- 1二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 18:55:12
絆1を迎えたメイヴちゃんに使うシャンプーやコンディショナーを相談したい。ちょっと意外そうな顔を見せて、それでも自分を磨こうとするぐだ子にへえ…って感じで自分が推してるシャンプー等を紹介してほしい…
絆2を迎えたメイヴちゃんにネイルを教えてもらいたい。過酷な人理修復で割れちゃった爪を気にするぐだ子にしょうがないわね! って感じでネイルを塗ってほしい…
絆3を迎えたメイヴちゃんに簡単なメイクを教えてもらいたい。人類最後のマスター、その重圧に耐えていてもお肌は正直。荒れてしまったお肌を気にするぐだ子にならこれがオススメよ! って感じで下地から教えてもらいたい…
絆4を迎えたメイヴちゃんにイケイケなコーデを組んでもらいたい。初めて遭遇したハロウィン特異点。他の女性サーヴァントがイケイケな衣装を着ている中ぐだ子が来ているのはお世辞にもオシャレとは言い難い魔術礼装。自分は気に入っててもちょっと気後れしているぐだ子を目ざとく見つけてとっておきのハロウィン衣装に着替えさせるメイヴちゃん
絆5を迎えたメイヴちゃんに恋の相談をしてもらいたい。
ぐだ子も花の乙女。浮ついた話の1つや2つもあるだろうとノリノリで相談に乗るメイヴちゃん。
さあ誰がマスターの意中の相手なのだろうかとニヤニヤしながら想像していたら、ぐだ子が好きな相手はなんとメイヴちゃん。
……意中に思っている相手に相談? と疑問に思いながらもふとメイヴちゃんは気づく。そういえば恋ってなんだっけ。
メイヴちゃんは自分が気に入ったものは全て力づくで手に入れてきた女。例外はただ1人。そんな中でこんな静かな恋愛をしたことはあっただろうか、と。
そこまで想いを馳せた途端、恋愛というものがわからなくなってきたメイヴちゃん。ぐだ子とメイヴ、お互いにわからないだらけのまま、とりあえずお付き合いしてみるヘンテコな関係が出来上がるのであった…。
こんな感じで誰かSSでも絵でも描いてくれませんかね? - 2二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 19:05:04
アンソロジー小説のカルデアの事件簿でのメイヴちゃんとぐだ子はすごくよかった
- 3二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 19:06:26
スレ内とは若干違うけど夏目げんりさんのぐだ♀メイは良いぞ
- 4二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 19:11:24
ありがとうございます!
事件簿アンソロはまだ読んでないので買ってみます!
げんりさんのメイぐだ好きです
あとこの妄想はアリかどうかご意見いただきたいです… - 5二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 19:13:48
- 6二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 19:23:40
もう……君が書いてくれ……めちゃくちゃ刺さったありがとう……
- 7二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 19:24:31
アリアリのアリだよ
そしてその妄想は自分で形にするんだ - 8SS初心者22/01/03(月) 20:42:10
メイヴちゃん未所持&SS初心者なので解釈違いあったらすみません消します
与太かつトンチキな特異点の極み、カルデアのマスターの悩みの種にも関わらず何故か定期的に開催されるハロウィンの、その何度目かのこと。
「何よ、行きたくないの?」
「ソンナコトナイデス」
「目を見て答えて」
「美しさと気まずさで見られません」
「はぁー……」
時に、ハロウィンはケルトの祭りに端を発するという説がある。
ケルトの女王メイヴとしては、その特異点がとあるアイドルサーヴァント関連であろうとマスターが憂鬱な顔というのは、何となく気に入らなかった。
もちろん、ハロウィンが彼女にとってどんな意味を持つかはある程度理解している。
理解していても、それでも彼女は、ピンクのリップで色付いた形の良い唇を歪めずにはいられなかった。
どうやら目の前のマスターの悩みは例の吸血鬼アイドルとは特に関係ないようなのも、美容の大敵である皺を作るのに一役買っているらしい。
「何悩んでるの?言ってみなさいな」
「でも……」
「言い訳するのは好きじゃないわ」
太陽のような色の瞳が翳る。
「ほんと、馬鹿みたいなことなんだけど」
周りに誰もいないのを確認してから、
「わたし、メイヴちゃんと並んでいいのかな」
いつから黒いシャツがトレードマークになっていただろう。
魔術礼装の皺をそれとなく押さえて、彼女は眉を下げて笑った。
サーヴァントの衣服はさまざまだ。
地域や嗜好などによってデザインの違いこそありつつも、そのどれもが彼ら彼女らに似合っていることに異議を唱える者はいないだろう。
カルデア職員の性別を問わず、時にきわどさから、時に美しさから、平和な時は幾度も噂されていることをメイヴは知っている。
「ほんとに、馬鹿みたいね」
おそらくは、目の前のマスターも。
「えへへ……」
「いい?良く聞きなさい」
俯いてしまいそうなのがほんの少しだけ苛立たしくて、だって彼女には、 - 9SS初心者22/01/03(月) 20:42:36
「何を着たってマスターはマスターよ。
私のエスコートにふさわしい清潔感ならね」
「……ほんと?」
こんな馬鹿なことで悩んでいたことに気づいた時の、明るい笑顔こそがふさわしいのだから。
「じゃあ……今回もついてきてくれたり!」
「それとこれとは別の話よ」
メルヘンチックなハロウィンイベントは、マスターの悲鳴とぬいぐるみになったりヤギになったりする幾らかのハプニングを伴いつつもとりあえずは無事に終了し。
一息をついたマスターは、新しい礼装に袖を通す。
紺色のジャケット、頭の上で小さく揺れる可愛らしい王冠、フリルとリボンが胸の前で踊るワンピース。
ハロウィン・ロイヤリティ、エスコートのためのドレスを纏って、
「メイヴちゃん、ちょっといい?」
マイルームのドアが開くまで、あと二秒。