〖閲覧注意〗ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線 Part13

  • 1スレ主23/11/02(木) 00:53:07

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    ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線

    ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線

    父ファルガーとロジャーの馴れ初め

    ロジャーの病気が発覚して北の海に優秀な医者がいると情報をつかみ父ファルガーと接触

    だが父ファルガーにも延命治療をするぐらいしか出来ないと判明して原作通りに

    だが時々フレバンスまで遊びに来て友人の息子(ロー)と関わっていた

    その際にロジャーはロジャー海賊団の航海日誌をローに渡していた

    日誌の内容は空白の100年のような世界政府案件の内容は一切書かれていないただの馬鹿みたいな日常しか書いてない

    追記:過去スレにSSあるから良ければ読んでくれ


    黒歴史まとめ

    色んな人の黒歴史①


    【シャンクス】

    ロー「赤髪のシャンクス……?まさかっ!島で好みの女がいたからナンパして口説いた挙句財宝やら服やらを貢いでいい雰囲気になったからイケると思って告白したらあっさりタイプじゃないからとフラれ暫く女性不信に陥っていたというあの赤髪のシャンクス!?」

    シャンクス「ちょっっっっと待て!!お前どこでそれ知った!?!?」


    ロー「赤髪のシャンクス……?まさかっ!ロジャーおじ様の髭を勝手にイタズラしてロジャーおじ様と取っ組み合いになってレイリーに2人して拳骨されたというあの赤髪のシャンクス!?」

    シャンクス「だからお前それどこで知ったんだ!!」


    【バギー】ロー「千両道化のバギー……?まさかっ!赤髪と張り合ってどれだけ逆ナンされるか勝負してたら赤髪は数十回もナンパされたのにも関わらず自分は誰一人としてナンパしてくる人がいなくて数週間部屋に引きこもって出てこなかったというあの千両道化のバギー!?」

    バギー「おい派手バカ野郎!!それどこで知ったんだ!!!」


    ロー「千両道化のバギー……?まさかっ!赤髪のシャンクスとふざけて不死鳥のマルコにイタズラしたら返り討ちにされて号泣して赤髪のシャンクスと不死鳥…
    telegra.ph

    SSまとめ

    黒歴史SSまとめ①───今から約28年前

    「いやぁ!!参ったな!まさかこの俺が病気になるなんてなぁ!」

    「笑い事じゃないぞロジャー!!お前、もう身体中ボロボロなんだぞ!?」

    「そう怒鳴るなよレイリー!まだ何とかなってるじゃねえか!」

    ロジャー率いるロジャー海賊団

    その船長の"ゴール・D・ロジャー"の身は病魔に犯されていた

    もうロジャー海賊団の船員ですら治すことの出来ないぐらいロジャーの体はボロボロだった

    海賊団のみんなはなんとかロジャーの病気を治せないかと調べ回り、1つ有力な情報を手に入れた

    「レイリーさん!北の海の"フレバンス"って国にトラファルガーって言う凄腕の医者がいるみたいなんだ!」

    「北の海……」

    シャンクスから聞いた"トラファルガー"と言う凄腕の医者なら、ロジャーの病気を治せるかもしれないとレイリーは思った

    だがロジャーは海賊だ

    そのトラファルガーと言う医者が治してくれるのかは分からない

    それでもレイリーは藁にもすがる想いでフレバンスに向かった

    「トラファルガー先生!!海賊がこの国に来た!」

    「……海賊が?」

    ある日のフレバンス

    フレバンスとはこの世界では珍しい内陸国であり海賊など滅多に来ない

    それなのに海賊がこ…
    telegra.ph
  • 2スレ主23/11/02(木) 00:54:26

    とりあえず今日は鯖が安定しないから立てるだけ
    まぁぶっちゃけ立てる時間悪すぎる気もするけど許してくれ
    落ちたら落ちたで立て直せばいいし

  • 3二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 01:02:34

    たて乙!
    鯖落ちは仕方ない
    保守は任せろ

  • 4二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 01:03:17

    たて乙

  • 5二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 01:13:52

    たて乙!
    前スレの善意でクルーを鍛えるけど絶望されるシャンクス笑った

  • 6二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 01:21:00

    たて乙

  • 7二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 01:34:02

    保守

  • 8二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 01:41:49

    ほしゅ

  • 9二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 01:47:41

    この世界線のローはクソボケ天然野郎なのが面白くてほんと好き
    これからも応援してる

  • 10二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 01:51:48

    ひとまず10まで
    何だかんだ13になってるのか
    クソボケファルガー・D・ド天然・ローからしか得られない栄養があるから続いてくれて嬉しいぜ

  • 11二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 10:51:29

    スレ主が筆まめなおかげで良質なSSが摂取出来て嬉しい

  • 12二次元好きの匿名さん23/11/02(木) 18:19:18

    もう13Partか
    スレ主は体にも気をつけてくれ

  • 13スレ主23/11/03(金) 00:20:24

    ちょっと今日は体調崩しちゃったから休ませてくれ
    上の方で体に気をつけてくれって言われたさなたに申し訳ない……

  • 14二次元好きの匿名さん23/11/03(金) 08:15:27

    >>13

    最近は気温変化が激しいから仕方ないのだ

    ゆっくり休んでくれなのだ

  • 15二次元好きの匿名さん23/11/03(金) 15:44:31

    暑かったり寒かったりが激しいので体調崩の仕方ないですよ
    ゆっくり休んでください

  • 16スレ主23/11/04(土) 00:45:52

    シャンクスの元で修行を続けること約一ヶ月
    ローは覚醒技を使っても動ける程度には体力がついた
    だが連続して使うことは未だに出来ず、ひたすらに鍛えている
    覇気の方は素質があるのかかなり早いペースで上達しており未来視などは流石に出来ないがそれでもかなり上澄みレベルの覇気は身についた
    クルーたちの方も一人一人確実に成長しており新世界でも問題なく活動出来るかもしれない……四皇がそう思うくらいにはみな成長している
    しかしこれだけでは不安、というのが本音だ
    シャンクスは膝に手を付き中腰の状態で流れる汗を拭っているローを見てあることを思う
    「なぁ、ロー」
    「?なんだ、赤髪屋」
    「覚醒技も、覇気も大分使いこなせるようになってきてるから一つ提案なんだが……」
    ───神避のやり方を覚える気は無いか?
    その言葉に目を見開くロー
    神避とはかつてロジャーが使っていたものだ
    ロジャーの日誌からシャンクスが使えることはなんとなく知ってはいたが本人からそんなことを言われるとは露にも思っていなかった
    「使えるものなら使ってみたいが……。神避は覇王色を使えないと出来ないんだろ?おれは覇王色は持ってないから出来るとは……」
    シャンクスはスっと目を細め、すぐに口角を上げる
    まるで何か面白いものを見るかのように
    「大丈夫だって!覚えるだけで何か損があるわけではないだろ?」
    「それはそうだが……」
    「……それに、」と何やら呟いたシャンクスだがローには聞こえず首を傾げる
    「まぁ気にすんな!早速やり方教えてやるから行くぞ!」
    「わか……ったって押すな赤髪屋!」
    「ダハハハハ!」
    ───何、心配することは無い。何故ならお前は……

  • 17二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:04:19

    神避伝授か
    本編だともうシャンクスくらいしか使える人いないのかな?

  • 18二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 19:25:59

    わー!ローさんが神避使うとこみてー

  • 19スレ主23/11/05(日) 01:12:40

    そんなこんなで修行を続け早一年が経とうとしていた
    覚醒技も比較的制御出来るようになり覇気も成長している
    ローの成長はシャンクスや他の赤髪海賊団クルーも舌を巻くほど早かった
    そしてローはシャンクスから神避のやり方を教わったものの、やはり使うことは出来ない
    何故シャンクスが神避を教えようと思ったのかはローには分からない
    ただ何となくシャンクスが目的を持って教えていることは察することが出来た
    それがなんかのか知らないし知るつもりもないが、自分を思ってやってくれていることは分かる
    ハートのクルーたちもベックマンたちが鍛えてくれたおかげでかなり強くなった
    それからホンゴウに医学などを教わり、純粋な戦闘力以外も知識がついたため赤髪海賊団に教えを乞たのは間違えではなかったようだ
    さて、もう十分鍛えてもらったが赤髪海賊団にいつまで世話になるべきか……
    「……!」
    ふと唐突にあることを思い出した
    一年前のあの日、ルフィが二年間の修行をするということを
    なんでかは分からないが再び麦わらの一味が再開する年に何かが起こる気がする
    人の行動で己の今後の未来を決めるのは少し気に食わないが、ここは己の感を大事にすることにしよう

  • 20スレ主23/11/05(日) 01:12:50

    「ようロー!今日も修行するか?」
    「ああ、頼む。……ちょっと待ってくれもう少しで食べ終わる」
    「そんな急がなくてもいいって……。そうだロー。最近白ひげに連絡してるか?」
    その言葉にうぐっ!と言葉を詰まらせた
    今のローの心情を表すと"完全に忘れていた"の一言に尽きる
    ローの反応からシャンクスは何となく察し、「こりゃ白ひげ心配してんな〜」と愕然と思った
    やっぱりどこか抜けてるところがあるローをほっとけないと思うのは仕方がないことだろう
    「……」と黙りこくってるローの頭を笑いながらガシガシと撫で、いつものように修行へ連れていく
    いつもなら聞こえてくる悲鳴も最近だとめっきり聞こえなくなっておりローだけではなくペンギンたちも成長していることを感じ、なんだか誇らしくなるシャンクス
    (けど、もうすぐ終わるんだな。この関係も)
    何となくローがもうすぐ度経とうとしていることを察しているシャンクスは少し寂しく思った
    けれど同時に嬉しくもあった
    だが出来ることならどうか、この子が傷つかないようにしてほしい
    この世でたった一人だけの己の船長と、尊敬する人の忘れ形見なのだから
    (……そう簡単には、行くわけねぇか……)
    この後に待ち受けるであろうローの災難を案じ、シャンクスはそっと目を伏せた

  • 21二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 07:33:35

    そろそろパンクハザードに行くのだろうか…………
    そうしたらクルー達とも別れなきゃなのよね……

  • 22二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 17:42:15

    意地で着いていきそうだなクルー

  • 23二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 17:58:26

    >>22

    赤髪クルーにしごかれたハートがどれだけ行けるかにかかってますよね

  • 24スレ主23/11/06(月) 01:01:06

    あれから更に半年が経ち、ついに旅立つことにした
    シャンクスたちにはこの一年半本当に良くしてくれたと思う
    おかげで自分たちは比べ物にならないほど強くなった
    だからこそ、行動を起こすのは今がいいと
    「赤髪屋、今まで世話になったな。おれはまた海に出る」
    「ああ。……もうちょっといてもいいんだぞ?」
    「いや、流石にそれは……」
    シャンクスは本音を零すが本気で嫌がられたため泣いた
    ベックマンたちにドン引きされたが思い切り頭を引っぱたかれ切り替える
    「いてっ!そんな本気で殴ることねぇだろ!……まぁいいか。ところで次の行先は決まってるのか?」
    「次はゾウに向かおうと思ってる。まぁおれはゾウには行かねぇがな。行くのはクルーだけだ」
    「?別行動ってことか?」
    「まぁそういうことだ」
    「クルーたちにはちゃんと話してるのか?」
    「……今から、話そうとしてたとこだ」
    バツが悪そうに目を逸らし声のトーンが落ちたことから「あ、コイツまだ話してないな」と察してしまうシャンクス
    だが直ぐにしょうがないなぁと言うように顔を緩め、未だに気まずそうに目を逸らすローの頭にそっと手を置く
    キョトンとするローを愛おしそうに見つめ優しく撫で続ける
    「お前は、この一年半で見違えるように強くなった」
    ───だから大丈夫だ。だから胸張って行ってこい
    その言葉にローは目を見開いた
    目を潤ませ何かをこらえる仕草をするからシャンクスはこんな時にも意地張らなくてもいいのに、と思い笑う
    そうして雑に目を擦るローはすぐさま仲間の待つポーラータング号に乗り込んだ
    「じゃあ、行ってくる」
    「ああ、行ってこい!」
    そうやって海底に沈んでいく宝を乗せた宝船を見送り、少し寂しそうに笑うシャンクスの横にベックマンが並び立つ
    「寂しくなるな、お頭」
    「……そうだな。でもアイツらはきっと新世界での台風の目になる」
    ───その時が、楽しみでしょうがない
    そう言って誇らしげに笑うシャンクスは正しく、"四皇"に相応しい気迫があった

  • 25二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 10:38:46

    ローはシャンクスがエレジアを襲ったことはもう知ってるのかな?
    まぁ理由を聞いたりはしないだろうけども…

  • 26二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 15:44:48

    >>25

    film REDが泥沼になる予感…………

    ローさん白ひげとか助けたついでにウタちゃんも救ってくれません??

  • 27二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 15:46:01

    ローがついにシャンクス達の所から旅立ちこれからどうなって行くのか楽しみですね

  • 28スレ主23/11/07(火) 00:18:51

    ちょいとお知らせ
    実は昨日は朝から体調が悪くて未だに体調が戻ってないんだ
    ということでSSは今日はおやすみだ
    最近休みがちでごめんな……

  • 29二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 12:01:22

    スレ主の健康祈願でも行くかな

  • 30二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 15:58:43

    >>29

    自分も近くの神社に健康祈願しに行こうかな、

  • 31二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 23:19:02

    深夜の保守
    この世界のローはクソボケに拍車がかかってるしPH以降の一味との絡みが楽しみだ
    エースを助けてくれた影響でルフィからの好感度初期値が原作より高そうだし

  • 32スレ主23/11/08(水) 01:22:03

    「別行動……ですか?」
    「ああ。お前らはゾウに向かえ。おれはパンクハザードに行く」
    腕を組みそう言い放つローに対しクルーたちは目を見合わせて沈黙する
    ローがこうして単独行動をすることは余り認めたくは無いがよくあることなのだ
    しかし今回はなんだか嫌な予感がする
    「ダメに決まってるでしょう。キャプテンが行くならおれたちもキャプテンについて行きます」
    「そうだそうだー!いっつもキャプテン単独行動ばっかりなんだから今度こそ連れてってもらいますからね!」
    「キャプテン。おれは最近入ったばかりの新参者だがみんなの意見に賛成させてくれ。キャプテンが行く場所ならどこへだって行く覚悟はある」
    クルーたちから言われてもローは頑なに首を縦に振らなかった
    本当はローだってクルーたちと離れたくはない
    けれどもしクルーを連れて行ったらアイツが何をしでかすのか簡単に想像できる
    ……だからこそ、連れて行くなんて出来やしない
    「……ダメだ。お前たちはゾウに行け。これは"船長命令"だ」
    「キャプテン……」
    不安そうに顔を歪め、今にも泣き出しそうなクルーたちを見て仕方ないと顔を緩ませる
    「安心しろ。おれは必ずお前たちの元へ帰る。それにお前たちはこの一年半で見違えるほど強くなった。だからおれがいなくてもやって行けるはずだ。頼むからおれが戻ってくるまで生き延びろよ?」

  • 33スレ主23/11/08(水) 01:22:14

    その言葉で信頼されていることを感じ取ったクルーたちは有頂天になり、先程の空気から一転
    完全にキャプテンを送り出すムードとなる
    そんなクルーたちを見てペンギンは単純な奴らだな……と呆れてしまうがすぐに顔を引き締めローと向き合う
    「その言葉、本当に信じていいんですね」
    「ああ」
    数十秒間目を見つめ合い、先に根気負けしたのはペンギンの方だった
    「はぁ……」と溜息をついてフッと笑う
    「分かりましたよ。アンタがそういうならおれは信じて待つしかないじゃないですか」
    「……悪いな」
    「いいえ、いつものことなのでいいですよ。とりあえずおれはアイツら落ち着かせてきます」
    そう言ってクルーたちの元へ向かっていったペンギンの背を見て、眩しいものを見るかのように目を細める
    なんだか騙してるような気分で非常に心苦しい
    自分を信じて着いてきてくれたのにそれを裏切るような所業をしようとしていると知ったら彼らはどう思うのだろうか
    (……考えてもしかたねぇか。今はただ、作戦を成功させることだけを考えろ)
    そうやってローを送り出す宴をした後、クルーたちに見送られ一人パンクハザードに向かう
    そしてこっそり持ち出してきた"とある電伝虫"でどこかに連絡を取る
    「……もしもし」

  • 34二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 07:30:16

    このレスは削除されています

  • 35二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 07:32:26

    このレスは削除されています

  • 36二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 13:26:16

    続きを楽しみに保守!!

  • 37二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 16:45:27

    ローが誰に連絡したのも含めて続きが楽しみ

  • 38二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 00:16:40

    PHやDR戦がどうなるのか楽しみ!いっそ保護者組も参加したらどうなるのか・・・??

  • 39二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 00:17:17

    いよいよPH編か
    この世界線ではどうなっていくか楽しみだ

  • 40スレ主23/11/09(木) 00:57:51

    『グラララ!!!ようやく連絡をよこしやがったか。今の今まで何してやがったんだ不良小僧』
    「連絡をしなかったのは悪いと思ってる」
    ローが連絡を取ったのは元四皇の一人である"エドワード・ニューゲート"
    最近連絡を取っていなかったからか不良呼ばわりされてしまう
    ……まぁ、今のローは他の海賊やならず者たちからも恐れられるような海賊なので最早不良の域ではないのだが
    元大海賊の白ひげからしたらローはまだまだということだろう
    「そんなことよりも、アンタに頼みたいことがあるんだ」
    『……なんだ』
    連絡されなかったことの腹いせとしてこのまま揶ってやろうと思っていた白ひげだがプライドの高いローが頼み事をしてきたこと、電伝虫越しからでも伝わるローの雰囲気が普段と違うことから白ひげは態度を改め目を細めて話を聞く姿勢を取った
    白ひげが話を聞く気になったことをちゃんと感じ取ったローは声のトーンを落とし、少し俯いて要件を伝える
    「これからもし、おれの身に何か起こったときには……」
    ───アイツらを、頼んだ
    『!』
    目を見開いて声を出すことすら出来ない白ひげ
    "アイツら"とは十中八九ハートのクルーのことだろう
    ローとクルーたちは傍から見てもかなり良好な関係であり、自分と息子たちとの関係とは少し違うがそれでも"家族"と言われても不思議ではない程仲睦まじい海賊団だったはずだ
    ローもそんなクルーたちを心の底から愛していたし、そんな大事なクルーたちをいくら信頼しているからと言って他人に任せるような人間では無い
    それこそ、"自分の死"を覚悟していない限りは
    『トラ小僧。お前、何をする気だ』
    「……」
    ローは答えない。否、答えたら絶対に止められるから答えられない
    白ひげは無意識なのか電伝虫の受話器部分をキツく握りしめてしまい電伝虫の顔が苦痛に歪んだ
    『まさかお前……』
    「何、心配するな。もしもの話だ。おれはアイツらを置いて死ぬつもりはねぇよ。けどこの海に"絶対"なんてものはない。だから念の為アンタに頼んだだけだ」

  • 41スレ主23/11/09(木) 00:58:02

    ローは努めて明るく振る舞い取り繕う
    何も知らない人間が見れば本心だと勘違いするだろう
    けれど白ひげには分かってしまった
    ローの裏に潜む本音を
    『……分かった』
    「……!…ああ。ありがとう」
    了承されたことで安心したのか、はたまた受け入れてくれると思っていなかったのかローは一瞬息を飲んだあと、安心したように微笑んだ
    ……これでもし、最悪の事態になってもクルーたちは路頭に迷うことは無い
    「じゃあな白ひげ屋。体には気をつけろよ。どうせ酒を飲み漁って不死鳥屋辺りに怒られてんだろ」
    『余計なお世話だクソガキ。……お前こそ、気をつけろよ』
    「……ああ。肝に銘じる」
    ガチャリと切られた電伝虫
    白ひげは切られた受話器をジッと見つめる
    (トラ小僧の奴……。何を仕出かすつもりだ)
    「オヤジ、入るよい」
    「オヤジ!体の調子はどうだ?」
    コンコンと扉をノックされそこから入ってきたのは愛しい己の息子であるマルコとエース
    ……もう前線から退いた己では何も出来ないかもしれないが、息子たちならもしや
    「?あれ、オヤジ誰かと電話してたのか?」
    「トラ小僧とちょっとな」
    「へぇ。最近連絡来ねぇと思ってたがようやく連絡してきたのか」
    やいのやいのとマルコとエースが雑談している様子を見た白ひげはある決断を下した
    「マルコ、エース」



    ───お前たち、_______

  • 42二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 11:43:27

    このトラ小僧はさぁ…エース、1発殴ってやってくれ

  • 43二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 16:52:48

    話を聞いたエースとマルコがどう動くのか楽しみです

  • 44二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 20:27:16

    よし!!マルコとエース!PHに行くんだ!!そしてローに愛の拳を叩きこめぇ!!!(死ぬ死ぬ)

  • 45スレ主23/11/10(金) 01:54:01

    ごべーん!!!今日残業帰りでSS更新する余裕がながった〜!!!!
    最近体調崩したり残業でSS行進でぎねぇことが多いけど、そんなおれを許してぐれねぇがなぁ!?

  • 4616623/11/10(金) 07:46:41

    支援SS⑬ ホスト規制を抜けろ!


    狼は吼える。陽の神は嗤う。腕の中に収まった姿に赤い目がきゅうと歪む。

    眠らせるのに十二分に加減したつもりだったのに、かけられた圧に苦し気に寄せられた眉間の皺を見てやはりまだ早かったかと肩を落とした。

    ワーテル、と呟けば体が震える。

    薄らと開かれた瞼から覗く目に光は無く、意識は沈んだままだというのが判った。

    あの輝きが見られないなら意味がない。

    傍に居てほしいのは、あの月の輝きを宿したひとだ。

    だからまだ連れて行けない。

    彼の本願を果たし、その身が自由になるまで。

    彼がこの手をとることを選ぶその時まで。

    「だからそう警戒するなよ」

    赤い目が愉快だと言わんばかりに笑みを形作る。

    その先にいたのは、飛び掛からんばかりに怒りに毛を逆立て唸る黒い狼だった。


    ぴりりと背を駆けたものに拭いていたグラスを落としそうになって慌てて掴む。

    欠けのない事を確認して息を吐き、それを仕舞ってからそっと意識を集中させる。

    今のは船の中から感じた。

    薄暗く鋭い刃物の気配。

    ローの鬼哭かゾロの鬼徹のどちらかという所までは判るが、それが何故今感じるのかは判らない。

    船の中で二振りがこれほど鋭い気配を発するという事は何かあったのだろうが、彼らがここを出て三十分も経っ…
    telegra.ph
  • 47二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 14:46:46

    >>45

    当たり前だァ!!!!!(画像略)

  • 48二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 16:42:02

    >>45

    上に同じく当たり前だァ!!!!!

  • 49二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 00:21:57

    念の為に早めの保守
    支援SS合わせて2種類のSS楽しめるのいいな

  • 50スレ主23/11/11(土) 02:10:25

    SS更新しようかと思ったけどこっから大分長くなるから話の整理をしたいから今日も待ってくれ
    ごめんなぁ
    流石にあの長さだと話の流れ完璧に覚えてないし、それに加えてオリジナル展開をかなり織り込む予定だから整理しないと話がめちゃくちゃになる気がしてな……

  • 51二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 02:15:20

    全文スレに貼っつけようとすると文字数制限があるし、誤字の修正も後でできるから時にはテレグラフで流すのも良いかもしれないぞスレ主
    んまーこれはスレを楽しんでるスレ民の戯言だからあまり気にしないくてもいいぞスレ主

  • 52二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 13:20:12

    >>50

    いつまでも待ってるよ

    体調に無理せず自分のペースで大丈夫ですよ

  • 53二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 23:20:16

    続きを持ちつつ保守

  • 54スレ主23/11/12(日) 01:33:14

    >>51

    確かにそうだなぁ

    正直何度も文字制限に引っかかって面倒臭いのも本音なんだよな

    これからは長くなりそうになったらテレグラフにぶち込むべきか……

    でもこの形式で進めるならテレグラフ経由じゃなくて直接書き込んだ方がいいんだよな

    みんなも感想書込むの楽だろうし

    どうするかな〜

  • 55スレ主23/11/12(日) 01:47:53

    ……黒ひげから聞いた話
    パンクハザードにて"シーザー"が人工悪魔の実"SMILE"を作成しており、それを"ジョーカーと"いう仲介人を会して四皇"百獣のカイドウ"と取引をしている
    そしてそのジョーカーの正体はおれの因縁の相手でもある王下七武海"天夜叉のドンキホーテ・ドフラミンゴ"
    ……その情報がホントかどうかは分からない
    信用する方が愚かだろう
    それでも、おれは"あの人"の本懐を叶えたいんだ
    そのためなら不確かな情報だろうが藁にもすがる思いで掴んでやる
    そうして船に揺られながら数週間が立った
    おれはそこで変わり果てたパンクハザードに足を踏み入れる


    「!?誰だ!」
    「……!おい待て!アイツ……王下七武海のトラファルガー・ローだ!!!」
    「……ここの、シーザーとやらに用がある。会わせてくれ」
    「……」と互いに顔を見合わせる見張りたち
    二人とも銃を構えているが車椅子に身を預けていた
    どこか漂う異様な雰囲気に意図せずローの顔が歪む
    そんな様子からローに敵意がないと察した見張りは「話だけでも……」と通す気になったようだ


    「シュロロロロ!まさか王下七武海様がこんな場所に来るとはなぁ!で、何の用だ?」
    「……暫くおれを、ここに置いてくれ」
    「はぁ!?お前仮にも七武海だろ?ここは立ち入り禁止の島だ。いくら七武海でもバレたらやべぇんじゃねぇのか?」
    「そんなの黙ってたらいい話だろうが。それにおれは政府が嫌いだ。政府に従う理由がねぇ」
    そう言って眼光を鋭くするロー
    シーザーはその言葉にキョトンとするがその後爆笑した
    そうしてしばらく笑い続け落ち着いた頃に返事を出す
    「ああ、いいぜ。但し一つ条件がある」
    「……?」
    ───テメェの心臓を、おれに寄越せ

  • 56二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 12:51:46

    ほんと長編書ける人ってすごいなぁ
    頭の中にどれだけの構想があるんだよ

  • 57二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 18:37:59

    >>54

    スレ主のストレスがない方で全然良いぞ

  • 58二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 00:57:47

    PH編始まったな
    本誌辛いからここのクソボケローが癒しになってるよ…

  • 59スレ主23/11/13(月) 01:30:58

    お知らせだが今日は鯖安定しないことや他の理由からSS更新は休むな
    ……と、言うのは建前で本音はちょっと本誌がね
    その、あれ、ウン……ツライ……
    わァ…………ァ…………

  • 60二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 01:39:52

    >>59

    うん…スレ主の気持ちわかるよ

    ゆっくり休んで

  • 61二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 13:27:14

    ほしゅ

  • 62二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 17:35:05

    本誌本当やばいよね
    ゆっくり休んで下さい

  • 63スレ主23/11/14(火) 01:25:42

    「おぉと、心配するな。何も交換条件無しとは言わねぇ。代わりにおれの秘書の心臓をやる」
    「……なるほどな」
    秘書の心臓を渡すことによっておれが秘書の心臓を潰せば裏切りと見なされ、おれの心臓を潰す
    それがシーザーの狙いか
    自分は安全圏内にいるとは随分と汚ぇ野郎だ
    ……だがおれの目的のためには仕方がねぇ
    「分かった。その交渉、受けてやる」
    「シュロロロロロ!物分りのいい野郎だ。おいモネ!来い!」
    「……はい、マスター」
    やって来たのは緑色の長い髪を持つ女だった
    ……コイツこんな薄着だが寒くねぇのか?
    「じゃあ、お願いね。ロー」
    「ああ」
    上司から心臓を差し出せと言われたのになんでこうも従順なんだ?
    こちらとしても助かるがどうも怪しい
    何か……裏がある気がする
    いいや、気にしてる場合じゃないな。そうしておれはモネから心臓を取りだし懐にしまう
    そのままおれは自分の心臓を抜き取りシーザーに渡した
    「シュロロロロ。あともう一つお前に頼みたいことがあるんだ」
    「なんだ」
    「実はな……」
    シーザー曰く"事故"で毒ガスを吸ってしまい下半身が動かなくなってしまった部下を治してほしいとのことだ
    本当に事故か?なんか胡散臭いなコイツ
    あとなんか生理的に無理だ
    だがここに留まり続けるためならシーザーの信頼を得るのは必須なため不本意だがここは言うことを聞くしかねぇか……
    「……ああ。いいぜ」
    「シュロロロロロ!では、頼んだぜ」
    「ただし治すためには動物の足が必要だ。それが無ければ治すことが出来ねぇ」
    「いいだろう。手配してやる」
    さてと、どうも面倒臭いことが起きる予感しかしねぇな……

  • 64二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 11:18:32

    >あとなんか生理的に無理だ

    ストレートな罵倒!

  • 65二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 16:21:43

    >>63

    うーんw流石シーザー、なんも知らんローさんも生理的に無理と言わせるとはww

  • 66二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 02:44:31

    深夜保守

  • 67二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 12:49:04

    >>64

    それな…わかるけど

  • 68二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 23:02:47

    まああの地でノースリーブは流石に寒そうだものね

  • 69スレ主23/11/16(木) 01:10:47

    それから数週間パンクハザードに滞在したロー
    "とある部屋"以外は彷徨いててもいいとシーザーから許可されたローは図書室に行って医学書を読み込んだり、モネから呼び出されて一緒にご飯を食べたりして過ごしていた
    ただ一つ気になったのは見聞色から伝わる異質な気配と幼い気配
    恐らく……いや絶対この島には子供がいる。だが何故だ。ここは誰も立ち入れない死の島で子供なんて居ないはずだが
    ここは本人に聞いた方が早いだろうとシーザーの元へ向かう
    「おいシーザー」
    「あ?なんだローか。どうした?動物はまだ届いてねぇぜ」
    「そうじゃねぇ。この島になんでガキがいんだ」
    「あ?……シュロロロロ!そういえば説明してなかったな」
    そう言って愉快そうに嗤うシーザーになにやら嫌な予感がしローは眉をピクリとうごかした
    「とある実験にな、ガキを使ってるんだ。近くの島から誘拐してな」
    「……は?」
    「実験は体を巨大化させることだ。だがなぁ、人体を巨大化なんて出来るわけがねぇ。一応図体はデカくなったが体の負担がデカくて持ってあと数年……。逃げられても困るからなぁ」
    「アイツらはおれから逃げられない……。何故ならおれ特製の"覚醒剤入りのあまぁいあまぁい飴玉"のせいでなァ!!!!」
    そうやって大笑いするシーザーの話を聞いてローは血が流れるほど強く手を握り締めた
    ギリギリと歯が鳴り米神に青筋が浮かび上がる
    SMILEの話を聞いていたからコイツは救いようの外道なのは知っていた
    知ってたはずだった
    だが実情はそれよりも酷く、ローの地雷をぶち抜いている
    「ん?どうした?」
    「っ!……いいや、なんでもねぇ。聞きてぇことは聞いたからおれはもう部屋に戻る」
    「そうか。ゆっくりしろよ」
    ガチャリとドアを閉めゆっくりと立ち去る
    だがその顔は鬼でさえも逃げ出してしまうのではないかと思うほどの怒りに満ちた形相をしていた
    ここまで腹が立ったのはいつぶりだろうか。そう思ってしまうほどローは激怒している
    ここで子供たちの体を調べ逃がそうとしたら確実にシーザーの信頼を落とし心臓を潰されるだろう
    だから辛いが子供たちを逃がすことは出来ない
    ただせめて……
    「薬による体の負担は減らしてやる」
    そう言ってシーザーの実験室にこっそり忍び込んだローは薬の改良をやり始めた

  • 70二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 01:33:02

    まぁそらローからしたらブチ切れ案件だもんな
    原作でも作戦の関係で手出ししてなかっただけで助けたいとは思ってそうな感じではあったし

  • 7116623/11/16(木) 07:37:28

    支援SS⑭


    水底の太陽と、水面の月と。ゆらめく みなもを みあげている。

    力の抜けた体がゆらりと揺蕩い、暗がりへと落ちていく。

    冷たく纏わりつく海水の重さが徐々に増え、より深くへと沈み込んでいく。

    ぼんやりと開いたままの口から細かな気泡が立ち昇り、煌く水面へと向かうのを見送る。

    どうしてこんなところにいるんだっけ。

    つめたくてくらくて、さびしい。

    そう思っていたら差し込んだ光に照らされて黒い目がきらりと輝いた。

    さざ波で揺らめく水面の先にあるのは、歪んで見えるが丸く美しい満月。

    それは最近よく一緒にいて、どこか放っておけなくて、笑っていてほしいと願った人の色によく似ていて。

    ……とらお?

    呟いた名が誰のものであるか、それを理解した瞬間にごぼりと大きな気泡が零れて慌てて両手で口を塞ぐ。

    海だ。

    何故かはわからないけれど、今自分は海に沈んでいる。

    そう気付いてしまえば大慌てで力の入らない体でもがくしかないが、水面は遠く、足掛かりになるような岩場もない。

    誰もいない夜の海にいるのは海王類くらいだが、彼らが傍に寄って来たとして助けてくれるはずも無く餌となって終いだろう。

    そもそもどうして海に落ちて今まで気づかなかったのか、確か自分はトラ男と一緒に図書室に。…
    telegra.ph
  • 72二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 15:57:49

    >>71

    このSSも良かったです

  • 73スレ主23/11/17(金) 01:43:59

    今日もモネに呼び出され調理場の近くにあるカウンター席で飯を食べているロー
    あれから少し薬に細工をし体への負担を極限まで減らした
    しかしシーザーはあれでも天才科学者と言っても過言では無い男だ。認めたくはないが
    バレないとは思うがもし細工がバレたらどうするか
    「シュロロロ。悪いな、少し遅れた」
    「お帰りなさいマスター。子供たちの様子はどうだった?」
    「ん?ああ……。そうだロー」
    ピクリと肩を揺らしたロー
    平然を装うが内心は冷や汗が垂れている
    (バレたか……!?)とせめて心臓は取り返そうといつでも能力を発動できるように構えた
    だが言われた言葉は想像と違っており
    「お前に言われてた動物たちがようやく届いた。約束通りおれの可愛い部下の足を動かせるようにしてもらうぞ」
    「……はぁ。分かった」
    バレたかと思い焦ったがどうやらそんなことはなかったらしくホッとする
    正直一か八かの賭けだったが上手くいったようだ
    このまま部下の足を治せば……治すと言うより移植をしたらシーザーの信頼は得られるだろう
    けれど問題は秘書の方だ
    なにやら秘書の方は不穏な空気を感じる
    警戒に越したことはないとモネに警戒しながらシーザーについて行く
    ……前情報によると"茶ひげ"という人物は最悪の世代を憎んでいるとか言っていたがおれが言っても大丈夫なのか?とローは疑問に思った
    だがシーザーがズカズカと進むせいで言いたくても言い出せない状態になり、とりあえず襲われたら返り討ちにすればいいかと若干物騒な考えに至る
    気がつけば大きい扉の前についており、シーザーによって扉が開かれた
    「シュロロロロ!おれの可愛い可愛い部下たちよ!今日は事前に話していた通りお前らの足を治してくれる奴を連れてきた!」
    「マスター!おれらのために……!」
    「流石我らの救世主!」
    そう持ち上げれているシーザーを眺めローは目を細める
    なにやら胡散臭いコイツは裏があるだろう。そしてその裏の顔に、この囚人たちが関係している
    この島は何やら陰謀に塗れているような腐ったドブの匂いが漂っている
    その正体がなにかはまだ分からぬが確実に言えることは"それが今後のローの未来に関わること"だ
    (この島に来たのは、正解だったな。早く___を見つけねぇと)

  • 74二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 02:12:44

    水面下で色んな思惑が交差しててヒヤヒヤする
    爆発した時が楽しみだ

  • 75二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 11:47:24

    すごくどうでも良い事なんだろうけどあの島に動けない人間パーツと色んな箇所が無い動物達が転がってるのかな…

  • 76二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 14:06:21

    >>75

    余ったところはシーザーが実験に使ってんのかと思ってた………

  • 77二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 01:57:29

    保守

  • 78スレ主23/11/18(土) 02:05:18

    「……ソイツが」
    「おお、茶ひげ!そうだ。コイツがお前の足を治してくれるトラファルガー・ローだ」
    「……」
    話に聞いていた通りかなりの巨体な茶ひげに見下ろさられるローだが見聞色により茶ひげの複雑な心情を察していた
    まぁローからしたら茶ひげを打ち倒した最悪の世代とは無関係だから風評被害甚だしいが
    それでも医者として見捨てるのも忍びない
    「別におれをどう思ってもいいがこれでも医者なんでな。お前らの足を治してやる」
    「うおぉぉ!ありがてぇ、ありがてぇ!」
    「本当に、治せるのか?」
    「あ?出来なかったら言うわけねぇだろ」
    そう言って様々な動物が捕らえられている檻にゴム手袋をつけながら近寄る
    こちらの勝手な都合で命を弄ぶのは罪悪感がないと言ったら嘘になる
    けれどやらなきゃいけない
    (ごめんな。せめて痛くないようにするから)
    心の中で動物たちに謝り、ローはルームを貼った
    そのまま、まるで指揮者のように手を動かし動物たちの足と胴体を切り離していく
    見たこともないような光景に目を惹き付けられるシーザーたち
    そんな視線に気づいているのか居ないのか、ローは目を伏せたまま作業を続ける
    そうして切り離し終わった足は隔離し本体はシーザーが処理すると言っていたのでシーザーに渡した
    ……これがSADの元になる、と知らないのは幸か不幸か
    まぁ、知りたくなくてもいつか知ることになる
    「……次はテメェらだ。大人しく足を寄越しやがれ」
    「「「「「物騒!!!!」」」」」

  • 79スレ主23/11/18(土) 02:05:28

    ギャ─────────ッ!!!!と断末魔が響き渡るが無事に移植手術は成功し、囚人たちは形は違えど元通りに体を動かすことが可能になった
    「ほ、本当に動けるように……!」
    「うわぁぁぁ!!!また自由に動けるなんて夢にも思わなかった!!!ありがとう!ローさん!!!」
    本当に動くことを確認した囚人たちはみな泣いて喜びローに感謝をし始めた
    一方ローは治療したことにより囚人たちの体に溜まっていた"ガス"に違和感を覚え眉を顰める
    そうして浮かび上がった一つの考察
    "シーザーは何か嘘を言っている"
    何となくではあるが何故だか分からないがこれが正解な気がしてならない
    そうやって思考の海に沈むローの背に茶ひげが声をかけた
    「トラファルガー」
    「!……なんだ」
    「ありがとう……っ!部下たちだけじゃなく、おれまで治してくれて!この恩は絶対に忘れねぇ!!!」
    「……そうか」
    その言葉を皮切りにローに感謝を告げる声が途絶えない
    むず痒い気持ちになりながらも矢張り気がかりだ
    そもそもシーザーは子供を誘拐して実験をするクソ野郎だ
    そしてあの奇妙なガス
    そこから導かれる可能性に悪寒が止まらない
    ……もし、シーザーが囚人たちを動けなくしたのだとしたら
    「いいや、考えすぎか」
    だがそれが本当だとしたら、ローは二度とシーザーを許せないだろう

  • 80二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 09:39:22

    残った動物がSADの元になったって解釈好きだな
    シーザーならやるだろうし中途半端な動物の体を使うこともあったからSmile能力者も中途半端になることがあるって思うこともできる

  • 81二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 16:20:49

    >>79

    大丈夫だローさん、ソイツは真性のクズだから許せないのは当たり前なのだ

  • 82スレ主23/11/19(日) 01:15:18

    少しお知らせ
    今日は割と朝早くに用事があるから今日はSS更新お休みさせてくれ
    完全な私情でごめんな

  • 83二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 11:59:43

    いいのだ
    我々スレ民は見せてもらえるだけでありがたいのだから無理して毎日書けなくても怒りはしないのだ
    むしろ無理はしないでほしいのだ

  • 84二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 15:59:51

    大丈夫ですよ
    スレ主の用事の方が優先ですよ

  • 85二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 00:11:48

    念の為の深夜保守

  • 86スレ主23/11/20(月) 01:25:18

    囚人たちの移植手術を施して数週間経ったある日
    コーヒーを嗜んでいたローにモネが声をかけた
    「ねぇ、ロー」
    「あ?なんだ」
    「囚人たちに施したあの移植手術。私にもやってくれないかしら?」
    「は?」
    移植手術をするということは半ば人間であることを捨てると同義
    囚人たちのようにやむを得ない事情があるならまだしも健康体そのものであるモネには何もメリットは無く、寧ろデメリットしかない
    「……正気か?お前には健康な手足があるだろう。それを望んで捨てるなんて」
    「ええ。分かっているわ。それでも私はそれを望む」
    「……」
    ローは医者として一つ返事で「はい」とは言えない
    いくら怪しいと思っている秘書相手だろうと到底見過ごせるわけがなかった
    そもそもローからしても受ける義理がないのだ
    そうやって暫く見つめ合い折れたのは矢張りローだった
    「……はぁ。分かったやってやる。けど後から文句を言うなよ」
    「!ええ、勿論よ。ありがとうロー」
    「ったく、好き好んで動物の移植手術してほしいなんてイカれてんのか」
    「ふふふ。私は私なりの考えがあるのよ。ドクター」
    「……はぁ」
    再びローは溜息をついて頭に手を添える
    モネの考えは一切理解出来ないが本人にその覚悟があるならと断れずに承諾してしまった
    移植手術と言ってもどの動物をするのかと思ったが「そういえば」と移植手術用に連れてこられた動物の内一匹だけ使われていなかった綺麗な白銀の翼を持つ大きい鳥がいた事を思い出す
    あれはシーザーから使わないでほしいと頼まれたものだがもしかするとあれは元々モネ用だったのか?
    そう考えるとこれはシーザーの命令なのかと眉を顰めたがどうやらこれはモネの意思であることを感じとり固唾を飲み込んだ
    「今すぐは無理だ。もう数時間待ってくれ」
    「ええ。分かったわ」
    そうやって背を向けるローは気づかない
    モネが、妖しく笑っていることに

  • 87二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 12:22:46

    保守ROOM

  • 88二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 21:19:59

    原作でもモネは自分から移植頼んだ筈なんだよな
    SBSの幼少期のイラストからしても鳥に強く憧れてたのかな?

  • 89スレ主23/11/21(火) 01:09:34

    「……もう一度確認するぞ。本当に、いいんだな」
    「ええ」
    「……そうか」
    ROOMとローは能力を発動させ出来るだけ丁寧にモネの体を解体していく
    モネは目を閉じて大人しくしていた
    両手両足がなくなりまるでダルマのようになったモネを見てローはなんとも言えない気持ちになる
    別にローとて人をホムンクルスに改造する趣味などない
    だがやるからには半端な真似はできない
    横目で弱って動きも出来ない白鳥を見て罪悪感が湧かないと言ったら嘘になる
    せめて、痛みがないようにするのが筋というものだ
    (ごめんな、おれたちの勝手な都合に巻き込んじまって)
    きっとこの白鳥はほっといたら死んでしまうだろう
    「それじゃあオペを始める」



    「ふふふ。流石ローね。完璧だわ。違和感もない」
    「そりゃ良かった……。……」
    「……あら、冷酷な死の外科医様が動物に対して罪悪感でもあるのかしら?」
    「ちっ、ほっとけ。とにかくおれはもう部屋に戻る。どこかおかしかったらどんなことでも言え」
    「ええ。ごめんなさいね、わがままを聞いてもらって」
    「……」
    何も言わずガチャンと扉を閉めるロー
    無意識の内に拳を握りしめ荒々しく廊下を歩く
    何故だかは分からない。けれどここに来てからローは何とも言えぬ気持ちを抱いていた
    そもそもだの話子供を誘拐し実験に使い、動物たちを利用する真似は気持ちいいものでない
    それを喜んでするシーザーとは根本的に合わなかった
    「クソっ……!」
    自室に戻ったローは頭を抱え扉に背を預けてズルズルと崩れ落ちる
    「おれは、こんなことをするためにここにいるわけじゃねぇのに……っ!」

  • 90二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 12:51:06

    シーザーとローの噛み合わせが絶望的なの分かる

  • 91二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 23:14:00

    医者的にはドナーには同意が欲しいだろうなぁ…

  • 92二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 01:02:17

    昨日このスレを見つけて今日やっと追いつきました。スレ主さん素敵な物語をありがとうございます。

  • 93スレ主23/11/22(水) 01:25:05

    あれから数ヶ月が経ちパンクハザードに慣れ始めた時期、とある記事が目に入った
    「これは……」
    「あら、麦わらの一味が再結成?てっきりもう壊滅したのかと思ってたわ。そう言えばロー。あなた、頂上決戦で麦わらのルフィと関わったそうね。何か知ってるの?」
    「……知らねぇ。そもそもおれたちは敵同士だ。それにおれは一々敵戦について考えてる暇もねぇしな」
    そう言って乱雑に足を組み世界新聞を読む
    モネは何を考えてるのか分からない顔でクスクスと笑っており何となく居心地が悪い
    数ヶ月前に鳥の羽と脚を移植したモネはその後数週間で慣れ、今では自由に飛び回れるようになっている
    日常生活にも支障はないようでモネの優秀さが垣間見えた
    一方シーザーは矢張り実験が上手くいかないようでイライラしてる日が続いている
    「おい、モネ」
    「なにかしら?」
    「シーザーの野郎にSMILEについて教えてやると言われたのにいつまで待っても声がかけられねぇ。どうなってやがる」
    「あら、それは大変。今すぐマスターに確認してくるわ」
    そう言ってシーザーの実験室に向かうモネの背中を眺め、ローはやっと息を抜いた
    はぁ〜と背もたれに寄りかかり顎を天井に向け足は開き片足にダラんと手をかけもう片方の手は目に置く
    この島に来てからずっと気を張り詰めているからか疲労が凄まじい
    こっそりとシーザーの薬に細工をするのも簡単では無いのと移植手術をしてから妙に囚人たちから慕われてしまい移動をするにも囚人たちが必ず着いてくる
    そのせいで一人になる時間が極端に少なくなりストレスが溜まる一方だ
    それに加え"SMILE"についてシーザーから聞き出すことが出来ると思った矢先にすっぽかされ額に青筋を浮かべたのも最近である
    更にはあの麦わらの一味が再び頭角を現してきたことも含め頭が痛くなってきた
    なにやら嫌な予感がするとローは胃をキリキリと痛め始める
    「……つかれた」
    ポツリと呟かれた言葉はローの本音だ
    けれど止まる訳にも行かないのも本音だ
    あと少し、あと少し我慢すれば全て終わる
    それがどんな結果であれ
    「と、言っても子供たちをどうするか……」
    問題は山詰めである

  • 94二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 12:33:29

    PHではずっと気を張り詰めてたんだろうなぁ…
    まあそこに麦わらが来て嵐に巻き込まれていくんだけども

  • 95二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 15:05:02

    今のうちに胃を治さないと絶対ルフィたち来たら胃が無くなる………

  • 96スレ主23/11/23(木) 01:59:50

    〖悲報〗スレ主10時まで残業
    というわけで申し訳ないが体力が残ってないから今日は休ませてくれ……
    ゴメン…ゴメンネ……

  • 97二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 08:22:06

    お疲れ様です
    無理せずにお身体の方を優先してください

  • 98二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 17:07:59

    お疲れ様。自分の体が第一なんで無理せず休んでください

  • 9916623/11/23(木) 19:35:38

    支援SS⑮ 


    向日葵の傍なら氷も解ける俺も着いてくと煩いルフィを買い出し班が引き摺って行くのを見送り、直接薬草を卸しているという古い薬屋にお邪魔して数時間。

    博識な主人と話が弾み、薬効の変化についての話も聞け、更には滅多にこんな話を出来る人達とは出会えないからと大目に融通してもらった薬草と航海中に使っていた他の島での薬草の成分を記したメモを交換して帰路に着くローとチョッパーはご機嫌だった。

    「新鮮な薬草がこんなに揃ってるなんていい島だな!」

    「ああ」

    ウキウキと嬉しそうに跳ねたチョッパーの声に鞄に詰めた薬草の瑞々しさを思い出してローも口を緩ませる。

    薬効に変化があるとしたら新鮮なものから古いものまで比較したいと思っていたからこれはいい買い物だ。

    少し勿体無いが、一束程乾燥させてみるのもいいかもしれない。

    「さて、買いたいものはこれで最後か?」

    「本も買えたし、薬草も仕入れ終えた。ルフィ達が戻って来るまでに磨り潰したやつの成分くらいは測れるかな?」

    「あいつらが戻ってくると騒がしくなるからな、先に終わらせておくのはいいと思うぞ」

    生の葉と、元々それを使った薬との薬効の比較と、保存用のと…と蹄を折って数えるチョッパーを見ながら首元で動いたものに声をかける。…
    telegra.ph
  • 100スレ主23/11/24(金) 00:55:31

    >>99

    今回も面白いSSありがとう

    全ての責任を押し付けられるロジャーに笑った

    やっぱりドフラミンゴの執着おかしいよ(褒め言葉)

  • 101スレ主23/11/24(金) 01:18:49

    「お待たせロー。マスターがようやく落ち着いたわ。約束通りにちゃんとSMILEについて説明するらしいわ」
    「そうか、悪いな」
    「気にしないで。先に約束をすっぽかしたのはマスターの方だもの」
    そう言って笑うモネを横目で見たあとローはシーザーの研究室へ向かう
    モネは何故ローがSMILEについて知りたがるのか理解出来なかったが医者として成分が気になっただけかしら?と思った
    それも一理あるが本当の目的は別にある
    肝心のローはそれを話す気もないが
    そうしてローはシーザーの研究室の扉の前に辿り着く
    「よぉシーザー。来てやったぜ」
    「せめてノックしてから入れ!」
    ローはノックをせずに堂々と研究室へと入る
    シーザーはあまりの図々しさに"こいつマジか……"
    と思っていた
    一つ訂正しておくが流石のローとて礼儀はある
    なのにその礼儀を欠いたのはシンプルにシーザーが嫌いだからだ
    シーザーが知ったら憤慨するだろうが幸いにもシーザーはそのことを知らぬままローと別れる
    「随分待ったんだ。さっさとSMILEについて教えやがれ」
    「本当に図々しいなお前……。まぁいい。シュロロロロロ!特別にSMILEについて教えてやる」
    ズカリと荒々しくシーザーの対面に置かれた椅子に座り込み頬杖をつくロー
    あまりの態度の悪さに怒るよりも呆れが先に来た
    何度も言うがこんな対応をするのはシンプルにシーザーが嫌いだからだ
    要するに自業自得である

  • 102スレ主23/11/24(金) 01:19:03

    「SMILEとはこれだな。パッと見るとただの林檎に見えるがこれを一口食うとたちまち動物の力を手に入れることが出来る代物だ!だが覚醒は出来ないがな」
    「それとこれの欠点はもう一つ、このSMILEは動物の血統因子を詰め込んでるんだが……。殆どが欠損を抱えていたり病気を持ってたりしているせいで全員能力者になれるわけじゃない」
    「……は?待て、今なんて言った?動物を使ってるって……」
    シーザーの口から飛び出た聞き逃すことが出来ないおぞましい行為
    ローは、数ヶ月前の移植手術で使った動物たちを思い出し"もしや……"と顔を青くした
    「あ?そのままの意味だよ。SMILEの元になる化学部質"SAD"には動物の遺伝子や血統因子が大量に組み込まれてる。……そうだ、数ヶ月前は動物を渡してくれてありがとうなぁ。おかげでまた新たにSADを生産出来た」
    ヒュッと喉を引き攣るように空気が吸い込まれる
    ああ……最悪だ。想像もしたくなかった最悪の予想が当たってしまった
    まさかとは思っていたが信じたくなかった、信じられなかった
    つまり自分は知らないとはいえコイツの実験に協力してしまったということ
    どうしてもっと早くに気が付かなかったんだ
    知っていたら、こんなことには……
    「……?おい、どうしたロー」
    「!……いや、なんでもない」
    「そうか……。それで話の続きなんだが、SMILEの能力者になることが出来るのはホンの数握り。殆どは笑うことしか出来ないただのカナヅチ……。おれの取引相手であるカイドウはソイツらを雑兵としてこき使ってるみてぇだがな」
    黒ひげから話を聞いていたときから胸糞悪い話だと思っていたが、まさかここまでおぞましい話だとは思いもしなかった
    それを平然と作るシーザーも、SMILEを戦力強化として使うカイドウも、知らないとはいえそれに加担してしまった己も、憎らしくて仕方がない
    しかもその罪の一端を補っているのがにっくきドフラミンゴ
    ならば、己が出来ることをちゃんと考えろ
    「……そのSMILEとやら、一つくれねぇか」
    「あ?別に構いやしねぇが……。どうしたんだいきなり」
    「別に……。ただの気まぐれだ」

  • 103二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 12:03:01

    念を押される“ シンプルに嫌い”に全力同意しかない
    SMILEの研究がロー側でも進むなら将来的な被害は軽減されるかも?

  • 104二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 12:53:39

    >>99

    なんでこんなクオリティ高いSS作れるんですか……

    あとサボww感動の再会に俺生きてたは無いでしょうよwww



    >>102

    最悪の予想が当たってしまった…………

    シーザー、お前好かれてる人間多分居ないぞ

  • 105二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 19:10:37

    >>99

    このSSも面白かったですめっちゃ笑った

    サボとローの出会いがどうなるのか気になりますね


    >>102

    シーザーがやってる事でローの精神が本当心配だよね・・・

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