- 1二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:15:39
「おにーちゃん!あそぼー!」
「おーアイリスは今日も元気だねぃ」
シャガが連れて来たアイリスはとても活発で元気溌剌な女の子だ どれほど元気かというと
年上であるカキツバタでも遊び相手で疲れるという シャガがどこかの竜の里からその才能を見出して連れてきた少女らしい
「おにーちゃん!おじーちゃんが呼んでるよ!」
カキツバタはまだ幼いにしてもシャガの孫 将来ジムリーダーを継がせようという気持ちがあったかなかったかはシャガにしか分からないが こうやって孫に特訓をつけてあげるのも祖父の愛情であったのは疑うまでもない
しかしカキツバタもまだ幼いのだ。彼が感じる心の不安は相棒であるドラゴンポケモンも感じ取ってしまう
「なかなか上手くいかねーなぁ…」落ち込む孫にかける祖父の言葉は常に励ましと期待が混ざったものだった
「最初から上手く行くやつなんていない カキツバタお前ならできる」
そう言って頭を撫でてくれる祖父の硬く大きい手がカキツバタは何よりも好きだった
ある日のことだ アイリスも急に特訓に参加したいと言い出した
「おにーちゃんがやってるのアイリスもやるー!」
アイリスが里を出た条件には確かにイッシュのチャンピオンを目指すべく外に出て見聞を広げるというのがあった
だがしかし、未だ10歳にも満たないような少女に果たしてカキツバタと同じ特訓ができるのだろうか
ボーマンダの背に乗り 大空を駆け巡ることができるのか
「アイリスにはまだ早ぇや…」そう言いかけた時だった
すぐ横で風を切る音が聞こえた 自分がどれほど訓練してもボーマンダの背に跨ることはできても飛ぶことはできなかった
だけど自身より一回りも年下の少女は難なくこなして見せたのだ
カキツバタの中で嫉妬にも似たような激情が沸々と煮え出す音が心臓越しに聞こえてくる
カキツバタにしかわからない地獄の釜がグツグツと茹でられていくのだった
みたいなSSください - 2二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:18:04
良い…イッチもっとください…
- 3二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:29:35
続けろください
- 4二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:40:59
「じいちゃん…」
助けを求めるように祖父の目を見た それはまだ10歳ちょっとのカキツバタが見せた精一杯のSOSかも知れない
しかし祖父の見せた反応は違った 大空を雄大に駆けるアイリスに目をキラキラさせる祖父
「さすがだアイリス!」祖父から発せられる明るい声 カキツバタにかけられることはなかったその期待に満ちた声は
まだ幼いカキツバタの心をへし折るには十分だった。 カキツバタの壮絶な心持ちは我々が知れるものではない
「さすがアイリスだ こういった才能ある者が近くにいれば切磋琢磨して孫も成長できるに違いない」
シャガの考えは何も間違っていなかった 競い合えるライバルがすぐそばにいる 切磋琢磨できる環境
これは何よりも重要なものだ しかし だからこそ重大なところを見落としていた
圧倒的な才能の差 いやカキツバタに才能がなかったのか 決してそんなことはないそれどころかイッシュ最強のジムリーダーの孫で10歳にしてボーマンダの背に乗れるのだ 同世代で見ても決してこれを才能がない凡人とは言うまい
だがそれ以上にアイリスの才能がカキツバタとかけ離れていた
齢10歳という最年少でイッシュ地方のチャンピオンのなる少女と比べられるのはあまりにも酷なことだ
しかしこれもシャガが悪いのではない 孫はそれほどの才能があるはずだ そうあるに違いない
祖父から孫へ向ける期待と共に愛だったのだ 孫ならばアイリスと同じ才能が隠れてるに違いない
いやそうでないとしてもきっと並び立つような素晴らしいトレーナーになるに違いない
祖父から孫へ向けられたその愛をカキツバタが理解するにはまだ幼かっただけなのだ
自身より年下の少女が祖父から自分よりも愛情を注がれている そう感じたカキツバタの心情は我々が推し量れた者ではない 全て すれ違っただけなのだ
祖父から確かに愛情は向けられていた 幼いカキツバタにはわからなかった ただそれだけのことだったのだ - 5二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:42:52
なんか今までとは毛色の違うSSで好み
- 6二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:45:12
ほしゅるぜ
- 7二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:49:10
スレ主の眠る!
- 8二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 02:56:46
続き待ってる
- 9二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 03:06:07
文章というよりは詩みたいな句読点使わないスタイルすき
- 10二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 03:10:52
あと5000字くらい欲しい(強欲)
いや本当に、あなたが神か…? - 11二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 03:19:30
もしかして俺神スレ見つけた?
- 12二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 07:50:07
アイリス(海外から来た種)とカキツバタ(日本原産種)は同じアヤメ科で外見もほぼ同じ
「何れ菖蒲か杜若」(どちらの花も美しくて優劣が着けれない、選択に迷う)ということわざまである
アイリスの花言葉は「希望、吉報、信念」、カキツバタの花言葉は「高貴、思慕、幸せは必ず来る」
これは…… - 13二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 07:53:18
カキツバタ、あぁ見えて苦労してたんだ
今度学食でも奢ってあげよ - 14二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 11:06:11
- 15二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 11:12:54
これは期待
- 16二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 11:39:38
カキツバタの中に焦燥にもまた怒りにも似た形容し難いドス黒い感情が芽生え出した
しかし自身より一回り年下のアイリスにぶつけるのはあまりにもダサい そして祖父は別に何も悪くない
行き場のない感情は生みの親であるカキツバタ心を容赦なくそして容易く削り取っていった。
そしてその影響は日に日に内内でなくカキツバタの様子にも現れていった。
彼の荒んだドス黒い心はドラゴンポケモンから拒否されついにはボーマンダの背を跨ぐことすら危うくなった
今まで飛ぶことは叶わずとも長年背に乗り共に祖父の特訓をこなしてきた相棒から拒否されることは
これもまだ幼いカキツバタの心を容赦なく抉ったのは言うまでもないだろう
そんな自身の横でアイリスはついにドラゴンタイプの中で最も凶悪凶暴とされるサザンドラをも手なづけていた
自身が退化していく中で幼女はその才能を頭角をメキメキと見せつけていく
祖父も孫でもない余所者の女にばかり目をやり 前のように自分に笑ってくれることは減っていく
アイリスにも以前のような妹を見る感情ではいられなくなってしまった
才能の暴力 失敗を知らない女 カキツバタは産まれて初めて自身より年下の女児に対して嫉妬した
しかしシャガも才能あるアイリスに目を掛ける一方でちゃんと孫のことも見ていた 唯一誤算があるとするなら
シャガはカキツバタの内情をその嫉妬を 見誤っていた。
10歳ながらにして抱いた複雑な感情が カキツバタを狂気へと追いやっていく
カキツバタはそのうちトレーニングも何もかも捨ててどこか遠くへ消え去ってしまいたいと
そう思うようになった - 17二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 12:15:12
留年がマジで見放されたいがゆえの行動に見えてくる
- 18二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 12:17:32
正直自分より年下だろうが年上だろうが血縁じゃないよその子可愛がるおじいちゃん見たら普通に心荒む。しかもそのよその子はめちゃくちゃいい子で心荒んでる自分が醜く感じちゃうのがまた
- 19二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 12:19:13
下手に才能がある分余計にひん曲がっちゃった……
黒死牟みたいだな…… - 20123/12/29(金) 12:19:25
※あくまでスレ主の妄想です
- 21二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 12:35:09
最近急な神ssスレ増えてきて嬉しい
- 22二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 12:41:54
それは承知でこの概念浴びに来てるから1の思うままに続けて欲しい
- 23二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 13:53:36
なんやこの闇堕ちしていく展開は…興奮してきたな
- 24二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 15:04:47
これで自分が燻ってる間に妹分がイッシュチャンピオンまで登り詰めて
しかもその直後に祖父と妹分を在野の一般トレーナーが破ってチャンピオン奪取して
自分もスグリに負けて校内無敗の称号すら手の中から滑り落ちていくんだよね…… - 25二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 15:06:56
いっそ2番目として(※祖父はそんなこと微塵も思ってない)愛情注がれるくらいなら突き放してくれた方が楽みたいな感じか
- 26二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 15:18:26
スレ主に感謝しかない
- 27二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 15:27:10
可愛い妹分「だった」相手でもあり、確かに自分よりも才能が遥かにあるアイリス
そして曲がりなりにも実の孫であるはずの自分よりも才気溢れるアイリスに重きを置くシャガ
焦りと嫉妬に狂いつつある自分を捨てた元相棒のボーマンダ(確かに手持ちにいないんだよな…)
焦燥感やら嫉妬やら怒りやら不甲斐なさやらがごった煮になってえらい事になってるけど、なまじいろんな事を知ってたり
理解してたりしてるもんだから逆恨みという形で投げ返すこともできないと
数年間そのごった煮を一切外に出すことなく(出せず、と言うべきか?)、そのすべてで自分自身を灼き続けていたんだろうな… - 28二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 16:07:28
あとアニメ版だとアイリスって一時期は学校に通ってたけど馴染めず中退してんだよね
あっ…… - 29二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 17:26:26
こういうカキツバタの過去みたいなSS無かったから助かる
- 30二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 21:00:25
そういやボーマンダもサザンドラも居ないんだよな手持ち
- 31二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 21:03:13
流石に600族(?)部類を全部するのはよくないとは判断だとは思うけどありそう
- 32二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 23:03:48
寒いの平気(故郷のソウリュウシティがプラズマ団によって氷漬けに)とかな
- 33二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 23:42:53
続き待ってるよ…
- 34二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 23:49:58
推定同年代にチャンピオンアイリスがいるなら黒の摩天楼/白の樹洞の最深部に到達してるバンジロウもいるからとっくの昔にプライド粉微塵になってる可能性は大いにある
- 35123/12/30(土) 01:04:53
「カキツバタ!前はできてたのにどうしてこんなこともできないんだ!」
日に日にカキツバタに対する叱責の時間が増えてきた カキツバタに対する期待からかシャガの口調も激しくなっていく でもカキツバタはまだ耐えていた。まだ祖父が自分とあの少女を比べたりせずそれぞれ個として接してくれていたから。
「アイリスなんてこの前…」
祖父のその言葉でカキツバタの中の何かがプッツンと切れる音がした 堪忍袋の緒だろうか。しかしカキツバタは決して怒ってるわけではない むしろ心は晴れやかとしている 自身の身を灼き続けた憎き悪辣なこの感情と決別できたわけでもない
ただなぜか 彼の心は晴れやかだった しかしそれが美しい蒼天の如き晴れではないことは言うまでもない
この穏やかな気持ちは諦念 全てを諦めたのだ
自身よりも優秀な少女がいるならそっちに構えばいいじゃないか
最初から競おうとしたから苦しかったんだ 圧倒的な才能を前にして人が取る行動は挑んで破滅するか逃散するか
祖父もオイラみたいな凡夫よりも才ある女に時間をかけたいんだろう カキツバタの中で思考が完結していく
祖父の言葉はもう届いていなかった - 36二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 02:06:01
メチャクチャ有り得そう
シャガとしてもカキツバタが嫉妬することは想定済みなんだろうけど、彼ならそこから負けじと高みを目指そうとするだろうと思っていたんだろうな
シャガ自身がカキツバタの立場なら、そうするって考えたのかもしれない
でもアイリスの大き過ぎる才能を見てしまったカキツバタの心はそうはならなかった
メンタル面を見誤ってしまうのはどれだけ経験を積んだ人間でも難しいから何とも言えない - 37二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 07:35:23
実際アイリスの年齢と才能って歴代ポケモンキャラの中でも偉業にして異形だからな……
- 38二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 09:20:22
このスレのSSの何が良いって、カキツバタがアイリスの才能を見せ付けられるのもそうだけど、その過程で長年訓練して来た相棒ポジのポケモンであるボーマンダに拒否られたのもカキツバタの心が折れた要因に描かれているって点
才能差を見せ付けられるのもそうだけど、一緒に頑張ってきた筈のポケモンに見捨てられるってのは大人でもキツイのに子どもの時に経験させられるのはかなり尾を引く - 39二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 09:24:07
- 40二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 10:32:10
「好きだから努力を努力と思ってねえのがすごいのさ」ってのがカキツバタのタロ評だけどじゃあお前は?ってなったの思い出した
過去にポッキリ折れたのが今のカキツバタの原因ならまた踏み出すことできるんかなこいつ - 41二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 10:33:33
あんまり特別な才能系に憧れとか固執はしてなさそうだったけどどうなんだろう。今もバトルするの誰より楽しそうだしなぁ
- 42二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 10:53:55
現在ツバタは完全にその辺は諦めてしまってるのかもしれない
「自分には無理、持ってない」と理解してそう
でもドラポケもバトルも好きなのは変わらない
手持ち三体目以降になるとめちゃくちゃ楽しそうな表情に変わるのすこ
- 43二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 11:03:19
今のカキツバタはなんて言うかサン・ムーンのハウ路線に舵を切っている感じはする
コンプレックスや重圧から逃れる為なのと好きなポケモンやバトルを嫌いにならない為に楽しければOK路線的な - 44123/12/30(土) 12:53:31
思ったより見てる人多くて萎縮してる…
妄想に付き合ってくれてありがとう - 45二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 17:50:46
パって開いたら神SSでびっくりした
pixivにあげても見劣りしないとおもう - 46123/12/30(土) 18:16:12
- 47二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 21:28:42
どうだろうね…
- 48二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 22:21:31
こうして見ると三回も留年しているのに学園に残れているのは、シャガとかの身内がカキツバタに重圧を与え過ぎたことに気付いたからあちらからもそう強く言えないとかもありそう
当の本人はさっさと見限って欲しいと思っているかもしれないけど - 49二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 22:23:24
あくまで妄想ってのは前提として面白いね
- 50二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 00:27:15
ハッサク先生に遠回しに様子を見るようお願いしてるのも気まずさが見て取れそうだよね
あの話題になった瞬間にカキツバタの空気も一変したし - 51二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 04:32:17
俺割と好きかも
- 52二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 07:38:59
ちょっとだけカキツバタの見方が変わったかもしれん……ありがとう1……
- 53二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 14:10:44
年末はゆっくりしてくれな
- 54二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 19:15:03
しゅ
- 55二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 20:25:01
サンキューイッチ、フォーエバーイッチ
自分が何となく思い描いてた関係妄想が、最高の形で実体化したようで、「こういうのが見たかった!!」の気持ちにすごいなった - 56二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 22:48:30
保守
- 57二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 02:08:40
めちゃくちゃ助かる…。こういうのが読みたかったの具現化。ありそうでなかった。スレ主本当にありがとう…。助かる命がここにある。
- 58124/01/01(月) 03:09:16
「おじーちゃん!おにーちゃんは?」
「…あいつのことは気にするなアイリス」
そう二人が庭で話している カキツバタは諦めたあの日から特訓に顔を出すことも極端に少なくなった
たまに顔を出すかと思えば相棒であるボーマンダの様子を見にくるだけ そんなカキツバタに祖父のシャガも困惑すると共に真面目に特訓に取り組まない孫に対する苛立ちも持ち始めていた。
「なぜだ…なぜ真面目にやらない!カキツバタっ!」
深夜に自室で祖父は頭を抱える他無かった。一体なにがあそこまで怠惰にさせたのだろうか 今までの様子とは打って変わってのほーんとその日暮らしで生きているかのような適当さと雑さがしっかり者であるシャガには受け入れ難いものだった。
「アイリスは…あんなに真面目にやっておると言うのに」
部屋でそう嘆くかのようなまたは苦しむかのような祖父の吐露を扉の向こうでカキツバタは聞いていた
「オイラだって…出来るならもっとちゃんとやってるよぃ……」
ドアの向こうで詰まり物を吐き出すかのようにつぶやいた後 カキツバタは自室へと帰った
布団を被り枕を敷いて眠りにつこうとする 体に鉛が縛りついているかのような重さがカキツバタを暗澹たる夢へと導いた。
アイリスがジムリーダーを引き継ぎ そして自分と同い年になるよりも前にイッシュのチャンピオンにつくというあまりにも現実離れした夢
でもカキツバタにはそれが現実になり得る気がしてならなかった アイリスの才能を信じているのか それもある
だがしかし一番その夢を信じてしまったのは“アイリスがジムリーダーを引き継ぐ“と言う点だったのだろう
孫の自分ではなく祖父のお気に入りの少女がいつか引き継ぐだろうという黒々とした現実が迫ってきているのを
夢の中で見せられた 自分はじゃあ一体何になるのだろうか 本当なら自分がなるかも知れなかった後継を
どこの誰ともわからぬ女に奪われていく恐怖がすぐそこまで迫っていることを
これが悪夢じゃないというのだろうか いや悪夢だ しかし正夢でもある カキツバタは直感で理解していた
理解していた気になっていた いつか 自身の居場所がこの家から このシティから このイッシュの大陸から消え去るということを
そんな悪夢に魘されながら目が覚めると もう昼前だった
庭からはアイリスの楽しそうな声が聞こえてくる - 59二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 03:14:37
このレスは削除されています
- 60二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 03:23:33
正夢…
- 61二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 03:49:32
カキツバタの初夢は悪夢と…
- 62二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 09:40:19
急に再開するのかあっ!
- 63二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 10:49:43
現実に悪夢が追い付いたのか……
- 64二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 10:51:08
正月から悪夢が追いついてきてるの辛ぁ!
- 65二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 12:21:06
元旦から鬱SS書いてくれるスレ主に感謝
- 66二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 18:43:57
「庭からはアイリスの楽しそうな声が聞こえてくる」
この一文めちゃくちゃ好き。悪夢から覚めて汗で背中ぐっちょり濡らしてハアハアと息を荒くして精神きてるところに悪夢の中心であるアイリスのおそらく特訓する場所であろう庭から楽しそうな声が無情にも聞こえてくるんだよな…。 - 67二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 20:01:24
しかもアイリスって別にカキツバタを嫌ってるわけではない、むしろ慕ってる
逆に、カキツバタもアイリスの才能に嫌悪感を抱いてるだけで「アイリスという妹のような存在」に関しては愛情を抱いている
だからなんだろうな、カキツバタがどうしようもないくらいに苦しんでるのは本当にどうしようもないから
天から授かった才覚、王冠などでは矯正できない能力が違う、これ以上尽くしてもどうしようもないから
それでいて二人の間には「愛情」が存在しているために、自分でアイリスを引き摺り下ろすような真似は到底出来ないから - 68二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 20:12:08
ライバルとして挑んでくるならむしろアイリスは大歓迎しそうなのがね……
- 69二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 21:17:59
妹みたいな存在が“この女“表記になるのが生々しい
- 70124/01/01(月) 23:13:45
「ったく…いやな夢見ちまったよい…」
最悪の目覚めだ 後にも先にもこれ以上と言われるものはないだろう 廊下をどかどかと走る音が聞こえてくる
祖父はこのように走る人物ではない おそらくアイリスだろう
「おにーちゃん!バトルしよう!!」
ドアが凹みそうな勢いでノックしながら幼女はそう叫ぶ バトル…それはカキツバタの唯一の得意分野でアイデンティティでもあった。
幼い頃に祖父と模擬戦をして勝ち越しとは行かなくても並のジムチャレンジャーよりも祖父を追い詰め祖父からもバトルに関して言えば天賦の際を持っているとそう言われてきた
ことカキツバタもそのことに関して絶対の自信を持っていた ポケモンと心通わすことが下手であろうとも
バトルに関してならまだまだ年下のアイリスに遅れは取るまいと そう思っていた
別にアイリスをギャフンと言わせてやろうとかいう気持ちがあったわけではない ただ自身の得意なポケモンバトルの
特訓だったので久々に思いっきり全力を出せるそう思っただけだ
アイリスが相手であれ祖父が相手であれ カキツバタは自信に満ち溢れていた 自身の最後の砦にして自らの才を確固たるものにしてくれたポケモンバトルというものに関しては 男としてまたジムリーダーの孫として才ある者として
ドラゴンつかいとして 譲れなかった
カキツバタとアイリスの初のポケモンバトルの戦いの火蓋が斬って落ちようとしていた - 71二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 23:20:43
ここで負けて完堕ちするのか
- 72二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 23:22:26
あぁ…もう結果が見えてしまう
- 73二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 23:22:50
未来がわかってしまって今から心が痛ぇ…
- 74二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 23:29:55
このSSのシャガさん、カキツバタが真面目にやらなくなったのや雑に過ごす様になってしまった理由がわからなくなった辺りで色々見誤ってしまっている
多分、そのことに気付いたのがカキツバタの心が何もかも手遅れになった後 - 75二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 00:21:57
怠惰に過ごしながらも唯一自信があったポケモンバトルでも才能の差を見せ付けられるのか…
それだけでも心が折れるのに十分だけど、カキツバタにとって致命的な更なる追い打ちがありそうなのが怖い… - 76124/01/02(火) 00:34:32
バトルはどうなったのであろうか カキツバタが長兄としての威厳をアイリスに見せつけれたのか
もしくは才気溢れる少女がその手で長兄を下したのか それとも惜しくも引き分けで終わったのであろうか
否 誤魔化すことこそ勝負に対し真摯に取り組んだ両者への侮辱に他ならない ここは嘘偽りなく記すべきであることはまた言うまでもない
結果から言うとカキツバタはアイリスに敗れた 惨敗だった いや世間の目から見たら惨敗というほどでもないだろう
カキツバタはボーマンダただ一体でアイリスのサザンドラとボーマンダ相手に善戦をしたのだ
数的不利を覆すが如き名戦はしっかり祖父の目にも焼き付いていた
だがしかし敗者はそうは思わなかった いくら善戦をしようが敗北は敗北 どう言われようともそれは外野からの憐憫であり、勝者に向けられる羨望と惜しみなき称賛と栄光は得られない カキツバタは今この瞬間自身の基礎ともなり得る土台を根こそぎ崩されたのだ
「おにーちゃん 戦ってくれてありがとう!」
純朴な笑顔で微笑む少女に対しカキツバタは言いようのない感情を覚えた 怒り…?嫉妬…?諦念…?どれも違う
じゃあなんだと言うのだろうか 自身の心の奥底で 自身の絶対的な領域が無様にも一人の少女によって粉々に叩き潰されたこの心情は。
しかし勘違いしてはなるまい カキツバタはたった一体のボーマンダでアイリスのボーマンダとサザンドラに連戦を仕掛け 二体目まで追い込んだのだ でも敗北してしまった これはごく当たり前のことだろう これを見てカキツバタの才能を疑ったり凡夫と罵り罵倒する者などいるはずがないのだ
しかしカキツバタには余裕がなかった たとえ数的不利だとしても勝てなければ 自身の存在価値が本当に消え失せてしまうのではないか 焦ってしまったのだ 焦ったから負けたのだろうか 否 そんなことはない同世代でこれほどまでにドラゴンタイプをあっぱれ使いこなすほどの才能など世界のどこを探しても見当たるまい
だが カキツバタ本人にとっては“勝利“の2文字以外は許されなかったのだ 誰からも縛られたわけでもない
カキツバタ本人が 自身の存在証明を果たすために必要だったことがこの“勝利“だったのだ
しかし結果は負けてしまった。
カキツバタは敗北した今何を思うのだろうか
- 77二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 00:37:03
- 78二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 00:43:02
わかるぜスピード感があるんだよな
- 79二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 00:43:57
うおおつらい
- 80二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 00:44:47
これで本人の主観的にはすべてを失ったわけだ
出奔するには十分過ぎる流れだが、さてどうやってあの学園へ行ったのか… - 81二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 00:51:47
救いはないんですか?
- 82二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 00:56:45
敗者に救いなど必要か?
- 83二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 01:07:11
ぐあぁ…。つらい。主観視点じゃなくて語り手がいそうな書き方がどういう考え方してるのか人によって解釈が変わりそうなカキツバタと齟齬がなくて見やすくて好き。続きも楽しみ。
- 84124/01/02(火) 02:19:40
「もうやめだ…」
曇天を仰ぎつぶやいた一言 いや最後のSOSだったとでも言った方がよかっただろうか
しかしその儚い声は祖父と少女の耳に終ぞ入ることはなかった
彼はこれから先、破滅の人生を歩んでいくのだろうか どうなってしまうのか
カキツバタという才能は立派な翼を広げ大空に飛び立っていた。次期ドラゴンつかいとしての才能 それは大きく羽ばたき出していた しかし彼はあまりにも太陽に近かった 太陽の如き全てを照らし熱く染める少女の才能に近づきすぎた彼はその身を嫉妬の炎で灼かれてしまった。
なまじ才能がある分に理解してしまった 今からどれほど努力しようときっと追いつけないに違いないと
彼は自宅から少し出て故郷 ソウリュウシティを散歩してみることにした 今はただドラゴンつかいや ポケモントレーナーとして云々から離れてただ美しきわが故郷を見て回りたかっただけだ 祖父が務めるソウリュウジム
そしてどこか近未来的でもありながらのどかな田舎のような空気も感じるこの街が何よりも好きだった
ふと目の前に一枚の紙がひらひらと舞い降りてきた 運命だろうか
“ブルーベリー学園 新入生募集中!“
「アホらしい…」
所詮学園のおままごと 一緒にいる同世代にも自身と対等に戦える奴なんていない 傲慢な思考だ。しかし自己防衛でもあった 一回りしたの幼女に惨敗を喫した以上、あいつが異常に強いんだ オイラだっておかしくない そう思わなければ壊れる寸前のところまで来ていたのかもしれない
しかしアホらしいという言動とは裏腹になぜかポスターをポケットに突っ込んで自宅へと戻った
「………」
ベッドの上に飛び乗り街から拝借したポスターをずっと眺めている 自身の言動とは裏腹にカキツバタは自分の存在価値を肯定してくれる場所を欲していたのだ。ここではないどこか
たとえ遠くでもいい 自分がいてもいいんだと思えるような環境が 彼は欲しかったのだ
気がつけば荷物をまとめていた そして置き手紙を書き後は深夜にこれをリビングの机に置くだけというところまで来た。
置けないものだ。
ここに自身の居場所がないそう思っていても血を分け 自身を育ててくれた祖父との別れはまだ10歳の少年にとって非常に酷なことであるのは言うまでもあるまい
カキツバタは手紙を部屋に戻し ベッドで深い眠りへと落ちた
枕はいつもよりひんやり湿っていた - 85124/01/02(火) 02:25:10
- 86二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 02:30:25
はじ…めて…?
- 87二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 08:45:27
挫折と嫉妬と敗北を味わった推しの苦悩からしか得られない栄養素がある…スレ主には本当に感謝しかない
- 88二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 08:54:11
これ何より酷なのが半ば見限られかけてたボーマンダと組んで1:2交換に持ち込むくらいには才能あったのと
それでもアイリスにはまだキバゴ(オノノクス)という相棒が居る点だよなあ…… - 89二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 12:01:55
枕が湿ったということは泣いていたということ
悲しすぎる - 90二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 12:05:54
カキツバタは10歳でアイリスは何歳くらいの想定なんだろうか
- 91124/01/02(火) 12:20:56
6歳
- 92二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 12:22:54
蝋の翼みたいな言い回しすこ
- 93二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 12:25:29
うおきっつ…
道理が分かるようになってきた男の子が精神折られるのに、十分すぎる年齢だ…
善戦したからとか言い訳になんないわ… - 94二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 12:29:55
なんでカキツバタはボーマンダ一匹なのにアイリスはボーマンダサザンドラで二匹使ってるの?シャガやアイリスが言い出すとは思えないしカキツバタが自分から言い出したなら自業自得では
- 95二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 12:56:31
ゲーム内では主人公が6匹で相手が3匹4匹ってのもあるし逆もあるんだからヨシ!!
- 96二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 12:57:22
- 97二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 13:14:24
二体いるのに手加減されて一体しか使われませんでした→カキツバタが勝ちました で素直に喜べるんか
- 98二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 14:18:16
タツベイの頃から空を飛ぶという無謀な夢に向かって邁進し続けてコモルー、ボーマンダとなる事で叶えたポケモンからすれば、才能を持っているのにも拘らず努力を放棄して腐り始めた主の姿は困惑しか浮かばないわなあ……
それでもまだ同族対決を制してサザンドラと正面対決できる関係性が残ってたのが逆に辛い…… - 99二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:02:48
いざ別れようとしたら涙で枕を濡らすのも10歳にしてはリアルなんよな
- 100二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 22:36:28
傍から見ればアイリスに負けず劣らずの輝きを放ったように見えるけど、本人としては最後の存在着にして自信の砦であるポケモンバトルに負けてしまっては何の意味も無いと言う…
- 101二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 23:55:07
読んでて辛いわ
- 102二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 04:11:03
ボーマンダとなまじ戦える程度には才能も絆もあったのが辛い
- 103二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 10:58:54
カキツバタが離れた後のボーマンダはどうしたんだろうな……
- 104二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 11:02:40
- 105二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 11:04:11
- 106二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:15:42
- 107二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 13:13:49
イッシュの元チャンピオンだって伝ポケ相手にして負けたけど伝ポケ出したこと自体はルール破りとも何とも言ってないからな
- 108二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 21:41:17
10歳のカキツバタが6歳のアイリスと戦うんだったらアイリスが2体なのはハンデとして必要だと思う。一対一でカキツバタが勝ったとしても6歳相手には当然だからなぁ。
- 109二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 22:06:19
- 110二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 23:00:58
私怨!?
- 111二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 23:03:53
BW→BW2が2年、BW2→SMが2年なのは確定っぽいけどどうなんだろうね。BW時点のアイリスが10歳とか9歳ぐらい?
- 112二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 01:47:41
誰も悪くねえのが更に救いようのない袋小路へ突き進んでる感あるよな……
- 113二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 07:56:51
保守
- 114二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 15:38:29
やばい続きが楽しみすぎる
- 115二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 21:51:09
こっからどうやってブルーベリー学園入学になるんだろうなぁ。
- 116二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 23:12:51
これ荷造りして入学まで考えてる時点で10歳ってことは、このまま入学したら本編時点だと15か16
歳になるのか - 117二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 23:16:39
ブルーベリー学園入って4年くらいでそこから3年留年とかになるんかな
- 118124/01/05(金) 01:30:22
〜翌朝〜
「もうこんな時間か……」
時刻は昼を迎えるところだった 湿った枕に脇目も触れずまとめた荷物と書いただけの置き手紙を一瞥する
「はぁ…」
今もこうしているうちにアイリスは自身とぐんぐん差を開いているのにも関わらず自分はこんなところで燻っている
本当にこれでいいのだろうか
「オイラって…ほんと……」
その先は何も言えなかった 環境を変えたい しかしそれは今の環境から逃げるための言い訳でしかない
そんなことは一番カキツバタ自身がわかっていた しかしながらこれ以上この空間にいたくないというのもまた
嘘偽りない彼の本音であった
「寝よ………」
思考を放棄して夢の世界へと逃げた 枕はすっかり乾き切っていた - 119二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 02:06:12
- 120二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 07:09:02
「枕はすっかり乾き切っていた」←めっちゃすき
- 121二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 11:59:18
更新だあっ!
- 122二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 12:27:38
眠ればいつもの悪夢を見る、とっくの昔に現実へ追いついた悪夢を
- 123二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 17:24:53
続きが楽しみや
- 124二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:02:31
ほしゅ
- 125二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 00:20:33
200まで半分切ったけどどこで完結するんだろ
- 126二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 08:05:56
うおお続き待ってるよスレ主
- 127二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 16:02:00
ほほし
- 128二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 22:41:58
ほしゅー!
- 129二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 22:44:28
このレスは削除されています
- 130二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 04:00:51
- 131二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 12:13:57
続きめちゃくちゃ楽しみにしてる
- 132二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 14:17:42
あにまん民なんて皆そうよ
- 133二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 19:55:00
「半端な才能の持ち主は だいたいすぐに消えてっちゃう 壁にぶちあたって 挫折して 自棄になって 堕落して 普通の人よりも不幸になっちゃうの」
SS呼んでリップさんの言葉思い出して引用したけど、刺さる刺さる
お辛い… - 134124/01/07(日) 23:01:36
13日と14日は諸々の都合で一切スレに出れません スンマソン
- 135二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 23:29:45
もしかして:共通テスト
- 136二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 23:48:30
このレスは削除されています
- 137二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 09:01:27
ほしゅ
- 138二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 18:05:34
ほしゆ
- 139二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 18:36:00
- 140二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 20:58:53
ほしゅー
- 141二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 22:04:30
ほしゅ
- 142二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 07:10:08
ほしゅ
- 143二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 17:33:52
ほっしゅ
- 144二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 19:58:59
暗いのが好きってよりは横っ面にストレートもらって『グッ……』ってなりつつも『良いぞ!』って血を吐きながら向き直ってる感じですね
ダメージ自体はあるんです - 145二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 21:23:17
辛いのが好きというよりは、本編の補完みたいな感じで「こういう過去も有れば今はそうなるわな」って感じられるのが好き
- 146二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 06:18:22
ほしゅほしゅ
- 147二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 09:32:17
さっき見つけて一気に読んだわ
こういう解釈すごく好き - 148二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 17:34:05
丁寧に丹念に心が軋んでいく様子がすごく辛いけど逆に目が離せない良い概念だ
カキツバタ当人の心情が、地の文を除いて誰の目にも留まらないのもセットで - 149二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 22:57:09
永遠に続きを楽しみにしてる