【微閲覧注意】【SS】キミに焦がれて

  • 1二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 17:04:48

    クラウンさんは眩しい
    みんなに笑顔を振りまいて仕事だってできてサトノという大きな重圧を背負っていて、そしてみんなに、僕にだって優しくて
    僕のことを「ライバル」だって認めてくれて
    僕なんかじゃ釣り合わないと分かってるけど、どうしても焦がれてしまって
    もう自分でもどうしようもないくらいキミのことが好きなんだ

    いつだってキミのことが頭から離れなくて
    キミのことを考えると世界が今までよりも綺麗に見えて
    そうしていい気分のまま姉さんに頼まれたものを買いに商店街まで足を運んだ
    買い物をしていてもキミなら何を選ぶんだろう、なんて考えてしまって思ったよりも時間がかかってしまって急いで走る帰り道
    偶然キミはそこにいた

  • 2二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 17:05:32

    キミを見つけて少し高揚してしまい話しかけようと急いでいたことも忘れ近づいた
    キミはトレーナーさんと一緒にいた
    彼と話すキミの顔はとても嬉しそうで少し赤くて
    そして、僕が今まで見たどんなキミよりも綺麗だった
    そういうものに疎い僕でもハッキリと「キミが彼のことが好きだと」分かってしまうほどに幸せそうな君を見て涙が1粒、零れ落ちた

    そのまま動けず立ち尽くしているとキミは彼に抱きついた
    それを目の当たりにして僕は今見た事実が嘘であると願うように涙を溢れさせながらその場を逃げ出した
    そのまま部屋に帰るなりそのまま泥のように眠りについた

  • 3二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 17:06:25

    翌朝、目が覚めて、昨日目撃した事が夢だったと信じようとした
    しかし、姉さんに届け忘れた買い物袋を見て昨日の記憶が鮮明に蘇ってしまった
    調子はすこぶる悪かったが昨日クラウンさんに見られたかどうかが気になってしまいどうにか教室についた
    僕を見つけたキミはいつもと変わりなく話しかけてくれる
    しかし、彼女を見るとどうしても昨日のことが頭に浮かび涙が溢れてしまった
    心配するキミに「ペットの命日だから」なんて嘘で誤魔化した
    そんな嘘つきな僕をキミは優しいと褒めてくれる
    それが更にこんな嘘つきの僕なんかがキミに相応しくなんてないと突きつけられる

    僕の初恋は、涙の味だった

  • 4二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 17:25:27

    以上です

  • 5二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 17:29:18

    うおーっ
    このシュヴァルには一生クラウンを引きずってて欲しい

  • 6二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 18:11:13

    一生トラウマになってて欲しい

  • 7二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 18:27:29

    苦みが良い

  • 8二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 18:32:56

    最近クラウンに失恋するスレ多くね?

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