- 1二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 21:52:06
- 2二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 23:26:30
恍惚とした表情をしているところを見られる とかだと私性合
- 3二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 23:28:10
いつもは底抜けの明るさで満面の笑みを浮かべてるヘリオスがいつもとは違う砕けた笑顔で笑ってるの良いよね
- 4二次元好きの匿名さん23/11/26(日) 23:55:37
なんかビビッときたので一番槍
解釈違いというのならスルーしてね!!
『トレピが夜明け前の太陽を眺めるだけのお話』
誰かの動く音で目が覚めた
時刻はおそらくは深夜、まだ夜明けは遠そうだ
ぼんやりとそんなことを考えながら、冷たく固い床からそっと身を起こす
見慣れたワンルームの自室
目の前の普段使っているベッドの上に何となく目をやる
そこには、幸せそうにワイシャツ一枚で眠る元愛バの姿があった
現役の頃から変わらない、周り全てを魅了して止まない太陽のような笑顔ではなく、安らかに穏やかに微笑みを浮かべて眠る姿は何度見ても魂を奪われるようで
その眠りを妨げることがないように、細心の注意を払ってそっと頬に手を当てる
くすぐったそうに笑みを深めて頬を擦り付けてくる、子猫のような姿
レースから離れて少し丸みを帯びた伸びやかな肢体をすり寄せるようにして、夢うつつで甘えてくる様子が何よりも愛おしい
皆を照らす太陽は、その輝きを水平線に隠した後にもこうして冴え冴えとした美しさを見せる
今、この姿を知ることが出来るのは、世界で自分一人なのだ
そう思うと頬を撫でる手も一層慎重になる
この太陽を何時までも手の中に隠してしまいたくて
ヘリオスのおきにいりの壁掛け時計が示す時刻は4:30
日の出まではあと少し
その、僅かな朝と夜のあわいに、昇る前の太陽を見つめる事くらいは許して貰えるだろう(了)
- 5二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 00:08:06
神に感謝
- 6二次元好きの匿名さん23/11/27(月) 07:14:32
保守