「先生!見ましたよ!💢」

  • 1二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:55:29

    「昨日のお昼!他校の生徒と一緒におもちゃ屋さんから出てくるところ!」
    「あんなに買い込んで…!しかもあんなに楽しそうに…!わ、私だってほんとは…」

    "え?"







    "私、昨日は一日中シャーレで書類仕事してたんだけど…"


    「え………?」

  • 2二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:56:09

    ホラースレか?

  • 3二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:56:43

    増殖バグ

  • 4二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 23:59:46

    ドッペルゲンガー?

  • 5二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:08:22

    別衣装の先生だよきっと

  • 6二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:08:38

    あにまんキヴォトスってちょくちょくドッペルゲンガー出るよな

  • 7二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:26:03

    タイムターナーでもお持ちで?

  • 8二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:31:23

    >>6

    モモイなんかダース単位で量産されてるぞ(モモイ人形スレ見ながら)

  • 9二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:31:55

    先生怪異スレ定期的に立つよな

  • 10二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:33:13

    よくよく思い出そうとしても先生かどうか、いや間違いなく先生だったはず
    しかし相手の生徒の特徴が思い出せない、どこにでもいるようでいなさそうで、見覚えがあったような気もすれば初めて見たような気さえする

    ───なら何故私はそれを生徒と認識した?

  • 11二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:43:51

    ぐるぐると思考が回る。先生が嘘をついてないのはその表情から明白で。でも自らの目で見た光景は今もなお脳内に焼き付いていて。
    ……どちらも間違いないとすれば。

    ────ドッペルゲンガー

    通説で本人と遭遇すると死を招くと言われてるそれ。
    それによって、もしかしたら、先生が、死ぬ
    「……」
    どうすればいい。どう伝えたらいい。

    “ユウカ…?どうしたの?”
    堪らず無言で返す。シャーレのオフィスに沈黙が訪れた。
    時間制限は来てるのに、計算だけは達者な頭脳は答えを教えてれなくて。

  • 12二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:49:50

    しまった!怪異スレだ!
    助かるぅ!

  • 13二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 00:56:30

    >>10

    >>11

    よもやこんな良質なホラーssがお出しされるとは…

    いっけねスレ立てた張本人なのにめちゃくちゃ怖くなってきちゃった

  • 14二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 01:54:17

    今見てるのが影の方だとホラー度が上がる

  • 15二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 09:38:49

    "……ごめん、ちょっと席外すね"

    「仕方ありませんね……早く戻ってくださいね? まだ書類はいっぱい残ってるんですから」

    "はは……分かった、なるべく急ぐよ"

    キィ……バタン


    キィ……

    "ふう、ただいま"

    「あれ? 先生早かったですね、まだ1分も……」

    "あれ? ユウカ来てたんだ"

    「……え?」

    "え?"

  • 16二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 11:03:38

    静かに扉を閉じ、暗い廊下で1人息を零す。
    静寂のなか、冷たい空気が鼻をついた。
    (疲れてるのかな…)

    眠気が取れていないのかもしれないと考え、コーヒーメーカーへと足早に向かう。ついでにユウカの分も作るとしようか。

    ガチャと給湯室に入りブラックにするか迷っていると横から声をかけられた。
    「あ、先生も休憩です?」

    え?
    幻覚でも見るようになったかと自分を疑いながら声の主へと振り返った。
    なんでユウカがここに?執務室で書類と格闘していた彼女は一体…?

    「先生、大丈夫ですか?」

    目の前のユウカにほっぺを抓られて思考が現実に戻る。
    しかし真実を知る事への恐怖が勝り、遂に言えなかった。

    『ユウカ、さっきの書類の山の整理終わったの?』だなんて。

  • 17二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 11:16:51

    "ユウカ?首、大丈夫?"

    「えっ首?」

    "首のところ引っ掻き過ぎてちょっと血が出てるよ?"

    そう言われると意識してしまう。
    ー痒い痒い痒い痒い

  • 18二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 11:55:59

    これ、雛見沢症候群じゃね?

  • 19二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 12:01:54

    もしかして:ドキドキデート大作戦

  • 20二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 12:26:22

    ““やっほ、イオリ!””
    ““会えて嬉しいよ!””
    「!?!?!?」

  • 21二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 16:19:32

    ユウカのドッペルゲンガーまで出現してて草

  • 22二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 17:11:47

    >>16

    先生はとうとう激務に耐えかねたのかコーヒーを淹れにいったようだ。


    パタンという音と共に静けさが戻る。

    (とりあえず今すぐ処理すべき財務諸表のチェックからら取り掛かろうかしら)


    先生はこの手の作業が大の苦手なので私がいつも引き受けている。

    いつものようにパソコンを開き、表計算ソフトに数値を入力しようとしたところで手が止まった。


    (あれ、必要箇所が全部埋まってる…?)


    この書類が発行された日付をすぐに確認する。

    2日前だった。

    しかも先生は昨日各校の見回りと会議に1日中追われていたはず。


    (僅か2日間足らずでこの量のチェックを?あの先生が?)


    動揺して思わず1つのセルをデリートしてしまった。

    慌てて復元し、深呼吸を挟む。


    もう一度パソコンに向き直り、完了したシートを確認する。

    フォント、形式、テーブル、数式の癖


    全て同じ、同じ、同じ、同じ、同じ、同じ…

    どれも自分が制作したとしか思えない代物だった。


    仕事の山が既に片付いていたことへの喜びが、正体の掴めない薄気味悪さに飲み込まれていく。


    (先生が終わらせたとは到底思えない…)

    (では一体誰がこれを…?)

  • 23二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 20:14:58

    怖っ

  • 24二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 20:20:23

    ノアを呼べー!

    って思ったけど区別つくのかこれ…

  • 25二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 20:44:12

    >>24

    「どっちもユウカちゃんですね♪」ってなって両手に華し始めるぞ

  • 26二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 20:56:54

    >>25

    目の前でどちらかのユウカちゃんが死ぬ可能性に気づいたノアにそれができるとは思えぬ

  • 27二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 21:22:56

    特異現象調査部を出撃させなければ!
    ここまで混迷してるとヒマリ呼びに行くまでがそもそも大変そうだけど

  • 28二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 08:48:06

    もうドッペルゲンガー同士でつきあっちゃえよ!

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