ふたりの酔っ払いとトレーナー君

  • 1怪文書初トライ22/01/07(金) 00:59:47

    俺の愛バであるマルゼンスキーが成人したこともあって、今日はたづなさんも含めて3人で呑もうという話となった。
    初めてで慣れていない彼女のためにたづなさんと共に教えながらという形で進めていくこととなったのだが……
    「ちょっと!トレーナーくんはわたしのよ!」
    マルゼンさんが速攻で酔いました。
    まあ初めてだしどのくらい呑めるか分からないからな────
    「ちがいますー!トレーナーさんはわたしのれすー!」
    なぜかこっちも酔ってる。なんで?

  • 2怪文書初トライ22/01/07(金) 01:00:02

    もしかしてたづなさん呑めなかったのだろうか……
    などと考えているうちに
    むぎゅ。
    左腕をたづなさんにがっちりとホールドされてしまった。こまった、かてない。
    「あっ!こら!だきつかないでよー!」とマルゼンスキーはご立腹の様子。
    「トレーナーくん!」
    ん?
    「たづなさんよりわたしよね!」
    ぎゅーっ!と。今度は右側から抱きつかれる。嫉妬するマルゼンも可愛い。
    「いいえ!わたしのほうが!トレーナーさんにふさわしいおんなです〜!」
    たづなさんは徹底抗戦の姿勢。そんなところも俺は好きです。
    「ふたりであさがえりもしました〜!」
    その発言はちょっといただけないけど!
    あれは会話に花が咲きすぎて気がついたら朝になったということであるが、知らない人からしたら『ぴょい』したものだとも思われかねない。幸いここは俺の部屋で心配は────
    「むむぅ!」
    マルゼンに誤解されたことが大問題な気がする。でもあの時のたづなさんはとても楽しそうだったし良いか。
    「トレーナーくん!わたしとのドライブ楽しかったわよね!」
    もちろん楽しいに決まっている。少し運転がラフとはいえ愛バとのドライブが楽しくないわけがない。
    「ふたりでタッちゃんにとまったのもいいおもいでよね!」
    そっちはもう勘弁願いたい。あの時は本気でケツの肉が取れる夢が見えた。
    ……ああ、どうしよう。このままだと両側から抱きつかれて身動きが取れないまま、これ以上ないくらい幸せに一生を終えるかもしれない。
    ならば。
    「じゃあレースで決着をつけような」
    と提案しつつ二人の酔っ払いを抱き寄せる。
    ……決着なんて分かりきってる。
    どうせ二人の魅力に当てられきってる俺の一人負けになるさ!

  • 3怪文書初トライ22/01/07(金) 01:01:15
  • 4二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 01:08:39

    ウワーッ!ありがとうございます!!

  • 5二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 01:09:52

    >>3

    ウワー!英雄!

  • 6二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 01:11:19

    なんだかんだで自分で書けるのすごい!!

  • 7二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 01:15:01

    こういうの待ってた

  • 8二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 01:17:13

    >>3

    ありがとうございます…私の英雄…

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