グラス「トレーナーさん、マッサージをお願いしても良いですか？」

1グラストレーナー21/09/01(水) 06:42:24

そう、グラスに言われたのは
今日は勝負服を着てトレーニングをしたいとグラスに頼まれたので、勝負服でトレーニングを行った後の事だった。

なんでも、勝負服を着る事で気を引き締めるつもりが、力を入れ過ぎてふくらはぎの辺りが強張ってしまったらしい。
…確かにトレーナーとしてマッサージの知識は有るのだが、年頃の娘に行うのはどうだろうか？
そう思い断ろうとしたが
「トレーナーさんなら大丈夫ですよ〜」
と、言われてしまった…
…男では無く、トレーナーとしてしか見られて無い事を少し悲しく思う…

床にマットを敷きグラスにうつ伏せになる様伝えて、素足を直に触る訳にもいかないのでタイツの上からマッサージを行い始めた。
…？…そんなに強張って無い様な？
そんなことを考えながらマッサージを続けるが…
「……んっ」
力を込める度にグラスからくぐもった声が聴こえてきておかしな気分になって来る…
だが、グラスからの信頼を得てやっているのだからその信頼に応えねばならない。
煩悩に負けない様に無心となりマッサージを続ける…無心で…無心で

「…んっ……トレーナー…さん？」
そんな時、グラスからの声で意識を戻してみると、既にふくらはぎなどとうに越えて太腿の際どい所まで手が行ってるのに気が付いた…

慌てて手を離し謝罪しようとするが、グラスに引っ張られてグラスを押し倒す形にされてしまった。
突然の事態に強く混乱する中、グラスが耳元に顔を近づけて来て
「…ごめんなさい、トレーナーさん…」
そう、謝ってきた…

グラスの話を聴くと、最初はもう少し意識させたいと始めた悪戯だったが、予想以上に際どい所まで来てしまい慌てて声をかけたらしい。
そして最後にもう一度耳元に顔を近づけてグラスは
「…続きはされないんですか？」
そう、悪戯っぽく囁いて来た。