- 1122/01/03(月) 08:26:16おすすめの小説を教えてくれ!|あにまん掲示板久々に小説を読みたい気分なんでおすすめのやつを教えてくれ!それなりに読み応えがあって、読後感がそこまで重くないやつをお願いしたいジャンルは基本問わないがガチホラー以外で頼む!bbs.animanch.com
↑このスレで色々小説を教えてもらった者です。読んでいて誰かと感想共有したくなったんで実況スレ立てました
追加で初見の反応を知りたい作品とか純粋に読んでほしい作品があったら紹介してくれると嬉しいぜ
- 2二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 08:38:39
実況ってことは読んでる途中で感想書いてくのかな
それはそれで大変そう - 3二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 08:39:43
マリアビートル
- 4二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 08:39:55
武曲
- 5122/01/03(月) 08:39:56
とりあえず昨日
・綾辻行人 十角館の殺人
・湊かなえ 告白
・北方謙三 波王の秋
・山本周五郎 五瓣の春
・小野不由美 月の影 影の海
・テッドチャン あなたの人生の物語
を買ってきて、とりあえず十角館だけ読みました - 6122/01/03(月) 08:41:56
十角館を読んで、そういえば実況スレ立てている方がいたな...と思ったので、その真似をさせてもらって考察とか展開予想とかしなが読み進めていく感じでいくつもりです!
- 7122/01/03(月) 08:44:16
なのでミステリ系とか考察のしがいがある作品の方が嬉しいかな・・・
あと紹介してくださる方は作品名の他に作者とできればあらすじ的なものを添えていただけると有り難いです - 8122/01/03(月) 08:52:54
ちょっと慣れないお絵かきをして疲れたんで一回休憩します
次は湊かなえの告白を読む予定 - 9二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 08:53:09
前スレから来ました
なんでもいいのなら「仮面ライダー1971-1973」をオススメしたい
ライダー知らなくても読めるし、文量も多いからとてもオススメ - 10122/01/03(月) 08:54:38
- 11二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 09:03:07
歴史小説もいけるなら
宮城谷昌光の重耳
主人公の重耳とは2500年以上昔の中国春秋時代に五覇と呼ばれた晋の文公
19年間の流浪の末に62歳で君主となるまでの物語 - 12二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 09:08:43
- 13二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 09:11:29
- 14二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 09:15:21
クビキリサイクル(西尾維新)
- 15二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 09:24:05
前スレから参りました
1は北方先生好きとな?
では中国史だけど、「楊家将」を勧めたい
北宋と遼の戦争を舞台に、北辺の軍閥楊家の一族達と遼の将軍達との戦いを描いた一作
上下巻と短いけど、縦横に動く部隊の戦闘描写、燃える展開、滅びの美学が詰まっている、個人的には至高の作品です - 16122/01/03(月) 09:25:40
- 17122/01/03(月) 09:28:54
- 18122/01/03(月) 09:31:42
そろそろ湊かなえの『告白』に入りたいと思います
あ、今更ですが考察とかでネタバレはガンガンする形になると思うんで、未読の方は注意してください - 19122/01/03(月) 09:35:28
- 20122/01/03(月) 09:47:39
いきなり娘さんを殺された先生が犯人を告発しようとしているけど、こんな序盤に重大情報を出していいのか?
- 21122/01/03(月) 10:03:12
第1章読了
ひょっとして短編集だったりします?それならもっと小分けに感想流した方が良さそうかな
犯人A君、能力は高いのにしょっぱなから動物殺害や先生を感電させようとしていてやばい奴すぎる
B君の方は巻き込まれたのかなと思いきやお前がやらかしたのかよ
そして先生の復讐がえぐい・・・生殺しじゃん - 22122/01/03(月) 10:07:40
あ、短編集じゃなくて章ごとに視点が変わる感じか
となるとさっきの話もそれ単体で完結しているわけではないんですね
不自然なところといえば先生がどうやって2人の犯人の牛乳に異物を混入したのかってところぐらいしか思いつかない - 23122/01/03(月) 10:11:02
2章は教員の娘が殺された事件が起きたクラスの委員長視点みたいですね
新しい担任のウェルテルは熱血ぽく振舞ってるけど自己中なだけのやつみたい - 24122/01/03(月) 10:16:48
Aくん=修哉は事件後も普通に登校してるのすげえな・・・
Bくん=直樹は新学期から不登校か
そして副委員長の祐介は前の先生が好きだったらしいしクラスの中心だから重要人物かな - 25122/01/03(月) 10:19:29
修哉へのいじめが始まったけど人殺しの片割れだとしてもやり方えぐい
そしてウェルテル相変わらず無能 - 26122/01/03(月) 10:22:22
あれ?修哉意外とそこまで極悪人ではない?
さっきの先生視点との印象が全然違う
そして先生実は異物混入していなかったのか - 27122/01/03(月) 10:23:55
は?
- 28122/01/03(月) 10:24:49
直くんがお母さんを殺した、だと?
- 29二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 10:27:57
スパイ物が大丈夫だったらぜひ読んで欲しい。
ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ - 30122/01/03(月) 10:33:26
2章読了
ずっと不穏な雰囲気がありましたが直樹が母親コロスとは思いませんでしたね
委員長視点だとウェルテルの家庭訪問がストレスで直樹が事件起こしたっぽいけど裏がありそう?
そして委員長毒物集めてるって大丈夫かそれ? - 31122/01/03(月) 10:34:38
スパイものはあんまり読んだことないので紹介有り難いです!
- 32122/01/03(月) 10:37:03
流石に今の時間はあんまり見ている人いないだろうし、ちょうど本屋も開く時間帯なので一旦中断します
おススメされたやつを買いに行こうと思うので引き続き良さげなやつがあったらどしどし紹介お願いします! - 33二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 10:59:44
相沢沙呼のmedium
北山猛邦のアリス・ミラー城殺人事件
……これどっちも性質上紹介がしづらい!おもしれーミステリです! - 34二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:08:31
ダークな作品繋がりなら宮本輝『錦繍』もいいぞ
文通で物語が進むんだけど癒えない傷が希望に満ちたような感覚がある - 35二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:09:06
浅田次郎の憑神はおすすめ
ファンタジー混じった時代物で幕末の貧乏武士の主人公が酔った勢いで謎の小さい祠にお祈りするけど祀られてたのは本物の貧乏神等だった!から始まる話個人的に主人公の生き様が好き
読後は...人によるだろうけど自分は爽やか?に感じた - 36二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:15:02
- 37二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:33:48
- 38二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 14:23:15
スパイものなら柳広司のジョーカー・ゲームもおすすめ
スパイミステリって感じの短編集。世相を反映した物悲しさもうおおおー!スパイカッケー!!も味わえて楽しい - 39二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 14:28:39
- 40122/01/03(月) 15:20:15
- 41122/01/03(月) 15:23:15
帰ってこられたので続きを再開します
なお今日は予算と書店の在庫を鑑みて
北村薫 街の灯
麻耶雄嵩 翼ある闇
浅田次郎 憑神
柳広司 ジョーカー・ゲーム
を買ってきました。
今日中にこのうち何作かは読破できるといいな - 42122/01/03(月) 15:25:17
第3章に入る前に移動時間で思いついた考察?妄想?を書いておきます
- 43122/01/03(月) 15:40:50
その前に人物の情報の整理を
・悠子先生
第1章の語り手で中学校教師。前の学校に勤めていた際に桜宮正義先生と恋仲になるが、彼はHIVに感染しており、悠子先生と娘の名誉を傷つけることを恐れた彼に結婚を断られ、シングルマザーとなる。たまたま娘が学校にいた際に彼女が溺死した事件の復讐のため、その事件の犯人だと思われる直樹と修哉の飲む牛乳に桜宮先生の血液をこっそり採って混入させて退職
・桜宮先生
不良に親身に相談を聞く熱血教師。中学の頃に不良の道に走るが、更正して昔の自分と同じような境遇の生徒を救うために奔走し世直しやんちゃ先生として有名になる。実はHIVに犯されていて余命いくばくもない - 44122/01/03(月) 16:01:08
・渡辺修哉
少年A。家は電気屋?並外れた秀才だが影で動物虐待をやっているとの噂も。触ったら電気が流れる機械を開発し、正樹と共謀して悠子先生の娘にそれを使って事件の発端を起こす。事件後、またHIVウイルス入り?の牛乳を飲まされた後も平然と学校に通い、自身へのいじめに委員長が巻き込まれたのちに委員長にHIV陰性の診断書をみせ、またいじめの首謀者に反撃することで表面上は平穏な日々を取り戻す。留意するべき点として悠子先生に自ら恍惚として事件を話したり告発されるのを待ち望んでいた節がある。
・正樹
少年B。元はおとなしい少年だったが、勉学等がうまくいかなかったことなどで鬱屈していた時期に修哉と仲良くなり、共に悠子先生の娘にいたずらを仕掛けるも、娘が気絶したことで恐ろしくなり、そのまま立ち去った修哉とは異なり現場に残って娘をプールに投げ込み、娘の直接の死因を作る。悠子先生による告発後引きこもりになり、度々ウェルテルと委員長の訪問を受けるも応対せず、最終的には母を刺殺
・ウェルテル(良輝先生)
悠子先生が退任した後に新しくクラスの担当になった新任教師。熱血教師に憧れているらしいがどちらかというと暗殺教室の鷹岡みたいなジャイアニズム。無能っぽい行動でいじめを悪化させたり正樹のストレスを高めたりしたと委員長に思われている。修哉製の嘘発見器をつけた状態で直樹のためを思っていたと語った際に音がなったことから、委員長に自己満のために行動して自体を悪化させたと思われており、殺意を向けられている - 45122/01/03(月) 16:13:51
・委員長
第二章の語り手。クラスの委員長で、初恋の人は正樹。事件後修哉を庇っていると目され強制的に修哉とキスさせられる。直後に修哉にHIV陰性の診断書を見せられるが、実は人の血液が混入しているかわかる薬物を持っていたらしく、悠子先生の告発後に牛乳パックを調べていたため修哉がHIVに感染している可能性はないと思っていた。この世に嫌気がさした時に命を絶つために薬品を集めているらしい。
・祐介
副委員長。野球部として大活躍しているクラスの人気者で、修哉へのいじめを影から煽るが、反撃に修哉にディープキスされてからは大人しくなる。悠子先生が好きだったらしい、悠子先生の娘がプールにいるんじゃないかと言った野球部の星野くんの可能性あり。修哉に娘がプールに行ったことを知っていたと告発される - 46122/01/03(月) 16:17:28
まだ話の中盤ですが、こうして整理してみると違和感がある点がいくつかあるんですよね
まず副委員長の祐介ですが、どうやら悠子先生の娘がプールに行っていたことを知っていたようなそぶりがあるんですよね。悠子先生の告発に出てこなかったことと、どうやら悠子先生が好きだったらしいと委員長に言われているあたり娘殺害の直接の下手人ではないでしょうが何らかの形で関わっている可能性はあるんじゃないかと - 47122/01/03(月) 16:22:49
次にウェルテル。一見ただの無能ですが、桜井先生の大ファンっぽい描写があるのが気になります。ただのミスリードかもしれませんが、彼の行動は結果として修哉へのいじめを加速させ、正樹の精神に強大な負荷を与えて壊した。もしこれが意図的なものだったらどうでしょう?
彼があえて無能なムーブを行うことで桜井先生の娘を殺した犯人を追い詰めようとした、と考える方が筋が通るような気がします。どうやって桜井先生と悠子先生の仲を知ったのかとか色々疑問はありますが、現時点では割と有力な説ではないでしょうか - 48122/01/03(月) 16:28:02
あとは委員長がなぜか人の血液が混入しているかわかる薬剤を持っていたことですね。冷静に考えれば中学生でそんな知識を身につけ薬剤を手に入れるのが可能なのだろうかと。これはミスリードで、実は本当に桜井先生のHIVに感染した血液が牛乳に混入していて、委員長は嘘をついたか半端な知識ゆえに勘違いしたのではと気がするような・・・いや根拠としては薄いですが
- 49122/01/03(月) 16:37:57
最後に悠子先生の復讐が牛乳に血液を混ぜるというものであった点。地域差とか年代によって差があるかもしれませんが、牛乳パックは別にそれほど大きなものではないはずです。悠子先生は医学系専攻というわけでもなさそうですし、確実に経口でHIVが感染し、また気づかれないような量を的確に投与できたのかと。素直に考えれば投与していないのに投与したと言って罪悪感を煽っただけなのかもしれませんが、悠子先生はどちらかというとリアリストっぽい考え方の人であることが伺え、反省とか更正に期待するよりは確実に苦しむ手段をとるような気がしてならない。よって実は投与していた、あるいは複数回投与済みだったといった展開が待っていてもおかしくない。さらにいえば多量の血液を気づかれずに抜き去るなんて医療関係者でも難しそうなことを素人の悠子先生ができたかは疑問です。口では独断でやったこのように言っていますが、復讐に桜宮先生が加担しているのではないかと自分は睨んでいます
- 50122/01/03(月) 16:40:16
既読の方はもし見当外れのことを言っていたら嗤ってください
『告白』第三章から再開します - 51122/01/03(月) 16:43:37
意外!直樹の姉視点?
なんか直樹の家族も色々と問題抱えてそうだなぁ - 52122/01/03(月) 16:47:48
直樹の母視点だったか・・・根は悪い人ではないかもしれんがモンペ臭がプンプンする
- 53122/01/03(月) 19:41:34
寝不足&遠出による肉体疲労のせいで思考力が持たなそうだったので仮眠とってきました
改めて三章再開! - 54122/01/03(月) 19:46:20
母視点だから随分直樹に肩入れしたもののみかたですね
自分の服の洗濯や掃除を徹底してやるのはわかりますが風呂に入らないだの歯を磨かないだのは初期の段階から心壊れてそうな感じ - 55122/01/03(月) 19:52:11
うーん?ウェルテルの訪問は確かにストレスにはなってそうですが母殺害の直接の要因ではないのかな
- 56122/01/03(月) 19:56:00
うわぁ
- 57122/01/03(月) 19:57:29
直樹は怖くなって死体遺棄しようとしたんじゃなくて自分の意思で目を覚ました愛美ちゃんをプールに投げ込んだのか
- 58二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 19:59:10
告白面白いよね
- 59122/01/03(月) 20:00:12
そしてお母さんは罪を犯して開き直る息子と心中しようとして返り討ちにあったのか・・・えぐいな
- 60122/01/03(月) 20:02:22
思った以上の面白さで今まで読んでいなかったの勿体無いなって思っています
- 61122/01/03(月) 20:05:45
三章読んで考察?
ぶっちゃけウェルテルがもっと色々やらかすと思っていたから半ば自滅的に犯行に及んだのは意外でした
そして直樹くんお前ほんま・・・最初は修哉に道ずれにされただけだと思っていたけど結構やばいやつそう
動機が気になるところですね - 62122/01/03(月) 20:06:48
4章行きます
- 63122/01/03(月) 20:10:42
直樹視点か、結構コンプレックス拗らせてますね
あと母視点だとモンペ症候群くらいだったけど、直也視点だと本格派のモンスターペアレントじゃん
中学生の少年にこれはきついて - 64122/01/03(月) 20:14:42
うーん?今のところ修哉の手のひらの上で転ばされている感
そしてボールを投げ入れたのは祐介じゃなっかったのか - 65122/01/03(月) 20:21:50
なんていうかコンプレックス拗らせた上での犯行か・・・
人間味はあるけどそれは超えちゃいけない一線だって
そして修哉は殺人者になりたいみたいですね。何で? - 66122/01/03(月) 20:30:13
修哉にはウェルテルの訪問は結構効いていたみたいですね
そして体が汚れるのが生きている証と思っていたのか、相当病んでる感じ - 67122/01/03(月) 20:32:59
- 68122/01/03(月) 20:38:37
4章読了
想像以上にコンプレックスを拗らせていて道を踏み外した感じでした
この屑がって気持ちといや共感できるところはなくはないなって気持ちが交互にきて何とも言えない気持ちになりました
分量的に次が最終章な気がしますね
この感じでいくとおそらく修哉、大穴で祐介かウェルテル視点ってところでしょうか - 69122/01/03(月) 20:51:14
最終章前に推理というか妄想というか
直樹の独白で事件の全貌がほぼ見えたので真犯人は別!とかはなさそうですね
気になるのは修哉の人間性。1章で倫理のタガが外れた子供、2章では傲慢ながらも承認欲求のために暴走した子供、4章では黒幕的カリスマを持ちながら傲岸さゆえに身を滅ぼす悪役の卵のような感じでしたが、果たして?
そしてウェルテルが意図的に無能ムーブをしていたかは若干怪しいところですが最後になんかやらかすと信じたい - 70122/01/03(月) 20:52:30
修哉視点かー、流石に俊介はもう絡んでこないか
- 71122/01/03(月) 20:53:53
いきなり爆弾テロ起こそうとしているじゃん
2章でちょっと同情した気持ちを返しておくれ - 72122/01/03(月) 20:58:52
お母さん大好き人間みたいだけどそのお母さんちょっと歪んでるよ
- 73122/01/03(月) 21:08:25
思春期にありがちな尊大さと母親への強烈な依存が歪んだ形で出てしまった感じですね
能力は非常に高いけど愛に飢えていて、それでいてそのことを若干センチメンタルに見てるのが鼻につくけど人間味がある - 74122/01/03(月) 21:10:29
正樹を道具としてでしか見ていなかった故に足元を救われた感じか
- 75122/01/03(月) 21:18:17
委員長猟奇殺人犯かぶれだと?
そして委員長もあっさり死んだ・・・ - 76122/01/03(月) 21:21:30
爆弾が解除されてる・・・そして次の章が最終章か
- 77122/01/03(月) 21:22:36
ここで悠子先生視点か!
- 78122/01/03(月) 21:26:26
悠子先生容赦ないな
そして桜宮先生聖人でした。疑ってすみません - 79122/01/03(月) 21:28:21
ウェルテルはただの熱血無能で悠子先生に操られていたんだな
微妙に惜しい - 80122/01/03(月) 21:36:33
読了
そうきたか・・・牛乳にHIV仕込むよりよっぽどきつい復讐だな
最後まで全然展開が読めなかった - 81122/01/03(月) 21:44:13
感想としては、登場人物の視点によって全然見方が違うのが面白かったですね。
登場人物は屑や悪人であっても共感できる部分があり、またさらっと伏線や嘘が散りばめられていて考えるのが楽しかった。嫌な気持ちになるミステリーこと”イヤミス”の名手と言われる湊先生の作品なので警戒していたのですが、そこまでミステリに触れたことのない人でも楽しめる良作だったと思います。
推理はまあ、着眼点は悪くなかったけど相当頓珍漢なこと考えていましたね。最後までウェルテルと桜宮先生疑っていて申し訳なかった - 82122/01/03(月) 21:45:38
ちょっと休憩して次行きたいけどどれにしようかな
- 83122/01/03(月) 21:58:26
買った本の中で特にリクエストがなければ、麻耶雄嵩の翼ある闇か浅田次郎の憑神行きたいと思います
- 84122/01/03(月) 22:12:32
- 85122/01/03(月) 22:19:06
裏表紙に載ってる紹介文だけ載せときますね
首なし死体、密室、蘇る死者、見立て殺人……。
京都近郊に建つヨーロッパ中世の古城と見紛うばかりの館・蒼鴉城を「私」が訪れた時、惨劇はすでに始まっていた。
二人の名探偵の火花散らす対決の行方は。そして迎える壮絶な結末。
島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎、三氏の圧倒的賛辞を受けた著者のデビュー作。 - 86122/01/03(月) 22:20:18
では始めます
- 87122/01/03(月) 22:31:38
古城、殺人、名探偵。いかにも本格派っぽい感じの始まりですね
二人の名探偵ってのは語り手の香月と同行者の木更津のことなのかな?
城に招いた主が殺されていて、到着早々に警察と捜査開始って感じです - 88122/01/03(月) 22:41:58
語り手の香月はホームズというよりワトソン役みたいですね
館の主人の伊都は首と足がなくて鉄履を履かさせられており、それとは別に外泊しているはずの伊都の息子有馬の首が見つかったと。面白くなってきました - 89122/01/03(月) 22:56:29
1章が蒼鴉城到着で2章がそも前のプロローグという構成でした
今鏡というのは巨大財閥を経営する一族で一ヶ月前に2代目が大往生したばかりらしい
名探偵木更津に宛てた屋敷に来いという端的な手紙と死神が宿っているからくるなという脅迫文も興味をそそります
プロローグの最後の『この時点で、あのような惨劇が待ち構えているとは誰が予想しただろうか』って何でしょうね。木更津に死亡フラグ立ってる? - 90122/01/03(月) 23:12:27
伊都の首が発見された左の塔の頂上には地獄の門という部屋があって、そこに有馬の胴体とギロチン、そして意味深なオレンジの種があり、なおかつその部屋は密室?みたいな状態だと。ただ鍵は有馬の胴体のポケットに入っていたもの以外にもその従兄弟が持っているものがあるから完全な密室ではない?
- 91122/01/03(月) 23:14:24
伊都が地獄の門に度々言っていたらしいのは気になりますね。老人がギロチンのある塔の頂上の部屋に何の用があったんだ?
- 92122/01/03(月) 23:31:43
うーん難しい
夜三時から3時半の間に伊都は自室、有馬は地獄の門で殺され、なぜか伊都の首は地獄の門にあった。地獄の門の鍵は有馬が握っていたもの以外は使用されておらず密室状態か - 93122/01/03(月) 23:45:17
1部3章まで読破
この手のミステリは頭使いますね
皆目見当はつかないけど惨劇はまだ続くらしい
ところどころ不穏な文があるけど木更津死なないよな?
癖の強い作品とのご紹介でしたが今のところ王道な感じがしますがどうなんでしょう
遅くなったので今日はここまでにしようかな - 94二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 00:10:53
- 95122/01/04(火) 00:16:01
- 96122/01/04(火) 11:09:01
三が日は終わりましたが自分はまだ冬休みなんで今日も続きを読んで行きたいと思います
- 97122/01/04(火) 11:12:30
そういえばこの作品のサブタイに<メルカトル鮎最後の事件>ってあるんですよね
誰のことなんだろう?
登場人物紹介のところにもメルカトル鮎ー銘探偵なんて書いてあるし
名探偵ならともかく銘探偵って何だ?謎は深まるばかりです
- 98122/01/04(火) 11:21:44
それから名探偵の木更津くん、これぞまさに!って感じの古き良き名探偵でもうだいぶ好きなんですが意味深な描写があって気になります。人智を超えたものという彼を評する軽口が後で重大な意味を持つらしいのですが一体どういうことやら
- 99122/01/04(火) 11:22:14
というわけで第4章 邂逅からですね
- 100122/01/04(火) 11:47:15
4章 読了
幼い雰囲気の成人女性の双子、知的な令嬢、そしてハーフで病弱な少女
今鏡家の女性は皆ミステリアスですね。会話が謎めいていてどこにヒントがあるのか皆目検討がつかない
木更津探偵は意外にも論理とか推理などではこの事件は解けないなどと言っていますが、名探偵特有の謎かけなのか別の意図があるのか
第5章の題はレクイエムか・・・事態が大きく動きそうだ - 101122/01/04(火) 12:20:24
5章読了
伊都の弟の畝傍が死亡。首は白粉が塗ってあって、又しても首と胴体が別々に発見されるという異様な事件
今鏡家2代目の遺言は10日後に開封される予定だったらしいですが事件は遺言に関係ある?
今鏡家はロシアに所縁があるらしいですがこれが意味するところは何でしょうか?
考察したいところですが全然わからん・・・ - 102122/01/04(火) 12:46:55
6章読了
うーん参りました。初っ端からもう一人殺害されて、そこから名探偵の推理ショーによる真相究明!と思いきや犯人とおもわれた人も既に死んでいた・・・
あとキリスト教の偽書が事件に関わっているようですが教養のない自分には全然思いつくことがないや
木更津くんのこの作品での役割は探偵ではなく道化だったのかもしれません。
第一部はここまでで、次からは第二部ですがここから真の推理パートというわけでしょうか
今までの情報で何かわかることがないかちょっと考察してみるかな - 103122/01/04(火) 13:40:40
ちゃんとした考察はできませんでしたが妄想を垂れ流してみます
まずこの作品はやけに論理的推理を否定するような発言が多いんですね
密室殺人は念能力があればできるだの推理では事件は解決できないだの
そこから本格ミステリに見せかけて実は黒魔術かなんかで呪殺した、みたいな本格ミステリのアンチテーゼ的なものが目的の小説ではないのか?と一瞬考えましたが流石にそれはない気がします - 104122/01/04(火) 13:53:24
ではそういう発言をしているのは誰だろう?と思って振り返ると、他ならぬ木更津探偵です
木更津探偵は語り手の香月と別行動していることが多く、、犯人候補として自分を加えたり捜査や推理を誘導しようとしたりして場を支配している
そもそも事件に呼ばれたのは招待状と脅迫状が届いたことですが、これも自作自演だとしたら?
あと脅迫状の差し出し主=犯人としたら館から出て脅迫状を投函しに行った人間が怪しいのですが、これを警察に明かしたのも1部の最後の方で、何と無く意図的なものを感じる
最後に得意げな推理をして間違えましたが、これもわざとではないか?
証拠も何もなくどちらかというと直感に近いものですが現時点では木更津探偵が怪しい気がしないでもないような・・・
へぼ推理すぎてちょっと書くのが恥ずかしいくらいですが - 105122/01/04(火) 13:58:31
あと気になるのは最後の事件かな
最後の事件だけはなぜか遺体の首と胴体が同じ部屋にあったんですよね
それも他の事件に見られた悪趣味な仕掛けとかは特に見られませんでした
猟奇的というか芸術的な殺人を行う犯人にしては粗雑すぎる気がするので、そこに何か意味があるような - 106122/01/04(火) 13:59:27
あんまり碌な推理ができそうにもないので読み進めたいと思います
- 107122/01/04(火) 14:20:01
木更津くんは山に篭ってしまったみたいですね。そういや1部の最後にも書いていた気がしますが見落としていました。早くも雲行きが怪しい
代わりに登場したメルカトル探偵はチャップリンのような容姿の無礼な人物で、警察や香月からは反感を買っていますが読者としては嫌いじゃない - 108122/01/04(火) 14:27:20
7章序盤に双子と家政婦が次々に殺害されます
家政婦が昔に失踪したと思われていた今泉家の一員だったのには驚かされました。てっきり木更津探偵がその失踪した人物の末裔だと思っていたので今回も自分の推理はハズレのような気がする
館の住人はあと今泉家の3人と雇われの男一人ですが犯人はこの中にいるのでしょうか
そしてまだ全体の3分の1近くの分量が残っているのにメルカトル探偵が推理を始めるみたいですが大丈夫でしょうか - 109122/01/04(火) 14:32:16
ん?意外にもメルカトル探偵の推理は木更津くん犯人説なのか?
- 110122/01/04(火) 14:39:28
自分の考えが当たっていたら嬉しいなと思う反面、まだページ数あるのに大丈夫かと思っていたらここで木更津登場ですか
メタ的に木更津くんは犯人ではない気がしますね。さてここからどうなるか
8章に入ります - 111二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 14:41:44
- 112二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 14:42:49
- 113122/01/04(火) 14:51:14
- 114122/01/04(火) 14:56:50
まさかの香月くんが今泉家の生き残りの一人の夕顔さんにプロポーズですか
この展開はどうなんだ?木更津くんが違うなら薄々夕顔さんが怪しいのではと思っていたのだけれど・・・ - 115122/01/04(火) 14:58:58
は?ここでメルカトル探偵がなくなるだと・・・
- 116122/01/04(火) 15:01:09
メルカトル探偵も今鏡の一族だったのか
ここで8章読了で残すところは後1章ですね - 117122/01/04(火) 15:10:40
最終章を前に最後の推理?を
容疑者は残すところ4人です
雇われの山部は3人目の事件時にアリバイがあったから多分ない
菅彦はメルカトル探偵の推理で木更津探偵と共犯ではないか?と言われていたので、その説が間違っていた以上多分違う
霧絵は父の菅彦が時折遠くから見守っていたらしいからこの線も薄い
ということで一番怪しいのは香月くんがプロポーズした夕顔の気がします。動機とか手段とかは全然わかりませんが - 118122/01/04(火) 15:12:54
うわー!見立て殺人だったのか!
- 119二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 15:22:27
京極夏彦先生の百鬼夜行シリーズおすすめします
ミステリー物なんだけど事件への切り口が他のミステリー作品では見られない、妖怪伝承なんかを元に憑き物落としと云う形で謎を解いていくのが面白い
今頃は使われない難読漢字が多いし、ページ数も多いけどかなり読みやすい文体だからスラスラ読めるよ
気になったらぜひ、姑獲鳥の夏から読んで欲しい - 120122/01/04(火) 15:28:02
9章読了
見立て殺人の元となったものは知っていただけに悔しい
しかし第一の事件のそれは推理の難易度高すぎるよ
あとはエピローグでおしまいかな - 121122/01/04(火) 15:30:52
- 122122/01/04(火) 15:31:50
ん?まだなんか続きがありそうですね
- 123122/01/04(火) 15:33:19
え!?
- 124122/01/04(火) 15:45:34
エピローグ読了
これは・・・してやられたな。思えばかすかな違和感はあったんですが、気づけなかったなー。
鍵となる知識はあっただけに一杯食わされた気持ちです - 125122/01/04(火) 16:04:17
感想
最後まで作者の掌の上だったようです。ちょっとミステリを嗜み始めた人に勧めたい作品。
本格ミステリよりで初心者が触れるには若干ハードル高めなところがありますが、大胆な犯行からの納得の結末は唸らせる出来でした。
多分鋭い人なら気づけたであろう違和感をまんまと見逃した自分としては悔しい限りです。 - 126122/01/04(火) 16:06:34
流石に連続でミステリは疲れたんで次は波王の秋かジョーカー・ゲーム、あるいは十二国記あたりにしようかな
- 127二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 16:22:35
- 128122/01/04(火) 16:27:51
- 129二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 21:08:07
読んでくれてるんやな、ありがとう!
前スレで息吹と五弁の椿勧めた者やけど、あなたの人生の物語の中の短編は息吹と比べてもかなりガッツリSFしてるから面食らわないようにな
初手に読むなら、少しややこしいが表題作から読んでみるといいよ
感傷的な成分とSFチックな成分がすごく綺麗にブレンドされてるから - 130122/01/04(火) 21:26:57
- 131122/01/04(火) 21:27:53
- 132二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 21:30:51
貴志祐介先生の天使の囀りをオススメしたいけど、
人によってはトラウマになるし、先生の他の本を嫌厭してしまう恐れがあるから素直にオススメ出来ない…
生理的嫌悪感が強めなホラーなので、耐性があるなら是非読んでほしい - 133122/01/04(火) 21:32:37
これも文庫本の裏表紙から紹介を引用します。
「この世には御定法で罰することのできない罪がある」最愛の父が死んだ夜、自分が父の実子ではなく不義の子なのを知ったおしのは、淫蕩な母とその男たちを、自らの手で裁くことを決心する。おしのは、母を殺し、母の男たちの胸につぎつぎと銀の簪を打ち込み、その枕元に赤い山椿の花びらを残してゆく……。ミステリー仕立てで、法と人間の掟の問題を鋭くついた異色の長編。 - 134122/01/04(火) 21:35:15
- 135122/01/04(火) 21:40:46
五瓣の椿。山本周五郎作ということで時代小説かと思っていたんですが、裏表紙読んだ限りでは意外にもミステリ色が強いのか?椿って昔は散り方が落ちる首に似ているだとかで縁起が悪いと言われていたらしいですが、このタイトルの椿に込められた意味はなんなのでしょうか
- 136122/01/04(火) 21:41:07
では行きます
- 137二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 21:43:00
- 138二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 21:43:52
- 139122/01/04(火) 21:48:58
- 140122/01/04(火) 21:54:04
序章読了
天保というと江戸時代も末期に近い頃ですね。事件の顛末らしき話で、焼け跡から3人の死体。
状況からして主人の喜兵衛、妻のおその、そして娘のおしのの疑いが強いらしい。
奉公人の口からはおそのが死んだのは天罰とあるし、早くもおそのはなんか問題のある人物の雰囲気 - 141二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 22:00:54
天使の囀りはやべーぞ
プロットの組み立てと文章の整理能力が半端なく上手いから頭の中に直に映像が立ち上がってくる
グロに惑わされてあれを楽しめないのは勿体無いから、ホラーとスプラッタに慣れてから読むことを強くお勧めするわ
あれと同作者の黒い家、リング、パラサイトイブは角川ホラーというか90年代以降の国内ホラーの金字塔だよ - 142122/01/04(火) 22:25:19
悪霊が出てこようが人間の悪意がむき出しの作品だろうが読めることは読めるんですが、夢見が悪くなるので・・・。怖いもの見たさで読みたい気持ちはありますが・・・
- 143122/01/04(火) 22:33:48
1章読了
喜兵衛さん真面目で立派な人だったのに結核かあ。不憫でなりません
椿は喜兵衛さんが好きな花だったようです
対照的におそのは道楽好きで歌舞伎役者に入れあげて夫が死に際に不倫旅行とは気持ちのいいくらいの屑
おまけにおしのちゃんも別の相手と間にできた子らしい
序章の死体は喜兵衛さんとおその、そして不倫相手の遺体みたいですね
おしのちゃんは父思いのいい子なので幸せになってほしい - 144122/01/04(火) 23:00:55
2章読了
おしのちゃん母が昔浮名を流した相手を父の仇として全員殺していくつもりか
相手がなかなかの屑だから死ぬのは自業自得だと思うけど、おしのちゃんの行く末が案じられてならない
もうすでに悲劇的な終わり方を迎えそうな雰囲気で辛い - 145122/01/04(火) 23:35:12
3章読了
今度の浮気相手の医者もひどい屑ですね
手をかえ品を変え、男を手玉にとって復讐を遂げるおしのちゃんのやり方がすごいですが、そんなことよりも真っ当に幸せになってほしい。無理かもしれないがなあ。 - 146122/01/05(水) 00:00:02
第4話読了
ついに与力が動き出しましたね。ほとんど身元も割れてしまいましたし、復讐を遂げた後におしのちゃんが幸せになる道はないんだろうなぁ。
多分次が最終章。推理ものではないので考察とかはしませんが、多分悲しい終わりになると思う。でも殺された奴らは全然同情できない奴らなので、何かの間違いで復讐後におしのちゃんが幸せになってくれるといいが - 147122/01/05(水) 00:22:18
5章読了
4人目の間男はあいつだったのか。そしておしのちゃんも病に冒されてしまう。
これはどう考えても哀しい終わり方になりそうだ。
せめて苦しい目に遭わないといいが
そして最後の復讐相手は実の父親みたいです。次こそ最終章だと思います - 148122/01/05(水) 00:38:52
6章と終章読了
復讐の意外な結末。そして寂寥感のある最後。
何度もおしのに幸せな人生を送って欲しいと思ったが、ついにそれは叶わなかった。
もう少し余韻に浸っていたいですね - 149122/01/05(水) 01:20:07
感想
復讐譚は復讐譚なんですが、全体的に哀しさと切なさを湛えた時代小説でした
法で裁けない罪を主題としつつも、弱者の心に寄り添い人情というものを思い出させてくれます
年の瀬に相応しい、しんみりとした気分にさせてくれる良い作品だったと思います
いやぶっちゃけあにまんでこんな作品を教えてもられるなんて思わなかったよ
教えてくれた人に改めて感謝です! - 150二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 01:43:34
- 151二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 02:02:45
>>1で感想共有したいとの旨書いてますし俺の初読時の感想書くと、スレ主と同じく
「他に手なかったんかな、可哀想に」でした
この年代特有の女の子の潔癖さとか、最後まで自分が生娘であることにこだわるところとか、描写を見る限り無理なんでしょうけどね…
当人が1番嫌いな手段で男を嵌めていく時はどんな気持ちだったのか、想像するだけで胸が痛みました
そんでさっき読み直した感想としては、山本周五郎って場面設定が演劇というかテレビ向きだなーってところでしょうか
藤沢周平以上に場面場面が綺麗に分かれてるのでそりゃあひところ山周のドラマだらけになるわけだと納得しきりです
スレ主さんの丁寧な感想読んでて楽しいので、今回の試み応援してます
では頑張ってくだされ
- 152二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 12:52:38
今野敏の『隠蔽捜査』おすすめ
- 153二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 14:14:43
- 154二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 14:18:02
- 155二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 18:22:33
- 156二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 19:48:16
- 157二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 19:49:09
今日は北方謙三の波王の秋いきたいと思います
- 158二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 19:54:30
- 159122/01/05(水) 19:59:44
松浦党って北九州の海賊集団でしたっけ?信長の野望の龍造寺プレイで最初の方に取り込んでいた記憶がある。
中国で明朝成立したが室町時代の初め頃だったと思うので、鎌倉幕府がしてからそう経ってない頃が舞台みたいですね - 160122/01/05(水) 20:00:04
では行きます
- 161122/01/05(水) 20:15:19
竜村知勝(偽名かも?)日本人と高麗人のハーフで船乗り。波多家にスパイとして忍び込んだみたいですが一体何者でしょう?あと波多家の夏丸。知勝を捕縛した人物ですがなぜか知勝の逃走に手を貸している
ナミノオオがキーワードっぽい?波の王ってことであってるのか? - 162122/01/05(水) 20:19:47
南北朝時代の九州って初めは懷良親王率いる南朝方が力を持っていて、北朝側の今川了俊が平定するまで長く争いが続いたと日本史で習ったような?大友とか松浦党がどっち側だったかなんて全然知りませんがその辺絡んできそうですね
- 163122/01/05(水) 20:35:17
松浦党の女武者の明乃登場。鎌倉時代は女性がトップに立ちこともあったとか。にしても惚れ惚れするような戦巧者ですね
戦に加勢はしないものの遠目に見守る関船は何者?松浦党の守護神らしいですが・・・ - 164122/01/05(水) 21:03:03
兵部、又次郎、右近、武文。海の男たちは魅力的です
ナミノオオとは松浦水軍と南の方のとある水軍?の合言葉らしい。だからあんなに効力があったのか
知勝は松浦水軍の長に会いききたようですが目的が気になりますね
長はよほど慕われているようですがどんな人物なのやら - 165122/01/05(水) 21:39:03
3章読了
上松浦党の次の党首、小四郎。若くして恐るべき采配ぶりと強さを併せ持ち、先々を考える力を持つ漢。大物になる器ですね。素直に格好いい。
序盤ながら南の水軍の長、ナミノオオも登場。元朝と高麗の二重支配を受ける済州島を独立させたいようで、そのために上松浦党の力を借りたいらしい。
ここまで読んでようやく気づきましたが倭寇のお話だったんですね。まだ序盤なので、ここからどう話が動くのか - 166122/01/05(水) 21:56:48
小四郎率いる18艘の船団が結成されましたが、度重なる戦で疲労が激しい様子
次は一千の兵で元軍四万と戦うようですが、いくらなんでも無謀すぎる
十郎あたりに死亡フラグが立っていますね - 167122/01/05(水) 23:00:33
武文あかんかったか。流石に無謀すぎたようです
しかし3度目の日本侵攻のための船となれば見逃すわけにいかないでしょう
十郎は今度こそ死にそう - 168122/01/05(水) 23:17:32
5章読了
今度の焼き討ちは見事なものでした。失敗を糧に、小四郎は大きく成長した様子。
正直最初の焼き討ちは無謀すぎて海嶺宮とナミノノオは何を考えているんだ?と思いましたが、結果として新世代の強力な指導者を得たことは大きそうです。十郎も生き残ってよかった。
知勝思った以上にナミノオオに信任されていたようですね。ただ元との戦いはまだ始まったばかり。ゲリラ的に海岸線を荒らすことで元の国力を減退させるつもりらしいですが果たしてうまく行くのか?
ちょうど半分くらいなので、今晩はこのくらいにしようかな - 169二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 09:31:34
保守
- 170二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 12:03:47
内容の抜粋が上手くてワクワクする
- 171二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 20:37:04
- 172二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 21:17:14
群一族!藤原純友の末裔だと!
史実とは違うの承知の上で、歴史小説でこういう有名な人とかその一族が登場するとテンション上がってしまう - 173二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 21:31:22
6章読了
右近の愚直な海の男ぶりが格好いいですね
兵衛も死の狭間を抜けて妻子を得て老獪な右腕役になりました。
波王こと小四郎は相変わらず先が見えていますね。しかし兵糧の心配はなくなったとはいえ、元軍相手には多勢に無勢。流石にネームドからも脱落者が出るだろうし読み進めるのがちょっと怖い - 174二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 21:53:08
7章読了
朱元璋、のちの明の洪武帝の名前が出てきたか・・・いよいよ元も滅亡が近そう
しかしながら降伏した反乱軍を水軍に入れているんで元の水軍も油断がなりませんね
今までとは質の異なる敵船も登場してきました。
ただでさえ数が多いのに質が高いと手がつけられない。決戦の時が近付いているのか?
波王水軍の海の野郎どもに愛着が湧いているので、どうなるのか先が気になるところ - 175二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 22:19:57
8章読了
ナミノオオ、天晴れな最期
元軍も千百隻とはスケールが違いますね。少数精鋭とはいえ、流石に76隻では厳しいのでは
小四郎には何か策があるのだろうか?
いよいよ、決戦の予感がしますね - 176二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 22:27:12
- 177122/01/06(木) 22:39:08
- 178122/01/06(木) 22:49:37
十郎・・・いいやつだったよ
- 179122/01/06(木) 23:16:31
9章読了
元軍は流石に手強い。陸兵50万は流石に規模が違いすぎる
朱元璋と利害が一致した小四郎。新兵器も携え、海上での一大決戦もすぐ目の前といったところか
加々丸も立派になったなぁ。年長者の兵衛が好きなんですが派手に散りそうで不安です - 180122/01/06(木) 23:47:00
右近、兵衛ぇ・・・
- 181122/01/06(木) 23:58:34
十章、十一章読了
激しい戦いでした。色々なものを失いましたが、不思議と爽やかな読後感。
いい作品だったと思います。 - 182122/01/07(金) 00:05:30
感想
日本の海賊ものを取り扱った作品ってあんまり多くないと思うんですよね。時代小説はそれなりに読むとはいえど、南北朝の倭寇のことは全然知らなかったので、新鮮な気持ちで読めました。魅力的な漢たち、荒々しい合戦、そして南の海を股にかけたスケールの大きさ。北方作品らしい魅力の詰まった自分好みの作品でした。 - 183122/01/07(金) 00:11:24
まだまだ紹介された作品は残ってるんですが、休みも明けて忙しくなるんでここらで一旦切り上げようと思います。
普段自分があまり手にしないような作品に触れることができて楽しかったので、そのうちまた続きをできたらなあと思う次第。このスレは落として構いませんが、もし何か布教したい作品や初見の感想を知りたい作品があれば挙げていただけると嬉しいです。ありがとうございました! - 184二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 07:41:36