- 1二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:04:48
フウカ先輩が失踪した。
理由は分からない、でも…最近のフウカ先輩はどこかおかしくて、追い詰められてるみたいで。
「………先輩」
私に、力があれば…もっと役に立てたのならこうはならなかったかもしれないのに。
無力感に苛まれながら、先輩が残した書き置きを見つめる。
「――探さないと」
決意を込めて駆け出す。
とにかくフウカ先輩を見つけないといけない。
見つけて、話をして…それから。
それから――
「……?
あれは…美食研究会の皆さん?」
暴れる音が聞こえる、風紀委員会の方達が抑えようと連携のために声をかけ合っている。
そしてその相手である美食研究会の方達は奇妙な事に…なんの主張もしていない。
黙って、ある程度攻撃したら逃げて、食い止めて。
まるで――時間を稼いでいるようだった。 - 2二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:05:37
- 3二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:08:16
(……このまま、遠くへ…)
レンタカーを走らせて、空っぽの頭でぼーっと考える。
これからのこと、今までのこと…けど、空虚で満たされた頭では満足に考える事も難しいし、なにより…今は考えたくなかった。
「……いっそこのまま、消えて…」
そんなことを、口に出したその時だった。
🥞💢
「……えっ!?ちょ、まっ!?」
慌てながら飛び出したソレを左手で抑え、右手でハンドルを切り乱れた運転を正す。
どうにか制御し、道路脇へと車を止め…
「……あ、危ないでしょ!?
それになんでここに…!」
幸い事故は起こさなかったけれどもし他に車がいたら大惨事だ。
板金も馬鹿にならないし、もし手でも怪我したら…
「手を……」
……まだ、考えてしまっている。
嫌になって、逃げ出したのに―――
🥞💢
「わあっ!?ちょ、お、怒ってるのはこっちなんだけど!?
まとわりつかないで、叩かないで!?」
―――なんなんだろうか、分からないけれど。
やっぱり私は何かに巻き込まれる運命みたいだ。 - 4二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:09:46
待ってた
- 5二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:11:20
「………」
🥞
気まずい車内、パンケーキを助手席に乗せてあてもなくドライブをしていると言えばほとんどの人が頭を心配するであろう状況。
…なんでか、追い出す気になれずこうして乗せて、ただ車を走らせている。
「ねえ、なんでついてきたの?」
🥞?
「そんな何言ってるのか分からないみたいな仕草されても困るんだけど…
給食部の事なら、ジュリには悪いけど。
…………。
……しばらく、戻るつもりはないからね」
🥞
「そんな見つめられても…というか見つめてるの?
目ってどこに…わわ!?」
パンちゃん(ジュリがそう呼んでた)が二層のパンケーキの間から何かを取り出す。
思わず車を止めて、それを受け取ると…
「…ねえ、なんて書いてあるか分かんないんだけど」
🥞!?
…このパンケーキの間に挟まっていたそれは当然、汚れていてなんて書いてあるか読めない。
かろうじて見える文字も滲んでるし…なんの役にも立たないのは明白だった。
「………はぁ、ええと見た感じどこかに行くための…パンフレット?みたいだけど。
場所、分かる?」
🥞
🥞👍
「今の間はなに!?
あとそのグットサインどうやって作ってるの!?」
- 6二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:12:41
微妙に修正が加わってるっぽい
分離ついでにって感じか - 7二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:18:02
「…それで」
🥞👉!
「えーと…ビックレタスバーガー…?」
🥞!
「はいはい…
すみません、ビックレタスバーガーと―――」
しばらく走って、パンちゃんが指した場所と言えば…ハンバーガーチェーンのドライブスルーだった。
「…美味しい?
というかレタス好きなんだ」
🥞!
「ふふ、そっか。
…なんで私この子に愛着がわいてるの…?」
順応が早いのは給食部の経験か、美食研究会に振り回された経験か分からないけれど、いつだかジュリが言ってた良い子だとか、かわいいだとかがなんとなく分かる。
人として分かってはいけないと思うけど。
「それで、ここに来たかったの?」
🥞
「…そんな気はしてたけど」
お腹が空いて手頃なお店を指しただけらしい、この子の目的地には近づいているのか遠のいているのか…
じとり、とこの奇妙なパンケーキを見ながら適当に注文したハンバーガーをかじる。
…うーん、と。
料理人として改善案だったり調理方法だったりが浮かぶのは職業病という物だと思う、けど…
「……浮かぶ全部に、自信が持てない」
🥞?
「…大丈夫、心配しないで」
そっと、パンケーキを撫でる。
手についた緑色の液体も…今はどうでもよかった。
ハンドルを握り、再び車を走らせる。
…隣のパンちゃんはじっと、私を見つめていた。
- 8二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:23:37
- 9二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:25:25
気を逸らすためにも、考えてみる。
限界を迎えたきっかけはなんだったのか。
苦労して作ってもマズイと言われたこと?
それとも、美食研究会や不良生徒達にいつも振り回されたから?
あるいは、忙しい時に限って発生するこの子達?
(……どれもしっくりこない)
いくらなんでも4000人分を作っておいて味を高水準で保てるだなんて思わないし、私とジュリだけでその数を用意できるだけでも十分。
もちろん、だからといってそこで満足するわけでもないし美味しくする努力は続けている。
けど…ううん、だからこそ、美味しくないと言われてそこで辞めるかと言われれば疑問が残った。
じゃあ美食研究会関連…?と思ったけど、フウカ達に振り回されるのは私が「優れた料理人」だからだ。
給食部を辞めたって変わることはないし…不良生徒達のいざこざだってそう、私がどんな立場でも変わらない。
(じゃあ…)
と、助手席のパンケーキを見る。
が、その考えはすぐに違うなと思う。
「…確かに厄介だけど、そこまでかな…」
🥞?
(…やっぱり、細かいストレスの積み重ね?)
そうとしか思えない、いやそれしか思いつけない。
分からない、どうして私がそこまで溜め込んで限界を迎えたのか。
―――どうして、今こんなに自暴自棄になっているのか、分からない。
「…分からない、のに…消えちゃいたい」
- 10二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:32:24
- 11二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:34:59
風景が流れる。
パンちゃんの指す方向に向かって車を走らせ、たまに話しかけて。
声が出せないのにこのパンちゃんは、とても激しくボディランゲージを取っては私と対話した。
…正直に言えば、気が楽だった。
何も考えずに走らせて、何も考えずにパンちゃんとコミュニケーションを取って、たまに抱きしめて。
何も考えずに風景を見る、それは…今の私にとって癒しになっていた。
「ええと…ここでいいの?」
🥞!
車のナビはミレニアム自治区の…キャンプ場だと示している。
…キャンプ場?
「なんでここに来たの?」
車を停めて、降りる。
ぴょん、と飛び跳ねて私の隣に立つ…私の隣で飛び跳ねてるパンちゃんからは返事はなく、ただ楽しそうに私の周りを回りそのあと、駆け出した。
「あ、ちょっと!?」
慌てて追いかける…見たところ寂れた場所だし、今日は平日。
とはいえ人がいない保証もないし…仕方ないと私もパンちゃんの後を追う。
まさかこんなときにもパンちゃんを追いかけることになるなんて…でも。
いつもより、心が軽かった。
- 12二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:36:35
コピペするのもなんですしこの機会なので多少修正と改変加えていきます。
とりあえず今はこのくらいにしておきます。 - 13二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 12:37:07
ん、助かる
- 14二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 13:10:02
美食研が暴れてるのはフウカを逃がすためなのかな…
捜索がされる前に遠くに行かせるための… - 15二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 13:47:52
助かる〜
- 16二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 18:09:58
(それにしても、自然の中を走るなんていつぶりだろ?)
跳ねるパンちゃんを追いかけ…今では並走して、パンちゃんの行先に合わせて足を動かしている。
ミレニアム自治区にしては自然豊かな場所で、誰の手も加えられていない自然が跳ねて駆ける私達を珍しそうに見ている…気がする。
🥞!
「はいはい…今度はこっち?」
相変わらずどこを目指しているのか分からないけれどついて行く。
駆けるたび、踏み込むたびに身体を風が撫でて土と葉っぱの匂いが鼻腔を通りぬける。
(―――気持ちいい)
この子…パンちゃんがもし、何も考えずに跳ねていたとしても納得して許してしまいそうなほどに、自然を駆け抜けるのは気持ちよく、何もかもから開放された、そんな気分になって―――
「お腹…空いた…」
🥞💦
いくらなんでも舗装されていない道路を長く走って平然といられるわけもなく、パンちゃんと一緒に丁度いい木に寄りかかる。
…どこから来たのかも、分からなくなったし。
このままだと飢え死にしてしまうかも…と、思うけれど。
それをどこか望んでいる自分がいるのを、私は知っている。
(あの顔を見て、思わず逃げてしまったけど)
今朝の、朝食の光景が頭に浮かび…今でも疑問に思う。
(逃げて…悲しくなって……それで、終わりだと思ってた)
けれど違った。
思っていた以上にショックを受けていたのか、溜まっていたものが決壊したのか…消えることを望むようになってしまった。
「…どうして、なのかな」
分からない、もしかしたら分かりたくないのかもしれない…ただ、一つ言えるとするなら。
何も分からないまま、逃げて、ここに来てしまった。
- 17二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 18:13:42
(…分からないで、終わりたくない…)
せめて自分の心の中を、思いを、理由をどうにか――
「あーもう!どうするの!?」
――知りたい、そう思う前に声が聞こえた。
「…へっ!?」
🥞!?
「せっかくチヒロ先輩から逃げれたのにご飯食べれなかったら死んじゃうじゃん!?」
「しかしマキ、材料はありますよ」
「…作れるの?コタマ先輩」
「普通の設備と材料ならともかく、この本格キャンプセットでは流石に…ハレは?」
「…無理かな」
「うぅ~…道具をバレないように調達するためにアリスとモモにキャンプするからってモモトーク送ったのが間違いだった!」
「キャンプの道具を揃えるにしても、本格的にも程がありますね…」
「おかしくない!?そりゃ良いやつをお願いって言ったけどさ!普通こんなの買う!?」
「あの二人以外に頼むべきでしたね…」
- 18二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 18:16:58
「あの制服…ミレニアムの生徒?それにあのキャンプ道具、慣れてる人じゃないと使えない難しい道具…だよね」
事情はよくわからないけど…ミレニアム生らしい3人が道具と材料を囲んで唸っていた。
(料理が作れなくて困ってるみたいだけど…)
私達もお腹が空いてるし彼女達も困ってる、手を貸したらご飯を分けてくれるかもしれない、だから手を、貸そうと…
(声が、出せない?)
それどころか一歩も動けなくて、息が、荒くなって…
浮かぶのは……悲しそうな
『………』
「ぁ―――」
🥞!!!!
「うわー!?なに!?え…いや本当に何!?」
「……あれ!?パンちゃん!?」
私が固まり、今朝のあの顔を思い出している間にどうやらパンちゃんが3人の所に乱入したようで、パンちゃんは嬉しそうに材料の周りを跳ね跳んだあと…私の方へ戻ってきた。
「ぁ…え、えっと…」
「人?おかしい、予想だとここには誰も来ないはず…」
「も、もしかしてチヒロ先輩に頼まれて私達を!?
お願い!お願いだから見逃して!」
「いやチヒロ先輩…?って人は知らないけど…」
「えっ?」
- 19二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 22:50:46
結局、私は料理をしていた。
パンちゃんが料理をねだるために跳ね跳んでうっとおしくて、動きが騒がしくてあの『顔』が浮かばないっていうのもあるし…なにより。
「やった!ご飯だ!救世主だ!」
「地獄に仏だね…」
「おお…手際がいいですね、音も迷いと雑音がありません。
録音のしがいがありますね」
…期待されてる以上、作らないという選択肢は無かった。
「はふ!はふ!もぐ!」
「肉汁が溢れて…それでいて柔らかくて…」
「まさか市販の調味料を組み合わせてこんな美味しいスパイスを作るとは、驚きです。
このスパイスだけでもご飯3杯はいけそうです」
「………」
ぼーっと、食事をしてくれている光景を眺める。
偶然とはいえ人助けをして、困っている人を助けて…料理をして。
でも。
『…………』
「ぅぁ…」
🥞!!
「あっ!?ちょ、な、なに!?」
🥞🍗
「…もしかして、食べてって事?」
くぅ、とお腹が鳴る。
料理に集中して、あの顔を思い出して忘れてたけど…
「…うん、食べるね、ありがとう」
🥞👍
「改めてありがとうフウカ!!美味しかった!」
- 20二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 22:52:42
「ううん、大丈夫。
私も材料がなくてお腹空いてたし。
それにしても…私が言うのも何だけど、どうしてこんなところでキャンプをしてたの?」
自己紹介もほどほどに、薄暗くなった空の下焚き火を囲んで話をする。
最初こそ困惑されていたパンちゃんも受け入れられ、今ではマキの膝の上でだらりと足?を広げている。
「いやーそれがね…ちょっとイタズラがバレちゃって…
ちょっとドゥームで驚かせただけじゃん!」
「私は趣味を咎められまして…そこまでの事ではないと思うのですが」
「私は二人に巻き込まれ「ハレ先輩だってゲームのサイトクラッキングしたじゃん!」アレはハッカーのイメージを守るため、必要な…」
「…まあ、そんな事が同時に起こり、流石に類を見ない怒りの副部長が発生しまして。
ミレニアム、いえネットワークが繋がる場所ではすぐに位置が特定されてしまうのでこうして圏外の場所に逃げ込んだ訳です」
「そ、そっかぁ…?」
よく分からないけど、問題を起こして逃げてきたらしい。
その問題の内容がゲヘナと違いすぎて少し困惑してしまうけれど。
「それで、フウカは?なんでここに?」
「私?私は……」
…いいや、言ってしまえ。
「ほとんど衝動的だったんだけど…給食を作って、提供したら…」
「まさか、暴言を?」
「いえ、ゲヘナらしいですし誰かが暴れたのかも…」
「分かった!難癖付けられて襲われたとか!」
皆が口々に言う、けど…
「それなら、マシだったかな…慣れてるし」
「な、慣れてるんだ………マシ?」
- 21二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 22:54:45
改めて、思い返す。
あの朝はいつもより思いつめていた、別に何かがあったわけじゃない…ただ、どうすれば満足させられるのかを考えていた。
どうすれば早く提供できるのか、どうすれば高い評価を得られるか。
『(評価を…実績を、得られたら…!
新しい部員も来るかもしれないし、それに部費だって!)』
ここ最近気にしている事、それが評価だった。
評価を得るためにできることを模索して、考えて…
最近は流行りのレシピを取り入れたり、給食部のSNSアカウントも作ったり、メニューをこったり。
『先輩…そ、その…最近大丈夫ですか…?』
ジュリの心配そうな声が聞こえる…疲れが顔に出てたのかな。
分からない、けど…目の前にみんながいるし。
『大丈夫だよ、ほら始めよう?』
『……はい』
だから、大丈夫のはずだった。
味が悪くてもインパクトでどうにかすれば…そうでなくても、話題性で…
とにかく、試行錯誤を試して…!!
『…………』
「…はは」
「………フウカ?」
「何も言われてない、何もされてないよ、ただ…」
頭にこびり付いて、忘れられない。
悲しそうな顔の、ハルナの顔が。
- 22二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 22:57:42
誰も悪くねえ…今回に関しては誰も悪くないのに地獄が生まれてる…
- 23二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 23:05:00
評価は大切かもしれないけど、結果として料理を蔑ろにする形になってしまったのがな
- 24二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 23:09:06
すれ違ってないけどすれ違ってる。誰も悪くないのに
- 25二次元好きの匿名さん23/11/04(土) 23:25:56
なんもかんも貧乏が悪い
- 26二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 02:56:50
そもそも前提として飯処に金と人員回さないのが悪いんだよな………
- 27二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 08:47:31
人員と予算をよこせー
- 28二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 09:05:06
- 29二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 13:39:18
「……消えちゃいたい」
あの顔が浮かぶたびに手が震える。
ジュリの心配そうな声が、頭に響く。
ただ心を、虚しさが満たす。
あの顔は…誘拐されるより、否定されるより、大量の料理を作るより、どんな罵倒をされるよりも――――
🥞💢
「うわっ!?」
パンちゃんが、ぶつかってきた。
怒るように飛び跳ねて、触手で私をべしべし叩く。
「ちょちょちょ!?落ち着いて!?」
「大丈夫ですかフウ――」
「…大丈夫」
パンちゃんを撫でる、この世界で一番優しいパンケーキを。
「………」
「でも、しばらくは。
しばらくは整理、したいかも」
すぐにどうにかできる事でもないし、決着が付くことじゃない。
だから、せめて。
時間が欲しかった。
「けどジュリが心配してるだろうし、もしかしたら先生に見つかっちゃうかも――」
「ならさ」
マキが口を開く、おずおずと…けど、しっかりと。
「私達も、協力するよ」
- 30二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 13:46:26
パンちゃんが男前過ぎて本当に惚れそう…。
パンちゃん居なかったら致命的な所までメンタルがヤバかっただろうからファインプレー過ぎる。 - 31二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 13:50:43
パンちゃんイケメン!どこが顔かわからないけど
- 32二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 18:16:09
心がイケメン
- 33二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 21:53:13
「……なるほど、珍しく素直に謝りにきたと思ったら。
徹底的に痕跡を消して、逃走を手助けしたい…ね」
「お願いチヒロ先輩!フウカは私達の恩人だしやれることをしてあげたいの!」
「もちろん、追跡装置と盗聴器は仕掛けてあります。
万が一があってもすぐに探せるように」
「先生はフウカを探そうとするだろうけど…今回に関しては、先生が解決する問題じゃない気がする」
「…はあ、先生から手を貸してほしいってメールがさっき来たけどキャンセルしておくね」
「!」
「副部長…!」
「イタズラばっかりで、言っても聞かないわがまま集団だけど、大切な後輩達だからね。
その後輩達の命の恩人が困ってるなら助けるしか無いでしょ?
…それで、そのフウカって人は今どこにいるの?」
「えっと…確か」
「…それで、百鬼夜行に行きたいの?」
🥞!
- 34二次元好きの匿名さん23/11/05(日) 23:55:51
パンちゃんはどうやって他学校のことを知ったんだ…?
- 35二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 00:12:04
- 36二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 07:15:57
百鬼夜行編が楽しみ
- 37二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 17:14:36
保守
- 38二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 17:16:54
料理が出来なくなった訳ではないから、料理自体が嫌になったというわけではないんだろうな
- 39二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 18:41:44
暗闇にライトを照らし山道を走る。
ミレニアムのキャンプ場から百鬼夜行までの道は流石にメインの道ではないらしくあまり整備されていないようで、外灯も少いし車通りも殆ど無い。
「あそこで夜を明かすべきだったような…」
🥞💢
「…よく分かんないけど、今すぐ行きたいって感じだし」
流石に夜もふけて、辺りは真っ暗。
マキ達三人組…マキが言うにはミレニアムが誇るホワイトハッカー集団ヴェリタスが私の事を隠してくれるらしいから甘えて休もうと思ったけれど、興奮したパンちゃんに無理やり運転させられて今に至る。
「暗い道はあんまり慣れてないんだけどなぁ…
それに山道って…なんか、不気味だし…」
……その不気味な存在を隣に乗せているけど。
虫の声も、夜風を切る音も普段なら不安を煽るはずだけれどそれよりも不安を煽るベチャベチャという音がこのパンケーキから頻繁になるせい…おかげ?で耳に入らない。
本人…本パン?は暇だから動きまわっているだけなんだろうけど…
🥞!
「ん?どうしたの?」
🥞👉!
「ええと…ラジオ?」
🥞!
「はいはい、流石に景色も同じばかりだし退屈だよね」
カチリ、とスイッチを押して。
雑音混じりにラジオが流れ出す…クロノスのラジオ放送らしい。
『ラジオFMクロノス・ファイブ!
今夜は特別な日ですよ!』
「……?」
『なんせ、このラジオを聞いたのなら!
それほど幸運で幸せで素晴らしい事はありませんから!』
切ろうかなこのラジオ。
- 40二次元好きの匿名さん23/11/06(月) 18:45:19
おっ、知らない展開だ
- 41二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 01:30:29
『小粋なジョークはともかく!
今夜はちょっぴり特別なイベントが百鬼夜行自治区にて開催いたしますよ!
場所は判地矢町、実行委員は皆さんおなじみお祭り運営委員会!
そして今回のラジオのゲストもお祭り運営委員会!どうぞ!』
『みなさ~ん!こんばんにゃんにゃん♡
百夜堂の看板娘!河和シズコです♡』
…ラジオから可愛らしい声が聞こえ、その後テンポよくトークへと移っていく。
🥞!
パンちゃんはシズコと紹介された少女が気に入ったのか触手でにゃんにゃん、とジェスチャーを行いつつラジオに聞き入っていた。
…一体どこからそういう知識を得たんだろう?
「こんばんにゃんにゃん…」
百夜堂の噂は聞いたことはあるけれど、その看板娘がどんな人物かは知らなかった…けど。
「……こんな風に、したら…人気…評価……」
🥞
「…はっ!?な、なんでもない!
しない!流石に!
……そんなのやったらまた…」
……なんとなく見えてきた、けど…見えたからと言って消えるわけじゃない。
人気、評価…そして、評判。
それらを求めて自分は…料理人としてしてはいけない一線を超えかけた。
けれど、それを知ったとして…
(……どうすれば、いいんだろう)
解決策は何も見えず、心の中に薄暗い泥のようなナニカがただ溜まるだけだった。
- 42二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 02:45:27
評価も優先して別にいいんじゃない?
良いもの=見てもらえるじゃないんだから - 43二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 09:24:36
その評価のために料理人と一線を超えかけたから怖がってるってのとぐちゃぐちゃになりすぎて健全で良い評価の得方が分からなくて怖いんだと思う
- 44二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 13:46:21
- 45二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 22:16:53
ここから立ち直るにはどうしたらいいんだろうね、自分の原点を顧みたりすることが必要なのかなぁ
- 46二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 23:41:57
そういえば書き置きの内容はどんなのなんだろうか楽しみ(元スレのと一緒かな)
- 47二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 04:27:22
ハルナと美食研究会が協力してるのもまあまあ非常事態だからなぁ・・・
- 48二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 07:34:08
『さて、シズコさん。
今回の目玉の特大花火の準備は順調でしょうか!?』
『はい!職人の皆さんが頑張って作ってくださり設営の方々もしっかりと準備をして臨んでいますから!
完璧です!』
明るい話題を話すラジオの内容も、今の暗い頭には入らない。
気分が沈み、今朝の出来事を思い出して。
(…ジュリに、ハルナに、みんなに。
謝らなきゃな…)
少なくともそれ相応の事をしてしまった。
これから給食部を辞めるにしても、続けるにしても頭を下げなくちゃ――
🥞?
🥞!?
🥞!!、!!
「――へっ?ど、どうしたの?」
急にパンちゃんが慌て始めてある方向を指差す。
とはいえ、こんな山奥に一体なにが…
「……へ?」
巨大な爆弾のような物で玉乗りをして高速で山を駆けている忍者がいた。
(………)
ごしごしと目をこすり、再び見る。
『忍法!大玉転がしの術ーー!!』
巨大な爆弾のような物で玉乗りをして高速で山を駆けている忍者がいた。
- 49二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 07:40:06
どういうことなの…?
- 50二次元好きの匿名さん23/11/08(水) 17:11:54
もう少し安全に運ぼうぜ…
- 51二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 01:19:54
これ大丈夫?車に大玉ぶつかんない?
- 52二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 05:35:37
さぁどう話が転がるか
大玉だけに - 53二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 07:46:23
- 54二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 15:12:43
まず修理費に思考が行くの、切ないなぁ
- 55二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 22:24:40
自分のことは度外視してるかと思ったけど、大玉がぶつかったぐらいじゃ怪我はしないか
- 56二次元好きの匿名さん23/11/09(木) 23:05:27
玉乗りできるレベルの量の火薬の塊であるだろうという事と、車に入っているガソリンを無視すればぶつかったくらいなら大丈夫だと思われる
- 57二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 01:13:09
「なんで!こうなるの!?」
🥞💦
涙目になりながら必死にハンドルを回す。
不幸なことにこの道は下り坂かつ車が2台通れるかどうかぐらいの幅の道…そして勿論、ガードレールがしっかりと、それはもう頑丈に、爆弾や銃撃にだって耐えれるように設置されていて…
「普段はすぐに壊れるのに!
なんでこういう時に限って壊れないの!?」
ガードレールに沿ったり、跳ね返ったりしながら大玉は坂道に従って転がり。
もとい、こちらへと向かって転がり落ちて来ている。
……勿論、ジグザグに。
「これをギリギリ避けて前に行かせるとか…は、流石に無理!」
給食部の車ならともかくこれはレンタカー。
それも適当に走るために適当に選んだ格安の車両…運転してから半日程度しか経っていない型落ちの車でそんな高等技術ができるとは思えないし思わない。
「ああもう!やり過ごせる場所まで逃げるしか…!」
アクセルは前回、全力で集中し、前を見る。
「でも暗いし、視界が…!」
🥞👉!
「えっ?……み、右?」
困惑しながらもハンドルを回せば、パンちゃんの指した通りの曲がり道。
―――夜目が効くの?このパンケーキ。
- 58二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 06:43:46
そもそも目とは
- 59二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 12:44:58
- 60二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 18:18:12
そりゃ、ねぇ……
- 61二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 20:53:52
それだけじゃない、辺りには呆然としている生徒達…の前で――
――踊っている目玉焼きがいた。
「せ、先生!
来てくださってありがとうございます!」
“え、ああうん、フウカが失踪したって聞いたからにはね"
“それで、ええと…?"
いつもよりは無事な方の荒らされた食堂。
わー…と美食研究会を攻め立てている風紀委員会、特に何を主張するでもなく漫然と対応している美食研究会。
お皿の上で踊る目玉焼きとそれを見る生徒。
これは…?
「おいそこ、何をして…先生?」
“あ、イオリ"
眼の前の光景がよく分からず首を傾げていると見知った顔であり、今美食研究会との戦闘を指揮していたらしいイオリがこちらへとやって来た。
“ええと…何が起こってるの?"
「あー…なんというか。
今回に関しては、その…私達も美食共に強く言えないというか…何も言えないというか…」
“…?"
- 62二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 21:03:42
「その、勘違いしないでほしい。
あいつらだって暴れてるし悪い、悪いんだけど…」
「………」
「いやその、そんな顔をするな!
別に給食部の部長だって悪くないからな!?
どっちかといえば…そうだ、議長だ!こんなことになるまで放置していた議長の責任だ!」
いつもはハッキリと物事を断ずるイオリの歯切れが悪く、そして庇われるフウカ…
“一体何があったの?"
「「………」」
『…知る必要はありません』
ザザ、とイオリの腰から声がする。
「な!あいつ、通信機を奪ったな!?」
慌てるイオリには申し訳ないけれど、イオリの腰から通信機を拝借してハルナと話す。
“ハルナ、今回はどうしてこんな事を?それに知る必要はないって…"
『…フウカさんの名誉のために、そして。
フウカさんが安らげるだけの時間のために…先生には話すわけには行きませんわ』
直後、ドン!と音を上げて煙幕が上がる――スモークグレネード。
“仕方ない、イオリ、ジュリ、いける?"
「え、えっと、はい!」
「ああもう仕方ない!指揮は頼んだ先生!」
- 63二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 21:04:49
※目玉焼きのイメージ映像
- 64二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 21:04:59
- 65二次元好きの匿名さん23/11/10(金) 23:52:52
あるんだ……
- 66二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 00:07:29
中々にカオスだしフウカなにしたんだ
- 67二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 08:25:12
目玉焼きはなぜ踊っているんだ…?まさか体を張って自分に注目を集めることでフウカが逃げる時間を稼ぐため…?
- 68二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 10:40:11
ゲヘナに反省を促している
- 69二次元好きの匿名さん23/11/11(土) 17:57:06
それはカボチャの仕事だw
- 70二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 00:58:31
保守
- 71二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 10:18:10
このレスは削除されています
- 72二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 19:09:45
ダンシングエッグ
- 73二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 20:04:48
暴れてるから対応しなきゃの風紀、対応されたから反撃してる美食
これは同意の上の時間稼ぎ - 74二次元好きの匿名さん23/11/12(日) 23:56:07
ほしゅ
- 75二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 00:18:56
「はぁ…はぁ…ええと、次は…!?」
🥞👉!
パンちゃんから指示をもらってなんとか夜道を走り抜け大玉から逃げていく。
けど、流石に…!
「このままじゃジリ貧だし、止めないと…でも、どうやって!?」
考えはまとまらない、それどころか焦りと乱れ始めた集中力のせいで、ハンドルが…
「あ―――」
🥞!
ぐ、とパンちゃんがハンドルを支え、私の背を別の触手で叩く。
しっかりしろ、と言わんばかりに。
「…ごめん、ちょっと焦ってた!
集中…しなきゃ!このくらい!
ハルナ達の無茶に比べたら、普段の調理に比べたら!簡単にもほどがある!」
それに、逃げてばかりじゃ駄目。
料理だってそう、できないからって目をそらし続けたら…何も変わらない、上達しない。
「まっすぐ、見据えて…!」
…例え今すぐは無理だとしても。
それでも、やらなければ変わらないから。
- 76二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 00:32:10
- 77二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 00:41:18
🥞!、!
「ふふ、ありがとねパンちゃん。
パンちゃんがあそこで励ましてくれなかったらどうなってたか…」
車で受け流したからか勢いが落ちたものの完全に止まってはいない大玉を見つつ、パンちゃんをなでる。
さて、あの大玉はどうなるのか、そもそも誰が何のためにあんなところで乗っていたのかわからないけど…
「まあいいや…疲れちゃったし、どこかパーキングでも見つけて…」
「先程の技、お見事でした!」
「…へっ?」
声が聞こえる、底なしに明るく元気そうな。
🥞!
「あ、ちょ、パンちゃん!?」
パンちゃんが器用に扉を開けて外へと躍り出たから追いかける。
パンちゃんの後を追って、追いついた時…
「忍法!蹴鞠の術!!」
忍者がビーチボールを蹴って大玉を弾き飛ばしていた。
- 78二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 05:46:30
山の中で水着ニンジャ
- 79二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 12:57:42
行く先々でトラブルに巻き込まれるな
- 80二次元好きの匿名さん23/11/13(月) 21:46:04
美食も風紀もフウカの味方側なんだな、万魔殿は…そもそも関心が無いか
- 81二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 01:55:31
「それで…ええと」
🥞?
吹き飛んで山の斜面にめり込んだ大玉と、ボールをぶつけてそんな事を起こした眼の前の少女にちょっと困惑していると彼女は頭を下げる。
「すみません!
物の怪殿に気を取られ、爆弾から落ちてしまいました!
このイズナ、一生の不覚…!」
🥞…
🥞!?
「も、物の怪……ぷふ」
🥞💢
「ご、ごめんって!
ええとそれでイズナさんでいいのかな?
イズナさんはどうしてあの爆弾に?」
「あ!それはですね!
あの爆弾は今行われているお祭りを破壊するために準備されていた物なのですが…イズナ、それを奪い遠くへと隠しに行くところなのです!」
「お祭りを…破壊?」
「はい!綿あめをくれた親切な方が言っていたので間違いありません!」
「一気に不安になってきたんだけど!?」
- 82二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 06:49:23
いやどう見ても物の怪だからねキミ
- 83二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 15:14:18
典型的なわるいおとなやね
- 84二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 21:38:25
爆弾じゃなくて花火とか?
- 85二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 02:04:02
「で、ですがこんなに大きな爆弾!
悪いこと以外に用途が…」
🥞👉
「…ん?」
パンちゃんが大玉に触手で指を指している。
…ええと
「『特別生花火玉』…」
「…へ」
「ええと…」
なんて言おうか、と考えようとした時。
『委員長!大変、大変デス!』
『ちょ、フィーナ!?今放送中…大変?
どうしたの?』
『そ、それが…!
お祭りのフィナーレを飾る花火玉が、盗まれマシタ!!』
「へ」
「……」
🥞👉
車から聞こえるラジオを聞きパンちゃんが指差す花火玉をイズナさんは呆然と見つめる。
『と、とにかく落ち着いて!
とりあえずヴァルキューレと先生に連絡を』
『そ、それが!
お頭は今どうしても手が離せなくて協力ができないと…!』
「へっ」
今度は私が素っ頓狂な声をあげる番だった。
- 86二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 05:12:54
先に別の事件受けてたらそりゃこれなくても仕方ない
- 87二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 05:16:51
花火だったかー
- 88二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 08:12:09
い、いったいどんヘナ事情で手が離せないんだ・・・
- 89二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 17:14:57
何の目的で花火を盗ませたんだろう
- 90二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 00:23:07
保守
- 91二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 07:13:43
一気に読んだけどこのパンケーキはなんなんだ
- 92二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 10:33:41
パンちゃんはパンちゃんでしょ
- 93二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 14:24:54
生きているパンケーキ
- 94二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 21:28:09
このパンケーキ複数いるっぽいんだよな
- 95二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 01:53:40
“………"
端末には「ごめん、キャンセルさせてほしい」の1文。
ハルナ達を退けたはいいものの目を離した隙に逃げられ、イオリは口を開こうとしない。
そしてジュリからは
「最近のフウカ先輩、なにか思いつめていて…
寝不足の状態みたいで、疲れも溜まっていて、それで今日…」
ジュリから渡された書き置き。
そこには『ごめんなさい、もう駄目』と。
“フウカ…"
とにかく早く見つけて話を聞かないといけない。
けど今は情報が足りない、だからこそこうしてヴェリタスの協力を仰いで…今に至る。
「断られたんですか…?」
“…うん、なんでかは分からないけど" - 96123/11/17(金) 07:58:35
何も思いつかなくなってきましたしモチベーションも落ちてきたので打ち切ります
- 97二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 19:55:26
残念ですが、しかたないですかね