- 1二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 21:28:17
ファインには恋心意識したら恋愛弱者になって欲しいです
「おい!ファイ……」
「……」
私は聞こえないふりをしてそのまま通り過ぎる。
いつからだろうか、暇さえあればシャカールの顔を見てることに気付いたのは。
いつからだろうか、シャカールの顔をまともに見ることができなくなったのは。
だって……だって……
「今、シャカールと話したら絶対にやけちゃう……」
私はそのまま廊下にへたり込む。
私とシャカールに残された時間はそんなに長くない。
時間は有限だとわかっている。それでも彼女の記憶に残る私は美しい私で会って欲しかった。
浮かれて変な笑顔を浮かべる私なんてシャカールに残ってほしくないのだ。
「何が笑うだって?殿下サマ?」
今一番聞きたくなくて一番聞きたい声が頭上からかかる。
顔を上げると、そこには不機嫌そうな顔をしたシャカ―ルが壁に手を当て私を見下ろしていた。
「……ッ!……ッ!」
待って!待って!待って!顔が近いじゃなくて!?
いい匂いがするじゃなくて!まつ毛意外と長いんだぁ!じゃなくて!!!!
思考がオーバーヒートする私を見てシャカールが不思議そうに口を開いた
続きはwebで - 2二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 21:28:55
ここがWebだよ!
- 3二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 21:29:16
ここがWEBだ!!書け!!!
- 4二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 21:43:44
「オレが悪いんことしたンなら謝るけど、言われないとわからないンだわ」
いや、シャカールは何も悪くないよ。悪いのは急によそよそしくなった私で……
「えと……エへへ……」
そんな準備した言葉は出ないで出てきたのは気持ちの悪い笑いだけ。
「まぁなんとなく事情があるのはわかったけどよお、さっさと普段の殿下サマに戻ってくれよな」
「そんなお前が好きなんだからよ」
普段通りに接してくれねェと調子狂うンだよ。とつぶやくシャカールの声は私には届かなかった。
え?今なんて?すすすすすす……ス!?
そんな私を不思議そうに眺めたあとシャカールは教室に戻っていき、完全にオーバーヒートした私は予鈴が鳴るまでその場にへたり込んで動けないのであった。 - 5二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 21:44:31
- 6二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 21:48:52
彼に領地を与えよ
- 7二次元好きの匿名さん23/11/07(火) 22:00:57
たぶんこのあとシャカールも赤面してる