【🎲・閲覧注意】オール・フォー・ユーpart5

[1 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 20:18:49]

「マグカップ組＆ラウダでオリジナルシナリオを独自ルールで進めている。

　シナリオを進めるキャラ（PC）とは別にメタ視点の俺たちワイプ組の反応も入るからそのつもりで。

　現在は第六章。…終わりが近付いているな」

「幸運に成功してよかったと思った（小並感）」

「PC僕が何か気付いてそうなんだけど僕にも教えてよ」

「そういえば…5号と4号、それにエラン・ケレスって結局他人の空似なの？」

「分からない。…いつか判明するのかな」

「まさか血縁…？」

「そ、それは…インモラル…では？」

「本シナリオではメイン格のキャラ以外にもサブキャラとのCP成立＆サブキャラ間のCP要素が含まれる可能性があります。

　左右は明言しませんが、こだわりの強い方や地雷のある方はブラバ推奨ですよ。

　それと展開によっては猟奇的な展開や性癖モロ出し、暴力描写や性描写が含まれる可能性がありますのでご注意ください」

[2 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 20:20:14]

「私はすごいえらいつよい愛の女神。

　語気の強いレスやレスバはサクッと撃滅しますね。愛の女神なので。

　CPに関する質問や展開への不満も基本的にスルーです。愛の女神なので。

　合わないと感じた方はそっとブラバ＆理想のスレがあるなら自分でレッツスレ立て！ですよ」

「このスレでは独自ルールを採用して遊んでいる。

　詳細はpart1参照」

↓part1

【🎲・閲覧注意】オール・フォー・ユー｜あにまん掲示板

↓part2

【🎲・閲覧注意】オール・フォー・ユーpart2｜あにまん掲示板

↓part3

【🎲・閲覧注意】オール・フォー・ユーpart3｜あにまん掲示板

↓part4

【🎲・閲覧注意】オール・フォー・ユーpart4｜あにまん掲示板

[3 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 20:21:15]

「これまでの長編シナリオは以下参照よ」

【愛の女神シリーズ】長編シナリオ

[4 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 20:21:53]

「単発シリーズは以下参照です！」

【愛の女神シリーズまとめ】

[5 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 20:23:53]

「本シナリオに登場するPCを紹介する」

グエル

・一般家庭に生まれたお節介焼きなところのある学生。『仲の良い弟』がいる。

　備考：ラウダ、ケレスさん、メイジーとフラグを立てた。現在ラウダとケレスさんがデッドヒートしている…ような気がする。

5号：輝きの獣/×××

・自信に満ち、自らを英雄と語る。

　備考：4号に結婚を迫っている。楽しそう。つよい。

ミオリネ

・裕福な家庭に生まれ、放蕩を繰り返す学生。

　備考：シンプルクソ女かと思いきや意外と面倒見がいい面も？5号と4号に気ぶっている。シャディクと色ボケの可能性が芽生えた。

4号：背徳の獣/××

・どこか神秘的な雰囲気がある。夜は一人になりたがる。

　備考：他者を魅了してしまう体質。ミオリネに懐いた。5号に惚れた気がする。

シャディク

・恵まれない家庭環境、恵まれない人間関係により人間不信に陥りつつある学生。

　備考：スレッタと強い絆で結ばれるに至った。グエルのことは一応信じている。ミオリネといい感じかもしれない。

スレッタ：堕落の獣/××

・人を遠ざけようとするところがある。しかし心根の優しさが見え隠れする。

　備考：シャディクと共にやり直すことを決め、5号と4号、さらにミオリネとシャディクに気ぶり始めた。

[7 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 20:54:31]

～ジェターク家近辺～

「…スマホを持って出たのはいいんだが…ラウダはどこに出掛けたんだったかな。確か…」

「…止まれ」

（！？後ろに引っ張られて…）

「よお」

「エラン！背後から引っ張るんじゃない。驚いただろ」

「ああ、そりゃ悪かったな」

「反省してるのか？…あっ！？」

「………」

「…歩道に、車が…」

（あのまま進んでいたら、もしかしたら俺とぶつかって…）

[8 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 20:57:48]

様～！
様も意味深なこと言ってたしラウダも怪しさMAXだし…怖いのだ！

[9 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 20:59:04]

「…単独事故…運転手も無事なようだし、不幸中の幸いか」

「………」

「エラン？」

「分かってはいたが…簡単に死ぬものなんだな」

「は？誰も死んでいない…よな。え、まさか誰か轢かれて…！？」

「死んでない。…死なせない」

「…？」

「…ところでグエル。お前、何か調べ物をしてるみたいだな」

「どうしてそのことを…？」

[10 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:06:37]

様が異能力物実はラスボスでした系ヒロイン言動を繰り出しまくってるんだけど
じゃあ一体ラウダはなんなの？？謎のレアキャラ男より謎の弟って？？
という気持ちになってきた

[11 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:08:58]

「…思ったよりよく調べているらしい。答えに近づくのもすぐだろうな」

「すまない、何を言っているかよく分からないんだが。

　というか俺の疑問を無視しないでくれ」

「答え合わせまで待ってろよ。こっちにも準備ってものがある」

「準備…って、何の？」

「内緒」

「…お前は秘密ばかりだな。かと思えば素直に話したり…」

エラン目星（11～）：dice1d100=90 (90)

エラン？？（51～）：dice1d100=32 (32)　　※目星成功時のみ

dice1d100=59 (59)

[12 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:12:43]

「…！」

「どうした？」

「………俺のことは誰にも話すな」

「え？」

「…グエル…」

dice1d3=3 (3)

1：かわいく　　2：高圧的に　　3：照れつつ

「何だこれ」

「何だこれ！？」

「えっラウダも分かってない」

「ふふふ」

[13 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:15:15]

「…その、…お願い、だから」

「え？」

「…お願いするものだろこういう時はじゃあな」

「いや早口！…行ってしまった…」

「………誰にも…言わずにいるべきなのか」

「しかし…何故急に…」

[14 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:18:19]

照れ照れの様、かわいいな…というか着々と様とのフラグたってるね
そして女神が意味深に微笑んでいらっしゃる

[15 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:23:05]

「…うーん。悩んでいても仕方ないか。

　そうだ、ラウダのスマホ！忘れるところだった…」

「確か…今日も大学に行くんだったか？それならこっちの道に…」

「…あれ…兄さん？」

「ラウダ！なんだ、自分で気づいて戻ってきたのか？」

「うん？…あ、スマホ！ありがとう、どこかで落としたのかと思ったんだけど…」

「家に置きっぱなしになっていたから、届けようかと思って」

「…ありがとう、兄さん。兄さんは優しいね」

「これくらい当然だ。…ところでラウダ、少し聞きたいんだが」

「何？」

[16 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:26:56]

「…うーん。僕は、特に何も…気付かなかったかな」

「そうか…」

「でも…兄さんが助かるなら、何でもいいよ」

「…そうだな。巡礼がなければ、俺は…あのまま死んでいたんだろう」

「………」

「…すまない、悲しい想像をさせてしまった。俺は大丈夫だから」

「そう、だね。…そうだよね。…ねえ、ところで、兄さん…」

「ん？」

「さっき、誰か、一緒にいた？」

[17 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:28:33]

めっちゃ区切りながら喋ってくるの怖いよ～！

[18 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:33:10]

様がデレまくってるのに反比例して
ラウダが怖いのだ

[19 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:34:27]

「…え、っと…どうしたんだ、急に」

「ううん、何となく…勘みたいなものなんだけど」

「…あー…5号が…いた」

「5号？」

「ああ。一緒に出掛けようかと思ったんだが、ラウダがスマホを忘れたことに気付いたから、届けようと思って俺一人になって」

（…変な顔になってないだろうか。手汗がすごい。ラウダにこんな…嘘を吐くことになるなんて）

「…そういうことか。うん、わかったよ。用事があったのに…わざわざありがとう」

（納得してくれたか…よかった。…罪悪感はあるが…）

「気にすることはない。それじゃあ、あまり待たせると悪いから…ああ、ラウダも一緒に来るか？」

「僕も用があるから。それじゃあ兄さん、気を付けてね」

「ラウダもな」

[20 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:36:23]

ラウダの追い何だこれ！？で声出た
新スレ乙です！様にやっと接触出来ましたね

[21 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:36:26]

ラウダの用って何なんだろう？
ずっと意味深に感じるけど何やってるのかは分からない

[22 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:38:07]

「ラウダ？」

「ケレスさんとの親愛度をプラスするのを忘れてましたね。4になりましたよ」

「あの…ラウダは…？」

「では図書館へ向かいましょう」

「ラウダはどこだ！？」

「図書館に移ります」

「め、女神…？」

[23 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:43:26]

～図書館～

「かくかくしかじか」

「まるまるうまうま。じゃあラウダは何も知らないんだ？」

「え～うっそでしょ」

「ラウダが嘘を吐くわけないだろ」

「………そう…」

「気持ちはわかります。…本当、痛いくらい…」

（軽くトラウマ刺激されてないか…？）

「フェルシーとペトラは？」

「ああ、さっき捕まえてグエルが来るまで待たせてるんだけど、妙なことを言ってて」

[24 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:46:36]

誰か一緒にいた？のとき絶対BGMが急に無音になってただろ…！

[25 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:46:45]

「グエルせんぱーい！」「どうもっす！」

「二人とも、元気そうだな。最近物騒だが…何ともないか？」

「はい！…でも、心配してくれるのは嬉しいっす」

「ところで…グエル先輩？その人…」

「ん、5号のことか？」

「あと、そっちの女の子…うわっ、かわいい…」

「きれい…じゃなくて！」

「誰なんすか！？」

「最近知り合った人に瓜二つなんです！特にそっちの男の子！」

「………（まさか…エランのことか？）」

[26 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:52:29]

妄想の域を出ない予想だが、様との信愛度が高まるほどラウダとの溝が深まる（敵対する）とかそういうのじゃないよな…？

[27 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:53:11]

「…5号…こっちの少年は、俺の家に居候してるんだ。いろいろあって住むところがなく困っていてな」

「同じような理由で4号は私のところにいるってわけ」

「ええ～？」「じゃああの人との関係は？兄弟とかっすか？」

「いや知らないし」

「さすがにこの顔が三人も同じ街にいるとは思えないけどなあ…」

「ありふれた顔の対極みたいなものですよね…」

「………えー…俺もよく知らない」

「僕も！そもそも僕、兄弟なんていないと思うし」

「…同じく」

「なんでそこちょっと曖昧なんすか…？」

[28 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 21:59:47]

「仮に誰かいたとしても他人の空似でしょ。それより本題に入るよ」

「いや、本当に似てて…」「もうすっごい美形で」

「僕もすっごい美形ってこと？わかる」

「ちょっとお口チャックしてようね」

「え～」

「この街で行われていた…もしかすると、今も行われているのかもしれない儀式について聞きたいんです」

「…可能な限り、具体的に」

「え？」「聞いて…くれるんですか？」

「ああ。儀式について分かったことは全て教えて欲しい」

[29 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:07:13]

「…で、で！ここからが本題なんすけど！」「いろいろとわけわかんなくて…でも何とも好奇心をくすぐられて…！」

（前置きが長かったなあ…もう夕方だ…）

（ご飯休憩とトイレ休憩まであったわね…）

（…普段、あれでも話したい内容をかなり抑えていたんだな、二人とも…）

「…どう解釈すべきかわからないんすけど…えーっと…メモどこだっけ。ああ、あった…

　世界樹を守るための火…とかなんとか…魂を火にくべる？贖罪を果たし、穢れを雪ぎ落とした魂を送って…

　送るってどこにだろ…うーん…」

「この世界すら世界樹になる一つの果実に過ぎない…って記述もあって。

　なんだか…ロマンを感じませんか」

（ちょっとわかる）

（わからない…）

[30 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:07:37]

前スレで仄めかされたオカルトに詳しい美形やっぱり様だったか

[31 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:11:43]

もしかして巡礼クリアした獣を生け贄に的なやつかこれ？

[32 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:14:06]

スレッタの不安要素はいつ頃影響が出るんだろ？

[33 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:16:34]

「…儀式については？」

「あ！えっとですね、その火が絶えないように、儀式で…えー…

　罪人の魂を清めるための…巡礼？を行う…みたいな記述があったんすよ！」

「！」

「詳しく」

「…執行者、って言葉も書かれてました。

　最もさやけき魂を持つ者、全ての罪を祓いて炎と成らん…其は執行者の名を冠す獣なり…」

「………あー…」

「…聞きたいんだが。司祭という言葉は出てこなかったか」

[34 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:21:42]

「なんでわかるんすか！？」

「で…出てきました！こっちは割と最近…といっても百年前ですけど！

　その手記に『司祭との契約』がうんぬんって話で…」

「…どんな契約、ですか？」

「それが具体的には書かれてなくて…」

「…納得するしかない、とか何とか…？

　ただ、後半にいくにつれて…司祭に感謝してるって内容に変わってましたけど」

「…感謝ぁ？」

「え…なんすかその表情…」「まずいこと言いました…？」

「気にすることはないよ」

「…んー…」

dice1d100=60 (60)　　※51以上のみ

[35 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:23:45]

文字数的にも5号の×××って…

[36 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:28:34]

「…ねえ、その手記って…どこで始まって、どこで終わるのかな」

「はい？」「どこで…って？」

「儀式にはどれくらいの期間を要するものなのかな。記述から分からない？

　それとその手記は…きっちり最後のページまで書き切られている？」

「あー…えっと、確か…儀式は、一週間、だっけ？七夜の巡礼とか書いてたような…」

「…ページは…手元にないから記憶頼りですけど。そういえば…どれも途中で終わってた、ような…？」

「は？」

「一週間…？」

「もう一つ。…手記は…儀式の後も、書かれていた？」

[37 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:30:31]

さやけき…
清い、明るい…

[38 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:44:29]

「え…どうだっけ？」「そこまで気にしてなかったかも…」

『第六の巡礼だ』

「！」

『大学に――』

「…？ちょっと、続きは？」

「はい？」「どうしたんですか？急に皆さん固まっちゃって」

『――侵食者が…現れた。討伐せよ』

（…妙に、言葉が途切れている）

「…行きましょう」

「そうだな。二人とも、悪いけど続きはまた今度。気を付けて帰るんだよ」

[39 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:49:54]

～大学・校舎内～

「大学に現れるとかほんと最悪…！どこにいるのよ！？」

「大学と一言で言っても、広いからな…」

「でも、気配である程度…当たりをつけることはできます」

「そうだね。こっちの…廊下の先…かな」

「…5号、さっき…」

「ん？」

「――な」

[40 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 22:57:18]

「ラウダ！」

「あ…兄さん駄目だ、今来たら…！」

「僕がいるよ。君たちのことは守るから、安心して」

「腕だけが…侵食者のもの、ですね。…カマキリに、似ているでしょうか」

「また…人間のふりをする個体」

「…あの子の顔、見たことある。同じ講義、受けてたかも」

「………早く、倒してしまおう」

「ぁ…あ……たす、けて」

「…え」

[41 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:02:55]

「………うそ」

「た、す…けて……しに、たく、ない…」

「………スレッタ、止まらないで！」

「あ…！？よ、4号さん…！」

「…平気、掠り傷だ」

「たすけ、て…たすけて……」

「ど、どうしよ…こんな、どうすれば…」

「まだ、意識が…？」

「それなら…倒すことなんて、」

「斬るね」

[42 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:06:10]

ラウダはまさかこれ、侵食者を作り出してたり…？

[43 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:10:15]

「………5号、お前！」

「な…何してるのよ！助けられたかもしれないでしょ！？」

「分からない？今のは人間の模倣だよ。…この子が死ぬ直前に、ああ言ったんじゃないかな。

　それを繰り返して、自分を人間に見せようとしてただけ」

「…そう言い切れる、理由はあるのか」

「ある」

「は？」

「魔力が人間のそれと違う。魂の存在を感知できなかった」

「そんなもの、感知するなんて――」

（待って、5号さん…確か、以前も…そう、第三の巡礼の時…微細な魔力まで感知してた。なら、本当に…？）

「………僕も…5号の言う通りだと…思う」

[44 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:11:32]

妙に途切れてる言葉？
司祭がどっちなのかわからなくなってきた

[45 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:17:42]

「ラウダ…？」

「出会い頭も、僕を追いかけている間も、ずっとあの調子で言葉を繰り返していたから…

　意味もわからず、言っていたんじゃないかと思って」

「…そう、か。すまない5号、感情的になって…責めるようなことを言ってしまって」

「いいよ。それだけさっきの子のこと、真剣に助けたかったんでしょ」

「…終わりを告げる声が届かない。巡礼がまだ終わっていないのだとすれば…他にも似たような個体がいるかもしれないね」

「………うんざりするわね」

「………」

「ラウダ、顔色が悪いな…肩を貸すよ。それとも少し…どこか、落ち着ける場所で休むか？」

「兄さん…僕は大丈夫だから」

[46 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:22:26]

「でも…」

『侵食者の討伐を確認した。

　第六の巡礼は果たされ、獣はまた一歩、人に近づいた。

　次の巡礼の始まりを待て』

「…これで、おしまい？」

「次が…最後になるんですね」

「………最後は、どんな内容になるんだろう」

「これ以上、被害が広まらないといいが…」

「………とりあえず、帰ろっか」

「…そうだな」

[47 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:28:22]

「っ…」

「ラウダ！？大丈夫か…！どこか怪我でも…」

「してないよ。疲れてるんじゃない？」

「何を暢気な…！」

「グエル、ちょっと落ち着きなさいよ。心配なのは分かるけど…ちゃんと息してるし、寝てるだけっぽいよ」

「……そ、そうか。よかった…」

『今から指定する位置に来い。巡礼の参加者以外は連れて来るな』

「今のは…司祭、ですよね？」

「…？」

「…ふーん」

[48 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:31:29]

「突然ですがワイプ劇場です」

「ラウダ…どこだ…？」

「ラウダならいるじゃん」

「ワイプのラウダを探してるんでしょ」

「別室待機してるだけだと思うけど」

「拗ねるところなかったよな？」

「女神の私、どうなんですか？」

「拗ねてはないですね」

[49 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:35:01]

「絶対ラウダが司祭だと思ったんだけど、司祭からの連絡があったってことは別か」

「寝たふりだったりして」

「それに気付かない獣たちはちょっと間抜けすぎると思う」

「せめて目星を振らせてほしいですね、その場合…」

「となると自動的に第二候補のエラン・ケレスが怪しくなるんだけど」

「ラウダ…」

「グエルさんがラウダbotになってますね…」

[50 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:37:39]

私もラウダが司祭かと思ってたからビックリ
様もラウダもポジションが未だに謎でワクワク

[51 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:42:33]

「…実のところ、5号さんが一番怪しいまであるのでは？と思ってます、私」

「えっ僕ぅ？」

「一人だけ伏字が三文字…執行者…」

「何か知ってそうなのに周囲に共有しないムーブ…」

「それはダイス結果だから。PC僕は何か知ってそうだけど僕は知らないし」

「ラウダ…」

「グエルが全然使い物にならないんだけどどうにかしなさいよ女神」

「無茶ぶりやめてください。グエルさん、まともにトークしてたら次のワイプではラウダさんを引きずり出しますので」

「皆で巡礼の謎を解き明かそうな！」

「食いつき良すぎて草」

[52 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:53:57]

～住宅街～

「ラウダ…一人で置いて来て大丈夫だろうか…」

「家にはしっかり施錠したんだし、大丈夫でしょ」

「だといいんだが…目を覚ました時、一人だと心細くないだろうか…」

「心配ですよね…。早く済ませて帰りましょう、グエルさん」

「スレッタ…ああ、ありがとう」

「…指定の場所は、あの家のはず」

「大きいねえ。グエルの家とは大違い！」

「…5号、言うなあ…」

[53 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 23:57:13]

「…司祭の住んでる家、なのかな」

「分からないが…インターホンを押してみよう」

「待ってください。安全とも限りません。念のため、私が」

『ああ、やっと来たか。鍵は開いてる。さっさと入れ』

「…？」

「………」

「………今の、声は…？」

[54 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 00:01:06]

～司祭の家？・居間～

「よおグエル」

「エラン！？」

「うわー！？同じ顔！」

「ど、ドッペルゲンガー…？」

「ご、ご家族ですか！？」

「………？」

「………あー…何だろう、すごく変な感じ」

「なかなか活きの良い反応だな、悪くない。

　…さて、盤面をひっくり返してやろうか」

[55 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 00:04:43]

「………第六章…終了…」

「おかえりラウダ」

「もっと他に言うことない？」

「どうして『司祭の家？』なのよ」

「PC僕の反応は何…？」

「分からないことが増えていくなあ」

「…次、幕間あります？」

「ないですね」

「えっじゃあ次…」

「第七章…最終章だよ、兄さん」

[56 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 00:39:48]

ラウダには巡礼を企画？する動機があるんだよな
他の命を犠牲にしてでも兄を救いたいという

[57 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 06:16:59]

第七章　『オール・フォー・ユー』

～司祭の家？・居間～

「な、な…っ」

「情報量が多すぎる…」

「何かの冗談…ではないんだな」

「当たり前だろ」

「しかし…今の説明を聞いても分からないことが」

「あん？」

「何故…君と僕、それに5号は容姿が似ているのか。…何の意味も、ないとでも？

　なら、どうして僕はこんなに、君の存在が引っかかるんだ」

「お前に関してはマジで知らん」

「え…」

[58 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 06:25:05]

「予想はつくが、あくまで予想だ」

「じゃあその予想を話しなさいよ」

「それが人にものを頼む態度か？」

（そういえばエランの『お願い』…あれ、今思うとちょっと可愛かったな…）

「その口ぶりだと、5号のことは確実に何か知っていそうだが…」

「でも、いったいどんな理由で…？」

「十中八九『前任者』のこさえたガキ」

「………『前任者』」

「…いろいろと合点がいったよ。僕が…英雄の資質を持って生まれたことも含めて」

[59 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 06:32:52]

「…4号も同じ？」

「違うだろうね」

「どうして5号さんが答えるんですか？」

「分かるんだろ。同族は気配で察せられる」

「…君、昨日病院の近くにいたよね」

「ああ、いた。で、お前が近付いてきたから遠ざかったわけだ。あの段階で見つかると…面倒だったからな」

「んー…感知する能力は君が上か…」

「当然だろ。こっちは純正品、お前は劣化コピーってところ――むぐっ」

「その言い方はやめるんだ。5号は5号であって…誰かの模造品でも何でもない」

「………分かったよ」

[60 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 06:37:12]

「模造品…」

「4号？」

「…そう、か。…そういうこと…」

「？」

「………」

「…俺の予想でいいなら、話すが」

「4号、いい？」

「…構わないよ」

[61 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 06:47:18]

「…時にお前。両親と、容姿は似ていたか」

「二人とも、顔なんて見たことないけど。少なくとも母親とは似ていなかったらしい。

　…分かった気がするよ、母親が…僕の顔を見て、命を絶った理由」

「どういうこと…？自分に似てなかったから…？」

「誰にも似てなかったんだよ、そいつは。母親にも、父親にも」

「………それくらい、あり得るんじゃないですか？」

「髪や瞳の色さえ、掠りもしなかったんだろ。…おそらくお前の容姿は、妖精の手で意図的に『5号』に寄せられたものだ」

「え、僕？」

「そいつが生まれたのはお前が死んでからおよそ200年先。前任者もとっくにくたばってる。

　…自分たちが愛し、育て、人の世の平和のため送り出した子供が殺されたことは、妖精たちにとって…忘れられるものではなかったらしい」

[62 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 06:52:06]

「それで、人に子供を産ませて…その後は顔を見にも来ない？

　…随分と、身勝手なんだな。妖精というのは」

「………グエル」

「ん？」

「聞きたいんだが。真実を知ることと、知らずにいること…どちらが幸福なんだ」

「き、急になんだ。哲学的な問いだな…」

「知らなければならないことであれば、知る必要がある。迷うことはない。

　だが…知ったところでどうすることもできないなら、知らずにいた方が…いいのか？」

「えーと…」

dice1d3=1 (1)

1：知りたい

2：知らずにいて構わない

3：わからない

[63 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 06:59:59]

「…それでも、俺は知りたい。何もできなくても…知ることで、変わる何かもあるはずだから」

「…そうか。なら…教えてやるか。…4号」

「何？」

「ひそひそ話して、何だったのよ」

（聞こえてたけど…）

（聞こえてたけどね）

「…お前の生まれた時代、妖精たちの間にはある決まりごとがあった。

　『人間を愛してはならない』と」

「………」

「その定めを破ったものは、容赦なく…代償を払わされる」

「………そう」

[64 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 07:06:42]

（…会いに、来なかったんじゃなくて。どうでも、よかったわけでもなくて。…来ることもできなかった。

　…そう、思っても、いいのかな。

　………僕は…誰にも望まれずに、生まれたわけではないと…）

「………あー。あと、話は変わるが」

「？」

「お前の『それ』は…ある種の呪いだ。

　今はどうにもならないが…万全の状態になったら解いてやってもいい」

「それって…他人を魅了しちゃうあれ？」

「いや、そっちじゃなく。…そっちも本来は制御可能なはずだが。

　理性を失うことがあるだろ。あっちの方」

「それは…良い知らせですね、4号さん！」

「…うん。何だか…現実感がないくらい」

[65 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 07:12:26]

「え～。あれはあれでかわいいのに」

「………」

「…えっと…悲しそうな顔しないで？」

「こういうのを無神経って言うんだな…勉強になる」

「…それで、エラン。君の言う通りなら、俺たちには…戦いが待ち受けているはずだが」

「………戦うしか、ないのか？」

「当たり前だろ」

「…でも、今すぐにじゃないでしょ。あんたの言う通りなら…最後の巡礼が始まった時が、戦いの時」

「………では、その時まで…今は体を休めましょう」

[66 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 07:14:39]

グエルの初手クリティカル本当に大きかったんだな

[67 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 07:17:34]

「何？最後の巡礼で何があるの？」

「結局エラン・ケレスは司祭なのか…？」

「兄弟じゃなくてよかったと思った」

「そうだね」

「4号さんの心情に救いがあったようで…良かったです。本当に」

「にしてもケレスさん、便利すぎるな。いろいろ教えてくれるし呪いも解いてくれるらしいし」

「好きになったか？」

「好き好き」

「冗談でもやめて！」

「ラウダはかわいいなあ」

[68 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 07:26:07]

もしかしてこのシナリオ
グエルが初手でお助けキャラ落としたせいでラウダの想定と変わりまくったりしてますかね

[69 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 16:28:45]

ケレスさん落とさなかったルート
良い感じに友好度上げられずに亀裂が走るルート
色々ありそうだけど、個人的には4号5号の友好度が上がった後の魅力効いちゃってのバッドエンドルートが一番気になる

[70 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 18:36:26]

>>68

「むしろ今想定していたルートの一つに収束しつつありますね」

「おかしい…こんなはずでは…」

「（笑）

　用意してたルートの一つではあるじゃないですか」

「でもおかしいだろ！『幸運クリティカルを出さないと出会えない相手』と『特定の人間PCが親愛度3以上』が前提だぞ！？」

「私も初手クリティカルは慄きました。グエルさんこわい。

　…でもほら、ラウダさんの親愛度もギリギリ足りましたし、いいじゃないですか」

「各パートナーが確固たる信頼関係を築き、各陣営が協力関係にあることまで満たしている…おかしい…」

>>69

「レスが余ればチラ見せするかもしれないですね～」

[71 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 18:42:02]

～ジェターク家～

「ん………あ、れ…？朝…？」

「ラウダ、目を覚ましたか。良かった…」

「にいさん…」

「大学で倒れて、そのまま…朝まで目覚めないなんて。心配したんだからな」

「…ごめん」

「分かってくれたならいいんだ。…無理はするなよ。やっぱり少し…熱があるんじゃないか？」

dice1d2=1 (1)

1：今日は一日、ゆっくり休んでくれ

2：傍に居るから、何でも言ってくれ

[72 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 18:45:45]

「…うん」

「それじゃあ、俺は行くよ。何かあったらすぐ連絡するんだ。いいな？」

「あ…」

dice1d100=87 (87)　　※76以上

「もっと基準を甘くしろ！！！」

「え～」

「親愛度…5だぞ…！」

「…dice1d2=1 (1)

　1：無理です（笑）

　2：じゃあ出目に+15で

　」

[73 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 18:48:02]

そのままでもクリアだラウダ、やったね！

[74 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 18:48:38]

自力で突破しやがったw

[75 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 18:51:39]

「にいさん…」

「ん？どうした」

「…いかないで…」

「………」

「そばにいてよ…ひとりにしないで、にいさん…」

「…ラウダ」

dice1d3=2 (2)

1：…大丈夫。すぐ戻って来るから

2：わかった。側に居るよ

3：

「見たか水星女神ィ！…何だこの選択肢？」

「ふふふ」

[76 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 18:54:27]

「側に居るから、そんな顔するな。つらいだろうが…兄さんがついてるからな」

「…うん…」

「………」

（…兄弟ってこういうものなのかなあ？

　なんか、この二人…兄弟っていうより…）

（まあいっか！4号に会いに行こうっと）

[77 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 18:54:30]

進行役の把握してない選択肢(空白)！？

[78 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 18:57:16]

5号くん、まあいっかで何でも済ませがち

[79 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 18:57:53]

「あの出目ならもっと色ボケていいだろ」

「兄弟なんですから二重にロックを掛けてるくらいでちょうどいいんですよ」

「質問。いつの間にか女神が進行役になってないか？」

「ああ、まあ、はい。ラウダさんがズルするといけないので」

「人聞きの悪いこと言うな」

「ナイス女神」

「ありがとう女神ちゃん」

「一安心だね」

「ほんとほんと」

「お、お前たち…」

[80 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:02:06]

「では…最後の平和な時間です。

　グエルさんはラウダさんの看病。5号さんは関係値的に4号さんと過ごすでしょう。

　あとはシャディクさん次第ですよ」

「えっ俺ぇ？」

「ミオリネさんと私、どっちを選ぶんです？」

「え？」

「私でしょ。色ボケてるんだし」

「でも友好度は1ですよね。私とは…4ですよ」

「………だ、ダイスで…決めようか」

dice1d3=2 (2)

1：隣に立ちたいからミオリネで

2：ずっと支えてくれた水星ちゃんで

3：二人が俺の翼だ

[81 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:05:15]

「シャディク。」

「うわあ急に出張してきた」

「…………………………。

　これ私が一人にならない？」

（沈黙が…沈黙がこわいです…！）

「ではdice1d3=1 (1)

　1：もう一度図書館に向かいます

　2：私とシャディクさんをこっそり見てます

　3：ケレスさんに会いに行きます

　」

[82 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:10:00]

「それぞれの向かう場所を決めましょうか」

5号・4号：dice1d3=3 (3)

1：遊園地　2：ショッピングモール　3：家（dice1d2=2 (2)　　1：ジェターク家　2：ミオリネ宅）

シャディク・スレッタ：dice1d3=1 (1)

1：遊園地　2：水族館　3：家

[83 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:15:11]

～ミオリネの自宅～

「おじゃましまーす！」

「どうぞ」

「ミオリネはいないんだね」

「図書館で調べたいことがあるからって。ついて行こうかとも思ったけど…

　君が来るなら家にいるよう言われた」

「そっか。僕は二人きりで嬉しいな」

「…そう」

4号呪い（81～）：dice1d100=69 (69)

「　呪　い　」

「成功すると以前のように暴走しますからね～」

[84 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:20:51]

「…緊張、していないの？」

「うん？」

「最後の巡礼。きっと、近いうち…もしかすると、今夜にでも…」

「ああ、そのこと。僕は強いからね。絶対に勝つよ」

「…すごいね、君は」

「だって勝たないとそこで終わり。そんなの嫌だからね」

4号魅了（11～）：dice1d100=36 (36)

5号魅了抵抗（21～）：dice1d100=62 (62)

dice1d100=64 (64)

[85 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:22:06]

5号相変わらず強くて安心するわ

[86 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:27:19]

（………会話が、途切れた。彼は、じっとこちらを見て…）

「ねえ、4号」

「…何？」

「前にしたあれ…君は、本心ではああいうことを僕にしたいと思ってる？」

「………別に、噛んだりは…したくない」

「じゃあその前は？こうやって…僕の頬に手を添えて、自分の方に顔を向けさせたよね」

「………」

「それから、このまま…唇を触れ合わせて…

　…こういうこと、もっとしたいと思ってる？」

dice1d3=3 (3)

1：答えたくない

2：無言

3：………そうかもしれないね

[87 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:28:47]

こいつら…ブレないな…

[88 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:33:28]

「………そうかもしれないね」

（言って、しまった。…はしたない…幻滅される…？…そもそもこんなこと、今まで理性のある状態で望んだことは…）

「じゃあ教えてよ」

「…何を」

「僕、閨での作法は習ってなくて…よく分からないんだよね。

　だから4号が教えて？」

「………え」

（何かとても…恥ずかしいことを要求されている…？）

「どうすればいい？君にどう触れて、どんな愛の言葉を伝えれば…君は喜んでくれるのかな。全部知りたい」

（こういうのは、段階を踏むべき、と答えるのが正解なのかな…でも…）

「………僕の部屋…行こう」

[89 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:37:29]

「すごい（すごい）」

「………」

「いやあ…情熱的だね」

「脳が…破壊され…でも幸せならOKです」

「ちょっと～覗かないでよね～」

「複雑な気分…」

「覗いてないで次に行くぞ」

[90 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:40:40]

～図書館～

（………エラン・ケレスから聞いた話が本当なら…）

「…手記、借りられるといいけど」

ミオリネ幸運（51～）：dice1d100=61 (61)

「クリティカルと通常の成功で異なる結果になりますので」

「また過去作ネタ？」

「もう飽きたみたいな顔しないでくださいよ～」

[91 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:45:26]

「…無理だった…！」

「またあの子たちが借りてるのかな…？

　図書館の中を探し回るのも骨が折れるし…小説でも読んで時間を潰す…？」

dice1d3=3 (3)

1：『夜明けのアンドロイド』

2：『ハウス・オブ・E』

3：『アス校ぱにっく！』

[92 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:50:37]

「何々？『恋愛ノベルゲームを小説化！そして少年は、愛しい人のため世界を――』」

「………へえ～」

「…ええっ！？」

「そ…そんな…妖精さん…！」

「あれ？ミオリネ先輩？」「な、泣いてます…？」

「は！？な、泣いてないわよ！」

「ならいいんすけど…」「あ！今日も話しを聞きにきてくれたんすか！？」

「…そうね。聞いてあげるから好きなだけ話しなさい」

（私たちが負ければ、二人も…いえ。サビーナやレネ、クソ親父とお母さん…皆…）

「…勝たなきゃね」

「？」

[93 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:54:26]

グエルとエランが知り合いだったの、見事に皆にスルーされたな(笑)

[94 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 19:59:11]

～遊園地～

「ここが、遊園地…」

「いろいろアトラクションがあるんだが…どんなものか想像はつくかな？」

「いえ、全く…！未知のものばかりでドキドキです！」

（すでに楽しそうだな。…よかった。彼女は…ずっと難しい顔をしていたが。ああして年相応に笑ったり、はしゃいでいる方が似合う）

「シャディクさん、私、これが気になります！」

「うん？」

dice1d3=1 (1)

1：ジェットコースター

2：お化け屋敷　（+10）

3：観覧車　（+15）

dice1d100=55 (55)

[95 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 20:04:29]

「スレッタ、すごい声が出ていたね」

「だ、だって、あんなに緩急の付いた動きとは思わなくて…！高低差も激しいですし！」

「最初は『これなら馬の方が迫力ありますね～』なんて言ってたのに」

「ううっ…！…にしてもシャディクさん、どうして遊園地に連れてきてくれたんですか？

　とっても楽しいですけど、私たち…その、お金の問題が…」

「一度くらい、君と遊んでおきたくて」

「…シャディクさん。一度だけ、じゃないです」

「え？」

「また、来れます。絶対来ます。…私がお金を稼いで、シャディクさんを連れてきます！」

「それは…ちょっと情けないかなあ…。でも、そうだね。また、必ず」

「はい！…そして、今日もめいっぱい楽しみましょう！」

[96 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 20:07:24]

「俺と水星ちゃん、最後まで色ボケなかったね」

「グッドパートナーですね」

「つまり？」

「シャディクさんとミオリネさん、友好度1なのがネックなんですよね～」

「くっ…」

「もっと交流したかったなあ…」

[97 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 20:12:12]

>>93

「会話の導入部をカットした結果そうなっただけで、それぞれ反応はしていたと思いますよ」

「具体的には？」

「『はあ～？あんた知ってたなら教えなさいよ！』」

「『明らかに怪しいのに大して疑わなかったあたり、グエルの人の好さが裏目に出たかな…』」

「『ひっどーい。パートナーにも教えてくれないなんて！』」

「『…おかしいとは思わなかった？』」

「『グエルさん…警戒心なさすぎです』」

「………みたいな？」

「全体的に批判されている…」

[98 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 20:22:38]

ミオリネが読んでたの次シナリオモチーフのやつかな？
妖精さんてなんだ

[99 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 21:40:47]

「………いよいよ、か」

「いきましょうか、ラウダさん」

「…いやだ…」

「無駄な抵抗はやめてお縄についてください。ほらほらやりますよ」

「くっ…」

[100 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 21:45:14]

～ジェターク家・リビング～

「おかえり5号。随分と遅かったな。夕食は？」

「…グエル」

「どうした真面目な顔をして。ラウダのことか？それなら熱も下がって、今はぐっすり眠っているが…」

「愛し合うことって…満ち足りることなんだね」

「は？」

「ずっと欠けていたものが、埋まるみたいな…気付いてもいなかった渇きが、潤うみたいな…

　グエルも、さ…大切な人がいるなら、きちんと伝えた方がいいよ」

「あ、ああ…？」

（何だ…？どうしたんだ5号？やけに大人っぽく見えるんだが…！？）

[101 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 21:50:28]

～ミオリネの自宅～

「あんたたち…露骨過ぎるよ」

「え」

「誰が見ても何があったのか分かるから」

「…そんなに…分かりやすかった？」

「まあね。これで気付かないのはよっぽど鈍いでしょ。

　…けど、良かったんじゃない？」

「…そうだね。…よかった。彼のこと…好きだって、今なら胸を張って言える」

「…ほんと、幸せそうな顔しちゃって」

[102 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 21:53:53]

「ただいま、です！」

「ただいま」

「おかえり」

「…おかえり」

「これお土産です！お二人とも、どうぞ」

「遊園地ね。そういえば私も最近行ってないかな」

（は！これは…誘って欲しいということなのでは！？）

dice1d2=1 (1)

1：シャディク「4号、何かあった？」

2：スレッタ「ミオリネさん！良ければなんですけど、今度…！」

[103 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 21:55:43]

「………」

「ほらね？」

「…聞かない方がよかったかな？

　答えにくいことなら構わないよ」

「…うん」

（ああ～！シャディクさん、どうしてそこでミオリネさんの様子に気付かないんですか…！）

[104 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:04:29]

『最後の巡礼だ』

「！」

「…来た」

『これまでの巡礼で、お前たちの魂は清められた。

　ここからは、最後の仕上げだ』

「やけにもったいぶった言い方するじゃないの」

『獣を人に戻すため、罪を祓う。――断罪が、必要だ』

「…その方法は？」

『獣たち同士で、殺し合え。死によって罪は祓われ、人として眠りに就くことができる。

　殺すことで、相手に許しを与えると思えばいい。

　そして、最後まで生き残った者には奇跡が与えられる』

[105 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:08:54]

～ジェターク家・リビング～

『猶予は今夜の内だ。夜明けまでに決着を。

　さもなくば、巡礼は失敗となり…お前たちと、この世界の全てに、滅びがもたらされる』

「いやあ、規模の大きな話だねえ」

『最後に一つ。

　獣を殺すため、パートナーを攻撃することは許可しない。

　必ず、獣同士で殺し合え』

「………」

「…グエル」

「ああ…行こうか」

[106 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:16:54]

『何故』



『どうして…』



『…お前たち、何故…戦わない！』



『そちらが、そのつもりなら…』

[107 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:24:37]

～住宅街～

「やあ、こんばんは！」

「………」

「顔色が悪いね。それに表情にも余裕がない」

「………」

「話は変わるけど…

　最初から、気になっていたことがあって。誰も口にしないから、そういうものなのかなって思っていたけど…

　やっぱりおかしなことだったみたい」

「………」

「巡礼が始まる前に聞こえた司祭の声と、巡礼が始まって以降に聞こえる司祭の声は別だった。

　二人いるのかな？と思ったけど、最初の声は全く聞こえなくなって…」

「………」

「心当たり、あるんじゃない？…だって、君が『本物の司祭』から力を奪い取ったんでしょ。…ラウダ」

「………お前、いつから…」

[108 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:29:49]

「別に、君を疑ってたわけじゃないけどね。でも、知って納得したよ。

　君は最初から、普通の人間とは比べ物にならない魔力を持っていたから。

　それどころか、獣相手にも負けていない…スレッタやニカ、ノレアじゃ太刀打ちできないだろうね」

「…それが、どうした。そんなこと…どうだっていいだろ。

　僕のことはどうでも…」

「まあ落ち着きなよ。僕以外の気配が掴めなくて焦ってるんだろうけど」

「何かしたんだな」

「僕じゃないけどね」

「何…？」

「ああ、でも…ラウダにも分かっちゃうのかな？僕によく似た気配の持ち主の仕業だってこと」

[109 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:35:31]

やっぱりラウダだったのか…

[110 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:36:47]

「4号のこと、ではないだろう。なら、誰が…

　いや、どうでもいい。もう、そんなこと全部、どうでもいいんだ。

　僕は、この儀式を完遂させなければならない。それだけだ」

「…それって、グエルのため？」

「それ以外に何がある。…だって、おかしいだろ。

　どうして、兄さんが…今までずっと、気付くことができたのに。

　あの時だけは、気付けなかった。対処できなかった。助けられなかった」

「君は…人の死が見えるんだね。シャディクが言ってたよ。

　『ラウダに指差された人間は死ぬ』って噂があったって…君は指差すことで危ないよって教えてあげてたんだね」

「………」

「ねえラウダ。グエルのことが大好きなのはよく分かるけど、こんなのおかしいって思わない？

　この巡礼は本来、世界を守るため行うものだ。それを、一個人の蘇生に使えば…世界がどうなるか、考えなかった？」

「だから…どうでもいいって言ってるだろ」

[111 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:37:15]

ラウダ母が人外だったりするのかな？

[112 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:41:51]

とんでもねぇことしてるけど、健気なことにかわりないからラウダも幸せになれ…

[113 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:43:58]

「…交渉の余地はない？」

「安心しろ、お前は殺さない。今お前を殺せば兄さんも死んでしまうから」

「で、僕を動けなくしている間に他の獣を狩る？すごいねラウダ。そんなことできるの？」

「できるできないじゃない、やる。…やれる。僕は、兄さんのためなら、何だって…」

「グエルがそれを、望んでいなくても？」

「………ああ」

「…そう。それじゃあ…僕は君を止めないといけないね」

「一人で、止められるとでも？わかっていないらしいな。獣は司祭には勝てない。そういうふうにできて――」

「――なら、司祭じゃなくせばいい。だろ、簒奪者」

「は…？5号…！？」

[114 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:49:23]

「別人だバーカ！これだから感知能力の低い奴は困るな！」

「いや口悪っ」

「な――う、…クソッ…！」

「…これ以上は無理か。お前、人間のくせにどうなってるんだ？

　半分程度しか戻って来なかったな…」

「っ、はあ……あ、…ぐっ…」

「ねえ、すっごい苦しんでない？…死んだりしないよね？」

「さあ？」

「え」

「な、何馬鹿なこと言ってるんだ！？」

「え………にい、さん…？」

[115 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:53:59]

「大丈夫かラウダ！？」

「に、にいさん…あの…」

「君が余計なこと言うからだよ」

「…いや、だってマジで知らんし。こんなことするのは初めてだからな」

「はあ！？大丈夫って言ってたじゃないの！」

「嘘を吐いたんですか！？」

「ふざけていいタイミングじゃないだろ」

「最低」

「シンプルな一言が案外グサッと来るな…」

[116 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 22:57:46]

>>114

グエルが本編シーンと逆に言う立場でうけるw

[117 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:00:50]

「…お前、そうか…お前が本来の…」

「ああ。問答無用で力を奪われ、どうにか生き延びたもののボロ雑巾みたいな状態で街を彷徨うことになった本物の司祭だ」

「………そして、お前が…全員の気配を隠し、5号を囮に…僕から力を取り戻そうとしたと」

「そういうこと。観念しろよ、簒奪者。今のお前じゃ獣たちには勝てないだろ」

「ラウダ…こんなこと、する必要はないんだ。俺のために、お前が間違ったことをするなんて…」

「兄さん…大丈夫だからね」

「ラウダ…？」

「向こうから来てくれるなんて…ちょうどいい。ここで、全員殺せば…兄さんを、助けられるね」

「…マジか」

[118 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:08:32]

「無力化できるって言ったのに！」

「どこまで嘘を吐けば気が済むんですか！？」

「…あー…まあ、出力は半分以下になってるから…頑張ってくれ」

「………『頑張る』以外の選択肢はなさそうだね」

「エラン、お前…ただの人間に力を奪われたり、計算違いが多かったり…意外とポンコツ…？」

「う、うるさい。俺は元々儀式を運営するためだけに用意された個体でこんな状況への対処は想定されてない」

「責めてても始まらないよ。…ラウダ、ちょっと痛い目見てもらうけど…悪く思わないでね」

「…お前なら、手足を捥いだ程度では死なないか。痛いからって泣き言言うなよ」

「ラウダ…！こんなことして、お前が傷つくなんて…」

「…今の、反応するべきところはそこなのか？」

[119 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:12:24]

「はい」

「はいじゃない！はいじゃない！」

「グエル、ずっとワイプでうるさかったね」

「『ラウダー！』と『ラウダ…』『ラウダ！』しか言えないbotになってたね」

「予想はついたはずだけど」

「それでも信じたい兄心…というやつでしょうか？」

「そんな信頼を裏切ってラスボスルートまっしぐらの弟がいるらしいけど？」

「くっ…」

[120 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:16:58]

「ではラウダさんとの戦闘ですが。HP1万、攻撃力500なのでよろしくお願いします」

「ん？」

「ちょっと…待ってください？」

「聞き間違い？」

「（笑）

　本来はこのステータスと戦ってもらう必要があるんですが、ケレスさんが頑張ってくれたので変動があります。

　HPは1500、攻撃力は200です」

「それでも高くない？」

「なかなか長引きそうだな…」

「数ターン分一気に処理するので安心してください」

「ラウダはつよいなあ」

[121 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:20:21]

様と接触できてなかったらHP1万と戦う展開もあったのかな？　そうなったら勝てる気がしないが

[122 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:20:59]

ここまできたら全員無事でエンディング迎えろよー！

[123 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:22:10]

これラウダがうっかり5号（グエル）を殺しちゃうエンドもあり得るのかしら

[124 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:24:08]

HP1万攻撃力500で声出してワロタいや笑うとこじゃないんだけど

[125 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:26:06]

「…そうそう。戦闘前に改めて説明しておきますね。

　本来の巡礼は、開始時点で『最終的な目的』が説明されていました」

「要は今回なら『最後は全員5号による断罪を受け入れ、罪を祓われる必要がある』って説明があった」

「そして巡礼は一夜に一つ、これが七夜連続し、一週間で終わるものでした」

「しかし簒奪者であるラウダの感知能力の低さ故に、討伐対象の侵食者をなかなか見つけられず長引いたわけだ。

　おかげで簡単に倒せるはずの侵食者どもが力を増し、終盤は進化を遂げた個体が登場した。クモやカマキリがそうだな」

「そしてここからが重要ですが…本来の巡礼では、『誰も生き残ることはない』。

　パートナーたちはあくまで、獣を生者の世界に留めておくための楔に過ぎません。

　巡礼が終われば、パートナーたちも土に還る…そういう契約でした」

「しかし目の前で兄が死に、その魂に接触する何かに気付いたラウダが契約に乱入して…今に至る」

「いやあ…兄弟愛重すぎは伊達じゃないですね」

[126 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:26:55]

>>123

5号のみHP一定値以下で戦線離脱とかかも

[127 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:32:21]

「…戦闘、始めましょうか」

「生き残りたい♪」

「ただ生きてたくなる～♪」

「私眠らない～♪」

「さっきまで獣だったものを辺り一面に転がしてやろう」

1～3ターン

【5号】HP：1000　攻撃：dice3d150=15 13 57 (85)

【4号】HP：1500　攻撃：dice3d100=52 78 45 (175)

【スレッタ】HP：1000　攻撃：dice3d100=12 84 12 (108)

【ラウダ】HP：1500　攻撃：dice3d200=171 37 21 (229)

攻撃対象：dice3d3=2 3 3 (8)

[128 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:35:56]

「5号さんやる気出してください」

「はーい」

「大きめのダメージが入ったのが僕でよかった」

「2回狙われたもののダメージが小さめでよかったです…」

「一人ずつ確実に潰せたらいいんだがな…」

4～6ターン

【5号】HP：1000　攻撃：dice3d150=57 149 51 (257)

【4号】HP：1329　攻撃：dice3d100=28 33 5 (66)

【スレッタ】HP：942　攻撃：dice3d100=32 80 4 (116)

【ラウダ】HP：1132　攻撃：dice3d200=173 98 36 (307)

攻撃対象：dice3d3=3 2 3 (8)

[129 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:37:14]

グエルに影響ある5号だけしっかりターゲットから外すの草

[130 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:40:32]

「ラウダさんの狙いが的確すぎてホラーじみてきましたね」

「…あの…多少は僕も狙っていいんだよ？」

「5号がそんなことを言う日が来るとは」

「くっ…しかしラウダさんも結構削れてますよ！」

「…勝ちたい…」

10・11ターン

【5号】HP：1000　攻撃：dice2d150=68 77 (145)

【4号】HP：1231　攻撃：dice2d100=85 80 (165)

【スレッタ】HP：733　攻撃：dice2d100=66 74 (140)

【ラウダ】HP：693　攻撃：dice2d200=172 186 (358)

攻撃対象：dice2d3=2 2 (4)

[131 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:43:50]

「………どんな確率ですか？」

「ラウダこわ…」

「いたい」

「4号さん、HPが髙くてよかったですね…」

「………一人くらいは持って行きたかったな」

12ターン

【5号】HP：1000　攻撃：dice1d150=128 (128)

【4号】HP：873　攻撃：dice1d100=92 (92)

【スレッタ】HP：733　攻撃：dice1d100=49 (49)

【ラウダ】HP：245　攻撃：dice1d200=161 (161)

攻撃対象：dice1d3=1 (1)

[132 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:51:10]

「あ、くっ……」

「…やっと、膝を着きましたね」

「スレッタ、怪我は…」

「大丈夫。この程度、戦場では日常茶飯事でしたから」

「終わった終わった。最後の最後はなりふり構ってられなくなったかな？油断して喰らっちゃった」

「…4号、平気？」

「………うん」

（すぐに治るだろうけど…血が足りなくて、頭がくらくらして…あまり、ミオリネの傍を離れない方がよさそうだ）

「これで抵抗もできないだろ。残りの力も返してもらう」

「あ…待て、そんなこと、したら、兄さんが…！」

「ラウダ、俺は…納得している。だから…」

[133 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:53:29]

>>125

てかやっぱ5号が執行者だったのか…

[134 二次元好きの匿名さん 23/10/23(月) 23:57:34]

「嫌だ…嫌だよ、兄さんが…死んでしまうなんて…！」

「ラウダ…」

「だって、僕は…兄さんが、僕のすべてなのに…

　兄さんだけが、僕のことを…愛して、受け入れてくれたのに…」

「………俺だって、お前を遺していくのは、つらい。でも…」

「盛り上がってるところ悪いが、死なないからな」

「え？」

「は…？」

「というか死なせるつもりがない」

「…どういう意味よ？」

[135 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:02:47]

「契約内容を変更すればいいだけだろ。

　お前たち獣とは一時的な労働契約…いわば派遣のようなものだったが、正社員として採用してやる」

「もっと分かりやすく説明してよ～」

「まあ要するに。問題なのは侵食者の存在で、それを退ける炎を燃やしたいわけだが。

　侵食者を撃退する人員が確保できれば、炎の守りは最小限で済む」

「…そのために、獣たちを生かしておくと？」

「そういうことだ。お前らは警備員みたいなもんだな」

「その…炎とやらは、本当にいいんですか？今のままで…」

「何とかなるだろ」

「て…適当…！」

「…どういう風の吹き回し？君の役目は世界を守ることのはず。

　それが、僕たちの命を優先するようなことを…」

[136 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:05:24]

「………」

「？」

dice1d100=33 (33)

「何だこれ」

「何だこれ…？」

「このパターンは」

「ふふふ」

[137 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:09:44]

「…人間と直に接してみて、興味を持った。死なせるには惜しい。以上」

「本当にそれだけなわけ？」

「人ならざるものの心を動かす人間との出会い、それはつまり――」

「恋だとでも言えば満足か？」

「恋なんですか！？」

「そうかもな」

（…えーと…）

dice1d100=62 (62)　　※33以下のみ

「以下って珍しいな」

「計算して置き換えるのが面倒で…」

[138 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:11:37]

あっ…

[139 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:13:14]

（気のせいかな…あの観覧車でのことは…気の迷いとか、そういうことだろう）

「…兄さん」

「あ…ラウダ、体は大丈夫か？どこも苦しかったり…ああ、怪我してるな。

　早く帰って手当てを…」

「え…帰って、いいの…？」

「どうしたんだ突然」

「だって僕は、兄さんのためとは言え、こんな…

　5号や、他の人のことだって巻き込んで、…殺そうとさえ…」

「………」

dice1d100=57 (57)

[140 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:17:13]

「…いいとか、悪いとかじゃない」

「…？」

「だって、家族だろ。お前の帰る家は…俺と同じ家だよ、ラウダ」

「…兄さん…！」

「…一件落着、かな？」

「いや、そうでもない」

「え？」

「どうしてですか…？」

「…俺たち、住宅街で戦っちゃったわけで…一応、エランが周囲に気付かれないよう対処してくれたらしいけど。

　この壊れた道路はどうしようか」

「あ」

[141 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:18:44]

ピンポイントで>>137だけダイスが逆なのか

[142 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:21:42]

「エラン、何とかしなさいよ」

「は？無理」

「…ラウダ？」

「…すまない、無理だ」

「…じゃあもう、出来ることは一つだよね！」

「何か妙案でもあるんですか？」

「…一体どんな…？」

「…見つかる前に逃げる！」

「いや無責任――ってもう走り出してる！元気過ぎないかお雨！？」

「…賑やかだねえ、お前ら。本当、見ていて飽きないな」

[143 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:25:34]

「…これにて第七章は終了。あとはエピローグだけ…ですね？」

「ラウダを助けられてよかったと思った」

「僕たちも助かったしね」

「これ大団円じゃないの？」

「一番いいルートを引いた気がする」

「序盤からは考えられないくらい明るく和気あいあいとした雰囲気になったね」

「私とシャディクさん、特に変わりましたよね…」

「…エピローグでは…僕が勝つ…！」

「勝つのは俺だ」

「全てはダイスのお導き次第、ですよ」

[144 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:31:15]

何で解決？したばっかりなのに2人とも延長戦やる気満々なんだ…
いいぞもっとやれ

[145 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 00:34:41]

グエルも二人が俺の翼だ展開を狙える感じ？
(ラウダが納得するかは別とする)

[146 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 06:29:28]

「では…決めましょうか」

dice1d4=4 (4)

1：なーんもない

2：せっかくだから俺はこの人外系ヒロイン（広義）を選ぶぜ！

3：俺のためなら世界も壊せる、ラスボス系ヒロイン（弟）を選ぼう

4：二人が俺の翼だ

dice1d3=1 (1)

1：健全なお付き合い

2：入籍！結婚！

3：推して知るべし

dice1d3=1 (1)

1：気ぶりスレッタ

2：友好度を信じろ。まずはお友達から

3：気付いたらしれっと付き合ってる人いるよね

[147 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 06:30:23]

「（爆笑）」

「おい」

「兄さん？」

「ははは」

[148 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 06:33:07]

これ兄さんからは正しく友好の矢印しか出てないヤツでは。
いつまでも仲良くしてね！って言われて、
陰で飲みにいくやつ…

[149 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 06:38:28]

エピローグ　『全てはあなたのために』

～遊園地～

「ねえねえ、あっちにおいしそうな屋台があるよ！行ってみない？」

「これで屋台に寄るのは四回目だけど」

「だって、どれもおいしそうなんだもん！ねえ、いいでしょ～？」

「ねえ、あそこの二人かわいい～」「兄弟かな？双子ちゃん？」「お姉ちゃんにおねだりしてるのかも」

（お姉ちゃん…僕の方が年上ではあるけど。

　…他人から注目を集めて、こんなふうに言われる程度で済むなんて、まだ少し慣れない）

「ダメ？」

「…駄目じゃないよ。僕も、君となら…いろいろなものを美味しく感じるから」

「ふふ。君は本当にかわいいね」

dice1d3=2 (2)

1：ジェットコースター　2：お化け屋敷　3：観覧車

[150 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 06:43:34]

「………わざわざ入る必要、ある？」

「おもしろそうじゃない？

　こういうのって差し迫った危険も、生活の心配もないからこその娯楽だよね。

　絶対の安全が保障されたスリル…っていうのかな」

「命の危険に比べると、何も感じないと思うけど…

　君が試したいなら、構わないよ」

「うん！それじゃあ行こうか。怖かったら抱き着いていいからね」

5号耐性：dice1d100=15 (15)

4号耐性：dice1d100=44 (44)

お化け屋敷クオリティ：dice1d100=56 (56)

「耐性がクオリティより低いほど強い恐怖を感じます」

[151 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 06:49:21]

「わー！？」

「っ…」

（叫び声に驚く…。…にしても、意外に怖いものだった。

　見慣れた本物ではないからこそ、新鮮さがある…）

「…ねえ…」

「どうかしたの？」

「んん、その…こわくて…

　ぎゅってして、いい…？」

「………」

dice1d3=2 (2)

1：いいよ

2：ちょっと意地悪してみる

3：とてもかわいいと思う

[152 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 06:52:26]

「…ダメ」

「ええっ！？な、なんで…っ」

（狼狽えている…）

「お、お願い…ね？」

（未だかつてないほどしおらしい…）

「ここ、出たら…君のお願い、何でも聞くから…」

「…そう。なら、どうぞ。手でも腕でも、好きに掴んで」

[153 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 06:57:31]

「…はー！怖かったあ！でも楽しかったね！」

（あれだけ怖がって楽しかったと言えるのも一種の才能かな…）

「君がいないと絶対入れないよ。ふふ、一緒に来られてよかった！」

「…さっきのことだけど」

「ん？ああ、お願いのことかな。いいよ、何でも言って！

　僕に叶えられることなら…君が喜んでくれることなら、何でもね」

（意地悪してしまったのに、こんな言い方…。…仕方ないな）

「…そうだね。それなら…一つ、お願い」

「何？」

「…僕と結婚、してくれる？」

[154 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 07:00:41]

お化け屋敷脱出後にプロポーズ、なかなかレアだね4号w

[155 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 07:02:03]

この二人は4号の設定がセンシティブなのに5号が常に抵抗成功してたのもあって健全に仲を深めていったのが大変良い

[156 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 07:02:49]

～バー～

「………」

「………」

「二人して何を真剣に見てるのかな？」

「あっちに座ってるのは…」

「…そう、シャディクさんとミオリネさんです…！」

「お客様～？冷やかしならお帰りくださいませ～」

「え？あ、えっと、その…」

「こちらはサービスです。どうぞ」

「あ、ありがとうございます…！」

（お酒…）

スレッタアルコール耐性：dice1d100=97 (97)

アルコールの強さ：dice1d100=96 (96)

[157 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 07:04:59]

とんでもねえの出すサビーナとギリで勝つスレッタw

[158 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 07:07:15]

（ちょ、サビーナが出したのめちゃくちゃキツイやつ…！

　言外にさっさと潰して帰そうとしてない！？）

（…？今出したのは…しまった、他の客の注文と間違えて――）

「…ん、おいしい。ありがとうございます、サビーナさん。いい気持ちで酔えそうです」

「！？」

「つよ…」

「シャディク…そこで一歩を踏み出せないのがあなたなのよね…」

「…友達の恋模様を肴に飲んでる？」

「気付かれたら怒られない…？」

[159 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 07:13:45]

「…で、今日もあいつらデートに行ってるんだけど。帰って来たらまた惚気を聞かされそうね」

「いいじゃないか。あの二人にはこのまま幸せになってもらいたいよ」

「そこは同感。…このままでいいのか疑問の奴らもいるけどね」

「…まあ…いいんじゃないか？あれで案外楽しそうだし」

「不健全でしょ」

「あの噂の数々を背負った君が言うかあ…」

dice1d3=2 (2)

1：ああいう遊びはすっぱりやめたから！誤解しないでよね！

2：…噂が本当か確かめてみる？

3：そう言うあんたはどうなの？

dice1d100=13 (13)

[160 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 07:17:37]

「…噂が本当か確かめてみる？」

「ん？」

「前々から思ってたんだよね。あんた…きれいな顔してるじゃない」

「ミオリネ…」

「…シャディク」

「「………」」

「…ぷっ」

「ははっ…あはは！」

「もー何？笑わせないでよね」

「君から仕掛けてきたんだろ？まったく…」

[161 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 07:21:48]

（（（（（これは…！）））））

「キテます…ね」

「？」

「…何考えてんだか」

[162 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 07:35:21]

「…一つ、大切な判定を忘れていました。

　シャディクさん」

「…え？俺？」

「ファイトです。…本当に…」

「…分かった」

？？（41～）：dice1d100=28 (28)

[163 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 07:37:25]

「………成功するまで振りたい気持ちもありますが、それは違いますよね」

「これ、何だったのかな」

「シャディクさんと…友好度が2になっていたNPCがいましたね」

「………あ」

「これもダイスのお導きですから。安らかに、眠らせてあげましょう」

[164 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 17:37:26]

現実は非情である…

[165 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 18:46:40]

「さてと」

つよさ：dice1d100=40 (40)

嫉妬：dice1d100=99 (99)

素直：dice1d100=52 (52)　+10

照れ：dice1d100=49 (49)　+20

「何だこれ」

[166 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 18:48:13]

嫉妬が凄まじいことになってる！？

[167 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 18:48:34]

「なんて数値ですか…」

「だから何なんだ？」

「一応こっちも振りましょうか」

開き直り：dice1d100=86 (86)

「女神、無視しがちだな…」

[168 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 18:52:15]

～ジェターク家・グエルの部屋～

（…布団越しにも外気の冷たさが分かる。まだしばらくこうして…あたたかい毛布の中に居たい。

　…いや、あたたかいどころか…熱い…？）

「…おはよう、兄さん」

「…ラウダあ！？」

「ごめんね、寒かったから…一緒に寝たくて。駄目だった…？」

「駄目なわけないだろ。少し驚いただけだよ」

「…兄さん…」

（…何だろう。何か、このままだといけないことが起きる予感が――）

[169 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 18:56:37]

「すごく　インターホンが　うるさい」

「誰だろう、こんな朝早くに…ああ、でも足音が聞こえる。

　きっと5号が向かったんだね。

　…僕たちは、もう少しこのまま…眠っていてもいいんじゃないかな…？」

（なんだこの甘えた顔はかわいいな）

「えーっ！？ちょっと何――ああもう、ちょっと、ねえってば！」

「…？5号のやつ、あんな大声を出して…」

「足音が、近付いてきてる？…この気配…！」

「うわっ！？」

（扉がすごい勢いで…壊れたらどうするつもりだ！）

「…グエル！」

[170 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:01:27]

「エラン！？…ぐえっ！」

「なっ…お前、兄さんに何するんだ！」

「モロに…ダイブしてきたな…今のは良いところに当たった…」

「…俺もここに住む…」

「え？」

「却下ださっさと出て行け。5号！何してるんだ、こんな奴入れて！」

「たすけて～！エランに魔力で縛られて動けないよ～！」

「はあ！？ああもう、仕方ないな…！お前、兄さんに何もするなよ！」

「………」

「返事しろ！」

[171 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:04:17]

めっちゃ楽しそう(こなみ)

[172 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:06:32]

エラン様いつも誰かしら引き取ってるから、誰かのとこに押し掛けるのもいいかもね

[173 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:07:24]

「…ラウダのやつ、負い目もあるんだろうが5号に優しいよな」

「グエル…」

「うっ、腹に頭を擦りつけるんじゃない。まだちょっと痛んでるんだ。

　こんな朝早くに突然、どうしたんだ？」

「グエルがとられそうな気配があった…」

「は？」

「お前…俺にこんな感情を教えておいて、今更…それはないだろ」

「こんな感情って？」

「だ、だから………なんだって…」

「何て？」

[174 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:11:08]

「だから…」

「ん？」

「…そんな近付く必要あるか」

「だって聞こえないから…」

「………俺は…グエルのこと、…す」

「何もするなって言っただろ！」

「あだっ！？」

「わあ、いい音が鳴ったね」

「おかえりラウダ」

「兄さん大丈夫！？消毒する！？」

[175 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:17:23]

「う、ぐぅ……なんでこいつ、ただの人間のくせにこんな…」

「兄さんへの愛が為せる業だ」

「確かにラウダのそれは愛だよねえ」

「はあ！？俺も…！」

「君のそれは恋かなあ」

「どう違うんだよ…同じようなものだろ…」

「何の話かよく分からん」

「鈍いな～」

dice1d3=3 (3)

1：エラン「こうなったら俺がここに住む」

2：ラウダ「兄さんは僕が守る」

3：修羅場

[176 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:21:29]

「大体…兄弟で一緒に寝るってどうなってるんだよ」

「好きだからだ。当然だろ」

「！？」

「俺もラウダのことは好きだ。一緒に寝るのも抵抗はない。

　…少し狭いけどな」

「な…あ……でも、俺とは…キスだってしただろ！」

「うっ」

「え？」

「うわあ」

「だから…俺の方が、好きなはずだろ…？」

[177 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:25:17]

「兄さん？」

「あの」

「兄さん…」

「こ、これは…何と言うか…」

「兄さん」

「そもそもどうして俺は弟相手にこんな弁明をして――んっ！？」

「は…？」

「………僕出掛けてくるね～（小声）」

[178 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:27:30]

そりゃ5号も居た堪れないわww

[179 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:27:30]

うーん正真正銘のド修羅場

[180 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:29:37]

「ら…ラウダ？今…」

「他には…何をされたのかな？上書きしなきゃ…」

「やめろ！グエルも何をやられっぱなしになってるんだよ！？」

「え」

「兄さん…兄さんは僕のこと、愛してくれるよね…？」

「…俺のこと、好きなんじゃないのか…！？」

「あ、あの…」

「兄さん…」

「グエル…！」

「………困ったことに…なったなあ…」

[181 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:31:02]

運命の恋に落ちてバグった人外系ヒロイン（♂）と昔から一緒にいる日常の象徴兼ラスボス系ヒロイン（実弟）を無自覚同時攻略するとかいう、一昔前のエr……ギャルゲかラノベの鈍感系主人公みたいなことになってるグエルで無限に草生える

[182 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:32:53]

無敵の5号が逃げ出す修羅場で草

[183 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:34:42]

今回の話はロスト前提のバトルロイヤルって予告あったから少し身構えて読んでたんですよね
まさか中盤でほぼ円満が見えて残った争いが男同士のキャットファイトになるとは

[184 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:35:23]

「……………その」

「僕だよね？」

「俺だよな」

「…二人とも、好き…かな～って」

「「……………」」

「こいつ殺していいか？」

「やめろ馬鹿。こういう時は丁寧に攻略するほかない」

「そうか、それが人間の作法か…」

「兄さんを殺されては困る。仕方ないから僕がいろいろ教えてやろう。決着はその後だ」

「………俺は…どこで間違えたんだろうな…父さん…」

[185 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:39:28]

「めでたしめでたし」

「どこが？」

「共有エンドか…不服だ…」

「俺としても不満が残るな…」

「でも何だかんだ言って仲良くなりそうじゃないですか。よかったですね。

　三人で仲良く（笑）暮らしてください」

「僕は4号と暮らすからよろしく！」

「逃げたなお前」

「…レス数の残りが少ないので、if展開は無理そうですね～。

　まあこういうこともあります。もしくは感想戦スレを立て…ると尺余りがすごそうですね。

　うーん…とりあえず、次シナリオの用意がまだなので単発の役割を決めましょうか」

[186 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:39:47]

どうする？また（別の意味で）DIE SET DOWN流す？？？

[187 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:42:49]

「主人公になったことがないの、5号さんだけですかね？

　では5号さんお願いします」

「了解～」

「そして装備アイテム・被害者は…」

装備アイテム：dice1d6=1 (1)

被害者：dice1d5=5 (5)　　※装備アイテムになった数字を抜いて指定

1：スレッタ

2：ミオリネ

3：グエル

4：シャディク

5：4号

6：5号

[188 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:44:22]

アイテムがスレッタでそれを抜いて5番
5号は本人だからラウダかな？
それはそうと大体のED分岐だけでも教えてほしいです

[189 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:44:29]

「ガバってましたね。5号さんではなくラウダさんが被害者です」

「僕か…」

「次回は…長編シナリオネタマシマシの一見さんお断りになりそうですが、ご了承ください～」

[190 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:44:52]

翼を出した>>146のダイスが悪いダイスが

[191 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:45:31]

>>188

「確かに解説ができませんね…やっぱり感想戦を立てましょうか。

　少々お待ちください～」

[192 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:53:17]

>>185

二人が俺の翼ってグエル主体と思いきや、

共有エンドで主体がグエルから2人に切り替わっているの

永遠に味わっていられる。ありがとう。

人外(気味)に愛されるグエル、ウマウマしちゃう。

[193 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 19:59:13]

【🎲・閲覧注意】オール・フォー・ユー～感想戦～｜あにまん掲示板

「感想戦ですよ」

「…NPCの話がなければ、一番のエンドを迎えられたと思えたんだけどなあ…」

[194 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 20:15:50]

グエルは毎回モテモテだなあ(笑顔)

[195 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 21:33:13]

最初の登場人物設定見た時は一番相性悪そうで「大丈夫かこのペア？」と思ったミオリネ・4号組が安定して微笑ましかったなあ

[196 二次元好きの匿名さん 23/10/24(火) 23:47:09]

パイスーのカット多いから似たようなチベスナ顔制服4号どぞ

[197 二次元好きの匿名さん 23/10/25(水) 07:17:49]

次回単発主役とのことで5号

[198 二次元好きの匿名さん 23/10/25(水) 07:53:16]

ロウジくん追加1

[199 二次元好きの匿名さん 23/10/25(水) 07:53:36]

ロウジくん追加2

[200 二次元好きの匿名さん 23/10/25(水) 07:53:57]

ロウジくん追加3