ウマ娘アニメ『HTI』

  • 1二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:30:12

    73年世代のハイセイコー・タケホープ・イチフジイサミを主役でイメージしてみた
    第1話『HTI』
    第2話『怪物』
    第3話『初対決』
    第4話『夢舞台前夜』
    第5話『大波乱』
    第6話『真に強い者』
    第7話『決着前夜』
    第8話『君臨』
    第9話『アイドル』
    第10話『秋林檎』
    第11話『日陰の輝き』
    第12話『永遠のライバル』
    最終話『藤の大輪』

  • 2二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:35:18

    第1話『HTI』

    オークス勝ちの姉をもつタケホープと、凡庸な一ウマ娘のイチフジイサミ
    二人はデビュー戦で顔を合わせる
    その3日後、地方の大井トレセン学園でハイセイコーがデビューする

    デビュー戦で初勝利をあげたがその後は冴えないタケホープ
    デビュー後勝ち星なく10連敗のイチフジイサミ
    無敵の圧勝を積み重ねて大きな注目を浴び、やがて中央トレセンに移籍が決まったハイセイコー
    三人の運命は少しずつ動き出す

  • 3二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:38:21

    第2話『怪物』

    中央トレセンに移籍したハイセイコーは、大きな注目を浴びる中で弥生賞に出走、見事に移籍初戦勝利を収める

    同じく弥生賞に出て惨敗したタケホープは、打倒ハイセイコーを誓う

    一方初勝利後少しずつ成績を上げていたイチフジイサミも、打倒ハイセイコーを掲げてクラシックへと向かう

  • 4二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:42:40

    第3話『初対決』
    空前の社会的注目を浴びる中、皐月賞でハイセイコーは1番人気で出走
    一方でイチフジイサミも人気薄ながら出走

    レースは4コーナーから直線でハイセイコー・イチフジイサミら並びかける展開になったが、最後はハイセイコーが他を突き放し優勝

    無敗のままクラシックを制したハイセイコーの快進撃に、史上最強の呼び声すら挙がり始める

    一方で4着のイチフジイサミは善戦止まりに悔しがり、ダービーでの打倒ハイセイコーを誓う

  • 5二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:44:52

    第4話『夢舞台前夜』
    不振により皐月賞にも出れなかったタケホープは、ダービー出走をかけたレースに出走
    僅かハナ差の勝利でダービー出走権を得、改めて打倒ハイセイコーを目指す

    一方のハイセイコーはNHK杯を驚異的な勝ち方で優勝
    もはやダービー優勝は決まったものと評される
    ただ連戦の疲労と空前の注目によるプレッシャーが、少しずつハイセイコーに重くのしかかってくる

  • 6二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:47:57

    第5話『大波乱』
    迎えたダービー
    史上最高の支持を得てハイセイコーは出走
    一方でタケホープとイチフジイサミは低評価に甘んじる

    レースはハイペースで進み、先行勢で進めていたハイセイコーは苦しい展開に
    直線で先頭立ったハイセイコーにいつもの粘りがなく、彼女の外からマークしていたイチフジイサミが先頭を奪う
    だが更にその外からタケホープが強襲
    最後はタケホープとイチフジイサミの一騎打ちになる

    結果、優勝はレコードタイムでタケホープ
    イチフジイサミは2着
    ハイセイコーは3着

    ハイセイコーの敗戦に場内が騒然とする中、タケホープは歓喜
    イチフジイサミはハイセイコーを破ったにも関わらずまさかの2着に愕然
    ファンの期待に応えられず敗れたハイセイコーは苦悩に陥る

  • 7二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:50:04

    第6話『真に強い者』
    秋の菊花賞、タケホープ・ハイセイコー・イチフジイサミは再び対決する
    未だトップの人気と評価を誇るハイセイコー
    ダービー優勝をフロック視されてるタケホープ
    その両者を倒して最後の一冠制覇を目指すイチフジイサミ
    それぞれの思いを胸に菊花賞に挑む

    レースは直線でハイセイコーとタケホープの一騎打ちになり、全く並んでゴールイン
    僅かハナ差でタケホープが優勝、二冠に輝き最強の称号を得る
    再び敗れたハイセイコーは茫然
    イチフジイサミは3着に入ったものの二人の対決には全く加われず、屈辱に打ちひしがれる

  • 8二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:52:15

    第7話『決戦前夜』
    菊花賞後、タケホープは休養に入り、ハイセイコーとイチフジイサミは有馬記念へ
    ハイセイコーはここでも悔しい3着に敗れる
    イチフジイサミはまさかの最下位敗戦で自信を喪失しかける

    翌年、AJCCで3人は対決
    優勝はここでもタケホープ
    強さを見せ続けるタケホープに対し、イチフジイサミは4着、ハイセイコーはなんと9着に大惨敗

    しかし、ハイセイコーは次の中山記念でタケホープと対戦
    不良バ場の中、驚愕の圧勝劇でタケホープを破り復活優勝を果たす

  • 9二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:54:31

    第8話『君臨』
    春天、ハイセイコーとタケホープは対決
    有馬優勝ウマ娘のストロングエイトも参戦し、事実上の最強決定戦に

    レースは直線で3強の対決になったが、早めに動いたハイセイコーは半ばで撃沈代わって先頭に立ったストロングエイトが粘りに粘ってゴール目前まで来たが、最後の最後で差を詰めていたタケホープの末脚が炸裂

    タケホープが春天優勝
    ハイセイコーもストロングも下したタケホープは、現役最強ウマ娘の座を手に入れる

  • 10二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:57:15

    第9話『アイドル』
    春天後、タケホープは故障の為休養へ
    大競走で敗北が続いたハイセイコーは、宝塚記念でストロングエイトと対決
    デビュー後初めて1番人気を明け渡す

    しかしレースでは、ストロングエイト含め他の強豪を全く寄せ付けず、5バ身差のレコードタイムで優勝
    怪物健在を見せつける

    更に高松宮杯も優勝
    不屈のハイセイコーの勇姿は、依然として社会的な人気を集め続ける

  • 11二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:59:00

    第10話『秋林檎』
    年明け後、不振が続き大舞台から離れていたイチフジイサミ
    彼女は秋に入ると復調し、重賞優勝など好走を重ねて秋天の最有力候補に名乗り出る

    一方のハイセイコーも秋天出走を目指していた
    ところが直前のレース後に体調不良になりやむなく秋天回避

    宿敵との対決が出来ない無念を抱えながらも、イチフジイサミは秋天へ

  • 12二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:03:09

    第11話『日陰の輝き』
    イチフジイサミは2番人気で秋天出走
    道中もいい位置でレースを進め、直線に入ると内から脚色よく先頭に躍り出ようとした

    その時、外から5番人気カミノテシオが強襲
    故障によりダービーを出来ず長い休養を余儀なくされた過去をもつ彼女も、大競走制覇に燃えていた
    強引に併せてきたカミノテシオに圧迫され、イチフジイサミはやや失速し先頭を譲ってしまう

    その後の懸命の追撃も及ばず、イチフジイサミはカミノテシオの2着に敗戦
    ダービーに続き、またも悲願の大競走優勝はならなかった

  • 13二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:05:30

    第12話『永遠のライバル』
    年末、ハイセイコーとタケホープは引退レースとして有馬記念に出走
    秋天で惜敗したイチフジイサミも出走

    レースはタニノチカラが独走優勝する中、ハイセイコーとタケホープはその後ろで最後の死闘を展開し、ライバル対決に終止符を打つ

    イチフジイサミは二人のライバル対決に加わることも出来ず惨敗
    レース後、イチフジイサミは引退する二人に必ず大競走を優勝することを誓う

  • 14二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:09:19

    このレスは削除されています

  • 15二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:11:12

    最終話『藤の大輪』
    ハイセイコーとタケホープ引退後、一人残ったイチフジイサミは、翌年の春天に出走
    前年二冠馬で史上最強級のウマ娘と評価されてるキタノカチドキと対決することになる

    到底勝ち目は薄いと思われていたが、イチフジイサミは堂々とキタノカチドキと渡り合う
    直線でキタノカチドキとの一騎打ちとなり、最後は彼女を差し切ってゴール
    最強ウマ娘を下し、イチフジイサミは悲願の大競走優勝
    遂にライバル二人と肩を並べた
    (終わり)

  • 16二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:14:30

    ええやん

  • 17二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:18:16

    ちなみにイチフジイサミはリンゴが好きで、よく『ふじ』を食べていたらしい

  • 18二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:21:36

    タニノチカラ
    (´・ω・) カワイソス

  • 19二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:25:00

    ハイセイコーとタケホープを下したタニノチカラ、タニノチカラを下したキタノカチドキ、キタノカチドキを下したイチフジイサミ
    うん、肩を並べてる

  • 20二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:35:50

    実はイチフジイサミが天皇賞勝ってたの知らなかった
    ダービーでタケホープとハイセイコーに挟まれた2着という印象だけしかなかった

  • 21二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:49:59

    これHTIっていうよりイチフジイサミ主人公じゃね?

  • 22二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 23:56:29

    >>21

    どうもそうなっちゃうんだよね

    TTGのグリーングラス的ポジションだし(実績は全然違うけど)

  • 23二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 00:14:54

    イチフジイサミは距離適性の差があったとはいえキタノカチドキに勝って春天優勝してるんだから凄いよ

    春天対決時の両者の実績は、
    イチフジイサミ 35戦6勝 日本短波賞・オールカマー優勝 ダービー・秋天2着
    キタノカチドキ 13戦11勝 皐月賞・菊花賞・阪神3歳S・マイラーズC・京都新聞杯・神戸新聞杯・スプリングS・きさらぎ賞・デイリー杯3歳S優勝 ダービー3着

    1番人気と2番人気とはいえ実績が桁違いにも程がある
    よく勝ったよほんと

  • 24二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 00:19:08

    タケホープが一気にハイセイコーを抜き去っていくのがかなり無情

  • 25二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 00:46:02

    >>23

    キタノカチドキなんじゃこれ

    こんなやばい馬がいたのか

  • 26二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 00:48:52

    ダービー以後、タケホープが出るレースには全てハイセイコーも出てる
    ハイセイコーがそれだけタケホープを意識してたことの証明

  • 27二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 01:06:55

    タニノチカラはこの時期のちょっと不憫な枠よなぁ
    実力は超すごいのに、超人気がある馬の影になってしまっておる

  • 28二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 01:08:37

    引退レース直前にハイセイコーとタケホープを破ったもう一頭の同期の物語も描きたいかな

  • 29二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 09:13:24

    最後の有馬でハイセイコーがタケホープに先着してるのよく考えたら凄いな

  • 30二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 09:16:15

    ダービーのタケホープって今だと降着レベルで斜行してるんだよな

  • 31二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 09:17:33

    今年の菊はタケホープ以来のダービー菊二冠を期待してたのもあってタスティエーラ軸にして単勝も買ったなあ

  • 32二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 10:35:27

    タケホープは春天の勝ち方が圧巻

  • 33二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 12:51:46

    カミノテシオも主役に加えようと思ったけど秋天以外の見せ場がないので断念
    ホウシュウエイトとクリオンワードは脇役ポジ

  • 34二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 13:08:01

    >>27

    京都大賞典でハイセイコー以下を4馬身千切り

    有馬記念でハイセイコー・タケホープを5馬身差に切って捨て

    京都記念で63キロ背負って12馬身差の圧勝

    ステイヤーなのにマイル戦でイットーを撃破


    マイラーズCでようやくキタノカチドキが止めた

  • 35二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 13:13:20

    面白いのは、現役引退後のイチフジイサミを北海道まで送った馬運車が「タケホープ号」だったこと
    乗っていたオーナーさんは不思議に思いながらイチフジイサミと一緒に『ふじ』を食べてたらしい

  • 36二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 13:43:18

    ハイセイコーVSタケホープ

    弥生賞 ハイセイコー1着 タケホープ7着
    ダービー タケホープ1着 ハイセイコー3着
    京都新聞杯 ハイセイコー2着 タケホープ8着
    菊花賞 タケホープ1着 ハイセイコー2着
    AJCC タケホープ1着 ハイセイコー9着
    中山記念 ハイセイコー1着 タケホープ3着
    春天 タケホープ1着 ハイセイコー6着
    オープン ハイセイコー2着 タケホープ5着
    有馬記念 ハイセイコー2着 タケホープ3着

  • 37二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 14:03:15

    最後タニノチカラにぶっちぎられた印象が強いけど、タケホープの長距離での強さは70年代屈指だと思う

  • 38二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 14:13:17

    デビューから10戦続けて連対も出来なかった馬がダービー2着になって果てには春天優勝するんだから競馬は面白い

  • 39二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 14:43:09

    最終回のその後を描いたエピローグにカツラノハイセイコが出てたのは最高だったなぁ

  • 40二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 14:47:39

    >>39

    かつてタケホープの鞍上だった嶋田功のリンドプルバンをハナ差で下しての優勝というのがね

  • 41二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 14:59:13

    抜けた一強がいない上にそれぞれ適正ちょっとずつ違うからドラマ映えしそうだな
    ハイセイコーっていう特濃の中心人物もいるし

  • 42二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 15:14:41

    タケホープは冷静な性格してそう
    春天はハイセイコーではなくストロングエイトをマークしてたし、一番の強敵を見定めてレースに挑んでる感じ
    ただラストランだけはハイセイコーとの勝負に拘るのかな

  • 43二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 16:19:07

    このレスは削除されています

  • 44二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 16:43:19

    当時の記録見るとハイセイコーの人気は想像以上みたい
    人間のアスリートでも比較対象が少ない

  • 45二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 17:28:32

    このレスは削除されています

  • 46二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 19:08:15

    3強以外の73クラシック好走組
    カネイコマ(皐月2着)
    NHK杯でもハイセイコーに2着だったが、ダービーは18着。その後故障で2年近く離脱し復帰後は活躍なく引退。重賞勝ちはなし
    ホウシュウエイト(皐月3着、ダービー・菊4着)
    クラシック後も重賞戦線で活躍。4歳の京都大賞典ではハイセイコーをおいて1番人気(2着)、ハイセイコー不在の秋天でも1番人気(5着)。ハイセイコー・タケホープと同じ有馬(4着)を最後に引退。通算19戦で掲示板外は0回

    カミノテシオ
    ダービーは2番人気だったが直前の球節炎で出走取消。1年以上の休養を経て復帰し4歳の秋天で優勝。秋天後は冴えず引退。府中で非常に強い

  • 47二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 20:45:04

    ヤマブキオーも創ってみたくなった

  • 48二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 00:19:47

    デビューから10連敗したG1級競走勝ち馬って他にいるのかな

  • 49二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 10:59:50

    タケホープはグリーングラスタイプかと思ったらそうでもなかった

  • 50二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 13:35:32

    ヤマブキオーもイメージして創ってみた
    第1話『ヤマブキオー』
    第2話『躍進そして挫折』
    第3話『運命の一戦』
    第4話『重過ぎる殊勲』
    第5話『まだ戦える』
    第6話『私は王者』
    第7話『遥かなる夢』
    第8話『最強の壁』
    第9話『王座陥落』
    第10話『不屈の覚悟』
    第11話『夢への資格』
    第12話『山吹色の伝説』
    第13話『辿り着いた扉』
    最終話『永遠の蹄跡』

  • 51二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 13:55:56

    第1話『ヤマブキオー』
    鹿毛のウマ娘ヤマブキオー。
    生来の脚部不安を抱えていた彼女は、特に目標もないままトレセン学園に入学する。

    無難にデビューしすぐに初勝利を挙げたヤマブキオーだが、いきなり脚部不安を発症し長期休養を余儀なくされる。
    休養中、ヤマブキオーは挑戦出来なかったクラシックでのハイセイコー・タケホープらの激闘を目の当たりにし、彼女達のようなスターウマ娘になることを志す。

  • 52二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 13:58:57

    第2話『躍進そして挫折』
    休養から復帰したヤマブキオーは好走を積み重ね、シニア1年目の春に中京記念を優勝と一気に躍進。
    憧れのハイセイコー達と対決出来るレベルまで駆け上がる。

    しかし直後のレースでヤマブキオーは突然の惨敗。
    レース中に故障していたことが発覚し、無念の戦線離脱。
    ハイセイコーとの対決が叶わず、ヤマブキオーは大きく落胆する。

  • 53二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:05:22

    第3話『運命の一戦』
    落胆の日々を乗り越え、ヤマブキオーは秋に復帰する。
    すると復帰戦のオープンレースにハイセイコー・タケホープも出走することを知り、ヤマブキオーは歓喜する。

    迎えた復帰戦。
    憧れの相手達を前にヤマブキオーは勝てるとは夢にも思わず、ただ全力を尽くすことだけを考えて出走する。
    ところが結果は、完勝とも言える内容でヤマブキオーが勝ってしまう。
    まさかの大金星に、ヤマブキオーは喜びよりも恐れを抱く。

  • 54二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:12:45

    第4話『重過ぎる殊勲』
    大金星を挙げた復帰戦後、ヤマブキオーは〈ハイセイコーに勝ったウマ娘〉と呼ばれるようになり、今までにない注目と期待が集まるようになる。

    その重圧に耐えきれず、ヤマブキオーは連戦連敗。
    更には脚部不安まで発症して休養に追い込まれる。

    周囲の視線が期待から失望に変わっていくのを感じ、ヤマブキオーはその辛さから引退を考える。

  • 55二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:23:00

    第5話『まだ戦える』
    諦めがちらつく中、ヤマブキオーは復帰。
    復帰戦もあえなく敗れた後、ヤマブキオーは引退を覚悟して、大金星を挙げたレースと同距離のダービー卿CTに出走。
    結果、最後方からの直線大外ごぼう抜きという豪快な勝ち方でヤマブキオーは復活優勝。
    追い詰められた中で自らの力を再確認したヤマブキオーは、まだ戦うことを決意する。

  • 56二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:31:05

    第6話『私は王者』
    復活優勝後、長距離のレースでは惨敗が続いたヤマブキオーだが、中距離のレースでは強さをみせる走りを見せる。
    シニア3年目の春、かつてハイセイコーが制した中山記念では、台頭してきた後輩アイフルらを下して優勝し、翌月の京王杯SHでも優勝。
    その後も中距離の重賞で強敵相手に勝利と好走を続ける。

    周囲から〈ハイセイコーに勝ったウマ娘〉と呼ばれていたヤマブキオーは、いつしか〈中距離の王者〉と呼ばれるようになる。

  • 57二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:33:18

    第7話『遥かなる夢』
    レースに出る一方で、ヤマブキオーはこの年から何度も対決しライバル関係になっていた後輩アイフルと親しくなっていた。
    アイフルは同じ中距離適性ながら最強のウマ娘になることを夢見ており、彼女に触発されてヤマブキオーもより大きな夢を求めるようになる。

    そして秋、アイフルは距離の壁を乗り越えて秋天で優勝する。
    ライバルの勇姿に胸をうたれたヤマブキオーは、自らも頂点への夢を抱く。

  • 58二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:36:24

    第8話『最強の壁』
    中距離で成績を残しトップレベルの実力者になったヤマブキオーは、大きな夢を抱いて頂点を争う大舞台に参戦する。

    しかしそんなに立ちはだかったのは、一段階上の強さをもつ後輩の『TTG』達だった。
    年末の有馬記念ではトウショウボーイとテンポイントに、年明けのAJCCではグリーングラスに、ヤマブキオーはなす術なく完敗する。

    頂点への夢が散ったヤマブキオーは打ちひしがれるしかなかった。

  • 59二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:42:13

    第9話『王座陥落』
    夢破れたヤマブキオーは、中距離の覇権を守ることに専念しようとする。

    しかし、中山記念でアイフル達にまさかの完敗。
    ハイセイコーに勝って以来負けることのなかった1800m戦で遂に敗れる。
    更に翌月の京王杯SHでも後輩の新星ニッポーキングに完敗。

    得意距離での相次ぐ完敗に、ヤマブキオーは限界の時が来たと感じ、引退を決意する。

  • 60二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:44:33

    第10話『不屈の覚悟』
    引退を決意したヤマブキオー。
    だが同時期に故障により引退を余儀なくされたアイフルの励ましを受け、進退を懸けて6月に1800mのオープン特別に挑む。

    雨による不良バ場の中で開催されたレースで、ヤマブキオーは前に敗れたニッポーキングらの強豪後輩と対決。
    不良バ場に後輩達が苦しむ中でヤマブキオーは圧巻の強さを見せ、8バ身差の圧勝。

    自信を取り戻したヤマブキオーは引退を撤回。
    そして、学園史上一人しか達成していない『20勝』を目指すことを表明する。

  • 61二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:48:19

    第11話『夢への資格』
    『20勝』への夢を公言したヤマブキオー。
    しかしG1級競走での実績がないヤマブキオーがその偉大ともいえる数字を達成するのはどうなのかという声が数多く上がる。
    賛否両論が渦巻く中、20勝まであと4勝に迫っていたヤマブキオーは北海道へ向かう。

    北海道には、後輩の怪物マルゼンスキーが待ち受けていた。
    札幌の短距離Sで彼女と対決したヤマブキオーだが、その規格外の強さに完敗する。
    それでも諦めることなく、彼女との再戦を期して函館シリーズへ向かう。

    しかしマルゼンスキーは故障で函館シリーズには参戦せず。
    強敵相手に勝つことで20勝を目指す資格を手に入れようという考えが外れたヤマブキオーだったが、今度はハンデという強敵が立ちはだかる。

  • 62二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:52:05

    第12話『山吹色の伝説』
    函館第1戦の巴賞。ヤマブキオーにはG1級勝者しか背負わないような『62』というハンデが課せられる。
    しかしヤマブキオーはこの重いハンデを背負いながら勝利、周囲を驚嘆させる。

    続く函館記念。ヤマブキオーは今度は『63.5』という、並のG1競走勝者でも背負わない過酷なハンデを背負わされる。
    重過ぎるハンデに出走回避も薦められる中、ヤマブキオーは20勝への資格を得る為だと出走を決断する。

    そして数多の重賞ウマ娘が相手の中、酷量を背負ったヤマブキオーは直線で真ん中から鋭い伸び脚を炸裂させ、激戦の末僅かな差で先頭でゴール、函館記念を制する。

    過酷な条件で勝ち星を重ねたヤマブキオーは大きく称賛される。
    同時に『20勝』への夢を後押しする声が多くなり、ヤマブキオーはその夢への資格を得る。

  • 63二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 14:59:06

    第13話『辿り着いた扉』
    函館記念後のヤマブキオーの疲労は著しく夏以降は休養。
    残り2勝に迫った20勝への夢は翌年に持ち越しとなる。

    シニア5年目、ヤマブキオーは年明けに復帰する。
    復帰レースは短距離のオープン戦で、相手は短距離王の後輩メイワキミコ。
    更にヤマブキオーは『61』というハンデが課された。
    過酷な相手と条件下ヤマブキオーは大激戦の末に遥か後輩の短距離王をクビ差で下し勝利。
    遂に20勝に王手をかける。

    続く中山記念。
    ヤマブキオーが最も得意とする距離のレースで、20勝達成が高く期待された。
    しかしヤマブキオーは何の見せどころもなくレースを敗れる。
    レース後の検査で、相次ぐ激戦の疲労や年齢などにより彼女の身体はもう限界を迎えていることが判明。
    20勝目前にして、ヤマブキオーは引退の危機に直面する。

  • 64二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 15:03:58

    最終話『永遠の蹄跡』
    身体の限界から引退の危機に直面したヤマブキオーは、20勝へのラストチャンスとして、ハンデの無い3月末の中山のマイルオープン戦に出走する。
    相手は先に対決したメイワキミコに加え、マイルの強豪ニシキエースも加わった。
    ハンデこそなくなったが強敵が揃った中、ヤマブキオーは1番人気に支持され出走。

    そしてレース。
    最後の直線で、ヤマブキオーが繰り出した最後の末脚は炸裂し、短距離王もかつてのマイル王も一気に差し切る。
    2バ身半差の完勝で、ヤマブキオーは『20勝』の夢を叶える。

    応援に来ていたハイセイコー・アイフルらに祝福される中、ヤマブキオーは夢を叶えた喜びを抱きしめる。
    (終わり)

  • 65二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 18:21:10

    ヤマブキオーとかマニアック過ぎか

  • 66二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 19:05:40

    アイフルもニッポーキングもニシキエースもメイワキミコも今の競馬ファンは殆ど知らん

  • 67二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 20:06:42

    ヤマブキオーはオープン勝ちが多いからその印象であまり評価されてない感じ

  • 68二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 21:31:08

    ハイセイコー→デビューから10連勝
    イチフジイサミ→デビューから10連敗
    この差よ

  • 69二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 22:53:26

    ヤマブキオーの7歳での62キロ巴賞→63.5キロ函館記念の連勝は結構有名

  • 70二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 23:10:03

    安直に呼びやすい語呂の良いHIT(ヒット)の並びじゃなくて、HTIの並びなのは何か意味が込められてるのかな?

  • 71二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 23:34:16

    20勝馬の殆どは5歳までに到達してるような怪物ばかり
    8歳で到達したヤマブキオーは異色

  • 72二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 09:10:29

    70年代ならトウメイがアニメ主役に1番相応しそう

  • 73二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 14:27:58

    >>72

    トウメイはラストの有馬の描写が難しい

    馬インフルエンザの影響もろに受けてるし

  • 74二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 20:11:35

    カツラノハイセイコも主役適性高い
    父が果たせなかったダービー春天優勝してるし

  • 75二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 07:10:53

    サクラ冠初のダービー馬サクラショウリ

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています