- 1二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 21:38:56
［前スレの3行あらすじ］
上層部後方監視護衛部隊こと影井隊の四人が
沢村さんと忍田さんの恋愛成就のために
太刀川さんが泣いてでも単位を取らせる
［登場人物］
・忍野
沢村さんのストーカー。健気な中学生。
・影井
唐沢さんのストーカー。視線が気持ち悪い。
・御影
根付さんのストーカー。恋文バイパー。
・恋川
城戸司令のストーカー。ミニサイズオペ。 - 2二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 21:46:46
- 3二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 21:51:22
「よーしおめーら、集中して取り組めよ。わかんねーことがあったらすぐ俺に聞け」
隊室を貸していただいて、ありがとうございます。
「あ、あの、こんな大人数で押しかけてしまってすみません」
「いいのよ。私もちょうど〆切の近い原……課題があって、専念したかったの。私はあっちの部屋にいるから、用があったら声をかけて。絶対に勝手に開けないでね」
「……これってアレか！絶対押すなよー的な」
「いや、羽矢さんは本気だ。一度王子が開けたことがあったが、二週間ほど口を聞いてもらえなかった」
「よかったね太刀川さん、またぼくたちの隊室に来られたじゃないか」
「足を床に拘束されてんだけど！？スパイダーで！！」
「なるほど、こういう使い方もあるんですね……」
「カシオ！感心してる場合じゃないぞ！日に日に俺の人権が無視されてる気がする！」
「うるせーぞ太刀川！口で泣き言垂れる前に手動かせ、時間の流れなんてあっという間だぞ」 - 4二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 22:14:42
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- 5二次元好きの匿名さん23/11/28(火) 23:14:08
人数とサイズ感が反映されてて笑う＞スレ画
- 6二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 00:33:19
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- 7二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 01:01:39
このままだと落ちるから保守
スパイダー拘束草なんだ - 8二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 01:26:28
こうして見ると大分ピタゴラスイッチだな
- 9二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 01:52:02
とりあえず10までは保守した方がいいんだっけ？
- 10二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 01:54:12
連投になっちゃうけど保守して寝ます
あとは頼んだ - 11二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 10:07:29
保守ありがとうございます…！
影井隊の得意科目
（1で文系、100で理系寄り）
忍野：dice1d100=74 (74)
影井：dice1d100=42 (42)
御影：dice1d100=5 (5)
恋川：dice1d100=100 (100)
5教科合計点
忍野：dice5d100=19 8 30 45 52 (154)
影井：dice5d100=11 97 11 76 52 (247)
御影：dice5d100=75 30 47 96 79 (327)
恋川：dice5d100=42 69 86 1 46 (244)
- 12二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 11:37:08
「カシオは何をもってきたんだ？」
「先日の定期考査の結果が返却されたので、その復習をします！」
「定期考査か〜、大学生になってからは縁遠い言葉だな。忍野は終わったのか？」
……お、終わりました。
「なんでそんな青ざめてんだよ……C級の時にテストいい点取れましたーって見せてくれたじゃねーか」
いや、その……今回ばかりはちょっと……
「影井隊！集合だ集合！この間のテスト見せろ！」
「真っ赤じゃねーか！！！！！！！！！」
うう……全ては私の不徳の致すところです……
「だからって土下座まですんな！！どうせアレだろ、ボーダーの仕事で時間取られてって感じだろ」
ですが両立させてこそボーダー隊員なので……
「初めての赤点だって言ってたじゃないか。失敗もいい経験の一つだから、次で挽回すればいいんだよ」
「そういう影井はどうなんだよ」
「化学と数学がどっちも11点です。時間も無いしヤマも外れちゃって」
「堤みてーなことしやがって……得意科目と苦手科目の差が激しすぎるだろ」
「計算式書いたり解いたりするの、気乗りしないと全然やりたくないんですよ」
「テストに気乗りもクソもあるか！」
「俺に構ってないで、自分の赤点対策した方がいいと思うけどな？」
「太刀川さんの置かれている状況も、赤点と変わらないんじゃないかなあ」
「そう言うと思ったぜ太刀川さん！だから赤点ゼロのあたしが来た！」
「この30点は赤点じゃないのかい？」
「平均点の半分の27点が赤点ラインだった！だからギリギリセーフ！」
「この子、こんなアホっぽそうなのに成績優秀なんですよ」
「ミカルゲは文系なんだね。体育会系かと思ってたよ」
「誰がアホだミカルゲだ！それより恋川の1点ってどうしたん？」
「た、体調崩しちゃって、保健室に行ったから……」 - 13二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 20:29:11
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- 14二次元好きの匿名さん23/11/29(水) 23:30:34
「ふう、疲れたね……やっぱり僕は計算問題って好きじゃないな」
授業と同じ50分間のはずなのに、環境が変わると違和感がありますね……
「影井隊の皆さんは普段、隊室で勉強はされないんですか？」
「結成して最初のテストがこれだからね。普段は情報収集したり、一緒に外を歩いたりしてるよね」
（情報収集っつっても他の隊じゃなくて上層部のだし、外を歩いてすることは物陰からの監視だけどな）
あとは……撮った写真を持ち寄って飾ったりとか……
「へえ、奇遇だな。俺も写真撮影が趣味なんだ」
えっ！？そ、そうなんですか！？
「全員共通の趣味がきっかけで結成されたとは知っていたが、同じ趣味とは思わなかったな。今度お互いの撮ったものを持ち寄って、鑑賞会でもしないか」
「ぜひお願いします。僕、このあいだ新しいレンズを買ったばかりで……」
「やーっと休憩だ〜！アイス食べよ〜」
「御影、俺は餅が好きで、お前が持ってるのは大福アイスだ。そして俺は勉強を頑張った……つまり何か褒美が必要だと思うだろ？」
「え、これ2個入りだからあげるわけないじゃないすか！はい恋川」
「ありがと」
「なんで俺にあげないって話をして即恋川にはあげるんだよ！！王子もツボってないでなんか言ってくれよ！」
「太刀川さん……年下にタカるのは流石にどうかと……っふふ」 - 15二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 08:27:52
鑑賞会は危険…
- 16二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 18:22:03
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- 17許すまじホスト規制23/11/30(木) 18:26:56
重ね重ねの保守ありがとうございます……
「そんじゃバトンタッチな〜！がんばれ男子組！」
「任された。僕のテクニックで太刀川さんを理解らせてみせるよ」
「さ、さすが個人総合一位……一筋縄ではいきませんね……」
何かを教える難易度も、太刀川さんは一位なんですね……。
「諏訪さんはどうして影井隊にくっついてきたんだい？」
「太刀川も俺も、あいつらがああまでする原因を作っちまったようなもんだからな」
「では、最近ずっとシフト表に影井隊の皆さん名前があったのも……」
「おめーを大学に行かせるために代わりに入ってくれたんだよな、太刀川？」
「俺が望んでないのにそうなってた！こんなのインボーロンだ！」
「……太刀川さんの頭にアルミホイルを巻いて知恵熱を出させれば、お餅が焼けないかな？」
「えっ餅焼くのか！？俺も食う！」
「…………太刀川さん……」
「蔵内、お前も大学生になりゃ否が応でもこいつの面倒を見ることになるんだぞ……今のうちから覚悟しとけよ」
影井隊の残存体力
289-dice1d50=37 (37)
太刀川さんのがんばり度（累計100で単位獲得）
67+dice1d20=6 (6)
太刀川さんの残存精神力
8-dice1d20=3 (3)
- 18二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 20:24:13
太刀川さん、もっとがんばって！！！！！
精神力ギリ残ってるのにがんばりがたりねえええええ - 19二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 00:25:09
影井隊の体力：252
単位がんばり度：73
太刀川さんの残存精神力：5
太刀川さん、ペン落とされましたよ。はい、どうぞ。
「…………」
「あ、また落とした。太刀川さんってば中々あざといですね、はい」
「なあ……さっきから俺の手、震えっぱなしなんだけど……？」
え？ま、まさか……度重なるストレスのせいで身体が拒否反応を！？
「その可能性は大いにあるね」
た、太刀川さん、あともう少しですから！本論を書き終えたらまとめの結論書くだけです！
「こんな身体になってもまだ……俺に勉強しろっていうのか？体力も尽きかけてるのに」
「ずっと大学をほったらかしにしてきたのは太刀川さんですよね？」
私も影井先輩も、精一杯お手伝いしますので！ラストスパートですよ！
「なんだか太刀川さん、すごく震動されてますね」
「どうせ戦えてないからか、餅食ってねーからだろ」
「あ……あたしがアイスあげなかったからかな！？どうしよう恋川ぁ……」
「関係ないと思うけど……今度は二人分買っておこっか」
「今度はって、二人は太刀川さんに勉強を教える機会がまたあると思ってるんだね」
「そんな機会はなるべく無い方がお互いのためなんじゃないか……？」
「そう言って太刀川さんが納得すると思うかい？」
「…………想像つかないな」 - 20二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 06:44:48
とりあえず餅を与えてこの場を乗り切ろう
- 21二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 09:16:40
（前スレを載せていないことに気が付いたのでかなり遅れましたが載せておきます）
私はあの方のストーカー兼ボーダー隊員｜あにまん掲示板憧れのあのお方に少しでも近づきたいと思い、接点を作るべくボーダーに入隊しました。年齢はdice1d7=@3 (3)@ +11、ポジションはdice1d5=@2 (2)@ です。（1.攻撃手 2.銃手 …bbs.animanch.com - 22二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 09:17:43
「腹へった〜〜戦いたい〜〜帰りたい〜〜！！」
「年下の前で喚き散らすな！おめーにはプライドってもんがねーのか！」
……食堂でお餅って焼いてもらえますかね？
「力うどんが出るくらいだから、いけると思うよ」
太刀川さん、もしお餅が食べられるなら何個食べたいですか？
「食えるのか！？餅食っていいのか！？ならdice1d10=7 (7) 個食いたい！！」
「まだそうとは決まってないから、絵に描いた餅なんですけどね」
「こいつなら餅の絵でも食いそうだな……」
- 23二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 15:05:37
「忍野が太刀川さんのゴネに負けて餅を頼みに行った！？あたしが飲み物買いに行ってた間にそんな面白そうなことが！？」
「おシノは将来、変な人に利用されちゃいそうで怖いね」
「うちのおサノと呼び方被ってねーかそれ」
「も、もう夕方ですからね……太刀川さんがお腹すくのも分かります」
……ただいま戻りました！お待たせしました、お餅ですよ！
「うおーー！！餅だ！！は、早く……早くくれ！」
「大柄な男が小柄な後輩にブツをよこせと迫ってる……すごい絵面だね」
「ここで誰か入ってきたら完全に勘違いされそうだな！」
「ふう、一段落ついたしちょっと休け……」
「あ、羽矢さん」
「本当にびっくりしたわ、目の前で喧嘩が起こってるかと……もぐもぐ」
「太刀川さんはそんなことをする人ではない……はずです」
「シナモンとお餅の組み合わせは初めて食べたな。カシオの食べてる砂糖醤油も美味しそうだね」
「はい！甘さと塩気のバランスが絶妙で美味しいです！」
「なんで王子たちも食べてるんだ！！来た餅ぜんぶ俺のかと思ったのに……！」
お餅が一袋15個入りだそうで、隊室をお借りしているお礼も兼ねて皆さんの分も焼いていただいたんです。
「まあまあ、事前申告したぶんは確保されてるんですから」
「大人数でおやつにお餅食べてるって、なんだかお正月みたい」
「なー！こうなるとこたつが欲しくなるよな〜」
「15個のうち7個が太刀川で、残り8個を王子隊と俺らで分けたってことは……忍野、てめー自分の分を省いたな？」
私はあんまりお腹空いてないので……
「えー！？水臭いぞそんなん！あたしのバター醤油味を一口やろう！」
「わ、わたしのチョコお餅もどうぞ！」
「僕も忍野くんを甘やかそうかな。食べてるのはしょっぱいお餅だけどね」
待ってください！詰まっ、喉に詰まりますから！！
影井隊の体力回復：dice4d10=9 5 8 8 (30)
太刀川さんの精神力回復：dice7d10=2 3 2 6 3 7 9 (32)
- 24二次元好きの匿名さん23/12/01(金) 22:18:25
餅効果のデカさに草
- 25二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 06:33:23
影井隊の体力：282
太刀川さんの残存精神力：37
「あ〜腹いっぱい！満足したぜ」
「腹が減っては戦はできぬ……なら腹が一杯になったんだから勉強できるよな？」
「一息ついた後はしっかり勉強しなきゃですよね、そのための休憩ですから」
「そーだそーだ！あたしもそう思う！」
「は……ハメたな！？俺を！！みんなよってたかって！！」
諏訪さんの口がとても上手なだけだと思いますよ……！？
「ハメるも何も、ぼくたちは太刀川さんがどう動いても難癖をつけて勉強させるだけだよ」
「王子に難癖をつけられる太刀川さんを庇うべきなのか、そこまでしても勉強をするか分からない太刀川さんを説得するべきなのか……もう俺には何が何だか……」 - 26二次元好きの匿名さん23/12/02(土) 16:59:10
「ねえ樫尾さん……僕、ここの問題分からないんだ……教えてくれないかな？」
「距離が近すぎますし、耳元で囁かずとも聞こえます！」
「カゲカゲは年下の男の子にすぐ手を出す人なのかい？」
「後輩感の強い子を見るとああなっちゃうらしいぞ〜」
「太刀川さん、そこの字は考えて察するで「考察」です」
「そ、それだと首を絞めることになっちゃいます……！」
「え？あ、うわ！なんか一気に青くなって消えちまった」
そこのボタンを押せば元に戻りますよ、画面の左上の……
「これか？」
「上書き保存してんじゃねーか！！その横の矢印ボタンだよ！！」
「ん？こっち？元に戻らないぞ」
「お前が今しがた保存したからな！？あークソ、急いで書き直すぞ！」
影井隊の残存体力
282-dice1d50=38 (38)
太刀川さんのがんばり度（累計100で単位獲得）
73+dice1d20=17 (17)
太刀川さんの残存精神力
37-dice1d20=12 (12)
- 27二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 02:39:16
餅のおかげで単位が取れそう
- 28二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 06:59:28
影井隊の体力：244
単位がんばり度：90
太刀川さんの残存精神力：25
「た、太刀川さんが弧月をキーボードに置き換え、近界民よりも強大な課題という敵へと果敢に立ち向かう……！
「既に外は夜の帳が下り、黒い空には三日月が上る頃。さながら太刀川隊の隊服とエンブレムのような午後七時、俺の時間だとばかりに太刀川さんがラストスパートをかけています……王子くん、この動きをどう見る？」
「このままなら九時前には終わりそうだね。ただ時々、太刀川さんの意識がベイルアウトしかけているのが不安要素かな」
「その度に諏訪さんチョップが正気に戻してくれてるぜ！テレビ直してくれたときの父さんみたいだ」
「そこで実況解説してる四人も手伝ってくれないか！？」
諏訪さん、そこの補足資料です。この下線部のところにあります。
「おう、ありがとな忍野。論文の内容を太刀川でも理解できるようにローカライズすんのが時間かかるんだよなあ……っと」
「いだっ！？論文読みながらついでみたいに俺の頭にチョップ喰らわすのはやめろよ諏訪さん！頭ぶたれたら脳の細胞？が死んでアホになるって聞いたぞ！」
「もうアホだからこれ以上アホになってもアホはアホだろ、関係ねーよ」
「樫尾さんはああいう人になったらダメだよ？実直で真面目なそのままの君でいてね……」
「だから近いです！！耳に息がかかって……く、くすぐったい！」 - 29二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 17:13:23
「失礼します。諏訪さん、夕飯買ってきました」
「たのもー！すわさんを一人占めしてるふらちなチームはここか！」
「つ、堤……助けてくれ、俺を今すぐランク戦に連れてってくれ！」
「夕飯に餅だけはさすがにお腹空きますよ。こっちがかげうらのお好み焼き、こっちが食堂の唐揚げ丼です」
「お茶と紙コップ、モニター前のテーブルに置いておきますね！」
「よくやった日佐人、堤。忘れねーうちにとりあえず七千円渡しとくわ」
「全然聞いてない……俺はカメレオンを使ってたのか？俺は風間さんだった？」
「錯乱してる暇あるならキーボード叩け！堤、いけるか」
「堤了解。一気に仕上げましょう」
「す、諏訪さん、ありがとうございます。ご馳走になります！」
「おサノもここで食べていく〜。よし、オペ飯会をしよう」
「年下のオペレーターの子とご飯食べるのって、結構久しぶりかも」
「ぼくたちもいただいていいのかい？やっぱり諏訪さんの面倒見の良さはボーダーきってのものだね」
「東さんもかなり面倒見ランク高そうだなー。あたしはそこに柿崎さんを推したい！」
「右には笹森さん、左には樫尾さん。両手に花ならぬ両手に弧月ってところかな、色々な意味でね」
「なあ樫尾、この人ちょっと怖くないか……？」
「いつか何かしらの罪で捕まりそうな人だと思います」
「その時はぜひ僕が裁かれる姿を見に来てくれると嬉しいな」
諏訪さん…………やっぱりかっこいい……！
「忍野は諏訪さんに憧れてるのか？なら前期のRound3のログは見ておいた方がいいと思うぞ。終始諏訪さんが活躍していて格好いいんだ」
影井隊の残存体力
244-dice1d50=26 (26)
太刀川さんのがんばり度（累計100で単位獲得）
90+dice1d20=8 (8)
太刀川さんの残存精神力
25-dice1d20=18 (18)
- 30二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 20:15:55
太刀川さん頑張れ!
- 31二次元好きの匿名さん23/12/03(日) 20:17:53
最大の被害者は樫尾や笹森といった末っ子隊員たち
- 32二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 01:44:47
影井隊の体力：218
単位がんばり度：98
太刀川さんの残存精神力：7
「ア…………ア……」
「死ぬな太刀川ァ！！締めくくりの一言書いて提出すりゃお前の勝ちだ！！」
「太刀川さんならいけるぞ！絶対に！いけ！やれーー！！」
今までの困難が報われる時はすぐそこですよ！もはや単位は目の前にあります！
「これまで書き連ねてきた内容を一言でまとめるだけです。太刀川さんは聡明ですから、すぐに書けますよ」
「ウ……うう…………戦いたい……今すぐ戦いたい……！！」
「い、言ってることが物騒ですけど……書き終われば戦い放題ですよ！きっと！」
「太刀川さん、きっと来年度もこんな感じになるんだろうね。来年は匿わないで、課題をやれって突っぱねなきゃね」
「そうね、その方が太刀川さんのためでもあるわ」
「大学二年でこれなら、卒業論文のある四年は一体どうなるんだろうな……」
「日佐人も樫尾も、ああいう大学生にはなったらダメだぞ」
「そういうつつみんも別方向のダメ大学生感はちょこっとあると思う！」
「おサノ先輩！？！？」
（なぜだろう……言っていることは同じなのに、影井先輩と堤さんとでは印象が全然違う……）
影井隊の残存体力
218-dice1d50=41 (41)
太刀川さんのがんばり度（累計100で単位獲得）
98+dice1d20=2 (2)
太刀川さんの残存精神力
7-dice1d20=9 (9)
- 33二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 07:41:07
ぴったり100で精神マイナスになったあたりほんまぎりぎりだったんだな感がすごい
- 34二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 14:53:46
影井隊の体力：177
単位がんばり度：100
太刀川さんの残存精神力：0
「誤字脱字なし！つーかあってもどうとでもなる！！太刀川、最後の一発決めろ！」
「戦い…………たい！！」
【20:43 提出しました】
や…………やった……
「やったーーーーー！！！！！やったぜ太刀川さん！！提出したよ！！」
「一位の戦士の勇姿、堪能させてもらいました。お疲れ様です」
「お、お疲れ様です！ゆっくり休んで……でも戦いたいって仰ってましたし、この場合は……たっぷり戦ってください？」
「……あれ、オレなんだか涙が…………」
「日佐人……実はオレも少し感動してきた……」
「二人とも涙腺よわーい」
「小佐野ちゃん、うちにはもっと涙腺が弱い人がいるわよ」
「最初はあんなに嫌がっていた太刀川さんが……頑張ってここまで……！」
「あの、まだ単位の安全圏まで来ただけですよね？しかもまだ二年生では……」
「カシオ、そんな野暮なことは言っちゃいけないよ。それに今から来年も同じようになるかもなんて考えたら、ぼくたちはおかしくなりそうだ」
太刀川さん、まずは私たちの都合で課題を強制させてしまい申し訳ありません。それでも前に進む太刀川さんの姿はとても勇敢で、何度挫けても立ち向かう不屈の精神に感動しました。本当に、本当にお疲れ様です。……太刀川さん？
「燃え尽きてるね……真っ白に」
「マジかどうしよう！！どこに埋める！？」
「す、すぐ埋めようとしないの！」
「今日のうちにトリガーの監視機能を止めるよう話通して、明日一日ソロランク部屋にぶち込んでおけば元気になんだろ。よーしおめーらお疲れ！しっかり休めよ、解散！！」 - 35二次元好きの匿名さん23/12/04(月) 21:11:53
「いや〜めっちゃ疲れたな！でも同じくらい楽しかった！」
「御影さんのその困難を楽しく受け取れる精神は、誇張抜きに強かだと思うよ」
「太刀川さん、明日には元気を取り戻されてるといいですね」
いつかは向き合わないといけない課題とはいえ、無理強いしたも同然でしたし……明日、いいとこのお菓子を持ってお詫びに伺おうかと……。
「忍野？ああ、あれか、太刀川さんに単位取らせたやつ！……え？お詫び？なんでだよ、むしろこっちはあの人に単位取らせてくれて感謝してんだけど」
「あー、太刀川さんなら元気。もう心配するのもアホらしいってぐらい超元気だぜ、朝一番にこっち来てから飯も食わずにずーっと戦ってる。なんなら見に行くか？」
「おー！忍野！出水さんも！なーなー聞いてよ、あたし両腕ぶった斬られちゃった！」
ぶったぎっ……！？お、お疲れ様です。
「シューターが仕事道具斬られてどーすんだよ。今までの太刀川さん被害者はどんなもん？」
「あたしが来た時点で捕まってたのは、辻さん、弓場さん、おびにゃんちゃん。そのあと生駒さんと海くん、村上さんと荒船さんが来て」
「今はコアデラペアに笹森さんと樫尾さんが待機してるよ。忍野くんも混ざってきたらどうかな」
「おーまえ、自分のお気に入りの年下集めたいだけだろ〜！」
「だって見てごらんよ、若々しい少年たちが笑顔を咲かせながら歓談して……あの空間だけ耽美極まりないギムナジウムのようじゃないか」
「なんか……お前んとこの隊、変なやつばっかりだな」
少し癖はあると思いますが……でも、私にとっては素敵な先輩方です。
「うっへへ〜、嬉しいこと言ってくれるじゃーん！じゃあさ忍野〜……」 - 36二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 07:55:50
「いやー、やっぱり忍野でもあたしの敵討ちはできなかったかー！」
太刀川さん……私の顔を見た途端、苦い顔をされてましたね……
「あの日々がトラウマになっちゃったんだろうね。心に残る思い出じゃないか」
「しかし影井はなんでレイガスト使ってるんだ？あれ重いし人気ないらしーじゃん」
「レイガストは剣にも盾にもなれるだろう？僕は僕の唐沢さんを、あらゆるものから護りたいんだ。……あと街とか市民とかね」
街の防衛が私たちの本分ですよね！？
「……はい、よろしくお願いします。失礼します」
「あれ、恋川なんの電話？」
「太刀川さんの件で、忍田さんがお礼に伺いたいって。あの、いつなら空いてる？と聞かれたので、念のため明後日とお伝えしたんですが……大丈夫でしたか？」
「うん。僕は空いてるよ。二人はどうかな？」
「もちろんフリー！ってかこんな絶好の機会に他の用事なんて入れらんないぜ！」
私も空いてます。いよいよ忍田さんと直接対話……緊張して話せない気が……
「じゃあ諏訪さん呼ぶかい？」
「す、諏訪さんなのは確定してるんですね？」
「でも恋愛の駆け引きなら東さんの方が詳しそう！」
うーん……ではdice1d5=5 (5) で……
1.諏訪さんを呼ぶ
2.東さんを呼ぶ
3.二人とも呼ぶ
4.いっそのこと麻雀会全員呼ぶ
5.誰も呼ばない
- 37二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 12:12:23
……さすがにここまで来て、皆さんのお力を借りるわけにはいきません。
「なんかこの雰囲気、忍野が告白するみたいじゃん！？」
「ふふ、それは僕もちょっと思った。男前だね……僕としてはもっと初々しくてもいいのに」
「じ、じゃあさっそく、作戦会議しましょう！」
「忍田本部長が訪問されるのは明後日の19時。20時の定例会議前に30分から50分ほどお話がしたいとのことでした」
忍田さんはなんのお話をしに来られるんでしょうか？
「えっと……太刀川さんを単位安全圏まで運んでくれたお礼がしたい、と仰っていたので、先日関連のお話かと」
「太刀川さんが弱ってる姿なら何枚か撮ってあるけど、印刷しといた方がいいか？」
「絶対にダメ！！……あ、あとコルクボードも片付けておかないと」
「じゃあ僕たちはその短い時間で、忍田さんと沢村さんの距離を急接近させるよう誘導しなきゃいけないのか。責任重大だ」
「恋愛しない理由の単位が取れたから〜、そろそろ付き合っちゃってもいいんじゃないか〜？って流れだよな」
「そんなストレートに言うつもりじゃないでしょうね？」
「僕たちは軽く話しながら、忍野くんを内部通話でサポートすればいいんじゃないかな」
それなら私も緊張せずに話せそうな気がします。それでお願いします！
「よし。沢村さんの結婚式に僕たちもお呼ばれできるよう、頑張っていこうか」
それはかなり気が早すぎませんか！？ - 38二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 23:20:01
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- 39二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 23:22:15
どうやって沢村さんの方向へ持って行くのか…
- 40二次元好きの匿名さん23/12/05(火) 23:43:36
『あー、マイクテス！マイクテス！応答願います、オーバー！』
『声が大きい！内部通話でそんな声量出さなくてもいいじゃない』
『そうか、御影さんはランク戦のときは遠くにいたからね。聞こえてるよ、オーバー』
御影先輩、私の声も聞こえますか？
『もっちろん忍野〜！こっちの声も聞こえてるか〜！？』
『声を発していなくても、身振り手振りが雄弁に語ってくれてるね』
『もう、じっとしてて！そろそろ約束の時間なんだから……』
「この度は慶が大変世話になった。ほら慶、言うことがあるだろう」
「だから俺は被害者だって！被害し……」
「言うことが、あるだろう」
「う…………あ、ありがとうございました……」
そんな、むしろこちらは謝る方です。太刀川さんを倒れさせてしまって……
「僕たちより太刀川さんの方が、何倍も頑張ってたんです。なので僕たちに感謝するよりも、太刀川さんを褒めてあげてください」
「そうか……よく頑張ったな、慶」
「うん、俺すげぇ頑張ったよ。だから二年のうちは、単位の心配はしないで平気だから」
「太刀川さんなら来年も再来年も余裕っすよ！ね、恋川」
「は、はい！太刀川さんはじっくり物事を考えるのが得意ですから、コツさえ分かればすぐに勉強にも慣れると思います」 - 41二次元好きの匿名さん23/12/06(水) 10:13:39
遅ればせながら保守ありがとうございました！
「慶の単位は本人の解決すべき課題である前に、私の課題でもあった」
「結果として私自身がそれを解決できないまま、年下の君たちが負担を被ることになったのは、もちろん良いことではない。しかし、君たちはこうして根気強く慶に歩み寄り、大学生として成すべきことを成させてくれた」
「その礼としてはささやかだが……私に可能な範囲であれば、何か力添えをしたいと考えている」
『これは……なんでもします的なやつか！？』
『そうだね。さっきから僕の頭は邪な考えでいっぱいだよ』
『な、なんとかこれを活かして沢村さんに繋げたいですけど……どうしましょう？』
でもこの流れから、どうやって繋げればいいのか……
『一芝居打って誘導するとか！どう！？』
『もしくは遠回しに言うよりも、ストレートに言った方がよかったりして』
『こ、ここは慎重に行った方がいいかと……』
私はお二人をそれとなく近づけさせれば、と考えたんですが……。
『見事に意見が分かれたね。最後に決定するのは言い出しっぺ兼責任者の忍野くんだけど』
私ですか！？確かにそれはそうなんですが……えっと、そうですね…………dice1d5=1 (1) にしようかと……
1.一芝居打って誘導する
2.ストレートに言う
3.慎重に行く
4.それとなく近づけさせる
5.安価
- 42二次元好きの匿名さん23/12/06(水) 19:20:43
一芝居打って誘導しましょう。御影先輩、お願いします。
『よっしゃ〜！任せとけ任せとけ〜！』
『本当に大丈夫！？変なこと言わないでね！？』
『みんなにも協力してもらうぞー！まず太刀川さんは……』
『ん？通話？……え、なに？俺またなんかされるのか！？』
「忍田本部長って、お弟子さんの太刀川さんをとても可愛がられてるんですね」
「恋川もそう思った！？なんかー……お父さんみたいだよな！」
「そうか？確かに、少し前までは慶といると親子に間違われることもあったな」
「ほ、本部長は凛々しくて素敵ですから、まさしく理想のお父さんって感じです！」
『……太刀川さん、忍田さんに結婚願望についてお伺いしてください』
「あー、あのさ、忍田さんはけっ……結婚願望！ないんだっけ？」
「無いわけではないが……ボーダーに所属している以上、自分の妻子を危険に巻き込むようなことがあってはいけないだろう。名前は出さないが、現にそう考えてご家族と別居されている方を知っている」
（（（（鬼怒田さん（きぬたん）か……））））
では、ボーダー内の方とお付き合いされればいいのでは……？
「そう考えたこともあったが、この先の戦いで命を落とさないとも限らない。それに職場恋愛はその……泥沼を招くとも言うだろう？」
「じゃあ忍田さんは、一般の人じゃなくて」
（さ、沢村さんですね……）
「職場でいちゃつくようなタイプでもなくて」
（沢村さんだね）
「それなりに強い人がいいのか」
（示し合わせたようにまさしく沢村さんじゃないですか！！）
「我儘を言えばバイク……私の趣味にある程度理解があると嬉しいが……」
（まぁそこらへんも沢村さんなら大丈夫だろ！たぶん！）
「そんな人ボーダーにいるのか〜？大体、忍田さんの中の『それなりに強い』って、俺レベルを要求してきそうなんだよな」
「学業を疎かにした上に成り立つ強さを誇る慶のような人間は、これ以上増えて欲しくないな……」
（あ、頭を抱えてらっしゃる……そんなに……）
「でも案外、そういう人って身近にいたりするんですよね。青い鳥みたいに」
灯台下暗しとも言いますし、いつか素敵な出会いがあるといいですね。 - 43二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 01:17:06
「は〜〜……！！緊張しました…………」
「結婚願望について聞け！なんて言う奴が緊張してるわけないだろ」
「それはそれ、これはこれだよね、恋川さん」
こんな感じの仄めかし方で大丈夫でしょうか……今の段階だと、いわゆる匂わせにもなっていないような気がしますが。
「そこをカバーするために忍田さんを見送りに行ってくる、とは言ってましたけど……」
「話蒸し返しますけど、忍田さん、いいお父さんになりそうっすよ？本当に！」
「……蒸し返した話を変えるようで恐縮だが、君ぐらいの年頃の子はそれぐらい理想の父親像を抱いているものなのか？」
「あ〜、人による……って回答は味気ないっすもんね。あたしはそんなこと思ったこと無いっすけど、少なくともあたしのクラスの友達はみんな自分の父親をキモいとか臭いとかウザいとか言ってます！」
「そ、そうか……辛辣だな。君は親御さんと仲が良いのか」
「（忍田さんは娘さんと不仲っぽい？）そりゃもう！超仲良しっすよ！」
「参考までに、普段はどんな風に接しているのか聞いてもいいだろうか」
「なんなら今実演しますね。えー、ごほん…………お父さーーん！！今日テストで100点とはいかなかったけど、96点取れたから焼肉おごって〜！！……こんな感じっす」
「想像よりもだいぶ距離感が近いな……腕まで組むのか」
「我が家はみーんなこんな感じっす！でも忍田さんはこういう家庭より、お淑やかな感じの家庭を築いてそうな……あ、これ沢村さんのイメージが強いのか！納得！」
「沢村くん？付き合うとしても、彼女はそもそも選択肢にすら無いだろう。八歳も歳が離れているんだぞ？二十歳と小学生ほどの差じゃないか」
「一桁台なら歳の差にカウントされませんって！そんなこと気にしてたら、運命の人を取り逃しちゃうかもしれませんよ〜？」 - 44二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 01:20:19
本筋が面白くなってきたー
- 45二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 01:23:22
不憫な沢村さん･･･
- 46二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 08:34:29
「自分おっさんですから」(意訳)と言うにはまだ早いですよ、忍田さん
- 47二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 10:33:51
「おい！忍野が倒れたって本当か！？」
「あのな……ちょっと中学生や高校生には刺激が強い話かもしれないんだが、沢村さんが東とホ……ホテルに……」
「どうしよう！忍田さんがパパ活してるって！！……ところでパパカツってどんなカツだ？」
「おや、麻雀会の皆さん。お久しぶりです。忍野くんは昨日からうなされてますよ」
うーん……沢村さん……白無垢も似合ってます…………
「苦しんでる割には呻き声がめちゃめちゃ幸せそうじゃねーか」
「傷を癒すために、脳が幸せな記憶を捏造しているんでしょうね」
「あ、あの、それより、ショッキングな話題が二つも出てきたんですが……ホテル？パパ活……？」
「そう！そうなんだよ！！昨日、忍田さんが女の子からお父さんって呼ばれてるだけじゃなくて、メシ奢れって脅されてたって。そのメシが多分パパカツ？だな！」
「俺は昨日帰りが遅れて、夜中に車で帰ってたら……桃色のライトが光るホテルの入口に沢村さんと東が……！」
「いつからボーダーは恋愛リアリティショーの舞台になったんでしょうね？」
「し、忍田さん、昨日仰ってましたよね……職場恋愛は泥沼、って」
「まさしくその通りになっちまってんな……つーか随分静かだと思ったら、御影はどうした？」
「おっはよ〜！！あ、諏訪さん！冬島さんに太刀川さんもいるー！これで四人揃ったな〜！」
おはようございま……揃った？
「お疲れ。御影と話しがてら、隊室まで送りに来たんだ」
「さっきそこで東さんと出会ったから連れてきた！拾ってくださいとは書いてなかったけど！どうした、みんなポカンとして。そんなにサプライズだった〜！？」 - 48二次元好きの匿名さん23/12/07(木) 21:07:10
う、うぅ……バームクーヘン……
「おはよう忍野くん。君ってばよく倒れるね、どうしたんだい？」
おはようございます、影井先輩。昨日……泣き声が聞こえて、私の胸も苦しくなって……そこから記憶がありません。
「んだよそれ、ホラーかよ！まぁ無事ならいいんだけどよ」
えっ、諏訪さん？お疲れ様です、どうしてここに……
「それは諏訪さんが名探偵だからだよ」
「忍田さんがパパ活をしていた疑惑と、沢村サンと東さんがホテルの入口にいた疑惑。これが現状上がってる問題だ」
ほ、ホテ……！？えっ！？東さん！？！？
「落ち着け、俺は沢村をホテルに連れ込んでもないし、誘われてもないよ。昨日沢村と飲みに行った帰り、泥酔した沢村がホテルを自分の家だと思って入ろうとしたから止めたんだ」
「で、その様子を見た俺がそういうことかと勘違いした、ってことか。あ〜〜よかった……。いや東が酔った隙を突くような奴じゃないとは分かってるけどよ」
ですが、沢村さんが泥酔するほど飲まれることは稀ですよね？それほど深刻な出来事があったんですか？
「それが……忍田さんが『付き合うとしても、沢村はそもそも選択肢にすら無い』と言っていたのを見たらしい」
しっ…………！？し、しの……っ、忍田真史……！！
「ど、どうどう！落ち着いて！落ち着いてください！」
「廊下でうずくまってた沢村に声をかけたら、涙ながらに飲みに誘われて。それから例の疑惑に繋がるんだ」
「……忍野くん。君、あの日御影さんが出て行ったあと、いつもの後方監視護衛に行ったよね」
はい、そうです。その後の記憶があやふやですが……
「泣き声が聞こえて、胸が苦しくなって倒れた……もしかしてその泣き声は、沢村さんのものじゃないかな？」 - 49二次元好きの匿名さん23/12/08(金) 03:07:54
「あ〜！なるほど！泣き出しちゃった沢村さんを見て、忍野もぶっ倒れちゃったのか。影井も名探偵じゃーん！それなら納得が……いくかなあ？」
「こいつぐらいナイーブで奥手なやつなら、急に憧れの人が泣き出してどうしたもんか分からずキャパオーバー、ってのもあり得るだろ」
私ってそんなに打たれ弱……いですね、すみません。
「なら、忍田さんのパパ活疑惑はどういうことなんでしょうね」
「そうだよ！俺も忍田さんのおごりでパパカツ食べたかった！」
「太刀川、お前が話すと話が脱線するから少し黙ってような」
忍田真……忍田さんがそんな許せな、いえ……酷いことを言うとは思えない……気がしなくもない……です。
「ははは、忍野は正直だなぁ」
「御影は何か知らないの？昨日、忍田さんと一緒にいたじゃない」
「えー、そんな酷いこと言ってなかった気がするぞ？だってただお父さんトークしながら、沢村さんを意識しちゃうような感じの雰囲気に持っていこうとしただけだし！」
「御影さん、会話の内容も含めてもう一度詳細に話してもらってもいいかな？」
「えーっと、忍田さんっていいお父さんになりそーって話で、そこからお父さんとあたしの仲の良さについて話して、我が家は親子こんな距離感ーっていうのを実演して」
「「それだ！！！！！」」
「なにが！？」
「時系列順に追ってくぞ。まず御影と忍田さんが廊下を歩いてた」
「そ、それで二人は父親に関する話をして、そこから御影の家の話になって」
「忍田さんをうちのお父さんだと思ってー、普段どう接してるかやってみた！」
「そのあと御影さんは、忍田さんが沢村さんを意識してくれるであろう話を振って」
忍田さんは自分の歳が離れていることを原因に「付き合うとしても彼女はそもそも選択肢にすら無い」と発言された……
「で、それを見て聞いた沢村さんがショックで泣き出し、連鎖して忍野も倒れた」
「そこを通りがかった東さんが飲みに誘われて？」
「泥酔した沢村が間違えてホテルに入ろうとするのを止めているところを見られた、と」
「いやすれ違いすぎだろ！！なんでこんな複雑な事態になってんだよ！！！！」 - 50二次元好きの匿名さん23/12/08(金) 10:31:41
「御影ーーーーーッ！！！！！あなたって人は！！」
「今回のは玉突き事故みたいなものじゃん！！あたしも悪いけど！！」
「ようやく一歩進めると思ったのにね。逆に面白くなってきたよ」
そんなことになっていたとは……どうにかして、沢村さんの誤解を解かないとですね。
「今回こそどうやるんだよ、忍野は沢村サンと話せねーだろ」
「それにさっきの会話だと忍田さんの方も、沢村とは歳の差があるから自分は相手にされないだろーとか思ってそうだな」
「沢村さんがどんだけあんたに想いを秘めてると思ってるんだよ。なぁ東？」
「俺がその捌け口になってるから、忍田さんは知らないんですよ」
「それじゃあ、沢村さんの折れた心を立ち直らせるか」
「し、忍田さんにご自身の魅力を理解していただくか……」
並列処理より、格好撃破した方が良さそうですね。
「そうだね。攻略難易度は二人とも同じくらいだと思うけど、どちらから攻める？」
……dice1d2=2 (2) から行きましょう！
1.忍田さん
2.沢村さん
- 51二次元好きの匿名さん23/12/08(金) 11:55:26
四捨五入したら2人とも30やろってならないあたり忍田らしい
- 52二次元好きの匿名さん23/12/08(金) 22:06:22
沢村さんが積極的にならないとどうにもならなそう
- 53二次元好きの匿名さん23/12/09(土) 09:57:30
このレスは削除されています
- 54二次元好きの匿名さん23/12/09(土) 11:50:50
保守ありがとうございます！
沢村さんから行きましょう。
「君ならそう言うだろうって思ってたよ。むしろどちらから、と聞いた僕の方が自分で無粋に感じるくらいだ」
「あたしも全力で手伝うぞー！やらかしちゃった分を取り返していくぜ」
「わ、わたしも！情報収集からバックアップまで、サポートはお任せください！」
全ては沢村さんの幸せのために……頑張りましょう！
「「「了解！」」」
「あれが青春か……。三十路近いおっさんには眩しすぎるわ」
「でも冬島さんも高校生だったんだろ？」
「……高校時代は暗黒だったんだよ」
「沢村も驚くと思うよ。自分の預かり知らないうちに恋路を応援されてるんだから」
「応援っつーか、あいつらの場合は趣味と実益を兼ねてるっつーか……」
「それで沢村が幸せになるなら問題ないんじゃないか？」
「さて……どうしようか。僕たちは沢村さんと接点すら無いわけだけど」
「オペ繋がりで行った方がいいんじゃん？って最初に思ったんだよな〜」
「そう言いながらわたしのことをチラチラ見ないで。むしろ忍田さんとフランクに話せるコミュ力のある御影が、切り込み隊長として行った方がいいんじゃない？」
「僕は本人に直接行くより、外堀から埋めていく方がいいかなって」
私は沢村さんと話せないので、皆さんのお力頼りになってしまうことが心苦しいですが……やれることは何でもやります。
「それじゃ、忍野くんはこの作戦における臨時隊長として。隊長、どうしますか？」
最初は……dice1d3=2 (2) の作戦でお願いします。
1.オペ繋がりで恋川に行ってもらう
2.コミュ力を活かして御影に行ってもらう
3.影井を主体に外堀を埋める
- 55二次元好きの匿名さん23/12/09(土) 22:13:19
恋川先輩の作戦……御影先輩に行ってもらう案でお願いします。
「わ、わかりました！御影、あなたにかかってるからね」
「忍野が臨時隊長ならあたしは切り込み隊長だもんなー！まかせろ！」
「でも沢村さんは、忍田さんと御影さんが話していたところを見ているだろう？キャットファイトが起こらないかな」
沢村さんの戦われる姿が、もう一度見られる……！？
「この泥棒ネコー！ってやつ！？あれ一度はやられてみたかったんだよな！」
「二人ともどうして喜んでるんですか！ならトリオン体の外見を少し調節しますね」
沢村さんの休憩時間開始は12時か13時のどちらか。食堂を経由するルートはいくつかありますが……通り道に自販機があることから、こちらのルートを使用する確率が高いです。
「へえ、沢村さんは固定ルートがあるんだね。僕の唐沢さんは神出鬼没だから、そういう決まった道を通ることがあまり無いんだよ」
「し、司令はほとんど室内にいらっしゃるので……廊下を歩かれている姿を見たことは滅多にないですね……」
「てか髪型変わると雰囲気もかわるな〜！！どう？どうこれ？」
「はいはい、似合ってる似合ってる」
「男子三日会わざれば、とは言うけれど、女子は三日どころか三時間で印象が大きく変わるよね。とても綺麗だよ」
いつもの髪型もとても似合ってますが、この髪型だと大人っぽい感じで素敵ですね。
「えっへへ〜照れるな〜！って沢村さん来た！すごいな忍野、言った通りじゃん！」
「いい、自然体よ？普通に話しかけるのよ？」
「わーかってるって！行ってくる！」
沢村さんのダメージ（0で立ち直る）：dice4d100=66 79 58 46 (249)
御影のコミュ力：dice1d100=30 (30)
- 56二次元好きの匿名さん23/12/10(日) 09:33:06
沢村さんの残ダメージ：219
「すみませーん！そこの沢村さーん！」
「……どうしたの？私に何か用？」
「えっと〜……東さんって何されたら喜びますか！？」
「えっ！？」
「すごいね、突飛な出だしから自然な流れで沢村さんの話に持って行ったよ」
小説は書き出し一文が大事、と言われているのに似ていますね。
「わ、わたしと違ってすぐ他人に話しかけに行くし、すぐ仲良くなれるんです……」
「二人は雰囲気だけ見れば対極に位置していそうなのに、実際は昔からの仲良しなんだから面白いよね。意外性があるなぁ」
「あの子はお話好きというか、昔から弁舌だけは達者というか……」
だから矢面に立って話すことが多い根付さんに惹かれたんでしょうか？
「きっとそうだと思います」
「あ、だから沢村さん、ほんのり凹みオーラ出てらっしゃるんですか？」
「そう？確かに最近ヘコむことは……あったけど…………」
「わーー！！！！ごめんなさい沢村さん！！ち、ちょっと待っててください！！……はいどうぞ！！」
「コーヒーにココアにミルクティー……いいの？こんなに飲めるかしら」
「貴重なお話をありがとうございます+傷つけちゃってごめんなさい+またお話してくれたら嬉しいですの気持ちで三つです！沢村さんとお話するの、すごく勉強になりましたし楽しかったので！」
「飲めなかったり苦手でしたら、ねっ……根付さんとか、他の方にあげちゃっていいので！お仕事がんばってくださーい！」 - 57二次元好きの匿名さん23/12/10(日) 21:07:31
「ただいまー！あたしの大活躍、見ててくれたか〜！？」
「うん、見てたよ。競馬みたいな距離の縮め方だったね」
沢村さんとお話できているというだけで尊敬します……すごい……。
「どうだった？まだ沢村さんの傷は……深そう？」
「そうだなー……元気足りてない感じしてた。だから早く元気取り戻させてあげたいな。あたしが原因みたいなもんだし」
「僕たちは明日から長期休みだね。チームを結成して初めての夏休み……補習もあるし、楽しみだな」
「な、なんで補習が楽しみなんですか……」
「長期休みの学校って誰もいなくて、不思議な空気が充満してるじゃないか」
その考えはありませんでした。私も補習なので、頑張ってきますね。
「わ……わたしも補習、がんばってきます……」
「なんだよ〜、あたしぼっちになっちゃうじゃん！ならあたしも補習ついてこ〜」
「それ、周りからしたら嫌味に思われないかい？」
『今日の補習後、本部の食堂で作戦会議をしよう。お弁当でもいいからね』
た、大変だった……補習参加者が私含めて三人しかいないとは。ほぼマンツーマンで解いているところをじっと監視されるのは、なかなか緊張したな……。補習で出された宿題に、沢村さんの一件に……考えることがたくさんだ。頑張らないとな……
「……あれ？忍野？」 - 58二次元好きの匿名さん23/12/11(月) 03:38:28
誰が通りがかった？
dice1d3=2 (2) のdice1d7=1 (1) の隊員のうちdice1d3=3 (3) 人
1.A級（2〜8位）
2.B級前半（1〜7位）
3.B級後半（8〜14位）
- 59二次元好きの匿名さん23/12/11(月) 08:19:57
に、二宮隊かよぉぉぉぉ！！
- 60二次元好きの匿名さん23/12/11(月) 17:24:48
隊員という事は二宮以外の3人か？
- 61二次元好きの匿名さん23/12/11(月) 21:42:49
その場にいない人はdice1d4=2 (2)
1.辻 2.二宮 3.犬飼 4.氷見
- 62二次元好きの匿名さん23/12/12(火) 00:38:23
「やっぱり！忍野くんじゃん。お疲れ〜」
あっ、犬飼先輩。お疲れ様です。
「制服？中学生ってまだ休みじゃないんだ。大変だね〜」
「えっ、うちの弟の中学校はもう休みでしたよ？」
あの、お恥ずかしながら……
「なら補習じゃない？」
は……はい…………
「じゃあ、太刀川さんに勉強教えてた中学生って、忍野くん達だったんだ」
私は言い出しっぺみたいなもので、あまり力になれていなかった気がしますが……
「十分誇っていいと思うよ。太刀川さんの課題の面倒は、二宮さんでも苦労してたことだから……」
「二宮さんにできないことは？って聞かれたら、三人とも『太刀川さんに単位を取らせること』って答えるだろうと思うくらいにはね」
本当に苦心されてきたんですね……。
「だから後任が見つかって助かったよ〜。これから頑張ってね」
そんな！？今回は仕方ないにせよ……正直もうやりたくありません……！
「……今回は？」 - 63二次元好きの匿名さん23/12/12(火) 08:24:51
さらっと太刀川くん係おしつけられそうになってて草
- 64二次元好きの匿名さん23/12/12(火) 19:53:20
「仕方ない理由があったんだ？気になるなぁ」
あ、いや、その……尊敬する方の幸せのために太刀川さんの単位が必要で……。
（何がどうなったらその二つが繋がるんだろう）
今はいろいろあって尊敬する方を傷つけてしまったので、その傷の回復に努めています。
「どういうことか分かった？犬飼先輩」
「いや、全然。哲次くんあたりならすぐ分かりそうだけど」
「じゃあ今は、その尊敬する人のために動いてるのかな？」
はい、なので太刀川さんの課題は今しばらくお待ちいただきたく……
「いやいや冗談だって！そんな拷問、年下にやらせるわけないじゃん」
拷問…………まあ、そうですね。
「認めた」
「ひゃみさんもやれば分かるよ。あれは終わりのない拷問だから……」
というわけで、どうすれば傷ついた心を癒すことができるのかと考えていて。
「メンタルケアってこと？」
それに近いです。ですが今回は痴情のもつれというか、勘違いの果てというか……ややこしい状況で。
「最近の中学生って大変なんだね」
相手も大人の方なので、私のような未熟な者では却ってさらに傷つけてしまうのではと……
「ふーん。ならdice1d5=2 (2) に聞いてみようよ」
1.おれ 2.二宮さん 3.辻ちゃん 4.ひゃみちゃん 5.若村くん
- 65二次元好きの匿名さん23/12/12(火) 20:31:57
このレスは削除されています
- 66二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 00:32:33
二宮で大丈夫か…？
- 67二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 06:40:30
読む側としては一番面白そうな人
その手の相談相手には一番ダメそうな人にあたったｗ
ワルい奴だぜ 犬飼澄晴… - 68二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 09:28:24
「大人がいいんだよね？なら二宮さんに聞いてみようよ」
えっ！？！？！？
「犬飼先輩、さすがにそれは……」
「でもこの状況で的確かつベストな判断できそうなの、二宮さんしかいないでしょ。ひゃみちゃんは緊張しいだし、辻ちゃんは異性がダメだし、おれはそういうの分かんないし」
「たしかに」
「ひゃみさんが食い下がった……」
あの、二宮さんもお忙しいと思うので、お気持ちだけ……
「もしもしお疲れ様です、犬飼です。突然なんですけど一時間くらい時間もらえますか？二宮さんに相談したいって子がいて……ガンナーの後輩くんです。あれですよ、太刀川さんに単位取らせたって噂の」
「いいんですか？ありがとうございます。今その子と一緒にいるので、本部まで連れて行きますね。はい、お疲れ様です……オッケー取れたよ〜」
あっさりしすぎてませんか！？もっと門前払いされるかと……
「二宮さんを説得したいときは、太刀川さんを引き合いに出すといいんだよ」
な、なるほど……勉強になります。
「用件は何だ」
（こわい……ひたすらに怖い！プレッシャーが凄まじい……！）
その、誰かの心を傷つけたとき、二宮さんならどうされるのかを……
「お前は自分がつけた傷を、他人の力で直すのか？」
えっと……自分で治したいとは思っているのですが、相手の方が年上の方なので……私が思うままに動いてもより傷つけてしまうのではないかと考えたため、ご相談に伺いました。
「ちなみに二宮さんがおれたちの機嫌取りたいとき、焼肉に連れてってくれるよ」
「特に何もない日でも、ご飯行こうってなったら必ず焼肉じゃないですか？」
「だから二宮さん、焼肉に誘えばいいって思ってるんじゃないかな」
ご飯をご馳走する……と。
「デマをメモするな」 - 69二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 21:06:04
「そもそも相手がどんな奴か、どういう経緯で傷ついたのかが分からなければアドバイスのしようもないだろう」
すみません……
「痴情のもつれとは聞きましたよ。ね」
「そうか。尚更自分で始末をつけろ」
ちっ、ちがっ！違います！！私ではないです！！
「年上で異性で命の恩人……そんな人にアタックしようとしてたんだ。尊敬するな……」
「辻ちゃんは辻ちゃんのペースで慣れればいいと思う」
「我ながら、一生慣れることはないと思うよ……」
「年上の癒し方か。そうなると二宮さんは苦手そうですよね」
「馬鹿を言うな。それくらいできる」
「おっと、これは期待」
「dice1d5=3 (3) しろ。そうすれば大抵機嫌は直る」
1.飯を奢る
2.欲しがっていたものを贈る
3.真摯に歩み寄って話す
4.傷つけた元凶をシメる
5.両者を会わせて話し合わせる
- 70二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 21:07:03
やはり肉か…
- 71二次元好きの匿名さん23/12/13(水) 21:34:29
それ忍野くんが一番できないことでは？
- 72二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 09:00:28
「真摯に歩み寄って話せ。話し合いが重要なことくらい分かるだろう」
あ……はい、それは……そうなんですが…………
「どうしたの？話したくないの？」
「多分、話したくても話せないパターンじゃないかな？」
お恥ずかしながら……その通りです。
「なんで分かったの？」
「俺と同じタイプの雰囲気がしたから……」
「一対一ができないなら誰か連れていけ。隣に人がいるだけでも違う」
「いやいや、隣に関係ない人がいるって意味不明ですよ」
「ならカメレオンでも発動させて見えなくしておけ」
……とおっしゃっていて。
「えーー！？二宮さんと話したのか！？いいな〜！いいな〜〜！！」
「二宮さんも面白い発想をするね。確かにカメレオンを発動させておけば見えないな」
「な、なんかそれ、変な状況じゃないですか……？」
「シュールで面白いじゃないか。どうする？忍野くん」
とても迷うんですが……dice1d4=4 (4) で。
1.オペ繋がりで恋川に行ってもらう
2.外堀を埋めながら影井に行ってもらう
3.一対一で沢村さんと話す
4.一対一（カメレオン付き）で沢村さんと話す
- 73二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 12:14:50
絵面が透明人間とはなす怪奇現象か沢村さんが春先に増える壁に話しかけ続ける人みたくなるのか
- 74二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 16:38:29
一対一と見せかけて一対二（付き添いの人がカメレオン起動）だと思ってたけど、天のお告げか心霊現象的に何もない空間から沢村さんに話しかけるって事なのか…？
- 75二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 20:43:23
- 76二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 07:02:26
カメレオン補助……お願いしてもいいですか？
「やっぱり、まだ一人で沢村さんと話すのは厳しいよね」
「ずっと追いかけてきた人がこっちを認識したら、急には怖いですよ……」
「二人ともシャイすぎるんだよなー！もっとグイグイいけばいいのに」
「無茶言わないで！！」
「なら忍野くんと沢村さんが話しているところに、こっそりあたしたちがいればいいのか？」
はい。隣でも後ろでも近くにいてくだされば……
「なんかやらしいセリフだね」
「あ、あとは誰がサポートに入るか、ですが……」
「あたしじゃないの！？」
「僕じゃないのかい？」
「二人とも自信満々ですね……」
それに関してはdice1d3=2 (2) 先輩でお願いします。
1.影井
2.御影
3.恋川
- 77二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 15:29:37
御影先輩……そのコミュ力の恩恵に預かりたいです！
「お！あたしでいいのか！？なんかこういうときいっつもあたしだな！」
「忍野くんは僕じゃ満足できないのかい？寂しいな」
「な、ならどうして忍野くんに抱きついてるんですか……」
では早速、沢村さんとお会いする日程の確保を……あ。
「わかった！沢村さん探しに行ってくる！」
「えっ今から！？ちょっ、まだ話決まってないのに！」
連絡先を知らない……って言い終わる前に。
「行ってしまったね。御影さんは本当に元気だなぁ」
「おはよう忍野くん。君のお弁当……なんで重箱なんだい？」
明日のお昼は沢村さんと一緒……そう考えるといてもたってもいられず、昨日は帰宅してからずっとおかずを作ってしまい、全部詰めるには重箱でないと……
「じ、自炊されるんですね。中学生でもうこれだけ作れるってすごいなあ……」
家庭科の教科書に色々と載っていて、それを頼りに色々と作りました。
「一個いただくね……うん、味が染みてて美味しい。毎朝作ってほしいくらいだ」
「なーなーあたしにもくれよー！今から透明になってる必要あるか！？」
「虚空におかずあげたら変でしょ、我慢して」
「あ、足音が聞こえる……みんな、定位置にスタンバイだ」 - 78二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 03:16:24
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- 79二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 10:40:14
保守ありがとうございます！
「失礼しま……あら？御影さんは？」
あっ！？えっ！？さわみゅっ……さ、沢村さん！？うわ、あっ、ああああ！？
（テンパりすぎだろ！忍野、とりあえず落ち着け！）
おっ、おち……落ちつっ……！？
「お、お疲れ様です！そ、そうですね忍野くん、今お茶を入れてきますね！！」
（ナイスフォロー恋川！さすがうちのオペレーターだな！）
「ああ、沢村さん。お疲れ様です」
「御影さんとお昼を一緒に食べる予定だったから伺ったんだけど……席を外してるのかしら？」
「彼女なら急用で帰られましたよ。謝っておいて、と彼女から伝えられましたが……せっかくですし、沢村さんも僕らと一緒にお昼にしませんか？」
えっ！？！？いやいやいやいや！！あの！！さわっ……さわ！！
「何？『爽やかな気分になってきた』って？そうだろうね、目の前にこんなに綺麗な方がいたらね」
（ほんと影井は口がうまいよなぁ……）
お昼ご飯の盛り上がり度：dice1d100=41 (41)
（忍野のテンパり度：dice1d100=4 (4) ）
- 80二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 20:57:18
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- 81二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 01:27:56
保守ありがとうございます…！！
沢村さんの残ダメージ：178
「御影さんから聞いてたんですよ。沢村さん、最近元気ないみたいだから、どうにか元気づけてあげたいねって」
「そ、それでご飯食べようぜってなるあたりが、あの子クオリティですが……」
「えっ……私、周りから見ても分かるぐらい落ち込んでたかしら？」
（結構しょんぼりオーラが漂ってましたよー！！）
「それで彼が、みんなでご飯食べるならって、張り切ってたくさんおかずを作ってきてくれたんですよ。そうだよね」
はい。お口に合うか分かりませんが……
「な、ならせっかくですから、おかず分けっこしましょう！紙のお皿もってきますね」
あ……わ、私のご飯を、沢村さんが……？？
（大丈夫だ！さっきこっそり一個食べたけど美味しかったから！自信持っていいぞ！）
「美味しい！これ、昨日のうちに全部作ったの？」
う……あ、はい……気づいたらこんな量になってしまって……
「それにしても和洋中が揃ってるってなかなかだよ？今度は豚汁を作ってきてほしいな」
「わ、わたしはカレーを……」
（あたしはワンタンスープが飲みたーい！）
汁物ばっかりじゃないですか！
「本当に美味しいわ。特にこのだし巻き玉子……忍田、本部長……にも……」
（え！？そこ地雷なのか！？ちょちょちょ、マジか！？）
「忍田さん……が、どうかされたんですか？」 - 82二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 12:03:02
（か、影井さんが行った！切り込んだ……！）
「それは……」
「言い淀むってことは、凹んでいる理由は忍田本部長なんじゃないですか？」
（おいおい大丈夫か〜！？勇み足すぎないか！？）
……私たち、沢村さんの力になりたいんです。沢村さんが悲しんでいれば、その悲しみを晴らしたいと思うんです。
（忍野もガッツリ行ったな！？さっきまでのテンパりはどうした！？）
「…………実は……」
「えーっ、忍田さんがそんなことをー？なんてことだー」
（影井の棒読みはなんとかならないのかよ！）
そんなことが……心中お察しします。
「ほ、本部の中で女の子と？ってことですか？」
「そうなの……知らない女の子と腕を組んでて……」
「…………もう！」
（った！？虚空に反応するな！！） - 83二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 13:03:09
わくわく
- 84二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:32:16
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- 85二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 08:36:35
保守ありがとうございます。体調を崩してなかなか更新できず申し訳ないです…
「女の子と距離が近かった、っていうのは……もしかしたら見間違いとか、普通に話してただけかもしれないけど。その後の……本部長の言っていた言葉が…………」
あの、無理に話す必要はないですよ。心の傷を再び抉って沢村さんが苦しむ方が、私たちにとっては辛いです。
「大丈夫よ、心配してくれてありがとう。あのとき、本部長は…………つ、付き合うとしても、私はそもそも選択肢にすら無い……って、言ってて…………」
「ひ、ひどい……（勘違いが……）」
そんなことありません！！沢村さんは素敵な方です！！
「えっ！？」
「僕もそう思うよ。なら、どうして忍田さんはそう言ったのかが重要じゃないかな？」
「と、というと……」
「肝心な前後の内容を聞き漏らしてるんじゃないか、ってことさ」 - 86二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 13:58:42
「で、でも……あんな刺々しい言葉を言ってて、それに攻撃の意思がない、なんてことありますかね……？」
（そんなことあるんだよなー！抜粋って怖いな！）
「『選択肢に無い』の真意が分からないと、断言しようがないけれど……ほら、自分の手持ちがないときに高級なものを勧められても、『そんなの、最初から選択肢に無いよ』とか言わないかい？」
ということは忍田真……忍田さんは、沢村さんを貶める意図で言ったのではなく……
「自分に釣り合わないから、ってニュアンスの内容が、前後にあったんじゃないのかな？」
（そう！そこを証明しないといけないんだよな！）
「ちょっと待って？も、もしそれが本当だとしたら、忍田本部長は」
沢村さんに好意を持っているけれど、自分は釣り合わない……そう考えてらっしゃることになりますね。
「……………………ちょっと外に出てきていい？」
「はい、もちろん」
「ふう、なんとか上手く真相に持っていけたね」
「あたしが忍田さんにくっついてたことはなんとか誤魔化してくれるか！？あたしはまだ生きていたい！！」
「透明人間が一番うるさいってどういうことよ……」
「というかそろそろこれ解除して裏に引っ込んでていいか〜？忍野、ばっちり話せるじゃん」
はい、恐らくもう普通に話せるかと思います。ありがとうございます。
「そうだね、本人の前で『素敵な方です』って言えるくらいだからね」
あ！！！……あ、あぁ……私は、なんてことを……あんなに直球に…………！！
「なんでせっかくいい感じになってたところを元に戻しちゃうんだよーー！？」 - 87二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 23:36:12
「はぁ…………」
「おかえりなさい。大丈夫ですか？体調が悪いとか」
「違うわ……突然降ってきた莫大な情報を処理していたの」
（両片想い説が浮上したんだから、そうなるのも無理ないよな〜）
あの、私たちの方でも、忍田さんのことや女の子のことを調べてみます。何か進展があればお伝えしますね。
「こう見えても僕たち、チームワークはもちろん、情報収集もお手のものなんですよ」
「は、はい！中央で培った分析力、活かしてみせます！」
「ふふ、抜群の連携でランク戦を圧勝したチームが言うんだから、間違いないわね」
（あ……沢村さん、今日はじめて笑ったな）
（沢村さんが微笑んだ……私を見て…………微笑みかけてくださった……！？）
「御影さんに、今度またお昼食べましょうって伝えてくれる？」
「はい。彼女もきっと今頃、一緒に食べたかったーって寂しがってると思います」
（ここにいるけどなー！ごめんなさい沢村さん！）
「……な、なんとかなりましたね……。あの、ところで忍野くん」
「至近距離で浴びる女神の微笑みはどうだった？って、聞くまでもないね」
「忍野〜〜！！鼻血出てる！涙も出てる！！大洪水だぞ！？」
────え？え……う、うわぁ！？ほんとだ！？ - 88二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 10:31:09
「お、おさまりましたかね……？」
「服についた血はオキシドールを使うと落ちるらしいよ。洗濯しても血が落ちなかったら使ってみてね」
ありがとうございます。鼻血なんて久しぶりに出しましたよ……
「そんな頻繁にドバドバ出てたらもっとヤバいけどな！」
「沢村さんと同じく、忍野くんにも短時間で莫大な情報量が襲いかかったからね。こうなるのも無理はないよ」
「あ、あれは……確かに破壊力も効果も抜群でしたね」
「な〜！！超綺麗だった！女優さんみたいだった！」
あとは沢村さんの心のケアをしつつ、すれ違いを一つ一つ解いていくだけ……ですね。
「あの様子を見るに、快方に向かってると思うよ。花開くような笑顔だったじゃないか」
事実？が沢村さんに与えた衝撃 dice1d100=94 (94)
- 89二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 10:52:36
ちゃんと沢村さんめっちゃ衝撃受けてて笑う
- 90二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 11:11:43
が、がんばれー！
- 91二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 20:46:43
沢村さんの残ダメージ：84
（本部長が私のことを！？いやいや、そんなまさか……）
（……でも！事実と決まったわけじゃないけど！心臓がドキドキしっぱなし……）
（……けどこれが私の早とちりで、本当に眼中になかったら……ウッ！！）
（私に興味がなくても、好きでも……本部長の気持ちがどっちでも、私の心が張り裂けそうなことには変わりないじゃない！！）
（あ〜〜どうすればいいの！どんな顔して本部長と仕事すればいいの！？）
（集中、集中よ。集中するのよ私……ひたすら黙々と……黙々と…………）
「おめーら、昨日沢村サンになんかやったのか？」
「え、な、なんか……とは？」
「東さんが『飲みに誘おうとしても、ちっとも反応してなかった』って言ってたぞ。無視してる感じじゃなくて、聞こえてなさそうだったんだと」
あ、それはですね……かくかくしかじか……
「影井のやつ、かなり強引に持って行ったんだな……っつーか忍野、お前よく沢村サンと話せたな？」
それについては私が一番驚いてます。沢村さんの力になりたいと伝えなければ……と思ったら、すんなり言葉が出てきて。
「す、すごいかっこよかったですよ。あの時の忍野くん」
「ちょっと前までひよこみてーだったのにな……これぐらいの年齢の奴は少し目離した途端にすくすく成長しやがるから、油断も隙もねーよ」
そうですか？あんまり成長した実感はないんですが……。
「つーか影井はどこいった？大体昼飯はいつも一緒に「お呼びですか？」うおおおお！？な、なんでわざわざ後ろの席にいんだよ！！こっち座れよ！！」
「いつになったら気づいてくれるかなあって待ってたんです。そうしたら僕を指名してくれてるから……居ても立っても居られなくて」
「相変わらず背筋を指でなぞってるみてーな視線と物言いだな……鳥肌立ったわ」 - 92二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 07:23:39
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- 93二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 09:00:08
「僕は情報収集に行ってたんですよ。忍田さんと御影さんが公共の場でイチャついたあの日、沢村さんの他にも目撃者がいなかったか」
「交通事故の調査かよ。まぁこれも交通事故みてーなもんだけどよ」
「目下の課題は沢村さんの心の傷を癒すこと。傷の原因が聞き間違えにある以上、忍田さんの言葉をきちんと聞いていた証人が他にもいないといけないんです」
「じ、じゃなきゃ言ってた言ってないの、水掛け論になっちゃいますもんね……」
沢村さんに限ってそんなことはないとは思いますが、論はいくら補強してもいいですから。
「ほーー……で、目撃者はいたのかよ」
「dice1d3=2 (2) 」
1.一人いました
2.dice1d4=3 (3) +1人いました
3.いませんでした
- 94二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 11:58:49
４人？！
多いわぁ - 95二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 18:49:01
遅れましたが保守ありがとうございました！
「四人いました」
四人！？そ、そんなに！？
「いや多くねーか！？！？」
「僕もびっくりしましたよ。壁に耳あり障子に目あり、ですね」
「おめーらのやってるストーキングもバレてるかもって考えには至らねーのか……」
「バレてもカメレオン使えばいいじゃないですか」
「んなくだらねー理由でカメレオンを使うな！」
「「「くだらなくないです！！」」」
「妙なところでチームワーク発揮もすんな！！」
それで、誰が目撃されてたんですか？
「く、口が軽い方だったらどうしましょう……」
「dice4d111=36 71 65 63 (235) だよ」
- 96二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 19:05:21
双葉ちゃん、ゾエさん、仁礼ちゃん、王子
- 97二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 21:55:48
その場にゾエさんがいたことの安堵感がはんぱねえ
- 98二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 06:02:29
太刀川の時といい王子は面白そうな気配を察知しすぎている
- 99二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 15:28:01
「影浦隊の北添さんと仁礼さん、加古隊の黒江さん。あとは」
「ぼくだよ」
お、王子さん！？お疲れ様です。
「ミカルゲが忍田さんとイチャイチャしてたところは見たけど、すごいことになってたんだね」
「王子……おめーが黒幕じゃねーかって勘繰るぐらいにはこの件に足突っ込んでんな？」
「片足を突っ込むというより、これぐらい関わってるともはや足湯じゃないかな？でも仕方ないじゃないか」
「『面白そうなんだから』……ですよね？」
「カゲカゲはよく分かってるね。さすがカシオに目をつけるだけあるよ」
「ほ、本当にお二人とも、考え方が似てますね……」
「この件について言いふらしたり噂流したりしてねーだろうな？」
「もちろん。ぼくってそんなに口が軽く見えるのかい？」
口が軽いとは思いませんが……その、トリックスターと言いますか……
「おめーは面白そうだと思ったら、なんでも実行しそうな危うさがあるんだよ」
「そんな、酷いなあ」
「なら単位取得に追われる太刀川を匿ってたのは誰だ？」
「そうか、いよいよカゲカゲとカゲくんが邂逅するかもしれないのか。楽しみだね」
「話を逸らしてんじゃねーよ！！太刀川匿ってた主犯はおめーだろうが！！」
「証言？いいよ、それくらいお安い御用だ」
よかった、ありがとうございます！
「でもあの様子を見てパパ活だとは思わなかったけどね。ミカルゲの距離の近さが仇になったのか」
「あの子ったら本当に……まったくもう！」
「残りは加古隊と影浦隊か。確か加古隊とは面識があったよな？」
「はい、シフトでご一緒させていただきました。恋川さんは堤さんと一緒にチャーハンも食べましたし」
「そういやそうだったな……」
「おシノはどっちに行くんだい？ぼくのオススメはカゲくんのところだよ」
噂のチャーハンの味も気になりますね……dice1d2=2 (2) にします。
1.影浦隊 2.加古隊
- 100二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 01:10:44
チャーハンか…
- 101二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 11:03:32
加古隊の方に伺おうかと思います。
「忍野、今ならまだ間に合うぞ。マジでやめとけ、ほんとやめとけ」
「前から思ってましたけど、諏訪さんってやっぱり過保護ですよね」
「チームメイトに加えて後輩も犠牲になったらシャレにならねーだろ！！」
「あ、あんなに美味しかったのに……そんなに恐ろしいものだったとは……」
「ならカゲくんのところにはカゲカゲが向かうのか。ボーダー二大影の部隊が対面するんだね」
「影浦隊か……前から絵馬さんに会ってみたいと思ってたんですよね」
「おめーはもう少しちびっ子欲を抑えろ」
「じゃあ堤さんに這い寄りますよ？」
「あいつならまあ……日佐人に手出されるよかマシだな」
「カゲカゲがいいなら、ぼくも堤さんをギュッとしに行こうかな」
「僕と王子さんとで、堤さんをサンドイッチできますね」
（影井先輩、王子さんと一緒にどこかに向かわれたけれど、本当に堤さんをサンドイッチしようとしているんだろうか……。加古さんのチャーハンといい、堤さんは色々な方から親しまれていてすごいなあ。実際、あの包容力と朗らかな雰囲気はまさに大地のようだし。でもギャンブル癖には諏訪さんも頭を抱えられてたけど……。えっと、この部屋か。緊張するな……）
お疲れ様です、影井隊の忍野です。黒江さんに用事が……
「……あたし？」
えっ、な、黒江さん！？ - 102二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 21:48:11
「この間のランク戦見たわよ、大活躍だったじゃない！」
あ、ありがとうございます。先輩方のお力添えがあったからこそです。
「そんなことないわ、最後にそれをちゃんとやれるかどうかは本人にかかってるんだから」
「用事って何ですか」
えっと、先日廊下で忍田さんとうちの御影先輩を目撃されたと思うんですが、その件について……かくかくしかじか。
「……どういうことですか？」
私も何が何やら……こう、勘違いとすれ違いが絡まっている感じで。
「双葉、男女間の感情はいつも上手く伝わらないものなのよ。そのうち分かる時が来るわ」
「加古さんは経験したことがあるんですか？」
「内緒♪それよりチャーハンが出来たわよ！忍野くんはどっち食べたい？」
これが噂の……いただいてもいいんですか？
「もちろん！だから二人分作ったのよ？たくさん食べてね」
で、では……
dice1d10=1 (1)
1〜8→生還
9・10→第二の堤
- 103二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 04:40:03
まあ8割当たりだしな（なお堤）
- 104二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 14:06:32
「お疲れ様、忍野くん。生還おめでとう」
ただいま戻りました。あ……ありがとうございます。
「お、忍野くんは何チャーハンをいただいたんですか？」
私はししゃもスターゲイジー筋子明太子チャーハンでした。おいしかったです。
「奇しくも二人とも海鮮系だね。プリン体の過剰摂取だ」
あ、黒江さんから許可もいただいてきました。いざというときに証言してくれるそうです……今の状況にかなり困惑されてましたが。
「一度聞いて飲み込める情報量じゃないからね」
先輩方のほうはどうだったんですか？影浦隊の影浦さん、とても怖い方だと伺ってますが……
「それがソロで戦りに行ってて会えなかったんだよ。ダブルシャドウになりたかったんだけどな……」
「忍田さんと歩いてるところ！見たよ見たよ〜」
「会話の内容までは覚えてますか？ぼんやりとでもいいので」
「どんな話だったっけ？確か忍田さんの恋愛がー……忘れちまった！わはは！」
（す、すごくノリが御影と似てる……！）
「いやいやヒカリちゃん、忍田さんが自分は沢村さんに釣り合わないーって言ってたのを聞いて『忍田さんがモテねーわけねーだろ！』みたいなこと言ってたじゃない」
「そうだったか〜？なーんかそんなような話した気はするけどなあ」
「ただいま。……お客さん？何の話？」
「おかえり絵馬さん。今日も素敵だね、元気だったかい？」
「えっ！？なっ、なんで背後に！？誰！？」
「……と、とまあ、影井さんは絵馬さんにべったりでした」
いつも通りですね……
「普段はキリッとしてるけど、不意打ちには弱いみたいだね。あのギャップ……たまらないな」
「あ、こちらも許可は取れました。なのであとは……」
御影先輩がいかにして、沢村さんの傷を癒すかにかかってますね。
沢村さんのおでかけ楽しみ度 dice1d100=59 (59)