ダイスで正月っぽい怪異と麦わらの一味

  • 1二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:14:42

    正月っぽい怪異を作って一味を巻き込むよ

    一月中は正月って事でゆるゆる不定期更新

    書きたいときに書くよ

    怖かったり怖くなかったりするかもしれない

    十二話書けたらそれでおしまい


    怪異のテーマ

    1初夢2カルタ遊び3初詣4獅子舞5門松6達磨7独楽8双六9凧揚げ10おせち料理11お年玉12福笑い

    dice1d12=5 (5)


    お助け聖獣

    1子2丑3寅4卯5辰6巳7午8未9申10酉11戌12亥

    dice1d12=11 (11)


    一話目は誰が?(三人選出)

    1.ルフィ2.ゾロ3.ナミ4.ウソップ5.サンジ6.チョッパー7.ロビン8.フランキー9.ブルック10.ジンベエ

    dice3d10=10 7 6 (23)

  • 2二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:15:30
  • 3二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:16:12
  • 4二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:16:49
  • 5二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:17:24

    別の方が作ってくださった可愛い霊力・オカルト知識グラフ
    簡単に一味の差を知りたい人向け

  • 6二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:28:46

    おっ新作だ!
    今年も楽しみにしてます

  • 7二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:32:18

    新作!やった!!!めちゃくちゃ楽しみ!

  • 8二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:39:11

    第一話

    門松~戌~

    参加者:チョッパー・ロビン・ジンベエ


    ある島で探索を任されたチョッパー・ロビン・ジンベエは、竹と松が混在する不思議な林に迷い込んだ

    ロ「珍しいわね、自然に竹と松が同時に群生している場所があるなんて……」

    ジ「これで梅の木もあったらなお縁起がいいんじゃがのう!」

    チョ「梅!おれ知ってるぞ!桜に似て綺麗な花なんだよな!」

    不思議だがなかなか風情のある光景に、三人はにこやかに周囲を探索する

    と、そこに一匹の犬が走って来るのが見えた

    中型犬ほどの大きさで白い毛並みのその犬は、三人を見つけるとワンワンと吠え立ててきた!

    ジ「何じゃこの犬は!?」

    ロ「チョッパー!なんて言っているかわかる?」

    チョ「お、おい、ちょっと落ち着いてくれよ!えっと、此処に居ちゃいけない、危ない……!?」

    犬の警告に三人は顔を見合わせた

    その時である…!

    周囲の木々が騒めき始めた…!


    三人の危機察知判定

    霊力とオカルト知識の合計値でダイス

    低い数字が出れば危機を察知し奇襲を防げるぞ!


    チョッパー:133

    dice1d200=191 (191)

    ジンベエ:122

    dice1d200=135 (135)

    ロビン:46

    dice1d200=84 (84)

  • 9二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:40:14

    みんなたっけぇ!!!!

  • 10二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:43:13

    突然の事に三人は身構える事すらできなかった…!

    三人に向かって謎の物体が飛んでくる!!

    しかしそれに対し彼等の傍に居た白い犬が、バッと飛び掛かり攻撃を防ごうと試みるぞ!


    謎の物体の攻撃力

    dice1d100=4 (4)


    白い犬の守護力

    dice1d100=91 (91)


    攻撃力より守護力が高ければ、奇襲攻撃を防げるぞ!

  • 11二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 16:43:47

    白いわんこスゲェ!!

  • 12二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:09:21

    白い犬によって謎の物体は弾き飛ばされ、地面にたたきつけられた!
    ロ「今のは一体…!?」
    ジ「奇襲じゃ!危ないところじゃった!」
    チョ「わ~!?お前大丈夫か!?怪我はないか!?」
    驚くロビン、奇襲に気付き警戒するジンベエ、犬に駆け寄るチョッパー
    犬は特に傷を負った様子もなく、チョッパーに対して尻尾を振っている
    ロ「いったい何が襲ってきたの…?」
    ロビンが恐る恐る謎の物体の方を見ると…

    なんとそれは青々とした一本の門松だった!

    ロ「こ、これは……門松?確かワノ国の歴史書に書いてあった、新年に飾られる飾りだったかしら……?」
    ジ「ふむ、縁起物じゃな…しかしなぜこんなものが…?」
    チョ「これ、普通の植物の気配じゃない…怪異化してるんじゃないかな?」
    三人が門松を前に考察していると、白い犬が再びワンワンと吠え立てた。
    チョ「えっ!?大変だ!おれ達、また変なのに狙われてるって!」
    ロ「まあ…!このワンちゃんは何故その事を?」
    チョ「えっと…この子は十二匹いる年神の聖獣なんだって。おれ達、あっちの世界じゃもう随分有名になっちゃったみたいだ…。怪異が新しい年にかこつけておれ達を狙ってるらしい!」
    ジ「何と迷惑な!新年早々怪異の相手などしておれんぞ!」
    チョ「だから聖獣たちもおれ達に力を貸しに来てくれたんだ。できる限り厄が来ないように守護してくれるって!」
    ロ「そうだったのね。可愛くて頼もしい聖獣さんね。ありがとう」
    ロビンが犬の聖獣の頭を撫でると、犬は嬉しそうに尻尾を振り、再び数度吠えた。
    チョ「この竹と松の林は怪異の結界の中らしい!今すぐ出よう!それまではこの子がおれ達を守ってくれる!」

    というわけで三人は犬の聖獣と共にサニー号へと戻る道を駆けだした!

  • 13二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:13:19

    林を抜けるまでの間、門松の怪異が攻撃してくるぞ!


    門松の怪異の攻撃!

    対象

    1チョッパー

    2ロビン

    3ジンベエ

    dice1d3=3 (3)


    謎の物体の攻撃力

    dice1d100=79 (79)


    白い犬の守護力

    dice1d100=70 (70)

  • 14二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:22:23

    林の奥から再び門松が突っ込んでくる!

    犬の聖獣がそれを防ごうと飛び掛かるが門松は急に角度を変えそれを避けると、ジンベエに向かってその尖った竹を飛ばしてくる!

    ジ「むっ!来たか!」


    ジンベエの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    数値より低ければ攻撃を防げるぞ!

    ジンベエ:122 

    物理攻撃の為-10

    更に犬の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=68 (68)

  • 15二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:27:22

    ジ「甘いわ!」

    ジンベエは飛んできた門松を腕で弾き飛ばし、傷を負う事なく防ぎきる!

    ロ「流石ね!ジンベエ!」

    チョ「敵も聖獣の存在を察してるみたいだ!出口まで気を付けて!」

    ジ「むう、して出口まではあとどのくらいだ…!?」


    1まだ遠い

    2あと少しかかる

    3出口が見えてきた


    dice1d3=1 (1)

  • 16二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:30:34

    チョ「まだ遠いって!空間が歪んでるみたいだ!気を付けて!」

    聖獣の言葉を訳すチョッパー

    門松の怪異はまだまだ襲い掛かって来るぞ!


    門松の怪異の攻撃!


    対象

    1チョッパー

    2ロビン

    3ジンベエ

    dice1d3=2 (2)


    謎の物体の攻撃力

    dice1d100=16 (16)79 (79)


    白い犬の守護力

    dice1d100=

  • 17二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:32:10

    ダイスミスったので振り直し


    謎の物体の攻撃力

    dice1d100=99 (99)


    白い犬の守護力

    dice1d100=70 (70)

  • 18二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:35:56

    今度はロビンに向かって門松が飛んでくる!

    犬の聖獣は懸命にそれを防ごうとするが、その門松はあまりに勢いがよく彼を弾き飛ばしてしまう!

    ロ「ワンちゃん!」


    ジンベエの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)


    数値より低ければ攻撃を防げるぞ!


    ロビン:46

    物理攻撃の為-10

    更に犬の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=10 (10)

  • 19二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:42:21

    コピペミス起きてるけど許して…


    ロビンは己のハナハナの実の能力を使い門松を掴んで放り投げ、同時に弾き飛ばされた聖獣を抱えて助ける事が出来た!

    ロ「動物に酷い事するなんて、いけない怪異さんね…」

    チョ「ロビンすげぇ!」

    ジ「うむ、大したもんじゃ!」

    チョッパーとジンベエが褒める中、ロビンに抱えられた聖獣が申し訳なさそうにクーンと鳴く

    ロ「あら、気にしないで。あなたのおかげで私達は怪異に狙われている事を知れたのだから…」

    ロビンの微笑みに、犬の聖獣は再び尻尾を振って地面へと降り立ち駆け出した!


    出口まであと少し!

    次の攻撃がやって来るぞ!

    門松の怪異の攻撃!


    対象

    1チョッパー

    2ロビン

    3ジンベエ

    dice1d3=3 (3)


    謎の物体の攻撃力

    dice1d100=69 (69)


    白い犬の守護力

    dice1d100=80 (80)

  • 20二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:48:44

    三度目の攻撃はジンベエに向かってきた

    しかし気を取り直した犬の聖獣によって防がれる!

    ロ「その調子よ!ワンちゃん!」

    ジ「流石聖獣じゃ!助かるわい!」

    チョ「出口が見えてきた!みんな、あとちょっとだぞ!」


    竹と松の数が次第に減っていき、林が途切れ途切れになっていく

    そして開けた場所が見えてきた!

    しかし門松の怪異は諦めず、最後の攻撃を仕掛けてくるぞ!


    対象

    1チョッパー

    2ロビン

    3ジンベエ

    dice1d3=2 (2)


    謎の物体の攻撃力

    dice1d100=61 (61)


    白い犬の守護力

    dice1d100=77 (77)

  • 21二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:55:58

    最後に門松がロビンに向かって飛んでくる!
    しかし犬の聖獣はそれに向かって飛び掛かり、地面へと叩きつけた!

    三人は林の出口へと走り抜け、怪異の作った結界の中から脱出する事に成功した!

    チョ「はあはあ、こ、これでもう大丈夫だ…!最初の怪異を防ぎきったぞ…!」
    ジ「やれやれ、一度だけでも一苦労じゃというのに、あと何回あるんじゃ?」
    ロ「年神の聖獣は十二匹いると言っていたから、あと十一回じゃないかしら…?」
    ロビンの考察に、犬の聖獣がワンと鳴き、霞のように消えてしまった…

    チョ「ロビンの言う通りだって…」
    これから来るであろう災難に、三人は顔を見合わせため息をつくと、サニー号へと引き返す。

    次の怪異と聖獣は果たしてどんなものなのか?
    そして誰が遭遇する事になるのか?
    新年の怪異はまだ始まったばかりである

    第一話 完

  • 22124/01/02(火) 17:56:54

    飯食ってくる
    更新するのはたぶん20時以降だよ

  • 23二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 17:57:40

    わんちゃんつよい……

  • 24二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 18:32:10

    アマ公かな?

  • 25二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 18:36:58

    あけましておめでとう、新作楽しみにしてました
    ワンちゃん格好良かったよー!

  • 26124/01/02(火) 20:11:46

    再開だよ


    怪異のテーマ

    1初夢2カルタ遊び3初詣4獅子舞5達磨6独楽7双六8凧揚げ9おせち料理10お年玉11福笑い

    dice1d11=7 (7)


    お助け聖獣

    1子2丑3寅4卯5辰6巳7午8未9申10酉11亥

    dice1d11=8 (8)


    一話目は誰が?(三人選出)

    1.ルフィ2.ゾロ3.ナミ4.ウソップ5.サンジ6.チョッパー7.ロビン8.フランキー9.ブルック10.ジンベエ

    dice3d10=4 4 9 (17)

  • 27二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 20:18:39

    頭が出たため一人振り直し

    1.ルフィ2.ゾロ3.ナミ4.サンジ5.チョッパー6.ロビン7.フランキー8.ジンベエ


    dice1d8=8 (8)

  • 28二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 20:19:34

    双六……ワンピースのすごろくゲームってあったっけ?

  • 29二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 20:47:18

    第二話

    双六~未~

    参加者:ウソップ・ブルック・ジンベエ


    とある夜の事である…

    ウソップ・ブルック・ジンベエの三人は船で就寝していたと思ったら、奇妙な場所で目を覚ました

    まず目についたのは人間一人分はある巨大なサイコロだ。六面で白い側面に赤と黒の丸で出目の数字が書かれている

    そしてこの地は天井も壁もない広々とした空間だが、床一面にマスが描かれており、察しがいい者ならばこれが巨大な双六である事が理解できるだろう

    ジ「これは…件の怪異か!ウソップ、ブルック!大事ないか!?」

    ブ「ええ、私達寝ていたはずなんですがね…また夢か何かでしょうか?」

    ウ「うええぇ、空気が重めぇ…!こんな所で双六なんてやれってのかよぉ!」

    ウソップの言う通り、この地には重々しい空気が流れており、誰かに見られているような、そんな気配を三人は感じていた

    ジ「マス目の数は…十二個か?」

    ブ「サイコロを振ればいいんでしょうが…何が起こるかわかりませんし、恐ろしいですね…」

    ウ「怪異が作った双六なんて絶対碌なもんじゃねぇ!誰か助けてぇ!!」

    その時である…!

    「メェー」

    間の抜けた鳴き声が聞こえ、上から一匹の羊が降ってきた!

    ジ「おお…!こやつは…!」

    ウ「ジンベエ達が言ってた聖獣か!?しまったなぁ、チョッパーが居れば言葉が分かったんだけど…」

    ブ「居てくれるだけでありがたいですよ。羊さん、私達はこれからどうすればいいのでしょう?」

    ブルックに話しかけられた羊は巨大なサイコロをこつんと叩いた

    するとサイコロは不思議な事にコロコロと転がり、ある出目を出した…

    dice1d6=6 (6)

  • 30二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 20:53:43

    ダイスの本来の使い方

  • 31二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 20:56:48

    もこもこの毛並みの羊は、出た目のマスに向かって歩いていき、メェと一鳴きして三人を呼んだ

    ブ「これは…やるしかないというわけですね…」

    ジ「一気に六マスも進むとは、流石聖獣じゃのう!」

    ウ「ううっ…仕方ねぇ!聖獣がいるんだ!やってやらぁ!」

    三人は十二のマス中六マス目まで進んでいく


    マス目イベント

    1敵の攻撃(小)

    2ダイス数進める

    3ダイス数戻る

    4一回休み

    5スタートに戻る

    6敵の攻撃(大)


    dice1d6=4 (4)

  • 32二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:10:30

    三人が六マス目に留まった瞬間…マスの中が輝き文字を浮かび上がらせた

    『一回休み』

    次の瞬間、三人の身体が突然硬直し、その場から動けなくなった!

    ウ「うっ!?動けねぇ!?」

    ジ「くっ、運がいいと思いきやこれか!?」

    ブ「いやでも、私達しかいないのに一回休みって…?」

    ブルックの疑問は、すぐに解消される

    背後からドンっと何かが落ちる音が聞こえ、三人は振り返る

    六マス目よりずっと離れたスタートのマス…

    其処に巨大な人型の石像が置かれていた

    非常に精巧に作られたその石像は、恐怖に歪んだ表情を浮かべていた…

    ジ「何じゃあれは!?」

    ブ「あ~なるほど…私達だけでは双六になりませんものね…あれがお相手の駒という事なのでしょう」

    ウ「あの石像…妙にリアルだな…ま、まさかこの双六に負けたら、おれ達駒にされちまうのか!?」

    ジ「なんじゃと!?」

    ブ「そ、そんな!?」

    驚愕の事実の中、羊は暢気にメェと鳴く

    するとサイコロが勝手に動き出した…

    dice1d6=4 (4)

  • 33二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:12:34

    サイコロが出した数字は四。石像は四マス目まで進み、マスが光り輝き文字を浮かび上がらせる


    マス目イベント

    1石像の破壊

    2ダイス数進める

    3ダイス数戻る

    4一回休み

    5スタートに戻る

    6ウソップ達への攻撃


    dice1d6=2 (2)

  • 34二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:17:32

    浮かび上がった文字は『サイコロをもう一度振り出た目の数だけ進む』というもの

    ウ「お、おいやべぇぞ!おれ達、このあと一回休みなのに!」

    ブ「しかしこの世界が双六の世界ならば、ルール上、我々にはどうする事も…!」

    ジ「聖獣よ…!何とかならんか!?」

    焦る三人の様子に、羊の聖獣はやれやれと言った様子でサイコロの方へと歩き出した


    羊の聖獣の妨害

    50以下の出目が出れば成功とする

    成功するとサイコロの出目が1で固定される

    dice1d100=98 (98)

  • 35二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:21:54

    こつんとサイコロに頭突きした羊だったが、しばらくしてこちらに戻って来る

    そして『すまん、無理だったわ』と言わんばかりに首を横に振った

    ウ「うぇえええ!?そんな!?」

    ブ「すいません、もうちょっとやる気出してもらっていいですか!?」

    ジ「ず、随分のんびりした聖獣じゃのう…」


    と言っている間にサイコロが転がり始める

    dice1d6=1 (1)

  • 36二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:26:36

    こんなことある?


    出た目の数は一…石像は更に一マス分進み、五マス目で止まった…

    ウ「あぶねぇぇ!!助かった!!」

    ジ「怪我の功名じゃわい!」

    ブ「貴方、本当に失敗したんですか?」

    喜ぶウソップとジンベエ、訝しげな目線を向けるブルックに羊は誤魔化すようにメェーと間抜けな鳴き声を上げた…


    マスが光り輝き、文字を浮かび上がらせる…

    マス目イベント

    1石像の破壊

    2ダイス数進める

    3ダイス数戻る

    4一回休み

    5スタートに戻る

    6ウソップ達への攻撃

    dice1d6=5 (5)

  • 37二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:33:29

    なんという事だろう!!

    マス目に浮かび上がった文字は『スタートに戻る』!!

    石像は瞬間移動し、スタート地点のマスに戻ってしまった!!


    ウ「うおおおっ!?マジか!?」

    ブ「どうやらこの世界のルールは主に対しても公平に働くようですねぇ」

    ジ「なんじゃろう、この幸運も聖獣の加護という事じゃろうか?」


    だがしかし、ウソップ達は一回休み

    サイコロが再び勝手に動き出した…

    dice1d6=1 (1)

  • 38二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:38:53

    先ほどからウソップ達に幸運が続いている

    敵の駒である石像が一マス分進み、マス目が光り輝き始める…

    と、その時羊の聖獣が動いた…!


    羊の聖獣の妨害

    50以下の出目が出れば成功とする

    成功するとイベントが一回休みで固定される


    dice1d100=22 (22)

  • 39二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:45:31

    『メェェェェェェッ!!』

    甲高い羊の雄叫びが空間に響き渡る!

    一マス目の光が一瞬揺らぎ、文字が浮かび上がった…

    『一回休み』


    ウ「や、やった!あいつやりやがった!!」

    ブ「凄い力ですね…!ルールを無視してイベントを固定させました…!」

    ジ「呑気者と思っておったが、やはり聖獣。今のうちに少しでもゴールに近づくんじゃ!」

    三人に褒められた聖獣は、ドヤ顔をしながらサイコロをこつんとつついた…

    dice1d6=2 (2)

  • 40二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:49:41

    出た目の数は二…三人は八マス目へと到着する

    ウ「頼むから悪いイベントは起きないでくれ~!」

    ジ「そんな事を言っては本当になるぞ、ウソップ」

    ブ「ヨホホッ、フラグって奴ですねぇ~!」


    マス目が光り、文字が浮かび上がる…


    マス目イベント

    1敵の攻撃(小)

    2ダイス数進める

    3ダイス数戻る

    4一回休み

    5スタートに戻る

    6敵の攻撃(大)


    dice1d6=5 (5)

  • 41二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:50:05

    ガーン!?

  • 42二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:54:50

    爆速でフラグを回収した三人は、瞬間移動しスタート地点に戻ってしまった…


    ウ「ナンデ…ドウシテ…」

    ブ「げ、元気出してください!あっちは羊さんのおかげで一回休みです!私達の順番ですよ!」

    ジ「なんともじれったいのう…、ともかく先に進むほかあるまい…!」


    落ち込むウソップを励ます他二名

    羊の聖獣はそんな彼らを呆れた様子で眺めた後、再びサイコロを転がした


    dice1d6=6 (6)

  • 43二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:58:13

    ブ「ほ、ほら!羊さんが六を出してくれましたよ!」

    ウ「……?これって、一回止まったマスのイベントはどうなるんだ?」

    ジ「むっ、普通の双六ならばマスに書かれている文字は同じだろうが…怪異じゃからのう…?」


    ともかく進んでみる事にした三人


    六マス目の文字は…


    1変化なし(一回休み)

    2変化あり(イベントダイスを振る)

    dice1d2=2 (2)

  • 44二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 22:07:26

    六マス目までやって来た三人は、マスに書かれていた文字に変化が起こっている事に気が付く

    その文字は…


    マス目イベント

    1敵の攻撃(小)

    2ダイス数進める

    3ダイス数戻る

    4スタートに戻る

    5敵の攻撃(大)

    6なにもなし

    dice1d6=2 (2)

  • 45二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 22:12:04

    浮かび上がった文字は『サイコロをもう一度振り出た目の数だけ進む』


    ウ「やった!これでさっきの遅れを取り戻せる!!」

    ブ「ふう、ウソップさんも元気を取り戻してくれて何よりです」

    ジ「よし、聖獣よ。サイコロを頼む」

    運よく先に進める事になった三人は喜び、ジンベエに頼まれた羊がサイコロをコロンと転がす…

    dice1d6=3 (3)

  • 46二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 22:22:00

    出た目の数は三…三人は九マス目までやって来た

    ウ「えーと、スタート地点から数えると…あとニマスだな!」

    ジ「賽の目は二を出さねばならんのか?それ以上は戻らねばならんのじゃろうか?」

    ブ「そこはサイコロを振ってみないと解りませんね…できればあまり長居したくないのですが…」

    緊張の面持ちの三人だが、まずはこのマスのイベントが待っている…


    マス目イベント

    1敵の攻撃(小)

    2ダイス数進める

    3ダイス数戻る

    4一回休み

    5スタートに戻る

    6敵の攻撃(大)


    dice1d6=5 (5)

  • 47二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 22:27:41

    マス目が光り輝き文字が浮かび上がる!

    『スタートに戻る』

    ウ「な、な、な、なんでぇぇぇっ!?」

    ウソップが悲痛な声を上げ、膝をつく

    三人の身体が瞬間移動しようとしたその時である…!


    『メェェェェェェッ!!』

    羊が再び雄たけびを上げた…!


    羊の聖獣の妨害

    50以下の出目が出れば成功とする

    成功するとイベントが変更される


    dice1d100=6 (6)

  • 48二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 22:33:02

    一度決定したイベントが変更される…!

    雄叫びを上げた羊はゼエゼエと荒く息を吐き、膝をつく

    どうやら強いルールにはより強い力を使って妨害せねばならないようだ

    ウ「お、おい!大丈夫か!?」

    ウソップが慌てて羊に駆け寄る

    ウ「すまねぇ…!おれ達が不甲斐ないばっかりに無理させちまって…!」

    ジ「むう、急がねば聖獣の方も参ってしまいそうじゃな…」

    ブ「ええ、羊さんの為にも早くゴールに向かいましょう…!」


    だがまずは、変更されたイベントを決めなくてはならない!

    マス目イベント

    1敵の攻撃(小)

    2ダイス数進める

    3ダイス数戻る

    4一回休み

    5敵の攻撃(大)

    6なにもなし


    dice1d6=2 (2)

  • 49二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 22:50:30

    これは運がいい!マス目の文字は再度サイコロを振り先に進ませるものだった!

    ウ「よし、二人とも手伝ってくれ!おれ達でサイコロを動かすんだ!」

    ブ「あの…いま私たちのサイコロの出目は三で止まってますよね?これをこっち向きに倒すと…出目が二になるんですが…」

    ジ「それは…ズルにならんか?いや待てよ?これだけ巨大なサイコロだ。わし等の力で振り転がすのは難しい。ならばせいぜい一面動かす程度しか出来んじゃろうな?ウソップ?」

    チラリと目配せをしたジンベエにウソップは頷いた

    「お、おう!その通りだ!聖獣は疲れてるし、おれ達が動かせるのは向きを変えるくらい!ってことで、協力して二が上になるよう動かすぞ!」


    三人による巨大サイコロの操作

    三人の霊力を合わせて出目が二になるようにサイコロを倒すぞ!

    ウソップ霊力98+ブルック霊力85+ジンベエ霊力53=236

    この数字より低い数字を出せば成功とする

    dice1d236=167 (167)

  • 50124/01/02(火) 22:51:36

    申し訳ない!ダイスの振り方を間違えた!

    ちょっとやり直すよ!!

    ウソップ霊力98+ブルック霊力85+ジンベエ霊力53=236

    この数字より低い数字を出せば成功とする

    dice1d300=35 (35)

  • 51二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 23:06:24

    三人はこっそりと霊力を込めて巨大なサイコロを押し転がした

    三の数字がてっぺんを向いていたサイコロはいとも簡単に倒れ、出目が二へと変更された…


    ウ「よし!ゴールへ進むぞ!」

    ブ「ヨホホホッ、上手くいってよかったですねぇ!」

    ジ「さあ聖獣よ、あと少しじゃぞ…!」

    三人がゴールのマスへと歩を進めた…その時である…!


    『ズルした?』

    『ズルした』

    『ズルしたズルしたズルしたずっとズルしてた』


    『ずるいずるいずるいずるいずるい』


    何処からともなく無数の声が響いてくる…


    怪異の攻撃

    対象

    1ウソップ

    2ブルック

    3ジンベエ

    dice1d3=3 (3)


    怪異の攻撃力

    dice1d100=64 (64)


    羊の聖獣の守護力

    dice1d100=27 (27)


    攻撃力より守護力が高ければ攻撃を防げる

  • 52二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 23:12:44

    怪異が使っていたであろう敵の駒、人型の石像が浮かび上がりジンベエ襲う!!

    そこへ聖獣が彼を庇おうと前に出るが…無理な妨害行為をしたせいで弱っていたのか、石像に弾き飛ばされてしまう!

    ジ「いかん!!よすんじゃ聖獣よ!!」

    ジンベエは慌てて聖獣を守ろうと身構える…


    ジンベエの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    数値より低ければ攻撃を防げるぞ!

    ジンベエ:122 

    物理攻撃の為-10

    更に羊の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=54 (54)

  • 53二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 23:23:25

    ジンベエは聖獣と石像の前に立ち、石像を受け止めるとそのまま放り投げた!

    石像は空中で停止し、その恐怖の表情を浮かべたまま三人を見下ろしている…


    ウ「ひっ、お、怒らせちまった!!どうしよう!!」

    ブ「落ち着いてください、ウソップさん!言ったでしょう!こうなったらやるしかないと!」

    ジ「そうじゃ!グダグダと行ったり来たりさせられるより、ずっと分かりやすくていいわい!」

    怯えるウソップに、二人が励ましの言葉をかける…

    そして弱り果てた羊が小さくメェと鳴いた…

    ウ「…羊…メリー…わかった!今度はおれ達が助ける番だ…!」


    三人の攻撃(霊力合体)

    ウソップ霊力98+ブルック霊力85+ジンベエ霊力53=236

    怪異の耐久力ダイスと対抗し、高ければ勝利とする

    低ければ再度怪異からの攻撃が来る

    三人の攻撃力

    dice1d236=33 (33)


    怪異の耐久力

    dice1d300=48 (48)

  • 54二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 23:27:43

    三人の霊力を合体させた弾をパチンコで放ったが、石像はひらりと空中で身を翻しそれをかわした…!

    ウ「くそっ!見た目よりすばしっこい!空を飛ぶなんてずりぃぞ!」

    ブ「まあ私達も聖獣がいますし、いっぱいズルしましたから…」

    ジ「こんな場所に閉じ込められとるのにズルも何もないわい!命のやり取りじゃ!油断するなよ!」


    怪異の攻撃


    対象

    1ウソップ

    2ブルック

    3ジンベエ

    dice1d3=1 (1)


    怪異の攻撃力

    dice1d100=45 (45)


    羊の聖獣の守護力

    dice1d100=54 (54)


    攻撃力より守護力が高ければ攻撃を防げる

  • 55二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 23:34:39

    怪異は霊力を放ったパチンコを持つウソップを狙い、石像を操ってきた!

    ウ「うわっ!?」

    ウソップ目掛けて飛んでくる石像!しかし…

    『メェェッ!』

    羊が鋭く一鳴きし、石像が弾き返される!

    羊の守護を受けたウソップはほっとするが、羊が一段と弱った様子なのを見て心配そうな表情をする

    ウ「あ、ありがとう!だけどあんま無理すんなよ!」

    ブ「そろそろ帰らないと、本格的にこの子の具合が悪くなってしまいますね」

    ジ「これ以上奴に付き合ってられん!次で決めるぞ!!」


    三人の攻撃(霊力合体)

    ウソップ霊力98+ブルック霊力85+ジンベエ霊力53=236

    怪異の耐久力ダイスと対抗し、高ければ勝利とする

    低ければ再度怪異からの攻撃が来る

    三人の攻撃力

    dice1d236=165 (165)


    怪異の耐久力

    dice1d300=241 (241)

  • 56二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 23:42:18

    真剣な表情になった三人が放った霊力の攻撃!

    しかしそれをあざ笑うかのように、石像が高速で動き回りかわしてしまう!


    ジ「クッ!ちょこまかと動きおって!」

    ブ「まずいですね…これ以上羊さんに負担をかけるわけには…」

    ウ「おい、もういい!これ以上おれ達を庇っちまったら、お前、死んじまうぞ!」

    弱った羊の聖獣を心配する三人…しかし羊の聖獣は立ち上がり、怪異に向かって雄たけびを上げる…!

    『メェェェェェェッ!!』


    羊の聖獣の妨害

    50以下の出目が出れば成功とする

    成功すると怪異の耐久力が半減する


    dice1d100=6 (6)

  • 57二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 23:48:07

    羊さーん!

  • 58二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 23:48:43

    その甲高い雄たけびを聞いた怪異の石像に、ビキビキとヒビが入った!

    聖獣は全ての力を使い果たしたのか、その場に倒れ蹲る……!


    ウ「お、おい!しっかりしろ…!!」

    ウソップは倒れた羊に駆け寄り青ざめる…しかしジンベエとブルックは怪異に向かって身構える!!

    ジ「ウソップ、立つんじゃ!!チャンスは今しかない!!」

    ブ「力を貸してくれた羊さんの為にも、もう一度頑張りましょう!!」

    ウ「っ、わかった…!」

    ウソップは立ち上がり、パチンコを握り締め狙いを定めた…!


    ウ「喰らえぇっ!!霊力星トリプルバージョン!!」


    三人の攻撃(霊力合体)

    ウソップ霊力98+ブルック霊力85+ジンベエ霊力53=236

    怪異の耐久力ダイスと対抗し、高ければ勝利とする

    低ければ再度怪異からの攻撃が来る

    三人の攻撃力

    dice1d236=206 (206)


    怪異の耐久力(羊の妨害の為半減)

    dice1d150=59 (59)

  • 59二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 00:03:24

    『ぎゃあああああああああっ!!』
    凄まじい叫び声が空間に響いた…!
    視界が揺らぎ、三人は立っていられなくなる…!
    ウ「世界が終わる…!元の世界に戻らねぇと…!」
    ジ「じゃが、どうやって!?」
    ブ「見てください!羊さんが…!!」
    ブルックが指さした方を見ると、羊の聖獣が白い光に包まれていた
    羊の聖獣はウソップ達の方へと歩み寄ると、メェと優しく一鳴きし、彼等を光で包み込んだ
    ウ「お前…!弱ってたのに、大丈夫なのか!?」
    ブ「ウソップさん、彼も私達を連れ帰るまでが仕事なのでしょう。その心意気に感謝しましょう」
    ジ「わし等も不甲斐なくてすまんかったのう。おぬしのおかげで助かったぞ」
    ブ「ええ、本当にお世話になりました…」
    ウ「……!お前も仲間達のところに帰ったら、ちゃんと元気になれよ?助けてくれて、本当にありがとう……!」
    三人の言葉に、羊の聖獣の顔が笑ったように見えた…
    そして光は全てを包み込み…
    三人はサニー号の中で目を覚ました…

    羊の聖獣がどうなったのかは、三人にはわからない
    だがきっと無事仲間の元へと戻れただろうと、彼等は信じている…

    第二話 完

  • 60二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 00:06:27

    今日はここまでだよ
    第二話、滅茶苦茶時間かかってすまなかったね
    スレ主のダイス運が悪かったせいで…
    まだ二話なのに四分の一もスレが進んじゃった…
    まあ、多分足りなくなるのは想定済みだから200行ったら次スレ立てるね
    続きは明日だけど時間は未定だよ
    朝かもしれないし昼かもしれないし夜かもしれない
    書きたいときに書く不定期更新だよ
    じゃあまた明日どっかで会おう!

  • 61二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 07:59:47

    羊…メリー号
    アカン、脳内にあのシーンが…(泣)

  • 62二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 13:16:52

    やあ、皆お昼ご飯は食べたかな?再開するよ!


    怪異のテーマ

    1初夢2カルタ遊び3初詣4獅子舞5達磨6独楽7凧揚げ8おせち料理9お年玉10福笑い

    dice1d10=6 (6)


    お助け聖獣

    1子2丑3寅4卯5辰6巳7午8申9酉10亥

    dice1d10=6 (6)


    一話目は誰が?(三人選出)

    1.ルフィ2.ゾロ3.ナミ4.ウソップ5.サンジ6.チョッパー7.ロビン8.フランキー9.ブルック10.ジンベエ

    dice3d10=1 9 9 (19)

  • 63二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 13:20:50

    一名かぶりが出たので振り直し

    そして話数コピペ直し忘れてたのに今気づいた…次回から直すよ


    1.ゾロ2.ナミ3.ウソップ4.サンジ5.チョッパー6.ロビン7.フランキー8.ジンベエ

    dice1d10=7 (7)

  • 64二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 13:40:49

    今度のお助けはヘビさんか

  • 65二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 13:42:46

    第三話

    独楽~巳~


    参加者:ルフィ・フランキー・ブルック


    その島は丸い形をしており、外側から内側にかけてぐるりと円を描くように街が広がっている珍しい立地の島だった

    麦わらの一味は資材の補充がてら数名に別れて町を観光する事になった

    そしてルフィ・フランキー・ブルックの三名は、街の中央にある広場で独楽回し大会が開かれているのを発見する

    ブ「どうやらこの島は独楽が民芸品として売られているようです。こうやって大会を開いて観光客を招いているようですね!」

    フ「おっ、あっちに手作り独楽の体験コーナーってのもあるな!自分で作ったもんを土産にできるのはいいもんだぜ」

    ル「へぇ~!たっのしそ~!!おれ達も参加しよう!」

    フ「おう!それなら俺が特製の独楽を作ってやらぁ!」

    ブ「船大工ってそんなものまで作れるんですか?」

    フ「そんな訳ねぇだろ、独楽は独楽職人が作るのが一番いい。でも作った事ねェもんを作ってみるのも楽しいもんだぜ」

    ル「いいなぁ!おれも作ってみてぇ!」

    ブ「じゃあ折角ですしみんなで自分の独楽を作ってみましょうか?」


    というわけで三人は手作り独楽の体験コーナーに向かい、自分だけの独楽を作成する事にした…


    独楽の完成度判定

    100に近い程よく回る独楽が作れ、1に近い程あまり回らない独楽になる

    ルフィ

    dice1d100=27 (27)

    フランキー

    dice1d100=56 (56)

    ブルック

    dice1d100=81 (81)

  • 66二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 13:59:02

    サイボーグ船大工のフランキーは、細かい作業用の腕を使い器用に作成し、そこそこ回る独楽が完成した
    フ「まあ初めて作ったにしちゃこんなもんか?もうちょっと練習が居るな…」
    ル「フランキー!おれの独楽見てくれ!」
    キラキラした瞳で独楽を見せてくるルフィ
    形は歪で色の塗り方もおおざっぱだが、それでも楽しそうなルフィにフランキーは苦笑する
    フ「おう、頑張ったじゃねぇか!!」
    ル「でもこれ全然回らねぇ!なんでだ!?」
    フ「重心が悪いのかもな、どれ見せてみろ…」
    と、そこにブルックがやって来る
    ブ「フランキーさん、私のも見てもらっていいですか?」
    そう言って見せてきた独楽は、綺麗な円を描いて回りだす
    フ「おおっ!?やるじゃねぇかブルック!お前、器用だなぁ…」
    ブ「ヨホッ、約50年暇してましたから、手慰みに色々やってた甲斐がありましたかねぇ」
    ル「すっげぇ!!フランキーのより回ってんな!?」
    フ「俺ももう一度作り直すか…」
    などと互いの独楽を見せ合っていた時である…!

    「おい、なんだこれは!?」
    「キャーッ!」
    「うわああっ!!」
    突然、独楽回し会場の方から騒ぎ声が聞こえだした!
    中には悲鳴や怒声が入り混じっている!

    フ「何だぁ!?何の騒ぎだ!!」
    ル「あっちから変な気配がする!!」
    ブ「これは…まさか怪異!?皆さん、行ってみましょう!!」
    三人が独楽回し会場の方へ駆けつけると、そこには驚きの光景が広がっていた…!

  • 67二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 14:26:50

    独楽・独楽・独楽!!
    空中に浮かぶ大小さまざまな独楽が、グルグルと円を描きながら人々に向かって飛んできている!!
    異常事態に人々は逃げまどい、独楽回し会場は三人以外誰も居なくなってしまった…
    ル「ブルック!!これって前に言ってたやつか!?」
    ブ「恐らくそうでしょう!!今回は独楽の怪異というわけですか…!!」
    フ「だったら近くに聖獣が居るはずだぜ!早く合流しねぇと…!」
    ル「独楽回し大会、おれも参加したかったのに…アイツ、許せねぇ!」
    聖獣を探し、周囲を見回す三人…すると一個の白い独楽が三人の目の前に落ちてきた!
    フ「うおっ!?なんだぁ!?」
    ブ「敵ですか!?」
    ル「…いや、コイツは違うよ」
    そう言ってルフィは独楽から何かを引き剥がした…

    『シューッ!』
    それは真っ白な鱗の長い身体を持つ一匹の蛇であった!
    チロチロと舌をだし、ルフィの腕に絡みついた蛇は、己が巻きついていた独楽をじっと見つめる
    ル「コイツが聖獣だろ?ブルック」
    ブ「白い色の動物…恐らくそうでしょうね」
    フ「さっきから独楽ばっかり見てんな…まさか独楽には独楽をってことか!?」
    ブ「…よもやこの蛇さんはご自身の身体を使ってこの独楽を回せと…?」
    『シューッ!』
    ル「チョッパーじゃないけど、なんとなくそうだって言ってる気がするぞ!」
    フ「マジかよ…」
    ブ「聖獣さん達、身体を張りすぎじゃないですか?そこまでして私達を助けてくださる理由がわかりません…」
    ル「うーん、お前、本当にそれでいいのか?」
    『シューッ!』
    蛇の聖獣は縦に頭を揺らし、再び独楽に巻きついた…
    ル「よし分かった!俺に任せとけ!」
    フ「ここまでされちゃ、おれ達もやるっきゃねぇな!」
    ブ「まずは敵数の確認です!目視できるだけでも結構な数が怪異化していますよ……!」

  • 68二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 14:28:28

    独楽の怪異の総数

    最低保証12

    dice1d100=80 (80)


    独楽一個につき攻撃力は1とする

  • 69二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 14:32:17

    めっちゃ多い!前のフランキーVS不幸の手紙みたいなことにならなきゃいいけど…

  • 70二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 14:52:05

    フ「ざっと見て70から80ってところか…」

    ブ「流石に多いですね…いっぺんに片付けるのは無理でしょうか?」

    ル「おれが蛇の独楽を回す!フランキーとブルックは、お前らが作った独楽に霊力を込めて回してくれ!」

    フ「霊力と独楽の出来を考えると…俺のじゃ大した戦力にはならねぇぞ?」

    ブ「数が多い分独楽一個の力は小さそうです。とにかく今は数を減らしましょう!」


    というわけで三人は独楽を回して怪異の独楽を弾き飛ばすことにしたぞ!


    ルフィと蛇の聖獣の独楽

    ルフィの霊力:100+蛇の聖獣の独楽の完成度100=200

    ダイスの出目が高い程弾き飛ばした独楽の数に補正が付く

    50以下で補正無し 100以下で+5 補正150以下で+10 補正200以下で+15補正

    dice1d200=20 (20)


    フランキーの独楽

    フランキーの霊力:31+独楽の完成度56=87

    ダイスの出目が87より低ければ+5補正

    dice1d200=54 (54)


    ブルックの独楽

    ブルックの霊力:85+独楽の完成度81=166

    ダイスの出目が166より低ければ+5補正

    dice1d200=166 (166)

  • 71二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 14:55:47

    ブルックのダイス目が判定値と同数の為どうすべきかをダイスで決める

    1補正付けられる

    2補正付けられない

    dice1d2=2 (2)

  • 72二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 14:59:51

    今回の攻撃で弾き飛ばせた独楽の数を決定する

    フランキーダイス成功分+5補正を付ける

    dice1d80=60 (60)

  • 73二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 15:10:35

    おもむろに蛇の尾を握ったルフィは、霊力を込めて蛇ごと独楽を振り回した!

    ル「いっけえぇぇぇぇっ!!」

    独楽に巻き付いていた蛇が遠心力で剥がれ、独楽は高速回転しながら空へと浮かび上がり、次々と敵の独楽を弾き飛ばしていく!


    そしてフランキーとブルックも同時に己が作成した独楽に霊力を込めて、天へと飛ばす!

    フ「オラァッ!!出来悪いからって甘く見るなよ!!」

    ブ「では私も…えーいっ!」

    二人の独楽も順調に敵の独楽を弾き飛ばしていく


    特にフランキーの独楽は回し方がよかったのか、より多くの独楽を弾くことに成功していた!

    弾かれた独楽は地面に転がり動かなくなっていく…

    弾いた独楽の数は60!

    残りの独楽の数は20!


    ここでこれ以上敵の独楽が増えないかダイスを振らせてもらう

    1増える(dice1d100=100 (100) )

    2増えない

    dice1d2=2 (2)

  • 74二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 15:11:43

    あ、あぶねぇ~!!

  • 75二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 15:15:03

    洒落にならねぇwww
    あっぶねぇwwwwww

  • 76二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 15:19:14

    羊さん大活躍!メリーの想いも宿ってたのかな?

  • 77二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 15:29:11

    ル「よっしゃ!まだまだいくぞ!」

    フ「アウッ!思ってたよりまとめて弾き飛ばせたな!こりゃあツイてるぜ!」

    ブ「怪異化した独楽はこれだけのようですね…残りを倒してしまいましょう…!」

    有利な戦況に喜ぶ三人だが、独楽の怪異も黙ってはいない!

    残り20の独楽たちが三人に目掛けて飛んでくる…!


    独楽の攻撃力は20で固定


    蛇の守護力

    dice1d100=12 (12)

    20を下回った場合、守護が出来ない

  • 78二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 15:44:20

    『シャーッ!!』

    次々と飛んでくる独楽に蛇の聖獣が威嚇をするが、独楽は構わず飛んでくる!

    ル「うわっ!皆よけろっ!」

    フ「独楽とはいえ怪異だ!あのスピードで突っ込んでこられちゃ、たんこぶじゃ済まねぇぞ!」

    ブ「会場にいた方々、大丈夫でしたかねぇ!?怪我人が居なければいいのですが…!!」


    三人の怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    数値より低ければ攻撃を防げるぞ!


    ルフィ: 167

    ゴム人間への打撃の為-10

    更に蛇の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=78 (78)


    フランキー: 113

    サイボーグへの打撃の為-10

    更に蛇の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=164 (164)


    ブルック: 165

    骨の身体への物理攻撃の為補正無し

    ただし蛇の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=175 (175)

  • 79二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 15:49:42

    ブルック判定値と同数の為攻撃が避けられるかどうかダイスで決める

    1攻撃を避けられる

    2攻撃を避けられない

    dice1d2=2 (2)


    避けられない場合のダメージ数

    独楽の数20からダイスで決める

    ブルックの体力:100

    dice1d20=13 (13)


    避けられなかったフランキーのダメージ数も決める

    フランキーの体力:100

    dice1d20=12 (12)

  • 80二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 16:07:59

    三人の周囲を20の独楽が高速で飛び交う!
    ル「よっ!ほっ!」
    軽やかに跳ねまわり独楽を避けるルフィに対し、フランキーとブルックは体格が大きいせいか避けきれずいくつかの独楽に当たってしまう!
    フ「いでっ!背中はやめろ!!」
    ブ「ヒエ~!!骨が折れてしまいます!!私、骨だけなので!!」

    フランキー残り体力:88
    ブルック残り体力:87

    攻撃を終えた独楽たちは再び空中へと浮かび、くるくると回転している!
    ブ「……はっ!?私達が回した独楽、何処に行きました!?」
    フ「た、多分どっかに落ちてんだろうが…探してる場合じゃねぇな…!」
    ル「じゃあ次の攻撃は、その辺の独楽を使うか…!?」
    先ほどまで使っていた独楽が行方不明となり、三人は慌てて地面に落ちた独楽を拾おうとした…
    『シャーッ!!』
    その時、突然蛇の聖獣が鳴き、ルフィが持っていた歪な形の独楽を見つめだした
    ル「ん?これか?いいだろ~!おれが作ったんだ!でも、あんまり回らなくてよぉ!」
    ルフィが蛇に独楽を差し出すと、蛇はおもむろにその独楽に絡みついていく…
    するとどうした事であろう!ルフィの作った歪な独楽が、どんどんと大きくなっていく!
    ル「おれの独楽がでっかくなった!?」
    ブ「こ、これを使えという事でしょうか!?」
    フ「へっ、粋な事するじゃねぇか!ルフィ!いっちょかましてやれ!!」
    ル「よーし!!行くぞ!!蛇!!」

  • 81二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 16:13:46

    ルフィの独楽(蛇の聖獣付き)

    ルフィの霊力:100+ルフィの独楽の完成度27=127

    蛇の聖獣の加護+補正dice1d100=58 (58)

    独楽と加護の合計値より低い出目を出せば、無条件で全ての独楽を弾けたものとする

    出目が高かった場合、ダイスで弾けた独楽の数を決める

    dice1d200=55 (55)

  • 82二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 16:31:37

    ル「いっけえぇぇぇぇっ!!蛇と俺の独楽ぁぁぁぁっ!!」
    巨大化したルフィの独楽は、縄代わりに巻きついた蛇の加護も加わり、高速回転し次々と怪異の独楽を弾き飛ばしていく!!
    バチンッ!バチバチバチッ!!
    独楽同士がぶつかることで火花が上がり、怪異の独楽が次々と燃えて消えていく!!
    それは先に落ちていた独楽も同様で、ボッと燃え上がるとあっという間に煙と共に消えてしまった…
    ブ「これは…全ての独楽を霊力で弾き飛ばしたおかげで、怪異が消滅したようですね」
    フ「おいおい!元は誰かが作った独楽だろうに…!勿体ねぇな…!」
    ル「独楽回し大会、もうやんねぇのかな?」
    しゅんとするフランキーとルフィに、ブルックが笑いかける
    ブ「ヨホホッ!この場はもう安全だと街の方々に声をかけてみましょう!せっかくの大会、私達も楽しみたいですものね!」
    その言葉に二人は顔を見合わせ頷いた。
    ル「そうだな!みんなに知らせてこようぜ!」
    フ「ちっとばかし荒れちまったが、片付けりゃ大丈夫だろ!」
    そして三人が会場を後にしようとしたその時、蛇の聖獣が尻尾を使い三人に向かって三つの独楽を投げ飛ばした!
    フ「こりゃ、おれ達が作った独楽か!」
    ブ「回収してくださったんですね!ありがとうございます!」
    ル「ありがとな!蛇!」
    喜ぶ三人の顔を見た後、蛇は霞のように消えていく…
    ブ「あっ、そうだ!先日の羊さん、ご無事でしょうか!?よろしくお伝えください!!」
    ブルックが最後にそう声をかけると、蛇の聖獣は小さく首を縦に振り、完全に消えてしまった…

    人々の催しに紛れて現れた独楽の怪異…
    見事討ち取った麦わらの一味だが、まだまだ次の怪異が現れるだろう…
    それでも…今は楽しい独楽回し大会に夢中になる三人なのだった…

    第三話 完

  • 83124/01/03(水) 16:33:13

    昼過ぎに始めたのにもう夕方だよ
    皆お付き合いありがとう
    今日は長くなったし此処までにするよ
    明日もよろしくね!

  • 84二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 19:54:07

    ありがとう
    今日も面白かった

  • 85二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 19:56:19

    >>76

    それは私が泣き喚く

    歳いったら涙腺簡単に破裂するんよ

  • 86二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 00:55:13

    チョッパー   17
    ルフィウソップ 19
    ナミ      20
    ゾロサンジ   21
    ロビン30ブルック90
    フランキー   36
    ジンベエ    46

    年齢順で重なってるとこは同じ干支

  • 87二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 07:50:18

    保守

  • 88二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 11:00:16

    再開するよ


    怪異のテーマ

    1初夢2カルタ遊び3初詣4獅子舞5達磨6凧揚げ7おせち料理8お年玉9福笑い

    dice1d9=8 (8)


    お助け聖獣

    1子2丑3寅4卯5辰6午7申8酉9亥

    dice1d9=2 (2)


    一話目は誰が?(三人選出)

    1.ルフィ2.ゾロ3.ナミ4.ウソップ5.サンジ6.チョッパー7.ロビン8.フランキー9.ブルック10.ジンベエ

    dice3d10=3 9 9 (21)

  • 89二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 11:01:54

    また一人被ったので振り直し

    1.ルフィ2.ナミ3.ウソップ4.サンジ5.チョッパー6.ロビン7.フランキー8.ジンベエ

    dice1d8=5 (5)

  • 90二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 11:33:44

    第四話
    お年玉~丑~

    参加者:ゾロ・チョッパー・ブルック

    『お年玉おくれ!お年玉おくれ!』

    もちもちとした黒い塊が、大きな白い牛に乗ったゾロ・チョッパー・ブルックを追いかけている
    ゾロには訳が分からなかった
    零感の彼には黒い塊の姿も声も、自分が乗っている牛の姿さえも認識できていなかった
    仲間の二人の存在以外、認識できない
    此処が異界だという事実だけがあった
    此処がどんな世界か?何故こうなったのか?ゾロには全くわからない
    気が付いたらこの状況になっていたとしか言いようがなかった
    チョ「うぇぇぇえっ!!牛~~!!急いでくれ~!!」
    ゾ「おい!何がどうなってる!!説明しろ!!」
    ブ「ちょっと詳しく説明してる場合じゃないんで手短に言うと、怪異に追われています!!」
    ゾ「俺は何に乗ってんだ!?」
    チョ「牛の聖獣!!ここにきてすぐにおれ達を乗せて逃げてくれたんだ!!」
    ゾ「追ってくる奴の姿!特徴!!」
    ブ「真っ黒で…なんでしょう、粘着質?そんな感じの奴です!以前遭った『てんじんさま』に似てますが…それよりももちもちしてる感じです!!」
    チョ「ずっとお年玉ちょうだいって言ってるぞ!!お年玉ってなんだ!?ゾロ!?」
    ゾ「一部の地域にある新年に子供に渡す小遣いみたいなもんだ!」
    ブ「じゃあお金を渡せば見逃してもらえるんでしょうか!?」
    と、そこで牛の聖獣がモーと鳴き、首を横に振った
    チョ「違うって!!もっと大切なものを欲しがってるって!!」
    ゾ「大切なもの……?」

  • 91二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 11:34:14

    お年玉についてゾロのオカルト知識判定

    数値より低い出目で成功

    ゾロのオカルト知識:96

    dice1d100=77 (77)

  • 92二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 12:01:17

    ゾ「お年玉ってのは昔は餅を配ってた。新年についた餅に年神の御魂を宿し、幸福を祈願していたとかなんとか…つまりお年玉は年神の魂の一部を貰って、その年も子供が健全に過ごせるようにと祝ってたわけだ。今回の怪異は逆におれ達にお年玉を求めてきている…って事は、奴はおれ達の魂が狙い何だろう」

    チョ「た、魂いぃぃっ!?」

    ブ「タマスィ~~ッ!?」


    『お年玉ちょうだい!お年玉ちょうだい!』

    黒いもちもちした怪異はぼよんぼよんと飛び跳ねながら牛に乗った三人を追いかけ続けている!

    チョ「このままじゃ追いつかれる!!なんとかしないと!!」

    ゾ「周囲はどんな様子なんだ!!何かねぇのか!?」

    ブ「それが…ずっと田んぼが続いていて、民家なども見当たらず…」

    チョ「山とか川とかも無いんだ!ただただ田んぼが続いてるだけ!どこから水を引いてるのかもわからない…!」

    ゾ「田んぼ…?稲の様子は?」

    ブ「実ってます。この世界、季節は秋ですね」

    ゾ「それがもち米だとしたら…アイツは餅の怪異なのかもしれねぇな」

    ブ「なるほど……で、どうやって倒しましょうかね?」

    ゾ「この世界に来た聖獣が牛って事は、田んぼをどうにかしろって事かもしれねぇ。牛は農業に密接した動物だからな」

    チョ「なあ、お前!どうすればいいのか教えてくれないか!?」

    チョッパーが牛に問いかけると、牛は走りながら数度鳴く

    チョ「稲を刈れって…!?なんで!?」

    ゾ「とにかくやってみるしかねぇな。おれじゃどこに何があるかわからねぇ、ブルック、頼めるか?」

    ブ「仕方ないですねぇ、剣で稲を刈ることになるとは思いませんでしたが、やってみましょう」


    田んぼの中を逃げる牛に乗りながら、ブルックが仕込み杖の鞘を抜く。

    ブルックの剣術

    100に近い程多くの稲を刈れるぞ!

    dice1d100=96 (96)

  • 93124/01/04(木) 12:02:27

    昼になったので飯休憩
    続きは13時以降だよ

  • 94二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 13:26:31

    ただいま!再開だよ!


    田んぼの中を走り抜けながら、ブルックは稲を刈っていく!!

    ブルックの剣技の切れ味と、走る牛の勢いが合わさり、なんと周囲一帯の稲の殆どを刈り取ってしまった!

    積み重なる稲の束と比例するように、黒い塊がどんどんと萎びていく…!

    ブ「怪異が力を失っていきます…!!この稲が怪異の力の源だったのでしょう…!!」

    ゾ「そうか、つまらねぇもんを斬らせて悪かったな、ブルック。さーて、チョッパー!残りカスを片付けちまうぞ!」

    チョ「うん…!どうしたらいい!?」

    ゾ「牛に伝えろ!!突進だ!!」

    チョ「わかった!頼む牛!萎びた怪異に突進してくれ!!」

    チョッパーの言葉に牛はけたたましく鳴きながら怪異に突進していく!!

    『モォォォォォォッ!!』


    怪異に止めを刺せ!

    怪異の耐久力:4

    牛の聖獣の攻撃力:dice1d100=97 (97)

    4以下が出てしまうと反撃されるぞ!

  • 95二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 13:55:16

    牛の聖獣は立派な二本の角を前に向け、怪異に向かって突進した!!
    『お、と、し、だ、ま~~~!!』
    餅の怪異の腹に穴が開き、ボロボロとその身が崩れ落ちていく…

    チョ「やった!!」
    ブ「今回は簡単に済んで何よりでした…!」
    ゾ「お前らのおかげだ。おれだけだったら何もできずに魂を喰われていたかもしれない」
    チョ「最近は零感のゾロにも干渉してくるもんな。ゾロ、大変だな…」
    ゾ「そろそろ霊力をあげる修行でもするべきか…」
    ブ「ヨホホッ、でもゾロさんがいると怪異かそうじゃないかが分かりやすくて助かるんですよ?」
    チョ「そうだぞ!それにゾロは怪異に詳しいから、説明しただけですぐに解決方法思いついてくれるし!」
    ゾ「……そういう役割は、俺よりナミやロビンに任せたいんだがな…」
    ブ「まあまあ!普段戦闘面でご活躍している分、こっちの案件は我々にお任せください!」
    チョ「前みたいに大怪我しないように、おれ達も頑張るからな!」
    ゾ「おう…」
    ゾロが少し気落ちした返事をしたその時、牛の聖獣がモーと鳴く。
    チョ「あっ、お前もありがとうな!助かったよ!!」
    ゾ「聖獣か…良いもんも見れないと思うと、やっぱ霊力が欲しくなる」
    ブ「サンジさんと似たような悩み方してますよ、ゾロさん」
    ゾ「!?」
    チョ「あっ、この子、おれ達を元の世界まで乗せてってくれるって!」
    ブ「それはありがたい!お言葉に甘えましょうか!」
    ゾ「おい、コックと似てるってなんだ!?おれはあんなにくよくよしてねぇぞ!!」

    そんなこんなで三人は牛の聖獣に乗せられて、ワイワイと騒ぎながら元の世界へと帰るのだった…

    第四話 完

  • 96二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 14:03:52

    四話目短めになっちゃったから

    このまま五話目もいくよ


    怪異のテーマ

    1初夢2カルタ遊び3初詣4獅子舞5達磨6凧揚げ7おせち料理8福笑い

    dice1d9=2 (2)


    お助け聖獣

    1子2寅3卯4辰5午6申7酉8亥

    dice1d9=5 (5)


    一話目は誰が?(三人選出)

    1.ルフィ2.ゾロ3.ナミ4.ウソップ5.サンジ6.チョッパー7.ロビン8.フランキー9.ブルック10.ジンベエ

    dice3d10=3 3 10 (16)

  • 97二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 14:06:46

    最近かぶり多いな…

    1.ルフィ2.ゾロ3.ウソップ4.サンジ5.チョッパー6.ロビン7.フランキー8.ブルック

    dice1d8=5 (5)

  • 98二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 14:18:49

    ダイスは気まぐれだからな

  • 99二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 14:49:38

    第五話
    カルタ遊び~午~

    参加者:ナミ・チョッパー・ジンベエ

    ある日ナミ、チョッパー、ジンベエの三人は立ちよった島の街で買い物をしていた
    ナ「食料と医療品とお酒と…はあ、今回も出費がかさむわね…」
    ジ「幽霊船で稼いできたとはいえ、金も無限ではないからのう」
    チョ「怪異に巻き込まれるようになってからますます怪我する機会も増えてるし、どうにかしたいよな…」
    金銭面で悩みが尽きない麦わらの一味
    そんな彼らの前に、一枚のカードのようなものが落ちてきた
    ナ「ん?なにこれ…?」
    ナミが拾い上げると、それは固い厚紙でできており、達筆な文字でこう書かれていた

    『一寸先は闇』

    次の瞬間、三人の周囲が暗闇に包まれる!!
    ナ「な、何!?」
    チョ「急に暗くなったぞ!?町は!?」
    ジ「人の気配が全くせん…!二人とも、気を付けい!」
    突然の異変に驚き警戒する三人
    すると再び上からカードがポトリと落ちてくる
    ナ「こ、これって、怪異よね!?拾ったら何が起こるか…」
    チョ「ど、どうしよう!!ジンベエ!!」
    ジ「落ち着くんじゃ、二人とも!!まずは怪異の気配を追ってみるんじゃ!!」

  • 100二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 14:51:08

    ナ「そ、そうよね!落ち着いて探れば、私ならすぐに読み取れるはず…!」

    チョ「おれも匂いを辿ってみるぞ!」

    ジ「うむ、その調子じゃ!わしも念のため探りを入れるか…」

    霊感判定

    成功すると怪異の気配が何処から来ているかわかるぞ!

    霊感数値より低い数字を出せば成功とする

    ナミ:99

    dice1d100=19 (19)

    チョッパー:90

    dice1d100=54 (54)

    ジンベエ:53

    dice1d100=89 (89)

  • 101二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 15:02:28

    ナ「上…じゃない…!正面から気配を感じる…!」

    チョ「でも匂いが遠い…結構離れたところにいるみたいだ!」

    ジ「そうか!ならばさっさと探しに行かねばならんが…」

    怪異の位置を特定した三人だったが、地面に落ちているカードに視線を移す

    ナ「結局、このカードを拾っていいかどうかなのよね…」

    チョ「さっき別のカードを拾ってすぐ真っ暗になったよな?なんて書いてあったんだ?」

    ナ「見て…『一寸先は闇』。多分これって拾ったカードに書かれていた言葉通りになるって事よね?」

    ジ「現実に起こっている事を考えれば、その可能性が高いじゃろうな」

    ナ「だったら拾わずにいたほうがいいんじゃない?って思うんだけど…」

    チョ「でも拾っておかないといけないものかもしれない。ジンベエ、何かわからないか?」

    ジ「うむ…少し考えさせてくれ」


    ジンベエのオカルト知識判定

    かるたについて思い当たることがあるか

    オカルト知識より低い数字を出せば成功とする

    ジンベエのオカルト知識:69

    dice1d100=95 (95)

  • 102二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 15:42:37

    ジ「す、すまん。わしでは何も思いつかん…おそらくゾロなら何か知っていたかもしれんが…」

    ナ「異界にいる時のゾロの視界ってこんな風なのかもね?異界に迷子になる度こんな調子じゃ、あれだけ知識を蓄えるわけだわ…」

    チョ「ん…?二人とも、何か来るよ!」

    次にどう動くべきか悩んでいた三人。すると遠くからパカラッパカラッっと、蹄の音が聞こえてきた!

    暗闇の中でもよく見えるほど白く輝く馬が、三人の元へと駆け付けたのだ!

    チョ「聖獣だ!!今回も来てくれた!!」

    ナ「これで五匹目…まだ半分以上残ってるなんて…」

    ジ「なぁに、気を落とすなナミ!頼りになる味方がおるんじゃ!どうとでもなる!」

    馬の聖獣は三人の前で止まると、床に落ちているカードを口で咥えて、三人に差し出した

    チョ「み、見ないと駄目なのか?そ、そっか…」

    ジ「落ちてくる札を拾い集める必要があるのか…しかし何が起こるかわからん!二人とも、気を付けるんじゃ!」

    ナ「うう…あんまり悪い事じゃないと良いんだけど…」

    そしてナミがカードを受け取り、書いてある文字を読み上げる

    『糠に釘』

    次の瞬間、三人に向かって何本もの釘が降って来る!!

    ジ「な、なんじゃと!!」

    ナ「皆、よけて…!!」

    チョ「た、助けてくれ!!馬~!!」


    怪異の攻撃力

    dice1d100=60 (60)


    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=24 (24)


    攻撃力より守護力が高ければ、釘攻撃を防げるぞ!

  • 103二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 15:49:39

    お馬さんめっちゃ神々しそうだ

  • 104二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 15:54:58

    白い馬はヒヒーンと嘶き、三人の頭上に結界を張る!

    しかし怪異の釘はそれをすり抜けてきてしまった!

    チョ「ダメだ!怪異の力の方が強い!逃げるんだ!!」


    三人の回避判定

    数値より低ければ攻撃を避けられるぞ!


    ナミの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ナミ:115

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=12 (12)


    チョッパーの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ナミ:133

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=158 (158)


    ジンベエの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ジンベエ:122 

    物理攻撃の為-10

    更に馬の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=4 (4)

  • 105二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 16:05:22

    ナ「チョッパー!危ない!!」

    チョ「うわああっ!!」


    チョッパーのダメージ数

    チョッパーの現在体力:100

    dice1d10=5 (5)


    チョ「いててっ!酷い目に遭った…」

    ジ「『糠に釘』で釘を振らせて来るとは…ことわざの意味を理解しておらんのか?」

    ナ「大丈夫?チョッパー」

    チョ「こんなのが先に進むたびに起きたら身が持たないよ!」

    ジ「書いてあることわざによっては命に係わるかもしれん。気を付けて進もう」


    此処で怪異までの距離をダイスで決める

    怪異までの距離

    dice2d5=4 1 (5) 枚のカルタを拾うまでたどり着かない

  • 106二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 16:07:11

    ちなみに「糠に釘」とは
    手応えや効き目が全くないことの喩え。 進んで、そのような手応えの無いものに働きかけることは無駄であることの戒め。
    要するにルフィを普通に殴ったりシーザーのクズを直すことのようなものだ

  • 107二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 16:36:35

    現在所持カルタ2枚

    怪異本体まで残り5枚


    傷を負ったチョッパーに馬の聖獣が申し訳なさそうに頭を下げた

    チョ「いや、お前のせいじゃないよ!えっ、乗っていいのか!ありがとう!」

    ナ「これで移動が楽になるわね!」

    ジ「儂は遠慮しておこう。潰してしまいそうじゃからな…」

    ナミとチョッパーが馬の聖獣に乗り、ジンベエが手綱を引いて先に進むことになった


    しばらく歩いていると、またポトリとカードが落ちてくる

    チョ「あっ、また…!」

    ナ「なんだか拾うのが怖いわね…」

    ジ「二人とも聖獣に乗っておれ、わしが拾おう」

    そう言ってジンベエはカードを拾う

    そこに書かれていたことわざは…


    『泣きっ面に蜂』

    ブーンブーン…!!

    何処からともなく蜂の大群が押し寄せてくる!!


    ナ「キャアアアアアッ!!ハチィ~~~ッ!!」

    ジ「今度はことわざ通りの意味じゃのう!!」

    チョ「そんな事言ってる場合じゃない~~!」


    怪異の攻撃力

    dice1d100=46 (46)


    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=10 (10)

    攻撃力より守護力が高ければ、蜂攻撃を防げるぞ!

  • 108二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 16:41:40

    馬の怪異は必死に結界を張るが、何匹かの蜂はそれを通過して襲ってくる!


    ジ「いかん!!馬よ!走って逃げるんじゃ!!」

    ナ「いや~~~!!」

    チョ「一匹に刺されただけでも危ない…!急いでくれ!!」


    三人の回避判定

    数値より低ければ攻撃を避けられるぞ!


    ナミの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ナミ:115

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=48 (48)


    チョッパーの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    チョッパー:133

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=174 (174)


    ジンベエの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ジンベエ:122 

    物理攻撃の為-10

    更に馬の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=97 (97)

  • 109二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 16:42:45

    今回はチョッパー受難回か

  • 110二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 16:46:54

    チョ「ぎゃああああ!!なんで俺ばっかり狙うんだ~~!?」

    ナ「チョ、チョッパ~~~~!!!」

    ジ「いかん!そんなにたくさんの蜂に刺されては…!!」


    蜂の針によるダメージ

    チョッパーのダメージ数

    チョッパーの現在体力:95

    dice1d10=10 (10)


    蜂の毒によるアナフィラキシーを発症しないか判定

    50以上が出た場合、ダメージ数が二倍になる

    dice1d100=71 (71)

  • 111二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 16:51:19

    い、医者~!
    あ、チョッパーが医者だ!

  • 112二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 17:07:25

    現在所持カルタ3枚
    怪異本体まで残り4枚
    チョッパー現在体力:75

    蜂に刺されたチョッパーは、ぐったりと項垂れる
    チョ「うう、何とか自分で処置できたけど、危うく死ぬところだった…」
    ナ「まずいわジンベエ!このままじゃ、チョッパーが…!」
    ジ「恐らく聖獣と会話ができるチョッパーを狙っておるのかもしれんな。奴らも聖獣の力を厄介がっとるんじゃろう」
    ナ「怪異の力も強くなってるみたいだし…本格的に私たちの命を狙ってきてるわね…」
    危機感を募らせる三人に、馬の聖獣が申し訳なさそうにヒヒンと鳴いた
    チョ「何言ってんだ!お前が来てくれたおかげで攻略法が分かったんだ!十分すぎるほど助かってるよ!」
    ナ「私達力はあっても知識が足りてないからね…」
    ジ「むう、わしも不甲斐ないわい…」
    しょんぼりとしながら先に進む三人の前に、新たなカードが現れる

    ジ「次が来たか…二人とも、心の準備はできとるか?」
    チョ「う、うん」
    ナ「逃げる準備だけはしておくわ!」
    ジ「よし、拾うぞ…!」
    ジンベエが慎重にカードを拾い、ひっくり返す
    そこにはこう書かれていた
    『馬の耳に念仏』

  • 113二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 17:11:52

    『南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏』

    『般若波羅蜜般若波羅蜜』

    『南無法蓮華経南無法蓮華経』


    突然周囲一帯から謎の言葉が響きだす!

    怪異による精神攻撃!

    馬の聖獣の守護力が負けると、馬が混乱し暴れ出す!!


    怪異の攻撃力

    dice1d100=39 (39)


    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=82 (82)


    攻撃力より守護力が高ければ、精神攻撃を防げるぞ!

  • 114二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 17:24:56

    ジ「これは…念仏か!?しかしなぜ…!?」
    ナ「この声、凄く嫌な感じがする!!みんな、気を付けて!!」
    チョ「大丈夫か!?馬!」

    怪しげな声が唱える念仏が響く中、馬の輝きが増していく!
    『ヒヒイイイイイン!!』
    猛々しい嘶きが念仏をかき消すように闇に響いた!
    すると、先ほどまで聞こえていた声が鳴りやみ、周囲は静けさを取り戻す…
    どうやら難を逃れたようだ!!

    チョ「や、やった~!!スゲェぞ、お前!!」
    ジ「どういう攻撃かは知らんが、乗り越えたようじゃな!」
    ナ「はあ、どうなるかと思った…聖獣ってすごいのね…」
    こうして三人は無事先に進むことができた…

  • 115二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 17:42:33

    現在所持カルタ4枚

    怪異本体まで残り3枚


    さて怪異の気配もだいぶ近づいてきた

    しかし三人の元には新たなカードが落ちてくる

    ジ「先ほど攻撃の種類が変わった…わし等の精神をそぎ落とそうとしてくるかもしれん」

    ナ「どっちみち碌なことが起きなそうだし、さっさと突破しちゃいましょう!」

    チョ「一緒に頑張ろうな、馬!」


    カードを拾い、文字を確認する

    『猫に小判』

    カードにはそう書かれていた…


    次の瞬間、上からいくつもの黄金色の物体が落ちてくる!!

    ナ「こ、こば~~ん!!」

    目を輝かせて馬から降りようとするナミを、ジンベエが止めに入る!!

    ジ「こ、こりゃナミ!!罠かもしれんからよさんか!!」


    ナミの我慢判定

    此処で我慢できないと、ナミに攻撃が襲うぞ!


    ナミの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ナミ:115

    精神攻撃により-10

    更に馬の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=157 (157)

  • 116二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 17:43:39

    あ、ナミの抵抗力より高いので攻撃が来ます…
    その前に飯を食わねばならないので休憩!!戻って来るのは20時ごろだ!!

  • 117二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 17:43:50

    ナミさんの目が小判になっていそう

  • 118二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 18:00:18

    お年玉の選出キャラ、ダイスの目はゾロじゃなくてナミじゃないか?

  • 119二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 18:07:44

    >>90

    …長文失礼します。あー…スレ主さん?

    もうこの話は終わってるからどうしようも無いと思うけど、一応…

    この話で怪異に巻き込まれたの“ゾロ“じゃ無くて“ナミ“なのでは?

    …やるかやらないかはスレ主さんの自由だけど、


    1,ルフィ 2,ゾロ 3,ナミ 4,ウソップ

    5,サンジ 6,チョッパー 7,ロビン 

    8,フランキー 9,ブルック 10,ジンベエ


    みたいに最初の一味の書き出しで名前の後にスペース挟むとスレ主さんも閲覧者の方々も見やすくなっていいと思うんですがどうでしょうか?

    ちょっとしょーもない提案ですが…

  • 120124/01/04(木) 19:59:11

    >>118 >>119

    うっわマジじゃん…

    人がいない時間帯に更新した途端やらかしたよ…

    ご指摘ありがとう!

    とりあえず六話目からは、もうちょっとわかりやすくなるように工夫します!


    んで、第四話に出られなかったナミへの詫びとして

    一回だけナミへの攻撃に対する馬の聖獣の加護判定を二倍にします!

    その後はナミの運に任せます!!


    じゃ続き書くんで待ってて!!

  • 121二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 20:11:43

    ナミはジンベエが止めるのも聞かず、黄金色の物体の方へと走り寄ってしまう!

    が、実はそれは小判ではなかった…!!


    カサ、カサカサカサ…

    よく見ると楕円型の物体には細長い手足があり、地面を素早く動きまわり始めていた

    小判のように見えていたそれは、黄金色をした大きなGの群れだったのである…!!


    ナ「ぎゃあああああああああっ!?」

    悲鳴を上げるナミに向かって、黄金色のGが飛び掛かって来る!!


    其処にすかさず馬の聖獣がナミの首根っこを引っ張り上げた!


    怪異の攻撃力

    dice1d100=1 (1)


    馬の聖獣の守護力

    出目の二倍で判定

    dice1d100=72 (72)


    攻撃力より守護力が高ければ、G攻撃を防げるぞ!

  • 122二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 20:16:36

    >>121

    ワーイ、さっきの件のダイスバフもあって

    十分過ぎる防御力!

    もはや怪異にカウンター入るのでは?

    (過ぎる無茶振り)

  • 123二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 20:36:17

    122さんの良いアイデアですね
    守護力と攻撃力の差が一定値以上でカウンターが入るシステムとかどうでしょうか?

  • 124二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 20:38:22

    馬の聖獣はナミを自分の背に放り投げると、結界を張り黄金色のGを弾き返した!!
    大量のGの死骸が地面へと転がっていく…

    ナ「あ、あ、ありがと~~~~!!(涙)」
    放心状態だったナミはGが全て滅んだ途端、馬の首へと泣きついた
    ジ「まったく!だから罠じゃと言ったろう!!」
    チョ「ナミ、油断大敵だぞ!!」
    ナ「ごめん~~~!!わたし、もう小判なんて見たくない~~~!(涙)」
    怪我をせずに済んだが、心に一つトラウマが出来てしまったナミなのであった…

    現在所持カルタ5枚
    怪異本体まで残り2枚

    また一つ敵の罠を突破した三人は、すでに地面に落ちているカードを発見する
    ジ「精神攻撃が増えてきたのう、二人ともしっかり心を保ってくれ…わしでは助けられるかわからんからのう」
    ナ「だ、大丈夫、もうお宝が出てきても絶対近づかないわ…」
    チョ「俺も怖くても頑張るぞ!!」

    さて、次のカードの内容は…
    『闇に鉄砲』

    次の瞬間、闇の向こうから銃声が響いた…!!

  • 125124/01/04(木) 20:41:36

    そうですねぇ、前スレのお話とかでは互いの出目にかなりの差があった場合バフデバフっぽい事やったことある気がするんで、どう見ても差が激しい時はそうしようかね…
    ただ敵側が有利になることもある事はご了承くださいね!

  • 126二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 20:49:18

    暗闇からの銃声に三人の表情が強張る

    ナ「い、今のって、銃声!?」

    ジ「二人とも馬から降りて姿勢を低くするんじゃ!!頭を撃たれたら終わりじゃぞ!!」

    チョ「あわわわわっ!!」


    どこから弾が飛んでくるかわからない中、再び銃声が鳴り響く……!!


    怪異の攻撃力

    dice1d100=20 (20)


    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=32 (32)


    攻撃力より守護力が高ければ、闇からの銃撃を防げるぞ!

  • 127二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 20:59:45

    ルールである以上、敵味方平等に適用されるのは了承してまつ
    採用ありがとうございます^ ^

  • 128二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 21:03:43

    このレスは削除されています

  • 129二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 21:05:21

    『ヒヒーン!!』
    馬が嘶き結界を張った瞬間、銃弾がバチンと弾き返された!

    チョ「や、やった!」
    しかし直後に数度の銃声が闇の奥から響く!!
    ジ「まだじゃ!!伏せておけ!!」
    ナ「ひいぃっ!!」

    馬の聖獣が張った結界目掛けて、無数の銃弾が襲ってくる!!
    しかし馬の聖獣の結界は、序盤とは打って変わって銃弾を通さない!!

    数分後、ようやく銃声が止み、馬が結界を開いた…
    周囲には数えきれないほどの銃弾が潰れた状態で転がっていた…
    ナ「こ、こわっ…!」
    チョ「怖かったぞ~~!!!」
    泣きながら互いを抱きしめあうナミとチョッパー
    ジンベエはじっと闇の奥を見据え、ため息をついた
    ジ「闇に鉄砲…あてずっぽうに事を行うことあるいはやっても効果のないことのたとえというのが本来の意味じゃが…数撃ちゃ当たるということか…」
    ナ「とんでもないわね…釘や蜂もヤバいけど、本気で殺意を感じたわ…」
    チョ「本当にありがとうな~!!お前のおかげで助かったぞ~!!」
    駆け寄って礼を言うチョッパーに馬の聖獣は頭を擦りつける
    さあ残るはあと一枚!!頑張るぞ!!

  • 130124/01/04(木) 21:27:31

    うーん…
    あんまり細かくルール決めると自分が面倒臭くなるんで、バフデバフについては前のスレみたいに適度に話が盛り上がるように調節して話書きますわ
    とりあえずね、ゲームオーバーにならないように話は作ってるけど万が一ってこともあるから
    そこはもう不運が重なった結果だから、仕方ないのよね
    あと流石に一回のカウンターで勝負が決まるような展開にはしないよ

    ぶっちゃけこのシリーズのダイス神異様に盛り上げ上手だから多分何とかなる気がする

  • 131二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 21:34:40

    雑魚戦とかでもやってると疲れそうだし適応するにしてもボス戦のみとかでもいいかもね
    主とダイス神の手腕に期待

  • 132二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 21:47:24

    >>130

    なるほど…こっちも結構口出しが過ぎた所があったので、微妙な空気になって思わず>>128消してしまったんですが…本当、スミマセン…

    アレなら別に気にせずやって下さい。

    続き楽しみにして待ってます。

  • 133二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 21:59:16

    現在所持カルタ6枚
    怪異本体まで残り1枚

    怪異の気配が濃厚になってきた…
    チョ「もうすぐこの現象を起こした怪異のところに着くみたいだ…!」
    ナ「嫌な気配がどんどん強くなってる…早く終わらせたい…」
    ジ「あと少しの辛抱じゃ!二人とも、気をしっかりのう!」
    青ざめるチョッパーとナミを励ますジンベエ
    馬の聖獣は二人を乗せてしっかりとした足取りで歩を進める…
    その時、目の前に一枚のカードが落ちてきた

    チョ「えっ……!これが最後だって馬が言ってる!!」
    ナ「これを拾って、罠を突破すれば怪異の本体なのね?」
    ジ「拾った札は何のためにあるのかのう?気になるわい」
    手元にあるカードと今落ちているカードで7枚
    果たして一体何の意味があるというのか?
    そんな事を考えながら、ジンベエはカードを拾い、文字を読む

    『類は友を呼ぶ』

    突然周囲に怪しい影が三体現れた…!!

  • 134124/01/04(木) 22:02:31

    五話途中で済まないがスレ主はダンジョン飯のアニメを見る準備をするので今日はここまでだよ!!
    明日は人が多い夜に再開しようかな…ミスの指摘してもらいやすいし…
    今日はデカいミスがあってすまなかったね
    次からは気を付けるよ!!
    じゃあまた明日ね!!

  • 135二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 22:21:17

    ナミの出番が減ったのは残念だけど相変わらず面白くて続きが楽しみ

  • 136二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 01:22:13

    >>95

    ゾロ霊力ゼロのせいで場に対応できないのやっぱり悔しいよな

    でもこのシリーズってゾロが零感だから面白いとこもあるしな

    頑張れ気にすんなゾロ

  • 137二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 11:13:21

    続きが気になるワクワクしながら保守

  • 138二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:04:05

    類は友を呼ぶ…何か嫌な予感しかしない

  • 139二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:24:11

    お待たせ!再開だよ!


    『類は友を呼ぶ』と書かれたカードを拾った三人と馬の前に、黒い影が三体現れる

    その影は段々と形が明確になっていき…なんと自分達と同じ姿の影となって三人に立ち塞がった!!


    ジ「類は友を呼ぶ…!!わし等と同じ姿になりおった!!」

    ナ「そのことわざって気の合った人や同じような性格の人が自然と集まって来るって意味じゃなかった!?」

    チョ「で、でも確かにおれ達と同じ考え、力を持ってるなら、あながち間違いとは言えないかも…」

    ジ「拡大解釈が過ぎるが…わしらは自分達の影と戦わんと行けないようじゃのう…!!」


    三人の影はそれぞれの霊力と同じ霊力を持っている!!

    まずは怪異からの攻撃!!

    馬の聖獣が間に入り守護するが、影達は本人を狙っている!

    三体分の攻撃力と対抗判定し、守護力より高い攻撃力を出した影は、本人に攻撃してくるぞ!!


    怪異の攻撃力

    ナミの影(高霊力個体の為+10補正)

    dice1d99=95 (95)


    チョッパーの影(高霊力個体の為+10補正)

    dice1d90=7 (7)


    ジンベエの影

    dice1d53=37 (37)


    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=76 (76)

  • 140二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:30:50

    馬の聖獣が張った結界は、チョッパーの影とジンベエの影を弾き飛ばしたが、ナミの影はそれを貫通しナミ本人に向かって棒状の武器を振り降ろそうとしてくる…!

    『ワたシのれイりョクにかナウかシら!!』

    ナ「それはこっちの台詞よ!!」


    三人の回避判定

    数値より低ければ攻撃を避けられるぞ!


    ナミの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ナミ:115

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=2 (2)

  • 141二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:44:42

    ナミの影は大きく棒を振り降ろすが、ナミは容易くそれをよけ、仲間達に呼び掛ける!

    ナ「コイツ等、私たちの真似をしている割に強くないわ!!やっちゃいましょう!!」

    ジ「あいわかった!チョッパー、自分の影を打ち倒すのじゃ!!」

    チョ「うん!自分が相手なら、おれだって負けないぞ!!」


    己の影に打ち勝て!!霊力による攻撃!!影の防御力を上回れば、勝利だ!!

    ナミの霊力:99(馬の聖獣の加護により+10補正)

    dice1d99=42 (42)

    ナミの影の防御力:115(ナミの霊力+オカルト知識合計値)

    dice1d115=24 (24)


    チョッパーの霊力:90(馬の聖獣の加護により+10補正)

    dice1d90=31 (31)

    チョッパー影の防御力:133(霊力+オカルト知識合計値)

    dice1d133=19 (19)


    ジンベエの霊力:53(馬の聖獣の加護により+10補正)

    dice1d53=43 (43)

    ジンベエ影の防御力:122(霊力+オカルト知識合計値)

    dice1d122=117 (117)

  • 142二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:53:26

    ジンベエ……やっぱり霊力はもちろん元七武海は伊達じゃない

  • 143二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:59:45

    ナミ、チョッパーは己の影にそれぞれ霊力を込めた攻撃を喰らわせる!!

    ナ「サンダーボルト=テンポ!!」

    チョ「刻蹄 桜(こくてい ロゼオ)!!」

    『『ギャアアアアアッ!!』』

    かき消える二体の影…!


    しかし、ジンベエの影はジンベエ本人の攻撃を受け止め、再び攻撃を仕掛けてくる……!!

    『なんノこレシき…!!』

    ジ「むっ、わしの影なだけあって硬いのう…!!」

    現在この二人の距離が近いため、馬の聖獣は割って入ることはできない…!

    代わりにジンベエの怪異耐久力に追加の加護を与え、防御力を上げてくれるぞ!!


    ジンベエの回避判定

    数値より低ければ攻撃を避けられるぞ!

    ジンベエの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ジンベエ:122 

    物理攻撃の為-10

    更に馬の聖獣の加護により-20

    の補正を与える

    dice1d200=19 (19)

  • 144二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 21:09:26

    さっきから補正いるほどの出目がでない…なぜ…?


    ジンベエの影が魚人空手の動きでジンベエ本人に攻撃を仕掛けるが、ジンベエはそれをいなすと影に反撃を加える…!

    ジ「魚人空手とはこうやるんじゃ!!」

    ジンベエが影に張り手を喰らわせたその瞬間、馬の聖獣が嘶きジンベエに更なる加護を与える…!


    己の影に打ち勝て!!霊力による攻撃!!影の防御力を上回れば、勝利だ!!

    ジンベエの霊力:53(馬の聖獣の加護により+20補正)

    dice1d53=9 (9)

    ジンベエ影の防御力:122(霊力+オカルト知識合計値)

    dice1d122=8 (8)

  • 145二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 21:11:20

    出目荒ぶるなぁ

  • 146二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 21:24:44

    ジンベエの拳が馬の聖獣の加護に乗り、ジンベエの影にめり込む…!!
    ジ「五千枚瓦正拳!!」
    『グオオオオオッ!!』

    ジンベエの影は消滅し、三人は己の影に打ち勝つことに成功した!!

    ナ「やった~~!!ジンベエ!!」
    チョ「怪我はないか!?ジンベエの影も凄かったな!!」
    ジ「ふう、少し手間取ったが…所詮は影。お前達も容易く打ち倒せたようじゃな。流石じゃ!」
    ナ「これで集まったカードは七枚…これが最後なら、次が本命ね」
    チョ「いったいどんな奴が相手なんだろうな…?なんだか怖いぞ…」
    ジ「うむ、聖獣がいるとはいえ、チョッパーは傷を負っておる。精神攻撃もしてくるようじゃし、警戒を怠らんようにな」

    こうして三人と馬の聖獣は、とうとうこの暗闇の最奥へと辿り着いた…!!

  • 147二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 21:42:31

    暗闇の最奥…その怪異は一条の畳の上に正座し、三人を待っていた

    着物を着た女性の身体に、長方形の平らな厚紙のような薄い頭をもつその怪異

    頭の正面右端には小さな円が描かれ、残りは空白であった


    ナ「な、なにあれ…?あんな怪異見た事ない…」

    ジ「異形頭の類か…さてここからどうなるやら」

    チョ「なんか静かすぎて怖ェ…!!」


    怪異は物言わずしばし三人の前で正座を続けていたが…突然その空白だった頭に、絵が浮かびだす…!!

    それは仲の良さそうなよく似た姿の二人の人間が会話している様子が描かれており、右端の空白には『る』という文字が浮かび上がっていた


    その光景に対し何か察する事が出来るか、三人のオカルト知識判定

    数値より低ければ成功とする

    ジンベエ:69

    dice1d100=20 (20)

    チョッパー:43

    dice1d100=48 (48)

    ナミ:16

    dice1d100=68 (68)

  • 148二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:01:33

    ジ「わ、わかったぞい!これはカルタじゃ!!」
    ジンベエが何かひらめいたように叫んだ
    ナ「カルタ…って、たしか読み手が読み上げた札に合う絵柄の札を床にばら撒いて取り合うゲーム…?だったかしら?」
    ジ「そうじゃ、わし等が拾った札は、読み札…そしてあの怪異の顔に描かれているものは、絵札じゃ!」
    チョ「なるほど!!でも…ここからどうすればいいんだ?」
    首を傾げるチョッパーに、馬の聖獣がカードと怪異を交互に見つめる
    チョ「えっ?絵札に合った読み札を選んで読んでみろ!?」
    ジ「うむ。聖獣が言うのならば、やってみるしかあるまい…!さてこの絵札に合う読み札は…」

    読み札は残り七枚
    カルタだと理解できた三人は読み札の中から正しいものを選ぶことができる
    三人が選んだ札は『類は友を呼ぶ』
    三人が札を読み上げた途端、怪異の頭の絵がかき消され、白紙に戻る…!

    チョ「やった!」
    ジ「うむ…しかしすぐには解放してくれないようじゃのう」
    ナ「……!気を付けて!!嫌な気配が強くなってる…!!」
    ナミの言葉通り、怪異から黒い瘴気が噴き出し、三人の眼前に一枚の札が現れた!
    ふわふわと浮かび正面から内容を見せるその読み札は……
    『鬼に金棒』と書かれていた…!!

  • 149二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:04:36

    金棒……アルビダやカイドウが使っていたね

  • 150二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:07:24

    黒い瘴気が巨大な鬼の形に変化し、三人に襲い掛かってきた!!

    絵札の怪異の方には、新たな絵柄が浮かび上がっている!!

    それは黒い背景に鉄砲を撃つ絵が描かれていた!


    鬼の攻撃を防ぎつつ、残り六枚の読み札を読み上げろ!!


    怪異(鬼)の攻撃力

    dice1d100=43 (43)


    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=24 (24)


    攻撃力より守護力が高ければ鬼からの攻撃を防げるぞ!

  • 151二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:14:01

    鬼は金棒を振り上げ、馬の聖獣の結界を壊してしまう!

    チョ「ぎゃああああ!!きたあああああ!!」

    ナ「大きい!怖い!無理~!!」

    ジ落ち着かんか!!攻撃を躱し、札を読むんじゃ!!」


    三人の回避判定

    数値より低ければ攻撃を避けられるぞ!

    一人でも避けられれば札を読めるぞ!!


    ナミの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ナミ:115

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=103 (103)


    チョッパーの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    チョッパー:133

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=179 (179)


    ジンベエの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ジンベエ:122 

    物理攻撃の為-10

    更に馬の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=57 (57)

  • 152二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:30:45

    鬼の金棒はチョッパーに向かって命中する!!

    ナ「チョッパー!!」

    チョ「ぐぇっ!!お、俺に構わず札を読んで…!!」

    鬼の金棒によるダメージ(ボス戦の為ダイス数値が高め)

    チョッパーの現在体力:75

    dice1d20=4 (4)


    ジ「くっ、あいわかった!この絵札の読み札は…『闇に鉄砲』じゃ!!」


    チョッパーが傷を負ったが、ジンベエが読み札を読み上げ怪異の頭の絵柄が再び白紙となる

    残り読み札五枚

  • 153二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:41:14

    チョッパーの現在体力:71


    チョ「はあ、直前でガードポイントでダメージを最小限に抑えられたぞ…」

    ナ「よかったぁ…!あんなの喰らったらひとたまりもないわよ!お馬ちゃん!お願い頑張って!!」

    ジ「こりゃこりゃ、相手の力も強いのじゃ、無理を言ってはいかんぞ」

    馬の聖獣に縋るナミに馬は優しく鳴く。

    チョ「頑張るって!おれ達も頑張ろう!!」


    さて、怪異の絵札が更新された

    今度は猫が金色の楕円形の物体を咥えている絵柄だ

    だが鬼も再び三人を狙って金棒を振り回してくるぞ!


    怪異(鬼)の攻撃力

    dice1d100=78 (78)

    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=37 (37)

    攻撃力より守護力が高ければ鬼からの攻撃を防げるぞ!

  • 154二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:43:33

    馬の聖獣の結界は破られた!会話をしている暇はないぞ!


    三人の回避判定

    数値より低ければ攻撃を避けられるぞ!

    一人でも避けられれば札を読めるぞ!!


    ナミの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ナミ:115

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=122 (122)


    チョッパーの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    チョッパー:133

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=46 (46)


    ジンベエの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ジンベエ:122 

    物理攻撃の為-10

    更に馬の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=97 (97)

  • 155二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:49:38

    おお、加護が効いた!

  • 156二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:52:07

    ナミに攻撃が当たりそうだったところを、馬の聖獣の加護が守る!

    ナ「ありがと、お馬ちゃん!『猫に小判!!』」

    間髪入れずに読み札を読んだナミによって、怪異の絵札がまた一枚白紙となった


    残り読み札四枚

    次の絵札は馬相手に念仏を唱える僧侶の絵


    ジ「次が来るぞ!!気を付けぃ!!」


    怪異(鬼)の攻撃力

    dice1d100=20 (20)


    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=99 (99)


    攻撃力より守護力が高ければ鬼からの攻撃を防げるぞ!

  • 157二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:56:06

    馬の聖獣が本領を発揮した!!鬼の金棒を跳ね返し、鬼が倒れる!

    鬼一回休みのチャンス!!

    出目50以上を出せば一回だけ鬼が攻撃してこないぞ!

    dice1d100=45 (45)


    チョ「今のうちに札をドンドン読むぞ!『馬の耳に念仏!!』」

    絵柄が消え去り、白紙となる

    残りの読み札三枚

  • 158二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:00:05

    倒れた鬼はすぐさま起き上がり、体勢を整える!

    ジ「流石に倒れたままではいてくれんか…!」

    ナ「次の絵柄に変わるわよ!注意して!!」


    次の絵柄は泣いた子供の傍を飛ぶ蜂

    さあ鬼が懲りずに攻撃してくるぞ!!


    怪異(鬼)の攻撃力

    dice1d100=68 (68)


    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=45 (45)


    攻撃力より守護力が高ければ鬼からの攻撃を防げるぞ!

  • 159二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:03:39

    手強い鬼は聖獣の結界を破り、三人を狙って金棒を振り下ろす!!

    三人は回避に徹し、絵札を読むことに集中する!!


    三人の回避判定

    数値より低ければ攻撃を避けられるぞ!

    一人でも避けられれば札を読めるぞ!!


    ナミの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ナミ:115

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=68 (68)


    チョッパーの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    チョッパー:133

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=51 (51)


    ジンベエの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ジンベエ:122 

    物理攻撃の為-10

    更に馬の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=89 (89)

  • 160二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:11:11

    ナ・チョ・ジ「「「『泣きっ面に蜂』!!」」」

    攻撃を躱した三人は、大声で読み札を読み上げる!!

    残りの読み札は後二枚だ!!


    ナ「あと少し…!!二人とも、頑張って!!」

    チョ「馬も大丈夫か!!」

    『ヒヒーン!!』

    ジ「さあ、次が来るぞ!!」

    三人と馬が身構えると、絵札が変わる…!

    次の絵札はぬか床に釘がハンマーで打ち付けられている様子…

    その読み札を読ませまいと、巨大な鬼が上から攻撃を仕掛けてくるぞ!!


    怪異(鬼)の攻撃力

    dice1d100=40 (40)


    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=55 (55)


    攻撃力より守護力が高ければ鬼からの攻撃を防げるぞ!

  • 161二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:31:11

    ガンガンと結界に金棒を振り下ろす鬼だが、結界はその強度を保っている!

    ジ「よし今じゃ!!」

    ナ「糠に釘!!」

    ナミによって読まれた読み札に対する絵札が、白紙へと変ずる…


    残りの読み札は後一枚!!

    チョ「あと一枚!!これで元の世界に戻れる!!」

    ジ「油断するな!!まだ終わってはおらぬぞ!!」

    ナ「鬼の攻撃が来る…!!」


    絵札が変化し、浮かび上がった絵柄は…どこまでも深い闇

    怪異の頭の絵札は、真っ黒に染まり尽くしていた…


    カルタの怪異の最期の抵抗!!鬼の力が倍増するか判定!!

    50以上を出し成功すれば鬼のダイス判定が二倍になる!!

    dice1d100=25 (25)

  • 162二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:35:31

    『ヒヒイインッ!!』

    カルタの怪異が己が生み出した鬼を強化しようとしたその時、そうはさせまいと馬の聖獣が嘶く!

    カルタの怪異の企みは失敗し、鬼に変化は訪れなかった!


    しかし鬼は構わず攻撃を仕掛けてくる!!

    聖獣は最後の攻撃を防ごうと結界を張った!

    怪異(鬼)の攻撃力

    dice1d100=38 (38)


    馬の聖獣の守護力

    dice1d100=18 (18)


    攻撃力より守護力が高ければ鬼からの攻撃を防げるぞ!

  • 163二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:44:52

    先ほどの妨害で疲弊したのか、馬の聖獣の結界は脆くも破られてしまう!!

    チョ「馬~~ッ!!大丈夫か~!?」

    ジ「来るぞ!!全員で躱すんじゃ!!」

    ナ「これで最後にしないと…ゼウス!!力を貸して!!」

    ゼ『わかったよ~!!』

    ナミはゼウスの力を借り、回避成功率を上げる!!


    三人の回避判定

    数値より低ければ攻撃を避けられるぞ!

    一人でも避けられれば札を読めるぞ!!


    ナミの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ナミ:115

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    更にゼウスの力を借りた事により-10の補正を与える

    dice1d200=13 (13)


    チョッパーの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    チョッパー:133

    物理攻撃の為補正無し

    しかし馬の聖獣の加護により-10の補正を与える

    dice1d200=84 (84)


    ジンベエの怪異抵抗力(霊力+オカルト知識合計値)

    ジンベエ:122 

    物理攻撃の為-10

    更に馬の聖獣の加護により-10

    の補正を与える

    dice1d200=13 (13)

  • 164二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:48:46

    今回の怪異はやたらチョッパーを狙って来るな…

  • 165二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:56:47

    最後の攻撃を躱しきり、三人は読み札を読む!!
    ナ・チョ・ジ「「「『一寸先は闇』!!!」」」

    『きゃあああああああっ!!』
    その途端、何処からか年齢不詳の女の断末魔が聞こえ、カルタの怪異が燃え上がった!!!
    ナミ達が持っていた七枚の読み札と『鬼に金棒』の読み札にも火が燃え移り、瘴気が払われていく…!!
    炎が周囲を照らしていき、気が付けば三人の周囲は元の明るい街並みに戻っていた…

    ナ「も、戻って来れた!?」
    チョ「よ、よかったぁ…!!死ぬかと思ったぞ……!!」
    ジ「チョッパー、よく頑張ったのう、ナミも大丈夫か?」
    ナ「私は平気!お馬ちゃんのおかげで怪我一つないわ…!」
    ジ「聖獣には毎回世話になるのう、あと六回よろしく頼む」
    チョ「でもあんまり無茶しちゃ駄目だぞ!怪我したら大変なんだからな!」
    三人の言葉に馬の聖獣はヒヒンと嘶き、光の中へと消えていった…

    長い戦いとなったカルタの怪異との戦い…
    こんな戦いが後六回は待っているのだろうか?
    あるいは麦わらの一味ならば、容易く乗り越えられるかもしれない…

    第五話 完

  • 166二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 00:00:29

    第五話終わったし時間もあれ何で今日はここまでだよ
    この話滅茶苦茶レス数かかっちゃったね(笑)
    これほど長くなるとは思わなかったよ…
    さて明日も再開は夜かもうちょっと早くても夕方にしようかな
    皆お疲れ様
    また明日会おう!

  • 167二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 00:28:28

    ありがとう!面白かった
    怪異って後7回じゃなくて6回なの?

  • 168124/01/06(土) 00:35:46

    >>167

    (そうだね…あと七回だね…みんな脳内変換よろしく…!!)

  • 169二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 09:48:09

    保守

  • 170124/01/06(土) 16:16:40

    夜に再開するけどその前に第六話の内容だけ決めておくよ


    怪異のテーマ

    1初夢 2初詣 3獅子舞 4達磨

    5凧揚げ 6おせち料理 7福笑い

    dice1d7=5 (5)



    お助け聖獣

    1子 2寅 3卯 4辰 

    6申 7酉 8亥

    dice1d7=3 (3)


    今話は誰が?(三人選出)

    1.ルフィ 2.ゾロ 3.ナミ 4.ウソップ 5.サンジ

    6.チョッパー 7.ロビン 8.フランキー 9.ブルック 10.ジンベエ


    dice3d10=10 5 8 (23)

  • 171124/01/06(土) 20:19:08

    再開するよ!


    第六話

    凧揚げ~卯~


    参加者:サンジ・フランキー・ジンベエ


    先日のカルタ怪異との戦いを終えた麦わらの一味は、しばし島で停泊を続けていた

    というのも、船医のチョッパーが随分と傷を負い、しばし休養が必要と判断したためである

    船で休養するチョッパーと共に、サンジ・フランキー・ジンベエの三人は船に残り船番をし、他の船員たちは街で補充の続きや情報集めに出かけている

    三人は甲板の芝生に置いたちゃぶ台で、お茶を飲みながらくつろいでいた

    ジ「それで、チョッパーの様子はどうじゃ?」

    サ「念のため街の医者にも診せたが、しばらく休めばすぐ回復するそうだ。チョッパーは腕がいいからな。自分で自分を治せちまうなんて大した奴だよ」

    フ「俺も自分で治せるが、医者と船大工じゃ勝手が違うからなぁ」

    サ「オメェのは船大工の領域とは違うんじゃねぇのか…?」

    ジ「ワハハ…しかし、新年の怪異もいよいよ危険度が増してきておるのう」

    フ「魂を狙ってきたり、蜂だの鉄砲だの鬼だの…おっかねぇもん使ってきやがったそうだな。俺が居りゃ弾いてやれたんだが…」

    サ「まだ俺は今回の怪異に遭遇してねぇ、なんかみょうちきりんな奴ばかりだって聞いたが…」

    ジ「新年にかこつけたと聞いておるから、恐らくはどこぞの国の新年に関係するものを模しているのだろう。ゾロがワノ国に関する者が殆どだと言っておったが…」

    フ「まあ、ワノ国にしかねぇわけじゃねぇんだよな、双六とか独楽とかな」

    サ「次はどんなのが来るのかねぇ、俺が役に立てればいいんだが…」

    などと怪異について話していた最中である…

    空からなにかが近付いてくるのが見えた

    最初に気付くのは誰?

    1サンジ

    2フランキー

    3ジンベエ

    dice1d3=3 (3)

  • 172二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 20:34:04

    ジ「むっ!?あれは…なんじゃ?」

    最初に気が付いたジンベエが空を見上げる


    それは一見ただの薄い板のように見えた

    細い糸がつながっており、船の周りを旋回するように飛んでいる

    その糸の先は……ずいぶん遠くの海に繋がっており、何があるのかはわからない

    まるで命綱のようにつながった糸が、空に浮かぶ板を操っているようだ…


    ジ「あれは…凧か!?しかし…いったいどこから操っておる!?」

    フ「サンジ、出番が来たようだぜ」

    サ「マジかよ、野郎しかいなくてよかったぜ。これ以上ナミさんやロビンちゃんが巻き込まれるのは嫌だからな」

    ジ「チョッパーは医務室で寝ておるな?ならばわしらだけでさっさと片付けてしまおう」

    フ「そんじゃ手始めに…風来砲(クー・ド・ヴァン)!!」


    フランキーの先制攻撃!

    フランキーの霊力:31

    数値より低い数字を出せば攻撃が凧に命中するぞ!

    dice1d100=2 (2)

  • 173二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 20:43:29

    フランキーは奇跡的に強い霊力が籠った空気砲を放つことに成功した!

    凧はそれに煽られ、糸がたるみ海へと落ちていく…!


    サ「凧が落ちたぞ!!」

    ジ「おお!!ようやった!!」

    フ「おう、こんなもんよ!…だが、こんな簡単に済むとは思えねぇな…」


    その通り!

    フランキーが撃ち落とした凧は群れのほんの一体に過ぎなかった…!

    ふわりふわり

    海の向こうから

    空の彼方から

    いくつもの凧が現れた…!


    凧の数(最低保証10機)

    dice1d100=45 (45)

  • 174二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 20:48:47

    良かった半分以下だ!(感覚マヒ)

  • 175二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 20:49:23

    凧が編隊飛行をしている……!

  • 176二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 21:02:53

    フ「やっぱり独楽の時と一緒か!あの時よりは数は少ねぇが…ちっとばかり高度があるな…」

    ジ「海の向こうに糸が続いておるなら、わしが追ってみようか?」

    サ「おれなら空中歩行(スカイウォーク)で空まで行ける!!」

    フ「ならおれはさっきと同じ要領で撃ち落とすか」


    三人が方針を決めたその時、甲板の上にピョンと一匹の小さな白兎が降り立った!


    ジ「おお!来てくれたか聖獣よ!」

    サ「へえ、これが聖獣か…こんな小さいのにすげぇんだな」

    フ「俺が見たときは蛇だったな。色々いるんだなぁ」


    三人の男が兎の聖獣を取り囲んで和んでいると、45枚の凧が連なり怪光線を放ってきた!!


    それに気が付いた兎の聖獣が、ぴょんと飛び跳ね結界を張る!!


    怪異の攻撃力

    凧一体につき1の攻撃力とする

    dice1d45=32 (32)


    兎の聖獣の守護力

    dice1d100=62 (62)


    攻撃力より守護力が高ければ鬼からの攻撃を防げるぞ!

  • 177二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 21:24:01

    兎の結界により、光線は無事に防がれた!

    サ「うおっ!?あぶねぇ!?」

    フ「凧が光線なんて放ってんじゃねぇよ!?」

    ジ「何じゃおぬし、人間が光線を放つのが普通と思っとるんか?」

    サ「あの凧も誰かが作った兵器かなんかか?」

    フ「けっ、怪異だろうが兵器だろうが、おれ達のサニー号に手出しはさせねぇぞ!」


    さあ反撃の時間だ!

    まずサンジは空中歩行(スカイウォーク)で空を駆け、凧を蹴り落とそうと試みる!

    そこに兎の聖獣が加護(ダイス)を与え、いつも以上に容易く飛び上がり、怪異に対して強い蹴りを放つことができるぞ!!

    サンジ:17

    +兎の聖獣の加護:dice1d100=81 (81)


    怪異の耐久力

    dice1d45=45 (45)


    怪異の耐久力より高い数字を出せば、倒す怪異の数に+5補正を与える

  • 178二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 21:37:30

    次はフランキーの風来砲(クー・ド・ヴァン)

    そこに兎の加護が加わり、撃ち落とす数が増えるぞ!

    フランキーの霊力:31

    dice1d31=17 (17)

    +兎の聖獣の加護:dice1d100=55 (55)


    怪異の耐久力

    dice1d45=36 (36)


    怪異の耐久力より高い数字を出せば、倒す怪異の数に+5補正を与える


    そしてジンベエは凧を操る糸を追いかけ海に潜り泳ぎだす!

    海の向こうには凧揚げ用の糸巻き機が波に揉まれながら浮かんでいた!

    ジ「誰かが操っとるかと思いきや…自立しとるのか…!?」

    ジンベエは糸巻き機を破壊し凧を切り離そうと試みる!

    サニー号からは兎の加護が届いているぞ!


    ジンベエ:53

    +兎の聖獣の加護:dice1d100=62 (62)


    怪異の耐久力

    dice1d45=28 (28)


    怪異の耐久力より高い数字を出せば、倒す怪異の数に+5補正を与える

  • 179二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 21:38:43

    ジンベエのダイス付け忘れミスの為振り直し


    ジンベエ:53

    dice1d53=1 (1)

    +兎の聖獣の加護:dice1d100=56 (56)

  • 180二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 21:41:21

    >>177

    多分サンジの攻撃ダイスも付け忘れてますよ…

    (小声)

  • 181二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 21:43:30

    まじだ!!!!

    ミスが多くてすまん!!

    サンジの分も振り直すよ!!!


    サンジ:17

    dice1d17=1 (1)

    +兎の聖獣の加護:dice1d100=62 (62)

  • 182124/01/06(土) 22:02:32

    ダイス目どうした??



    サンジは空を駆け凧に向かって炎の蹴りを喰らわせる…!

    一瞬凧に膜のような抵抗を感じたが足に温かな光が灯り、その膜を越えて凧にケリが命中し、凧が燃え落ちていく…!

    サ「これが加護って奴か…!助かるぜ…!!」


    フランキーは風来砲(クー・ド・ヴァン)をいくつも放ち、凧を攻撃する!!

    兎の聖獣の加護が加わった空気の弾は、凧の結界を越え凧を撃ち落としていく…!!

    フ「霊力が足りない分、聖獣の力が頼りになるぜ…!!」


    ジンベエは海面に浮かぶ糸巻き機に向かって撃水を放った!!

    撃水糸巻き機にぶつかるが糸巻き機にかかった結界に阻まれ弾かれる…!

    しかしそこに兎の加護が加わり、弾かれた撃水が剛速球で糸巻き機へと逆戻りしたかと思うと

    そのまま糸巻き機を破壊してしまった!!

    ジ「むう!力を籠めきれんかったと思うたが…まさか弾かれた撃水を撃ち戻すとは!!」


    見た目に寄らず男達の力となった兎の聖獣


    三人の攻撃の性能は増し、より多くの凧を落とすことに成功した!!


    落とした凧の数

    +15補正をつける

    dice1d45=26 (26)

  • 183二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 22:12:23

    あらやだ、不吉な数残っちゃった…ここに来て4て…4(死)ておま、ダイス神…狙っただろ…

  • 184二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 22:25:39

    撃ち落とした数は15+26=41

    残りの凧は4枚


    サ「よっし!あと四体!!」

    サンジが空中から船に降りてくる

    フ「ジンベエ!!そっちで決められるか!?」

    フランキーは船の上から拡声器でジンベエに呼び掛ける!

    ジ「うむっ、やってみよう!!」

    ジンベエが波に揺れる糸巻き機に攻撃しようと思ったその時、

    四枚の凧に異変が起きた…!!


    糸巻き機が合体していき、凧の糸が絡まっていく…!四枚の凧が一枚の大凧に進化した!!


    フ「な、何ぃ!?」

    サ「そんなのありかよ!!」

    ジ「危機を察して力を合わせてきたか…!!」

    大凧となった凧の怪異は、兎の聖獣と同等の力を得た!


    大凧の攻撃力

    dice1d100=5 (5)


    兎の聖獣の守護力

    dice1d100=36 (36)


    攻撃力より守護力が高ければ凧からの攻撃を防げるぞ!

  • 185二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 22:26:30

    意外と大したことなかったね

  • 186二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 22:34:45

    大凧からいくつもの怪光線が放たれるが、兎の聖獣は結界を張り、それを容易く防いでみせる!


    フ「ハンッ!でけぇのは図体だけか!?」

    サ「ジンベエ、おれ達は空を攻撃する!!そっちから糸巻き機を攻撃してくれ!!」

    ジ「承知!これで決めるぞ!!」


    三人の攻撃

    怪異の耐久力より高い数値を出した者が攻撃を与えられる!


    サンジの霊力:17

    dice1d17=8 (8)

    +兎の聖獣の加護:dice1d100=55 (55)


    フランキーの霊力:31

    dice1d31=3 (3)

    +兎の聖獣の加護:dice1d100=57 (57)


    ジンベエ:53

    dice1d53=44 (44)

    +兎の聖獣の加護:dice1d100=17 (17)


    怪異の耐久力

    dice1d100=23 (23)

  • 187二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 22:46:12

    霊力の足りない三人を補うように、兎の聖獣が力を貸す!


    サ「悪魔風(ディアブル)ムートンショット!!」

    フ「フランキーラディカルビーム!!」

    ジ「鮫瓦正拳!!」


    三人の必殺技が大凧に炸裂する!!

    大凧は…


    1少し壊れる

    2半分壊れる

    3ほぼ壊れる

    4全壊する


    dice1d4=4 (4)

  • 188二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 23:03:19

    決まった!!
    凧は三人と兎の聖獣の攻撃により、全壊!!バラバラに大破し、海へと落ちていく…!!

    サ「ふう…どうにかやり過ごせたな」
    フ「手間かけさせやがって…船に問題はなさそうだな…」
    ジ「やれやれ、今日はいまいち調子がでんかったわい」
    サ「聖獣がいなかったらおれ達だけじゃちょっと危なかったな。ありがとうよウサ公、ニンジン持ってくか?」
    フ「アウッ!またなんかあったらよろしくなぁ!」
    ジ「他の聖獣にも礼を言っておいてくれ、いつも世話になっとるのう」

    小さな兎の聖獣はサンジから貰ったニンジンを抱えて、ぴょんと飛び上がり消えてしまった

    サ「これで半分か?先は長ぇな」
    フ「ジンベエはもう何回も遭遇してるだろ?調子が悪くなってんのはそのせいじゃねぇか?」
    ジ「むう、そうかもしれんな…じゃが怪異は手を抜いてはくれんからのう」
    サ「チョッパーも積極的に狙ってるみてぇだし、ますます気をつけねぇとな…」
    フ「ちっとばかし、怪異について調べてみるか…」

    ようやく半分が過ぎた新年の怪異騒動
    聖獣の力があるとはいえ、霊力が乏しい者達には負担が大きいようだ…
    さて、次はどのような怪異が現れるのやら…?

    第六話 完

  • 189124/01/06(土) 23:06:02

    今日はここまでだよ!
    出目が腐ったけど聖獣のおかげで何とかなってるよ!
    怪異の方ももうちょっと強くなってもいいのよ…?
    今回もミスが多くて申し訳ない!
    毎度の事だが気を付けてても見逃しがあるから、厄介だ!!

    それでは明日また夜に会おう!

  • 190124/01/06(土) 23:23:37

    ※業務連絡※
    残りレス数少ないから明日の夜新スレ立てます
    残りのレスは埋めてもらっても大丈夫です

  • 191二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 23:43:51

    乙!兎さん強かった
    次スレはこのスレに貼らなくていいの?

  • 192124/01/06(土) 23:49:04

    >>191

    必要なら立てた時に今スレ残ってたら貼りまーす

  • 193二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 00:37:57

    お疲れ!今回は聖獣の出目強かったな~
    次も楽しみにしてます

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