【🎲カプ閲注】ここだけラウグエが1年生の頃に恋人だった世界Part5.5

[1 二次元好きの匿名さん 23/12/03(日) 17:18:24]

ただし、交際開始時にグエルはラウダに恋愛感情を持っているがラウダはただの重いブラコンだとする

細かい注意書きは最初のスレの2を参照してください

今の状況

2年生に上がる前の休暇を実家で2人きりで過ごす中で相変わらずグエルはドキドキしたり悩んだりしている

(落としちゃったので立て直しました)

一応前スレ

【🎲カプ閲注】ここだけラウグエが1年生の頃に恋人だった世界Part4｜あにまん掲示板

スレ画は妄想1年生兄弟

[2 1 23/12/03(日) 17:20:32]

最初

【🎲カプ閲注】ここだけラウグエが1年生の頃に恋人だった世界｜あにまん掲示板

[3 1 23/12/03(日) 17:29:05]

最初のスレまとめ

グエルの片想いから恋人になるラウグエ

Part2まとめ

グエルの片思いから恋人になるラウグエ2

Part3まとめ

グエルの片思いから恋人になるラウグエ3

Part4まとめ

グエルの片思いから恋人になるラウグエ4

[4 1 23/12/03(日) 17:30:53]

(落としちゃった分)

【🎲カプ閲注】ここだけラウグエが1年生の頃に恋人だった世界Part5｜あにまん掲示板

[5 1 23/12/03(日) 17:33:38]

>>4の内容

「これは、何でもないんだ。朝起きたらこうなってて」

「うん」

「決して変なことしようとしたわけじゃないぞ」

「分かってるよ」

嘘ではないが必死に取り繕おうとするグエルに対してラウダはいつものように落ち着いた声音で返事をする。

「しばらくしたら収まると思うから離してくれ」

「どうして？」

ラウダは不思議そうな顔をした。そこまで言わないといけないのか。グエルはいたたまれなくなってラウダの首元あたりに視線を落とす。

「......今、お前に抱きしめられると落ち着かないからに決まってるからだ。分かるだろ、それくらい」

ぶっきらぼうに告げたグエルは流石に分かってるもらえただろうともう一度身体を離そうとした。

「なっ」

しかし、ラウダの片手がグエルの背中から腰をたどりそして夜着のズボン越しにグエル自身を撫でたためグエルのラウダから離れようとする試みは今度も失敗に終わった。

「無理に落ち着かせなくてもいいんじゃないかな」

「時間が」

「何か予定があったっけ？」

「そうっ、じゃねえ」

グエルは朝からそのような行為に耽るものではないとラウダに伝えようとしたがラウダには通じていないようだった。その間もラウダの手はグエルの下着の中に入ってきた。

「ひゃっ、準備してないから」

「関係ないだろ」

「関係あるだろ！」

グエルが少し大きな声で叫ぶとグエルを高めようと動かしていたラウダの手が止まる。

「どうして？」

不可解そうな弟の顔にグエルは言葉に詰まる。

「......お前と、す、するのにこのままってわけにはいかない。昨日一緒に風呂に入ったから俺が何にもしてなかったのは知ってるだろ」

「えっ」

ラウダは驚いたような顔をした。

「兄さん。僕、そこまでする気ないよ？」

「は！？あっ」

グエルは自分の勘違いに気付いた。いつもは流れでそうなるので、このまま進んだ場合今回もそうなると思っていたのだ。

[6 1 23/12/03(日) 17:34:24]

>>5続き

グエルは羞恥のあまりラウダの肩口に顔を埋めた。

「いいよ。兄さんがしたいならこのまま......」

しかしラウダがグエル自身に指を絡めてきたのでグエルは急いで返事をした。

グエル

1 「もう自分でやるからっ」

2 「そ、そうだな。勘違いしていた。そこまでやらなくていい」

3 「お前はどうなんだ？」

4 「してくれ......」

dice1d4=1

「もう自分でやるからっ」

グエルは自分の手をラウダの手に重ねて静止した。どう答えても恥ずかしいとグエルは思った。

「そう」

短いラウダの返事にグエルが恐る恐るラウダの肩に埋めていた顔を上げるとラウダはばつの悪そうな顔をしていた。

「ごめん、調子に乗りすぎたよね」

ラウダは申し訳なさそうに瞳を一度伏せて、ゆっくり下からグエルの瞳を窺うように見つめた。

それを見たグエルは弟に何か悪いことをしたようで悲しくなる。実際グエルは何もしていないがラウダのこういう顔に弱いのだ。

[7 二次元好きの匿名さん 23/12/03(日) 17:39:31]

前スレ保守まにあわなかった…
立て直しありがとうございます！

[8 二次元好きの匿名さん 23/12/03(日) 18:19:12]

スレ立てありがとうございます
最近ホスト規制ひどくて保守もままならない…

[9 二次元好きの匿名さん 23/12/03(日) 18:19:48]

とりあえず>>10まで保守しときますね

[10 二次元好きの匿名さん 23/12/03(日) 18:20:22]

☆

[11 スレ主 23/12/03(日) 23:44:12]

(保守ありがとうございます！スレ主も出先だとよく規制されるのでいつもとてもありがたいです)

グエルはラウダの瞳をまっすぐ見つめて告げた。
「嫌じゃない。朝だから本当に驚いただけだ。あと、俺だけしてもらうのは......準備も本当にしてないし......」
ラウダを拒絶したい訳ではないとグエルは赤くなる頬を自覚しながらどうにか伝えた。
それを聞いたラウダの瞳が少し金色に光って見えたのは気のせいだったのだろうか。
「分かった。僕のも一緒にすればいいんだね」
「ん？」
そう言ってラウダは一度グエル自身から手を離すと上掛けをめくった。
室内の空調は一定の温度を保っているもののラウダの体温も急に離れたのでグエルはぶるりと震えた。
グエルは無意識にラウダに身体をくっつける。

[12 二次元好きの匿名さん 23/12/04(月) 06:29:44]

弟くんグイグイくるなー

[13 二次元好きの匿名さん 23/12/04(月) 18:03:59]

ほしゅ

[14 二次元好きの匿名さん 23/12/05(火) 00:35:46]

保守

[15 二次元好きの匿名さん 23/12/05(火) 07:45:37]

保守

[16 二次元好きの匿名さん 23/12/05(火) 18:55:13]

☆

[17 二次元好きの匿名さん 23/12/06(水) 04:47:01]

★

[18 二次元好きの匿名さん 23/12/06(水) 07:40:33]

保守

[19 二次元好きの匿名さん 23/12/06(水) 17:53:25]

ほしゅ

[20 スレ主 23/12/06(水) 23:19:52]

直接的な表現は避けれてるはずですが少し危ないかなと思ったのでリンク貼ります。閲覧注意(すごく短い)

実家での朝

[21 二次元好きの匿名さん 23/12/07(木) 07:36:09]

保守

[22 二次元好きの匿名さん 23/12/07(木) 15:16:06]

好きっっ

[23 二次元好きの匿名さん 23/12/07(木) 22:31:09]

ほ

[24 二次元好きの匿名さん 23/12/08(金) 07:36:06]

しゅ

[25 二次元好きの匿名さん 23/12/08(金) 19:19:59]

保守

[26 二次元好きの匿名さん 23/12/09(土) 01:34:32]

保守

[27 二次元好きの匿名さん 23/12/09(土) 11:11:18]

☆

[28 スレ主 23/12/09(土) 22:58:29]

終わった後、ラウダは素早く立ち上がりティッシュで自分の手と下腹部を拭うと
「タオル濡らしてくるね」
と言ってグエルの部屋を出て行った。

[29 二次元好きの匿名さん 23/12/10(日) 06:30:17]

♡

[30 二次元好きの匿名さん 23/12/10(日) 18:14:11]

ドキドキ

[31 二次元好きの匿名さん 23/12/11(月) 04:46:56]

☆

[32 二次元好きの匿名さん 23/12/11(月) 07:45:31]

保守

[33 二次元好きの匿名さん 23/12/11(月) 19:04:33]

保守

[34 スレ主 23/12/12(火) 02:09:14]

残されたグエルはぼんやりと天井を眺めた。カーテンの外から擬似ではあるが温かい日の光をかすかに感じる。
幼い頃育った家で弟と朝からこんなことをしてしまった。
グエルにだってラウダが自分のことを兄として慕ってくれている自覚はある。昨夜もラウダは昔を懐かしみながらグエルに身体を寄せてきた。
自分と恋仲になってからのラウダは前にも増してグエルの意に沿うようなことばかりしてくれる。自分が兄なのにラウダに甘えて負担をかけている。ラウダのことを思うならこんなことはやめるべきだ。しかしラウダが嫌な顔一つしないのでこのままでもいいのではないかという悪い考えが捨てきれない。
グエル思考の海に沈みそうな頃、ラウダが戻ってきた。
そのまま手に持った濡れたタオルでグエルを拭いてくれようとするのでそれは断りタオルをもらう。
シーツの方は見たところ大丈夫そうだった。
「僕は朝ごはん作ってるから兄さんはもう少しゆっくりしててよ」
そうラウダは微笑んでグエルの部屋を出て行った。
今回は特に身体を酷使した後でもないのに悪いと思ったグエルだったが、今はもう少しだけ物思いに耽っていたかったのでその背中を見送った。

[35 二次元好きの匿名さん 23/12/12(火) 07:37:37]

保守

[36 二次元好きの匿名さん 23/12/12(火) 17:55:42]

この湿度感、たまらぬ

[37 二次元好きの匿名さん 23/12/12(火) 21:57:35]

このもだもだがクセになる〜
でももっと心身ともに急接近して欲しさも強くある

[38 二次元好きの匿名さん 23/12/13(水) 07:12:12]

お、弟目線も……読みたい……！

[39 二次元好きの匿名さん 23/12/13(水) 15:47:33]

>>38

わかる

めっちゃ気になる…

[40 スレ主 23/12/13(水) 21:28:52]

(いつも感想ありがとうございます！一度区切りたいところまで話を進めたらラウダ目線はやる予定です。あと休暇2週間は長すぎた気がするのでしかしたら間飛ばすかもしれないです.......)

[41 二次元好きの匿名さん 23/12/14(木) 07:36:30]

保守

[42 二次元好きの匿名さん 23/12/14(木) 19:11:59]

☆

[43 スレ主 23/12/15(金) 02:16:32]

「そういえば、父さんからメールが届いてると思うんだけど」
朝食後までラウダとの関係性を考え上の空だったグエルはその言葉に気持ちを切り替えた。
父からのメールは何か重要なことに決まっている。グエルは端末を取り出してメールを開くと驚いた。グエル専用のディランザを今までのデータを元に開発しており、調整のため休暇中に社に来るようにとのことだった。
父が自分のために？今までのグエルのディランザは通常のディランザのカスタム機であったが今回は全く新しい型のディランザをグエルのために作っているという。グエル専用機の武装もざっと確認した限りではかなりグエル好みに仕上がっている。
いきなりどうしたことだろう。2年生に上がるからだろうか。父は最近自分を認めてくれているとでもいうような言葉もかけてくれて何だかいいことばかりな気がしてくる。
どうしても口角が緩むのが抑えきれずにグエルは端末に送られて来た情報を隅から隅まで読んだ。そしてひと段落ついたと思ったところで声がかけられた。

[44 二次元好きの匿名さん 23/12/15(金) 07:36:44]

保守

[45 二次元好きの匿名さん 23/12/15(金) 19:12:42]

ほしゅ

[46 二次元好きの匿名さん 23/12/16(土) 04:38:03]

保守

[47 二次元好きの匿名さん 23/12/16(土) 11:50:46]

ほ

[48 二次元好きの匿名さん 23/12/16(土) 22:40:47]

☆

[49 二次元好きの匿名さん 23/12/17(日) 08:51:53]

保守

[50 スレ主 23/12/17(日) 12:37:11]

「良かったね。兄さん」

ラウダはグエルを温かく見つめて微笑んでいた。弟にそう言われてグエルは自分だけ浮かれていたことが少しだけ恥ずかしかった。

「ああ」

　そしてはたと気づく。

「お前は？」

「僕も今使ってるディランザをもう少し改良したいから一緒に来いってさ」

「そうか」

「楽しみだね。兄さんのディランザ」

ラウダには新しいディランザはないのだと。

自分はジェタークの後継ぎだから用意してもらえるが弟のラウダには用意されないのだ。

自分が寮のエースパイロットということもあるが自分とラウダでは待遇が違う。そしてラウダがそれに対して不満を漏らしたことがないのも分かっている。しかし、

ラウダ

1 「兄さん？」

2 「そんな顔しないでよ」

dice1d2=2 (2)

[51 スレ主 23/12/17(日) 12:40:34]

(段々ラウダの察しの良さをダイスに判断してもらう感じになってる)

[52 二次元好きの匿名さん 23/12/18(月) 00:02:56]

負い目を感じちゃうのもわかるなぁ

[53 二次元好きの匿名さん 23/12/18(月) 07:36:44]

保守

[54 二次元好きの匿名さん 23/12/18(月) 19:01:01]

ほしゅ

[55 二次元好きの匿名さん 23/12/19(火) 03:43:15]

★

[56 二次元好きの匿名さん 23/12/19(火) 07:42:23]

ほ

[57 二次元好きの匿名さん 23/12/19(火) 18:03:38]

ほっ

[58 二次元好きの匿名さん 23/12/20(水) 04:15:50]

しゅっ

[59 二次元好きの匿名さん 23/12/20(水) 07:40:06]

ほしゅ

[60 二次元好きの匿名さん 23/12/20(水) 18:56:23]

保守

[61 二次元好きの匿名さん 23/12/21(木) 02:58:57]

★

[62 スレ主 23/12/21(木) 07:41:51]

「そんな顔しないでよ」
ラウダは悲しそうな顔をした。
「兄さん、僕のこと気にしてるだろ」
「別にそんなんじゃ」
ない、と言ったら嘘になる。思ったより顔に出ていた自分にグエルは驚いた。
「さっきまで楽しそうだったのに僕が話しかけたら悲しそうな顔するから分かるよ」
「……悪い」
「僕のことは気にしないで。僕は兄さんが喜んでたら嬉しい。今思ってるのはそれだけなんだって分かってほしいな」

[63 二次元好きの匿名さん 23/12/21(木) 19:22:56]

しゅー

[64 二次元好きの匿名さん 23/12/22(金) 02:10:09]

保守

[65 二次元好きの匿名さん 23/12/22(金) 07:36:45]

ほ

[66 二次元好きの匿名さん 23/12/22(金) 19:11:19]

しゅ

[67 二次元好きの匿名さん 23/12/23(土) 07:05:27]

保守

[68 二次元好きの匿名さん 23/12/23(土) 17:43:54]

気にしちゃうのもわかるし気を遣われる方が寂しいっていうのもわかるし…難しいね

[69 二次元好きの匿名さん 23/12/24(日) 03:25:20]

わかるほしゅ

[70 二次元好きの匿名さん 23/12/24(日) 13:22:10]

☆

[71 スレ主 23/12/24(日) 22:41:47]

そうグエルに告げるラウダの態度に陰は感じられない。
「それに兄さんは強いんだから専用機があったって当然じゃないか。もう寮内で兄さんに敵う人間はいないだろ？」
「それは、そうだが」
グエルは頷く。ラウダが気にしていないのなら納得すべきだろうか。何かもっと言いたいこともあるような気がするが今のグエルには適切な言葉が見つけられなかった。
「僕は兄さんが夢を叶えられるようにずっと応援しているしそれはこれからも変わらないよ。もちろん僕だって努力を怠るつもりはないけどね」
そう言ってラウダはそっとグエルの右手をその手に持つ端末ごと両手で祈るように包み込んだ。
「ありがとう。お前のその気持ちが嬉しいよ」
グエルが左手を重ね受け入れたことでこの話は終わった。ラウダに思ってもらえるのは嬉しいがあまり弱い姿を見せると余計な心配をかけるのでより強い自分でいられるようにもっと努力しようとグエルは思った。

[72 二次元好きの匿名さん 23/12/25(月) 07:42:34]

保守

[73 二次元好きの匿名さん 23/12/25(月) 17:20:39]

うーんこのままならない感

[74 二次元好きの匿名さん 23/12/26(火) 01:33:43]

ほしゅ

[75 二次元好きの匿名さん 23/12/26(火) 07:38:13]

保守

[76 二次元好きの匿名さん 23/12/26(火) 17:58:57]

保守

[77 スレ主 23/12/26(火) 23:40:08]

　改めてメールを確認すると父の指定日は明日の昼過ぎだった。

　今日は何をしようか？

1 映画

2 筋トレ＆勉強

3 ゲーム

4 マッサージ

dice1d4=4 (4)

[78 二次元好きの匿名さん 23/12/27(水) 07:39:33]

保守

[79 二次元好きの匿名さん 23/12/27(水) 18:52:35]

ほしゅ

[80 二次元好きの匿名さん 23/12/28(木) 04:21:48]

保守保守

[81 二次元好きの匿名さん 23/12/28(木) 07:38:41]

保守

[82 二次元好きの匿名さん 23/12/28(木) 16:51:06]

ほし

[83 二次元好きの匿名さん 23/12/29(金) 01:07:42]

ほ

[84 二次元好きの匿名さん 23/12/29(金) 10:51:03]

☆

[85 二次元好きの匿名さん 23/12/29(金) 21:37:27]

保守

[86 スレ主 23/12/30(土) 00:56:57]

1 グエル→ラウダ

2 ラウダ→グエル

dice1d2=1 (1)

[87 二次元好きの匿名さん 23/12/30(土) 10:04:00]

保守

[88 二次元好きの匿名さん 23/12/30(土) 10:31:08]

兄さんからラウダにマッサージってことかな？
反応が気になるな

[89 二次元好きの匿名さん 23/12/30(土) 19:37:32]

保守

[90 二次元好きの匿名さん 23/12/31(日) 07:28:04]

ほしゅ

[91 二次元好きの匿名さん 23/12/31(日) 18:03:16]

☆

[92 スレ主 23/12/31(日) 23:59:40]

(今年はお付き合い頂きありがとうございました！また来年もよろしくお願いします)

「ところで今日は何かやりたいことはあるか？」
「兄さんはないの？」
「そうだな.....」
グエルは考えた。いつもの休日のようにラウダと出かけたり課題をこなしたりして過ごすのもいいが、今は無性にラウダに何かをしてやりたい気持ちが湧き上がっている。
しかし何も用意がない。一緒に出掛けて何かプレゼントを買ってやるのも唐突で恥ずかしいと思ったところで、グエルはラウダのほしいものが全く思い浮かばない自分に気付いた。
思えばラウダがあまり何かをほしがることはなかった気がする。
いつも、「兄さんと一緒がいい」もしくは「僕もこれでいいよ」という言葉しか聞いたことがない。
好物を探ろうにもラウダはすすめられれば何でも食べるし、特段何かに執着している様子もない。
唯一ラウダの好みが反映されてそうなのはモビルスーツ関連くらいだが、今その話をするのは難しい。
明日は大切な予定もあるのでラウダも今日はのんびりしたい可能性もあると考えたところでグエルの頭に一つの案が浮かんだ。
「ラウダ、お前の部屋に行こう」
「いいよ」
そうして2人はラウダの部屋に向かった。

[93 二次元好きの匿名さん 24/01/01(月) 11:43:28]

保守

[94 二次元好きの匿名さん 24/01/01(月) 23:29:14]

リラックスしてほしくてマッサージか

[95 二次元好きの匿名さん 24/01/02(火) 11:20:52]

ほ

[97 二次元好きの匿名さん 24/01/02(火) 21:50:14]

保守

[98 スレ主 24/01/03(水) 01:22:04]

「僕の部屋、大したものはないけど。久しぶりに昔やってたボードゲームでもする？それともカード？」
グエルを部屋に招き入れたラウダはそう言って棚を開けようとする。心なしか楽しそうだ。
「それはまた後でやろうぜ。ラウダ、そこにうつ伏せに寝てくれ」
「え？」
グエルはそれを制してラグの敷いてある床を指差した。ラウダは怪訝な顔をした。
「兄さん、何を？」
「マッサージしてやる」
「いや、そんな」
「不安か？前にカミルにしてもらって気持ち良かったから教えてもらったんだが」
「へー、そう。カミルが......」
少し俯いたラウダの顔は良く見えない。カミルはメカニック科だが鍛錬を怠らない男なのでトレーニングルームでもよく一緒になるのだ。信頼のおけるカミルに教わったと聞けばラウダも安心するだろう。そう思ったのだが。
「あー、無理するなよ。お前には世話になってるから俺が勝手にやろうとしただけなんだ。嫌なら」
「嫌なわけないよ！ただ、兄さんにしてもらうのが悪いなって思っただけで......えっと、お願いします」
グエルが諦めようとするとラウダは顔を上げながら急いで否定の言葉を口にした後、遠慮がちに見上げてきた。

[99 二次元好きの匿名さん 24/01/03(水) 12:39:49]

マッサージ普通に上手そうな気がするけどリラックスできるかなぁ

[100 二次元好きの匿名さん 24/01/03(水) 22:43:54]

所々意味深な反応なんだよなあ

[101 二次元好きの匿名さん 24/01/04(木) 07:50:43]

保守

[102 二次元好きの匿名さん 24/01/04(木) 18:32:20]

ほしゅ

[103 二次元好きの匿名さん 24/01/05(金) 03:20:32]

☆

[104 スレ主 24/01/05(金) 08:12:53]

「後で僕にもやり方を教えてほしいな」
そう言われてグエルはラウダが嫌がっていたわけではなく、マッサージの内容が気になっていただけかと思いほっとした。
「ああ、1人でやるやつも教えてもらったし色々あっていいぞ」
「そうなんだ」
「詳しく教えるのは後でな。とりあえず横になってくれ」
ラウダは今度はそのままうつ伏せに寝転んだ。グエルはラウダの顔のあたりにクッションを持ってきてあげた。
「ありがとう」
「お前、身体ガチガチじゃないか」
「兄さんに背中をじっと見られることなんて滅多にないから仕方ないよ」
「それもそうか」
グエルは逆はそれなりにあるなと言いかけて顔に熱が上がりそうだったのでやめた。ラウダに見られてなくて本当に良かったとグエルは思った。

[105 二次元好きの匿名さん 24/01/05(金) 18:35:38]

ラウダも照れてるのかな？

[106 二次元好きの匿名さん 24/01/06(土) 00:41:40]

☆

[107 二次元好きの匿名さん 24/01/06(土) 09:03:53]

保守

[108 二次元好きの匿名さん 24/01/06(土) 19:52:44]

ほしゅ

[109 二次元好きの匿名さん 24/01/07(日) 03:05:06]

★

[110 二次元好きの匿名さん 24/01/07(日) 12:18:55]

保守

[111 二次元好きの匿名さん 24/01/07(日) 23:22:48]

保守

[112 二次元好きの匿名さん 24/01/08(月) 10:22:54]

ほし

[113 スレ主 24/01/08(月) 21:56:03]

グエルにマッサージされたラウダ

1 寝た

2 起きてたのでグエルはやり方をきちんと教えた

dice1d2=1 (1)

[114 二次元好きの匿名さん 24/01/09(火) 07:46:04]

保守

[115 二次元好きの匿名さん 24/01/09(火) 17:30:10]

気持ちよくて寝ちゃったか～…

[116 二次元好きの匿名さん 24/01/10(水) 00:17:50]

ほ

[117 二次元好きの匿名さん 24/01/10(水) 07:40:23]

しゅ

[118 二次元好きの匿名さん 24/01/10(水) 19:20:35]

寝た！寝ちゃったかー

[119 二次元好きの匿名さん 24/01/11(木) 01:37:11]

保守

[120 スレ主 24/01/11(木) 07:40:10]

ラウダの身体を丁寧に隅々までほぐしていくと思ったより多くの時間を要した。
「ラウダ？」
「.......」
初めは少しずつ説明をしながら行なっていたのだがどんどんラウダの返事が曖昧になっていってとうとう何も返ってこなくなった。

[121 二次元好きの匿名さん 24/01/11(木) 18:28:16]

リラックスしすぎたか

[122 二次元好きの匿名さん 24/01/12(金) 02:42:04]

ほ

[123 スレ主 24/01/12(金) 07:38:29]

息苦しいかもしれないと思い、そっとラウダの身体を仰向けにする。
学園に入ってからしばらくは夜中にこっそりとラウダの寝顔を見ては悶々として唇を重ねようかと考えていたものだった。
その時は結局実行に移したことはないが、ラウダと恋人になって深いところで繋がるようになってからはグエルが望めばそれは惜しみなく与えられるものだ。

[124 二次元好きの匿名さん 24/01/12(金) 18:40:07]

しっとりしてる…

[125 二次元好きの匿名さん 24/01/13(土) 00:32:06]

本人はものすごく真剣に葛藤してたんだろうけど寝顔にキスしたくて悩んでる兄さんかわいいな

[126 二次元好きの匿名さん 24/01/13(土) 09:19:57]

キュンキュンしゅる…🥹

[149 二次元好きの匿名さん 24/01/13(土) 18:32:40]

スレ主さんいらっしゃったらモバ規制されて落ち着いたらもし気力が残っていたらでいいので次スレ欲しいです…
報告しか出来ずわがまますみません

[169 スレ主 24/01/13(土) 18:55:23]

>>149

お気遣いありがとうございます！基本のんびりやってるので今気付いてびっくりしちゃいました......

もし埋まってしまった場合、落ち着いたら次スレ立てますね

[170 スレ主 24/01/13(土) 23:39:59]

(いつも保守や感想くださる方ありがとうございます！落ち着いたようなので>>123の続きです！)

だから今なら許されるだろうか。少し考えてグエルは首を振る。いや、そもそもラウダの兄への好意で成り立っている関係であるし寝込みを襲うのはよくない。そうグエルは思った。

しかし、これならいいだろう。ここなら昔はよくしていたのだし。

グエルはそう自分に言い聞かせながらラウダの額にキスをした。

昔の自分なら新しく家に来たかわいい弟を抱きしめるのにもその額にキスを贈るのにも何の躊躇いもなかった。それが今ではこんなに悩んでしまうだなんてあの頃は思いもしなかった。

しかし今抱いてるラウダへの恋情はコントロールできるものではない。せめて今だけはという言葉を何回目かも分からないほど呪文のように心の中だけで唱えることがグエルの日課だった。