- 1スレ主23/11/14(火) 18:03:20
- 2スレ主23/11/14(火) 18:14:41
凪は玲王の背中を優しくぽんぽんして落ち着かせようとする
しかし、涙はすぐにはおさまりそうになかった
凪「(この場所にいるのも嫌かな…俺のせいで怖い思いしたんなら)」
凪「リビング行く?俺、今日はマジでソファで寝てもいいし…」
玲王は首を横に振る
玲王「ここでいい…(明るいとこ行って顔見られたくない)」
凪「(あー、泣いてる顔もめちゃくちゃ可愛いんだよな…ほんとはもっと抱きしめてハグしてチューしたいけど、今はそれ出来る雰囲気じゃないもんね)」
玲王が落ち着くまで凪は何も出来ず、ただジッと椅子に座って玲王を眺めていた
そこからしばらく経ち、凪が口を開く
凪「…俺、その時レオに何があったか知らないし、レオが言いたくないんなら聞かないけどさ、レオは悪くないのに、何でそー思うの?」
玲王「…」 - 3スレ主23/11/14(火) 18:16:54
凪「レオはレオだし、好きな人に触りたいと思うのもなんも汚くないよ。フツーじゃん。あと、違うカンケーになっても、俺とレオが変わるワケじゃないでしょ。だからずっと一緒だよ?」
玲王「…」
玲王「(何か返したいのに、言葉が出ない)」
気まずい沈黙が寝室に広がる
「いつもの自分ならすぐに適当に場に合わせたことを言って、こんな空気にはならないのに」と、玲王は何も言えない自分をもどかしく思う
凪「あと、『ダメだったら』って何。ダメになんか、ならないでしょ」
凪「俺はレオとだったら何だってできるし、どこにだって行けるって、いつもそう思ってるよ」
凪「レオは違ったの?」
玲王〜
話せないかも知れないけど、なんか言ってくれたら嬉しい
玲王の発言(出来たら)を下3レスから🎲 - 4二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 18:20:59
違くない、俺も同じ気持ち
- 5二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 18:25:07
俺も凪とだったら何だってできるしどこへでも行ける
凪は俺の宝物だから - 6二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 18:31:56
このレスは削除されています
- 7二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 18:32:06
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 18:32:20
このレスは削除されています
- 9二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 18:43:33
何があった!?
安価なら「…凪は優しいな」で - 10スレ主23/11/14(火) 18:50:58
- 11スレ主23/11/14(火) 19:51:23
玲王「…凪は優しいな」
凪「は?」
凪「…いや、どこが?全然じゃん。さっきから多分、レオの嫌なことしてたよ、俺」
凪「(じゃなかったらいくら何でもあんな身体硬くなったり泣いたりしないでしょ)」
凪「…(でも触りたいな…目の前にいるのに、誰にも見られない二人だけの場所で、手を伸ばしたら触れる距離にいるのに、触れない…)」
凪「優しくないよ」
俯いたままの玲王が口を開く
玲王「…白宝祭の打ち上げの時に言ったけどさ、俺がヤダって言ったら凪はちゃんとやめてくれるし、今もこうして急かさずに俺が落ち着くの黙って待ってくれてんじゃん…」
凪「…だったらレオもさ、あの時、『隠し事とかしないこと、不安なこととか嫌なこととかあったらちゃんと全部言うこと。お互いにな』って、俺に言ってたじゃん…じゃあ、今日だって何で言ってくれなかったの?さっきも、ほんとは俺とエロいこととかしたくなかったんじゃないの?」
玲王「…」
その言葉に玲王は一瞬凪を見上げて、再び泣きそうな顔をした
凪「ッ…(ヤバ、また責めるみたいな言い方してる…俺)」
凪「(あ)」
その時、凪の背中に何かが当たる
それは椅子にあっていつのまにか背中で押し潰してしまっていたジェ◯トーニだった
背中の後ろからそれを引っ張り出して、凪は自分の顔の前で持つ
凪「…」
凪「『レオくん!ナギはね、嫌なこととかガマンさせて、レオくんにちゃんと全部話してもらえなかった自分がダセェな、って思ったみたいだよ!だから、元気出していつものレオくんに戻ってね!』」
ここでまさかのジェ◯トーニ擬態だ
シリアスクラッシャー凪…玲王の反応を下3レスから🎲 - 12二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 20:47:07
一瞬ぽかんとした後、凪の優しさにフフって笑ってしまう
玲王の笑顔が見たいんじゃ〜 - 13二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 20:57:00
「そうなんだ?」って笑ってジェラくんのお手手を握る
- 14二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 21:00:47
凪が可愛くて笑う
玲王笑って〜🥲 - 15スレ主23/11/14(火) 21:23:56
- 16スレ主23/11/14(火) 21:37:55
玲王「…」
玲王は一瞬何が起こったか分からないようで、ポカンとしたままジェ◯トーニを見つめる
そして、その少し高めの声が凪の発したものだと分かった瞬間思わず吹き出した
玲王「ぷはっ」
凪「!」
玲王「そうなんだ?」
玲王は笑ってジェラくんのお手手を握る
凪「…!」
いつものその笑顔を見た凪は、嬉しくなって今すぐにでも玲王を抱きしめたいのをグッと堪えた
凪「『レオくーん!ナギくんがね、どっちがキモいこと言えるかゲームしたいんだって!』」
玲王「…は?」
玲王の表情が再び固まる
凪「『出逢った時の俺と、今の俺、どっちがカッコいいー?ってナギが聞いてるよ!教えてレオくん!』」
真面目な空気に耐えきれない男、凪
玲王、このゲーム、ノってくれますか?
ジェラくんの質問への玲王の回答を下3レスから🎲 - 17二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 21:42:04
「出逢った時の凪も今の凪もどっちもかっこいい」
ノってくれる! - 18二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 22:23:58
じんわり嬉しそうに笑いながら握ったジェラくんの手を上下にゆらゆらして
「困ったなぁ、どっちもカッコ良くて大好きだから選べねえ。なあジェラくん、凪は出会った時と今とどっちの俺の方がカッコいいと思うか聞いてくれるか?」 - 19二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 22:40:54
「んー出逢った時の方がかっこよかったな?今はたまにキモいからなぁ」って言って凪の反応を楽しんでから「…嘘、凪はずっとかっこいい」って言う
- 20スレ主23/11/14(火) 22:49:30
- 21スレ主23/11/14(火) 23:06:32
玲王「出逢った時の凪も今の凪もどっちもかっこいい」
玲王がへにゃっとした笑顔でジェ◯トーニを見ながら答える
凪「俺の方見て言って!!」
玲王「…?」
玲王「俺は今ジェラくんとお話ししてるんだけど?」
凪「は?」
凪がちょっとキレた
人一倍子どもっぽくて、玲王への独占欲も人一倍強い男である
玲王が膝に抱えているステ◯ルーに向かって凪が当てつけのように言う
凪「レオはねー、最初出逢った頃の方が可愛かったかなー?今は俺に超怒るしたまに殴るし全然かわいくなーい!」
ああ…バカヤロウ、お前…!
せっかく回復してきた好感度…!
玲王の回答を下3レスから🎲 - 22二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 23:13:16
…どーせ俺は可愛くねーよ(ムスッ)
- 23二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 23:23:54
………じゃあもっと可愛いやつと付き合えば
- 24二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 23:29:34
無視する
- 25スレ主23/11/14(火) 23:53:24
- 26スレ主23/11/15(水) 00:52:48
玲王「…どーせ俺は可愛くねーよ」
そう言ってムスッとふくれる玲王の頬を、凪がジェ◯トーニの両手を使ってフニッ!と挟む
玲王「ふぁにふんだよっ」(何すんだよっ)
凪「ブハッ、何?もっかい言って?」
凪が半笑いのまま玲王にそう言う
玲王「なっ、もぉふぁなへっ!」(なっ、もう離せっ!)
凪「やだ、もう絶対離さない」
凪が愛しげに玲王を見つめた後にジェ◯トーニをベッドに置いて、そのまま玲王を抱きしめて押し倒す
玲王「何すんだよっ、て!」
凪「俺、伯爵様の犬だから〜!」
凪はグリグリと甘えるようにして玲王の首元に頭を擦り付ける
玲王「お前もう人狼コスしてねーじゃん!」
凪「あ、じゃあ耳つけよっと」
凪がいそいそと椅子に置いていた真っ白のケモ耳を手に取り、それをポンと頭にのせた
凪「ほら、俺は今からジェラくんだから。『レオくんがさっき言ってたどっちのナギがカッコいいかの答え、もっかい聞かせてー?』」
少し高い声で再びジェ◯トーニになりきった凪が、ケモ耳を持ったままコテンと首を横に傾げる - 27スレ主23/11/15(水) 00:59:53
玲王「…」
玲王「出逢った時の凪も、今の凪も…どっちも」
凪「『うん、どっちもー?』」
玲王「(うわ、言いたくねー。調子乗らせたくねー)」
玲王がジト目で凪を見つめる
凪「カッコいい、でしょ?」
凪がちょっとイケボでそう言った
玲王「おい、いきなり素に戻んな!」
凪「レオもさ、今度ウサ耳つけてルーちゃんの真似してよ?あ、できればバニーガールの格好とかでさ」
玲王「は?」
凪「(うわ!ヤバ…つい本音が)『バ、バニーの耳つけたレオくんと、お話ししたいなー!』」
凪は再びジェ◯トーニに擬態する。忙しい男である
玲王「…ジェラくん?」
凪「『うん、そう!僕、レオくんが代わりに話してくれないとルーちゃんとお話出来ないから、レオくんがバニーになってくれたら嬉しいな、って』」
ケモ耳をつけた190cmがミ◯コスタの最高級スイートのベッドの上で、王子様を押し倒しながらとてつもなくメルヘンなセリフを吐いている
凪「(く、くるしい…)」
玲王「バカみてえ」
凪「ウッ!(バ、バカはダメでしょ!直球ストレートすぎでしょ!)」
凪は玲王から精神攻撃を喰らった - 28スレ主23/11/15(水) 01:14:46
玲王「お前と話してると、色んなことがどーでも良くなるな、マジで」
凪「そう?」
凪が寝ている玲王に跨ったまま、ケモ耳をピコピコと手で動かす
凪「俺以外のこととか、もうどーでも良くなったでしょ?」
玲王「…えー?」
凪「だってレオがそんなに怒るのも悩むのも、全部俺のことがどうしようもなく好きだーって、思ってくれてるからでしょ?」
玲王「…さぁ?それは、どーでしょう」
玲王が揶揄うように凪に笑いかける
凪「だってさ、どうでもいい相手にどう思われたって、きっと何とも思わないじゃん」
玲王「うん…」
凪「必死になるのも、泣きたくなるのも、ちょっとしたことで怒るのも、全部本気だから」
凪は玲王の顔に自身の顔をそっと近づけ、その柔らかい頬を撫でて鼻先が触れそうな距離でじっと見つめる
凪「だからレオが俺の前でだけおかしくなったり、変なところ見せてくれるのって、俺はスッゲー嬉しいよ。何も空気作ったり俺に気遣う必要なんかないの。そのまんまのレオが世界で一番可愛い」
その言葉を聞いた玲王は、泣きそうになるのを堪えるようにして唇を少し噛んだ
そこを凪がそっと親指でなぞってキスをする - 29スレ主23/11/15(水) 01:18:49
玲王「ん…」
噛んでしまっていた下唇から血が出ていないかを確かめるようにして凪が舌でなぞっていくと、自然と玲王の口が開いていく
凪「…ねぇ、キスしていい?」
玲王「…もう、してんじゃん…」
凪「違う、もっとすごいやつ」
玲王「ん…いいよ、して」
玲王が凪の首に手を回してきた
凪「(あー、可愛い)」
凪は腹の奥がズクリと重くなるのを感じながら玲王の口内に舌を入れて絡める
凪「(はー、気持ちいい…やっぱりこのままシたいなあ)」
玲王「っ、あ、待って」
凪「え?」
「伯爵様、これ以上の寸止めはもう誠士郎が限界なんですが…?」
凪がそう言いかけた時だった
玲王「ちょっと待って…俺、やっぱちゃんとお風呂入りたい」
ふ、風呂入りたいって…?
凪くん、どうしますか?
凪の答えを下3レスから🎲 - 30二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 01:23:10
え?はっはっはい!
童貞丸出しで返事してベッドで待つ - 31二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 01:27:14
「一緒に入りたいですっ!!」
やっと良い雰囲気になってきて嬉しい…😢 - 32二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 01:32:27
じゃあ一緒に入ろっか
レオの体俺が洗ってあげる - 33スレ主23/11/15(水) 01:36:48
- 34二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 01:41:13
なんか着々と本誌フラグ建設していってる感じすごかったね…
一緒にお風呂、入るのか!? - 35スレ主23/11/15(水) 03:23:02
凪「一緒に入りたいですっ!!」
凪のクソデカボイスが寝室に響き渡った
ここはもう二人だけの空間、何も遠慮は…
玲王「シーッ…」
凪「うぇっ?」
顔の前に人差し指を立てた玲王が、凪を諌めるようにして見ている
玲王「もう夜遅いからな。あんま大きな声出したらビックリされるだろ」
凪「だ、誰に…?」
玲王「え?だってここワンフロアじゃねーから、隣とかにも誰かいるんじゃん?」
凪「…」
凪「じゃあ、俺らが一緒に住む家、寝室は防音室にしよっか」
玲王「いや?なんでだよ」
凪「なんでって…その理由、教えてほしーの?マジでエロいんだね、レオは…」
凪「(『そのカラダで答え教えてあげよっか?』とか言ったら、また怒られるかな…)」
凪の妄想は膨らむばかりだ
玲王「…つか、お前いきなりデケェ声出すからさ、鼓膜いくつあっても足んねーわ」
玲王が心底迷惑そうな顔をしながら凪を見て耳を押さえる - 36スレ主23/11/15(水) 03:27:26
凪「だよねー、レオって耳超弱いもんねー」
玲王「っは?まぁ、そーだけど…(触られたらくすぐったいし)」
凪「さっきも耳の中舐めてたら『あっ、も…や、だぁ』ってさ、超かわい」
玲王「いや、あれはマジで嫌だった」
玲王がピシャリと真顔で凪の発言を遮る
凪「は?」
玲王「だって、なんかすげーゾワゾワしたし。背中んトコ…」
凪「へっ?」
「いや、それってキモチ良かったんじゃないの?」と凪は聞きたかったが、自分がされたコトもなく、もしかしたら本当に気持ち悪くて生理的に無理だったのかも知れないと思い、何と言えば良いのか分からなくなる
凪「(じゃあもう、次は分かるまで試すしかないよね…!)」 - 37スレ主23/11/15(水) 03:35:19
凪「あ、じゃなくてお風呂だけどさ」
玲王「ん、疲れてるから別々に入ろ」
凪「うん!疲れてるから別々に…ってオイオーイッッ!!?」
玲王「(ビクゥッ!?)」
凪の二度目のクソデカボイスに、玲王はウサギのように肩を竦める
凪「(え、げ、幻聴…?)じゃなくてさ、一緒に入ろうよ、って」
玲王「ふぁー?なんでぇ?」
くあぁっ、と玲王は、本当に疲れているのか大きな口を開けてアクビをした
色々あったせいでコーヒーのカフェイン効果はとっくに消え失せてしまったらしい
凪「はぁ?(俺のチュロスをその可愛い口に突っ込んでやろーか、マジで。いや、俺の誠士郎はあんな細くねーケド)あー、だってさ、太ももにつけたキスマ…大丈夫かなー?って。なんか腫れてたりとかしてたら心配だから、明るいお風呂場で見たいなぁ…なんて」
凪は玲王とどうしても一緒に風呂に入りたいがために、苦し紛れにキモいオッサンのような発言を繰り出す始末である
玲王「ああ、アレ?大丈夫じゃね?多分」
玲王がベッドから起き上がって寝室の明かりをつけ、そして再び凪のいるベッドに戻ってからおもむろにスラックスを脱ぎ始めた - 38スレ主23/11/15(水) 03:42:03
凪「エッ!?」
思わず凪が両手で目を覆う🫣が、その指の隙間は思いっきり開いていた。お約束だ
下半身が下着一枚のみになった玲王が、片膝を立ててキスマークのついた太腿の内側を凪に見せる
玲王「ほら、どお?腫れてる?」
凪「…いや、ゴメン、無理。今そんなの見れない(…暴走すんじゃん、絶対)」
玲王「えー、今見れねぇんなら、一緒に風呂入って見るのも無理じゃね?」
凪「ゔっ…!た、たしかに?(って、また正論かよ…ッ!)」
凪「…あ、そーいえばさ、レオこそ平気なの?キスマ見たら思い出すとか言ってなかった?」
玲王「んー、いや、結局なんかよくわかんなかったから大丈夫」
凪「はあぁあアァ???」
玲王「…なんだよ」
凪「いやいや…何だよ、はこっちのセリフなんですけど…?」
凪「(えっ、ま、まさか…さっきの俺の超絶テク、全っ然感じてなかったってコト??)」
凪は自身の繰り出した超絶テク(※当社比)が玲王にまったく通用していなかった可能性を考え、四つん這いになったままそのDT力に絶望する - 39スレ主23/11/15(水) 03:46:24
玲王「だってなんかさー、一気に色んなコトされ過ぎて、ビックリしてよく分かんなかったから…ゴメンな」
凪「(〜〜ッ!)いや…そ、そこをガチのトーンで謝んないでよ…?男はデリケートだって言ったじゃん、そういうの…(俺がメンタルやられて勃たなくなったらどーしてくれんの?)」
玲王「うん。だから、ちゃんと俺も勉強する!」
凪「え?あ、マ、マジ!?(さ、さすが完璧主義の御曹司…!)じゃあ、早速良いAV紹介しよっか?(メイドモノの!)」
凪は玲王の複写力に期待を寄せる
玲王「(Audio Visual?)凪ってそーいうのに興味あるんだ」
玲王が意外そうな目で凪を見た
凪「えっ?いやぁ、まあ人並みにって言うか…(メイドさんとかレオに似合いそうなコスの)市場調査のために、ね」
玲王「へー、MR?スッゲェじゃん凪!ビジネスマンみてー!お前ってさ、俺の知らないトコで色々頑張ってんだな。オススメのAVとかあんの?」
凪「うぇっ!?(マジで俺のために見て勉強してくれんのかな…?)そ、そーだなー。俺のオススメだと、ファ◯ザの今月の新作で…」
玲王「ファ◯ザ?(そんなAV機器メーカーあったっけ?)それって音質とか画質とかいーの?」
凪「あ、うん。最近だと8KVRとかあってさ」
玲王「ヘェー?(あー、凪ってゲーム好きだからその辺も詳しいのかな)」
二人の解釈はまたしてもすれ違っていた - 40スレ主23/11/15(水) 03:48:21
玲王「まぁ、俺AVとかはよく分かんねえからさ…やっぱクラスのやつらに教えてもらうわ!」
凪「え?オススメのAVとかを?(レオのクラスの奴らの好みとか、アテになんねえんだけど…)」
玲王「ん?いや、凪が俺にチ◯コ押し付けてきたり太もも噛んできたり、耳とか乳首もめちゃくちゃ舐めてくんだけどなんでかなー?って」
凪「レ、レオ…?(コ、コロス気か…)」
凪はパートナーの手により社会的に抹◯されそうになっていた
ヤバいヤバい。いや、さすがにこれはワザとなのか?
でも、玲王を止めなきゃ…。凪は玲王に何と言ったの?
凪の発言を下3レスから🎲 - 41二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 04:09:40
レオ、レオ、俺を社会的に抹殺しようとしないで!
- 42二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 08:59:24
そういう話を俺以外にするの禁止!
- 43二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 12:46:59
そんなの絶対ダメ
レオはそのままでいいんだよ、俺が教えるから - 44スレ主23/11/15(水) 13:23:39
- 45スレ主23/11/15(水) 16:17:08
凪「そういう話を俺以外にするの禁止!」
玲王「なんでだよ」
凪「いや…言わなくても分かるでしょ?さすがに」
玲王「…つーか、前から思ってたけどさ、お前って束縛強くね?」
凪「はァ?」
玲王「前も俺に言ってきたじゃん、『あんまそーいうの、他の人と話しちゃダメだからね』とかって」
凪「…うん、まぁ、言ったけど…?(だって俺以外のヤツがレオの口からエロい言葉聞くのとか、絶対嫌じゃん)」
玲王「…だから、なんかお前ってさ…親父みたいだな」
凪「オヤジ…?」
オヤジギャグなんて言った記憶はないけど、と凪が玲王に返そうとした時だった
玲王「思春期の自立しようとする娘にうるさく説教してくるお父さん、てカンジ」
凪「ッ!?」
玲王からの解釈違いの発言に凪は言葉が出なくなる
玲王「凪って優しいし、一緒にいると安心するし、守ってくれたりするし、俺の夢を叶えんのも協力してくれてさ…うん、やっぱそーだわ。もしかして俺、お前のことお父さんとして見てんのかも」
凪「…」
玲王「あ、試しにパパって呼んでみよっかな。パパー?」
玲王が両手を広げて満面の笑みで凪に呼びかける
「お前のパパはあの🍮大好きおじさんだろッ!!」
そう叫び出したい凪だったが、ここは一旦大人の落ち着きを見せて、スマートに、かつ恋人らしく玲王を風呂に誘うことにした
さあ、スパダリ(予定)の凪くんの恋人らしい風呂への誘い方とは?
下3レスから🎲 - 46二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 16:20:07
じゃあ俺が玲王のパパかどうか、お風呂で確かめよっか
- 47二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 16:37:39
唇に軽くキスして「レオはパパさんとこういう事するの?」
「しないでしょ?お父さん扱いされてちょっとショック…お詫びに一緒にお風呂入って甘やかして?」 - 48二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 17:57:06
🍮大好きおじさん草
安価なら
はいはいレオくん、お風呂いきましょーね?ってお姫様抱っこで運ぶ - 49スレ主23/11/15(水) 18:05:12
- 50スレ主23/11/15(水) 19:16:06
凪「はいはいレオくん、お風呂いきましょーね?」
凪はベッドの上にいる玲王の膝下に腕を差し込み、そのまま持ち上げてお姫様抱っこをする
玲王「おっ?」
玲王は広げていた両手を凪の首に回した
凪「…ッ!(レオ、下はパン一だし腰とか脚とか触ってんのに首に抱きつくとか、こんなのもうセッ◯スじゃん!!)」
凪は一人で盛り上がっていた
落ち着け、まだ何も挿入ってはいない
そんな凪の心を知ってか知らずか、玲王は凪の首に抱きつく腕の力をさらに強めた
玲王「わーい、パパ、ありがとう♪」
凪「は?」
玲王「俺のこと抱っこして風呂まで運んでくれるとか、凪ってマジでお父さんみてーじゃん!」
凪「(このッ…!)」
先程からバキバキと恋人フラグをへし折ってくる玲王に、凪は次第に苛立ちを募らせ始める
凪は玲王を抱えたまま無言でスタスタと風呂場に向かった
凪「そんなに俺のことパパ、パパって言うんならさ、レオとパパ活でもしよっかな」
玲王「パパ活?何それ」
玲王がキョトンとした顔で凪を見上げる
凪「ねえ、いくら払ったらヤらせてくれんの?」
おいおいおいー!最低発言を繰り出すな!
大丈夫、多分玲王は何のことか分かってないハズ、だ…多分。玲王の返事を下3レスから🎲 - 51二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 19:23:43
何のことか知らないけど別に金なんていらねえよ、困ってないし
- 52二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 19:28:08
パパ活…?パパがする活動ってこと?労働…接待?金払ってやることじゃないだろ
- 53二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 19:50:09
「えー4億くらい?」
パパ活が何か分かってないけどとりあえず適当に答える - 54スレ主23/11/15(水) 20:27:52
- 55二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 20:37:23
無料ッ!?
- 56二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 22:19:48
ポジティブすぎてふいたw
- 57スレ主23/11/16(木) 03:20:22
玲王「何のことか知らないけど別に金なんていらねえよ、困ってないし」
凪「…!レオ〜」
グリグリと凪が玲王の額に頭を擦り付ける
玲王「痛い痛い、お前石頭だよな。さっきからそのグリグリすんのマジで痛いからやめて」
玲王からガチ目のトーンでそう言われた凪は頭を押し退けられ、玲王は姫抱っこの体勢から身体を捩って床に降りてしまった
凪「レオ…」
玲王「ハハ、何?バグった?『レオ』しか言わねーじゃん」
先程までのパパごっこにはもう飽きてしまったのか、玲王は風呂の方ではなくダイニングテーブルへと向かう
凪「レオ?」
玲王「そーいやお前からもらった花さ、花瓶に活けるの忘れてたな、って」
凪「あ…」
すっかり忘れていたあの花束の存在
玲王はちゃんと覚えてくれていた - 58スレ主23/11/16(木) 03:23:22
玲王が客室電話を取り、コンシェルジュと何やら話をしている
玲王「なぎー?」
受話器を持ったままの玲王が凪に呼びかけてきた
凪「何?」
玲王「明日のルームサービスの朝食、何時がいいかって」
凪「えー、ラスト10時までだっけ。なるべく遅い方がいいんじゃない?」
玲王「?なんで?」
凪「だって朝起きれないでしょ。今日は朝までエッチす——」
玲王「すみません、8時でお願いします。はい」
凪「(俺に聞いた意味…?)」
ガチャ
玲王「フゥ」
凪「ねぇ、他に何話してたの?」
玲王「ん?花束持って帰りやすいようにアレンジメントにしてもらおうと思って。あ、風呂にお湯ためねーと」
玲王「ここジャグジー付いてるから、泡風呂にするよな?」
凪「う、うん…!」
凪「(一緒に入ってベ◯マックス凪にしてくれるってこと??)」
玲王「テレビもついてたし、ノンアルスパークリングでも持ち込んで観ながら飲むか!」
寝室から離れたことでいつもの玲王へと調子が戻ったのか、再び電話をしてドリンクとグラスを頼んでいる - 59スレ主23/11/16(木) 03:27:10
玲王は思いついたことを次から次へと一人でサクサク進めていってしまう
一応凪に声はかけているが、その返事が待たれることはあまりない
凪「…」
凪「(いや、なんか、元気になった、のかな。それは嬉しい…けど、なんかさあ)」
凪「(これってまた主導権、レオに移ってるよね…)」
〜♪
風呂場の方から湯をためる水の音と玲王の鼻歌が聴こえてきた
リトル・マー◯イドの『アン◯ー・ザ・シー』だ
凪「(レオのペースになっちゃうと…俺がしたいこと出来ないんだよね)」
嵐でも 海草の林は 安心
どこへも 行かないで海底に いよう
凪「(ア◯エルのパパさんが海の底から出したくなかった気持ち…すげぇ分かるかも)」
ここが海底ならもう閉じ込めておきたい
凪は心配性の父親のような気分になっていた - 60スレ主23/11/16(木) 03:34:38
ピンポーン
凪「(あ)」
ご機嫌で風呂に湯をためている玲王の代わりに、凪がアレンジメントにする花束をキャストに渡して、ノンアルスパークリングワインを受け取る
シャンパンクーラーに入ったそのボトル
凪「(あの時、リムジンで飲んだのと同じだ)」
ラテン語で”真理”を意味する単語が書かれたそれを、凪はジッと見つめる
玲王『だいじょーぶ!お前は俺の言うとおりに動いてりゃいいから!』
凪「…」
玲王「凪ー?あ、もうドリンク来たんだ。花渡してくれた?」
凪「うん」
玲王「湯たまったけど。一緒に入るんだっけ?」
玲王がニヤニヤとしながら上目遣いで凪を見てくる
凪「入るよ、当たり前じゃん」
…凪くん、玲王と久しぶりに泡風呂入れるけど
ちゃんと無事に入れましたか?🛁
(クソアバウト安価…風呂で見たい二人のシチュとかあったら書いてください)下3レスから🎲 - 61二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 06:20:10
身体洗いっこ!
- 62二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 06:53:40
無事に入れたしあわあわベ○マックス凪もした
見たいシチュ
ボディーソープを手に直接付けて玲王の身体を洗ってるというていでいやらしく触る凪
湯船で手を繋いで「あったけーし幸せ」って凪の肩にもたれる玲王
逆上せてしまい、お風呂上がってから玲王に膝枕でうちわパタパタしてもらう凪
やってもらいたい事が多い、多すぎる - 63二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 08:29:52
誠士郎もどうにか玲王の手で洗ってもらおうとするけど「そこは自分で洗えるだろ」とあしらわれる
- 64スレ主23/11/16(木) 11:09:48
- 65二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 14:16:17
イチャダラが続くの最高!
- 66スレ主23/11/16(木) 18:32:28
二人は届けてもらったノンアルスパークリングワインとグラスを手に風呂場へと向かう
凪「(最後にレオと一緒にお風呂入ったのいつだっけ…)」
凪は記憶を辿った
恋人最後の日だと言われたあの時は肉じゃがとセッの準備を取り違えていてそんなどころじゃなかった
ゾンビデートの時も玲王のタオルは鉄壁で外れなかったし、ジェットが凄すぎてよく見えなかった
ラ◯ホではハ◯撮り(風)写真を撮るのに必死で、せっかくのジャグジーも時間がなくて入れなかった
凪「(ちょっと前までは一生出番がないと思ってた0.01mm、いよいよお前の出番だぞ…!)」
玲王には全く、そのつもりはないのだが、凪は椅子でおっ始めた時の準備不足を反省して、その赤い箱をタオルの横にそっと忍ばせる
大理石調の石が貼られたヨーロピアンな風呂の浴槽内は、玲王によってモコモコの泡風呂にされていた
玲王「滑るから気をつけろよー?」
ザブ…
凪「うん…(つか、アレだ。泡風呂って入っちゃったら何も見えねーんだ…)」
初めて玲王の家で泡風呂に入った時は「刺激が強すぎるから見えなくてもいっか。むしろ誠士郎が反応してるのがバレなくて好都合」くらいに思っていた泡風呂だが、恋人となった今ではむしろその泡は玲王の身体を隠す邪魔な存在となっていた - 67スレ主23/11/16(木) 18:34:37
玲王「…」
凪「(どーしよ、見えないならどさくさに紛れてお腹とか触っちゃおうかな)」
玲王「…ちょっと温い?」
凪「…え、何が?」
玲王「…お湯の温度」
凪「いや、ちょうどいい…つか、多分そのうち熱くなるから大丈夫」
玲王「??」
横に並ぶようにして座る玲王の肩が凪の肩にあたる
凪「(あー…のぼせそう、また鼻血出るかも)」
前までは楽しく冗談を言いながら一緒に入っていた風呂も、そういう接触をしてしまった後だと行為が思い出されて途端に気まずくなる
まだそれを冗談に出来るほどの関係でもなく、かと言って意識せずに過ごすことも出来ず
凪は玲王に触りたいのに触れない微妙な距離感と空気に包まれていた
それは玲王も同じだったらしく、この沈黙を破ったのは玲王からだった - 68スレ主23/11/16(木) 18:38:34
玲王「…あ!とりあえず乾杯しよっか」
凪「オッケー(出た、乾杯好きのパリピ陽キャ)」
玲王が手際良くボトルのコルクを開けていく
ポンッ!
凪「(こーいうとこ、マジで様になるよなぁ…)」
玲王「んー、じゃあ、何に乾杯しよっかな」
クリスタルの質の良いグラスに、玲王が慣れた手つきでトトト…とボトルからスパークリングを注いで凪の手に渡す
凪「レオに任せるよ」
玲王「えー。じゃあ、とりあえずハッピーハロウィーン?」
カシャンと小気味の良い音をさせて、玲王は凪の持っていたグラスの先端に自分の持つそれを合わせた
凪「え、いや、ここはもっと違うことに乾杯しようよ」
玲王「は?何、お前が俺に任せるって言ったんじゃん」
なんだか微妙に気まずい空気
ロマンチスト凪くん、何に乾杯するの?
凪の乾杯の言葉を下3レスから🎲 - 69二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 18:41:40
初デ○ズニーデートに乾杯🥂
- 70二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 18:48:45
スレ主のイチャダラもっと読みたい
- 71二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 18:49:48
今日も世界一可愛いレオに、乾杯♡
- 72二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 19:03:19
(この後迎えるであろう)俺たちの記念すべき初夜に乾杯
- 73スレ主23/11/16(木) 19:15:49
- 74二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 19:28:12
クリスマス仕様の凪玲王ちゃん可愛い!
二人のイチャダラ最高です〜感謝! - 75スレ主23/11/16(木) 20:19:57
凪「コホン。じゃあ俺からは…」
少し姿勢を正した凪が玲王の瞳を見つめる
凪「今日も世界一可愛いレオに、乾杯♡」
今度は凪から玲王のグラスに合わせにいく
玲王「え…」
凪「?」
玲王「なんか、裸でこの距離でそんなの言われたら、さ。ちょっと…」
凪「どうしたの?」
玲王「いや、何でもない、っていうか…」
凪があまりにも平気そうな顔で恥ずかしいことを言うので、普段褒められ慣れているはずの玲王も照れて顔を背けてしまう
しかし、距離が近く、少し動いただけでもお互いの身体がぶつかってしまった
玲王「…この風呂さ、お前と二人で入ると案外狭いよな」
自分達がデカすぎるのか、玲王の家の風呂が広すぎるのか、それともその両方なのか?
とにかく自販機超えの二人で入ったホテルの浴槽は、実際ギチギチだった
凪「…ねぇ、だったらもうレオが俺の上に乗ったら?」
凪「(これは…!背面◯位の流れじゃん!)」
もう隠すものなどない凪は確実にチャンスを掴もうとする
そう、運というのは落ちる場所にいる者にしか(以下略) - 76スレ主23/11/16(木) 20:31:16
玲王「え、いや。それはさすがにワリィからいいって」
凪「え?何が悪いの?」
玲王「だって…せっかく寛ぐために入ってんのに、俺が上に乗ったらリラックス出来なくね?」
凪「は、何言ってんの(くつろぐためって何?イチャイチャするためじゃないの?)俺はレオが乗ってくれてる方が癒し効果跳ね上がるから。全然ウェルカムだよ?」
玲王「…そお?(よく分かんねーけど)じゃあ、失礼しまーす」
そう言って背を向けた玲王が恐る恐る凪の上に腰を落とす
チョロい、チョロいぞ御曹司…!
トンッ
凪「ありがとうございますッ!!」
玲王「うるっさ…!だから、風呂とか特に響くから静かにしろって」
耳を押さえた玲王が迷惑そうな顔で後ろを振り返る
凪「(控えめに言って天国…!)」
玲王「まぁいーや。テレビでも見よーぜ」
玲王が壁にあるスイッチを操作して、風呂の壁に埋め込まれたテレビをつけた
玲王「あ、ベ◯マックス?してんじゃん」
凪「…(どうしよう)」
玲王「へー、主人公日本人?ディ◯ニーだと珍しくね?」
凪「…(めっちゃレオの尻が誠士郎に当たってる…つか、反応してんだけどもう。でもこれは自然現象だよね。不可避だから。仕方ない、うん)」
凪はバレるかバレないかギリギリのところで、とりあえず玲王の髪に顔を埋めた - 77スレ主23/11/16(木) 20:39:38
玲王「でも、これ映画じゃねーよな。アニメの方?」
凪「…(はー、もう相変わらず超イイ匂い。つか、上に乗ってくんのマジでエロくね?分かっててやってんじゃん、こんなの)」
泡で見えていないのを良いことに、凪がそっと玲王の腰を掴もうとしたその瞬間——
玲王「オイッ!!」
凪「はひっ!?」
玲王「急に黙んなよ!?」
凪は玲王のよく通る声で叫ばれ、現実に引き戻された
凪「(いや、うるさいのはレオもじゃん…!)」
玲王「お前、このキャラ好きなんじゃねーのかよ?」
凪「え?いや、一回も好きとか言ったことないよ」
玲王「?」
凪「レオが勝手に俺の見た目とかでそー思ってるだけじゃん」
玲王「え、そーだったっけ」
凪「(人の話聞いてないのはどっちだよ…)」
いつもならそう言ってしまっても不思議はない凪だったが、今は身体の上に裸の玲王が乗っている幸福感からその攻撃意識は3くらいまで下がっていた
ベイ『カラダがないと、感じることができません』
画面内では主人公ヒロの作ったベ◯マックスの骨格が、謎の暴走を起こしているところだった - 78スレ主23/11/16(木) 20:47:53
凪「コンニチハ、レオ」
玲王「…やぁ、ナギマックス」
ノリの良い陽キャ御曹司が凪のやりたいことを察してすぐにそこにノッてくれる
こんなバカみたいなやり取りに真面目に付き合ってくれるのは、世界中どこを探しても玲王しかいないと凪は思う
凪「ヤバい。俺も誤作動起こしそう〜」
玲王「じゃあ修理しないとだなー」
玲王はテレビ画面を見たまま泡の弾けるグラスをあおっていく
凪「…」
凪「バララララララ」
凪が玲王の首筋でベ◯マックスがグータッチの後に指をバラバラに動かす有名なシーンを真似した
玲王「ブフォッ!?」
発泡性のワイン(※ノンアル)を思いっきりあおっている時に急に首筋を触られたため、玲王は盛大に咽せてしまう
玲王「ゲホッ!!オホッ!?」
顔を真っ赤にしながら、玲王は苦しそうに咳き込んだ
凪「レオ!」
玲王「ハァッ、エホッ、ハァ…ッ」
口の端からワインを垂らしながら、玲王は涙目で凪を見上げる
凪「その顔もすっげぇエロいね!?(ごめんね、大丈夫?)」
ちょ、本音と建前が逆になってるぞ凪誠士郎
玲王の反応を下3レスから🎲 - 79二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 21:38:03
「も〜〜っ!凪っ!くすぐったいって!」
玲王が凪の方へ向き直ってポカポカ凪の胸を叩く - 80二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 23:19:19
無言で凪の方に向き直って顔面に水鉄砲をお見舞いする
凪の反応が面白くて一頻り笑った後、もたれるようにくっついてくる - 81二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 23:42:52
お前ほんとそればっか!変態!
- 82スレ主23/11/17(金) 00:02:45
- 83二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 01:04:33
スレ主頑張って!
幸せにイチャイチャさせて!
楽しみにしてる!ありがとうー - 84二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 11:21:23
楽しみに待ってるよ
- 85スレ主23/11/17(金) 12:13:29
凪「(ヤッバ!)」
本音と建前が逆になっていることに気付いた凪は慌てて口を塞ぎ、恐る恐る玲王の方を見る
玲王「も〜〜っ!凪っ!くすぐったいって!」
玲王が凪の方へ向き直ってポカポカ胸を叩いてきた
凪「うぇっ!?」
凪「(いや、俺さっきヤバいこと口走ってたよね…?)」
凪「レオ、あのさ…何で?(エロいとか言ったの怒んないの?)」
玲王「?え?」
玲王「?…凪がしたんだよな、今の?」
玲王は首筋を押さえて、キョロキョロと何かを探すような素振りをしていた
凪「…(まさか…?)」
凪「さぁ」
玲王「???」
玲王は怪訝な顔をしながら前を向く
凪「(えっ、まさか…レオ、さっきの俺がやったんじゃなくて、また怪異の類か何かだと思ってる??)」
凪「ブハッ!!」
玲王「?」
玲王の怯えたような表情が引き金となり、再び凪の悪い癖が出てしまう - 86スレ主23/11/17(金) 12:21:39
凪「…今日はハロウィンだもんね」
玲王「だから?」
凪「10/31はケルト人の1年の終わりの日で、この世と霊界との間にある目に見えない扉が開く日らしいね」
玲王「…だから?」
その様を想像するだけで恐ろしいのか、玲王のその口調は強がりながらも既に涙目であった
凪「(ブフォッ!かわいーっ!)だからさぁ…もしかしたら死んだ人の霊がその扉を通って、今レオの近くにいるかモガッ!?」
凪の口は玲王の手によって塞がれ、それ以上話すことを許されなかった
玲王「それ以上言ったら、コロス…」
凪「も、モガ、ぷはっ…!」
凪が玲王の手を掴んで退ける
凪「ころしたら化けて出るけど?」
玲王「じゃあころさない」
凪「レオにころされるんならイイかもなー。あ、でも死んだら、もうレオに触れなくなっちゃうケドね?」
玲王「…」
凪「さっきベ◯マックスが言ってたでしょ。『カラダがないと、感じることができません』って」
凪が自分の口を塞いでいた玲王の手をギュッと握る - 87スレ主23/11/17(金) 12:31:38
凪「生きてるからこうしてレオに触れるんだよ。だから、生きてることに感謝する日だね」
玲王「…うん」
凪「あったかい?」
玲王「あったかい」
玲王がその手の温度を確認するようにして、自分の方へ引き寄せて握り返す
凪「じゃあ俺とこーしてんのは?幸せ?」
玲王「あったけーし幸せ」
玲王は凪と手を繋いだままその肩に頭をもたれさせた
telegra.ph凪「…」
凪「(ヤバイ、真面目に可愛い)」
誠士郎ヤバい!
凪は風呂から出て早く身体を洗おうとする
玲王「あ、なー、そーいやまだベ◯マックス凪してねえじゃん。ナギマックスゥー」
凪「え?あ、ああ、うん」
玲王「そーだ、お前もたまには泡でなんか作ってみてよ」
玲王が両手に乗せた泡を凪に向かってフーッと吹きながらそうねだる
御曹司は泡アートをご所望ですか…?🫧
凪くん、白い泡泡で何を作ったの?
ウルトラジーニアスの泡作品を下3レスから🎲
- 88二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 12:33:46
W杯優勝トロフィー
スレ主絵がうますぎるだろ!? - 89二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 13:21:10
イラストめちゃくちゃ最高ですありがとうございます……🙏
安価なら
チョキを作る - 90二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 17:26:33
もこもこのうさぎさんを作った
定期的に絵も上げてくれるのすごい助かるありがとうスレ主 - 91二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 18:05:36
スレ主の絵最高に可愛いですありがとう!
玲王の鎖骨のキスマにニヤニヤしてしまった
玲王が可愛すぎて暴走する凪くんの気持ち分かっちゃったよ…こんな可愛い子が近くにいたら暴走しちゃうよね、うん… - 92スレ主23/11/17(金) 19:36:50
- 93スレ主23/11/18(土) 00:17:12
凪「(いや、泡で遊んでる場合じゃなくて…!誠士郎が!!)」
話を逸らしてしまおうかと考える凪の目に、あるものが映る
凪「あれ、レオ顔に泡ついてるよ」
玲王「え、どこー?」
凪「鼻のとこー」
玲王「ここ?」
玲王が泡のついたままの手で自分の鼻を触る
凪「(ハァ?可愛い)余計ついてんじゃん」
それを見た凪が玲王の頭の両サイドにケモ耳のように泡を盛った
凪「んー、ウサギにしたかったけど。高さでないなぁ(バニーレオにしたいのに…)」
玲王「じゃなくて、お前の泡アートは?」
凪「え?あー、(レオの謎のこだわり出たし…これは作らなきゃ終わんないやつ)じゃあなんか言ってよ。お題」
玲王「お題?えー、じゃあ、俺が今一番欲しいもの!」
凪「オッケー、任せて」
凪が浴槽内の泡を高く積み上げ、流れるような躍動感のある縦長のシルエットを作り、その上に球体にした泡を乗せる
凪「こちら、5000マンエンです」
玲王「安いな」
凪「(マジかよ…)」 - 94スレ主23/11/18(土) 00:29:56
玲王「お前、知ってたんだ?このW杯優勝トロフィーの材料費」
凪「うん」
一時期真冬の早朝練習が辛すぎて、全く同じトロフィーを金で買えないのか凪は出来心で軽く調べたことがあった
凪「たしか重さ6kgくらいだったから、今の18金の相場だと値段そんくらいかな、って。でも、これ作ってるとこにお金払っても同じのは作ってもらえないんだよね」
玲王「…そう。トロフィーの製造を請け負ってる工房に金積んでも、ライセンスが与えられてるだけだから勝手に同じものは作ってもらえねーんだよな。優勝トロフィーに触れるのは会長と優勝国の選手だけ。まだ日本で誰も成し遂げたことのない偉業。この星で唯一無二の象徴的なオブジェ…」
玲王は二人の選手が地球を支えて優勝の喜びを表す本物のそのトロフィーのデザインを頭に思い浮かべる
玲王「凪と二人でその夢掴めたらいいな」
玲王が掴もうとした凪お手製の泡トロフィーは、脆くも湯の中に溶けて沈んでいった
凪「掴めたらいいなっていうか…掴むから。こんな消えるヤツじゃなくて、ちゃんと消えない、本物のトロフィー」
凪が玲王の目を見つめて真剣な眼差しでそう言う
玲王「言うじゃん」
凪「言うよ。レオとの約束は絶対。俺は有言実行の男になる。だから、レオとも絶対…最後まで一緒にいたい」
玲王「うん」 - 95スレ主23/11/18(土) 00:37:50
凪「(あー、やっぱりイマイチ気持ちが通じてないかも…)」
玲王の軽い返事に、やはり自分の結婚の意思は本気だと思われてないのかと凪は不安になる
玲王「凪、キス好きになった?」
凪「は!?キス!?」
玲王からの突然のぶっ込みに、凪は大声で聞き返す
その言葉に玲王がキョトンとした顔で凪を見た
玲王「は…?何、キスって。”基礎”だよ」
凪「え、(そっちかよ!)基礎?なんの?」
玲王「ん?基礎トレとか…サッカーの練習。凪、前よりも真面目に練習するようになったからさ。基礎練も好きになったのかなー、って」
凪「え、あ、ああ、うん!レオのおかげだよ。こんなにサッカーが自分に向いてるとか、俺だけじゃ絶対気付かなかったし」
玲王「そっかぁ、良かった。なんか俺が無理矢理お前のこと引っ張って行ったみたいになってたかな、って思って」
凪「全然!俺が本当にやりたくないコトしないのはレオだって知ってんじゃん」
凪が再び玲王の首元にグリグリと頭を寄せる
玲王「もー、ヤだってそれ。いてぇから」
凪「違う。鎖骨についたキスマ見てんの」
玲王「は?よく分かんねー。なんだそれ。見てどーすんの?」
凪「えー、俺の付けた跡がレオに残ってんの見たら興奮するじゃん。レオは?俺に跡つけたくない?俺のこと独占したいって思わないの?」
めんどくさ彼氏になってきたぞ
玲王、凪にキスマつけたり独占したいとか思う?
下3レスから🎲 - 96二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 00:49:29
独占したいとは思うけどキスマとかはよくわかんねぇ。付けてほしい?
- 97二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 04:50:58
分かんないからやってみていい?
- 98二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 06:04:55
思ってる思ってる(めんどくさ赤ちゃんだなぁ…)
- 99スレ主23/11/18(土) 10:14:02
- 100スレ主23/11/18(土) 14:03:01
玲王「思ってる思ってる(めんどくさ赤ちゃんだなぁ…)」
玲王の中では、凪はめんどくさ彼氏ではなくまだ赤ちゃんの認識だった
玲王は話を誤魔化すように凪の頭に泡を乗せていき、その姿をベ◯マックス凪へと変えていく
凪「ねぇ、何その気のない返事ー。全っ然俺のこと独占したいとか思ってなくない?」
泡まみれにされている凪は、ただでさえ密着していた玲王の肩を後ろから掴んで、そのまま顔を近づけてくる
玲王「ちょ、狭いのにこれ以上くっつくなって…!」
玲王「(こいつ、スイッチ入ったらめんどくせえって言うか怖いんだよ)」
玲王「あー、思ってる!ちゃんと思ってるから…」
逃げ場を無くされた玲王はほぼ強制のような形でそう言わされた
凪「どんな風に?」
それでも満足せず、顔面まで泡泡のベ◯マックス凪が真剣な眼差しで玲王を見つめてくる
玲王「ブハッ!泡まみれの顔近づけてくんなよ、笑っちゃうじゃん」
凪「(可愛い…)」
自分の腕の中で、自分にしか見せない顔で笑う玲王が可愛くて、凪は誠士郎の状態はもうお構いなしにグイグイと距離を詰めていく - 101スレ主23/11/18(土) 14:10:46
凪「えー、イイじゃん。ねぇ、ずっとくっついとこ?」
凪は玲王に逃げられないようその身体を後ろから抱きしめようとするが、伸ばしたその手は玲王によってさりげなくガードされた
玲王「…いや、風邪引くから。俺先に洗って出るわ。お前一人でゆっくり入っとけよ」
そう言って玲王は浴槽から出て、すぐ隣のガラス張りのシャワーブースへと移動してしまった
凪「(もー、恥ずかしいのかな)」
凪は一人浴槽に浸かりながら、好きでもないノンアルスパークリングの残りをちびちびと口にする
凪「(スパークリングってたしか”発泡性”以外にも”キラキラ”って意味もあったよね。ほんと、レオにピッタリの飲み物…)」
グラスの中で次々と浮かび上がる炭酸の小さな泡の粒を眺めながら、凪はワー◯プールの通路にあった水槽のような窓での会話を思い出す
玲王『…俺が知らないコト?何があんの、教えてよ?』
凪『〜ッ、あの、それはここじゃムリだから、あとでね!』
凪「(…そうだった!)ねー!レオー!レオが知らないコト、今教えてもイイー?」
玲王「…?何ー?」
ガラスに囲まれたシャワーブースで髪を洗っている玲王には、凪の言っていることがよく聞こえていなかった - 102スレ主23/11/18(土) 14:17:51
凪「…(アンデルセンの人魚姫は、最後は泡になって消えたんだっけ)」
正しくはその後風の精になるのだが、悲劇的な内容の方を凪は強く覚えてしまっているらしい
凪「(てか、なんでシャワーブースガラス張りなんだろ…エッだよなぁ。完全に隠すわけでもなく、丸見えなわけでもなく…湯気で曇って、ちょっと見えないチラリズムがさぁ、マジで最高にエッなんだけど…)」
曇りガラス越しにシャワーを浴びる玲王を見て、やはり我慢できなかった凪は自らもシャワーブースに飛び込む
凪「どこにも行かないでっ!俺のア◯エルッ!!」
玲王「ッウワァ!!」
無防備なシャワー中にいきなり後ろから来た凪に叫ばれ、玲王は心臓が飛び出しそうになる
玲王「〜〜ッッ!ビビらせんなっ!!…あ(…でも、そーいや俺も凪のシャワー中に声かけちゃったから、おあいこか…)」
全然おあいこではないのだが玲王は少し自責傾向にあった
凪「ねぇねぇ、身体洗いっこしよーよ?」
玲王「え?いーって、別に。自分で洗えるから。つか、さっきから狭いとこでくっついてくんなよ…」
一般のものよりは広めだが、それでもシャワーブースにこの二人が入ると再び狭くなってしまった
玲王とどうしても身体洗いっこしたい凪
しかしセンシティブなことに関しては御曹司のガードは固そうだ…
(というか、恐らくさっきからがっつき過ぎていて怖がられている)
なんとか洗いっこ出来るよう玲王を説得してください
凪の説得を下3レスから🎲🫧 - 103二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 14:35:50
さっき咽させちゃったお詫びに、ね?ダメ?(きゅるるん顔)
- 104二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 14:49:57
レオは俺にくっつかれるの嫌…?
- 105二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 17:26:48
じゃあとりあえずレオが俺の身体洗って?お願い🥺
- 106スレ主23/11/18(土) 17:43:39
- 107スレ主23/11/18(土) 22:19:22
凪「さっき咽させちゃったお詫びに、ね?ダメ?」
凪がきゅるるん顔で玲王にお願いする
ザー…
玲王「…え?」
凪「?」
玲王がシャワーのコックを捻って水を止めた
玲王「…何?『さっき咽させちゃった』って。アレ、お前がしたの…?」
凪「はえ?なんのこと…」
凪「(ハッ!!)」
そう、先ほど玲王がむせる原因となった首筋コショコショは凪ではなく、怪異の仕業だと玲王は思っていた
凪「(ヤッベ、口滑らせた…!?)ウウン。ナンノコト?オレ、シラナイヨ」
玲王「…?」
玲王は自分の勘違いなのかと首を傾げながら、再びシャワーを浴び始める
凪「(ちょ…!) レオは俺にくっつかれるの嫌…?」
玲王「うるさい」
凪「え?」
玲王「(どうしよう。怖くなってきた…映画館の時のアレ思い出したな。早く風呂から出よ)」
玲王がここまでビビっているのは凪がゾンビデートの時に映画を観る玲王の耳に息を吹きかけるドッキリをしたのだが、その際凪が正直にネタバラシをしなかったため玲王は今でも目に見えぬ怪異の存在を信じ続けているのだった(超解説) - 108スレ主23/11/18(土) 22:38:07
玲王「(でもこんなのでビビってんのとか、ダセェよな…凪にあんま知られたくない)」
シャワーを浴びながらも玲王は一人悩んでいた
凪「(うわー、つか明るいとこで見たらレオ背中もやっぱ超綺麗…!腰細っ!このまま掴んで背中にもキスマつけて頸噛みてぇー!)」
一人怪異に怯え悩む玲王の気も知らず、凪は玲王の後ろ姿を見つめながらめちゃくちゃ邪なコトだけを考えていた
玲王「?なぁ、なんか…スゲー視線感じるんだけど。ジッと見てくんのやめろよ」
凪「え、何?俺見てないけど(嘘、めちゃくちゃ見てマース)」
玲王「…え?」
凪「…ちょ、レオ…怖いこと言わないでよ?お風呂場で視線感じる時って、本当に”いる”って言うじゃん(なんてねー)」
玲王「ッ!?」
その言葉を聞くと同時に、裸の玲王が凪に抱きついてきた
玲王「無理ッ!!なんで今そんなコト言うんだよッ!?もう俺風呂入れねーじゃん!!」
涙目の玲王がめちゃくちゃ怒っている
しかし全く怖くないどころかむしろ可愛いしかない
凪「は、え?(こんなので驚きすぎじゃね?)大丈夫。そしたら俺が毎日レオと一緒にお風呂入って、隅々まで洗ってあげるから」
玲王「いや、いーってもう…つか、お前と一緒にいる時ばっかこんな怖いの起こんじゃん。やっぱお前呪われてんじゃねえの!?」
玲王が疑いの眼差しで凪を見つめた
凪「うん、呪われてるかもね。レオみたいな人気者を独り占めにするんだから、俺も呪われる覚悟は出来てるし。ハイ、じゃあ洗ってあげるから。綺麗にしよーね」
凪は外資系高級ブランドのボディーソープを手に直接付けて、玲王の身体をいやらしく触…いや、洗っていくことにした
さぁ、凪は玲王の身体のどこから洗ったの?
下3レスから🎲 - 109二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 22:39:21
おっぱい!
- 110二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 22:44:35
お尻
揉んでくれ - 111二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 22:55:22
ふともも
- 112二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 23:00:10
皆欲望に忠実すぎるw
ずっと規制に巻き込まれてたー
スレ主ずっと応援してる! - 113スレ主23/11/18(土) 23:08:13
- 114二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 00:28:20
女神は尻派か…
- 115スレ主23/11/19(日) 03:15:36
凪「じゃあ早速…!」
ウキウキで洗おうとした凪だった…が、しかし
凪「ッッ!!」
玲王「?」
目の前にいる玲王は風呂で温まって火照った身体、濡れた髪、おまけに涙目で抱きつかれて、この状況でそーいう風に触るのはDTには荷が重すぎた
凪「…」
玲王「どーした?大丈夫か?」
突然静かになった凪を見た玲王が、心配してそっと頬に手を当てる
玲王「(まさか、凪も俺と一緒で怖いのかな…ゾンビ相手には物理で殴ったりしてたけど…目に見えない幽霊とかはまた別の怖さだもんな)」
凪「うん、大丈夫だよ…(クソッ…こんな明るい場所でレオの可愛い顔見て、イザとなったらどこから手をつけたらイイのか迷いすぎて決められねーじゃん…!おっぱいも触りたい!太ももだってもっかい吸いつきたいッ!)」
二人の思考は様式美のごとくすれ違っていた
玲王「(凪もきっと幽霊とか怖いのに…それを俺のために変なこと言って笑わせようとしたりして、無理して強がってくれてんのかな…やっぱ凪って超優しいよな…大好き)」
玲王は凪の健気さに勝手に心を打たれていた
結果オーライだ - 116スレ主23/11/19(日) 03:26:08
凪「(どうしよう…でも、やっぱレオと先に進むためには、尻一択だろ!!)」
凪は全ての行程をぶっ飛ばして尻から攻めていくことに決めた
凪は抱きつく玲王をそのままにして、ボディーソープを垂らした手で玲王の尻にそっと触れる
玲王「!?(えっ、いきなりそこ!?)」
凪「(うわっ…ヤバ…!俺、今マジでレオのお尻触ってる…!)」
部屋でショーを見ていた時もバスローブの下から触ったりはしていたが、こんなに明るいところでちゃんと目で見て触るそれは解像度の高さが桁違いだった
玲王「凪…お前って、身体洗う時尻から洗うんだっけ…?」
凪「え?んなワケないじゃん」
玲王「??(じゃあ、何で??)」
凪は玲王の臀部全体を包むように両方の手の平で覆い、ゆっくりとそれを揉んでいく
玲王「っ、(凪の手、あっつ…)」
凪「(お風呂入ってるからしっとりしてて超気持ちイイんだけど…手に吸いつくの、ヤバい。最高。てか、レオ何も言わないんだけど…?もっと触ってもイイのかな…?)」
ボディソープでヌルつく手をそのままに、凪はあくまで「洗っている」という名目で玲王の双丘の形を確かめるように撫でながら、徐々にその手の力を強めていく - 117スレ主23/11/19(日) 03:30:46
玲王「んっ…?(なんか触り方、変わった…?)」
凪「(うっわ、声エッロぉ。風呂だからエコーかかってんじゃん…!これ録音しときてぇ〜!)」
ハ◯撮りの夢は諦めたものの、凪の”玲王を何かしらの媒体に保存したい欲”はまったくおさまってはいなかった
凪「あー…クソッ、スマホ持ってくりゃ良かった…」
玲王「…え?」
凪「いや、何でもない。コッチの話」
しばらく玲王の尻を揉み続け…いや、洗い続けた凪は、ボディソープのぬるつきを楽しむように指を滑らせては離したりと、その粘度を確かめるようにして触っていく
玲王「…っ…!(何、だこれ…?さっきから腰のとこゾワゾワする…)」
凪「ねぇ、レオのお尻…もうぬるぬるだね(ボディソープで)」
玲王「…んっ」
触れて快感を掠めては大事なところまでは触れられずに逃げていくようなそのむず痒い刺激から、玲王はもう立っていられず凪の首に縋り付くようにして腕を回した
玲王「はぁっ…んんっ」
凪「〜〜ッッ!?(ヤバッ!暴発するから耳元で甘い吐息漏らさないでーッ!!)」
玲王が熱を孕んだ吐息を漏らしているのは自分のせいなのだが、凪はもう自重しない - 118スレ主23/11/19(日) 03:37:08
玲王「んぁっ、なぎっ」
玲王は怪異に対する恐怖の涙とは違い、その甘い刺激から生理的に涙目になっていた
凪「(あー、もうっ、可愛いっ!俺のレオが世界一!!大優勝!!このまま最後までしたい…ッ!!)」
玲王の臀部を撫でる凪の手が、さらにその奥へと進もうとした時だった
玲王「…なぁっ、」
凪「え?」
玲王「ちょっと、待って…?そこばっかすんの、ヤなんだけど…」
凪「え?あ、ああ。ごめん、そーだよね。他のトコも、ちゃんと触って欲しい…よね」
玲王「え、いや?触ってっつーか…(今、身体洗ってんだよな…コレ?)」
凪はそのまま玲王にのしかかるようにして抱きつきながら、太ももの方へと手を滑らせていく
玲王「うっ、(またこの触り方…)なぁ、何でさっきから下の方ばっか洗うの?」
凪「…えー?だって、そりゃ…触りたいから?」
玲王の太ももにそっと触るような動きのまま指を触れるか触れないかの強さで上下に緩々と滑らせていたその凪の手つきは、次第に快感を高めるような激しいものへと変わっていく - 119スレ主23/11/19(日) 03:41:12
玲王「ちょ!?それっ…(もー、また…!)やだって」
凪「嫌じゃないでしょ?あ、そっか。レオやっぱり、おっぱい触って欲しいんだ?」
玲王「(…は?)」
玲王は訳が分からず凪を見つめたまま首を横に振る
凪「ベッドでは嫌々、ってしてたけど、あの時乳首立ってたもんねー。ほんとは感じてたんじゃないの?俺に舐められて」
玲王「ッ…いや、無理…!」
玲王が凪の言葉を聞いて、その肩を両手で押し退ける
凪「へ?」
玲王「もう洗うのいい。お前、ヘタだもん」
凪「グッ…!?」
「お前、ヘタだもん」と言われたことで、DTは心に10000のダメージを喰らった
それはそうだ。身体を洗うという意味では、凪の触り方はあまりにも卑猥すぎたのだ
しかしここで引かないのがこの男である
凪「じゃあとりあえずレオが俺の身体洗って?お願い🥺」
玲王「…え、俺が洗う方?」
凪「そう。ねぇー、いいでしょ?おねがーい」
玲王「(そっちならいつも通りの感じだし…別にいっか)よし、わかった!俺にまかせとけ!」
さて、玲王のターン!
御曹司、ちゃんと凪の身体洗えたの?
玲王の洗い方を下3レスから🎲 - 120二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 08:19:02
ちゃんと隅から隅まで丁寧に優しく洗ってあげた
- 121二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 08:32:56
「はい凪くんお背中洗うので後ろ向いてくださーい」って感じで子供扱いしながら洗っている
- 122二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 11:20:18
わしゃわしゃ洗ってあげたけどちょっと凪にやり返したくてイタズラする(内容はスレ主に任せる!!)
- 123スレ主23/11/19(日) 12:36:38
- 124二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 13:29:23
この御曹司ピュアすぎて精通してないのでは?と不安になってしまう
- 125二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 16:24:46
していないならば今夜凪の手によってする事に。⁈
- 126スレ主23/11/19(日) 22:47:25
凪「(誠士郎ヤバいな…明るい中この距離で見せたら引かれそうだから、後ろ向いとこ)」
凪は今更ながら明るい場所で完全顕現手前の誠士郎を玲王に見せるのが躊躇われ、ちょっと気を遣う
凪「(あー、レオのあの綺麗な手で直接背中触られたら、めちゃくちゃヤバそう…耐えられないかも)」
凪が初めて二人乗りの自転車を漕いだ時もそうだったが、凪は玲王に背中を触られるのが弱い…というか、好きだった。自然と期待が高まる
玲王「じゃあ、洗うぞー?」
凪「カモン!!(レオのスベスベの手で…レオの…)」
わしゃ…
凪「(ス、スベスベ…ん?わしゃ??)」
わしゃ、わしゃ…
凪「は!?」
玲王「ん?」
思った触感と異なることに違和感を覚えた凪は、背中に手を回して自分に触れるそれを掴む
凪「何これっ!?(触感…わっしゃわしゃじゃねえか!?)」
凪が目にした物、それは”ボディスポンジ”だった - 127スレ主23/11/19(日) 22:59:50
玲王「何これって…身体洗うスポンジだけど?」
凪「いや、そんなの見りゃわかるって!」
玲王「?お前が聞いてきたんじゃん」
「じゃあ何がご不満?」というような顔で、玲王が凪を見つめる
凪「(可愛い…じゃなくて!)いや、素手でしてよ、ココはっ!」
玲王「はぁ?スポンジあんのになんで素手なんだよ。こっちのが効率良く洗えんじゃん」
凪からナイロン製のスポンジを取り返し、玲王が顔の前でわしゃわしゃと握って泡を立てる
玲王「てか、フツーに考えてみりゃおかしかったんだよな。なんでボディスポンジあんのにわざわざ素手で俺の身体洗ってたの…?お前」
玲王から疑いの眼差しが凪に向けられた
これはもう、何というか二人の間での認識のズレが凄い
凪「いや、だって…素手で洗ったほうが愛情感じるでしょ?あー、それともレオは違うトコ感じちゃったんだ?」
エロいことはしたいが自分ばかりが下心を持って必死だとは思われたくない
凪は、いつもの調子で誤魔化すように下ネタに走ってしまう
玲王「…違うとこって?たとえば?」
凪「え、だ、だから、その…気持ちイイとこ、とか、さ…」
玲王「?」
凪「(いや、そんなマジメに聞き返されたら説明すんの恥ずいじゃん…!)」
セクハラ発言によって、凪は自らを苦しめていた - 128スレ主23/11/19(日) 23:09:25
玲王「(愛情…か)そっか。じゃあ、俺もちょっと手で洗ってみてもいい?」
凪「(え、マ、マジで!?)うん!めちゃくちゃ触って!?レオに触られるの、超嬉しい…!」
玲王「(触る?)わかった」
とりあえず誠士郎を隠したいのと背中を触って欲しい凪は、再び玲王に背中を向ける
凪「(だって『お背中お流ししますね、ご主人様〜!』ってされんのは、男の夢じゃん!)」
凪のメイド玲王への夢はまだまだ潰えてはいなかった
玲王「じゃあ、ハイ。バンザーイして?」
凪「(バンザイ?)はーい!」
ギュッ
玲王の両腕が凪の胸の前に回されて、凪の背中に玲王の顔と胸がピッタリとくっつく
凪「ッちょっとォッ!!」
玲王「え?」
凪「な、なに急に抱きついてんのッ!?」
てっきり背中から洗われると思っていた凪は、急に後ろから裸の玲王に抱きつかれて大げさなほど驚く
玲王「なっ…?抱きついてないって。凪が後ろ向いてるから、仕方なくこうして手ぇ伸ばして前の方洗ってるだけじゃん」
というのは半分本当で、半分は先程凪から変な洗われ方をされたことへのやり返しのイタズラだった - 129スレ主23/11/19(日) 23:16:39
凪「?は?意味わかんない。じゃあ背中から洗えば良くない?」
不意をつかれた凪は、つい強い口調になってしまう
玲王「はぁ?(ちょっと抱きついただけなのに…なんでこんな怒られなきゃいけねーの…?)」
「軽い気持ちでやり返しただけなのに」と、玲王は凪の語気の強さに傷つくが、とにかく今はこの風呂場から早く出たいのが優先だった
玲王「いいから、もうさっさと洗ってここから出よーぜ…(オバケいるかもしんねえし…)」
玲王が再び凪の腰の辺りから前に手を回すが、その際にある先端を思いっきり掠めてしまう
凪「〜〜〜ッッ!!?オイッ!!」
玲王「えっ?(なんか当たった?)」
凪「(そこは、超敏感な部分だろーがッ…!?)」
玲王は手を回した際に誠士郎の超敏感な部分に触れたコトにはまったく気付かないまま、凪の腹筋を泡のついた手で洗っていく
玲王「え、硬…」
凪「えっ?(さっきから何なの!?)」
玲王「お前の(腹筋)めちゃくちゃ硬くなってんじゃん」
凪「ハッ…!(うわ!)や、やっぱ気付かれちゃった?さ、さすがに、ね…!当たり前じゃん?だってこの状況で(誠士郎が)そうならなかったら…もう、男として終わりでしょ…」
玲王「え?(この状況?)でも、俺も負けないくらい(腹筋)硬くなってると思ってたけど…やっぱり同じようなコトしてても凪の方が(身体)デカくなんのも早いよなぁ…」
玲王は凪の腹がはんぺんだった時代を思い出しながら、感慨深そうにそう言った - 130スレ主23/11/19(日) 23:24:50
凪「は!?(え、何これ。俺の誠士郎、もしかして褒められてんの…?)え、あ、ああ、どうも…」
凪は急に自分の半身が褒められたことにどう反応すれば良いのか分からず、シャワーの方を向いたままDT丸出しの返事をしてしまう
玲王「カッコイイ…いいなぁ。俺も(腹筋)凪みたいになりてぇ」
凪「いや、レオは今のままでもう十分だって…どうせ俺以外に見せるコトもないんだし」
玲王「え?俺、お前以外にも見せてるよ?(腹筋)」
凪「は?」
玲王「お前だって見せてんじゃん」
凪「…?」
玲王「みんなで風呂上がりに触ったりとかしねえの?」
凪「え…」
玲王と付き合う前の凪なら、きっとここで盛大な勘違いをして、嫉妬心と独占欲からキレ散らかしていたかも知れない
でも、もう二人は恋人だ。なんやかんやで絆も深まりつつある
だから凪は、玲王が自分以外の前でむやみに玲王を見せたりだとか、そんなことをする人間じゃないとちゃんと分かっていた
凪「…レオ。一応聞くけど、それ…さっきからなんの話してんの?」
玲王「ん?”腹筋”の話だろ」
凪「(ああ、やっぱり…だよね)」
誠士郎を褒めてもらっていたワケではなかったのだと落ち込むと同時に、玲王が性に対して明け透けな性格になってしまってはいなかったことに凪は安堵する - 131スレ主23/11/19(日) 23:33:45
凪「(うわー、でも…この流れで、もしかしたら触りっことか出来るのかもとか思ってたから、スゲェ複雑かも…)」
凪「ねぇ、その腹筋の下のトコも、さ…洗って欲しいんだけど…」
凪はこの機に乗じて、御曹司に無茶なお願いをしてみた
玲王「そこは自分で洗えるだろ」
凪「ですよね…」
結果、見事玉砕
凪「(ああ、なんで俺はこの期に及んでもまだ、正直に『触って欲しい』って、その一言がレオに言えないんだろ…)」
嫌われたくない、でも誠士郎を触って欲しい
凪は肝心なところで意気地がない自分に嫌気がさしていた
凪「でもね、レオ…知ってる?幽霊って、エロいことが苦手なんだよ」
玲王「(ピクッ!)」
“幽霊”という単語に、玲王はわかりやすく反応を示す
玲王「え、何、ソレ…?」
凪「…だから、性に関するコトってプラスのエネルギーだから、エロいことしてると幽霊は逃げて行くんだって」
凪「(あー、もう。またこんな子ども騙しなこと、レオに話してるなぁ、俺…)」
「こんな迷信みたいな話、超優秀なレオに通じるワケないのに…」と、凪が再び落ち込みかけたその時
玲王「凪っ!」
凪「は、ハイ?」
玲王が急に凪の肩を掴んで、ぐるんと自分の方へ向かせてきた
玲王「エロいこと、しよ!」
凪「!?」
効果テキメン!しかし落ち着け凪。御曹司の考えてるエロいことは多分君の思ってるそれとは違うんだ
この後の展開を下3レスから🎲(あでぃしょpartなので自由な感じに進んでいきます) - 132二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 00:05:44
下ネタしりとり〜(渋谷回のノリ)
- 133二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 06:07:05
玲王の性知識はいかほどか測るために玲王にエロいことを任せてみる
- 134二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 08:08:08
触りっこ成功する(見たいだけですすみません)
- 135スレ主23/11/20(月) 10:10:21
- 136スレ主23/11/20(月) 14:45:10
凪「エ、エ、エ!?」
いざ玲王から積極的に「エロいこと、しよ!」と言われた凪はどう返せば良いのか分からず、またしても悲しいほどにDTな反応を見せる
凪「(いやいやいや、待て、落ち着け誠士郎…!ステイ!毎回毎回このパターンで何度上げてから落とされてんだよ?もう期待なんて、するなッ…!)」
凪は落胆した時の自分と誠士郎のことを思うと悲しくなり、自らを戒める
凪「(ここは全然平気そうな大人の余裕を見せてー…っと)えっと?それで、レオが言うエロいことってのは…何のコトなの?」
玲王「え?」
凪「(ここでまたERO=early retirement optionの話とかし出したら、マジで許さねぇけど…)」
玲王「…」
凪がセンシティブな方のEROの可能性を期待しているそばで、玲王は玲王で自分から「エロいことしよ」とは言ってみたものの、この純粋培養御曹司は具体的に何をどうすれば良いのか全然分かってはいなかった
玲王が困ったように眉を寄せて凪を見つめてくる
凪「うっ…!(うわー、これ絶対エロいことしたいけど分かってないやつじゃん。もうスグにでも答え教えたい!早くっ…!)」
しかし先程玲王を怖がらせてしまった&「ビックリしてよく分かんなかった」と言われてしまった以上、凪は性急にコトを進めるわけにはいかなかった
凪「大丈夫だよ。俺には何してもイイから、レオのしたいようにシてみて?」
玲王「…ほんと?」
凪「うん(あー、かわいいー!)」
不安そうに凪を見上げる玲王が可愛すぎて、凪の語彙力は幼児レベルにまで退化する - 137スレ主23/11/20(月) 14:54:00
凪「あ、でもね、挿れんのだけはダメだからね。そこはマジでいくらレオでも譲れないから」
この男、絶対に凪玲固定の民であった
玲王「(入れんの…?)舌とか、入れたらダメ?」
玲王がおずおずと舌を出しながら凪に見せる
凪「(ば、爆発するだろッ!!)え?ど、どこに?」
玲王「え、(そんなの、口しかねーじゃん…?あ、でも凪、さっき俺の耳にも舌入れてたよな…もしかして、ああいうの好きなのかな)」
玲王が凪の後頭部に手を伸ばして自分の方に引き寄せる
凪「(え、ここ誰もいないけど…ナイショ話?いーよ、いーよ。言うの恥ずかしいのかな。もうレオなら何してもかわい…)」
ヌルッ
凪「どぅわああッ!!」
てっきり耳打ちされるのかと思っていた凪は、急に玲王から耳の中に舌を入れられ後ろに仰け反った
ガツン!!
凪「ッッてえぇぇえ!?」
そしてその高身長が災いして、そのままシャワーヘッドに頭をぶつけてしまう
凪「〜〜ッ!」
凪は身悶えながら両手で頭を抱えてうずくまった
凪「痛い…もう、ヤダ…(俺ダサすぎ…)」
玲王「ご、ごめん!ごめん凪」
玲王は自分のした行為がそこまで凪に嫌がられたのかと思い、涙目になって慌ててしゃがみ込む - 138スレ主23/11/20(月) 15:05:28
凪「(うわ、つか、急に耳舐めてくるとかマジでビックリしたぁ…そうだよ。俺、するのもだけど、されるのにも全然慣れてねーんだった…)」
凪は大人の余裕どころか、自分のあまりの経験値の少なさを恨む
それと同時に、ゲームのように課金で一瞬でその経験値をレベルアップ出来たらどれほど良いだろうかと落ち込んだ
玲王が心配そうにしながら凪の後頭部を撫でている
凪「…」
自分はいつも玲王に対してやりたいコトを好きなようにして、暴走して、玲王を責めることばかり考えていたけど、される側は予測しない急な動きにこんなにも驚くのだと、凪はようやく身をもって理解した
玲王「痛い?急に、ビックリさせたよな。ごめんな…出てすぐ冷やそ、氷持ってくるから」
立ちあがろうとした玲王の腕を凪が掴む
凪「…ダメ」
玲王「え」
凪「今日話してたレオが知らないコト、今教えてもイイ?」
さぁ、telegraph案件に入るのか
いえ、入ります(それが女神の指示ならば)
一応玲王の意思だけ確認しとこ!
玲王の返事を下3レスから🎲 - 139二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 15:11:41
教えて、凪
- 140二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 16:00:22
それ怖いことじゃないよな…?じゃなければ良いよ
- 141二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 16:41:39
いいけど、ちゃんと教えろよ! 凪
- 142スレ主23/11/20(月) 19:28:38
- 143二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 22:29:09
ドキドキ
- 144二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 06:13:45
telegraph案件来るか…来い…
- 145スレ主23/11/21(火) 15:37:15
玲王「いいけど、ちゃんと教えろよ! 凪」
グッ!👍と玲王が凪に向かって親指を立ててくる
凪「いやいや…(この人、マジで今から俺に何されるのかわかってんのかな)」
これ以上ないほどのBL展開に持ち込んだと思った凪は、雰囲気をぶっ壊してくる玲王をジッと見つめる
凪「あのね、そんな体育会系のノリ今出さなくてもイイからね」
玲王「なっ、は?別にそんなつもりじゃねぇよ…!」
「あれ、なんか間違えた?」と少し慌てる玲王のその様子すらちょっと愛しい
というか、合意の上でそうなれるんなら、普段はロマンスを重要視する凪も細かいことなんてもうどうでも良くなっていた
凪「(はぁ、マジで長かった…)」
お互いシャワーブースの中で蹲ったまま、凪は玲王の左手を取り、その薬指に唇を近づけ再び誓いのキスをする
凪「怖いことはしません。今度こそ、本当に俺を信じてください」
玲王「ハイ…よろしくお願いします?」
ぶはっ、と二人は見つめあったまま吹き出して、そして凪からキスをした - 146スレ主23/11/21(火) 15:38:45
- 147スレ主23/11/21(火) 15:44:58
凪「…」
ソロプレイすらしたことのない、この完全に純粋無垢な子どものような玲王と、今から一線を越える
自分が玲王にそれを教えてしまっても良いのかという軽いパニックの中、他の誰でもない自分がそれをするのだという征服欲、純粋な玲王を自分の手で穢してしまうような後ろめたさ、そして背徳感が混ざり合ったような経験したことのない複雑な感情に凪は襲われていた
嬉しさから思わずにやけてしまっていないか心配になり、両手で口元を隠すようにして押さえる
凪「ごめん」
玲王「え?」
凪「…じゃあ、どうするのか教えてあげる」
玲王「ん、」
両手で膝を掴んで、無意識に閉じかけていた玲王の脚を開かせる
玲王「もぉ、何、見んなよ…そんなとこ」
凪「でもね、レオが『良いよ』って言わなきゃ俺は触れないから。言って?」
「良いよ」も何も玲王は今から何をするのか分かってないかも知れない
でもまぁ合意は大事だから!
玲王の返事を下3レスから🎲 - 148二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 16:11:54
……分かった、いいよ?
- 149二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 17:06:13
わかった。でも俺がストップって言ったらちゃんと止まるって約束して
- 150二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 18:58:20
いいよ
怖いことは無しだからな - 151スレ主23/11/21(火) 21:09:44
- 152二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 21:14:18
凪くんといっしょにtelegraph案件を待ち望んでおりました
- 153二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 21:23:40
凪玲のエロが嫌いな人なんていません
- 154二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 21:48:49
凪くんとスレ民念願のtelegraph案件でワクワク
スレ主の凪玲、たくさんすれ違ってハラハラするけどお互いのこと大好きな2人が可愛くて好きだ - 155二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 07:21:19
念願叶うか?
- 156二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 15:53:57
ほしゅ
- 157スレ主23/11/22(水) 19:32:01
※肌色注意※
まだR15もいかなかった…次こそ、次こそ終わる
長すぎるので一旦安価🎲募集してます
玲王「いいよ」玲王「怖いことは無しだからな」
口では強気にそう言いつつも、不安そうに自分を見上げてくる瞳は正直嗜虐心をそそると凪は思う
凪「うん…わかった」
玲王がこんな表情を見せるのは自分に対してだけだろうと信じているし、玲王に苦痛を与えたり虐めたいわけじゃない
それでも、自分の言動一つで玲王が取り乱したり、いつもの玲王じゃいられなくなってしまう事実に興奮しないと言ったら嘘だった
凪「…」
玲王の顔を見つめる凪の中に黒い感情が湧き起こる
逃げ場を無くすようにして玲王の顔の横のガラスに両手をつくと、玲王の顔には凪の影が落ちた
玲王「何?」
自分を信じて逃げもせず見上げてくるその顔をちゃんと見たくて、玲王の濡れた髪を後ろに撫で付けてみるが、毛質の良いそれはすぐにまたサラリと顔にかかって乱れた様を見せてきた
凪はそっと玲王の頬に手を添え、親指で軽く唇を割り開かせると、まるで劣情を煽るように真っ赤になった舌が隙間から覗く
玲王「…?」
先程から黙ったままの凪の思考が分からず、玲王は困惑したような表情を浮かべた
凪「(あー、エロい。マジでこのまま口の中つっこみてぇ…)」
凪「(無理矢理し…telegra.ph(いつも保守のご協力ありがとうございます🙇♀️)
- 158二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 21:21:55
変になりそう、早くなんとかして
- 159二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:17:17
早くしろバカ
- 160二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:21:30
意地悪しないで…早く、触って
- 161スレ主23/11/23(木) 00:14:07
- 162スレ主23/11/23(木) 04:25:31
玲王「早くしろバカ」
凪「は?バカって何」
凪は調子に乗っていた
そう、玲王からこの言葉を聞くまでは
完全に玲王と二人きり、夢の世界の住人だった
玲王「だから、教える気があるかねぇのかどっちなんだよって聞いてんだ!!」
先程まで散々凪から無体を働かれ、寸止めにより喘がされていた玲王もさすがにキレている
玲王「タイムイズマネーだって言ってんだろーが!」
凪「バ、バカッ!レオのバカ!エッチの時にタイムイズマネーとかそんな情緒のないこと言っちゃダメでしょ…!」
玲王「だって、もうヤダ!喉のとこ突っ込まれたり、石けん舐めさせられたりヤダ!乳首ばっか触るし、なんか…ヘンなこと、言うし…もうしない!こんなのだったら、もう教えて欲しくない!」
御曹司は堰を切ったようにガチギレである
凪「あ…あ…あ…」
これには凪もある意味K.Oだった
玲王の知らないコトだから
教えられるのは恋人の自分だけ、自分だけの特権
玲王が凪を信用しているから大人しくやりたい放題しても文句も言わず付き合ってくれていたのに
大人しくて従順な玲王を見ていたらついタガが外れて、今までシたくてもできなかったコトへの欲望を剥き出しにしてしまったのだ - 163スレ主23/11/23(木) 04:26:49
凪「いやだ…そんなの…」
玲王「?」
凪「俺だってこれ以上寸止めされたくない…ッ!!」
凪「触りっこしたいんですお願いしますッッ!!」
凪は伝家の宝刀
▶︎【素直にお願いする】
コマンドを発動した
でも玲王はだいぶ怒ってる…もう無理かもしれん
その時は潔く諦めてくれ
玲王の返事を下3レスから🎲 - 164二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 04:50:21
もぉ...どんだけ触りたいんだよ。とりあえず風呂上がろ。風邪引きそう
個人的に初体験はふかふかベッドでさせてあげたい…頑張れ凪!ちょっとだけ我慢だ凪! - 165二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 06:14:44
必死な凪を見て絆される玲王
「…もう意地悪なことしない?」ジト目で確認
今さらだけど主またイラストありがとう…眼福…🥺 - 166二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 08:44:44
わかったよ、でも怖いのやだからなにするか先に教えてくれる?
どこさわればいいの?
お互いが気持ちいいことならいいよ
(玲王が可愛そうだから、いれたりは今回はなしでいいな…それまでに痛いのや怖いのがないようにちゃんと教えてあげてよ、凪
それと、湯冷めしないようにしてあげて) - 167二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 10:32:29
スレ主、イラストもSSも高クオで早くて凄い
- 168スレ主23/11/23(木) 10:35:35
- 169二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 10:38:40
(顔◯ENDも見たいです…)
- 170二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 11:09:41
今回は顔〇エンドになっても流石の玲王も色々調べないとってなって帰ったら勉強してくれるんじゃ?!知識得る中で男同士のAVを凪と自分に変換して恥ずかしがったりドキドキしたり凪のこと想像しながらお尻ちょっと触ってみたりしてほしい
- 171スレ主23/11/23(木) 11:23:53
玲王「クシュン!」
凪「どしたの?」
自身の脚の上に座る玲王を凪が心配そうに抱えるが、その手はまだしつこく玲王の肩や腰を触っている
玲王「もぉ...どんだけ触りたいんだよ。とりあえず風呂上がろ。風邪引きそう」
凪「は?」
玲王「だから、さっきからなんなんだよ。『は?』ってさ(顔こえぇんだって)」
凪「『は?』は、『は?』でしょ。何、終わりなの?(これだけ盛り上がらせといて…!)延長!延長お願いしますッ!」
玲王「何、延長って…試合?」
凪「え?あ、うん、そうそう。ある意味試合だよね!夜の、ね!アディショナルタイム希望!」
そう言って一人盛り上がる凪だが、少し視界が暗くなってきていた
凪「…ん?(うぇ…なんか俺も、ちょっと頭クラクラしてきたな…)」
興奮から、アドレナリンなのかドーパミンなのか
とにかくその辺のホルモンが出ていたため気付かなかったが、先程驚いてシャワーヘッドに頭をぶつけた衝撃が今頃になって響いてきたらしい
凪「うわー、レオ、俺もなんか頭打って気持ち悪い。てかのぼせてきちゃったかも。お風呂出たら膝枕して〜。あと口移して水飲ませてー」
もう凪は言ったモン勝ちのやりたい放題である
誰か御影家にこの様子を動画で撮って送りつけてやるべきだろう - 172スレ主23/11/23(木) 11:30:39
玲王「口移しとかはぜってぇヤだけど(また変な風になるし…。でも、頭ぶつけたのは俺が凪の真似して耳舐めたりしたからだもんな)膝枕なら…まぁ、いいよ」
凪「ほんと?(もういいや、夜は長いよね!一回仕切り直して一緒にベッドで寝た時に続きしよ)」
凪「俺場所変わると寝れないんだよね。絶対添い寝してね?」
玲王「ハイハイ…」
玲王は後ろから背後霊のようにおぶさる凪を引きずりながら風呂から出る
ブォーッ
凪「なんでバスローブじゃないの!」
玲王「いいんだよ、もう。さみぃから」
パジャマ姿で凪の髪を乾かしている玲王が言う
玲王「(マジ疲れた。さっさとドライヤーして寝かせよう…)」
凪「(いやいや、ノーパンのバスローブ姿で膝枕してもらって、その合わせ目の隙間から手を差し込んでイチャイチャすんのが男のロマンだろ、って…!)」
凪「レオはもっとロマンを持った方がいいよ。『少年よ大志を抱け』!」
ジュッ
玲王は手元が狂って(いや、狂わせて?)うっかりドライヤーを凪の頭に近づけてしまう
凪「アッツ!!」
玲王「あー、ワリィ…!なんか手が滑って」
凪「もぉー、早く膝枕して!」
玲王「いや、元気なんじゃん」
凪「げ、元気じゃない!急に立ちくらみが…ああ、誰かさんがあの時急に耳舐めてくるから」
玲王「…」
クエスト最後の膝枕でうちわパタパタミッション
どこでやった?無事できたの?下3レスから🎲 - 173二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 12:57:07
渾身のきゅるんで成功
ベッドで出来た - 174二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 14:28:00
お願いレオ✨
で陥落 - 175二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 15:45:51
できた!
- 176スレ主23/11/23(木) 16:30:11
- 177二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 17:32:54
記憶喪失……?!
- 178二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 17:36:15
記憶喪失…!?めちゃ気になるワードなんだが
体育祭編含めて楽しみにしてます☺️
もちろん顔◯も…
今は🎃で存分にイチャイチャしてくれ凪玲! - 179二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 18:27:56
記憶喪失!?!?また大きな試練が…!
- 180スレ主23/11/23(木) 21:32:06
凪「うわぁっ、もうダメだ…立ちくらみがっ」
凪は大げさに洗面台へと突っ伏すフリをする
玲王「いや、立ってねぇし。椅子に座ってんじゃん」
凪「これは大変だぁー、すぐにベッドで誰かさんに膝枕でもしてもらわないと、おれはもうしんでしまうかもしれない…!」(クソ棒読み)
玲王「じゃあ、ジェラくんにでもしてもらえばー?」
凪「(バカッ!)人間限定ですッ!この中に紫髪の185cmで、俺のことが大好きで、顔も性格も超可愛くて宇宙一優しいラノベヒロインみたいなイケメンはいませんかーッ!?」
もう凪に恥じらいも何もなかった
繰り返し言うが、今この空間には二人きりなのだ
凪は後ろを振り返って自分の髪を乾かす玲王の腹に抱きつき、甘えるようにハイライト増し増しの渾身のきゅるるん顔を見せつける
凪「レオ〜お願い、膝枕してー?」
その顔はとても先程まで雄の顔をして玲王の乳◯を弄り倒していた男と同一人物とは思えないほど、無垢でピュアッピュアな表情であった
玲王「もぉー、じゃあ…ちょっとだけだからな?」
凪「ハーイッ!」
凪は今日一の良い返事をする
玲王「…」
いくら惚れた弱みとはいえ、どうして自分はこんなにも凪に甘いのだろう、と玲王は思った
in 寝室
玲王が話を打ち明けたあの寝室に、二人は再び戻ってきた
凪はそそくさと素早い動きで例の赤い箱を枕の下へと忍ばせる
凪「(ゴ◯オッケー!ティッシュ配置オッケー!)」
この男、まだ先程の続きを諦めてはいないらしい - 181スレ主23/11/23(木) 21:47:59
ベッドのヘッドボードに凭れるようにして玲王が座る
玲王「ハイ、どーぞ。一名様先着でーす」
凪「では、エンリョなく…」
ギュッ
玲王「!?」
玲王の膝の上に、凪は抱きつくようにして寝た
玲王「(膝枕ってこんなんだっけ…?なんつーか、膝抱き枕みてーな…?)」
玲王の中で膝枕の概念が揺らぐ中、凪に質問をしてみる
玲王「凪くん、俺の膝枕の寝心地はいかがですかー?」
凪「ハイ、もう死んでもイイでーす」
凪は本当にそう思っているのか、玲王の膝の上で甘えたようにスリスリしている
玲王「ハハ。前の合宿ん時も言ってたよな、それ」
凪「うん…ほんとサイコー…(この独り占めしてる感がたまんない…)」
再び調子に乗り始めた凪は、玲王の股の間へ犬のごとく頭をグリグリと擦り付けていく
玲王「ちょっ、バカッ!どこに頭埋めてんだよ!?」
凪「えっ?ゴメン…さっきからなんか頭クラクラして、ちょっとわかんなくなっちゃってたかも…」
玲王「もー、マジで変なコトすんなら膝枕無しだからな」
凪「嘘!もうしないって…(クソッ…夜のセッセチャレンジ失敗なのか…?)」
玲王「つーか、ベッドで膝枕ってさぁ。意味分かんなくね?ちゃんとした枕ここにあんじゃん」
玲王が背中でクッション代わりにしている四つの枕をポンポンと叩いて凪に見せる - 182スレ主23/11/23(木) 21:56:42
凪「ダメ。勉強合宿の時も言ったでしょ?普通の枕じゃ俺がちゃんと満足するまで充電できないって。あと、ベッドかソファーでしないとまたレオが足痺れて転けちゃうじゃん」
玲王「ブハッ、アレか…マジで忘れろって、あの時のことは。つか充電て、さっきあれだけ俺のこと触りまくってたのにまだ足んねーの?」
玲王がイタズラっぽい顔をしながら凪の頬をつねってくる
凪「いひゃい」
玲王「痛くしてんの。さっき色々してきたからお仕置き♪」
凪「ご褒美デス…」
玲王「(うわッ)」
玲王は背筋にゾクリとした悪寒が走り、慌てて凪の頬から手を離した
凪「…足りない。だって、全然足りないよ、あんなのじゃ。だってあと数時間したら、もうレオは俺だけのレオじゃなくなっちゃうじゃん…」
玲王「…ハハ、たしかに。でもさ、今日はずっと朝から晩まで一緒にいれたじゃん?」
凪「うん…」
勉強合宿で初めて膝枕してもらった時も思った
凪『(やっぱりレオと二人だけの空間て、他の奴がいる時と全然違う。だって、多分だけどレオが俺の前でだけは雰囲気が違う。本当に好きだ、この時のレオといるの)』
二人きりの時の、自分の前で見せる玲王の表情がいつもとは全然違うこと
もしかしたら玲王は気付いていないのかも知れない、と凪は思う - 183スレ主23/11/23(木) 22:03:11
凪「(本当に俺のこと好きだって顔して、ちょっとしたことで本気で怒ったり、笑ったりして)」
凪「(だからもっといろんな顔が見たくて意地悪ばっかりして、やり過ぎて泣かせちゃうこともあるけど…それでも本当にレオが好きなんだよ)」
ずっとこのまま夢を見ていたい
この玲王と二人きりの夢の世界に、いつまでも浸っていたいけど…終わりの時間は必ず来る
いつの間にか玲王が寝室のテレビをつけていて、そこに昔の『リトル・マー◯イド』の映画が流れていた
玲王「〜♪」
得意のコピーでもう完璧に覚えているのか、玲王はまるで人魚のように綺麗な声で、子守唄のように優しく、その海底の素晴らしさを説いた曲を歌う
玲王の膝に抱かれていた凪は、子どもをあやすようにして髪を撫でられ、ウトウトとまどろみながらその歌声を耳にしていた
凪「…」
玲王「〜♪」
『海底は すばらしい
水の泡になって 消えたっていい』
凪「ねぇ、俺を惑わさないでよ人魚姫〜」
玲王「誰が人魚姫だよ」
凪「え、知らない?人魚姫の歌を聴いた人達は、みんな惑わされてもう人魚のコトしか考えられなくなっちゃうんだよ…」 - 184スレ主23/11/23(木) 22:08:01
玲王「〜♪」
玲王は構わず歌い続ける
凪「(もー、また人の話聞いてない…)」
『波の下の 青い世界で 暮らそう
すてきな暮らしだ 海の底』
凪「(本当に、二人で海底で暮らせたらいいのにな…)」
凪「(でもレオが行きたい場所は、もっと陽の当たる自由な陸の上の世界…なんだよね)」
凪「(太陽みたいなレオには、やっぱり暗い海の底よりもそっちの方が似合う)」
凪「(そこに一緒に行くのが俺とレオの約束だから…)」
玲王の暖かい膝の上でその綺麗な歌声を堪能しながら、昨夜からのソロプレイの疲れもあり凪はそのまま眠りに落ちてしまった——
玲王「なぎー、」
玲王「寝ちゃったの?」
玲王は凪の頬をツンツンと指でつついてたしかめてみるが、寝息を立てて本当に寝ているようだった
玲王「…(寝てる顔は、あどけなくてマジで子どもみてーで可愛いんだけどな)」 - 185スレ主23/11/23(木) 22:14:20
玲王『だってさ、もし、もしこのままお前とこーいうコトして、そーいうカンケーになって、もし、ダメだったら。そん時はもう、もう凪とは、友達にも戻れなくなる…』
凪『「ダメだったら」って何。ダメになんか、ならないでしょ。俺はレオとだったら何だってできるし、どこにだって行けるって、いつもそう思ってるよ』
玲王「…(あの後、俺泣いて何も言えなかったのに…凪がジェラくんになりきって喋ってきたの、マジで面白かったっていうか…救われた)」
自分が凪を好きなのは、きっと凪と一緒にいたら毎日が退屈しなくて、どんな顔を見せても、どんなことを言っても、凪はそれでもきっと変わらずにずっと側にいてくれるから
それだけのことなのに凄く安心する
凪『「出逢った時の俺と、今の俺、どっちがカッコいいー?ってナギが聞いてるよ!教えてレオくん!」』
玲王は慈しむように凪を見た
玲王「出逢った時の凪も、今の凪も、どっちもかっこいい」
玲王「大好きだよ」
唇を重ね、玲王は凪に軽くキスをした
玲王「…今日いっぱい触られて、凪がしたいコト、俺もちょっとだけ分かったかもしんない」
玲王「…」
玲王「(俺からもちょっと触るくらい、許されるよな…おあいこだ!おあいこ)」
寝ている凪に、たまには玲王からもちょっとエロいお返しをするコトにした
玲王はどんなお返しをしたの?下3レスから🎲 - 186二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 22:35:01
凪の首筋の見えるところにキスマを付けた
- 187二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 23:35:05
耳を噛んだ
- 188二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 04:09:37
起こさないように凪をベッドに仰向けにして服を肌蹴させて腹筋とか胸筋を触ってみたり鎖骨にキスマーク残そうとしてみる
- 189スレ主23/11/24(金) 04:51:13
- 190二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 05:32:59
全部やってもいいんだよ!!!!!
- 191二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 08:37:30
レオくん頑張れ!
- 192二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 13:29:47
レオくんキスマの付け方分かる?!
- 193二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 18:54:09
かわいくお返ししてるときに、凪の誠士郎が起き上がってて、びっくりして触っちゃったりしてほしい!(実は凪も起きてたり)
- 194スレ主23/11/24(金) 21:21:42
- 195スレ主23/11/24(金) 21:35:13
いつもお付き合いや応援、保守ありがとうございます
長いお話、色々あった🎃編もこれで完結です🌵
初めて実在する場所を舞台にして、色々調べながらこの二人のお話を書けてとっても楽しかったです
少しでも皆さんが凪玲王の二人と一緒にシー🌋とミラコ🏨に行った気分を味わってもらえていたら幸いです
朝のもだもだしてる二人の様子、もっと安価🎲とってじっくり書きたかった…いつかリベンジしたい
(寝てる凪に玲王が色々して、実はしっかり起きててやり返されるパターン見たいよね…!)
玲王も抱えていた想いを凪に話せたことで一山乗り越えたと思うので、これからはそっち方面にも積極的になってくれるのでは、と期待
次回は延期していた体育祭&凪の記憶喪失編
今回シリアス寄りだったので、記憶喪失だけどラブコメ要素多めでいこうと思いますのでご安心ください
🎄もあるし、明日か明後日の夜には始めたい
引き続き次回作もお付き合いよろしくお願いします🙇♀️ - 196二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 21:43:05
今回も楽しかったですー!絵もめちゃくちゃ可愛い!
ちょっと進展出来て良かったね…
次回がすぐに読めるなんて幸せ過ぎます - 197二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 21:43:07
スレ主完結お疲れ様!
ハラハラドキドキしながらずっと萌えてた……可愛い……最終的にイチャ甘で最高だった!
体育祭編も超楽しみです! - 198二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 22:09:57
スレ主おつかれ!絵も小説も上手くてすごい!次回も楽しみにしてます
- 199二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 00:10:01
最初は週末の楽しみって感じだったけど最近はほぼ毎日更新みたいになってるから嬉しい反面スレ主が無理してないか心配😭
だけど本当に毎日楽しませてもらってるよ!絵もSSもいつもありがとう!無理ない範囲で更新頑張って! - 200二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 10:28:46
スレ主は天才