尊鷹 マリア そして俺だ

  • 1二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 14:55:10

    生存者のいる集落を探すぞ

  • 2二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 15:14:13

    不思議やな 尊鷹の生存に違和感がない
    なんでや

  • 3二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 15:15:12

    >>2

    核の炎程度とその後の崩壊世界程度じゃ人類はともかく尊鷹は死なないんだ くやしか

  • 4二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 15:15:35

    >>2

    ちがう!尊鷹は生存していたんじゃない!

    一度死んだ上でNHMの肉体を乗っ取って現世に舞い戻ったんだ

  • 5二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 15:23:45

    >>4

    人間というより妖怪だな……

  • 6二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 15:42:45

    昔は人嫌いでよくヤンチャしていたのになあ

  • 7二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 16:03:57

    静虎 龍星 キー坊どこへ!

  • 8二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 16:04:22

    >>6

    お前は成長しないのか

    今はそんなことをやっている暇はなくなったんだよ

  • 9二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 16:04:56

    >>6

    お前は成長しないのか

    子どもの前でそんなことできないんだよ

  • 10二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 16:06:37

    尊鷹=妖怪
    妖怪が味方するサバイバルはだいぶ心強いんや

  • 11二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 16:19:55

    >>7

    静虎と熹一は人助けで感染して荼毘に付したよ…

    龍星はバースト・ハートで荼毘に付したよ…

    骨はある場所に埋めてある

  • 12二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 16:55:20

     バチカンだ目の前に全身防護服を纏った男がいる。
    マリアの手を引いてバチカンのサン・ピエトロ広場の前までなんとか辿りついた鬼龍達の前に現れたのはガスマスク
    と鈍重そうな防護服を着た男だった。
     NHM、ノーヘアモンキーと比較すれば圧倒的に文化的な格好をしているが油断はできない。
     鬼龍は幼いマリアを背中で守るように前に立ちガスマスクの男に交渉を図る。
    「パリから逃げてきたものだ。子供もいる人が住める施設があるなら案内してほしい。」
     ガスマスクの男の反応はなかった。
    鈍重な防護服はピクリとも動く様子を見せない。
     ダメか…。鬼龍はコートの裏に隠したショットガンのグリップに手を掛けた。
     フランスからローマまでに至るまでの惨状を見てきた鬼龍は最早人類の生存を諦めていた。
     公共施設はどこも止まっており厳重な地下シェルターを持つ施設も思い付く限り見て回ったがNHMによる食残しの現場か人間同士争いの末の凄惨な殺し合いの後となった場所ばかりだった。
     鬼龍は最初は生存者を求めて施設を回ったが最終的には施設に残った僅かな物資を拾い集めるのが目的になっていた。
     缶詰が手に入れば上出来だった。
     鬼龍はここに来るまでに必要ならドックフードを口にしたし僅かな食料の為に床を這いずり回って棚の僅かな隙間のクッキーや保存食を見つけては大喜びした。
     怪物を超えた怪物と呼ばれた俺が乞食の用な真似をするとは…
     以前の美学を何よりも尊ぶ鬼龍ならこんなことをするくらいなら潔く死を選んだだろう。
     だが今は違う。鬼龍の後ろには幼いマリアがいた。
     人類を滅亡に追い込んだウイルスH4Q1の抗体を持つ奇跡の子。
     この子を守る為なら泥水を啜る気概を持っていた。
     かつて、優雅にはためかせていたコートは埃と粉塵で色褪せ穴も目立っていた。肌も張りがなくって体格も心なしか痩せ始めてきている。
     俺も変わったな…
     「お互いに変わったな…」
     

  • 13二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 16:55:22

    >>11

    尊鷹はなんで人助けしてないだよえーっ!

  • 14二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 16:56:46

    >>12

    それが自分の心の声でなくガスマスクの男から発せられた声だった。

     しかも懐かく聞き覚えがある声。

     鬼龍の脳裏にはローマに至るまでのマリアの思い出でも、孤独にルーブルで守り人をしていた頃でも悪魔超えた悪魔と恐れられる武道家の頃でもない

     まだ自分の運命すら知らなかった家族4人で机を囲んだ頃の思い出が蘇るッ。

     ガスマスクの男が顔の後ろに手を回す。

     バキッバキッ と音をたててマスクが外れる。

  • 15二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 16:58:29

    >>14

    その顔はまさに元灘神影流当主であり自分の実兄でもある宮沢尊鷹だった。

     「…タカ兄ィ…。」

    ずっと昔の愛称を聞いて笑みを浮かべる尊鷹

    「久しぶりだな…鬼龍。」

     顔はやつれててシワが以前会った時よりも多かった。髪の毛は仙人のように真っ白だったが加齢というよりは過労によるストレスによるものように見えた。肩まで垂れ下がった長髪を結ぼうともしていなかった。

     「鬼龍。再開のハグをしたいところだが腰に隠したショットガンから手を離してからにしよう。」

    「ふん、誰が貴様なんかとするものか。」

    鬼龍は何十日ぶりに緊張の解いていた。

     僅かな動作を見るだけで相手の意図を読むこの目付け。

     それこそ眼の前にいる男が幻ではなくかつて灘神影流を継いだ男である証拠だったからだ。

  • 16二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 17:12:53

    >>13

    尊鷹は面倒くさくなって誰もいない秘境で隠遁生活を送ってそうだからね

  • 17二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 17:15:20

    おいっ続きをくれっ

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