私が同期の子といたしたときの事です

  • 1二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:50:06

    同期の子は葵ちゃんと言って有名なトレーナーを輩出してる家の子で、
    いわゆるエリートって奴なんですけど、とても素直で良い子なんです
    真面目で熱意があって、担当の子のことを何より考えていて、とても優秀な子なんですけど、
    いろいろ話していくうちに、話が盛り上がってしまって、意気投合して仲良くなりました

    ちょっと世間ずれしてる子で、そこも可愛いんですけど、カラオケに行ったことが無かったらしくて、私と行くといつも童謡を歌うんです
    可愛いですよね
    いろいろ相談に乗っているうちに、私によく懐くようになって、ことあるごとに私を頼ってきて、
    私を見つけると、「トレーナーさん、トレーナーさん」って子犬が尻尾をふるように走り寄ってくるんです
    こういったら失礼かもしれないけど、可愛い妹みたいだなって思ってました

  • 2二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:50:49

    その日は二人で温泉旅行に行ったんです
    友人と旅行に行くなんて久しぶりだから私も楽しみで、葵ちゃんはミークのためって言うんですけど
    いつも以上にニコニコしてたので、やっぱり楽しみにしてくれてたんだなって思って、
    ちょっと笑いそうになったし、すごく嬉しかったんです
    私もその日ははしゃいでたんだと思います

    ところで私は女の子が好きなんですけど、葵ちゃんをそういう目で見たことはありませんでした
    大切な友人で、ライバルでしたし、ノンケっぽいなぁと思っていたので……
    もちろん、かわいい子だと思いますし、とても魅力的な人ではあるんですけど、
    どちらかと言うと庇護欲をそそられるタイプなので、私がカミングアウトしたら
    傷つけてしまうかもしれないのも嫌でした
    まぁ、そこの線引きはちゃんとしていたつもりだったんですが……

  • 3二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:51:50

    温泉へ入った後に、ご飯を食べて、お酒を飲みました
    葵ちゃんは両手でお猪口をもって、ちびちびと私に付き合うように
    少しずつ口に含んでいました
    私はその日、すごく楽しくて、いつも以上にお酒を飲んで、葵ちゃんとお話したんです

    私の与太話に、葵ちゃんは素直に聞き入ってくれて、
    コロコロと可愛らしく笑うんですね
    私は、葵ちゃんはとても可愛いなぁって思って、
    それをついそのまま口に出しちゃったんですね

  • 4二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:52:32

    すると葵ちゃんはちょっと目をぱちくりさせて、
    頬を赤らめさせて、顔の前で手を振ってぎこちなく笑うんですね
    そこでちょっと俯いたりしてて……

    私はそこで、おや?って思いました
    なんか、脈ありっぽい反応じゃないかなって

    まぁそんなわけないかと思い直して、話を戻しました
    しばらくしてまた葵ちゃんは私の与太話にクスクスと笑うんです
    可愛いなあと私はまた思うわけです
    私は葵ちゃんが大好きだったんですね

  • 5二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:53:48

    そろそろ寝ようかといった頃合いになって、私はお酒のせいもあってか、
    布団を手にもつ葵ちゃんの肩に顔をのっけるように後ろから気安くよりかかりました
    葵ちゃんはビクッて震えて、「どうしたんですか?」って照れたように笑っていました
    どこか緊張している様子で、でも嫌がっている素振りは無い
    私はそのまま葵ちゃんの耳元で、私が普段葵ちゃんのことをどう思っているかを吐露しました

    葵ちゃんは真面目で、優秀で、トレーナー業に対してちゃんとした意識を持っていて、ミークさんは葵ちゃんがトレーナーですごく幸せものだし、
    葵ちゃんは話して面白くて、一緒にいて楽しくて、可愛くて、可愛くて、でもカッコいいところもあって、そういうところも素敵だなってずっと思っていて、
    と、そんな具合にぼそぼそ囁いていたら、葵ちゃんは耳の端まで真っ赤になって、俯いてしまいました
    彼女がどんな表情をしているかは後ろからではわかりません
    葵ちゃんの可愛らしい耳の後ろや、頬は見えるんですけど、
    真っ赤になって、緊張のせいなのか、汗が一筋、葵ちゃんの頬を流れるのを見ていました

  • 6二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:54:55

    私がひとしきり話し終えると、しばらくして葵ちゃんが
    お返しとばかりに、小さな声でぽそぽそと私のことを話し始めました
    自分についての誉め言葉なんで濁しますけど、私のことを普段どれだけ頼りにしてるかとか
    どれだけ尊敬して、意識しているのかとか、素敵だとか、なんだとか、
    私がくすぐったくなるようなことをか細い声で、でもしっかりと喋っていました

    私はむずむずして、両手を、そっと後ろから葵ちゃんを包み込むようにして、
    彼女の前にゆっくりと回しました
    すると葵ちゃんの声が上擦って、ちょっと早口になって、言葉も途切れ途切れになって、
    私はそのままぎゅっと彼女を抱きしめました

  • 7二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:55:44

    ええぞ

  • 8二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:56:03

    なんだか少し大きめのぬいぐるみを抱きしめるような安心感があって、
    でも、ぬいぐるみには絶対にない、その全体に帯びた熱と、匂いが、私の感情を、
    ぐらぐらと揺さぶるのを自覚しました

    葵ちゃんがもういっぱいいっぱいになって、なんだかよくわからないことを
    一人でブツブツとしゃべっていたところを、私は、手を上にずらし、浴衣の上から
    そこをぎゅっと掴みました

    「うひゃっ!?」っと、葵ちゃんがものすごく驚いて飛び跳ねるように体を動かしたので、
    ちょっとまずかったかなと思いつつ、私は自分の身体を密着させて、
    手を動かし続けました

  • 9二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:56:55

    葵ちゃんはとても戸惑って、身体をもぞもぞと動かしていたんですが、
    抵抗らしい素振りは見せず、自分の脚の下に敷かれている布団を握りしめて、固まっていました
    葵ちゃんの心臓が布越しにも大きな音を立てているのがわかり、
    そっと浴衣の中に手を入れると、更にとんでもなく心臓が跳ねだしたのを感じました

    葵ちゃんの身体はとても熱くなっていました
    はっ、はっ、と、荒い息を短く、とても緊張した様子で繰り返していて、
    私に顔を向けないよう、じっと前だけを見つめて、それでいて私の手が動くのを、消極的に許していました
    手の動きのタイミングに合わせて、私の口を葵ちゃんの首に近づけると、
    葵ちゃんは思わず声が漏れて、体に力がぎゅっと入りました
    そんなことを続けていると、
    次第に、葵ちゃんの息から、緊張とは異なる様子の色が、見え始めてきました

  • 10二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:57:42

    私は左手をそのままに、右手を、下に動かして、そっと手を入れると、
    葵ちゃんが「えっ!?」と可愛らしくまた飛び跳ねるので、私は少し強引に腕に力を込めました
    「えっ、ちょっ、えっ」と慌てふためいて、様子を変えた私に身をこわばらせて、
    その綺麗な手を私の右手に触れさせるのですが、
    力は込められておらず、そっと添えるだけにとどまっていて、
    そのまま私の右手が彼女を責め始めました

    葵ちゃんは悲鳴にも似た短く甲高い声を上げて、
    その自分の声に驚いたように、口をつぐみました
    そうして黙りこもうとする彼女を、私はずっと責め続けました

  • 11二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:58:42

    葵ちゃんはぶるぶると震えて、後ろから、私に蹂躙されるがままになっていました。
    彼女の身体は面白いように反応して、その柔らかく小ぶりな胸を、敏感なところを、私が堪能して、
    いいところに触れると葵ちゃんはピクリと身を震わせて、つめた息を吐いて、ときどき甘い声を出します
    私が興奮して葵ちゃんの耳たぶを甘噛んだり、首筋を舐めたりすると、
    彼女はいいようもしれない感覚を身に這わせるように、ぎゅっと布団を握る力を強くしました


    もう隠しきれない粘着質な音が部屋の中に響き、葵ちゃんは臆面もない煽情的な声を上げさせられていました
    私の右手に添わせていた、彼女の片方の柔らかく細い手が、いつの間にか私の手首のところを強く握りしめていました
    それは私の右手を拒もうとするものではなく、まるで私にしがみつくようにして、きつく、私の肌が赤くにじむほどに、
    強く爪を立てて握りしめていたようです
    おそらく無自覚だったんだと思います

  • 12二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 00:59:31

    私は構わず、葵ちゃんの弱いところを責め続けて、それに伴い彼女が高まりゆく中で、
    葵ちゃんがひときわ可愛らしく甲高い声を上げて、びくりとひとつ震えて、荒い息をついたままぐったりと力を抜きました
    彼女の汗が、ぽたぽたと、私の腕や、布団の上に、こぼれていきました

    私は葵ちゃんの火照った肌を落ち着かせるように、ゆっくりと優しく落ち着かない胸を撫で、
    びくびくとする太ももに手を這わせ、首筋に軽くかみつきました

  • 13二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:00:30

    しばらくそうしていると、私は葵ちゃんの顔を見たくなって、
    腕に力を入れて、葵ちゃんの身体を振り向かせました

    彼女は私が力を込めるままに動いて私に相対し、
    その顔は夢を見ているようにぼうっと、頬を上気させて、私のことを見ていました

    私は、彼女にそっと口を付けました
    肩に手を添えて、ちょっと口を離して、また優しく唇を重ねました
    葵ちゃんの手が、そろそろと私の背中に回り、遠慮するように、
    その手の先が私に触れます
    私もまた、葵ちゃんを抱きしめて、口づけをし、
    そのうちに舌を入れはじめました

    彼女は嫌がりもせず、おずおずと、舌を私の動きに対応しようとしていました
    湿った音がしばらく続き、唾液が顎をつたい、布団の上に落ちました

  • 14二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:01:38

    私は力を込めて、葵ちゃんの身体を押しました
    すると彼女は布団の上に倒れ、それを私が見下ろす形になりました

    葵ちゃんは、潤んだ瞳で、甘く息を吐いて、ねだるように私を見上げていました

    そこからはもう、葵ちゃんは私にされるがままでした

    夜が明けそうになるまで、私はずっと彼女を抱き続けました

    私の欲望に健気に応え続けて、頭が真っ白になると私の名前を何度も呼んで、
    好きです、好きですと切なげに声を上げるのを私が聞いて、ますます欲望が増し、
    彼女の細い体に無茶をし続けました

  • 15二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:02:54

    もう何度果てたかわからないまま、葵ちゃんがぐったりと布団に横たわりました。
    布団はもう、混ざり合った私たちの汗やら体液やらを一晩中吸い続けて、
    べしょべしょになっていました
    旅館の人に悪いなと思いました

    さすがに全てを使い切った私は、荒い呼吸で横たわる葵ちゃんを眺めました
    放心したように虚ろな瞳で、頬は上気して赤く、喉や首筋まわりに、私が残した跡がたくさんついていました
    悪いことをしたなと思いつつ、まんざらでもない気持ちで私は、彼女の髪をゆっくりと梳きました
    そのうちに気持ちが強くなって、彼女の頬に口を付けました
    長い間そうして、ゆっくりと彼女から離れると、彼女は身じろぎをし、
    私をとらえました

    両手が私の腕を掴み、そして精一杯力を込めてくるので、
    私は大人しくそれに従い、彼女と一緒に布団の上に横になりました
    彼女の頭を抱えて、私の胸に寄せます
    その時葵ちゃんがどういう顔をしていたのかわかりませんでしたが、
    彼女もまた、私の背中に手を回し、強く、私のことを抱きしめていたのでした

  • 16二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:03:30

    帰りの電車の中、葵ちゃんは私の隣に座り、
    ずっともじもじとして黙り込んで、俯いていました
    多分、どうしていいか分からなかったんだと思います
    私は彼女の手を取って、耳元でこっそり愛していると告げると
    彼女は顔を真っ赤にしてますます小さくなって、俯いてしまいました
    可愛いなと思いました

    こうして、葵ちゃんと私はそういう関係になりました
    もちろん別に口外することではないので、職場や周りでそのことがしれないよう配慮して
    時に同期として意見を交わし合い、時にライバルとして担当のウマ娘をレース場で競わせ、
    時にどちらかの部屋で痴態を繰り広げたりしていました
    主に葵ちゃんの痴態ですが

  • 17二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:04:39

    ある日、葵ちゃんはミークに私たちの関係を打ち明けたいと言ってきました
    葵ちゃんらしいなあと思って、私は葵ちゃんがそうしたいならと承諾しました
    でもミークが私をどう思うか不安だとこぼすと、彼女は普段から私についてミークに話していて、
    ミークも私と話したがっていましたよと言うので、
    私のどういうことを話しているんだろうと、私は葵ちゃんの目を見つめました

    彼女の眼は真っすぐで、とても綺麗です
    私は、葵ちゃんの、そういう真っ直ぐなところが大好きです
    私も彼女にならって担当の子に打ち明けた方がいいのかなぁと思いつつ
    私がその反応を予想して遠い眼をしているのを見てなのか、なぜか葵ちゃんがしょんぼりした様子でいるので
    とても可愛いなぁと思って、つい口から思っていることがそのまま出ました

    「そのうちに一緒に暮らしたいね」
    「ふえ」

    葵ちゃんは見る見るうちに湯気でもでるくらいに顔を赤くし、
    ぽそぽそと、「そうですね」とか「ミークのことが落ち着いたら」とか呟いて、
    そして柔らかく、はにかむように微笑みました

    それを見て、やっぱり葵ちゃんは世界一可愛いなぁと、思ったのでした

  • 18二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:05:01

    お わ り

  • 19二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:05:29

    その時、ふと閃いた!
    このアイディアは、ハルウララとの
    トレーニングに活かせるかもしれない!

  • 20二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:05:33

    桐生院はトレーナーに弱い
    桐生院はミークに弱い

    3すくみが完成してしまったな...

  • 21二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:05:34

    きぶりジジイもこれにはニッコリ

  • 22二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:05:38

    よき……。よき……。

  • 23二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:05:44

    ただの官能小説だった
    この文豪めが

    ご馳走さまでした

  • 24二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:05:47

    抜いた

  • 25二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:06:05

    ふぅ

    えっちなのは大変よろしいと思います

    ふぅ

  • 26二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:06:16

    結構なお点前……最高でした……

  • 27二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:06:25

    葵×♀トレは最高だな

  • 28二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:06:33

    ウマ娘だったらちょっと...って思ったかもしれんがヒトミミだから別に...ってなっちゃった
    無敵すぎる

  • 29二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:06:53

    えっちじゃないか(歓喜)

  • 30二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:08:18

    素晴らしい……

  • 31二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:08:47

    村上春樹……?
    ウマ娘やってたの……?

  • 32二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:08:47

    見事という他ありませぬ

  • 33二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:09:07

    本職か?

  • 34二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:11:12

    純愛女トレ×葵ちゃんとか貴方が神かな?
    我が信仰を捧げます

  • 35二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:13:05

    SS系投稿に慣れてるプロレベルの物書きがなんでこんな掲示板に!?

  • 36二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:13:23

    なんでこんな文豪があにまんにいるんですか???

    めっちゃよきでした・・・

  • 37二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:15:39

    このスレのおかげで俺の中でノーマークだった葵ちゃんがめちゃくちゃキテる…キャラの魅力を引き出す天才だよ>>1は……

  • 38二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:18:11

    ネタにばっかされていて不満があったが、普通に桐生院は可愛い、を再確認出来た。
    有難うな。

  • 39二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 01:31:57

    じゃあ俺、シコって寝るから...

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています