- 1二次元好きの匿名さん21/08/31(火) 23:45:02
「おっーすトレーナーさん、またせたー」
「お、ネイチャ。ナイスタイミング」
今日はトレーニングは一旦お休みして担当のナイスネイチャと買い物をしている。久しぶりの休みとなってネイチャもかなり楽しそうで私も楽しい。
「いつもの通り商店街でいいかな?」
「おまいさんの休日なんだから自由にしなさーい。」
「へへ。ありがと。」
うーむ可愛い。今日も担当が可愛い。
しかしそういう目で見るのは行けない。なんであれ彼女たちは走るために頑張っているんだ、余計な感情を使わせては行けない。
…最も彼女は若干自分に自信が無いように感じてしまってならない。少なくとも上位を狙える実力は持っているはずなのに。歯がゆい
「??どうしたの?トレーナーさん?」
「ん、ああなんでもないぞー、お、あそこの野菜とか良さそうなのないか??」
「ホント!?見てくる!!」
「…いかんな」
ココ最近は彼女のことで悩みっぱなしだ。
トレーニングの効率とか、負担が勝ちすぎてないかとかそういう事もなのだかどうにもウマ娘としてでなく一人の女性として見てしまっている自分がいる。
いや今はネイチャが楽しめるようにしないと、自分のことは後でいい。自虐的な彼女が精一杯走れるようにコンディションするだけの私でいい。
…それに私如きよりいい人が絶対いるだろう。 - 2二次元好きの匿名さん21/08/31(火) 23:45:53
ふと、彼女を見た。
小さな商店街だがそれなりの通行人をスルスル抜けて買い物に夢中だ。きっと私はこれを見てるだけでも幸せなんだろう。きっと。
刹那―彼女と目が合った。次の瞬間、彼女は足がもつれて倒れそうになる…
「っネイチャ!!」
「痛た…うわ!トレーナーさん!?」
「…ギリセーフ」
滑り込むような形になったが何とか受け止められた。危ない危ない…
「怪我ないか?足も捻ってないか??」
「あ、うん大丈夫…」
「ならよし。」
「……アタシなんかにそんな気を使わなくていいのにさ」
…んな事言ったってお前好きな娘が危ない目にあいそうなら手が出るだろ…
「え?」
「あ」
しまった
途端に身体が石のように硬直した、まるで自分の体ではないように動けなくなった
確かに彼女は大切な担当だ、だがそれ以上の感情はきっと彼女は持ち合わせていないだろう。
そんな中個人の感情を向けられたところで迷惑なだけだ。きっと不釣り合いだ。 - 3二次元好きの匿名さん21/08/31(火) 23:46:46
「違、そうじゃなくて」
動かないからだを無理に持ち上げ彼女を見ると
顔から火が出ている担当が目の前にいた
「あの…ネイチャ…さん??」
瞬間、彼女は遥か彼方に走り去っていた - 4二次元好きの匿名さん21/08/31(火) 23:50:18
正統派ネイトレいいぞ
- 5二次元好きの匿名さん21/08/31(火) 23:52:58
(やっぱSS難しいわ…文才ある人めちゃくちゃ尊敬するわ……)
- 6二次元好きの匿名さん21/08/31(火) 23:58:04
とってもよかった。この先も期待する
- 7二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:07:44
出かける先が商店街なの割とすき
- 8二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:08:35
俺この世界のモブになって商店街で魚の値段確かめてる二人とすれ違ったりしたいよ
- 9二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:12:03
(書いた人です、はたから見たらうまぴょいしたろみたいに見られて本人らは片思いだろうなぁとお互い思ってるようなのを目指しましたがなんかとっ散らかりが多くてそうなりませんでした)
- 10二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:22:49
トレーナーの独白多いな
ネイチャ側の独白も書いて♡ - 11二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:27:05
いいやん
- 12二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:33:54
いいぞーこれ。ネイチャとのイチャイチャSSはいくらあっても足りない
- 13二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:34:05
プラトニックな感じ良いぞ
- 14二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:38:04
ええやん、最高だ