- 1二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:17:04
心を通い合わせる魔法がある。
それは言葉を交わさなくてもお互いの思ってることがわかる不思議な力で、グランマからとっても仲良くなった人となら使えるようになるんだよって教えてくれた。
スイーピーもいつかそんな人を見つけるのかねえなんて、頭を撫でながら笑うグランマに小さかったアタシは聞いてみた。
「でもでも、隠しごとが出来ないからイタズラとかすぐバレちゃうわ…」
今以上にやんちゃっ子だったちびっ子スイーピーは事あるごとにイタズラをしては、グランパやパパを困らせてやっていた。
そんな二人からスイーピーはイタズラ魔女だねなんて言われたこともあるくらいで、イタズラ盛りだったアタシにはどこか窮屈に感じたんだと思う。
そんなの面白くないんじゃないのなんて心配に思ってると、グランマはイジワルっぽく顔をほころばせながら、アタシのモチモチほっぺをプニプニする。
「ヒッヒッヒ、覚えておくんだよ?かわいいスイーピー」
「心が通じ合うのはね?それだけ一緒にいた時間の長さと、お互いがお互いを理解してるかで出来るかどうかで決まるんだ」
「…すっごい仲良しじゃないと出来ないってこと?」
「流石あたしの一番弟子だ、その通りさ!」
ギュッと抱き寄せながら笑うグランマがとても嬉しそうで、ついつられて笑っちゃったあの日の幸せな記憶。グランマとの思い出はどれも大事で鮮明に覚えているけど、このお話は何となく頭に残り続けていた。
イタズラ好きな子がイタズラを忘れるくらい心を通わせる素敵な人と巡り合うなんて、まるでマンガの世界のよう。グランマもおちゃめな人で、よくグランパを困らせてたけど…言葉がなくても二人は会話が出来ていた。
グランパが新聞を読み始めたら何も言われなくても紅茶を淹れるグランマ、グランマが作った料理をテーブルの上に置き始めたら無言でご飯をよそいだすグランパ…。
言葉を介さなくても行動や仕草だけでわかっちゃうなんて魔法みたい…というか魔法そのもの。アタシもまねっこしてパパにやってみたけど全然通じなくて不機嫌になったのもいい思い出。
グランマとグランパはラブラブ夫婦だから心が通う。そんな二人に憧れていつかアタシもそんな人と…なんて、柄にもなく思っちゃったりしてたけど…。
最近はお世辞にもステキかと言われると微妙なヤツの心がわかり始めた。 - 2二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:17:45
「…はい、その件はこちらも把握していますので予定と照らし合わせながら進めるという方向で…」
学園の授業も終わってトレーナー室に行くと、部屋中央のソファーに腰掛けている使い魔がだれかと通話していた。口を両手で抑えながらカバンを空いてる所に置き、使い魔の向かいに座る。
手元に置かれたメモを覗いてみると、そこには使い魔とアタシへのインタビューについての情報がまばらに書かれていた。日程や場所、服装や必要なもの、インタビューの内容と書き出した項目は結構ある。
「いえいえ、こちらとて乙名史さんの熱意ある記事に力をもらっていますしこれくらいは…?」
「…」
せっかくスイーピーが来てやったというのに電話先の記者さんにお熱な使い魔にムッと来て、何となく口を開けて待ってみるとそれに気付いた使い魔が手元にあるお菓子のカゴからチョコを取り出し、口に放り込む。
当たり前だけどとっても甘い。口の中で溶けていくチョコを味わってからもう一度口を開けて待ってみると、今度はキャラメルが入ってくる。
「…これ、いつものキャラメルじゃない!…あっ」
普段と違うキャラメルにビックリして思わず声が出る。そんなアタシに使い魔は人差し指を唇に押し当て、ツンツンっとシグナルを送る。
静かに、というサインだろう。でもこんな美味しいキャラメルを今までアタシに食べさせてくれなかった使い魔も悪いだろうに不公平な気もするけど…大人なスイーピーは何も言わずに黙ってやることにした。
にしても、ここで電話してるってことは…。
「…まったく、世話の焼ける使い魔だこと」
ため息混じりに立ち上がり、給湯スペースに行ってやかんにお水を汲んで火を掛ける。その間に別のたらいにぬるま湯を張ってその中にティーカップ2つとポッドを沈めて放置する。
「茶葉は…ってちょっと、もう無くなりかけじゃない」
その間に茶葉を用意しようと、茶缶を開けると心許ない量の茶葉。これなら淹れられなくもないけど…少し似たフレーバーを足さないと風味も味も中途半端になっちゃう。
…たしかアイツは強すぎる香りのは好きじゃなかったなと思い出し、手で仰いで香りの強さを確認しながら茶葉の量を決めていく。ま、お仕事中だしちょっとはハイリョしてやるのもご主人さまの務めよね。 - 3二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:18:11
アタシが何かを察したようにお茶を作り始めた理由、それは使い魔が長時間の電話をしていると何となく感じたから。
まず、使い魔はお仕事してる時にデスクから動かない。お尻に根っこでも生えたんじゃないかってくらい同じ所にとどまって作業するコイツが離れて電話してるから、きっと長丁場になるのを見越して一旦離れたってとこかしら。
次に通話の仕方。短く終わる電話だったらスマホをお耳に押し当てたままだけど、今の使い魔はイヤホンを着けて応対している。
これも押し当て続けるのが疲れるからイヤホンに切り替えたっぽいしデスクにあったスマホ画面を押してみると、通話時間はもう20分に差し掛かる所でぎょっとする。
いつまで経ってもガス抜きがヘタッピねと悪態を心の底でつき、準備出来たハーブティーを無言で差し出してソファーに座り直す。
「…!」
「ふんだ、感謝しなさいよね」
「はいっ?…いえ、少し嬉しいことがありまして」
ハーブティーを見るや目をまんまるにしてアタシを見るのでプイッとそっぽを向いてやると、使い魔は口パクで呟いてからそれを飲みだす。
“ありがと”と。
その言葉をどうしてか素直に受け取れなかったと言うか、ただお茶を出しただけでそんなに感謝されると思ってなかったからどう受け取ればいいのか分からなかったんだと思うけど…小っ恥ずかしくてツーンとしてやった。
でも、やっぱり見返りは欲しくなっちゃうもので。
「あー…」
ちらりと使い魔の様子をうかがってからもう一度口を開けて待ってみると、さっき食べたキャラメルが使い魔の手によって口の中に入ってくる。
とっても甘く、それでいて幸せな味。見たことないキャラメルだったから美味しく感じたのかもしれないけど、きっとそれだけじゃないんだろう。
だって、自然と笑顔になっちゃうようなキャラメルなんて初めて食べたもの。使い魔ってば、魔法でも掛けたのかしらね? - 4二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:18:36
「にしてもよく俺が喉乾いてたってわかったね」
電話が終わり、ハーブティーを口に含んでからまじまじとした顔で見つめてくる使い魔。目に見えて頭の中がハテナで詰まっているようでコッケーそのもの、そんな自覚のないおバカな使い魔にどーんと胸を張ってやる。
「ふふん、使い魔の考えてることなんかスイーピーにはお見通しなんだから!」
「あはは、スイープには隠しごとなんて出来なさそうだ」
…断っておくと全部が全部お見通しってわけじゃないし、たまに何考えてるのか見当もつかないくらい真剣なお顔をしてる時もある。そういう時に関してはアタシも思いつかないようなことを言ったり、やってのけたりするからビックリすることもたまにある。
それでもこの男に関しては、アタシが一番理解出来ているって言う自負はしっかりある。
そりゃそうでしょ、だって三年間もずっと一緒にやってきたんだから。これでもし使い魔がアタシのことを全然理解出来ていなかったら結構ショックだけど。
…一応、テストしておいた方がいいかしら?
「じゃあー…使い魔に今のスイーピーが考えてること、わかる?」
「わかるよ」
ニヤニヤしながら質問してみると即答されてちょっぴり引く。いやだって、普通そういうのって考えたりとか頭に思い浮かんでなくてもちょっと待ってとか言って慌てるのが当たり前よね…?
ふっふっふと笑う使い魔がいつにも増して不気味…というかキモい。何でも良いから早く言えと無言で睨みつけるとすぐに肩を縮こませちゃうんだからコイツはホントにカッコつかない。
ほらと言って答えを急かすと、一旦咳払いをしてから使い魔の口は開かれる。
「…何にも考えてないでしょ」
「えっ」
意外すぎる使い魔の答えに思わず声が上がる。それは、あまりにも予想外な答えで…ぴったり当たっていたから。
図星を突かれてどう返せば良いのか困っていると、使い魔は少し笑いながらその意図を説明し始めた。 - 5二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:19:02
「君が何かを言いたい、伝えたいって時はちゃんと俺の目を見るんだ。でも、今の君は…俺を見ずに目を閉じて胸を張っているだけ」
「多分、特にはないのかなって。強いて言うなら…俺の反応を楽しもうとしてたとかその辺かなあって」
「な、何でそこまで…」
ますます信じられない、アタシの今の気持ちを完璧に見透かしているなんて。コイツが言うように何を考えてたわけじゃなく、もし何かスカしたことを言ったら違うって思いっきり否定してやるつもりだった。
だけど、使い魔はそんなのお見通しと言わんばかりにスイーピーの心を見切った。戸惑いを隠せず、ごまかしも見栄すらも張れなくて思わず認めて聞いちゃった。
何でそんなに分かるの───。
「そりゃ、スイープの考えてることなんてお見通しだからなっ」
クシャッと、顔をほころばせてガキっぽい笑顔を浮かべながら説明する使い魔に謎のデジャブを覚える。
この言葉、どこかで聞いたような…!?
「あ、アンタ…それさっきアタシが言った…!?」
「ホントのことだしな。そりゃまあ、限りはあるけど…でもうん、そうだな」
大げさに言い過ぎたと思ったのか、言い訳しようと言葉を付け足そうとするけど…何かに納得して、大きく頷いてから改めて向き合う。
「…君のおかげだよ」
「す、スイーピーが…?ワケわかんない…」
「最初の頃はどうすれば良いのかもわからない時が多くて、怒らせてばっかで。俺には君を信じることしか出来なくてさ」
「…」
「…今思うとありえないよな、ウマ娘達からも心配されるコンビって。ウマ娘からトレーナーが不満なら〜なんて言われたの俺くらいじゃない?」
ほんのちょっぴり、目を細めながら昔を語る使い魔に少しだけ顔を歪む。だってその記憶は、今思い出すのもイヤに思うくらいアタシにとっては苦い思い出だったから。 - 6二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:19:40
使い魔の言う最初の頃は、確かに散々だった。あーしろこーしろってうるさい教官、そこで得た体の良さそうな使い魔もド新人の未熟者だったせいで求めてないのに周りから使い魔もアタシも心配されて、アタシの意思はすみっこにどんどん押し込められていって。
レースの魔法を見つける状態なんかじゃなかった時に、それでもアタシを信じるなんて言った使い魔すらもどこか信用出来なくて…それはもう、散々だった。
「でも、君は俺に歩み寄ってくれたんだ」
「一度見限った大人を…もう一度信じようと、差し出した手を取ってくれた」
「ここでやっと、少しだけど心を通わせることが出来たのかなって思えたんだ」
でも、アタシの中では信用したい、信用出来る人がいてほしいってのは心のどこかであった。だからアタシは信じると言った使い魔の言葉にウソはないか試し、その言葉はホントってのをコイツは証明した。
“君には君の正しいがあるもんな”。雪が降りしきる日に心の奥底をぶちまけた時、返しとして使い魔が放ったこの言葉はアタシが求めていた、求め続けていたお宝そのもので…やっと見つけることが出来たんだって、心の底で飛び跳ねた。
…そっか。アタシ、この時に心を通わせる魔法を使い魔に…?
「…何で顔隠してるのよ」
「いや、今更恥ずかしいことをつらつら言っちゃったなと…やばい、顔熱くなってきた…」
さっきまでずいぶんカッコつけたことを言ってたはずの使い魔は、みるみる内に小さくなっていく。こっち見ないで…なんて顔を背ける使い魔はいつもと変わらないし、情けないのも普段通り。それでいて言ってることもだいぶクサくってたまらないから距離を置きたくなるってのに。
でも何でだろう、そんな使い魔を見れば見るほどに───。
「…ダッサ」
「えっ!?」
「ぷぷ、自分で言いだしておいて自爆しちゃって…ダサいわよ?ダサダサ使い魔♪」
「うおぉ、やめてぇ…!」
ダサくってダサくって…なんかもう、面白い。アタシの使い魔はとにかくダサくて、かっこ悪くて、どんくさい。普通ならビシッと決めるところだってどこか締まらないし、絶望的にあと一つの“何か”が足りない。
その足りない“何か”を補おうとまた空回りしちゃうのが使い魔なんだけど…。 - 7二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:20:12
「ま、アンタはそれでいいんじゃない?」
「だ、ダサいままでいろと!?」
ダサいままでいたらいい、そうやってからかうように助言してやったらずいぶん驚かれた。そんな変なこと言ったかしらね?アタシ。
何もどこでだってダサいままでいろとまでは言わないし、使い魔がかっこよくなりたいと思うのならそうすれば良い。コイツだって人間だから繕いたくなるのだって、好きな人や気になる子の前でカッコつけたくなる気持ちだって分からなくはないもの。
でもね、アタシの前では───。
「アタシの前ではってこと。むしろ…ダサいままでいてよ」
使い魔に背を向け、窓の向こうに見える雲を仰ぎ見ながら使い魔にお願いする。顔が見えないからどんなリアクションかわからないけど、きっと理解出来なくてアホ面を浮かべてるんだろうなってのは想像するに容易い。
でも、アタシはその顔を見ると安心しちゃうしダサいなりに何とかしようとする使い魔を見るのは飽きない。コイツが繕うような性格だったらわかり合えなかっただろうし、今だってなかったと思う。
「ダサいアンタは…キライじゃないわ」
「か、カッコよかったらアウト的な?」
「うん、アウト!大っキライ!」
満面の笑みで言ってやった言葉に使い魔はというと大嫌いかあ…とショボーンとしてるのでニコニコ笑顔で見てやる。だって面白すぎるでしょ、ここまで言ってもまだわかんないんだもの。
大嫌いは流石にゴヘイがあるけど…アタシの前では使い魔は使い魔でいてほしい。スイープトウショウのトレーナーではなく、トレセン学園に働く中央のトレーナーでもなく、いつまでもスイーピーの使い魔であってほしい。
だって、そんな裏表のないダサダサ使い魔だからアタシは───。
「アンタがスイーピーの心を読めるのと同じで、ダサくてわかりやすいアンタだから苦労しないのっ」
心を通わせるくらいに、信じてもいい人なんだって思えたんだから。 - 8二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:21:03
あのね、グランマ。
アタシと心を通わせる事が出来た奴がダメダメ使い魔だって言ったら怒る?
たしかに使い魔はグランパみたいな人じゃないし、ましてやアタシ達は二人みたいにラブラブでもないわ。
カレシにするのもキツイし夫婦になる姿なんてまったく想像出来ない、そもそも使い魔とご主人さまだもの。
でもね、一緒にいるとね。とっても心がポカポカするの。
そこにいたらほんの少しだけワクワクするくせに、いないとすっごくタイクツ。
…不思議よね。ちょっぴりの差がここまで影響するなんて…魔法みたい。
ふふん、頼りないように見えて大したもんでしょ?
トーゼンでしょ!だっていずれ大魔女になる、スイーピーの使い魔筆頭だもん!
…だからね。今はまだ二人には及ばないけど、二人よりも心を通わせるご主人さまと使い魔になってみせるわ!
いつになるかはわかんないけど…もしそうなったら、アタシ達をうーんと褒めてよねっ! - 9二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:22:10
今日に間に合ってよかったです
改行多めのごまかしが目立ちますがどうか許し亭 - 10二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:29:30
一方的に見透かしてるんじゃなくてお互い見え透けなのいいですね
- 11二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:34:23
ラブラブな祖父母に無意識に自分たちを重ね合わせてる所にグッと来ました
ダメな所を述べつつちゃんと良い所も理解している、素敵な関係ですね - 12二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:35:29
っぱトレスイは健康にいいっすねぇ
きっとそのうちガンにも効くようになる - 13二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:39:05
>スイーピーもいつかそんな人を見つけるのかねえ
見つけちゃったみたいですねえ…!
- 14二次元好きの匿名さん23/11/22(水) 23:49:32
最後まで察することが出来なかったけど、そんなトレーナーだからスイープにとっては良いんだろうなと
相性のいい二人の微笑ましいお話、ありがとうございます - 15二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 00:04:28
カレシにするのもキツイしって所でああこれは時間の問題だなってなった
これがどうやって敬愛する祖父母のようになっていくのか楽しみだねえ - 16二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 00:11:53
バレンタインでその予兆は見せてるからあとは形にするだけだな!
- 17二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 00:15:53
「うん、アウト!大っキライ!」
この部分とか想像するに容易い…毎度解像度の高いスイープお出ししてくるのホント助かる…クッソいい笑顔で言ってるんだろうなあ - 18二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 00:22:28
良いSSじゃないか
おっちゃんの胸もじんわり温かくなったわ
ありがとうな - 19二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 00:30:37
あーそうか、いい夫婦の日に見越してってことか
夫婦でもないのに熟年のそれの掛け合いでもう満足です - 20二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 00:43:53
スレ画のおすましスイーピーかわいい
SSのスイーピーもかわいい
何なら使い魔くんもかわいい
天国か? - 21二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 01:06:13
最後の独白尊すぎんか?
貶しはするけどその分ちゃんといい所も言うとかいい子かよ - 22二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 05:25:28
ニヤニヤが止まらん
こんなんスイープに言われたらたまらんて - 23二次元好きの匿名さん23/11/23(木) 07:19:51
よく間に合わせてくれた
お口開けてお菓子を待ってる所とか、褒められて照れちゃう所とか、何気ない所作が目に浮かぶようでスイープに対する理解度の高さがすごいなと思わされます