百人一首随一の駄.作

  • 1二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 17:02:10

    吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風をあらしといふらむ
    文屋康秀

    「どこに詩情があるのか」
    「誰もが思いついて却下したネタ」
    「なんでこいつが六歌仙なんや」
    「駄.作過ぎてネタ枠に丁度いい」
    等と散々の言われよう

  • 2二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 17:07:49

    文屋康秀だと思ったら文屋康秀だった
    なぜ定家はこれをセレクトしたのか

  • 3二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 17:42:41

    小町のおまけ

  • 4二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 17:55:49

    六歌仙って実は言うほど歌上手くないんだよな

  • 5二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 18:27:50

    >>1 き、きさまぁ…文琳師匠を侮辱しおったな…

    たしかに文琳師匠は駄洒落じみた歌や『春の日の〜』のような自虐ネタを含む歌も多い。だが面白おかしく自然・時世をとらえた下級貴族ならではの素朴な彼の歌は、現代に生きる我々にも親しみやすく普段古典にまったく触れない人でも意味を理解しやすくまた親しみを感じやすいと思うぞ

  • 6二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 18:37:17

    >>5

    なんであにまんに文屋康秀ガチ勢がいるんだよ

  • 7二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 19:32:58

    「妙に持ち上げられてるけど、アイツってそこまで大したことないよな(ヒソヒソ)」みたいなのは昔からあったんだなあ…

  • 8二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 19:35:23

    >>7

    数合わせに入れられた系のヤツ、古今東西にいそう

  • 9二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:02:04

    他にも評価されてるっぽい>>5この人の歌の中でなんでこれが選ばれたん?

  • 10二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:03:04

    逆に百人一首のなかで皆が好きなのは?
    私はやはり「この度は」かな

  • 11二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:04:43

    >>10

    詠み手の末路も含めて


    世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ

    海人の小舟の 綱手かなしも

  • 12二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:08:52

    沖の石のが好き

  • 13二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:17:59

    好きなのは「瀬をはやみ」かな

  • 14二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:25:56

    >>13

    あんなどえらい怨霊がこんなロマンチックな歌なのいいよね

  • 15二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:29:40

    >>14

    たとえ遠国に流されても執念深く戻ってくるという意味だったのかもしれない

  • 16二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:30:33

    >>11

    子供の頃は「常にもがもが」とかいって覚えてたな

  • 17二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:40:43

    >>10

    伊勢大輔「いにしえの」

    最初に触れた百人一首の本が独特の並び順でこの歌が1番目だったんだよね

    初めて覚えたから思い入れ強い

  • 18二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:43:04

    個人的にはたれをかもとはなさそふが好き
    にわかだから語っていいかわからんけど年食って寂れたような身の上の歌が好きなんだよなあ
    あとこの二つは最初に触れて美しいなって思ったので

  • 19二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:44:58

    待ってなにここ百人一首ガチ勢が集う場所なの????????????

  • 20二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:46:17

    「音にきく」かな
    粋な歌だ
    みやびとはまた違った魅力がある気がする

  • 21二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:46:18

    >>19

    お前も習ったろ?百人一首

  • 22二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:48:09

    こんなんを入れてる事を根拠にした百人一首暗号説とかあったな

  • 23二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:48:11

    もろともに が好きです

  • 24二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:48:32

    みをつくしの歌

  • 25二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:49:34

    >>21

    確かに暗記させらるほどやりましたが…

  • 26二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:49:56

    大伴黒主は六歌仙なのにどうして百人一首にいないんだ

  • 27二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:50:02

    >>10

    せをはやみ

  • 28二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:57:07

    すみのえの いいよね

  • 29二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:59:30

    坊主めくりの蝉丸
    なんか飛び抜けて悪い事でもしたんだろうかと思ったあの頃

  • 30二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:00:21

    玉の緒よ が情熱的で好き

  • 31二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:01:25

    >>9

    なぜ、と問われると撰者では無い自分では完璧に説明しきれない。あくまで推測として、百人一首には『恋』もしくは『秋』『風』をテーマとした歌が多く取り上げられている。その点で文屋康秀の歌と言えば、かつ百人一首の主旨に添う歌と言えば『吹くからに…』だろうと判断されたのではないか?と思うね

  • 32二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:03:27

    由良のとを
    音が綺麗で好き

  • 33二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:10:21

    >>31

    『草も木も…』って歌も秋をテーマにした歌だけど、当時の常套句を使っていたり1の歌みたいな言葉遊びがある訳でもないからパンチが弱いとして選ばれなかったのかも


    文琳師匠以外なら光孝天皇の歌が好き、昔教育テレビかなにかで解説してたのを未だに覚えてる

  • 34二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:12:03

    嘆きつつ
    蜻蛉日記が好きだから

  • 35二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:14:31

    >>31

    >>33

    歌人を選んでからさらにテーマに添ってるものを選んだ感じなのか

    解説ありがとう

  • 36二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:14:39

    立ち別れ が好き
    百人一首より先に、中々帰ってこない猫が帰ってくるおまじないとして覚えたやつだけど

  • 37二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:17:24

    いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな
    悲恋だけど好き

  • 38二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:19:29

    きみがため おしからざりし いのちさへ

  • 39二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:21:44

    たまのをよ たへなばたえね ながらへば
    しのぶることの よわりもぞする

    式子内親王の歌だけど、恋をしているという直接的な言及がないにも関わらず
    叶うことを望めない激情がいやまして大きくなっていくことを首飾りの紐が切れることになぞらえつつも
    恋情が明らかになるくらいならば死んでしまった方がいいと言い切るという切なさよ

  • 40二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:25:01

    あさぼらけ 有明の月のやつが好き
    百人一首で最初に知った歌がこれ
    雪は嫌いだけどこの光景はいいと思った

  • 41二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:25:45

    このレスは削除されています

  • 42二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:27:11

    恋ぞ積りて のフレーズのインパクト好き

  • 43二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:31:29

    大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立
    ダブルミーニングをふんだんに盛り込んで即興で詠んだ逸話と早逝した天才って話から小式部内侍に厨二心をくすぐられた人は多いのではないかと思う

  • 44二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:32:58

    かくとだに
    「さしも草」と「さしもしらじな」が掛かってるのがなんか好き

  • 45二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:33:06

    >>38

    これ好き

  • 46二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:43:06

    個人的には「吹くからに~」かなり好きなんよな
    堅苦しくないし歌を詠むのを楽しんでる感出てていいじゃん
    恋しててつらいよ…みたいなのが多い中でもはや清涼剤ですよ

    まあ一番最初に覚えた百人一首は「花の色は~」だけど

  • 47二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:44:58

    淡路島かよふ千鳥のなく声に いく夜ねざめぬ須磨の関守

    須磨は在原行平(業平の兄で立ち別れ 因幡山の〜を詠んだ人)が蟄居したり光源氏が隠遁したような侘びしい鄙びた場所で
    夜に鳥の鳴き声で起きてしまうような静かな土地で、我が身を光源氏に重ねて無聊を託った関守もいたのだろうかと情景を想起させる歌だよね

    千鳥は万葉集に「さ夜中に友呼ぶ千鳥物思ふとわびをる時に鳴きつつもとな」という有名な歌があるけど
    夜中に寂しげに連れ合いを求めて鳴く鳥なんだよね

  • 48二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:52:15

    競技かるた勢からは人気の高い句>>1

    一字決まりでしかも発音がfっぽいので聞き分けやすい

    その分スピード勝負になる句でもあるが

  • 49二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:52:30

    しのぶれど いろにいでにけり わがこひは
    ものやおもふと ひとのとふまで

    日常生活で普通に歌手の曲聞くときも片思いや失恋の歌が好きなのでこれが好き
    人間って本当に変わらないな~ってしみじみする

  • 50二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:56:03

    なんでこいつが六歌仙なんや枠、一首しか知られてない宇治山の僧喜撰も大概

  • 51二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:00:51

    いにしへの奈良の都の八重桜 が好き
    ピンク色のイメージが強くていい

  • 52二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:04:42

    山川に 風のかけたる しがらみは ながれもあへぬ もみぢなりけり

    情景が好き

  • 53二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:09:10

    >>49

    恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか

    も同じ歌合せで詠まれたんだよね だから内容が似てるんだけど

    こっちも好き

  • 54二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:11:58

    百敷や 古き軒端の 偲ぶにも
    なお余りある 昔なりけり

    絢爛な貴族の時代の終わりを感じさせるのがなんか好きなんだよね

  • 55二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:13:15
  • 56二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:16:18

    あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの 逢ふこともがな
    こんなんもらったらどんな男でもすっ飛んでいきたくなるでしょ
    和泉式部の歌いいよね…

  • 57二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:17:45

    昔つくばに住んでたからか陽成院の歌はなんとなく好き

  • 58二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:19:55

    好きとはちょっと違うんだけど「みせばやな〜」がインパクト強すぎて忘れられない
    マウントを取るんじゃない

  • 59二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:28:53

    >>10

    神のまにまに

    「まにまに」のかわいい響きがなんか妙に好きで保育園とかのときにこれだけ覚えてたわ

  • 60二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:30:38

    春の夜の夢ばかりなる手枕に かひなく立たむ名こそをしけれ

    歌そのものの味わいというよりも、二条院で女房たちで夜ふかしをして眠くなってきたので「枕が欲しい」と呟いたら
    大納言藤原忠家が「枕をどうぞ」と御簾の内側に手を差し伸べてきたのでこの歌を返したというエピソードのスマートさが好き
    即興でこれはすごい

  • 61二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:45:45

    >>10

    玉の緒よ

  • 62二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:47:47

    忘らるる 身をばおもはず ちかひてし 人の命の 惜しくもあるかな 右近
    訳:あなたに捨てられた自分のことなんてどうでもいいんです
    ただ神様に「ずっと右近ちゃんを愛しまーすw」と誓っていたあなたが(天罰で)死んでしまうのが悲しいです

    これが献身的な彼女の歌ととられたってまじ?

  • 63二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:50:48

    ひさかたの 光のどけき 春の日に
    静心なく 花の散るらむ

    超有名だけど
    情景が想像しやすいしきれいな歌

  • 64二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 23:01:16

    立ち別れ~が好き
    単に和歌の読み方覚えるのに一番わかりやすかったっていうのもあるけどシンプルなことを歌で伝えるその風情も好きなんだと思う

  • 65二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 23:04:25

    >>62

    皮肉や恨み言に聞こえた人も「おおなんと献身的なのか」とお上品に解釈して見せたのかもしれないな…

  • 66二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 23:05:24

    夜をこめて~かな
    あれは清少納言と藤原行成のやり取り含めて面白い

  • 67二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 23:11:19

    ここまであまのはら なしとは思わなかった

    例え新天地で大成しても、人は故郷が愛しくなるんだなと思うと同時に
    当人はついぞ帰れなかったところも含めて堪らないんよ

  • 68二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 23:17:57

    っぱ『めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに…』よ
    字余りから始まるから覚えやすいし百人一首唯一の女友達に向けた歌っていうのもくるものがある

  • 69二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 23:20:10

    心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花
    想像したら綺麗すぎる

  • 70二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 23:23:38

    ながらえば またこのごろや しのばれん
    憂しとみしよぞ 今は恋しき
    年齢を重ねるにつれ味わい深くなる歌だわ

  • 71二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 23:26:25

    ながらへば またこの頃や 忍ばれむ
    憂しと見し世ぞ 今は恋しき

    自分の人生観の根底にもあるくらい好き
    しゃーないよねって諦めつく感じでもあるし、いま辛くても後になったらまた思い出だよねって元気にもなれる
    藤原清輔の人生を知った後だとまた味わい深い

  • 72二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 23:30:07

    白露に 風の吹きしく秋の野は 貫きとめぬ 珠ぞ散りける

    親子ともども秋の風について詠んだ歌で載ってるのちょっと粋でいいと思う

  • 73二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 11:29:39

    印象深いのはいかに言ひ何に例へて語らまし〜ってやつなんだけどこれ調べたら百人一首じゃなかったな
    忍ぶれどが好き

  • 74二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 17:26:52

    百人一首で唯一知っているのはちはやふるだな
    相撲取りの龍田川が
    ちはやさんやかみよさんに振られて
    豆腐屋になる話だったけ

  • 75二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 21:07:06

    >>61

    本当に人目を忍んでいたらこんな歌載せる訳ないじゃないですかっていう古文の先生のツッコミは今も覚えてる

  • 76二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 21:44:52

    かくとだに えやは伊吹の さしも草
    さしも知らじな 燃ゆる思ひを

    言う気と伊吹を掛けた上で「伊吹のさしも草」をさしもの序詞にするコンボが好き
    古い解説本読んだ時に「技巧を凝らせすぎてうるさい」みたいな事書いてあって笑った

  • 77二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 21:52:51

    これやこの 行くも帰るも 別れては
    知るも知らぬも 逢坂の関
    が好き

    高校生クイズで「百人一首の中で唯一清音(濁点、半濁点以外の音)のみで構成された歌は?」って問題が出た時にギリギリ正解できた

  • 78二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 22:39:27

    むべ山風をあらしといふらむ
    かっけえ!と思って学生のころから好きだったのに駄。作だったのかこれ…

  • 79二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 22:41:42

    >>78

    好きに言わせとけ

  • 80二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 08:14:56

    >>10

    おほけなく


    なんか覚悟決まってて好き

  • 81二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 08:28:16

    >>63

    いろんな人の解説読んだけど大体「傑作」って言われててそしてなんかそれがわかるなあってなった

    なんというか、人柄も溢れてるように思う

  • 82二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 08:30:21

    作者は小野小町ちゃんと一緒に旅をしたかもしれない仲だぞ

  • 83二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 08:39:56

    >>10

    忘れじの 行末までは かたければ


    定子様ファミリー好きだ…

  • 84二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 08:43:04

    >>75

    マジレスするのもあれだが

    どんなふうに伝わってここまで1000年残ったのかとかも想像できたりするのがやっぱ和解の魅力だよな


    ふざけたり冗談の中に隠した本音とか駆け引きもあるし

    そういうのが大好きですよ

  • 85二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 08:43:12

    神のまにまに
    この度は〜の度が旅にかかってると聞いてはえ〜てなった記憶

  • 86二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 08:44:09

    >>10

    ふりゆくものはわがみなりけり

  • 87二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 08:54:03

    大江山 いく野の道の 遠ければ
    まだふみもみず 天の橋立

    平安時代でもレスバしてて笑ったんだよね

  • 88二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:02:38

    昔、「ちはやふる〜」を「ちばやふる(血でも降っているのだろうか)」と読んでしまって
    血で紅く染まった川を詠むなんてバイオレンスな歌だなあと勘違いしてたわ

  • 89二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:10:43

    >>74

    にほんごであそぼに出てたな

  • 90二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:13:00

    子供の頃これ読んで覚えたなぁ
    中学の授業で習った時にそれがちょっぴり役に立った

  • 91二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:14:32

    奈良人だから地元のネタが多くて覚えるの楽しかった

  • 92二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:16:16

    >>78

    他の人が恋バナしてるときに1人だけ少年心丸出しだからむしろ魂で理解したといえるかもしれない

  • 93二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:27:41

    春過ぎて夏来にけらし 白妙の衣干すてふ天の香具山

    爽やかで好き
    青空の下で白い衣が干されてるの想像するとコントラストが綺麗だなと思う

  • 94二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:33:52

    序盤の歌はシンプルというか写実的な風があるよね

  • 95二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:34:40

    このレスは削除されています

  • 96二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:40:31

    ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは

    情熱的で豪儀な歌なのに詠んでるのが元祖イケメン在原業平ってとこがいい
    線の細いナヨい感じの男が豪快で気風がいいってミスマッチ好き

  • 97二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:43:44

    枕詞ってよく聞くけど最初に誰が言い出してどうやって認められていったのかが気になる
    いきなり「ちはやふる」で始めたら「神」と続けなさいって言われても困るよね

  • 98二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:51:43

    このレスは削除されています

  • 99二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 10:54:30

    何このスレ…雅力高い…

  • 100二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 11:01:00

    >>10

    山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

  • 101二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 17:01:49

    >>3 藤原定家は文屋康秀と小野小町のカプ厨だった…?


    まあ実際二人は仲良かったみたいだけどくっつかなかったらしいね

  • 102二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 17:18:31

    朝ぼらけ有明の月と見るまでに 吉野の里にふれる白雪

    この歌が冬月香っていう香遊びで、「月」のお題で出されたお香のことを「雪」のお題で出されたお香と間違えた際に、不正解の代わりに記録用紙に書かれる歌になってるのが本当に好き

  • 103二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 17:34:39

    >>10

    いにしへの 奈良の都の 八重桜

    けふ九重に にほひぬるかな


    シンプルな句の中に春の情景をきっちり描写してて好き 八重桜と九重(宮中)、当時の香る桜ってのがいいのよ

  • 104二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 17:39:39

    滝の音は が好き
    各句のあたまが たたななな でリズミカルなのも
    もうない物をもういない人が称えた言葉がまだ残ってるのも良い

  • 105二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 17:44:15

    きみがため春の野にいでて若菜摘む わがころも手に雪は降りつつ
    若菜の緑と雪の白でめちゃくちゃ綺麗な光景なんだなとわかる一首

  • 106二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 17:46:04

    >>3

    小野小町は百人一首外でも「思ひつつ」とか傑作あるからな

  • 107二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 17:48:10

    つくばねの峰より落つるみなの川恋ぞ積りて淵となりぬる

    男女川がだんだん太い流れになり、麓で深い淵になるように、最初はほのかだった恋心が積もりに積もって今ではこんなに大きくなったって歌。めっちゃストレートで好き
    後の妻になる人に対して送ったのもいい

  • 108二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 18:52:59

    >>1

    康秀、業平、小町はガッツリ個性があって好き

    カードゲームだったらかなりこの3人はかなり強いと思う

  • 109二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 18:56:39

    白露のあまた置きてや珠ならむ
    かくそあそびをせんとて思ふ

  • 110二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 18:59:38

    正直山と風で嵐って普通に「すげー」ってなったし何より覚えやすいからかなり争奪戦というかボーナス札みたいな感じになってた

  • 111二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:03:12

    何か読むだけで知性と教養と気品が上昇するスレだな
    あにまん民いつからこんなに雅になったんよ

  • 112二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:03:16

    >>38

    作者の人早世したんだよね…

  • 113二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:04:04

    好きな札は最初に覚えた喜撰法師の『我が庵は』だけどスゲェってなったのは式子内親王の『大江山だな』掛詞二つ盛り込んでるのよく思いつくわと思う
    『吹くからに』に関しては初めて解説読んだ時なんか「………そうですね」って感想しか思いつかないぐらいシンプルだよね

  • 114二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 19:47:28

    >>101

    定家自身も後世で式子内親王とカップリングされてるんだよな

  • 115二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:17:19

    秋の田のかりほの庵の苫
    英語教師が英語はof重ねられないからこうも「の」を重ねられると訳すのが難しいと愚痴ってたのが印象的

  • 116二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:20:28

    >>43

    あらゆる短歌の中でこれが一番好き

  • 117二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:22:17

    めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし夜半の月かな
    来年の大河でも扱われるだろうし楽しみ

  • 118二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:26:36

    >>87

    1番面白いのは平安時代にレスバしてたことよりもただの秀逸なレスが百人一首に選ばれて1000年以上愛されてることだと思う

  • 119二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:30:09

    夜中に目が覚めたら橋が綺麗だったみたいな句なかったっけ……
    あれが好きすぎて小学生のころ夜中に家抜け出して散歩しようとしたことあった

  • 120二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:33:09

    >>119

    調べて自己解決

    鵲の 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにけるだった

    綺麗とは言ってないのかな?

    でもエモいよね

  • 121二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:36:26

    >>120

    知ってたらごめんだけど

    「カササギの渡せる橋」は天の川のことだぞ

  • 122二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:36:51

    このレスは削除されています

  • 123二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:38:39

    >>121

    いや天の川は橋を架けられる障害物よ

    織姫と彦星を隔てる天の川に、七夕の時だけカササギが架ける橋のこと

  • 124二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:44:05

    >>22

    そこまでダメかなこの歌!?

    漢字クイズというかシャレというか何か楽しいじゃん…

    それとも百人一首ともなると恋や風景の叙情的なもんが求められるのか

  • 125二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:45:16

    コイツの歌 一文字目が聞き取りづらいから嫌いや

  • 126二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:46:59

    >>125

    おは百人一首部

  • 127二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:49:48

    >>38

    ながくもがなと おもひけるかな


    良いよね

    命さえ懸けられると思った存在のせいで(長く一緒にいたくて)命が惜しくなってしまったよというのが

  • 128二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 23:05:02

    >>125

    読手やる時も綺麗に発音しにくいしこれでミスったらキレられるので緊張しながら読んでた思い出

  • 129二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 23:19:12

    >>128

    強く読むと「う」に聞こえるし弱く読むと遠くまで聞こえないって言われがち

    どうすればよいんや・・・

  • 130二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 23:26:31

    >>124

    紀貫之「文屋康秀は言葉の表現は巧みだけど内容がスカスカ。商人が立派な衣を着てるようなもん」

    との評価がまさに合致してない?

  • 131二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 23:27:49

    最初の句が稲の句(でもないけど)なの日本っぽくて好き
    最初の二句が父娘なのもなんか好き

  • 132二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 23:40:42

    >>113

    大江山は小式部内侍じゃね?

    式部内親王は玉の緒よ

  • 133二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 23:44:55

    >>132

    式子内親王な

    似たような名前(通称)だったり、百人一首以外ではあまり見ない人物も多いからややこしいよね

  • 134二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 23:47:05

    >>130

    そ、そんな~

  • 135二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 23:49:00

    月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど

    わが身一つの 秋にはあらねどの部分がめっちゃ好き
    秋の月を見てるとなんか悲しいこと色々考えちゃってつらい…でもそう思ってるの自分だけじゃないよね…
    そういう悲しいのは自分だけじゃないのは分かってるけどやっぱり悲しいって思い悩み方に共感する

  • 136二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 23:56:08

    >>133

    ウワー本当だ 失礼した

    他人の訂正で間違えることほど恥ずかしいことはない

  • 137二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 00:00:27

    >>106

    思いつつ 寝ればや人の 見えつらむ

    夢と知りせば 覚めざらましを

    小野小町の歌いいよね

    「夢と知っていたならば覚めなかったのに」なんてよう出てくるわ


    花の色は うつりにけりな いたづらに

    わが身世にふる ながめせしまに

    小野小町の百人一首はこっちだけどこれはこれで技法がすごいわ

  • 138二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 00:03:17

    夜もすがら もの思ふ頃は 明けやらで
    ねやのひまさへ つれなかりけり
    は坊主がこんな艶っぽい歌詠んでええんかと思いましたはい

  • 139二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 00:05:14

    もろともに〜が好きなんだけどあんまりいない?
    厳しい修行の中で山桜だけが想い通わせられるものよ、的な詩なんだが

  • 140二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 00:19:54

    >>139

    もろともに あはれと思へ 山桜(やまざくら) 花より外(ほか)に 知る人もなし


    (私がお前を愛しく思うように)一緒に愛しいと思っておくれ、山桜よ。この山奥では桜の花の他に知り合いもおらず、ただ独りなのだから。


    侘び寂びを感じる

  • 141二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 00:23:31

    >>140

    地味っちゃ地味なんだけど、人間結局は孤独なわけだしその真理を突いた歌とも言える

  • 142二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 00:25:37

    いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな

    個人的には↑の未練たらたらでなんの情景も浮かんでこない歌もかなり駄ポイント高いと思う

  • 143二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 00:29:53

    >>97

    ちはやふるで始めたら神と続けなさい

    じゃなくて

    神を入れるならちはやふるで装飾しなさい

    だぞ

  • 144二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:30:04

    天の原 ふりさけ見れば 春日なる
    三笠の山に 出でし月かも

    阿倍仲麻呂の一生を知ると重みが増す和歌だけど音読しやすいリズム感と情景が思い浮かびやすいから好き

  • 145二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:34:11

    >>10

    焼くや藻塩の

  • 146二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:48:30

    「君がため 惜しからざりし…」の藤原義孝さん、大鏡で絶賛されるくらいのイケメン貴公子だったみたいね

    貴族が着飾って出席する宴会場で、派手に着飾った貴族たちが「あいつどんな服で来るんだろ…」と待ち構えてたら、一人だけ地味な着物に水晶の数珠を持った姿で現れて、その姿がめちゃくちゃイケメンだったものだから、出席した貴族たちはみんな面目丸つぶれだった…っていうエピソード好き

  • 147二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 03:55:05

    一番最初に覚えたのは
    あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
    なんか覚えやすかった

  • 148二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 04:14:17

    百人一首と言えば塚本邦雄が
    「小倉百人一首あんま良い歌選んでなくね?自分の方が最強の百人一首選定出来るんだが???」
    って言って書いた『王朝百首』も面白かったな

  • 149二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 08:46:12

    天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ
    をとめの姿 しばしとどめむ

    響きがよくてすぐに覚えた
    そらで文字起こししてみたけどたぶん合ってるはず

  • 150二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 10:17:18

    >>29

    大体帽子被ってるか1人だけ後ろ向いてるかでレア感あったよな

  • 151二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 12:10:15

    由良の戸を 渡る舟人 かぢを絶え
    行方も知らぬ 恋の道かな

    私の恋も行く先がわからないよ、っていう不安定な歌が「ゆら」って音から始まるのがいい
    作者が偏屈な人で呼ばれてもいない歌会に出かけていって「俺のほうが歌がうまい」って言ってつまみ出された話好き

  • 152二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 13:33:36

    >>74

    落語系でいえば『崇徳院』とかもあるな

    お前さんウチの鏡割ってどうしてくれるんだ!

    心配すんな崇徳院の下の句だ

    「割れても末に“買”わんとぞ思ふ」

    崇徳院 (落語) - Wikipediaja.m.wikipedia.org
  • 153二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 15:34:57

    夕されば 門田の稲葉 おとづれて
    芦のまろやに 秋風ぞ吹く

    真面目に言うが百人一首に鑑賞価値のない句は存在しない

  • 154二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 16:42:03

    君がため 春の野に出でて 若菜つむ
    我が衣手に 雪はふりつつ

    圧倒的に覚えやすかったのとなんか健気でロマンチックに思ったんだよな

  • 155二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 18:18:05

    >>121

    宮中の階(階段/きざはし)を雲上の「はし」だから天の川の橋にひっかけてかささぎの橋って呼んでたのよ


    宮中での宿直(とのい)の当番だったから夜に階段に霜があるのを見かけて空の天の川にひっかけて詠んだ歌

    天の川に橋がかかる七月七日ではない霜が降る季節の情景なのに「かささぎの橋」が出てくるから当時の人には宮中の情景を踏まえた歌ってわかるようになってる

  • 156二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 18:24:35

    そもそも定家が友達に「最近別荘作ったんだけどインテリアの屏風に和歌の色紙飾りたいから見繕ってよ」って依頼されたのがきっかけなので
    屏風の山の絵に山の歌・峠の歌・山風の歌・谷川の歌→滝の歌→川の歌→河口の歌→海岸の歌→海原の歌みたいに
    屏風のテーマにあわせて関連性のある有名歌人の歌をあてはめていってる縛りプレイなので妙に風の吹く野原の歌とか多いんですよ(たぶん屏風の広い面積になびくススキとか描いてた)
    なので「ガチ上手な歌百選」「ガチ人気歌人百選」とかとはちょっと違う選抜基準なんすよ

  • 157二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 19:59:48

    夜もすがら もの思ふ頃は 明けやらで
    寝間の暇さへ つれなかりけり

    寝室の扉の隙間にさえ八つ当たりしてしまう情緒不安定さというかヘラり具合というか、
    割かしリアルな恋のつらさがすき
    あとこれを詠んでるのが男っていうのもポイント

  • 158二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 20:03:38

    をとめの姿 しばしとどめむ だな
    これを詠んだのが坊主だっていうのがなお良い

  • 159二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 20:18:20
  • 160二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 20:41:39

    山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人目も草も 枯れぬと思へば

    雪や霜の美しさをうたったものが多い冬の歌の中、この圧倒的な寂寥感が逆に印象的だった

  • 161二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 21:11:29

    うかりける 人を初瀬の 山おろしよ
    はげしかれとは 祈らぬものを

    子供の頃読んだ解説本だと「あなたがあまりにつれなくて、初瀬の観音様にこの想いが実るようにとはお祈りしたが、
    山おろしのように恋心が激しくなれとは祈りませんでした」
    と書いてあったのだが、後年激しくなったのはあなたのつれない態度だとする解釈が主流と知って草生えた

  • 162二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 23:00:13

    このレスは削除されています

  • 163二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 23:13:26

    >>1の歌を見ると日本海軍の駆逐艦の山風と嵐が書類上でよく間違えられたという逸話を思い出す

  • 164二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 23:28:44

    >>10

    久方の 光のどけき

  • 165二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 10:39:15

    保守

  • 166二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 12:06:51

    >>10

    秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ

    月光の美しさが想像できて好き

  • 167二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 12:28:53

    天智天皇とか人麻呂とか、万葉歌人の扱いが雑すぎだと思うんだ
    なんで他人の歌を選んでるんだろう

  • 168二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 13:37:05

    心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花

    子供心に、「霜と白菊の区別がつかないから、とりあえず折ってみよっか」っていうのが面白いと思った

    でも後になって正岡子規が「白菊と霜を間違えるわけねえだろボケ。こういう気取った歌ばかり作ってるから駄目なんだ!万葉集最高!」って書いてるのを知って笑った

  • 169二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 13:43:32

    憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを

    源俊頼朝臣さんが、「好きな子が冷たいから、初瀬の観音に恋愛成就を祈りに行ったのに……初瀬の山おろしみたいに冷たい態度を取らせろとは言わなかったじゃん……」っていう失恋の愚痴を書いてるって知って笑った記憶がある

  • 170二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 13:53:25

    清少納言の歌はいきさつを知ってから好きになった

    藤原行成「あなた(清少納言)と一緒に夜を明かそうと思っていたのですが、鶏の鳴き声にせかされまして…いやあ残念です」

    清少納言「その鶏の声は、函谷関の鶏(鶏の鳴きまねをして門を開けて逃げた伝説)だったんじゃないですか?→ 鶏を言い訳に他の女の家にでも行ってたんじゃねーの」

    藤原行成「い、いやいや!開いたのは函谷関ではなく、逢坂の関(男女関係のメタファー)ですよ → あなたとはもっと深い関係になりたいと思ってます。遊びじゃなくて真剣なんです」

    清少納言「夜こめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ(そんなクサい台詞に騙されて体を許すような女じゃありませんよ)」

    諸説はあるらしいけど清少納言さんもやり手だな

  • 171二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 14:17:08

    契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは

    清少納言のお父さんだって後で知った。しかもこの歌も「友人が女に振られたので代わりに作ってその女に送りつけてやった歌」らしくて、だいぶ直情的な人だったのかな……とか色々想像できて面白い

    「契りきな」で「約束したよなぁ!?」っていう強めの調子なのに、最後の「波こさじとは」で「2人の気持ちは変わらないって約束したのに…」っていう柔らかめの恨み言に変わってる。失恋後の怒りや悲しみが混じった気持ちをそのまま言葉にしてる感じで、やっぱり歌のうまい人だったんだなって思う

  • 172二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 14:40:07

    春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山

    持統天皇のこの歌は、夏の到来の喜びを歌った歌と一般的にいわれているけれど
    山に積もった雪を白妙の衣に見立てて「今はまだ冬だと思っていたけれど、いつの間にか夏になっていたのね。天の香具山に白い衣が干してあるわ」という戯歌として詠んだものだという説を中西進先生が唱えていて目から鱗だった(講談社文庫・万葉の秀歌)

  • 173二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 15:18:06

    奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき

    "奥山に"から徐々に情景が浮かんでくるのがなんか好きなんだよね
    the秋っていう寂しさを感じさせる内容なのも好き

  • 174二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 16:14:02

    >>161>>169

    かわいそうwww

  • 175二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 19:00:30

    寂しさに が好き
    地味だけどさ

  • 176二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 20:37:43

    百人一首のかるたで歌を知り、国語や日本史の授業で人名を知り
    二つが結びついた時楽しかったなあ
    菅家って菅原道真のことなんだー!あの人こんな歌詠むんだー!とか

  • 177二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 22:06:19

    >>168

    正岡子規はめちゃくちゃ写実主義だったから見てない風景を気取った句をめちゃくちゃ嫌ったらしいね

    まあそういう本人も梅に止まるメジロを見ながらウグイスの歌を結構読んでるんだけど

オススメ

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