- 1二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:30:19
- 2二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:31:09
いいと思う
好きだよこういうの - 3二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:31:57
細やかな願いだな
ぴょいぴょいが入っていない - 4二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:35:07
- 5二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:37:45
もう逃げなくなったオマワリサン…成長したな(グスン
- 6二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:39:34
チヨちゃんは皆の妹だぞ
あの気味が悪い弟が言ってたから間違いない - 7二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:49:25
- 8二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:52:13
良いよねbotも良いが、こういうのは更に強烈な概念で殴り返せというのもあってだな…
- 9二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:54:47
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:56:08
お年玉でチヨちゃんと豪遊する概念は確かにある
- 11二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:56:52
幼馴染チヨちゃんの概念は良いものだ
振り袖?でも良いし私服でも良い - 12二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 11:58:33
私服チヨちゃんにはパーカー着てて欲しいんだけどどう思う?
- 13二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:02:14
チヨちゃんの私服はラフであってほしいのわかる
変にゴテッとしてない感じ - 14二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:03:03
引退後のチヨちゃんと結婚して爛れた生活を送りたい
- 15二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:04:29
- 16二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:05:26
チヨちゃんの幼馴染というのがまず贅沢なのだ
それでいてほぼカップルみたいな行動してやがる… - 17二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:10:32
店員になりてぇ…見守りてぇ…てぇてぇ…
- 18二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:13:29
チヨちゃんとは健全なお付き合いしたい
彼氏にはなれないだろうけど俺はそれで満足だ - 19二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:16:31
「お前さ、あの娘と付き合ってんの?ほら、あのウマ娘の子」
友人に聞かれたけど、ただ家が近所なだけの幼馴染みと答えたけど、それから意識し過ぎて素っ気ない態度を取ってしまっていた思春期。 - 20二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:18:37
だからよ!!
チヨちゃんとは健全なお付き合いをしながら結ばれたいんだよ!!!
幼馴染のまま終わりたくねェ!!! - 21二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:20:56
原作がお辛いのでウマの方は幾ら幸せにしてもいいと古事記にも書いてある
俺はファミレスでチヨちゃんが頼んだ大量の料理をシェアさせてもらうので失礼する - 22二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:30:18
- 23二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:34:56
サイ○リヤなら幾らでもあるからな
取り敢えずピザとミラノ風ドリア注文しとくか… - 24二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:37:18
(こいつら…普通に「あーん」しあってる…カップルじゃないとか嘘だろ…)
- 25二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:38:43
トレーナーと遭遇するんだよね……チヨちゃんが見た事ない笑顔をするんだよね……
- 26二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:39:20
ちょっとした神社に行ってお参りした後におみくじを引くイベントはどこにあるんだよ‼︎それで互いにおみくじ結果見せあったり、出店で遊んだりもいいだろ‼︎
- 27二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:39:55
ああ、トレーナーはチヨちゃんの気振り勢だよな
- 28二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:40:13
お正月の煮しめや煮豆の味が両方の家庭で同じだったりするんだよね・・・
大晦日になると台所でそれの因子継承が行われてるんだ・・・ - 29二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:42:47
- 30二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:43:05
小学生の頃から駆けっこではもう学校で一番速かったチヨちゃんが作文で「将来の夢はトウィンクルシリーズで一着を取ることです」と書いたら先生や皆に褒められてたけど、以前まで自分の方が足が速かったのにと素直に応援できなかった幼馴染。学校帰りに意地悪なクラスメートの男子達数人にチヨちゃんが「お前なんかが1番なんかになれない」とからかわれて居るのを見つけ、「チヨが一番速いんだ!」と叫びながらぶん殴って大喧嘩する。大人たちに見つけられ止められたが男子達は「コイツが行きなり殴ってきた」しか言わないし自分も「コイツらの顔が気に入らなかった」としか言わないので、大人達は近くで泣いていたチヨちゃんに聞いてみるが「こいつはビビって泣いてただけだ!女子なんかカンケーない!」って叫んで大人達を大いに困らせてほしい。先生にこっぴどく怒られるし親にもぶん殴られるし、殴った相手に謝りに行かされるしで散々な目に合うが、夜にチヨちゃんと事情を聞いたその両親が家にやって来て御礼を言われたんだけど、結局素直になれなくて「お前なんか関係ない!」って言ったんだけど、チヨちゃんが顔を真っ赤にして「私絶対に1番になるからね○○くんを嘘つきにしないからね!」って言ったら自分も顔が真っ赤になって部屋に籠ってほしい。
- 31二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:57:29
- 32二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:59:36
ああ素晴らしい
これはゴールが見えてる幼馴染チヨちゃんだ - 33二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:03:03
縁側で何気なくお茶を飲んでる時にふっとホントにいつもの調子で何気なく告白して何気なくオッケーされてほしい
でも隣見たら顔真っ赤にしたチヨちゃん見てこっちも思わず顔真っ赤になって、お互い見つめ合って笑い合いたい - 34二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:05:57
故障して引退したチヨちゃんを優しく迎えてあげたさもある
- 35二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:07:22
帰って来れる場所があるから良いのだ
引退後のチヨちゃんが何をするかを決める為に1ヶ月位一緒に調べて回りたい - 36二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:13:12
振袖チヨちゃんに恥ずかしがりながらも似合ってると伝えたいだけだった
- 37二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:14:44
なんというか、こう…チヨちゃんはノベルゲーのヒロインにいるタイプだよね
テンクロス作品とか - 38二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:17:55
- 39二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:21:19
- 40二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:23:07
どんな徳積んだらチヨちゃんにファミレスで何頼むか聞いて貰えるんだよ
- 41二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:30:51
- 42二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:32:48
小学校時代にはチヨちゃんのせいで情緒ぐちゃぐちゃで思春期が異様に速く去った幼馴染は中学辺りから随分大人びてしまっていてほしいな。チヨちゃんがトレセン行ったせいで少し影のあるイケメンになっていて自覚なくやたらとモテて欲しい。
幼馴染は少しでもチヨちゃんの役に立たないかと中学にはトレーナーの勉強を始めるが、自分に合っていたらしく勉強にのめり込み、彼女の一人も出来ない青春を過ごしてるんだ。中学3年に上がった頃、チヨちゃんの両親から選抜レースの応援に来て欲しいと誘われる。トレーナー養成学校の試験勉強が上手く行っていない幼馴染は最初は断るんだけど、チヨちゃんも選抜レースで上手く行っていないと聞かされ、何となく自分と重なった幼馴染はレース見学に行くことになったりすると面白いよね。 - 43二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:35:06
小島太しかいないじゃねぇか
- 44二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:37:28
- 45二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:38:14
スレ画の雰囲気が良い…
俺もサイゼに行くか - 46二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:40:24
あにまんで妙に人気あるよねチヨちゃん
久住作画でシングレチヨちゃん外伝書いてくれないかな〜 - 47二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:42:06
このレスは削除されています
- 48二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:43:44
このレスは削除されています
- 49二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:45:08
チヨちゃんの実家って北海道だったっけ?
2人で炬燵でくつろぎてぇなぁ - 50二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:45:12
- 51二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:45:49
- 52二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:52:25
幼馴染×チヨちゃんは万病に効く
古事記にもそう書かれている - 53二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:04:00
このレスは削除されています
- 54二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:04:34
太安万侶は何考えてそんなの入れたし
- 55二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:07:02
いつも一緒にいるもんで付き合ってるだの夫婦だのとからかわれたり、あだ名がトレーナーにされたりとで気恥ずかしさと鬱陶しさから突き放してしまい距離を置いたままチヨちゃんがトレセンに行ってしまう。
特に出場を知らずにレースを見に行って、ついチヨちゃんを応援したら、大して大きな声でもないし数年ぶりだし声変わり前しか知らない筈なのにしっかり聞き分けられて、その日の晩チヨちゃんから電話がかかってくるみたいなのは女々か? - 56二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:07:34
チヨちゃんと一緒に雪掻きして汗ばんだチヨちゃんにドギマギする概念はあります
- 57二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:09:50
- 58二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:19:05
チヨちゃんと付き合ってることが生徒に知れ渡り、アルダン達に拉致されて彼氏面談させられるというのは女々か
- 59二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:19:53
チヨちゃんの両親と自分の両親、5人でトレセン学園にやって来た。澄ました顔をしているけど幼馴染は気が気じゃない気持ちでいて欲しい。
小学校を卒業してからはろくな連絡も取っておらず、交換したUMAINも新年の挨拶ぐらい。顔を思い出してみても出てくるのは当然ながら小学校時代の泣き顔か笑い顔ぐらい。今更どんな顔をして再会すれば良いのかと悩んでいて欲しいな。
レース場へやって来て凄い盛り上がりで驚いた幼馴染はこんなところじゃ緊張して走るどころじゃないんじゃないかと恥ずかしがり屋だったチヨちゃんを心配している自分に気付いて、試験勉強も満足に出来ない自分が彼女を心配するなんて烏滸がましいなと自嘲する。
でも何だか落ち着かない幼馴染はトイレに行くと両親に告げ席をたった幼馴染は慣れない会場で帰り道に迷ってしまう。時間も迫っており焦った彼は曲がり角で一人のウマ娘とぶつかりそうになって、慌ててお互いに相手に謝った。
幼馴染はそのウマ娘の顔を見て雷に撃たれたと思った。一目惚れだった。ウマ娘は美人が多いとは思っていたが、彼女は別格だった。
お互いに何も言葉を発せず見つめ合うかたちになっていた。もしかするとウマ娘側も同じ気持ちだったのかも知れないなんて自惚れが心を過ったかもしれない。
僅かな間を置いてウマ娘側が何とか言葉を発した。
「…私、今日は絶対勝ちます」
何も返答が出来ない彼を尻目に踵を返したウマ娘のゼッケンには、『サクラチヨノオー』と書かれていた。
彼は2度目の初恋をした。 - 60二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:20:53
- 61二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:22:36
エッッッッッッッッッッモ
- 62二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:34:07
「あら?もう良いの?」
「はい、もう十分貰いました」
「…今の貴女の顔、バッチグーね!」 - 63二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:39:38
幼馴染とチヨちゃんは2人ともマルおねのファンだと良い
- 64二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:53:46
チヨトレになってデジたんと「良いですよね……」「良い……」みたいな会話してぇ~~
クリスマス前は当日のトレーニングを早めに切り上げるために若干メニューを詰めてるからより一層怪我が無いよう気をつけてぇ~~
そして年頃の男の子が貰って嬉しいクリスマスプレゼントの相談を受けたりしてぇ~~当日はそわそわして少し顔の紅いチヨちゃんを「楽しんできてね!」とサムズアップ&笑顔で送り出してぇ~~!
二人を応援する気ぶり勢の末席に座らせていただきてぇ…… - 65二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:55:39
朋友…!
- 66二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 14:56:03
チヨちゃんの自己格言で受験成功する幼馴染概念を投げつける
「人参食して天命を待つ」をものは試しだからやってみるかで実践してうまく行って、それ以降疎遠になってたチヨちゃんと連絡を少しずつ取り始めるのはどうだろう - 67二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 15:06:48
- 68二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 15:11:30
チヨちゃんには普通の恋愛をしてほしいのだ
悪辣な出来事はあってはならんのだ - 69二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 15:12:27
定期的にチヨちゃんの可愛さを称えるスレが建つ国に生まれて良かった。
- 70二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 15:14:41
チヨちゃんは恐らくこの世で一番可愛いんだ
- 71二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 15:40:00
何処をどうやって歩いてきたか定かでは無いが、何とか観客席にたどり着いた。ふらふらと熱に浮かされたように観客席の手すりに手を付く。彼女は本当にあのサクラチヨノオーだったのだろうか?
甘く疼く胸を抑えながらレース場内にいる筈の彼女の姿を探した。そろそろパドックの時間かもしれない。
「君は中学生?」
突然背後から男性に声をかけられた。ドキリとして浮わついていた気持ちとともに急激に血の気が引く思いがした。
振り向いた先には朗らか笑うスーツ姿の男が立っていた。ジャケットの襟には中央トレーナーの証が煌めいていた。
「あぁ突然すまない、君があまりに熱心に観ているから気になってね」
幼馴染は何も答えず男を見る。男は隣に立ち同じように手すりに手をついて話し掛けてくる。
「俺はここのトレーナーでね、今の担当に勧められてスカウトに来てるんだが…中々良いのが居なくてね」
男の言いぐさにカチンと来たが何も言い返さず無視しようとした。その直後。パドックを観ていたら、体操着姿の彼女が出てきた。その姿を観たとたん自分の心臓が大きく弾んだのを感じた。全身の血流が胸と頭に集まってきて今にも沸騰しそうだ。
「…サクラチヨノオーか。彼女はダメだね」
その言葉に自分でもビックリするぐらい怒りが沸いて男を睨み付けた。しかし男は涼しい顔で尚も続ける。
「まぁ素質はあるが、模擬レースでもガチガチに緊張して実力を発揮できていない、アレじゃ幾らトレーニングをつんでも…」
「アンタに何が解る…!」
「君なら解るとでも…?」
勢いだけで食って掛かって返す刀で、男の視線に射貫かれた。言葉が続かなかった。 - 72二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 15:41:32
このレスは削除されています
- 73二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 15:43:18
ああ!自分の家の料理の味を継承してほしいよな!
- 74二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 16:06:52
2年以上も顔を見ず、彼女が調子が出ず選抜レースに苦心していることも、知ったのはつい最近だ。そんな自分に一体何が解ると言うのだろうか?
悔しさと情けなさに歯噛みしながら視線を落とす。自分は何の為にここへ来たんだろう?何を期待していたんだろう?何に怒っていたんだろう?
沈んだ気持ちはもう怒りで上がってくる事もなく視線も落ちたまま、この場を去ろうとした。
それをガッチリと肩を捕まれて止められた。
「逃げるな。…俺の言葉からじゃない、彼女から、逃げるな」
そういって視線で示した。その視線の先には、今からゲートに入らんとする、緊張で張りつめながらも、どこか楽しそうでキラキラと瞳を輝かせたウマ娘の姿があった。
記憶にあった6年生最後の運動会の徒競走で1着を取ったときと同じ大好きな幼馴染の瞳だった。 - 75二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 16:21:34
見てるよ
- 76二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 16:23:45
俺の妹はモテモテだな…
- 77二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 16:45:43
age
- 78二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 16:59:19
「賭けは君の勝ちだ、マルゼンスキー」
男は傍らを共に進むウマ娘に話しながらウィナーズサークルへ続く通路を進む。
「しかし、助っ人を呼ぶのは些かフェアじゃないな」
「あら?フレッシュな気に当てられて楽しんでると思ったんだけど。ご不満なら別に彼にチョッカイ掛けなくても良かったのに」
ウマ娘は愉しそうにうふふと笑う。男は否定せずイタズラに笑うウマ娘の頭を優しく撫でる。
「これでサクラチヨノオーと我々はチームだ。…あとでどんな顔で彼らに挨拶すれば良いんだ…」
「いつも通りで良いのよ!私のときみたいにキメ顔で『娘さんを僕にください』って…」
「勘弁してくれ…冗談でも彼に殺されてしまうよ」 - 79二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 17:08:43
見てる
- 80二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 17:31:46
age
- 81二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 17:32:54
幼チヨ流行れ流行れ…
- 82二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 17:48:34
チヨちゃんと結ばれない幼馴染
チヨちゃんと結ばれる幼馴染
心が2つある
どちらを選べば良いのか - 83二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 17:52:06
チヨちゃんはいっそノベルゲーかってくらいの恋愛をするよ
これは絶対変わらないよ - 84二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 18:00:11
なぜサクラチヨノオーはあまずっぺー恋愛よりも大恋愛が似合うのか?
その謎を解明するため、我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった――。 - 85二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 18:01:17
このスレ何人トウコウ兄ちゃんがいるんだ…
- 86二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 18:10:42
チヨちゃんとお年玉共有していたい
一緒に口座作ってそこに入れていたけど、それを普通だと思っていたら結婚してる人がやることだって聞いて真っ赤になるチヨちゃんは健康に良い - 87二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 18:15:57
- 88二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 18:38:39
二人のお年玉合わせて何を買う?みたいな感じでキャッキャ浮かれてるのを友達に見られてドン引きされたらええねん
- 89二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 21:16:38
チヨちゃんとお年玉共有口座がある概念は素晴らしい
- 90二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 21:22:34
チヨちゃんと幼馴染の恋愛はちょっとぎくしゃくした恋愛なんだよな
友達以上恋人未満というわけでもなく、もう親戚というか「いて当たり前の存在」から一歩踏み出すことを躊躇してるカップルなんだよ - 91二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 21:38:45
スレ画の顔隠しながら注文伺うチヨちゃんあざと可愛い過ぎる
幼馴染アオハル爆発しろ - 92二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 21:40:07
- 93二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 21:41:37
なんだこのスレは…神スレか…
- 94二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 21:57:58
幼馴染み力高いなチヨちゃん
- 95二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 22:04:12
あのモフモフを好きなだけ堪能できる幼馴染くんは良いぞ
チヨちゃんは満更でもないぞ - 96二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 23:21:01
気が付けば声のあらん限り彼女の名を叫んでいた。何時ぶりだろうかこんなに声を張り上げているのは。彼女の走りを観ているとこの胸の高鳴りがどんどん強くなっているのがわかった。
『さぁ先頭集団が最終コーナーに突入しました!ここで先頭に躍り出たのはサクラチヨノオー!凄まじい末脚だ!しかし差されたウカルディまだ食い下がる!』
既に声は枯れており、言葉にならない喚き声で彼女に声援とも言えない叫びを送り続けていた。喉は熱を持ち痛みは増す。春とはいえまだ肌寒いのに汗だくな自身が滑稽だった。こんなに大きな歓声に包まれる観客席から自分の声が届く筈も無いのに。それでも胸の鼓動は叫べと暴れる。
行けええエエェェッチヨォォォォオッッ!!
『抜けたッッ!サクラチヨノオー!!ウカルディを躱して突き放す!!先頭サクラチヨノオーッ!いまッ!ゴォォーーーールインッ!1着サクラチヨノオー!続いてウカルディ!』
肩で息をしながら、手すりにゴツンと額に打ち付けた。冷たい手すりが心地よかった。
そのままの姿勢で右手で小さくガッツポーズを取り「よし…!」と、掠れた声で呟いた。
気付けばさっきの男性トレーナーは居なくなっていた。 - 97二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 23:30:52
- 98二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 23:30:56
おお来てた
- 99二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 23:32:17
このチヨちゃん良いよね…
- 100二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 00:42:01
───やってしまった。
どうやら自分の座席にあるブロックにちゃんと戻ってきていたらしく、家族は少し離れた後ろからずっと絶叫する我が子のことを見ていたようだ。
今はニコニコと上機嫌の母親に腕を取られ逃げないように拘束されている。
チヨ、…サクラチヨノオーはこの選抜レースで見事1着を取り晴れて超のつく有名トレーナーのチームに加入を果たした。
「チーム"デネブ"の代表トレーナー、丸取です。皆さんにはウマ娘マルゼンスキーのトレーナーと申し上げた方が良いかもしれませんね」
母親達はイケメンねぇ~等と喜んでいるが、トレーナーもウマ娘も怪物だらけのトレセンの中でも飛び切りの大物だった。何処かで見た事がある気はしていた。いや、本当ならすぐに気が付くべきだったのに、浮かれていたせいで気付かなかった。それを見透かして俺の事をからかっていたのだこの男は。
「今日は記念すべき日です。皆さんをお食事にご招待して是非親睦を深めたいと思っています」
男が口にした店名は、そうそう自分達が行けないような高級レストランだ。両親達は喜んでいたが俺はスカした態度が気に入らなかった。
「うちは、関係ないだろ…」
母親のチョップが俺の頭に入り、ふてくされた態度を諌めてくる。
「フフ、多いに関係あるさ、特に君にね。我がトレセン学園は常に優秀なトレーナーを探していてね、その先行投資でもあるんだ。ご両親は御存じないかもしれませんが、…トレーナー業は実は稼ぎが良い」
丸取は態とらしく声を潜めるように言う。両家の両親がおお、と声を潜めて感嘆を洩らす。
───嘘だ。
トレーナーの収入は担当ウマ娘の活躍で大きく上下する。マルゼンスキーのような中央の一流ウマ娘のトレーナーならさぞかし良い家に住めるだろうが、そうでなければ地方で沢山のメンバーを一度に抱えて時間と労力を消費するブラック企業真っ青の職業だ。
これで俺の進路の後押しをしたつもりだろうか?いや、違うだろう、逃げ道を塞いでいるのだコイツは… - 101二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 00:45:24
父性を刺激される…!お世話したい…!
- 102二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 00:48:17
- 103二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 01:37:17
「でもその前に、彼女の晴れ舞台はまだ終わっていませんよ」
ここは関係者用の特等席、ライブステージが見渡せる最高の席だ。
───響けファンファーレ 届けゴールまで
ステージ中央でライブ衣装に身を包み可憐に歌う幼馴染を眺める。
遠い。あまりに遠い。夢の一歩を力強く踏み出した幼馴染。それに対して、未だスタートラインにも立っていない子供のままの自分。あまりの差に目が眩みそうだ。
(くそっ…やっぱかわいいな…アイツ…)
焦る気持ちと、口の中で噛み殺した言葉を飲み込んで、幼馴染の晴れ舞台を目に焼き付けた。 - 104二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 02:18:58
「…」
「…」
ドラマみたいに感動の再会とはいかなかった。俺は幼馴染を前にして何も言葉が出なかった。緊張しているのか?俺が?誰に?あの泣き虫で恥ずかしがり屋で何時も俺の後ろに隠れていたチヨに?
向こうも俺と目が合うなりすぐに視線を落として俯いてしまった。2年も顔を合わせてなかったんだ、向こうも俺の顔なんか忘れていて気まずいのかも知れない。いや、レース前に会ったよな?
「や~ん、チヨちゃんたら照れちゃってかわいい~」
背の高いメチャクチャスタイルの良いウマ娘がチヨの頬をつつく。彼女があのマルゼンスキーだ。
うちの両親も先程サインを貰ってご満悦だった。
「さぁさぁ、予約の時間も迫っていますよ。外にタクシーを待たせています」
高級レストランの予約をレースの結果前に取っていたのだろうか?随分ギャンブラーだ。それとも結果を読んでいたのだろうか?取り留めの無いことを考えて、幼馴染の事を考えないようにしていた。
俺の両親は先頭のタクシーに乗せられ丸取トレーナーと共に乗り込んだ。
次のタクシーにはマルゼンスキーに案内されてチヨの両親が乗せられた。
「君達はこっち♥️」
3台目のタクシーに俺とチヨは押し込められた。
「運転手さん!前のタクシーを追って!なんちゃって♪」
運転手のおじさんは慣れているらしく彼女にサムズアップで答えた。何なんだこのやり取り。
「じゃぁまた後でね♥️」
そう愉しそうに言ってマルゼンスキーは2台目のタクシーに乗り込んだ。…してやられた。 - 105二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 03:04:45
チヨと俺は一言も言葉を交わすことなく、タクシーは快適に進む。俺は窓の外を呆然と眺めていた。
車が走り出して暫くして、俺は肩をツンツンとつつかれた。ドキリとして慌てて振り向いた。
勢いよく振り向いたせいでチヨは驚いたのか目を丸くしていたが、すぐに俯いてしまった。でもチヨは黙り込んだりはしなかった。
「○○君…」
久々に自分の名前を呼ぶ声は、甘く脳を痺れさせた。暴れる心臓に心の中で黙れと悪態を付く。
「その…これ…」
おずおずとチヨが差し出した手の平には小さな包みのキャンディーがあった。
「トレセンで人気ののど飴で…私もライブ練習の後とかによく舐めるの…」
そう言うと顔を真っ赤にして俯くが、彼女の手は引っ込められず差し出されたままだ。単純なおやつのシェアじゃないことは解る。
ああ、そうかウマ娘は耳が良いんだ。いや、そんなバカな。あの大歓声のなか聞こえるもんか。
俺は素早くキャンディーを取ると包みを破いて口の中に放り込んだ。
「…サンキュ」
見事なまでに掠れた声を上擦らせて礼の言葉を絞り出した。
横目でチラリと彼女の方を見た。朱くなった頬を隠すように両手で押さえる彼女の仕草に、また飛び跳ねそうな心臓に慌てて窓の外に目線を戻した。 - 106二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 03:08:05
俺は、深夜に、なにやってるんだ…?
もう寝よう… - 107二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 03:18:41
- 108二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 08:24:48
age
- 109二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 09:32:32
- 110二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 10:16:33
あまずっぺー!
- 111二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:07:49
そういやチヨちゃん兄貴いたよね
幼馴染くんと兄貴の関係ってどんな感じなのかな - 112二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:20:06
えーっと、「ほしゅほしゅ」っとこれでモーマンタイね♥️
- 113二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:39:19
めっっっっちゃ良いSSじゃん
- 114二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:52:40
最高ss大好きだ!!!
- 115二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:55:09
- 116二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 16:51:17
お年玉共有してる概念からすると、入金とか出金とかの際に連絡してるってことだよね
幾ら使うかとか何に使うかとか
…これもう夫婦じゃないの? - 117二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 16:59:46
チームトレーナーのマルトレが気ぶってくるのか
- 118二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 18:03:38
age
チヨちゃんの幼馴染属性が高いとは思ったがここまでとは - 119二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 21:14:10
- 120二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 21:23:35
チヨちゃんはあーん待ちが似合う
幼馴染くん我慢できるかな?あーん待ちして耳ぴこぴこしてるチヨちゃんに - 121二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 22:38:44
保守
- 122二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 00:32:20
喧嘩したあと素直に謝れなくて
そっぽ向いたチヨちゃんの背中にぐーって体重かける幼馴染君
なんとも言えない可愛い甘え方にしょうがないなぁって折れちゃうんだ
そしてチヨちゃんが体重をかけ返した後「仲直りしよっか」ってお互い顔を見合わせて笑うんだ - 123二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 01:42:27
カラコロと口の中で飴を転がしながら、流れていく景色を眺める。甘酸っぱい。割と好きな味だ。
手の中に握っていたのど飴の包装に視線を落とす。『アオハル味』と可愛らしいフォントで踊るように小さいビニールの包装に印刷されていて少々ドキリとする。何味だよ…。
ピコンッ
不意にスマホからUMAINの通知音が鳴った。チラリとチヨの方へ視線を送るが反対側の窓から外を眺めている彼女が気にした素振りはない。スマホを見て良いものだろうか?いや、何を気にしているんだ俺は?ジャケットの内ポケットに入れているスマホを取り出してUMAINアプリの通知を見た。
ちよ『(怪獣のスタンプ)ハラヘッター!』
俺は口の中の飴ごと吹き出しそうになったのを寸でのところで堪えた。慌てて視線を隣に座るチヨに向ける。そこには口元を隠すように両手でスマホを持った幼馴染が上目遣いでこちらの様子を伺っていた。
ちよ『のど飴おいしい?』
──『なんでUMAINなんだよ』
ちよ『喉が痛そうだったから』
──『少しマシになった、これ何の味?』
ちよ『アオハル味』
──『いや、それは書いてあるから!何味なんだよアオハル味って!?』
ちよ『(仙人のスタンプ)知らん…何それ…怖…』
二人でクククッと笑いを我慢しながらUMAINのやり取りを繰り返す。チヨとこんな風にチャットでやり取りなんてした事は無いのに何処か懐かしい気持ちになった。二人でくだらない内緒話をしていた事や遅くまで遊んでいた頃の事を思い出していたのかもしれない。
一息ついて、スマホの画面から顔を上げて、幼馴染の顔を見ると相手も同じ様に顔を上げた。笑いを堪えていたのか瞳が潤んでいる彼女は妙に大人っぽく見えた。
「ん゛ん゛うんっ…」
俺は喉に手を当てて咳払いをして調子を確かめた。そして少しマシになったがまだ掠れた声で言った。
「あ~、チヨ、…おめでとう」
ピコンッ
ちよ『(タマモクロス)おおきにな!』
「いや、お前は喋れよ」
2年ぶりに、二人で 声を上げて笑った。 - 124二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 01:56:18
- 125二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 02:06:36
- 126二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 08:48:34
アゲアゲね!
- 127二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 08:52:38
チヨちゃんの幼馴染という強めの幻覚が…
俺…幼馴染だったかもしれん… - 128二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 09:23:11
チヨちゃんに甘えてえなぁ俺もなぁ
- 129二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 10:14:59
「着きましたよ」
程なくして目的地に到着した。乗り始めた時は長く感じていたのに、気が付けばあっという間だった。「料金はもう貰ってるよ」と運転手のおじさんが優しい笑顔でドアを開けてくれた。歩道側のチヨを先に降ろし、俺も腰を浮かせて外に出ようとしていると運転手のおじさんが声を掛ける。
「にいちゃん、…がんばんな…!」
そういってニヒルに笑ってサムズアップをしてきた。俺は乱暴にタクシーのドアを閉めた。 - 130二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 10:51:08
「ここって…」
「どうみてもガ○トだな…」
眼前に聳え立つのは某有名ファミレスチェーン店だ。嫌いじゃないが…高級レストランではない。
周りを見渡しても、あのトレーナーや家族たちが先に着いている気配は無い。あのタクシー、目的地を間違えたんじゃないだろうか。
ピコンッ
チヨと二人、途方に暮れているとチヨのスマホからUMAINの通知音が鳴る。チヨが俺の顔を見てくるので、俺じゃないと首を横に振った。
チヨはいそいそとコートからスマホを取り出すと怪訝な顔で通知を確認する。
「あう…」
誰かからのメッセージを読んでいるのだろうが、彼女は何故か頬を朱くしてうめき声をあげた。
普段はそんな事はしないのだけれど、少し距離が近付いていたせいもあり、ついチヨのスマホ画面を覗き込もうとしてしまった。チヨの肩が俺の胸に当たり、急速に俺は我に返り慌てて数歩距離を取った。
頬を朱くしたまま俺を見たチヨは、おずおずとスマホ画面を見せてきた。 - 131二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 13:43:42
『やっほーチヨちゃん元気してる~?o(^o^)oお姉さんうっかりしちゃってレストランの予約人数二人分間違えちゃったテヘペロ🌟メンゴメンゴ(>_<)だからチヨちゃんと○○くんは今日はそっちのファミレスで我慢してね?マルゼンお姉さんからのお☆ね★が☆い★そっちはちゃーんと二人分の予約入れて料金も支払済みだから安心してね♪2時間後ぐらいに迎えのタクシー(さっきのおじ様♥️)は呼んであるからそれまで二人の時間を楽しんでね♥️GOOD LUCK!! p.s.○○君へ、チヨちゃんの事ちゃーんとエスコートしてね♥️ぢゃないとおねーさん激おこプンプンだからね(`ε´ )』
- 132二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 13:55:39
マルゼンスキーのエミュ(?)の難度高過ぎて辛い
- 133二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 15:06:39
お、おっさんメール構文…
- 134二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 15:25:07
いくらマルゼンさんでもこんなメール打つか?という疑問とマルゼンさんはこんなメールを打つという嫌な納得感がある
- 135二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 19:08:31
「じ」を「ぢ」にしてるのがリアルすぎて駄目
- 13613122/01/04(火) 21:25:26
- 137スレ主22/01/04(火) 21:30:27
というかもう100越えてんだ…SS職人がまさか外からやってくるとは思わなんだ
ありがとう - 138二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 01:58:11
にんじん食して天命を待つ
- 139二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 09:01:31
ほしゅ
- 140二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 09:18:27
もう仕事始めだけどまだ鏡開きあるからセーフ
お正月は終わってないぜ! - 141二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 12:23:23
オレハマッテルゼ
- 142二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 13:17:24
「…」
「…」
メールのパンチが強すぎて面食らったが、何とか状況を理解した。しかし急にこんなサプライズをされても中学生には荷が重い。俺たちは互いに何とも言えない表情を作って顔を見合わせていた。
ぐぅぅぅ…
あまり可愛らしいとは言えない腹の音が鳴ったが、真っ赤になったチヨの顔は可愛らしかった。
多分レース後何も食べていない彼女が相当腹を空かせているのは想像に固くなかったが、気が緩んでいた事もあり、つい吹き出してしまった。
「…取り敢えず腹減ったし入ろうか」
チヨは赤面しながら無言でコクコクと何度も頷いて、ファミレスの入り口に進む俺の後に続いた。 - 143二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 17:05:19
ああ~^ノスタル爺になるう~^
- 144二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 19:57:41
ちなみにこのガス○はトレセン近所のウマ娘御用達店。タクシー実はマルおねの差し金で近所をぐるぐる回ってました。
- 145二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 20:02:05
このタクシー会社のスローガンは、安心安全、ウマ娘を酔わせない運転を心がけています!
マルゼンスキー御用達でドライバーさんとも顔馴染みです。 - 146二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 21:17:00
ぐるぐるしてるの気付かないくらい緊張してたの…!?
このカップルかわいいかよ… - 147二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 08:39:58
しゅき
- 148二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 08:56:07
オレハマッテルゼ
- 149二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 09:56:01
あれ?昨日夜書いた筈なんだ…ファミレスで無自覚イチャイチャする幼馴染を…まだ付き合ってすらないのにイチャイチャする二人を…(幻覚)
おかしい…目が覚めたら全部無いなった…頭のなかにも無いなった… - 150二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 10:05:05
これは!いいものだ!
- 151二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 11:29:08
「うわぁ…!」
はらぺこの幼馴染は運ばれてきた料理に感嘆の声を上げる。2段重ねにされた普通の5倍ぐらい大きなハンバーグにヤケクソみたいに人参が丸ごと刺さっている。
"ガ○トのチーズインにんじんバーグ"。うちの近所のガ○トにはこんなメニューは無い。トレセンの"すぐ近く"にある、ここトレセン駅前店の限定メニューだ。
幼馴染には先に食べてて良いと伝えたけれど、俺の料理が来るのを待つつもりらしい。色んな角度角度からにんじんバーグを眺めて、わ~とかおお~とか声をもらしていた。俺はふと思い付きスマホを取り出す。
「写真撮ってやるよ」
「…ッ!うん!おねがいおねがい!」
「はいチーズ」
パチリとシャッター音が俺のスマホから小気味良く鳴る。
「は、はやいよ~もう一回!ちゃんとポーズとるからっ」
「ポーズって…くく…」
「もーっ!笑わないでよ~ここに来たの初めてなんだよ~?」
トレセンの中等部は、基本外食を禁止されているらしく、トレーナーもしくは高等部の先輩同伴の上での許可制らしい。…同伴者居ないじゃん。
そんな事を取り留めなく考えながら、頬を赤らめながらも顔の横にピースサインを作る浮かれた幼馴染をスマホの画面に収めた。 - 152二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 15:50:01
今更ながらチヨちゃんタメ口だと誰かわからんな…かといって幼馴染で敬語ってのも変だしな
すまんが妄想力で補ってくれ - 153二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 15:51:10
- 154二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:05:10
「おおぅ…」
注文した時は自分もお腹がすいていたし、パスタは好物だし、いくらでも食べれる自信があった。しかも何頼んでもオゴリという事もあって調子にのって大盛の上の"ウマ盛り"を頼んだのがいけなかった。
パーティーサイズの皿に盛られたボロネーゼ。
ウマ娘のウェイトレスさんが重そうに運んできた時はつい「頼んでないです」と言ってしまったがしっかり俺の前に置かれている。
ウェイトレスさんが言うには大体6人前ぐらいになるらしい。注文した時に言ってくれない?
チヨは何がそんなに面白かったのかケラケラ笑いながら自分のスマホで俺を撮りまくっている。 - 155二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 23:18:05
緊張解れてきたな…?
- 156二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 07:36:41
初々しい恋愛話からしか摂取できない栄養素が身体に道満ちていく……!
- 157二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 10:03:17
幾ら成長期男子でもこの量はさすがに食べきれないと困惑してたら、チヨが自分も食べるのを手伝うと申し出てきた。いや君そのデカいハンバーグどうするんだよ?と突っ込もうとした時、ウマ娘のウェイトレスさんが生暖かい目で「仲良く食えよ」と取り皿を持ってきてくれた。
そうだった、レースウマ娘はこの年齢辺りから急激に食事量が増える。"本格化"と呼ばれるウマ娘特有の成長期の前兆候で、一般人の実に5倍~10倍、個人によっては20倍の食料を消費する。
これは本格化に向けて身体の密度を急速に高め、本能が競争に耐えうる肉体を作り始めているという何処かの学者の説が有力だった。
そしてほぼ全てのレース志望のウマ娘がトレセン等の全寮制の学校に通う理由のひとつだ。ウマ娘が産まれた家庭には国から補助が出るが、本格化を迎えるレースウマ娘のエンゲル係数に耐えれる家庭は多くない。
───彼女が、レース志望で無かったら
───チヨが、ウマ娘で無かったら
今でも一緒に通学して、一緒に下らないことを喋って、一緒に笑いあって、一緒に過ごせて居たのだろうか?
笑いながら美味しそうにハンバーグを食べる彼女を見ながら、そんな事を一瞬でも考えた自分を、ぶっ殺してやりたくなった。 - 158二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 12:07:49
何やら不穏な…大丈夫だろうこの二人ならば
- 159二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 13:30:49
小学校の頃の自分は、正直にいって鼻持ちなら無いくそ生意気なガキだった。勉強も運動も学年で一番だったせいもあり井の中の蛙もいいところの増長具合で内心では出来ないヤツをバカにしていた。
チヨが転校してきた時に、担任の先生に「チヨちゃんはウマ娘でとっても足が早いのよ」と紹介されて、クラスの誰かが「○○君とどっちが早い?」と言い出して軽く騒然とした。
くそ生意気な優等生のクソガキは「女子なんかに負けねーよ!」と余計なことを言って、クラスの男子と女子で二分する大騒ぎにしてしまった。
不用意な事を言ってしまった事に今更気づいた担任が大騒ぎするクラスを鎮めようと声を張るが興奮状態のクラスメイトたちはこっちが早い!そっちはノロマと騒ぎたい放題だった。
───私も負けません!!
クラスに声が響いた。さっきまでの大騒ぎが嘘のように静まり返る。チヨが胸の前に両手でガッツポーズを取って、とても楽しそうな笑顔でそう言った。
(きれいな声だな…)
と思いながら、俺はしばらく彼女に見とれていた。
誰かが言った。
「じゃあ競争したら良いじゃん!勝負だ勝負!」 - 160二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 13:49:24
勝負は放課後グラウンドですることになった。ひとまずそれでクラスは落ち着きを取り戻したが、俺の隣の席の女子が怖がって泣き出してしまった。他の女子も嫌がって誰も代わりたがらない。担任が困っていると「じゃあ私が座ります!」と心底嬉しそうなニコニコ笑顔で転校生が言った。
「サクラチヨノオーです!よろしくおねがいします!」
「…へんな名前…」
めちゃくちゃ失礼な事を無自覚に言うクソガキに対しても彼女は嬉しそうな笑顔のままだ。
「え~そうかなぁ~?私はかわいくてかっこいいと思うんだけどなぁ~?」
そういって彼女は楽しそうに笑った。 - 161二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 19:28:12
保守
- 162二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 20:31:09
- 163二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 03:07:28
ええで放置で
そのままファミレスやってもろて - 164二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 03:23:25
小学生だった女の子が、両親や親しい友人達と別れて自らの夢のために一人での進学を決断する。その為にどれ程の覚悟が必要だったのだろうか?
どうしてあの時、…彼女がトレセンへの進学を打ち明けてくれた時に、両手を上げて喜んでやれなかったのだろうと、全力で応援して後押ししてやれなかったのだろうと、後悔の念と自分に対する怒りが心の奥に今でもこびりついている。
今日の彼女のレースを見て、再確認させられた。
彼女はその強い意思で、きっと自身の夢を叶えるだろう。
そして俺の夢は叶わない物だ。それを改めて突き付けられた。
小学生の俺の夢、トゥインクルシリーズを走る彼女のトレーナーになって隣で彼女の夢を支える、そんな子供染みた夢は。 - 165二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 03:51:42
山盛りのパスタをまるで労働のように口へ運ぶ。美味しいよ?ガ○トのパスタってこんなに美味しかったっけ?って思うぐらいには美味しかった。最初の内は。
3人前分位食べた辺りにはギブアップ感を出してる俺に対して、チヨのペースは落ちない。きれいな所作で溶けるように口の中に消えていくハンバーグには一見の価値があるなと思いながら、彼女の食事を眺めていた。
「へいっ、スペシャルイチゴパフェお待ちっ!」
ウマ娘のウェイトレスさんが元気よく俺とチヨの前にイチゴパフェを置く。
「頼んでないです…」
「へへ、こいつはアタシからのオゴリだぜ…?」
「いや、これ食べ放題のコースでしょ…」
「んだよ、こまけーなぁ、そんなんじゃ立派なブリになれねーぞ?」
…なぜ出世魚? - 166二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 04:24:16
「あのな、にいちゃんよ。いくら美味しくても同じ味ばっかじゃ飽きちまう…。だから味変すんだよ、食後のデザートと思われ勝ちだがな、間にこういうのを挟むと結構いけんだぜ…?それにな…アタシも責任感じてんだよ…。本来ウマ盛りパスタはウマ娘にしか出さねぇ限定メニュー。それを判ってた上で何も言わずオーダー通しちまった責任、ってヤツをよ…」
何だかそれっぽい事を言っているようだが、要は"普通はやらないけど面白そうだから黙ってた"と言ってるのだこのウェイトレス。
しかし、味変。そういうのもあるのか。と、ウマ娘のウェイトレスさんに言われるまま、細長いスプーンで、イチゴパフェのてっぺんに乗ってるイチゴとクリームを掬う。
それをゆっくりと口へ運ぶ。
キラキラと期待の眼差しでこちらを見る「チヨの口」へ。
「んん~~~~ッ!!」
パクリと食い付いたチヨは恍惚の表情で唸り声を上げる。なんだこれ、すげぇドキドキしてきた。
「…こいつは、アタシの想像以上だぜ…」
ゴクリと生唾を飲んだウマ娘のウェイトレスさんは顎の下の汗を拭う。つられて俺も生唾を飲み込む。
もう一口をねだるように見つめるチヨの視線に耐えられそうに無い。 - 167二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 06:43:51
「な?わかったろ?」
「…は?え、何が…?」
我を失いチヨの口に食べ物を運ぶマシーンと化していた俺に、ウェイトレスさんが声を掛ける。
「え…?お前大丈夫?目イッてない?」
さっきから失礼なウェイトレスだ。俺はチヨにハンバーグとパスタとイチゴパフェをあーんするのに忙しいと言うのに。
「いや、いいんだ、お前がそれでいいならよ…まぁアタシが言いたかったのはよ、一緒になって苦労するのだけが支え合うって事じゃ無いんだ。たまにこうやって甘ったるい物食わして甘やかしてやるのも一つの愛情のカタチってもんだぜ…」
「わたくしはちゃんと支え合って苦労を分かち合って欲しいものですわね…!」
「ふ…アタシはどうやらそろそろ(退勤の)時間みてーだな…イタタ!チョークスリーパーなんて何処で覚えたの?イタイイタイ!!ギブギブ!!」
「何処で油を売っているのかと思えば、お客様にうざ絡みしてるとは…!少々お灸が必要なようですわね…!」
「違うんだよアタシは迷える若人にイダダダダ!!」
「おほほ…大変失礼いたしました。"コレ"は直ぐに下げさせて頂きますので、ごゆっくりお過ごし下さいませ…」
───貴女がサボっていた間に仕事がたまっておりますのよ!定時で上がれるとは思わないでくださいまし!
───そんな~この後マグロ漁の予定があんだよ~イチゴパフェおごるから手伝ってくれよ~
───…デラックス盛りで手を打ちますわ
俺は正気に戻った。 - 168二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 11:30:43
アゲアゲよ!
チヨちゃんは可愛いわね! - 169二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 17:44:49
保守
- 170二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 00:01:27
このレスは削除されています
- 171二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 05:13:06
「まだ、ちょっと寒いね」
幼馴染と二人、街灯が照らす夜の公園を歩く。迎えのタクシーにはまだ時間があったので腹ごなしに近くの公園を散歩することにした。
公園といっても遊具が在るわけでもなく、一定間隔でベンチと街灯が並ぶ遊歩道で、昼間だったなら森林浴でも出来そうだった。
「お腹いっぱいだね」
そう言いながら少し前を歩く幼馴染。色の違うタイルだけを踏みながら、よっ、とか、ほっ、とか言いながらぴょこぴょこ進む。
結局料理はほとんどチヨに食べて貰った。一体あの華奢な身体の何処にあの山盛りの料理が収まっているのだろうか。コートに包まれたチヨの腹部をしげしげと眺めていると「あんまり見られると恥ずかしい」と顰蹙を買った。
「実は最近あんまり食べれてなかったの」
正直に言うと意外だった。小さい頃から彼女は好き嫌いが少なくよく食べる子だった。もちろんその頃は人並みに、だけれど。
「"大輪の花は一夜にして咲かず"だろ?しっかり食って身体作らねーと」
この格言めいた言葉は彼女が小学校の頃考えたウソ格言だ。ローマは一日にして成らずを改変した言葉だけど俺も好きな言葉だ。今でも彼女の懐にあるだろうノートに新しい格言を書き記して居るのだろうか。
「"溺れる魚はエラ呼吸を忘れる"なんて事もあるんだよ~」
焦ると当たり前の事も出来なくなるという、俺が考えたウソ格言だ。…まだ覚えてたのか。俺はウソ格言を考えるセンスが無いらしいが、覚えていてくれていたのがちょっと嬉しかった。
「でも、今日は勝った。…やっぱスゲーよチヨは。最後の直線なんて俺も興奮したよ」
「あの時っ…!」
「あの時は…ほんとはもう限界で差し返されると思ってた…」 - 172二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 05:23:32
───あ~ん、また負けたぁ~!
───ゼェ…!ゼェ…!ゲホッ!よっしゃ勝ちぃ
───最後勝てると思ったのに!
───ヘヘヘ…根性だよ根性!最後は根性がものをいうんだ!ゲホッオェ…!
───大丈夫…?
───はぁ…はぁ…大丈夫!大丈夫だ!もう一本いくぞ!まだまだ俺の方がはやいって教えてやる!
───……うん! - 173二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 05:47:03
先を歩いていたチヨがくるりと振り返る。
「あの時、私の名前を呼ぶ声が聞こえた…」
そりゃそうだ。あの時は観客席全体が熱狂してた筈だ。誰もが"サクラチヨノオー"とそのライバルの名前を呼んで、応援していた筈だ。それほど熱い接戦だった。
「いけーっチヨーって」
彼女の表情は街灯の逆光でよく見えなかったが、俺の顔は間違いなく真っ赤になっていただろう。
「そしたら、こう、なんか胸からグワァーってきて…根性ぉーって感じでうおぉーってなって…何でか勝った」
「いや、うまく言えねーのかよ!」
俺たちは互いに照れ隠しに笑いあった。
「…今日、負けたら自主退学するつもりだったの」
…は? - 174二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 08:44:55
「…最近ずっと食欲も無くて、タイムも落ちてきて、お母さんなんか心配し過ぎて電話越しでもう帰ってきてって泣いちゃって…」
チヨが力無く笑う。
府中のトレセン学園は数多くの優駿を輩出する名門だ。しかしその影で夢破れ学園を去るウマ娘も少なくない。
その中にはレースウマ娘としての力が失われてしまう者もいた。ウマ娘の"本格化"、それが訪れなかった者だ。本格化を迎える前に徐々に身体能力が衰えだし、常人と変わらないただの女の子の様になってしまうのだ。そんな状態でレース等もっての他、トレーニングでも大怪我をする可能性もある。そうなってはトレセンには居られない。
「私諦めたく無くて…でもタイムはどんどん落ちて…だから今日、最後のチャンスを下さいって…!」
何も知らなかった。知識ではウマ娘の事について勉強していたつもりだったのに、何も解らなかった。いや、目を背けていたのだ。だから気付かなかった。自分の大切なヒトが苦しんでいるのを。
俺は無意識に彼女の手を掴んでいた。
「ごめんね…怒ってるよね?…何時も諦めるなって言ってくれていたのに」
諦めていじけていたのは、俺だ。
「でももう大丈夫!まだちょっと不安だけど…明日からまた、うんとトレーニングしてすぐにメイクデビュー戦で勝っちゃうから!」
そんな情けない俺が彼女に何をしてやれる? - 175二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 09:12:41
「不安になったら俺に連絡しろ。ずっとその為に勉強してきたんだ、お前の不安ぐらい俺が全部受け止める」
───どの口が言うのかと自分で笑ってしまいそうだがそれが今の俺の気持ちだ。
「不安じゃなくても連絡してもいい?」
「暇だって理由でもいい」
───何の確認だよと笑いそうになる。
「お前が出るレースは全部応援してやる」
「結構遠くのレースにも行くよ?」
「親に借金してでも行く。行けない時は中継で応援する」
「それは何だか気が引けるなぁ~」
───チヨがクスクスと笑う。
「そんで、俺が最強のトレーナーになってやる。丸取なんか目じゃない位最高のトレーナーに」
「丸取トレーナーって今日本一のトレーナーって言われてるよ?」
「じゃあ世界一のトレーナーになるよ」
───笑顔のチヨの綺麗な瞳から、ポロリと雫が落ちる。
「何年かかるか判かんねーけど絶対になる。だからそっちで待ってろ。…絶対に追い付く」
「…うん」 - 176二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 09:15:33
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- 177二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 09:20:11
- 178二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 09:24:09
俺この二人をキブるクラスメイトのウマ娘になりてえ
- 179二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 10:33:54
- 180二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 18:24:23
- 181二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 18:39:49
マルゼンスキーの乗ったタクシーが迎えに来て、俺達はそれぞれ学園の寮、近くのホテルへ送り届けられた。チヨに宣言した後は気の効いたことも何も言えず、特に告白したとかそういう事もなかった。ただずっと、俺が家族の泊まるホテル前で降りるまで、ずっと繋いでいた右手の温もりだけが残っていた。
先に部屋で待っていた、家族は特に何も言わず優しい顔で俺を迎えてくれた。この先もずっと家族の優しさに甘えていたい。そんな気持ちもある。事実この先も甘えていかねばならない。だから俺は家族にも宣言しなければならない。
「父さん、母さん、…大事な話があるんだ」 - 182二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 19:29:18
丸取という一流のトレーナーが着いたサクラチヨノオーは必ず来年ジュニアでメイクデビューを飾る。丸取とサクラチヨノオーの契約更新はそこから3年。そしてそのキッカリ3年で俺は"中央トレーナーライセンス"を取る。そして丸取トレーナーから、サクラチヨノオーとの契約を、奪う。
荒唐無稽な話だ。
中央ライセンスの受験資格は18歳以上の高卒で誰でも受けられる。しかし合格難度はその専門性から東大受験に匹敵すると言われている。調べた限り18歳でライセンスを取得出来た人間はまだ居ない。
そして中央ライセンスを取得したとしても、それはただ単に"新人トレーナー"になっただけだ。
その頃にはサクラチヨノオーはシニア2年目のウマ娘として一番脂の乗った時期。一流の、日本一と言われるトレーナーから、名も実績もない新人トレーナーが担当を奪うと言うのだ。
俺がただの新人トレーナーなら、丸取がサクラチヨノオーを手放す訳がない。そして世間も許さない。だから最低でも必要なのだ。
"最年少中央トレーナーライセンス取得"の称号が。
それだけで丸取が納得するとは思えないが、だがわざわざ俺を"煽り"に来たんだ。必ずチャンスがある筈だ。 - 183二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 19:33:08
応援してるよ少年
- 184二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 19:48:00
- 185二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 19:49:43
88888888
- 186二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 19:54:07
- 187二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 19:54:55
ところでシニア期のチヨちゃんって…いや、野暮だね!
- 188二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 19:55:32
(迎えにきた時も書いて良いのよ)
- 189二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 19:55:40
このレスは削除されています
- 190二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 20:14:34
- 191二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 20:18:48
- 192二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 20:20:56
アプリとシングレで、結構雰囲気違うよね