タップダンスシチー実装されてほしい

1二次元好きの匿名さん21/09/02(木) 17:16:59

書いてみた
初めてで文書が変で読みづらいし話もクサいかもだけど頑張ったから読んでください

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季節は秋から冬へ変わる頃、此処府中競馬場でG1レースジャパンカップが行われる。
ボクのトレーナーはこのレースに強い思い入れがあるらしい。なんでも、昔このレースを見て感動したからトレーナーになったとのことだ。トレーナーはデビューしたてで結果が出せなかった時も、怪我をしてレースに出られなかった時も、ボクを応援してくれていたからこのレースを勝って恩返しとしよう。
何も難しいことはない。出走者の中では地力はトップクラスだし、枠番も1枠1番で先行バのボクにとっては出遅れさえしなければ距離のロスが無い分良い枠番だと言えるだろう。生憎馬場状態は重馬場だけどね。
正直スタートも重馬場も得意じゃないが、今日はそんな事も気にならない位に過去最高に調子が良い。スタートで失敗せずに自分の走りをすれば十分勝てるだろう。
そんな事を考えてる内に他の出走者達がゲートに入り始めた。どうやらボクは1番最後らしい。他の出走者が入り終わった後ボクもゲートに入った。
今ゲートが開く

───いざ、スタートしてみると驚く程上手くできた。
これまでもこれからもこれ以上は無いと断言できる完璧なスタートができた。ならば後はボクの走りをするだけだ。
緩いペースで直線ヨーイドンのレースなんてつまらないからちょっと速いペースで逃げていく。ボクの走りには本当は先行も逃げも無い、他の子に惑わされずただ自分のペースで自由に走るだけ。そうすれば勝てるって他ならぬボクのトレーナーが言っていた。
そう考えているといつの間にか最後の直線に入っていた。後ろを見れば他の子達はずっと後ろにいる。ボクの脚もまだまだ衰えない。ゴール板がすぐそこまで迫っている。
広い府中を一人旅、視線は全部僕の物。
嗚呼、皆見てくれ
これが───

───ボク達の走りだ