- 1二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:09:34
- 2二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:27:04
三十行続けて
- 3二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:29:46
おいこら最後
- 4二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:33:29
最後に欲望漏れてんよ
それはそれとして君妄想の才能あるよ、オリキャラ作ってみない? - 5二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:40:37
- 6二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:41:26
- 7二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:42:30
半分正解、ブルアカ外だけどね。最近忙しくてガッツリしたの作れないからこういう妄想をスレに投下するしかなくてね……
- 8二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:43:39
わかるぞ
ミネ団長って魅力あるけどどう語ればいいのかわかないからこういう変則的なスレを立てざるを得ないんだよな - 9二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:45:20
……そのライバル、金髪でスタン警棒持ってない?(GG並感
- 10二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:45:45
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:46:22
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:46:24
- 13二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:46:52
お気に入り押しておくね
- 14二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 22:58:14
- 15二次元好きの匿名さん23/12/14(木) 23:25:37
- 16二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 00:36:33
――救護騎士団本部にて
「またあなたですか!!!」団長の声が響く、随分とお怒りの様子だが、セリナとハナエは「またか」と言わんばかりの顔をしてお菓子の詰まった戸棚を開き、休憩を始める。随分と慣れた様子だが、実際彼女らからすれば飽きるほど見てきた流れなのだ。
「頭のかったい暴力団長さんよ、私はいつだって中立で公平だよ。いつも言っているがアンタのその立派な救護精神の判断能力はあまりにも出来が悪い。聡明な癖して視野が狭ぇんだよ。」
ため息をつきながらヒラヒラと腹の立つ身振りで客人は言う。
「当人同士で十分な和解に至った可能性は?弱者側にも非はなかったのか?正義を盾に持ったアンタは浅慮が過ぎる。」
「そんなことに構っていたら間に合わない可能性があるでしょうが!!」
「アンタの浅慮で話がこじれても手遅れになりうるが?というかそもそも必要な救護って何?アンタの主観だろ?そんなもんで――」
こうなったら長いのだ。セリナ捕ハナエはお茶を入れながらため息を吐く。
「ほんと、そりが合わないですねあの二人は。」
「団長に思うところがあるだけで別に悪い人じゃないのにね。」
「まあ団長に話すと面倒臭そうな話もできるしこれぐらいは必要経費だと思えばいいんですけど……」
「とりあえず殴り合い始めたら仲裁に入りましょう。」
「あの人団長ほどじゃないけど強いから仲裁大変で嫌なんですけどね本当は……」
結局その日のライオットシールドの発注で午後の活動が潰れたそうな……
とりあえず書いたけどこんなんでいい? - 17二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 00:37:37
完璧
- 18二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 00:46:03
最高
- 19二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 00:46:26
書いたあとにいくら団長でもそんなシールドをバカスカおるような事は無いだろって思ったけどまあいいや
- 20二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 08:21:44
うーん、言動的にミネ団長よりオリキャラの方がソルっぽいぞ
アメリカンジョークが似合いそう - 21二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 08:38:01
そんな子がエデン条約編とかで酷い怪我を負って意識不明の重体になって生死の境を何日も彷徨ったら団長はどう思うだろう
- 22二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 12:59:27
ミネ団長のことをバカにする奴らに「お前らにあいつの何が分かる!!」ってキレてほしい、あとミネ団長がいない場だとセリナハナエ達とは普通に仲良しであってほしい
- 23二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 13:34:34
- 24二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 18:08:50
本人は公平中立を好むので文句言われる分には黙って見てる、それは個人の自由だっつって。直接害しようとしたら動くけど。そんなイメージですね。セリナとハナエには普通に優しそうなのはすごくそう
- 25二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 18:23:40
SS書くのにアレだし名前欲しいな、した3つ安価でダイスしよ
- 26二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 18:26:34
赤海オカ
- 27二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 18:28:36
楠田ライ
- 28二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 18:28:39
アニエス・ベルジュ
- 29二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 18:30:25
- 30二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 18:31:46
ミスdice1d2=2 (2)
- 31二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 18:32:18
楠田ライちゃんか
- 32二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 18:36:23
所属はしばらく決めません、キャラが定まるまで騎士団以外に絡ませるのは面倒なんで
- 33二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 18:39:22
それなら、あえての無所属とかどうです?
所属のトップとタメはれる無所属の個人ってのも良さそうですし - 34二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 19:00:16
そうしましょうかね
- 35二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 19:11:26
ついでに得物を決めましょう。ソロで活動って事は遠近両対応しなきゃだよなぁ!!!というわけでSRは確定でそれに加えてdice1d3=2 (2) を使います
1:AR 2:SG 3:HG
- 36二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 19:19:53
奇しくも団長と同じか……
- 37二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 19:30:41
バイオハザードの主人公みたいになってる
- 38二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 22:06:12
細かく容姿を決めるか迷いどころだけど……一旦様子見で、ライちゃんが絡んでるところを見たいイベントとかあったら言ってください。良さげなの拾ってダイスします
- 39二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 22:10:14
・プロローグにいたか
・シャーレの当番
・他校の交流どれかひとつ - 40二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 22:34:08
23:00まで募集します
- 41二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 22:38:02
自警団とたまに絡む(特にレイサとカズサの関係とかじっくり聞いてから仲裁して欲しい)
- 42二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 23:01:26
dice1d4=1 (1)
1:プロローグ
2:シャーレの当番
3:他校絡み
4:自警団絡み
- 43二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 23:05:44
風呂入ったら書きますね
- 44二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 23:33:17
- 45二次元好きの匿名さん23/12/15(金) 23:37:35
ブラックジャックか?
- 46二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 00:28:04
――リン行政官と各校の生徒とのいざこざを覗き見している者が居た。
(ゲヘナの風紀にハスミちゃん、セミナーと堂々たるメンツが集ってるねぇ〜スズミちゃんに関してはなんでかいるのかわかんないけど。キヴォトスの外から来たっぽい人もいるし連邦生徒会もなんかするつもりだな?)
スナイパーライフルのスコープを使い楠田ライは観察を続ける。
(おっ、動きがあった、あの方向は外郭地区か……あっちの方なんか騒いでたけど大丈夫かな?)
その心配は杞憂に終わらず、見知らぬ大人を連れていくべき場所には脱獄したワカモが攻め込んで来ていた。
(凄い派手にヘルメット団が暴れてるな……まあ、とりあえず何体か間引いといてあげるか。)
(しっかしキリがないなぁ。ハスミちゃん大丈夫かな……なんかいつもより強くない?いや違う、あの人の指示が的確なのか。凄い勢いで殲滅してるし私の出る幕はないかな……なんでスズミちゃんいたんだろ……)
プロローグ歪まないようにしたらモノローグばっかになっちゃった…… - 47二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 00:38:01
もっと好きにしてもいいのよ
だってあのミネ団長とやりあえる子だし - 48二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 00:41:59
寝落ちしなかったら次のやつ書きますね
dice1d3=2 (2)
1:当番
2:他校
3:自警団
- 49二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 00:45:33
具体的にどこ行くの?dice1d5=1 (1)
1:ゲヘナ 2:ミレニアム 3:山海経 4:百鬼夜行 5:アリウス
- 50二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 00:46:29
よりによってゲヘナ(
いや、まだ救急医学部の可能性が! - 51二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 07:55:41
やっぱり寝落ちしてしまった……
- 52二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 14:42:25
ゲヘナのどこに向かうんだ?
- 53二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 15:45:27
絡む部活ぐらいは決めましょうかね。
dice1d4=4 (4)
1風紀 2救急 3給食 4便利屋
- 54二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 15:46:22
便利屋か、独立してる同士だし話が合うのか仕事した仲なのか
- 55二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 16:06:19
ゲヘナ学園、トリニティと同じく三大校の一角を成す学園。お嬢様学校と揶揄されることさえあるトリニティと比べ自地区の治安が悪いことが特徴である。トリニティとは犬猿の仲ではあるがそんな中ゲヘナの商店街にトリニティの生徒が一人。そう楠田ライである。
(うちの学園との仲は悪いが、買い物する上でいいもの揃えたいならそんなこと言ってられないしな。)
(歓楽街の飯屋はどこも美味い、たまに爆発音が聞こえるのはご愛嬌。今日の目的地だってずっと足繁く通うお気に入りだ。)
そんなことを考えながらライは銃火器の店を訪れる。
(やっぱ装備はここで買わなくちゃね。ウチ自地区の店は品質はそこそこに高いし。大手が幅を効かせて店主に特殊弾の発注するのも厳しいからね。)
暖簾を潜り声をかける
「店主さん、いつものお願いしに来ました〜。」
「店長、いつものお願いよ。」
等しい時刻に注文が入った。思わず隣を見るとそこには赤髪のゲヘナ生がいた。
急用が入ったので一旦ここまで - 56二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 20:32:13
学校の偏見がほぼほぼないグループでよかった
- 57二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 21:20:17
「あら、注文が被ったわね。ってあなたトリニティの生徒じゃない、遠路はるばるよく来たわね。お先にどうぞ。」
「おっと悪いね、お言葉に甘えさせて貰うよ。店主さん、いつものやつ頼むよ。」
ポメラニアンの店主があいよ、とまとまった量の銃弾と爆弾を取り出し、その後ライのショットガンとライフルを受け取って裏へと入る。
「あなた、随分とここに来てるのね。途中で変なのに絡まれたりしないのかしら?」
彼女は少し驚いたように訊く。
「まあ、向こうのもんも悪くは無いんだがね。私のようにどこにも属さない人間にはこういう特殊な武器が必要なのさ。アンタも割にそうなんじゃないのか?」
弾をひとつつまみ上げ、微笑を浮かべ聞き返す。
「まあ、ゲヘナの風紀からは目の敵にされてるわね。」
「じゃあ似た者同士って訳だ。アンタ、名前は?私は楠田ライ。」
「……陸八魔アルよ。便利屋68という小さな会社をやってるわ。友人とも仕事の依頼人としてもよろしく頼むわね。」
「あいよ、こっちに来る時の話し相手でも頼ませて貰うよ。」
そんな話をしているとカウンターの奥から店主の呼ぶ声が聞こえて来る。どうやら整備が終わったようだ。
「んじゃ、私はこれで。中々いい縁ができたよ。アルちゃん。」
「私もそう思うわ、ライさん。」
そうしてライは人混みへと消えていった。
(凄いアウトローっぽい感じがしたわ!!)
アルちゃんの憧れはまたひとつ増えたのだった - 58二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 21:36:52
お題決め。光輪大祭おもろそうなので追加。
dice1d3=3 (3)
1:当番
2:自警団
3:大祭
- 59二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 21:43:50
医療技術はあるのかな
実力では劣るけど団長と違って治療もできるみたいな - 60二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 21:50:50
丁度大祭じゃーん
- 61二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 21:52:23
- 62二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 21:55:59
出来ないのか…
- 63二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 22:06:29
残念、できないようです。まあ無所属だし仕方ない。では容姿を固めに行きます
髪色はdice3d256=152 72 46 (270) (全部-1)
身長dice1d60=59 (59) +120
3サイズdice1d3=2 (2) (左からB,W,H)
B 1:うおっでっか… 2:でっか… 3:普通 4:貧 5ぺたんこ
W 1:サオリ 2:スラッ 3:普通 4:ムチッ 5:ヒヨリ
H 1:うおっでっか… 2:でっか… 3:普通 4:スラッ 5:掴めない
- 64二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 22:07:33
体型ダイスミス
dice3d5=2 5 5 (12)
- 65二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 22:08:50
尻が小さいのか
- 66二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 22:10:08
僕はしばらく大祭の話書くので好きに妄想しといてください
- 67二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 22:18:00
エデン条約は一旦置いとくやつ
- 68二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 22:19:21
もうちょっとキャラ造形固めてからやりたいな〜って
- 69二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 22:22:20
エデンやるなら確かにある程度固めておきたいですね。いろんなキャラや部活が入り乱れることになりますから、固めておかないと重要な部分がブレかねませんし
- 70二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 22:35:24
そんなデカいのになんで団長のを揉みたがるんだ
- 71二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 22:40:23
それはスレ主が揉みてぇだけだ
- 72二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 00:35:43
今日は皆が待ちに待った晄輪大祭。開催校のミレニアムには多くの出店が立ち並び活気が溢れている。もちろんスポーツの祭典には保健所が必須。セリナは今日もたくさんの人を看ています。
「――ふう、こんなものですかね。少し休憩しますか。」
セリナが腰掛けたちょうどその時、テントの入口が開き、楠田ライがやってきた。
「おっ、セリナちゃんちょうど休憩?山海経のお店でチャーハン買ってきたから差し入れとくね。」
「ああ、ライさん。どうもありがとうございます。団長への果たし状は無いんですか?」
「いやぁ、考えたがせっかくのイベントを喧嘩で使い潰すのも良くないしまあ今日ぐらいはなしでいいかな。」
そう言ってパックを開き割り箸を割って自分用のチャーハンをいただく。
「ゲヘナの子はどうだった?上手くやれてる?」
「はい、しっかりした方でこちらとしてもやりやすくて助かってます。」
「そらよかった、私もゲヘナに友人がいるがやっぱりレッテルじゃ人は測れんね。」
「それはそうですよ。」
「ま、レッテルなんてあくまで傾向で、分かりやすく味付けされた特徴でしかないしな。このチャーハンとは真逆で。」
「確かにチャーハンなのに奥深い味わいですねこれ。」
そんな話をすれば美味しいチャーハンはいつの間にか胃袋へと消え去っていた。
「んじゃ、私はまたこの祭りを楽しんでくる。」
「患者としてここに来ないように気をつけてくださいね。」
「ははっ、気をつけるさ。」
晄輪大祭の皮を被ったセリナとの絡みだなこれ。 - 73二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 00:48:06
ええやん…。さりげない団長気遣いも入ってバランスもいい…
- 74二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 00:55:34
- 75二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 07:42:53
ほ
- 76二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 15:40:37
ばったりセナと出くわしそう
- 77二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 15:50:51
- 78二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 17:24:00
年末は色々手続きが多くて忙しいですね……お題ダイス
dice1d3=1 (1)
1.当番
2.自警団
3.便利屋絡み
- 79二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 17:28:43
先生との絡みか
- 80二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 17:36:28
参考程度に卑しさと湿度決めますか……
卑しさdice1d100=2 (2)
湿度dice1d75=18 (18)
- 81二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 17:38:37
すっげーさっぱりしてる。除湿剤か?
- 82二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 17:40:58
先生と絡むなら肌の色決めないと行けないじゃん!!
dice1d2=2 (2)
1:めっちゃ真っ白 2:黄色人種 3:褐色
- 83二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 17:41:18
ダイスミスdice1d3=2 (2)
- 84二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 17:47:56
運命はわからず。
- 85二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 20:17:54
「先生〜当番に来ましたよ〜」
"ああ、ライ。いらっしゃい"
"早速だけど、仕事を手伝ってくれないかな?"
沢山に積まれた書類の山に埋もれながらも優しく先生は言う
「まぁたしち面倒臭い仕事溜め込んでたんですか。シャーレがクソほど忙しいのは知ってますけど、どうせ生徒への相手を言い訳代わりに面倒な仕事から逃げてたんでしょう?」
"はい……"
先生は図星と罪悪感でしょぼくれてしまったがそんなこと関係ないとライは席に着き書類に目を通す。
「先生はキヴォトスにおいて結構な重席に座ってることをたまには思い出してくださいね。って言うか連邦生徒会から人引っ張って来ないんですか?うわっ決算書類に申請書まで選り取りみどりだ。」
"選べる種類が多いと嬉しいよね"
「バカ言ってる場合じゃないんですよ。さっさとお仕事ビュッフェを楽しんで下さい。私、権限ないんで仕事の整理ぐらいしかできないんで先生が動かないと終わらないですよ?てか私も書類は不得手なんで。」
"整理だけでも凄く助かるかよ。"
"というかトリニティって結構めんどくさい書類多いイメージだったけど苦手で大丈夫?"
先程までの頼りない先生とは一変してライに問う。
「あー、私は無所属なんで特にはないですね。これが正義実現委員会とかなら違うんでしょうが。」
"それはそれで派閥色の強いトリニティで大丈夫なの……?"
「ま、楽なとこもあればって感じですね。要するにまちまち。本当に困ったら人生の『先達』を頼りますよ。」
"何時でも待ってるよ"
「そんときはここに来るんで仕事させますけどね。」
"門を叩いても開けてあげないよ?"
「それが出来る性分じゃないでしょう。」
ケラケラと笑いながらライはそう返した - 86二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 20:51:02
これ書いてる時気づかなかったけどちょっと湿気っちゃったかな?
- 87二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 21:20:11
お題ダイスdice1d3=1 (1)
1.便利屋
2.自警団
3.ゲヘナ以外の他校
- 88二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 21:30:29
忙しくてSS投下に毎度時間かかるのでみなさんでどんどん概念広げてくれてもいいんですよ?
- 89二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:40:56
――ゲヘナの食事処にて
(うん、やっぱり食事はゲヘナの方が美味いな、いい店が多い。謎の爆発さえなければ満点だが、まあ割り切るしかないか。)
そうやってライが食事を楽しんでいると新たな客が暖簾を潜りやってきた。
「4人よ、入れるかしら。」
そう言った声はどこか聞き覚えがある。それもそのはず、彼女たちは陸八魔アルと便利屋の従業員たちなのだから。
「おっアルちゃんじゃん。調子はどう?ほかのみんなは便利屋の従業員さんたちかな?」
「ええ、今日は仕事が上手くいったから打ち上げに来たのよ。」
「……社長、ここでトリニティの制服着て堂々としてるんだけど、もしかしなくても友達よね。」
この場にそういるはずもない人種と親しげに話す社長を訝しみカヨコが訊く。
「ええ、何時ものとこで買い物してたら偶然知り合っちゃって。学園のどの派閥にも属さない好で仲良くなったわ。」
「ああそう、私はカヨコ。便利屋の課長よ。話の邪魔して悪かったわ。」
「私はムツキ、室長なの。」
「はっ……ハルカです。平社員です……。」
「私はライ、見ての通りトリニティの人間だが毛嫌いせずに仲良くしてもらえる助かる。」
そうして一通りのやり取りを終えて5人で談笑をしながら食事をする。初めは当たり障りのない話だったが次第に熱量が高まって行き、そしてムツキが言う
「ライちゃんってさぁ、トリニティで無所属やってんでしょ?やっぱ強いの?」
「それを言ったらかの有名な風紀委員から逃れて勝手に法人やってるアンタらもそうじゃないか。……ちょっと興味湧いてきたな。お手合わせ願える?」
その言葉を待ってましたと言わんばかりにムツキが満面の笑みを浮かべる。
「いいねいいね!!向こうの方にちょうどいい遺棄倉庫があるからやろうよ!!くふふ〜私等結構強いよ!」
「相手に取って不足がないね。よし!じゃあ行くか!」
話がトントン進む中1人だけ内心困惑している者がいる。
(なんでそんな話になるのよ〜!!)
そう。アル社長だ。
次回戦闘描写入れます。あまり得意では無いので期待しなくていいですが。書きたいのでやります - 90二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:47:32
団長と殴り合える猛者だ、きっとこの人もスラスターで空飛んで地面割れるはずだ(願望)
- 91二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 00:16:54
ゲヘナのどこかにある遺棄された倉庫群。そこで、ライと便利屋やの戦闘が始まろうとしていた。
「アルちゃんがいないけど、スナイパーだからかな?」
「さあね。」
「言ってくれれば楽だったんだけどね。じゃあ、始めようか。合図はこの石が落ちたらね。」
投げあげられた石は綺麗な放物線を描き地面へと落ちる。その瞬間ライのショットガンが火を吹いた。前側に居たハルカだけでなくムツキ、カヨコにも有効に的中した。
「あの店で仕入れた『超広角・拡・散弾』!!気分は最高級だ!!!」
本来散弾一つ一つの威力が低い上連射性能が低く複数人を相手取るのは苦手だが、ライの用いた弾は特殊な加工により面制圧に秀でている。
「早打ちで負けちゃった〜でも最終的には勝っちゃうよ〜!!」
ムツキが爆弾を投げ込むとそれまで距離を詰めてきていたハルカがバックステップで素早く退き、ショットガンで爆発させる。ほぼ直撃と言って差し支えないが、ライは余裕綽々と言わんばかりに立っている。
「くふふ〜さすがにまだまだ行けそうね!!」
「ごめんなさい、ごめんなさい、アル様の友人様にこんなことしてごめんなさい……」
またもハルカが詰め寄る、それと同時にカヨコが銃を空へと打ち上げ、威圧する。が、特に効果は見られない。
(ヤワなメンタルじゃ派閥社会のトリニティで1人なんてやっていけないってことよね。)
ため息をついてカヨコはより後ろへと後退、援護射撃に専念し始めた。詰めてくるハルカをショットガンで迎撃しようとしたその瞬間、ライの脳蓋に強い衝撃が加わり、首が勢いよく右に曲がる。
(ここでアルちゃんか!!)
そう思うのも束の間、ライの頭で爆発が起きた。 - 92二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 00:40:29
スナイパーライフルで榴弾!?どう言う技術だよあの店主!とりあえず賭けるしかないッ!!)
左手に持ったスナイパーライフルで弾道に沿うように撃ち返す。しかし依然ハルカとムツキが詰めてきており、ショットガンと爆発物の波状攻撃は止まらない。
「スナイパーライフル頭に食らうとムチウチ起こしそうで嫌いだね!!」
「まだまだ余裕そうじゃん、小物の爆弾じゃ厳しいね!!デカいの一発行くよ〜!!」
その言葉とともに先のようにハルカは退く、ただし、先程よりより大きく。ムツキがその大きなバッグを投げ込み、爆発させんとする。
(さすがにこれは喰らえない!)
咄嗟に判断したライは大きく床を踏み込み地面を隆起させ土塁代わりに使う。
「脚力すごーい!!でも私たちこと見えないでしょ〜?」
即席の壁を素早く回り込みハルカが銃を接射しライの土手っ腹に一発蹴りをぶち込む。重たく、吐きそうになった、がそんな事ミネとの喧嘩でいくらもある。蹴りを入れられたまま特殊弾の詰まったショットガンを接射しかえす。ある程度距離があっても十分な範囲火力を一手に引き受けハルカは伸びてしまった。
「まずは1人……!!」 - 93二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 00:49:46
眠いし一旦ここまで!
- 94二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 01:06:32
明日の夕方まで更新はできねぇんで好きに話しといて下さい
- 95二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 07:41:29
ほ
- 96二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 16:49:31
思い切りのいいライちゃんカッコいいね
ケンカで鍛えられてるのが不良漫画みたいでちょっと草 - 97二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 18:12:13
「あーハルカちゃんやられちゃった〜。後でいっぱい煮卵作ってあげなきゃ。」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ、ハルカがいなくなった分同じ攻撃でも痛さが変わってくる。引き打ちに徹するしかないわ。」
「地雷は沢山あるからまだまだいけるね!」
そうしてライが追い二人が逃げる構図となった。爆弾を仕掛け退き続ける2人を追わねばならない状況はライにとって不利なものであった。
(初めの1発以外アルちゃんからの狙撃はなかった、撃ち返しが当たったと見てもいいか?)
ライはそう考え、足を止めショットガンを足元に落とし、スナイパーライフルを構える。
(ここで撃たれなきゃ勝てる!)
スコープを覗くのは最小限、後は当て感を頼るだけ。引き金を引き撃ち出された弾丸はムツキのおでこにクリーンヒット、初めのダメージもありムツキもここでリタイア。
(よし!!)
足元のショットガンを拾って撃ち、ムツキの仕掛けた爆弾を処理しながらカヨコへと一気に距離を詰める。あと1発、ここまで有利な状況であと1発。接射出来れば勝てるカヨコに近づくための最後の踏み込みをする。が、その瞬間カヨコが懐から手榴弾を投げ、爆発させる。それまでの蓄積もありライはダウン。カヨコがハンドガンを額に突きつける。ただ、ライもショットガンを握ったままだ。
「早撃ち勝負は自信がある――」
その瞬間「カンッ」とアスファルトに銃弾が撃ち込まれる。
「それはねーだろアルちゃん。降参だよ。」
微小を浮かべライは両手をあげる。便利屋の勝利だ。 - 98二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 21:31:07
戦闘描写ガッツリやるの初めてでしたけどどうでしたか?良ければ感想を……
- 99二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 21:36:12
ライちゃん強い
アルちゃんの活躍が渋くて良いね - 100二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 22:20:18
ライの反応に筆が乗って描写するの忘れてましたがあの撃ち返しは結構な精度でした。最後まで撃たなかったのは社長の判断じゃなくてカヨコの策略ですね。
- 101二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 22:59:31
「いや〜強いね。流石、学校から独立しているだけはある。」
「むしろ4対1でよくここまでやったわね、社長がいなかったらウチの前衛2人を倒した上で私と刺し違えるどころか勝ってたかもしれないじゃない。」
「まあでもアンタらには勝てないってことよ。アルちゃんの抑えはあまりにもガチガチに詰めた勝ち方だった。もうちょっと拮抗してそっちに余裕が無かったら出来てない勝ち方だよ。」
クツクツと笑いながらライは言う。
「それでもライさんは凄いわ、委員長抜きの風紀委員も十分相手できるわよ。私への撃ち返しもかなりの精度だったわ。」
「本当か?なら嬉しい言葉をかけてくれるねぇ〜。」
「くふふ〜ほんとだよ〜。それといい感じに感想戦やってるけどさ。派手にドンパチやっちゃったから結構ギャラリーがいるよ今。」
「「えっ」」
社長とライが同じ言葉を口にする。
「しかもライさんトリニティの制服じゃないの!!」
「……失礼する!!!!!」
その後ライからの初めての依頼がきたが、その内容は「他校の自治区で騒ぎを起こしたことについて1人で怒られるのは怖いから一緒にティーパーティに謝りに行こう」と言う旨だったそうな。 - 102二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 00:27:18
SS書くのちょっと疲れたので休憩がてら流行りのサイトでイメージ作ってきた。もちろんみんなが描いてくれても嬉しいな。
よっこら少年少女ランダムにすると大変なことになります気が向いた時にパーツが増えるかも
色が変なパーツがあったらこっそり教えてください
~✿~✿~✿~✿~✿~✿~✿~
× 自作発言、二次配布、商用利用
〇 加工・加筆、アイコンのご利用
作成したキャラの二次創作
TRPG、定期ゲームの使用
メーカーを元にして第三者絵師様への依頼用の資料作成
[よっこら少年少女メーカー:佐伯(@ep_707a)]
~✿~✿~✿~✿~✿~✿~✿~
【更新】
26日 ご報告のあった色の変なパーツ修正
27日 角系、ヘアアレンジ系整理とパーツの断捨離
28日 前髪4種追加 なんか修正picrew.me - 103二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 07:51:51
ほ
- 104二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 16:38:56
次のお話、この感じだとエデンは次スレになるかな……あったらだけどね。
dice1d4=1 (1)
1.正実
2.絆エピ
3.放課後スイーツ
4.ゲヘナ以外の他校
- 105二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 18:24:16
ちなみにエデンか最終編やる前にはアビドスとミレニアムには行かせる予定です
- 106二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 19:35:40
ライは諸用があって正義実現委員会を訪れた。扉を開くとちょうど休憩だったようで、委員会の生徒たちがくつろいでいた。
「あっライさん!お久しぶりです!!」
「ライさん!アサルトライフルの使い方教えてください!!」「美味しいレストラン教えてください!」
久々に訪れたこともあってか可愛い後輩たちがよってく。気づけば自分中心に人だかりができていた。
「皆さん、ライさんはツルギに会いに来たのですよ。ご迷惑をかけないように。」
「「「はーい」」」
ハスミの言葉で委員達が先程のように各々くつろぎだす。
「失礼しましたね、ツルギは隣の部屋にいます。」
「構わんよ、後輩たちが元気なのはいいことだし。」
隣の部屋ではツルギが待っていた。
「久しぶりだな、ライ。出来ればもう少し気分の良い要件で会えたら最高だったが……」
「仕方ないさ、もう決めたことなんだから。」
少しの沈黙の後ツルギが口を開く。
「……本当にエデン条約調印式を欠席するつもりなのか。」
「悪い予感がしてね、ミネも何かを隠しているし、ティーパーティのナギサも何かを強く恐れて焦ってる。ゲヘナのタヌキもなんか一物抱えてるそうだ。私はゲヘナの友人と共にミレニアムで食事でも楽しむことにするさ。」
飄々とされど信念を感じさせる口調で言う。
「……どこにも所属してないお前には簡単な事だからな、それが。」
「話が早くて助かるよ、団長ならこうはならなかっただろうね。」
ツルギは息を整え、云う。
「ただ、腹が立つ。1本喧嘩がしたい。」
「言うと思ったよ、確実に勝てて確実に痛い思いするのわかってる癖に。いいよ、やろうか――ただ、後輩が見てないところだと嬉しいかな。」
「私としてもそのつもりだ、お前のやり方は広く見せれるものじゃないからな、ライ。」
戦闘描写楽しかったのおかわりです。胃もたれしそうだけど耐えてね〜。 - 107二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 23:13:15
グロ描写注意です!!
学区内の人目のつかないどこか、そこでツルギとライが相見える。
「では私が雷管を撃ったら始めてください。」
そう言った後にハスミは右手で銃を天へと向け、打ち上げる。
二人の戦いは物量と暴力のぶつかり合いだった。弾を撃っては殴り、避けたと思えば回し蹴りを叩き込む。ほとんどゼロ距離のインファイトが始まった。ライの相手はビルを更地にする暴力の化身であり近接戦の力量差は明白、その上ライは狙撃銃を持っているというのにこの様なインファイトをするのはそんなものはツルギの異常な回復力の前には意味がないと知ってのことだ。ライはとにかく弾を撃つ。可能な限り近く、近く。ツルギの肌スレスレ発射された散弾は回復より素早く腹の皮膚を裂く。ライは見逃さない、傷口が塞がる前に銃口をねじ込み、回復により肉と一体化させ、引き金を引く。
「ぐあッ!!!!」
ツルギの顔が歪む。外傷が回復してしまうなら激痛で戦意を削ぐ。戦いで勝つためなら酷かろうがなんだろうがやる。それがライの派閥社会での一匹狼たる所以なのだ。体内での発砲によりできた肉の隙間に更に銃口を押し込む、皮膚を巻き込み、激痛は増し、攻撃はより苛烈に。
(深く、深く、より深く、臓物も全部かき混ぜてやる!!!)
ツルギの猛攻に意地でも耐え、腹の中を銃弾で掘り進める。そうしてついに――弾が切れた。ツルギは依然暴れている。ライは最後の最後のあがきととして、肉と一体化した銃を無理やり引き抜き、ツルギの腹を抉る。ツルギの腹は抉れて腸もズタズタだろう、が、彼女は歪んだ顔でライに銃口を向けた。ライの負けだ。 - 108二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 23:33:56
優しくて飄々としてるけどいざ切った貼ったすると倫理がどっか行くキャラが癖なんで勢いで書いちゃったけど、これちょっと人を選びますね……以後気をつけます
- 109二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 23:52:18
忙しいのでダイス振らずに簡単に絆エピ書きます……ごめんなさいね……
- 110二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 23:57:13
中々エグイことをする
- 111二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 00:31:10
――シャーレにて
「よっ、先生。当番でもないけど遊びに来ましたよ〜。」
"ああライ、いらっしゃい。私はちょうど今からお昼にしようと思ってたんだけど……ライも一緒にどう?"
「おおっいいですね〜D.U.でご飯が美味しいところ知ってるんでそこ行きましょうよ!」
"いいね、案内をお願いするね。"
「―――ここっすね。」
そうしてライが案内してのは繁盛しているとは言い難い店だった。
"疑うわけじゃないけど……大丈夫だよね?"
「めちゃくちゃ疑ってるじゃないですか!?確かに人気はないですけど味と量と値段はこの辺りじゃそうそう無いものですよ。」
"そうなんだね、ごめんごめん。"
そうして先生はコスパと味の良い大量の料理を食べ切れずにライに食べて貰ったのだった
💎*20
でも優しいけど必要とあらばなんでも出来るキャラってかっこいいじゃん……
- 112二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 07:48:15
朝ほ
- 113二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 17:23:41
いつものdice1d3=3 (3)
1.ミレニアム
2.アビドスwith便利屋
3.団長と喧嘩
- 114二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 17:42:35
一発で引きおってからに……まあ原点だもんな……
- 115二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 22:40:35
――トリニティ自地区のどこかでミネ団長は今日も巡回救護を行っていた。ある時は力を振るい、またある時は暴力を振るい、時には優しく話を聞いたり、ライオットシールドを振り回したりして、救護を遂行していた。そうして救護を続けていると
「早く出せよ、無いならもってこいよ!」
と体格の良い生徒が小柄な生徒に迫っていた。これは行けない、救護しなければ、そう思い走り出そうとしたその時、後ろから肩を掴まれた。
「やぁ団長、調子はどう?」
そう言ってニヤつきながら話しかけてきたのは長付き合いのある楠田ライだった。
「ライ!!私は目の前の救護に向かわなければならないのです!!」
「へぇ〜目の前に救護する必要のある状況が見当たらないけどな〜?あれのこと言ってるのならよく見てみろよ。」
そう言ってライが指さしたところを見ると。
「今金欠で返せない!!また明日返すから!」
「ッチ、しゃーねーな、明日だぞ?」
「なあ、あれの何を救護するんだ?金遣いの荒さか?」
ライが本当に嫌らしい笑みを浮かべて言う
「前にも言ったろ、浅慮が過ぎるって。」
腹が立つ、もっと言い方があるではないか、確かに間違いはあった。だがそれを使って馬鹿にしてくるライにどうにも腹が立った。
「……だったらもっと優しく伝えてくれても良いでしょうが!!!その性格の悪さ、救護して叩き直してくれますよ!!」
「アンタのバイアスが強すぎて普通に言っても聞かんでしょうに、今回の恥を糧に次が無いように精々頑張れよ。」
「そういう言い方がダメなのです!!良いですか!!人正す上で悪意を持ってはならないのです!!」
―――その後またもやベコベコに壊れたライオットシールドについて2人はセリナからみっちり説教されたそうな…… - 116二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 23:48:27
次のやつdice1d3=2 (2)
1.ミレニアム
2.アビドス
3.自警団
これ書いた次のやつなんですがもっとキャラ固めたいのでライちゃんについて質問があれば言ってくだし
- 117二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 23:57:28
明日の夕方まで質問は募集してます
- 118二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 00:22:28
「アルちゃーん、美味しいラーメン屋知らない?」
電話越しにライは聞く、ラーメンは久しく食べてないためグルメなライでもあまり店を知らないのだ。
「そうねぇ、知り合いが働いてるよく行く店ならあるわよ、アビドスだから少し遠いけど。」
「アビドス〜?そういやあまり行ったこと無かったな、アルちゃん顔広いねぇ。流石法人って訳だ。」
「そんなでもないわよ。」
数日後、便利屋の皆と落ち合って歩みを進める。
「土着企業が強いからか、思ったより寂れを感じないな。」
「砂漠化してない地域もまだまだあるもの、いい店も残ってるわ。」
興味深そうに街道を通るライにアルが言った。
「見えたわ、あそこよ。」
そこには屋台車で営まれているラーメン屋があった。アル一行が近づくのをに気づいたバイトの生徒がこちらに来た。
「あら、あんた達来たのね。今ちょうど先輩たちもいるわよ。って、あんた達ゲヘナよね?トリニティの人とどうして一緒にいるのよ。」
「ゲヘナの店で色々仕入れてたら偶然出会ってね、こうして時折つるませて貰ってる。初めまして、私はライ。見ての通りのトリニティ生だよ。」
「あっ、丁寧にどうも。」
そうして一通りの挨拶を終え、セリカは屋台車の裏に回る。
「今テーブルと椅子出すから待っててね、先輩達とも一緒に食べるでしょ?」
「ええ、お願いするわ。」 - 119二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 00:41:40
「ん?便利屋の皆も来たの?奇遇だねぇ。」
「人数が多い方が楽しいので席移動しましょうか〜♧」
「ん、注文用紙は持っていく。」
「あれ、誰か知らない人がいません?制服はトリニティですがヒフミさんは便利屋の皆さんとの接点はありませんし……」
アヤネの困惑の視線を受け、先のように自己紹介をする。
「へ〜わざわざ柴関のためだけにアビドスに来るなんて珍しいねぇ〜。」
「晄輪大祭の時は少人数としてはかなりの好成績で記憶に残ってる皆さんに出会えて嬉しいですよ。」
「うへ〜どことなく胡散臭いよ〜便利屋のみんなの友達だから安心だけどさ〜。」
ホシノがわざとらしく言う。
「まあ、トリニティに3年間も居たら政治屋特有の社交辞令も移って来るもんで、まあ縁が深まれば自然と砕けた言い回しになりますよ。今は初対面なだけなので。」
「それもそうですね〜♧」
「なかなかいいお店が多そうだったから今後もふらっと寄るかもしれません、出会えたらまたその時。」
「ぜひ校舎の方も訪れて下さい、人は少ないですが、歓迎しますよ。」
「そうか、じゃあ今度おじゃまさせて貰おうか。」
クツクツ笑ってライはそう答えた - 120二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 00:42:57
私は寝ますが、是非是非ライちゃんについての質問をお願いします。凄くお願いします
- 121二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 02:22:57
ミネ団長は戦い方と行動がソルで話し方がカイ、ライちゃんは話し方がソルで戦い方が無慈悲カイで…色々正反対コンビだね
ライちゃんはペロログッズはあまり興味がないかんじですかね? - 122二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 09:26:23
このレスは削除されています
- 123二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 09:33:00
ライちゃんはトリニティらしく紅茶なのかコーヒー派なのか
- 124二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 20:11:56
- 125二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 20:29:20
さてお題決めここからエデンが見えてきますdice1d3=2 (2)
1.ミレニアム視察
2.自警団
3.放課後スイーツ
エデンダイスdice1d100=66 (66) (99以上で上のダイス関係なくエデン突入です)
- 126二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 22:48:00
トリニティ学園、ライは特になんとも無く暇つぶしに学園内をほっつき歩いていたそんな折
「ライさん、お久しぶりですね。」
トリニティ自警団のスズミが話しかけてきた。
「おおっ、スズミちゃんか。久しぶりだね。」
2人は治安がどうだとか、あの店がどうだとか、そんな他愛のない話をしながら何となく歩いていると、気づけばあまり人のいない射撃訓練場まで来ていた。
「……こんなとこまで来ちゃったな。」
「ライさん、聞きましたよ。エデン条約の調印式の警護を蹴ったって。」
「ライさんは、私や、レイサの憧れでした、強くて、気さくで、そして柵が無くて。そんなあなたが、どうして……」
スズミが少し強ばった様子で言う。
「……政治が苦手なのはそうなんだが、あまり私は政治色の強い式典に出たくない訳では無いんだ。でも、今回ばかりは何かがいる、恐ろしいような、悲しいような何かが。逃げようと思った、巻き込まれたくない。嫌なんだこちらが手を汚すのも汚されるのも。人が集団となり、何者かが音頭を取る時、それは人間としての付き合い方ができなくなる。許しておくれよ、スズミ。」
ライはどこか悲しげに微笑んだ
「……あなたが、個人で居て、組織と繋がろうとしない理由が聞けて良かったです。」
「レイサは元気か?あの子は少し寂しがりやだから、時折飯にでも誘ってやってくれ。」
「……わかりました。」
射撃訓練場は今日も静まり返っていた。 - 127二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 22:50:52
dice1d2=1 (1)
1.絆
2.アビドス
エデンダイスdice1d100=73 (73)
(66以上でエデン突入)
- 128二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 22:59:27
エデンは少し暗めの話になりますがご容赦を……
- 129二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 00:49:07
エデン条約調印式当日、ライは便利屋の皆と会場から少し離れたところで食事をしていた。
「ライ、良いのかしら?今日はトリニティで大きな式典があるんじゃないの?」
「社長、それを言うならゲヘナもよ、和平条約なんだから。でも学校から爪弾かれてる私たちはともかく、貴方は言った方がいいんじゃないの?」
「大丈夫、予め欠席の旨は伝えてる、ゲヘナとの講和なんて見ての通り私らには今更だろ?」
ファミレスの賑やかさの下いつも通りに友人たちと会話するが、その喧騒がいまは逆に気がかりでならなかった。
一方エデン条約調印の会場では、トリニティの実力者の1人であったライの欠席の穴を埋めるために―――彼女の長い知り合い、救護騎士団団長、蒼森ミネがその席に座っていた。 - 130二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 07:50:37
寝落ちしちゃたので朝保守
- 131二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 16:17:30
小さなエデン条約、ライは自らの便利屋との関係を内心そう思っていた。互いに良い関係を築ける、そんな事はわかっているのだが。でもどこか落ち着かない、便利屋の皆との他愛のない会話が楽しくて仕方がないのに、ビルの電光掲示にはクロノスによる調印式の中継がでかでかと移し出出され、多くの生徒が行く末を見届けている。
「さすがのクロノスも今回は割に真面目ね。」
「ああ、だな……」
カヨコの言葉にも生返事で、胸騒ぎが収まらない。杞憂で終われと願う彼女を嘲り笑うかのように、残酷にその時は来た。―――轟音、爆炎。電光版が映し出す調印式の会場の様相は先とは大きく変わっていた。ライは思わず店を飛び出す。道程で彼女は大きく悔いた。逃げた自分を、恐れた自分を。ミネはどうしているのだろうか、腹の立つところも大いにあるが、長年の馴染みで、何よりも性根が通っていて、誰よりも真っ直ぐなアイツがいないのは、どこか寂しくて仕方がないではないか。ライは兎に角駆けた、思索の上で、後悔や、喪失を覚えた彼女はこの時で既に正気を欠いていたのだろうか―― - 132二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 16:32:59
会場に辿り着いたライの目には数多の蒼白の肌をした異形の生徒が写った。ライは考える事もせず、ショットガンで制圧しようとする。倒したすぐ側から復活するそうだ、ライには関係ないが。彼女はその事に気づくとすぐさま狙いを足に定めた、身動きが取れないようにすれば良い。一対他を極めたライにとっては当然の発想である。自害して生まれ直す様子もないのでライは気にせず主犯を探す、わざわざ全員揃ったタイミングでこうげきするとなればゲヘナでも、トリニティでもない何者かの攻撃だろう。無傷の奴を探せ、叩き潰せ、片手間にミメシスを制圧しながらライは血眼になって探した。居た、不自然な無傷、異形の生徒も彼女には攻撃していない。長身長髪の生徒、アイツだ。
- 133二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 16:47:42
ライは有無を言わさず狙撃する、狙撃の早撃ちは彼女の得意とするところで、警戒さえしていれば狙撃されて撃ち返した弾を命中させることだってできる程に。勿論直撃、サオリがライに気づいたが、この時点でもう遅いのだろう、距離を詰めるライに対してブービートラップを仕掛け応戦するサオリだったが、ライの面制圧に秀でたショットガンによって処理され、逃げるための入り組んだ道も更地にされる。どうしようも無くなったサオリは不意を付くようにしてライに近接戦を仕掛けるが、意識外からの攻撃など複数を相手取る時に仕掛けない者はいないので、ライはいつも通りに対応する。サオリもかなり練度の高いゲリラ兵ではあるが、如何せん相性が悪かった、首根っこを掴まれたサオリはそのまま地面に叩きつけられ、ライが馬乗りになった。
- 134二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 17:01:39
「――何故だ。」
息を荒らしながら、ライは問うた。その時、ライの視界に何者かが入り込んだ、白州アズサだ。ライは彼女が何者か知ったこっちゃないので無視した。しかしサオリにとってはそうでは無い。
「アズサ、今更何しに来た。今回の件でわかっただろう、全ては虚しいのだと。」
サオリがそう口にした瞬間
「私の質問に答えろ。」
ライがライフルの銃床でサオリを殴りつける。せっかく馬乗りなので撃っては弾がもったいない、しかし、拳で殴るのも汚されたようで腹が立つので、銃床で。アズサはライの異様さとその状況でわけが分からなくなった、虚しさも正義も何も分からなくなって、終ぞその場から走り去った。 - 135二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 17:15:31
サオリは語った、アリウスの存在、犯行動機、全てが虚しいという信条を。――其れを聞き、ライは大きく高笑いした。
「下らない!!」「つまらない!!」「何が空虚だ!!」「だったら私のこの憎しみと悲しみを!!」「お前らの言う空虚で満たして見せろよ!!!」
一言事に銃床でサオリを殴りつける、サオリは血反吐を吐き、ライの見てくれは段々と紅く染まる。
「ああ!!神よ!!楽園よ!!反例としてコイツらを正面から叩きのめさせてくれて有難う!!私はもう怒りと憎しみと喜びで涙が止まらねぇ!!!」
乾ききった涙腺の代わりに、サオリから吐き出された赤い涙を方に伝わせて、ライはそう高らかに叫けび 、殴り続けた。もはやサオリの意識も飛びかけている。ライが最期のの1発を振り上げた時、ミメシスが消えた。 - 136二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 17:24:54
見ればトリニティの生徒が腕を高く突き上げ、何かを言っている、陰鬱なのが嫌いとか、あれが好きだこれが好きだとか、錯乱したライにはよく聞こえなかったが、最後の一言だけは何故かよく聞き取れた。「――ブルーアーカイブ……」彼女は唖然とし、そうして自前の涙が頬を伝う。違うんだ、そうだ、そうだった。そうライは気がついた。自らの選択を、逃げた後悔を、ヒフミの宣言は彼女に叩きつけたのだ。彼女の涙は溢れ、止まらなかった。サオリはこれ好機と言わんばかりに、爆弾を爆破し、どこかへ行ってしまった。一方ライは、そのまま倒れ臥し、動くことが出来なかった。
- 137二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 17:37:41
目が覚めると、ライは保健室のベットに横たわっていた。周りにはツルギと、ハスミと、先生、それから…便利屋の皆が居た。ライはただ俯き「すまない、すまない」と言うことしかできなかった。下手人とはいえ、殺しをしかけたこと。みすみす逃したこと。調印式から逃げ出したこと。彼女の自責は止まらなかった。皆も、ただ見ていることしか出来なかった。そんな鬱屈とした空気の中、彼女がやってきた。そう救護騎士団団長、ミネだ。辟易したライの様子を見た団長はライの頬に手を当て自身の目線の高さと合わせた。
「ライ、貴方のおかげで助かりました。貴方が多くのミメシスを無力化したおかげで救護が捗りました。本当はより多くの感謝があるのですが、今はそんな心持ちでは無いでしょうから。ゆっくり休んでいなさい。」
ライの体は、どうにも動かせなかった。 - 138二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 17:45:19
その後、ライは多くの事を考えた。たらればや、白州アズサのことや、団長の言葉についてなど。自責に終わりはなかった。ただ、彼女は聡く、また悲しみが尾を引き続ける程に暗い人間ではなかった。気持ちの整理が付き、落ち着いて来た。逃げた自分も過ちも、そんな過去の事を言ってたって仕方ない。今はただ休んで吉報を待つだけだ。体が動いたので立ち上がって、トリニティの色んな所を訪れた。あの事件がミカ主導であったこと、セイアは生きていた事、様々な事を知る度に平穏が少しづつ戻っている事を確信しする。「こんな間違い、次は無い。」そう固く決心し、彼女の心は日常へと戻って行った―――エデン条約編~完~
- 139二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 18:12:14
エデン条約編お疲れ様です
逃げた事や過ちへの後悔も振り切って次に同じ事をしないと誓えるライの精神力凄いと思いました
それと怒りもあったとはいえサオリを圧倒したところも凄かったです - 140二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 22:08:53
- 141二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 22:18:52
団長か
喧嘩するのかそれとも普通に話すのか…どっちだろうな - 142二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 00:25:06
いつもの騎士団本部、ライとミネはいつもより落ち着いて対座している。
「気分は、落ち着きましたか?」
紅茶を嗜みながらミネが聞く。彼女の茶器の扱いは少し乱雑ではあったが、それは返って気の置けないことの証明だろう。
「ああ、悪かったな。すまなかった。」
茶菓子に手を伸ばしながら、バツが悪るそうにライが答える。
「ええ、全く、血みどろで倒れていた貴方を見た時どれほど嫌な想像をしたものか。」
「それを言うなら私だってあの火の海を見てアンタのために黒いネクタイを付ける悲しみがチラついたさ。」
「それはあなたが欠席した自業自得ですよ。責任から逃げたんですから。」
話す中身はいつも通りだが、少しいつもより落ちつて、静かに話し合っていた。
「しかし、貴方が今ここにいて、私は本当に嬉しいのです。」
少し、涙目ながらにミネが言う。
「あの時、正義実現委員会の子が真っ赤になった貴方を見つけて、泣きじゃくりながら私に言いに来たのです。貴方は私と違って顔が広くて慕われいているんですよ。心配をかけたこと、ちゃんと謝りに回りなさいよ。」
「……ああ、分かっているさ。」
ライの飲んだ紅茶はいつもよりマカロンとの食べ合わせが良く、なんだか心地よかった。 - 143二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 06:05:59
ライ慕われてるんだな…
普段喧嘩しながらも何かあった時はお互いに心配し合ってるの良いですよね - 144二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 07:12:02
一気読みした後の保守
- 145二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 18:43:58
忙しいので一旦保守
- 146二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 19:40:44
ライちゃんの挨拶回りダイス
dice1d3=3 (3)
1.自警団(スズミ→レイサ)
2.補習授業部
3.便利屋
- 147二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 23:08:31
便利屋オフィスにて
「うわーまた負けちゃった〜ババ避けるの上手すぎない?」
「駆け引きは胆力と洞察さ、自分は表に出さず相手の心情を拾う、まあ慣れだよ。」
「もっと派手なゲームなら私に勝ち目あったりしない〜?」
アルが帰ってくるまでの間ムツキとライがババ抜きをしていた。今日はエデン当日おじゃんになったパーティを仕切り直そうと言うムツキの提案でライの快気祝いを兼ねてパーティをするのだ。
「ホント、あの時の謝ることしか出来なかった貴女はどこに行ったのかしら。まあ、元気そうで良かったわ。」
食器を準備しているため息をつきながら言う。
「あの時は情緒がどうかしていたからな、相手のヘイローが消えかけるまで殴りつけるなんて初めての経験だったよ。」
カラカラ笑うライにカヨコが肩を竦めていると、玄関が開き、アルとハルカが帰ってきた。
「アルちゃん、ハルカちゃん、おかえり。」
「あら、ライ。来てたのね、随分と元気そうで良かったわ。」
「ら、ライさん。元気になって下さり有難うございます……」
初めは慣れてなかったハルカも段々と口数が増えてきた。少し妄信的な嫌いはライがあまり好きでは無い質なのだが、自己肯定感の低さ故に時々面倒を見ていると、どうにもほっとけない所があるのだ。
「さて、役者も揃ったし始めちゃおっか!」
「ライの快気を祝って、カンパーイ!!」
どんな食材も受け入れる懐の深い鍋料理をつつくと、やはり安心してしまう。その日の夜はとても長く賑やかだった。 - 148二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 23:49:29
お礼参りdice1d3=3 (3)
1.自警団
2.補習授業
3.正実
そういえばブルアカオリキャラあるあるの神秘のステータスを決めようかどうか迷ってます。あった方がいいですかね?
- 149二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 23:52:06
あってもいいかもですね
正実か
ツルギと絡むかな? - 150二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 08:03:58
ほ
- 151二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 17:18:04
快気の挨拶回りの一環として正義実現委員会にライが訪れた。今日は後輩たちがいない、それもそのはず、ライはわざと時間を見計らって来たのだから。
「ツルギ、いるか?」
「ああ、いるぞ。」
扉からひょっこりと顔を出して来て、ツルギが答えた。
「心配かけたな。」
「全くだ、血濡れのお前を見て泣き崩れた後輩を宥めるので忙しかったんだからな。返り血でああなるとは、派手にやったな。」
「ま、なりふり構ってられなかったからね。」
軽く会話をしながらライは近くの椅子を手で引き寄せ、よっこらせと腰掛ける。
「それで、事の顛末は?」
「お前の聞いたところ以上は私には言えない。もしも思うところがあったらシャーレに行け。」
「つれないねぇ。まあ、可愛い後輩を泣かせた事について謝りに来ただけだし、もう帰らせて貰うかな。」
そうして席を立とうとするライにツルギが待ったをかける。
「今回でわかっただろう、あんまりやり過ぎると『すり減る』ぞ。」
「……もう遅いだろ。今更。次がないようにだけ気をつけるさ。なぁに、人に指摘できるんだ、自分にもできる。」
少し悲しげな笑みでライが答える
「……なら、そうなんだろうな。もういい、またな、元気出やってろ。」
「そうするさ。」
そう言ってライは人気のない部屋を後にした。 - 152二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 17:19:51
- 153二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 17:22:24
ツルギの心配も確かに当てはまりそうだなぁ…
とにかく無理だけはしてほしくないな
次はアビドスか果たしてどんな会話をするんだろうか - 154二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 17:41:23
補習授業部すげぇ避けるじゃん、たしかにアズサの件とか後ろめたいところあるけどさ
- 155二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 20:56:41
「ああライさん、お待ちしておりますおりました、こちらへどうぞ。」
アヤネに案内され、入室する。ライはアビドスを訪れていた。
「ウチの生徒に手を貸していただいた上こちらを窮地から救って頂いた件の感謝に来ました。」
そうして個人的に買った品物を渡す。
「あちゃー、さすがにライちゃんは分かっちゃったか、覆面水着団の正体。」
「制服着替えませんでしたからね〜♧」
「まあだから私個人で来たわけですよ。」
「なるほどねぇ〜。ところでライちゃん雰囲気変わった、気をつけなよ?儘ならないことって思いの外多いからね。」
ホシノの声が少し強ばった。
「……良くない思い出がまだ近くにあるだけですから。少し、様子を見ます。」
「そっか、じゃあね。ライちゃん。」
今までと何も変わらない筈なのに、なんだかいつもより1人でいる気がする。ライの足跡は砂がすぐに隠してしまっていた。 - 156二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 21:01:45
次〜dice1d2=2 (2)
1.補習授業
2.自警団
- 157二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 21:36:57
ライはなんとなく、意味もなく散歩をしていた。何故かそういった何も考えられない時間が増えている気がする。そうやってなんとくぶらついていると。
「あっ!ライ先輩!こんにちわ!」
トリニティ自警団の一員、宇沢レイサが話しかけてきた。
「ん?ああ、レイサか。久しぶりだな。元気だったか?」
「はい!!とても元気でした!ライ先輩も元気だと聞いています、なんでも欠席した調印式が襲撃された後すぐに合流して1区画を制圧したんですよね!!」
流石は私たちの憧れた先輩ですねとレイサが言った。違うんだ、私は逃げて、恥もなく戻って間違った事をしかけたのだと。レイサの言葉が妙に息苦しく感じた。
「先輩、どうかしましたか?」
レイサの目は澄んでいた、どうしようもなく純粋で、黒々とした瞳孔が私を貫くのだと。ライはどうにもレイサが愛おしくなった。ライはレイサの頭を撫でた。淡色をした髪は彼女の心を表すかのようになめらかで引っかかりが無かった。ライは慈しみと悲しみを孕んだ笑顔で膝を屈め、レイサを抱擁した。人を殺しかけたあの手触りをレイサの純粋で赦されたかった。どうしましたかと聞くレイサを後目に、涙が頬を伝った。 - 158二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 21:41:54
さて、挨拶回り編最後です
dice1d1=1 (1)
1.補習授業部
- 159二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 21:45:34
最後は補習か…
アズサと上手くいくといいが…
レイサの純粋さはライにとってもありがたかっただろうなぁ… - 160二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 00:22:50
ライは補習授業部へとやってきた、あの日のお礼を言いに。
"今日はお客さんが来てるよ。じゃあ、入ってきて。"
先生の合図と共に扉を開け、入る。その瞬間アズサが銃を構えた。彼女の息は突然荒くなり、目は恐れを孕んでいる。
「どうしたのアズサちゃん!?」
「何してるのよ!ライさんよ!?」
「……あの時の君か……困った、言葉が見つからない。」
ライは頭をかいてバツが悪そうな顔で言った。
「あの日が、まだ怖いのか?罪を犯したとはいえ長い友人が撲殺されかける光景がまだ浮かぶのか?私が……恐ろしいのか?」
優しさと悲しみを含んだライの言葉を受けてなおアズサは息を荒立てるばかりだった。
「……一体何があったか、話して貰えますか?」
見かけたハナコが声をかける。興奮状態のアズサに代わりライは話した。サオリを殴り殺しかけた事、その時にヒフミのおかげで一線を超えずに済んだこと、その感謝を伝えに来たこと。
「……そんな事が。」
興奮を抑えられないアズサは先生と一緒に席を外した。本来はもう少し共に活動しようと考えていたが、思うところがあったので感謝の意を伝え土産を渡すと、ライがひとりでそそくさと帰ってしまった。 - 161二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 00:40:49
数日後、校内のベンチでライがボケっとしていると、アズサがこちらにやってきた。
「ああ、君か。どうかしたか?勇気があって心が強いのはいいことだが恐怖は防衛反応だ、逆らわない方がいい時もある。心の傷を逆撫でして化膿させても良くない。ヒフミちゃんのところに戻るといい。」
ひとしきりそういった後、ライはまた思考を放棄しようとした、しかし発せられたアズサの言葉にライの意識は向かう。
「……あまり自分を責める必要は無いと私は思う。」
「……誰から聞いた。」
ライはベンチに腰掛けてだらしなく上を向いたまま訊いた。
「先生と、救護騎士団の団長だ。あの日にしたことをまだ引きずっていると、2人からそう聞いた。」
「人の弱みをホイホイ教えあがって……」
「私はライ先輩がしたことは正しかったと、話しを聞く限りではそう思った。」
「責任から逃げて、無責任にも戻ってきて、人を殺しかけた。正しさも、公平もそこにはないだろう。」
「でもライ先輩は友人のために動いて、たくさんの人を助けた。元アリウスとして、ライ先輩に感謝する。」
「……分かった、今日はもう話しかけてくるな。明日以降に来い。」
「分かった。」
アズサが踵を返す、そのすぐあとに「おい」と呼び止める。
「ゲヘナは嫌いか?」
「いや、会った事がない。」
「そら良い。いい店を知ってるんだ。紹介してやるよ。またな。」
ああ 、と答えてアズサは喧騒へと消えていった。
――挨拶回り編[完] - 162二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 00:45:50
挨拶編終わったし神秘募集します。キャラにそぐわねーな思ったら却下しますがご容赦を。個人的には
・気配を完全に察知
・相手の特性(ツルギの爆速回復など)を見抜ける
当たりがいいかなと思ってます - 163二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 00:49:47
普通に気配完全察知で良さそう
相手の特性看破はどちらかというと経験値の積み重ねによる純然たるスキルっぽい気がするし - 164二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 01:06:23
じゃあもう気配察知でいいか!強さをダイス振ったろ。数字が大きいほどオプションいっぱい。
dice1d5=5 (5)
1.普通に人数が分かる
2+強さも分かる
3+ほぼサーモグラフィーレベルではっきり分かる
4+視界内の銃弾の軌道も読める
5+団長の場所もはっきり分かる
- 165二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 01:07:38
今まで団長入れたら引いてきたし今回も引くかと思って入れたらやっぱ団長レーダーになってもうた!!
- 166二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 01:11:47
すごく強いなぁ…この神秘
- 167二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 01:12:37
ニュータイプなのでは?
- 168二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 01:14:45
- 169二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 05:20:05
アズサやっぱり強いなぁ…和解…かどうかはわからないけども話し合い出来てよかった…
神秘すごいなライ…というか団長好きすぎでは? - 170二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 11:41:38
歩くレーダーやんけ、便利
- 171二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 13:38:20
次どこ行くかだけdice1d3=1 (1)
1.ミレニアム
2.シャーレ
3.ゲヘナ
- 172二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 14:51:30
ミレニアムかぁ
誰と出会うんかな - 173二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 23:17:57
ミレニアムのゲームセンターにライは訪れた。やはりゲーセンはミレニアムの自治区のものに限る、見た事ないような機種がうじゃうじゃと立ち並び私を楽しませてくれる。一通りみて回るうちに、格ゲーコーナーへとやってきた。そこではスカジャンを羽織った短い赤髪の生徒と黒髪の長い生徒のような何かが対戦をしていた。
(片方の子から人間の気配がしないけどやっぱロボットなのか?すげぇなミレニアム。ゲーセンにヤンキーいるのに最先端だ。てかこの人格ゲー下手くそなのに実際の鉄火場だと強そうだな……)
俄然興味が湧いてきた、私も格ゲー初心者だからフェアではあるだろうと思い声をかける。
「あの、すいません。一戦やりませんか?私、格闘ゲームは初心者で、先の戦いをみたところそちらのCPUが強そうなので……」
「は?見りゃわかんだろ、今先客とやってんだ。後で相手するから待ってろ。」
意味が分からないず、恐る恐る確認する
「えっと、これってお店のロボットですよね?人の気配がしないんですけど……」
「……今、なんつった?」
凄い剣幕だ、指摘しちゃいけないことだったなと。ライはすごく後悔した。 - 174二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 23:21:42
神秘のおかげというべきか神秘のせいというべきか…アリスの事解っちゃったか
アリスが仲裁してくれるのを祈るしかないか - 175二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 23:57:10
>ゲーセンにヤンキーいるのに最先端
確かにゲーセンにヤンキーたむろは過去の話だけどさ……
- 176二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 07:53:30
保守
- 177二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 17:33:18
すみません、今日は更新厳しいです……
- 178二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 18:01:14
了解です
全然待てますのでスレ主さんのペースで大丈夫ですよ - 179二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 00:17:01
「てめぇ人のダチが人じゃねぇってか?」
(うわぁ、モノに執着するタイプの人だったかぁ……)
ネルはすごい剣幕でライをまくし立てる。どうしようかと考えているとこちらに人が向かってくる気配がした。
「何してるんですか、リーダー。」
白い髪の生徒がネルに話しかける。
(……すげぇ量の爆発物だな。)
ライがそんな事を考えて傍ら、精巧な彼女が白髪の生徒に話しかける。
「あっ!!アカネ先輩!助けてください、チビメイド先輩がこの人にキレて対戦が終わりません!!!」
……
「えっ、あっ、生徒なの!?」
「アリスですか?はい!アリスはミレニアムの生徒です!!」
「……えっと、すいませんでした!!!」
自分がしたことの無礼に今気がついた、まさかアンドロイドが生徒として認められているとは……ミレニアム恐るべし。
――
「で、血の気がなくて分からなかったと。」
「はい……」
「ったく。次はねーからよ。セミナーに招待状書いてやる。お前、結構やれるだろ。次あったらやろうぜ。」
「……果たし状として生徒会への招待状渡すの回りくどいですね。」
「テメェ!!今やってもいいんだぞコラ!!!」
その後ライは格ゲーでアリスにボコボコにされたそうな - 180二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 00:19:39
ライ負けたのか…まぁ初心者だもんな
とりあえず喧嘩起きなくてよかった - 181二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 00:23:26
このスレはミレニアム編で終わりかな……
- 182二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 09:21:21
ほしゅ
- 183二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 17:27:05
ho
- 184二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 22:50:17
ミレニアムサイエンススクール、ライはその敷居を跨ぐ。
(そういえば他校を訪れるの初めてだな……あの人意外といい立場だったのか。)
そう思いながら、セミナーの教室を探して歩き回っていると、所々備え付けのコンセントから気配を感じた。
(盗聴器……趣味の悪い監視社会か?)
訝しみながらもライはセミナーの門戸を叩いた。ライは驚いた、盗聴器からした気配がこの教室には一切ない。
「あっ、トリニティの楠田さんですね。話は聞いてます。視察の方の案内役には、私、早瀬ユウカがお供します。」
「よろしくお願いします。それで……1つ質問いいですか?」
ユウカがいいですよ、と言った上で今だ恐る恐る聞く。
「色んなところのコンセントにセミナーのものではなさそうな盗聴器が仕掛けてあったんですけど……」
それを聞きユウカの笑顔が引き攣る
「少し失礼しますね。」
そう言って別室ユウカが移動したあと、結構な怒声が聞こえてきた。無かった事にしよう。ライは心に誓った。 - 185二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 22:51:51
年末のクソ忙しい中更新したんです団長のπもんでいいですか……?
- 186二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 22:52:03
監視社会とかじゃなくてただの個人の盗聴だと知ったら目が点になりそうだよね…
- 187二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 23:07:03
「……失礼しました。セキュリティ担当のものに自然音を嗜む者が居りまして……その者が趣味のために備え付けたそうです。」
呆れ顔でユウカが戻ってきた。普段から苦労が絶えないのだろう、ライはこの人には優しくしようと決めた。というか趣味で無差別盗聴するな、どうかしてるのか。
「にしても、よく分かりましたね?ある程度知識のある私共でもなかなか見つけられない代物でしたけど……」
ユウカが尋ねる。
「ああ、こう見えても私結構な修羅場鉄火場くぐってるので、気配とか、人の手垢の着いたものなら大体分かりますよ。」
「そ、そうですか。まあ、とりあえず行きましょうか。行きたいところとかありますか?」
「えっと、エンジニア部とアリスちゃんの所で。」
「分かりました、ではまずエンジニア部から行きましょうか、ゲーム開発部は時間がかかるので。」 - 188二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 08:46:16
有機物無機物に関わらず探知可能とか便利な神秘やなぁ、どこでも引っ張りだこだろうに
- 189二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 11:08:49
「やあ、話は聞いてるよ。はじめまして。私は部長のウタハだ。部員たちは今買い出しでいなくてね、私一人での対応ですまない」
「まあ、視察という体で遊びに来てるだけですから肩の力は抜いてください。そのうち通行許可証でも作って貰ってふらっと来ますから。」
「聞いてませんけどそんな事……」
ユウカがじとりと睨んでくる、未来の話だよと適当に流して本題に入る。
「実は得物を1本増やそうと思っていてね。その制作を頼みたいと思っているんだ。もちろん出資はする。普通の店ではやってない特殊な銃の制作、他ではそう頼めないだろ?」
「……なるほど、ちなみにどんな物が欲しいのかのイメージはあるかい?」
先程までの柔和な印象から打って変わって、ウタハからプライドを持った職人としての色が出てきた。
「そうだね……dice1d2=2 (2) (1.スチームパンク 2.サイバネティック)な感じの物がいいかな。それと見た目だけじゃなくて、少し取り回しに難があっても他の銃にはない機能があると嬉しいかな。」
「ふむ……なかなかロマンがあるね。よし、その依頼請け負おうじゃないか。」
次スレ辺りで銃貰います。戦闘描写してたら欲しくなっちゃった。
数多ある引く手を払いのけられるのがライなので……
- 190二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 11:13:03
サイバネティックか中々未来的な銃を希望したんだな
未来的な特殊機構だと…まさかのレーザーガンとか?
いや流石に無いか… - 191二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:17:51
ウタハと最低限の要項を詰めた後、ライはゲーム開発部へと向かった。
「ライさん!お待ちしてました!」
扉の前で待っていたアリスが元気よく挨拶してくれた、可愛らしくて元気が貰える。レイサと近しいモノを感じる。中に入って見ると、乱雑な部屋で正しく部室と呼ぶにふさわしく、双子の姉妹と思しきふたりがゲームで対戦していた。そして、ロッカーの中に人が一人。訝しんでロッカーに目を向けるたところ。
「そこには部長のユズがいます!!人見知りなので無理やり開けたりしないでください!!」
アリスに釘を刺されてしまった。色々と装飾がしてあり、ユウカもそうだと言わん顔をしており、軟禁されている様子でもないので気にしないことにした。
「あっ、この人が今日言ってたトリニティの人?」
「はい!楠田ライさんです!!」
双子は才羽姉妹だそうで、活発なのがモモイ落ち着いてるのがミドリだそうだ。自己紹介が終わるなりすぐに好きなゲームを聞いてくる。親戚の子供を見てるみたいで少し楽しい。
「対人ゲームはあまり好かないかな、友人とワイワイやる分には好きだけど。アーケードのSTGそれとSRPG、ARPG含めてRPGが好きだね。」
「パーティゲームならいいんだね!!じゃあ超乱闘しよ!」
「いいね、ストック制?タイム制?」
「タイマー制!!」
「そこは王道のストックにするべきだよお姉ちゃん。」
ユウカも含めて5人対戦した後に、ロッカーから出てきたユズに全員まとめてボコボコにされたものの、楽しい思い出を残して視察を終えることが出来ましたとさ、めでたしめでたし。 - 192二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:19:30
ゲーム楽しんでるの微笑ましくていいね
…ユズにボコボコにされたのはともかく - 193二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:26:12
ミレニアム編も終わったし適当にダイス振って色々決めて遊びたいと思いまーす。
まず特に絡みのない組織からの評判
左から(茶会/シスフ/スイーツ/風紀委員/ヴェリタス)
dice1d100=68 (68)
- 194二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:26:53
ダイスミスdice5d100=48 24 93 92 50 (307)
- 195二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:27:52
シスフからは低いな…なんでだ?
- 196二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:32:56
人当たりがいい上にサクラコ様はサクラコ様なのでおそらくモブからの評価でしょうね……マリーもヒナタもそういう感じじゃないし
dice1d3=2 (2)
1.あのミネ団長と長い友人関係だし……
2.団長との喧嘩に聖堂が巻き込まれた事がある
3.サクラコ様に気安過ぎない?
- 197二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:37:35
被害度100で更地、0で窓が全部割れた程度
dice1d100=15 (15)
正実は関与した?
dice1d3=3 (3)
1.してない
2.仲裁した
3.止めに入った結果事が大きくなり被害がさらにdice1d50=38 (38) (被害合計が100超えたら温泉が湧きます)
- 198二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:40:04
中々の被害に…これは低くても仕方ないですね…
後は次スレ待機してますね - 199二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:49:34
- 200二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:53:35
200だったら団長のサクラコ様への誤解が深まる