- 1二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 22:42:51
- 2二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 22:45:22
- 3二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 23:00:37
素敵なSSたち
(⭐︎マークごとに設定が違う独立した話です)
【長編】
⭐︎やべー女トレーナーの恋人概念シリーズ
※やべー女が危ない思考に
彼の担当ウマ娘…ロブロイ(最古参)、ローレル、マヤノ、ゼファー、アルダン、ヘリオス
やべー女トレーナーの恋人概念 吐息が耳元をくすぐる。おんなじ枕であなたはすっかり寝入っている。よっぽど疲れたのか、ベッド入るなり3秒でおやすみ。しょうがないもんね、今日は1週間の疲れが溜まった金曜日。身体が資本だって教えるトレーナーが体壊しちゃ説得力ないもん。私もあなたほどハードじゃないけど、仕事で疲れてるし。ちゃんと寝るのがベストだっていうのはわかってるんだよ。くたくたになったスーツを着たあなたがチャイムを鳴らして、私は料理を中断して玄関を開ける。あなたは「ただいま」って言いながら洗面所で手を洗って、晩御飯の匂いに美味しそうだねって笑う。あなたがシャワーを浴びてる間にあなた用のクローゼットから下着とパジャマを出して、料理の盛り付け。一緒にご飯を食べて、今週あったことの話をして、それで2人で歯を磨いて寝る。毎週、まあちょくちょく来れない時もあるけどその繰り返し。幸せだと思うし、満たされてるとも思う。忙しいのは知ってるし、遅い時間になってもなんとか週一で顔を出してくれるのは愛されてるなって思う。トレーナー職の忙しさは知って付き合ってるし、お仕事頑張ってて、楽しそうにしてるあなたは素敵だなって思うよ。トレーナー寮には家族でもない一般人が…onl.laやべー女トレーナーの恋人概念2 朝一番だというのに年末の中山は予想通り人でごった返していた。思わずバックのショルダーを抱きしめた。唇を強く噛み締め、この人混みを掻き分け自分の席に着く覚悟を決める。こういうとき、トゥインクルシリーズの人気は年々上がっているだなあと実感する。高校生の頃からG1レースは見に来ていたし、あなたがトレーナーになってからはなるべく教え子たちが関東のレースに出るときは応援しに行っていたけど、それでもやっぱりダービーと有馬記念の混雑には慣れない。今日はクリスマスイブ。同僚にはクリスマスパーティーに誘ってもらえた。気心の知れた女友達と料理を持ち寄って、おしゃべりしながら過ごす聖夜。ぶっちゃけすごく魅力的。有馬記念とクリパ、どっちに行こうか迷った。だって有馬記念を見に行ったって、多分あなたには会えない。教え子がG1に出ているトレーナーは忙しいのだ。
でも、会えなくてもウマ娘ちゃんたちのレースを見れるだけで楽しいからね。それであなたの教え子が勝ってくれたらもっと最高。現地観戦で応援してる子が勝ってくれたら超絶ハッピーだけど、負けちゃったらしばらく悲しくなっちゃう。そんなことを同僚に言うと「ギャンブルじゃん」と笑われた。そう…x.gd※オリウマ娘オルフェーヴル登場
やべー女トレーナーの恋人概念3 「ただいま」冷たい部屋にぽつんと声が落ちる。スニーカーを脱いで揃えて、ダッフルコートはクローゼットにしまう。考えてみれば、私、クリスマスイブなのに色気のないスニーカー履いて街を歩いてたんだな。現地観戦で動きやすいようにこのスニーカーを買って、競馬場に行くときはスニーカーを履くようにしてたから、そんなことこれっぽっちも考えたことなかったかも。ウマ娘だったら綺麗なヒールであんなに力強く走れるだけどな。そこまで考えてまた落ち込んだ。だらしなく玄関に倒れ込んで寝っ転がる。フローリングはひんやりと冷たい。やらなきゃいけないことはいっぱい。手を洗って、化粧を落として、お風呂に入って、あぁそうだお弁当箱洗わなきゃ。
でも、ぜんぶ面倒くさいなぁ。このままずっとフローリングに体を預けて、ずっとここにひとりでいたい。
いやいや、分かってるよ。今やらなきゃ明日もっと苦労するってことくらい。でもさ、人間そんなにずっと頑張ってなんてられないし、ブルーになったときは何もやりたくなくなっちゃうんだよ。そりゃ、いつでもパワフルに、なんにでも全力で!って人もいるけど。あぁそういえばあなたはそういうタイプだったな。私にはそれは無理。
よろ…onl.laやべー女トレーナーの恋人概念4・前編 ぶおおんと冷風ドライヤーを浴びる。一般的に髪を乾かすといえば、熱風だけで行ってしまいがちなのだが、そうすると温度が高くなり過ぎて髪が痛む。だから冷風と温風を交互に使って髪を乾かさなければいけない。それは専門学校で最初に教わったことだった。家でまでそんなことする必要はないと言えばないんだけどね。やっぱり、自分の髪を担当する美容師さんの髪が傷んでいたら嫌じゃん。だからヘアケアには力を入れている。これは私なりのプロ意識。多分、朝から晩まで練習で日光に晒されているウマ娘の髪よりは、私の髪の方が傷んでいない。これはちょっとした、ほんとうにちょっとした自慢。
仕上げにお気に入りのヘアオイルをつけた。ほんのり甘い蜂蜜の匂い。普段使っているシャンプーとリンスは無臭だから匂いは喧嘩しない。これをつけているとあなたは後ろから抱きついて「良い匂いだね」って嬉しそうにする。あれ嬉しいけどちょっと恥ずかしいんだよな。そんなにこの匂いが好きなら、ってオイルをあげたけど、あなたは結局使い方が分からないらしくて、結局うちに置いて行った。あなたがすぐ寝なくても大丈夫そうな時、余裕のある時しか使わないから、あなたの分のオイルは全然減らない…x.gdやべー女トレーナーの恋人概念4・後編 あなたにエスコートされて、ホテルに入る。西洋風の洗練された内装を見るだけでクラクラした。私たちの他にいるのは家族連れや老夫婦で、あまり同世代はいないようだった。そりゃそうだ。宿泊のみならず、ここはアフタヌーンティーだけですら若者には手が届かないような価格帯だ。エレベーターの横には濃紺の制服を折り目正しく着た紳士がいて、それがエレベーターボーイであると気づくまでちょっと時間がかかった。今時、百貨店にすらエレベーターボーイはいない。人件費が嵩むからだ。しかしそれでもメジロホテルにはエレベーターボーイがいる。それは国内最高級のホテルの自負と、伝統を守り続けるというメジロの矜恃があるからだ。あなたは軽く手を挙げて、「レストランまでお願いします」と言った。「かしこまりました」と心地よいバリトンが返ってくる。すぐさまガラス張りの筒をアンティーク細工のようなエレベーターが降ってきた。
ゆっくりとエレベーターの扉が開く。エレベーター内部は大きな窓と金属細工が相まって、鳥籠のようだった。ボーイさんに一礼してそっと中に入ると、硬い絨毯に僅かにヒールが沈む。私とあなたがエレベーターに乗り込む間、エレベーターボーイの方はずっと扉を手で押さえていてくれた。…onl.laやべー女トレーナーの恋人概念5「ねえ、トレーナーさん。トレーナーさんの初恋って、どんなものでしたか?」「僕の初恋? そんな面白い話じゃないと思うけれど」
「いいじゃありませんか、あなたのウマ娘がこれからあなたと私の夢を叶えるんです。聞かせてください」
トレーナーさんは少し面食らって視線を彷徨わせました。分かりやすくて、ちょっと子供っぽい仕草。思わず頬が緩みました。トレーナーさんは頼もしい大人の男の人ですが、時折、すごく可愛いんです。
「高校の、同級生だったんだ。クラスは一緒だったんだけど、部活三昧だった僕と優等生だったその人とじゃ全然接点が無かったんだ。席替えで隣の席になれー!って祈って近い席になったところで話す話題もなくて。話題作りたくてこっそり彼女が面白いって言ってた本を読んでも、盗み聞きしてたってバレるって後になって気づいて話しかけられなかった。……なんか俺めちゃくちゃ気持ち悪いな」
「そんなことありませんよ。トレーナーさん、とっても可愛いです」
「接点が出来たのは、部活を辞めた、辞めざるを得なくなった、後、で。僕はローレルと違って、怪我した後、自暴自棄になって、無理に練習したりして、まあそれでダメになっちゃったんだ。うん。かっこ悪い話だけど」…x.gdトレーナーウマ娘の恋人概念・終 各ウマ娘がだんだんとゲートに収まっていく。かつて何度もテレビで見た光景が、目の前にある。コースのすぐ横、いつでも飛び出していけるようにある関係者席からだと全体が見えない。劇場越しでは伝わってこなかったウマ娘たちの覇気で、呼吸も苦しい。「いよいよだな」
あなたは難しい顔で腕を組んでいる。私は頷くことしかできない。
震える手が自然と祈りを捧げる形になった。祈るから手を組むのではない、震える手を自らの手で押さえ込み合った時、人はもう祈ることしかできないということを知った。口が戦慄く。歯がガチガチとなる。傍のロブロイちゃんが、あなたがローレルちゃんのそばにいない時もずっとローレルちゃんのそばにいて支えてきたウマ娘が、私の背中を摩った。年下に気を使わせてしまっていることがこの上なく申し訳ないと同時に、この上なくありがたかった。
いよいよ、あなたと、あなたのウマ娘の凱旋門賞が始まる。
「~~~~~~~!」
私の聞き取れない言葉で、スタートが切られた。
ローレルちゃんのゲートは上々。リガントーナがやや失敗したくらいで全体的にゲートは成功。内へ内へとウマ娘が押し寄せ、3コーナーまでの間に隊列が形成されていく。先行して好…x.gd⭐︎ トレーナーの恋人はやべー女シリーズ
※ やべー女が危ない思考に
彼の担当ウマ娘…セイウンスカイ、メジロライアン、サクラローレル
トレーナーの恋人はやべー女 Episode1 ひとりで彼の帰りを待つ、ということにはもうすっかり慣れてしまっていた。もしかしたら早く帰ってくるかも、なんて。そう思って作っておいた夕食はもうすっかり冷めてしまっている。あまり面白くない月9のドラマが終わった頃、ようやく待ちわびたインターホンが鳴った。私はぱたぱたとさほど広くない2LDKの廊下を駆け抜ける。ドアの鍵を開けると、彼は疲れた顔をしていた。
「ごめんな、今日も遅くなった」
「いいの。でも晩ごはん作ってあるんだから、せめて帰る時間は連絡してほしいな」
ぼすん、と彼の胸に頭突きをしてやった。彼よりも30センチほど小さい私の頭は、ちょうど彼の胸くらいの高さなのだ。
申し訳なさそうにごめん、と謝る彼を見ていると可哀そうになってくるからこれ以上責めたりはしない。作っておいた晩ごはんをレンジで温める。
「食べないで待ってたのか? 先に食べててよかったのに」
彼は冷蔵庫から缶ビールを取り出す。ふたり分の食器を並べる間、彼はぐびぐびとビールを流し込んでいた。
気持ちよさそうにビールを飲んでいる彼を見ていると、針で刺されるように心が痛んだ。思い出すのは先日友人から言われた話。
トレーナーの恋人はやべー女 Episode2 命が危険なほどの暑さが少しだけ落ち着いた日。トレーナーは担当ウマ娘のメジロライアンと、河川敷のランニングコースでトレーニングに励んでいた。
「ライアン、飛ばし過ぎじゃないか!? この暑さだとあんまり無理したら脱水になるぞっ」
ロードバイクに跨ったトレーナーの問いかけに「大丈夫です!」とメジロライアンは笑顔で返してみせる。やはりウマ娘はヒトよりスピードもスタミナも段違いだ。それなりに鍛えているトレーナーでさえ、ロードバイクでついていくのがやっとなのだから。
「そ、そろそろ休憩しよう、俺の方が限界だ」
「ふふ、しょうがないですね。それじゃあひと休みして水分補給しましょうか」
素直にギブアップする。しょうがない、なんて顔で先を走っていたメジロライアンがこちらを振り返った。
悔しいけれど仕方ない。いくら自転車とはいえ、ウマ娘に張り合おうという事自体に無理があったのだ。
「ほい、ぬるくなっちゃってるけど」
一応は保冷機能のついたバックパックに凍らせたドリンクを入れていたのだけれど、今日の暑さですっかり溶けてしまっていた。
「十分ですよ。あまり冷たすぎるのをたくさん飲んだら、体に負担がかかっちゃいますから」…x.gdトレーナーの恋人はやべー女 Episode3 人、ヒト、ひと——。羽田空港の国際線ターミナルは多くの人々でにぎわっている。時おり空港内に流れるアナウンス、そして雑踏のざわめき。それらに紛れるようにして、トレーナーと彼女はターミナルの待合所に座っていた。
空港ロビーの電光掲示板には、もう彼が搭乗予定の便が表示されている。エールフランス航空、羽田発・パリ行。国際線なら余裕を持って搭乗手続きをしないといけない、というのはわかっているのだけれど。
「やっぱり行くんだね、フランス。……いいなあ、私も行きたかったのに」
どうしても彼といられる時間を少しでも引き延ばしたい、なんて。ついそんなことを考えてしまう。
「一緒に夢を叶えたい、って言っちまったからなあ。ローレルには」
それは私よりも大事なの? なんてことは言えなかった。彼の担当ウマ娘——サクラローレルの悲願が凱旋門賞であることは私も知っている。
もし私のワガママでローレルの夢を邪魔してしまったら、きっと彼は悲しんでしまう。だから私は彼がフランスに行くことに反対はできなかった。
これからサクラローレルは凱旋門賞に——世界のウマ娘たちに挑むのだ。私みたいな一般人が入り込んでいいような世界じゃない。…x.gdトレーナーの恋人はやべー女 Episode Final(前)天皇賞、春。
あのレースを私は自宅のテレビで見ていた。曇り空で薄暗い部屋の中、ひとりぼっちでクッションを抱きかかえて。2LDKのマンションは、彼がいないとやけに広く感じてしまう。
彼は担当ウマ娘のひとりであるセイウンスカイに付き添っていた。セイウンスカイにとって、これは二度目の春の天皇賞。
他に出場していたのはテイエムオペラオー、メイショウドトウ、ナリタトップロード、エアシャカールといった名だたるウマ娘たち。正直セイウンスカイは望み薄——というのはメディアでしばしば目にしていた。
それでも、私はセイウンスカイの勝利を願っていた。だってセイウンスカイは彼の自慢の担当ウマ娘なのだから、トレーナーの彼女である私は応援するしかないもの。
テレビの向こうではもうウマ娘たちが皆ゲートに収まっている。ウマ娘のスタートはカウントダウンも掛け声もなく、ゲートが開くその一瞬がすべて。スタート直前の緊張感に息が止まりそうになる。
ガシャン、とゲートが開く音が響いた。
『雨粒を切り裂くように12名のウマ娘がスタートしました。まずはセイウンスカイが先頭に立つ! 2番目から2バ身ほどリードをとっています』
ウマ…x.gdトレーナーの恋人はやべー女 Episode Final(後)「……ただいま」彼が久しぶりに早く帰ってきたと思ったら、聞こえてきたのはあまり元気のない声だった。何か思いつめたような表情。晩ごはんの用意をしている時も、彼はどこか上の空で。せっかく用意してあげた缶ビールを開けることもなく、黙々と私が作ったあんかけ焼きそばを口に運んでいる。
絶対に何かあったんだ。おそらく——いや、間違いなくウマ娘に関係することに違いない。だって彼がこんな風にへこんでいるのは、だいたいが大切なウマ娘に関することなのだから。
「ねぇ、何かあったの? あんまり元気なさそうだよ」
彼は少し渋い表情になると、おもむろに缶ビールを開けた。
「スカイが引退することになった」
そう言うと彼は一気にビールを流し込む。
「天皇賞で負けた時からそう決めていたそうだ。脚の調子も悪くしちまってな。俺も引き止めることはできなかったよ」
天皇賞での惨敗はセイウンスカイにとってかなりショックだったに違いない。ずるずると順位を下げ、いつの間にかカメラにすら映らなくなっていたあの時、彼女は見えないところでどれほど苦しんでいたんだろう。
「そう、なんだ……」
それしか私には言えない。冷蔵庫から2本目のビールを取り…x.gd⭐︎適性:追い込み 直線一気シリーズ(遊園地デートの話)
※彼の担当ウマ娘…一人だけ。誰を当てはめてもOK
適性:追い込み 直線一気 〜好スタート〜髪はばっちりセットして、前日にしっかりトリートメントもした。動きやすさを重視して選んだ、履き慣れたスニーカーはぴかぴかにしてある。
荷物が多くなって、大きめのリュックを背負った。
服は何を着ていくか迷った末、今日のために新しく買うことにした。
彼の側にはいつも若くてかわいいウマ娘がいるから何度鏡を見ても不安になるけど、私の中ではベストを尽くしたつもりだ。
駅の前、私が立っていると改札から次々と人が降りてくる。どうやら電車が到着したようだ。
となるとそろそろの筈だと私は人の波の中に彼の姿を探す。
私が指折り数えて会えるのを待っていた彼氏はすぐに見つかった。
なかなか筋肉質でそこそこある背をぴんと立てて姿勢をよくしている彼はどこにいたってすぐ分かるのだ。見覚えのあるコーディネートだったというのもちょっとだけある。
「おはよう! 待った?」
手を振っている私を見つけて、急いでやってきた彼に私は首を横に振った。
「ううん。今来たところ」
本当は四本前の電車に乗ってきたけど、この言い方なら一本前の電車だと思ってくれるだろう。
少しでも長く顔が見たかったから、自然と早く目覚めてしまった。
私を見つけて笑…x.gd適性:追い込み 直線一気 〜中盤、失速〜お城の前で写真を撮り、ビッグカミナリ山やら蒸気機関車やらはちみつ採りやらを楽しみ、シアターに入った。遊園地のキャラクターがコンサートをするアトラクションだ。
上映が終わったときには私の隣で彼が寝ていた。
いつの間に寝ちゃったんだろう。
結構な音量で音楽が鳴っていた上に、演出でときどき風が起きたり水が飛んだり臭いが漂ったりもしていたのに、よく寝られたな。
それだけ日頃の疲れが溜まってるんだろう。
おつかれさま。
寝てもいいけどもうちょっと付き合ってね。
「起きて。終わったよ」
かわいい寝顔を見るともう少し寝かせてあげたくなってしまうが、ここはシアターの座席だ。
早く私たちが立たなくては退席する人の流れが詰まってしまう。
ゆさゆさと肩を揺するとすぐ飛び起きた彼の手を引っ張り、出るよと言った。
そして周りの人たちに謝ってシアターを出た。
「ごめんね。寝ちゃって」
「ううん。すぐ起きてくれたおかげであんまり迷惑かけてなかったはずだから」
彼が私に謝りたいのはそういうことではないのだろう。
申し訳なさそうにしているのがわかって、私は彼の手を引いた。
「次は何乗ろっか?ホラーで怖いやつ?速くて怖いやつ?高くて怖いやつ?」…onl.la適性:追い込み 直線一気 〜仕掛ける〜電子音のファンファーレが鳴って、機械的なアナウンスの後にパレードが始まった。カラフルな光をまとったフロートが暗闇の中を幻想的に進んでいく。
キャラクターが手を振ったり、ダンスをしたり、電飾がついたり、消えたり、色を変えたり。
色彩豊かなフロートがわくわくする音楽と共に途切れることなくやってきては過ぎていく。
今はレジャーシートに二人で座って見てるけど、前に来たときは手を繋いでチュロスを食べながら見たっけ。
何度見ても素敵な光景だ。
初めて見たときは感動して泣いてしまった自分に驚いたくらい。
パレードの中盤、金色とオレンジと紫の、キラキラしたお花とランタンのフロートがお姫様を乗せて近づいてきたときだった。
「…ちゃん」
彼に名前を呼ばれて隣に顔を向けた瞬間、唇に柔らかい感触。
「……っ」
びっくりして目を見開いたまま固まってしまう。
ゆっくりと離れる彼の顔が見えた。
「ごめん。急に」
申し訳なさそうに謝る彼に、私は混乱と恥ずかしさですぐに返事ができなかった。
せっかくの綺麗なパレードが顔を上げたら目の前にあるのに、膝の上を見てしまう。
だけどバクバクとうるさい心臓が静かになるまで、こうして俯い…onl.la - 4二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 23:07:22
【短編】
※トレーナー視点
彼の担当ウマ娘…モブウマ娘たち
審議ランプ、点灯まずい。やらかした。僕は数十分前、もっといえば数時間前、果ては何も気づけなかった今までの自分を殴り殺したくなった。
無能にも程があるってものだろう。
昨日のシリウスステークスで僕の担当ウマ娘が優勝してくれて、今日は久々に恋人との食事。
今までの人生で最高の週末になる筈だったのに自分のせいで台無しだ。
鞄に入れていた箱を取り出してため息をつく。
中身は渡すはずだった婚約指輪。一応、彼女の好みは調査済みだけど心配だったので後から石を入れられるタイプのものにした。
こんなことになってしまったから渡せるのは当分お預けだろうけど。
今日は彼女の誕生日。
夏合宿が終わってすぐにレースの調整に入ってしまって、三ヶ月もろくに会えなかった彼女とデート。
二ヶ月前から予約をしていた海辺のホテルのレストランで、僕は彼女にプロポーズをする。
食事を終えたタイミングでポケットから指輪の入った箱を取り出して、結婚して下さいと言うのだ。
そして二人で夜景を見ながら散歩して、これまでのことやこれからのことを話す。
その後、どこかの休日で彼女のご両親へ挨拶に行く。重賞制覇でウマ娘競争に詳しくない人相手にでも胸を張ってトレーナーと名乗れ…onl.la※やべー女がトレーナーをやっている
やべー女の担当ウマ娘…エルコンドルパサー
百合でも友情でも解釈OK
※オリウマ娘視点
女性特有の生理現象の生々しい描写あり
私とトレーナーさんの奥さんATTENTION please!モブウマ娘ちゃんとやべー女の話です
女性特有の現象を題材にしています
やや生々しい描写があります
苦手な方は回避お願いします
どうしよう、どうしよう、どうしよう。手先が冷たい。濡れて冷えた布が張り付く感覚が不快。赤黒い物が視界に入るたびにパニックになりそうになる。
だって、一回来てそれっきりだったのだ。それ以来しばらく来てないし、ていうかナプキンとか実家に置いてっちゃった。「持ってかなくて良いの? ちゃんと寮でも用意しておくのよ」って言ったママの顔が蘇る。
早くこの服を脱ぎたいし、着替えたい。でもどうやって。服も何もきっと汚れてるし、この服で出ていくのは嫌。待って、もしかしたらソファとか汚しちゃったかもしれない。
どうしよう。どうしよう。どうしよう。
トイレに入る今の今まで全く意識してなかったのに、一度気づいてしまうとお腹まで痛くなってしまう。確かに前来た時は酷かった。痛くて痛くて全然寝られなくて、ママがホットミルクにたっぷりハチミツを入れてくれて、一緒にママのお布団に入って手を繋いで眠った。パパはあまり深く聞かないようにしながら、朝起きた時に頭を撫でてくれた。
「……ママ………パパ………」…x.gd※彼女と彼氏メイン
彼の夏合宿中に資格の勉強をするやべー女の話
合宿の夏、やべー女の夏 お盆休み。彼女は昨年落ちた資格試験の勉強をしていた。8月末の資格の試験に向けて追い込みができる絶好の機会といえよう。冷房の効いた部屋でキンキンに冷えたコーヒーをお供に彼女はテキストを開いている。ノートには文字がびっしり書き込まれていて、解かれた過去問のテキストは積み上がっている。勉強は順調に進んでいると言っていいはずだ。だが、どうにも身の入らない感覚が彼女にはあった。
理由は分かっている。彼氏が合宿で不在だからだ。7月から8月までまるまる二ヶ月、相手は学生とはいえかわいい女の子と朝から晩まで一緒。昼間は海でトレーニング、夜はお祭りや花火で息抜きも計画しているとなれば恋人としては面白くない。
子供相手に大人げないとは思うが、色気のないスクール水着とはいえ水着は水着。トレーナーと生徒とはいえ男女が二人で縁日や花火など最早デートのようなものではないか。遊び気分でやってるのではないと分かっていても自分は恋人との夏を過ごせないから尚更やきもちを焼いてしまう。
そして何より彼女の女の勘が警戒アラートを発している。恐らくあのウマ娘は私の彼に恋をしている。そんな確信が彼女にはあった。
だってバレンタインのチョ…onl.la※オリウマ娘視点
結婚式の話
引き出物はバウムクーヘンでした真っ白なウェディングドレス。お嫁さんに見惚れてドギマギしているタキシード姿のトレーナーさん。
白い教会のあるお洒落な結婚式場。
全部、私の夢だった。
レース場で観客席にいるあのヒトを見たときは私の方が美人でかわいいって思ってたのに、トレーナーさんの花嫁は本当に綺麗。
花のように綺麗だから花嫁さんっていうのかな。
シンプルなドレスにカラフルな薔薇のブーケがとっても似合ってる。何より笑ってトレーナーさんと腕を組んでいるとまるで一枚の絵画のようだった。
私と一緒にいた時間の方がずっと長かったし、強い絆があって、トレーナーさんのことを分かってる自信があった。負けてるのは私が子供なことくらい。
そう思ってたのにたったの30分に満たない式で、トレーナーとあのヒトの強い繋がりを苦しいほどに感じてしまった。
せめてもの抵抗に私は今日、精一杯のおしゃれをしてきた。
トレーナーさんはわざわざドレスなんて買わなくても学生なんだから制服でいいんだよ。と言ったけど、私はどうしても今日のためにドレスを着て結婚式場まで行きたかった。
花嫁さんに負けたくなかったから。
花嫁より目立つドレスやアクセサリーはダメだからたくさん悩んで、常…x.gd - 5二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 23:13:07
たておつ!
ssまとめ助かる - 6二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 23:15:00
テンプレのssのリンクを貼るときに文字数対策に↓のURL短縮を通しました
URL短縮サービス X.gdX.gdは長いURLを短く変換する完全無料で登録不要の短縮URL発行サービスです。QRコード発行やアクセス解析にも対応しています。x.gdでも一々短縮させるのも面倒だったので分割してレス数増やすことでそのまま貼ってもいいかもしれません
全部同じように短縮URLを貼ったつもりなのですが>>4で一つだけリンクが文字列しか貼られてないのもちょっとよく分からないですし(おま環かもしれません)
- 7二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 23:19:54
乙です!
かわいいやべちゃんイラストが増えて嬉しいよ - 8二次元好きの匿名さん23/11/14(火) 23:33:18
素敵なSSをまとめてくれてありがとうなんだ
最初から最後まで通して読めるのは嬉しいです - 9二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 00:06:35
urlの最初のh抜いたver.作ってみた。スレ立てのときにこれにhつけ足したらいいと思う
素敵なSSたち
(⭐︎マークごとに設定が違う独立した話です)
【長編】
⭐︎やべー女トレーナーの恋人概念シリーズ
※やべー女が危ない思考に
彼の担当ウマ娘…ロブロイ(最古参)、ローレル、マヤノ、ゼファー、アルダン、ヘリオス
ttps://x.gd/itd0A
ttps://x.gd/zuwtb
※オリウマ娘オルフェーヴル登場
ttps://x.gd/IIz2O
ttps://x.gd/Z6l0h
ttps://x.gd/Pon7L
ttps://x.gd/WlbLG
⭐︎ トレーナーの恋人はやべー女シリーズ
※ やべー女が危ない思考に
彼の担当ウマ娘…セイウンスカイ、メジロライアン、サクラローレル
ttps://x.gd/AHDGv
ttps://x.gd/dir2Y
ttps://x.gd/ql6T6
ttps://x.gd/FPchG
ttps://x.gd/59VrA
⭐︎適性:追い込み 直線一気シリーズ(遊園地デートの話)
※彼の担当ウマ娘…一人だけ。誰を当てはめてもOK
ttps://x.gd/jCZf4
ttps://x.gd/jxHPf
ttps://x.gd/AlONB - 10二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 00:14:04
【短編】
※トレーナー視点
彼の担当ウマ娘…モブウマ娘たち
ttps://x.gd/G2a23
※やべー女がトレーナーをやっている
やべー女の担当ウマ娘…エルコンドルパサー
百合でも友情でも解釈OK
ttps://onl.la/xXWKrDy
※オリウマ娘視点
女性特有の生理現象の生々しい描写あり
ttps://x.gd/g9Iqn
※彼女と彼氏メイン
彼の夏合宿中に資格の勉強をするやべー女の話
ttps://x.gd/nudTl
※オリウマ娘視点
結婚式の話
ttps://x.gd/mAM4f - 11二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 00:25:18
- 12二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 06:40:36
乙ー
ssも増えて新しいやべちゃんの絵も加わって賑やかな新スレだー - 13二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 12:32:32
彼女が大好きなトレーナーは!
嫉妬に燃える担当ちゃんの心など知らずに惚気を振る舞いて盛り上がる! - 14二次元好きの匿名さん23/11/15(水) 22:17:22
友だちとそのトレーナーさんと奥さんを目撃した私は!
友だちの放つ怒気にすくみ上がる! - 15二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 02:24:27
娘のトレーナーさんの奥さんに出会った私は!
その存在を知らずにトレーナーさんに婿のように接していた失礼に禿げ上がる! - 16二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 07:01:47
トレセン学園で働く彼が大好きな妻の私は!
妻ですと名乗った後の夫の担当ウマ娘の威圧感に心臓が縮み上がる! - 17二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 14:11:47
呑気なのトレーナーだけやん
- 18二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 21:29:03
>>15で思いついた小話でございます
恋する乙女。
娘の顔はまさにそれだった。
父親としては少しばかり嫉妬するけれど、トレーナー君の誠実な人柄は実に好感が持てた。
娘のことを大切に思いながらも、最適なトレーニングをしてくれている。
きっと彼なら娘を任せられる。
私は父親としてそう思わずにはいられなかった。
「ところでトレーナーさん。もし都合がよければ、今夜少し時間はもらえますか。貴方とじっくり話がしたい」
もしかしたら娘の婿になるかもしれない男だ。
盃を交わしてじっくり話してみたい。
私は——そう思ってしまっていた。
「あら、あなた……今日は担当の娘といっしょなのね。そちらはお父さんとお母さんかしら? こんにちは、”主人”がいつもお世話になってます」
愛嬌のある可愛らしい女性に挨拶される。
”主人”……だと……?
つまり、娘のトレーナーは妻帯者だということか。
これはまずい。
娘の婿にはぴったりだと思っていた自分が恥ずかしい。
それもそうだ、こんなにも誠実で真摯なトレーナーなら世の女性は放っておかないだろう。
私は自分の先走った勘違いに冷や汗をたらす。
娘は彼の奥さんに敵意のこもった視線を向けていたが、私はとりあえず気づかないふりをすることにした。
- 19二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 22:25:23
娘が不倫予備群になってるぞ、目をそらすな
- 20二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 22:49:59
お父さん…
まあ大抵こういうのは略奪願望もなく嫉妬するだけで終わるものだから… - 21二次元好きの匿名さん23/11/16(木) 23:19:28
そうかな…そうかも…本当に?このスレのウマ娘だよ?
- 22二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 02:35:09
多分大学卒業したての新人トレーナーだから未婚だと思ったんだね
- 23二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 12:23:27
これでトレーナーがモテないオーラ出してたらね…
この人を好きなのは私くらいだなんて思わせてたらさ
モテないといってもダメ人間、超人、(いわゆる)優しい人っていろいろパターンあるから - 24二次元好きの匿名さん23/11/17(金) 22:46:07
- 25二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 03:26:18
- 26二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 03:58:31
(*^ω^*)
- 27二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 09:25:00
- 28二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 18:14:36
じゃあお母さんも娘はトレーナーさんと結婚するんだろうなと思ってたんだろうな
- 29二次元好きの匿名さん23/11/18(土) 21:32:11
これご両親とトレーナーがこれまでも何度か会っていたなら泥沼化しそう
- 30二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 03:30:17
え、つまり嫁にあげるって言ったのに(言ってない)別の相手と結婚したなんて…ってコト!?
- 31二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 08:40:28
トレ:彼女を(担当として競技人生を)支えます。
普通はここから曲解されるとは思わなんだ
トレウマを体言した両親に育てられた思春期の娘が人の良い新人トレーナーに担当されて、女の影が見えない(公私分離)って条件が揃った上の悲劇 - 32二次元好きの匿名さん23/11/19(日) 16:26:01
両親に紹介したし仲良くしてるし卒業したら結婚だろうなぁ…というところからの妻の存在発覚
- 33二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 02:01:56
父(娘の純情は!?)
母(凡ミスね…私のときはそこも手抜かりなく確認と警戒を怠らなかったわよ) - 34二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 12:26:23
お母様、クレバー
- 35二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 20:38:20
父(確認と警戒か・・・そういえばなぜか私の若い頃はなぜか女性が遠ざかっていったなあ・・・君以外は)
母(ふふ、根回しと妨害工作は基本よ。まだ娘にそこまで教えてはいないけれど) - 36二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 02:34:23
もうゲームセットだから教えないでくれ…
- 37二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 14:01:42
保守
- 38二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 14:02:05
おや?これは雲行きが怪しい。
反射的に思うと案の定、その女性は妻と名乗った。
どうやら確認と警戒を怠っていたらしい。
雑談から始まった惚気に状況の理解がすすんできたのだろう。
時間の止まっていた娘の顔つきがだんだんと険しくなってくる。
さて、私のときは首尾よく特定の相手のいない担当トレーナーの妻の座を射止めたがこうなっては手遅れというものだ。
根回しと妨害工作を教えていれば…いや、この分では娘が出会う前からすでに終わっていたのだろう。
私は常に娘の幸せを願っているが交際を始めた後にも苦労した私は略奪愛を好まない。また、娘の夢と栄光のために尽くすことを厭わない若者の安らぎを壊すことも。
となれば、燃え上がる嫉妬と敵意を隠せない娘をどうしよう…まあ、失恋も青春の1ページか。
昔、チームメイトに煮え湯を飲まされる度に友人に愚痴を言っていた喫茶店はまだあるだろうか。
あそこの胸が切なくなるようなティラミスのほろ苦さと甘さを思い出しながら私は力を込めているせいで硬くなった娘の肩に手を置くのだった。 - 39二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 20:52:36
嫉妬と敵意を隠せない娘、それを乗り越えて伴侶を手に入れた母・・・
- 40二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 01:28:18
やっぱり婚活会場じゃないか
- 41二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 05:12:16
チームメイトと奪い合ってたんだな
- 42二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 08:57:08
あるウマ娘の手記
私がトレーナーさんのチームに入ったときには既に、彼の左手の薬指にはプラチナの指輪が輝いていました。
エリートとされる中央のトレーナー。その中でも、初めての担当をURAファイナルズ優勝に導くほどの手腕を持ち、
やさしくてとても頼りになる。そんな人、世の女性たちが放っておく訳がないのは分かっていました。
それでも、もし彼に恋人がいなかったらなぁと、チームメイトの子たちと噂話に花を咲かせることもありました。
実際、少しは期待していた部分もあったんです。
彼は私達の練習につきっきりでしたし、休日も「一緒にお出かけしましょう。」と誘うと、
困ったような顔をしながらも、いつもスケジュールを空けて付き合ってくれましたから。
だから、彼には悪いですけど、恋人と別れたりしないかなって思っちゃったりしてたんです。
ある日、友達からある噂を聞いたんです。
多感な時期のウマ娘たちを相手にする男性のトレーナーの中には、
恋人がいると見せかけるために、ダミーの指輪を左手薬指に付けている人がいると。
私はそれを聞いて、彼の指輪はダミーであることを確信したんです。
それと同時に、私と彼は、三女神のお導きで結ばれる運命にあることを……。 - 43二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 10:38:24
(やばい…)
- 44二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 13:24:51
やべー女予備軍たちよ
婚活会場に行く前に捕まえるんだ - 45二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 20:59:21
実はトレーナーには本当に恋人がいたのに、三女神の力でなかったことにされる展開かと思った・・・
- 46二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 22:43:36
恋人との時間なんてないはずだと思いこんでいたら
実は同棲してただけだという - 47二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 01:41:50
なんか三女神持ち出すあたりイッちゃってませんか…
- 48二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 07:34:38
オカルトかメンヘラか…
リッキーとフクキタルにぶつけよう(安直) - 49二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 14:00:15
かわいそうだからやめてさしあげろ
- 50二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 14:41:22
トレーナーの恋人であるヤベー女が病み気味なんだから
トレーナーの担当も病んでてもおかしくはない - 51二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 22:24:18
三女神はきっとヒト耳の彼女より、担当ウマ娘の味方をしてしまう気がする
- 52二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 01:48:33
それでも…トレーナーがこの先何人もの良いウマ娘を育てるトレーナーならメンタルに悪影響なことは…
- 53二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 12:00:03
ヤンデレに挟まれてトレーナーも病む…?
- 54二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 16:01:27
オセロか
- 55二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 21:14:42
善性にあふれるトレーナーと母性にあふれるやべちゃんで挟んであげれば、きっと闇堕ちしかけた担当ウマ娘もやり直せるはずなんだ・・・
- 56二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 02:02:37
- 57二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 10:25:45
恋人はやべー女シリーズ、トレーナーの苗字は「横山」かな
- 58二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 18:46:38
ヤンデレに挟まれて夜も眠れないトレーナー
ただしトレーニングに役立つアイデアは閃く - 59二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 18:46:44
やべちゃんがやばくなったのは彼氏のせい説
将来の担当とかどうなる - 60二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 18:47:10
- 61二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 01:33:31
- 62二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 11:34:06
逆境に強すぎる
- 63二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 22:13:50
スレ主さんがまとめてくれたおかげで、続きもののSSが一気に読めるのはありがたい
・・・番外編とかないのかな?(期待の眼差し) - 64二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 05:06:58
何も知らない頃に占いお願いされてその恋は諦めた方がいいですねとか言ってそうじゃない?
- 65二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 14:09:18
リッキーの「今日はあっちが吉方だって!」からトレーナーが既婚者だという決定的瞬間を目撃するヤンウマちゃん
- 66二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 01:22:40
早く諦めさせようとしてくれてる
やっぱり占い的にも風水的にも掠奪は運気低下だよね - 67二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 02:30:37
このレスは削除されています
- 68二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 13:14:34
リッキーとフクキタルと妄想系ヤンデレがいるチームって濃くない?
どんなトレーナーなんだ - 69二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 20:58:30
スズカ「あなたはトレーナーさんのことが本当に好きなのね。でもあきらめた方がいいわ。あのヒト、奥さんがいるのよ?チームメイトとしてアドバイスするけど・・・トレーナーと教え子の恋愛は、あまりおススメしないわ。ましてやトレーナーさんが既婚者なら、なおさらのこと。ごめんなさい、こんなアドバイスしかできなくて・・・。
それじゃあ私走ってくるわね!」 - 70二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 02:19:28
スズカ言い逃げw
まあ会話したら斜め上にいきそうだからな - 71二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 11:03:26
ヤンデレウマ娘も三女神信仰のようだからオカルトトリオ+オカルト好きトレーナー…ってスズカもいるのか
- 72二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 21:39:00
栗毛好き?
- 73二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 23:42:22
リッキー(風水)が環境を整えて
フクキタル(占い)が不確定な物に指針を与えて
スズカ(先頭)が行動力を与える
暴走特急が完成しちまったなぁ! - 74二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 01:13:14
なぜこれだけ諦めさせようとしてるのに暴走を…
- 75二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 04:23:17
つつきすぎると頑なになるからな
いや、そこまでつついてもないな? - 76二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 12:15:03
1度衝突事故でも起こせば暴走は止まるんだろうが一体何処にぶつけたら被害を抑えられるのかがわからない
彼君→閲覧注意
やべちゃん→閲覧注意
友達→挽き潰されそう
フクキタル、リッキー→圧倒されそう
スズカには追いつけない - 77二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 18:16:53
どうにもならない気持ちはレースにぶつけようぜ!
- 78二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 01:24:58
なぜスズカが…?と思ったら>>60で巻き込まれてた
- 79二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 06:09:21
お父さんとお母さんとか…?
- 80二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 14:38:38
- 81二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 01:06:02
- 82二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 06:13:17
大惨事数秒前ですよね
- 83二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 11:48:17
- 84二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 17:47:50
こういう信じられない物を突きつけられた瞬間の人間ってどうなるんだろうな
事実を否定したい→否定できない→怒る、泣く、放心、受け入れる、壊れる - 85二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 02:06:48
- 86二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 07:50:45
- 87二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 10:19:12
- 88二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 18:31:37
笑顔怖い笑顔怖い
- 89二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 18:50:43
- 90二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 01:16:29
- 91二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 11:12:39
実際、会う順番が逆でもトレーナーと担当だから大分厳しそうだけど…まあゼロじゃないだけいいのか
- 92二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 18:31:29
卒業式で指輪そんなことしちゃったらすごく怒られた後にもう一生関わることがなくなっちゃいそうな
- 93二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 19:18:40
- 94二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 21:59:37
”私はその名前が大好きで嫌い” って台詞がとっても好き。
ただ嫉妬に駆られるだけじゃなくて、ウマ娘にも愛情があるゆえに苦しんじゃう彼女の姿がね・・・いいですよね - 95二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 04:55:00
- 96二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 09:46:39
100日後にやばくなる女
- 97二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 14:42:29
トレーナーと接してるときとそうじゃないときの落差好き
- 98二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 20:09:38
やべーウマ娘がやばくなる前に牽制したいな。
初手、やべちゃんを交えて食事でもして二人で支えていく姿勢を見せれば大丈夫かな? - 99二次元好きの匿名さん23/12/06(水) 02:56:08
- 100二次元好きの匿名さん23/12/06(水) 12:08:23
先にやべちゃんと関係をもっておくと知り合いの彼氏をとるのは…と抑制されるかもね
- 101二次元好きの匿名さん23/12/06(水) 22:43:43
トレーナーが既婚者だとわかっていながら『クリスマスプレゼントには貴方が欲しいです』と言ってしまう担当ウマ娘・・・