あれはたしか秋の中旬…｜あにまん掲示板

1二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:36:29

私は食堂で昼食のを取っていた時のことだった。
その日のメニューはまさに秋にぴったりのサンマ定食。以外に思われるかもしれないんだがこれに私は目がなくてね、テイオーからは「ｶｲﾁｮｰｵｼﾞｻﾝﾐﾀｲﾀﾞﾖｰ」なんて言われるが想像して欲しい、あの脂の乗った背中の肉をご飯と一緒に掻き込み大根おろしで口の中の脂を洗い流す様を……最高だと思わないか？それにここの食堂ではサンマ七輪で……と話が逸れてしまったね。

2二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:37:11

ここからが本題だ。そうして私が舌鼓みを打っていると「ﾌﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞｯﾎﾞｯﾎﾞｯﾌﾟｨ…」と爆音が食堂の喧騒を打ち破った。談笑は止み、食器の擦れる音さえ(オグリキャップ以外は)消え、やがて周囲がざわつき始めた。言わずとも分かるだろうが…それは「放屁」だった。たしかに食事中でそれはマナーに反することだ。だか本人も望んで放った訳では無いはずだ。詮索は良くない。しかし何故か周囲の目が私の席に集まっていった。(まさか私が疑われて？)と思い顔をあげるとその答えがそこにあった。サンマに気を取られて気づかなかったのだろうメジロマックイーンがそこに居た。今日のデザートだったのだろう大きな焼き芋を頬張りながら。

3二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:37:39

ヒデェ…

4二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:37:56

冤罪ですわ！

5二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:37:57

溺れるボーちゃんかな？

6二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:38:06

彼女の顔は紅潮し焼き芋で膨らました頬はさながら熟れたトマトのようだった。震えて今にも泣きそうな彼女を前に私は掛ける言葉が見つからなかった。これ程自分を情けなく思った事は無かった。日頃「ウマ娘達のために」と嘯いておきながらこの様か…そんな風に打ちひがれたその刹那、何者かが彼女の持っていた芋を奪い取り平らげた。長い真っ直ぐな芦毛を靡かせてそのウマ娘は立っていた、ゴールドシップだ。「おっといけねぇ！アタシのポンポンの中でもお芋のビッグバンが起きて余剰エネルギーがお尻から出ていっちまったぜぃ！」そういつもの良く通る声で叫ぶと食堂が笑いに包まれた。「もーまたゴールドシップ！？」「アハハ！ゴルシちゃんのオナラすごーい！」先程の張り詰めた空気が嘘のように晴れた。メジロマックイーンは顔を隠していたがきっと泣いていたのだろう…残りの焼き芋をゴールドシップが抱えながら二人は去っていった。私は彼女に、ゴールドシップというウマ娘に深い感銘を受けていた。いつもひょうきんもののトラブルメーカーだがこれ程情に厚く勇気のあるウマ娘だったのか、とね。私も立ち止まっていられない。彼女達の様に友と共に切磋琢磨し時に助け合う、私の理想とする学園に近付けるよう私は邁進していくと改めて誓ったんだよ。
だからね、トレーナー君。「ｴｰｻｯｷﾉｾﾞｯﾀｲﾏｯｸｲｰﾝﾀﾞﾖｰ。ｱﾝﾅﾆﾔｷｲﾓﾀﾍﾞﾃﾀﾝﾀﾞﾓﾝ!」等とその場でぬかしたトウカイテイオーを今すぐここに呼んできてくれ。

7二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:38:09

放屁時間が長い

8二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:38:14

メジロ家のウマ娘はそんな事しませんわ！風評被害ですわ！

>>14

9二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:38:54

テイオーさん……

10二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:39:47

周囲もわかってゴルシの言葉に乗ってそうなのがなかなか痛ましい

11二次元好きの匿名さん21/09/01(水) 21:40:23

これ会長がテイオーの真似してるの思うとすごい好き

>>13