- 1GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 20:46:25ここだけダンジョンがある世界の掲示板 ダンジョン攻略スレ 第???層 -β|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/2764207/前スレこのスレは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなものです書き込みの方針は以下を踏襲します。何もなし…bbs.animanch.com
前スレ
このスレは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなものです
書き込みの方針は以下を踏襲します。
何もなし→メタ会話
「」→セリフ
()→心情など
【】→状況描写(【傷だらけでなんとか立っている】みたいな)
【注意事項】
・今回のイベントは本スレとは異なった世界線での出来事となります。内容は本スレと一切連動しません。中継ロール等は控えていただけるようご協力お願いします
・以下のメタフィクション要素があります。
事前にご確認いただき、ご了承頂いた方のみ参加をご決定ください
■皆様のキャラクターをフィクションの登場 人物とみなす表現
■皆様のダンジョンスレでの活動を揶揄するような表現
■世界を掲示板の書き込みであると連想させるような表現
・当イベントは1イベントにつき1依頼という形式からは外れ、進行はかなり変則的な場面転換も含むものとなっております。こちらでなるべくやりやすいよう誘導はつけますが、ご了承ください。なお全体の難易度としてはB〜SSとなっております。適宜キャラ変更をしてもらって構いません
・特別な指示がない限り。1描写辺り10分(5分ずつ2レスで1セットの場合あり)から15分を1単位で進行します
- 2氷風の再誕者23/12/22(金) 21:10:08
立て乙です
……新参だしあまりイベントに参加できていないのもあって殆ど知らない! - 3GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 21:10:09
前回までのあらすじ
ワーム祭り - 4予備電源?◆xSpc7yy5XY23/12/22(金) 21:11:26
>>1乙です
【焼きワームを食べている】
- 5◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 21:11:38
立て乙です
すごい数の豪華メンバーが集まってきてる - 6GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 21:12:08
- 7黒眼鏡23/12/22(金) 21:14:31
- 8氷風の再誕者23/12/22(金) 21:15:50
- 9◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 21:16:19
【ぐるりと渦を巻いた黄昏色の炎が、小実体達を取り囲んで一つ所に追い込み──】
「《円環の主よ 七千の夜を超え、未だ翳らざる西風よ》
《金輪・光風・遍く空際 無窮の涯に光を齎し》
《七音と共に還し給え》」
【幾千万の輝く風の刃が押し寄せ、小実体達を原子レベルで破壊していく】
「私は、どちらでも」
【虚空を搔くように手を振ると、巨大な焔の爪撃が群れを薙ぎ払った】
- 10〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 21:16:37
たて乙です
指揮剣「私と姉さんはあのデカブツに対処しようか。」
夜風の聖女「イリヤ、お姉ちゃんは感激してますわ.....あの根暗なイリヤが人と協力するだなんて.....!」
指揮剣「みんな知らないだろうからって、私に変なキャラ付けするのやめてくれないかな?」 - 11『Προμηθεύς』◆FZj6svE9vc23/12/22(金) 21:19:22
- 12『Προμηθεύς』◆FZj6svE9vc23/12/22(金) 21:19:43
メタ的に言うと「クイーンにぶつかりに行きまっせ」ですハイ
- 13GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 21:20:28
『世界を一瞬でも絶望に包んだ事は評価してやろう。で、それで終わりか?少しは楽しませて貰ったが、ここでお開きとは…』
【恐ろしく、腸をを揺さぶるような低い声がとどろき渡る。かつてマサドを襲った邪神。大陸を災いで包みこんだ邪神。それが船の傍らに顕現している】
『実につまらない。貴様如きの微小な存在は真なる絶望を我に与えぬ限り糧にでもなればよいのだ!』
『"歪み星の振る夜"《フィアーフル・スターダスト》』
【黒き凶星が、クイーン・ソック・ポケッツの頭頂に降り注ぐ】
技工「あれは流石に想定外だな…」
死神「あとで我々の仕事が増えますね…」 - 14重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/22(金) 21:22:14
- 15二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 21:22:56
このレスは削除されています
- 16◆7Ne9e.LPTA23/12/22(金) 21:26:33
「バオオオオオオオオオン」
【地の底から聞こえているかのように恐ろしい声が響き渡り無数の触手が群れを薙ぎ払っていき】
『なんか良い感じのドラゴン!』『虹大蛇!!』『地獄獣!!』
『ごせんぞのりゅう!!』『アルバ・ラプラス!!』『ガンダウン!!』
『炎獅龍!!』『ブラギドラゴ!!』『グラヴェオン!!』
『忍者ドラゴン!!』『神剃狂龍!!』
『ゥードゥー・ゲルズ&夢双枕龍!!』『ミカヌチオオヨロヒドラゴン!!』
【放り投げられたブラギドラゴの胴体に次々とカプセルやメモリが装填されていき…その全てが装填されると同時に巨大化し変形が始まる】
【尾が切り離され首と繋がり戦斧に】
【胴体や前後足はそのまま人の手足に変形し見上げるほどの姿に】
「完成!!ギガントブラギドラゴーン!」
【ここに無数の強き龍種の力を持った巨神が現れた】
「バオオオオオオオオオン!!(まだまだこの世界見たいし終わらせる訳には行かないよねー)」
【海の底から巨大なアンモナイトに逆さまの顔が着いた様な姿をした異形の神と巨神が並びクイーンに向かっていく】 - 17〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 21:26:46
- 18◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 21:27:40
- 19『Προμηθεύς』◆FZj6svE9vc23/12/22(金) 21:28:15
- 20氷風の再誕者23/12/22(金) 21:28:48
- 21二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 21:29:27
「ひりゅー!」
「ひりゅー!」
「ひりゅー!」
【夕陽色の竜の一群れが飛んできてソック・パペッツの小実体に向けてブレスを放ち、粉々にした】 - 22◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 21:30:24
これバラしとかないとまずいと思うのでバラしとくんですが、結論から言うとこの人は自分の全てを燃やし尽くして戦うつもりでいます(=ロストを覚悟して戦っている)
この人は魂のない『想い』の集合体なので、『想いの炎』を使い尽くすと燃え尽きます - 23GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 21:31:11
技工「さてと…私もそろそろやらなければな」
「…散っていったシズク君のためにも」
【霊機結晶体でできた刀身で己を斬り込む。刀身は幽霊の存在と同化する】
「事象の万波…波曼荼羅」
【エネルギー波が、物質と虚無の境界線が、曼荼羅のように広がり、混沌の恒星となる。どのように大きなエネルギーだろうがこの星では無数にある有と無の流転の一つにすぎない】 - 24GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 21:33:50
- 25『Προμηθεύς』◆FZj6svE9vc23/12/22(金) 21:37:05
- 26氷風の再誕者23/12/22(金) 21:37:19
- 27◆7Ne9e.LPTA23/12/22(金) 21:41:20
- 28重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/22(金) 21:42:11
- 29◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 21:48:53
「ありがとう
貴女の"氷風"、借りていくわ」
【冷気の防御に包まれた身を焦がす黄昏色の炎が、一層その激しさを増す】
【一見矛盾した光景だが、この黄昏色の炎には『西風の女神に連なる風の力を受けた時、その勢いを増す』という性質があり、それ故の強化である】
「……ええ。幸運を」
【燃え盛る女の姿がその場から消失し】
「そこね」
【クイーンの背後に現れた女は、その巨躯の一点を大儀剣で刺し貫く】
【そこは、クイーンの『死の点』。万物には、そこを穿たれれば内側から崩れ、滅び去るという『弱点』が存在する】
【これはそこを突く技。即ち、『死突』】
【そして大儀剣の刀身を伝い、万物を焼失させる黄昏色の炎がクイーンの内側に雪崩込んだ】
- 30黒眼鏡23/12/22(金) 21:52:51
「眼鏡ちゃんと"クイーン"を防ぐわ! 騎士くんは光線を!」
眼鏡「来なさい!! 貫いてやりますこの槍で!!」
【眼鏡が作り出した氷、土の複合槍に黒眼鏡の闇と風と磁力、そして重力を交え回転を加える】
【これにより突進をいなした上で超強烈なカウンターをねらうのだ】
【──太い!!】
護闘剣「さて おれはアレだ…… 気が重いな……」
【相手に対する闘志は、史上稀に見るほどの熱りをみせている】
【"護闘剣アドレナ"の闘気強化は、こうげき力だけではなくぼうぎょ力にも使用される】
【射出されるハートの光線に向かい、真正面からうちやぶる覚悟だ】
【他のみんなと力を合わせれば、跳ね返すことさえ可能かもしれない】
【鍛え上げられた観察眼、カン、そして少しの偶然が光線と合わさり、ちょうどよく盾にヒットさせられる──かもしれない】
【>>26による補助もある、防げるはず!】
- 31〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 21:54:18
指揮剣「さて.....まずは最初の演目といこう。三重葬(トリオ)」
【指揮剣が指揮棒を降るかのように軽々しく剣を降る。】
【その剣に合わせ三重の斬撃が折り重なりクイーンへと迫りゆく】
夜風の聖女「トリオ(キリッ .....ふふ。」
指揮剣「....うるさいなあ。.姉さんも働いてよ。」
夜風の聖女「ふふふ、もちろんよ。」
【夜風の聖女が祈りを捧げると、流星が落ちる。】
【否、魔力により光を帯びた風が雨のようにクイーンへと降り注いでいるのだ。】
【その風は一つ一つが当たれば焼き焦げる程の熱量を有している】
- 32白フード◆UwIgwzgB6.23/12/22(金) 21:56:43
「俺はクイーンを攻撃するぜェ……!」
【小実体を紅白横縞Tシャツの紅縞から放つ熱で焼き払う白フード】
【焼き切れたTシャツを引きちぎると、コートで上半身を隠した】
「魔導粘菌量子八卦五行五大その他式人工頭脳、最大演算───ull3kpfgove4l2sv8──」
"MUGEN INFINITY HERE YOU ARE!!!!!!"
【巨大なダイヤを紋章に嵌め込む。頭脳への高負荷のために唸り声が漏れる。何かが割れる音がして、全身が眩く輝く】
【服と周囲の大気が轟音と閃光とともに圧縮される。物理、熱、光、音、化学反応、電気、核融合、そして魔力──エネルギーが変換された全てが1点、美女の右脚に凝縮されていく】
「服なんて構うものかッッッ!『半永久導力術式120%展開:有式 白虹──ッッッ!!!』」
"MUGEN INFINITY, KICK STRIKE!!! AWESOME!!!!!!"
【エネルギーを保ち完全なる黒になった右脚とともに遥か高みへと飛び上がる。位置エネルギーをも吸収した一筋の莫大なエネルギーの蹴りが、ダイヤモンドめいた輝きとともにクイーンに放たれた】
「ありがとうございます!!!」
【氷によりさらに威力が増した!】
- 33詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/12/22(金) 22:02:46
- 34〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 22:04:47
指揮剣「ふふ、どうやら優秀なサポーターにも恵まれている戦場のようだ。」
〈夜風の聖女〉「お姉ちゃんはどうかしらー?」
指揮剣「バリバリ攻撃してたよね.....」 - 35GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 22:05:18
【光線は曼荼羅の星と氷の鎧、闘う気強化による盾技、詩による結界。そしてクイーンが盾になって光線の威力は大幅に防がれた】
【魔鋼弾、機の偽神の光線照射、邪神による
黒き流星の雨、14からなる龍の一撃、死突、による滅びの法則と黄昏色の炎、複数属性によるカウンター、高速斬撃の三重奏と星と紛う程の光を放つ熱風、あらゆるエネルギーを統合した飛翔からの蹴り、ハート型光線の余剰に焼かれ、クイーンを構成していた木偶人形が骨まで砕け散る。そして】
【主砲ラグナロク、スタンバイ】
「撃てえええええええええッッッ」
【木偶人形の森は消え去った。結界のカーテンは降りきらなかった】
「プリンテッドフィッシュの起動成功!このまま前進します!」 - 36白フード◆UwIgwzgB6.23/12/22(金) 22:10:36
- 37黒眼鏡23/12/22(金) 22:14:25
- 38二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 22:16:14
このレスは削除されています
- 39GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 22:16:41
【プリンテッドフィッシュが起動した。白紙の上に薄い絵の具を垂らしたように、塔の中に「普通」の青空が広がる。青空をまといながら飛行艇は虚無を進む】
【思いがけぬ勢力の防衛もあり、飛行船は「世界塔」に侵入した。世界の欠落した部分にかつてあった空間を呼び出して、冒険者達はポーティス・ヘッド博士の鼻の前にいる】
「やるね。こんなオ◯コンな猿芝居にどこまでもしがみついてくるとはね。どうやら君達は最後に嫌な思いをするしかないみたいだな」
【明らかに苛立った様子である】
「ご褒美として良いことを教えてあげようか。この世界の実権は僕が大体掌握した。何せもう界隈に人が残ってないんだ。だから好きにできる」
「さあ、見納めのダンスを踊ろうか。僕らの世界(ロールプレイ)が果てるまで」 - 40◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 22:16:56
- 41氷風の再誕者23/12/22(金) 22:18:52
- 42GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 22:20:12
今日規制で落ちる人どのくらいいますか?
- 43黒眼鏡23/12/22(金) 22:21:29
- 44『Προμηθεύς』◆FZj6svE9vc23/12/22(金) 22:23:13
- 45詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/12/22(金) 22:23:45
- 46GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 22:24:52
- 47重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/22(金) 22:25:23
- 48氷風の再誕者23/12/22(金) 22:25:25
- 49詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/12/22(金) 22:26:06
- 50騒々神◆7Ne9e.LPTA23/12/22(金) 22:26:19
「はっ!何を言う!!オワ、コンならこんなに続いてるわけないだろうが!!全力全開で……お前を止める!!」
- 51暁翼の司書23/12/22(金) 22:27:37
「人助けって難しいわ、危機に居合わせなくちゃならないもの」
【片翼に本、片翼に剣を携えたハーピーが一匹、飛び来て自嘲するように息を吐いた】
【爛々と目を光らせ、白翼からは極彩色の光を僅かに放っている】
「まだ戦える?……”天使の光輪”」
【広範囲の回復呪文。光の輪を翼に纏い空中で優雅に旋回すると、魔力回復の光の粒が風に乗って吹いた】
「……幸運ね、私殴って解決するのは得意よ、人助けよりも」
- 52〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 22:27:49
- 53暁翼の司書23/12/22(金) 22:28:40
- 54黒眼鏡23/12/22(金) 22:28:57
お疲れ様でした!
- 55GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 22:30:54
【指は弾かれた】
【プリンテッドフィッシュが埋め合わせるよりも更に早く、空間が消失する。白いグリッチノイズが走り博士の身を取り混んでいく。この世界の空白が、白いノイズが、徐々に徐々にこの現実を削り取っていく。今やこの場は青空ではない。虚無の感情により削り取られた、観客無き劇の壇上へと成り果てた】
【他に役者はいらない。観客もここにはいない。ライムライトすら降りていない。】
【─求める事は一つ】
【─彼か、この世界か、幕が引く前に今一度別れの舞踏(ラストダンス)を】
スタッフA(通信)「冒険者の皆さん!これが我々ができる最後の助力です!!どうか受け取って…そして、勝って!」
【遠隔魔術式、因果安定化。ポーティスヘッドに攻撃が、100%でないにせよ届くようになった!】
【─通信障害、通信切断】
「無駄な足掻きを…」
【指を弾いた】
【展開─リフレクト・アンカー。ポーティス・ヘッドが受けた攻撃を肩代わりする避雷針。吸収後反射的に冒険者に刺さることで受けた攻撃を逆誘導するビーコンの役割も果たしている。避雷針は博士の周囲を巡航している】
【権能─デリート・ワンス。直接接触が可能で、直座の抵抗が不可能な状態にある相手の存在を「無かったことにする」。自身に用いて過去の行動を無かったことにする事も可能】
【そしてホワイトノイズを翼に、槍に。ポーティスヘッドが襲いかかってくる!】
戦闘ロールです! - 56◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 22:32:52
- 57〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 22:36:07
- 58二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 22:37:55
「昔から、ずっと疑問だったのだ」
【──何処からか、声がする】
「なぜ余は、余として生まれたのか?」
【声は、まるで親しい友人と雑談を交わす様な、軽い口調で語りかける。あるいは、聞いてもらうつもりもない独り言なのか】
「ああいや、『我思う故に我在り』みたいな話ではない。もっと身近な、設計思想の話さ」
「余は“再誕者”だ。殲魔が生み出した人造聖女だ。真なる人とやらを崇拝した結果の産物だ」
「だが、余に備わる特異性は“果てに吹く風”。聖も魔も区別なく拾い上げる、“万象を引きつける風”」
「おかしいと、そう思うだろう? 魔を殲滅する事を是とする組織が、一体なぜ魔にさえも慈悲を送る力を生み出した?」
【───ふと、誰かが】
「……きっと、こんな時の為だったのだろうな」
【声は、“果て”から聞こえているのだと気がついた】
「あの者の手により世界に果てが顕われる異常。其れに伴い、余の特異性にも変化が生じたのさ。
“果てに吹く風”が、ただ一点を指し示す道標になった。汝らが目指す、終末へとな」
【彼方の地平へと行こうとする彼ら冒険者たちに吹く、応援の声。それがきっと、この力の役割なのだと】
「……考えてみれば至極当然のことだが、殲魔も世界の終わりなんて嫌だったとらしい。余は世界終末に対する保険として作られていた訳だ」
【くつくつと、声の主が忍び笑いを漏らす。それから少しの沈黙と、咳払いを挟んで】
「この果風の再誕者から祝福を。
汝らの冒険は決して間違いなどではなく、この世界の全てから肯定されるものなのだと、余が保証しよう」
「────だから、負けないで。冒険者」
【風が吹く】
【果てを目指す旅路に加護を与える、優しき風が】 - 59重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/22(金) 22:45:05
- 60GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 22:46:06
- 61〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 22:46:09
【再び剣を構えながら】
指揮剣「あの声.....それに複数の聖女.....国外で『代行者の同僚』とここまで会うとは思わなかったね。」
夜風の聖女「.....今更だけど、あなたはXⅢとして国を守らなくてよかったのかしら?」
指揮剣「姉さん、私は今冒険者だし、そもそも代行者はレウネシアを守るために作られた組織『ではない』って話を何度....」
【無駄口を叩きながら、二人の聖女は敵の攻撃を待ち構えていた】
- 62氷風の再誕者23/12/22(金) 22:47:09
- 63重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/22(金) 22:48:15
- 64GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 22:49:52
- 65二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 22:50:04
※要するに、果風の再誕者は『世界終末』という果てが現れた時のために作られた超絶バフ装置だったんだぜ!という話。ガッツリ参加するのはちょっと難しそうだったのでエールだけ送る中の人事情もあったりなかったり
- 66◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 22:50:30
- 67黒眼鏡23/12/22(金) 22:52:01
「そ、空が……!!!」
眼鏡「アレは……つまり……ッ!!」
護闘剣「??? だからどういうことだ?」
「というかアイツの力の源はなに?」
眼鏡「知らない……なんかアレですかね、でうすえくすまきな……?ってやつですかね」
護闘剣「誰も知らないのか……というか因果安定ってどういう事なんだ?」
「……とにかく、今までは当たりにくかった攻撃が当たるようになったのかしら?」
【だれもなにもわかってない】
「でもいいわ 私たちにはあいつを止める拳があるじゃない! 最悪殴ればどうにかなるわよ」
眼鏡「ころしま〜す!」
護闘剣「あのトゲ……攻撃を当てると攻撃し返してくるのか」
【軽い斬撃を避雷針を避けて当て、避雷針からのカウンター効果を確認】
護闘剣「まあ、防げば大丈夫かな?」
眼鏡「なんでもいいわよ やられてもすぐ蘇生すれば良し」
護闘剣「それもそうか…… よし、死んでくれ 名前も知らないお前!」
【護闘剣が音を超えた速度で飛びかかり、超合金も豆腐のように砕く盾殴りを開始】
【それの補助として、避雷針ごと覆うように見えない大爆撃の連続魔法】
「よかった、セントラリアのポーションはさすが優秀ね」
眼鏡「効かないと困るんですよ、むしろ」
護闘剣「信用に関わるからな……効かないといろいろと」
- 68暁翼の司書23/12/22(金) 22:55:07
「……なら、遠慮なく殴らせてもらうわ」
【呪文を唱えると、ウィルコの体は揺らめく】
【体は頭から光線と化し、流線を描いて空高くに到達。鳳凰の絵が光によって描かれ】
【最後に光と化した翼から剣が落ちる。天空に昇っていき絵に触れたその瞬間、光輝く炎を纏った足がそれを鷲掴み、地面を一文字に切り裂いた】
「空が見える、世界が聞こえる、全てに終わりの鐘が降る!」
【ノイズを光で押しつぶそうと】
【裂け目から光が溢れる。質量すら纏った光の斬撃が襲い掛かった】
「天への衝撃。”ヘブンズ・ゲート”」
- 69重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/22(金) 22:55:11
「あーっはっはっはっ!相手の攻撃を受け止めながら相手の妨害リソースを奪い続ける!そう!私はタンクでした!タンクとしてここに居るのです!もっともっとこの獄低火力の攻撃にカウンターの手数を割きなさい!あーっはっはっはぁぁっ!!」
【高笑いを上げながら全身避雷針まみれになっている重鎧が未だ1ダメサブマシンガンによる射撃を続けている】 - 70詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/12/22(金) 22:56:03
- 71◆7Ne9e.LPTA23/12/22(金) 22:56:04
【14の龍種の力を束ねた巨神の姿が光り輝いたかと思えばばらける】
【壮大なサンバのホイッスルが鳴り響く】
【統龍神の腕にモービディックブラックが腕に融合し船体が展開、ドリルの着いた腕に変わり肩にはガンダウンの砲身が装着される】
【ブラギドラゴの前足が統龍神の下駄になり胸部には14の竜種のマークの描かれた装甲が付き尻尾は兜に】
【そして背中にブラギドラゴの胴体が装着され斧に炎獅龍の爪が通着され……新たな巨神が生まれる】
「完成!!ギガント統龍神!!」
「行くぞぉ!!」
【そして銃の恐龍の力による射撃をしつつ突撃していく!!】
ふふふ……何度も書き直してたら時間かかった……
- 72〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 22:57:26
指揮剣「さて.....とりあえずアンカーを潰そうか。姉さん、特定したアンカーの位置を『共有』して。」
夜風の聖女「.....どうやらこちらの攻撃を反射するみたいだけど、どうするの?」
指揮剣「ん? 簡単さ。答えは.....」
【指揮剣の剣が光を纏う。】
【それは朝風の聖女としての奇跡。】
指揮剣「ゴリ押しさ。」
【いついかなる時も太陽は昇り、朝の風が吹く。それは必然であり世界の可能性が閉じている。】
【その名を冠する彼女の加護を纏う攻撃は『あらゆる性質を無視して』必然となり得るのだ。】
指揮剣「六重葬(セクステット)」
【朝風の加護により光り輝く6の斬撃の音階は、あらゆる性質を無視してアンカーを切り刻んでいく。】
【あまりにも壮大で優雅な死の旋律は嵐となりてアンカーを蹴散らした。】 - 73白フード◆UwIgwzgB6.23/12/22(金) 22:57:37
お疲れ様です…お大事に…!!!
残念ながら、私は23時に規制されますね……!!!
「オワ コンじゃねぇ…そもそもコンテンツでも、芝居でもねぇ……こ こ は──」
【予備の紅白Tシャツとホットパンツ、そして白コートに着替えた美女が思いの丈を叫ぶ】
【再び演算を巡らせる。今度は自身の身体を対象に、自らを錬金して創り直す】
「現 実 だ ァァァァァ!!!!!!」
"HYPER MUGEN!!! PHYSICS GRADUATED CEREMONY!!!"
【全身が白熱し、膨大な魔力が生産される。それの一部を無数に分割、黒幕の全身を無数のエネルギーの針が襲う!】
【反動は全て、外殻に展開した鎧に受け止められ吸収、リソースとして再利用されている】
「大丈夫か…!?」
【思いを込めた魔力を注ごうとする】
「良かった…ひとまずは大丈夫そうだな…!!!」
「ありがとうございます……あぁ…負けてたまるかよ…!!!」
【目を閉じて応えた後に、好戦的な笑みを浮かべた】
- 74氷風の再誕者23/12/22(金) 22:59:15
「タンクやって来れているお方のお陰で近接もできそうっすね!」
【宙に氷を作りとんとんとんと飛びつつポーティス・ヘッドに近づき斧を振るう】
【直接は無理でも氷で動きを封じようと冷気を拡散させ威力を上げる】
【氷が生成される】 - 75GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 23:01:16
【攻撃の数割の不受理と、肩代わりと、巻き戻し。博士は冒険者達の攻撃を徹底的にいなす。が、間に合いきってはいないようだ。顔に一筋の切り傷がついた】
「あーあ」
【気怠げに流れる血を払う】
【再び指を弾いた】
【コリジョナル・コンバイング。訳語は】
【─衝合】
【世界全体が揺らぐ。生命とこの世界とのつながりが、揺らぐ──
[ ■■■ ■■■■■■ is down]
認識が飛んでいた。そう認識できたのは一瞬だが、実際には倍の時間が飛んでいたようだ。ここにいる全員の身体が、ずっとずっと、傷ついている】
【ポーティスヘッドの姿が、無い。自らを一時的にデリートしたのだろうか。奴は…死角から認識不可能の一撃で刺してくるはずだ】
※ここから奴を引きずり出せれば勝ちです。
一応こちら側で手段は用意していますが、皆様で何か手立てがあるならそちらに任せたいです - 76◆7Ne9e.LPTA23/12/22(金) 23:03:45
- 77黒眼鏡23/12/22(金) 23:04:53
- 78◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 23:06:59
- 79重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/22(金) 23:07:33
- 80氷風の再誕者23/12/22(金) 23:09:06
- 81黒眼鏡23/12/22(金) 23:10:42
- 82暁翼の司書23/12/22(金) 23:11:19
- 83〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 23:13:14
- 84GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 23:20:34
>>78案でよろしいですか皆様?
- 85〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 23:24:15
いいと思いますぜ
- 86暁翼の司書23/12/22(金) 23:24:36
私は大丈夫です!
- 87黒眼鏡23/12/22(金) 23:26:23
他に案がないなら大丈夫かなぁと
- 88◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 23:27:31
では描写投げますが、よござんすか
- 89GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 23:27:49
お願いします
- 90◆7Bdf1D7E5.23/12/22(金) 23:30:33
「……任せて
きっと、破ってみせる」
【女は目を閉じ、胸の前で祈るように手を組む。そして、自分に言い聞かせるように、そして夜空の星々に語りかけるように言葉を紡ぐ】
「 『此の身は 大河に消える泡沫』
『此の身は 虚空に溶ける霞』
『残り火に全てを焚べて 我が身を焦がし焼き切れても』
『想いは夜を越え 進んで行く』
『どんな涯が 待っていようとも』 」
【宇宙を見上げるように、あるいは世界を抱くように両手を広げて空を仰ぐ】
【女を火種として燃え広がった黄昏色の炎によって、ポーティスヘッドを秘匿するありとあらゆる概念が焼け落ちていく】
「───あとは、お願いね」
【燃え盛る炎の中にあっても、火種となった女の声は確かに冒険者達に届いたことだろう】
- 91GM◆nn8qcwj2l.23/12/22(金) 23:32:59
- 92〈指揮剣〉&〈夜風の聖女〉23/12/22(金) 23:38:57
- 93◆7Ne9e.LPTA23/12/22(金) 23:39:14
【背中に着いた胴体が前に移動し口を開くと中に装填されていたカプセルが現れ圧倒的なエネルギーがチャージされていき……】
『リミットブレイク!!』
「ギガント統龍神!!レインボーブラスター!!!」
【そして圧倒的なエネルギーを持つ虹の極光のブレスが放たれる!!】
- 94黒眼鏡23/12/22(金) 23:39:45
「えっその詠唱は」
眼鏡「他にもっとやり方──」
護闘剣「もうダメだな 複雑な心境ではあるものの、ここは喜んでおくべきだろう」
「うぅ……ありがとう……なまえも思い出せないだれか……」
眼鏡「概念が落ちるって、なんなんでしょうね?
でも ありがとうございました!」
「さあ いますぐしんでよね」
護闘剣「ただしらくにはしなさないぞ」
眼鏡「なるべくこうかいして しんでください!」
【相手の頭を掴んで護闘剣が膝蹴りを入れる】
【ただしその膝は神格の攻撃を受けても痛くない硬さの膝であるし、更に痛みをはるかに増幅させる闇の力が根付いている】
【しかも磁力、重力、加速、炎、氷、雷、その他もろもろを込めた重い膝蹴りは何度も何度も何度も何度も執拗に博士の額と鼻頭目掛けて放たれた】
【正直、並のドラゴンでも余波で肉塊に変わるレベル】
- 95氷風の再誕者23/12/22(金) 23:40:55
「幕引きなんてないと、理解したっすか?」
【そう言いつつ奇跡を収縮する】
【彼女の奇跡は彼女の生命力だ】
【一定以上なければ落ち着けず、もしも万が一に0になればこの世から霧散してしまう】
【しかしその分彼女の意識と深く結びついており他の人間に比べて遥かに扱いやすいのだ】
【収縮した奇跡はより強い冷気となって霜を発生させる】
【斧の峰でそれを打ち付け飛ばす】
【奇跡はそれ以外に防ぐ術は少ない】
【温度を奪う…ではなく冷気が彼を襲った】
- 96暁翼の司書23/12/22(金) 23:49:38
「貴方の意思、この翼にしかと受け取ったわ」
【翼を祈るように胸に当て、応えた】
「……ふふふ。ここまでくれば単純なことね、らしくないラスボスさん」
【博士を流し見、一瞬だけ憐れむような視線を投げかけてから再び高く飛翔する】
【今度は全身に白光を纏い、頂点で翼を広げると】
【クジャクの飾り羽のような文様が光で描かれ、虚無の空を虹色に照らした】
「翼を掲げ誓いましょう、我らの終わりはまだ遠い」
【空中で”踏み込む”。ゆらりと巨大な虹翼をはためかせれば7色の光が博士の元へと照射され】
「果てを超えて踊りましょう、”ヘブンズ・ゲート・」
【さらに外れた光がウィルコの剣を包み込む。あのクラーケンの時と同じように足で剣を掴み急降下、大きな軌道を描く虹色の剣撃を放った】
「……デイドリーム”」
- 97詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/12/22(金) 23:57:14
- 98GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 00:02:40
続きは明日ー!
- 99〈指揮剣〉23/12/23(土) 00:05:10
「.....なぜ私が指揮剣と呼ばれているか。それは指揮棒のように剣をふるうから.....」
「『ではない』」
【指揮剣の得物である季節剣四季を構える】
「剣士として模範になるべき存在として、その実力を認められているからさ。」
【指揮剣はその武器の特性に合わせた最も適切な型を取ることができる】
【そして、彼女が持つのは4の特徴を持つ季節剣四季。その武器を扱うには4の型を適切にこなす必要があるピーキーな武器だ。】
【春の桜の如く....舞い踊るかのように華々しい剣の型】
【夏の海の波のように.....荒々しい剣の型】
【秋の流水のように.....激流を受け流す静かな剣の型】
【冬の雪のように....流れを止める剣の型】
【その4種の動きを束ね、自らの奇跡を付与しようやく完成した必殺。】
【それは、聖女たちの『大願』を成すべく習得した絶対の一撃。】
「さようならだ。十重葬(デクテット)」
【────音が消えた。】
【絶対の一撃は放たれた。残される結果はただ、切断されたという事実のみ。】
- 100〈指揮剣〉23/12/23(土) 00:07:36
お疲れ様でした!
- 101◆7Bdf1D7E5.23/12/23(土) 00:08:28
お疲れ様でした!
- 102黒眼鏡23/12/23(土) 00:10:16
お疲れ様でした!
- 103GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 00:11:04
お疲れさまでした
- 104二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 00:16:55
このレスは削除されています
- 105詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/12/23(土) 00:17:05
お疲れ様でした
- 106◆7Ne9e.LPTA23/12/23(土) 00:23:30
お疲れ様でした
- 107暁翼の司書23/12/23(土) 00:31:15
お疲れ様でした!
- 108重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/23(土) 08:04:17
- 109白フード◆UwIgwzgB6.23/12/23(土) 08:40:08
お疲れ様でした!!!
おっと、黒幕の全身ではなく剣の方ですね……
「衝合、かァ……!?どうやら仕切り直されたようだ…ふッッッ…!!!」
"COSMIC DUAL FORCES!!! HERE YOU ARE!!!"
【ポーションを浴びながら傷だらけの肉体に白コートを羽織る。羽織った白コートに力を込める。再現するは陰陽と八卦の陣、未来を見通す眼──カウンターをする目論みである】
「────あぁ…分かったぜ…!!!…望む世界に生まれ変わることを祈る…!!!」
【一瞬辛い表情をするも、切り替えて頷いた。陣は攻撃に転用する】
「陽。有式:白虹」
【先ほどと同じく全身が眩く輝き出す。しかし今回は服は融けず、溢れ出ようとするエネルギーを制御して右手に集中させる】
【Tシャツを突き破り、背中に片方の白き翼が顕現する】
「陰。無式:黒闇」
【その分の奪われたエネルギーを「虚無属性」と定義、左手に流し込む】
【白翼の逆の側に、片方の黒き翼が顕現する】
「陰陽両儀式:灰、界────!!!」
【最後に両手を合わせ照準を定める。身体の一部を液状化して描かれた陰陽八卦図が背後に合着。白黒の翼は青ざめたプラチナ色になり、八卦図と合わせて後光の如く輝く】
【有と無の反発により、純粋なる世界の爆発の種が生じて超音速で押し出される!!!】
※当たった敵が概念ごと爆散する弾を放つ技です
- 110GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 18:58:02
遅れます
- 111GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 19:11:27
「なぜだ何故だ何故だ何故だああああああ」
【冒険者の攻撃など、全てを無効にできた、はずだった。無効化が間に合わない。傷が入っていく。虹のブレスが、硬さと力を備えた膝蹴りが、冷気の奇跡が、七色光線と急降下の剣撃が、世界を繋ぎ想いの力を助ける詩が、四なる剣質の十重奏が、装甲とアーマーも破片が、魂への干渉と侵食が、有夢の反発による概念消失の爆発が、彼の身に】
「この偽りの世界で安寧を享受している事に何の意味があるゥゥ!?答えろ貴様らァァァァァァァ!!!!!!!!」
※指揮剣さんすみません!本当はこんな露骨じゃなかったんです!!信じてください! - 112黒眼鏡23/12/23(土) 19:17:53
- 113詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/12/23(土) 19:25:15
「謳い 燃やし 灯す 生生世世(しょうじょうせぜ)の路(じ) 共に 紡げ」
「巡り 廻る 刻と」
「廻り 巡る 想い 全てに 祝福を」
「七のソラ 満たし 輝けと」
「いー いーふぇるいー いーねい ひぇん ぺい のいあ てすふぇん わーふぇん(個人から世界へ)」
「いーふぇる ね やん りんい(全ては愛の波動で繋がっている)」
「そーりゃい えく あず どぅ うぇいずい あーはう ひゅめ ね あんでぃ うーじゃい(それこそが全てを震わせる偉大な詩になる)」
「わーふぇん ね ぜいぶー こーじゃあぐ(世界の壁は無い)」
「いょん ぬ いー むー ひゅめ にゅ りん いず(あなたとわたしも繋がれる)」
「そーりゃい えく やいしゃう(それこそが冀望である)」
【この詩は、想いを正しい場所に導く詩でもある】
- 114氷風の再誕者23/12/23(土) 19:26:45
- 115白フード◆UwIgwzgB6.23/12/23(土) 19:29:55
- 116暁翼の司書23/12/23(土) 19:35:27
- 117騒々神◆7Ne9e.LPTA23/12/23(土) 19:37:35
- 118〈指揮剣〉23/12/23(土) 19:45:43
- 119GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 19:51:25
- 120GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 19:56:13
- 121GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 19:56:46
思い→想い
- 122黒眼鏡23/12/23(土) 20:03:44
- 123騒々神◆7Ne9e.LPTA23/12/23(土) 20:03:44
「…………」
- 124GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 20:07:15
──────────
【セントラリア、冒険者ギルド本部。巨大な映写魔法のスクリーンには観測できる限りの、世界塔の全情報が移し出されていた】
【一番目を引くのはタイムリミットのカウンターだ。全ての数字が0で揃った時…この世界の破滅は確定する。現在は…00:19:27.54】
【冒険者達の様子はもはやここからでは確認できない。世界塔は大きくなりすぎた…そして未だ収縮する様子はない。その場にいる全員がスクリーンを食い入る様に見つめる】
【冒険者は無事かもしれない。狂人は討たれたかもしれない。しかし、この塔が消えなければ、この世界の終端の具現化であるあの塔だけが消えなければ、この世界は終了する】
スタッフA「お願い…"私達"はまだ一緒にいたいの…お願い!」
【祈るのは彼女だけではなかった。司令部にいた全員が。冒険者を知る全員が。世界を取り戻す戦いを見届けた全員が…この世界の命の総体が、同じ場所を見つめて祈っていた】
【00:10:18.10】
【00:03:05.02】
【00:01:45:00】
【00:01:08.23─】 - 125暁翼の司書23/12/23(土) 20:07:21
- 126白フード◆UwIgwzgB6.23/12/23(土) 20:09:41
- 127〈指揮剣〉23/12/23(土) 20:10:00
- 128氷風の再誕者23/12/23(土) 20:10:15
【ただ静かに消えゆくさまを見送った】
- 129黒眼鏡23/12/23(土) 20:13:22
「はー というかこのでかい白いやつ何なの? 犯人が教えてくれなきゃわかんないじゃん」
- 130GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 20:14:16
- 131氷風の再誕者23/12/23(土) 20:16:13
- 132黒眼鏡23/12/23(土) 20:19:01
- 133暁翼の司書23/12/23(土) 20:20:32
【歓声を前に緊張した表情を浮かべ顔を反らし、アーティファクトを羽で指した】
「ふふふ、悪い気分じゃないけど……こういうの慣れないわ、柄じゃない。ところでこれどうする?誰も知らなきゃあいつのものでしょうけど、変に力ありそうだし下手に動くとまずそうね」
- 134〈指揮剣〉23/12/23(土) 20:21:37
- 135GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 20:25:48
- 136重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/23(土) 20:28:04
- 137白フード◆UwIgwzgB6.23/12/23(土) 20:28:53
- 138氷風の再誕者23/12/23(土) 20:31:15
- 139暁翼の司書23/12/23(土) 20:31:20
「また変な奴の手に渡る前に纏めて回収した方がいいんじゃない?」
- 140騒々神◆7Ne9e.LPTA23/12/23(土) 20:32:09
「外……いや上由来の何かか?まぁどっちにしろ廃棄が妥当だな」
- 141〈指揮剣〉23/12/23(土) 20:33:57
「へえ……なるほど……『彼』が珍しく興味を示しそうな物だね。」
夜風の聖女「彼?」
【粉々になったアーティファクトについて考えていると、祈りを終えた夜風の聖女が声をかけた】
「ああ、同じランカーなんだが……なんというか……」
夜風の聖女「なんというか?」
「……外界神に関係あるものに関わった時『だけ』、感情の揺らぎを検知できる……っと、そいつの話は今はどうでもいいさ。そんなことより……これをすぐさま破棄したのはいい判断だね。」
- 142GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 20:37:14
- 143氷風の再誕者23/12/23(土) 20:38:39
- 144暁翼の司書23/12/23(土) 20:39:55
- 145白フード◆UwIgwzgB6.23/12/23(土) 20:41:06
- 146詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/12/23(土) 20:42:48
- 147騒々神◆7Ne9e.LPTA23/12/23(土) 20:42:57
- 148重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/23(土) 20:43:04
- 149〈指揮剣〉23/12/23(土) 20:46:39
「…さて、行くとしようか。姉さんは……」
夜風の聖女「私は先に本国に帰るわ。この異常事態、報告する者が必要でしょう?」
「ああ……そうだね。では、風の加護があるように。」
夜風の聖女「ええ」
【夜風の聖女の闇移動を見送ったあと、指揮剣は転移門へ入る】
- 150白フード◆UwIgwzgB6.23/12/23(土) 20:46:53
- 151GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 20:47:23
【帰還した冒険者を出迎えたのは千万億の拍手であった。世界は「塔」が姿を現したときからの出来事をすっかり忘れたかのように、元に戻っている。以前と少し変わった点があるとすれば、人々の様子であろう。垣根や確執をこの日だけは忘れて、この今を分かち合っている、そう思えたのは感受性を働かせすぎだろうか。一度怪人に変化した人々も、元に戻り抱き合って無事を喜んでいる。例えば遠くの橋から手をふる彼女は…】
ルナ・シードル「冒険者のみなさーん!ありがとうございまーす!」
【道から道まで、この街は人で溢れている。世界を救った英雄達の凱旋、それだけで人はごった返すのだ。冒険者ははっきりと聞こえただろう。人混みの中の聞き馴染みあるよな、しかし誰の物ともわからない男女の声を】
「「ありがとう、おかえりなさい」」 - 152黒眼鏡23/12/23(土) 20:50:22
- 153氷風の再誕者23/12/23(土) 20:51:11
- 154重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/23(土) 20:52:20
- 155予備電源?◆xSpc7yy5XY23/12/23(土) 20:54:47
【粉々になったものを更に徹底的に焼いて消滅させた】
- 156白フード◆UwIgwzgB6.23/12/23(土) 20:54:51
「──おぉぉ…?大惨事じゃなくて良かったぜェ……ふふふ…く…ははははは!!!こちらこそありがとうなァ…!!!さぁ……皆で宴だァァァ!!!」
【呆気にとられるも顔を緩ませ、高らかに幸せそうに笑い声をあげた】
- 157騒々神◆7Ne9e.LPTA23/12/23(土) 20:55:47
【一気に緊張がとけた神】
- 158詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/12/23(土) 20:56:16
- 159暁翼の司書23/12/23(土) 20:57:36
- 160GM◆nn8qcwj2l.23/12/23(土) 21:09:03
- 161二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 21:10:50
このレスは削除されています
- 162白フード◆UwIgwzgB6.23/12/23(土) 21:12:58
- 163氷風の再誕者23/12/23(土) 21:13:17
- 164氷風の再誕者23/12/23(土) 21:14:08
- 165騒々神◆7Ne9e.LPTA23/12/23(土) 21:14:59
お疲れ様でしたー!
- 166白フード◆UwIgwzgB6.23/12/23(土) 21:15:33
……よくカレンダーを見たら5日間だった…すみません…
お疲れ様でした……!!! - 167◆7Bdf1D7E5.23/12/23(土) 21:19:25
- 168暁翼の司書23/12/23(土) 21:24:16
- 169〈指揮剣〉23/12/23(土) 21:35:34
「君も冒険者になってもいいんじゃないかい?」
「代行者は大願を果たした後は自由の身だ。身の振り方を今のうちに考えておいてもいいだろうさ。」
「それにしても…勝利の凱歌とは相変わらずいいものだね。」
【指揮剣は、民衆の中にいた青髪の友人……迎えに来てくれたパーティメンバーの1人を見つけて笑顔で手を振る。】
「……ふふ、楽しかったよ。ではまたいつかどこかの旅路で。」
「それでは、良き冒険の旅を……ってね?」
【共に戦った冒険者達と別れ、8位の面々と共に転移していく。】
【また新たな脅威を討伐しにいくのだろう。】
【ランカーとしての日常。決して容易い旅路ではない。】
【されど…信頼できる仲間と共にいる女性の顔は笑顔であった。】
- 170〈指揮剣〉23/12/23(土) 21:36:39
- 171黒眼鏡23/12/23(土) 21:37:04
お疲れ様でした!
GM大変そう…… - 172氷風の再誕者23/12/23(土) 21:40:50
- 173重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg23/12/23(土) 21:57:58
※お疲れ様でした!楽しかったです!
- 174詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/12/23(土) 23:12:55
- 175二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 19:23:50
このレスは削除されています