- 1二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:15:54
ゼータ「そんな…」
ゼータの声が震える。
完全復活したディアボロスの魔力が空間を赤く染める、その足元には教団、ガーデンの技術の集大成である拘束装置が無残なガラクタと化している。
ゼータの予想を遥かに上回る魔力にゼータの本能が悲鳴をあげている。
???「メス猫!危ないのです!」
ディアボロスの腕が無造作に振るわれる、それだけで空間が抉れ、ゼータが先程まで立っていた場所に大穴が空く。
突き飛ばされなければゼータは間違いなく死んでいた。
ゼータ「ワンちゃん…?」
自分を突き飛ばした黒髪の獣人に視線を落とすと腰から下が存在しなかった。
デルタ「……メス猫、……大丈夫なのです?」
ゼータ「ワンちゃん、なんで?」
デルタ「……デルタは、……デルタは弱くても、……家族と一緒が……一番良いのです、メス猫は嫌いだけど、……デルタ達は家族なのです」
ゼータ「あ……ああ」
ゼータはデルタの体を抱きしめる、その体から失われていく体温と血液が弟を思い出させた。
ゼータ「父様、母様、ごめんなさい」
ディアボロスの腕が振り上げられる、数億もの血の刃が空を暗く閉ざした。
ゼータ「私、ワンちゃんよりバカだったんだ。
……ごめんなさいアルファ様、ごめんなさい、主」
ゼータは数秒後の死を呆然と眺める。 - 2二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:16:10
ディアボロスの腕が振り下ろされる瞬間、青紫色の流星が空を裂き、空を覆う刃を霧散させる。
シャドウ「魔女よ、約定の時だ」
青紫色の魔力がゼータ達を包みデルタの肉体が再生する。
アルファ「彼は全てを知っていたのよ」
シャドウ様のせいで俺は、俺は典型的な曇らせ大好きなあにまん民だったのに、俺はシャドウ様のせいで今大変なんだから - 3二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:18:04
曇らせとは最後に晴らしてこそよ
- 4二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:22:19
昨日までならいくらシドでもないものを生やすのはキツくね?と言ってた
- 5二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:23:29
- 6二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:29:25
- 7二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:30:12
- 8二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:32:15
アルファだったわ
- 9二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:35:51
- 10二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:39:09
- 11二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:41:20
- 12二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 23:42:37