- 1二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:33:51
馬産地、車台スタリオンステーションで迎えた繁殖シーズン
先発アーモンドアイから始まる種付打線は衰えを知らず多忙を極めた
厩舎に響く関係者の感嘆、どこからか聞こえる「今年は252頭だな」の声
無言で帰り始める種馬達の中、今年の首位種馬キタサンは独り寝藁で泣いていた
JRAで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より観客の歓声・・・
それを今の車台で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」キタサンは白い涙をチンポから流し続けた
どれくらい経ったろうか、キタサンははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい寝藁の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って自主トレーニングをしなくちゃな」キタサンは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、キタサンはふと気付いた
「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
寝藁から飛び出したキタサンが目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように歓声が響いていた
どういうことか分からずに呆然とするキタサンの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「キタサン、ゲートインだ、早く行くぞ」声の方に振り返ったキタサンは目を疑った
「ド…ドゥラメンテさん?」 「どうしたのキタちゃん、居眠りでもしてたの?」
「く…クラちゃん?」 「なんだキタサン 勝手にしょんぼりしやがって」
「デムーロさん・・・」 キタサンは半分パニックになりながら掲示板を見上げた
1番:マリアライト 2番:ドゥラメンテ 3番:キタサンブラック 4番:ラブリーデイ 5番:ステファノス 6番:サトノクラウン 7番:ラストインパクト 8番:サトノノブレス 9番:シュヴァルグラン…
暫時、唖然としていたキタサンだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「走れる・・・走れるんだ!」
武豊から手綱を受け取り、ゲートへ全力疾走するキタサン、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、ケツアナに死んだ目で電気棒を突っ込まれてるキタサンが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った - 2二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:35:01
吉村村田ノルマ達成 +10000
- 3二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:35:21
吉村村田遵守+50
6番内川非遵守-200000 - 4二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:35:50
帰って自主トレするくだりが適切なの初めて見た
- 5二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:35:58
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- 6二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:37:08
けつなあな、な?
- 7二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:39:35
番号これ宝塚のじゃね?
- 8二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:40:23
元のコピペと違って死という救いも与えられないキタサンが可哀想すぎる…
- 9二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:42:55
デムーロ日本語うますぎ
- 10二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 21:48:22
笑いそうになったけどやっぱ笑えなかった
- 11二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 22:03:28
内川コピペを競馬でやると強力な味方がそのまま敵になるという
- 12二次元好きの匿名さん23/11/30(木) 22:20:39
バッドエンドだろこれ