- 1おやつおいしい(15)23/12/17(日) 22:47:36
アルセウスフォンから平行世界に繋がる掲示板です
次スレは>>190を踏んだ方が立ててください
(※原作および他者のキャラを過剰に貶めす行為はご遠慮ください)
(※自キャラの盛るペコは自由です)
(※質問やメタ会話は設定スレで)
(※『その他話題』以外のカテゴリで本スレ及び設定スレを話題に出すのは禁止です)
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ほしゅ
- 3ふたりの調査隊23/12/17(日) 22:53:31
たておつです
- 4二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:54:32
10まで
- 5二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:54:54
たて乙です
- 6二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:55:01
ほ
- 7二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:55:19
しゅ
- 8二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:55:35
ほしゅほしゅ
- 9二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:56:10
あとちょい
- 10おやつおいしい(15)23/12/17(日) 22:56:35
ほしゅかんりょう
- 11キャラバンズ23/12/19(火) 11:49:30
- 12N(14)23/12/19(火) 14:33:08
【黒髪の少年が凍土に寝転がって晴れわたった空を見上げている。手で日差しを遮っているため目元は見えない】
これで終わり……だといいんだけどねぇ……
続きがこっちなんだから、そんなはずがないんだよねぇ…… - 13二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 15:13:14
「ラベン博士から話は聞いた。逃げたポケモンを確保した能力を役立てるかわりに衣食住の提供を求めているとか」
「ぷりゅ?ぷゆち、寝るところはべつにどこでも…」
「プリンくん、調査隊に入ればおいしいイモモチがいつでも食べられるのです」
「おいしいでしか?じゃあ入りまし!!」
「だが、見たところ君は10歳ほどに見える」
「ぷゆちはもうオトナでし!ふふん、かわいすぎて間違えちゃいました?」
「…そういう主張であれば一人前の大人として働いてもらうことになる。だが素性も知れぬ人間をおいそれと雇うわけにはいかない。明日試験を受けてもらう」
「ぷゆゆ?」
「プリンくんの実力を見たいのでテストをするのです」
「なるほど!わかったでし!!」 - 14二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 15:49:07
イモモチおいしいでし~♡
ぷゆち、サブレが一番好きでしけどイモモチも好きでし!!
えーとよくわかんないけど、明日テストをするらしいでし
タイチョーさんがぷゆちのできるメスっぷりを見てみたいらしいでし
今日はおふとんで寝ていいらしいでし~タイチョーさんはやさしいでしね~♪ - 15N(14)23/12/19(火) 15:52:23
- 16二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 21:53:41
ここには写真をのっけられるってカミサマが教えてくれたからやってみるでし!
【玄関の辺りから部屋全体を撮った写真。少しぶれている】
【囲炉裏と竈を撮った写真。少しピンボケしている】
【自撮りモードで撮ったらしき写真。不思議そうな顔をしたピンク髪の子供がアップで写っている】
よくわからない道具がいっぱいありました!にまいめは砂浴び場かと思ったら灰みたいでし…ぷゆちはエンリョしときまし
さんまいめはよくわからないうちに撮ったやつでしけど、ぷゆちがかわいく撮れたからおすそわけでし~
こんにちは、ワカクサのアイドルぷゆちでし!よろしくでし!!
サブレはなんであんなにおいしいでしかね?ぷゆちはいっぱい食べれまし~♪
応援ありがとでし!ぷゆちができるところをみんなに見せちゃいましよー!!
- 17ふたりの調査隊23/12/20(水) 01:22:56
- 18キャラバンズ23/12/20(水) 06:45:27
- 19N(14)23/12/20(水) 08:17:24
- 20二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 11:49:34
- 21ごはん作るお兄さん23/12/20(水) 13:39:56
この時期の飲食店は忙しくて目が回る
嬉しい悲鳴だな
茶の子のスマホに謎のメッセージが入ったようだ
『すべてのポケモンとであえ』
ヒスイのポケモン図鑑を完成させろってことでいいのかな、これは
タマゴに戻ったヒカちゃんの安否やらシンオウ神殿から逃げたポケモンの行方やら気になることは色々あるが…まずは餃子作りだな!
息抜きしないと茶の子が潰れちまう - 22N(14)23/12/20(水) 16:19:25
- 23二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 21:40:47
「う~~~ん……」
「お前、遠慮ない性格に見えるのにこういう時は迷うんだな」
「ぷゆちは選ばれたことはあるけど選んだことはないんでしよ~!!ハカセさん、三匹いっしょじゃダメでし?ぷゆち、みなさんと仲よくなりたいでし」
「オー…ポケモンと仲良くなりたい!ボクたちには無かった考えなのです!プリンくんがポケモンを恐れずにボールを投げられるのはその思想が故でしょうか」
「ぷ?よくわかんないけどほめられたでし~♪」
「ですがこの三匹はよその地方から来た貴重なポケモン…さすがに全て譲るわけにはいきません」
「ぷりゅう…」 - 24二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 21:41:14
- 25キャラバンズ23/12/21(木) 09:12:30
- 26白23/12/21(木) 09:18:54
- 27二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 13:30:59
- 28キャラバンズ23/12/21(木) 18:51:14
- 29白23/12/21(木) 19:07:45
- 30二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 21:32:44
- 31ふたりの調査隊23/12/22(金) 01:33:44
- 32キャラバンズ23/12/22(金) 02:33:24
- 33白23/12/22(金) 09:40:57
- 34キャラバンズ23/12/22(金) 09:59:31
【橙髪の少女とキモリががコトブキ村に到着するとデンスケが慌てて皆を呼び出す】
【調査隊の面々が少女たちに向かう中、一匹のミジュマルがいち早く駆けつけて少女に抱きつく】
ミジュマル!
「じゅ!じゅ!じゅ〜!(ヒカル殿!ヒカル殿!どこに行っていたでござるかぁ〜!)」
心配させてごめんねミジュマル…
【相棒との再会を分かち合う橙髪の少女の元にデンボクが走りながら来る】
ヒカル…帰ってきたんか…!?
ホンマ…ホンマに…よかった…
【感極まってミジュマルとキモリごと少女を抱きしめる】
よう無事に…帰ってきたな…よかった…本当に良かった。 - 35二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 10:13:22
- 36N(14)23/12/22(金) 14:56:19
追い出されました
【異変の起きた空を背景にした写真。黒曜の原野だろうか、影がおとされているが黒髪の少年が中央に見える。紫色の炎が見切れているようだ】
……まあ。問答無用で処刑でないだけ温情ですね
問題の解決、という話ですし……何か事情の知っていそうな方が住んでいそうな雰囲気のある里があるので、行ってみましょうか。他に手がかりもありませんし、手助けを求めては相手に危険がありそうですから - 37二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 15:30:22
テントでし!なんだかなつかしいでし!
【ベースキャンプでテントを興味深そうに覗いているヒノアラシの写真】
ビッパさん、ムックルさん、コリンクさんを捕まえればイモモチ食べほーだいにしてくれるらしいでし~
ぷゆちのトレーナーさんデビューでしね!!ヒスイに旋風を巻きおこすでし!! - 38N(14)23/12/22(金) 19:00:20
- 39二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 21:18:26
- 40二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 21:31:26
「ぷりゅ~~~!!!!」
【俯瞰から見た映像。ピンク髪の子供がヒノアラシと一緒にコリンクに追いかけられている】
『プシュー』
【並走していたヒノアラシがスピードを上げて子供を抜かして行った】
「あっ!こらー!!いちぬけたじゃねーでし!!地獄の底までつきあってもらうでしよ~!!」 - 41ふたりの調査隊23/12/23(土) 02:22:49
【崩れた石造りの建物に佇むポケモンに向かっていく動画。少女の声と中性的な合成音声も記録されている】
[アン 焦らないで]
[キミは時空に関する不調を受けにくい だからあの攻撃で負うダメージは通常の人間以下に抑えることができる]
[加えてキミの回復力は一般的な人より低い]
[キミならできる]
うん任せて、ヨハネちゃん!みんなに力を貸してもらった分頑張るから! - 42N(14)23/12/23(土) 06:21:43
- 43キャラバンズ23/12/23(土) 06:40:31
【団長室でセキとカイ、調査隊とデンボクに事のあらましを話す橙髪の少女】
『なるほど…暗黒の世界を目論むポケモン、ダークライか…』
わたしたちはダークライを追って時空の裂け目を通ってきたの。
ダークライを探さないと…。
『しかし、時空の裂け目で時空移動している間にパルキア様の攻撃を受けたんでしょう?クレセリアの話が本当なら記憶をなくしてるのかも?』
「キモ!(あ、そうだった!)」
『うむう、しばらくは大丈夫かもしれんな。しかし、ヒカルのように何かのきっかけで思い出すこともあるやもしれぬ。』
『ヒカルよ、これも何かの縁だ。もう一度調査隊としてポケモン調査をせんか?』
『もしかしたら調査の中でダークライの手がかりが見つかるかもしれぬ』
はい!もちろん!!
【しゃがみながらミジュマル目線を合わせる】
ミジュマル、またよろしくね!
「じゅじゅ〜!(こちらこそよろしくでござる〜!)」
【ミジュマルは橙髪の少女とキモリにハイタッチする】 - 44二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 08:11:14
- 45キャラバンズ23/12/23(土) 08:29:39
【宿舎でミジュマルとキモリと橙髪の少女が歓談しているとラベン博士が訪ねに来た】
『ヒカルくん、君に会わせたい人がいるのです』
【ラベン博士の背後からからウォロが現れる】
『どうも、数日ぶりですね』
っ!
【囲炉裏から火かき棒を手に取りウォロを警戒する橙髪の少女】
『ステイ!!ま、待ってください!事情はウォロさんから聞いたのです。ウォロさんはもうあなたからプレートを奪うつもりはないのです』
『ワタクシもポケモンつかい、ポケモン勝負で決着ついたことにとやかく言うつもりはありません。それに、アルセウスから使命を託されたアナタの行く末を見守りたくなりましてね。』
『ダークライ…でしたか?ワタクシの方で少し心当たりがあります。調べてみますよ。せいぜいポケモン調査を頑張ってくださいな…』
ウォロさん!
【そう言って去ろうとするウォロに少女は声をかける】
あ、あの!あの時、ウォロさんのせいだと勘違いしてごめんなさい!
あと、これ…!
【小さな瓶を渡す】
『これは?』
ぬか床!少し分けてあげる!
あ、まだ漬けたばかりだから明後日くらいがいいかも!
『はぁ…』 - 46白23/12/23(土) 08:37:42
【雷雨の中、宿舎の戸を開けて少女が入ってきた。ピカッと光ると同時に落雷の音がする。かなり近いのだろう】
【ジュナイパーに支えられている少女はずぶ濡れだ。冷えきった体は震え、歯の根が合わずカチカチと音をたてている。青い顔と手足はまともに動いていない】
【火打ち石から散った火花を火口にうつし、乾燥した藁にその火をうつす。それから灰を掻き分け、囲炉裏の中央の燃料に点火した】
【大判の布で乱雑に被る。しばらく。蓙に黒々とした水が染み込むほど長く、少女はほんの僅かでさえも動きはしなかった】
【そのうちに大きく燃え盛った火に手を翳し、ようやくゆるゆると体を弛緩させる。髪からぽたりと落ちた水滴がジュッと音をたてて蒸発した。手拭いを用意し、鍋で湯をわかす】
【とても丁寧とは言えない手つきで、それでも濡れた体を拭き始めた】 - 47ごはん作るお兄さん23/12/23(土) 09:00:38
- 48ぷゆち23/12/23(土) 10:39:42
- 49N(14)23/12/23(土) 17:26:35
- 50ぷゆち23/12/23(土) 18:40:42
ダンチョーさんとごあいさつしました!
にんげんさんの中では強いひとでしね~ ぷゆち、向こうのカベまで飛んでったでし!!
なんかむずかしーこと言ってましたがとにかくごはんと寝床をもらえたでしよ
あとはセンパイさんがいろいろ教えてくれるらしいので行ってきまーし!
ありがとでし~!ぷゆちはなんでも似合っちゃいましね~♪
- 51ぷゆち23/12/23(土) 19:00:47
【真っ二つになったたまいしと大破したぼんぐりの写真】
クラフトをしばらくやっちゃダメって言われたでし…
ぷりゅ~!ぷゆちはできるメスでし!もう一回やったらできる気がするんでし!!
もう一回やらせてほしいでし~~~!!!! - 52白23/12/23(土) 22:53:15
- 53ぷゆち23/12/23(土) 23:10:29
えーと…いろいろ言われたんでしけど、ポケモンさんを捕まえてこのずかんに書いてあることをやればいいでし?
いっぱい書いてあって目がチカチカするでし~
ぷゆ…にんげんさんはかよわいけど力入れすぎもだめでしか?むずかしーでし…
でもぷゆちはあきらめないでし!道具を返してもらったらまたチャレンジしまし!
ありがとでし~
- 54ふたりの調査隊23/12/24(日) 02:08:46
- 55キャラバンズ23/12/24(日) 05:29:14
- 56ぷゆち23/12/24(日) 08:59:50
- 57ぷゆち23/12/24(日) 10:38:32
むむむ…
【少しいびつなモンスターボールの写真】
これだと入るポケモンさんがかわいそうでし 失敗でし
でもでも、さいしょと比べるとすごーく上達したでし!ぷゆちはやっぱりやればできるでし!
次はもっとうまくやりましよー!! - 58キャラバンズ23/12/24(日) 10:44:10
- 59ぷゆち23/12/24(日) 19:36:40
どやでし!!
【きれいに丸く出来ているモンスターボールの写真!!】
センパイさんからもヒノアラシさんからもOKをもらえました!ぷゆちががんばればこんなもんでし!!
でもがんばりすぎてお腹すいたでし~!!
そうなんでしよ~ まんまるだとちゃんとフィットしてぐっすり寝れるでし
一度試してみるといいでし
- 60N(14)23/12/24(日) 22:15:28
【いにしえの隠れ里だ。外に置かれたテーブルと椅子でティータイムを楽しむ女性がいる。黒の洋装に身を包んだ彼女は、やってきたウォロと少年を見て口を開いた】
「待っておったぞ、×××××。遠き時空の迷い人よ」
はじめまして、ですねぇ
あなたに会うのは、私はもう少し後になると思っていたんですけどぉ……
どうにも状況が赦さないみたいで……。差し迫った命の危機、というわけではないのは不幸中の幸いというものなのでしょうがねぇ…… - 61ぷゆち23/12/25(月) 11:31:03
【俯瞰で見た映像。団長室にピンク髪の子供が駆け込んでくる】
「ダンチョーさん!!」
「うむう…お前か。どうした?」
「ぷゆちが作ったでし!!」
【子供はデスクの上に遠慮なくモンスターボールを置いた】
「クラフトを教わったか。その調子で精進せよ」
「ぷゆ!」
「……」
「……」
「…まだ何かあるのか?」
【ニコニコしながら何かを待っている様子の子供に、デンボクは訝しげな顔で尋ねる。子供は不思議そうに首をかしげた】
「上手にできたねって、ほめてくれないんでし?他のひとはほめてくれたでし」
「……うむう……」
「さいしょこれが、こんなにうまくなったでしよ~」
【子供は大破した材料といびつなモンスターボールをデスクに並べていく。デンボクは片手で頭を抑えながら声を絞り出した】
「良く出来ているのはわかった。わかったから書類の上に置くな」
「はいでし!!」 - 62ぷゆち23/12/25(月) 15:46:33
タイチョーさんにもダンチョーさんにもほめられたでし!さすがぷゆちでし~
いっぱいお仕事したからイモモチももっとおいしいでし!
明日はにんげんさんたちのおてつだいをお願いされたのでがんばってくるでしよ~ - 63おやつおいしい(15)23/12/25(月) 18:23:46
うそー、あれから一週間以上経ってるう…
お祝いのメッセージくれた人たちありがとね!
新しい生活に慣れるまでまだ時間がかかりそうだけど、毎日楽しいよ!
これから年越しの準備だからまたバタバタするかも
今年は堂々とコンゴウ団の集落で過ごせるもんね!
【何段も重ねてカスタードクリームをたっぷり塗ったパンケーキの写真】
今日はクリスマスだからケーキ作ったよ~
✕✕✕✕くんが迷いこんできたのってちょうど去年の今ごろだったっけ?元気かなあ セキくんはパシオで会ったらしいけど - 64二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 18:40:46
……あれ?
あ、え、ぁ……
ま、って、まって、ください、あの - 65二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 19:17:38
すき、好き
すきに、ちがい、が、ぇ、
わたし、すごい、勘違いを?
あの、逃げてしまって、どうすれば…… - 66ぷゆち23/12/25(月) 19:19:59
- 67二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 19:25:19
- 68二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 19:26:09
- 69ぷゆち23/12/25(月) 20:12:40
- 70二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 20:30:47
- 71二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 20:34:46
- 72ぷゆち23/12/25(月) 21:20:30
- 73二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 21:56:43
- 74ふたりの調査隊23/12/26(火) 02:10:29
- 75キャラバンズ23/12/26(火) 05:42:52
大分図鑑も埋まったなぁ。
でもダークライの手がかりは無し…星の停止を目論めたくらいなのになんでこんなに手がかりがないんだろう…? - 76ぷゆち23/12/26(火) 09:28:53
- 77N(14)23/12/26(火) 14:06:57
「なんじゃ、知っておるのか」
……父と、母から聞いたことならありますねぇ
異なる世界、繋がらない断章ですから、詳しくは教わっておりませんけどぉ……
遠き東の商人から、そのような伝承を聞いたことがある、程度ですね。時と空間については、たまに聞かされておりましたが……このような事態については、なにも
「ふむ……。では、そう長くはとらせぬ。参れ、自慢の庵にいれてやる」
- 78ぷゆち23/12/26(火) 14:20:07
「ぷゆう…センパイさん、ピカチュウさんにそうとうナメられてまし。怖がってたらいつまでたってもナメられっぱなしでし」
「は、はっきり言うなよ…おれだって自覚はあるんだからさ」
「ポケモンがにんげんさんより強いのは当たり前でしよー?でもボールに入ってくれたってことは、ピカチュウさんにはちょっとは仲よくなる気はありまし。でもセンパイさんにその気がないならムリでし」
「ピカチュウに、おれと仲良くなる気がある…?」
「ポケモンはトレーナーさんのことを信じて言うことを聞きまし。トレーナーさんがビクビクしてたらポケモンも困っちゃいまし。まずは堂々とすることでし!!あとおやつをあげるとだいたいみんな喜びまし!!」
「最後のが無ければ結構いいアドバイスっぽかったんだけどな今」
「ええ~!?おやつは大事でしよ!?」
『プシュウ』『ぴかぴか』 - 79ぷゆち23/12/26(火) 15:41:07
- 80ぷゆち23/12/26(火) 19:07:02
【テルに呼ばれてピンク髪の子供が軽い足取りで大志坂を駆けていく。そこには紺色の衣装を身につけた女性が待っていた】
「ヨネさん、プリンです」
「ぷゆちでし!」
「へえ、新顔だね。まあいいや。とにかく来たってことは相談に乗るってことなんだろ。あたしはコンゴウ団キャプテンのヨネ」
「こんごーだん?きゃぷてん?」
「いずれ説明するよ。片づけてほしい用件があってね、さっさと話を進めたいのさ。あんた、自信はあるかい?ポケモンを戦わせる腕前の」
「もちろんでし!!ぷゆちはできる子でし!!」
「そりゃよかった。あんたのところの警備隊の若造では歯が立たなかったからさ」
【ヨネが目配せすると、その足の陰にいたゴンベがひょっこりと顔を出した】
「ぷゆ!!ゴンベさんでし!!」
「ああ、相棒のゴンベさ。兄弟のように一緒に育った仲で…何してるんだい?」
【子供はゴンベの毛を撫でたり口の中をのぞいたり、オレンのみをあげたりして一通り観察するとヨネに向かって親指を立てた】
「健康でとてもいいゴンベさんでし!!きっとりっぱなカビゴンさんになるでし!!」
『ごんぬ!』
「よくわからないけどありがとさん」 - 81N(14)23/12/26(火) 19:57:43
- 82ぷゆち23/12/26(火) 20:47:16
ヨネさんとゴンベさんに勝ったでしよ~!
ふふん、センパイさんより強かったけどぷゆちとヒノアラシさんにかかればこんなもんでし!
ぷ、ぷゆ!?そうなんでしか!?
でもでも、おいしいものをいっしょに食べたら仲よくなれると思うでし!毎日じゃなくても食べるといいと思いまし!
- 83二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:10:50
- 84二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:28:43
- 85二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:46:05
- 86ぷゆち23/12/26(火) 21:50:22
- 87二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:10:49
- 88ぷゆち23/12/26(火) 22:54:25
高台で悪さしてるオヤブンを追っぱらってほしいってお願いされたでし
ナワバリバトルでし?ぷゆちが代わりにやっちゃっていいんでしかね?
でもお願いされちゃったからやるでし~
えらいでし!がんばるでし!
ぷゆちが応援してましよ~!!
- 89ぷゆち23/12/27(水) 09:01:26
ぷゆ!!悪さしてたコロトックさんを追っぱらったでし!!
ここはぷゆちのナワバリってことでいいでしか?ダメでしか?
ナワバリはもらえませんでしたがヨネさんにもアヤシシさんにもいっぱいほめられてぷゆちは満足でし!
イモモチ食べて寝まし~!おやすみなさーい - 90二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 09:08:10
【朝日が昇る天冠の山麓でアヤシシの背に乗り地を駆る少女がいる。淡い色の髪がマフラーと共に風になびいた】
【紅潮した頬のまま少女はアヤシシから降り、とある小屋の前に立った。ひとつ、ふたつ深呼吸をする。それからうんと頷き、木製のドアをノックした】
あ、あの……!
早くに申し訳ありません……。ノボリさま、起きていらっしゃいますか……? - 91キャラバンズ23/12/27(水) 09:09:22
【宿舎の囲炉裏で作戦会議をしている二匹と1人】
「キ〜モ、キモキ(う〜ん、見つからないね)」
「じゅじゅ(そういえばヒカル殿、『時空の叫び』はどうでござるか?)」
あちこち触ってみたけど…因縁が少ないからか、ビジョンを見ないなぁ…。
ウォロさんが何か手がかりを見つけているといいけど… - 92ぷゆち23/12/27(水) 09:45:26
おはようでし!
ダンチョーさんが呼んでるみたいなので行きましよ~!人気者で困っちゃいましね~ - 93ぷゆち23/12/27(水) 09:47:59
「よう!偽りのシンオウさまをあがめるのは時間の無駄と悟ったか」
「ぷゆ…?」
【スキップでギンガ団本部を目指していたピンク髪の子供は、目的地の前で言い争っている男女を見て足を止めた】
「相変わらずだな…あの2人。プリン、あの人たちはコンゴウ団とシンジュ団っていう…って、おい!?」
【子供は突然走り出すと、男の方に突進するようにしてしがみついた】
「うおっ!?…何だ?」
「ギンガ団の制服の…子供?セキ、知り合い?」
「いや、知らねえな。迷子か?」
「……イテボシちゃん」
「は?」
「ぷ、プリン!!その人は時間を大切にするコンゴウ団の長で!とにかくお前の知り合いじゃないから!!ほら、早く離れろって!!」
「イテボシちゃんのニオイがしまし~~~でもイテボシちゃんじゃないでし~~~!!」
【子供は男の腕にしがみついたままわんわんと泣き出した。その場にいた全員がぎょっとして子供を凝視する】
「うわーーーーーーん!!!!」
「セキ、泣いちゃったよ!どうするの!?」
「だから知らねえよ!?」
「イテボシちゃん、ぷゆちは帰るためにがんばってましよ~~~!!もうちょっとだけ待っててほしいでし~~~!!!!」
「と、とりあえず中に入りましょう!中に!!」 - 94ぷゆち23/12/27(水) 12:44:18
ぷりゅう…イテボシちゃんのニオイがしたと思ったのにイテボシちゃんじゃなかったでし…
…よく考えたらイテボシちゃんはシンオウちほーから来たって言ってたからヒスイちほーにいるわけないでし
そっくりさんでし…? - 95二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 17:08:02
……解決、しま、した?
しかし、いつから知られて……? - 96ぷゆち23/12/27(水) 19:57:27
- 97二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 20:24:42
- 98ぷゆち23/12/27(水) 22:25:11
- 99ふたりの調査隊23/12/28(木) 02:27:38
ウォロさんに面白そうなお誘いを受けちゃった
これが乗るしかないってやつなのかも! - 100ぷゆち23/12/28(木) 04:58:42
【団長室にピンク髪の子供が軽いステップで入ってくる。目元が赤い以外はいつもと変わらない様子だ】
「お待たせでし~!ダンチョーさん、なんのご用でしか?」
「うむう…来たか。だがプリンよ、用件の前にひとつ言うことがあるのではないか?」
「ぷりゅ?」
「よう、もう大丈夫なのか?立ち直りが早いのはいいことだよな」
「あ!さっきのひとでし!」
【子供は青い服の青年に気が付くと飛びつきそうになったが、踏みとどまってぴょこんと頭を下げた】
「ぷゆちのいちばん大好きなお友達とそっくりだったからまちがえちゃったでし。ごめんなさいでし」
「オレは気にしてねえよ。それより、プリンってことはヨネが言ってた時空の裂け目から落っこちてきたっていうすげえ奴はあんたか」
「ぷ?」
【青年は子供の頭を慣れた様子で撫でると、真剣な表情になってデンボクと金髪の少女へと向き直った】
「さて、時間は貴重。さっさと本題に入ろうぜ」 - 101ぷゆち23/12/28(木) 12:00:43
ぷゆちのお友達にそっくりのひとはセキさんっていうらしいでし!ぷゆち、もう間違えないでし!
セキさんのコンゴウだんとカイさんのシンジュだんは仲が悪いらしいでし にんげんさんもナワバリバトルするんでし?
でも暴れてるシンジュだんのポケモンを落ちつかせてほしいってセキさんにお願いされたでし
ほんとは仲よくしたいんでしかね?みんなワカクサ島に来てのんびりするといいと思いまし
ぷゆちが歌えばみーんなねんねしちゃいますけど、起きたらまた暴れちゃうかもしれないでしね…
考えててもわかんないからとりあえず見に行ってみまーし!! - 102二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 14:59:54
- 103ぷゆち23/12/28(木) 17:03:05
ぷりゅう…にんげんさんの身体は浮いたりころがったりできないから大変でし ちょっと疲れてきたでし
ぷゆ?世の中にはわかんないことがいっぱいでし!わかることが増えてひとつ成長したってことでし~!
イテボシちゃんはかっこいいよりかわいいでしけど、あったかさがよく似てまし!
あ、ぷゆちの歌を甘くみてましね?プリンの歌はだいじな武器でし!みーんな眠っちゃいましよ~!!
- 104ぷゆち23/12/28(木) 22:31:52
暴れてるバサギリさんの好きなものを丸めてぷゆちが投げることになったでし!やっぱりおやつは大事ってことでし?
ちょっとひとやすみしたら行ってきまし~
ヒノアラシさん以外の仲間もほしいでしねえ - 105ふたりの調査隊23/12/29(金) 08:48:10
- 106ぷゆち23/12/29(金) 10:09:29
- 107ぷゆち23/12/29(金) 10:43:28
ぷゆ!!!!!!
すっごくおっきなカビゴンさんがいたでし!!よゆーでマスターランクいってまし!!
お世話するでし!!!!
【赤い目をした巨大なカビゴンの写真】 - 108ぷゆち23/12/29(金) 10:46:06
「ぷりゅ~~~~~~!!!!!!」
【アヤシシに乗ったピンク髪の子供がオヤブンカビゴンに追いかけられている映像】 - 109ふたりの調査隊23/12/29(金) 18:48:18
- 110キャラバンズ23/12/29(金) 18:52:10
- 111ぷゆち23/12/29(金) 19:08:35
『ぶいぶい?』
【アヤシシに乗ったピンク髪の子供の進行方向に、白い毛並みのイーブイが岩陰からひょっこりと顔を出した】
「わーーー!!あぶないでし!!ひょっこりしてないで逃げるでし!!」
『ぶい?ぶい~~~』
「こっちってどっちでしか!?そっちでしか!?」
『ぶい!!』
【ふりふりとしっぽを揺らしながら駆けるイーブイの後をアヤシシはついて行った】 - 112キャラバンズ23/12/29(金) 19:21:10
【ギンガ団本部でシマボシから図鑑の評価をされている二匹と一人】
『だいぶ集まったようだな。ある条件下で進化するポケモンもいる、よく観察するように』
はい!(ぐ〜
【橙髪の少女の腹の音が響く】
『そろそろ頃合いか、ラベン博士たちを誘って夕餉にでもしよう』
は、はい! - 113ぷゆち23/12/29(金) 20:26:00
【岩と岩の間のちょうど窪みになっている場所でピンク髪の子供と白いイーブイが息を潜めている】
【子供を追いかけていたオヤブンカビゴンは目標を見失い、元いた場所へと戻っていった】
「あ、あぶなかったでし~…あんなにきょーぼーなカビゴンさんははじめて見たでし」
『ぶい?』
「いい場所知ってましね!ありがとでし!ぷゆちのおやつを分けてあげましよー♪」
『ぶいぶい!!』 - 114ぷゆち23/12/29(金) 20:52:20
- 115ぷゆち23/12/29(金) 23:45:33
「ケムッソさん、ケムッソさ~ん、どこでしかー?」
『プシュッ』
『ぶいぶい♪』
「ぷ?」
【黒曜の原野を軽い足取りで歩くピンク髪の子供とヒノアラシの後を白い毛並みのイーブイがついてきている】
「さっきのイーブイさんでし!おやつはもう残ってないでしよ?」
『ぶい~』
「おもしろそう?ぷゆちたちはだいじなお仕事してるでし!遊びじゃないんでしよー」
『ぶ~い~』
「ぜったいわかってないでし!冷やかしなら帰るでし~!」
【バタバタと走り出す子供の後をヒノアラシとイーブイが追いかけていった】 - 116ごはん作るお兄さん23/12/30(土) 10:49:14
年の瀬 忙しい
仕事納めたら
おせちの仕込みする
親戚集まる
従業員は帰る
茶の子は順調
雨が多い? - 117ぷゆち23/12/30(土) 14:52:58
ぷいゆ~~~!!!!
イーブイさんがついてきちゃったでし!
【ドアップで写っている白い毛並みのイーブイの写真】
群れからはぐれて一匹で楽しくやってたらしいでし
遊びきぶんは困りましけど、このノーテンキさんをおいてくのも不安でしね…
しょーがないからぷゆちがしばらくメンドーみてあげまし!
ケムッソさんをつかまえたらバサギリさんをしずめに行きまし~ - 118ナイト23/12/30(土) 22:24:33
客が多いと残飯は減るんだよなァ…目が多くなっても注意不足だから盗む分には楽になるんだが
うん、冬は寒いってのに温かいものなんて手に入らないからな、眠っちまう子が多いんだ。あれはキツイ
……あ。マルマインは無事に鎮められたぞ。その後でまたちょっかいは出されたけど…勝てたからいいだろ
こんな短期間でかなり強くなっているだなんて驚きだが。どこで捕まえたんだか - 119ぷゆち23/12/30(土) 23:18:19
- 120ナイト23/12/31(日) 05:25:00
- 121ぷゆち23/12/31(日) 08:11:18
- 122ナイト23/12/31(日) 11:23:51
強いポケモンに暴れられたら人間にはどうしようもないからなあ。そんだけじゃなくて、今まで親しくしていた存在が詳しい理由もわからず暴れてたら止めたいと思うだろうし
俺はポケモンに馴染みがないところから来たから間違ってるかもしれねえけどな
人間は小さくなれないからなー。でかいと寝床とか場所とるんだが
……うん。知らなきゃなにもできないしな。完全に知ることができなくても、知ろうと努力するのは大切だと思うよ
- 123ぷゆち23/12/31(日) 19:13:12
【巨木の戦場を駆けずり回るピンク髪の子供の小さな姿を金色に光るバサギリが追う】
「ぷりゅっ」
【バサギリの両腕の刃を避けた子供が躓いて転んだ。戦場の外から悲鳴が上がる】
【ヒノアラシがひのこを飛ばしてバサギリを牽制している間に子供はすばやく起き上がって体勢を整えた。その膝にはすりむいた跡があり、血がにじんでいる】
「皮うっすいでしね~~~!?!?」
「そこ!?」
【子供はシズメダマを握り直して荒ぶるバサギリへと向き直った】
「こんなんでぷゆちは止まらないでしよー!!ここまでずっとがんばってきたでし!!負けないでし!!」 - 124おやつおいしい(15)23/12/31(日) 21:45:51
おそばがないから年越し米粉うどん!!
【深い器に盛られた白い麺と汁が温かそうな湯気を立てている】
今年もお世話になりました!来年もよろしくお願いしまーす!! - 125ぷゆち23/12/31(日) 23:51:54
【ピンク髪の子供が思い切り振りかぶって投げたシズメダマがバサギリへと直撃する。その全身から金色の光が抜け、天へと昇っていった】
「 森キング、バサギリ…鎮まったと考えていいのかね?」
「やはり不思議な雷がバサギリの力の源だったの?」
「ぷゆう…バサギリさんからおはなし聞きたかったんでしけど行っちゃいました。クールすぎるのもかんがえものでし」
【いくらか意見を交わした後、カイとキクイは子供へと向き直った】
「コンゴウ団ともギンガ団とも事を構えずに済んだよね。ありがとう。他にも荒ぶって苦しむポケモンがいたら救ってあげてよ」
「なるほど…合点。少しばかり取り乱したけれど、キミには感謝するとしますかね」
「いいでしよ~。ぷゆちにおまかせでし!!」
「そういえば怪我は大丈夫?大きなものはないみたいだけど、結構派手に転んでたから…」
「だいじょぶでし!!このぐらいきのみ食べてちょっと寝たらなおりまし!!」
『プシュッ』
「え!?にんげんさんはなおらないでしか!?」
「……カイさん、あの人に任せて本当に大丈夫かね?」
「だ、大丈夫だよ。たぶんきっと…うん」 - 126ふたりの調査隊24/01/01(月) 01:03:06
- 127キャラバンズ24/01/01(月) 08:24:35
【ギンガ団本部の屋上で調査隊とデンボク達が初日の出を見ている】
綺麗だなぁ…本当に…何度見ても綺麗だなぁ
「キモ…(うん)」
【橙髪の少女は少し溢れた涙を拭った】
うん、この朝日を守るためにダークライを頑張って見つけよう!
「じゅじゅ!(おう!)」 - 128ぷゆち24/01/01(月) 18:03:27
バサギリさんをしずめたでしよー!!
おマメをボールにしてぶつけてたら落ちついたでし!ぷゆちのお友達が「おいしいごはんは世界を救う」って言ってたのはほんとだったんでしね!!
ちょーっとすりむいちゃったけどおうちに帰るためでし ぷゆちは負けないし泣かないでし!
ダンチョーさんにもほめてもらいにいってきまーし♪ - 129二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 21:58:58
【テンガン山から撮られた写真。地平線の向こうから顔をだす太陽だ】
はつひので、というそうですね
初物をありがたがるのは、わたしが居た場所でもある風習でしたが……。やっぱり、ふしぎな気持ちになりますね
でも、特別というのはわかります。たいせつな人といるのなら、わたしだって同じものを違うもののように感じますから - 130ぷゆち24/01/01(月) 22:17:52
「うむう、大儀であった!話はすべて…」
「ダンチョーさんダンチョーさん!ぷゆちがやったでし!!ハカセさんが考えてー、カイさんがおマメを持ってきてー、キクイさんといっしょに作ってー、ぷゆちが投げてぶつけたでし!ヒノアラシさんもいっしょに戦ってくれたでしよー!ぷゆち、ちょっと転んじゃったけど泣かなかったでし!!バサギリさんはこーんなにおっきなオノを持ってたでし!!それでそれで…」
「ま、待て。話はすべて聞いているからわざわざお前が言わずとも良い」
「ぷ?」
「ともあれお前は見事荒ぶるバサギリを鎮め、みなの安全安心を取り戻したのだ。空から落ちてきた得体の知れぬ者にもかかわらずギンガ団のために働いた。多少は認めようではないか。だが」
「ぷりゅ~!!ぷゆち、がんばったんだからほめてほしいでし!!あんなおっきなポケモンと戦ったんでしよー!?何回かちょっとあぶなかったでし!!にんげんさんの身体でポケモンと戦うとかよく考えたらむちゃくちゃでし!!ぷゆちじゃなかったら泣いちゃってましよー!!」
「だから大儀であったと…」
「たいぎってなんでしー!?ぷゆちにもわかるように言ってほしいでし!!あとお腹すいたでし!!」
「…うむう…」 - 131おやつおいしい(15)24/01/02(火) 10:09:15
- 132ぷゆち24/01/02(火) 10:11:29
ダンチョーさんにもほめてもらいました!
はずかしがりやさんなんでしかね?ちゃんと言わないとむずかしーことばでごまかそうとするでし
まだまだ暴れてるポケモンはいるらしいのでぷゆちがまた手伝ってあげましよ!
でもお腹すいたのでイモモチ食べてきまーし!! - 133ふたりの調査隊24/01/02(火) 13:23:27
プレート探しもヨハネちゃんやみんなに相談して計画的にやってみよう
村の人達から頼まれた事も整理しなくちゃ
デンボクさんのお呼び出しに向かったら考えよう! - 134ぷゆち24/01/02(火) 22:05:20
「ムベさん、いつものイモモチ!今日も3人前プリーズです。あとおいしいモノがあればどんどん持ってきてくださいね!」
「ぷゆゆ~!!イモモチ以外にもおいしいものがあるでしか!?ぷゆち、いっぱいがんばったからいっぱい食べたいでし!!」
「おっしゃる通り、プリンくんは大活躍でしたからね!好きなだけ食べてください」
「やったでし~♪」
【運ばれてきたイモモチを幸せそうに頬張るピンク髪の子供を見てムベが目を細めた】
「噂でもちきりだぞ。バサギリと対峙して無事だったとは運がいいことだ」
「プリンくんは準備をしましたし、戦いの中でバサギリの動きを観察したのでしょう。努力の積み重ねによる ビクトリーです!すごいことですよ!」
「ぷりゅ?」
「準備…してたかなあ」
「観察…そうかのう」
「よくわかんないけどぷゆちがすごいのはほんとでし!!」
「プリンのがんばりで原野での任務も安心になったしそこは否定しないけどさあ。そうだ、ムベさんに教わってレシピにしたこれ、お前にも教えてやるよ」
「…ぷ、ぷりゅう…」
【テルがテーブルの上に出したクラフトレシピを見て子供はそっと目をそらした】 - 135ナイト24/01/02(火) 22:07:40
明日子どもらと遊ぶ約束をしたんだが、ヒスイの子供って何で遊ぶんだ?
場合によってはこっちが遊びを教わることになるな…… - 136アカ主の息子(41)24/01/02(火) 22:28:40
モジャンボのツタで縄跳びとかどうだ?
あれ薄い毛が密集してるから当たってもあまり痛くないぞ - 137ごはん作るお兄さん24/01/02(火) 22:33:06
- 138ナイト24/01/02(火) 22:45:41
- 139ぷゆち24/01/03(水) 11:36:30
おはようございまーし♪
今度はガチグマさんが暴れてるらしいでし!ガチグマさんもぴかぴか光ってるんでしかね?
コンゴウだんのひとに聞いたんでしけど教えてもらえなかったでし!なんででしー!?ナイショにしててもいいことないでしよ!!ポケモンが暴れるのはぴかぴかだけじゃないからもしかしたら『こんらん』とかかもしれないでし!!
とにかくお願いされちゃったので行ってきまーし!! - 140ぷゆち24/01/03(水) 15:01:09
湿地でし!!ここにはモモンのみの木がありまし!!
【ふろしきいっぱいに収穫されたモモンのみの写真】
ちゃんと野生のポケモンが食べるぶんは残してありましよー ぷゆちは気づかいのできるメスでし
ここには毒を持ってるポケモンがいるってハカセさんが言ってたのでもうちょっとさがしてきまーし - 141ぷゆち24/01/03(水) 22:36:05
【石造りの遺跡内に佇む老女の元へピンク髪の子供が駆けてくる】
「おや…」
「こんにちはでし~」
「わしはユウガオ。シンジュ団のキャプテンさね。カミナギのふえを持っているということは、あなたが時空の裂け目から落ちてきた人間なのかい」
「プリンでし!」
「なるほどねえ…あなたの話は聞きましたよ。荒ぶるバサギリを鎮めたと。それで助かった人もいますが、他に方法はなかったのかねえ。だってポケモンを力づくで黙らせたようなものでしょう?」
「ぷりゅ?ぷゆち、バサギリさんにはおやつをあげただけでし!バトルで落ちつかせられるならあんな苦労はしてないでし!!」
「それだけじゃなく、あなたはボールとやらでポケモンを捕まえまくるとか…」
「捕まるのはほんとでしけど、ムリヤリじゃないでし!ボールの中ってけっこう寝心地いいでしよ?」
「そのようなギンガ団の力は借りません。もちろんコンゴウ団の力も。ヒナツという娘が助力を申し出ましたが、コンゴウ団と力を合わせるなんて…ねえ」
「なんででしか?みんなでやった方が早く終わりまし!ガチグマさんもずっと暴れてたら疲れちゃいましよ?」
「さあ、おゆきなさい。わしにはやらねばならないことがたくさんあるんですからね」
「ぷりゅ~!!このにんげんさん全然話を聞いてくれないでし!!もういいでし!!ぷゆちしーらない!!」 - 142ぷゆち24/01/04(木) 18:25:32
「ぷゆ~~~!?」
【ズイの遺跡を飛び出したピンク髪の子供はちょうどそこにいた長身の男にそのままの勢いでぶつかって転がった】
「ああ、スミマセン。大丈夫ですか?」
「だ、だいじょぶでし…ぷゆちは強い子だから負けないでし…」
「大丈夫ならばよかった!ではプリンさん、キングを鎮めた腕前、ジブンに見せてくださいな」
「いきなりでし!?目と目が合ったらバトルってやつでしか!?よかろうでし!!」 - 143ナイト24/01/04(木) 19:58:58
【砂地に絵を描く子供たちがいる】
「なにを描いているんだ? 人、か?」
「母ちゃん! ずっとしかめっつらでさー、あんまし笑ってなかったのに最近笑うようになったんだぜ」
「うちの兄ちゃんも仕事やりやすくなったって言ってた! ポケモンのことずっと怖がってたのに平気になってきたんだってさ」
「なあ、兄ちゃんの母ちゃんってどんな人なんだ?」
「俺の?」
「うん! 優しかった? 厳しかった? 名前つけたの母ちゃんと父ちゃんのどっち?」
「お兄ちゃんとか妹とかいた?」
「じいちゃんばあちゃんと一緒に暮らしてた?」
「待て待て待て、一つずつな」
「母さんは……どっちかというと優しかった、かな。いつも笑っていたのに、いろんなことを知っていて父さんは母さんに逆らえなかった。物の作り方も、料理の仕方も、掃除、洗濯、その他にも色々なことを俺に教えてくれたよ」
「きょうだいはいなかった。ただ、妹分や弟分はいたな。全員大切だ」
「祖父母は……記念の日に行けば縁起を担いだものをくれたけど、暮らしてたのは別だ。いつだって会える距離にいたけどな」
「名前、名前か……。どうだったかな」
【サラサラした砂をこぶしで掴み、手を広げた】
「俺の名前はこれ。母さんの国の言葉で、砂という意味だ」
「砂?」
「そう。故郷によく生える花があってなー、こんな白い花で……名前は【××××××】。これ、母さんの国の二つの言葉を組み合わせてできているんだ。その片っ方が俺の名前」
「それで「砂」?」
「そういわれると格好がつかないけどな。父さんが花を示して、母さんがそれならと提案した。だから、俺の名前をつけたのは父さんと母さんの両方だよ」 - 144ふたりの調査隊24/01/05(金) 02:08:04
【少女の声と合成音声が記録された音声データ】
団長さん、やっぱり強くてちょっとだけこわい…
[アン 頼みがある]
[今すぐじゃなくていいから イチョウ商会からカラクリをいくつか買ってロトムを入れて欲しい それから時空の歪みでポリゴンも捕まえてきてくれないかな]
いいよ!図鑑も完成させないといけないもんね! - 145ぷゆち24/01/05(金) 10:03:31
「勝ったでし!!」
『プシュッ』『ぶいぶい!!』
「なんと卓越した指示…いやいや楽しい時間でしたね」
「ウォロさんもなかなか強いでし~!トゲピーさんもおつかれさまでし!」
「それはどうも。ところでプリンさん、野盗三姉妹をご存じですか?」
「ぷゆ?」
「ヒスイのあちこちで悪さをしていましてね。イチョウ商会もちょくちょく襲われ、迷惑をこうむっているのです!」
「ナワバリバトルの次はエモノのとりあいでし?にんげんさんも大変でしね~」
「いやいやまったく。で、その野盗三姉妹ですが、どうもユウガオさんが大事にしているズイの遺跡の石板を盗んでしまったようでして」
「せきばん?ごはんとか薬じゃなくてでしか?」
「ええ。ユウガオさんは自分で取り返そうとなさっていますが、さすがに99歳であちこちいくのはね…。どうです、プリンさん?石板を取り返してあげれば。もちろんお手伝いしますよ」
「ぷりゅう…でもあのひと、ぷゆちをいらない子あつかいしたでし。きっとぷゆちのことが嫌いなんでし。かなしいことでし」
「まあまあ…ジブンからもお願いしますよ。こう見えて遺跡が好きでしてね。奴らの居場所には心当たりがありますし」
「ぷいゆ~…」 - 146ナイト24/01/05(金) 10:30:21
思い出ってのは大切だな。もう十年近くも前なのに、まだ覚えていられる
父さんと母さんの顔も声も、もう思い出せないけど。エピソードはまだここにあるんだ
次のキングは暴れてはいないらしい。今までとは違うのか? - 147ぷゆち24/01/05(金) 14:52:22
ドロボーさんがいるらしいのでいってきまーし
野生だったら強い方がエモノをもらうのはしょうがないでしけど、にんげんさんのおうちでは取ったらダメって決まりがあるってイテボシちゃんが言ってたのを思い出したでし!ぷゆちが取り返してあげまし!! - 148ぷゆち24/01/05(金) 21:40:58
「取り返すのはいいでしけど、ドロボーさんはどこにいるでし?ぷゆち、ニオイで追っかけられるほど鼻よくないでし」
「そういえば…湿地ベースの近くで焚火跡を見たことがありますが、あれって何か関係ありますかね?」
「ぷゆ?カンケーありまし?」
「ええ。ギンガ団ならばすぐ近くに湿地ベースがありますし、コンゴウ団も集落が近い。イチョウ商会ならばそのどちらかにお邪魔するでしょう。シンジュ団という線も無くはありませんが…彼らは野生のポケモンの恐ろしさをよく知っていますからね。野営することはほとんどありませんよ」
「???」
【きょとんとするピンク髪の子供を前にウォロは少し思案する様子を見せると、人差し指を立てて再び口を開いた】
「つまり、あんな場所に寝泊まりするのは群れに属していないはぐれもの…野盗三姉妹の可能性が高いということです」
「なるほどでし!!ウォロさんのお話はわかりやすいでし~♪」
「どうも。それでは行ってらっしゃ…、…あの、何です?」
「ぷゆ?」
【子供はウォロの手を遠慮なくとるとぐいぐいと引っ張った。その後ろをマグマラシとイーブイが押していく】
「ドロボーさんは三人もいるでし?じゃあこっちもいっぱいいた方がいいでし!いっしょに行くでし~」 - 149ふたりの調査隊24/01/06(土) 01:34:13
- 150ナイト24/01/06(土) 07:26:35
- 151ぷゆち24/01/06(土) 11:41:53
【ウォロの手を引いて歩いてきたピンク髪の子供が焚き火跡を発見し、手を離して駆け寄った】
「ウォロさんウォロさん!これでし?」
「はいはい、そうですよ。ではジブンはこれで…」
「誰だい…?今の歩き方、手練れのようだけど」
「ぷゆ?」「ああー…」
「こんなところまでやってくる人間の目的なんてひとつ!うちら野盗三姉妹を捕らえにきたか」
「姉上、返り討ちにあう哀れなこいつに名乗ってやりましょう」
「あれがドロボーさんでし?」
「指をさすな!ドロボーって言うな!!」
「常盤木と呼ばれる松のようにいつまでも若く美しい長女のオマツ!」
「枯れるどころか次々と新芽を咲かせ繁栄を体現する次女、オタケ!」
「寒い冬に春の訪れを知らせる、可憐にして気高さの象徴、三女のオウメ!」
「話が長いでし~…今のうちにやっつけちゃっていいでし?」
「人間にとって名乗り口上は大事なのでもうちょっと待ってあげてください」
「そこのイチョウ商会の兄さん、ありがとよ!あたくしたち野盗三姉妹…その名もショウチクバイ!!」 - 152ぷゆち24/01/06(土) 21:45:23
「やったでし~♪」
【マグマラシとハイタッチするピンク髪の子供をオウメが睨み付ける】
「ちっ!ギンガ団め…辞めてからも嫌な思いをさせやがってよ。石板なんてくれてやるから帰れ!」
「文字のような文様があるからさ、お宝かと思ったのにただのガラクタ。とんだ骨折り損のくたびれもうけさ」
「ええ~よくわかんないものを盗んだでしか?体力と時間のムダでし~…」
「下調べ不足のままで盗掘した上に遺跡のせいにしないでほしいのですがね…」
「うるさいうるさい!!」
「妹たち、落ち着きな!桃色髪のあなた、あたくしたちを探していたのはなにゆえかしら?」
「え?う~~~ん……メーワクしてたひとがいたから、でしかね?」
「ふうん…他人さまのために働くなんて殊勝な心掛けだねえ、感心だねえ。だけどねえ…あたくしたちにはそんな余裕はないのよ。生きていくのに必死でさあ」
「じゃあお仕事すればいいじゃないでし?ぷゆちもお仕事してごはんもらってるでし」
「そうもいかない人間もいるのさ。それにギンガ団に恨みがあるんだよ!つまりあんたも恨むし痛めつけるよ。昔の歌を思い出したよ!ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ、ってねえ」
「ぷゆ~…このひともダンチョーさんみたいにむずかしーことを言ってぷゆちをごまかそうとしてくるでし…なげかわしいことでし」
「皮肉かい?」 - 153ナイト24/01/06(土) 22:03:10
生きていくのに必死で、色々なものを取りこぼしてきたけど。それを後悔したって始まらないしな。今さらという話だし
ところで凍土って言うから着こんで言ったんだが、なんで半裸でスクワットしてるおっさんがいるんだ?風邪引かねえのか? - 154ナイト24/01/07(日) 15:55:03
ここまでの寒さは俺は知らんな…。ヒスイが過酷な環境というのは聞いていたが、このような凍土にも人は住んでいるのか
【一面の雪景色とユキワラシに囲まれたエルレイドの写真だ。着ぶくれしたラベン博士も写っている】 - 155ぷゆち24/01/07(日) 17:13:21
- 156ノーコンハルカ24/01/07(日) 19:33:42
- 157ぷゆち24/01/07(日) 20:53:24
はじめましてでし!プリンのぷゆちでし!
ドロボーさんはおどかすと面白いでし?ぷゆちも今度やってみるでし!
あのにんげんさんでしか~…ぷゆちのお話ぜんぜん聞いてくれなかったでしけど大丈夫でしかねえ…
- 158ぷゆち24/01/07(日) 22:26:15
【ピンク髪の子供が石板を両手で持ってくるくる回したり光にかざしたりして観察している】
「さてプリンさん、ごくろうさまでした。さっそくユウガオさんに石板を見せに行ってあげましょう」
「ぷゆ~…だいじょぶでし?またぷゆちのお話を聞いてくれないかもしれないでし」
「ええ、ユウガオさんが古いとか頑固と言われているのは知っていますよ」
「そこまでは言ってないでし」
「でもね、彼女はシンジュ団として若い時から苦労しながらもヒスイ地方で青春を過ごしたのです。シンオウさまを信じてね。コンゴウ団やギンガ団が嫌いというより、シンジュ団が好きすぎるのですね」
「ぷゆちが嫌いなわけじゃないでし?」
「そう思いますよ。ほら、ユウガオさんに石板を渡したらガチグマも鎮めてくださいな。荒ぶるポケモンがいては危なくて商売もできませんから」 - 159ふたりの調査隊24/01/08(月) 02:21:38
【オヤブンポリゴンが湿地帯で浮いている画像】
図鑑に必要な情報も集められたけど歪みのポケモンも強くなってて危うく気絶思想になるところだったよ
この調子でリッシ湖にも行ってみよう
[些細な事が積み重なってヒトをつくる いい思い出だと考えるよ]
- 160ぷゆち24/01/08(月) 04:57:41
ぷゆち、嫌いはあんまりわかんないでしけど好きすぎるのはわかりまし
ぷゆちも大好きなおうちに帰るためにいろいろやったでし
またお話聞いてもらえないかもでしけど、せきばんだけでも返してきまし~!!
ぷゆゆい!! - 161N(14)24/01/08(月) 08:41:10
父さまたちから聞いておけばよかったのでしょうか……?しかし、古代シンオウとはそこまでの関わりはなかったそうですし……ヒスイとなればなおのことでしょうね。放浪していたときにそのような精神的余裕はないと思いますし
そもそも、知っていたとして幼い私に教えるかと言われれば……そのきっかけがありませんし
……いいえ。無知を嘆いてもしょうのないことです。今できることをするしかありませんね
三つの湖を回り、あかいくさりを手に入れることが今の命題です
他の組織の手を借りるのは心苦しいですが、一人で為すよりは証人がいた方が安心ですね
石板の欠片……。ああ、なるほど
悪い人ではないのですよ。大切なものを取り返した今であれば、話も聞いてくれると思います
頑張りましたね
- 162ナイト24/01/08(月) 10:53:51
「セキ、カイ!」
「寒風吹きすさぶなか こんな寂れたところまで ごくろうなこったぜ……」
「確かに寒いな。故郷の雪もここまでではなかったし、スラムもこうも一面雪景色なんてめったになかった。ところでそちらの方は?」
「純白の凍土へようこそ、×××さん。こちらにいらっしゃるのが クレベースの キャプテンで わたしの尊敬するハマ先生なの セキ 頭が高いよ!!」
「まずは名乗るといたしましょう! わたしはハマレンゲ シンジュ団のキャプテンを務めております」
「ご丁寧にどうも、ハマレンゲさん。俺は×××。ギンガ団の調査隊に所属してます」
「では×××、おまえさんに問いたい なにゆえクレベースを鎮めるのです」
「あー……、そういう」
「任務だから。暴れてはおらずとも荒ぶっているから。理由はどうとでもつけられますけどね」
【指折り数えて少年は歌うように口にする】
「バサギリ、ドレディア、ウインディ、マルマイン。彼らを鎮める中で、俺は全員の中に苦しみを見ました。シズメダマでキラキラ光っていた彼らの中から裂け目に光が抜けていって、彼らの中の苦しみもまた抜けていくように見えました」
「俺はクレベースを知りません。まだ見ていないし、話に聞いたばかりです。それでも、今までのキングと同じなら、彼も荒ぶっているのだろう。何人にも、どのポケモンにも迷惑をかけていなかったのだとしても。だから鎮める。溜め込んだ怒りが爆発するように、彼に蓄積した苦しみがいつか放出されるかもしれないから」
「人知れずそうなってしまうなら、対処できるうちにやっておきたい。そういった下心がないとは言いませんが」
「……ある ある…… 一理ある……」
「だが それなら なおのこと わたしたちでおまえさんを確かめねばならん」
「能書きは どうでもいいか ほら ポケモン だそうや!」
「氷も わたしの筋肉も カッチカチだからな! 砕けるか⁉」
「……砕けるか、溶けるかは知らねえけど。どれだけ厳しい冬だとしても、凍土にだって春はあるんだろ」
【シンジュ団のハマレンゲが勝負をしかけてきた!】
【ハマレンゲはオニゴーリとユキメノコをくりだした!】
「さあ行くぞ、エルレイド」
「この吹雪には人死がない。恐れることはないだろうさ」
【白い髪の少年はエルレイドをくりだした!】 - 163ナイト24/01/08(月) 16:21:45
【オニゴーリとユキメノコが倒れた!】
「あれだよ あれ おみごとだよ! 硬い氷を砕きやがったな!」
「はは、そいつはどうも」
「おい! おまえさんたち この人は大丈夫だよ」
「ありがとう ハマ先生! そうなの ×××さんは 空から落ちてきて 怪しむ人もいるけど わたしは信じているの!」
「クレベースを 鎮めるなら えいえんのこおりを得て キング場にくるといいでしょう!」
「えいえんのこおり?」
「クレベースが好んでいるものだよ、×××さん」
「えいえんのこおりを 集めるには ウォーグルの 空を飛ぶ力が必要でな こまかい説明は省くが ワサビって娘を探してくれ!」
「きちんと説明して! 時間を惜しむと かえって時間を費やすよ」
「クレベースは シンジュ団のキング オレが説明するのもどうかと思うがな」
「急がば回れって言うだろ。ワサビさん?はクレベースじゃなくてウォーグルのキャプテンなんだし。俺からも頼むよ」
「いいか えいえんのこおりは 純白の凍土に林立する 氷塊の上にあるんだよ」
「そこでコンゴウ団の出番だ 人はもちろん オオニューラも登れないから ウォーグルで空から近づくって寸法よ」
「ちなみに氷塊だがハマ先生は あと2メートルのところまで 登ったそうだ! 筋肉は正義だな!」
「すげえな」
「ワサビだが 本当にトンでる奴でな まあ キッサキ神殿に向かえば どこかで会えるだろうよ……ん⁉」
「適当だな……ってなんだ?」
「ワサビ!」
「えっ」
【いつの間にか、まだオオニューラでも登れそうな氷塊にミント色の髪の幼い娘がヒスイのウォーグルと共にいた】
「千里眼でみえちゃった あたしとオニごっこだよね! あたしのいるところまで くることが できるかな?」
「なぜ あのような場所に? たしかにトンでるけど……」
「おまえさんはワサビさんを追いかける! わたしは寸暇を惜しんで鍛える!」
「はは。……そうだな、行ってきます!」
【少年は笛を吹いて呼び出したアヤシシに跨った】 - 164ナイト24/01/08(月) 21:02:12
鬼ごっこをすることになった
理由は知らねえけど、子供の遊びに付き合うのも役目か?飛行手段が向こうにはあるとはいえ、負けるつもりもないが。手加減したら露骨にわかるやつだろうしな - 165ぷゆち24/01/08(月) 21:06:03
- 166キャラバンズ24/01/09(火) 07:41:03
ウォロさんから耳寄りな情報を手に入れた!
なんでもツカゴロウさんが、黒いポケモンを見たって。
さっそく天冠山に向かってみる!! - 167ぷゆち24/01/09(火) 10:18:16
「ぷゆゆ~…」
「おや…また来たのかい。何度も言いますがギンガ団の手は…」
【ズイの遺跡の入り口からひょっこりと顔を出したピンク髪の子供は、石板の欠片をそっと取り出した。ユウガオは目を見開いて子供へと近づく】
「あなた!わざわざ取り戻したのかい。なんで他人のためにそんな真似を…」
「ぷりゅ?これがなくて困ってたんじゃないでし?ぷゆちならできたからやったでし」
「そう…そうなの。わしはあなたの話を聞かずに追い払ったというのに。ありがとうねえ」
「ぷゆちがんばったんでしよ~!えっへん!!あ、じゃあガチグマさんのお話をしてくれるでし?」
「あなた、そんなにガチグマを鎮めたいのかい?」
「だってずーっと暴れてるんでしよね?かわいそうでし。そろそろ落ちついて寝た方がいいでし」
「そう…わし以外にガチグマのことをこんなにも思う人間がいるなんてね…」
「プリンでし」
「そう、プリンというのね。ガチグマの話をする前に石板を直させてちょうだい。こちらに寄越し」
「いいでしよ!」 - 168ぷゆち24/01/09(火) 11:26:23
せきばんを返してきたでしよー!!
ユウガオさんがあっという間になおしちゃったでし!すごいでし!
【元通りに修復された石板の写真。『すべての いのちは べつの いのちと であい なにかを うみだす』と書かれている】
でもせきばんの文字はぷゆちにはよくわからなかったでし なにかって何でしかね?
ユウガオさんは一人でわかってうんうんうなずいてたでし ずるいでし
でもガチグマさんのことを教えてくれたでし!やっぱりぴかぴかしてないらしいでしからなんかのポケモンにこんらんさせられちゃったでしかね?
ヘドロ台地にいるらしいでしけど…マグマラシさんとイーブイさんだけだとちょっと不安かもでし 一回仲間を探してくるでし! - 169ナイト24/01/09(火) 11:57:11
【少し前の映像】
「はじめまして あたしの名前はワサビ」
「あなたのことは知ってるよ、×××さん。よろしくー!」
「よろしく、ワサビさん」
「ワサビでいいよ、×××さん。ウワサはきいているよ すっごく強いんでしょう? ワサビの遊び相手にいいかも」
「……ええとな、ワサビ」
「わかってるって! クレベースを鎮めるためにウォーグルの力を貸せってことだよね」
「うん いいよ!」
「ただし あたしを 捕まえることができたらね!」
「いこ!ウォーグル!」 - 170ナイト24/01/09(火) 13:59:25
【少年がワサビに追いついた】
「×××さん! 寒い中 ごくろうさん!」
「あたし 追いつかれた? それとも わざと待っていた? さて どっち? あとねあとね そもそも千里眼ってほんとかな?」
「円に始まりも終わりもないだろうさ。俺は信じることしかできないよ」
「ふうん、ふうん……。さあて オニごっこの最後はキッサキ神殿だよ 追いかけてきてね」
「×××さんともオニごっこ あたしは楽しいと思っている? 楽しくない? さてどっち?」
「いこ! ウォーグル」 - 171ぷゆち24/01/09(火) 16:30:26
「ユウガオさんとガチグマさんが待ってるでし!急ぐでし!!」
【雲海峠をマグマラシと白いイーブイを連れたピンク髪の子供が駆けていく】
【立ち止まると大きく息を吸って叫んだ】
「ぷりゅ~~~~~~~!!!!!」
【子供がきょろきょろと辺りを見回していると、一匹の小さなポケモンがトコトコと近寄ってきた】
『ウソォ』
「あっ!ウソハチさんでし!ぷゆちが募集したのはみず、くさ、こおり、かくとうのどれかでしよ!だまされないでし!!」
『ウソ~~~』
「だから遊びじゃないんでしってばー!!お帰りくださいでし~!!」 - 172ナイト24/01/09(火) 16:36:25
【少年がキッサキ神殿に到着した】
「×××さん!」
「旅は道連れ って いうでしょ さあ キッサキ神殿です!」
「ワサビ。……古い造りだな、石でできているのか」
「そうだよ! はいれるようにしてあげたから もう少しだけ追いかけてきてね」
「×××さんとのオニごっこ あたしは楽しいと思っている? 楽しくない? さてどっち? また後でね!」
【ワサビが神殿の奥に消えていった】 - 173ぷゆち24/01/09(火) 22:42:27
【マグマラシ、白いイーブイ、ウソハチがそれぞれポーズをとって並んでいる写真】
ぷゆゆぅ…ぷゆちはマジメにヒスイを救う仲間を募集してるのにユカイな仲間たちしか来ないでし…なんででし?
いざとなったらぷゆちが眠らせてもいいでしけど、とりあえずマグマラシさんががんばってくれるらしいので行ってきまーし!! - 174ふたりの調査隊24/01/10(水) 01:46:22
- 175キャラバンズ24/01/10(水) 08:44:22
- 176ナイト24/01/10(水) 13:18:53
「石造の模様……」
「いわ、はがね、こおり……」
「こおり、いわ、はがね、いわ、こおり……」
「こおり、いわ、こおり、はがね、いわ……」
「……違うな? ひとつ見落としている……」
「はがねを最初に入れるから……」 - 177ぷゆち24/01/10(水) 14:55:07
「ぷりゅ~…マグマラシさん、だいじょぶでし?」
『プシュッ』
「プリン、この薬を使いなさい。怪我によく効くわし特製の塗り薬ですよ」
「わ!ありがとでし」
【怪我を負ったマグマラシをピンク髪の子供が手当てしている。ユウガオは子供に薬を手渡すと、大人しくなったガチグマに近づいた】
「ガチグマや…わしのかわいい子。暴れまわってもうくたびれたでしょう。あなたのおかしな状態、治しますね」
「ぷ、ぷゆ…ユウガオさん、それは何でし?なんだかよくないニオイがするでし!!」
「これはね、シンジュ団秘伝の薬…泣く子はもちろん暴れるポケモンもすっきり。体毒くだし、その名も毒除丸!」
『おええええ!!』
「ぷ、ぷりゅ~~~!?」
「強力すぎてガチグマのように頑丈なポケモンでないと使えないの。プリン、好奇心に負けて飲んではいけませんよ」
「ぷゆちのことなんだと思ってるんでしか!?ぜったい飲まないでし!!」 - 178ナイト24/01/10(水) 17:19:14
【ワサビに追いついた】
「追いつかれたら…… 終わりが近くて つまんないよ あのね あたしの千里眼…… ウォーグルとともに空を滑空するあなたがみえたけど本当かな?」
「どうであろうと本当にするさ」
「未来はどうなるかわからないけど ウォーグルと飛ぶのは簡単じゃないよ 本気で飛びたいなら ×××さんの強さ 教えて教えて!」
「かかってくる?」
「ああ。いくよ」
「ドサイドン! ブーバーン! エレキブル! みんなで お相手するよ しちゃうよ」 - 179ナイト24/01/10(水) 21:07:07
【ワサビとの勝負に勝った!】
「オニごっこも終わり 勝負も終わり どちらもあなたの勝ち」
「でもね ウォーグルはあなたのことをもっと知りたいみたい さあ 屋上にいきましょ!」 - 180ぷゆち24/01/10(水) 22:44:52
【穏やかな目つきになったガチグマの鼻の頭を撫でながらピンク髪の子供がユウガオを仰ぎ見る】
「ガチグマさん、やっぱりぴかぴかしてなかったでしね」
「そうね…荒ぶるバサギリがあなたに鎮められた時、空に昇る光がここからでも見えたもの。それにガチグマの体についていたコレ…なにかの粉だと思うのよね」
「ぷりゅ!それはきっとさわっちゃいけないやつでし!!」
「ええ、気を付けながら取り払ってしまいましょうね。…コンゴウ団のヒナツという娘…どうしてガチグマの話をわしにしたのか」
「ぷりゅ?」
「いえ、ちょっとね。…いやあねえ、肝心なことを忘れていました。あなた、カミナギのふえを吹いてくださる?」
「ガチグマさんも力を貸してくれるでしか?」
「ええ、もちろん。ガチグマはモノ探しが得意なのですよ。宝掘りといって、埋まっているモノを掘り当てるの」
「それはすごいでし~!さっそく吹きまし!!」
【ユウガオは子供が張り切って笛を奏でる様子を目を細めて見守る。それを終えると神妙な顔つきに戻って子供を促した】
「さあ、今の話をあなたの団長に伝えておくれ」
「ガチグマさんが宝探しできる話でし?」
「その前よ」 - 181ナイト24/01/10(水) 22:49:33
【屋上にて】
「ぐるぁぐるぁあっ!!」
「うぉっ」
「ウォーグル! あなた自身で×××さんの強さ 確かめたら?」
【ヒスイのすがたのウォーグルが勝負を仕掛けてきた!】 - 182キャラバンズ24/01/11(木) 01:51:18
【夜の天冠の山麓で黒いポケモンが彷徨う】
『■■■くん…■■■くん…』
いた…ダークライだ。
「ぴちゃ…(しかし、様子がおかしいでござる)」
「きもきも(向こうのクレセリアが言ったように記憶を流したのかも…)」
かもしれない…私達を見て思い出さないかな
「キ〜モ…(う〜ん、ダークライの話が本当ならヒカルの人間の姿も観ているだろうし…)」
「ピチャチャ!(拙者とヒカルが言ってみるでござる!)」 - 183ナイト24/01/11(木) 12:30:54
【ウォーグルに力を示した】
「ウォーグルが負けて悔しい! さあて オニごっこも楽しかったし帰ろうかな」
「おい」
「冗談だよ 一緒に笛を吹いて!」
【ウォーグルに乗って空を飛べるようになった】
【神殿からセキがやってくる】
「ワサビよ ありがとうな」
「セキ?」
「ウォーグルも ×××さんとなら あちこち飛べて楽しいんじゃない」
「そうか それならいいよな 人とポケモンがよりそう世界か」
「なあ どうして時空の裂け目からの雷でキングたちは荒ぶる? シンオウさまはお怒りなのか? それとも試しておられるのか? 試す……なにか試練なのであれば 最後のキング クレベースを鎮めれば裂け目が開いている必要もねえよな もっとも 試練をこなしているのはヒスイに暮らしていたオレらではなく ギンガ団の あんただけどな」
「なに 知恵者のまねごとをしてるの? セキさんは考えるのは苦手でしょ?」
「うるせえな! 時代の変化ってやつを感じてるんだよ そして時代の変化を起こすのはあんた! オレはそうにらんでいる つまり あんたについていけばよ いつかシンオウさまに会えるってな!」
「セキさんの話 おもしろい? つまんない? さてどっち?」
「×××さん ウォーグルと大空を舞いなよ これだけの高さ 飛び降りたら ウォーグルと どこまでもいけるよ!」
「えいえんのこおりを忘れるな 入手のためにウォーグルといくんだよな?」
「ああ、そうだよ。……空ってのは長い間、ただの憧れにすぎなかったはずなのになぁ」
「あそこに見えるのが氷塊! ウォーグルとともに飛んでごらん 降りたいときは急降下すればいいよ」
「わかった。……ありがとう、ワサビ。セキも。じゃ、行ってきます!」 - 184ぷゆち24/01/11(木) 14:00:40
「ダンチョーさんダンチョーさん!ぷゆちが報告に来たでしよ~」
「プリンよ、大事じゃぞ!」
「ぷりゅ?」
【団長室に駆け込んできたピンク髪の子供は、デンボク、ムベ、セキが揃って難しい顔をしているのを見て目を丸くした】
「オレが話す。コンゴウ団の峠クイーン、ドレディアが荒ぶっている…ヒナツめ、オレにも隠していやがった!」
「クイーンってことはメスなんでし?」
「ああ。ドレディアはメスしかいねえからよ。…って、そんな説明をしてる場合じゃねえ!話を聞こうにもヒナツめ、コトブキムラのどこにもいねえんだ」
「うまそうにイモモチを食っていたぞ!まあ、わしのイモモチは絶品だがな」
「シンジュ団のガチグマが暴れていた件…コンゴウ団のヒナツが関わっているのであれば、2つの団はまた争いかねない…!」
「ドレディアさんとガチグマさんが関係あるんでし?…あ!そういえばガチグマさんの体にあやしー粉がついてたのをダンチョーさんに教えに来たんでした!」
「粉…」
「ぷ、ぷりゅう…」
【片手で顔を覆いますます表情を険しくしたセキを見て、子供はそっとムベの背中に隠れた】 - 185ぷゆち24/01/11(木) 17:04:36
「セキさんがこわいでし~…ぷゆち、何か悪いこと言ったでしか?」
「プリンよ。ドレディアのタイプを知っておるか?」
「し、知らないでし…ぷゆちの会ったことないポケモンでし」
「くさ、かくとうじゃ」
「くさ…あっ」
「うむ。ガチグマほどの強力なポケモンでも、クイーンであれば狂乱に陥らせることは可能であろう」
「ぷ、ぷりゅりゅ~…」
「デンボクの旦那、オレたちが争ったらギンガ団はどうするんだよ?」
「…どちらの味方もしない」
「つまり?」
「どちらかに肩入れをすれば、もう一方と争うことになる。これから根ざす土地を荒らすわけにはいかぬ…!」
「そうだったよな。オレたちが争わぬよう、親しみをこめてあえて呼び捨てにしたいと申し出た旦那が介入するわけねえか」 - 186ぷゆち24/01/11(木) 17:50:22
「…プリンよ、なにかよい手立てを知っているのではないか?」
「ぷゆ?」
「とにかくヒナツに話を聞かないと何も始まらねえ。あんたのその地図に都合よく居場所が示されてたりしねえか?」
「さすがにムリだと思いまし~…あ!でもガチグマさんなら鼻がいいから探せるかもしれないでし!」
「てことは、ユウガオさんやガチグマに認められたのか?すげえな!よし、ガチグマでヒナツの匂いを辿ろうや!」
「ガチグマに認められる器であればドレディアも鎮められるであろう」
「ええ~全部ぷゆちがやるでしか!?ワンオペすぎるでし!かじゅうろーどーでし!!ぶーぶー!!」
「わりいな、プリン。無茶は承知だがあんたしかやれる奴がいねえのよ。頼む」
「ぷゆゆう…セキさんにお願いされたらしょうがないでしねえ…」
「首尾よくいったらイモモチをたらふく食わせてやろう。デンボクのおごりでな」
「ムベ」
「ほんとでしか!?じゃあがんばるでし~♡ ヒナツさんもドレディアさんもぷゆちにおまかせ!でし!!」
「う、うむう…」 - 187ナイト24/01/11(木) 18:24:55
- 188ぷゆち24/01/11(木) 18:56:12
「セキさんセキさん!!」
【コトブキムラから出たセキをピンク髪の子供が呼び止めた】
「ん…おう。まだ何か用か?」
「ナワバリバトルになったらぷゆちはセキさんの応援しましから、元気出してほしいでし!!」
「ぶっ」
【セキは噎せこむと慌てて子供の口を塞いだ】
「ぶみゅぅ」
「あんたはギンガ団の、デンボクの旦那の秘蔵っ子だろ。そんなこと大っぴらに口にしちゃいけねえ」
「ぶゅ…?」
「けどまあ、気持ちだけ受け取っておくぜ。ありがとな。ヒナツのこと、よろしく頼む」
【わしわしと頭を撫でて去っていくセキの背中を見送りながら、子供は不思議そうに呟いた】
「ぷりゅ…?ぷゆちの『おや』はイテボシちゃんでし。ダンチョーさんじゃないでしのに」 - 189ぷゆち24/01/11(木) 19:14:07
- 190ぷゆち24/01/11(木) 23:19:00
(たてます)
- 191ぷゆち24/01/11(木) 23:20:03
- 192キャラバンズ24/01/11(木) 23:22:59
(ありがとうございます)
- 193キャラバンズ24/01/11(木) 23:46:03
【橙髪の少女とミジュマルがダークライの前に立つ】
だ、ダークライ?
『………ここは…わたしは…誰だ?』
ほっ…やっぱり記憶を無くしてるみたいだね。
『なぜ…ここに…なにか大事なことを忘れているような…』
あ、あなたは訳あってこの時代に来てしまったポケモンなの!
行く宛がないなら私たちと来る?
『ああ…そうしよう』
- 194ナイト24/01/12(金) 09:57:54
- 195ぷゆち24/01/12(金) 10:29:06
ぷゆゆ…ガチグマさんすごーく揺れるでし つかまってるのが大変でし
ぷゆちは今かよわくてかわいいだけの存在なんでした
ぷりゅう…ぷゆちは一匹だけど一匹じゃないでしもん きっとおうちでイテボシちゃんが待っててくれまし
それに今はユカイな仲間たちもいるでし!
- 196ぷゆち24/01/12(金) 13:27:39
【大きな籠の傍らで座り込むヒナツにピンク髪の子供が駆け寄る】
「ヒナツさんみーつけた!!こんなところに座ってたらあぶないでしよ?」
「あ、プリン…ガチグマは?」
「落ちついたでしよ~ぷゆちがやったでし!!」
「ありがとう、強いんだな。…で、どうしてここに?」
「セキさんがヒナツさんを探してたでしよ。ガチグマさんがイモモチのニオイをたどってきてくれました!」
「あたしの食べたイモモチの匂いを?すごいな、ガチグマ…さすがシンオウさまに力をもらったポケモンの子孫だね。イモモチかあ…おいしかったし、コトブキムラおもしろかったなあ」
「持ってきてましよ。食べまし?」
「あはは…遠慮しとくよ」
【ヒナツはぎこちなく笑うと俯いて足元へと視線を落とした】
「罰が当たったのか、ポケモンに追われ足をひねっちゃった」
「バチでし?じゃあ、ガチグマさんが暴れてたのってやっぱり…」
「いたいた。あなたがヒナツだね」
「ひゃあ!?」「ぷゆ!?」 - 197ぷゆち24/01/12(金) 14:57:37
「ぷゆ!ユウガオさんでし!」
「あ、あの、ユウガオさん、あたし、あたし、あの…」
【うろたえるヒナツに向けてユウガオは静かに頭を下げた】
「このとおり謝りますよ。コンゴウの小娘と思いあしらっていたことを含めてわしが悪かったね。申し訳ない」
「え?あの、だって」
「ドレディアが荒ぶったのも、ガチグマが暴れたのも、あなたは悪くない。むしろ2匹を助けようとしたんだろ。なのに、あなたの話を聞かなくてさ。これでは長く生きている意味がないよ」
「いえ…あたしもきちんと説明できなくて。荒ぶったドレディアに近づいたガチグマが、ドレディアの香りで おかしくなってしまったのに…」
「あ、じゃあ事故なんでし?なんでセキさんに言わなかったでしか?」
「事故でも、コンゴウ団のクイーンがシンジュ団のライドポケモンに危害を加えたなんて知られたら問題になるかもって…だからギンガ団にガチグマのことを頼んで、あたしはドレディアをなんとかしようとシズメダマの作り方を教わったんだ。材料を集めてたら転んで足をひねっちゃったんだけどね」
「あ、ほんとでし!カゴの中がシズメダマでいっぱいでし!!一人で作ったんでしか?」
「手先の器用さにはそれなりに自信があるよ。…それにしても、ギンガ団の技術、すごいなあ。あたしもいろいろ教わりたいよ…」
【籠の中を覗いて称賛が混じった声を上げるピンク髪の子供に、ヒナツは先程よりも自然な笑顔を向けた】 - 198キャラバンズ24/01/12(金) 20:02:10
【コトブキムラに向かって歩く一同】
本当に何も覚えてないの?
『ああ…なぜここにいるのかもわからない…』
そっか
(やっぱり時間移動している間に攻撃を受けると記憶を無くすみたい)ヒソヒソ
(「キモ(また悪さしないように気をつけながら様子を見よう)」)ヒソヒ
(うん)ヒソヒソ - 199ぷゆち24/01/12(金) 21:27:48
ぷゆち、むずかしーことはわかんないでしけど…ユウガオさんとヒナツさんが仲直りしたからナワバリバトルは起きないってことでし?
これでぷゆちがドレディアさんにおやつをあげて落ちつかせれば万事解決でしかね?
がんばって今日はイモモチをお腹いっぱい食べるでしよ~!!ぷゆゆい!! - 200ナイト24/01/12(金) 21:40:33
【氷山の戦場に到着した】
「ハマレンゲさん!」
「おお、来ましたか。おまえさんの気持ちの強さが上回ったか いや 人の世界 ポケモンの世界に 踏みこむことで得た力なのでしょうか」
「では えいえんのこおりを使いシズメダマをご用意しましょう! なあに つくりかたはきいていますし わたしの筋肉であれば一瞬」
「ほら ご覧の通り!」
「クレベースを鎮めたいのでしたら 先に進むといいでしょう! ですが……クレベースはとにかく氷塊を放ってきます! おまえさんも 鎮めるというのであれば まずは無敵の回避を使うといいでしょう!」
「オーライ。ありがとうございます」