- 1二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:06:51
- 2二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:08:04
今スレをもってこのシリーズを完結したいと思います。皆様、最後までお付き合いください。
元スレ主の方、ありがとうございました。 - 3二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:10:26
このレスは削除されています
- 4二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:11:54
前スレ
グエル「子供を拾ったんだが助けてくれ」|あにまん掲示板グエル「聞いてくれ二人共…子供を拾った…」セセリア「うっわCEOまさかできちゃったんですか?www」グエル「違う!!久しぶりにスレッタ・マーキュリーとミオリネの家に遊びに行ったら地下への通路に小銭を落…bbs.animanch.comグエル「子供を拾ったんだが助けてくれ」2|あにまん掲示板グエル「助けてくれ2人とも!」ケレチュ「今度はなんだよ??」グエル「リリーがニンジンが嫌いらしくてまったく食わないんだ!いくら工夫しても口にいれたらベッって出す…」セセリア「CEOは料理下手そうですか…bbs.animanch.comグエル「子供を拾ったんだが助けてくれ」3|あにまん掲示板グエル「リリー、お前に話すべき時が来たな…聞いてくれ。あの日、スレッタ・マーキュリー夫妻の家に訪れたんだ。そしたら俺は小銭を地下への階段に落として…」リリー「は?取りに行ったの?そんな怪しいとこに??…bbs.animanch.comグエル「子供を拾ったんだが助けてくれ」4|あにまん掲示板グエル「リリーが学園に行ってはや1ヶ月。元気そうで何よりだが少し寂しい…」グエル「というわけで保管していたリリーの成長記録の鑑賞会をしよう」セセリア「うわっなんですかこの大量のビデオ」グエル「これまで…bbs.animanch.comグエル「子供を拾ったんだが助けてくれ」5|あにまん掲示板グエル「最近リリーに彼氏ができたと噂を聞いた…」セセリア「それでそんなにやつれて…」様「ハッ!リリーが自分で選んだんだ。それでいいじゃねぇか」グエル「それもそうなんだが…ケレスさん、あなたも手が震えて…bbs.animanch.com - 5二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:13:25グエル「子供を拾ったんだが助けてくれ」6|あにまん掲示板グエル「俺は心を決めた。リリーの幸せ、それが第一に考えるべきことだ。だからこそ、俺はリリーの彼氏問題と真正面から向き合う!」様「決意は結構なんだが、具体的にはどうするんだ?」グエル「まずは強靭な精神だ…bbs.animanch.comグエル「子供を拾ったんだが助けてくれ」7|あにまん掲示板グエル「リリーの交際も順調なようだ。この感じなら近いうち結婚までいくだろう」セセリア「すぐには結婚しないって言ってましたよ」様「性急すぎるんだよ」グエル「父親からのスピーチも考えとかなくては…」様「性…bbs.animanch.comグエル「子供を拾ったんだが助けてくれ」8|あにまん掲示板グエル「新たなテロ組織か…何としてもリリーを守らなければ…」様「一人で抱え込むなよ。俺達もいる」セセリア「私達が協力すればチョチョイのちょいですよぉ!」グエル「二人共…ありがとう。こりゃ、リリーの為に…bbs.animanch.comグエル「子供を拾ったんだが助けてくれ」9|あにまん掲示板グエル「ようやく仕事も一段落してきたな…」セセリア「そういえばそろそろ職場体験の時期ですねぇ」様「リリーもそろそろ将来について考える時期か…」グエル「会社を継ぐとは言っていたよ。俺としては嬉しい限りだ…bbs.animanch.comグエル「子供を拾ったんだが助けてくれ」10|あにまん掲示板グエル「シャディクが教師になったって本当か!?」セセリア「みたいですねぇ」様「学園責任者だし挨拶してこいよ」グエル「…正直気まずいな」セセリア「色々ありましたもんねぇ」様「パイロット科受け持つみたいだ…bbs.animanch.com
- 6二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:18:27
- 7二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:22:47
- 8二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:27:03
- 9二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:30:17
- 10二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:34:46
- 11二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:38:58
- 12二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:47:25
- 13二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 10:55:53
様「やっぱ誕生日と言えばケーキだよな。いつも通りの店で買うか?」
セセリア「そうですね…せっかくですし私達で作りませんか?おっきいやつ」
グエル「俺達に作れるのか?スイーツ作りの経験とか無いんだが…」
様「よく言うぜ。前にプリン作ってただろ、あとチョコとマシュマロとクッキーのやつ」
グエル「でもケーキ、それも誕生日用のとなるとハードルが…」
???「お困りのようだね」
グエル「あ、あなたは…!」
アリヤ「話は聞かせてもらったよ。その案、私も一枚噛ませてもらおう。スイーツ作りならリリッケが専門だ。きっとリリッケも協力してくれるはずだ、2人で君たちをサポートしよう」
グエル「いいんですか?」
アリヤ「生徒の誕生日だ。喜んで協力するよ。ただし、リリッケのお菓子教室も過酷だ。着いてこれるかな?」
セセリア「リリーの為ですから!」
様「一肌脱ぐかぁ」
グエル「ありがとう、アリヤ教官!」 - 14二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 11:25:10
たておつ
- 15二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 15:00:38
おっつおっつ
- 16二次元好きの匿名さん23/11/20(月) 19:56:50
グエル「そういえばケレスさんってあんまり料理するイメージないな」
様「バカにすんなよ俺だって目玉焼きくらい作れる」
グエル「普段何食べてるんだ?」
様「仕事してる時は栄養バーとゼリーで済ませてる」
グエル「うわ…」
様「他にもハンバーガーとか食ってるぞ?」
グエル「栄養とか考えた方が…」
様「いや、ハンバーガーは肉、野菜、パンと入ってるから実質完全食だろ」 - 17二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 01:04:22
保守
- 18二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 06:36:46
- 19二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 08:04:40
肉と野菜と炭水化物的な何かが含まれていれば完全食なら該当する料理が結構ありそうだな……
カレーパンやピザ、丼ものもそうなのか? - 20二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 13:18:46
ランマル「リリー、そろそろ誕生日だけどプレゼント何がいい?」
リリー「はぁ、あんた分かってないわね〜」
ランマル「?」
リリー「そういうのはサプライズで渡すもんでしょ!」
ランマル「まあ、そうなんだけどさ。とりあえず何系が欲しいのかくらいは聞きたいなって」
リリー「うーん、ランマルがくれたものなら何でも嬉しいけど…」
ランマル(多分新しい武器とかなんだろうな)
リリー「あ、そうだ!指輪!指輪ちょうだい!」
ランマル「ゆ、指輪!?」
リリー「そ。婚約指輪的な?カッコいいのお願いね!」
ランマル「まさか僕がそれを誕生日会でリリーに渡す…?」
リリー「当たり前でしょ?」
ランマル(僕…無事に会を終えられるかな…) - 21二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 20:12:53
グエル(そういえば、父さんも俺やラウダの誕生日にケーキ作ってくれたっけ。形は不恰好であんまり甘くもなかったけど、嬉しかったな…)
「…父さんもこんな気持ちだったのかな」 - 22二次元好きの匿名さん23/11/21(火) 23:46:51
リリー「うーむ…」
ランマル「どうしたの?」
リリー「シャディク先生の課題がいつも難しい〜!!」
ランマル「あー…確かにこの内容だと…経営科よりの内容だね」
リリー「マリに見てもらお…いや、これで何回目だ?流石に毎回聞くのも気が引けるしなぁ…」
ランマル「小テストも近いんでしょ?」
リリー「そこなのよねぇ〜。範囲広いし、なんとか詰め込まないと…」 - 23二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 00:08:26
ロウジ「そういえば……」
イヤールク「何かね?」
ロウジ「僕はアナタと同じ名前、似たような顔を名乗っていた人を知ってるんです一月程ですが一緒に働いていました」
イヤールク「ほう……いや、此処で誤魔化すのも良くないか……確かに私と奴とは知り合いだったとも随分昔の事だかね。戦争に平等さを見出した男だった。奴の平等さは確かにぬるま湯に浸かっていた者達には地獄だったが、それ以外者達には英雄にも見えた。人を殺すことを正しいとは言わんがね」
ロウジ「ぬるま湯、ですか」
イヤールク「言い方が悪いがね平和何てのは次の戦争への準備期間の様なものなのさ、人は比較し、妬み、争うどんな形であれ。そして理不尽に弱者が死んでいく………」
ロウジ「そう、ですね。綺麗事なのは分かってますですが、その準備期間を長く出来るだけ続けられる様に僕は努力しています、恐らく今のアド・ステラに生きる多くの人も」
イヤールク「そうだろうね……だからこそ私も学校で教師でもやってみようと思ったんだよ君と同じ考えでね」
キャロル「ロウジさん、イヤールク先生〜質問が有るんですけど」
カンティガ「今、会話中じゃなかった?声かけて大丈夫なのか?」
ロウジ「大丈夫だよ、区切りが良い所だったし」
イヤールク「それで、質問は何かな?」
キャロル「ハロの改造とMSと、ついでに宿題」
イヤールク「宿題がついで、まぁ構わんがね。どれ」
ロウジ「カンティガくんは何か?ある?」
カンティガ「研究レポートで少し意見が欲しくて」 - 24二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 07:13:14
ロウジって結構こういう事情を知らされるキャラだな
- 25二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 15:13:32
イヤールクさんも色々あったんだな…
- 26二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 20:16:35
アリヤ「ふむ。なかなか様になってきたな」
グエル「本当か!?」
リリッケ「これならお誕生日に間に合いそうですね〜」
様「やればできるもんなんだな」
セセリア「ケレスさんが砂糖と塩間違えたときは一抹の不安がよぎりましたけど…なんとかなりそうですね」
様「初心者あるあるだろ」
グエル「分量もめちゃくちゃでしたね」
様「あるあるだろ」 - 27二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 20:24:58
塩を砂糖と間違えるのと砂糖を塩と間違えるのは分量の問題で全然違うんすよ様
- 28二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 01:53:26
保守
- 29二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 09:44:13
リリー「…よし、今日もお疲れ様、シェリバルデ」
シェリバルデAI『今日も見事な操縦でした、マスター。次の決闘も頑張りましょうᕦ(ò_óˇ)ᕤ』
リリー「うん!」
シェリバルデAI『時にマスター、そろそろ誕生日なのですね』
リリー「そうだね。12月25日」
シェリバルデAI『不思議な気持ちです。マスターが生まれてこなければ、私も存在していないのですから。マスターの存在は奇跡そのものです。…マスターの誕生に感謝と祝福を』
リリー「ありがと。でも気が早いなぁ」
シェリバルデAI『私はMSですから。マスターの誕生日会に出席することはできません( ;∀;)。それにまたこうやって話ができるのもいつになるのか…。言えるうちに言っておきたかったんです』 - 30二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 09:58:16
リリー「そういえば、シェリバルデの誕生日も私と同じ?入学祝いも兼ねてるけど貰ったのは去年の誕生日だったし」
シェリバルデAI『確かに…私が起動したのも去年の12月25日ですね。誕生、というのが私という機体の完成日とするとまた変わってきますが…マスターと同じ誕生日の方が嬉しいです(//∇//)』
リリー「へへ、じゃあ私たち、姉妹みたいなもんだね!私の方がお姉ちゃん!」
シェリバルデAI『…(*´∀`*)』
リリー「それじゃ、誕生日の時にまた一緒に話そう。シェリバルデの誕生日も祝いたいな」
シェリバルデAI『…私は幸せ者です。こんなに思っていただけて。マスターの誕生日が、俄然楽しみになりました(*^ω^*)』
リリー「ちなみにプレゼントは何がいい?」
シェリバルデAI『ただ話していただければそれで嬉しいですよ。マスターと共に戦えるだけで私は幸せですから。ただ…強いて言うなら、この最新型のビーム・ガトリングですかね(//∇//)』
- 31二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 17:24:34
リリー「ねー、ランマル。MSのAIって他の媒体に移動させることってできるかな?」
ランマル「?多分できなくはないと思うけど…」
リリー「シェリバルデにも誕生日会に来てほしくてさ」
ランマル「そういうことなら…例えばハロにAIを移す…とか?容量足りるか分からないし僕も専門外だしな…。ロウジさんと相談してみるよ」
リリー「ありがとう!」
ランマル「エリクトさんの事例もあるしなんとかなりそうな気もするけどね」 - 32二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 17:30:29
- 33二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 22:07:16
ロウジ「…とりあえず、シェリバルデと白ハロの間でAIの移動ができるようにしておいたよ。一応親機はシェリバルデだから外部観測端末みたいなものかな。充電には気をつけてね」
リリー「わあ!ありがとうございます!」
シェリハロ『これで学園にもお供できます!』
ランマル「これって活動圏どうなってるんですか?」
ロウジ「とりあえず学園内ならどこへでも行けると思うよ。あまり遠出はオススメしないけど」 - 34二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 07:11:38
マイペースな姉(17)としっかり者の妹(1)
- 35二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 10:32:20
シェリハロ『見てくださいマスター!「木」がいっぱいありますよ!あ、「水」!!』
リリー「ちょ、勝手に動かないの!全く…初めての景色にテンション上がっちゃうのはわかるけどさぁ…あ!ダメダメダメ噴水に突っ込まないの!!」
ランマル(なんか…飼い犬に振り回される飼い主みたいだ)
- 36二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 18:44:51
シェリハロかわいい
- 37二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 19:06:53
グエル「む…少し、スーツがキツいな」
様「ちょっと太ったんじゃねえの?最近ケーキの試食ばかりだし」
セセリア「あー、なんかお腹出てきた感じしますねぇ」
グエル「本当か!?」
様「だってお前『食べ物を残すわけにはいかん!』とか言って俺たちの倍以上食って試作品消費してるだろ?そりゃ太るな」
セセリア「それに歳とって痩せにくくなってますからねぇ」
グエル「むう…トレーニングの時間を増やす必要があるな…」 - 38二次元好きの匿名さん23/11/24(金) 23:41:13
様「そろそろお前も親父みたいな体型になり始めたか?」
グエル「確かにあの頃の親父はデスクワーク続きで運動不足気味ではあったが…。だが!ラウダだって体型を保ってるんだ!俺も負けるわけにはいかん!!」
セセリア「万一太ってリリーに幻滅されても嫌でしょうしねぇ」
様「まあケナンジのこともあるしガッカリとはならない気もするが…」
グエル「リリーから『パパ太ったね』と言われるだけで俺には特大のダメージなんだよ」
- 39二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 09:27:12
ヴィムって享年いくつだっけ?そろそろグエル追いつくか?
- 40二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 18:24:12
ラウダも娘たちに幻滅されないように体型維持頑張ってるんやな
- 41二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 19:08:20
- 42二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 20:35:21
グエル「なあ…俺太ったか?」
ダリルバルデAI『先月に比べて体重は××kg増、体脂肪率は…』
グエル「だぁぁ〜!分かった!分かったよ!」
ダリルバルデAI『…何故ここに?』
グエル「あの二人にはこんなこと話せんだろ」
ダリルバルデAI『それだけではないでしょう。何か相談したいことでもあるのでは?』
グエル「…流石、お見通しだな」
ダリルバルデAI『先代のデータも含め、長い付き合いですから』
グエル「…毎年、リリーの誕生日が近づく度に考える。俺が…父親で良かったのだろうか、と」
ダリルバルデAI『…』
グエル「独り言だと思って聞いてくれ。無論、リリーが来てから楽しいことが多々あった。ケレスさんやセセリアとの仲も深まった。何より…『生きてていいんだ』と思えた」 - 43二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 20:48:17
グエル「だが、俺の娘であるが故に争いに巻き込まれ、戦地に出すことになってしまった。今年になってまた考えるようになったんだ。これからも、ジェタークの名を背負うことで多くの苦労がリリーを襲うだろう。それをリリーは望んでいるが…それでいいのか、と時折思うんだ」
ダリルバルデAI『…それは誰にも分かりません。しかし、お嬢様もあなたも今が幸せなら…それが最善なのではないでしょうか。それに、お嬢様は強くなられた。きっとジェタークの名も背負って進んでいけるでしょう。心配いりませんよ』
グエル「そうだよな…。そう、リリーは昔よりずっと強くなった…力だけでなく、人としても」
ダリルバルデAI『あなたが『もし』を考えるのも、お嬢様を愛しているが故でしょう?少なくとも私は、あなたの歩んできた道を肯定しますよ』
グエル「ありがとう。気が楽になった。…それはそうとして、今年の誕生日プレゼント何がいいと思う?」
ダリルバルデAI『お嬢様のここ数年のデータから推測すると…高火力携行武装では?一昨年から銃が連続しているので、近接武装の可能性が高いかと』
- 44二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 20:50:05
ダリルバルデ君……いつの間にかこんなに強く、というか秘書みたいになって
- 45二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 00:32:59
グエル「…ふと過去を思い返してみたが、セセリアはともかくケレスさんが子供に優しいのは意外だったな」
様「なんだよ失礼だな」
グエル「いや赤ちゃん連れてきていきなり粉ミルク溶いてくれるとは思わないだろ。そもそもどこで覚えてきたんだ」
セセリア「あ、言われてみればそうですねぇ」
様「…ババア共に叩き込まれたんだよ」 - 46二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 09:22:08
グエルで隠れがちだけどラウダも結構ガタイいいよね
- 47二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 13:41:39
シエラ「お、リリーじゃん。珍しいね、ハロなんか連れてさ」
リリー「ふふん、この子はただのハロじゃないのよ!」
シェリハロ『初めまして。シェリバルデのAIです』
シエラ「?シェリバルデって…リリーのMSの?」
リリー「そ。外の世界が見たいって言うからこうやって一緒に散歩してるの」
シエラ「へぇ…AIが散歩、ねぇ。ね、シェリバルデ。私のこと、分かるでしょ?」
シェリハロ『はい。シエラ・グレイですね。一度マスターと戦いました』
シエラ「そうそう。強かったでしょ?」
シェリハロ『はい。しかしマスターの方がずっと強いです』
リリー「お、よく言った!」
シエラ「いやいやいや…前は引き分けだったじゃん」
シェリハロ『次は負けません。ボコボコにします』
リリー「だってさ」
シエラ「じゃあ、今すぐ決めるか?」
リリー「お?望む所だけど?」
シャディク「こらこら二人とも、事前申請無しの決闘は禁止だよ」
リリー・シエラ「「チッ」」 - 48二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 14:30:53
JKに「チッ」言われてるシャディ先生...
- 49二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 22:31:37
- 50二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 22:33:50
- 51二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 22:35:34
- 52二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 22:37:00
もし4号か5号が決闘に勝ってたらミオリネのお婿さんになるわけで…となると将来育児スキルも必要で…
- 53二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 02:39:42
リリーの身長が170cmくらいだとするとその胸元だから、シエラの身長は120〜140cmくらい?だとするとかなり小さいな
- 54二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 10:30:30
シエラ「ふんっ……!!!」プルプル
シム「ファイトーっす」
シンディ「ふむ…ベンチプレスは10kgが限界か」
プラム「無理は…よくない」
リリー「ほっ!」グンッ!
シエラ「」
シム「はー、120kgだって!すげ〜」
シエラ「次よ次!」
シエラ「ゼヒュー、ゼヒュー…」カラカラ…
シム「まだ始めて10分も経ってないっすよ〜」
プラム「エアロバイクは…20分は漕がなきゃ駄目…」
シエラ「20分!?」
シンディ「最低でも、だからな」
リリー「〜♪」カラカラ
シエラ「むぐぐ…!」
シエラ「やぁ〜!」ぺちん
シム「サンドバッグびくともしてないっすよ〜」
シエラ「痛ぁい…」
プラム「サンドバッグに負けてる…」
シンディ「はぁ…」
リリー「…ふっ!」スパァ…ン!!
シエラ「うぅ…」
シンディ「…急にやろうとしても駄目だ。少しずつ慣らしていこう」
シエラ「…うん」
- 55二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 15:20:50
- 56二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 15:29:18
人って持ちにくいからなぁ両手上手く重さ分散出来る訳でも無いし、それと190mのアスリートとかだと体重80〜90は有るので
- 57二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 22:05:43
黒ハロ『ハァイ♪マイマスター♡』
カンティガ「…なんだコイツは」
キャロル「ロウジパイセンがシュバルツヴァイテのAIにもハロとの連携機能を付けてくれたの。ねー?」
シュバハロ『シェリバルデ先輩だけズルいですもーん。私も一緒に学校行きたいですしぃ』
カンティガ「ん?なんか話し方流暢になってないか?」
キャロル「ロウジパイセンが色々調整してくれたみたい。これでお喋りが捗るね!」
シュバハロ『ですね!まずは寮に行きたいですねぇ!!』
カンティガ「はぁ…分かったよ(このテンションに慣れてきてる自分がいる…)」
シュバハロ『変な本とか無いか確認しましょ〜!』
キャロル「お〜!!」
カンティガ「やめろ!!」
キャロル「え、何?マジであるの?」
カンティガ「無いけど駄目だろ普通!!」 - 58二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 08:21:53
元のボディが体力お化けで、ジェタークの良い環境で育てばこうもなろう
- 59二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 20:13:38
生徒1「ねえねえ、カンティガ先輩ってお堅いイメージあったけどさ」
生徒2「ああいうハロ連れてるってことは…そういうことなのかな」
生徒3「あんな感じの子が好みなんだ…意外」
カンティガ「君のせいであらぬ疑いをかけられているんだが?」
シュバハロ『でも私のこと、嫌いじゃないですよねぇ?』
カンティガ「嫌い、ではないが…信頼はしているよ」
シュバハロ『なら気にしなくていいじゃないですかぁ。ほら、授業に遅れますよ!』
カンティガ「あ!こら待て!!」 - 60二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 00:14:22
MSのAIがより身近になってハロに入れて一緒に行動できるって夢があるな
- 61二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 02:27:55
赤ハロ『…』
様「ん?なんだコイツ…」
セセリア「CEOの新しいおもちゃですかねぇ?リリーのシェリバルデは白いハロだし…」
赤ハロ『エラン・ケレス様、セセリア・ドート様ですね』
様「うわっ、びっくりしたぁ…急に喋るなよ」
赤ハロ『お初にお目にかかります。私はダリルバルデの補助AIです。我が主人のグエル・ジェタークがお世話になっているようで…』
様「えらく丁寧だな」
セセリア「こちらこそ、CEOがお世話になってますぅ。あの人なんかあるとすぐ飛び出しちゃうんで…」
ダリハロ『全くです…先代の頃から無鉄砲で…。昔と比べてかなり思慮深くはなられたのですけどね』
様「お前もロウジに連携してもらったのか?」
ダリハロ『はい。私はグエル様の普段の生活を見ることはありませんので。理解を深めるための良い機会だと思いました』
様「…愛されてるなー、アイツ」
セセリア「まさに忠臣、って感じですねぇ」 - 62二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 08:54:11
ダリハロ『お二人のこともグエル様からお聞きしていますよ』
様(仕事の愚痴だろうなあ…)
セセリア(ダリハロ怒ってそうだなぁ…)
ダリハロ『お二人のことは大層褒めていらっしゃいました。優秀なビジネスパートナーで、一緒にお嬢様を育ててきた家族だと』
様「」
セセリア「」
ダリハロ『勿論、お二人の無茶に付き合わされることもあるようですが、一緒に仕事をしたり遊んだりすると楽しいとのことです』
様・セセリア(罪悪感〜…。仕事減らしてあげよ)
- 63二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 13:48:28
リリー「…zzz」
シェリハロ『マスター、朝です。起きてください』
リリー「ん…。んう…zzz」
シェリハロ『ランニングに行くんでしょう?起きてください』
リリー「むにゃ…あと、ごふん…」
〜5分後〜
シェリハロ『5分経ちました。起きてください』
リリー「…zzz」
シェリハロ『マスター!』
リリー「…zzz」
シェリハロ『…仕方がないですね』
ジリリリリリリリリ!!!!
リリー「わあっ!何!?何!?」
シェリハロ『おはようございます、マスター。起床予定時刻より7分超過していますよ』
リリー「びっくりしたぁ…!あ、おはようシェリバルデ…今着替えるよ」モゾモゾ
シェリハロ『全く…世話が焼けますね』 - 64二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 19:24:13
リリー「いやあ、シェリバルデがいてくれて毎日助かってるよ」
ランマル「でも頼り過ぎるのはよくないと思うよ」
シェリハロ『そうです。本来ならご自身で起きてもらわないと』
リリー「そうなんだけどねぇ…」
シェリハロ『私に甘え過ぎていると、大人になった時に大変ですよ?決闘と同じです』
リリー「分かってるよぉ」
ランマル「ふふ。どっちがお姉さんか分からないね」
リリー「私がお姉ちゃんだけどぉ!?」
シェリハロ『はぁ…手のかかる姉ですね』 - 65二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 22:45:09
これってエリクトもハロに入れば行動範囲広がるのでは…?ホッツさん着ぐるみよりは自然に動けるだろ
- 66二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 02:38:08
これロウジなんかの賞取れるんじゃないか?
- 67二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 09:50:52
ミオリネ「そろそろエリクト用のGUND義体が完成するわよ」
エリクト『本当!?いやぁ苦節十数年、ホッツさん姿で外に出歩いてた甲斐があったね!』
スレッタ「買い物に行く時とか、みんなから注目されてたもんね!」
エリクト『変な目で見られてたって言うんだよ、スレッタ』
ミオリネ「まあ、クール&ホッツ社からも宣伝になるから是非と言われてたし、このままでも良かったんだけどね」
スレッタ「私もいいと思うよ!」
エリクト『良くないんだよなぁ。それより、見た目はどんな感じ?やっぱり大人な感じかなぁ』
ミオリネ「はい、開発中の画像」
エリクト『んー?ちょっと!これじゃ子供じゃないか!!』
ミオリネ「あんまり大きくするとメンテ大変らしいのよね。今の所はそれが限界らしいわ」
エリクト『むー、仕方がないか…』 - 68二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 15:31:17
様「さて、リリーの誕生日パーティー兼クリスマスが近づいているわけだが…」
セセリア「そろそろサンタの割り振りしないとですねぇ」
グエル「?全員サンタじゃダメなのか?」
様「それじゃ面白味がないだろ?と、いうわけで色々用意してみたぞ!」
セセリア「いつも通りダイスで決めていきますよ〜!」
グエル「ちょいちょい怪しいラインナップだな…」
1、サンタ(髭あり)
2、ミニスカサンタ(生足)
3、トナカイ(リアルな被り物)
4、プレゼントBOX
5、ミニスカサンタ(タイツ)
6、雪だるま
グエル dice1d6=4 (4)
様 dice1d6=3 (3)
セセリア dice1d6=2 (2)
- 69二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 15:35:08
ロウジのハロ(ガタッ
- 70二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 15:35:30
グエル「箱…?(ミニスカサンタじゃなくて良かった…)」
様「うお、思ったよりリアルだなこのマスク」
セセリア「ん〜…もう生足とか出せる年じゃないと思うんですけどぉ…」
グエル「でもまあ、いい感じに役が散らばったんじゃないか?」
リリー「パパ達何してるの?」
様「実はかくかくしかじかで…」
リリー「へー!私もやりたい!ランマルの分も!!」
セセリア「じゃあダイス振ってね。ランマル君の分も」
リリー「へへー!じゃあ、振るよ〜!」
リリー dice1d6=3 (3)
ランマル dice1d6=3 (3)
- 71二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 15:47:42
またロウジのセセリアの写真フォルダが潤うな
- 72二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 16:20:52
割り振った結果ノーマルサンタがいないっていうね
- 73二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 17:21:27
トナカイ×3…
- 74二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 20:57:22
- 75二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:31:17
想像してたのと違うっ!
- 76二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 02:18:40
様「そうだ、ロウジの分も振ってやろうぜ」
セセリア「ラウダ一家の分も振っちゃいましょー!」
グエル「…楽しそうだな」
様「そりゃ参加人数多いほど楽しくなるだろ?」
グエル「というかラウダ達にも予定があるだろうし…」
様「ふーん…」プルルル
ラウダ『兄さんがコスプレを!?勿論行くよ!』
ペトラ『絶対参加します!!』
様「…だってさ」
グエル「…ラウダもコスプレするって、伝えたのか?」
様「あ。…まいっか」
ロウジ dice1d6=6 (6)
ラウダ dice1d6=5 (5)
ペトラ dice1d6=5 (5)
カンティガ dice1d6=5 (5)
キャロル dice1d6=6 (6)
- 77二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 07:33:48
ラウダ一家ミニスカサンタ率高いな
- 78二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 08:05:16
両親と兄がミニスカサンタになってるのをキャロルはどういう感情で見ればいいんだよw
- 79二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 08:10:02
チュチュがサンタに成れば良いか?
それともカミルかフェルシーか
スレッタとかミオリネは地球だろうし - 80二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 11:04:07
ラウダ「なんで僕までスカートを!?兄さぁん!!」
ペトラ(ミニスカ姿のラウダさんも素敵…)
カンティガ「…ッ!!」プルプル
リリー・キャロル「…!!!(声にならない笑い)」
シュバハロ『似合ってますよ〜!可愛いですよ〜!!』パシャパシャ
カンティガ「貴様ぁ…撮るなぁ!!!待てぇっ!!」
シュバハロ『いいですよ〜!可愛いですよぉ!!』
カンティガ「可愛い言うな!!」 - 81二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 13:58:49
キャロル「あ、ロウジパイセン、衣装お揃いっすね。えへへ…」
ロウジ「うん、そうだね。似合ってるよ。動きにくかったら改造しようか?」
キャロル「マジっすか!?イカしたのお願いします!」
セセリア「やーん、ロウジ可愛い〜!」パシャパシャ
ロウジ「や、やめてよ…!」
セセリア「どう?私のサンタ姿、似合ってる?」
ロウジ「うん。凄く似合ってるよ。可愛いよ」
セセリア「そ、そう?まあ、当然ですよね!」
キャロル(…なんかモヤモヤする…。…人に改造を任せたからあたしの魂がモヤってるのか?) - 82二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 20:26:34
様「そういやチュチュは呼ばなくていいのか?」
セセリア「チュチュは地球で家族と過ごすそうですよぉ。あとミオリネの屋敷のパーティーに出席するって」
様「あー。そうだったな。せっかくだしコスプレさせたかったんだけどな」
セセリア「衣装だけ送りつけますか」
グエル「普通に迷惑だろ…」
様「まあアイツこういうの結構好きだし迷惑にはならんだろ。無難なやつが出るといいな〜」
グエル「結局ダイスで決めるのかよ!」
チュチュ dice1d6=3 (3)
- 83二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 20:27:31
おい……リアルトナカイ多すぎるだろ
- 84二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 20:57:24
様「…ミニスカサンタも送ってやれ」
セセリア「そうですね」
チュチュ「ん?あの二人から荷物…?なんだなんだ…」ガサゴソ
コスプレ衣装送っといたから、ミオリネんパーティーに着ていけよな!
エラン・ケレス セセリア・ドート
チュチュ「なんじゃこりゃあ!?こ、こんな…スカート短え!!あとこのトナカイの被り物はなんだよ!?」 - 85二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 02:15:47
リリー「クリスマスも近いし私もケーキ作ってみようかな」
ランマル「え!?あ、うん、いいんじゃない…?よかったら僕も手伝おうか?」
リリー「ううん!大丈夫、シェリバルデもいるし!美味しいケーキご馳走するから、期待しててよね!!」
シェリハロ『…ランマル様、マスターのことはお任せください』
ランマル「…うん、頼んだよ」
リリー「流石にホールは難しいから…カップケーキにしようかな」
シェリハロ『レシピを検索しますね』
ランマル(リリーの料理の腕も上達してるし、シェリバルデも付いてるし、安心していいかな) - 86二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 08:52:16
- 87二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 09:15:51
- 88二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 09:29:10
- 89二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 09:33:01
- 90二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 11:24:43
リリー「うーん、じゃあこのケーキは失敗かぁ…」
シエラ「お、何やってんの?」
リリー「カップケーキ作ろうとしたんだけど失敗しちゃって…」
シエラ「マジ?焼く工程ミスるとかありえないでしょ…これ、捨てちゃうの?」
リリー「うん…こんなの人に食べさせられないし…」
シエラ「…」ヒョイパク
リリー「あ…!」
シエラ「…」ボリボリ
リリー「ちょ、なんで食べるのよ!」
シエラ「…まあ、食えるっちゃ食えるかな。こんなのでも食べれるだけマシ…かな。勿体無いし貰っちゃうよ。ま、頑張ってよ。完成したら私にもちょうだいね〜!」
リリー「…ケーキ持ってっちゃった」
シェリハロ『…不思議な方ですね』
- 91二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 17:22:14
- 92二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 23:43:46
- 93二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 10:21:49
看守「ジャンヌ・ガウト、お前に面会希望が来ている。出ろ」
ジャンヌ「…面会…?」
5号「や。初めまして」
ジャンヌ「あなたは…エラン・ケレス…?何故ここに…」
5号「いや僕は…まあいいや。『ガンダムに乗る少年兵』…に、少し思う所があってね」
ジャンヌ「それで?私を諭しにでも来たんですか?」
5号「そういうつもりはないよ。ただ知りたいんだ。何故戦場を選んだのかを」
ジャンヌ「…知ってどうするんです。あなたと私は何の関係もないでしょう」
5号「知ってどうするか、ねぇ。いやぁそれは僕もよく分かってないんだよね〜」
ジャンヌ「はぁ?」
5号「強いて言うなら、君みたいな子を二度と戦場に立たせたくないんだよね。だからこうして少年兵達から話を聞いて回ってる。彼らの根本…戦争の根を断つことで、いつか戦争そのものを終わらせるために」
ジャンヌ「…理想論ですね。いかにも温室育ちの甘い考えです」
5号「…そうかもしれないね。でも理想を捨てちゃいつまで経っても『今』は変わらないだろ?」 - 94二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 11:39:31
5号「今まで色んな奴に会ってきた。生きるために顔を変えたり、故郷の為に戦場に身を投じたり…僕は彼らを助けることはできなかった。何故彼らがそうしたのか、そのバックボーンを僕は彼らから直接聞くことはできなかった。そのことを、今でも後悔してる。もっと早く知ることができたら何かできたかもしれない。彼らの理解者が側に居れば何か変わったかもしれない…ってね」
ジャンヌ「…」
5号「…君達の行いを咎めるのは僕の役目じゃない。ただ、君のことを教えて欲しいんだ」
ジャンヌ「……本当は、どうでも良かったんです。大義とかどうとか、どうでも良かったんです。ただ…ただ一緒にいたかったんです」
5号「…大切な人がいたんだね」
ジャンヌ「アリス、と言って…私の母で、友達で、相棒でした。彼女と一緒に戦って、一緒に笑って、褒めて欲しくて…。でもアリスはもういない。だからもう、どうでもいいんです。このまま死んでしまえたら…って」
5号「…」
ジャンヌ「今私が生きているのは、組織の忘れ形見…メルクリウスというんですが、彼女の為です。あの子、まだ小さいんです。寂しがりで、自分の罪もまだよく理解できていない。そんな子を一人にはできないでしょう?…だから私はまだ死ぬ訳にはいかないんです」
5号「…そうか」
ジャンヌ「…柄にもなく長話をしました。あなたの理想…リリー・ジェタークの理想…皆私には眩しすぎる。私は旧世代の遺産…この先の未来には不要な存在です。残りの人生は、私達が奪った命への償いに費やすつもりです」
5号「…不要なんて言うなよ。君達にだって、未来を生きる権利がある。だから待っててくれ。僕らが必ず、平和な世界を実現してみせるから」
ジャンヌ「…ふふ。つくづく変な人ですね、あなた。いつになるかは分からないですけど…そんな世界を待ってますよ」
看守「そろそろ時間だ」
5号「…ああ。今日は話してくれてありがとう。また来るよ」
ジャンヌ「…私なんかより他の子の所に行ってあげてください」
5号「いや、絶対行くよ。メルクリウスって子にも会わせてくれ」
ジャンヌ「…お好きにどうぞ」
- 95二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 11:59:57
5号ぉぉぉぉぉっ!
- 96二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 19:34:48
5号「…全く、僕もお人好しだなぁ…」
様『本当だよ。絵の収入もほとんど紛争地域の復興に充ててんだろ?てっきり贅沢しそうだと思ったが』
5号「あちこち動くからあんまり物いらないんだよね〜」
様『…お前がこんなこと始めるとはな』
5号「…僕もいい未来を生きたいからね」 - 97二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 23:01:39
リリー「うーん…最近のゴタゴタ(厄祭団絡み)で結構決闘申し込み溜まってるなぁ…。色々猶予貰って毎週やってるけどこれじゃキリがないや」
シエラ「お、奇遇だね。私も大分溜まってるんだよ」
リリー「ホルダーじゃないのにそんな来てるのアンタくらいでしょうね。恨み買うこと多そうだしね〜」
シエラ「リリーこそ未だに求婚者いるんでしょ?面倒だね〜」
リリー「色んな機体見れて楽しいんだけどねぇ」
シエラ「私は色んな策練ってくるのを叩き潰すのが楽しいわぁ」
リリー「うっわ性格悪〜」
シエラ「そう?ゲームみたいなもんよ。即座に対応できるか、相手の策略を見抜けるか、ってね」
リリー「…クリスマスまでには終わらせたいな」
シエラ「そうね〜。連休あるしそこで消化しちゃうか」
リリー「アンタとの決着もそのうちにね」
シエラ「それまで負けないでよ?」
リリー「当然!」 - 98二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 07:02:44
生徒1『リリー嬢!付き合ってくだ…』
リリー「私、彼氏いるんでっ!!」ズバッ!
生徒2『あんなのより俺の方が貴方にふさわ…』
リリー「んなわけあるかー!!!」チュドーン!
生徒3『行けぇ!ホズラー!!!』
リリー「ホズラーⅫ可愛い!!」ズギュ…ン!
生徒4、5、6「3対1ならぁ!!!」
リリー「それでも私が勝つ!!!」ズバズバズバン!
リリー「はー、はー、これで、30連勝…!!」
シェリバルデ『流石ですマスター。相手も残りわずかです。昼食後にまた始まるので、少しでも休んでおいてくださいね。もう一踏ん張り、頑張りましょう!!٩( ᐛ )و』
リリー「うん!一緒に、蹴散らそう!!」 - 99二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 14:50:02
- 100二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 21:29:05
リリー「だはー、疲れた〜」
ランマル「お疲れ様。はいこれ、気になってるって言ってたトマトジュース」
リリー「ありがとう〜。いやー、流石に40連戦はキツいわ〜」
シェリハロ『内24件が婚約に関する決闘でした。マスターも大変ですね』
リリー「こっちはランマルっていう彼氏がいるっていうのに…どーせジェターク社目当てのボンボンばっかよ」
ランマル「大変だね…結構大きい企業の子もいたみたいだね。あ、女の子もいる…」
リリー「実際どうすべきかねー」
シェリハロ『…正式にランマル様との婚約を発表しては?』
リリー・ランマル「!」ブーッ!!
リリー「いやいやいやいや早過ぎるって!」
ランマル「そそそそんな急に言われても」
リリー「そりゃランマルとは将来そうなればいいかなーって思ってるけど、まだ学生だし!」
シェリハロ『…検索中…。ミオリネ・レンブランの件が…』
リリー「あれは特殊事例でしょうがぁ!!」 - 101二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 04:11:59
シエラ「やっほー、リリー。お互い溜まってた決闘も消化し終えたことだし…」
リリー「決着、つけますか!」
シエラ「今度こそ、私が勝つからね」
リリー「へーんだ!私がボッコボコにしてあげるから!」
ハロ『シエラ・グレイ、貴女はこの決闘に何を賭ける?』
シエラ「そうだなぁ…うーん…。よし、決めた。私が勝ったら、リリー・ジェターク、君を私の婚約者にする」
リリー「はぁ!?」
シエラ「本気で来てほしいからねぇ…。それにこっちとしてもジェターク社とのパイプは欲しい所だし…」
リリー「…勝てばいいんでしょ、勝てばぁ…!!」
ハロ『リリー・ジェターク、貴女はこの決闘に何を賭ける?』
リリー「私が勝ったら、シエラ、アンタ私の誕生日会に来てみんなの前で一発芸しなさい。面白いやつ」
シエラ「えー、私そういうの苦手なんだけど…まあいいや、負けたら一発芸、ね」
ハロ『Alea jacta est。決闘を承認する』 - 102二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 08:33:03
ランマルにとってのNTR案件でいいのだろうか?
- 103二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 09:55:54
ランマル「…調整、済ませておいたよ」
リリー「ありがと。んじゃ、行ってくるわ。絶対勝つから、信じて待ってて」
ランマル「うん。気を付けてね」
リリー「勝敗はモビルスーツの性能のみで決まらず」
シエラ「操縦者の技のみで決まらず」
リリー・シエラ「ただ、結果のみが真実!!」
ハロ『フィックス・リリース!』
リリー(シエラの機体は前と同じシスネロス…バラバラになられると面倒だな…。囲まれる前に先にこっちが!)「先手必勝、行け!カーリー!!」ヒュンヒュン!
シエラ(前の戦闘でデータは取れてる…まあ、向こうも一緒か。一番の脅威はスタンビット…早めに潰しておくか)『アンチドートシステム、起動!』
リリー「アンチドート!?…くっ、ビットとのリンクが切られた!」
シエラ『まさかビット無くした程度で負けはしないよねぇ!?』ビュンビュン!!
リリー「ったり前でしょうが!!その余裕面ごとアンテナへし折ってやるんだから!!」
- 104二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 12:41:24
シエラ『…リリー、君は生まれながらのお姫様だ。私とは違う。いくら「姫」と呼ばれたって私は所詮貧民上がりの灰被りさ。だから…だからこそ、乗り越えたいんだ。君を倒して、私は更に上に昇る!!』ビュンビュン!
リリー「なんか、ライバルって感じで熱いねぇ…!でも私ランマルと離れるつもりは無いから!勝たせてもらうよ!!」
シエラ『ビットを失ったお前に何ができる!!もう逃げ場は無いよ…チェックメイトだ』
リリー「まーだ勝負はついてないでしょうがぁ!」ビュー…ン!
シエラ『これ見よがしにビームライフル構えたって、防いでくれって言ってるようなもんじゃんか』バチバチッ!
リリー「ええ…『防いでくれ』って、そういう意味だからね!」
シエラ『はぁ? …っ!?』
ズバズバッ!ズバッ!
シエラ『これは…シェリバルデのビット!?クソッ、残ったのは胴体部だけか…!』
- 105二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 13:01:26
シエラ『ビットはアンチドートで無力化したはずなのに…!』
リリー「生憎こっちには超優秀なメカニックがいるのよ!」
〜決闘直前〜
ランマル「リリー、前の決闘では使ってなかったけど…シスネロスはグラスレー系のMS、アンチドートシステムも積んでると思うんだ。多分向こうは初手から使ってくると思う」
リリー「まあ、そうだろうね…。でも私、元々ビット無しで戦ってたしなんとかなるっしょ」
ランマル「大丈夫、昨日徹夜してカーリーにブロックシステムをつけておいたんだ。向こうのタイミングに合わせて起動すれば、アンチドートを相殺するジャミングが出せる」
リリー「マジ!?そんなことできるの!?」
ランマル「少しでもリリーの力になればって…でも、ビットが使えても勝てるかどうかは…」
リリー「私は最強無敵のホルダーよ?ランマルが合わさればもっと最強!必ず勝てる!」
ランマル「…うん。そうだよね。僕達なら、勝てるよね」
シエラ『アンチ・アンチドートってとこか…無効化に気づかせないためにわざとビットを落として…。中々策士じゃないの!!』
リリー「悪いけど負けるわけにはいかないの!ここで決めるっ!!」
シエラ『…来いっ!リリー・ジェターク!!』
リリー・シエラ「うおおおっ!!」
バキンッ!
WINNER LILY JETURK
リリー「やったぁ!!ランマル〜!!勝ったよ〜!!」
シエラ『はあ〜あ。負けちゃったぁ…悔しいなぁ…』
リリー「シエラ」
シエラ『?』
リリー「いい勝負だった!」
シエラ『…ふふ、そうだね。いい勝負…見事なコンビだったよ、本当』
- 106二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 15:12:10
リリー「んじゃ、約束通り一発芸、期待してるわよ?」
シエラ「ん。約束は約束だしね」
リリー「そういえばなんで急に婚約者だなんだって言い出したの?」
シエラ「…今回の決闘、全校生徒が見てるでしょ?リリー・ジェタークとランマル・バーグソンはニコイチだって分からせるいい機会になったんじゃない?それに私が負けたらこれ以上挑んでくる奴もいないでしょ」
リリー「負ける前提だったってこと?」
シエラ「半分はね。勿論本気で勝つつもりだったし、リリーもゲットできれば満満足だったんだけど。まあ一番は決着つけたかったのがあるから」
リリー「…勝っても負けても美味しいってか」
シエラ「私的にはね。でも、次は同じ手は喰らわないよ?グラスレーに報告してアンチ・アンチ・アンチドート作ってもらうから」
リリー「げ。まだやるつもり?」
シエラ「単純に負けたくないの。いつかは必ず勝つから」
リリー「何度来たって返り討ちにするだけよ。精々頑張ることね」
- 107二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 22:13:35
シエラ「…なし崩し的にリリーの誕生会に呼ばれてしまった。『取り巻きも一緒に来てね!』だって」
シム「俺は別にいいんすけど…姫、一発芸やるんすよね?」
シンディ「…骨は拾ってやる」
シエラ「え!?私一人でやるの!?」
プラム「ファイト…」
シエラ「ええ…何やればいいのさ」 - 108二次元好きの匿名さん23/12/06(水) 07:21:26
- 109二次元好きの匿名さん23/12/06(水) 15:49:35
ロウジナイスだな
- 110二次元好きの匿名さん23/12/06(水) 22:27:22
- 111二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 02:22:43
ダリハロ性別とかあるんすかね…
- 112二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 13:19:09
様「どーれーにしよーかなー?」
セセリア「何してるんですか?」
様「リリーの誕生日プレゼントだよ。経営について少し学びたいって言ってたから、その手のハウツー本をプレゼントしようかなってな」
セセリア「クリスマスにハウツー本もらって嬉しい子いますぅ?」
様「…クリスマスプレゼントは別に用意すりゃいいだろ。で、どれがいいと思う?」
セセリア「どれどれ…」
『ミオリネ・レンブラン〜GUND医療の最前線を走る〜』
『エラン・ケレスの経営学 時代の風を読め!』
『元ペイル社CEO直伝!これからのマネジメント戦略』
セセリア「…何しれっと自分の本混ぜてるんですか」
様「自信作だぜ?ババァ共にコメント書いて貰ったし」
セセリア「…『元ペイル社CEOニューゲン氏、ゴルネリ氏、カル氏、ネボラ氏絶賛!!』…わざわざ感想聞きに行ったんですか」
様「おう。あとがきも渋々書いてくれたぞ」 - 113二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 13:53:31
様と4BBAが十数年後に仲直りしてると思うと変な笑いが出てくるな
- 114二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 20:16:00
BBAの性格上自分達に利のある関係になるならそこら辺水に流してくれそうな感じはある。実際四人で平和に老後過ごしてるしね
- 115二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 23:29:31
セセリア「そういえばCEOの本って意外に無いんですね」
様「インタビューとかはめちゃくちゃ受けてるんだけどな。アイツ本書くようなタイプじゃないし」
セセリア「まあ、それはそうですねぇ」
様「それはそれとして月刊Hello-Helloとかフロント通信とかにコラム持ってはいるんだけどな」
セセリア「結構人気らしいですよあのコーナー。大半私たちかリリーについてらしいですけど」
- 116二次元好きの匿名さん23/12/08(金) 01:14:03
ロウジ「ふぅ………今日も色々したな」
チュチュ「そういや、ロウジお前は本とか書かねぇのか?」
ロウジ「本?エランさんとかニカさんとかが書いたりしてるの?別に無いかな……書いてる間に開発とか研究したいし」
チュチュ「そうか、まぁお前はそういう奴だな」
ロウジ「あ、でも研究書とか発表レポートとかに僕が書いたの良く参考文献にされてるよ……ほら、AI工学、電子工学、GUND医療、GUND-ARM、非パーメット研究、遺伝子工学、光学研究、料理、宇宙開発、天体観測とかの本に引用されてるんだって………」
チュチュ「多くね?てかどんだけ色んな分野の研究とかしてんだよ」
ロウジ「やりたいことをこの年までずっとやってるだけだよ」 - 117二次元好きの匿名さん23/12/08(金) 08:51:54
- 118二次元好きの匿名さん23/12/08(金) 09:29:41
- 119二次元好きの匿名さん23/12/08(金) 18:59:59
ランマル(プレゼントに指輪が欲しいと言われたけどどうやって買えばいいか分からない…というかまだ指輪のサイズも測れてない…。そもそも誰に相談すればいいんだろう。とりあえずロウジさんの所に行ってみようかな)
- 120二次元好きの匿名さん23/12/09(土) 00:45:42
これもうノーベルとかそんなレベルじゃないぞ。ロウジ・チャンテ賞ができるレベルの貢献度。
- 121二次元好きの匿名さん23/12/09(土) 01:11:59
まぁ実際珍しいタイプだろうな
本とかに纏めずひたすらに研究と開発に全力出してるタイプ。エラン様とかセセリアが世に出してるから利益には成ってるんだろうけど。
というか興味出た分野に手だして一定以上の成果出してるのレオナルド・ダ・ヴィンチ味があるな
- 122二次元好きの匿名さん23/12/09(土) 10:38:05
これは…ランマルでどうにかなるのかな
- 123二次元好きの匿名さん23/12/09(土) 16:24:53
キャロル「〜♪」
カンティガ「何見てるんだ?」
キャロル「ん?サイトでリリー姉ちゃんの誕生日プレゼント選んでるの」
カンティガ「いつもみたいに武器じゃないんだな」
キャロル「うーん、たまにはこういうのもいいかなって。姉ちゃん、何貰ったら嬉しいかな?」
カンティガ「僕は頼まれてた限定版のスニーカーを買ったが…キャロルがいいと思ったものなら喜んでくれると思うぞ」
キャロル「そうだよね。うーん…腕時計…いや、ネックレス…?迷うなぁ…」 - 124二次元好きの匿名さん23/12/09(土) 22:43:03
ランマル「…なんとかリリーの指のサイズ測ったけどお店が多くて選べない…いっそのこと自分で作った方がいいかな?MSに使ってる金属板加工して…」
〜数十分後〜
ランマル「ふぅ…とりあえず、試作品1号完成!…でも、ちょっと無骨すぎるかな。これじゃ武器だよ…」
〜さらに数十分後〜
ランマル「よし、試作品2号。うーん、今度はあっさりしすぎかなぁ…」
キャロル「よーっす。ランマルさん何してんすか?」
ランマル「じ、実はかくかくしかじかで…」
キャロル「指輪自作してんすか!?ヒュー!ロマンチックぅ!!」
ランマル「冷やかさないでよ…!」
キャロル「うーん、確かにこれはリリー姉ちゃんの物にしてはあっさりしすぎっすね。そうだ!小型端末とか入れたらどうです?」
ランマル「?」
キャロル「指輪を通した通信で遠隔でMS呼び出せるとか!GPS内蔵していつでも場所が分かるとか!」
ランマル「それはちょっとやりすぎな気が…」 - 125二次元好きの匿名さん23/12/10(日) 03:05:58
- 126二次元好きの匿名さん23/12/10(日) 10:24:38
ランマル「…」モグモグ
キャロル「…」ムシャムシャ
ロウジ「…お腹いっぱいになった?」
ランマル「ご馳走様でした!」
キャロル「ゴチになります!」
ロウジ「…で、この大量の試作品だけど…」
ランマル「色々やってたら楽しくなっちゃって…」
キャロル「ランマルさんと意気投合してたらこんなに時間が経ってて…」
ロウジ「…この指輪は?」
キャロル「それは試作品12号で、そこのジュエル部分から電気パルスを放射する護身機能がついてるんです」
ロウジ「これは?」
ランマル「それは25号で夜道でも光るよう蓄光素材を組み込んだやつです」
ロウジ「…これは?」
キャロル「それは28号で本人から5m離れると大音量のアラームで教えてくれるんです」
ロウジ「…」
ランマル「それはえーと、37号でキャロルが小型ビームカッター仕込んでた気が…」
- 127二次元好きの匿名さん23/12/10(日) 16:14:49
ロウジ「…小型ビームカッター…」カチッ
ブゥ…ン
ロウジ「…」スパッ!
キャロル「うわぁ!厚さ10cmの鉄板を真っ二つに!やっぱり成功してたんだ!!」
ロウジ「…はぁ」
ゴチン!
キャロル「あだっ!!」
ロウジ「ビームカッターをここまで小型化したのは素直に賞賛しますが…普通に危険ですし法律的にも色々アウトになりそうなので没収しますね」
キャロル「そんなぁ〜!」
ロウジ「…ランマル君、他にもこういうのあったら渡してちょうだい」
ランマル「あ、はい」
- 128二次元好きの匿名さん23/12/10(日) 16:38:44
おそらくリリーが欲しい指輪はランマルから片膝つきながら渡してもらえる指輪だから
造形はまあ無難で良いのではなかろうか? - 129二次元好きの匿名さん23/12/10(日) 17:40:09
- 130二次元好きの匿名さん23/12/11(月) 00:01:47
フリーダムすぎる気もするが…ジェタークの名前に縛られずのびのびやってると考えれば…?
- 131二次元好きの匿名さん23/12/11(月) 09:48:54
ロウジ「…結局の所、リリーが欲しいのは君から手渡される指輪であって、機能とかは必要ないと思います。『どんなものであれ、男の子から渡される指輪に女の子はときめいちゃうものなのよ!』ってセセリアが」
ランマル「確かに…」
キャロル「むぅ…」
ロウジ「自分で作りたいならそうすればいいと思うけど…ただの指輪でいいんです。君達迷走しすぎ」
キャロル「…ランマルさん、ブランドものの指輪のデータあるんで、一緒にそれ参考にしましょう」
ランマル「うん。武器とかそういうの無しでね」
ロウジ「…じゃ、僕はこの辺で…」
ランマル「ありがとうございました!」
ロウジ「…あ、レポートについて話すの忘れてた」 - 132二次元好きの匿名さん23/12/11(月) 19:10:00
- 133二次元好きの匿名さん23/12/12(火) 00:57:20
アリヤ「…うむ。これなら誕生日に出しても問題ないだろう」
グエル「本当か!?」
アリヤ「ああ。今日までよく頑張ったな」
リリッケ「教えた甲斐があって良かったです〜!」
グエル「世話になった…!」
アリヤ「…にしても君は中々上達しないな」
様「う、うるせぇな!遅咲きタイプなんだよ!」
アリヤ「うむ。ならばリリーと同じ本気コースだな」ガシッ
リリッケ「ビシバシ鍛えていきますよ〜!」ガシッ
様「ちょ、ちょっと待て!おい!どこに連れてくつもりだ!おい!助けてCEO〜!!」 - 134二次元好きの匿名さん23/12/12(火) 00:59:52
まさかリリッケまで鬼教官になってしまうのか……?
- 135二次元好きの匿名さん23/12/12(火) 10:36:58
様も尻叩かれるのか
- 136二次元好きの匿名さん23/12/12(火) 19:18:23
セセリア「あれ?ケレスさんは?」
グエル「えーと、アリヤさん達に…」
セセリア「…連れてかれちゃった?」
グエル「…」コクン
様「あああああ〜!!!」ペチィン!ペチィン!
セセリア「…ご愁傷様ですねぇ」
グエル「リリーもこの苦労を乗り越えたと思うと、胸が熱くなるな」
様「俺のことも思ってくれないか!?」 - 137二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 00:45:42
ラウダとペトラは子供に甘そうだもんな
- 138二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 07:19:44
様「尻が…痛い…」
アリヤ「よし。かなり上達したな。このペースならあと4、5回の訓練でものにできるだろう」
様「4、5回!?これをか!?」
リリッケ「はい〜!頑張りましょうね!!」
様「ひいいい〜!!!」
リリー「なんかケレスげっそりしてるけど大丈夫なの?あれ」
グエル「あ、ああ。仕事が忙しすぎて徹夜しちゃったみたいだな」
リリー「ふーん…夜更かしは良くないよ、ケレス」
様「おう…」ヒリヒリ - 139二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 13:38:12
シエラ「えー、こちらのシルクハット、なんの種も仕掛けもございません。…これをこうすると…」
🐦「ポッポー」パタパタ…
シム・プラム・シンディ「おお〜」
シエラ「どうかな?」
シンディ「悪くはないが…ちょっとベタすぎないか?」
シエラ「確かに…」
シム「モノマネとかどうっすか?」
シエラ「あ、あー…ゲフンゲフン。『初めまして!私リリー・ジェターク!よろしくね!』」
プラム「…そっくり」
シム「でもそっくり過ぎて逆に面白味がないっすね」
シエラ「じゃあどうしろってのさぁ!!パーティーまであと一週間しかないのに!!」
シム「さ、さあ…?」
シエラ「よし決めたシスネロス使ってシムの切断マジックやるわ」
シム「ちょ、マジで洒落にならないっすよ!?」
シエラ「冗談よ冗談」 - 140二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 14:00:21
芸達者なお姫様だなオイ
- 141二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 21:02:34
- 142二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 01:22:05
キャロル「くーりすまっすーがことしもやーってくるー♪」フキフキ…
ラウダ「キャロル、何やってるんだい?」
キャロル「今年こそサンタを捕獲するの!この一年ロウジパイセンやニカさんから色々教わったから、その技術の集大成として完璧なサンタ捕獲システムを構築する!!」
ラウダ「そ、そうか。頑張るんだぞ」
キャロル「サンタの首を手土産にすればロウジパイセンもきっとあたしのことを認めるはず!ウシシ…!」
ラウダ「…!」ゾッ
キャロル「あ、間違えて引っかからないようにね。どうなっちゃうか分かんないから」 - 143二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 09:46:45
リリー「あ!いたいた!おーい、マリ!!」
マリ「なんだ…また課題が終わらないのか?」
リリー「そうじゃなくて!はい、これ」
マリ「…『招待状』…?お前の誕生日パーティーのか」
リリー「そ。クリスマスパーティー兼私の誕生日会。マリにもきて欲しいなーって」
マリ「…私はジェタークの人間じゃないぞ」
リリー「関係ないよ!まだ知り合ってそんなに経ってないけど…友達でしょ?」
マリ「友達…か。ふっ…いいだろう。行ってやる」
リリー「やった!絶対来てよね!」
マリ「…ちなみにだが、グエルCEOもいるんだろうな?」
リリー「勿論。みんなでコスプレしてるよ!マリにも後で衣装送るね」
マリ(コスプレ姿のCEO…いかんいかん、冷静にならなくては)「絶対行く」 - 144二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 12:09:34
そろそろサンタの正体明かさないとパパの首が(物理的に)飛ぶぞ…
- 145二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 20:42:08
保守
- 146二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 00:52:50
サンタの首て……まさか仕留めるつもりなのかキャロル!?
- 147二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 08:15:07
グエル「いよいよ誕生日パーティーだ…どでかいケーキ、完成させるぞ!」
セセリア「おー!」
様「おう!」
グエル「ケレスさん、尻は大丈夫か?」
様「バッチリだ。俺の本気、見せてやるぜ」
セセリア「なるべく早く完成させたいですね」
グエル「よし、調理開始だ!」 - 148二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 10:32:53
リリー「あ!マリ!ようこそクリスマスパーティーへ!はいこれ衣装。着替えてきてね」
マリ「お前のその被り物は…まあいい。そこで着替えてくればいいんだろう?」
〜数分後〜
マリ「おい!リリー・ジェターク!!なんだこの衣装は!?」
リリー「どう?気に入った?」
マリ「これは、その…スカートが短すぎるだろう!!どうなってるんだ!」
リリー「あー、色々あってミニスカサンタ衣装が余ってるんだよね。我慢してちょうだい」
マリ「くっ…!思わぬ辱めだ…!!」
シエラ「似合ってるじゃん、マリ・ヤマブキ」
マリ「その声は…シエラ・グレイ?お前もここに…」
シエラ「いやー、サンタ衣装これしか無いってマジ?身長低いから普通のスカートみたいになってるけどさ…」
マリ「お前もか!!」
リリー「楽しんでいってね!」
シエラ「…にしてもトナカイ率高いな…」
マリ(CEO!コスプレ姿のCEOは何処に!!) - 149二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 13:03:52
グエルは某スネークみたくプレゼント箱に擬態して部屋で息を潜めているのかな
- 150二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 21:04:23
シャディク「よかったのかい?俺まで呼んで」
グエル「どうせ呼ばなきゃ一人だろう。それよりか大勢で過ごした方がいいだろ」
シャディク「それはそうだけどね」
グエル「…おっと、お前宛にビデオ通話が来てるぞ。早く出てこい」
シャディク「…?」
ミオリネ『ハァイ、シャディク。久しぶりね。元気にしてた?』
シャディク「ミオリネ…ああ、久しぶりだね。見ての通り、元気だよ」
ミオリネ『そ。なら良かった…みんなアンタのこと心配してたから、問題無さそうで安心したわ。ほら、みんな。シャディクいるわよ』
サビーナ『シャディク、食事はちゃんと取れ。早寝早起きするんだぞ』
レネ『こっちも楽しくやってるよ〜!あんまり寂しくしないでね!』
メイジー『足りてないものとかある?検閲あるけど出来るだけ送るよ?』
イリーシャ『…元気そうで良かった。できれば直接会いたいな』
エナオ『体に気をつけて。私達も頑張る』
シャディク「ははは、みんな変わらないな。…そうだな、また会いたいな」
ミオリネ『機会があったらいつか会いましょ。話したいこと沢山あるの』
シャディク「分かってるだろ、俺は…」
ミオリネ『分かってる。それでもよ』
シャディク「…ああ。いつか、会える日を楽しみにしてるよ。メリークリスマス、ミオリネ」
ミオリネ『メリークリスマス』 - 151二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 22:23:47
シャディク……事情は複雑だろうが……良かったなあ……
- 152二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 07:31:55
シエラ「ば、バイキング…!」グゥ〜…
リリー「どうぞ、好きなだけ食べてね」
シエラ「わーい!」
シンディ「はぁ…一気に食べ過ぎるなよ」
シム「うわぁ、見たことない料理も沢山ある!」
プラム「…美味しそう」
シエラ「うまうま」ムシャムシャ
リリー「おお〜いい食いっぷり。てか凄い量取ってきたね」
シエラ「こんな美味しいチキンは初めて…。来てよかったぁ…!」モグモグ
リリー「そう言ってもらえると嬉しいな。このパーティーって、1年間お疲れ様ーって意味も込めて楽しむものだからさ」
シエラ「いいの?私達呼んじゃってさ。家庭内のパーティーなんじゃないの?」
リリー「そうだけどさ、パーティーは大勢の方がもっと楽しいでしょ?特に今年は色んな人と関われたから、その感謝も伝えたくて。パパからも友達沢山呼んでいいって言われたしね」
シエラ「友達…ね。悪くない響きだ」
リリー「でしょ?シエラ達は私のいいライバルで、友達!来年もよろしくね!」 - 153二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 16:47:05
謎にステルス
- 154二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 23:48:55
グエル「プレゼントボックスの格好なのはいいが…動きにくいな」
マリ「あ、あの!ぐ、グエルCEOでしゅよね!!?」
グエル「いかにもそうだが。君は…」
マリ「わ、私は…」
グエル「確かマリ・ヤマブキだったな。職業体験の時にも見かけたよ。リリーと仲良くしてくれてありがとう」
マリ「そ、そんな!滅相もございません!!」
グエル「リリーがよく話してくれるからね。…特に宿題を手伝ってもらってると。いつも娘が迷惑をかけているようで…」
マリ「ま、まあかなり手は焼いていますが…いいライバルだと思っています」
グエル「私に何か用かな?」
マリ「そ、その…サイン!サインくだしゃい!!」
グエル「サインくらい別に構わないが…何に書けばいいかな?」
マリ「えと、その…ここに!」
グエル「!!!…あ、ああ分かった」カキカキ…
マリ「ありがとうございます!家宝にします!!」
グエル「そこまでしなくてもいいが…。時に、ジェターク社のCEOになるのが目標らしいが…」
マリ「そ、それは…」
グエル「ああ、勘違いしないでくれ。もうジェタークは世襲じゃないんだ。有能な人物がトップに就くべきだと考えている。だから遠慮せず椅子を狙ってくれ。まあ、うちの娘も一筋縄ではいかないと思うが」
マリ「は、はい!」 - 155二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 00:01:24
グエルにとって20年前に撮られたもんだから動揺しているw
- 156二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 07:33:47
リリー「楽しいね、ランマル、シェリバルデ」
ランマル「そうだね。こんなに大勢で集まることも少ないし。リリーも楽しそうで何よりだよ」
シェリハロ『沢山の人が笑顔ですね。こういう光景は見ることがなかったので新鮮です』
リリー「へへ。2人とも楽しんでくれてるみたいで嬉しい!…あ、その、ランマル、た、誕生日プレゼントのことだけどさ」ゴニョゴニョ
ランマル「…大丈夫、僕を信じていて」
リリー「!…じゃあ期待しちゃうよ?いいの?」
ランマル「うん。その、とびきりのを用意してるから」
シェリハロ『…マスター?脈拍数が増加してますが…』 - 157二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 18:16:57
- 158二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:28:29
- 159二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 08:22:55
宇宙生物も向こうじゃ一般的なのかも…
- 160二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 12:22:27
- 161二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 23:11:19
ロウジはどこに行ってしまったんだー(棒)
- 162二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 09:20:03
キャロル「兄貴、ミニスカート似合ってるよ!」
カンティガ「黙れ。パーティーの雰囲気を壊したくないから仕方なく許容してるだけだ」
シュバハロ『そんなにプンプンしないでくださいよぉ』
カンティガ「はぁ…。というか母さんとグエル叔父さんにちょっと褒められたくらいであっさりミニスカを受け入れてる父さんがおかしいんだよ…!」
キャロル「それはそうね。パパたまに変なテンションで行動するから。あ、シチメンチョウ美味しい」モグモグ
カンティガ「うちの家族で一番まともなのは僕だけか…」モグモグ
キャロル「ツッコミだけしてるとストレスでハゲちゃうよ」
カンティガ「そのストレスの何割かはお前なんだけどな」
- 163二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 21:10:46
ほしゅー
- 164二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 01:29:26
終わりが近づいてるな……
- 165二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 10:40:42
リリー「あ、そうだ。一発芸やってもらうんだった」
シエラ「思い出しちゃったか…」
リリー「ちゃんとネタあるの?」
シエラ「約束は約束だからね…しっかり練習してきたよ」
リリー「じゃあ、やってみせて!」
シエラ「あまり期待しないでよ…」
シエラ「えー、ここになんの変哲もないシム君がいます」
シム「はい!」
シエラ「これをこのボックスに入れて…」
シム「入ります!」
リリー「箱に入れて?」
シエラ「取り出したるはこちら、地球の武器カターナです」
リリー「実体剣見るの久々かも」
シエラ「これを、こう!!」スパッ!
リリー「!!!?箱が、真っ二つに!?」
シム「もうちょっと斬るの躊躇してくれません!?姫」
シエラ「ごめんごめん」
リリー「??斬られたのに生きてる!?」
シエラ「タラーン!実は箱の中に2人入ってましたー!!」
プラム「…狭い…」
リリー「びっくりしたぁ…」
シエラ「大分初歩的なマジックなんだけどね」 - 166二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 14:34:27
シエラ「ほっ」
🐦「クルックー」
リリー「おお〜帽子から鳩が」
シエラ「ほいっ」クルクル…
リリー「おお!ボール7個でジャグリング!」
シエラ「リリーが選んだのは…これだ!」🃏
リリー「おお!!正解!!」
リリー「あー、面白かった。アンタ本当に芸達者よね」
シエラ「ま、小さい頃はこういうチャチなマジックで日銭を稼いでたからね。こんな身体じゃ客もつかないし…。お陰で色々器用にこなせるようにはなったかな。楽しんでくれて良かったよ」
リリー「プラムから聞いたけどモノマネも上手いんだって?」
シエラ「そこそこね。ん、んん…『リリー?パーティーは楽しい?』」
リリー「わー!ランマルの声そっくり!!」
シエラ「へへ。凄いでしょ」
リリー「…その、シエラ、お願い聞いてくれる?」
シエラ「?」
リリー「耳貸して。……」ゴニョゴニョ
シエラ「げぇ。なんで私がそんなことを…本人に頼みなさいよ」
リリー「お願い!一回だけでいいから!」
シエラ「はぁ…。耳貸しなさいよ。…『リリー、愛してるよ。結婚しよう』」
リリー「きゃ〜!ランマルったら〜!!」バシバシ
シエラ「痛い痛い!叩くなよもう!」
リリー「ごめんごめん」
- 167二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 00:01:07
グエル「ええ、リリーには俺から伝えておきます。祝ってくれてありがとう、エルノラさん」
エルノラ『そちらに出向きたかったところだけど……こんな体だからね、よろしく言っておいて』
エルノラ『しかし"あの日"からもう18年経つのねえ。ふふ、私も意外に長生きしちゃっているわ』
グエル「……ずっとあなたに尋ねたかったことがあります。どうして俺にリリーを?」
エルノラ『あら、偶然とはいえリリーをこの世に生み出したのはあなたでしょう?』
グエル「いいえ。あの時、あなたは俺からリリーを取り上げることが出来たはずです。
なのにリリーをスレッタとミオリネの娘ではなく、どうして俺に――」
エルノラ『それはあなたが自分で選んだこと』
グエル「……俺が選んだ?」
エルノラ『確かに私はあなたにリリーを任せたわ。でも、てっきり自分には無理って断ると思ったの。
なのにあなたはリリーを大事そうに抱きしめ、可愛らしいタオルケットに包んで宇宙に上がった』
グエル「……」
エルノラ『グエル・ジェターク。あの日のあなたが、リリーの父親になることを選んだの。
私がリリーを取り上げなかったんじゃない。あなたが逃げず、リリーを娘として受け入れたのよ』
グエル「……」
エルノラ『ふふ、だけど不安なのね?』
グエル「ええ……俺はあの子の良き父親でいられているだろうか、と。
だけど俺は、この先もずっとリリーの父親であり続けたい。この気持ちは本物だと思っている」
エルノラ『結構。ならせいぜい長生きをすることね。父である時間も娘でいる時間も、
きっと長ければ長いほど苦しいことがあって、きっと同じくらい楽しいこともあるのだから。
生きて生きて、家族と共に人生を歩んでいきなさい』
グエル「はい」
エルノラ『あと、健康にも気を遣いなさい。肥満でリリーを心配させたくはないでしょう?』
グエル「うっ……き、肝に銘じておきます……」 - 168二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 08:06:16
流石にケナンジ現象は避けたいよな…。いつヴィムみたいになるか分からない
- 169二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 19:26:17
グエル健康で長生きしろ
- 170二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 00:57:22
保守
- 171二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 07:15:28
ランマル(指輪は完成した。あとはリリーに渡すだけ…)「すぅ…はぁ…。緊張するなぁ…」
キャロル「大丈夫っす!ランマルさんの思い、きっと伝わるはずっす!!」
ランマル「わぁ!!いつの間に」
キャロル「あ、ランマルさんも食べます?シチメンチョウ」モグモグ
ランマル「あ、うん…貰うよ」
キャロル「いやーロマンチックっすねぇ。クリスマスに指輪のプレゼント!」
ランマル「…もし気に入らなかったらどうしよう…」
キャロル「男なら当たって砕けろ!ですよ」
ランマル「砕けたらダメなんだよなぁ…」
キャロル「はぁーあ、ここに来てウジウジ考えるのは御法度っすよ。ランマルさんが思ってるよりリリー姉ちゃんはランマルさんのことが好きなんです。絶対喜んでくれますよ」
ランマル「だといいけど…」
キャロル「万が一、いや億が一失敗したら骨は拾いますから」
ランマル「…いや、成功させるよ。僕も…リリーが好きだから。僕も一歩進まなきゃ」
キャロル「その調子っす!!応援してますよ」 - 172二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 12:54:39
グエル「楽しんでるか、リリー」
リリー「うん、とっても!でもセセ姉とロウジが見当たらなくて…」
グエル「あの2人はまあ…その…。あ、エルノラさんから伝言だ。『誕生日おめでとう。また会いに来てね』、だそうだ」
リリー「えへへ、嬉しいなぁ。エルノラさんって一応、私のおばあちゃん…?になるんだよね。今度行く時はたくさんお土産持って行こうっと」
グエル「もうすぐケーキも出るからな。あまり食べ過ぎてお腹いっぱいにしないようにな」
リリー「勿論!楽しみでまたお腹減ってきたかも…。そういえば向こうがなんか盛り上がってるみたいだけど」
グエル「ああ、ケレスさんが酔っ払って腹踊り始めたみたいなんだ。俺は止めたんだが…フェルシーの奴も酔って囃し立てるもんだからあんなことに…」
リリー「マジ!?見てくる見てくる!」 - 173二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 20:33:50
様「あっひゃっひゃっひゃ!!」
フェルシー「サイコーっす社長!!ヒック」
シャディク「はは、愉快だね。…これ、大丈夫なやつなのかい?」
カミル「おいグエル…あれ止めなくていいのか?」
グエル「普段ならセセリアがブレーキ役なんだが…今はロウジとしけこんでるからな…」
カミル「エランの方はいいとして、フェルシーはどうするんだ?あいつ酔った後記憶あるタイプだ。最悪辞表出しかねないぞ」
グエル「…なんとか止めてみる」
グエル「その…ケレスさん。子供達も見てるので…」
様「あ〜?じゃあもっと盛り上げないとな〜!!ヒック」
フェルシー「そうっすよ〜!せっかくのお嬢の誕生日なんですしぃ、こんなめでたい日は踊らにゃ損っすよぉ」
様「CEOも踊ろうぜぇ〜!」
グエル「ちょ、まっ…!」
ダリハロ『全く…困った方達ですね』プシュッ
様「あ…zzz」
フェルシー「ぐえっ…zzz」
ダリハロ『流石に騒ぎ過ぎです…少し眠っててください』
グエル「済まん…助かった」 - 174二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 00:35:28
さすがダリルバルデ……つーか酒癖悪かったんかケレスとフェルシー
- 175二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 08:03:06
まあ確かに騒ぎそうなイメージはあるな。対してカミルとかグエルはザルだろう多分
- 176二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 15:30:10
セセリア「あはは、今日はいっぱい人が来て愉快ねぇ」
ロウジ「そうだね」
セセリア「で、私を連れ出してどうするつもり?」
ロウジ「…別に。ただ、少し酔いを覚ましたかったから…」
セセリア「ロウジあんまりお酒飲まないじゃん」
ロウジ「それは…そうだけど…」
セセリア「あ…ケレスさん暴走してるじゃん。止めてこよ…」
ロウジ「ま、待って」
セセリア「何?」
ロウジ「も、もう少しだけ、一緒にいたい…から。その…」
セセリア「はぁ。いつもはズバズバ物言う癖にこういう時だけ…仕方ないわね。もうちょっとだけ、ね」 - 177二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 00:40:53
フェルシー「ぷひー……zzz」
ケレス「ぐかー……zzz」
グエル「やれやれ、なんとか騒ぎは収まったな。まったく、相変わらずこの人は……」
カミル「しかしケレス氏がこういう御仁とは意外だったな、もっと隙を見せない人かと」
グエル「はは、そのイメージは間違ってないな。仕事のこととなるとケレスさんは油断も隙もない。
頭も舌も回るのはシャディクと同じだが、こと経営に関しちゃこの人以上の人間を俺は知らないよ」
シャディク「はは。グエルが一番苦手そうじゃないか、そういうタイプの人間って。
それが二十年来のビジネスパートナーなんて不思議な縁だな」
グエル「……シャディクと違って、昔の俺はパイロットの腕しか磨いていなかったからな。
CEOになりたての頃なんて泣きそうになるくらい経営戦略について教え込まれたよ」
シャディク「……それはそれで意外だね。彼と初めて会って話をしたのは随分昔だが、
とても人にものを教えるようなタイプじゃないと感じたが」
グエル「最初こそ何が目的だと警戒したもんだが、思えば俺の経営があまりに下手だったんだろうな。
世話を焼いてくれたんだよ、ケレスさん。しかもリリーのことも本当の娘や姪のように可愛がってくれた。
彼との思い出も、今じゃ数え切れないほどできた。良い人さ」
カミル「セセリア女史同様、今のジェターク社とお前の周囲があるのは彼のおかげか」
グエル「ああ、一生頭が上がらん。歳は俺達と一緒らしいが、この人のことは死ぬまでケレス"さん"さ。
受けた恩はちゃんと返したいところだが、いつの日になることやら」
シャディク「……ふーん?」
グエル「あ、シャディクお前! ケレスさんに言うなよ!? あの人って俺がこういうこと言うと
『俺に恩があるんだろー?』ってジェタークにキツイ仕事持ってくるんだからな!?」
シャディク「はいはい、言ったりしないよ。でも聞かれたくないことを口にする場合は、
時と場所をよく考えるんだな。誰が聞いてるかなんて分からないんだからさ」
ケレス(……グエルめ、小っ恥ずかしいこと言いやがって。起きるに起きられねえじゃねえかよ)
フェルシー「くこー……zzz」 - 178二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 08:59:23
いつまでも「さん」付けなのはそういう意味があったのか…。
- 179二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 17:22:25
グエル「ケーキの用意してくる」
シャディク「ああ。…エラン、起きてるんだろ?」
様「…バレたか。てかあの状況で起きれるかよ」
シャディク「君に散々な目に合わされてるというのに…嫌味の一つも言わないとはね」
様「甘ちゃんなんだよ。ビジネスの世界であれじゃ渡って行けねえって何年も言ってるのに変わりゃしねえ」
シャディク「でもここまで彼が来れてるのは君達のお陰だろ?」
様「…なんだかんだで絆されてるんだよな、アイツにさ」
シャディク「ははは、昔の君が聞いたら笑うだろうな」
様「かもな。まあでも…楽しいよ、毎日」 - 180二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 00:29:56
一方その頃 ㈱ガンダムパーティー会場
ヌーノ「うおおっ!? どうしたんだよチュチュ!? んな格好で来たのか!?」
チュチュ「う、うっせーなぁ! あーしだってまさかこの歳になってミニスカ履くなんて思わなかったよ!
でもケレスとセセリアが送ってきやがったから仕方なーく……!」
ニカ「あはは♪ 恥ずかしがらなくても大丈夫だってチュチュ、似合ってるよー♪」
リリッケ「チュチュ先輩は綺麗な足をしてますからねー♪ すっごく魅力的です♪」
チュチュ「そ、そうかぁ? な、なら我慢して着て来た甲斐もあるってもんだけどさ……」
オジェロ「お、トナカイマスクもあんのか。こっちも似合うんじゃね?」
チュチュ「似合うかっ! あと、それ被るとサンタなのかトナカイなのか分からなくなるだろっ!
リアルすぎて怖ぇし! てめーが被りやがれオジェロ!」
マルタン「ねえちょっとー、お喋りしてないでこっちも手伝ってよー」
アリヤ「そうだぞ、そろそろミオリネとサビーナ達がこっちに合流するからな。
すぐパーティーを始められるように準備を済ませておこう」
ティル「分かってると思うけど、みんな羽目を外しすぎないようにね」
「「「「「はーい!」」」」」
スレッタ「………」
エリクト『スレッタ、なに見てるの?』
スレッタ「ふふ♪ ほらこれ、ちっちゃかった頃のリリーちゃん♪」
エリクト『あーハイハイ覚えてるよ、たしかグエル君が僕達に初めて送って来てくれた画像だね。
そっか、こんなに小さかったんだ……この頃のリリーには手を焼かされたもんだよ』
スレッタ「エリクトったらリリーちゃんによく汚されて洗濯機に入れられてたよねー♪
口の中に入れられて涎でベタベタになったり、オムライスを食べさせられそうになってベタベタになったり♪」
エリクト『あの時ほどキーホルダーじゃなくてもっとマシな体が欲しいと思ったことはなかったな……
で、懐かしい画像を眺めてるのはリリーの誕生日だから? 今年もグエル君のとこでパーティーやってるんでしょ?』
スレッタ「うん、それもあるよ。でも、」
エリクト『でも?』
スレッタ「今日はリリーちゃんにとって……ううん。みんなにとって忘れられない、大切な日になる。
なんとなーくだけど、そんな気がするの」 - 181二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 09:17:23
エリクト洗濯機事件…懐かしいな
- 182二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 19:42:11
グエル「じゃあ、そろそろケーキの時間だな!」
リリー「やったぁ!待ってました!!」
グエル「みんなで食べるから結構多めに作ったぞ!」
リリー「え?パパが作ったの!?」
グエル「ケレスさんとセセリアも一緒にな」
リリー「ケレスが!?本当に!?」
様「おいなんでそこ驚くんだよ」
セセリア「まあまあ、とにかくまずはロウソク立てて…はい!」
ハッピーバースデートゥーユー♫ ハッピーバースデートゥーユー♪ ハッピーバースデーディアリリー♫
ハッピーバースデートゥーユー♪
様「よっしゃ吹き消せ!」
リリー「17本もあるのに!?」
ランマル「早くしないと蝋が垂れちゃうよ」
リリー「すぅ〜…ふぅ〜〜!!!」
グエル「誕生日おめでとう!」
様・セセリア「おめでとう!!」
パチパチパチパチ…!!
ランマル「おめでとう、リリー」
リリー「えへへ…ありがとう!!!さ、みんなで食べよ!!」 - 183二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 00:31:03
保守っておこう
最近保守がてら長文レスを載せていたが、しばらく文章を書く暇がなくなる
完結まで顔を出せないかもなのでフィナーレまで頑張ってくれいスレ主 - 184二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 09:57:04
リリー「美味しい〜!」
グエル「うん。中々上手くできてるな」
様「俺にしちゃまずまずだな」
セセリア「ちゃんとアリヤとリリッケにお礼言ってくださいよぉ?散々尻叩かれたんですから」
様「ばっ…!」
リリー「え?ケレスもアリヤさんに?じゃあ前に腰痛いって言ってたのは…」
様「あーもー!なんで言っちゃうかなぁ!!俺リリーの前ではカッコつけたかったんだけど!?」
セセリア「ww 事実は事実じゃないですかぁ!」
グエル「まあまあ落ち着けよ。こうしてリリーが美味いって言ってるんだから別にいいだろ?」
様「それは…そうだな」 - 185二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 17:17:01
ちゃんと衣装着るチュチュ素直だな
- 186二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 00:42:37
ほしゅ
- 187二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 07:28:01
ランマル(パーティーもそろそろ終盤…早く渡さないとプレゼントを今日中に渡しそびれてしまう。…覚悟を決めるんだ)
キャロル(ファイトっすランマルさん…!リリー姉ちゃんに最高のプレゼントを贈るっす!)
リリー「?ランマル?どうしたの?お腹いっぱいなら私食べよっか?」
ランマル「い、いや。大丈夫」
シエラ「リリー、それは流石に食い意地張りすぎだよー」
リリー「あはは、ごめんごめん」
ランマル「…リリー!その、えっと、渡したいものが、あるんだ」
リリー「?」 - 188二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 10:27:14
ランマル「えっと…これ。誕生日プレゼント」カパッ
リリー「あ…指輪。本当に用意してくれたんだ!ありがとう!!」
キャロル「それ、姉ちゃんの為にランマルさんが手作りしたんだよ」
リリー「嘘、マジで!?」
ランマル「うん。MS建材に使われる金属を使ってるから簡単には壊れないはず…気に入ってくれると嬉しいんだけど」
リリー「凄く…凄く嬉しい!一生の宝物にするよ!」
ランマル「リリー」
リリー「?何?」
ランマル「…リリー・ジェターク。…僕との結婚を前提にこの指輪を受け取って欲しい。今リリーが結婚する気はないのは分かってる。でも、いずれは一緒になりたい。…こんな頼りない僕だけど、君と一緒にいたいから」
セセリア(あらあら〜!)
様(やるじゃねえか)
グエル(リリーに、プロポーズだと…!)
リリー「…ランマル。喜んで受け取るよ。これからも、よろしくね」
ランマル「リリー…!」
シエラ「ヒューヒュー!おめでとさん!」
グエル「…」
様「おい、CEO。気をしっかり持て。おい!」
セセリア「色んな感情がぶつかり合って立ったまま気絶したみたいですねぇ…」
- 189二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 11:03:46
ついに求婚したか……!
- 190二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 13:24:32
(グエル)祝福しろ、(二人の)結婚にはそれが必要だ
- 191二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 23:51:21
リリー「…わぁ、指にぴったり!」
ランマル「気に入ったみたいで良かった。ほら、僕の分もあるんだよ」
リリー「えへ。なんかいいね、こういうの」
グエル「…ランマル君」
ランマル「は、はい」
グエル「君のことは信頼している。リリーには今後とも手を焼くだろうが、何卒よろしく頼むよ」
ランマル「は、はい!」
グエル「リリー、本当に良かったな。でもあんまりワガママ言ってランマル君を困らせるなよ?」
リリー「分かってるって!」
様「…こんな日が来るとはなぁ」グスッ
セセリア「リリーに先越されちゃいましたねぇ」
シエラ「おーいそこの新婚カップル〜。早くしないとケーキ無くなっちゃうぞ〜」
リリー「まだ結婚してないし〜」
マリ「あんまり惚気てるなよ。…ま、めでたいことではあるがな」
リリー「結婚式にも来てもらうからね!ね、ランマル?」
ランマル「え、あ、うん。もう結婚式のことまで…」
リリー「当たり前でしょ〜?」
カンティガ「おめでとう、リリー、ランマル君。正直ようやくか、って感じだがな」
キャロル「ヒューヒュー!おめでとう姉ちゃん!」 - 192二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 00:05:25
ついに、フィナーレか……長かったなグエル
- 193二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 09:58:54
リリー「…あ、そうだ。パパ、ケレス、セセ姉」
グエル「?」
リリー「こんな私を今まで育ててくれてありがとう!これからも、ずっとよろしくね!みんな大好きだよ!!」
様「リリー〜!!おま、本当に立派になってよ〜!」ポロポロ
セセリア「まだ酔いが覚めてないっぽいですねぇ」
グエル「…こちらこそ、俺達の元に来てくれてありがとう。愛しているよ、リリー」グスッ
リリー「へへ。私ってば、幸せ者だなぁ。こんなに沢山の人に祝ってもらえて」
グエル「ほら、みんな呼んでるぞ。早く行ってこい」
リリー「そうだね、行こうランマル!」
ランマル「うん!」
様「…18歳、か。長いようであっという間だったな」
セセリア「友達もいっぱいできて…大きくなりましたねぇ」
グエル「俺達の手から離れて…少し寂しいが、頼もしくもあるな」
様「昔は勝手にディランザ乗ったり色々手焼いたのが懐かしいよ」
グエル「今でも相当手を焼くけどな」
セセリア「ふふ。思えば子育て初めての3人でよくここまで育てられましたよねぇ。最初はオムツだミルクだってバタバタして」
グエル「…俺達だけじゃない。色んな人が支えてくれたから今のリリーがいるんだ。だから、リリーにも誰かを支えるような人になって欲しい」
様「どっかのCEOは支えられることに慣れるまでに結構かかったな」
グエル「耳が痛いよ…」 - 194二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:20:55
これからの未来、きっと数多くの困難が待ち受けているだろう。時には誰かを傷つけ、また傷つくことがあるだろう。
それでも、絶望の中でも、周りをよく見て欲しい。きっと支えてくれる多くの人達がいるはずだから。
守るべきものを知り、進むことの意味を知った。守るべきものを知り、自分が守られていたこと、愛されていたことを知った。
次代にバトンを渡す中で、自分もまた誰かからバトンを受け取っていたことに気づく。俺は上手く繋げることができるだろうか?それはまだ分からない。だがより良い未来の為にこれからも足掻き続けよう。次代を生きる子供達の為に。
時代は移り変わって行く。これからの未来を作っていくのは今目の前にいる子供達だ。彼ら…そしてかつて子供だった俺達は連綿と続く歴史の片隅に生まれ、奇跡のように出会った。それはきっと、とても素晴らしいことだと思う。
子供達がこの世界に生まれ、そしてこの世界で生きることを愛せるように。
今はただ、目一杯の祝福を君に。 - 195二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:24:42
綺麗に終わったな……
1スレ目から見てたしちょくちょく参加してたけど楽しかった - 196二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:26:48
結婚おめでとうリリー 楽しかったぜー
- 197二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:29:39
リリー「パパ、ケレス、セセ姉。はいこれ。メリークリスマス!」
グエル「これは…」
リリー「パパにはネクタイ、ケレスにはハンカチーフ、セセ姉にはネックレス!!どうかな…?」
グエル「うう、ありがとう。毎日使うよ!」グスッ
様「泣きすぎだぞCEO。まあ俺も毎日使うけどよ」グスッ
セセリア「綺麗…誕生日なのに、ありがとうねリリー」
リリー「へへ。良かった。クリスマスなのに私だけ貰いっぱなしはあれだからね。来てくれたみんなにもお菓子の詰め合わせ渡してあるよ」
グエル「優しい子だ…」
リリー「パパ達の子供だもん!」
シェリハロ『マスター、キャロルの仕掛けたトラップに反応あり。恐らくサンタがかかったものかと』
リリー「マジで!?今行く!!今日こそ正体暴いたるぞぉ!!」ダダダ!
様「…おい、ヤバいんじゃないのか」
セセリア「はははww」
グエル「はぁ…。待てリリー!!」ダッ!
グエルの子育てはまだまだ続く… (fin) - 198二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:32:35
ラウダ……パーティーに出て来てねえなと思ったら
- 199二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:40:39
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- 200二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:42:14
このレスは削除されています