- 1二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 22:50:53
- 2二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 22:51:23
すごく
わかる - 3二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 22:54:16
(今人が少なそうやな…投下するのは後にしよか…)
(今人が多そうやな……投下するのは後にしよか…) - 4二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 22:55:22
書くことでしか書くことは上達しない
- 5二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 22:55:25
荒れとるから今日はやめとこか←これやり続けて半年経ってる
- 6二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 22:55:50
(やっと書き上がったと思ったら同じネタのSSが数時間前に投稿されとる……)
- 7二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:00:57
- 8二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:01:49
う、ウチは絶対諦めへんで……!
絶対に完成まで漕ぎ着けたる! - 9二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:02:02
- 10二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:02:51
正気に戻るな
ハイになった状態で書いてそのまま投稿しろ
丁寧に推敲した文章は渋にでも投げとけ
とりあえず完成させて公開することが先決や - 11二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:03:37
- 12二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:04:45
- 13二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:06:02
このレスは削除されています
- 14二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:06:42
- 15二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:06:42
- 16二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:07:07
- 17二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:07:17
おしゃ!めっちゃええ概念のSSが頭に浮かんだで!
↓
あかん、なかなか形にするの難しいな…
↓
冷静に考えてこんなニッチな自己満足誰が喜ぶん? - 18二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:07:33
ウマカテはもうSS投下するところやない
- 19二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:08:07
- 20二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:08:29
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:08:34
SSは恥のかき捨てだと思っている
しかしこれから真面目に文で一山当てようという人間にそんな無責任なことを言っていいのかとも思ってしまう - 22二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:09:07
SS(サイズ)だけにタマモクロスというわけか
- 23二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:12:07
それこそその辺は競馬で言うならシンボリルドルフとかオグリキャップとかディープインパクトとかのレベルだぞ
- 24二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:15:12
SS書いてる時のウチ「最高や!めっちゃウケるやろ」
読み返した時のウチ「何がおもろいん?」 - 25二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:17:16
書き上げたSSは心の内なる粗品が「お前のSS誰が好きなん?」って言い出す前に投稿しないと二度と日の目を浴びなくなる
- 26二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:18:14
見直すのも大事火傷誤字脱字を友と思うと案外うまく行くで、何処かの世界線のウチ
純粋なSSとはちょっと方向性は違うけど
ダイス振ってリアルタイムで書いていく奴はホンマどうにかしとるよな……
5分10分でバンバンストーリー作れる奴の頭の中どうなってんのか覗いてみたいわ - 27二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:22:01
SS書いてる時のウチ「よっしゃ!今回は傑作や!」
読み返した時のウチ「どっかで見たことあらへんか?」 - 28二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:22:14
(深夜)筆が進むぜ~!
(翌日)…こんな恥ずかしい駄.作は封印決定だな - 29二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:24:56
- 30二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:32:38
SS書いてる時のウチ「今回は史実を基にしたSSや!これはウケるで!」
読み返した時のウチ「史実の方がおもろいわ」 - 31二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:36:25
とりあえず、テキトーに俺も書こうかな
「おいアンタ、何コソコソやってんだ。隠さないで私に見せろ!」
俺はバレることはないと準備していたのになんでバレたのだろうと思いつつ、担当のブライアンに俺の持っていた紙を差し出した。ブライアンはその紙を見てすぐに後ろを向いて、申し訳なさそうに謝った
「すまん…まさか私のために、アンタは準備してくれていたんだな。」
そこに書かれてあったのはナリタブライアンのクラシック三冠を盛大に祝うために緻密組み込まれたスケジュールであった。
「サプライズのつもりだったんだろうが、台無しにして済まなかった」
彼女はそのまま背を向けてとぼとばと帰ろうとした
俺はそんなブライアンの手を掴んで、担当の名前を呼んだ。そうして、振り向いたのを確認すると頭をすぐに下げた
「俺こそ、君に秘密にしていてごめん!君を驚かせて喜ぶ姿を見たいだけだったんだ!隠し事をしていた俺の方こそ謝るべきだったんだ!」
ブライアンはそんな俺の事を見て目を大きく開いていた。そして、少し経ったあと、俺が体を元に戻した時、彼女は急に俺の両肩を掴んで互いの息がかかる距離になるまで引き寄せた。
「なんでアンタが謝るんだ。アンタはいつも、私のために、私の欲望を叶えるために奔走しているのを間近で見てきたんだ。今回だって私を喜ばせるために普通は入ることが出来ない高級ステーキ店の予約とってくれてただろ。なんでアンタが謝るんだ。」
ブライアンは少し離れて
「全く不器用だな私は、……いつもありがとう」
俺はブライアンにありがとうと言われてとても心が温かくなった。そして、彼女とのストーリーをもっと続けていきたいと思い彼女の両手を握った。
「どういたしまして、これからもよろしく!」
彼女はそんな自分を見てこう答えた
「ああ、よろしくな」
以上、 - 32二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:38:06
このレスは削除されています
- 33二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:39:07
- 343123/10/29(日) 23:42:05
とりあえず、僕は最初にある程度最初と終わりを意識して書いてます。それさえできてれば大抵は何書いたんだっけとはなりませんよ
- 353123/10/29(日) 23:46:38
あと、自分の想像のつきやすい慣れたネタで書くのがいいと思います。その方がつまらずにかけてモチベが下がりませんよ
- 363123/10/29(日) 23:49:30
SSには大体型があるのでそれを他の方のSSや、ウマ娘のストーリーシナリオを見るのがいいと思っています。
- 37二次元好きの匿名さん23/10/29(日) 23:52:48
- 38二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 00:03:44
- 39二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 00:48:51
「む、これは?」
「あ、ちょい、それは─」
栗東寮の一室。オグリキャップが、ベッドの下に投げ捨てられていた紙の球を無造作に広げる。
文章と皺とで埋まった原稿用紙が、彼女の前に現れた。少々乱雑な、ところどころに消しゴムをかけた跡の残る文を視線で追えば、それが何か、物語の一部分なのだと察せられる。その字が同室の少女の特徴をとらえていることを、彼女が察するのにかかった時間は短い。
揺るがない物証を突き付けられて観念した容疑者の自白の様に、タマモクロスが口を開いた。
「最近な、小説読むんが好きなんや。んで、ウチもこんなええ話作りたいなあ思って、書いてみたんやけど……やっぱり難しいなあ、ってあんま見んといてや」
聞きながら、オグリキャップは手元の原稿用紙に目を配っている。大阪の小さな町の少しひなびた風景と、その中の人の温かさの一場面が、朧気ながら描写されていた。
「私は別に小説について詳しいわけではないのだが……いい話なんじゃないか?なぜ捨ててしまうんだ」
「実のところ、ウチも書いたときは『会心の出来や!』って思うんや。そやけど、書き終わって寝て、いつもみたいに過ごして、そっから部屋に帰って、紙を見直してると思ってまう。『こんな文読んで、誰が面白いん?』って。話も、言葉の使い方もイマイチやな……ってなって結局ボツや。おかげで一作も出来とらへん」
やれやれと言った風体のタマモクロス。世間に文章を出して日々の食費を稼ぐような類の人間は一体、どんな神経をしているのだろうと、ふと思った。
「でも、挑戦するのは立派だと思うぞ」
オグリキャップの返答は、常々の様に、そういう素朴なものである。純粋な期待かつ興味。背を押しながら、一方でその純粋さから少しだけ傷を与えられるような。
「タマならきっとできるとも。小説家のタマモクロス先生か……」
「ちょいちょい、気が早すぎるわ!……ま、良いのができたらオグリには真っ先に見せたるわ」
「本当か!それは楽しみだ、タマ!」
……なあ、これ後に引けなくなったんちゃう?何かしら書かなアカンやろ。
意図せぬところから生じたささやかな責任を飲み込まざるを得ない状況を、タマモクロスは、しかしそれほど嫌うことはなかった。返答は、同時に自分自身への鼓舞でもある。
「任しとき!白い稲妻は筆も早いで!」
>>9が気に入ったので突発的に書いてみた
- 40二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 01:11:24
いいねえ 続きが気になるぞ
- 41二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 01:16:59
- 42二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 05:11:54
- 43二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 15:23:17
保守
- 44二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 15:37:00
仕事中に頭の中で物語というか文章作って出力せずに終わる
- 45二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 15:58:35
アカン……
ウチの理想は○○先生みたく軽妙でオモロくて凄みのある文章やのに語彙力が足りてへんから模倣すらでけへん…… - 46二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 17:41:00
- 47二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 17:43:56
最初は何作品もノリノリで書き上げられたけど、変なスランプがくると途端に書けなくなるんだよな…
もうなんだかんだで半年は書けてない… - 48二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 21:41:12
SS書いてる時のウチ「掛け合いを大事にしたSSを書くで」
読み返した時のウチ「戯曲やないか」 - 49二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 23:28:20
SS書くか
- 50二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 23:29:03
「おう!タマモクロスや!…砕けすぎや」
「拝啓トレーナー様 本日はお日柄も良く…アカン、こんな固い文章書いてるとさぶいぼが立つわ」
トレセン学園は文武両道をモットーにしとる。普通の座学くらいなら学生としてやらなアカンと分かるけど、こんなんウマ娘として必要なんやろか?大学受験近いヤツもおる訳やしもっとツメコミキョーイクせなあなんとちゃうか?
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「本日の宿題は『トレーナーに感謝の手紙を書こう』です。高等部の皆さんはどのような形であれ既にトレーナーをもっているかと思います。トレーニングや日ごろのケアから身の回りのことまで面倒を見ていただいているトレーナーのために手紙を書いてみましょう。便箋を3枚お渡しします。どのような形でも良いので、最低1枚、できれば2枚以上使うこと。もし足りなければ、職員室に来てくれれば追加分をお渡しします。」
「ああ、あとちゃんとした手紙の文体で書いてくださいね。自由に書いていいわけではありません。手紙には手紙の文体があります。教科書に書いてありますので、各自見ておくこと。去年最も良いもの書いたルドルフさんの手紙を配りますので、そちらも参考にしておいてください。それでは今日の授業はここまでです」 - 51二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 23:32:40
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これまできちんと真面目に授業を受けてきたけど、こんなけったいな宿題は初めてや。感謝の言葉。こんな恥ずいことどんな気持ちで書けばええんや。会長の手紙なんて読んでる途中でお腹一杯になってもうたわ。会長は皆に見られて恥ずかしくないんやろか。ないんやろなあの鉄面皮は。
そうこう考えてるうちにトレーニングの時間になってもうた。急いで片してトレーナー室に走る。トゥインクルシリーズは引退したさかい、ハードなトレーニングを積むわけではないけど、ドリームトロフィーで恥かくわけにはいかへん。毎日のトレーニングを欠かしたらウチがウチでなくなる。
「すまん!遅れた!」
「大丈夫だよ。今日はお休み。昨日一昨日とハードなトレーニングをこなしたからね。」
「え…」
ウチがウチでなくなった。
「体重も減ってるだろう?手首、見せてごらん?…ほら、先週より数mm細い。体重計に乗らなくてもわかる。」
なんやコイツ。化け物か?そんなん意識したことないわ。
「…なあ」
「どうしたの?」
「アンタ、年がら年中ウチのこと考えよるんか?」
「勿論」
「そか」
手首のあたりをにぎにぎしながら当たり前のようにキザな台詞を吐く。多分本当のことを言っとるだけなんやろが、ウチには毒になる。
「て、いつまで握っとるんねん!噛むで!ウマ娘に噛まれたら痛いで!」
「あ!すまん…つい癖で…」
「まあええわ。ほいで今日はどないすんねん。このまま手ぶらで帰ってもウチすることないで?」
本当はあるけど、トレーナーの前でできるわけないわ。これくらいは嘘も方便や。お天道さん、これくらいは見逃したってや。 - 52二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 23:33:09
「それならご飯にしようか。カロリーのある食べ物食べて、少し身体を大きくしよう。」
「ええな。今日は何にしよか?」
「理事長からサツマイモをたくさんもらってね。それこそ食べきれないくらい。だから今日は焼き芋でもしようかな。」
「ええな。」「焼き芋が食べきれないほどあると聞こえたのだが、少し分けていただけないだろうか?」
「「うわっ出た!」」
オグリの食への執念は桁外れや。出された飯は出された分と言わず食堂ひっくり返す勢いで食いよるし、同級生がバーベキューをしとったら音と匂いに釣られていつの間にか輪に入っとる。現に今もサツマイモを食べると聞いてどこからともなく現れて来よった。こいつホンマに飯については地獄耳やな。
「文字通り僕たちでは食べきれないほどあるから、いくつか分けてあげるよ」
「アカンでトレーナー。ウチらの食べきれないはオグリの朝飯前や。トレーナー室に収まる程度の量だと30分も保たんで」
これは誇張やない。噂ではデビュー前のコイツは笠松の食糧庫が一時期空になったらしい。ホンマかどうか知らんけど、日ごろのオグリの食う量を見とったら嘘とは断言できないで。
「…実はね、この後トラック数台分のサツマイモが出荷されてくるらしいんだ。トレセン学園皆で食べることにはなるけど、無くなる心配はしなくても良いと思うよ。よければ君も食べていかないか。」
「なに、本当か。今日はリミッターを外してもいいのか。」
「ほどほどにしときやオグリ。お前が本気で食いおったらウチもトレーナーも焼きイモ屋になってまうわ」
「タマとタマのトレーナーの焼きイモ屋か。毎日でも通いたくなるな」
「ものの喩えや!ウチはまだまだ引退するつもり無いで!」
「む、タマと走れなくなってしまうのは困る。まだ焼きイモ屋にはならないでくれ」
「引退してもウチは焼きイモ屋にはならへんわ!」
「そうか…でもタマの作るものは何でも美味しいからどんなお店を出しても上手く行くと思う。」
こいつはすぐこういうキザなこと言う。天然のタラシか。でも引退した後にトレーナーとメシ屋を切り盛りするのも悪うないな…平日はトレセン学園でチビたち指導して休みはウチとトレーナーでお好み焼き焼いてなんて生活も…
「だからお店を開いたときには私を呼んでくれ。精一杯食べて応援する」
「それが目当てか!させへんで!」 - 53二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 23:33:40
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段ボールやら台車やらを用意しとったらいつの間にかトラックから大量のサツマイモが運ばれてきた。道中ではいろんなウマ娘とトレーナー思い思いの道具を用意しとったのが見えた。メジロのお嬢ちゃんはトレーナーに隠れてスイーツを作るらしいけど、後で体重計の前で泣きを見ても知らんで。
さていよいよトラックからサツマイモを分ける段になった。しかしまあウチの所に分けられたサツマイモの山に開いた口が塞がらん。これでもオグリを満足させるには足らんと言うから恐れ入る。因みにお偉いさんに頼み込んでチビたちにダンボールひと箱分送る約束を取り付けたのは内緒やで。
「これなら夜ご飯までは保ちそうだ」
「ホンマか…」
「それじゃ皆でイモを蒸かそうか。オグリキャップはよく食べるみたいだから食堂の電子レンジを全部借りよう。さて、ここからが勝負だよ」
やっぱウチら焼きイモ屋になるんちゃうか?
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そこからはもう忙しないなんてモンやなかった。サツマイモを濡らしたキッチンペーパーとラップで包んでレンジに突っ込む。加熱し終わったらオグリの前に運ぶ。これだけをする機械になった。こんなん焼きイモ屋やない。配膳ロボットや。それでもオグリが幸せそうにイモを頬張る姿を見てるとこっちまで幸せになるんやから世話ない。積みあがったイモが半分を切ったころ、ウチはトレーナーがイモを分けてることに気づいてん。
「トレーナー、そのイモどないするん?」
「ああ、このイモはちょっと傷んでるみたいでね。勿体ないけど捨てようかなって。」
「捨ててまうん?もったいな!どないかできへんのか?」
「うーん…でもアスリートの君たちが調子を落とすよりは良いかな…」
「そうか……せや!それならこのイモいくつか貰てもええか?大丈夫、食わへん!」
「弟妹さんたちに贈るのもダメだよ?」
「ちゃう!けど秘密や!あと手止めてたらオグリの皿が空いてもうた!」
「お腹が空いてしまった…」
「ホンマオグリの腹はどないなってん?今食うたばっかやぞ!?」
「タマ!スピードアップしよう!白い稲妻の根性見せてやれ!」
「おう!」
----- - 54二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 23:34:15
そうこうしとるうちにイモは全部捌けてた。オグリからウチらの分と言って20個”おすそ分け”を貰たけど、そんなに要らんと3つだけ分けて貰た。一つはウチが、一つはトレーナーが食った。もう一つは…まあ、分けた。少食のウチでも、2つ目のイモが腹に入った。
その晩、イモの準備を奮ったからか、トレーナーと食ったイモが美味かったからか、身体が火照って眠れんかった。オグリは一回寝入ったらなかなか起きへんし、出歩くんも寮長が恐ろしい。それでも手持無沙汰になるのもしゃーないから、トレーナーへの手紙の続きを書くことにした。さて、さっき貰たサツマイモを使って…
-----
「トレーナー!」
「おお、タマ。この時間にトレーナー室に来るのは珍しいね。お昼一緒に食べる?」
「おおきに…ってそれが本題やない。これ!読んでくれ!いや読まんでくれ!」
「ありがとう。今開けるね。…ああ、宿題か。これは成程、考えたね。」
「キザなこと言えるようなウマ娘ではあらへん。真っすぐなことを言えるウマ娘でもあらへん。だからこれで堪忍したってくれ」
手紙には感謝の言葉、これからもよろしゅうという言葉、そして…
「芋版か。趣が合っていいね」
「せやろ?食べ物を粗末にしたらアカンから普段はやらへんけど」
「しかし俺とタマの顔近くないか?」
「…まあええやん、芋版ではこれが限界や」
本当はもう少し細かく彫れるけど、それは内緒や。ウチかて乙女なんや。
終わり - 55二次元好きの匿名さん23/10/30(月) 23:52:48
SS書きタマモクロスがアホほど生えてきた
- 56二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 01:15:28
- 57二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 05:51:05
ウチのTLにはハロウィンのSSやらイラストやらが無限に流れてくるっちゅうのに、ウチ自身は未だに何も書けてへんってどういうこっちゃ
- 58二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 06:59:02
読むと腹減る不思議なss
- 59二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 08:31:52
Done is better than perfect(完璧を目指すよりまず終わらせろ)やで
- 60二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 11:59:24
保守
- 61二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 17:48:29
書いてる間はなんべんも読み直して推敲するくせに、完成したら途端に読み直す気なくなるのなんなんやろな
- 62二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 17:51:35
し、知らなかった……タマがこんなにSSで悩んでいたなんて……。
- 63二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 23:43:33
タマに物書きの趣味があるとキャラに深みが出る
トレセンに来て一人の時間が持てるようになって初めて書いてみた
とかだと良い - 64二次元好きの匿名さん23/10/31(火) 23:48:02
なんでタマが創作で悩んでるのがしっくりくるのか自分なりに気づいた
はだしのゲンの四コマコラのせいだわ