- 1二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 14:58:58
- 2二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 14:59:52
背後霊っていうのは比喩よね?
主人公をメインに据えた三人称のことを指してるって解釈でOk? - 3二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:00:53
- 4二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:01:35
ぶっちゃけ作者の匙加減
- 5◆tsGpSwX8mo21/09/01(水) 15:03:34
例えば主人公視点の場合、主人公のことを気づかれないように後ろから見ている人のことは書けないじゃん?
主人公メインの第三者視点ならそういうことも書いていいのかな? - 6二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:03:41
くどくない程度にいくらでも書いていい
一人称で書くのと三人称で書くのとで情報量が変わりすぎたらそれはそれで描写の仕方おかしいからね - 7二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:04:09
ぶっちゃけ誰視点かをはっきり書けば一人称でも意外と問題ない
- 8二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:04:43
拙者、語り部というキャラがいる風の文体すき侍
出来る!出来るのだ! や
おお、見よ! とか
彼らを待ち受ける運命とは!? といった文章
要するに盛り上げ役にござる - 9二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:06:38
司馬遼太郎を読むべき
- 10二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:07:10
- 11二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:08:28
キャラに説明口調とか説明思考させると違和感バリバリになる時に使う
- 12二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:13:18
私は基本三人称で書いていますが、その状況で一人称に変えることもあります
小説は主人公以外の視点で動く場合もあるので、その時は主人公が知らない情報を出していけばいいと思います - 13二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:15:18
三人称視点なら、当人が知らない/感知してないことは段落とかを分けてそうとわかるように書いてればよいかと思う
- 14二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:17:03
ネット探せばもっときちんとした解説があるからそっち参考にして欲しいけど例を出すなら
第三者視点・神視点って呼ばれるのは、
赤ずきんちゃんは狼の扮したおばあさんに尋ねました。
「どうしておばあさんの口はそんなに大きいの?」
狼は老婆の皺枯れた声色を装いこう答えます。
こんな具合に赤ずきんの知らないおばあさんは偽物で狼が化けているって情報が本文に盛り込まれる
赤ずきんちゃん視点の主人公視点なら、
たどり着いたおばあさんの部屋は、いつも漂ってくる甘いお菓子の匂いがしません。なんだか怖くなった私はおばあさんに尋ねました。
「どうしておばあさんの口はそんなに大きいの?」
「それはね…」
おばあさんはいつもより低くて皺枯れた、なんだか恐ろしい声で返事をします。
みたいな感じで赤ずきんちゃん視点で知ってる情報だけが入った文章で構成する - 15◆tsGpSwX8mo21/09/01(水) 15:20:04
- 16二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:23:15
- 17二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:24:38
- 18二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:25:29
基本的には三人称視点でも場面変化挟まない限り主軸の人は動かさない方が読みやすい
- 19◆tsGpSwX8mo21/09/01(水) 15:28:07
なるほど
自分は三人称で書きたいなって思ってる
せっかくだから一番最初のところここに載せるわ
三人称としてダメなところがあったら教えてほしい
四谷快太の周りには、昔から多くの人が集まってきた。彼らは常に快太のことを真に思ってくれていた。快太が誤ったら叱ってくれた。快太が悲しんでいたら理由を聞いて慰めてくれた。
なんでだろう?
快太は幾度となく考えた。しかし答えが出ることはなかった。
だが実際、不思議だろうとなんであろうと事実として自分には善意が向けられている。しかし本来の自分にその価値はないはずだ。ならばどうするか?
快太の結論は「善人であること」だった。快太は自らの性格、その悪さをできる限り外に出さないように振る舞うことを決めたのだ。
- 20二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:30:06
別段おかしいところはないいい文章だと思う
- 21二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:30:14
一人称でも二人称でも三人称視点どれを採用しても、語りにくい事柄はあるよ
主人公一人称だったら、主人公が知覚できないものは描写できない
主人公の傍の人の二人称でも、主人公の真意はわからないし、語り部が知らないことは描写できない
神の視点の三人称でも、キャラクターの心情は逐一描写できない
だから、文章が上手い人はメインの人称に、別の人称をちょっとづつ混ぜたりしてる
漫画では、四角のナレーションはあるし、雲の吹き出しで大事なところの心情は説明してるでしょ。あんなイメージだよ - 22二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:31:32
地の分の視点って難しいよね
客観視点や個々の視点を織り交ぜてみるのもいいかもしれない - 23◆tsGpSwX8mo21/09/01(水) 15:32:49
- 24二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:35:49
- 25二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:39:41
視点の神というか、カメラマンが今誰の背中を撮ってるかってのを意識する
他のキャラの背後に移動したり俯瞰視点になってもいいけど、ちょろちょろと動かれると読者が混乱する
逆に言えば混乱しないような状況ならホイホイ動かしてもいいけど、基本はやらないのが無難
- 26二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 15:54:50
以前読んだ三人称(というか多人数視点)の小説で、
視点が切り替わった時にしばらく視点の「主語」が判別しにくい作品があった
誰視点での語りで誰の感想を記述してるのか、少し読み進めるまで分かりにくいの
同人とかじゃなくて、ちゃんとした出版社から出版された一般小説だったので
編集者チェックして指摘しろよ、と思ったな - 27二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:00:52
小説の視点の話に関しては『走れメロス』はワケわからなくなる 語り部特殊すぎない?
- 28二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:04:28
メロスに肩入れしすぎてる語り部の愛のある実況だと思えばまぁ…
- 29二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:04:38
ここに、一人称混じりの三人称大好き侍がいる。
侍は語る。三人称の用法も単一ではなく、さまざまの形態があるのだと。
さらにそれらの形態間の中間形態も存在し、それらの諸形態のあいだで自由に移行することもありえる。
だから、諸形態に正解はない。
――だから、これは三人称じゃない、間違っていると言われても。わかりづらい、と言われても。
それは小説としての質を決めることではなく、
それぞれについて、読者の好き嫌いがあるだけだと思っている。
前三行は客観的な三人称。
後ろ三行は侍のクッソ個人的な感情。
混ぜよう? - 30二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:06:11
ノリで決めて書いてたから深く考えたことなかった……みんな偉いな……。
- 31二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:07:24
小説で視点混ぜるなみたいなルール厳しいのって推理モノかどんでん返しが売りみたいな記述トリック系が殆どだからあんま気にしなくていいと思うんだ
- 32二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:11:00
あんま関係ないかもしれないけど、バトルものは三人称のほうがいい
一人称でやると大抵独り言言いながら戦ってて、そうはならんやろってなる - 33二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:32:01
二人称書きたいが一人称心情抜きと何が違うのか
- 34二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:32:43
- 35二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:50:15
要はインタビュー形式というか、読者に向かって語りかける「話し手」の視点が二人称。
例えば三浦綾子「岩に立つ」の冒頭がここ載ってるので例になるかと。
ttps://www.hyouten.com/hajimeno-ippo/35_iwanitatsu
- 36二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:51:31
二者間の視点も、1人称も3人称も混ぜてるけど、これが文章として悪、とはならないと思う。
「あなたは、お医者さんになるんだと思ってた」
「――そうね、あたしが医学部の進路を意識しなかったと言えば嘘になるけど」
親友との電話での会話。驚きを飲み込んで返事を返す。
姉は無力で、苦しみ死んだ妹になにもしてやれなかった。ならば医者は妹に何をしてやれたというのか。
医者は、病気を克服するため高度に訓練されているはずの技術者であってさえ、自分と同じく彼女に何もしてやれなかったのに。――あたしが医者を目指す必然なんて、どこにあるというのだろう。
「あたしが助けたかったのは妹だけなのよ」
ほかの病人なんて、知ったことじゃなかった。
世界のどこかで餓死に至る人が居る。戦死する人も居る。けれど平和の人々はそれを気に留めずとも、生きるのに何の不都合がないのと同じように。
妹でない誰かのいのちにあたしは関心がなかった。あの子に生きてほしかった。
――傷ついた姉を見たとき、親友は思った。病気を憎む気もちを推進力にできたなら、この先どれだけの人を救うことができるだろう。
かつて抱いたその展望は、親友にとって秘密の熾火となり、やがて治癒の術を修めることが、ひとりの人間としての大きな憧れになっていた。だから。
「――わたし、お医者さんになりたい」
だからその言葉に肩が震えた。踏み込まれたくないところに踏み込まれたという自覚はないまま、徐々に血が上っていく。
その想いは親友の勝手で。医学部じゃない進路を選んだ自分に、嘘は何もないはずなのに。
「――医者なんて、妹を救えなかったのに」
「病気で困ってるほかの人たちが、いまこの瞬間でもたくさんいて、その人たちの力になりたい、って思わない理由に、ならないよ」
姉に反論する術は無かった。いや、理屈だけならいくらでも絞り出せるだろうけれど。
それは自らが、妹を亡くした悲劇を持つ主人公であり、ゆえに医学に興味を持たないという間違った誇りを、親友にすら押しつける傲慢さになるとすでに気づいていたから。
――もはや親友は尊敬すべき、見習うべき人格だった。 - 37二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 16:57:42
というか世の三人称の小説ってほぼ自由間接話法で書いてるだろ
それに倣って書けば何も問題にならんだろうに