ダイスでお化け屋敷に入る麦わらの一味

1二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:01:22

観光で収益を得ている島の遊園地に遊びに来た麦わらの一味

流石に全員まとまって動くと目立つので数班に別れて行動する事になった

その内の一班がお化け屋敷に入ることになった

誰が？（三人選出）

1.ルフィ2.ゾロ3.ナミ4.ウソップ5.サンジ6.チョッパー7.ロビン8.フランキー9.ブルック10.ジンベエ

dice3d10=3 9 2 (14)

散々本物を見てきたのに偽物なんかで面白くなるのかって？

でもね…お化け屋敷っていうのは時々あるんですよ…

本物が紛れ込むことが、ね…

2二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:05:22

怖がり　実質お化け　迷子の3人か…大丈夫？

3二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:07:53

ル「遊園地だー！！」

チョ「うおおおっ！！いっぱい遊ぶぞー！！」

ナ「ちょっと待って！こんな大所帯で回ったら目立っちゃうわ！三班に別れるわよ！！」

・

ナ「ジェットコースターにライド型射撃ゲーム…次は何に乗ろうかしら…」

ブ「いやー楽しいですね～！若返った気分になります！私肌無いんですけど！！」

ゾ「おい、あれにしねぇか？」

ゾロが指さした方角を見る二人

そこには…

1.ワノ国風お化け屋敷

2.洋館風お化け屋敷

3.病院風お化け屋敷

4.海兵訓練学校風お化け屋敷

dice1d4=3 (3)

4123/10/18(水) 17:08:39

前作

ダイスで変な世界を彷徨う麦わらの一味｜あにまん掲示板参考資料:『LSD』『ゆめにっき』『MOTHER2（ムーンサイド）』最初の世界1.言葉が逆さまの世界2.全てが虹色の世界3.長い長いトンネルの世界4.変な人たちが働いているオフィスビルの世界5.ひよこ…bbs.animanch.com

5二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:09:15

お！相性バッチリだったトリオじゃん！今回も楽しみ！

6123/10/18(水) 17:10:41

霊感・オカルト知識メモ

ゾロの霊感：1
ゾロのオカルト知識：84

ナミの霊感：99
ナミのオカルト知識：7

ブルックの霊感：85
ブルックのオカルト知識：62

7二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:14:43

ナミさんまたしても皆勤賞じゃん

8123/10/18(水) 17:17:37

ゾロが指さしたその先には、おどろおどろしい廃病院風のお化け屋敷が建っていた

ナ「い～や～っ！！絶対いや～っ！！」
ブ「私もいや～っ！です！ゾロさん！！」
ゾ「なんでだよ？偽物だぞ」
ナ「偽物でも不気味し気持ち悪いしビックリするし怖いのよ！！」
ブ「それにですね…ああ言った場所には一体や二体…居るんですよ…本物が…」
ナ「ヤダーッ！！！絶対行かない！！！」
ゾ「あのな、お前ら霊力高いくせに耐性が無さすぎるんだ。本当はウソップやチョッパーあたりも連れてきたかったが、まあ仕方ねぇ。とりあえずお前ら二人、偽物で耐性つけろ」
ナ「偽物でも怖いって言ってるでしょ！！」
ブ「そうですよ！！本物が出たらどうするんです！？ゾロさん見えないからってずるいですよ！！」
ゾ「……いいから行くぞ」
呆れがちにため息をついたゾロは、ナミとブルックをずるずると引きずって歩き出した
ナ「ヤダヤダヤダ！！」
ブ「あ、ゾロさんそっち逆です」

9123/10/18(水) 17:28:50

多少揉めたり迷ったりがあったが結局三人はお化け屋敷に入ることになった
お化け屋敷の名は『血みどろ廃病院の極秘実験場』
スタッフのお姉さんがにこやかに三人を案内する
「ようこそ！此処はかつて危険な人体実験を行っていたという噂がある廃病院です！貴方達にはこれからこの中に入り込み、噂の真相を解き明かしていただきます！いったいどんな恐ろしい謎が隠されているか…どうぞお楽しみに！」
ナ「全然楽しみじゃないわ…」
ブ「ヨホホホホッ！親切なお嬢さん、パンツ見せていただけますか？」
ナ「やめんか！」
ゾ「大人三人。あとこのコスプレ？ってのはなんだ？」
「こちらは来場されたお客様に、より臨場感を味わっていただけるよう病院風のコスプレができるサービスとなっております！よろしければお着替えになられますか？」
ゾ「だってよ、どうする？」
ブ「ヨホホッ！何事も経験！ぜひお願いしましょうナミさん！」
ナ「え～別にいいけど、追加料金かかります？」
「こちら無料サービスとなっております」
ナ「じゃあやります！」

10二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:31:00

ゾロならお化け屋敷の出口から出てきそうだと思ったけどブルックがいるなら何とかなるか……

11123/10/18(水) 17:33:36

三人がするコスプレをそれぞれダイスで決める

1.医者（白衣）

2.ナース（ナース服）

3.患者（入院着）

ナミ:dice1d3=2 (2)

ゾロ:dice1d3=3 (3)

ブルック:dice1d3=3 (3)

12二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:34:57

ナミさんナース服じゃん！！！やったーー！！！！！

13123/10/18(水) 17:40:57

薄桃色のナース服（スカート）を着たナミがくるくると自身を見回す
ナ「結構可愛いわね」
ブ「よくお似合いですよ！」
ゾ「医者の衣装がサイズ切れだったのは残念だったな」
ゾロとブルックは水色の入院着の上下に着替えていた
ナ「アンタ達どっちも医者なんて風貌じゃないから大丈夫よ」
ブ「ヨホホッ！私なんてスタッフ側と間違われそうですからね！」
ゾ「よし、準備もできたしさっさと入るぞ」
ナ「うう…ゾロ逸れたら承知しないわよ！」
ブ「三人で手でも繋ぎます？」
ゾ「繋ぐわけあるか！！」

飯を食うので一旦休憩
後で再開するよ

14二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:44:31

ゾロはしょっちゅう怪我してるし入院着似合うよな、ブルックはなんか違う意味で似合いそうだ……
今回も楽しませてもらうぜ！

15123/10/18(水) 20:15:38

再開するよ

「それでは皆さんいってらっしゃーい！」
スタッフのお姉さんににこやかにお見送りされ、廃病院風お化け屋敷の門をくぐった三人
まずは受付と待合室だ
受付のカウンターと何脚かのソファ。古ぼけた掲示板のポスターなど
一見薄汚れている以外に変わったところがない
ブ「わあ！よくできてますね～！本当に病院みたいですよ！」
ナ「変な感じはしないわね…さ、流石に作りものだもんね…！」
ゾ「おい、あれ」

キョロキョロとあたりを見渡すブルックとナミに、ゾロが何かに気付き声をかけた
いつの間に置かれていたのだろう？それとも最初からあったのだろうか？
薄汚れた受付のカウンターの上に、赤いドレスを着たビクトール人形がポツンと鎮座していた

ナ「ひぃ…！」
ブ「こ、これはこれは可愛らしいお嬢さんで…」
ナミとブルックは顔を引きつらせながら後ずさる
ナ「なんで病院の受付に人形なんかあるのよ…！」
ゾ「患者の忘れ物なんじゃねぇの？」
ブ「もしくは人体実験の犠牲者の遺物でしょうか？」
ナ「怖いわよ！！」
ゾ「おいまだ入り口だぞ」
ブ「頑張りましょうね！ナミさん！」
ナミが怖がる姿を見て、ブルックが急に元気になる
ナ「ブ、ブルックの裏切り者～！！」

16123/10/18(水) 21:04:50

その時である
突然壁のスピーカーから音が鳴った
『ピンポンパンポーン……次の方どうぞ……』
不気味な呼び出しの声にナミが竦みあがる
ナ「よ、呼ばれちゃった……」
ゾ「よし行くぞ」
ブ「廃病院って設定だったのに呼び出しが……これは怖いですねぇ……！」
三人は恐る恐る治療室の中へと入っていった
治療室は医療用デスクと診察台、薬品の入った棚などが置かれており何処か消毒臭かった
デスクの方には医者風の衣装をまとった男が事務用の椅子に座っている
彼の額には切断したような傷があり、虚ろな目でこちらを見上げている

「こんにちは、新米のナースさんと新患の方がお二人ですね」
医者は放送と同じ不気味な声色で話しかけてきた
ナ「は、はあ…」
ブ「コスプレしてるとこういう演出があるんですねぇ！ヨホホホホッ！」
ゾ「それでこれからどうすりゃいいんだ？」
「そうですね、お二人には入院してもらう必要があります。そちらの方は随分古傷だらけですね。身体に支障がないか検査しましょう。そちらの背の高い方！貴方そんなに痩せて、殆ど骨だけじゃないですか！治療が必要ですよ！」
ゾ「あー…包帯って邪魔だからすぐ取っちまうんだよな…」
ブ「ヨホホホホ……実は私、もう死んでるんですよ！」
「えっ？……えっ？」
虚ろだった医者の目が見開かれ、ポカンと口が開きっぱなしになった
ナ「スタッフさんを困らせるんじゃないわよ…」
「ま、まあいいでしょう。新米ナースさん、そっちの階段から入院病棟に入れますからお二人を連れていってあげてください」
ナ「は、はーい♡」
ナミはゾロとブルックを連れて階段を上り二階の入院病棟へと向かった

17123/10/18(水) 21:08:58

イベント発生！

1.ゾロファンタジスタ！

2.病室から飛び出す患者！

3.ひとりでに動く車椅子！

4.ブルックに驚き叫ぶナーススタッフ！

dice1d4=4 (4)

18二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 21:11:12

それは
そう

19二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 21:11:26

何も言えねぇ…

20123/10/18(水) 21:24:07

二階の入院病棟へとやって来た三人を待っていたのは一人の中年のナースだった
「こんにちはようこそ入院病棟へ…、私は婦長の…ひっ！？きゃああああっ！！」
うっすらと笑みを浮かべこちらに挨拶していた彼女だが、ブルックを目にした途端、顔を引きつらせ悲鳴を上げた！
ブ「あっ、あっ、すみません！私お化けじゃないです！！」
ナ「すみません！うちの骨がすみません！」
ゾ「どうすんだこの状況」

「こ、コホン…失礼しました。それでは貴方達の入院する病室へと案内しますね…」
婦長役のスタッフは冷や汗をかきつつも冷静さを取り戻し、三人を一つの病室へと案内した
そこはやはり薄汚れたベッドが並んだ病室だった
普通の病室と違うのは、窓に鉄格子が嵌っていることくらいだろうか？
ゾ「これは？」
「ふ、ふふふ…貴方達はもう逃げられませんよ！」
婦長が指を鳴らして合図すると、どやどやと大勢の人間が押し寄せてきた
それはゾンビのようなメイキャップをした入院着を着た男達だった
「貴方達も先生の実験に付き合っていただきます！」
「グオオオオ！！」
「血を寄越せー！」
恐ろしいことを言いつつも彼らはナミ達を促す様に道を開ける
どうやら順路通り逃げてほしいようだ
ゾ「だとよ。逃げるか？」
ナ「はわわ…」
ブ「懐かしいですね～スリラーバーグを思い出します」
「がおー！逃げないとくっちまうぞ～！」
ゾ「おう、やれるもんならやってみろ！」
ブ「ゾロさん、お化け役の方に喧嘩を売ってはいけませんよ」
ナ「に、逃げるわよ！」
三人は病室を飛び出し廊下を走る…

21123/10/18(水) 21:25:33

イベント2

1.ゾロファンタジスタ

2.病室から飛び出す患者！

3.ひとりでに動く車椅子！

4.発見！地下室への入り口！

dice1d4=3 (3)

22123/10/18(水) 21:40:40

病室を飛び出し廊下を走る三人！後ろからはのろのろとゾンビの患者たちが追いかけてきている！
ゾ「で！？どこ行きゃいいんだ！？」
ナ「とりあえずこういうのって順序を示す看板があるはずだから…！あっ、あった！」
ブ「あちらですね！ヨホホホホッ！！」
ナミが矢印のついた看板を発見し、右に曲がる
それに倣うようにブルックが同じく右に曲がったが、ゾロは左に曲がった
ブ「ゾロさぁああん！！そっちじゃないでーす！！」
ゾ「あ゛ぁっ！？」
ナ「なんで順路の看板があるのに逆方向に行こうとするのよ！」
ゾ「知るか！！」

ガラガラガラガラ！！
何か車輪のようなものが回る音がする
廊下の先から何かがものすごい勢いで迫ってきている！！
ゾ「おい！何か来るぞ！！」
ナ「あれって…車椅子！？」
ブ「ヒエーッ！車椅子が一人で走ってますよ！？」
ゾ「端によれ！！轢かれるぞ！！」
三人は廊下の端に寄り、車椅子を避けた
誰も乗せない車椅子はガラガラと車輪を回し、廊下の奥へと消えていった
ブ「ふう、危なかったですねぇ…お化け屋敷のギミックにしてはちょっと過激では？」
ゾ「そうか？あんなもん横にずれりゃすぐ躱せるだろ」
ナ「……？」
ブ「おや？ナミさんどうかされました？」
ナ「うーん……今なんか変なのが見えた気がしたんだけど…気のせいかしら？」
首を傾げるナミに男二人が顔を見合わせる

23123/10/18(水) 21:55:01

ゾ「変なもん？」

ナ「何か…車椅子が通るときに何か乗ってたような…？」

ゾ「俺には車椅子が勝手に動いてるようにしか見えなかったが…？ブルック、お前はどうだ？」

ブ「うーん、私にも無人車椅子にしか見えませんでしたね…」

ナ「やっぱり気のせいだったのかしら？一瞬しか見えなかったし…」

ブ「いえいえ、ナミさんの霊感を甘く見てはいけませんよ！」

ゾ「ブルックが言ってたな。こういう場所には本物が一匹や二匹いるもんだって」

ナ「ええっ…やだぁ…やめてよぉ…！」

ブ「まあまあ、ともかく先に進みましょう。大丈夫、私達がついていますから」

ゾ「ポルターガイストくらいでビビんな！お前は上級怪異に立ち向かった女だぞ！！」

ナ「ぐっ！そうね！行きましょ二人とも！！」

何かがおかしい

そんな悪い予感が胸を突く

だがここはお化け屋敷

恐怖を体験する事こそが目的なのだ

さあ次のイベントだ！

1.ゾロファンタジスタ

2.聞こえてくる赤ん坊の声！

3.またもや発見！ビクトール人形！

4.発見！地下室への入り口！

dice1d4=4 (4)

24123/10/18(水) 22:12:58

おどろおどろしい廃病院のお化け屋敷を探索する三人
妙な不安が沸き上がる中、廊下を進んでいくと行き止まりに一つの鉄の扉が現れた
ナ「これは…開けていいのかしら…？」
ブ「スタッフオンリーとは書いてないですし、大丈夫じゃないですかね？」
ゾ「……開けてみたらどうだ？」
ナ「ええ～！？私が～！？」
ブ「ナミさん！ファイト！！」
ナ「も～！しょうがないわねぇ…！」
ナミは躊躇しながらも鉄の扉の取っ手をひねる
ガチャッ！ギギイィッ！と錆びた鉄の音が響き、扉は開いた
扉の向こうは薄暗い階段になっていた
ナ「下への階段！」
ブ「一回に続いているにしては長い気がしますね…もしかして地下に続いています？」
ゾ「……極秘実験場」
ナ「そういやこのお化け屋敷そういうテーマだったわね」
ブ「ではここに入るのが正規ルートってわけですね！」
ゾ「……大丈夫か？ナミ、ブルック」
ナ「さっきの事？大丈夫よ！いざとなったらブルックがいるし、私とアンタが一緒なら戦えるでしょ！」
ゾ「まあそうだが……」
ブ「何か気になる事でも？」
ゾ「何でもねぇよ。お前らが必要以上に怖がらねぇかハラハラしてんだ」
ナ「し、失礼ね！大丈夫だってば！！」
ブ「私もお二人がいれば冷静でいられるので大丈夫です！」
ゾ「そうかわかった。二人とも逸れんなよ」
ナ「アンタが言うセリフじゃないわ！！」
ブ「そうです！！今度道を間違えたらホントに手を繋いじゃいますからね！！」
ゾ「いちいち幼児扱いすんな！！」

三人はわちゃわちゃと揉み合いながら階段を下りていく
そこで出会う恐怖とは一体…！？