【🎲・閲覧注意】アス校ぱにっく！

[1 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 20:54:15]

「マグカップ組＆ラウダでオリジナルシナリオを独自ルールで遊ぶぞ。

　シナリオを進めるキャラ（PC）とは別にメタ視点の俺たちワイプ組の反応も入る。

　今回の進行役を務めるのは…この俺、グエル・ジェタークだ。よろしく」

「色ボケの主人公…ろくなことにならない予感がする」

「壊れるほど愛しても～♪」

「ハッピーで埋め尽くして～♪」

「切り刻んでしまうよ～♪」

「殺意の高いラブソングが飛び交う」

「一部、ラブソングかなあ…？」

「本シナリオでは主人公ポジションと攻略対象以外にもCP要素が含まれる可能性があります。

　左右は明言しませんが、こだわりの強い方や地雷のある方はブラバ推奨ですよ。

　それと展開によっては猟奇的な展開や性癖モロ出しが含まれる可能性がありますのでご注意ください」

[2 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 20:56:34]

「私はすごいえらいつよい愛の女神。

　語気の強いレスやレスバはサクッと撃滅しますね。愛の女神なので。

　CPに関する質問や展開への不満も基本的にスルーです。愛の女神なので。

　合わないと感じた方はそっとブラバ＆理想のスレがあるなら自分でレッツスレ立て！ですよ」

「このスレでは独自ルールを採用して遊んでいる。

　広く知られているTRPGとは異なり、ダイスを振った際の成功値は『定められた数値以上の出目』となる。

　ある技能が60％で成功する場合、出目が41以上で成功といった形になるな。

　キャラのロストが発生する確率は…PCに関しては安心してくれ。

　他に説明を忘れていることがあれば、その都度説明する。

　数字を処理するのはこちらの仕事だ。見ている人は難しいことは考えずに楽しんで欲しい」

[3 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 20:57:27]

「これまでの長編シナリオは以下参照です！」

【愛の女神シリーズ】長編シナリオ

[4 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 20:58:17]

「単発は以下にまとめてるから」

【愛の女神シリーズまとめ】

[5 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:01:23]

「今回のシナリオに登場するPCは…」

ラウダ：主人公

・ある日突然、妖精さんが見えるようになった高校二年生。妖精さんに導かれるまま周囲との絆を育むことになる。

5号︰幼馴染

・ラウダの幼馴染。クラスメイトでもある。

ミオリネ︰親友

・ラウダの親友。お互い何でも話せる間柄。

スレッタ︰ライバル

・ラウダの悪友にしてライバル。内心では認め合っている。

4号︰先輩

・周囲からは憧れの目を向けられている。ラウダを後輩として可愛がっている。

シャディク︰後輩

・ラウダによく懐いている。わんこ系。

[6 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:08:07]

何度見ても、わんこ系後輩シャディクに草

[7 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:09:30]

わんこ系シャディク、ただでさえ字面が面白いのに画像のかわいい微笑みで更に笑ってしまう

[8 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:10:02]

プロローグ　『喪失』

　瞼の裏に、淡く輝くものがあった。

　目を開ける。視界の端に火花が散る。
　薄い瞼では充分に遮ることもできなかった光に向けて、手を伸ばす。

　瞬間、く、と内臓を圧迫される。
　背後に向かって、飛んでいる。体を固定する器具に胸を、腹を押される。

　遠ざかっていく。光に手が、届かなくなる…
　不意に背が痛んで、息が詰まって、ふわりと手足が宙に漂って。

　そして…

「しくじらないでくださいよ？」

[9 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:13:13]

「………っ！」

（今、何か夢を…何だったんだ…？

　…思い出せない…）

「…待て」

（思い出せないのは、夢の内容だけじゃない…！？

　ここは…そう、この場所は寮の自室で…

　僕はラウダ・ニール。アス校の二年生で…

　…それ以外のことは…？）

「…混乱しているようだな」

「な…誰だ！？」

[10 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:16:03]

「…すまない。こんなことになったのは俺のせいだ」

「な、何者だ？どうして僕の部屋に…」

「俺は………妖精さんだ」

「ようせいさん」

「そうだ」

dice1d3=3 (3)

1：一旦それで話を進めてくれ

2：医者に…連絡するよ

3：不審者だ！誰かー！

[11 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:17:34]

急に妖精と名乗る人は確かに不審者で草

[12 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:17:43]

そらそうよ（そらそうよ）

[13 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:18:07]

突然現れて妖精さんを自称する190cmくらいの見知らぬ男はうん…

[14 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:19:22]

「ち、ちょっと待ってくれないか！？」

「頭のおかしい人が部屋に！！！」

「あわわわそれ以上騒ぐと本当に誰か来てしまう…！」

「人が来ると困るのか！？やっぱり不審者じゃないか！」

「くっ…こうなったら…妖精パワーで…！」

「妖精パワー！？」

dice1d3=1 (1)

1：部屋の声を外に聞こえなくした…

2：部屋の鍵を開かなくした…

3：お前が声を出せないようにした…

[15 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:20:58]

3の選択肢引いてたら言い訳もできないレベルの不審者になるところだった、危ない危ない…今もアウトか？

[16 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:23:39]

「何だと？」

「…ラウダ？騒いでたみたいだけど…」

「誰！？」

「この声は…成程…」

「何か納得してるんだが！？」

「…返事がない。もー、騒ぐだけ騒いで先に行っちゃった？変な悪戯するんだから…」

「いや思いっ切り部屋にいるが！」

「無駄だ…お前の声は外に届かない」

「すごい悪者っぽい台詞！」

「…頼むから落ち着いてくれ…話が進まないだろう」

[17 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:26:44]

「…話を聞けば、僕に何もしないと約束できるか？いや、やはり不審者の口約束なんて信用できない…

　僕はこのまま不審者の手で囚われの身に…」

「ならないから。…というか、既に何かしてしまった後なんだ」

「！？」

dice1d3=3 (3)

1：詳しく

2：へ…変態！汚された！

3：やっぱり妖精じゃなくて不審者だ！

[18 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:30:26]

「そうではなくて！…仕方ない、これを見てくれ」

「…壁をすり抜けた！？」

「見ての通り、俺は…人間ではない。間違いなく妖精さんだ」

「………」

「いろいろあって、散歩中にお前とぶつかってしまってな…

　お前は頭にひどい衝撃を受け、いくつか大切なものが抜け落ちてしまったらしい」

「大ダメージなんだが？何をしてくれてるんだ」

「すまない…本当に…」

「………」

dice1d3=3 (3)

1：本気で反省…しているらしいな

2：許していいのか？いや駄目だろ

3：何故だろう…許したい気持ちになってきた

[19 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:35:08]

「…済んだことは仕方がない。問題はその後の対応だろう。

　とりあえず、轢き逃げ…いや、当て逃げか？しなかったことに関しては認めてやる」

「ラウダ…ありがとう」

「礼を言われるようなことでは…いや、何故僕の名前を知っている？」

「ん？ああ、妖精さんだからな。

　お前の抜け落ちた記憶からある程度の情報は把握済みだ」

「ぷ、プライバシーの侵害…」

「すまない」

「…その、抜け落ちた記憶は…もう戻らないのか？」

「いいや、戻すことができる」

「本当に！？どうやって…」

[20 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:39:53]

「大切なものを埋めるため、周囲の大切な人と絆を深めるといい」

「大切な…人？」

「そうだ。いるだろう？大切な人」

「………えーと…何か、薄ぼんやりとイメージが…」

「うんうん」

「幼馴染…とか。親友とか…ライバルに、先輩、後輩…」

「そう。それがお前にとっての大切な人たちだ。彼らと絆を深めれば、おのずと記憶も戻る」

「そういうもの…なのか？」

[21 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:43:53]

「タイミングのいいことに、一週間後にパーティーが迫っている。

　華やかな会場で、ドレスアップして一緒に踊れば…二人の絆は強固なものとなるはず。

　だからラウダ、お前は一週間後のパーティーのパートナーを決めないといけない」

「急にそんなこと言われてもな…

　というかそれだと、一人としか絆を深められないんじゃないか？」

「大丈夫。焦って八方美人をするより、一人ずつしっかり向き合った方がいい」

「…そういうものか」

「話し込んでいたらこんな時間になってしまったな。

　そろそろ用意をして登校した方がいい」

「…あ！」

[22 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:47:12]

「プロローグ終了だ」

「妖精さんと交通事故…」

「光の巨人じゃないんだから」

「っていうか妖精さんって（笑）」

「実際目にすると…その…」

「せめて1/8スケールにならなかったのかな」

「………」

[23 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:48:18]

どうしたシャディク！？

[24 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:50:27]

シャディクは裏を知ってるからな…

[25 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:51:31]

「どうも、愛の女神です。ここでおさらいなんですが…

　以前のスレでワイプ組には自身のPCについて以下の情報を与えています」

ラウダ：PC説明と同じ

5号：PC説明と同じ

ミオリネ：PC説明+情報深度1まで

スレッタ：PC説明+情報深度2まで

4号：PC説明+情報深度2まで

シャディク：PC説明+情報深度2まで+内緒の話

「知りたくなかった」

「ふふふ」

[26 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:53:47]

内緒の話まで知るとコメディっぽい場面も笑えなくなるってどんな内緒なんだ…

[27 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 21:56:35]

シャディクの反応見てると「アス校ぱにっく！」というノリじゃなさそうなんですが…

[28 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 22:05:30]

【1日目・登校時】

～通学路～

「ギリギリ遅刻にはならないか…というか妖精さん、どこまでついてくるつもりだ？」

「おっと。人前では俺に話しかけない方がいい」

「え？」

「後ろから何か聞こえると思ったら…ラウダ、独り言？」

「あ…ええと」

（彼は…おそらく僕の『大切な人』の誰か…！）

「彼は4号。ラウダから見ると…先輩だな」

「先輩…？」

「どうかした？」

[29 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 22:13:57]

「その…」

「足が止まっているけど。ここで時間を潰して教室に駆け込みたい？」

「うぐっ」

「冗談。行くよ」

「せんぱーい！」

「…？」

「おはよう、シャディク」

「おはようございます、4号先輩！ラウダ先輩も」

「…？？？」

「彼はシャディク。ラウダの後輩だな」

[30 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 22:20:23]

「…シャディク？」

「はい！何ですか？」

「ラウダ、今日は様子がおかしいね」

「え？熱でもあるんでしょうか。俺、よければ医務室まで付き添いますよ」

「後輩にそう言われて放っておけない。僕もついて行くけど」

「あ…いや。体調が悪いとか、そういうのじゃない。ちょっと寝坊して…」

「ちなみに二人は学校でも人気を二分するほどの…まあ、ちょっとしたアイドルみたいなものだ」

「そ、それは…すごいな…」

「？」

「また独り言？」

[31 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 22:21:56]

後輩シャディク違和感すごくて面白い

[32 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 22:22:21]

きゅるんきゅるんシャディク好きw

[33 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 22:28:39]

「あ…」

（そうか…彼らには妖精さんが見えていないから、独り言に聞こえて…！）

「やっと気づいたか」

（先に言ってくれ！）

「…平気ならそれでいいけど」

「ちょっと心配ですけど…そうだ、ラウダ先輩。

　今日のお昼の予定って決まってますか？」

「え？」

「よければ俺と4号先輩と…」

[34 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 22:38:19]

「予鈴が鳴ったね」

「それは…急がないといけませんね。行きましょうか！」

「廊下を走るつもり？先輩として注意してあげないとね」

「先輩も共犯ですよ～」

「む…確かに」

「…妖精さん。あの二人、仲が良いんだな」

「ああ。4号は少し捻くれたところがあるが…シャディクには比較的素直だ。

　シャディクも何でも自分でやってしまうところがあるが、4号のことは頼っていいと思っているらしい」

「へえ～…」

「ラウダせんぱーい！置いて行きますよー？」

「あ…今行く！」

[35 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 22:46:51]

～教室～

「ギリギリ…間に合った」

（遅刻なんて普段しないからな…本当に焦った。

　…そういう記憶は残っているのか）

「もー、おっちょこちょいなんだから」

「？」

「あんなくだらない悪戯して、そのうえ遅刻？」

（…不審者だと騒いでいた時、ノックしてきた相手か。ええと…）

「5号。ラウダの幼馴染だ」

「…5号」

「何？二度寝でもしてたの？今度から僕が起こしてあげよっか」

「え？いや…その必要はないけど」

[36 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 22:50:56]

「何それつめたーい」

「迷惑かけるわけには…いかないだろ」

「迷惑なんかじゃないよ。ラウダにはいつも助けられてるんだし…」

「…？」

（よく思い出せないが…僕は普段、5号の助けになるようなことをしているらしい）

「…ねえ、放課後…」

「あ、先生だ。自分の席に戻った方がいいんじゃないか？」

「…だね」

「………ラウダ…」

[37 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 22:57:39]

【1日目・昼休み】

～教室～

「ラウダって、その…思っていたより鈍いんだな」

「え？」

「いや…悪いことではないんだ。うん…」

「ラウダ、どうかしたの？お昼食べに行こうよ」

「あ…ええと…」

「彼女はお前の親友の…」

「ミオリネ」

「ん。購買寄ってこうよ。あんたもお弁当なんて持ってないでしょ」

「…ああ」

（自力で名前を思い出せることもあるのか…親友というだけあって、それだけ元の絆が深い…とか？）

[38 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 23:11:10]

～購買～

「ミオリネは何にするんだ？」

「んー…今日はサンドイッチかな」

「それもいいね。僕はこのフレンチトーストに――あっ」

「ああっ」

「あーあ。最後の一個、欲しい人が二人…これはもう、ね？」

「…ラウダさん」

「………君は…スレッタ」

「よく思い出せたな。その通り、彼女はスレッタ。ラウダから見ると…ライバルだ」

[39 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 23:18:31]

今のところ平和すぎて今後が怖い
スレッタとライバルなラウダ良いなw

[40 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 23:19:40]

「雌雄を決する時が…来たようですね！」

「こんな理由で…？」

「やっちゃえラウダ！」

「ミオリネ、煽らないでくれ」

「騒がしいね」

「あ」

「先輩！…シャディクさんも。あ、あの、これはですね…くだらない喧嘩などではなく…」

「ラウダ先輩、良ければこれどうぞ」

「…フレンチトースト？」

「買い過ぎちゃって。食べてもらってもいいですか？」

[41 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 23:26:16]

「え、でも…」

「いいんですよ。どうしても欲しかったら4号先輩に一口もらいますから」

「そこはラウダじゃなく？」

「先輩、優しいからOKしてくれるかなって」

「構わないけど。優しいからね」

「なーんだ。喧嘩にはならないの」

「残念がるんじゃない」

「ううっ…ラウダさん、覚えておいてください…！」

「何を…？」

[42 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 23:35:38]

「…食事にありつくまでが長かったな…」

「そう？いつもこんな感じでしょ」

「そうだっけ…」

「あんたちょっとおかしくない？ぼーっとしてるっていうか…

　時々何もない空間を見てるような気もするし」

「え？いや、それは…」

（ん？そもそも妖精さんのことって…話してはいけないものなのか？

　別に問題ないのでは。ミオリネが親友なら…信じてくれるような気もするし）

「ところでラウダ」

「！」

[43 二次元好きの匿名さん 23/10/29(日) 23:39:56]

「大切な人たちと絆を深めるためにも会話は大切だ。

　昼休みもできるだけ誰かと話すようにするのはどうだ？」

（そうだな…それがいいと思う。

　って、念じたところで通じないか）

「今日は練習のようなものだと思って…今、ちょうど一緒にいるわけだし。

　ミオリネと話してみるのはどうだろう」

（よし）

「…ミオリネ」

「ん？」

dice1d3=1 (1)

1：学校

2：パーティー

3：妖精さん

[44 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 06:24:46]

（妖精さんの話は…やめておこう。信じてもらえたとして、心配をかけるかもしれない）

「ミオリネはこの学校のことは好き？」

「何よ急に。嫌いならとっくに荷物をまとめて出て行ってるから」

「君は思い切りがいいね」

「別に、普通だと思うけどね。むしろ嫌々残ってる奴の気が知れない」

（気が強いなあ…）

「そういえば、ミオリネは…成績優秀だったよね」

「それ嫌味？」

「え？」

「ま、次は私が勝つけどね。そんなこと言ってられるのも今だけだから」

（対抗心を燃やされている気がする…）

ミオリネ友好：0→1

[45 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 06:30:30]

【1日目・放課後】

～教室～

（授業が終わった。…授業内容には問題なくついていけそうだ。よかった…）

「お疲れ、ラウダ。放課後の過ごし方だが…」

「ラウダ、今話せる？」

「5号」

「…こんなふうに、向こうから声を掛けてくることがある。

　ここを断ってしまうと…その相手とパーティーに行くことはできないだろうな」

「忙しいなら無理にとは言わないんだけど」

「まだ記憶も曖昧だろうし、周りのこともよく分かってないだろ。一度受けてみたらどうだ？」

「…そうだな。付き合うよ」

「よかったあ、ありがとう！」

[46 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 06:39:48]

～中庭～

「今朝はどうして遅刻しそうになってたの？」

「あ～…」

（5号とは…幼馴染、なんだったか。

　それなら本当のことを言っても信じてもらえるか…？）

「せっかく様子を見に行ったのに返事がないし。ちょっと心配してたんだよ？」

「それは…すまない。心配してくれてありがとう」

「ううん、無事だったならいいんだけど…」

dice1d3=1 (1)

1：実は…

2：誤魔化す

3：本題に入ろう

[47 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 06:44:27]

「実は…信じがたい話だと思うんだが」

「うん？」

「妖精さんに…出会ったんだ」

「………」

「目を覚ますと見知らぬ男が部屋にいて、しかも妖精さんだと名乗って…」

「もう。ふざけるんなら聞かないからね」

「いや、ふざけてるわけでは…」

「はいはい、妖精さんね。それより僕の話なんだけど…」

（流された…気が触れたと思われたんじゃないだけマシか？）

[48 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 06:52:10]

「ラウダに…相談したいことがあって」

（相談か…記憶が曖昧な状態で上手く助けてやれるか分からないが…

　いざとなれば妖精さんもいるし、何とかなるか）

「…話してみてくれ」

「…うん。…僕、チームに馴染めてないんじゃないかって…」

「チーム…？」

「………そうか、そんなことを考えて…」

「ええと、チーム…って（何のチームだ…？）」

「ラウダには…分からないかな。僕と違って、チームの皆と仲が良いし…」

「ラウダ、チームというのは…」

dice1d3=3 (3)

1：音楽関連　2：スポーツ関連　3：ゲーム関連

[49 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 07:03:26]

「…ゲームに関するチームだ」

「………」

（いまいちピンとこない…）

「やっているうちに思い出すだろうから、そう難しい顔をするな。5号も不安がってしまうだろう」

「あ」

「…ごめんね、こんなこと言われたって困るよね。

　僕が自分で解決しないといけないのに」

「いや、そんなことは…！」

（5号の口ぶりからして、僕もそのチームに所属しているらしいが…他には誰が？

　…待てよ、チーム…）

「…5号は、確か…」

dice1d3=2 (2)

1：ミオリネと…

2：4号と…

3：シャディクと…

[50 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 07:44:41]

「4号先輩と…口論していたかな」

「ああ、あれは…口論じゃないよ。僕と彼は兄弟みたいなものだろ？だから…久々に会えて、嬉しくて。

　昔とは変わったね、って声を掛けたら…」

『余計なこと言わないで』

「…って」

「…そういう言い回しは…確かに珍しい…ような気がするな」

「それ以降、何となく気まずくて話しかけづらくなっちゃって」

「そんなに気を遣わずとも…先輩もそう引きずるような人じゃないだろう（たぶん）」

「でも、それだけじゃなくて…僕は皆の足を引っ張ってるから余計に…」

「僕はそうは思ってない（…ような気がする）」

[51 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 07:48:25]

「ラウダ…」

「不安なら…練習にも付き合うよ（あるはずだよな、練習）」

「…ありがとう。ごめんね、実はそう言ってくれるの、期待してたんだ」

「謝ることじゃない。幼馴染で…チームメイトなんだから」

「…うん！」

（5号のことは…記憶やパーティーうんぬんは抜きにしても、気に掛けた方がいいかもしれないな）

「…いい感じだな」

5号友好度：0→3

[52 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 07:50:15]

いきなり3！

[53 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 12:47:43]

幼馴染さすがのメインヒロイン枠か？
単発でラウダに惚れてる設定だったのと合わせるとなかなか味わい深いな

[54 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 12:57:01]

190センチオーバーでぶつかると記憶障害起こさせるほどの衝撃を与える妖精さんかぁ
妖精は妖精でもトロールじゃないか？

[55 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 18:36:25]

【1日目・夜】

～寮・自室～

「…とまあ、今日のように一日を過ごしてくれ」

「はあ」

「気の抜けた返事だな」

「よく覚えていないものの、彼らに親しみを覚えるのは事実なんだが…

　絆を深めることにいまいち実感が持てない。本当に会話しているだけでいいのかな」

「なんだ、そんなことか。それなら分かりやすい指標を作ったから見てくれ」

「…！？空中にモニターが…珍しくもないが、妖精さんもこんな技術を使うんだな」

「ははは」

（笑って誤魔化している…？）

[56 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 18:39:25]

壁をすり抜けて他の人に見えないのにぶつかって記憶障害っていうのがすでに怪しすぎる
絶対に裏がある

[57 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 18:42:15]

5号 　　　：■■■□□□□□□□

ミオリネ　：■□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

4号 　　　：□□□□□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「今のラウダと周囲との絆はこんな感じだな」

「…ゲージ全体に色が着くのが目標かな？」

「ああ。昼休みや放課後、ラウダから誘って会話すれば1つゲージが溜まる。

　放課後に向こうの誘いに乗った場合は3つゲージが溜まる仕様だ」

「人間の心ってそんな単純に数値化されるものかなあ…？」

「妖精さんを信じろ」

「…というか、これだと…パーティーまで残り5日。土曜日を挟むから…

　火曜日から金曜日までの間に残された会話の機会は計8回。

　………5号以外無理じゃないか！？」

[58 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 18:46:39]

「向こうから誘ってもらえればその限りでもないが…そうだな。

　5号と絆を深めることに集中するべきかもしれないな」

「実質選択肢がないってどういうことだこれは」

「何だ？5号に不満でもあるのか。

　あいつは少し自信がない部分もあるものの…いい奴だよ」

「僕の記憶から知ってるからって僕より詳しそうな口ぶりを…

　まあ、悪い奴ではないことはわかるんだけど…」

「他に誰か気になる人でもいるのか？」

dice1d3=1 (1)

1：まだよく分からない

2：…5号と絆を深めることにするよ

3：あなたと絆を深めることはできないの？

[59 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 18:51:37]

「そうだな。まだまだ分からないことばかりだよな。…俺のせいで…」

「あ、いや、責めているわけでは…」

（妖精さんなんてファンシーな存在だからだろうか。傷ついている姿を見ると妙に胸が痛む…）

『あっれ～？何だかおもしろそうなことになってませんかぁ？』

「！」

「！？この声は…！」

『どうも～。かわいい後輩のセセリアですよぉ』

『…どうも』

「セセリア！それにロウジも…！」

「二人のことは覚えているんだな」

「ああ、二人は確か留学中で…」

（しまった！目の前で妖精さんと喋ってしまった…！というか何を勝手に端末を起動して通話を繋いでいるんだ！？ロウジの技術か…！）

[60 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 18:56:19]

『ラウダ先輩、そちらの愉快な方を紹介してもらえません？』

「え…見えてるのか？」

『見えるにきまってるじゃないっすか～。私、霊感あるんで』

「知らなかったそんなこと」

「…俺は妖精さんだ。よろしくセセリア、ロウジ」

『ぷっ…くくっ…妖精さん…』

「おい」

『…んんっ！はいはい、よろしくおねがいしまーす。で？どうして…ふっ…妖精、さん…が…先輩の部屋にいるんすか？』

「それは…」

[61 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 19:03:20]

『へえ～、そんなことが。それはまた危険な上にドジな妖精さんですねえ？』

「うっ…」

「反省してるんだし責めるんじゃない。今だって記憶を取り戻すのに協力してくれているし…」

『はいはい。にしても…誰と絆を深めるか、ですか。ロウジ、どう思う？』

『………最も長い時間を一緒に過ごして来た相手と認識が合わないと、後々リカバーが大変になる』

『要するに幼馴染をさっさと思い出せばいいんじゃないですか？ってことらしいですけど』

「…そうだな。僕も5号のことは…頼りにしてくれているわりに、よく思い出せなくて…

　少し申し訳ない気分だし」

「よく思い出せる相手もいるのか？」

「ミオリネやスレッタは名前も思い出せたし、一緒に居ても違和感が少なかったかな…」

[62 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 19:08:24]

『そういう相手は自然体で一緒に居られるでしょうし、後回しでいいんじゃないすか？』

「後回しって言い方はやめろ。…でも、そうだな。

　彼女たちには悪いが、今は5号を優先するか…」

「よし。なら明日からは5号とできるだけ会話するようにしよう。

　居場所なんかは俺が調べておくから安心してくれ」

『誰にも見えないって便利ですね…』

『ヘンタイなことにその能力を使わないでくださいよ？』

「誰が使うか！」

「…初対面の割に仲が良いな？」

『まさか！それじゃ、今夜はこれでお暇しますね。何か相談事があれば、いつでも連絡してくれていいんですよ？』

「お前が純粋な親切心でそう言うとは思えないが…貴重な記憶が定かな知り合いだからな。今は素直に感謝しておくよ」

[63 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 19:11:25]

「…ラウダにとっては怒涛の一日だっただろう。ゆっくり体と心を休めてくれ」

「ああ…」

「寝ないのか？」

「………」

dice1d3=2 (2)

1：妖精さんがいると寝づらいんだが…

2：あなたは眠らないの？

3：寝るか…

[64 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 19:12:17]

シャディクが後輩ぽいからかラウダが主人公だからか分からないけど拭い切れない違和感があるんだよな
普通の部活動ものだと思ったらゾンビものだったみたいな違和感ある

[65 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 19:16:29]

「俺のことは気にしなくていいよ」

「いや、そういうわけには…」

「ラウダはやさしいな。だが本当に気にしないでくれ。

　妖精さんは眠らないんだ」

「すごいな妖精さん！？どんな生態だ…？」

「すごいんだ」

「…あなたは、無事だった？」

「ん？」

「ぶつかって…どこか怪我をしたり、痛みを感じたりは…していない？」

「…ああ。俺はどこも痛くないよ。大丈夫。ほら、早く寝ないと明日の朝も慌てることになるぞ」

「うっ。…わかったよ。おやすみ、妖精さん」

[66 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 19:19:39]

「1日目終了だ」

「5号ルートに固定されてないか？」

「いえーい」

「…まあそうなるわよね」

「ですね」

「特に疑問はないね」

「え？」

「おそらく周回が前提だからね、今回のシナリオは」

[67 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 19:37:11]

周回で情報を集めてトゥルーに辿り着け！とかそういう感じ？

[68 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 19:50:52]

ループものなのか！？

[69 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 20:08:44]

ギャルゲー（もしくは工口ゲ）の周回ものって大体…いや…うん…

[70 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 20:32:41]

周回後半の部が怖いな…

[71 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 20:51:44]

【2日目・朝】

～寮・自室～

「今朝は余裕をもって登校できそうだな」

「あなたがいると目覚まし要らずだね。

　僕以外に聞こえないなら周囲の部屋に配慮する必要もないし」

「妖精さんを目覚まし時計代わりに使うんじゃない。

　俺がいなくなったらどうやって起きるつもりだ」

「そこは普通にアラームを用意するかな…」

「…それもそうか」

[72 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 20:55:07]

「さてと。登校時に誰かに出会うかダイスを振ろう」

「PC全員がダイスを振って、出目が被ると出会うという形式ですね」

「最大値は…とりあえず6でいいか」

「出会っても友好度の変動なしで、単に会話が楽しめるだけのミニイベントですので～。

　気楽に振ってくださいね」

ラウダ：dice1d6=5 (5)

5号：dice1d6=1 (1)

ミオリネ：dice1d6=3 (3)

スレッタ：dice1d6=6 (6)

4号：dice1d6=6 (6)

シャディク：dice1d6=5 (5)

[73 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 20:59:48]

【2日目・登校時】

～通学路～

「せんぱーい！おはようございます！」

「シャディク。おはよう」

（何故か落ち着かない…何故だ？

　シャディクのこと自体は、好ましい…ような気がするんだが）

「ラウダ先輩？」

「ああ、いや…何でもないよ。シャディクは今日も元気だね」

「はい！朝から先輩の顔が見られて、嬉しくなってしまって」

「そ…そう？」

「俺、チームの皆のことが大好きですから」

dice1d4=4 (4)

1：5号のこと　2：ミオリネのこと　3：スレッタのこと　4：4号のこと

[74 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:04:42]

「…シャディクは4号先輩と仲が良いよね」

「そう見えますか？だとすると嬉しいなあ」

「嬉しい？」

「はい。4号先輩、あれで結構人見知りで…俺のことも最初は警戒してたから」

「そうだっけ…？」

「そうですよ。ラウダ先輩、誰より先に4号先輩に懐かれちゃったから、あんまり分からないのかな」

「懐くって…犬猫じゃないんだから」

「あはは。でも4号先輩、ちょっと猫っぽいですよね」

（そう言うシャディクはちょっと犬っぽいな…）

[75 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:09:26]

【2日目・昼休み】

～教室～

「休憩時間になったな…」

「5号のところへ行こうか」

「…そうだな。とりあえず、5号と親しくなれるよう努力しようか」

「5号はまだ教室に残っているな。話しかけてみよう」

「うん」

[76 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:13:05]

「5号、お昼一緒にいいかな」

「ラウダ？もちろんいいよ！」

「うんうん。嬉しそうにしているな」

（妖精さんにずっと見られているの、ちょっとやりづらいな…）

「購買に行く？それともカフェテリアかな」

「5号の好みに合わせるよ」

「じゃあカフェテリアにしよっか」

[77 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:16:40]

（食事の間も、5号はずっと嬉しそうにしていたな…

　よく覚えていないのが申し訳ない）

「まだ昼休みが終わるまで時間があるけど…」

「そうだね。もう少しここでゆっくりしていこう」

「うん！」

「何かラウダから話題を振ってみたらどうだ？」

（話題か…）

dice1d3=3 (3)

1：チームのこと

2：パーティーのこと

3：学校のこと

[78 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:22:24]

「5号はもう学校には慣れた？」

（…ん？）

「おかげさまでね。思っていたよりずっといい場所だよ」

「あ、ああ…」

（何だ、今の質問は…？自然と口から出てきたが…）

「ラウダ？」

（5号も特に疑問に思っていないということは…）

「…転校してきて、どれくらいだったかな」

「もう三か月になるね。言葉にするとすぐだけど、実際にはいろいろあったなあ…」

（なるほど、転校…。…でも、僕とは幼馴染で…

　…待てよ。だからか？幼馴染だが、長らく会っていなかったから思い出せることが少ない…？）

「…ラウダがいてくれて、本当に良かったよ」

5号友好：3→4

[79 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:27:47]

【2日目・放課後】

～教室～

「5号とは順調に親しくなっているな」

「そうなのかな。…だといいけど」

「安心してくれ。妖精さんを信じろ。…ん？」

「ラウダ！ねえ、カフェでお茶でもどう？」

「ミオリネ」

「学内にカフェがあるのって便利だよね。ほら、行こうよ。それとも用事でもある？」

「…心苦しいだろうが、今は5号のことを優先するべきだと…俺は思う」

「………」

dice1d100=70 (70)　　80以上でOKする

[80 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:31:30]

「…ごめん、ミオリネ。また今度でもいいかな？」

「何だ、つれないの。じゃあスレッタでも誘おうかな～」

「ええと…」

「申し訳なさそうな顔するんじゃないわよ。別に怒ってないから。

　じゃあまたね」

「うん、また」

「…それじゃあ、5号のところへ行こうか。彼は…廊下にいるみたいだな」

[81 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:37:10]

～廊下～

「5号、寮に帰るところかな？」

「ラウダ？ミオリネと話してたんじゃないの？」

「そうなんだけど…5号のことが気になって」

「え？…えっと…そう。…そっかあ…」

「ラウダ、お前…こうして見ていると、結構罪な男なんだな…」

「？…よければ一緒に帰ろうか」

「喜んで！」

（さて…どんな話題を振るかな）

dice1d3=2 (2)

1：チームのこと

2：パーティーのこと

3：苦手な人

[82 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:45:01]

「もうすぐパーティーだね」

「…うん」

「どうかした？」

「パーティーなんて、何のためにやるのかな…僕、自信ないよ。こんなの初めてだし」

「それは…」

（…何のためにやるんだっけ？）

「…皆で一緒になって楽しむのが一番だ。上手くやろうと思う必要はないよ」

（妖精さん、いいことを言っているんだが…5号に聞こえていないのが残念だな）

「…その、知り合いの受け売りなんだけど。パーティーは楽しむのが一番だ。初めてでも、楽しめたらそれで充分だよ」

「ラウダ…ありがとう。ちょっと気が楽になったかも」

（…妖精さん、助け船ありがとう）

5号友好：4→5

[83 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:49:40]

【2日目・夜】

～寮・自室～

「…これでいいのかな。ミオリネに嫌な思いをさせたんじゃ…」

「大丈夫。ミオリネはあの程度でへそを曲げたりしない」

「ならいいんだけど…」

「現在の絆を確認しよう」

5号 　　　：■■■■■□□□□□

ミオリネ　：■□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

4号 　　　：□□□□□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「順調だな」

「この調子なら…金曜日中にゲージが満タンになりそうだね」

[84 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:51:48]

「それじゃあラウダ、明日に備えて早く眠るといい」

「そうだな…」

dice1d3=3 (3)

1：さっさと眠る

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[85 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:54:58]

平和なのに何だろうなこの落ち着かない感じ…

[86 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:56:31]

『はいはーい。お呼びっすか？』

「セセリア。勧められた通り、5号と交流しているんだが…

　彼は転校生だったんだな」

『あー、そうそう。え、ラウダ先輩そんなことも忘れてたんです？

　これは重症ですねえ。ね、妖精さん？』

「…すまないラウダ、俺のせいで…」

「いや、妖精さんも悪気があったわけじゃないだろうから」

『ラウダ先輩ったらやっさし～い！妖精さんに対して寛容すぎじゃないっすか？惚れました？』

「は？」

「セセリア！」

『あはは、顔コワ～。邪魔者は退散しますね～？』

[87 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 21:57:24]

ナチュラルに受け入れてたけどそもそも妖精さんって…何だ！？
不穏なこともチラホラあるしドキドキ

[88 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:00:21]

霊感で見える妖精さん…そこはかとない不安が煽られるな！

[89 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:01:17]

「一方的に通信が切られてしまった…」

「まったく…ラウダ。セセリアの言うことは真に受けるんじゃない」

「分かっているよ。彼女は普段からずっとあんな調子だ。

　まともに取り合っていたら心穏やかでいられない」

「だよなあ…」

「それじゃあ、僕はそろそろ寝ようかな。

　妖精さんは…」

「ああ、俺のことは気にしなくていい。また朝になったら起こしてやるから」

「…ありがとう」

[90 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:04:50]

「2日目終了だ」

「ペースが速い気がする」

「まあ…仮に5人全員攻略するならこんなものかもね？」

「誰がどの順番になるのかしらね…」

「PC紹介の順とか…ですかね？」

「どうだろう。まだ何も分からないからね」

「………」

「その反応は何なのよ」

[91 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:28:16]

「さて。3日目の登校時に出会う相手を決めようか」

「誰とも出会わない場合はどうなるのかな」

「それは…そうなってからのお楽しみだな」

ラウダ：dice1d6=5 (5)

5号：dice1d6=4 (4)

ミオリネ：dice1d6=4 (4)

スレッタ：dice1d6=4 (4)

4号：dice1d6=3 (3)

シャディク：dice1d6=4 (4)

[92 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:31:00]

いつのも事ながらフラグ回収が早い

[93 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:31:11]

誰とも出会わないお楽しみがすぐ来ちゃった

[94 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:36:04]

【3日目・登校時】

～通学路～

「今朝は誰とも出会わなさそうだな…」

「そういうこともあるさ。それより、ぼんやりしていると他の生徒とぶつかるぞ」

「ああ」

（っと…普通に会話してしまっていた。気を付けないと…）

「…えー！本当に？」「本当だって！この目で見たんだよ！」

「？」

「氷の君、そういう手が汚れる作業とか嫌いなのかと思ってた」

「私も意外だったけど…先輩の影響じゃない？最近はあんまり見かけないけど…」

「ああ、そっか。世代交代ってやつかな」

「かもね」

（氷の君…？…確か、4号先輩のことだったかな…ああして噂されるあたり、本当に人気なんだな。

　…他人から注目され続けるのは少し疲れそうだ）

[95 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:37:16]

ラウダは会わないけどほとんど集まってて二度見した

[96 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:39:08]

【3日目・昼休み】

～教室～

「5号は…医務室にいるようだ」

「え」

「心配なら様子を見に行ってやってくれ」

「…そうだな。行こうか」

[97 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:44:33]

～医務室～

「失礼します」

「あれ？ラウダ、どうしてここに？」

「…君のことが気になってね」

「あー…バレちゃってた？実技の時に少しね。大したことはないから気にしないで。

　僕に付き合ってたら昼休みが終わっちゃうよ」

「構わないよ。…先生はいないのか。どこか怪我をしたなら手当てするから、見せてくれ」

「ラウダ…」

「迷いなく一緒にいることを選ぶ…やっぱりラウダは優しいな」

（…どうして妖精さんはこんなに嬉しそうなんだ？）

[98 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:47:17]

妖精さんがどうしてもラウダの関係者だったけど今は人間として存在できない何かに思えてしまう
その「何か」はわからない

[99 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:50:34]

「ちょっとすりむいた程度なんだけど…」

「でも痛むんだろう？早めに処置しておくのが一番だよ。

　次があったら…ない方がいいに決まっているけど。とにかく、最初から僕を呼んでくれ」

「でも…」

「先に言っておくけど、迷惑じゃないよ。それで、すりむいたのはここかな？」

「う、うん…ごめんね、ありがとう…」

「照れてるなあ。他人に素足を触られるって、あんまりないからな…分かるぞ5号」

（実況しなくていいから）

5号友好：5→6

[100 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:55:03]

【3日目・放課後】

～教室～

「5号はトレーニングルームに向かったようだ」

「…チームのために？」

「ああ。休憩中に声を掛けてみるのはどうだ？」

「ラウダさん！」

「スレッタ…」

「今日こそ決着を！私と勝負しましょう！」

「ええと…」

dice1d100=25 (25)　　※80以上でOKする

[101 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 22:57:53]

「ごめん、今日は…」

「はっ！ラウダさんも忙しいですよね、仕方ないです…

　今度時間のある時に遊び…いえ、勝負！しましょうね！」

「…あっさり引き下がったな」

「スレッタは素直だからな。他人の事情を思いやれる優しい子でもある」

「まあ、うん。そんな気はするけど」

「それじゃあ5号のところへ行こう」

[102 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 23:01:36]

～トレーニングルーム～

「怪我はもういいのかな」

「あ…ラウダ。元々大したものじゃなかったからね。

　…それに、ラウダが手当てしてくれたし」

「そう、ならいいんだけど…体力作り？ゲームとはいえ、結構体力がいるからね。

　僕も付き合うよ」

「いいの？一緒にいてくれると心強いけど…」

「もちろん」

（…今は丁度休憩中みたいだし、何か話題を振ってみようか）

dice1d3=1 (1)

1：チームのこと

2：苦手な人

3：仲の良い人

[103 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 23:09:30]

「チームのことだけど…」

「…皆すごいよね。僕、自分では結構優秀だと思ってたんだけど…」

「5号だって優秀だよ。チームの皆だってそれは分かってるはずだ」

「優秀じゃないから努力してるんだよ」

「…それは違うと思う。努力した結果、優秀だって思われる人の方がずっと多いはずだ」

「………それなら僕、皆に負けないくらい、もっと努力しないと」

（かえって思い詰めさせてしまったか…！？）

[104 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 23:12:11]

「…なら、付き合ってやればいいじゃないか。気の済むまで一緒に」

「………その。僕で良ければ、君の気が済むまで付き合うよ」

「ラウダ…ありがとう、本当に。

　いつもそうやって、僕と一緒にいてくれて…

　どうしてそんなに、優しくしてくれるの…？」

「え…えっと…幼馴染だから…」

「ラウダ…」

（だってそれ以外の理由なんて思いつかないだろ！？）

「…そっか。僕、ラウダの幼馴染でよかった」

5号友好：6→7

[105 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 23:15:15]

【3日目・夜】

～寮・自室～

5号 　　　：■■■■■■■□□□

ミオリネ　：■□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

4号 　　　：□□□□□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「…こんな感じで、数値としてはいい調子だな」

「数値としては」

「何と言うか、うん。絆が深まってはいるんだが…うん…」

「歯切れが悪い…」

dice1d3=3 (3)

1：もういいさっさと寝よう

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[106 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 23:20:02]

『ラウダ先輩、どれだけ私のこと好きなんすか？』

「別に好きじゃないが…何かアドバイスがもらえないかと思って。

　妖精さんはどうにも歯切れが悪いし」

「ラウダの…そういう事情にまで深く突っ込んでいいのか分からなくてな…」

『あ～…ラウダ先輩、そういうとこありますからね』

「何だそういうとこって」

『でも――…妖精さんも人のこと言えないんじゃないっすか？』

「え？」

「ん？」

dice1d3=1 (1)

1：まさか妖精さんにも強い絆のある相手が？

2：妖精さんは…そういうところ、あるよな

3：今…

[107 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 23:23:21]

『そりゃいるでしょ』

「いない」

『います～』

「…いるかもしれないが、ラウダとは関係ない」

『感じ悪っ』

「…今のはちょっと冷たいと思うな。僕の事情にはあれこれ口を出すのに」

「うっ…それは、すまない…」

『あ～あ。妖精さんがひどいこと言うから、ラウダ先輩拗ねちゃってるし。

　絡まれると面倒なんで切りますね？』

「誰が絡むか！」

「…ごめんな、ラウダ」

[108 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 23:27:08]

「3日目終了だ」

「兄さんが…冷たい…僕に…」

「普通にショック受けてて草」

「そもそも兄さんじゃなくて妖精さんでしょ」

「妖精さん、どんな事情があるんでしょうね？」

「さあ。そこは未知数だね」

「………妖精さん…」

「シャディクさんがしょんぼりしてます」

[109 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 23:29:22]

「4日目の登校時に出会う相手を決めますよ」

ラウダ：dice1d6=1 (1)

5号：dice1d6=6 (6)

ミオリネ：dice1d6=2 (2)

スレッタ：dice1d6=5 (5)

4号：dice1d6=6 (6)

シャディク：dice1d6=3 (3)

「もう少し数字を減らして被りやすくした方がいいんだろうか…」

[110 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 23:33:20]

ゲームだチームだトレーニングだ、代替わりで手が汚れるだの断片的な情報だけ出てくる割にこの世界のみんなが具体的に何やってんのか全然わかんないな

[111 二次元好きの匿名さん 23/10/30(月) 23:40:13]

【4日目・登校時】

～通学路～

「…4号先輩やシャディクほどじゃないが、見られている気がする」

「ラウダも優秀な生徒として有名だからな。そもそもお前の所属するチームのメンバーは全員有名だよ」

「そういうものか…ん？」

「…勝ち逃げされた気分。ほんとムカつく」

「聞こえるわよ。…わざと聞かせようとしている？」

「…レネ。ぼやいている暇があったら…」

「わかってるよ、もう！」

（何の噂だろう…？）

「………」

[113 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:08:48]

【4日目・昼休み】

～中庭～

「妖精さんの話だとこの辺りに…あ」

「ラウダ？お昼の後、眠くなっちゃって…日向ぼっこしてたんだ」

「起こしてしまったかな」

「ううん、さっき起きて暇を持て余してた。ラウダは？」

「僕も似たようなものかな」

（さて…何を話そうか）

dice1d3=3 (3)

1：苦手な人

2：仲の良い人

3：家族について

[114 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:14:54]

「5号って、家族とは…」

「………ラウダ」

（まずい、この話題は――いや、何がまずいんだ？

　分からないが…5号に対しては不適切だった気がする…！）

「…そうだね。強いて言うなら4号が家族だよ」

「そ、そう…」

「兄弟みたいなもの！ラウダも――」

「…？」

「…幼馴染だからね、僕にとっては兄弟みたいなものだよ」

「あ、ああ…」

（何だろう、今の…違和感は）

5号友好：7→8

[115 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:19:36]

「微妙に不穏なんだが？」

「何これ」

「何だろうね…？」

「自分以外の情報はないので、微妙に見通しが立たないと言うか」

「…でも、ある程度予想はできる段階に入ってきたかな」

「………」

「シャディク、もう少し喋ってくれ」

「下手に喋ると…いろいろ言ってしまいそうでね…」

[116 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:26:07]

【4日目・放課後】

～教室～

（朝の会話が気になってあまり集中できなかった。

　5号は…どうして4号以外の家族に言及しないんだったか…）

「ラウダ、追い掛けないと5号が帰ってしまう」

「ああ…」

「ばあ」

「うわ！？お、驚かさないでくれ！」

「驚きすぎだよ。今日は花壇の土を入れ替えようと思うんだけど、手伝ってくれる？」

「花壇…？」

「そう。君には馴染みがないかもしれないけど」

dice1d100=22 (22)　　※80以上でOKする

[117 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:29:31]

「すまない、大変だとは思うし手伝うべきだとも思うんだが…」

「別に。一人でもできるから平気。ただ時間が掛かるだけ」

「うっ」

「それと、敬語」

「あ。すみません、先輩…」

「構わないよ。僕は年功序列なんて気にしないから」

（…じゃあ指摘する必要はないのでは！？）

「…遊ばれてるなあ」

[118 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:35:31]

～廊下～

「5号！」

「…さっき4号に捕まってたよね？」

「ああ…からかわれているような気がして少し疲れた…」

「お疲れ。…僕と話すのは、疲れない？」

「もちろん。むしろ落ち着くかな」

（特にあの先輩の後だと…）

「そ、そっかあ…」

「………も、もどかしい…」

「？」

dice1d3=2 (2)

1：苦手な人　2：仲の良い人　3：目標

[119 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:40:52]

「5号って…誰と特に仲が良いんだったかな」

「え？それってラウダ以外で？」

「ああ。僕とその人、二人を起点にチームに溶け込めないかなと思って」

「うーん…強いて言うならスレッタかな？」

「なるほどなあ」

（何がなるほど…？）

「スレッタは優しいし、一番癖がないというか…あと、僕の気持ちを分かってくれるから」

「…そうだね。スレッタは優しい人だ。僕もいろいろ助けられている（…気がする）」

「うん。二人がいるって思うと…まだまだ頑張れそう」

5号友好：8→9

[120 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:43:57]

【4日目・夜】

～寮・自室～

5号 　　　：■■■■■■■■■□

ミオリネ　：■□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

4号 　　　：□□□□□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「とうとうここまで来たんだな…」

「5号以外のゲージがほぼ空っぽなのを見ると、これでよかったのか不安になるな…」

「いいんだ。妖精さんを信じろ」

「…あなたに悪意がないことは分かるんだけど」

dice1d3=3 (3)

1：さっさと寝る

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[121 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:45:24]

セセリアと話すの好きだなラウダw

[122 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:48:55]

「ラウダってまさかセセリアのことが…？」

「違うから」

『絶対そうっすよねえ？』

「違うって言ってるだろ」

「…俺は、セセリアも優秀で信頼に足る人間だと思うが」

『はい？』

「今だってラウダのことを気に掛けてくれているし…意外と優しいところもあるよな」

『…意外ってなんです？それって普段の私が意地悪で、思いやりの欠片もないみたいですけどぉ』

「い、いや、そういうつもりはない！」

[123 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:53:59]

「むしろ俺は、セセリアになら任せられると――」

『…いりませんよこんなの』

「人を物みたいに扱ったうえいらないってひどくないか」

「え？あ、いや…違うんだラウダ」

『妖精さんって案外ひどいですよねえ？あーあ、傷ついちゃった。

　ロウジに泣きつくことにしたんで、さようなら～』

「…ふざけたやつめ」

「ラウダ、セセリアは…」

「分かっているよ、妖精さん。

　彼女は口は悪いものの…悪人じゃない。ただ腹が立つだけだ」

「そ、そうか…分からなくもないな…」

[124 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 06:58:13]

「4日目終了だ」

「セセリアは何か知ってるのか…？」

「露骨に怪しいわよね」

「どこに留学してるんでしょう？」

「妖精さんにラウダ・ニールを託されそうにもなっていたし」

「単に妖精さんが恋愛脳なだけかもしれないけどね」

「…そうだな…」

[125 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 07:06:17]

「さて。5日目の登校時に出会う人を決めよう」

「グエル、淡々と進行してるよね…」

「一本道だからな。心を乱す要素がない」

「一本道…やはり全員のルートを通りそうですね」

「多少道順が変わることはあっても…終わりは一つだ」

ラウダ：dice1d6=3 (3)

5号：dice1d6=1 (1)

ミオリネ：dice1d6=4 (4)

スレッタ：dice1d6=6 (6)

4号：dice1d6=4 (4)

シャディク：dice1d6=6 (6)

[126 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 07:09:16]

ラウダほんとに通学路で誰とも会わねえな！

[127 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 07:12:39]

【5日目・登校時】

～通学路～

「金曜だからか、周囲が浮ついている気がする」

「ここを乗り切れば休み。さらにその後はパーティー…だからな。浮かれるのも無理はない」

「ミオリネとあいつ、どっちが勝つかな」

「あの人だと思うけど…でも、たまには譲ってあげれば…と思っちゃうよね」

「いーや、それじゃ意味がないね！自分の手で勝利を掴んでこそ、だろ！」

「ふふっ。じゃあチュチュ、私と勝負する？勝ったら一緒にパーティーへ行こっか」

「へ？あ、えと…す、する！」

（仲が良さそうだな。…にしても、ミオリネが勝負…誰と？）

「？」

[128 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 07:39:29]

【5日目・昼休み】

～中庭～

「やあ、5号」

「ラウダ！今からお昼なんだけど、一緒にどう？」

「もちろん。僕もそのつもりで来たんだ。今日はお弁当なんだね」

「朝、早く目が覚めて…寮の部屋に簡易キッチンがあるのって便利だよね」

「ああ。スレッタはいろいろ持ち込んでさらに調理環境を充実させていたよ」

「へえ～。…ねえ、ラウダってこういうの好き…だよね？よかったら食べてみて」

「え？ああ、ありがとう」

「…あー…ラウダ。美味しいって言うんだぞ」

[129 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 07:42:22]

「………」

「…どう？」

「…おいしいよ」

（普通…いや、美味しいと言って差し支えないんだが。

　僕の好きな料理や味付けかと言われると…）

「よかったあ」

（まあ、喜んでいるし…いいか）

5号友好：9→MAX

[130 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 07:49:40]

【5日目・放課後】

～教室～

「せーんぱい！」

「シャディク…？」

「…あれ、もしかして…やっぱり何でもないです！じゃあまた、週末のパーティーで会いましょうね！」

「あ、うん。…何だったんだ？」

「シャディクは周囲をよく見てるってことだ」

「？…5号。まだ教室にいたんだね、よかった」

「…うん」

（…少し緊張している？何か話題を振って緊張を解すか…）

dice1d3=1 (1)

1：苦手な人　2：目標　3：卒業後

[131 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 16:59:57]

5号の苦手な人かあ

[132 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 18:55:50]

「もしよければ教えて欲しいんだけど…チームに苦手な人はいるかな？」

「え？」

「馴染めないって悩んでいたけど…特に苦手な相手がいるなら、僕が意識して間に入ったらどうかと思って」

「ああ、そういうこと。ありがとう、ラウダ。そんなに気に掛けてくれて…

　…その、実はね…耳、貸して？」

「うん。………ええっ！？シャディク！？」

「こ、声が大きいよ！」

「すまない、でも…驚いた。どのあたりが苦手なのかな…？」

「………怖いから」

「え、ええ～…？」

「あ～…」

[133 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:01:14]

（妖精さんは何を納得しているんだ？

　シャディクは…確かに、真剣になるあまり熱が入ることはあるものの…怖い…？）

「話してると、怒られてるみたいな気分になって…」

「そ、そうかなあ…！？」

「…ラウダには、分からないかな…

　ラウダは認められてるし、僕とは違うよね…」

「あ、えーと、その」

「…シャディクは怒っているんじゃなく、心配しているから言い方が強くなることがあるんじゃないか？」

「！…その、5号。シャディクは…君を心配しているんだと思うよ。チームの一員と認めているからこそだ。

　怖がるだけじゃなく…心を開いてみよう。僕もそばにいるから」

「…そうだね。怖がってるだけじゃ、認めてもらえないよね」

[134 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:02:32]

シャディクがいたからちょっと緊張してたのか

[135 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:04:54]

【5日目・夜】

～寮・自室～

5号 　　　：■■■■■■■■■■

ミオリネ　：■□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

4号 　　　：□□□□□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「よしよし。これで何も問題はないな」

「…シャディクが怖い…そうか、意外だなあ…」

「ラウダ、明日は5号をパーティーに誘おう」

「ああ、うん。…毎日普通に会話しているだけだけど、本当にこれでいいの？」

「いいとも。妖精さんが言うんだから間違いない」

dice1d3=3 (3)

1：さっさと寝る

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[136 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:08:32]

『いや毎日って。しつこい男は嫌われますよぉ？』

「妖精さん曰く5号との仲が最大限に深まった…らしい。その報告だ」

『へえ、順調じゃないっすか。さっすが――妖精さん』

「頑張ってるのは俺じゃなくてラウダだ」

『はいはい。妖精さんのラウダ先輩自慢は聞き飽きてますから』

「？」

dice1d3=2 (2)

1：妖精さん…そんなに僕のことが…？

2：二人は僕がいない間にも連絡を取ってるのか？

3：………？

[137 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:12:42]

「ん？」

『はい？』

「聞き飽きるほど自慢された覚えがないんだが」

『ああ、そうですね。これでも私ら仲良しなんで♡』

「…ゾワッと来たな…」

『はあ？何それひっど～』

『セセリア、そろそろ』

『ああ、もう？じゃあラウダ先輩、妖精さん。可愛い後輩と話せなくなるのは名残惜しいでしょうけどさようなら～』

「あいつ、いつも一方的に通話を切るな…」

「いろいろと忙しいんじゃないか、セセリアも」

[138 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:13:33]

感動するレベルでセセリアに連絡するラウダ草

[139 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:17:06]

「5日目終了だ」

「ダイスがセセリアを選びすぎる。僕は兄さんと話したいんだが？」

「話したところで攻略できないんでしょ？時間の無駄じゃん」

「しかも兄さんじゃなくて妖精さんでしょ」

「容赦ないですね～」

「事実だからね」

「………女神ちゃん、この会話に意味はあるのかな」

「さーて、どうでしょうね？」

[140 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:22:01]

【6日目・朝】

～寮・自室～

「おはよう、ラウダ」

「おはよう、妖精さん」

「今日は5号をパーティーに誘ってもらいたいんだが…

　居場所を探して来るから、ゆっくり朝の時間を過ごしてくれ」

「分かった」

[141 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:25:36]

「ラウダ」

「おかえり、妖精さん」

「出向くまでもなさそうだ」

「？」

「ラウダ、いる？」

「！」

「…おはよう」

「おはよう、5号。どうかしたのかな？」

「…その…ラウダにお願いがあって…」

「何？」

[142 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:29:35]

～トレーニングルーム～

「ここでステップを…ああ、違う。そっちの足じゃないよ」

「う…難しいね、これ…」

「緊張しすぎているんじゃないかな。もっと楽しんでみて」

「う、うん」

「…もう一時間もこうしているし、一度休憩しようか」

「そうだね、ちょっと…疲れちゃった」

「慣れないことをすれば当然だよ」

「うん…突然ごめんね、ダンスの練習なんてお願いして」

[143 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:33:33]

「構わないよ。僕もダンスなんていつぶりだか分からないし…いい練習になったから」

「………」

「5号？」

「いつも…ごめんね。いろんなことに付き合わせちゃって。

　僕…4号も同じだと思うけど、こういうことはほとんど習ってなくて。

　だからこそ、せめてチームには貢献したいのに…」

「気にすることはないよ。これから一緒に経験していけばいい」

「…うん。ラウダが一緒にいてくれて…嬉しいな。…ねえ、その…もしよければ…」

「ん？」

「これは…！」

「………ごめん、何でもない」

[144 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:36:59]

「5号…どうしてそう遠慮してしまうんだ…！」

（妖精さんが一人で盛り上がっている…）

「…ラウダ？どうしたの、ぼうっとして」

「何でもないよ。それより5号、僕からもお願いがあるんだけど」

「え、僕に？ラウダから…？何でも言ってみて！」

「…明日、一緒にパーティーに行ってくれないかな」

「…！うん…うん！喜んで！」

（すごく喜んでくれている気がする）

「………ラウダ…お前ってやつは…」

[145 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:41:38]

【6日目・夜】

～寮・自室～

「練習のし過ぎで筋肉痛にならないだろうか」

「鍛え方が足りないぞ」

「4号先輩みたいなことを言うんじゃない…」

「しかし楽しい一日になったな。ダンスの練習はもちろん、5号と一緒にパーティー用の服を買いに行ったり…」

「ああ…5号は経験がないって言ってたけど、センスは良いよね。ダンスも、ファッションも」

「そうだな。きっと明日はいいパーティーになる」

「…そうだね、きっと」

「それじゃあ、今夜は明日に備えて早めに眠るといい」

「わかった。おやすみ、妖精さん」

[146 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:47:37]

【？？？？】

～？？？？～

「報告上げて」

「接続クリア。スキャン完了。接触次第投与可能」

「OK。…ここまで、短いようで長かったね。今のうちに仮眠を」

「そっちは？」

「…まだ眠るには早い。せめて、代理でも現れない限りはね」

「了解。言うまでもないと思うけど」

「無理して倒れたら元も子もない。分かってる」

「うん」

「……………

　ほーんと、面倒なことになってくれちゃって」

「…正念場ですよ、先輩」

[147 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:50:34]

「おやすみ、妖精さん」ってすごくふわふわしてメルヘンなセリフの後に来る不穏そうな？？？？のシーン怖えw

[148 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:54:33]

【7日目・夜】

～パーティー会場～

「学内にこんな場所があったなんて…」

「普段は開放されていない施設だからね。僕も中に入ったのはいつぶりかな…」

「半年だな」

「半年…？」

「そっか、半年前にもパーティーがあったんだっけ。4号が言ってたなあ」

「…半年前」

「ラウダ？」

「ああ、何でもない。踊ろうか」

（きっと…すぐに思い出せるはずだ。こうして、皆と絆を深めていけば…）

[149 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 19:59:28]

「ラウダ、俺の言葉をよく聞いてくれ。ただし、ダンスに集中しながらだ」

「？」

（なかなか難しいことを言うな…）

「何があっても、絶対に5号から手を放すな」

（どういう意味だ…？）

「っと…わわっ」

「…今のは少し危なかったね」

「ご、ごめんね…転びそうになっちゃって…

　周り、笑ってる…よね」

「そんなことない。皆自分のダンスに集中しているよ。ほら、気を取り直してもう一度」

ラウダダンス（41～）：dice1d100=2 (2)

5号ダンス（71～）：dice1d100=60 (60)

[150 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:01:30]

「（笑）」

「こ、これは…！」

「女神…お手柔らかに頼む」

「ふふふ」

dice1d3=3 (3)

1：足を踏み合う。とても痛い

2：笑いものになっている気がする。つらい

3：色ボケの予感…　dice1d100=3 (3)

[151 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:05:11]

「………」

「………えっと。ごめんね、僕のせいでラウダまで…」

「い、いや。上手いかどうかじゃなく…楽しいよ」

「そう…」

（微妙な空気！）

「ラウダ。もう一度言う、手は放すな」

「…分かってる」

「え？」

（しまった、声に出して…）

「そ、その…分かっている、から。君の気持ちは…（上手くいかないと焦るよな…）」

「どうしてそう…勘違いさせる言い回しを…？」

[152 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:08:14]

ダンスで2色ボケで3て

[153 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:09:16]

ファンブルにファンブルが重なることってあるんだ

[154 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:09:43]

「？」

「ラウダ、僕は…」

「うん？（足が止まった…が、手は先程より強く握られているし、問題ないか？）」

「僕はね…そうやって、いつも助けてくれて…そのやさしさに、本当に救われて」

（そもそも、どうして手を放してはいけないんだろう。ダンスを成功させろとかならまだしも…）

「そんな君だから、僕は――…あ、れ？」

「…ラウダ、手を握れ！もっと強く！」

「！？わ、わかった…！」

「…違う。君じゃない…！」

[155 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:14:34]

　何が何だかよく分からないが、妖精さんに言われるまま5号の手を握る。
　見開かれる目。止まらないワルツの旋律。談笑し続ける周囲。

　何かが、おかしい。

「君は…ラウダ！」
「え？そうだけど…」

　今更何を当然のことを？
　困惑しつつ、ちゃんと握るんだと何度も言い聞かせて来る声に従う。5号は手を引こうとするが、逃がすまいと掴み、そして。

「あッ！っづ、う…ぐ…！」
「く、苦しんでるけど！？」
「仕方ないんだ！いいから放すな！放すと取り返しがつかなくなる！」

　言われるがまま手を握り続ける。次第に5号が発光して…発光！？

「なんかヤバい」
「語彙力が溶けるのはいいが握力は緩めないでくれ！」

　ものすごく必死に声を掛けてくる妖精さん。額には汗まで浮かんでいる。
　やがて5号を包む光が強まり、パーティー会場全体が光り始め、そして――

「ああ…よくやってくれた、ラウダ。
　また最初から、頑張ろうな」

[156 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:17:55]

ここでループ入るか
周回ごとに違和感増すやつかなあ…もしくは伏せられてた(やべえ)情報が徐々に開示されてくパターンか

[157 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:19:17]

【1日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

4号 　　　：□□□□□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「今のラウダと周囲との絆はこんな感じだ」

「うわあ真っ白。…ん？あれ…？」

「どうかしたのか？」

「えっと…今、少し…居眠りしていたみたい…？」

「疲れているのかもしれないな…すまないラウダ、俺のせいで…」

「いや、妖精さんが悪いわけでは…あれ？端末が勝手に起動して…」

？？（51～）：dice1d100=54 (54)

[158 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:24:20]

『…やあ、ラウダ。そっちは夜かな？こんばんは』

「お前は…5号！」

『………隣にいるのが、…妖精さんだね』

「え？何故知って…」

「…セセリアに聞いたんだろう」

「セセリアに…？ああ、そういえば話したような…」

『………』

「妖精さん、5号はまだチームに加入してから日が浅いんだが大切な仲間の一人で…

　あれ？今は…留学しているんだっけ。こんな時に？…ん？」

『そうだね。こんな時だけど…大丈夫。一週間もすれば戻るだろうから』

「そう…？（何だろう、違和感が…）」

[159 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:25:36]

うん？ラウダにはループしてる自覚が無い？

[160 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:27:18]

なんか一人ずつサルベージするとか…そういう…？

[161 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:29:17]

「…そもそもチームって何だっけ…？」

『………dice1d3=1 (1)　（1：音楽　2：スポーツ　3：ゲーム）に関するものだよね』

「ああ、そっか…」

『ところで、ラウダ…』

「ん？」

『その、絆を深める相手だけど…スレッタか4号がいいんじゃないかな…？』

「…5号」

『…その、ほら！ラウダ、二人と仲が良いし…だから…』

「………決めるのはラウダだ。誘導する必要はない」

[162 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:30:31]

ループ毎に世界線が違うのか

[163 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:33:32]

ループ前に名前叫んでたりしたのって…ラウダ何者？妖精より謎だが

[164 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:35:35]

「4号先輩とそんなに仲が良かったか…？いやまあ、信頼はしているが…」

『…ごめん、余計なこと言って。…もう切るね』

「あ。…何だか傷ついていた、ような…？」

「…ラウダの事情を知って、5号も混乱しているのかもしれないな。

　大切なチームメイトを忘れているんだから、動揺もするだろうし」

「それもそう…か？5号とはチーム加入時が初対面だったから、まだよく分からないことも多くて…」

「…それで、ラウダ。残りの日数から言って、パーティーまでに親しくなれるのは一人だけだが…

　誰と親しくなりたい？」

「そうだな…」

dice1d3=2 (2)

1：5号もああ言っていたし…dice1d2=2 (2)　（1：スレッタ　2：4号）かな

2：dice1d4=3 (3)　（PC順）かな…？

3：妖精さんとは親しくなれないのかな

[165 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:37:32]

何がどうなっているんだ！？
妖精さんが一番の謎かと思ってたけど、そういえばラウダもなんでこんなことになってるんだ…謎が多くてわくわくがとまらんぞ

[166 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:40:26]

「4号先輩にしようかな…客観的に見て親しかったなら、忘れたままなのも忍びないし」

「そうか。じゃあ明日からは4号と積極的に会話していこう」

「うん」

「…ラウダ、今日はいろいろあって疲れただろう。

　ゆっくり休んでくれ」

「そうだね。ありがとう、妖精さん」

「礼なんて…いいんだ。元はと言えば俺が…」

「それはそうなんだけど。心配してもらえて嬉しいと感じているのは事実だから。じゃあおやすみ」

「…ああ、おやすみ」

[167 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 20:45:53]

「1日目終了。5号には追加資料を渡しておく」

「シャディクさんに渡した情報はまだお預けですけどね」

「ちょっと待って」

「うわ…うわあ…それは周回するよね…」

「あんたもこっち側に来たわね」

「次は4号さんですか…ラウダさん、もしかして俗に言うエラン顔が好き…？」

「面食い…」

「………もしかして、全てが終わるまで俺一人で抱えないといけないのか…」

「がんばれシャディク」

[168 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 21:13:11]

ダイス次第ではあるけどシャディクの攻略は最後の方になりそう

[169 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 21:27:52]

>>164

三分の二が4号w

[170 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 21:38:09]

【2日目・朝】

～寮・自室～

「おはよう、ラウダ」

「ん…おはよう、妖精さん…

　今日って何曜日だっけ…？」

「火曜日だ。朝はコーヒー…あっ。しまった、触れないんだったな…」

「ふわ…まだ頭がぼんやりするな…」

ラウダ：dice1d6=4 (4)

ミオリネ：dice1d6=2 (2)

スレッタ：dice1d6=1 (1)

4号：dice1d6=4 (4)

シャディク：dice1d6=2 (2)

[171 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 21:40:15]

おっ幸先いいな

[172 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 21:45:58]

🎲で4出して4号と出会うのジワジワくるw

[173 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 21:46:02]

【2日目・登校時】

～通学路～

「…何だか向こうが騒がしい…あっ」

「あれは…」

「4号先輩、おはようございます」

「ラウダ、おはよう」

（なんだこのポーズは…？）

「たまにやってるよな、これ」

「ちょうどいいところに来た」

「わっ」

（背中にくっつかれた…？）

[174 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 21:49:13]

話にもルートにも何も関係ないけど
これが他のシナリオなら固定恋愛ルートまっしぐらな毎晩セセリア指定ダイスが惜しく感じる
よりによって分岐関係ないシナリオのCP関係ないキャラで神引きするとは

[175 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 21:49:47]

「きゃ～～～！」「氷の君かわいい～！」「照れてる？照れてるのかな？」

「余計にうるさくなった」

「…僕と先輩とでは身長も変わらないし、隠れられないと思いますけど」

「こういう時シャディクがいると楽。自然と庇ってくれるから」

「ああ…シャディクはいろいろ気遣ってくれますよね」

「ラウダ、同じ後輩として恥ずかしくないの」

「そこまで言いますか！？」

「仲が良いなあ」

[176 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 21:54:50]

【2日目・昼休み】

～教室～

「…はあ。4号先輩、5号と同じ顔のはずなのにどうしてあんなに人目を引くんだろうな…」

「儚げな天使っぽさがあるというか…分からないでもないだろ」

「実際には5号より向こうの方が断然図太いよ、絶対」

「はは…。4号は屋上にいるみたいだ」

「…行くか」

[177 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:02:23]

～屋上～

「先輩、こんなところで食事ですか？」

「そう。騒がれると面倒だし、一人になりたかったから」

「………えっと」

「はっきり言わないと分からない？」

「…帰ります…」

「冗談。ラウダは別だよ。隣、座って」

（冗談が分かりづらい…）

dice1d3=3 (3)

1：学校のこと

2：パーティーのこと

3：チームのこと

[178 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:11:46]

「先輩は…チームの中でも特に優秀な一人ですけど（確かそうだったはず）」

「そうだね。でないと所属していないし、僕以外も優秀でなければ所属する価値はない」

「えー…っと」

「…優秀な人間が集められたチームだからな。4号の求める水準も高いんだろうが…

　逆に言えば、チームの面々には価値を感じているということだ」

「…僕は…？」

「おい余計なことを聞くな」

「ラウダは生意気」

「えっ」

「でも嫌いじゃないよ。勝つのは僕だけど」

4号友好：0→1

[179 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:15:06]

【2日目・放課後】

～教室～

「………」

「考え込んでどうした？」

「4号先輩と話していると…何か違和感があるんだ。

　それが何なのかは分からないが…」

「絆を深めればきっと解決するさ」

「だといいんだけど…」

「4号は…カフェテリアに向かったようだ。

　俺たちも行こう」

「そうだな…」

[180 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:20:15]

～カフェテリア～

「氷の君、パフェ食べない？」「甘いもの好きなんだよね？」「ねえねえケーキもあるけど…」

「………」

「うわあ」

「大変そうだなあ…」

「！」

「うわっ来た」

「なんて反応するんだ」

「…ラウダ、待ってたよ」

「んっ！？」

（腕に抱き着かれた…！）

[181 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:25:01]

「ありがとう…僕のために奢りたいなんて。ラウダに奢ってもらうのが一番」

「え」

「ええ～」「チームの人と待ち合わせてたんだ…」「いいなあ、氷の君に甘えてもらえて」

「去って行った…ラウダ、お前こんなふうに使われてたんだな…」

（そういえば以前にもこんなことがあったような…そしてその時は…）

「それじゃあパフェとケーキ、あとプリンに…」

「さ、財布と相談させてくれ！」

「敬語」

「相談…させてください…っ」

「いいよ。お礼に僕が『あーん』してあげようか」

4号友好：1→2

[183 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:29:16]

（画像ミス）

【2日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

4号 　　　：■■□□□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「僕は何か間違えたのかもしれない…」

「いや、その…4号なりにラウダに甘えているんだと思う。

　現に他人には借りを作りたくなさそうなのに、ラウダには素直に奢られていたし…」

「それにしても可愛げがない。これならシャディクにでも奢る方がいい」

「あはは…それは、どうだろうな…？」

dice1d3=1 (1)

1：さっさと寝る…

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[184 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:31:15]

「今日はもう寝るよ…」

「疲れているんだな、ラウダ…」

「うん…」

「…おやすみ。いい夢が見られるといいな」

「ありがとう、妖精さん…おやすみ」

[185 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:33:51]

「2日目終了だ」

「4号がかわいくなさすぎる件」

「そう？これはこれで可愛いと思うけど」

「私ならムカつくけどね」

「自分にだけ分かりづらく甘えてる…と思うと可愛いですよ？」

「興味がない」

「自分のことなのに…」

[186 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:34:55]

ワイプの評価が割れる4号パイセン

[187 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:41:33]

「次スレを立てるとしましょうか」

「本当に兄さんは攻略できないのか…？」

「あの1周目を見てまだ攻略対象にこだわってるラウダ、逆にすごい」

[188 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:53:56]

【🎲・閲覧注意】アス校ぱにっく！part2｜あにまん掲示板

「次スレだ」

「僕はどうなってしまうのか。

　与えられた情報から考えると、これは…」

「…うん。そうだね…」

「ふふふ」