先生と一緒に遊んでみたい桐藤ナギサ

1二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 20:15:23

シャーレ内にて

”これで今日の仕事は終わりかな……お疲れさま。ごめんね、長い間手伝わせちゃって”

「先生こそお疲れさまです。先生には私を含めてトリニティの多くの生徒が沢山お世話になりましたから、これくらいは。
……あの……それよりも先生、良いお菓子が先日手に入ったので良かったらこの後────」

ガチャッ(扉が開く)

「──先生、先生！勇者アリスと一緒に冒険の旅に出ませんか！？」

”おはようアリス。すごく嬉しそうだね。何か良いことでもあったの？”

「はいっ！！アリスはとても素敵なゲームを見つけました！今から先生も一緒にやりましょう！」

”そっか……それは面白そうだね。
……ごめんねナギサ、大したお礼も出来てないままだけど……
この後は特に何もないからシャーレでゆっくりしてくれてもいいし、戻ってくれても大丈夫だよ。
……お礼はちゃんと後でするね？”

「そ、そうですか……いえ、お気遣いなく。少しお二人が何をされるのか興味があるので……」
(はぁ……せっかく先生とお話しが出来る貴重な時間が取れると思ったのですが……)ｽﾞｰﾝ

2二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 20:15:58

”そうなんだ……？珍しいね？(ナギサも最近のゲームみたいな世俗的なものに興味があるのかな？) ”

”アリス、お待たせ。そのゲーム、一緒にやろっか”

「はいっ！！もちろんですっ！！」(アリスが先生の膝の上に座る)

ナギサ(！！！？あの子……先生の膝の上に座った！？何も言わずに、まるでそれが自然な事であるかのように……
し、しかも先生もそれを特に反対もせず受け入れている……よ、よろしいのですか先生……？)

「先生、今回のゲームは通常のゲームとは違って────」
”────へぇ、それは面白そうだね。でもやる以上は負けないからね？”

ナギサ(しかもあんなに、親しげに話して……
私は…….私の時はお茶会を開いても、お茶やお菓子の話ばかり……もしくは大抵仕事の話が中心……
いえ、それ以外の話も先生はしてくださるのですが……私が他のことをよく知らない故に上手く言葉を返せず────

そうですね……全部私のせいです……もう少し、私にああいったような親しみやすさがあれば……

……お二人とも、とても楽しそうですね………羨ましい、です────)

3二次元好きの匿名さん23/11/25(土) 20:16:31

────その後────

「あの、先生……」

”ああ、ナギサ。
どうだった？アリスが持ってきたゲームは。君にとっても面白く感じてたら何よりだけど……”

「私も……私もああいう風に遊んでみたいです……！！もしよろしければ、私にもその『ゲーム』を教えてくれませんか……！？」

”そっか……！！それじゃあ──── ”

ナギサ(ドキドキ)

”じゃあ、今度ミカやセイアも誘ってみない？ああいうゲームは二人以上居ないと面白くないからね。
私やナギサだと予定が合わない事も多いけど、あの二人なら同じ学園にいるから暇が出来た時一緒に遊べるよね？”

「あ……は、はい……そう、ですね……
(うう……言えません、本当は二人きりが良かった、なんて……)