【🎲・閲覧注意】アス校ぱにっく！part2

[1 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:46:24]

「マグカップ組＆ラウダでオリジナルシナリオを独自ルールで遊んでいる。

　シナリオを進めるキャラ（PC）とは別にメタ視点の俺たちワイプ組の反応も入るからよろしく。

　現在は2周目、2日目が終了したところだ。攻略対象は4号だな」

「兄さんを攻略したい」

「まだ言ってるよ」

「おそらく最後まで言い続けるんでしょうね…」

「進行役直々に無理だと何度も言われてるんですけどね」

「…夜の選択肢で妖精さんを選んだらどうなるんだろう」

「…そうだな…」

「本シナリオでは主人公ポジションと攻略対象以外にもCP要素が含まれる可能性があります。

　左右は明言しませんが、こだわりの強い方や地雷のある方はブラバ推奨ですよ。

　それと展開によっては猟奇的な展開や性癖モロ出しが含まれる可能性がありますのでご注意ください」

[2 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:47:40]

「私はすごいえらいつよい愛の女神。

　語気の強いレスやレスバはサクッと撃滅しますね。愛の女神なので。

　CPに関する質問や展開への不満も基本的にスルーです。愛の女神なので。

　合わないと感じた方はそっとブラバ＆理想のスレがあるなら自分でレッツスレ立て！ですよ」

「このスレでは独自ルールを採用して遊んでいる。

　詳細は…part1を参照してくれ」

↓part1

【🎲・閲覧注意】アス校ぱにっく！｜あにまん掲示板

[3 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:48:15]

「これまでの長編シナリオは以下参照」

【愛の女神シリーズ】長編シナリオ

[4 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:48:51]

「単発は以下にまとめてるよ」

【愛の女神シリーズまとめ】

[5 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:52:29]

「今回のシナリオに登場するPCは…」

ラウダ：主人公

・ある日突然、妖精さんが見えるようになった高校二年生。妖精さんに導かれるまま周囲との絆を育むことになる。

　備考：ループしている？

5号︰幼馴染

・ラウダの幼馴染。クラスメイトでもある。

　備考：幼馴染…ではない？留学中？

ミオリネ︰親友

・ラウダの親友。お互い何でも話せる間柄。

スレッタ︰ライバル

・ラウダの悪友にしてライバル。内心では認め合っている。

4号︰先輩

・周囲からは憧れの目を向けられている。ラウダを後輩として可愛がっている。

　備考：ラウダで遊んでいる気がする

シャディク︰後輩

・ラウダによく懐いている。わんこ系。

　備考：ワイプで唯一重大な情報を握らされて苦しんでいる。

[6 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 22:55:13]

新スレ乙です
まあ全員攻略対象なのに兄さんだけ無理って言われたらこだわっちゃうのもわからんでもない

[7 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:00:26]

「では3日目の登校時に出会う相手を決めようか」

ラウダ：dice1d6=3 (3)

ミオリネ：dice1d6=6 (6)

スレッタ：dice1d6=2 (2)

4号：dice1d6=3 (3)

シャディク：dice1d6=4 (4)

[8 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:01:26]

めっちゃ4号引く

[9 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:05:14]

【3日目・登校時】

～通学路～

「ラウダ、おはよう」

「おはようございます、先輩」

（また謎ポーズ…）

「昨日と言い、よく会うね」

「そうですね。運が良いな」

（先輩とは絆を深めないといけないし）

「………」

「先輩？」

「…不服」

「は？…いたっ！何故足を踏んだ！？」

[10 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:07:54]

「敬語」

「それどころじゃない…ですが！？」

「騒がしいな」

「先輩のせいですよ！」

「そう。ごめんね？」

「え？あ、いえ…」

「許してくれる？」

「まあ…はい」

「ありがとう、ラウダはやさしいね」

「………遊ばれている…！」

[11 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:12:04]

【3日目・昼休み】

～教室～

「こう…からかわれている感じが嫌なんだ」

「まあ…そうだな。遊ばれている気はするな…」

「嫌いではない。嫌いではないんだが…」

「向こうもラウダのことは好きだと思うよ」

「…ぎゃふんと言わせたくなるというか」

「………それは、まあ、頑張ってくれ。

　4号は…中庭にいるみたいだ」

[12 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:17:34]

～中庭～

「………」

「先輩、日向ぼっこですか？」

「ラウダ。…そうだね、そんなところ」

「隣に座っても？」

「どうぞ」

（眠いんだろうか？いつもより素直な気が…）

「何か話でもあるの？」

dice1d3=2 (2)

1：学校のこと

2：パーティーのこと

3：苦手な人

[13 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:22:17]

「もうすぐパーティーですね」

「そうだね。馬鹿げた人たちの考える、馬鹿騒ぎ」

「ええ…」

「そういう反応かあ」

「半年前にもあったけど。…つまらなさ過ぎて、抜け出してしまった」

「そうだったんですか？」

（半年前…どんなパーティーだったかな…）

「…ラウダは、追い掛けて来てくれたよね。あれは…嬉しかった」

「え？ああ、えっと…どういたしまして」

「………それって…」

4号友好：2→3

[14 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:28:28]

【3日目・放課後】

～教室～

「うーん…」

「妖精さん？」

「その…絆を深めると言っても、親密になる方法は一つではないからな」

「それは分かってるつもりだけど」

「…4号は図書館にいるみたいだ」

「分かった。じゃあ会いに行こう」

[15 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:32:34]

～図書室～

「どの辺りにいるかな…」

（というか、今日はやたら混んでいるな。

　どこも席がいっぱいだ…ん？あそこ、隅っこの椅子は空いているな…）

「ラウダ」

「あ、先輩」

「…椅子は一つ。どうするべきか分かるね」

「どうするんですか？」

「………」

dice1d3=1 (1)

1：じゃんけん

2：腕相撲

3：早口言葉

[16 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:36:15]

「ま、負けた…」

「僕はじゃんけんも強いからね」

「まさか必勝法が…？」

「別に。君の癖を覚えているだけ。こんなこともあるかと思って」

「用意周到過ぎる…！」

「それじゃあ座っていいよ」

「え？」

「座って」

「はあ…？ありがとうございます」

（こんなでも先輩。席を譲ってくれるやさしさは持ち合わせていたか…ん？）

[17 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:41:20]

「あの…先輩？」

「何。僕の集中を途切れさせる価値のある緊急の用？」

「いえ、あの…どうして僕の膝の上に？」

「席が一つならこうするしかないかなって」

「いや他にいろいろ解決策はあると思いますけど」

「しー。図書室だよ」

「…はい」

（何だかんだ流されてしまった…が、しかし…

　…こうして大人しく膝に乗っている様子を見ていると、少し可愛い…？）

「………」

4号友好：3→4

[18 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:44:12]

グエルはどういう感情の顔なんだ

[19 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:44:46]

【3日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

4号 　　　：■■■■□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「向こうから誘ってもらえないと厳しいな…妖精さん？」

「そうだなあ…仕方ないとはいえ…」

「何か違うことで悩んでいない？」

「…いや。ちゃんとラウダのことを考えている」

「え？そ、そう…」

dice1d3=1 (1)

1：さっさと寝る

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[20 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:48:11]

「3日目終了だ」

「やたらさっさと寝る僕…4号の相手は疲れるらしいな」

「あんたのダイス結果でしょ」

「ラウダ以外はほとんどダイスを振ってないよね」

「ですね～。振ると緊張しますが、見ているだけなのもつまらないです」

「暇潰しにジェンガでもする？」

「…妖精さんもいろいろと難しい立場だなあ」

[21 二次元好きの匿名さん 23/10/31(火) 23:51:52]

ワイプのシャディクのセリフが意味深すぎて、まだ先の真相解明も楽しみだ
そもそもの世界観もよくある学園ものと思い込んでたけど、実際どうなんだろう

[22 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:02:06]

「では4日目の登校時に出会う相手を決めよう」

「まさかの3連続4号さんになるのか楽しみですね」

ラウダ：dice1d6=5 (5)

ミオリネ：dice1d6=4 (4)

スレッタ：dice1d6=6 (6)

4号：dice1d6=6 (6)

シャディク：dice1d6=2 (2)

[25 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:11:10]

「二連続画像ミスはまずいですよ」

「寝惚けているのかもしれないな…」

[26 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:11:41]

【4日目・登校時】

～通学路～

「今朝は平和に登校できそうだ」

「4号がいると平和じゃないみたいな言い方するんじゃない」

「…ん？」

「…でね、氷の君と先輩をカフェで見かけたって噂があって…」

「…デート？」

「…まっさか～！」

「だよね、そんなの大事件になっちゃう…」

「単に一緒に出掛けただけじゃない？ほら、もう一人…あの先輩もいたらしいし」

「ああ、そっか。あの二人は親友だもんね」

（僕のことではなさそうだな。…4号は誰と出掛けたんだ？）

[27 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:15:10]

【4日目・昼休み】

～教室～

「4号は…昼食を終えて校舎裏に向かったようだ」

「校舎裏？どうしてそんな場所に…」

「行けば分かるよ」

[28 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:22:43]

～校舎裏～

「ラウダ、来たんだ」

「…先輩、それは？」

「見て分からない？これはプランターといって土を入れて――」

「それは分かります」

「当然だよね」

（いちいち微妙に腹が立つ…！）

「趣味のようなもの。そろそろ土の入れ替えの時期かな。…それで、何か用？」

「ああ、ええと…」

dice1d3=3 (3)

1：学校のこと

2：苦手な人

3：仲の良い人

[30 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:27:23]

「先輩と少し話したくて。先輩って誰と仲が良いんでしたっけ」

「君」

「えっ」

「君だよラウダ」

「あ、あの…（さすがに照れるな…）」

「冗談だけど。シャディクかな」

（こいつ）

「ラウダのことも好きだよ。安心して」

「………アリガトウゴザイマス」

「…4号、強いなあ…」

4号友好：4→5

[31 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:34:47]

【4日目・放課後】

～教室～

「さて、4号先輩は…」

「呼んだ？」

「うわっ！？」

「驚きすぎ。気が緩んでいるね。シャディク相手なら怒られていたよ」

「いや、怒らないと思いますけど…」

「昼にも言ったけど、花壇の土を入れ替えようと思って。手伝ってくれる？」

「向こうから誘ってくれたな。ここはOKしておこう」

「ああ…。あ、いえ、はい。手伝います」

（何だろう…この状況、何となく覚えが…？

　忘れてしまった記憶に関係しているんだろうか）

[32 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:41:53]

～校舎裏～

「4号先輩、こういう作業は好きじゃないのかと思ってました」

「ラウダこそ。手が汚れるのは嫌いそうだね」

「あえて好む人間もいないと思いますけど…」

「でも…こうして土に触れて、花の世話をするのは…不思議と悪くない。

　命に触れているような感覚があるからかな」

「へえ…」

「ラウダの感性では理解できないかもしれないけど」

「………」

「僕や5号は、こういった体験には疎いから…

　いや。これはつまらない話だね。忘れて」

「？」

[33 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:48:34]

「………」

（集中して作業している…こうして見ると確かに綺麗というか…まるで作り物だな。

　5号と違うのは…5号はもっと顔つきや仕草に感情が出るからか？）

「そんなに僕が好き？」

「え」

「手元じゃなく顔を見て作業できるんだ。ラウダはすごいね」

「…作業に集中します…」

「別に。ずっと一人だと退屈すると思って来てもらっただけだから。

　…最近、ラウダは僕にいろいろ質問するけど。僕からも質問。

　ラウダ、好きな人はいる？」

「………これは…どういう意図だ…！？」

dice1d2=1 (1)

1：いる　2：いない

[34 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:53:12]

「…います（たぶん）」

「そう。君の好きな人なら、きっと素敵な人だろうね」

「………」

「………」

「え？それ以上…聞かないのか？」

（これは…どうするべきだ？僕自身よく分かっていないし、勝手に喋るのも違うよな…）

「ラウダ、何か話しかけるんだ」

「え、ええと…先輩に好きな人はいないんですか？」

「気になるんだ。僕のこと好きだから？」

dice1d2=1 (1)

1：はい

2：いいえ

[35 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 06:56:52]

「はい」

（ふふふ…さすがにこう答えられたら動揺するだろう）

「ありがとう、僕も君が好きだよ」

「えっ、あ、その」

「いけない？」

「ち…近いです、先輩」

「さっきからずっとこの距離。…突然、意識した？」

「え…っと…」

「…こんなものかな。片付けはしておくから、帰っていいよ」

「え」

[36 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 07:00:40]

「帰らないの？」

「…片付け、手伝います」

「そんなに僕と一緒にいたい？」

「えっ」

「僕が好きだから？」

「………失礼します！」

「ラウダ………お前、4号にここまで負けるのはさすがに…」

「ふ…僕の勝ち」

4号友好：5→8

[37 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 07:04:12]

【4日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

4号 　　　：■■■■■■■■□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「奴とこれ以上親しくなる必要はないんじゃないか」

「奴って。…そう言うな。あれで可愛いところもあるんだ」

「ない…全然可愛くない…振り回されて疲れた挙句に腹が立つ…」

「はは…そうか、こういうふうになるのか…失敗したかな…」

「？」

dice1d3=3 (3)

1：さっさと寝る

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[38 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 07:06:54]

不思議なキャラしてるな4号先輩

[39 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 07:07:11]

「もしかすると5号が出るかもしれないな」

「ああ。…彼ら、同じ場所へ留学しているんだったかな…

　それにしても同じ端末に連絡して、どちらが出るか分からない…？」

「あー…向こうではいろいろ厳しくて共用の端末しかない…とかじゃないか？」

「妖精さん、人間世界の事情に詳しいんだね」

「妖精さんはすごいからな」

「へえ～」

dice1d2=2 (2)

1：セセリア

2：5号

[40 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 07:11:51]

『やあラウダ！調子はどうかな…？』

「すこぶる順調に4号と絆を深めている」

『そう、4号と…良かった』

「5号って優しいんだな」

『え？』

「僕以上に喜んでくれているみたいだ」

『あ…うん。チームのことだからね。君とはあまり…話す機会もなかったけど。それでも君が優秀で仲間想いなことは知っているから』

「…こういう会話を僕は求めていた気がする…」

『？』

dice1d3=1 (1)

1：セセリアのこと　2：留学先　3：妖精さん

[41 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 07:16:50]

『セセリア？彼女なら今は疲れたからって眠っているよ』

「！？えっと…それは…」

「あー誤解するなラウダ、そういうのじゃない」

『どうかしたの？気になるならロウジに起こしてもらう？』

「5号はそのまま何も知らずにいてくれ」

（ロウジもいるのか…単に授業なんかで疲れただけか？）

「…そちらの学校もなかなか厳しそうだね」

『まあ…そうだね。厳しいけど…僕たち全員、頑張っているから。

　だからラウダも…頑張って。そろそろ切るよ。またね』

「ああ、ありがとう。また」

「………」

[42 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 07:22:43]

「4日目終了だ」

「4号に腹が立つ。…しかし5号、明らかに何か知っていそうだな」

「そうだね」

「否定しないんだ…」

「まあ…渡された資料に載ってますからね」

「今までのPC僕とは毛色が違うね」

「頭一つ抜けて健全な冒険隊を除外すると、一番健全かもしれないね」

「一理ある」

「そうか…？」

[43 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 07:42:09]

健全度上位の色ボケシナリオ…

[44 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 11:36:28]

小悪魔系4号⋯？いやちょっと違うか

[45 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 18:47:02]

「5日目の登校時に出会う相手を決めよう」

「1周目と同じなら、僕が登校時に現れるのもこれで最後かな」

「ですねえ」

ラウダ：dice1d6=5 (5)

ミオリネ：dice1d6=3 (3)

スレッタ：dice1d6=4 (4)

4号：dice1d6=6 (6)

シャディク：dice1d6=3 (3)

[46 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 18:49:40]

人数減ってくならダイスの数も減らすのもありかも？

[47 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 18:53:12]

こいつまた1人で登校してる……

[48 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 18:53:32]

【5日目・登校時】

～通学路～

「週末だからか…周囲も少し浮かれているみたいだね」

「ああ。何しろパーティーがあるからな」

「僕の記憶も無事戻るといいけど」

「…きっとな」

「氷の君ってすごいよね。まだ…なのに」

「ほんと！…なんて、信じられないなあ」

「でもそれって二年の…5号さん？だったかな。あの人も同じでしょ？」

「どうして氷の君と学年が違うんだろうね」

「…氷の君、あんまり体が強くないって噂もあったけど…」

「ええ～！それはないでしょ！あんなに優秀なのに！」

（？一部、よく聞き取れなかったな…）

「………」

[49 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 18:55:31]

>>46

「一理ある」

「実は出目で誰の噂を聞けるか変えていたんですが…そうですね。

　噂ダイスは別に振って決めてもいいかもしれないですね」

「ただ、減らしすぎると噂を聞く機会がなくなってしまうからな。

　どれだけ減らしても1d3あたりを限度にするべきだろう」

[50 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 18:58:00]

【5日目・昼休み】

～教室～

「さて。4号先輩を探しに行くか」

「ああ。昼食の後、人の少ない場所に向かったみたいだ」

「人の少ない場所？」

「屋上の方だったと思う」

「分かった。行ってみるよ」

[51 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:03:46]

～階段～

「…あれ？あそこに座ってるのは…」

「まさか…！…なんだ、眠っているだけか。ひやっとした…」

「心配し過ぎだよ。こんな図太い先輩、倒れたりすると思えない」

「うーん…そうだなあ…そうだといいな」

「………ん…ラウダ？今、誰か…」

「…ずっと僕一人でした。それより先輩、疲れてるんですか？こんな場所で居眠りして」

「別に…」

「………」

dice1d3=1 (1)

1：膝でも貸しましょうか？

2：階段じゃなく屋上に行きましょう

3：気が緩んでるんじゃないですか

[52 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:08:06]

「ラウダの膝は固そう」

「いらないなら無理にとは…うわっ」

（隣に座った途端寝転んできた…）

「…固い」

「重いから退いてください」

「嫌だとは言ってない」

「後輩に対して甘えすぎですよ」

「仕方ない。敬意が足りない代わり、これくらいしてもらわないと」

「本当に腹が立つな、この人…」

「聞こえているからね」

4号友好：8→9

[54 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:10:58]

【5日目・放課後】

～教室～

「…怒られないか不安になってきた…」

「何が？」

「こっちの話だ…それよりラウダ、4号は校舎裏だ」

「また花壇の世話…かな」

[55 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:15:10]

～校舎裏～

「ラウダ。昼は膝枕ありがとう」

「おかげさまで足が痛いです」

「鍛え方が足りないね」

「膝を貸した後輩に言うことがそれですか…」

「事実だから」

「ラウダ、向こうのペースになる前に話題を振るんだ」

（そうだな…）

dice1d3=1 (1)

1：学校のこと

2：苦手な人

3：卒業後

[56 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:21:04]

「先輩、学校には慣れましたか？」

（…ん？）

「急に何。慣れるも何もないけど」

「そ…そうですね。すみません」

「…君たちのように初等部や中等部には通っていないから、新鮮ではあったかな」

「そういえば…そうでしたね」

「それと、最初はくだらないと思っていた。今は嫌いじゃない」

「…チームの皆がいるから？」

「自惚れた発言だね。答えは…秘密」

「ふっ…こういうところは可愛いだろう？」

4号友好：9→MAX

[57 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:24:19]

【5日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

4号 　　　：■■■■■■■■■■

シャディク：□□□□□□□□□□

「よし、完璧だ」

「一人を除いて真っ白なのに？」

「一人ずつ確実に…が重要なんだ」

「そういうものかなあ…」

dice1d3=2 (2)

1：さっさと寝る

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[58 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:26:38]

「妖精さん、寝る前に少し話さない？」

「ん？構わないが…俺と話すようなことなんてあるか？」

「いや、むしろ話すことしかないと思うけど…」

「そうか…？」

「うん。妖精さんって…」

dice1d3=3 (3)

1：名前は？

2：好きな食べ物は？

3：友達は？

[59 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:29:55]

「友達はいないの？」

「いるとも」

「へえ～。どんな人？」

「そうだなあ…厳しくも優しく皆を見守ってくれる、頼りがいのある奴だ。

　少々抱え込み過ぎるのが心配だが…最近はそれも改善されてきたと思う」

「いい人そうだね。…いや、いい妖精？」

「…そうだな！それはもういい妖精だ」

「どうしたの急に声を張り上げて」

「な、何でもない」

「？」

[60 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:32:32]

「5日目終了」

「やっと…やっと兄さんと話せた…！」

「妖精さんだって」

「感無量って感じね」

「よかったですね、ラウダさん！」

「…妖精さんが話していた特徴、聞き覚えが…」

「そうだなあ…」

[62 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:40:52]

【6日目・朝】

～寮・自室～

「おはよう、ラウダ」

「おはよう、妖精さん」

「寝癖がついて…っと、自分で直せるよな」

「妖精さんは僕に対して…やさしいよね」

「え？」

「口調や仕草がやさしい気がする。他の皆に向ける視線なんかも温かいけど…」

「…お前には迷惑を掛けてしまったからな。できる限り親切にしたいんだ」

[63 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:44:28]

「ん？ノックの音…誰か来たのか」

「おはよう、ラウダ。支度して」

「え？おはようございます。…何か約束していましたか？」

「パーティーの用意。買い物に行くから」

「…付き合えと？」

「そう」

「ラウダ」

「…分かりました」

[64 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:49:55]

～洋服店～

「こんな店があったとは…」

「パーティーに備えて期間限定でオープンしたらしいな。にしても…」

「これは？」

「…よくお似合いですね？」

「そう」

「また試着室に戻って行った…よくあれだけ見つけて来るな」

「見ているだけで疲れて来た」

「こっちはどう」

「…先輩。いつまで続けるんですか？」

[65 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 19:55:42]

「君が満足するまで。次はこれ…」

「はい？というかそれ…ドレスでは！？」

「僕は型にはこだわらないから」

「止めはしませんけど…」

（普通に似合いそうだし…）

「ラウダはどういう格好が好き？」

「え？えーと…」

dice1d3=2 (2)

1：華やかなタキシード

2：シックなタキシード

3：あえてドレス

[66 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:00:17]

「素材の良さを活かすタイプかあ」

「そう。落ち着いた格好がいいんだ。浮かれた衣装の知り合いは見たくない？」

「いや、そういうわけでは…」

「じゃあ具体的にどれがいいか、選んでいいよ」

「え？」

「君が一番かっこいい、もしくはかわいいと思う僕を選んで」

「僕が…選ぶんですか」

「こんな機会、滅多にないから。慎重にね」

「先輩に似合いそうな服…？」

「そう。…ねえ、どんな僕と踊りたい？」

[67 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:03:16]

【6日目・夜】

～寮・自室～

「………」

「どうしたんだラウダ、難しい顔して」

「不覚にもちょっとドキッとした自分が悔しい」

「ど…ドキッとしたのか…」

「仕方ないと思う…あんな笑顔珍しいから…」

「うん、まあ…そうだなあ…。…気持ちを落ち着けるためにも、今日はもう眠るのはどうだ？」

「そうだね…おやすみ、妖精さん」

[68 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:07:07]

【？？？？】

～？？？？～

「難しい顔して、どうしました？」

「…分かるだろ。失敗したら、もう二度と…」

「失敗しませんよ」

「どうしてそう言い切れる？」

「そりゃあ優秀なエンジニアがいますし。

　それに…向こうにはあの人もいます。あの人なら…絶対、成功させます」

「…君は…」

「ほら、ぼーっとしてたら邪魔っすよ。休むか働くか、はっきりしてください」

「…そうだね」

「…君は、彼のことを…？

　だとすると、こんなこと本当は…」

[69 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:10:27]

【7日目・夜】

～パーティー会場～

「注目されている…気がする」

「仕方ない。4号がいるからな」

「ラウダ、飲み物」

「僕はボーイじゃないんですが」

「せんぱーい！」

「！」

「シャディク、君も来ていたのか」

「はい！…もしかしてお二人、ダンスのパートナー…ですか？」

「………」

4号？？（31～）：dice1d100=61 (61)

[70 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:11:39]

からかい上手(？)なクーデレ4号先輩と無自覚人たらし鈍感タイプの後輩ラウダ……なるほど悪くないな……（何かに目覚める音）（滲み出まくってる不穏さから全力で目を逸らしつつ）

[71 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:13:40]

「…違う、僕は…」

「え？」

「？」

「………本当なら、シャディクの方がダンスも上手だろうから誘いたかったけど。

　ラウダがどうしても僕と踊りたいって」

「は！？」

「え、そうなんですか？そっかあ、じゃあ俺も誘えばよかったなあ」

「え…」

「あ、あわわ…」

（妖精さん…？）

[72 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:17:54]

「ちょっとシャディク！どこ行ったのよー！」

「シャディクさーん！」

「あ、先輩たちが探してますね」

「…ミオリネとスレッタが一緒だったんだ」

「はい。昨日の夜、ミオリネ先輩がやって来て、三人でどう？って。

　本当はチーム全員で来たかったんですけど…また後で話しましょうね」

「そうだね。楽しんで」

「先輩たちも！」

「うう…」

「…えっと？」

「…踊ろうか」

ラウダダンス（41～）：dice1d100=5 (5)

4号ダンス（21～）：dice1d100=66 (66)

[73 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:19:22]

ラウダダンスでファンブる裏設定でもあるんか？

[74 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:20:43]

「（笑）」

「ラウダ…ダンスが苦手なのか？今度俺と練習するか？」

「する～！」

「ワイプラウダさんと練習しても意味ないですよ」

dice1d3=3 (3)

1：足を踏んでしまって睨まれる

2：主に4号から笑われる

3：色ボケ…？　dice1d100=65 (65)

[75 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:24:31]

（4号先輩って…）

「そこステップ違う。テンポ遅い。もっと爪先まで魅せるつもりで」

（…きれいだな…）

「ラウダ？ラウダ～…？」

「はっ」

「何？」

「い、いや…何も…」

「…ラウダ、よく聞くんだ。何があっても4号から手を放すなよ。

　振り解かれそうになっても、決して」

（…？）

[76 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:32:03]

「はっきり言って才能がないね」

「うっ！…そもそも、どうして僕を誘ったりして…

　それこそシャディクの方が安心して一緒に踊れたんじゃないですか？」

「君と踊りたかったから。…君も同じだと思ってた。違う？」

「違いませんけど…（絆を深めないといけないし…）」

「よかった。…僕は…生意気で、可愛げがないだろうけど、それでも…

　君は、そんな僕のことを…それでいいって言ってくれたから。…あんなふうに言われるなんて、思ってもみなかった」

（忘れてしまった記憶のこと…だろうか？）

「…どうするの、僕をこんな気持ちにさせて。…責任、取ってくれる？」

「4号先輩…？」

「………？…あ…！…待って、君は…あの人じゃない…！」

[77 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:38:35]

　4号先輩が手を引こうとする。その手をぎゅっと掴まえて、妖精さんを見上げた。
　それでいい、と言うように頷かれる。

「放して…放せ…っ」
「そういうわけには…！」

　未だかつてないほど必死に拒絶されている気がする。少し傷つくんだが？
　とにもかくにも互いに全力だ。すり抜けていきそうな手を、砕けてしまうんじゃないかというくらい力を込めて握る。

「どうして君がこんなことを…どうして、あの人みたいに思って…！」
「何の話ですか！？」
「その敬語やめて、気持ち悪い」
「は！？」

　何てこと言うんだこいつ。さっき綺麗だと思ったのを撤回したい。

「う、ああ…っ」
「く、苦しいのか！？」
「駄目だ、放すな！すぐに終わるから！」

　その場に膝を着いた4号先輩が心配だが、妖精さんの言葉に逆らってはいけない気がして、手を握り続ける。
　抵抗する力もなくなったのか、4号先輩の手が脱力する。不思議な光に包まれた先輩から弱り切った顔で見上げられ、そして。

「あ…どうして、君が…！？」

　その視線の先は、ラウダではない。では、誰を見ている？
　その答えを確かめるより先に、強烈な光によって視界が、そして意識がホワイトアウトした。

[78 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:41:57]

【1日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

スレッタ　：□□□□□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「今のラウダと周囲との絆はこんな感じだな」

「………んん？」

「どうした、居眠りしていたのか？疲れているのかもしれないな…」

「…何だか、少なくない？」

「何が？」

「ゲージの数…」

「…気のせいだろう。…ん、ラウダ。端末が光っているぞ」

『…せーんぱい』

[79 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:45:43]

「…あっ！お前！」

『こんばんは。寝起きみたいな顔だけど、昼夜逆転してるの？気楽でいいね』

「敬語！」

『…先輩は今日もとても気の抜けた愛らしい顔ですね』

「4号、お前なあ…！」

『事実を言ってるだけですけど』

「ラウダ、抑えて…」

『妖精さんの方が話が分かるらしい。先輩、人として負けてますよ』

「くっ…というか4号、妖精さんが見えてるのか？」

『当然。先輩に見えるものが僕に見えないなんてあり得ないですから』

[80 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:47:02]

あれ？
なんか予想外の展開だな

[81 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:48:29]

5号が向こうに行った時に一番付き合いが短いって言ってたことからして、こちらとあちらでは要素の反転が起きてるのかと思ってたけど当たってるかも

[82 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:49:54]

やっぱ４号ホントは１年だったか噂で５号が２年だけど学年違うし４号病弱って言ってたもんな
でもなんでラウダの周囲でだけ４号が先輩扱いになってたんだろうな

[83 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:51:15]

「いちいち腹が立つなお前は」

『僕のことでいちいち心を波立たせてくれるなんて、先輩は僕のことが大好きなんですね』

「…切るぞ」

『お好きにどうぞ』

「………事情は知ってるんだよな？」

「どうぞと言われると躊躇うんだな…」

「その…僕は大切な人たちと絆を深める必要があるらしいが、一人ずつ集中して会話しないといけない。

　だが誰と話すべきか…悩んでいて。お前も同じチームの一員として、客観的に意見してくれないか」

『ミオリネ、スレッタ、シャディクの順』

「先輩をつけろ。…理由は？」

「………4号、お前…」

[84 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:55:16]

『安定性。シャディクは一番安定している。放っておいても問題ない』

「先輩を…ん？つけなくていい…のか？」

『…でも。スレッタを優先してあげて欲しい気持ちもあります。

　これは単なる僕の感傷』

「先輩をつけろ。…感傷って？」

『同族への哀れみのようなもの。…そろそろ切ります』

「え？待て、まだ…」

「…またな、4号」

『………はい』

「…本当に切った…」

[85 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 20:59:10]

「…ラウダ。今の話を聞いたからって、従う必要はない。

　あくまで4号の意見でしかないからな」

「同族って何のことだ…？5号のことだと思うんだが…」

「あ～…ラウダはその辺り、あまり…うん。

　深く気にしないでくれ」

「？」

「とにかく…誰と仲を深めていく？」

「そうだな…」

dice1d4=4 (4)

1：安定性…というのが気になるし、ミオリネで

2：あいつがあんな言い回しをするのは珍しいからスレッタで

3：あえてのシャディク

4：妖精さんとは親しくなれないの？

[86 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 21:00:03]

おっ

[87 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 21:04:44]

「えっ。よ、妖精さんは…そういうのじゃない」

「そういうのじゃないってどういう意味？」

「その…俺たち、もう充分に親しいと思わないか？」

「まだ会って一日も経っていないのに？」

「あっ…そ、そうだなあ…」

「どうしてだろう。あなたとは…親しくなりたいって思うんだ」

「あ、あ～…でも俺は…妖精さんだからなあ…」

「種族なんて関係なく、仲良くしたい。いけないかな…？」

dice1d3=2 (2)

1：明日からよろしくね！と声を掛けて寝る

2：手を握ってみる

3：押せばいけそうだな…

[88 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 21:06:56]

「妖精さん…あれ？」

「あ、あわわ…」

「壁はすり抜けるけど…僕には触れられるんだね。何だか嬉しいな。

　あ、でもそのせいでぶつかったのか…？」

「ラウダ…」

「これからよろしくって気持ちを込めて、握手だよ」

「そ、そうか…握手…うん。

　…よろしくな、ラウダ」

[89 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 21:08:40]

「判定を忘れてましたね」

「何の…？」

「何のだ…？」

「兄さんも知らない判定だと？」

「ふふふ。50は欲しいですけどね～？」

dice1d100=85 (85)

[90 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 21:10:29]

85出た

[91 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 21:11:15]

「………あっ。ら、ラウダ？」

「ん？」

「…その…大丈夫だから。今日はもう寝るんだ」

「え？何が？」

「いいからほら、ベッドに入れ」

「う、うん？」

「…おやすみ」

「おやすみ…あ」

（…頬が濡れて…どうして僕は、涙なんて…？）

[92 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 21:15:14]

「1日目終了。…女神、何のつもりだ…？」

「どうして僕は泣いたんだ…？」

「うーん…手を握ることに意味があったのかな？」

「もしくは妖精さんに触れると何かある？」

「妖精さんの反応も気になりますけど…」

「いろいろ言っても憶測にしかならない段階だけど…」

「………」

「ふふふ。皆さん衝撃のあまり4号さんが生意気系後輩だったことへの反応がありませんね」

[93 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 21:24:13]

読んでる側としてもシナリオやワイプで存在感があるシャディクのせいで生意気4号埋もれた感はある
2メートル級の可愛い系後輩だし1人だけ裏知ってるみたいだし

[94 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 21:48:58]

からかう先輩も良かったけど生意気後輩もいいね
どっちのポジションでもラウダとの掛け合いが面白い
いやあしかし不穏ですね…

[95 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:03:11]

生意気系の4号は新鮮だ…新たな扉を開いた気がするわよ
涙流してるってことはやっぱり妖精さんというかグエル関連でも大事なこと忘れてるのかな？
ラウダがもろもろ忘れてるのもループしてる理由もまだわからないから、真相が気になりすぎてソワソワするのだ

[96 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:05:43]

最初配役決める時に「ラウダが主人公だったらヤバい」って言われて見事にラウダが主人公引いたけど、何がどうヤバいんだろう… 不穏でドキドキする〜〜〜

[97 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:10:10]

【2日目・朝】

～寮・自室～

「おはよう、ラウダ。よく眠れたか？」

「うん。おはよう、妖精さん」

「寝癖…ああ、いや。自分で直せる…よな」

「うん？」

「…直してもいいか？」

「構わないけど」

「…うん。ありがとう」

「お礼を言うのは僕の方では…？」

[98 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:12:30]

（妖精さんに頭を撫でられるって…すごくファンシーだな…

　外見は僕たちと同じ人間にしか見えないけど）

「…よし、直った。ところでラウダ、結局誰と仲を深めるのか決めたか？」

「決めないといけないよね。そうだな…」

dice1d3=2 (2)

1：親友のミオリネにしよう

2：ライバルのスレッタで

3：後輩のシャディクはどうかな

[99 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:15:04]

「うん、いいと思う」

「ライバルと言いつつ…あまりピリピリした感じがないんだよね、彼女」

「どちらかというとおっとりしているからなあ」

「妖精さんもそう思う？」

「ああ。スレッタは優しい子だよ」

[100 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:17:52]

「私…ですか。これまでの流れで何となく見えてきたことがあります。

　周囲の人間関係とか、そういうもの…

　私は意外と難しい立場のようです」

「気付きましたか」

「？」

「…登校時に出会う相手を決めるぞ」

ラウダ：dice1d5=4 (4)　　噂の場合：dice1d6=1 (1)

ミオリネ：dice1d5=2 (2)

スレッタ：dice1d5=4 (4)

シャディク：dice1d5=4 (4)

[101 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:21:04]

【2日目・登校時】

～通学路～

「ラウダさん、発見です！」

「おはよう、スレッタ。幸先がいいな」

「はい？」

「君に会えてよかったと思って」

「えへへ～。私も朝からラウダさんに会えて嬉しいです。

　記念に門までかけっこでもしませんか？」

「微笑ましいなあ…」

「せんぱーい！」

「はっ！」

[102 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:21:50]

4号が影響を受けたという先輩……代替わり……勝ち逃げ……好みの味付けと違う手料理……誰かとラウダを勘違いしてたっぽい5号と4号……本来とは異なるラウダとの関係性……妖精さんの反応……うーんこれはもしや……
それはそうと生意気系後輩の4号もたいへん良いと思います 『せーんぱい』って呼んでくるのかわいいね

[103 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:26:12]

「また二人だけで遊びの相談ですか？俺も混ぜてほしいなあ」

「遊びと言っても…スレッタがかけっこしたいなんて言いだして」

「あ、いえ！そんな子供っぽいこと…」

「楽しそうですね。俺も参加していいですか？」

「…いいですとも！負けませんよ～！」

「やるからには勝つよ」

「俺も…勝負事で手は抜きませんよ」

「皆頑張れ。…俺も一緒に走ろうかな…」

ラウダ：dice1d100=14 (14)　　+10

スレッタ：dice1d100=65 (65)

シャディク：dice1d100=5 (5)　　+20

妖精さん：dice1d100=59 (59)　　+20

[104 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:27:35]

よくわかんないけどPLラウダ以上にワイプラウダがbot化しそうな予感がする（）

[105 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:27:56]

ラウダ
ダンスの腕前といい運動苦手？

[106 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:30:53]

「余裕の勝利！ですっ」

「先輩、すごいですね…！はあ、息が切れた…」

「うう…こんなに差をつけられるとは…」

（しかも妖精さんが地味に速い…！スレッタより速くなかったか…！？）

「ふふん」

「勝ってしまったからには、もう…やるしかないでしょう！」

「何を？」

「勝利を祝して…お二人にジュースを進呈しちゃいます！」

「わ、いいんですか？ありがとうございます！」

「普通スレッタが奢られる側では…？」

[107 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:34:14]

【2日目・昼休み】

～教室～

「スレッタと一緒にいると落ち着く気がする」

「そうだな。今までで一番楽しそうに笑っていた気がするよ」

「それで…スレッタはどこにいるのかな？」

「中庭に向かったみたいだ。俺たちも行こう」

[108 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:34:57]

自分が勝ったのに奢ってあげるスレッタかわいいな…
いやいつもかわいいんだけども

[109 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:37:47]

～中庭～

「やあスレッタ。…お弁当？」

「はい！自信作、ですっ」

「確かに彩りも鮮やかだし、おいしそうだね」

「うふふ、えへ…はっ！そんなに褒めるなんて…」

「あ、催促しているわけでは…」

「これはもう味見してもらうしかないのでは！？

　そして私のお弁当のおいしさに敗北を認めるラウダさん…これしかありませんね…」

「…？」

（一緒にいると落ち着くものの…時々テンションがおかしい気が…）

「では…ラウダさん、あーんです」

「はわ…こ、これは…見ている俺がドキドキするな…」

[110 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:41:02]

「ラウダさん好みの味のはずですよ～」

「…ん、本当だ。おいしいね」

「普通にあーんされるのか…ラウダ…

　お前たち、以前からちょっと距離感がおかしいよな…」

「ラウダさんのお料理もおいしいですけどね」

「いや、僕なんて全然。それに――」

「それに？」

「…？…ええと、スレッタの方が料理上手だと思うよ」

「本当ですか？嬉しいです～」

スレッタ友好：0→1

[111 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:44:34]

【2日目・放課後】

～教室～

「スレッタ、もう少し落ち着いた性格だった気がするんだが…」

「ああ…ちょっとミスしたかな…」

「何を？」

「いや…ところで、スレッタの居場所だが。

　トレーニングルームにいるみたいだな」

「ああ、そういえば…僕たちのチームは…」

「…dice1d3=3 (3)　（1：音楽関係　2：スポーツ関係　3：ゲーム関係）だな」

[112 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:48:49]

～トレーニングルーム～

「ラウダさん！自主トレですか？」

「ああ。それと、スレッタに会えないかと思ってね」

「嬉しいお言葉ですね～。ちょうど休憩にしようと思っていたところです。

　お話してから持久走のタイムを競いましょう！」

「…今度は負けないよ」

「ふふふ。今度も勝ちます」

「ラウダ、どんな話をするんだ？」

dice1d3=2 (2)

1：学校のこと

2：パーティーのこと

3：チームのこと

[113 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:52:50]

「もうすぐパーティーだけど…」

「ですね。とっても楽しみ。ラウダさんは？」

「まあ、それなりに」

「…ちゃんと楽しんでくださいね。でも、どうしても嫌になっちゃったら…私と一緒に逃げちゃいましょう」

「え？」

「…なんて、言ってみたりして。ラウダさん、最近落ち込んでいたので…

　楽しむ気になれないなら、逃げちゃうのもありかなと」

「スレッタ…ありがとう。ところで、落ち込んでいたって…」

「理由は忘れちゃったんですけどね！」

「………ええ～？」

スレッタ友好：1→2

[114 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:56:00]

【2日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

スレッタ　：■■□□□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「妖精さん…スレッタとも衝突事故を起こしていない？」

「え？そんなことはないが…」

「しかし、物忘れはしているし、何だか様子がおかしいし…心配だ」

「そ…そうだなあ…ほら、季節によってテンションが変わる人もいるから…」

「そんなものかなあ…？」

dice1d3=1 (1)

1：さっさと寝る

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[115 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:57:21]

「何もないというのも少し寂しいし…ダイスを振るか」

「ですね」

「？」

dice1d100=49 (49)　　※50以上

[116 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 22:58:01]

いちたりない

[117 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:00:06]

「残念ながら何も起きないな。2日目終了だ」

「4号に比べると可愛げがある水星女だな…」

「4号も可愛いと思うけどなあ」

「スレッタ、子犬みたいでかわいいじゃないの」

「えへへ」

「子犬…シャディク・ゼネリは大型犬だね」

「4号は子猫かな」

「エアプシャディクさんじみた発言でウケますね」

[118 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:11:48]

「3日目の登校時に出会う相手を決める」

「複数人で出会うと楽しいですね」

「わかる。諸々を一瞬でも忘れられる」

「シャディク…俺の想定以上に心労をかけていたんだな…」

ラウダ：dice1d5=4 (4)　　噂の場合：dice1d6=3 (3)

ミオリネ：dice1d5=3 (3)

スレッタ：dice1d5=3 (3)

シャディク：dice1d5=2 (2)

[119 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:16:23]

【3日目・登校時】

～通学路～

「ん？彼女たちは…」

「スレッタお姉ちゃん、いっつも喧嘩の仲裁に忙しそうだよね～」

「本人はそんなこと思ってないでしょ。あんなのただのじゃれ合い」

「ま、そうなんだけど。あーあ、アタシもあのチームに入りたいな」

「…私と組むので充分でしょ」

「あ、妬いてる？」

「妬いてない」

「…仲が良さそうだ」

「そうだな。あの二人はいつもあんな感じだ」

[120 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:22:17]

【3日目・昼休み】

～購買～

「よし。食事は確保したし、あとはスレッタを見つけて…ん？」

「ああ、ちょっと遅かったかなあ…」

（彼女、出遅れてパンを買いそびれたのか？）

「このまま戻るしかないよね…」

（作業着を着ているし…作業場に持って行きたかったのか。

　それなら確かに、カフェテリアのメニューは不適だ…

　どうしたものかな）

dice1d2=1 (1)

1：声を掛ける

2：様子を見る

[121 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:26:24]

「…君、よければこのパンを」

「え？」

「少し買い過ぎてしまって。よければ受け取ってくれ」

「あ…ありがとうございます！えっと、お代…」

「構わないよ。君は確か…」

（…何だったかな。見覚えはある、名前はニカ・ナナウラ…

　どこの所属だ…？…まあいいか）

「………」

「とにかく、気にすることはないから。それじゃあ」

「あの、本当にありがとう！」

[122 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:31:28]

「ふっふっふ。見てしまいました…」

「ん？」

「ラウダさん、私のお弁当を一緒に食べましょう！」

「いや、カフェテリアで頼むから構わないよ」

「いえいえ、ニカさんは私の友達でもありますから。お礼させてください」

「でもそうするとスレッタの食事が…」

「じゃあこういうのはどうですか？二人でお弁当も、カフェテリアのメニューも食べるんです！

　これなら二人ともお腹いっぱいになりますし…きっと楽しいですよ」

「…そうだね。そう言ってくれるなら、お言葉に甘えるよ。ありがとう、スレッタ」

「お前たち、本当に仲が良いなあ…」

スレッタ友好：2→3

[123 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:38:33]

【3日目・放課後】

～教室～

「ラウダさん、勝負しましょう！」

「突然どうしたんだ？」

「何だか勝負しなければいけない気分なので。あ、忙しいなら無理にとは言いませんよ」

「向こうから誘ってくれているんだ、受けておこう」

「…そうだね。じゃあ勝負…と言っても、何をするんだ」

「そうですね～。持久力、動体視力、それから…」

「結構多いな…」

「ふふふ…どの勝負も負けません！」

ラウダ：dice1d100=56 (56)　　+10

スレッタ：dice1d100=80 (80)

[124 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:42:33]

～トレーニングルーム～

「勝ちました！」

「負けた…」

「これで次のエースは私…なのでは？」

「…次のエース？」

「…いえ、今のは言い過ぎました。4号さんやシャディクさんに勝てる気が…

　っとと、いけません。弱気なことを言うと余計に勝てなくなって…」

「スレッタは…こんなに、勝負にこだわっていたかな」

「…そうですね、私自身、少し不思議なんですが…

　でも、こうも思うんです。

　『大切な人を支えるためにも、もっと強くなりたい』…って」

「大切な人…」

[125 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:46:45]

「もっと私が強ければ…」

「…スレッタは優しいね」

「そうかな。あくまで自分のため…ですよ」

「自分のために行動することが、結果的に他人のためになる。

　…やっぱり、優しいよ」

「ふふ…ラウダさんも優しいし、素敵な人ですよ。だからもう、傷ついてほしくないの」

「？」

「…なんて思うのは、どうしてでしょうね？」

「さあ…？」

「………」

スレッタ友好：3→6

[126 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:49:31]

【3日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

スレッタ　：■■■■■■□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「…うん。この調子ならギリギリ満タンになりそうだね」

「ああ…」

「妖精さん？」

「スレッタは…本当に優しい子だな」

「そうだね。僕と同じく記憶が曖昧になっていそうなのが心配だけど…」

dice1d3=1 (1)

1：さっさと寝る

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[127 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:51:24]

「さっさと寝すぎだろ、僕」

「ダイスを振ってみるか」

「前回50以上としましたが、正確には51以上とするべきですね」

dice1d100=27 (27)　　※51以上

[128 二次元好きの匿名さん 23/11/01(水) 23:54:16]

「3日目終了だ」

「水星女と僕、ライバルと言うかただの友人だな」

「競うと言っても遊んでる感じだよね」

「仲が悪いよりはいいでしょ」

「もう傷ついてほしくない、ですか…」

「…いくつか選択肢が考えられるけど」

「………」

[129 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:04:08]

スレッタかわいい
「子犬っぽい」ってぴったりな表現だな

[130 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:06:31]

「では4日目だな。登校時のダイスを振ろう」

「…ラウダさん。夜のダイス、頑張ってくださいよ」

「急にどうした」

「いえいえ。それでは今日も頑張りましょう」

ラウダ：dice1d5=1 (1)　　噂の場合：dice1d6=3 (3)

ミオリネ：dice1d5=4 (4)

スレッタ：dice1d5=3 (3)

シャディク：dice1d5=2 (2)

[131 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:16:08]

【4日目・登校時】

～通学路～

「確かスレッタ、ミオリネとは一年の時に同じクラスで…よく三人で一緒にいた気がする」

「チームの結成前からの仲だったな」

「うん。…ん？」

「パーティーなんて…」

「いいんじゃない？美味しいもの、たっくさん食べられたし！でもさ、スレッタお姉ちゃんはちょっと元気がなかったね」

「そう…だった？」

「そうだった！…あーゆーの、なんて言うんだったかな…ヨコーレンシュー…でもないし」

「？…まあ、ソフィが楽しめたならいいけど」

（…半年前のパーティーの話か？スレッタの元気がなかった…？）

[133 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:24:01]

（画像ミス）

【4日目・昼休み】

～屋上～

「やあ、スレッタ」

「ラウダさん。景色を見ていたんです」

「ああ…ここは良い風が吹くし、眺めもいいよね」

「…でも、故郷の方が私は好きかな」

「スレッタ…」

「なんて、しんみりしちゃいました！楽しくお話して忘れちゃいましょう」

「…忘れることはないよ。卒業したらスレッタの故郷を見せてほしい」

「ふふ…もちろんです！お父さんとお母さん、それに姉にも紹介しますね！」

dice1d3=1 (1)

1：学校のこと　2：チームのこと　3：苦手な人

[134 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:27:37]

「スレッタは…この学校のことは好き？」

「はい、好きですよ！大切なお友達、たくさんできましたし…思い出もたくさん。

　守りたい場所の一つになりました」

「でも故郷の方が好きと」

「うっ。意地悪言わないでください…

　ラウダさんも、故郷は特別じゃないですか？」

「どうかな。僕の場合、故郷よりも…」

「？」

「…？」

「…ここが好きなんじゃないか」

「あ、うん。そうだね…この場所の方が、好きかな」

スレッタ友好：6→7

[135 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:31:32]

【4日目・放課後】

～教室～

「時々妖精さんは…僕の心を見透かしたみたいなことを言うよね」

「妖精さんだからな」

「すごいな、妖精さん…なのに僕とは衝突したんだ」

「うっ…その、妖精さんは…すごすぎて時に失敗する…かもしれない」

「ふふ、何それ。じゃあ僕がその失敗をフォローしてあげないとね」

「…そんな必要はないと、言ってやりたいんだが…」

「？」

「スレッタはカフェテリアにいるらしい。話すついでに、何か食べてもいいんじゃないか？」

「そうだね、少し小腹が空いたかも」

[136 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:38:07]

～カフェテリア～

「あ、ラウダさん！どうぞどうぞ、隣に座ってください」

「ありがとう。何か目当てのメニューでもあったのかな」

「というより、トレーニングでお腹が空いちゃって…」

「成程。スレッタはちゃんと食べてえらいな。4号にも見習わせたい」

「4号さん、甘いものはよく食べていますけどね～。…あ、すみません！これと、それからこれ…」

「そんなに食べられる？」

「ふふふ…ラウダさんの好きなものを先読みして頼んでみました」

「…バレていたか…」

dice1d3=2 (2)

1：チームのこと

2：苦手な人

3：仲の良い人

[137 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:43:44]

「スレッタは…誰とでも仲が良いと思うけど。実は苦手だって人はいる？」

「苦手だなんて…私は皆のこと、大好きですから」

「スレッタはいい子だなあ」

「…でも、でもですよ。ラウダさんにだけ…教えてしまうのです」

「何を？」

「実は…少しだけ、シャディクさんが苦手」

「なん…だと…？」

「え？意外だな…二人は相性がいいと思ってた」

「えへへ、そうですか？…でも、少しだけ…緊張してしまうから」

スレッタ友好：7→8

[138 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:47:27]

【4日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

スレッタ　：■■■■■■■■□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「シャディクといると緊張する…か。誰かもそんなことを言ってたな…」

「まあ…分からないでもないが。スレッタも同じだとは意外だ。

　とにかく、絆を深めるのは順調だな。この調子で続けていこう」

「うん」

dice1d3=2 (2)

1：さっさと寝る

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[139 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:51:55]

「妖精さん、少し話そうか」

「寝るのが遅くならないようにな」

「大丈夫だよ。心配性だね」

「それはまあ…心配もするだろう。

　俺がぶつかったせいでこうなったんだから」

「そうなんだけど…不思議と怒る気にはなれなくて。むしろ親しみを感じるかな。

　それで、妖精さんは…」

dice1d3=1 (1)

1：名前は？

2：好きな食べ物は？

3：年齢は？

[140 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:55:02]

「………」

「どうかしたの？」

「あ、あー…そうだな…名前…」

「妖精さんって名前はあくまで種族を表しているし…友達もいるなら、名前がないと不便だよね？」

「うん…そうだなあ…」

「？」

dice1d2=2 (2)

1：助け船？　dice1d3=1 (1)　　※2だと…

2：そんなものはない

ラウダ：dice1d100=85 (85)　　+30

妖精さん：dice1d100=8 (8)

[141 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 06:57:43]

「妖精さん。親しみを込めて名前で呼びたいな」

「うっ…うん…そうだなあ…」

「教えたくない…？」

「ううっ…………だ」

「何て？」

「…グエル…だ」

「………グエル…」

dice1d3=1 (1)

1：何だかしっくりこない…妖精さんのままでもいいかな？

2：じゃあ…グエル？

3：兄さんって呼ぶね

[142 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 07:03:29]

「グエル…って呼ぶのは、何だかしっくりこないな…妖精さんのままでもいい？」

「！…ああ、もちろん！是非そう呼んでくれ！」

「どうしてそんなに嬉しそうなのかな…？」

「審議」

「ダイス結果」

「10倍以上の出目で勝ったんだが？兄さんと呼んでもいいんじゃないか」

「どんな理論ですか。まあ…私はいいですけど。せっかくの高い出目がやや無駄になった感もありますし…

　先程のラウダさんの出目（補正なし）からグエルさんの出目を引いた数を成功率にしましょうか」

「待て女神、それはまずい」

dice1d100=62 (62)　　※24以上で成功

[143 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 07:08:21]

「…にいさん…」

「ん？」

「兄さんって…呼んでもいい？」

「…………………………えっ！？」

「あ…い、いけなかった…？ごめん、突然こんな…嫌だったかな…」

「い、嫌じゃないからな！全然！」

「じゃあ…兄さん？」

「………くっ…どうしてこうなってしまったんだ…」

「駄目…？」

「…駄目じゃないよ、ラウダ」

[144 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 07:11:03]

ワイプのラウダが凄い上機嫌になってそう

[145 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 07:11:41]

「女神。」

「ふふふ。4日目終了ですね～」

「なんてことをするんだ…」

「兄さん」

「すっごい嬉しそうで草」

「女神の温情に助けられたわね」

「妖精さんを兄と呼ぶ男子高校生…ですか」

「うわあ」

「………これは…意味のあること、なのか？」

[146 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 07:22:29]

グエルとシャディクの反応が不安を煽るな…

[147 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 07:24:28]

妖精さんは本当に兄だったりするか？

[148 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 07:27:33]

ジェタークがまたシナリオクラッシャーしてる気がするんだが

[149 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 07:39:26]

温情…むしろ後のダメージが増えそうな予感が

[150 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 11:09:46]

なんか、このまま攻略していっていいのか……
攻略対象がラストイベントのはずのシーンでやけに抵抗するのも不穏だし

[151 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 11:51:02]

幼馴染とか先輩とかの関係性部分が本来とは反転に近い設定になってるっぽいのと、それとはまた別に攻略対象達のラウダに対する感情が『誰か』のそれと混ざってる？っぽい感じがあるんだよな〜……そして多分その『誰か』は……うーん少しずつ地獄の片鱗が見えてきてとてもワクワクする
というかこれ予想が正しければラウダが主人公に決まった時点で（その影響で追加された設定も含めて）かなり地獄度増したパターンのやつなのでは？

[152 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 17:30:04]

これGMまた高潔傲慢罪発症してない？？

[153 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:03:07]

「5日目の登校時に出会う相手を決めよう」

「うーん…あと一押し…」

「どうした女神」

「いえいえ～」

ラウダ：dice1d5=3 (3)　　噂の場合：dice1d6=3 (3)

ミオリネ：dice1d5=1 (1)

スレッタ：dice1d5=5 (5)

シャディク：dice1d5=4 (4)

[154 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:05:48]

「…ミスに気付いてしまいました」

「ん？」

「3が出た時、私の噂を出していましたが…PC順だとミオリネさんですね」

「あっ」

「………すでにやってしまった分は仕方がないので、以後気を付けましょう」

[155 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:10:46]

【5日目・登校時】

～通学路～

「もう週末か…この浮かれた空気、何となく覚えがあるような」

「パーティーの前だからな。きっと以前も皆浮かれていたんだろう」

「言われてみればそうだったような…？」

「ミオリネはあいつのどこがそんなに好きなんだろうな」

「もう、あんまり大きな声で言っちゃ駄目だよ。本人は隠してるつもりなんだから」

「でも皆知ってるし。気付いてないのは本人くらいだよ、あれは」

「…意外と、身近だけど気付いてない人もいると思うなあ」

（…ミオリネには好きな人がいるのか…知らなかった）

[156 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:14:46]

【5日目・昼休み】

～教室～

「スレッタは…中庭で日向ぼっこか」

「兄さんは日向ぼっこは好き？」

「ん？まあそうだな、心地いいとは思うが…

　何もせずに時間が過ぎるのって、少し落ち着かない気分にならないか？」

「働き者の妖精なんだね」

「あー…そうかな。そうかもしれない。

　でも…大切な人とのんびり過ごすのは、好きだったな」

[157 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:18:55]

～中庭～

「ラウダさん、一緒に日向ぼっこはどうですか？」

「お誘いどうも。じゃあ隣に座らせてもらうよ」

「…風が気持ちいいですね」

「そうだね。日差しもちょうどいい」

「少し…丁度良すぎる気もしますけど。私の故郷はもっと風が強くて…」

「…帰りたい？」

「うーん…そうですね。軽いホームシックなのかも…」

dice1d3=3 (3)

1：チームのこと

2：仲の良い人

3：卒業後

[158 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:24:41]

「スレッタは…卒業後はどうするのかな」

「え？…そうですね。ラウダさんは…ラウダさんも、やめた方がいいって言います？」

（………何のことだ？）

「でも私…やっぱり、できることがあるならやりたいから。後悔…したくないから」

「………そうだな」

（兄さん…？）

「だから…もう少し、一緒にいさせてください。チームで…いさせて欲しいです」

「…もちろん。僕たちはチームだよ、ずっと」

「ありがとう、ラウダさん」

スレッタ友好：8→9

[159 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:28:10]

【5日目・放課後】

～教室～

「スレッタは何か…悩んでいるのかな。だとしたら力になりたいけど…」

「お前のその気持ちこそ、スレッタにとっては必要なものだ。

　大切に思っていることをちゃんと伝えてやってくれ」

「…そうだね。言わなければ分からない…よね」

「…ああ。スレッタは…また中庭にいるみたいだ。

　会いに行こう」

[160 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:32:54]

～中庭～

「………」

「スレッタ？」

「………ラウダさん」

「どうかした…わっ」

（…これは…？何かやわらかい…

　………抱き着かれている！？）

「あ、あわわ…これは、見ていいのか…！？」

「あの、スレッタ？どうしたのかな…？」

「…どうしてかな、突然…こうしたくなりました」

「何か…つらいことでもあった？」

[161 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:37:51]

「つらいこと…」

「…無理に、話すことはない。

　よく思い出せないなら…何か、悪夢でも見たなら、思い出す必要もないんだ。

　ただ…君がつらそうにしていると、僕もつらいから」

「…ラウダさん…本当は…」

「何？」

「本当に、つらいのは…」

「…スレッタ、まさか…」

「つらいのは…？」

「わからないです。わからないんです…でも、私…何があっても、ラウダさんの味方…です」

「…ありがとう」

スレッタ友好：9→MAX

[162 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:41:22]

【5日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

スレッタ　：■■■■■■■■■■

シャディク：□□□□□□□□□□

「スレッタ…大丈夫かな」

「…あと少しだ。あと少しで終わるから、安心してくれ」

「どういう意味…？」

「…妖精さんには分かるんだ。俺を信じてくれ」

「…うん。信じるよ、兄さん」

「………」

dice1d3=1 (1)

1：さっさと寝る

2：妖精さんと話す

3：セセリアに連絡する

[163 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:42:14]

「では…51以上で何かがあります」

dice1d100=9 (9)

[164 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:44:29]

何かあるダイスの引き悪いな…

[165 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:44:34]

「5日目終了だ」

「水星女はどうしてしまったんだ」

「あそこまで泣く…？」

「シャディクしか知らない情報が関係してるのかな…」

「何なんでしょうね…？」

「本人も分かっていないんだね」

「………早く共有させてくれ」

[166 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:50:05]

【6日目・朝】

～寮・自室～

「おはよう、兄さん」

「…ラウダ、おはよう」

「んーっ…スレッタをパーティーに誘わないといけないよね」

「ああ。断られることはないだろうし、いつでもラウダの思うタイミングで誘うといい」

「そうだな…それなら先に支度を済ませておいてから誘うようにしようかな」

「いいんじゃないか」

「兄さんも一緒に踊れたらいいのにね」

「俺はいいよ。…お前が楽しそうにしているのを見られるだけで、充分だ」

[167 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:55:25]

【6日目・夕方】

～寮・ラウンジ～

「いろいろ見ていると帰るのが遅くなったね…」

「昼食を抜いて、腹が減ったんじゃないか。

　食堂に行くといい」

「うん。…あれ？」

「………」

「スレッタ？こんなところでどうかしたの」

「あ…気にしないで、私…ただ、一歩が踏み出せなかっただけ、だから」

「…パーティーのことで悩んでいるのかもしれないな」

[168 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 19:58:06]

ループ進むにつれてどんどんみんなの表情が曇っていくな…

[169 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:00:20]

「…スレッタなら、ダンスでも勝負です、って言うと思ってた」

「え？」

「明日、パーティーで」

「…私…ダンス、できないです。パートナーもいないし…パーティーだって…」

「僕じゃ駄目かな」

「ラウダさんと…？」

「そうだ。僕とスレッタなら、楽しくなると思うんだけど…どう？」

「…ふふっ。もう、仕方ないですね。パートナーで勝負なんて、おかしいけど…

　でも、きっと楽しいよね」

「…良かった。無事に誘えたな」

[170 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:03:38]

【6日目・夜】

～寮・自室～

「スレッタ…明日のパーティーで、少しでも元気を出してくれるといいな」

「そうだな…そのためにも、ラウダ」

「うん？」

「明日、スレッタと最高のダンスをしないといけないだろ。

　早めに寝て、明日に備えるんだ」

「…そうだね、兄さん。おやすみ」

「ああ。おやすみ、ラウダ」

[171 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:07:53]

このラウダとスレッタがダンスしてエラン達みたいになると思うと悲しいな

[172 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:11:10]

【？？？？】

～？？？？～

「とうとう三人目…か。いいペースなんじゃない？」

「…数値も安定してる。このまま作業を続ける」

「あんたには負担かけちゃって悪いけど、最後まで働いてもらうから」

「わかってる」

「…そう。そろそろ終わるんだ」

「おやぁ？もう起きてきていいの？まともに体が動かないんじゃなかったっけ～？」

「いつの話をしてるんだか。半日もあれば調整は終わる。そんなことも知らずに指揮官気取り？」

「………あんた、いい性格してんね」

「お褒めに預かりどうも。順調なら張り付く必要もないね。トレーニングに戻るよ」

「…体壊さないでよ」

「まだ壊れるつもりはないよ。…まだ、僕の仕事は終わっていない」

[173 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:15:46]

【7日目・夜】

～パーティー会場～

「ドレス、よく似合っているね」

「ラウダさんのタキシード姿も素敵ですよ～」

「スレッタ、本当に綺麗だな…」

「あら、あんたたちも来てたんだ」

「あ…」

「こんにちは、先輩たち」

「やあ。君たち二人で来たんだね」

「はい。付き合いも長いし、お互い遠慮せず済みそうかなと思って」

「泣いて頼まれたから仕方なくね」

[175 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:20:17]

「それはちょっとひどいなあ」

「何よ。あんた、あいつがいたらそっちを誘うつもりだったでしょ？」

「さて、それはどうでしょう」

「？」

「…ラウダさん、そろそろダンスの時間ですよ！ここは人が多いので、もう少し踊りやすい場所へ行きましょう」

「そうだね、行こう」

「また後でねー！」

「あの二人、仲良しですよね。実は付き合ってたりして」

「あり得る」

[176 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:25:51]

「さあ、踊りましょう！」

「スレッタ？」

「ふふ、練習してきたステップを見せる時です！」

「スレッタ…何かあった？」

「…お願い、ラウダさん。踊りましょう。ぽつんと立ち止まったままなんて、駄目ですよ」

「…そうだね」

「ラウダ、一度ダンスを始めたら…スレッタの手は、放すなよ」

ラウダダンス（41～）：dice1d100=92 (92)

スレッタダンス（51～）：dice1d100=76 (76)

[177 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:33:18]

「踊りながらでいいから…何を考えているのか、話してみて。話せる範囲で構わないから」

「…そう、ですね。私…最近、頭の中が、ぐちゃぐちゃになることがあって…さっきもそう」

（やはり…僕と同じようなことが？）

「とても大切なことが…絡まって、解けなくて…混線しているみたいな…」

「…つらいだろうね」

「いいえ、つらくなんて。…そう思う暇すらないくらい、ラウダさんが側に居てくれるから」

「スレッタ…僕は君の力になれているかな」

「はい。いつだって、ずっと」

「………普通にいい雰囲気だなあ」

[178 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:37:38]

「こちらこそ、スレッタに支えられているよ。出会ってからずっとね」

「ふふ…私、ラウダさんのこと、厳しい人だって思ってた」

「え？」

「ストイックで、雲の上の人みたいって。でも、違いましたね。

　本当はずっと近くで、私たちのこと見てくれて…」

「…？（何か、少し違うような…？）」

「…そんなあなたを支えるためにも、私…、…あれ？」

「ラウダ！スレッタの手を強く握るんだ！」

「わ、わかった…？」

「…違う。この記憶は、ラウダさんじゃなくて…！」

[179 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:44:14]

「どうして私、こんな…！」

　怯えたように目を見開き、スレッタが反射的に引こうとした手を握りしめる。スレッタの表情が歪む。
　唇を噛み締めても殺し切れない、苦痛の声が聞こえた。

「う、うっ…なに、これ…」
「スレッタ…！？」

　力を込めすぎて痛みを感じていないだろうかと、ふと不安が過った。
　その拍子に、ほんの少し力が緩む。それを妖精さんは見逃さなかった。

「待て、ラウダ！今放したら…！」

　よく分からない。でも、何か恐ろしいことが起きる気がした。背筋を冷たいものが走る。このままでは、スレッタが――

「ラウダさん」
「え…スレッタ？」

　解かれると思った手が、反対に、ぎゅうと握り返してきた。

「頭の中、ぐちゃぐちゃで。全身痛くて、変な感じ。でも…こうするべき、なんですね？」

　へにゃりと力ない笑みを浮かべたスレッタが、やわらかい光を纏っている。

「なら、信じます。ラウダさんと…」

　青い瞳が、ラウダではない誰かを見つめる。

「あなたのことも、信じてますから」

[180 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:48:26]

【1日目・夜】

～寮・自室～

ミオリネ　：□□□□□□□□□□

シャディク：□□□□□□□□□□

「今のラウダと周囲との絆はこんな感じだ」

「…あれ…？」

「ラウダ、居眠りか？…疲れているんだろうな…」

「えっと…僕は、妖精さんとぶつかって、記憶が曖昧で…

　それで、よく思い出せない大切な人と絆を深める必要があって…？」

「その通りだ」

『ラウダさん』

「！…この声は…端末から？」

[181 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:52:50]

『ラウダさん…体調、どうかな？』

「スレッタ！ええと…今、留学しているんだよね？

　そっちこそどう？慣れない環境だろうけど…」

『私は平気。それよりラウダさんこそ…妖精さんとぶつかってしまったんですよね』

「ああ、兄さんはいい妖精さんだから大丈夫。体調だって問題ないよ」

『………え』

「あ。あっ、あー…その、これは…」

『な、何…どうして…』

「スレッタ？…ああ、兄さんというのは愛称のようなものだよ。

　…おかしいかな！？」

『あ、いえ、そんな…おかしくなんて、ないよ。うん』

[182 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 20:57:37]

「よかった…ああ、そうだ。兄さんにも紹介しないと。

　スレッタは僕の親友なんだ」

「そ、そうか。よろしくスレッタ」

『…よろしくお願いします、妖精さん』

「スレッタ、どうかしたのかな。顔色が悪いような」

『き、気のせいですよ！もう全然平気です！元気満タン！』

「そう…？」

『それより！ラウダさん、誰と絆を深める予定なのかな…？』

「…そのことなんだけど、僕自身どちらを選べばいいのか…

　スレッタの意見を聞いてもいいかな？」

『………そうだよね。ラウダさんだけに選ばせるなんて、無責任かな…。

　…シャディクさんはどう？』

[183 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 21:00:08]

ここまでおすすめ順に攻略してきたけど遂にワイプ意味深シャディクくるか？それともミオリネか？

[185 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 21:02:53]

（画像ミス）

「シャディク…？」

『シャディクさん、頼りになる人だから…

　今後のことを考えると、少しでも早い方がいいかなって』

「一理あるね」

「………」

『…でも、これはあくまで私の意見。

　他にもいろんな理由があるだろうから…よく考えて決めてね』

「うん。参考になったよ、ありがとうスレッタ」

『どういたしまして。じゃあ…そろそろ切ります。またね、ラウダさん。…妖精さんも』

「…またな、スレッタ」

[186 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 21:05:17]

「…ラウダ、どうする？」

「そうだな…一人しか選べないんだよね？」

「ああ。一人ずつ、順番に…が大切だ」

「それなら…」

dice1d3=2 (2)

1：スレッタに勧められたし、シャディクで

2：dice1d2=1 (1)　（1：ミオリネ　2：シャディク）かな

3：兄さんは？

[187 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 21:08:01]

「ミオリネにするよ。彼女とは学年も同じだし、接する機会も多いはず。

　早く思い出した方が何かと都合が良さそうだ」

「そうだな。それなら明日からはミオリネと会話するようにしよう」

「うん」

「今日は…居眠りするくらい疲れているんだろう。

　もう眠るといい」

「そうだね、おやすみ兄さん」

「おやすみ、ラウダ」

「…あと何回、お前に…こうして挨拶できるかな」

[188 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 21:12:03]

スレッタが親友ポジか
じゃあホントはミオリネがライバルなのかな？
グエルがミオリネの配役に意味深な反応してたのも気になる

[189 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 21:13:32]

「1日目終了だ」

「シャディクはダイスの女神に弄ばれすぎでは？」

「かわいそ…」

「次は私ね。地味にPCに関する情報が一部抜けてるらしいんだけど…？」

「ミオリネさんは…どんな内容なんでしょう？」

「噂から探れることもあるはず」

「うーん…そこは俺も知らないんだけど。

　何となくこうかなと思ってることはあるよ」

[190 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 21:25:52]

ミオリネは元のPL的に割と面白いことになってるっぽいんだけど、何となく察せられるシナリオの設定的には全く笑えない気しかしなくてとても楽しみですね（白目）

[191 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 21:50:54]

ワイプの反応的にシャディクはラスト攻略っぽい位置だけどダイス次第だしなと思ってたら本当にラスト攻略になったw

[192 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 22:13:08]

【🎲・閲覧注意】アス校ぱにっく！part3｜あにまん掲示板

「次だ」

「徐々に終わりが近付いている…気がするわ」

「未だに何が起きているのかよく分かってないんだが？」

[193 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 22:15:38]

「ラウダさん、内緒の話をしましょう」

「は？」

「…こっそり作った分岐のためのフラグ、頑張って集めてくれていますね」

「そういえばそんな話をしていたような…」

「しかし今のままだと、足りません。それだけ言っておきますね」

「わ…わかった」

「…まあ、決めるのはダイスなんですけどね」

[194 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 22:22:07]

「そうそう、次のシナリオですが…」

「俺だね」

「シャディクの順が回って来るの早くない？薄明っていくつ前よ」

「思いついちゃったものはしょうがないよ。

　…次回、かなり自由度の高いシナリオにしようと思っているからそのつもりで。

　まだあらすじはぼんやりとしかできていないんだけど…

　PCたちは全員、ある屋敷に閉じ込められ、そこで…」

「エランズマンションと同じじゃないのそれ」

「いいや？…人を殺す、異端のものを炙り出し、屋敷から生還するのが目的だよ」

「………つまり？」

「配役によって…仲間外れができるね。そうなった場合は、まあ頑張って」

「シャディク…闇落ちしてないか？」

[195 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 22:39:20]

次回は人狼風味かな？
そして今回は高く飛んで高く声を上げそうな主題歌の幻聴が聴こえてくるんだけど杞憂であることを願おう

[196 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 22:44:01]

やったー！一周してもまだ続くぞわーい！！
応援してます！！

[197 二次元好きの匿名さん 23/11/02(木) 23:50:48]

わーいわーい！！！楽しみぞい！！！！！