツ乗せかき氷だって〜」フー

  • 6二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:26:04

    チュチュ「うーわ、お前マジでこのタイミングでコレか……そーか、マジか……。誘い上手ってこういう事か……」

    スレッタ「そっ、そーなんれすっ……! ミオリネしゃんはこういうーーぅひっ!?」

    ミオリネ「ほらー見てよスレッタ〜。パインとぉ、マンゴーとぉ、ドラゴンフルーツの三種盛りだってさー。色合いが綺麗ね〜」ピトッ

    スレッタ「ひゃ、ひゃいっ。そーれすねっ!」

    ミオリネ「ドラゴンフルーツって初めて見たけど、どんな味か楽しみね〜」コテン

    チュチュ(タイミングを計ったみてーにクリティカルな一撃を、多分無意識に……これがネコリネ・ニャンブランか……)

    スレッタ「そ、そのっ! みっ、みみっ、ミオリネっしゃんっ!」

    ミオリネ「耳?」フッ

    スレッタ「ふひぃっ……!?」ゾワゾワッ

    ミオリネ「どしたのスレッタ……? 顔赤いけど、酔っちゃった?」

    スレッタ「ミオリネしゃんも赤いれすけど、けどっ! そーじゃなくて、お耳、ここでお耳はらめ……!!」プルプル

    ミオリネ「………………あっ。その、ゴメン」イソイソ

    スレッタ「あ、あぁぁ……。急に離れられるのも寂し……」

    チュチュ(耳って多分、さっき言ってた首から上のアレだよな……。普段からこんなムーブしてたら、そりゃ一方的に喰われるわけだよ……)

  • 7二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:26:53

    スレッタ「…………………」ジトッ

    ミオリネ「はぁ〜……。シロップまでフルーツミックスって贅沢……氷も繊細な歯触りで食べ心地いいわコレ」シャクシャク

    アリヤ「ニカの分はどうしようか……。物が物だから、早目に食べないと溶けてしまうが……」シャク

    ミオリネ「テキトーに声掛ければ起きるでしょ、多分。……一日中はしゃいでたから無理かも」シャク

    リリッケ「氷菓ですし、ひとくちあーんしてあげれば目も覚めそうですけどね〜」シャクシャク

    チュチュ「うめー。パインってスゲー甘いのに、何故か舌がピリピリすんの何なんだろーな。……スレッタ、食わねーの? つか、何見てんだおめー。……ミオリネ?」

    スレッタ「…………たい……」

    チュチュ「は?」シャク

    スレッタ「ーーミオリネさんのスプーンになりたい、です」

    チュチュ「…………は?」ポロッ

    スレッタ「考えてみてください。もし私がスプーンなら、いつでもどこでもミオリネさんにあーん出来ます。いえ、それどころかキスですよキス。常に一緒ですし、使われる度に拭って貰って、毎日ツヤツヤになるまで磨いて貰えるんです」グルグル

    チュチュ「ミオリネ! ミオリネ!? おめーの婿が壊れた! あーしなんもしてねーのに勝手に壊れた!!」

    ミオリネ「はぁ? 壊した奴は大抵そう言うのよ。実習でモビルクラフトの操縦桿へし折った私が言うんだから間違いないわ」クピッ

    チュチュ「オメーの腕力で操縦桿が折れるわけねーんだからどう考えても他者責任の故障だろーが!! いーからスレッタどーにかしろ! なんか無機物に転生したがってんぞ!!」

  • 8二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:28:03

    ミオリネ「無機物ぅ〜? なによそれ。スレッタ、アンタわざわざエリクトみたいになりたいわけ?」

    スレッタ「そういうのじゃないです。ただ、ミオリネさんともっと気兼ねなくイチャイチャしたいんです。スプーンになればおはようからおやすみまでミオリネさんとずっと一緒なんです」グルグル

    チュチュ(今まで気兼ねしてるつもりだったのかよ……)

    ミオリネ「……いや、私べつにスプーン持って寝たりしないし、なんなら寝室に持ち込む気も無いんだけど」

    スレッタ「……なら、ストローで」

    ミオリネ「まず無機物になるのをやめなさいよ。アンタさぁ、せっかく動けるようになってきたのに、そんなんでいいわけ? 能動的に何も出来ない状況とか、アンタ絶対耐えられないでしょ」

    スレッタ「うぐっ……。で、でもでも、私もミオリネさんに全部委ねちゃいたいなって思う時があってですね……」

    ミオリネ「……あー……ほら、隣おいで?」ポンポン

    スレッタ「わ〜い! ミオリネさ〜ん!」ヒシッ

    ミオリネ「こら、急に抱きつかないの。かき氷がこぼれるでしょ」

    スレッタ「あぁ〜。お風呂あがりのミオリネさんの匂い、たまんないですぅ〜
    。コレとあーんとイチャラブフィックスがあれば、私いくらでも頑張れそう……。やっぱりスプーンに転生は無しで……」スンスン

    チュチュ「結局嫁とイチャつくだけでオッケーとか、満足するハードル低くねーか?」

    スレッタ「低くないですっ! てゆーか、多分私が人目を気にし過ぎなんですよね! わたーしとーミオリネさんがー麦畑でお外ックスしたってー、そんなのだーれも気にしなーい〜」スリスリ

    ミオリネ「絶対やらないからね」シャクシャク

  • 9二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:29:02

    チュチュ「ひでー替え歌だなオイ……。いや、元歌も大分アレだけどさぁ……」

    ミオリネ「バリエーションかなり多いあたり、アーシアンのダーティージョークに対する熱量は理解出来ないわ……。生み出した当時は人類皆アーシアンだけど。っていうか、コレをスレッタに教えたのは誰なのよ……」ハァ

    オジェロ「俺は麦畑はエロいってうっかりこぼしただけだからセーフだよな」ボソッ

    ヌーノ「俺もそういう歌があるからだってエリクトに説明しただけだしセーフだなー」ボソボソ

    アリヤ「君らってやつは……」

    チュチュ「つーか、どーしてそーフィックスに執着すんのか分かんねー。いや、ムラムラするって言ってたけどさ、そこは女同士……いや、同性だから非生産的だし、おめー基本抱く側じゃん? 異性間と違って同時に快感得られるわけでもねーのに、そこまで抱きたくなるもんなん?」

    スレッタ「なります。ミオリネさんはこう、すっごい可愛いんですよ。最初はじゃれ合ってるネコちゃんみたいなのに、ひゃんひゃん言ってるうちに余裕無くなってきて、自分じゃ何も出来なくなると熱っぽく私を呼んで抱き締めようとしてきてですね」ギュー

    ミオリネ「ぐえぇっ」ミシッ

    スレッタ「お顔と身体がキューってして、それからフワッと緩む瞬間を見るのがたまらなく好きなんですよ。あの安心したような、穏やかな顔! まだ体力残ってると、うっすら目が開いて、私の頭を抱き寄せるみたいにしてこう……分かりますか!?」スリスリ

    チュチュ「分かんねーし自重しろ自重。嫁潰れんぞ。それに子どもらも見て……ん? そういやいつの間にかちびっこいのがいねーな」キョロキョロ

    リリッケ「そろそろ良い時間ってことで、皆さんお部屋に戻りましたよ〜。未成年を夜中まで長々とっていうのは、企業イメージ的にもよくないですからね〜」

    てぃる「つまり、ここからは大人の時間。全てが許されるフリータイムだ」グビ

    マルタン「もう多少は仕方ないけど、せめて節度は守ろう!? 最低限でいいから! 炎上しない程度には自制しよう!? ね!?」

    チュチュ「よし。ならアレやんぞアレ。まだ理性が残ってるうちに、新企画の御披露目だ」ゴソゴソ

    ミオリネ「す、すれったはなして……ふぅ。仕方ない、私もスイッチ入れるか……。スレッタ〜、泡盛コーヒーおかわり〜……」

  • 10二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:30:09

    スレッタ「ちょっと待ってくださいね。えっと、比率は1:1でーーはい、どーぞっ! 」

    ミオリネ「ありがと。……ふー、沁みるわ〜」ズズッ

    スレッタ「……ところでミオリネさん、わたし今とってもイヤな予感がするんですよ。具体的には、このタイミングでプレゼンを始めるという事実が怖いです。いっそお花を摘みに出て、そのまま上層のバーで呑み直すのはどうですか? 街側は夜景が、海側は星空が綺麗らしいですよ?」ボソボソ

    ミオリネ「それは絶対ダメ。それに、新製品に関する話をスルーするわけにもいかないでしょ。ほら、アンタも聞くの。アンタのために作った会社なんだからね」

    スレッタ「むぅ……。ホントに大丈夫でしょうか……」

    チュチュ「あー、あー。ぇへんっ。ーーあーっと、GUND技術を医療に導入し、元の手足同様、自由自在に動かせる義肢開発を続けてきた我々株式会社ガンダムですが、従来の非GUND義肢では超高級生体義肢にしか搭載出来なかった外部刺激による不随意反射を、昨今のジェターク社との技術交流によって得たAI技術で再現・導入する事に成功しました」

    ミオリネ「……ああ、あのケモミミの応用ね。単一制御じゃなくて、GUNDと並列運用する事にしたんだ。……それはそうと、何でそんな格式張ってんのよ。いつも通りざっくばらんに話したら?」クピッ

    チュチュ「身内以外も居るからだよ!! いーから放っとけ!」

    アリヤ(この場の社員はもう殆ど地球寮勢との関係性を知ってるから気遣う理由は……これもアルコールのせいか)

    チュチュ「……えー、気を取り直して、あのなりきりセットの尻尾。実はアレは専用インナーを介したアタッチメントレス義肢の試作型だったわけですが、この度ついに、重量や形状、発熱等の、いわゆる長時間使用における課題を改善した、衣服と着心地の変わらないGUND対応インナーの実用化に漕ぎ着けました」

    ミオリネ「へー。私がそれ初耳ってことは、ホントに極秘でやってたわけね。あとは義肢の軽量化と、かかる重量を接面以外に流す技術の目処が立ったら、本格的に『着るGUND』も作れそうじゃない」

    スレッタ「着るGUND……ですか? 衣服を纏うようにGUNDを〜じゃなくて?」グビ

  • 11二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:32:16

    ミオリネ「そ。カルド博士の理想は今の世代じゃまだまだ価値観が追いつかないし、地球の日常場面ではアタッチメント装着手術無しの低コストなやり方が合ってるから」

    チュチュ「あーっと、そちらも実はそこそこ進んでいます。さっきから担当者が酔って妄言吐いてるんで詳細は後日になりますが、現状デリケートゾーンを覆わないタイプのインナー型全身サポーターでなら、肉体に埋設するタイプのアタッチメント無しで二つの義肢を同時に装着可能です。もっとも、これはまだ日常生活用なので、肉体労働の場で使えるパワータイプの義肢は運用範囲外ですし、運用の際はサポーター用も含めて、大容量バッテリーの需要が生まれると考えられます」ペラッ

    ミオリネ「バッテリーならグラスレー系列か、今ならブリオンかなぁ……。今度セセリア辺りに聞いとくわ」

    チュチュ「つきましては、この随意・不随意の制御機能を搭載している事がどれほど凄い事なのかを、見た目にも機能的にも分かりやすく周知するため、新たな試作GUND義肢を作成したのです、が……なーおい、マジでこれ見せんの……?」チラッ

    モブ社員ズ「…………」b

    ミオリネ「んー? 何よ、見本あるなら見せてよ?」

    チュチュ「………………はい」ゴトッ

    ミオリネ「…………んん?」ドヨッ

    チュチュ「……えー、こちらが、不随意反射AIを搭載し、GUND-ARMの身体拡張操作機能と、外部刺激による反射パターンを無数に盛り込んだ、下半身用軽量インナー対応の新型試製GUND義肢……」ドヨドヨ

    ミオリネ「………………………」ゴシゴシペチペチ

    チュチュ「部内コード『GFF-001CA』……通称GUND棒……いわゆる、アレのコーカソイドタイプ……です……」ダラダラ

    モブ社員ズ「…………」ドヤァ

    ミオリネ「…………なんだ、現実かぁ」グッタリ

  • 12二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:34:08

    まったりPart4まできましたね

  • 13二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:39:23
  • 14二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 10:06:48

    ついに登場...GUND棒

  • 15二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 13:28:58

    ふんふんって読んでたらGUND棒で噴きそうになった

  • 16二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 22:31:04

    やはり技術の発展は戦争とエロが支えている

  • 17二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 02:08:06

    こんなとこでGAND棒のプレゼンすなw

  • 18二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 05:57:23

    試験と称して真っ先に社長夫婦が使うと見た

  • 19二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 08:36:14

    >>11

    アリヤ「……なるほど、これは子どもたちには見せられないな……。絶対はしゃぐぞ……」


    スレッタ「…………ぅわ、すっご……スジとかあって、コミックのホンモノより全然生々しいです……」チラッチラッ


    オジェロ「つか、カタチ露骨過ぎじゃね? タマまであんじゃん」


    ヌーノ「にしてもデケーな。誰イメージだよ?」


    てぃる「マルタンだ」グビ


    マルタン「僕のはあんなに大きくないからね!? っていうかコーカソイド系だって言ってたよね!? ……あー、もういいや! そもそも誰の〜とか考えるの生々しいからやめない!?」グビグビグビ


    リリッケ「私たちが知ってて、多少なりとも関係あるコーカソイド系の男性っていうと……ジェタークCEOとか、シャディクさんでしょうか? ……どっちも大きい……あっ、身長の話ですよ!?」<ナルホド、グエミオbss…


    マルタン「聞いてないし考えてないからね!?」<イヤ、フタリデntr/bssスルムコドノデハ…


    ミオリネ「えっ。待って。いやコレ、一体どうするつもりなのよ? GFF-001CAって何? いやCAは分かるし、最初GはGUNDのGよね? 私の想像通りだとFFがあまりにアレ過ぎない? えっ、もしかして売るの? 私またインタビューとか受けるの? コレ持っていって自慢の商品ですってやるわけ? 下手したら大炎上しない? 私の脚目当てで見てたちょっと不純なお茶の間が凍りつかない? っていうか001ってことは既に次の計画もあるの? CAってことはまさか他のバージョンも出すの?」ズズッ


    スレッタ「ミオリネさんミオリネさん!FFって何ですか!? 何かのイニシャルですか!?」


    ミオリネ「多分flesh fluteの略で……しまった!? 忘れてスレッタ、忘れなさい!!」


    スレッタ「ふれっしゅ……ふるーと……? お肉の、笛…………ふぇっ!? ミオリネさん何でそんなの知ってるんですか!? やらしいです!! 私のお嫁さんがやらしくてかわいいです!!」キャーミオリネサンノエッチー!


    ミオリネ「あぁもううっさい気にすんな! 私にだってそういう知識ぐらいあるわよ!! ていうかコレ何!? 説明しなさい説明!!」カンッ

  • 20二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 09:19:19

    これだけ酒が入ってるのに即座にツッコミどころをこれだけ挙げられるのは流石すぎるな

  • 21二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:31:58

    てぃるマルタンリリッケのジェットストリームアタック好き

  • 22二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:39:16

    ティルができあがっている

  • 23二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 08:39:14

    >>19

    チュチュ「あー……。従来のヤツは感圧センサーで多少大きくなる程度で、代わりに本物には無い異形を搭載した玩具だったらしーんだけど、コレはGUNDフォーマット操作と受動でAIが反応する分ホンモノに近くて、色々相互に楽しめる仕様とかでな? 代わりに玩具的な機能は排除してあるけど、いわゆる本来なら女性同士では成立しないタイプの睦み合いを相互に行うことに特化した代物っつーか……」シドロモドロ


    スレッタ「ちなみに、玩具的な機能ってどんなのをイメージすれば良いんですか?」


    チュチュ「そーだなぁ、振動したり、イボやピアス付いてたり、回転したりなんてのはねーな。マジでソフトっつーか、ほぼ本物をポン付けするようなもんだと思っていい。表面素材も混成シリコンのうち粘膜同然のを採用した」


    ミオリネ「そんな話が聞きたいんじゃないわよ!? いい? コレがとんでもないポテンシャル秘めてるのは私にも分かるのよ。先端技術を組み合わせてブレイクスルーを達成した奇跡の一品だわ。……なんっでよりによってGUND棒でこんな……こんな……!!」ダンッ


    チュチュ「ま、まぁあーしも企画書持ってこられた時は絶句したけどさー、性能スゲーのは事実だし……」


    ミオリネ「だから困ってるのよ……。まず宣伝の時点で私が致命傷負うよね? もちろんアンタたちも。私たちコレで愛し合ってますとか、私が作りましたとか、花婿のテクで花嫁もうっとりとか宇宙中に拡散するのよ……」


    チュチュ「ま、まー、そうなるわな……。新型出る度に、これで社長も一発で昇天とか、間違いなく言われるだろーな……」


    ミオリネ「もちろんアンタたちもね。顔知られてるヤツは実験名目で絡まされるの確定だから」ハァ


    オジェロ「オレ、男でよかった……」


    ミオリネ「分かってないわね。ーーアンタ、チュチュかリリッケに掘られるコラ作られるから。しかも、目ェひん剥いて大口開けて悲鳴あげてるようなの。コレ、そういう需要を満たせる新機軸の製品だから。ちょっと物足りなかった女の子同士だけじゃなくて、ちょっとアブノーマルなこと試したいって男女カップルの興味もそそるし、一人で二本挿しとか出来るようになる頭悪い可能性まで秘めてるから。GUNDとAI制御の併用って、なりきりセットの時は出来なかった感覚の混線問題を解決したって意味だからね」

  • 24二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 14:47:43

    実演動画の撮影タイムだ!

  • 25二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 20:19:09

    CEOも同性結婚だからね
    CEO婦妻も納得!とか趣味と実益!とか言われちゃうんだ

  • 26二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 23:19:27

    女攻め需要ですね分かります

  • 27二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 04:13:43

    社長自ら実演すれば安心安全アピールできますね

  • 28二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 08:35:03

    >>23

    スレッタ(おぉ、一人で二本挿し……なんかすごそう……)ゴクリ


    ヌーノ「ま、まー、男同士じゃねーだけマシだなー。……多分」メソラシ


    ミオリネ「相手が異性だからまだいいみたいに思ってるみたいだけど、多分コレ応用すればGUND-HOLEとか作れるから、自分一人でビクンビクンしてるコラが生まれる日も遠くないよ。本番のフィックスは怖いけど興味はあるって女の子が両方揃えてサルになる未来が見えるわ。……バカが一人で複数繋いで限界目指すとかやって死亡事故とかも出そうだし、ホントどうしよう」トクトク


    チュチュ(たしか他の企画書にそんなのがあったような……)


    アリヤ「そ、それでも売るのか……?」


    ミオリネ「だってもう完成しちゃってるわけだし、他社が可能性に気付いて後追い研究で作り始める前に売らないと損でしょ……。広報的には惜しいけど、やっぱりインタビュー無しでいこうかな……」チビチビ


    チュチュ「あー……。実はその、まだもうひとつ機能があってだな……」


    ミオリネ「…………分かった。それが目玉なんだ」


    チュチュ「目玉かは人次第だろーけど、まぁ、はい」


    ミオリネ「私がまだ理性的に判断出来るうちに吐け。玩具的な機能は無いって言っておきながら、何を仕込んだわけ?」


    チュチュ「…………シン……」


    ミオリネ「はぁ? なんて?」


    チュチュ「……専用カートリッジを装填すると、生きた合成精液を出せます。もちろんきちんと精製しているので妊娠も……」


    ミオリネ「誠に遺憾ながら、この企画はボツと認定しました。はい、解散!!」ガンッ

  • 29二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 12:04:13

    ミオリネのえろ知識の豊富さに驚愕

  • 30二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 12:11:16

    現在でもips細胞とかから精子を作る技術は存在するからなあ(遠い目)

  • 31二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 17:03:08

    ミオリネはむっつりスケベか...

  • 32二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 23:06:01

    GUND-HOLEは草
    GUNDが臓器もイケるばっかりに…

  • 33二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 08:29:53

    >>28

    チュチュ「待て待て待て待て! 怒る気持ちは分かるがまー聞け、これウチを介さないと使えない機能だから! 純粋かつ完全に子どもが欲しいパートナー用の機能だから!!」


    ミオりネ「アンタねぇ、これ性犯罪起きるかもしれない案件よ!? あんまりテキトー言ってるととんでもないペナルティが待ってるからね!!」グビグビ


    チュチュ「目ェ据わってて怖えーよ!? コレ肝はカートリッジで、双方がユーザー認証されてないとカートリッジが溶けなくて合成精液が出ねーから、この状態での妊娠は99.9999999%ありえねーんだよ」


    ミオりネ「……ふぅん?」ジト


    チュチュ「ウチにパートナーと一緒に来て、二人でコレにユーザー登録して、精製したカートリッジ受け取って、その上で使用期限内に使わないと妊娠しねーの。正しく使っても普通の男女の妊娠確率と同程度だから、マジで悪用出来る代物じゃねーの。いや、しようと思えばいくらでも出来るけど、それは既存の物でも出来る悪用方法っつー話だ」


    ミオりネ「双子は?」


    チュチュ「……は?」


    ミオりネ「双子は遺伝子的には同じ存在だけど、パーメット認証はちゃんと別々にされるわけ?」グビグビ


    チュチュ「…………スレッタ。おめーエアリアルに乗ってた時って、機体側からはエリクトとして認識されてたりしたんだっけ?」


    スレッタ「えぇと、どうなんでしょう……? 私、エリクトよりデータストーム耐性低い上、なんか身体は丈夫なんで、エリクトベースに何かしら弄られてて、遺伝子的には別人って可能性もあるといいますか……」


    チュチュ「んー、これだと開発関係者に聞くしかねーな……。ベルメリアさん、その辺どーなんです?」


    ミオりネ「はぁ?」


    ベルメリア「双子は基本的にパーメット認証コードも同じになるから、万全を期すなら解除コードに指紋や掌紋、虹彩認証のいずれかを同時に取り入れた方が良いわね」


    ミオりネ「カートリッジ式の合成精液なんて高度な生命工学系の技術をどこから持って来たのかと疑問に思ってたら……!!」ダンッダンッ

  • 34二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 08:33:14

    おや?社長の様子が・・・

  • 35二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 18:14:03

    ベルもおったんか...

  • 36二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 18:22:03

    >>33

    ベルメリア「仕方なかったのよ……。こっそり開発に協力すれば全部水に流すって彼に言われてしまって……」クピッ


    ミオりネ「あんのタラシマネキン……。今度会ったら遠隔でGUND-HOLEとGUND棒二組繋いでヒイヒイ言わせてやる……!」グビ


    スレッタ「ダメですミオリネさんがそういう事シていいのは私にだけです!! 代わりに未開のジャングルに送り込んで、現住部族に伝わる秘薬とか収集してもらいましょう!」


    アリヤ「ず、随分スパルタだな? 彼にも色々助けられただろうに」


    スレッタ「それ以上に色々あったんでノーカンですっ! というかミオリネさん、さっきまで嫌がってたのに売る気なんですか?」


    ミオりネ「GUND棒で妊娠させる事件が起きるリスクが低いならまぁセーフかなぁってね。……それに、人工授精はちょっと怖かったし」クピッ


    スレッタ「怖い……というと?」


    ミオリネ「……排卵させてからね、身体の中にパイプ突っ込んで、注射針で中の体液吸い出して卵子を取り出すのよ。それで受精させたのをまた身体に戻すの。着床するまで何回もね。……怖くない?」


    スレッタ「……………………コレ、使いましょう! 普通に赤ちゃん出来るように私、頑張りますからっ!!」フンス


    ミオリネ「スレッタ……」


    スレッタ「そんなの私だって怖いです。っていうか、そういうのはちゃんと話して下さい。今回はたまたま良いところに落ち着きそうですけど、不安ならまず、やる・やらないから考え直したいです。私、ミオリネさんに辛い思いさせたくないですから」ギュッ


    ヌーノ(この場合頑張るのはミオリネだけどなー)


    オジェロ(言うな、俺たちは空気に徹するんだ。今茶々入れっと、いずれマジでGUND-HOLEの実験台にされるぞ)


    まるたん「そんなこといって〜、いつもスレッタが社長をヒイヒイ啼かせてるんじゃないか〜!!」グビグビ

  • 37二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 21:49:14

    マルタンはいいやつだったよ…

  • 38二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 22:56:50

    マルタンもいってしまったか

  • 39二次元好きの匿名さん23/10/22(日) 08:13:14

    >>36

    ミオりネ「……まぁ、いいわ。とりあえずこの……GFF-001CAだっけ? コレはセキュリティをより厳重にする前提で商品化を決定します。他にも何か気付いた点があったらすぐに提起するように。あと、正式発表まで絶対に情報を外に漏らさないこと。きちんと筋道立ててやらないと大騒ぎになりかねない案件だから。いいわね?」ハーイ


    ミオりネ「よし。ーーじゃあ、新商品が受け入れられる事を祈って、皆で呑み直すわよー!!」カンパーイ!!


    スレッタ「ーーミオリネさんミオリネさん。さっきのお話、その……これからは、そういう事も含めて関係を深めちゃうってことで……いいんです、よ、ね……?」ソワソワ


    ミオりネ「深めるも何も、私は最初からそのつもりだから、やり方以外何も変わらないっての。ああでも、まだ安全面とかの検証も必要だから、最低でも半年から一年はかかるんじゃない?」クピッ


    スレッタ「一年……。なんか、言葉にすると長いですね……」


    ミオりネ「飽くまで商品化にかかる時間で、実際に妊娠して産むのにはもっとかかるけどねー。……あれ、スレッタ? もしかして泣いてる?」プハー


    スレッタ「いえ……なんか、嬉しくて。……その、私たち、一緒に居て、お互いの気持ちが重なってるのは間違いないんですけど、今まで目に見える形での変化ってあんまり無かったじゃないですか? だから、その、ホントに二人の赤ちゃんを抱く日が来るんだって意識したら、なんかジーンとしちゃって……」ポロッ


    ミオりネ「……そーね。そういう意味では、ちょっと感慨深いわね。ーー気に入らない所もあるけど」


    スレッタ「ふぇ?」


    ミオりネ「だってコレ、新企画って体だけど、明らかに私たち向けに作られた物でしょ!? プライベートな婦婦生活に他人の干渉が入るの、なんか癪じゃない!? 子作りフィックスなんて大事なステップを把握されてて、ステップアップのやり方までプロデュースされてるって考えたら、息が詰まるっていうより単純に気持ち悪いでしょ!?」カンッ


    スレッタ「…………はっ、た、たしかに!? でもでも、こう、皆さん身内付き合いしてるような所もありますから……」


    ミオりネ「それは分かってるから不満は飲み込んだの。……だからまぁ、私かアンタが自分で思い付いて、二人で相談して、それから開発に着手したかったなって……まあ、それだけ」

  • 40二次元好きの匿名さん23/10/22(日) 16:12:35

    子作りまでプロジェクト化されてるのはたしかに嫌かも

  • 41二次元好きの匿名さん23/10/22(日) 22:08:12

    いい話だ
    それはそれとしてミオリネも出来上がりつつある

  • 42二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 02:53:39

    生殖機能の無いGAND棒は前からあったんかね?

  • 43二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 07:07:23

    >>39

    スレッタ「……そう、ですね。お互いを想い合ってても、やっぱり二人だけで完璧には出来ないって事なんでしょうね」


    ミオりネ「理想の形なんて人それぞれだし、そもそも恋した相手と妥協無く結ばれる人間なんてひと握り。そのまま上手くいくケースはもっと少ない。ーーそれを思えば、私たちは凄く恵まれてるのよね。……ふふっ」ピトッ


    スレッタ「はい、本当に……。あっ、ミオリネさん、お酒大分回ってきてませんか? ほっぺがあったかくなってきてますよ?」サス


    ミオりネ「そーね……。気を張ってたから頭は回ってるけど、ちょっと飲み過ぎたかも」


    スレッタ「えへへ、お仕事お疲れ様です。じゃあ、今夜はそろそろ休みますか? 」


    ミオりネ「ん……。歩けるうちにそうしようかな……。スレッタはまだ皆と飲んでる?」


    スレッタ「私も一緒に休みます。今日は朝からいっぱい呑んじゃいましたから」


    ミオりネ「そっか。……あれ、エリクトどこやったっけ?」


    スレッタ「ふぇ? えーっと……あっ、さっきどこかのお酒に放り込んだような……」キョロキョロ


    ミオりネ「何やってるんだか……。あれ、私の受信機オフになってる。スレッタは……アンタいつの間に受信機外してるのよ……」カチッ


    スレッタ「全然覚えてないです。エリクト〜どこ行ったの〜? もう怒ってないから、反省して出ておいでよ〜」キョロキョロ


    エリクト「……ケテ……タスケテ……」


    ミオりネ「あっ、何か言ってる。エリクト? 助けてってどうしたのよ? 何か変な虫でも出た?」


    スレッタ「う〜ん? たしかちょっと大きな瓶に入れた筈なんですけど、すっごい怒ってたからよく覚えてないなぁ……。一体どこに……あっ……」キョロキョロ

  • 44二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 16:14:44

    ハブ酒にでもぶち込んだか?

  • 45二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 23:19:29

  • 46二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 08:03:25

    >>43

    エリクト「ーーだれかぁ〜……たすけてぇ〜……。なんかずっと怪獣みたいなのに睨まれてるんだよぉ〜……」チカチカ


    ミオりネ「ん? スレッタ、エリクト見つけたの?」


    スレッタ「は、はい。そうなんです、けど……」ダラダラ


    ミオりネ「……何これ? 中になんか……えっ、うっそ、ヘビ!? ヘビ入ってるの!?」ガタッ


    にか「はっ!? ねてない、ねてないよぉっ……!?」ビクッ


    アリヤ「おや? 起きたのかニカ。目覚めのかき氷を食べるといい。急がないと溶けてしまう」


    スレッタ「ひえぇっ……!? 毒ヘビ!? もしかして毒ヘビですかコレ!?」


    チュチュ「おいおいバカ言うなよ〜。ヘビ酒なんてただでさえ珍妙なモンに毒ヘビぶち込むなんてそんな毒ヘビだぁあぁぁあぁあっ!? ハブ!! 毒ヘビって書いてあんぞオイっ!?」


    まるたん「毒ヘビ酒だって!? ニカめ、僕に一服盛って目撃者を消すつもりなんだな!?」


    てぃる「そうだ」グビッ


    ヌーノ「やべーマルタン黙らせんぞ! さすがに外聞悪過ぎだろ!!」


    オジェロ「わり、オレまだ立てねーんだわ」


    リリッケ「普段頼りになる人たちが壊れててどうにもなりませんよぉ〜!!」


    ーー幸せな宴会の風景。私もあと一回り若ければ……なんてねーー

  • 47二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 10:13:37

    ベル浸ってないでなんとかしろ

  • 48二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 19:41:59

    平和な宴会なのに会話が物騒

  • 49二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 23:33:25

    エリクトを漬けた酒はパーメットが溶け出して独特の効能がありそう

  • 50二次元好きの匿名さん23/10/25(水) 01:31:26

    ゲーミングハブ酒爆誕

  • 51二次元好きの匿名さん23/10/25(水) 07:40:53

    スレッタ「ーーふわぁ〜……。楽しかったですねぇ、社員旅行」ゴロリ

    ミオリネ「そうね。なんだかんだで初日の宴会がハイライトだった気がするけど」ガサゴソ

    スレッタ「そうですか? あそこ凄かったじゃないですか。ほら、ちゅらららん水族館。20メートルの人喰いザメなんてホントにいるんですねぇ。沢山いればゴジラにも勝てそうでした」

    ミオリネ「あのホオメジロギリジンベエザメとかいうのでしょ? アレ、汚染で生まれた突然変異種が交雑しながら増えた可能性が高い駆除指定生物って書いてあったじゃない。あんなの展示していいのって感じするわ。しかも野生の奴がまだまだ沖の方に棲んでるって話だし、地球の海って怖いわ」

    スレッタ「……なるほど。汚染の危険があるから、あのサメのフカヒレがメニューに無かったんですね」

    ミオリネ「アンタ、水族館を食材の生簀か何かと勘違いしてない……? それに、単純にマズいだけかもよ? 同じぐらい大きいダイオウイカも美味しくないらしいし、あれぐらい大きくなると味が悪くなるのかも」

    スレッタ「でもでも、クジラさんは美味しいらしいですよ?」

    ミオリネ「あれも好き嫌い分かれるらしいけどねー」

    エリクト「……ねえ、おふたりさん。夜中に楽しく話してるのはいいんだけどさ、そろそろ僕を外に出してくれないかな? かれこれ一週間も酒風呂に浸かってこの強面の同居蛇と面突き合わせてる僕の身にもなってくれない?」チカチカ

    スレッタ「ごめんねエリクト。釣り針は傷付けちゃいそうで使えなくて」

    ミオリネ「色々頑張ったけど出てこなかったし、あとはもう飲み切るしかないから、しばらく我慢して出汁でも絞り出してなさいよ」

    エリクト「そんなの出るわけないだろ!? そもそも、中身を別の容器に移せばいい話じゃないか!!」

    スレッタ「その……私、ヘビさんが怖くて……」

    ミオリネ「絶妙に触りたくないビジュアルしてるのよね……。あんなのがうっかり瓶の口から顔出しでもしたら……」ブルッ

  • 52二次元好きの匿名さん23/10/25(水) 16:22:54

    そんなサメが居るならやべぇクジラも居そう

  • 53二次元好きの匿名さん23/10/25(水) 23:14:48

    ようやく瓶から出られてもしばらく酒の匂い取れなさそう

  • 54二次元好きの匿名さん23/10/26(木) 09:07:33

    ヘビは無理でもハブ酒は飲めるのか...

  • 55二次元好きの匿名さん23/10/26(木) 11:21:24

    >>51

    スレッタ「やめてください想像するのもイヤですっ!」


    エリクト「ははは、スレッタは怖がりだなぁ。僕? 生身だったら今ごろ泣いてるよ、多分」


    ミオリネ「へー。アンタ好奇心の塊みたいなのに、こういうのはダメなんだ」ゴソゴソ


    スレッタ「実は耳年増でもあるんですよ。エリクトがまだエアリアルだった頃、ミオリネさんとシたいシチュエーションのイメージを求めてアーカイブ漁ってたら、なんか綺麗にジャンル分けされた詳細な検索タグリストを見せてくれてですね……」


    エリクト「スレッタ。お姉ちゃん一生のお願いカード切るから、アーカイブに関する話題には触れないで欲しいな……。時間だけは腐るほどあったから便利機能を充実させ過ぎちゃっただけなんだけど、どう反論しても薄っぺらくなるのは僕も分かってるんだ……」


    ミオリネ「アンタたち二人とも悲しくなるカミングアウトやめなさいよ……」


    スレッタ「でもですよ、ミオリネさん。私が思うに、お嫁さんとこんな風にシたいって欲は誰にでもあって然るべきじゃないですか」


    エリクト「だからって、学生、同級生、同性、婚約者、銀髪、色白、美人、小柄、もやし、バリネコ、スレンダー、お尻、脚で検索かけるのどうかと思うよ。しかもヒットしたのはある種の奇跡だと思う」


    ミオリネ「だからやめなさいって。……家の近くの麦畑とかにも出るかもしれないのが嫌なのよね、ヘビ……。帰ったら家の近くに出るか調べようね」


    スレッタ「うぅ、はい……」


    エリクト「だからそんなのと面突き合わせてる身にもなってよ! だいたい呑めるならちょっと触るかもしれないぐらい別にい」ブツッ


    ミオリネ「お酒に罪は無いからいーのよ。家に帰ったらちゃんと方法考えるから、そろそろ黙ってなさい。ーーじゃあスレッタ、コレに着替えて」


    スレッタ「ふぇ? 着替えですか? こんな時間にどう……し……」ヒュッ


    ミオリネ「私も着替えてくるから。ーー最終日だし、行くよ。夜景の綺麗なフロアバー」

  • 56二次元好きの匿名さん23/10/26(木) 21:20:29

    アフロバーに空見したw

  • 57二次元好きの匿名さん23/10/26(木) 23:29:50

    検索ワードェ…
    せめてもやしは外せ

  • 58二次元好きの匿名さん23/10/27(金) 02:30:20

    萌やしだから外せないよ

  • 59二次元好きの匿名さん23/10/27(金) 14:23:23

    締めは綺麗なカクテルで

  • 60二次元好きの匿名さん23/10/27(金) 23:19:12

    バーでなに頼むんだろ

  • 61二次元好きの匿名さん23/10/28(土) 08:06:56

    ミオリネ「ーー右よし、左よし」ヒョコッ

    スレッタ「…………」

    ミオリネ「よし。やっぱり皆もう寝てそうね。行くよ、スレッタ。エレベーターまで素早く静かに」

    スレッタ「……ミオリネさんミオリネさん! 今の私たち絵面が酷いです! 真夏の沖縄のホテルで、薄手のロングコートの裾から生足晒した女の子二人が夜中にコソコソ歩いてるの、なんかすっごいインモラルな香りがしますっ!」

    ミオリネ「はぁ……? アンタさぁ、さすがに発想がやらし過ぎない?」

    スレッタ「やらしいのは今の私たちの格好と行動ですっ!」

    ミオリネ「コートの下考えなさいよ。他人に見せるの躊躇うのも仕方なくない?」

    スレッタ「そっ、そんなことない……です、よ? ま、まあ、私はちょっと大きくなり過ぎちゃいましたけど、ミオリネさんは変わらずというか……その……」モジモジ

    ミオリネ「変わってなくて悪かったわね……。いいよね、アンタは。胸、昔よりちゃんと育ったもんね……」

    スレッタ「わ、悪い意味じゃないんですよ!? っていうか、その、今日は正直ちょっと別方向で感動すらしてるというか……ふへへぇ……」ゴニョゴニョ

    ミオリネ「ふふ……。私も背は伸びたのに、胸はほぼ据え置き……。対するアンタはといえば、食べられなかった時期もあるのに二回りも三回りも育っちゃって……」

    スレッタ「だ、大丈夫、ですっ! 前にアリヤさんが言ってました、母乳の量はお胸の大きさに左右されないって!!」

    ミオリネ「待って、ホント待って。どうしてそんな話になったのよ。っていうか、アンタの周囲で近い将来に産む予定のある胸貧しい女って私以外にいる? ……アンタまさか、私の胸が貧しくてきちんと赤ちゃん育てられるか不安だ〜なんて皆に相談したわけ?」

    スレッタ「………………えへへぇ……」メソラシ

    ミオリネ「…………泣きたい」

  • 62二次元好きの匿名さん23/10/28(土) 16:51:47

    ボインタヌキ

  • 63二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 00:12:10

    スレッタはEかFくらいありそう

  • 64二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 08:11:07

    >>61

    スレッタ「アリヤさんに弟子入りして、赤ちゃんのために一滴残らず搾れるよう勉強するつもりだったんですけど……必要無かったみたいですね」


    ミオリネ「努力の方向っていうか、前提から間違えてるし……。私の胸をティコみたいに伸ばして魔改造する気だったわけ……?」


    スレッタ「出産前後で体型が変わる人って多いらしいですし、結果的にそうなっちゃうのかなぁって……。あ、それとですね、私、初めてのお乳は飲んでみたい、です……」エヘヘ…


    ミオリネ「アンタはそうやってアブノーマルな事ばっかり覚えてくる……」


    ニカ「ふん、ふん、ふふーん、ふん、ふん、ふふーん。ーーあ、こんばんは、二人と……」


    スレッタ「ミオリネさんカクテル好きですし、ミオリネさんのカルアミルクとか、ちょっと良くないですか? 赤ちゃんが飲みたがるものなんですし、きっと甘々ですよ」


    ニカ「……も…………」


    ミオリネ「良くない。っていうか、母乳って母体の血液みたいなものだし、甘くはないでしょ。あと、要は自分の栄養分けてるんだから、搾って新しく作ってを繰り返してたらドンドン疲弊する一方なんじゃないの?」


    スレッタ「ミオリネさんのならすっごい甘そうですけど……搾りすぎてミオリネさんがミイラに!?」


    ミオリネ「そうはならないと思うけど……」


    ニカ「……あのー、二人とも? 私の部屋の前で何してるのかな? あと、その格好は一体……?」


    スレッタ「にににっ、ニカさん!?」


    ミオリネ「あー……旅行のシメってことで、上のバーにね。……もしかして、今帰ってきたとこ?」


    ニカ「うん。いい雰囲気だったよ。今なら人もほとんどいないはず」

  • 65二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 17:17:53

    コートの中はまさかネグリジェなんですかあんたら...

  • 66二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:46:14

    色ボケタヌキ…
    いい母乳は青白くてほのかに甘いらしい
    人体の神秘

  • 67二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 02:14:41

    ニカが正気に戻った

  • 68二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 05:59:23

    ほしし

  • 69二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 08:34:20

    >>64

    スレッタ「ミオリネさん、急いで行きましょう! ニカさんはまだしも、知らない人に今の格好を見られるのイヤですっ!」グイッ


    ミオリネ「あ、こらスレッタ引っ張るな! 私ヒールだから走れなっ……あっ……! じゃあニカ、おやすみ!」ワタワタ


    ニカ「あんまり飲み過ぎないようにね〜。そのメイク落とさず寝たら明日が大変だよ〜」


    スレッタ「おやすみなさーい! ミオリネさん、早く早く!」


    ミオリネ「だから走れないんだってのっ! ちゃんと聞けこのイノシシたぬきっ!」


    ニカ「…………どっちの発案か知らないけど、ロマンチックだなぁ」


    ーーーーーー


    スレッタ「ーーおぉ〜! さすがホテルのフロアバー、広いですねぇ。間接照明がいい雰囲気出してますよ!」キョロキョロ


    ミオリネ「そうね。外はガラス張りになってる。席も中央のカウンターとテーブル席だけじゃなくて、島みたいに幾つもカウンターがあるみたい」ゴソゴソ


    スレッタ「外周には屋外席もありますね。あっ! あそこ、ドローンの発着場になってます! 私たちが飲んだお酒、あそこから来てたんですね!」


    ミオリネ「えっ、本当だ……。もっと下から来てると思ってたわ。出しづらい一部のメニューだけここからって事かもね。あ、これよろしく」コートヲオアズカリシマス


    スレッタ「あ、私もっ! 私のもお願いしますっ! もー、ミオリネさんだけズル……」ヒュッ


    ミオリネ「そりゃこんな暑苦しいの、着いたんだからさっさと脱ぐでしょ。……どうしたのよ?」


    スレッタ「い、いえ、その……今日のミオリネさん、とっても綺麗だなって……一瞬、言葉が出なくなっちゃって……」グスッ

  • 70二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 18:39:05

    イノシシタヌキは新しい

  • 71二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 22:59:05

  • 72二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 03:24:46

    コート脱いでも問題無い格好だったんかい

  • 73二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 08:37:26

    >>69

    ミオリネ「えぇ……? たしかに好きだとは言ってたけど、泣くほど……?」


    スレッタ「はい……。なんか、すっごく懐かしいです。まるで学園時代に戻ったみたいで……」


    ミオリネ「私も同じ気持ち……って言うのは無理あるわ。アンタ、顔にうっすらたぬヒゲ生やしちゃってるし」


    スレッタ「たぬヒゲ!?」


    ミオリネ「このデータストーム痕で、アンタのたぬき度かなり上がってるのよね〜。……で、わざわざコレ着て欲しいなんて、一体どうしたのよ? いくら懐かしいって言っても、あの頃よりちょっと大人っぽくなってるし、ミスマッチじゃない?」ムニムニ


    スレッタ「いえ、あの頃と変わらず似合ってますよ。ーーすっごく、似合ってます」


    ミオリネ「そ、そう。そこまで直球で言われると、やっぱり照れるわね」


    スレッタ「……似合ってます、本当に」


    ミオリネ「そんなに何度も言う事? ホント、何を噛み締めてるんだか」


    スレッタ「あの頃の私、いつも他のことに気を取られて、大事なことに気付くのが遅れて、たくさん取りこぼしちゃいましたから。でも、今なら……いえ、今だから分かります。どんなに脈絡無くても、気付いた時に言わなきゃいけなかったんだって」


    ミオリネ「ふーん。……で、何に気付いたって?」


    スレッタ「ーーミオリネさん、その素敵な青いドレス、ミオリネさんの髪や肌によく映えて、最高に似合ってます」


    ミオリネ「……そ、ありがと」スッ


    スレッタ「ふぇ?」

  • 74二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 16:14:00

    ドレスならコートいらんやろ

  • 75二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 22:52:21

    あのドレス好き
    2人とも可愛かった

  • 76二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 23:41:03

    沖縄カクテルならアイランドフィールドが似合うな
    トマト使ってるやつ

  • 77二次元好きの匿名さん23/11/01(水) 08:33:11

    >>73

    ミオリネ「いつまでも入口で立ちっぱなしってのもね。ほら、手ぇ取って。しっかりエスコートしてよ、は・な・む・こ・さん。カウンターでもテーブルでも、なんならバルコニーでもいいから」


    スレッタ「えぇっ!? わ、わたしっ、そういうの分かんないんですけどっ!?」


    ミオリネ「あっきれた……。昔のドレス着て欲しい〜なんて頼んどいて、肝心な所で抜けてるんだから」


    スレッタ「そっ、それは、今日は私もドレスですし、えっと、えっと……そう! デキるお嫁さんの甲斐性に期待したいところです!」


    ミオリネ「調子のいいやつ……。ほら、ちょっと腕を前に出して、それで軽く肘曲げてスペース作る……そう、じゃ、腕組むよ」スッ


    スレッタ「お、おぉぅ……。なんていうか、この距離感から既にちょっとラブな雰囲気が出てるというか……」ピトッ


    ミオリネ「もうちょっと胸があれば、自然な感じで触れ合うんだけどね……。で、手ぇどうしたい?」


    スレッタ「ど、どうとは?」


    ミオリネ「私が肘の辺りを掴むか、それとも手を下ろしてお互い軽く握って指を絡めーー」


    スレッタ「握ります! 絡めますっ! ささっ、どーぞっ!!」


    ミオリネ「……まあ、いっか。こっちの方がカップルっぽいし」キュッ


    スレッタ「これは……! さっきと比較にならない恋人感ですよ……!!」


    ミオリネ「そーね。婦婦だと逆にここまではしないかも」ヒシッ


    スレッタ「でも私、これから先もずーっとこんなふうだと嬉しいです……! 欲張るなら、今日のこのドレス姿も、皆に見せちゃいたかったんですけど……」エヘヘ…

  • 78二次元好きの匿名さん23/11/01(水) 18:39:36

    バルコニーは蚊に刺されそう

  • 79二次元好きの匿名さん23/11/01(水) 22:02:56

    いい雰囲気になってきた

  • 80二次元好きの匿名さん23/11/01(水) 23:28:05

    しっとりタイムか

  • 81二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 06:00:30

    ほしゆ

  • 82二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 08:39:14

    >>77

    ミオリネ「恥ずかしいから嫌。学生時代は良くても、今だとはしゃいで見えるし。……あと、今更だけど、ちょっと背中開き過ぎ。あの頃の私、何考えてこんなの買ったんだか……」


    スレッタ「そんな浮かれたデザインには見えないですけど、たしかに背中はダメですね。ミオリネさんの身体をジロジロ見られるの、私もイヤです。……まあ、今日は知り合いもいないみたいですし、とりあえずカウンターにしましょう」


    ミオリネ「……そういえば、さ」


    スレッタ「はい?」ニギニギ


    ミオリネ「いずれ子どもが産まれたら、こうやって手を繋いで歩く機会も減るのよね」


    スレッタ「えっ? そう、ですか?」


    ミオリネ「当然でしょ。産まれてしばらくはおんぶしたり抱っこしたりベビーカー押したりで手ぇ塞がるし、歩けるようになったら二人で挟んで手ぇ繋ぐ形になるだろうし。アンタとの子どもだったら何人いてもいいけど、産んだら産んだだけ時間を取られるのよね。……二人だけで過ごす時間がどんどん減るのに、世の親ってどうやって婦婦関係維持してるんだろうね」


    スレッタ「…………」ニギニギ


    ミオリネ「……スレッタ?」


    スレッタ「ミオリネさん、どうしましょう……。いま一瞬……ホントに一瞬だけですけど、私、赤ちゃんいらないかもって思っちゃいました……」ブルッ


    ミオリネ「え、えぇ……?」


    スレッタ「考えてみたら私、お母さんは出張ばっかりで、一緒に過ごした時間ホントに短いんですよ……。もちろんお父さんもいません。だから親子ってそういうものだと思ってたんですけど……多分、普通はそうじゃないんですよね」


    ミオリネ「そうね……。私もクソ親父と比較したらお母さんとは長く過ごした方だけど、それでも忙しくしてたから、一般的じゃない方だと思う。アンタの方はなおさらね」


    スレッタ「ですよね……。私たちの赤ちゃんですし、絶対愛おしいと思うんですけど、それはそれとして、二人とも赤ちゃんにかかりきりになって、あの時みたいにミオリネさんと気持ちが離れちゃうのを想像したら、なんだかイヤな汗が……」

  • 83二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 19:08:30

    あえて一人の時間をつくるとか二人の時間をつくるのが大事とは聞くよね

  • 84二次元好きの匿名さん23/11/03(金) 00:22:50

  • 85二次元好きの匿名さん23/11/03(金) 02:46:32

    オカンとオトンがアレだから預けて2人の時間ってのも難しいしな

  • 86二次元好きの匿名さん23/11/03(金) 08:37:28

    >>82

    ミオリネ「妊娠、出産、育児みたいな家族の一大事って、普通そういうのが入り込む余地なんて無くない……? お互い初めての事だし、不安になる気持ちは分からないでもないけどさ、そこはきちんとコミュニケーションする時間を取ろうって方向にいくもんじゃないの?」


    スレッタ「…………はっ!? た、たしかにっ!?」


    ミオリネ「……アンタ、わりと重症なのかもね。理想の家族像とかある?」


    スレッタ「あー……。その、理想っていうか、ちょっとした憧れなんですけど……いつもお母さんがお家にいる、あったかい家庭……とか……」エヘヘ…


    ミオリネ「……ごめん。わたし社長だし、専業に転向はちょっと無理……」


    スレッタ「ち、ちがっ……!? その分は私が頑張りますって言いたくてですねっ!?」ワタワタ


    ミオリネ「ん。頼りにしてる。私もちゃんと愛情表現はするつもりだけど、足りてなさそうだったら私も娘もフォローしてよ」


    スレッタ「もちろんですっ! ……あれ? なんで女の子限定なんですか?」


    ミオリネ「アンタも私も女なのに、どこからy染色体が生えてくるのよ。……まあ、この件にはベルメリアさんが関わってるから、一概に否定するのも難しいけど」


    スレッタ「そう……ですね? あれ? じゃあ例えば、グエルさんとシャディクさんが二人で子どもを作ったら、必ず男の子が産まれるんですか?」


    ミオリネ「あえて因縁ある顔見知り同士を性別越えてまでくっ付ける仮定の是非は置いといて……男はxy染色体なんだから、普通に女の子だって産まれるわよ。……ねえスレッタ、アンタ赤ちゃんが産まれる仕組み、きちんと理解してる?」


    スレッタ「わっ、私だって分かってますよっ!? こここ、こうっ、ミオリネさんのめしべHOLEをトロトロにほぐしてから、GUNDおしべを擦り付けてドバッと受粉をですねっ!?」ブンブン


    ミオリネ「声が大きい! 誰も行為それ自体の事なんか訊いてないっての!! お義母さん、もう少し娘の性知識や情緒の発達に関わってやってよ……。我欲に素直な良い子に育ち過ぎてて、下手すると子どもが子どもを持つ状況になりかねないじゃない……」


    スレッタ「えぇっ!? 私をこんな風に育てたのはおおむねここ三年のミオリネさんじゃないですかっ!? 学生時代の私は表向きもうちょっと貞淑だったはずですよっ!?」ボソボソ

  • 87二次元好きの匿名さん23/11/03(金) 09:46:54

    色ボケたぬき…

  • 88二次元好きの匿名さん23/11/03(金) 17:19:21

    >>86

    ミオリネ「本当に貞淑な奴はね、憔悴しきったメンタルをお風呂で回復させてる最中にいきなり我慢出来なくなったりしないの」


    スレッタ「アレはミオリネさんと間が悪かっただけです! それはそれとして許してくれて嬉しかったですし、最高の時間でした! ……実のところ、出撃してからふと‘‘まだアレ実はB止まりなんじゃないか’’って事に気付かなかったら、もしかすると生きて帰れなかったかもしれないんですよね……」


    ミオリネ「………………まぁ、アンタを繋ぎ止める楔になったならいいか」


    スレッタ「えへへ、お嫁さんが優しくて幸せです……。今夜は色々お話ししたいので、とりあえずテーブル席にしましょうか。んっしょ、っと。……夜の海って怖いですねぇ。真っ黒でうねってて、宇宙より吸い込まれそうです」


    ミオリネ「テーブル席なのに隣り合わせに座るの? 別にいいけどさ」


    スレッタ「同じ位置から同じ景色を見たいんです。それに、向かい合って座っちゃうと、ミオリネさんから目を逸らせなくなりそうで……」


    ミオリネ「そ。……昔はあっちこっちに目ぇ逸らしてたのに、アンタもだいぶ人と目を合わせるのに慣れたよね」


    スレッタ「そうだけどそうじゃないです。今日のは……」


    ミオリネ「今日のは?」ニヤニヤ


    スレッタ「……あっ! その顔! ホントの理由分かってるクセに、わざと昔の話持ち出したんですね!?」


    ミオリネ「教えなーい」クスクス


    スレッタ「うぅ〜! 今日のミオリネさん、ちょっとイジワルですっ!」


    ミオリネ「そういうのも含めて幸せなんでしょ? ほら、存分に噛み締めたら?」ゴチュウモンノカクテルニナリマス


    スレッタ「あれ? いつの間に注文したんですか?」

  • 89二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 00:16:29

    生きて帰れたけど後遺症で大変だしベストなタイミングだったね

  • 90二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 06:46:42

    カクテルキター

  • 91二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 08:11:05

    >>88

    ミオリネ「今晩行くからって、最初の一杯を予約注文しといたの」


    スレッタ「どうしようお母さん、私のお嫁さんすっごい周到だよ。もしかしたらデートに分刻みのスケジュール表持ってくるタイプかも……」


    ミオリネ「そういう無茶やらかすの、どっちかといえばアンタの方でしょ。ほら、乾杯しよ?」スッ


    スレッタ「はーい。えとえと、いずれ三人になる私たち婦婦の未来にっ!」キンッ


    ミオリネ「フフッ、乾杯。……いずれ三人になる、ね。三人で済む?」クピッ


    スレッタ「そこはA.S.の柔軟な常識における自然に任せましょう。……ところで、何ていうカクテルなんですか、コレ? 見た目凄い鮮やかな青とオレンジの二層で、中に何か入ってるんですけど。それに、グラスの縁が……なんでしょう、凍ってる……?」ジーッ


    ミオリネ「カクテル自体は無色透明な奴。中のはオリーブで、綺麗に見える理由の半分はグラスの方みたいね。琉球ガラスっていうのかも。凍って見えるのは、そういうカクテルだから。まぁ、まずは一口どーぞ」


    スレッタ「ほへぇ〜。色々あるんですねぇ」クピッ


    スレッタ「けふっ!?」


    ミオリネ「…………だ、大丈夫?」


    スレッタ「えほっ、けほっ、はひっ、ひぇぇっ!? なっ、何ですかコレ、辛口っ!? えっ、どこもかしこも砂糖菓子みたいなミオリネさんが一杯目から辛口カクテルをっ……!?」ゴシゴシ


    ミオリネ「まあ、そういう気分の時もあるし。っていうか、アンタ辛口駄目だっけ。ビールとかあんなにグビグビやってるのに」


    スレッタ「予想外の味だったからですよ!? あぁ……お口はもう甘々のカクテルの気分になってたのに……」ウヘェ…


    ミオリネ「じゃあ、ちょっとグラスの縁を舐めてみて? 凍ってるみたいに見える所を、唇で軽く挟むみたいにして……そう、ちょっとだけ舌先で拭うみたいに。……ん、上手」

  • 92二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 14:03:59

    誘導がいやらしいんですが...

  • 93二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 23:13:08

    風向き変わったわね

  • 94二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 01:00:27

    舌テクのレクチャーかな?

  • 95二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 10:24:34

    ゴクリ…

  • 96二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 10:39:11

    >>91

    スレッタ「んっ……カクテルはちょっと苦味のあるキリッとした辛口なのに、こっちは甘い……。これ、お砂糖ですか?」


    ミオリネ「スノースタイルっていってね、グラスの縁をレモン果汁とかで軽く湿らせて、そこに砂糖や塩を塗すの。口に含んだカクテルの味の調整とか、飲んだ後口を変えたりするためのものね。あと、見栄えがする」


    スレッタ「たしかに綺麗ですよね……。このカクテルも、後口が爽やかなのが良い感じです」


    ミオリネ「でしょ? カクテルの王様って呼ばれるだけあるよね」


    スレッタ「王様」ペロッ


    ミオリネ「そ。マティーニ……ジンとベルモットのシンプルなカクテル。まぁ、皆に愛され過ぎて、ちょっとバリエーションが増え過ぎてる感はあるし、国によっては使うお酒も変わるんだけど」


    スレッタ「あっ、マティーニ! それ知ってます! 昔エアリアルのアーカイブで名前だけ見ました! なんかかっこいい敵役が、美人の女幹部さんに一緒に作ろうとか言ってたような……。へぇ〜、こんな味だったんですねぇ」チビチビ


    スレッタ「…………あれ? 一緒に作る? ジンとベルモットのカクテルを……? あれぇ……?」ペロッ


    ミオリネ「……アイツのアーカイブ、なんか滅茶苦茶になってない?」


    スレッタ「え、えへへ……。エリクトがホントに生きてるのか、孤独な世界で悲しんでないか、心配で仕方なかったのかもしれません……。だからせめて退屈しないようにって、色々放り込んでみたのかも」


    ミオリネ「形の無いものを信じるのは難しいし、確信を得るなんてもっての外だもんね。そりゃ出来る限り色々するか。……マティーニってさぁ、時代が進むにつれて、ベルモットの比率が減ってるのよ」


    スレッタ「はい……? 何のお話ですか?」


    ミオリネ「最初の頃は3:1や4:1。でも6:1や8:1とどんどん減って、少なければ少ないほど美味しいみたいな話になっていったらしいのよ。ま、お酒の質の向上もあったんだろうけどね。店によっては、ステアしたベルモットを捨てた後、そのグラスにジンを注いだ物をマティーニとして提供したって話もあるぐらい」


    スレッタ「そ……それはもうただのジンなのでは……?」

  • 97二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 13:56:20

    ジンってだけで草生える

  • 98二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 14:44:29

    >>96

    ミオリネ「そこはバーテンダーのやり方というか腕次第だから、まあアリなの。きちんと風味が残ってるならマティーニとして十分成立するしね。ーー話はここからで、ある大国のリーダーが昔、ベルモットのボトルを横目で見ながらジンを飲んで、マティーニって呼んでたなんて逸話があるのよ。執事に耳元でベルモットって囁かせながら飲んだ、なんて話もね」


    スレッタ「カクテルって一体何なんでしょう……」


    ミオリネ「甘いマティーニはマティーニじゃないって風潮の極地だとか、戦争中でベルモットが手に入らなくて飲むのを惜しんだからとか、単にジンが好きだっただけとか、逸話だけど色々言われてるのよね。……でもさぁ、それじゃあ夢が無くない?」


    スレッタ「というと?」


    ミオリネ「例えば……隣に居ない誰かを甘いベルモットに重ねて、‘‘if’’を想いながら飲んでたって考えたら……この逸話が、ロマンチックな話になるんじゃない?」


    スレッタ「つまり、ジンを舐めながら物思いに耽る捨てられ淑女な私に、一体何を飲んでんだとチュチュ先輩が聞いてくるのに、軽くグラスを掲げてマティーニですと答えるわけですね?」


    ミオリネ「何故かベルモットのボトルに視線を向けたり、執事……アンタの場合はゴドイさんあたりに、耳元でベルモットって囁かれながら、ね」


    スレッタ「うーん……」


    ミオリネ「…………」


    淑女ッタ『………マティーニです』タヌッ


    ミオリネ「…………」プルプル


    スレッタ「……たしかに前者はちょっとロマンチックというかハードボイルドかもしれないですけど……なんかこう、変なプレイに巻き込まれるゴドイさんが可哀想ですね……」


    ミオリネ「たっ、たしかにそーね。ひっどい絵面」クスクス


    スレッタ「そ、そこまで面白かったですか……?」

  • 99二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 22:02:33

    マティーニを…ですかい?

  • 100二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 01:41:48

    これは誘ってますね...

  • 101二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 08:01:57

    >>98

    ミオリネ「なんていうか、アンタには悲恋の切なさとか、ハードボイルドな奴が不意に覗かせる湿っぽさは似合わないなって」クピッ


    スレッタ「へ、へぇ〜……。そういえば、そんな誰かを悲しみのずんどこに突き落とした人が居るらしいですね?」


    ミオリネ「くっ、ずんどこ……フフッ……。考え無しな相手のためにずーっと頑張ってきたのに、婚約成立寸前でメチャクチャ言い出されたせいで泣く泣く別れて政略結婚を選んだ、どこかのグループ総裁の一人娘なら知ってるけど?」


    スレッタ「ひぇっ!? き、きっとその人にも相手の人にも、何か悪い所があったんでしょうね〜! 例えば……そうっ、大事なことを勝手に決めちゃうとかっ!」クピッ


    ミオリネ「そーねー。皆で話し合って決めた大事な決まり事でも構わず破ってやるとか言い出す、とんでもなく自分勝手な奴だったらしいよ」


    スレッタ「ごふっ!?」


    ミオリネ「父親が倒れたり色々あって不安だったはずだけど、婚約成立まで秒読みで、決闘義務もクリアしてセーフティラインに入ってたから頑張れてたんだろうな〜。一緒に婚約指輪買うか、とりあえず籍だけ入れて学生結婚して、学食であーんして下さいって頼まれたら呆れながら付き合ってあげたりしたんだろうなー。そういうの全部台無しにされたんだろうな〜」


    スレッタ「はぅぁっ!?」


    ミオリネ「今ごろ政略結婚の相手と幸せにやってるのかな〜。そういえば、相手はどこかの大企業の後継ぎだったとか……」


    スレッタ「う、うう〜……」


    ミオリネ「ねえ、スレッタ」ソッ


    スレッタ「はい……」


    ミオリネ「その総裁の一人娘、政略結婚して幸せにやってると思う?」ナデ


    スレッタ「…………」

  • 102二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 16:24:14

    >>101

    ミオリネ「大事な婚約者を傷付けてまで好きでもない相手との政略結婚を選んで、幸せになれたのかな?」ニヤニヤ


    スレッタ「それは……その……」


    ミオリネ「政略結婚の相手とお揃いの指輪して、元婚約者の事を忘れて幸せに過ごしてるのかな? ねえ、どう思う?」クルクル


    スレッタ「…………しましょう」


    ミオリネ「……ん? 何て?」


    スレッタ「ーー決闘! しましょうっ!!」カンッ


    ミオリネ「……え、ええ〜……? ちょっとイジメ過ぎた……? でもお互い同じ条件だし、私やり返しただけじゃない……?」


    スレッタ「ルールは、えっと……そうっ、飲み比べ! お互い相手に質問して、正直に答えたくない質問は一杯飲んでパスするか、テキトーに答えてオーケーで、一度した質問を何度もするのは無し! お酒は相手のを注文します! ギブアップするか、続行不能になった方が負けで、えっと、えっと……私が勝ったら……勝ったら……はっ!? そう、私が勝ったら、お願いをひとつ前向きに検討してくださいっ!」


    ミオリネ「それ、白紙の小切手寄越せって言ってない……? まぁ、アンタがいいならいいけどさ……。じゃあ私も同じ条件で。ほら、ソレ持って。カウンター席行くよ」


    スレッタ「ふふん。私はこの旅行中に確信したんです。私の肝臓、元々アルコールにかなり強いんですっ!! ーー勝敗は飲酒者の体格によってのみ決まらず!」


    ミオリネ「あー……飲酒者の肝機能によってのみ決まらず?」


    スレミオ「「ーーフィックス・リリース!!」」キンッ


    ミオリネ「……A.S.史上稀に見るバカな決闘を始めてしまった気がする」


    スレッタ「じゃあじゃあ、私から質問しちゃいますっ! えっと……うーん……その、ご趣味は……?」

  • 103二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 16:30:57

    そうよね、あの婚約破棄までの流れは嫁さんも言いたいこと山程あるよね…

  • 104二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 22:39:45

    お見合いか、婦婦なのに

  • 105二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 01:08:16

    家庭菜園を少々?

  • 106二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 02:22:09

    逆にスレッタの趣味ってなんだ?

  • 107二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 08:05:21

    >>102

    >>102

    ミオリネ「お見合いじゃないんだから……。トマトの世話するのと……カップラーヌードルの新作試すのと……ニュース配信のチェック……は趣味じゃないか。あとは……ゲームアプリ?」


    スレッタ「あー……。協力プレイする奴以外にも、なんか時々一人でやってますよね。面白いんですか、アレ?」


    ミオリネ「別に? ただの惰性だし、スタミナも溢れまくり。じゃあ私の番だけど……リハビリに力入れてるのはいいけど、ちゃんと勉強もしてる?」


    スレッタ「…………」グビグビ


    ミオリネ「アンタって奴は……。とりあえず、アップルクーラーでも飲んどきなさい」


    スレッタ「リハビリで体力持ってかれるから仕方ないんです……。えっと……前にお金無いって言ってましたけど、今は大丈夫なんですか……?」ペロッ


    ミオリネ「大丈夫じゃなかったら旅行なんか来てないっての。……んー、アンタさぁ、エリクトにやけに当たり強かったけど、もしかして本気でアイツが私にコナかけてて、私がそれに靡くと思ってる?」


    スレッタ「あっ、このアップルクーラーって飲みやすくていいですね! アップルティーは一瞬りんごの風味がするぐらいですけど、コレはちゃんとリンゴテイストです」グビグビ


    ミオリネ「……何も答えずに飲む意味ってある……? 次はーーパナシェ」


    スレッタ「えっと……好きな料理は何ですか?」


    ミオリネ「んー、特別これっていうのは無いかな? 大体何でも美味しく食べられるし。強いて言うなら……アンタが作ってくれたミートスパゲッティ。色々手間かけてたよね」


    スレッタ「あっ、分かります? アレ、色んなレシピを参考にしながら、ミオリネさんが好きそうな甘口ベースに、ちょっとだけピリッとしてフォークが進むように調整してみたんですよ!」ムフー


    ミオリネ「分かるに決まってるでしょ。頑張ってくれてありがと。じゃあ……髪下ろした方が可愛いのに、学生時代はほとんどヘアバンドで上げてたのは何で? ヘアバンド使いたいならそれで髪束ねたりとか、他に使い道あったよね?」


    スレッタ「かっ、かかかっ、かわっ……!? そ、その、それはえっと、ミオ……やっぱり駄目っ!」グビグビ

  • 108二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 16:35:22

    >>107

    ミオリネ「…………もう三連敗してるんだけど、本当に大丈夫? カシスグレープフルーツ」


    スレッタ「ふひー。レモンサイダーみたいで美味しいですっ! あっ、まだまだ大丈夫ですからねっ! じゃぁ、えーっと……その……ミオリネさんが髪切っちゃったのって、えっと……もしかして、私のせいで何度も汚しちゃったから……ですか……?」


    ミオリネ「仕事で飛び回るようになって、時間かけてケアするのが面倒になったのよ。何年かぶりに頭が軽くなってスッキリしたわ。……普段からさぁ、身体を大事にしてって色々言ってるけど、迷惑だったりする? 煩わしいって苛立ってない?」


    スレッタ「まさか! むしろ心配かけちゃって申し訳なくって……。その、普段私と一緒に居られなくて、寂しくないですか……?」


    ミオリネ「……電話もメールもしてるから、大丈夫」グビ


    スレッタ「……あぁ、なるほど。コレ分かりやすいですね……。えっと……じゃあ、アレキサンダーで!」


    ミオリネ「ねぇ、チョコレートの甘い香りが暴力的なんだけど……。まあ、いいか。……私さ、アンタが帰ってきたグエルに告白されてるの、聞こえちゃったのよ。いや、隠れて聞いてたっていうか……とにかく! あの時さぁ、もしかして迷ってなかった?」


    スレッタ「……その、迷いはしなかった、です。ただ、もし私が普通に編入して、あんな風に告白されてたら、その時はOKしてたかもしれません。……だから、ちゃんと恋してて良かったです。まだよく知らないのに、好きになってくれたからお付き合いします〜なんて、ちょっと不誠実な気もしますしね」エヘヘ


    ミオリネ「……そっか。あの時のグエル、誠実だったもんね」


    スレッタ「はい。……あっ、でもでもっ、お見合いとかを否定したいわけじゃないんですよっ!? きっかけは色々あっていいと思うんですっ! ……ところでミオリネさん、前に私に、他の男の話をするなって怒ったの、覚えてますか?」


    ミオリネ「覚えてない」グビグビ


    スレッタ「えへへ……。嫉妬してくれて嬉しいです。んー……あっ、これ可愛い! 青い珊瑚礁! すっごい綺麗な緑に赤いチェリーが素敵です!」


    ミオリネ「ふー……。やっぱり甘くて美味しいわ。ちょっと歯の色が心配だけど……」


    スレッタ「何か飲めば落ちますから大丈夫ですよ。ささっ、次はミオリネさんの番ですよ?」

  • 109二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 23:29:27

    いい勝負になってきた

  • 110二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 08:33:12

    >>108

    ミオリネ「今考えてる。んー……実は今、エリクトがある程度動き回れる環境を作ろうとしてるんだけどさぁ」


    スレッタ「えっ、どういう事ですか!?」ガタッ


    ミオリネ「いや、まだ私の番だから。でさぁ、上手くいけば結構な範囲を好きに動けるようになるんだけど、これ事前の予備実験が出来ない案件だから、下手するとエリクトが留まれずに向こう側に行っちゃうかもしれないのよ。……それでもやる価値あると思う?」


    スレッタ「………………すっごく悩ましいお話なんですけど、これはエリクトとお話するべきだと思います。私がこんな身体になった原因のひとつだから相談してくれたんだと思いますけど、そこはエリクトの判断でいいです」


    ミオリネ「そっか」


    スレッタ「はい。……えっと、もしかしてそれって、エリクトを自由にしてあげたいって理由以外に、その……私と二人きりで暮らしたい、みたいな気持ちがあったり……します、か……?」チラッ


    ミオリネ「…………」グビグビ


    スレッタ「にへへ〜。お耳、真っ赤ですよ? それに……」チラッ


    ミオリネ「うっさい。……んー、すーっとして目が覚めるわ。チェリーも美味しい」プイッ


    スレッタ「ふふん、これでイーブンですよ。あ、次コレどうですか? ブラッディ・マリー」


    ミオリネ「まだ追いつかれただけだから。……んー、そうだ。アンタの趣味は?」


    スレッタ「ミオリネさんこそお見合いみたいじゃないですか。……えっと、ゲームと、漫画読むのと、身体を鍛える事、でしょうか? これは昔からわりとそうなんですけど、前は腹筋割れてましたからね。あの頃は背筋も結構自信ありました!」フンス


    ミオリネ「すご……。さすが元学園ナンバーワンのMSパイロットね……」


    スレッタ「えへへ。でしょう? マッスルメモリーのおかげか、お医者さんも筋力の回復速度に驚いてました!」

  • 111二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 16:15:48

    >>110

    ミオリネ「……データストーム障害で倒れた後、アンタどんどん肉が落ちて、私でも頑張れば運べるぐらい痩せちゃってたのにね……。よかった……ほんとに……」グスッ


    スレッタ「あぁっ、泣かないでくださいっ! これ、純粋に良い事なんですからっ!!」


    ミオリネ「ん、そうね……。ほら、スレッタ、アンタの番」


    スレッタ「おお、そうでしたっ! ……えとえと、その……ミオリネさん、お義父さんと仲直りするつもりって……あります、か……? そのー、いずれ赤ちゃんが産まれたら、お義父さんと不仲なのはちょっと問題になりそうな……」


    ミオリネ「……ふーっ。……無い。今の距離感で十分でしょ。……中々美味しいけど、ウチのトマト使ったらどんな味になるんだろ……」グビグビ


    スレッタ「あー……。何か出来る事があったら言ってくださいね? 次は……あっ、このロングアイランドアイスティーとかどうでしょう?」チラッ


    ミオリネ「ん。紅茶風味ならちょっと休めそうね。……ん、そうだ。クリスマスに欲しい物ってある?」


    スレッタ「くっ、クリスマス!? でもでも、私お小遣い貰ってる身ですし、ミオリネさんに何も出来てなくって、でもでもせっかくのクリスマス……あっ」


    ミオリネ「あっ?」


    スレッタ「……欲しいもの、無いですっ! あー、ちょっと酸っぱい感じだけど、甘くって飲みやすくって美味しいですっ!!」グビグビ


    ミオリネ「…………へー、そういう事するんだ。ふーん。……じゃあ、レッドアイ。アンタもウチのトマトと比べてみてよ」


    スレッタ「レッドアイ……? おぉ〜、トマトジュースとビールのカクテルなんですね。これは楽しみです。ーーえっと、その〜……普段聞きづらい事……絶妙なライン……あー、ミオリネさんって、実はわたしに一目惚れしちゃってたりしました?」


    ミオリネ「えっ? 別にそんな事ないけど……むしろ何でそう思ったわけ……?」


    スレッタ「い、いえ、その……お母さんとの思い出の大事なトマトをくれましたし、ホント知り合ってすぐに温室に入れてくれたりもしたんで……もしかして一目惚れだったりしないかなー……なんて……」エヘヘ…

  • 112二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 23:26:53

    何を思いついたんだろう

  • 113二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 23:49:09

    一目惚れじゃないにしちゃえらい入れ込み様だったよなぁ...?

  • 114二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 08:36:46

    >>111

    ミオリネ「残念ながら一目惚れじゃないわねー。まあ、ジェターク寮生の連中とは比較にならない善性はあったし? ホルダーとしてなら認めてあげなくもなかったから色々世話焼いてあげたんだけど? アンタ相談も無しに決闘受けてきたからね〜。その時点でもう、ああコイツ私に気があるわけじゃないんだって察するっていうかさ〜」


    スレッタ「ひぇぇっ!? その通りだったのが辛い!?」


    ミオリネ「しかもデートまでの時間潰しに付き合わせてさぁ……。仮に気持ちがあったとしても、あれだけ重なったら無理だよね」


    スレッタ「うぅ……。やっぱりミオリネさんの事、ぜんぜん分かんないです……」


    ミオリネ「分かりやすい女じゃなくて悪かったわね。ほら、またアンタの番」


    スレッタ「むぅ。質問に対する質問もナシにすべきだったかも……。えーっと……えー……そうっ! わっ、私とシててっ、ふっ、不満があったりしませんかっ!?」カンッ


    ミオリネ「…………んん?」


    スレッタ「ほっ、ほらっ、不満です不満っ! 要望とか、改善点とかっ、何か無いんですかっ!?」


    ミオリネ「…………今? このルール下でそんな質問するわけ……?」ジトッ


    スレッタ「……うぐっ…………」


    ミオリネ「…………前も言ったけど、TPOとか、身体に痕残したりとか、朝までぶっ続けとか、そういうのに気をつけてくれればいーの」グビグビ


    スレッタ「のっ、飲みながらじゃ分かんないですよぉ〜っ!」


    ミオリネ「ふんだ」フー…


    スレッタ「とりあえず、えっと……次は……ビトウィーン・ザ・シーツで……」チラッ

  • 115二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 18:52:42

    ミオリネ5話失恋説あったなあ…

  • 116二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 20:40:15

    この人ならって思った相手は女同士の結婚に困惑してたしその後他の男に、だからね…
    それも知らないうちに決闘の話が進んでてねえ…ホルダーの決闘ってそういうことだから…

  • 117二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 23:38:29

    色っぽいカクテル

  • 118二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 09:42:30

    >>114

    ミオりネ「ふぅ……」コシ


    スレッタ「あっ、目を擦ったらお化粧崩れちゃいますよ?」


    ミオリネ「……しまった。まあ、私のターンだからちょうどいいか。ね、アイシャドウ滲んでない?」


    スレッタ「えっ、もしかしてこんなのに質問使っちゃうんですか?」


    ミオリネ「そう。崩れてたらちょっと化粧室行ってくるから、ちゃんと教えてよ」


    スレッタ「は、はぁ……。お化粧は大丈夫です、けど……」


    ミオリネ「けど?」


    スレッタ「そのー、もしかしてなんですけど、私に聞きたい事ってあんまり無かったりします? なんていうか、ちょこちょこ私と関係ない質問が入ってますし……」


    ミオリネ「そんな事ないけど、こういう機会でもないと聞きづらい話はあるからね。ほら、エリクトのアレとか、本人居たら話し難いし」


    スレッタ「えへへ……。そういう秘密のお話なら、ベッドの中でしてくれてもいいんですよ……?」


    ミオリネ「それならピロートークが出来るぐらい体力残して欲しいわ……」


    スレッタ「なら私と一緒に運動して、もっと体力つけましょうよ。ほら、出産って大変らしいですし」


    ミオリネ「加減する気が無い……。まぁ、それもいいかもね……。で、アンタのターンなんだけど」


    スレッタ「ふぇ? 今はミオリネさんのターンですよ?」

  • 119二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 19:57:36

    ミオリネが酔いだしたねもっとつつけば本音吐きそう

  • 120二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 23:10:34

    夜は失神KOなのか...

  • 121二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 07:40:25

    夜の生活もリハビリのみたいなものだから...

  • 122二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 08:14:31

    >>118

    ミオリネ「ん……そうだっけ。じゃあ……あの時の続きにしようかな。……ねえスレッタ、これからあの日、温室で私がどうしても聞けなかった事を聞くから、ちゃんと答えてよ」


    スレッタ「は、はい!? 温室!? イヤな予感するんでそれやめませんか!?」


    ミオリネ「イヤ。….…もしお母さんが私を殺せって言ったら、あの日のアンタは、お母さんが言うならって答えてたと思う……?」


    スレッタ「………………あ、あのー、お母さんはそんな事言いませんって答えは……」


    ミオリネ「却下」ニッコリ


    スレッタ「その素敵な笑顔は、出来れば他の場面で見せて欲しかったです……」


    ミオリネ「アンタがそうして欲しいなら、時々ね。……あの日のアンタは、多分否定して逃げると思った。だからあの時は仕方なく別の質問にしたの」


    スレッタ「…………人を殺すのは、いけないこと、です」


    ミオリネ「そーね」


    スレッタ「でも……あの日お母さんに、戦って欲しいって、殺してでも守りなさいって言われなかったら、私は……多分、一生後悔したと思います……」


    ミオリネ「……どうして?」


    スレッタ「ミオリネさん、です。……あの時、ホントにギリギリでした。もし私が、もっと早くソフィさんとノレアさんをどうにか……違う、殺す事が出来たなら、結果は違ったかもしれません。でも、私はまだ改修したエアリアルを扱いきれてなくて……あれがお母さんでも、多分無理だったと思います。……だから、私が戦わなかったら、ミオリネさんは多分、お義父さんと一緒に撃たれてたんです。無事じゃ済みません、絶対」


    ミオリネ「……そうね」


    スレッタ「…………ミオリネさんのおかげで、私たちホントの婚約者同士になれたのに、私が逃げる事を選んだ裏で、ミオリネさんが撃たれたって知ったら……私、間違いなく悪い方に……ミオリネさんを不安にさせた時より、もっと悪い方に向かってたと思うんです」ギリッ

  • 123二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 18:05:12

    これは確かに気になってた質問

  • 124二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 23:30:43

    クエタは色々ギリギリだったしな

  • 125二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 01:57:19

    えらいセンシティブなとこにぶっ込んできたな...
    まぁシラフじゃできんか...

  • 126二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 08:24:56

    >>122

    ミオリネ「うん」


    スレッタ「……でも、正しくもなかった……です」


    ミオリネ「…………」


    スレッタ「正しいことと、間違ってないこと。私はそのふたつの違いが分かってなかったんです。……ピンチを回避した所までは正しくても、その先で間違えた。最善でも、次善でもなく、大切な人を怖がらせただけ……」


    スレッタ「私はあの時、ただミオリネさんを安心させたかっただけなんです。もう大丈夫ですよって、約束通り私が側に居ますって、お母さんみたいに格好よくて、頼れる花婿の姿を見せたくて。……でもそんなの、動揺してる時に伝わるはずないですよね。私も撃たれそうになった直後は頭の中がメチャクチャでした。なにより、まだ大丈夫なんて言っていい状況じゃない。ミオリネさんとお義父さんを回収して、すぐに避難するべきだったんです」


    ミオリネ「そうね」


    スレッタ「……ミオリネさんにあんな事、しません。絶対に。ミオリネさんは私の一番大切な人なんです。だけど……だから私は、ミオリネさんを守るためなら、何とだって戦えます。そして、一緒に戦ってくれるエアリアルも、私は捨てられません。……あの日の答えと、理由は、コレで全部です」


    ミオリネ「……ん。分かった」


    スレッタ「……あはは。やっぱり私、根っこの部分はソフィさんと同じです。欲しい物のため、大事な物のためなら、どんな手段でも選べる人間……血に餓えた獣みたい、です……」ポロッ


    ミオリネ「ーーたかがたぬきの分際で血に餓えた獣って、また生意気な……」フキフキ


    スレッタ「……今、真面目な話してるんですけど」ジトッ


    ミオリネ「私だってそう。ーーいい? んなもん普通よ、普通。命が危ういとか、大切な人が死ぬってなったら、誰だって心のタガが緩むもんなの」


    スレッタ「違いますっ! 大事な人が病気になって大金が必要になったとしても、普通の人は他人を殺してお金を奪ったりしません!」


    ミオリネ「当たり前でしょ。基本的に、病気は他人のせいじゃあない。だから、無関係の誰かを傷つけてでも〜なんて方向に振り切れる事はそうそう無い。でも、クエタの事件は人がやった事。いま目の前に犯人がいて、まだ殺そうとしてる。次に銃口が向いたのは……その……アンタの……一番、大切な人……だから、辛くても、苦しくても、守りたいならやらなきゃいけない時だったのよ」ナデ

  • 127二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 09:02:13

    やっと吐き出せたな…

  • 128二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 13:37:15

    >>126

    スレッタ「……でも、ミオリネさん、あのとき怒って……」


    ミオリネ「自分で選んだ事なら仕方ないけど、あの時もあれ以降も、アンタは明らかにおかしかったでしょ。……さっき、撃たれそうになったって言ってたけど、アレってクエタでの話?」


    スレッタ「は、はい。その時にお母さんが助けてくれて……」


    ミオリネ「だからか。……アンタさ、それ見てどう思った? 多分お義母さんがテロリストを返り討ちにしたんだろうけど、アンタに話しかけてきた時、最初に何を思った? これでもう大丈夫だって安心した?」


    スレッタ「…………いえ。その、凄く怖かった……です。いつも優しいお母さんが、行動だけ別人になっちゃったみたいで……」


    ミオリネ「だろうね……。その時にアンタの価値観は、お義母さんの話術で歪んだわけだ。殺したんじゃない、アンタを救ったんだ、とかね。それとも、インパクトのある部分しか頭に残らなかった……?」


    スレッタ「ミオリネさん……?」


    ミオリネ「……普通は時間をかけて折り合いをつけていくものなんだけど、動揺してたアンタはそれをそのまま絶対視した。あるいは、アンタの中にあった大好きな優しいお母さんってイメージを守るため、そう信じ込もうとした。だからアンタの思考回路は一気に歪んだし、根っこに疑念があったからこそ、私が謝った時は過剰に喜んだ」


    スレッタ「か、過剰……? 私、そんなにおかしかったですか……?」


    ミオリネ「やっぱりお母さんの言った通りーーなんて、本当に一切疑ってないなら、まず出てこない言葉でしょ。……アンタはさ、それまでもお義母さんの言葉や行動に疑問を抱いてたけど、言う通りにするのが一番の近道だったから、不満があっても納得するクセが付いてるのかもね」


    スレッタ「そう……でしょうか?」


    ミオリネ「さあ? 私、昔のアンタのこと知らないし。でも以前、ガンダムだって隠してた事を追及した時、アンタはあっさり矛を収めた。なんの説明にもなってないフワフワした論点ずらしの言葉が返ってきただけで、ね。……やっぱりあの時、あの場で指摘するべきだったかな……」


    スレッタ「そっ、その時にお母さんに言ってくれれば……」


    ミオリネ「無理。私の家族観も相当歪んでるから、アンタたち家族のあり方が間違ってるなんて断言出来ないし、そこにくちばし突っ込むほど野暮じゃないから」

  • 129二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 22:37:02

    カバチャーの次はフワフワ理論扱いされてるぞオカン
    まぁその通りなんですけどね...

  • 130二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 23:40:50

    仮に8話時点でなんか言ってもプロスペラは絶対口割らんしな…

  • 131二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 23:44:22

    突っ込んだ話が続くな…でも大事だからな

  • 132二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 03:33:50

    論点ズラしとかひろゆきかよ

  • 133二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 08:36:42

    >>128

    スレッタ「うぅ……あの時だって婚約者だったのに……。ミオリネさんの薄情者……」ジトッ


    ミオリネ「だってアンタ、エランとくっ付くと思ってたし……。それに、もしあそこで私が言い負かされてたら、アンタもう私の言葉なんて聞かなかったんじゃない?」


    スレッタ「ま、まさかっ!? 私だって色々考えてますっ! というか、そこまで言いなりになってない……はず、ですっ!」


    ミオリネ「それは分かってる。飽くまでお義母さんの口が上手過ぎるせいだから。……私も短期間で何度もやられたから、そう考えれば納得出来るって話で、実際アンタはきちんと考えてて、おかしくなったケースがイレギュラーなのかもしれない」


    スレッタ「……そのぉ、何度もやられたっていうのは……やっぱり……」


    ミオリネ「…………聞かない方がいいと思うよ。私も確信あるわけじゃないし、全部お義母さんの思惑通りだとも思えない。お義母さんも話さないだろうし、なにより事実ならエリクトも墓まで持ってくだろうから」


    スレッタ「……ミオリネさんは社長としていろんな人と交渉する立場ですけど、お母さんのやり方は真似しないでくださいね。貧乏でもいいから、優しいミオリネさんのままでいて欲しいです」


    ミオリネ「出来る限りお金には困らせないし、あんなやり方だってしないっての。弱み握った相手の口に飴ねじ込んで、さらに泥被せた裏で一見win-winの交渉とか、禍根を残すばっかりだわ。……それだけ焦ってたんだろうけど、やり方が強引過ぎんのよ。シン・セーの社長になった時の話とか調べたくもない」


    スレッタ「水星での採掘が想定ほど儲からなくって、経営者が事実上撤退した末の貧乏くじ……って事は、まず無いですよねぇ……」


    ミオリネ「無い。時期的に考えて、絶対クソ親父と組んで何かやってる。社名からして国家プロジェクトを担う企業なのに、ベネリットグループに取り込まれてるのがまずおかしいのよ。……っていうか、アンタ一応社長令嬢なのに、その辺聞かされてないわけ?」


    スレッタ「あはは……。私の場合、お母さんがいつの間にか社長になってただけですから……」


    ミオリネ「……私もクソ親父から何も聞かされてなかったし、色んな家があるよね……うん」ハァ…


    スレッタ「ですね……。同じ轍を踏まないためにも、私たちはきちんと子どもとお話しましょうね……」ナデナデ

  • 134二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 20:37:37

    ほし

  • 135二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 23:28:18

    ベネリットグループ(の結成の経緯)もシン・セー社も謎の塊よな

  • 136二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 02:33:03

    オトンとオカンならまだオトンのがマシと言う地獄

  • 137二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 08:37:12

    >>133

    ミオリネ「聞かせたくない話も沢山あるけど、そうもいかないのがね……」


    スレッタ「……ところでミオリネさん、なんか私、さっきからターン飛ばされてないですか?」


    ミオリネ「……ちょっとシリアスな話だったから、意識がそっちに持ってかれたの。悪い?」


    スレッタ「悪くはないですけど……じゃあ次は、とりあえず私が3回連続で質問しますね。えっと……そうだ。なんかですね、最近一千億円以上するものを買ったってウワサを聞いたんですけど、チュチュ先輩は初耳だって言ってて……」


    ミオリネ「シラナイ」グビグビ


    スレッタ「う、うわぁ……。仕切り直しですし、飲みやすいのにしましょうか。えっと、スクリュードライバーで」


    ミオリネ「度数のわりに飲みやすくていいよね……。あっ、本当にマドラーの代わりにドライバーで混ぜてる。そういう所に拘るんだ……」フゥ…


    スレッタ「細部のこだわりが人気の秘訣なんでしょうか……? じゃあ次は…… そうだ。エリクトを動けるようにって、具体的にどうするつもりなんですか?」


    ミオリネ「んー? ちょっと色々ねー。とりあえずホッツさんから、自力で動いたりネット使えるような身体に移すつもり」


    スレッタ「じゃあ、ホッツさんはまたミオリネさんに、クールさんは私にって感じですか。今度はちゃんとお家の鍵を付けられますね」


    ミオリネ「電子キーが主流になってる宇宙だと、キーホルダーってあんまり使わないんだけどね。アンタがあえてキーホルダーをくれた理由、全然分からなかったわ」


    スレッタ「えへへ。ただの一目惚れだったんですけど、理事長室も温室も暗証番号は教えて貰ってましたから、お互いに鍵交換しましたって意味でこういうの渡すのには丁度いいかなって」テレテレ


    ミオリネ「アレに一目惚れする感性だけはホントよく分かんないわ」


    スレッタ「そう、ですか……? あっ、そうですっコレ聞かないと!」ポンッ

  • 138二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 08:46:06

    初対面のミオリネさんに見惚れてるから人間の顔の趣味は一般的ではあるんだよねえ

  • 139二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 17:24:34

    >>137

    ミオリネ「ん?」


    スレッタ「あのー、温室はまだ分かるんですけど、どうしてグエルさんとの2回目の決闘が終わった後、理事長室の暗証番号まで教えてくれたんですか……? まだ名ばかりの婚約者で、私もミオリネさんのこと意識して無かったですけど、女の子同士でも恋愛オッケーなミオリネさんからすれば、私がいつでも出入りできる状態にしちゃうのって、ちょっと迂闊なのでは……」


    ミオリネ「…………だっ、だって、その……今と違って、アンタが迫ってくる姿とか想像つかなかったし……一応運命共同体だったし……あー……」グビグビ


    スレッタ「い、いやまぁ、私もそんな事するつもり無かったです、けど……その、ホントに危ないんで、迂闊に他の人に教えないでくださいね……? わたし、ミオリネさんが酷い目に遭わされるのとか、想像したくもないです」


    ミオりネ「…………生徒手帳のプログラムファイルの奥の隠しフォルダ」


    スレッタ「…………」ビクッ


    ミオりネ「アンタの端末が変な挙動してた時、色々調べてたら偶然見つけちゃったんだけど……もう少し隠し方考えた方がいいよ。新規フォルダばっかり何層も重なってたら、何かあるって普通に察するから」


    スレッタ「……あっ、次はーーっと、バーバラにしましょうか! 生クリームマシマシで甘々ですっ!」


    ミオりネ「あぁ……マイルドになっていいよね……」フー…


    スレッタ「………………あのー、怒ってます、よね……?」


    ミオりネ「もう私のターンなんだけど」


    スレッタ「はい……」


    ミオりネ「……私が他人にああいう事されるの、想像して興奮してたんだ?」ジトッ


    スレッタ「違いますっ!! ……その、私がミオリネさんに怒って乱暴にシちゃうシチュエーションとか、いずれ一回ぐらいは試してみたいな〜……なんて……その時のための参考資料、っていうか……」

  • 140二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 18:46:11

    女の子同士なんだからいいでしょっていう距離の詰め方を初手で自ら潰してるミオリネさん

  • 141二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 22:21:00

    色ボケ通り越してケダモノの気配がするわねこのタヌキ…

  • 142二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 02:35:24

    まぁミオリネも強引なのは嫌いじゃなさそうだし
    スレッタ相手ならね

  • 143二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 08:34:18

    >>139

    ミオりネ「そういうのは頭の中に仕舞っといてよ……。一応心の準備だけはしてたけど、何かもっと変な願望持ってるんじゃないかって、内心ちょっと怖かったんだからね……」フゥ…


    スレッタ「いっ、いえその、私、ミオリネさんを他の人に触らせるのとか絶対無理なんで、その……そこだけは安心して下さいっ!」


    ミオりネ「他の部分……多少ならいいけど、あんまり痛いのはイヤだからね……」


    スレッタ「はいっ、私のターン! えっと、えーっと……そう! 私が初めての学校ってことでデートとか夢見てたのを色ぼけってからかってましたけど、実はあの頃のミオリネさんの方こそ、私とそういう事する想像してたんでしょう?」ニヤニヤ


    ミオりネ「…………」


    スレッタ「ほらほら、どうなんですかぁ〜?」


    ミオりネ「ふんだ。誰がアンタみたいな田舎たぬきと……」グビグビ


    スレッタ「……あれ? えっ、うそ……いや飲んでるし、でも……」


    ミオりネ「次は」フゥ…


    スレッタ「あ、あー……イエロー・パロットで。その、色がホントに名前の通りオウムさんみたいで、なんだか可愛いですねっ」


    ミオりネ「んー……香りもいいわね。……コレに使われてるアブサンって綺麗なクリアグリーンのお酒、製造・販売ともに禁止になった時代があるの」


    スレッタ「えっ、そうなんですか?」


    ミオりネ「うん。材料の一部に毒性があってね」


    スレッタ「どっ、毒性っ!? あのっ、やっぱり別のにーー」ワタワタ

  • 144二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 17:27:15

    >>143

    ミオりネ「バーカ。百年以上前の話だっての。今はもう大丈夫に決まってるでしょ。でも、当時は密造が盛んだったんだって」クスクス


    スレッタ「はえ〜……。毒があるって分かってるのに、それでも作っちゃうんですか……」


    ミオりネ「幻覚作用とかあったみたいだから、手軽にトリップ出来るお酒として好まれてたのかもね」


    スレッタ「それ、依存性に負けてるって事じゃ……」


    ミオりネ「凄いよね。高いやつは70度以上のお酒で、あまつさえ毒まであるのに、みーんなコレの虜だったんだから……」クルクル


    スレッタ「そんなに昔だとデトックスとか出来なさそうなのに、よくやりますねぇ……」


    ミオりネ「……ふーん」


    スレッタ「ふぇ? どうかしましたか?」


    ミオりネ「別に? ただ、アブサンに毒性があった事には驚くのに、実は70度以上のもあるお酒で、1:1で割っても余裕で30度を超えるカクテルになるって聞いても驚かないんだなって思って」


    スレッタ「……スレッタ、驚いッタ」


    ミオりネ「5点」


    スレッタ「評価が辛いですよぉ〜……」


    ミオリネ「妥当なとこでしょ。さぁて、何を聞こうかな……」


    スレッタ「…………」ソワソワ

  • 145二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 23:11:28

    人のアルコールへの執着もまた凄いものだね。
    食への執着のように、生存に必須というわけでもないのに。

  • 146二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 01:47:16

    トフップックスのお誘い...?

  • 147二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 08:41:32

    >>144

    ミオリネ「……アンタさぁ、何か企んでない?」


    スレッタ「そっ、そんな事はない……です、よ?」グビグビ


    ミオリネ「そ。……えーと、ハイジ。せっかくだし、もうちょっと健康になんなさい」


    スレッタ「……その、えっと……水星じゃ分からなかったんですけど、こういう合成じゃない乳製品って、味わい深くって美味しいですよね……」


    ミオリネ「そーね。スペーシアンはあんまり知らない事だと思うわ」


    スレッタ「…………あの、えっと……もしかして……気付いてます……?」


    ミオリネ「さーね」グビグビ


    スレッタ「……その、る、ルシアンで」


    ミオりネ「ふぅ……。ねぇーー」ヨロッ


    スレッタ「あっ!?」ギュッ


    ミオりネ「……アンタが選んだカクテル、ほとんどに共通点があるの……しってる……?」フゥ…


    スレッタ「……知らない、です」グビ


    ミオりネ「ふーん……」


    スレッタ「そのー……ミオリネさん、そろそろギブアップした方が……」

  • 148二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 08:48:06

    共通点…だと?

  • 149二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 17:42:14

    誘惑ねぇ...

  • 150二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 23:06:20

    名前が平仮名になりつつある

  • 151二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 08:32:02

    飲みやすくて酔いやすいのばかり頼むタヌキ

  • 152二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 08:37:37

    >>147

    ミオりネ「まだほんの九杯じゃない……。次、ブラック&ホワイト」


    スレッタ「で、でもでも、その……」


    ミオりネ「おかしいなぁ……。私も強い方なのに……そこそこ飲んでるアンタはまだピンピンしてる……」


    スレッタ「ほっ、ほらっ! やっぱり気付いてます、よねっ!?」


    ミオりネ「同じ質問は無し……。ペナルティってことで、一杯飲んで貰おうかな……」クスクス


    スレッタ「うぅっ……私が決めたルールでの決闘なのに……」グビグビ


    ミオりネ「キッス・イン・ザ・ダーク。……アンタがさっき頼んだルシアン、これ、キレイよね。ーーこれが30度以上あるなんて、見た目でも、飲み味でも……ぜんぜん……」


    スレッタ「……えっと、その……」


    ミオりネ「しつもん……前に私と一緒に飲んで自爆したカクテル、何て名前だったっけ……?」


    スレッタ「その……B52、です……」


    ミオりネ「そう……爆撃機の名前が付くぐらい強い、狙った獲物を落とすためのカクテル……。今日は頼んでないけど」


    スレッタ「えっと……」


    ミオりネ「もしかして、タイミングを見計らってたのかな……」


    スレッタ「ーーっ……!!」ビクッ

  • 153二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 08:47:05

    たーぬーきー!

  • 154二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 18:45:29

    >>152

    ミオりネ「ルール上、交互に頼んだり、片方が連続して頼んだり……酔いが回るにつれて、注文が偏ってるのに気付くのは難しくなる……。フフッ、アンタにしては頑張って考えたと思うよ」


    スレッタ「……気付かれちゃったら……意味、無いです」


    ミオりネ「バーカ。……前に一回やってるんだから、その時点で無理があるの」


    スレッタ「違いますっ! 前は酔ってふにゃふにゃになったミオリネさんが見たかっただけで……その……」


    ミオりネ「ふーん……? あの時は私が勘違いしたって事か……。で、そこにアンタも便乗したわけだ……」


    スレッタ「はい……。でも、その……今日のは……」


    ミオりネ「……ねぇ、アンタのターンだけど、質問はまだ……?」


    スレッタ「ミオリネさん、そろそろキツそうですから……」


    ミオりネ「そうね……もう体幹にキてる……。これ以上飲んだら……覚えていられないかも……。だから、今なら飲まずに答えるしかない、かも……」フー…


    スレッタ「……その、いつ頃から気付いてたんですか……?」


    ミオりネ「……最初は……ただの決闘だと思ってた……。でも……アンタのチョイスと顔、露骨過ぎ……」


    スレッタ「うぐっ……」


    ミオりネ「目元……視線も、だいぶやらしくなってた……。胸元とか、腋とか、首筋とか、脚とか、チラチラ視線向けては慌てて逸らしちゃって……」クスクス


    スレッタ「そ、その……今日のドレス姿、不意打ちだったのもあるんですけど、思ってた以上に刺激強くって……」エヘヘ…

  • 155二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 00:18:43

    タヌキからケダモノに

  • 156二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 09:15:12

    >>154

    ミオりネ「……しつもん。私の番」フゥ…


    スレッタ「は、はい」


    ミオりネ「わたしのこと、いつから好きだったの……?」


    スレッタ「…………ず、ずるい、です……。よりによって、いま、は……それに……」


    ミオりネ「決闘。……ねぇ、おしえてよ……?」


    スレッタ「………………」


    ミオりネ「……のむ?」


    スレッタ「……いえ。多分、ミオリネさんの想像通り、です」


    ミオりネ「想像、つかないなぁ……はぐらかすなら飲んでもらわないとなぁ〜……」ニヤニヤ


    スレッタ「うぅぅ……あぅぅ……」プルプル


    ミオりネ「ふぅ……。勝負は私の勝ちかな……」


    スレッタ「ーーえぇいっ!」グビグビグビッ


    ミオりネ「あっ」


    すれった「ーーインキュベーションパーティーの時っ! ですっ!! あの日からずっとっ! わたしはっ! ミオリネさん一筋ですっ!!」カンッ

  • 157二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 09:16:31

    おおぶっちゃけた
    全部言ったなあ

  • 158二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 10:10:57

    一気に平仮名になったぞw

  • 159二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 21:22:43

    さてどうなるか

  • 160二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 02:07:21

    BARの他の客もうガン見やろ

  • 161二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 08:21:29

    >>156

    すれった「わたしは花婿だからミオリネさんを守らなきゃって思ってたのにっ、あんな……あんなかっこいいことしちゃうミオリネさんがダメなんですズルいんですサイコーなんですぅっ!! あっ、シンガポールスリングくださいっ! ロンググラスでっ!」


    ミオりネ「あーあー……アンタ強いのには慣れてないのに、そんなテンションで一気に飲むから……」


    すれった「アレのおかげでわたし花婿だけど女の子でもあるんだってわからされちゃってっ! 思い出すたびにキュンキュンムラムラしてっ! ホントにホントにつらかったんですからねっ!? なのにミオリネさんときたらホテルではお話しもそこそこにさっさと寝ちゃうしっ! 朝はさっさと起きて一人でコーヒー飲みながらネットしてっ! ドレスだってパーティー終わったらすぐクリーニングに出しちゃってっ!」グビグビ


    ミオりネ「だって疲れてたし、ドレスだってすぐ脱ぐでしょ。朝はアンタが寝坊したのが悪い」


    すれった「分かってても残念だったんですっ! なのにあれから人前でのちょっとしたスキンシップもNGだしわたしは関われないお仕事で忙しそうだしあげくのはてに16日と12時間も出張しちゃうしっ! まあ待ってる間はウキウキソワソワしてたんですけどっ!」グビグビ


    ミオりネ「急にアンタが大型犬みたいにじゃれてくるようになっただけで、それ以前もスキンシップなんてほぼ無かったでしょ」


    すれった「心構えの問題ですっ! 花嫁なんだからちょっとぐらい花婿に許してくれたっていーじゃないですかっ!!」プハー


    ミオりネ「その理屈だと私、20連勝以上してたグエルにそこそこ許さないといけなくなるんだけど」


    すれった「やっぱいまのなしですっ! 婚前スキンシップははれんちですっ! でもわたしたちは女の子同士なんでちょっとぐらいならセーフであっ、カンパリオレンジくださいっ! ロングでっ!」カンッ


    ミオりネ「なんなのよもぅ……」


    すれった「とにかくっ! わたしはあの時からミオリネさんらいすきだったんですっ! なのにミオリネさんはなんにもシてくれないっ! しかもわたしのこといらないって!! あれからクエタまでひとりで枕を濡らしてたんですからねっ!」グビグビ


    ミオりネ「…………だって、アンタはエランとくっ付くと思ってたし」イラッ


    すれった「ごぶっ」ブハッ

  • 162二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 08:56:10

    初代スレの状態に戻ったな

  • 163二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 14:26:26

    >>161

    ミオりネ「そのドレスもアクセサリーも私が貸した奴だし。手持ちの奴からやりくりして、体格差あっても似合うの選んで、頑張ってコーデしてメイクして、それ全部エランに見て欲しくてやってるっていうんだから泣きたくなるわ」グチグチ


    すれった「痛い! 心が痛いですっ!」


    ミオりネ「よりによってそのパーティーで惚れたなんてあの時の私に分かるわけないのに、さっきから好き放題グチグチグチグチ言って……」コツコツ


    すれった「そ、それ言うのもうやめませんか……? わたし、胃がキリキリしてですね……」


    ミオりネ「イヤ。一生当てこすってやるんだから……」


    すれった「うぅ……だから教えるのイヤだったんですよぉ……。他の人はまだしも、ミオリネさんにだけはお尻の軽い女だって思われたくなかったのに……」チビチビ


    ミオりネ「いいでしょ別に。私だって、本気で私の気持ちに応えようとしてくれたアンタを袖にして、グループ総裁を継ぐために政略結婚選んだクソスペワガママ女なんだから、これぐらいがお似合いよ……」


    すれった「それわたしのためじゃないですかぁ〜! もーやだーなんでミオリネさんそんなにわたしのために人生すりへらしちゃってるんですかぁ〜っ!!」カンッカンッ


    ミオりネ「だって、それぐらいアンタが大事だったんだもん……。私がクソ親父のせいで人生終わるのはもう仕方ないけど、アンタが復讐の道具にされる必要ないじゃない……」


    すれった「しかたなくないですぅ〜! いざとなったら地球か水星にさらって逃げるぐらいはするのに、なんでそうだんしてくれないんですかぁ〜!!」


    ミオりネ「だってアンタ、お義母さんの言う事聞くし、エアリアルも捨てられないって……」


    すれった「むがじのわだじのばかぁ〜!! だいじなせんだぐじぜんぶまちがえてるぅ〜!!」グビグビ


    ミオりネ「…………でも、その……グエルに勝ちそうだった時、緊急停止アプリ使えないかもってぐらい動揺するほど嬉しくて……その……」


    すれった「ふぇ?」

  • 164二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 14:40:58

    風向き、変わりそうね

  • 165二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 21:43:50

    手震えてたしね

  • 166二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 05:52:52

    保守

  • 167二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 08:56:04

    >>163

    ミオりネ「……あの告白モドキ、私の事が欲しいってアンタの真っ直ぐな気持ちが、その……すっごく伝わってきた、から……」


    すれった「…………あの時のこと、わたしのひとり相撲じゃなかったですか……?」


    ミオりネ「……その、結婚まで本気で考えてくれてた事は……凄く、嬉しかった……」


    すれった「ミオリネさんっ……!!


    ミオりネ「わたしも……さ。ホントはあの時、アンタならそのまま結婚決めてくれるんじゃないかって、ちょっとだけ期待してた……。そうすれば、あとはグエルに協力して、ジェターク社を助ける方策だけ頑張ればよかったから……」


    すれった「B52をふたつ! お願いしますっ!!」カンッ


    ミオりネ「虫のいいこと言っでごめん……。でも、私もアンタとなら、学生結婚したかったな……」


    すれった「いえいえ、ミオリネさんのホンネがきけてうれしいです! ささっ、とりあえずいまもってるのはのんでしきりなおしですっ! まだおたがいギブアップしてませんからねっ!」


    ミオりネ「えぇ……。まだ聞きたいことあるわけ……?」


    すれった「いえ、ちょっとお願いしたくて、そのために勝ちたいだけですっ!」フンス


    ミオりネ「そうなんだ……? ろくでもないお願いじゃないといいなぁ」クスクス


    すれった「だいじなお願いなんで、まえむきに検討してくれたらそれでいいですっ」


    ミオりネ「あー、もう勝った気でいる。たぬきも皮算用が得意なんだ?」グビ


    すれった「ふふん。秘策がありますからねっ。さあっ、しつもんいきますよっ!」

  • 168二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 12:14:42

    もうほぼひらがなだぞすれった
    何をお願いするつもりなんだろうな

  • 169二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 21:03:24

    保守

  • 170二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 00:37:45

    まああんな熱烈に告白されたら揺らぐよね

  • 171二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 06:02:38

    ほしし

  • 172二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 13:36:44

    >>167

    ミオりネ「はいはい。どーぞ」


    すれった「わたしはですねぇ、しんしょうひんのテストはキチンとするべきだと思うんですよぉ〜。それもぉ〜、けっかをごまかせない人どうしがさいてきだと思うんですよぉ〜」チラッチラッ


    ミオりネ「……ふっ、くくっ……ま、まぁ、そうね」プルプル


    すれった「そしてっ! いまはっ! なんとっ! ぐうぜんにもっ! りょこうのさいしゅうびの夜なんですっ!! ところでミオリネさんっ、しょにちに言ってたこと、覚えてますかぁ〜?」


    ミオりネ「え〜? なんだったかなぁ〜。もうちょっと具体的に言ってくれないとな〜」クスクス


    すれった「わたしがっ! なんかいも言われたことっ! 覚えてますかぁ〜?」


    ミオりネ「……やらしいたぬき?」


    すれった「そうだけどそうじゃないですっ! もうっ、この流れなんですから察してーーまさかわざとっ!?」


    ミオりネ「さぁ? どうだろうね〜」クスクス


    すれった「いじわるっ! ミオリネさんいじわるですっ! わたしがそういう空気つくるのヘタなのしってるクセにっ!」タヌッタヌッ


    ミオりネ「はいはい。覚えてる。ちゃんと覚えてるから、その続きを教えてよ?」


    すれった「ふんだ。もーいーですっ。ミオリネさんがよなかにさみしくなってもしりませんっ! こんやはわたしグーグー寝ちゃってますからねっ!!」


    ミオりネ「へー? 今のは私からの質問なんだけど、それが答えって事でいいんだ?」ニヤニヤ


    すれった「よくないっ! よくないですすぐ飲みますからまっていまのナシですっ!」グビグビグビ

  • 173二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 21:58:48

    保守

  • 174二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 21:59:01

    >>タヌッタヌッ

    この擬音カワイイから好き

  • 175二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 22:43:58

    がんばれたぬたぬ

  • 176二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 05:51:27

    ほしし

  • 177二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 08:13:49

    >>172

    ミオりネ「だから、そんなに勢いよく飲んだら……」


    すれった「きょうはっ!!」


    ミオりね「はい!?」ビクッ


    すれった「きょうはっ、ムリしたいん、ですっ! だってきょうは、とくべつなデートでっ、あの日のドレスでっ……! だからっ……!!」


    ミオりネ「…………だから?」


    すれった「……ミオリネさん。こんや、アレを……つかわせてほしい、です……」


    ミオりネ「アレって……その、アレよね……」


    すれった「は、はい。アレ、です。それと……」


    ミオりネ「……それと?」


    すれった「……じつは、いっこだけ、その……ベルメリアさんが、くれたんです。その、仕様にあうかをためすのに、ひつようだったから、って……。その、きちんとあんぜんせいもかくにんされてるから、ミオリネさんのほうにもんだいがなければ、その……ぜったいに安全だから、って……」


    ミオりネ「…………んん? 待って。いや、待って待って待ちなさいどうやってそんなもの……!?」


    すれった「診察でさいしゅしたサンプルの処分をかねて、だとか……」


    ミオりね「無許可で流用したのを怒るべきか、きちんと処分するつもりだった事に免じて呑み込むべきか……」ハァ…


    すれった「それはまた相談しましょう。……とにかく、わたしはとくべつな日に、とくべつなドレスで、とくべつな夜を、ミオリネさんと……すごしたく、て……その……だから、ミオリネさんも……かんがえてみてほしい、です……」モジモジ

  • 178二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 14:56:18

    >>177

    ミオりネ「……んん? 今日って何か特別な日だっけ……?」


    すれった「わたしがミオリネさんに、だいじなヒミツを知られちゃった日、です……。もうわたし、恥ずかしいヒミツなんて一個ぐらいしかのこってませんし、それもべつにうしろめたい事じゃないから、その……」


    ミオりネ「そっか。……じゃあ、アンタは今、パーティーで惚れた女に声かけて、いきなりベッドに誘ってる気分なんだ」


    すれった「あっ、あいてはこんやくしゃなんですけど……?」


    ミオりネ「まあそうね。ただ、うっかり恋に落ちちゃって、そのままワンナイトラブして、できれば赤ちゃんつくりたいって思ってるんだ?」


    すれった「ちがいます。……恋した人が、ステキな婚約者なんだってーーずっと、ずうっと側にいていいんだって……そう、気付いちゃっただけ、です」エヘヘ


    ミオりネ「…………そっか」グビグビ


    すれった「はい。だから今日は、そのドレスを着たミオリネさんと、トクベツになった日にしたかった事を、たくさんシたいんです……」


    ミオりネ「……ズルい奴。そんなふうに言われたら、私も今日がトクベツな日なんだって錯覚しちゃいそう……」


    すれった「イヤ、ですか? ハジメテの旅行の最後の夜に……って。今日を、わたしたち婦婦が一歩進んだ記念日に、しちゃいませんか……?」


    ミオりネ「……進んだら、お互いと新しい家族が手に入るのかな」


    すれった「いーえ。……ほしいものぜんぶ、てにいれちゃいましょう?」


    ミオりネ「……フレンチ75を二人分。……パーティーの時みたいにシャンパンベースで、ファーストキスはレモン味が良かったんでしょ?」


    すれった「えへへ……。じゃあじゃあ、わたしたち婦婦のあたらしい記念日にーー」


    ーー乾杯

  • 179二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 15:27:33

    おめでとう
    コングラッチュレーション
    なんて言えばいいのか分からないけど酔いが醒めたときもちゃんと覚えてるといいな

  • 180二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 19:01:31

    乾杯!
    いい夫婦の日に合わせたのかな?

  • 181二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 00:09:28

    いい雰囲気だ

  • 182二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 09:26:37

    続けて?

  • 183二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 09:31:39

    スレッタガンバッタ!
    いや頑張るのは寧ろこのあとかな?

  • 184二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 09:38:59

    ミオリネ「ーー体調が悪い時は使用出来ない可能性がある……。複数同時接続は機能保証の対象外……。初回接続時のカートリッジ使用は避ける事……。他には……」カタカタカタ

    ニカ「ミオリネ、帰りの機内でもう仕事? さすがは社長だけど、頑張り過ぎちゃダメだよ? ……ところでさ、もしかして昨日、飲み過ぎたりした……?」

    ミオリネ「んー? 多少は過ぎたかも……。シャワーは浴びてきたんだけど、臭う?」

    ニカ「いや、そういうのは無いんだけど……」チラッ

    すれった「…………ぁぅぅ……」グテッ

    ニカ「その……そこで膝枕されてる、FXで全財産溶かしたような顔したスレッタが気になって……」

    ミオリネ「あー……。なんていうか……事故、にあたるのかな……?」

    ニカ「んー?」

    すれった「……とくべつなよるだったのに……いっかいぶんしかなかったのに……そんな……ちょっとさわられただけで……」サメザメ

    ミオリネ「……こういう時に下手なこと言うと、同性でもプライド傷付いたりするのかなって思うと、慰める言葉も思い付かなくてね……」ハァ…

    ニカ「あはは……。なんだか知らないけど、大変そうだねぇ……」

    ミオリネ「そーね。娘の顔が見られるのは、まだまだ先になりそうだわ」

    すれった「みおりねさん……もういっかい……もういっかいしましょう……こんどはわたし、ちゃんとがまんできます……から……」プルプル

    ミオリネ「あ、ゴメン無理。旅行中に色々仕事が増えたから、12月頃までほとんど帰れないかも。大変だろうけど、アンタもリハビリ頑張ってね」ナデナデ

    すれった「あ゛あ゛〜っ!!」

  • 185二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 09:41:11

    スレッタ…どんまい…
    初めての感覚だもの仕方ない…

  • 186二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 16:08:39

    すれったガンバレナカッタ…

  • 187二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 22:03:36

    悲しみの中保守

  • 188二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 06:54:05

    >>184

     最初のミオリネの台詞、初回接続時のカートリッジ使用は避ける事ってつまり...

  • 189二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 13:33:21

    グエル「ーーここ最近、やけに株ガンの名前を聞く気がするんだが」グビッ

    セセリア「株ガンは義肢を主体に民生品で食べてる企業ですしぃ、名前を聞く機会なんていくらでもあるんじゃないんですかぁ〜?」

    グエル「いや、ウチのフェ……女性社員や弟の嫁がやけに熱心というか……。絶対に肌荒れしないカミソリとか、肌の保湿性を改善するクリームとか、体臭の恒常的な改善薬とか、そういう需要なら分かるんだがなぁ……」

    セセリア「前にペイルが手がけてた、高級ボディケアシリーズですかぁ〜。今は大分シェア奪われちゃいましたよねぇ〜」

    様「株ガンはベルメリア・ウィンストンを抱えてるからなぁ。ま、ウチはブランドイメージがある分、好きにやらせて後追いする方が美味しい」

    グエル「そっちの話じゃないんだが……。後追いでいいのか?」

    様「ボディケア業界は信用第一。何年も育んだブランドイメージの牙城は崩せないさ」チビチビ

    ミオリネ「その余裕のニヤケ面、いずれ歪ませてやるから。あとグエル、まだ広告すら出してないアレの話はするな。テスターも黙らせといて」プハー

    セセリア「うわ、こわぁ〜。あぁそういえば、最近買ったってフロント、宇宙議会連合からの払い下げって噂じゃないですかぁ〜。一体何したんですかぁ〜?」クピッ

    グエル「一千億前後なら妥当じゃないか? 立地は良いが、内装がほぼ手つかずという話だし」

    様「と、こ、ろ、が。実際はアスティカシア並なのに、急に業者が潰れて放置された資材や作業機械が残ってるとか、拾得物扱いだから購入者に所有権が移るとかって小耳に挟んだんだよなぁ〜。ま、噂だけど」

    ミオリネ「ただの噂でしょ、噂。艦隊の駐屯基地を作る予定が莫大な負債だけ残ったフロントがあるって、不死身のエージェントが教えてくれたのよね〜。……ところで、アレ使ってデカいテーマパーク作る予定なんだけど、アンタたちも出資しない? 飲食系とか旅行プランとか警備部門とか、いくらでも参入する余地あるんだけど」クピッ

    様リア「「乗った」」

    グエル「俺も乗ろう。……しかしな、今の話の持って行き方だと、俺たちが脅迫して出資を受け入れさせたように聞こえるんだが……」

    ミオリネ「その辺うさん臭い奴らって損よね〜。あ、旧グループの企業にも内々に声掛けといて。経営傾いた所優先ね。……さーて、ようやく下地が整ってきた」

  • 190二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 21:55:03

    企業のお偉方が一堂に会する飲み会。
    にしては平均年齢は低い。

  • 191二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 22:32:15

    テーマパークフロントか
    夢があるな

  • 192二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 05:49:59

    前のスレでチュチュをモデルにしたマスコットキャラの話があったけどあれ本人の許可とってないよな...

  • 193二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 11:17:21

    チュチュ「ーー最近さぁ、アイツらあーしらに隠し事してねーか?」クピッ

    スレッタ「はぁ、普通にしてると思いますけど」グビグビ

    チュチュ「それでいーのかよ!? 婦婦間の隠し事っていったらやましいコトって相場が決まってんだろ!?」

    スレッタ「ええ〜? 私だってサプライズぐらいしますし。前に暑くて床にほっぺたくっ付けて寝てたらとんでもない悲鳴で目が覚めたなんて事もありましたけど、あの時はさすがに理由を説明出来ませんでした」

    チュチュ「おめーがやるとホラー過ぎんだろーが。反省しろ、反省」ケラケラ

    スレッタ「ただの事故です。……あれ、株ガンの株が値上がりしてますね。何かしたんですか?」

    チュチュ「マジか……? ちょっと検索してみっか。株ガン、新商品……株ガン、義肢……株ガン、新工場……株ガン、GUND棒……」

    スレッタ「いやいやいや、GUND棒はまだ発表もしてませんし。株ガン、新事業……株ガン、最新情報……株ガン、ミオリネさんかわいい……」

    チュチュ「かわいいってなんだよかわいいって。んなもんで引っかかるわけ……あっ」

    スレッタ「んー? ティザーサイトみたいですね、コレ。宇宙と地球を繋ぐ一大事業……? あっ、デフォルメミオリネさんかわいい……! ニャンコ耳生えてます!」

    チュチュ「オイオイ、実物よりかわいいじゃねーかコレ。しっかし胸は盛り過ぎだな」

    スレッタ「女の子って分かるように強調してるだけでは? あっ、ここ触ったらニカさん出てきました! これペンギンさんモチーフでしょうか? なんかタブレットと、でっかいリュックも背負ってますけど」

    チュチュ「おー、さすがニカ姉かわいいじゃん。これもしかしてあーしら皆いるんじゃね? タッチ出来る場所探そーぜ!」

    スレッタ「はいっ! あっ、扉破ってチュチュ先輩……が……」

    チュチュ「……なぁ。このピンクのネズミ、なんで銃剣代わりにレンチ生やしたライフル担いでんだ……?」

  • 194二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 22:07:43

    チュチュはシルエットにすると某ネズミにそっくりだからな

  • 195二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 08:35:49

    ミオリネ『ーースレッタ? いきなり電話なんてどうし……まさか、何かあった!? ……ああ、それ? エリクトランドのティザーサイト』

    スレッタ「エリクトランド!? 何ですかそれ!?」

    ミオリネ『しばらく前からフロント一個丸々使ったテーマパーク作ってやろうって計画立ててたの。動物をデフォルメしてエリクトのイメージを足したキャラと、ストーリー性を持たせたアトラクションなんかで推してく感じ。もちろん株ガンメンバーも入れといた。ま、せいぜい色とか髪型が特徴に反映されてる程度だから、そうだって知らないと結びつかないだろうけど」

    スレッタ「見ましたっ! ネコリネさんすっごい可愛かったですっ!」

    ミオリネ「えっ、もう見つけたの? 隠しキャラだからしばらくかかると思ってた……。ああチュチュ、アンタはキャプテン・エリクトと一緒に旅をするヒロイン枠に捩じ込んどいたから。出番も多いから地元で自慢していいよ」

    チュチュ「出来るかぁっ!? なんだよこの名状し難いデザイン!?」

    ミオリネ『いいでしょ? ネズミは昔から人気キャラなのよ。黒とか黄色とか。デザイン完成まで紆余曲折あったけど、最終的にティルのデザインを採用したのよね』

    チュチュ「会話にならねぇ!? あーしもおめーやニカ姉みたいな真っ当にかわいいデザインにしてくれよ!?」

    ミオリネ『これ以外だとプードルタイプしか無くってさぁ。ほら、プードルってなんかゴージャスなイメージだから、コミックのキャラっぽく落とし込むと金髪縦ロール感あるでしょ? だからやめたの』

    チュチュ「代わりになんかやたらバイオレンスじゃねーか!? ヒロインらしさどこだよ!?」

    ミオリネ『アンタの地元ってお堅いのね。戦うヒロインは定期的にブームが来る人類のトレンドよ』

    スレッタ「ミオリネさんミオリネさん! わたしっ! わたしはいないんですかっ!?」

    ミオリネ『エリクトの末妹って設定で入れといた。そっちも隠しキャラだけどね。じゃ、今忙しいからまたね』ブツッ

    スレッタ「はーい、お仕事頑張ってくださーい! ……よーし、みんなのキャラを見つけちゃいますよ〜っ!」フンス

    チュチュ「ライフル片手にレンチでぶん殴る系ヒロインなんて間違いなく悪役ポジじゃねーかっ!? おい待て切るな!? おーいっ!?」ペチペチ

  • 196二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 17:54:26

    同じティザーサイトを見ていながらスレッタとチュチュの温度差よw

  • 197二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 23:45:51

    スレッタは犬か狸か

  • 198二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 08:33:39

    戦うヒロインとバイオレンスなヒロインは似て異なるものなんだよ、ミオリネ...。

  • 199二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 08:36:55

    >>195

    ニカ「いやー、まさか本当に隠したままティザーサイト公開に漕ぎ着けちゃうなんてね……」クピッ


    ミオリネ「ねー。絶対誰かから漏れると思ってたわ」グビ


    リリッケ「皆さん意外と悪ノリとか好きなんですかね〜?」プハー


    アリヤ(おそらく最初こそ悪ノリだったが、ブラッシュアップ中のGUND棒や企画段階のGUND-HOLE機能試験の餌食にされる理由を作りたくなかっただけでは……)チビチビ


    リリッケ「それにしても、この計画本当に大丈夫なんですか? 私イヤですよ〜、参加企業のリストが出た途端に旧ベネリットの肥溜め〜みたいなクレーム処理するの」


    ミオリネ「悪いけど、絶対言われるから覚悟しといて。あの件でシャディクのやり方を肯定した奴らは、裏が取れた時点で弾く。この方針は将来的にも変えないから、絶対偏りが出る」


    アリヤ「ふむ。例えば、相手が必要な特許を押さえている場合には?」


    ミオリネ「普通の使用料を払うか、買い取るぐらいまでならするけど、無法な要求してくるようなら一切拒否して、以降は没交渉。何かしら独自に開発するわ。ヘタに手ェ差し出すと手段を肯定したって言われるから、テロに対する姿勢は規約にも明示する。相手の調査はエージェントに任せるけど、ウチでもきちんと調べるからね」


    ニカ「頼りになる人だねぇ。宇宙議会連合の人の同僚なんだっけ?」


    ミオリネ「直接会ったのはティルだけかな。ベルメリアさんからは撃たれてそれっきりって聞いてたから、同僚の人が連れてきた時は腰抜けるかと思ったわ」


    アリヤ「……実は別人と入れ替わっていたりしてな」


    リリッケ「あ〜、ミステリーの終盤で明かされるやつですね〜」


    ミオリネ「今さら私なんか騙してどーすんのよ。グループ内政治とか企業間の謀略みたいなドロドロした話はもうこりごり。あんなのとは縁遠い世界で生きたいわ〜」グビグビ


    ニカ「…………フラグだなぁ」


    アリヤ「どの口で言っているんだろうなぁ……」

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています