- 1二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 18:53:13
業の深いの、お好きね
元スレ
【MTR・生徒死ネタ注意】好きな生徒を思い浮かべて下さい|あにまん掲示板その生徒が先生を庇って致命傷を負い、先生が無事で良かったと最初は満足するんだけど、死が迫るたびに死の恐怖と先生や友達ともっといろんなことをしたかった未練に襲われて最後は『死にたくない』と泣き叫んで力尽…bbs.animanch.com好きな生徒が先生を庇って致命傷を負い、先生が無事で良かったと最初は満足するんだけど、死が迫るたびに死の恐怖と先生や友達ともっといろんなことをしたかった未練に襲われて最後は『死にたくない』と泣き叫んで力尽きる怪文書を書くスレです
どしどしSSをどうぞ
- 2二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 18:55:04
立て乙
とはいってもめぼしいシチュは前スレでだいたいみんな書き切っちゃったのでは? - 3スレ主23/12/26(火) 18:55:46
一応書ける人が書けるようにスレ建てましたー
- 4二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 18:57:16
とりあえず保守
2スレ目なんでちょっと切り口を変えた話も見てみたい - 5二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 19:02:48
このスレまで完結した時先生のメンタルは持つのだろうか…
- 6二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 19:04:54
前のスレでヒマリの様に『死ぬ気で殿を担ったけど、戦闘不能状態の時に敵に接近されて助けを請うた所に先生が駆け付ける』というシチュも突き詰めたいですね
- 7二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 19:30:20
セリカで看取るのも助けるのもみたいなぁ…
- 8二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:08:59
あげ
- 9二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:14:11
とりあえず10まで
- 10二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 20:14:45
保持
- 11二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 21:54:09
またコハルちゃんを書いていいですね、やったー
- 12二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 03:08:22
それを見て思いついてしまったのだけれど
殿引き受けて深手を負ったアズサが
『たとえ全てが虚しいことだとしても、それは今日最善を尽くさない理由にはならない』
ので
死が確定しているとしても、それでも生き残る道を探そうと必死に足掻いて命乞いしちゃう妄想とか……
書いてみたいけど、アズサだけは曇らせられない呪いにかかっているので書けない……
- 13二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 07:10:47
- 14二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 07:14:13
- 15二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 07:28:13
- 16二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 08:21:48
- 17二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 08:32:09
仕事が早い
- 18二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 08:49:02
やっぱり当人が死にたくない…でも死ぬ……と思いきや目が覚めたら生きてたネタは後腐れなくていい
- 19二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 15:53:03
本編だと最終編のトキはかなりここのネタと相性良さそうと思った
- 20二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 21:14:13
保持
- 21二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 07:09:32
セリカSS希望…
- 22二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 09:00:36
夏イベで先生と隠れ家で二人きりの時に、敵の集団に奇襲されて先生を庇って大ダメージを負いながらもなんとか相手を撃退するウイちゃん……
最初はこれぐらい当然と言うか……その……ってもにょもにょ言ってたけど
感情出てきて、もっと出会いたい子達がいたのに……って涙流すウイちゃん……
ウイちゃんの頭には走馬灯が流れ、もっと皆と距離取らずに、先生と二人きりになってなかったなら、こんなことには……って気づいちゃうんだ……
最後、「もっと、皆さんとも仲良くしておくべきでした……。もう、手遅れですが……。う、うぇぁ……死にたく、ない……死にたく……」
って意識失って……
で、銃声に気づいて来たヒナタちゃんに聞かれてて、元気になった後にすごい抱きしめられて締め上げられた家畜みたいな奇声上げるんだ…… - 23二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 11:19:12
- 24二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 20:31:29
ハナコも責任感じていつもの痴女っぷりを治めて対応していそう
- 25二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 21:07:58
コハルちゃんって看取る側でも看取られる側でもめちゃくちゃ曇るからいいよね……
普段元気できゃんきゃん騒いでる子が騒がなくなった時の……空気の重さが……好き…… - 26二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 21:11:26
ここまで補習授業部SSが前スレからコハル×3ヒフミ×2アズサ×2……多くない? なにこの歪んだ人気……
- 27二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:17:42
モモイがミドリと先生を庇って瀕死の重傷を負って
最初のうちは『私が死んだらHDDの中身は消しておいて』みたいな定番の冗談言ってるんだけど
徐々に体から体温が失われていくごとに笑っていられなくなって
妹の前だから気丈に振る舞おうとしてるのに泣いて泣いて
もっとやりたいゲームも作りたいゲームもたくさんあったのにって掠れた声で言いながら力尽きるシチュ…… - 28二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 08:05:19
ユウカmtrが見たい
- 29二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 08:05:56
- 30二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 11:16:58
- 31二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 12:09:15
- 32二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 12:44:54
穢土転生みたいなことしそうとしてるな
- 33二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 20:15:37
- 34二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 20:45:47
「水35L、炭素20kg、アンモニア4L、石灰1.5kg、リン800g、塩分250g、硝石100g、イオウ80g、フッ素7.5g、鉄5g、ケイ素3g、少量の15の元素・・・」
- 35二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 20:46:35
人体錬成は止めろーーっ!!!
- 36二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 20:54:58
- 37二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 02:36:35
- 38二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 09:42:59
- 39二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 12:48:31
- 40二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 18:59:34
映画のグリードやトレマーズみたいな怪物から先生を突き飛ばして代わりに呑み込まれるシチュとか良いんじゃないかな
体内で消化される恐怖に怯えるしかないとか大好き
ただの丸呑み好き?それはそう - 41二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 06:19:52
死を待つしかない状況下でガタガタと怯える……いいね……
- 42二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 06:41:20
>>13 の続きのifみたいな感じでゾンビネタ書いちゃった……
ゾンビネタなのでそりゃもう一番アレなので閲覧注意だよ
ばにぞん……視界が明るくなる。(……あ、あれ? 私、は?)
……記憶を探る。
確か、私は……先生を逃がそうとして……。
そして、ここはその時倒れ伏した廃墟の中。
誰にも助けられることもなく、私はそこで横たわっていたらしい。
「……ぉ、えっ……!!」
そして、同時に思い出す。
私は助けてなどという言葉を吐いて、先生を危険な目に遭わせてしまったんだ。
意識が途切れる間際に聞いた銃声。
それは、きっと……。
急いで軋む体を叩き起こす。
全身の感覚がない。
痛みがないのは良いことの筈だが、なぜかそれが怖くてたまらない。
でも、今はとにかく先生の安否を確認しなきゃ。
そう思って部屋の入り口の方に目をやると……。
(……!?)
そこには、皆揃っていた。
先生も、ヒフミも、コハルも、ハナコも。
今会いたい人たちが、皆揃って、立ってこちらを見ていた。
(先生、皆、無事だったのか……!)
体の色々なところにガタが来ている。
しかし、私は歓喜と衝動のままに、そんな体を必死に動かして皆の方へ向かう。
……けれど、何かがおかしい。
耳が聞こえないのもそうだが、何より、皆の様子がおかしい。
いつもなら、きっと私の方に駆け寄ってくれるはずの皆。…telegra.ph - 43二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 13:57:12
ぞんぞんばにばに
救われないな… - 44二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 23:26:23
もっと曇らせを晴らすSSを書こうぜ!
- 45二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 23:28:52
ノアを看取るユウカを教えて
- 46二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 23:37:19
- 47二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 00:45:18
- 48二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 00:59:10
お年玉に期待しようぜ
- 49二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 10:52:49
お年玉待機
- 50二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 11:13:31
「お姉ちゃん!」
“待っててモモイ! 今助けに行くから……”
「駄目! ゴールはあと少しなんだから! ここは私に任せて、先生とミドリは先に行って!」
……ああ。結局こうなっちゃうのかぁ。あはは、HPがもうないや。最後にミドリと先生を助けられたのはよかったけど……私はここで死んじゃうんだろうなぁ。
「最期にお願いがあるんだミドリ。私が死んだら、私のPCのHDDの中身は消しておいて……なんてね」
「こ、こんな時に何言ってるのお姉ちゃん、ヘンな冗談は止めてよ! 全員一緒に助かるって約束したじゃん!
「ごめんね、ミドリ……もう、約束守れそうにないや……」
私のことは私が一番分かってる。先生やミドリの位置からじゃ救援は絶対に間に合わない。もう、私に助かる望みなんてないってことも。
でも……悔いはないかな。みんなのお姉ちゃんとして、最後にミドリや先生を守れたんだから。
あとは先生やミドリが、私の大切な仲間たちが何とかしてくれる。これでもう、思い残すことは……
「……やだ、よぉ。……ひっく、しにたく、ないよぉ」
「お姉ちゃん……!」
「今まで、ずっと頑張って……ここまでレベル上げてきたのにさ。今更リセットだなんて……全部なくなっちゃうなんて、やだよ……もう、みんなと冒険できないなんて……たすけて、先生、ミドリぃ……」
あーあ、自分で決めたことなのに……情けないなぁ。それでも……やっぱり、無理だよ。耐えられないよ。
こんなところで、しにたくないよ。しにたくない……たすけて……やだ、よ……
だれか……たすけて……せん、せい……み、ど……
~GAME OVER~
「うわーん! また私だけ死んだ~! キャラもアイテムも全ロストでまたゼロからレベル上げ直しだよー! ううっ、それもこれもみんなミドリと先生が私を置き去りにして先のエリアに進んじゃうからだよ! どうしてくれるのさー!」
「……それじゃお姉ちゃんの遺言通り、お姉ちゃんのPCのHDDの中身は全削除しておくね」
「や、やめてよミドリ! あの中にはまだ書きかけのシナリオの原稿が……そ、それだけはホントにやめてぇぇぇ!!!」 - 51二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 11:58:53
あけましておめでとうございます!
>>42 の続きな感じのものです。
後半部のヒフミちゃんのセリフからです。
ま、ヒフミが言うなら仕方ないわな!
(この設定で行くと、看取ったルートはまだ救えたのに殺したってことになってより曇らないか?)
曇らせを晴らすのは、この女〜〜〜〜〜……私たちがここに着いた時、アズサちゃんは変わり果てた姿でした。全身から鮮血を垂れ流し、その声はかつての可愛らしいものではなく、ただのうめき声に。
私たちは気づいてしまいました。
きっと私たちが知る、アズサちゃんはもう死んでしまっているのだろうと。
……でも、それでも。
私は、こんな終わり方、絶対に嫌です。
私たちの物語が、こんな風に終わるなんて認めません。
だから……。
「先生、きっともうアズサちゃんは動けません。だから、もう襲っては、来ないから、どうにかして、治療法を探してくれませんか?」
今のアズサちゃんは、地面に倒れ伏してたまに首を動かしているばかり。
私たちなら、もうなんの脅威もないはずです。
既に死んでいるとしても、それでも、こんな風なお別れ、嫌ですから。
だから、可能な限り足掻きたいんです。
先生はすぐに頷いてくれました。
危険なアズサちゃんの口だけをごめんなさい、と謝りながら皆で塞いで。
それから、私たちはアズサちゃんを連れ帰りました。
あの、補習授業部で使っていた合宿場にこっそり寝かせて。
先生と、皆で必死に情報を集めました。
……その成果もあって、これがどう言ったものなのか、アズ…telegra.ph妄想形にしてもらえて嬉しいね……
まさかのギャグエンドだー!
平和で何より……
- 52二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 12:02:43
- 53二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 12:27:23
ばにまいなす…!(感謝)
- 54二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 12:39:56
- 55二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 12:44:29
- 56二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 12:50:19
42の世界の補習授業部に実は51のようにすれば助けられたと知らせてあげたい
- 57二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 12:52:50
- 58二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 23:53:16
まだSSかきたい
- 59二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 00:03:21
書きたいものかリクエストから書いてみよう
- 60二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 03:20:25
諦めない心、大切
- 61二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 08:15:30
ゾンビ化の前提条件が違うかもしれないから…
- 62二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 10:49:18
死にたくないシリアスかと思いきやギャグエンド
- 63二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 18:50:32
たまには曇らせばっかじゃなくこんな話もね
- 64二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 22:24:37
曇らせの後の晴らせは最高だ
- 65二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 00:26:52
次は誰が題材になるのか
- 66二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 00:29:17
セリカ、ワカモ…
- 67二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 00:36:14
- 68二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 00:36:58
なぜカズサまで…人の心
- 69二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 01:52:51
普通の良い子じゃんね
- 70二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 02:06:57
レイサを……
今際の際なのにいつもみたいにカズサに笑いかけるレイサを……
でもやっぱり死ぬのは怖いよねえ^^^^ - 71二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 07:56:27
遅効性の毒とかも使えそうだな
オススメはドクツルタケ - 72二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 11:15:33
サキを…
というかRABBIT小隊全員似合いそうではある - 73二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 14:36:01
アヤメといいユメといい本編もどこまで生徒の死が許容されてるか分からんな
- 74二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 21:58:15
不憫な死が似合いそう……
- 75二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 23:44:34
- 76二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 01:04:41
見てえ
- 77二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 08:23:14
SS既にあるけど書いていいんやで?
- 78二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 15:32:51
レイサの曇らせもあるなら、晴らせも期待してええんか!?
- 79二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 20:14:34
- 80二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 20:17:45
- 81二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 07:33:04
まだまだほしゅ
- 82二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 07:34:29
ユウカかノア、ミカで見たい
- 83二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 15:40:54
ユウカノアは重そう…
- 84二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 18:28:54
- 85二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 18:35:23
ーー才能を無くしたい
ユウカちゃんの言葉が、顔が、忘れられないのが苦痛過ぎる
『ノア…よかった、無事で』
私を庇って重症を負ったユウカちゃん…致命傷だと、理解出来た
傷口を押さえても、溢れ出る真紅を止められない
『…死にたくない』
そんな言葉が、ユウカちゃんの口から喀血と共に零れ出る
『死にたくない…ノア、助け…て…』
恐怖に顔を歪めたユウカちゃんの表情が、やがて…
神よ、何故私にこの才能を与えたのですか
何故、永遠に親友の苦痛に満ちた最期を私の意識に刻み込んだのですか
何故、何故、何故ーー
ああ…そうか
この苦痛を忘れる為には…飽和する程の、キヴォトスの全ての苦痛を私の意識に刻めばーー
少しでも、意識しなくて済むじゃないですか
既に彼女はねじれて…恐怖に飲み込まれた
ああ、苦痛よ
お前がありふれていればいるほど、彼女の真の苦痛を和らげるのならばーー
世界は、苦痛に溢れるべきだ - 86二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 18:38:24
理解できる。
- 87二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 18:41:48
- 88二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 18:46:40
送り返したい
- 89二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 19:22:56
方舟に乗ってきそうなノア
- 90二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 19:54:34
ナギサ*テラーも見てみたい……
- 91二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 03:26:32
ノアは下手にMTRシチュに関わらせるとシャレにならないな…
- 92二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 08:07:30
忘れられないからね
- 93二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 16:50:13
- 94二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 17:43:55
リーダー!!
部長!!
先輩!!
ネル!!!
仲間たちの声が聞こえる。先生を護衛中に不意打ちを受け、あたしは瀕死の重傷を負ってしまった。
酷い負傷というものは自分でも本能的に理解できる。こいつはもう助からない。動くような力もない。
必死の形相で私に語り掛ける先生。絶句するカリン。動揺しながらも周囲を警戒するトキ。
周囲の敵を何とか足止めしているアスナ。医療従事者を声を荒げながら無線で呼ぶアカネ。
死にゆく
「なんて声出してやがる…お前ら…!」
こちらを向いた皆を叱咤する。
Cleaning&Clearingは凄腕エージェントだ。その任務に私的な感情な介在せず、粛々と任務を遂行するのみ。
死にかけの足手まといなんぞ救う必要はない。あたしを切り捨てて任務を続行せよ。
あのいけすかねぇリオと同じことを言うのは癪だが、こいつらはそうでも言わないとあたしを見捨てない。
あたしの決意が察したのか、苦虫を噛み潰したような表情でその場を離れる先生とC&C。
そうだ、それでいい。先生を守り通しさえすればこちらの勝ちだ。
「へへ…」
敵の進軍の音が近づいてくる。間もなくここも見つかり、あたしは殺されるだろう。
そうでなくとも、この肉体損傷と出血量じゃ長くはもたない。
自分の死という物を明確に意識しだしてから、体の震えが始まった。
死への恐怖がそれまでの決意と覚悟を毒の様に溶かしていく。
「なんだよ…やりたいこと、まだ残ってんじゃねぇか…」 - 95二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 17:44:08
ミレニアムのこと。C&Cのこと。先生のこと。ゲーム開発部のチビ達のこと
返し損ねた恩もある。謝罪できなかったこともある。
そんな後悔が、今になって噴き出してくる。
冷たくなっていく体も、軍靴の音も、すべてが精神を削っていく。
「死ぬのは嫌だ…死ぬのは怖い…死にたくない…死にたくない…!」
それは紛れもない本音だ。強がって先生やアイツらの前では口にできなかった言葉だ。
歪む視界。視線の先に敵の尖兵が現れる。その銃口は確かにこちらに向けられる。
絶体絶命の状況において、震える手は仕込んでいた爆弾に伸びていた。
今まさに殺そうとしてくる敵軍を前にして、何故かあたしは笑っていた。
「けどな…アイツらが死ぬのはもっと嫌なんだよ…!!」
震える手で押される爆破スイッチ。敵が気付いて止めようとするがもう遅い。
コイツの爆破範囲にここの一団は入っちまってるからだ。
耳元のトランシーバーから先生や皆の声が聞こえた。そういえば通話機能を切ってなかったのを思い出す。
(最後に、情けない声聞かれちまったな…)
直後視界が白で埋め尽くされ。あたしの意識は途絶えた。
- 96二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 17:55:53
団ち…リーダー!!
- 97二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 20:08:26
ネルらしい…『死ぬよりも怖いことがあると叫ぶ』のは
- 98二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 20:10:15
これはいい…
- 99二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 07:04:34
Ride on…!
- 100二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 07:06:20
青緑の液体が赤黒い血色に…
- 101二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 11:17:00
保守
- 102二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 18:03:12
『ナギちゃん、やっぱ行かないでーー』
ミカさんの扉越しの言葉が、忘れられない
『ナギサ様…ペロロ様…どこですか…一人は、嫌です…』
血溜まりの中、目を開けることさえ出来ないほど衰弱したヒフミさんの体温が、忘れられない
『死にたくないーー死にたくないーー』
多くのトリニティ生の絶望が、瞼に刻みつけられている
…事件の後、再建できたトリニティの校舎で、傷は言えども心的外傷が癒えないから、ゆっくりとお茶会を一人で楽しもうとして…
ーーお茶が、何を飲んでも不毛であった
残されたのは、絶望を刻む視覚、聴覚、触覚…頭部を負傷した際、私は味覚と嗅覚を失っていたのだ
そのことと連鎖して二人の最期が、多くのトリニティ生の最期が、フラッシュバックする
…ああ、私の生きがいであった紅茶は…全てがこの先不毛なものとなった
…後には何が刻まれているだろう
二人を失い、多くのトリニティ生を失い…そして、生き甲斐の比重を占めていたものを失った
…何も癒やされない、守れない
何も感じられない紅茶を噛み締めながら、私は心がねじれたのを感じた
おお、神の薬と成れたなら、どれだけ良かった事か
己を癒やし、民を癒やし、そして守るべき者を癒やす
そんな事も出来たかもしれないがーー少なくとも、この桐藤ナギサはそうなれずーーその事によって恐怖に飲み込まれた - 103二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 20:18:40
あげ
- 104二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 21:39:39
どうせみんなテラーになる
- 105二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 21:43:09
『ーー!ーーー、ーーオ!ーー...ーーーーリオ!返事を、お願いだから返事をしなさい!!』
断絶していた意識が浮上する。酷い激痛、明滅し歪む視界の中で、聞きなれた声が叫んでいた。
らしくもない必死な叫びに、何だかおかしくって口元が緩んでしまう。
押し寄せる異形の機械の軍勢、どうあがいても食い止めようのない悪夢から先生やアリス、ヒマリ達を逃がして。
まだ無事な他校や連邦生徒会と合流するよう指示して、そうしてミレニアムから送り出した。
少しでも時間を稼ぐためにエリドゥにかき集めたドローンやAMASは全滅、虎の子のアバンギャルド君も、多くの敵を葬り去りながらその機能を止めた。来たる滅びに備えて築き上げた都市の光は、静かに燃え尽きた。
「ひま、り」
『っ、待っていなさい、すぐエリドゥへ救助を──!』
「しにたく、ない」
『────』
「覚悟は、してたのに。死んでも仕方、ないって、ちゃんと、そう...諦めた、はずなの。でも、なのに」
死ぬのが、怖い。理性も本能も思考も意識も心も体も、壊れかけた私を構成する残骸の全てが死に恐怖し、未練に縋る。自分からこぼれ出た血の海に沈み、無機質な機械たちに群がられながら、それでも生きたいと心は泣き叫ぶ。
「ねぇ、ヒマリ。私...知らな、かったのよ。死ぬのが、殺されるのが、こんなに、恐ろしいなんて」
笑わせる、何がビッグシスター。
私は、一人の少女に押し付けた痛みを今の今まで、本当の意味で知らなかったのだ。
「アリスに、あやまらないと。トキや、せんせい、ひまり、に、も」
『ーーーっ!ーー、ーーーー!!』
「ちゃんと、あやまって、そうしたら」
あぁ、やるべき事が沢山ある。こんなところで寝ている暇なんて無いのに。まだ、私はあの子に──
「...........しに、たく..な───」
そんな小さなうわ言と、何かを潰すような音を最後に。
車椅子の少女の手に握られた携帯端末の向こうからは、何の声も聞こえなくなった。 - 106二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 08:03:17
保守
- 107二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 12:58:51
ナギサSSもリオSSもいいなぁ…
- 108二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 13:00:42
ヒマリなら反転せずに墓まで抱えてくれそう
- 109二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 18:19:24
リオみたいなクールビューティが最後の最後で死に涙する時しか得られない何かがある
- 110二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 19:15:18
リオMTRは癌に効くしそろそろ保険適用になる
- 111二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 19:58:16
イオリMTRは第二弾も需要がある
- 112二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 06:50:44
あげ
- 113二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 12:32:16
これを聞いてたらセミナー勢の傷にもなるな
- 114二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 12:38:39
このリオが最終編前か後かで反応にも想像の予知があるな
まぁどっちにしても地獄なんですけど - 115二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 20:05:41
- 116二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 20:48:09
誰かが感化されて書いてくれるまで自家生産を頼む…
- 117二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 07:08:04
頼むぞ…
- 118二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 08:11:27
今日の夕方頃に書くぜ!
- 119二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 17:53:12
- 120二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 17:59:05
――ああ、ミカさん……良かった……
爆風を代わりに受け、ヘイローに罅が入ったのを、ナギサは感じた
泣きじゃくるミカがナギサを抱えて退避し、介抱するも……
泣かないで……下さい
トリニティの事は、先生と共に……
そう、気丈に振る舞うナギサ
だが……
良い紅茶があったのですが……一緒に楽しめませんね……
――どうして
慚愧と、恐怖の声色が漏れる
まだ、やるべき事と、やりたい事が……私には……
ここで、終わりたくない……
恐怖に貌を歪ませ、ナギサは泣きじゃくるミカへと顔を向けて
た、助けて下さい……まだ、私は死ぬわけにはいきません
い、生きて……やり残した事、を――
言い残した後、瞼が閉じられる
――もう、ナギちゃんは動かない
それを感じた、ミカは―― - 121二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 17:59:20
- 122二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 17:59:53
よかったぜ!!!
- 123二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 20:31:37
あげるぜ!
- 124二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 21:11:10
- 125二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 21:46:35
SS美味すぎる!反省しろ!
- 126二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 23:56:13
けほ、と掠れた吐息に混じって血が零れる。視界がぐるぐるして、痛い、熱い、なんて言葉が浮かんでは消える。
力無く投げ出された手足、無残に焼け焦げた翼。目も当てられない、悪い冗談みたいな有様。
人よりずっと頑丈な私でもこの始末、弱っちいナギちゃんとセイアちゃんが浴びていたらきっと耐えられなかった。
「ぁ、あ。みか、さん...ミカさん...っ...?」
「──ミカ、君、私たちを庇って」
「......ぁ、は。ふたり、とも...ぶ、じ?」
ナギちゃんも、セイアちゃんもひっどい顔で笑っちゃった。まぁ、怪我は無さそうでよかった。
...私は、駄目そうかな。自分の中の壊れちゃいけない部分が壊れて、そこから大事なものが流れ出てるような感覚。
それがきっと命と呼ぶべきものなのだろうと、そんな益体も無いことを考える。諦めがついたとも言えるけど。
「ち、血が、どうしたら...ミカさんっ...どうして、どうしてこんな...っ!」
「............」
可哀想なくらいに震えて涙を零すナギちゃんと、悲壮な顔で黙り込むセイアちゃん。
そんな顔しないで、二人が無事でよかった、私の事は気にしないで、元気でね、そんな言葉を発そうとして。
「......ぁ、あぁ...っ...しに、たく...ない、なぁ...っ」
こぼれ出たのは、そんな戯言。二人の表情が悲痛に歪む。ごめんね、そんな顔をさせたかったわけじゃないの。
──やめてよ、なんでそんな馬鹿な事言うの。無理だよ、自分で分かるでしょ?もうすぐにでも死にそうなのに。
「ごめ、んね。おちゃ、かい、の...やく、そく。やぶっちゃ、った」
私の手を握って泣き叫ぶナギちゃん、肩を震わせ俯くセイアちゃん。
なんて酷い今際の際。もう二人を抱きしめることも、涙をぬぐう事も叶わないのに。
───死にたくない。最期に想ったのも、やっぱりそんなつまらないことだった。 - 127二次元好きの匿名さん24/01/11(木) 08:28:30
あげ
- 128二次元好きの匿名さん24/01/11(木) 19:01:25
ほじ
- 129二次元好きの匿名さん24/01/11(木) 20:19:13
イオリMTRを書くぜ、明日!
- 130二次元好きの匿名さん24/01/11(木) 20:31:29
死ぬな…
- 131二次元好きの匿名さん24/01/11(木) 21:41:22
- 132二次元好きの匿名さん24/01/11(木) 21:42:57
魔女が出来ちまう……
- 133二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 08:21:20
今日の夕方上げるぜ!
- 134二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 08:24:27
- 135二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 09:31:29
希望を捨てるな
- 136二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 10:03:54
ある日ボランティア中のミカはいつも嫌がらせをしてくるトリモブ達とすれ違う。しかしその日彼女らはミカに出会うなり「うわっ魔女!」「ちっもう出てきたのか」「逃げるわよ!」と何もせずに逃げていった。ミカが「?」となりながら進むとある廃倉庫が燃えているのが目に入る。近づくと中から誰かの叫び声が聞こえてきた。ドアを破壊して入ると、その衝撃で屋根が崩れ、声もピタリと聞こえなくなった。瓦礫をどけるとアクセサリを庇うように蹲ったままこと切れたコハルが。
「やっぱり私って魔女なんだ…」
その日からまずミカが、そして幾人かのトリニティ生たちが次々と失踪する。目撃情報をもとに山小屋へ向かった先生が窓の外から目にしたのは、縛り上げられ灯油まみれで震えるトリモブ達と、自らも油を被りマッチを手にしたミカの姿だった。
シュッ
「私達魔女にはお似合いの結末だよね…」
先生の目の前で小さな灯火が落ちていく。床に辿り着いたそれは一瞬にして燃え広がり、山小屋をランタンに変えた。あまりの高温に先生は近づくこともできなかった。
炎の中心では一つの影が頭を垂れ祈りを捧げていた。やがて断末魔や火の粉の弾ける音に交じり、キリエ・エレイソンが聞こえてきた。
- 137二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 15:25:46
救いが…
- 138二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 18:23:34
ゴホッ……あと少しで、全員脱出できるか……
風紀委員の他のメンバーと先生を乗せた脱出ポットのシークエンスが上手くいくことを確信し、私は自爆スイッチの元へと寄りかかる
……じゃあな、先生
変態だけど、好きだったよ
そう言って自爆ボタンへと手を伸ばして――
『変態!』
……ああ、クソ
死にたくない
どうして……こんな所で……
未練も後悔もある
せめて傍に先生がいたらと思う
――それでも
「やっぱり、最後には笑ってほしいだろ?」
だから、笑みを浮かべる……グチャグチャでも良い
ただ、幸せを願い――ボタンを押したところで意識は途切れた - 139二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 20:05:42
書いたぜ!
- 140二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 22:38:56
嬉しいぜ!
- 141二次元好きの匿名さん24/01/13(土) 07:40:21
あげ
- 142二次元好きの匿名さん24/01/13(土) 17:55:50
保持するぜ!
- 143二次元好きの匿名さん24/01/13(土) 20:28:23
次は何を書いて欲しいのだぜ!
- 144二次元好きの匿名さん24/01/14(日) 01:13:29
ハルカ!ハルカ!ハルカ!
シチュとしては突然便利屋たちの前に現れた圧倒的なケセドの軍勢を、社長と便利屋のみんなが逃げる時間を稼ぐために一人戦い抜くんだけど、最後には銃も弾切れになり足も骨折しちゃって動けない状態になる。そこで虐められてた頃の記憶がフラッシュバック。
おそらく、銃が弾切れ=銃を持っていない。
足が骨折して動けない=恐怖で足が動かない。
つまり虐められるってコト?と脳が認識しちゃったんでしょうねぇ。
ハルカは目の前の軍勢が昔自分を虐めていた不良生徒に見え、ごめんなさい ゆるしてください もうしません と子供のように言いながら逃げるために後退りするも、やがて壁に追い詰められ──。
個人的にはここから社長によってハルカが助けられ、ハルカの社長への激重感情が「タヒねと言われたらタヒぬしやれと言われたら殺すしなんなら身も心も捧げれる超尊敬してる人」から「一生かけても返せない恩なので孫の代まで返させますね」になるifも欲しいけど流石に欲張りすぎか……
- 145二次元好きの匿名さん24/01/14(日) 01:56:11
前スレで出した毒ガスネタだけど救済ifとかって有り?
- 146二次元好きの匿名さん24/01/14(日) 01:58:02
もちろんやってよし
- 147二次元好きの匿名さん24/01/14(日) 12:21:52
- 148二次元好きの匿名さん24/01/14(日) 17:40:49
――ごめんなさい ゆるしてください もうしません
トラウマが、フラッシュバックする
少女の心は、殿を請け負った高揚から既に醒め、絶望と恐怖に打ちひしがれていた
子供のように言いながら逃げるために後退りするハルカ
――既に銃器は持っていない……銃が弾切れしたからだ
――既に足が骨折して動けない……恐怖で既に、足が動かないからだ
だが、全ては考慮される事無く――
ハルカは壁に追い詰められる
――虐められる
それを理解し、絶望するハルカ――
『私の社員に、何をしているのかしら?』
――一掃される敵、アルが、先生との協力体制を整えてハルカを救出しにきたのだ - 149二次元好きの匿名さん24/01/14(日) 21:55:43
あげ
- 150二次元好きの匿名さん24/01/15(月) 01:06:34
ふざけてないアル様はかっこいい
- 151二次元好きの匿名さん24/01/15(月) 08:13:27
今夜はミネ団長のを書くぜ!
- 152二次元好きの匿名さん24/01/15(月) 16:37:51
頑張れ頑張れ
- 153二次元好きの匿名さん24/01/15(月) 16:42:45
……倒れ伏す少女
今のミネはそれに値している
――救護の果てに、自身を除いてトリニティ生の撤退は完璧に行われた
……ミネが殿を務める事で
既にミネに動く体力は無いし、気力も意識を保つ事だけで精一杯だ
……やれるべき事は、やった
ならば――と、瞼が下りる
そろそろ……という所か
――まだ、ここでは
そんな言葉が、僅かな吐血と共に零れ出る
既に視力を失った瞳はかざした片手を映そうとする……
――誰かが、手を優しく握った
瞳に映らない『誰か』に向けてミネは最後に――
『』
その言葉は、呪いとなって―― - 154二次元好きの匿名さん24/01/15(月) 16:43:29
最期の言葉がカッコだけなのは仕様です
好きにイメージできるようにするのも、ありかなと
という訳で、書いたぜ! - 155二次元好きの匿名さん24/01/15(月) 21:03:20
ほじ
- 156二次元好きの匿名さん24/01/16(火) 06:24:39
保守
- 157二次元好きの匿名さん24/01/16(火) 12:40:23
ほじ
- 158二次元好きの匿名さん24/01/16(火) 18:17:28
セリカMTRを明日書くぞー
- 159二次元好きの匿名さん24/01/16(火) 21:08:30
ほしゅ
- 160二次元好きの匿名さん24/01/17(水) 07:05:39
夜書くぜー
- 161二次元好きの匿名さん24/01/17(水) 10:43:08
- 162二次元好きの匿名さん24/01/17(水) 11:11:28
- 163二次元好きの匿名さん24/01/17(水) 13:27:06
バシィン!!と音がしたら助かるしゴッと鈍い音がしたらもう助からないぞ(ベリィ・トゥ・ベリィ)
- 164二次元好きの匿名さん24/01/17(水) 18:56:11
ーー皆、無事かしら
殿を務め、謎の勢力に食らいついて…今、両手両足の感覚が無くなるまで暴れ続けた
…この場所にあった薬剤、使ったのがいけなかったみたい…文字通り死にそうなほど、いったい…
『強化薬』を接種し、鬼のように活躍してこの場にいる分は倒したけど…
ほんとうにだめみたい
最後に、無線の側に寄りかかって寝ようとして…
声が聞こえる
四人の声だ
…心配そう、でも、大丈夫
十分に、やれることはやったから
『そばに来て』
そんな言葉を、皆に行ってしまう
だって、あんまりだ
いつものようにバイトをしながら、日常を過ごす
そんな日々が続くって…信じていたのに…
『こんなのあんまりよ…さむい…いたい…寂しい…!』
目も見えなくなって、声しか知覚できなくなる…ううん、聞こえない
耳も駄目になったか…それとも黙っているのかな
『もっといっしょにいたかったよ』
そんな言葉が、こぼれると同時にーー
ーーアビドス対策委員会が失踪したと同時に、カイザーグループをはじめとして所謂『人食い反社』の組織が襲撃を連続で仕掛けられている
この自体にシャーレの先生は関与が疑われる組織に黙秘を貫きながらも、調査を進めているとしているーー - 165二次元好きの匿名さん24/01/17(水) 18:58:24
セリカ…
- 166二次元好きの匿名さん24/01/17(水) 20:44:52
黒いアビドス4名とか地獄か?
- 167二次元好きの匿名さん24/01/18(木) 06:03:04
- 168二次元好きの匿名さん24/01/18(木) 10:32:50
保守
- 169二次元好きの匿名さん24/01/18(木) 17:30:09
保持
- 170二次元好きの匿名さん24/01/18(木) 20:53:48
- 171二次元好きの匿名さん24/01/18(木) 20:57:04
- 172二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 07:16:06
保守。
- 173二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 16:36:11
保守。
- 174二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 20:59:46
――報告書
アビドス対策委員会と思われる反社会的勢力襲撃事件の犯人は、未だに素性を掴ませてはいないものの動機の観点から濃厚であると思われる
現在、黒見セリカの■■に関与した勢力の構成員は全員[削除済み]となっており、黒見・セリカの関係者が当事件の容疑者である可能性はほぼ確定であり、現在シャーレは当局と――
現在、対策委員会の残りメンバーは全員が行方不明です - 175二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 21:00:03
今日は序文
- 176二次元好きの匿名さん24/01/20(土) 08:50:46
あげ
- 177二次元好きの匿名さん24/01/20(土) 18:37:32
――ゲヘナ風紀委員長の表情は芳しくない
『行く道の末が分かっているのも、悍ましい結末を迎える事になる』
そんな風に四人に言いはした
理解もしただろう
それでも、止められなかった
行動の果てに何が何だか分からなくなるのも、征く道の末が分かっているのも、本質的には同じだ
――業を重ねるだけである
やりすぎた果てに、何が待っているかと言えば……
先生から連絡が入り、次の行動に移るヒナ
彼らは苦痛を愛さないのだろう
愛さないだけだ、今のままでは結末は愛した果てと同じになるだけ―― - 178二次元好きの匿名さん24/01/20(土) 19:10:55
ん…
- 179二次元好きの匿名さん24/01/20(土) 20:48:52
次は日曜日なので午前行けるかもです
- 180二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 06:32:41
続き期待してます!
保守 - 181二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 10:29:44
壊れた世界の果て、少女達は彷徨い続けた
『許してくれ!そのことについて関係は無いが認めるから!』
疑わしきは罰するしかなかった
『こんな事してどうなるか分かってんのか…!』
分かっている、わかっているからこそ…
『俺達が言う義理じゃねぇが…何でこんな事ができるんだ!』
…
最初の切っ掛けが何だったのかは分からない
でも、怪しい人物を問い詰めようとして…気がついたらこうなっていた
トリニティでの情報収集の際、拾った爆弾を持ち込んだのがいけなかったのだろうか
『どう考えても関係の無い人もいるじゃ無いですか…』
彼女の言葉には、流石に動揺した
『怪しいからって、何もかも目茶苦茶にしていい理由にはならないわよ』
彼女達のリーダーと伍する力を持つ少女は、然りと告げた
『私は、必ずとめるから』
そして彼女達が心許した大人は、怒りながらも彼女達に手を差し伸べた
その果てにーー自分可愛さで断ち切れることは出来なかった
…そして結末は訪れる - 182二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 10:30:16
…密葬が開かれた、とある組織の壊滅と数カ月後に
4つ、いや5つの遺影だけは、笑顔だ
棺の中の遺骸は、誰にも見せられない様になっている
彼女らを知っている者、知らぬ者
彼女らを好いたものの、嫌った者、憎んだ者
決して開かぬ棺の中は、少女達が背負い、背負わせてしまった業の極地だ
一人の五人を愛した大人も、混沌の中で風紀を守ろうとした戦士も、どこにでもいる平凡な少女も、知っている
彼女らは特別な悲劇を経験したからこうなったのでも、この結末に至るために生まれた訳でもなく
ただ輝く時間を持っていたからこそーー
彼岸の果てで、取り戻せた事を祈るしか無いのだと
『…だから言ったじゃないですか』
どこにでもいる平凡な少女が、震える声で絞り出す
『このまま行けば、どうなるか分かりきっているはずだって…』
その言葉に、風紀委員長と一人の教師は、永遠に傷を背負う事に決めた - 183二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 19:35:49
このレスは削除されています
- 184スレ主24/01/21(日) 20:45:09
さて、そろそろ最後かな……一先ず200に近づいたら一旦落として新章が出たらまた上げるか任意に各々がこのスレを上げる形にしてもらっても構いませんので
- 185二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 07:36:50
保守