生徒会長がいませェん!!【一条ミヤビ】パート5

  • 1一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 12:21:45

    私は連邦生徒会長とプライベートでバカやるのが日常『だった』連邦生徒会行政官のモブ、一条ミヤビ!

    トイレもベッドも机の下も行きつけの喫茶店も施工完了間近の新築ビルもこっそりつくった秘密基地も探したけどバカ会長が見つからない!

    アビドスを救うチャンスがきたよ!




    始めるよ、リンちゃん。


    名前 一条ミヤビ

    学年 2年生

    所属 統括室

    役職 行政官

    出身 ヴァルキューレ、捜査局


    戦闘 12

    頭脳 82

    事務 43

    政治 98

    神秘 24

    技術 96(専門は爆発物)

    体力 7(スタミナ)


    使用武器 マシンガン


    身長186、ジト目 体格はやや豊満

    髪色R156 G138 B69

    #9c8a45の色見本とカラーコード - 原色大辞典#9c8a45の色見本とカラーコード。鈍い黄系の色でRGBカラーモデルでは赤(Red):156(61.18%)、緑(Green):138(54.12%)、青(Blue):69(27.06%)で構成されています。www.colordic.org

    髪型ツインテ

  • 2一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 12:23:04
  • 3一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 12:28:00

    ここまでのあらすじ
    生徒会長失踪による影響を謝罪行脚

    アビドスに行こうとしたけど関係最悪なので先生に止められました!

    エデン条約襲撃の可能性が浮上!SRTを警備に加える手続きを進めます!

    アビドスでカイザーがやらかしました。ぶっ潰すチャンスだ、いくぞー!
    SRT!SRT!←今ここ

  • 4二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:30:00

    SRTがんばえ〜

  • 5二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:30:44

    ここの先生がやるかやらないか微妙なラインの前スレ200

  • 6二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:31:23

    やっちゃいなよSRT!!そんなやつら(カイザー)なんか!!

  • 7一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 12:32:56

    >次期生徒会長の特ダネ発見⁉

    死ぬほどショーもない特ダネですね……。っていうか時期生徒会長って誰のことです?


    >すべてが終わった後先生は生徒の生足をなめながらお酒を堪能していた

    ……同意の上なら何も言いません。

    無理やりなら全力で引きはがします。


    次はSRTのカイザーローン強制捜査、小鳥遊副会長救出、カイザー死す!が待っているのでちょっと高カロリーですね!

    お腹もすいてきたので10まで埋めたら一旦中断したいと思います!

    再開は夕方から夜のどこかになると思います!

  • 8二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:36:36

    200に妖怪足舐めがいる…

  • 9二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:36:39

    10まで保守

  • 10二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:36:58

    一旦乙です~

  • 11一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 12:38:50

    埋めありがとうございます
    スレが埋まらない程度なら話していただいても大丈夫なのでー
    皆さんのレスから着想を得ることもあるので大変ありがたく思ってます
    ではまた夜頃再開しますね

  • 12二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:39:39

    たておつです
    前スレで質問した者ですがディールはクロノスって事で良いんですねなるほど…

  • 13二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:42:28

    ミヤビは足舐めさせてくれるのかな?

  • 14二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:42:51

    ごく普通のシカ小隊

  • 15二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:48:48

    うつ伏せになったイオリの両足の裏に先生がお酒を注いでペロペロ舐める姿を想像してしまった
    ロリ先生だからギリギリ合法だけど普通の先生ならやばかった

  • 16二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 12:49:02

    クロノスじゃなくて鹿だったのか無知で恥ずかしい…
    ネズミに鹿と突破力と潜入に優れてそうな部隊だな

  • 17二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 13:02:15

    ネズミ、鹿、兎(私はウサギではないので…)バランスのいい編成だな
    先行で潜入して人当たりの良さそうな鹿が正面で兎が応援に来た部隊を一つずつ崩していく的な

  • 18二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 16:07:34

    >>14

    その鹿だと二足歩行で角を銃に換装しながら突進してくるんですけど

  • 19二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 16:27:02

    >>18

    キヴォトスではよくあることでは?

  • 20二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 18:11:16

    さ、さすがに腕は伸びない……よね?(震え声)

  • 21二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 18:26:02

    マジックハンドを装備してるかもしれない

  • 22二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 18:40:02

    そういやカイザーはもう泥舟だけども腐っても大企業だし無くなったら混乱起きそうだけどもどう対処するんだろう?
    素人考えだと腐った上層部と部署とかを一新化して清浄化を測りつつ物流を止めないぐらいしか思い浮かばないけども
    ミヤビがどう対処するのか楽しみだな

  • 23一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 22:34:04

    帰宅がだいぶ遅くなってしまったので、明日の朝再開に延ばさせていただきます
    SRTのパートで書けているところまで投下出来たらするつもりですが、無理そうなら明日の朝ということで

  • 24二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 22:35:31

    了解です
    楽しみに待ってますね

  • 25二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 22:36:03

    了解です。お疲れ様でした

  • 26二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 23:12:42

    仕事に追われるミヤビちゃんかな

  • 27二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 23:13:24

    わかりました
    お疲れさまですー

  • 28一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 23:33:22

    ~カイザーローン前 夜~

    「いやあ、壮観だねえ」
    「……捜査局員。暇なのか、こんなところで」
    「公安局長、割と失礼じゃない? 現場の指揮なんだし私も出張りますって」
    手にした去年型落ちしたばかりの小銃を眺めながら、カンナは捜査局員に言葉をぶつける。
    一年生でありながらすでに事件の指揮を任されるにたる能力を持ち合わせた、期待の新星。
    その彼女が、にやにやと笑いながら手元の拳銃を弄んでいた。
    カイザーローンの建物はすでに捜査局と公安局の生徒たちによって厳重に取り囲まれ、ネズミ一匹も這い出ることができないようになっている。
    人の出入りを制限するため、夜間に始められた作戦はすでに第一段階を終了し、SRT隊員たちの突入を待つばかりとなっていた。
    「この銃」
    「うん?」
    「これは、SRTから払い下げられたものだと聞いた」
    「そうだってね。助かるよねえ、ヴァルキューレの予算渋いもん」
    「……もっと早く、もっと早くこれがあれば」
    カンナの言葉に、捜査局員は鼻から小さく息を抜く。
    「それを言っちゃオシマイでしょ。うちの先輩が何とか引っ張り出したんすから、とりあえず今それがあるってだけで満足してください」
    「先輩……。確か、お前の先輩というのは」
    「連邦生徒会の行政官っす」
    その言葉でカンナも思い出した。以前見かけたことがある、ヴァルキューレの捜査局上がりだという行政官。
    だが、それがどうしたのだ。結局これは氷山の一角に過ぎない。こんなもので、何が変わると。

  • 29一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 23:33:36

    「変わると思いますよー? 先輩、これを機にカイザーを『取り込む』つもりじゃないっすかねー」
    「……どういうことだ?連邦生徒会が?まさか、そこまで癒着が」
    「いやいや、違いますって。先輩がそんなぬるい真似するわけないじゃないっすか」
    耳元に顔を寄せて、周囲に聞こえないよう声を潜める。
    これは私の勘とあてずっぽうですけど、と前置きして。
    「先輩は裏で汚いことやってたカイザーがめちゃくちゃ嫌いです。だから、一度完全に上下関係を作ったうえで、キヴォトスに必要なところだけ『切り取る』つもりだと思うんすよね」
    「で、できるわけないだろう!?相手はあのカイザーだぞ!そんなことができるなら、私たちだってもっと他に……!」
    「いやいや、あくまで勘ですって。全然テキトー言ってるかもしれないんすから、そんな動揺しなくても」
    「く、ぬ……!」
    この女、嫌いだ。
    人を小馬鹿にしたような、さも私は頭がいいですと言わんばかりの態度が気に食わない。
    しかし、もし彼女の語ったことが本当におきるのなら。
    「ま、今はお仕事しましょうよ。ここをとちったら全部ご破算です。ウジ虫一匹逃さないよう、しっかり見張んないとですね」
    女の言葉に、カンナは銃を持ち直してその横に立つ。
    この女は嫌いだが、その言葉には頷くしかない。
    まずは、この仕事を完遂しなければ変わるも何もないのだから。

  • 30一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 23:33:59

    「ガチガチだねえ、RABBIT1」
    SRTに入ってから、何度か小さな出動は経験した。
    しかし、ミヤコにとってこの規模の大捕り物は初めてのことで、自分でも驚くほど顔はこわばり、体は固く縮こまっていた。
    「っ! 先輩……。だ、大丈夫です、やれます」
    ライフルを下げたまま、ミヤコは少し青ざめさせた顔色を隠すように顔を背ける。
    それを追って回り込んだ背の低い少女は、ネズミ耳型のヘッドホンを見せつけながらにやにやと笑い、
    「先輩じゃないっしょー?」
    「ら、RAT2」
    「そうそう、もう作戦中なんだからね! ま、新人ちゃんは新人ちゃんらしく後ろで震えてくれてても、んぎゃっ!?」
    意地わるげに笑っていたRAT2が、脳天に拳骨を落とされて沈黙する。
    彼女の後ろに、背丈のそう変わらない、いかめしい顔をした少女が拳を作って立っていた。
    「RAT2、新人にちょっかいをかけている暇があるなら装備の点検を進めろ」
    「ぁあい~……」
    「すまんな、RABBIT1。あれでもお前の緊張をほぐそうとしてるんだ。言い方が最悪でよく敵を作るが」
    「い、いえ、未熟なのは事実です。気にしていません、RAT1」
    その様子に、三年生のRAT1は嘆息し、
    「お前たち、FOXのお気に入りだろう」
    「え……いえ、お気に入りというか……」
    「手ほどきを受けているだろう。気に入ってるんだよ、あいつら。癪だが、あいつらは私たちより優秀だ」
    肩に手をやり、すれ違いざまに
    「そんなあいつらに仕込まれたお前たちが、足手まといだとは思わない。役目を果たせ、RABBIT小隊」
    「ぁ、は、はいっ!」
    手を振りながら歩いていくRAT1に、ミヤコはヘッドセットが取れそうな勢いで頭を下げる。
    魔法のような一言で、いつの間にか体をむしばむ緊張はほどけていた。

  • 31一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 23:34:15

    「DEER1、また食ってるのか?」
    ミヤコを励ましたRAT1は、その足でSRTのロゴ入り装甲車のタラップに腰かけるDEER1に近づいた。自分とは親子ほども差がある胸と背丈をじとりと見つめる。
    すでに準備を整えた姿のまま、肉まんをはふはふとほおばっている姿からは、ミヤコから見て取れた緊張感など一欠けらも感じられない。
    緊張しすぎるのは問題だが、まったく緊張していないのも考え物だと、RAT1は内心で息を吐いた。
    「あ、RAT1~。食べます~?」
    「いらん。よく作戦前にそんな詰め込めるな」
    「腹が減ってはなんとやら、といいますから~」
    「そうか。……RABBIT小隊の他の奴らはどこにいる?」
    「はい~?RABBIT4ならそこで~」

    「これも美味しいよ~」
    「こっちもたべて~」
    「お腹空いてない~?へいき~?」
    「ひえぇ……。口から出ちゃいますぅ……。なんですぐ見つけられるんですかぁ……」

    「……止めてやれよ」
    「えぇ~?でも、お腹空いてそうな顔してたから~」
    「あれは自信がないだけだ。というか、お前たちが特殊なだけで、作戦前にそんな食わないんだよ普通は」
    「そうですかぁ~?」
    美味しいのに~、などとのたまう暴食魔人をほったらかし、とりあえずRABBIT4を助けに向かった。このままでは作戦前に一名欠員になってしまう。
    「おい、その辺にしてやれバカ食いども」
    「あ、RAT1~。たべま「食べない」そっか~」
    「はひぃ……。お腹はちきれるぅ……」
    「RABBIT4、お前ももう少し自己主張しろ。こいつらに付き合ってたら一生胃袋に物を詰め込まれるぞ」
    「あ、ありがとうございますぅ……。そうしますね……」
    始まる前からぐったりしていたミユの頭を何度か触る程度に叩く。
    問題児たちと名高いRAT小隊のまとめ役からすれば、この程度は毛ほどの苦労にもならないのだ。

  • 32一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 23:34:29

    「RABBIT2、RABBIT3。緊張はしていないか?」
    「あ、ら、RAT1!はい、RABBIT2、大丈夫です!」
    「RABBIT3、大丈夫でーす」
    「……RABBIT2、肩の力を抜け。RABBIT3は抜きすぎだ」
    「も、申し訳ありません!」
    「はーい」
    「まったく……。毎年問題児を受け入れないと気が済まないのか、SRTという組織は」
    装甲車の影で対照的に縮こまったり伸び上がったりしている二人を見やりながら、RAT1は片手を上げてハンドサインを出す。
    すると、すぐさまどこからか二人の小さな影がやってきて、
    「うぎゃっ!」
    「んひぃっ!?」
    RABBIT小隊二人の脇腹をつつきまわしていった。
    RABBIT2には軽く、RABBIT3にはやや重く。
    とたとた、と軽快な足取りで二人を何度か突いた影は、ぴたりとRAT1の横に揃い、
    「緊張は解れたか―!新人!」
    「少しは緊張感を持ったかー?新人?」
    まるで同じ声音を揃える。その顔は二人ともが互いに瓜二つだった。
    「RAT3、RAT4。うちのポイントマンだ。双子だけあって息の合ったいい動きをする」
    「お、たいちょー!」
    「あーしたちのこと褒めるなんて!」
    「「めっずらしー!」」
    「こういううるさい奴らだが、程よい緊張を維持する術をもっている。お前たちはそれを見て、学び取れ。再来年にはお前たちがこういうことをする側だからな」
    「は、はい!ありがとうございます!」
    「あ、ありがとうございまーす」
    「……ところで、私は割とお前たちを褒めていると思うが?そんなに厳しくされたいならそう言ってくれればなあ……!」
    「「なんで怒るの!逆切れはんたーい!」」

  • 33一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 23:37:13

    今日はここまで
    明日の朝は各小隊の隊長の能力値をざっくり決めてから突入になります
    ここのところSSばっかりで申し訳ありませんが、とりあえずアビドスが片付くまではこんな感じになりそうです

    (今読みなおしたら、アリウスの可能性を見つける辺り、もうちょっと上手くできそうでもやもやしてます(ダイスとか)次があったらうまくやりたいですね)

  • 34二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 23:39:21

    おつでーす
    ……能力は最低保証ガッツリつけたほうがいい気がします(ホシノを思い出しながら)

  • 35一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/03(水) 23:40:36

    >>34

    特殊部隊員ですから、かなり高めに下駄履かせる予定です

    苦い記憶だ……

  • 36二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 23:41:00

    乙です
    隊員みんな個性的でよかったです
    カイザー取り込む気なのかミヤビは…それなら確かに混乱も起きないし良さそう
    上の人も言ってる通り最低保証はしっかりつけた方が良いですね…

  • 37二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 23:42:36

    魅力的な小隊たち
    やり手の捜査局員
    作戦前の前座がわくわくするのだ

  • 38一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 08:22:29

    ぼちぼち再開します


    RAT1(RAT小隊は全員この数値に準じた性能を持ち、RAT1が最も優れています)

    学年:3年生


    体力 70+dice1d30=24 (24)

    戦闘 70+dice1d30=3 (3)

    頭脳 80+dice1d20=16 (16)

    技術 80+dice1d20=16 (16)

    身長 120+dice1ⅾ20=


    使用武器

    RAT1 小隊長

    dice1d3=3 (3)

    1 AR

    2 HG

    3 SMG


    RAT2 工作、破壊

    dice1d3=1 (1)

    1 AR

    2 HG

    3 SMG


    RAT3,4 ポイントマン

    dice1d3=2 (2)

    1 SG

    2 AR

    3 SMG

  • 39一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 08:23:06

    身長ミス

    120+dice1ⅾ20=

  • 40一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 08:23:34

    dice1d20=8 (8)

  • 41一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 08:24:49

    DEER1(DEER小隊は全員この数値に準じた性能を持ち、DEER1が最も優れています)

    学年:2年生


    体力 80+dice1d20=6 (6)

    戦闘 70+dice1d30=4 (4)

    頭脳 60+dice1d40=29 (29)

    技術 70+dice1d30=21 (21)

    身長 160+dice1d15=13 (13)


    使用武器

    DEER1 小隊長

    dice1d4=4 (4) (+ライオットシールド)

    1 SG

    2 MG


    DEER2 ポイントマン

    dice1d4=4 (4) (+ライオットシールド)

    1 SG

    2 AR

    3 MG

    4 GL


    DEER3 スナイパー

    固定 SR


    DEER4 シグナラー(通信手)

    dice1d3=2 (2)

    1 AR

    2 HG

    3 SMG

  • 42一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 08:25:38

    小隊長の武器も数値ミス!がばがばですわよ!

    dice1d2=2 (2)

  • 43一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 08:38:39

    全ての準備が整い、ヴァルキューレの生徒たちが建物を取り囲む中。

    今回の任務に参加するSRTを取り仕切ることになったRAT1が、整列したそれぞれの小隊を見て声を上げる。

    「今回は大仕事だ。すでに各自確認しているだろうが、違法な金貸しが人身売買にまで手を出した。我々の仕事は可及的速やかにこのごみ溜めを掃除し、必要な情報を抜き取ることだ」

    後ろ手にカイザーローンの巨大な施設を指し示し、

    「なお、周囲の被害を勘案して、今回施設の爆破などは行わない。RABBIT3、十分注意しろよ」

    「うえぇ、名指しぃ?」

    「そりゃそうだろ……」

    「おしゃべりは後だお嬢さん。我々SRTの本懐に立ち戻る時だ、クズどもをぶちのめし、愛と平和のために引き金を引く機会がやってきたぞ」

    軽口混じりにうそぶくRAT1に、二小隊から笑いが漏れる。笑えないのは、まだ雰囲気に慣れないRABBIT小隊の面々くらいのものだった。

    「よし、では作戦内容だ。DEER小隊は正面から突入し順次制圧、RAT小隊は後ろに回ってケツを蹴り上げる。一人も外に漏らさず、無駄に殺すな、壊すな。RABBIT小隊はdice1d2=2 (2) の後ろをカバーだ。質問は?」

    1 RAT小隊

    2 DEER小隊

  • 44一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 08:56:24

    「RAT1、抑えるものは書類や電子データですが、具体的にどれという指示はありますか?」

    「RABBIT1、目についたものはすべて回収しろ。必要かどうかは上が判断する」

    「了解しました」

    「他に質問は? ……よし、では時計合わせ、15分でかたをつけるぞ。5分後に突入する」

    言葉通り、全員が一斉に腕時計を操作する。

    突入してから15分でアラートが鳴るようになっているが、訓練ではこんなに長い制限時間はなかった。

    どれだけ長くても10分だ。間違いかと思ったが、やや戸惑い気味のRABBIT小隊以外は誰も疑問に思っていないようだ。

    それを察したのか、近くにいたDEER2がニコニコしながら、

    「15分はねぇ~、念のための制限時間なのよ~」

    「念のため?」

    「時間はあるから訓練通りやれ、ってこと~」

    お話は終わり~、と手を振って正面玄関に歩いていくDEER2。

    その背を追って、スナイパーであるRABBIT4以外の三人も歩き出す。


    『残り10秒。各自、要らん弾を食らうなよ。たかだか銀行の警備員にお駄賃をもらうような間抜けはいないだろうが』

    『いないいない!新人ちゃん、もし貰ったら弾数分皆に奢りね!』

    「えっ」

    『は、そりゃあいい。RABBIT小隊、被弾したらお前らの奢りで焼肉だ。それが嫌なら死ぬ気で働けよ』

    RAT小隊の軽口がインカムから響く。

    数々の修羅場を潜り抜けてきたSRT歴戦の戦士の余裕か、とも思ったが、これ単純にいびられてるだけでは?と少しむかっ腹が立ち始めたころ。

    「カウント、3、2、1、GO!」

    合図と同時、スナイパーを除いたDEER小隊3名、RABBIT小隊3名が正面玄関を蹴り破り、訓練通りに突入を開始した。


    敵 dice1d8=8 (8)

    戦闘 dice1d50=13 (13)


    RABBIT小隊

    戦闘 60+dice1d40=24 (24)

  • 45二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:03:07

    烏合の衆ですな
    ……罠じゃないよな?

  • 46一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:08:13

    「SRTだッ! 武器を捨てて投降しろッ!」

    「な、なんだ、なんだぁ!?」

    「ヴァルキューレじゃない、SRTだぞ!」

    「くそ、どうなってんだよ!」

    先ほどまでののんびりした様子からは想像もできない、ドスの効いたDEER1の怒声が行内に響き渡る。

    DEER小隊が前に出てシールドを構え、RABBIT小隊がその隙間から銃口を覗かせる。

    さらに、エントランスは上方のガラス窓が大量に存在しているため、外からの射線も通り放題だ。

    「抵抗するな!武器を捨てて腹ばいになれ!」

    「ざけんな、カイザーにこんなことしてただで済むと思うなよ!」

    「おいこいつら畳んじまえ!人を寄こすんだよ!」

    『RAT1、こちらDEER1。抵抗を確認、戦闘に入ります。以上』

    『RAT1了解。派手に暴れて注意を引け。以上』

    『DEER1了解、以上』


    戦闘です。

    お互いの人数分、戦闘力ダイスを振り、互いに上回った分相手の戦闘力を削れます。

    上回った相手が複数存在する場合、ダイスで対象を決定します。


    カイザーガードマン dice8d13=6 7 1 12 10 9 2 1 (48)

    DEER小隊      dice3d74=50 64 10 (124)

    RABBIT小隊     dice3d84=26 26 30 (82)

  • 47二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:12:11

    上手く行き過ぎて怪しい
    兎さんはやっぱ訓練と実践は違う感じ

  • 48一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:14:58

    数字の並びは、カイザーがA~H、DEER小隊は1、2、4。RABBITは1~3とします。

    カイザーガードマンD→DEER4 2ダメージ

    DEER4が狙撃でカバーdice1d3=2 (2)

    1 間に合う(ダメージ無効)

    2 間に合う(ダメージ無効+カウンターdice1d74=33 (33)

    3 間に合わない


    DEER1→カイザーガードマンdice1d7=5 (5)

    DEER2→カイザーガードマンdice1d7=6 (6)

    RABBIT1→カイザーガードマンdice1d7=5 (5)

    RABBIT2→カイザーガードマンdice1d7=5 (5)

    RABBIT3→カイザーガードマンdice1d7=5 (5)

  • 49一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:17:00

    D、E、F沈黙。

    残りは目標がいないので振り直しです。


    RABBIT1→カイザーガードマンdice1d5=3 (3)

    RABBIT2→カイザーガードマンdice1d5=1 (1)

    RABBIT3→カイザーガードマンdice1d5=4 (4)

  • 50一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:29:57

    A、C、G沈黙。残りはB、Hです。

    過半数を1ターンで沈黙させたので、相手が脅威を感じています。

    「あっけないぞこいつら!」

    「どうする、まだやる~?」

    dice1d2=2 (2)

    1 ひるむ(1ターン戦闘値半減、端数切り下げ)

    2 降伏する(戦闘終了です)

  • 51二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:30:42

    計算通り、かんぺき~

  • 52二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:32:56

    計算通りすぎてやっぱりSRTやべえなっなるね

  • 53一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:35:08

    「わかった、降参、降参だ! 投降する、撃たないでくれぇ!」

    「あ、てめっ! お、俺も参った! 他部署から引き抜かれたばっかりなんだよぉ、殺さないで!」


    戦闘終了、損害はありません。


    「よし、腹ばいに、そうだ。頭の後ろで手を組んで、足を交差しろ。RABBIT3、こいつらを拘束しておけ。あとはヴァルキューレに任せて我々は先に進む」

    のほほんとしていたはずの顔が引き締まり、その気が無い人でも目を奪われるような怜悧な美貌を見せるDEER1。

    それを気にする暇もなく、一行は行内の捜索に入ります。


    どれだけ行内の注意を引けたか

    30+dice1d70=2 (2)

    100に近いほどRAT小隊への敵が少なくなります

  • 54二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:36:50

    スマートすぎて相手が動けていないのか敵もさる者ということなのか

  • 55二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:37:15

    やっぱ陽動でしたねぇ!

  • 56一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:37:41

    余りに迅速に進めたせいで、あまり注意を引けなかったようです。

    RAT小隊も戦闘に入ります。


    「おい、こっちからも来てる!小さいぞこいつら!」

    「囲んで棒で叩くんだよー!」

    「敵来てるじゃねえか」

    「注意引けなかったみたい?」

    「「おっしゃーぶっとばーす!」」



    カイザーガードマン 数dice1d5=4 (4)

    戦闘 dice1d50=25 (25)

  • 57一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:39:01

    戦闘開始です。


    カイザーガードマン dice4d25=24 11 8 9 (52)

    RAT小隊 dice4d73=70 41 71 15 (197)

  • 58二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:40:47

    迅速にやりすぎてもいけないってことなのか
    派手にやろうとしてたRABBIT3は正しかった??

  • 59二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:40:53

    えぐい

  • 60一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:40:56

    どっちが先に動けるかを決めていませんでした。

    先制出来るのがどちらかを先に判定します。ターン制です。互いの戦闘力で振って高い方が先手を取ります。

    カイザーガードマン dice1d25=16 (16)

    RAT小隊 dice1d73=58 (58)

  • 61二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:42:17

    潜入部隊が弱いわけ無いだろ的な手際を感じる

  • 62二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:42:20

    どっちにしろ鎧袖一触

  • 63一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:43:20

    RAT小隊が先手です。出ている数値が相手の最低値を超えている場合攻撃に参加できます。

    今回の場合、カイザーの最低値9を超えている隊員は攻撃に参加できます。

    逆に、カイザーはRAT小隊の最低値15を超えていないと攻撃に参加できません。

    RAT小隊 dice4d4=1 3 2 2 (8)

  • 64一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:46:52

    A、B、Cが沈黙、RAT4は沈黙済みの相手に当たったので自動的にDに割り振られます。

    RAT4→カイザーガードマンD 6ダメージ


    カイザーガードマン 残りDのみ


    「動くな、もうお前だけだぞ」

    「動いてもいいよ!ほら、ちょろちょろってしなよ! 代わりに漏れるのはオイルになるけどさ!」


    過半数を失ったので降参判定 dice1d2=1 (1)

    1 ひるむ(1ターン戦闘値半減、端数切り下げ)

    2 降伏する(戦闘終了です)

  • 65一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:50:32

    驚くべきことに、Dはまだ戦うつもりのようです。

    腰は引けて目からオイルを流しながら、(言い忘れていましたがカイザーガードマンはオートマタです)震える手でライフルを構えます。

    涙ぐましい努力に、RAT小隊も思わず

    「まじ、やんの!? ばかじゃん」

    「「お前のケツを舐めさせてやるぜー!」」

    「とっとと片付けろ馬鹿どもが」


    2ターン目

    カイザーガードマン dice1d9=9 (9)

    RAT小隊 dice4d73=55 49 11 19 (134)

  • 66二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:51:24

    頑張った、感動した!

  • 67二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:51:58

    火事場の馬鹿力をここで出すか、あっぱれ!
    まぁボコされるんですけどね

  • 68二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 09:54:46

    原作でもジェネラルの部隊が雑魚キャラの如く一蹴されてたから仕方ない
    ジェネラルも単純な戦闘には勝てないのは認めてたし

  • 69一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 09:59:15

    最大値!Dのなけなしの意地が奇跡を呼びます。

    驚くほど正確に構えられたライフルから弾が飛び出し、RAT小隊を食い破ろうと

    「こいつ一人でぶつぶつ何言ってるんだ?」

    「いい夢でも見てるんじゃない? ぃよっと、はい拘束完了」


    ……最後の勇気を振り絞った彼の行為は、残念ながら現実という名の暴力であっけなく踏み砕かれました。

    しかし限界を超えた彼は、きっとこの後の人生でこの輝かしい経験を糧にしてくれることでしょう。


    ちなみに、RABBIT4が援護のために構えていましたが、その機会もありませんでした。

    次の機会を期待しましょう。


    それぞれ敵を排除した各小隊。

    ここからダイスで進行度を決定します。進行度が5になれば任務終了です。

    DEER、RABBIT小隊←→RAT小隊 dice2d4=4 4 (8)

    1 資料を回収(進行度+1)

    2 敵と遭遇(進行無し)

    3 隠し部屋を発見(進行度+1)

    4 金庫だ!そして金庫番だ!(ちょっと強い敵と戦闘、進行無し)

  • 70一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:00:33

    出くわしたのはどっち?dice1d2=1 (1)

    1 RAT小隊

    2 DEER、RABBIT小隊


    出くわしてない方を振り直します

    dice1d3=3 (3)

    1 資料を回収(進行度+1)

    2 敵と遭遇(進行無し)

    3 隠し部屋を発見(進行度+1)

  • 71二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:01:27

    凄い迅速流石SRTだな…
    隠し部屋と金庫かどっちも押さえておいた方が良い場所だね

  • 72一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:04:01

    「あぁ、なんだぁ!? ちいせえガキがこんなとこに入り込んでやがる!」

    「随分でかいな……。金庫番というやつか」

    「ってことは、こいつがボスかなぁ!?」

    「「ボス!? お宝!」」

    「ゲームじゃないんだぞ。まあ、こいつが金を掛けられているってのは間違いなさそうだがな」

    「ごちゃごちゃ何言ってんだ、カスチビ共! ふほーしんにゅーだぜ、大人のこわさってやつをおしえてやる!」


    カイザービッグガードナー 1体

    戦闘力 dice1d60=19 (19)

  • 73二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:05:19

    金庫番なのに弱い…
    というかカイザー側適当な人員しか集めてないのか弱すぎるなこれ

  • 74二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:07:41

    まぁまさか天下のカイザーに正面から突っ込んでくる奴がいるとは思わないじゃん?しかも手練れの特殊部隊とか

  • 75一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:08:12

    「では私たちも教えてやろう。小さいことは、いいことだと」

    「金庫室のそばだし、ちょっと暴れても問題なさそうじゃん! うひひ、ぶっ飛ばしてやる!」

    「「ばらばら祭りじゃー!」」


    戦闘開始です

    ところでなぜこいつこんなに弱いんでしょう?

    dice1d3=3 (3)

    1 自分で好き勝手弄り回してスペックダウンした

    2 使った部品が不良品だった

    3 不祥事起こして左遷されたため、体のパーツを抜かれている


    ガードナー dice1d19=19 (19)

    RAT小隊 dice4d73=57 16 68 25 (166)

  • 76二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:08:19

    クロノス「只今ご覧になっているのは連邦生徒会によるカイザーへの強制捜査ですが、見てください!カイザーの精兵が為すすべもなく制圧されていく姿を!失踪中のかの『超人』こと連邦生徒会長は、この圧倒的な武力を何に使おうとしていたのか!取材を進めピーッピーッピーッ只今音声が乱れておりますピーッ」

  • 77一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:09:17

    また先手を決め忘れてますね

    ガードナー dice1d19=12 (12)

    RAT小隊 dice1d73=32 (32)

  • 78二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:09:51

    不所持起こして左遷とか金庫番なのに墓場扱いだろこれ
    そしてオーバーキルお疲れ様です
    これで違法な金回収出来るな!

  • 79一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:14:33

    …………

    ………

    ……


    「オデ……オデ……グゥゥ……」

    「よ、弱い……」

    「やーい、ざーこ♡ざーこ♡」

    「「なんのためにいたの、この人?」」


    RAT小隊の倍以上の大きさだったカイザービッグガードナーは、残念ながらその本領を発揮してもなお、RAT小隊の足元にも及ばなかったようです。

    機能維持に支障がない範囲で穴だらけにされた彼は、現実逃避のようにぶつぶつと何かを呟くだけになってしまいました。

    「とにかく、金庫は見つけた。こいつを拘束したら次に行くぞ」

    「「あいあいさー!」」

    「了解ー」


    ところ変わって二小隊、内部を捜索しているとdice1d6=1 (1) が壁に不自然なくぼみを見つけました。

    1 DEER1

    2 DEER2

    3 DEER4

    4 RABBIT1

    5 RABBIT2

    6 RABBIT3

  • 80二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:17:18

    怪しいところ見つけられるの流石ベテランチームの隊長だね
    果たして何が隠されているんだろうか

  • 81二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:18:12

    リーダーなだけはある有能さ、これはお金かけて維持する価値ある

  • 82一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:24:18

    「……全員止まれ、静かに」

    部屋を調べている途中、DEER1が全員を制止させた。

    耳をそばだて、部屋の壁に妙なくぼみがあるのを見つけると、

    「ふんっ」

    思い切り殴りつけ、壁を抜いた。

    「えぇ……」

    「隊長またそれかぁ……」

    「これが一番早い。……よし、開いた」

    それは壁で隠されたスイッチだったらしく、DEER1が手探りでスイッチを入れると、その横の壁がスライドして隠し部屋がその姿を現した。

    中には大量のファイルが収納されており、その数は一つや二つではない。

    RABBIT小隊が入り口を警戒しつつ、DEER小隊がその中を改めると、一様にその表情を曇らせました。

    「これは、反社会勢力への支払い記録か」

    「ヘルメット団とか、テロ組織への資金流入の根っこがこれってこと? やってくれるねえ」

    「こっちは……未成年の斡旋記録ですね。それも、いわゆる風俗業への斡旋です」

    「思った以上のものが出たな……。よし、これもすべて回収する。マークをつけておけ」

    「了解」


    犯罪の証拠となる裏帳簿を押収。

    進行度+1


    次の行動は

    DEER、RABBIT小隊←→RAT小隊 dice2d2=1 2 (3)

    1 資料を回収(進行度+1)

    2 敵と遭遇(進行無し)

  • 83二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:26:37

    不正に違法業の書類ゲットヨシ!
    原作で出てこないだけで風俗関係の斡旋とかも確かにやってそうよな…
    ラットが引き付けてる間に書類回収も出来たしこれで作戦完了かな

  • 84一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:27:32

    先にRAT小隊から行きます

    移動中、また敵と遭遇しました。戦闘です。


    「スッゾコラー!ザッケンナオラー!」

    「畜生、兄貴がやられちまった!ゆるさねえ!」

    「カイザーの底力を見せてやるぞ!」


    「あいつら全然引き付けられてないぞ!」

    「まあまあ、こうなったらこっちで敵を受け持って、向こうに資料を回収してもらえばいいじゃん」

    「「暴れまくりだー!いくぜいくぜー!」」

    「ああもう、なんで私の仕事はいつもこんななんだ!?邪魔だ、どけ!」


    カイザーガードマン dice1d6=3 (3)

    戦闘力 dice1d20=8 (8)

  • 85一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:29:00

    先手判定

    カイザー dice1d8=3 (3)

    RAT小隊 dice1d73=53 (53)


    戦闘判定

    カイザー dice3d8=5 1 1 (7)

    RAT小隊 dice4d73=25 60 11 21 (117)

  • 86二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:29:47

    これはまた薙ぎ払われそうですねご愁傷様です

  • 87二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:33:26

    敵の層の薄さから本体は別にある気がする

  • 88一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:40:35

    一瞬でした。(どうやっても終わるので省きます)

    「ぐえー!」
    「はぁ……つっよ……むり、しぬ……ガクッ」

    「……よし、次」
    「隊長、まあまあ落ち着いて」
    「「おちちついてー」」
    「落ち着いとるわ! こいつら、自分たちに逆らえる奴なんかいないと思って碌な戦力置いてなかったんだろう。カイザーの名前ばかり振りかざしてるのがいい証拠だ」
    「じゃあ本命は―?」
    「……おそらく、本隊と一緒にいるんだろう。まさかこっちが襲撃されるなんて夢にも思ってなかったようだが」

    一方で二小隊も資料を発見しました。
    本社とのやり取りを記録したデータ類です。
    メールや通話記録もご丁寧に記録しているらしく、このカイザーローンと本社とのつながりがたんまり残っています。
    「DEER4、データの収集を」
    「RABBIT3もお願いします。我々は外の警戒を行います」
    「了解」
    「りょうかーい」

    進行度+1 
    残り3ですが、すでに敵はすべて出払ってしまったので、残りはダイジェストとなります

  • 89二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:44:53

    このカイザーが政治的に負けるなどあってはならないことだ!これは何かの間違いだ!防衛室こういうときのために金を払っていたんだぞ!

  • 90二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 10:48:06

    チンピラ上がりと正規軍の特殊部隊がまともにやり合ったら
    そりゃこうもなろう

  • 91一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:53:44

    「資料回収の時間だオラァ!」
    「わ、みてみて!金塊じゃん!隠し金庫ってやつだー!」
    「「目の保養になるなー」」
    「目の毒だろ。RAT2、懐にしまい込むな重さで動きが鈍るだろ」
    「あ、そっちなんだ」

    「これは、次の顧客予定リスト……?」
    「襲撃して土地の評価額を下げ、下がりきったところで融資と引き換えに安く買いたたく……」
    「完全に違法な地上げじゃないか! こいつら、阿漕ってレベルじゃないぞ!」
    「顧客予定というか、襲撃予定だなこれは」
    「ブラックマーケットの一部も同じ手でやられてるねぇ、これマーケットガードも抱き込まれてるんじゃない?」
    「ほぼ間違いないだろうな。クズどもが」

    「よし、これで全部か。各小隊、状況知らせ!」
    「DEER小隊、スナイパー除き到着」
    『DEER3待機中』
    「RABBIT小隊、スナイパー除き到着しました」
    『RABBIT4た、待機中です……』
    「RAT小隊も全員揃っている。よし、目的は達成した。我々は撤収、残りはヴァルキューレに任せる」
     ヴァルキューレがなだれ込んで片っ端から押収を始めたエントランスで、RAT1が音頭を取り撤収の準備を始めていた。結果的にSRTが出張るほどの敵ではなかったが、しかしこれでカイザーも世間も認識しただろう。
     SRT特殊学園はいまだ健在。愚かな悪事は彼女たちに銃口を向けられることになると。

    「さて、スナイパー組が合流次第、我々は次の任務だ」
    「次?RAT1、RABBIT小隊は何も聞いていませんが」
    「ああ、次は──私の奢りで焼肉だ。行くぞ、RABBIT小隊。本当に美味い肉というやつを教えてやる」
    「え、あ、は、はい!?」
    「やったぁーみんな奢りだってぇ~!」
    「わぁ~い」
    「DEER小隊の分を出すわけないだろうが!お前らは自腹だ!」
    「え~!?先輩まって~!」

  • 92一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 10:57:14

    とりあえずここまで。
    夕方以降に再開できそうなら再開、無理そうなら明日の再開になります。
    スナイパー組の出番がなかったですね……。先制を取られたら応戦、とか、ボス戦で動きを止めて、とか考えてましたがカイザーの目が腐ってSRTがぶん回ったので……。

    次はアビドスに向かったFOX小隊からスタートです。
    しばらくミヤビちゃんでないっすね……。

  • 93二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 11:00:04

    まるで映画の序盤を見てるようだった
    次回も楽しみ

  • 94二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 11:00:51

    おつでしたー ミヤビちゃんは鉄火場にいちゃいけない存在なので問題ないっすね!

  • 95二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 11:02:24

    乙です〜なんというかうん

  • 96二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 11:48:27

    オリSRT部隊が活躍するタイプ大好きだから凄い助かってる

  • 97二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 11:59:26

    乙です!
    みんな大活躍でよかったです!
    カイザーはもう終わりやね

  • 98二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 14:35:55

    おしまい~カイザーコーポレーション

  • 99二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 18:46:45

    ミヤビちゃんは作戦開始前で大活躍だったしね

  • 100一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 21:25:15

    再開します!時間関係確認してて遅れました
    イベントの流れというか、時間関係がかなりタイトな感じになってるので、お話が前後していますがご了承ください!
    前スレ179のカヤのセリフ(まだ昼)

    先生が黒服と接触(その日の夜。ここでカイザーローン制圧)

    ゲヘナ、トリニティと繋ぎ、救出作戦の連絡。FOX小隊が急行(次の日の昼)

    っていうかトリニティからの協力はペロキチが取り付けたもので、先生じゃなかったですね……。勘違いしてた……。
    ここではペロキチ経由で先生がお願いしたことにしてください。
    どっちにもお願いしました、ってことでバランスとった感じで。これは明確にガバです。ゆるして。


    小鳥遊ホシノ救出作戦。
    アビドス対策委員会の面々が、先生からの情報を元に出発しようとしていた時。
    突然校門を抜けて走りこんでくる一台の装甲車があった。
    「なに、またカイザー!? しょーこりもなく!」
    「待ってください! あの校章って……!」
    ”大丈夫、味方だよ”
    セリカが早とちりして銃を構えようとしたのをアヤネが抑える。
    備品をもらったのか、アビドスマークのスキットルを首からぶら下げたスーツ姿の先生がそういうのと、装甲車の後部扉が開くのは同時だった。
    中から三人の生徒が、そして運転席からもう一人の生徒が下りてくるのを、対策委員会の面々はポカンとした顔で眺めていた。
    「──FOX小隊、誘拐生徒救出のため、本作戦に合流する。指揮官は貴女か、『先生』」
    ”うん。来てくれてありがとう、皆”

  • 101二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 21:26:58

    了解です
    ミスは誰にでもありますし大丈夫ですよ
    俺も気づかなかったので…

  • 102一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 21:42:20

    「え、え、SRT!?なんで!?超エリートじゃない、先生いつのまに!?」
    ”私じゃないよ。ミヤビが送ってくれたんだ”
    「ミヤビ、って先生が言ってた連邦生徒会の、ですか?」
    「はぁ!? 今まで何もしてこなかった連邦生徒会が、なんで今更!」
    「ま、まあまあ!力を貸してくれるって言うなら頼もしいじゃないですか! なんたってあのSRTですよ!?」
    ミヤビの名前が出た途端、セリカが眉を吊り上げて吠え出す。今までホシノの姿を見てきただけに、感情的になりやすい彼女が噴火するのは目に見えていた。
    それでも、先生として。一人の生徒が必死に駆け回ったことを、その当事者が知らないままでいるのはあまりに報われないと思ったから。
    それが、先生としての判断だった。
    「なあ、その辺はいいけどさ。まずは車に乗らない?」
    ”そうだね。お邪魔します”
    「あ、先生は後ろでお願いします。運転は私、FOX2が。そちらにオペレーターがいれば、助手席にお願いしますね。運転中にデータと情報を共有したいので」
    「わ、わかりました!じゃあ、私が助手席に失礼します!」
    わちゃわちゃしながらも、先生を一番奥に詰め込むようにして順に乗り込んでいく。
    ポイントマンのFOX3、オトギが一番後ろになって扉を閉めると、FOX1、ユキノにサインを送った。
    ユキノが運転席の裏側の壁を二度強く叩き、全員が乗ったことを知らせ、それを受けて装甲車がアクセルを踏み出す。
    ホシノの捕らえられている基地までは車でそれなりの距離にある。しかし、あらゆる環境に対応できるよう設計されているSRTの装甲車ならば、十二分に間に合う程度の距離だった。

  • 103二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 21:46:03

    ミヤビの頑張り知って欲しいっていうところは流石先生だな
    装甲車なら道中スムーズに行けそうかな

  • 104一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 22:06:41

    「改めて自己紹介を済ませておこう。今回の作戦に参加する、SRT特殊学園三年生、FOX小隊小隊長のユキノだ。コールサインは『FOX1』」
    「コールサイン『FOX3』、ポイントマンのクルミよ。くれぐれも私より前に出ないこと、無茶しないこと。いい?」
    「コールサイン『FOX4』、オトギだよー。ポジションはスナイパー、よろしくねぇ」
    『コールサイン『FOX2』、副小隊長のニコです。今日はよろしくお願いね』
    声が途切れる。
    対策委員会にとって初めて出会う、『本物の特殊部隊員』。その存在感に圧倒されて声も出せない中、先生がスキットルの口を開けて、ぐびっ、と喉を潤す音が響いた。
    「……先生、それはアルコールか?」
    ”うん。戦勝祈願、ってやつだよ”
    「……いや、なにもいうまい。戦闘に支障はないんだな」
    ”大丈夫、いい潤滑剤だからね”
    「そうか」
    「ん、先生は飲んでる方が頭が回る。保証する」
    「いや生徒の前で飲酒っていいの……?」
    ”……ミヤビには言わないでね。絶対怒られるから”
    名前が出た途端、あわあわしていたセリカの表情がまた変わる。
    むす、とも、いら、とも言える表情で、口をもにょもにょさせながら、
    「そう、それよ。先生、なんでその連邦生徒会のミヤビってやつはいきなりこんなこと始めたわけ?」
    「せ、セリカちゃん。それはまた後でいいじゃないですか☆今は心強い味方なんですから」
    「ダメよノノミ先輩!だって、今までなんにもしてこなかったのよ!? それがどうしていきなり! 説明くらいあってもいいでしょ!」
    チッ、とかなり強い音が響いた。
    音の原因に全員が目をやれば、そこにはめんどくさそうに銃を点検するクルミの姿がある。
    半目でセリカをじろりとにらみつければ、あからさまに、はぁ~……、と息を吐き出して、
    「私たちは仕事で来てるの。誘拐された生徒を救出するっていう、大事な仕事。私情でひっかきまわすなら今すぐ降りてくれない?」
    「は、はあああぁっ!? なによ、あんた達の方から来たくせに!」
    「別に一条行政官のことが信じられないのはいいわよ。連邦生徒会がアビドスに何もしてこなかったって事実は変わらないし。でも、行政官があんた達に責任感じて助けようとしてること、あんた知ってるの?」
    「な、なによ、そんなの」

  • 105二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 22:09:19

    SRTの存続に奔走してるミヤビのことを思えば、面白くはない言い方である

  • 106二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 22:11:59

    FOX側からしたら気に触る言い方ではあったか
    でもセリカの意見も理解は出来るしな…
    ミヤビというより連邦生徒会との溝は深いだろうけどもここからは行動で示していくしかないか
    先生は酒飲むと指揮良くなるのか…そうか…

  • 107一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 22:13:42

    『はーいそこまでー。味方同士で喧嘩しないの。クルミ、今のは売り言葉に買い言葉だよ。これから命を預け合う相手とわざわざ仲悪くならなくていいでしょ?』
    「だ、だってこいつ!」
    『セリカちゃんも、事情も分からないのに突っかかるのは良くないですよ。きっとみんな、思うところはありますけど……。わざわざ来てくれたんですから』
    「だってアヤネ!」
    『クルミ?』
    『セリカちゃん?』
    ぐぬ、と押し黙ってしまう二人に、ユキノが思わず笑みを漏らす。
    「クルミ、お前の負けだな。後輩相手に熱くなり過ぎだ。セリカ、私が代わりに謝罪する。すまなかったな」
    「ちょ、ユキノ!?……あーもう、わかった、悪かったわよ!ちょっと感情的になったわ、ごめんなさい!これでいい!?」
    「……先に謝られたら、許すしかないじゃん」
    「もう、セリカちゃん」
    「わかったわよ!私もいきなり突っかかってごめんなさい!」
    「ん、じゃあ仲直りの握手」
    「はあ!?」
    「なんで!?」
    ”いいね、大事なことだよ。ね?”
    先生が取り纏めてしまえば、ふてくされるように謝った二人はしばらく逡巡したのち、やむを得ず、といった様子で握手を交わした。あくまで、物凄~く嫌そうな顔をしながら、だが。
    「これで仲直りですね☆」
    「ぷはっ!いい機会だから写真に撮っとこうよ!ほら、お友達が増えましたって」
    「ぶっ飛ばすわよオトギ!」

  • 108二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 22:17:25

    いざって時の二人強いなぁ…
    とりあえずお互い落ち着いたみたいだしよかったよ本当

  • 109二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 22:18:56

    アビドスから見た連邦生徒会はSRTから見たSRT廃校推進派みたいなものだったんだよ、って言えば理解してくれそう

  • 110一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 22:33:24

    「よし、そこまでだ。気を取り直して状況を整理しよう。先生もいいか」
    ”もちろん。ミヤビから、カイザーローンは抑えたって連絡が来たけど”
    「ああ、私たちも防衛室長から情報は貰っている。現在、ヴァルキューレ公安局が総動員で、カイザーPMCの代表取締役と繋がりのある組織を抑えに行っている状態だ」
    ”じゃあ、あとは本人とその私兵を抑えればいいだけだね?”
    「そして小鳥遊ホシノを救出すれば、今回の作戦は完了となる。キヴォトス始まって以来の、カイザーへの大攻勢だ」
    ユキノと先生が互いの情報を交換しながら、他の面々にもそれを共有していく。
    そんな中、まさか外がそんな状況になっているとは知らなかった対策委員会は、状況の変化に目を白黒させていた。
    特に驚いているのは、そういった情報にも理解のあるアヤネだった。
    『ちょっと待ってください、今そんなことになってるんですか?それに、カイザーローンって!』
    『ああ、貴女達が借金してた先なんでしょ?今は立派な闇金、っていうか違法金融機関として全部差し押さえられてるみたい』
    「差し押さえぇ!?あ、あのカイザーローンを!?」
    「ああ。私たちも詳しく知っているわけじゃないが、今回生徒の誘拐が発生したことで連邦生徒会は不正に操業されている一連の企業を完全に潰しに掛かるようだ」
    今まで一度もなかったことに、通信で聞いているアヤネはもちろん、セリカもノノミも口をぽかんと開けてしまっている。
    「とはいえ、この作戦が失敗すればそれもすべて水の泡になる。主犯は誘拐された生徒と共に姿をくらますかもしれない。そうなれば、カイザーを潰すことも、生徒の救出も敵わない」
    「そんなことさせないわよ!私たちが絶対助け出すんだから!」
    「そのために私たちも来たのよ。クズどもを一人残らずぶちのめして、小鳥遊ホシノを救出するためにね!」
    「お、息合ってきたねぇ」
    「「合ってない!」」
    『オトギちゃーん?』
    「おっと、ママに怒られちゃう」
    「あはは……。仲がいいんですね☆」

  • 111二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 22:37:00

    この結束を生み出すためにオトギが敢えて喧嘩ふっかけた疑惑
    双方の不満をガス抜きさせて緊張をほぐすとは、さすがミヤビ(違)

  • 112二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 22:39:07

    アビドス側からしたらそりゃ驚くよね
    そして結束新たに救出へと励むかまさに青春だしきっと上手くいくだろうな

  • 113一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 22:49:31

    (今更ですが、FOX小隊の口調はかなりエミュ不足なので違和感あったらごめんなさい)

    『さてと……。皆、そろそろ敵が見えてきたよ』
    「了解。FOX小隊、戦闘準備だ。目標は小鳥遊ホシノの救出とカイザーPMC理事の捕縛。抵抗するようなら行動不能にしてもいいと許可が下りている。準備は?」
    がらりと雰囲気が変わる。
    さっきまでの談笑していた気配はどこへ消えたのか、刺すような鋭い気配が代わりに現れ、しかしそれも一瞬のうちに内側にしまい込むように立ち消える。
    肉眼で捉えていなければ、後ろに立たれてもわからないような気配のなさ。それが対策委員会にかえって強烈なインパクトを与えた。
    『FOX2了解』
    「FOX3了解」
    「FOX4了解」
    「よし。停車後、周囲の敵を相当しつつ前進。オペレーターに敵を近づけるな」
    さっきまでケンカ腰だったクルミも、からかうように笑っていたオトギも。
    そして微かに笑みを浮かべていたユキノも、まるで別人のような顔になったそれを見て、
    「か、かっこいい……」
    一番響いていたのは、他でもないセリカだった。初めからこの状態で出会っていたら、きっとガチガチに委縮してケンカも吹っ掛けなかっただろうと思ってしまうほど。
    「セリカちゃん、ポカンとしてないで準備ですよ☆」
    「あ、わ、わかってる!」
    「ん。ホシノ先輩を助けに行こう」

    ”よし、行こうか皆。これで全部にカタをつけよう”

  • 114二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 22:51:37

    いよいよ決着か…
    相手も本気だろうけどもきっと上手くいくんだろうな
    それに便利屋も来てくれるし

  • 115一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 23:15:24

    『ゲートに突っ込んで突破します! FOX3準備!』
    「了解!」
    腰かけた状態で踏ん張った直後、重厚な仮設ゲートが装甲車の一撃であっさりひしゃげて吹き飛ぶ。
    ドリフトしながら運転席側の扉を敵に向ける形で停車した直後、いの一番にFOX3が飛び出し周囲の敵に銃口を向け
    「SRT!武器を捨てて腹ばいになれ!従わなければ、ッ」
    返答は大量の銃口からの鉛玉だった。
    即座に車を遮蔽にして身を隠すと、装甲車に大量の鉛玉が叩きつけられる。
    「おかまいなし!?何考えてんのこいつら!?」
    「ここで潰さなきゃ自分たちが潰されるんだから、必死にもなるでしょ!」
    「やけっぱちってわけ!上等じゃない!」
    一瞬、弾の嵐が途切れた。同じ銃を同時にぶっ放せば、当然同じタイミングで弾切れになる。
    それもわからないのか、と内心で毒づきながら盾を構え、手近な敵から順に落とし始めた。
    それを皮切りにSRTと対策委員会が一斉に車から解き放たれれば、それらは二つの生き物のように動き出す。
    「先生、そちらの指揮は任せる!こちらについてきてくれ!」
    ”了解!後ろは気にしないで!”
    「頼もしい言葉だ、信じるぞ!FOX小隊、行動開始!」
    FOX小隊に比べれば、アビドスの面々はやはり少々見劣りする動きになってしまう。
    しかし、先生の指揮が始まると、互いの動きはまるでそれぞれを補完するような滑らかな動きに変わった。
    「FOX4、でかいのを潰せ!FOX3前に!」
    「了解!FOX2カバーお願い!」
    ”セリカ、後三歩前で待機。シロコ、そこから三人落せる、撃って”
    「ここね!」
    「ん、りょーかい」
    一度動き出せば、それは互いの隙を埋め潰す生き物のように、PMCの兵士たちを舐めとっていく。
    カイザーとの決戦が幕を開けた。

  • 116二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 23:18:42

    いよいよ決戦か
    それにしても先生の指揮はやっぱり凄いんだね

  • 117一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/04(木) 23:19:18

    ちょっと早いですがここまでで。
    結構長めになりそうです。
    続きは明日の朝、に出来ればいいですが、だめそうなら夕方に再開します。
    まえもちょこっと書いたんですが、携帯はずっと回線がホスト規制掛かってて(多分巻き込み?)、家の回線も日付が変わるとしばらく規制されてしまうみたいなので、再開する時間が合わないと書ききれなくなってしまいます。
    そんな感じなんで、しばらくアビドス決戦が続きそうです。


    アビドス終わったらパヴァーヌでしたっけ……。
    その前にスタミナとか、ギャグイベントとか入れたいですね……。そこまで行ければ。

  • 118二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 23:22:05

    乙です
    決戦どうなるか楽しみです!
    後ギャグイベとかも楽しみに待ってますね
    パヴァーヌでミヤビがどう動くのかもたのしみだな

  • 119二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 00:03:42

    休む暇もなく次々やってくるトラブル
    先生と同じ状態になるミヤビに休日のない日々

  • 120二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 00:09:36

    パヴァーヌは政治あんまり無さそうだしミヤビは休憩できそう
    そしてしっかり飲酒してる先生

  • 121二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 00:42:58

    ・連邦生徒会長がミレニアム自治領の廃墟を侵入禁止区域に指定……
    ・そこに安置されている無名の司祭が用意したキヴォトス滅亡の役割を担う人型兵器
    先生がゲーム開発部の引率して許可を得ずに廃墟に侵入、戦闘。人型兵器AL-1Sを持ち帰る(G.Bibleの噂はヒマリかリオの誘導?諸説あり)
    ・モモイがヴェリタスに依頼して不正手段でAL-1Sを「天童アリス」として学籍偽装(キヴォトスの学籍偽装はこちらでいう国籍偽装と同じくらいやばい罪のはず)、ミレニアム内を闊歩できる状態になる

    パヴァーヌで先生の影が薄いのはこれらの案件をリンちゃんやユウカに怒られながら対処してた考察もあってですね。
    ほんへでは話の流れが悪くなるし楽しくないからか省略されてたけど、胃痛案件が目白押し()

  • 122二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 08:01:27

    どうやったら休めるミヤビちゃん

  • 123一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 09:16:38

    用事があるのを思い出したので再開は夕方~夜になります

    高頻度の更新も正月休みが伸びに伸びる来週頭までなので、できればそこまでにアビドスは終わらせたいところ……



    >>121

    無断侵入については、シャーレの権限があるので問題ないんですよね(あの時点でアリスが兵器であることはわからないのでそこは省いて)感情の面ではいややるなよ、って言いたくなるけど、シャーレにはそれだけの権限がありますし

    学籍偽造がどこまでの重さなのか、ヴェリタスがあっさり請け負ってるのでいまいちわからない……

    まあ全然情報共有してくれない人たちに胃を痛めることにはなるでしょうが

    問題はミレニアム内への内政干渉になりかねないからあんまり強く出られそうにないってことくらいですかね

    ゲヘナやトリニティはエデン条約もあるから多少融通利かせることも出来ますが、ミレニアムはマジでそれがなくて……

  • 124二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 09:52:55

    パヴァーヌ一章だとヴェリタス唯一の良心であるチヒロが出てきてねえからなあ……
    学籍偽装がどうなのか判断できん……

  • 125二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 10:21:04

    あの学籍偽造なんか許されてそうだもんね…
    多分あれリオとか完全記憶持ちのノアだったら気づいてそうな気もするけども特に追求もないみたいだから触れない方が良いのかもしれない…
    パヴァーヌについてはあのムーブが最適解中の最適解なのもあるというかあのムーブ以外だとアリスが魔王に覚醒しちゃうのもありますもんね…

  • 126二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 11:50:30

    ノアは優しいから不問にしててリオは結局アリスを破壊するんだからスルーしたって感じはする。

  • 127二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:07:41

    ぼちぼち再開します

    「FOX4! 11時の方向にスナイパー!」
    「見えてるよぉ」
    FOX1の指示を待たずに照準していたFOX4が、遠方から狙っていたスナイパーの銃口に花を咲かせる。
    狙撃手が消え、圧が緩んだ次の瞬間には、
    「ほら邪魔ぁ!」
    FOX3が一気に前線を押し上げる。
    そこで生まれた空白を埋めるように、FOX2があと詰めで周囲の敵をけん制すると、
    ”三人とも。今だ”
    「ん、ぶっぱなす」
    「は~い☆」
    隊列を乱した敵に向けられていたアビドスの銃口が火を噴き、片っ端から吹き飛ばした。
    『すごい、先生の指揮とFOX小隊の皆さんの動きが全く止まりません……! 前方の敵は後少しで片付きそうです!』
    「了解、引き続き観測と支援を頼む」
    『りょ、了解です!』
    すさまじい勢いでPMCの兵を削り、前進を続ける。
    前にFOX小隊、その後ろで対策委員会が構え、さらに後ろからアヤネが戦闘管制、先生が指揮を行う。
    陣形を乱すことなく進む姿に、PMCの面々は徐々に薄気味悪いものを感じ始めていた。
    このまま戦って、勝てるのかという感覚。
    そして、その感情を鮮明に浮き上がらせる一打が叩き込まれる。
    ”アヤネ、ファウストだ”
    『っ! 全体その場で一時停止!』
    先生の言葉から意図を読み取ったアヤネが全体へ通信すると、ぴたりと陣形の動きが止まった。
    その直後、FOX1の眼前がひっくり返る様な爆撃に見舞われる。
    「支援砲撃!これは……!」
    『L118、トリニティの牽引式榴弾砲です!』
    ”やあ、ファウスト。ドンピシャだね”
    『お久しぶりです、皆さん……!』
    「ファウストさん!お久しぶりです☆」

  • 128二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:10:11

    ほしゅ

  • 129二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:13:03

    カイザーが心折れそうなところに支援砲撃まで炸裂か
    これもうカイザー側心折れちゃいそうだな

  • 130一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 20:18:44

    コテハン入れ忘れてました、ごめんなさい!

    「ファウスト?誰だ?」
    「ん、覆面水着団のリーダー」
    「……珍妙な名前だな……」
    FOX1の困惑をよそに、ファウスト──ヒフミはこれがトリニティとは関係のない砲撃であることを告げた。
    『すみません、これくらいしかお役に立てず……』
    「ううん、すごく助かった」
    ”ありがとう、ファウスト。今度ペロロ様のグッズ買いに行こう”
    『!!はいっ!!えっと、皆さん! 頑張ってください!』
    それを最後に通信が切れる。
    すでに敵の部隊は砲撃によって一部混乱状態、一部壊滅の様相を呈しており、ここを突破するのはあまりにたやすいことだった。
    「一気に食い破るぞ」
    『はい! 全体、進攻を再開して下さい!』
    知らぬことだが、本来やってくるはずの増援一個大隊はその方角に先んじて陣取ったゲヘナ風紀委員の最大戦力によって叩き潰されている。つまり、彼女たちの先に存在する戦力が、この場に残ったカイザーPMCの最後の勢力ということになる。
    それを証明するように反抗は苛烈になっていくが、対策委員会にFOX小隊を加えた戦力はそれを上から押しつぶせるほどのものだった。
    「ほらほらぁ、ちゃんと動かないと撃っちゃうぞぉ~? まあ動いても撃つんだけど、さ!」
    「はい隙だらけ!」「そこよ!」
    「あら、やっぱり仲いいねぇ二人とも」
    「「良くないって(ば)!!」」
    「仲良し」
    「仲良しですね~☆」
    「はいはい、お喋りもいいけどちゃんと撃ってね。ほらそこ」
    雑談を交わしながらでも、その足取りは全く止まらない。
    クリーナーロボットのように、歩くだけで敵が溶けると言えるほどの戦闘力が、普通なら考えられない速度で敵の本拠へと迫っていく。そして、
    『目標の座標はこの辺りのはずです!ホシノ先輩はこの周辺のどこかに……!』
    「ここ、学校?」
    「砂漠の真ん中に、学校……。ここ、もしかして」

    「ああ。ここは本来のアビドス高等学校本館だ」

  • 131一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 20:34:46

    「よくぞここまで来たものだ、アビドス対策委員会」
    待ち構えていたように佇む巨漢のオートマタ。
    その周囲には、大勢の部下と思わしきオートマタ達がずらりと並んでいる。
    「砂漠化が進行し、打ち捨てられた廃墟。ここが、元々はアビドスの中心だった。かつてキヴォトスで一番大きく、強大だった学校の残骸が、この砂の下に埋もれているのだ」
    部下に照準を合わせさせたまま、引き金を引かせずにオートマタ、カイザーPMC理事が話し続ける。
    「ゲマトリアは、ここに実験室を立てることを要求した」
    ちらり、とFOX1が先生に目配せする。撃つか、という確認に、先生は小さく頭を横に振った。まだホシノの居場所がわからない以上、昏倒させるのは危険だった。
    「そんなことはどうでもいいです!ホシノ先輩はどこですか!」
    「あの副会長なら向こうの建物にいる。もしかしたら、すでに実験が始まっているかもしれないが」
    「……!」
    シロコが、眉をしかめて今にもとびかかりそうな顔になった。
    「だが、もはやそんなことはどうでもいい。それは私も同じだ」
    「貴様らのおかげで私の面目は丸つぶれだ……!
    「苦心して育ててきたカイザーローンの裏金は軒並み連邦生徒会に押収され!」
    「PMCの戦力も根こそぎ刈り取られ!」
    「もはや本社は私を切り捨てることを決めているだろう!」
    「何もかも、貴様らがいたからだ……!貴様らが、私のビジネスをぶち壊していった!」
    怒り心頭と言った様子でがなり立てるPMC理事。
    すでに彼の関わったほぼすべての事業が、連邦生徒会の手によって差し押さえられている現状、そうなるのも仕方がないと言えばそうなるのだが。
    「なによ、ただの逆恨みじゃない!アンタたちが狡すっ辛い真似ばっかりしてるからでしょ!」
    「黙れ!こうなれば最早、貴様らも!あの小鳥遊ホシノも!ともに地獄に叩き落してやる!どうせ死ぬなら、数は多い方がいいものなあ!」
    『えっ!? じょ、上空に高エネルギー反応! 何か降ってきます!』
    ”皆伏せて!”
    「総員耐ショック姿勢!!」

  • 132二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:40:31

    高エネルギー反応って一体何を用意したんだ理事は
    まさかゴリアテ複数体かそれとも強力なミサイルか何かか…
    とはいえそろそろ便利屋の出番が来る訳だし大丈夫か

  • 133一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 20:48:18

    発狂でもしたかのようなPMCの声に呼応するように、空から『ソレ』が降ってくる。
    それは四本の足を持ち、四つの剛腕をうならせ、二対のアイカメラを四方に瞬かせながら、砂漠の砂地に足を取られることなく着地する。
    爆発と見まごうほどの質量衝突で大量の砂が巻き上げられ、爆風染みた風が叩きつけられる中、PMC理事はその巨体を軽々と飛び上がらせると、上部のコックピットに身を収めた。
    『私の資材をすべて注ぎ込み、突貫作業で重機を改造して組み上げた、貴様らを潰すためだけの戦闘機械……!この『ビッグ・カイザー』で貴様らを叩き潰してやろう!!』
    「名前だっさ」
    『だまれェェェェェ!!』
    広域スピーカーからPMCの怒号が響くのと、『ビッグ・カイザー』の後部ハッチから小型ミサイルが飛び出してくるのはほぼ同時だった。
    『み、ミサイルです! 退避!』
    咄嗟に口を突いて出たアヤネの言葉が早いか、ミサイルの着弾地点から一斉に逃げ出す面々。そこには、PMCのオートマタ達も混じっていた。
    しかし、足元の砂地のせいで、とっさに切り返せなかったのが一人。
    「っ、先生ッ!!」
    「まにあわな──」
    シロコの悲鳴染みた声、FOX1の伸ばした手。そのどちらもが間に合わず、

    一発の弾丸が、先生の眼前でミサイルを貫いた。

    ”むぐっ”
    爆風が先生の元に届くが、それは駆け寄ってきていたFOX1が体で防ぐ。
    「間一髪だったわね、先生」
    『そ、その声は!』

    「結構危ないところだったねー、先生っ」
    「間に合ってよかった」
    「お、お、お邪魔しますっ!」

    「便利屋68、参上よ」

  • 134二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:52:16

    四脚型ACだと?

    それはそれとして便利屋の登場の仕方が舞い降りる剣のそれ

  • 135二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 20:52:26

    名前クソダセェ…
    そしてピンチに駆けつける便利屋のみんなありがたいしかっこいいよ
    ここから一気に押していければ良いな

  • 136一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 21:06:29

    「(き、き、き、決まったぁぁぁ~っ!!私、今最高に輝いてるわっ!)」
    『便利屋の皆さん……!あ、ありがとうございます!』
    「助かった、礼を言う。お前たちは……」
    先生を支えながら立ち上がったFOX1の言葉に、陸八魔アルはニヒルに笑い、
    「ふっ、私たちは便利屋68。貴女達を助けに来たのよ。……って、貴女誰?」
    「私たちも同じようなものだ。さて、あのデカブツを何とかしないといけないが……。先生、大丈夫か?」
    ”うん、おかげで助かったよ。二人ともありがとう”
    「気にするな。カバーに入るのが遅れたのは私の落ち度だ、すまなかった」
    「礼は不要よ、先生。借りはきっちり返すのが、便利屋の流儀だから」
    「それにしてもおっきいロボットだねー!大人げないっていうか、いっそ情けなくない?」
    まだ起動したてで上手く動かないのか、ミサイルの発射で何か不具合が起きたのか。動く気配のない『ビッグ・カイザー』を前に、ムツキがぷーくすくすと笑いだす。
    その様子にアルも乗っかって、
    「あんな情けない虫モドキ程度、私たちだけでも潰せそうだわ」
    「あ、あんた、まさか……! そのために……!?」
    「……ぇ?」
    言い放った言葉が聞こえたのか、セリカは目を見開いて息を飲んだ。
    それから瞳をわずかに潤ませて、そのために、とこぼすと。
    アルは若干秒フリーズし──

    「……ここは私たちに任せて、先に行きなさいッ!!」

    「!」
    「!!!」
    「(い、い、言っちゃったぁぁぁぁ~~っ!!)」
    陸八魔アル。
    彼女はかっこいいモノ、ことさらアウトローに目がなく。それに憧れて学校を飛び出し、会社を作るほどの猛者であり。
    カッコつけられる場面で、カッコつけないという選択肢など存在しない。
    それが陸八魔アル。それこそが陸八魔アル。
    内心焦りまくっていても、その不敵な笑みは崩れなかった。
    「(え、え、どうするのよこれ!四人で何とかなる相手なの!?ただのPMCならともかく、あのでかいのやれるのかしら!?)」

  • 137二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 21:11:10

    アルちゃんらしくてある意味安心感すらあるよ
    でもそれがアルちゃんの良いところだし好きなところなんだよね
    しかしいくら便利屋のみんながヒナ抜き風紀委員会とやり合って勝てるぐらい強いとはいえ4人だけで倒せるかな

  • 138一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 21:28:53

    「で、でもあんな大きいんですよ? いくら便利屋さんが強くても、あれは……!」
    「いや、うちの戦力を半分置いていく。FOX2、FOX4。彼女たちをサポートしてやれ」
    「FOX2了解」
    「FOX4了解ー」
    その言葉に驚いたのは、いやあやっちゃったな社長、なんて顔をしていたカヨコだった。
    FOX、仰々しい装備、そして服に刻まれたSRTのエンブレム。その言葉が意味するところを彼女は知っている。
    「……社長、いけるよ。この人たち、あのSRTのトップチームだ」
    「SRT……、そう。それなら頼もしいじゃない」
    「その余裕、こちらこそ頼もしい限りだ。うちの隊員をうまく使ってやってくれ」
    よろしく、なんて言いながら配置を変えるFOX2とFOX4に、アルは内心で首をかしげていた。SRTって、なんだったかしら、と。
    多分戦闘が終わるころに思い出す、その致命的なまでのポンコツっぷりこそ、彼女を誰もが愛するアウトローにした理由であろう。
    「さあ、行きなさいアビドス!取り戻すべきものを取り戻しに!」
    「別に、お礼は言わないわよ! でも……、終わったら一緒にラーメンでも食べに行くわよ!」
    それぞれが声をかけ、走り去っていく。向かうはホシノが捕らえられた地下バンカー。
    その姿を見送りながら、最後まで残ったFOX1と先生が、
    「終わったら、私たちからも何かおごらせてもらおう。死ぬなよ」
    ”気を付けて、アル。それと、ありがとう”
    「ええ!任せておきなさい、さあ行って!」
     残されたFOX2とFOX4が頷くのを見てから、二人も走り出す。
     そこで、ようやく『ビッグ・カイザー』が再び動き出していた。

  • 139一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 21:33:15

    「あら、やっと準備が出来たのかしら? 随分寝坊助じゃない」

    『黙れ、まともに仕事もこなせない三流便利屋が! この際だ、貴様らもこの砂漠の砂にしてやろ』

    スピーカーの音をかき消すほどの爆音。

    そちらをみれば、爆弾の起爆スイッチを持ったハルカと、いつの間にか身軽になったムツキがすがすがしい顔をしていた。

    「す、すみません勝手に仕掛けてすみません!じっとしてて隙だらけだったのでつい!」

    「私はぽーんって投げ込んだだけだよ?ま、じっとしてる方が悪いっていうか?ねー!」

    「はぁ……」

    「……結構濃い人たちだね」

    「いやぁ、賑やかでいいじゃない? んじゃ、よろしくね便利屋さん。FOX4って呼んでよスナイパー同士仲良くしようねぇ」

    「私はFOX2、色々出来るからサポートは任せてね」

    戦場でここまで笑うことになるとは思わなかった、なんてことを考えながら、FOX小隊の二人は便利屋との共同戦線に参加する。

    ここに、のちの『便利屋68』伝説の一つ、『あのFOX小隊と共に戦ったことがある』を生み出す戦いが始まった。


    ビッグ・カイザー dice4d100=19 67 46 12 (144) (最低70ずつ)


    VS


    便利屋(アル、ムツキ、カヨコ、ハルカ) dice4d80=29 48 22 71 (170) (最低60ずつ)

    FOX2,4 80+dice2d20=1 13 (14)

  • 140二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 21:36:58

    便利屋側とSRTが最低補正込みで345かこれは勝ったな
    しかしこの共闘は便利屋の伝説になるのか…でも確かに伝説になるよねこの戦いは

  • 141一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 21:47:02

    (書き方が悪かった、FOX小隊は一人ずつ最低80、ダイスで+します)


    ビッグ・カイザー カイザーアームA~D 70ずつ 合計戦闘力280

    (固定値の戦闘力ってことで。上振れしませんでした)


    便利屋 アル 60 ムツキ 60 カヨコ 60 ハルカ 71 合計戦闘力251

    FOX2 81 FOX4 93 合計戦闘力174

    共同戦線 合計戦闘力425


    以上が今回の戦闘の数値となります。

    それぞれの数値でダイスを振りますが、今回はそのターンごとに先手を決定し直します。



    1ターン目

    カイザー dice1d280=64 (64)

    共同戦線 dice1d425=178 (178)


    アームA dice1d70=58 (58)

    アームB dice1d70=67 (67)

    アームC dice1d70=48 (48)

    アームD dice1d70=33 (33)


    アル dice1d60=9 (9)

    ムツキ dice1d60=47 (47)

    カヨコ dice1d60=19 (19)

    ハルカ dice1d71=48 (48)


    FOX2 dice1d81=55 (55)

    FOX4 dice1d93=37 (37)

  • 142二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 21:47:52

    便利屋68にとんでもねー泊ついてちゃって草

  • 143二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 21:50:13

    先制は便利屋FOX連合か
    これは一気にダメージ与えられたかな

  • 144二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 21:51:59

    箔の漢字間違えてるぅ

  • 145一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 21:53:31

    共同戦線の先手です。

    攻撃成功はムツキ、ハルカ、FOX2、FOX4です。


    ムツキ dice1d4=1 (1)

    ハルカ dice1d4=3 (3)

    FOX2 dice1d4=4 (4)

    FOX4 dice1d4=3 (3)


    スナイパーのみ、攻撃に参加できなかった場合相手の攻撃をカットできます。

    今回はアルが参加していないので、攻撃を行う代わりに相手の攻撃のカットに参加します。

  • 146二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:02:10

    デカい玩具好きな所、先生と気が合うんだろうなって
    ゴルコンダはどう?

  • 147一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:03:56

    ムツキがアームAの威力を弱めました。ダイス目が11まで減少、ダメージはありません。

    「あー硬っ!?ごめんアルちゃん、止まってない!」

    アームA ダイス58→11


    ハルカがアームCの動きを完全に止め、そこをFOX4が狙撃!37のダメージを与えました。

    「すみませんすみません!止めただけですみません!」

    「いやいやジョー出来でしょ!ナイスショット!」

    アームC 戦闘力70→33


    FOX2がアームDの動きを完全に封じ、さらに22のダメージを与えました。

    「じっくりやりましょうね」

    アームD 戦闘力70→48



    ビッグカイザーの攻撃です。

    ボス戦仕様ということで、先に攻撃を潰されたCとDは攻撃に参加できなくなります。(フィーリングでルール作ってるから結構ガバってます。許して)


    アームA dice1d6=4 (4)

    アームB dice1d6=6 (6)

  • 148二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:05:29

    ダイス最大値か…結構痛いダメージか?

  • 149二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:06:44

    強いぞビッグカイザー!でも多分リオの用意したアバンギャルド君のほうが強いんだろうなって

  • 150一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:12:09

    「ハルカ!」

    アルのカット、Aからハルカへの攻撃のカットを試みます。dice1d5=5 (5)

    1 間に合う(ダメージ無効)

    2 間に合う(ダメージ無効+カウンターdice1d60=19 (19)

    3 間に合わない

    4 間に合わないが回避行動をとった(ダメージ-dice1d15=12 (12) )

    5 間に合わないが防御姿勢をとった(ダメージ-dice1d20=16 (16) )


    「まず、避けられるかなっ!?」

    FOX4が咄嗟に身をよじります。(SRT部隊員が戦闘力の四分の一以上のダメージを受ける際に一度だけ使用、テコ入れです)

    dice1d5=4 (4)

    1 掠り傷!(ダメージ-30)

    2 避けはしたけど……(ダメージ-15)

    3 避けそこなった

    4 避けそこなった

    5 奇跡の回避(ダメージ0)

  • 151二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:13:31

    痛いぞこれ

  • 152二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:13:49

    腐ってもカイザー理事、底力ありますね

  • 153二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:14:59

    ハルカの方は大丈夫そうだけどもFOX4は避け損なったか…
    これは一時戦闘不能か…?

  • 154一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:18:58

    アームAの攻撃がハルカに直撃!しかし防御姿勢をとってダメージを16軽減、無効化しました。

    「平気です、ちっとも痛くありません!」


    アームBの攻撃がよけようとしたFOX4を直撃!体勢を崩したところに食らってしまい30ダメージ。

    「FOX4、無事!?」

    「いったぁ……! なんとか……! ドジっちゃったな……!」

    FOX4 戦闘力93→63



    2ターン目

    カイザー dice1d221=177 (177)

    共同戦線 dice1d395=333 (333)


    アームA dice1d70=25 (25)

    アームB dice1d70=51 (51)

    アームC dice1d33=30 (30)

    アームD dice1d48=36 (36)


    アル dice1d60=16 (16)

    ムツキ dice1d60=18 (18)

    カヨコ dice1d60=39 (39)

    ハルカ dice1d71=18 (18)


    FOX2 dice1d81=30 (30)

    FOX4 dice1d63=27 (27)

  • 155二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:21:03

    攻撃の出目が腐った
    四脚ACを生身でぶっ壊そうと思ったら妥当な強さかもしれない

  • 156二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:21:31

    よかったまだ動けるか
    今回も先制出来たけども参加が三人だけか
    中々厳しいな…

  • 157一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:21:40

    共同戦線の先手です。

    攻撃成功はカヨコ、FOX2、FOX4です。


    カヨコ dice1d4=3 (3)

    FOX2 dice1d4=2 (2)

    FOX4 dice1d4=1 (1)

  • 158二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:23:35

    上手くいけばアームAは潰せそうかな

  • 159二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:24:08

    HPと攻撃力どっちも兼ねてるから先制して潰さないとジリ貧

  • 160二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:27:30

    これは政争に勝ち続けてきた傑物カイザー理事
    でも器量に合わない神秘に手を出して倒れるんだよね

  • 161一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:27:39

    カヨコがアームCの動きを止め、さらに9ダメージ。

    「硬い……、動きを止めるのでやっとだね」

    アームC 戦闘力33→24


    FOX2がアームBに攻撃を加えますが、アームはものともせず動いています。

    「通らない、何とかしないとジリ貧になるかも」


    FOX4がアームAの動きを止め、さらに2ダメージ。

    「しょぼい名前の癖に結構しっかり作ってあるねぇ!こりゃまずいかな…!」

    アームA 戦闘力70→68



    ビッグカイザーの攻撃です。

    動きを止められたAとCは参加しません。


    アームB dice1d6=3 (3)

    アームD dice1d6=4 (4)

  • 162二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:30:20

    アームAはさっきので一時的に下がってただけかなるほど
    しかしこのままだとジリ貧だな…
    どこかで逆転のきっかけが出来ないと危ないかもしれんぞ…

  • 163一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:31:26

    「社長、ハルカを!」「わかってるわ!」

    アルのカット、Dからハルカへの攻撃のカットを試みます。dice1d5=1 (1)


    1 間に合う(ダメージ無効)

    2 間に合う(ダメージ無効+カウンターdice1d60=7 (7)

    3 間に合わない

    4 間に合わないが回避行動をとった(ダメージ-dice1d15=8 (8) )

    5 間に合わないが防御姿勢をとった(ダメージ-dice1d20=5 (5) )

  • 164二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:33:28

    流石アルちゃんナイスアシストだ
    しかしカヨコの方はダメージ入ったか…このままだとまずいぞ…

  • 165一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:37:56

    アームBがカヨコに攻撃!12ダメージを受けました。

    「く、ぅ……!」「カヨコ、大丈夫!!」「まだいける……!」

    カヨコ 戦闘力 60→48


    アームDの攻撃をアルがカット!攻撃は無効化されました。

    「あ、ありがとうございますアルさま!!」

    「次が来るわよ!」



    3ターン目 (アームを一本も壊せないまま5ターン目になると……)

    カイザー 1d210=

    共同戦線 1d383=


    アームA dice1d68=33 (33)

    アームB dice1d70=18 (18)

    アームC dice1d24=1 (1)

    アームD dice1d48=23 (23)


    アル dice1d60=32 (32)

    ムツキ dice1d60=31 (31)

    カヨコ dice1d48=46 (46)

    ハルカ dice1d71=42 (42)


    FOX2 dice1d81=60 (60)

    FOX4 dice1d63=46 (46)

  • 166一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:38:28

    ダイスミス


    カイザー dice1d210=168 (168)

    共同戦線 dice1d383=154 (154)

  • 167一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:40:08

    (やっとダイス神がこっちむいた!)


    カイザーの先手です。

    攻撃成功はアームAのみ。


    アームA dice1d6=4 (4)

  • 168二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:41:51

    ここにきてカイザーが先制か…とはいえ今回は一本だけならなんとかなるか
    むしろここから反撃のチャンスだな
    というかここで壊さないときついよな…

  • 169一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:42:33

    アームAがハルカに攻撃! しましたが、見事な動きでいなされました。

    「動きが、わ、悪くなってませんか!」


    共同戦線の攻撃です。

    攻撃するのはカヨコ、ハルカ、FOX2、FOX4。


    カヨコ dice1d4=1 (1)

    ハルカ dice1d4=4 (4)

    FOX2 dice1d4=4 (4)

    FOX4 dice1d4=2 (2)

  • 170一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:44:17

    FOX2はとっさの判断がdice1d3=2 (2)

    1 間に合った

    2 間に合った

    3 間に合わなかった

  • 171二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:45:45

    計算間違ってなければアームD破壊出来たかよかった
    他もダメージ与えれたしFOX4は咄嗟の判断が出来たみたいだからなんとかなりそうかな

  • 172一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:49:58

    FOX2はハルカの攻撃でアームDを止められると判断し、dice1d2=2 (2) へ目標を変更します。

    1 A

    2 B


    カヨコがアームAの動きを止め、13ダメージ!

    「これで、どう!」

    アームA 戦闘力68→55


    ハルカはアームDの動きを止め、19ダメージ!

    「ま、まだ壊れないんですかぁ!」

    アームD 戦闘力48→29


    FOX4はアームBの動きを止め、28ダメージ!

    「げぇ、まだまだ元気じゃん!」

    アームB 戦闘力70→42

  • 173二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:52:21

    Bにも42ダメージが入ったか咄嗟の判断とはいえナイスプレーだな
    これで次のダメージもうまいこと入るかな
    でも残りターン2なんだよな…頼むからダイス腐るなよ…

  • 174一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:53:16

    FOX2は完全に無防備なアームBに猛攻!! 60ダメージを叩きこみ、アームBを粉砕しました!

    「一本!!」

    アームB 破壊完了



    4ターン目

    カイザー dice1d108=95 (95)

    共同戦線 dice1d383=271 (271)

  • 175一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:54:08

    アームA dice1d55=36 (36)

    アームB 破壊!

    アームC dice1d24=21 (21)

    アームD dice1d29=15 (15)


    アル dice1d60=56 (56)

    ムツキ dice1d60=3 (3)

    カヨコ dice1d48=14 (14)

    ハルカ dice1d71=57 (57)


    FOX2 dice1d81=5 (5)

    FOX4 dice1d63=7 (7)

  • 176一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:55:39

    共同戦線の先手です。

    攻撃成功はアル、ハルカ。


    アル  dice1d3=1 (1)

    ハルカ dice1d3=3 (3)

  • 177二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:55:44

    不意打ちだったから完全に通ったのかなるほど…
    そして先制出来たけども攻撃は二人だけか…アームは破壊出来たからもう安心だけども

  • 178一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 22:58:51

    アルがアームAの動きを止め、20ダメージ!

    「いい加減に、おとなしくしてなさい!」

    アームA 戦闘力55→35


    ハルカがアームDを完全に粉砕!

    「や、やりましたアルさま―!!」

    アームD 破壊完了



    ビッグカイザーの攻撃です。

    止められたA、破壊されたDは攻撃に参加しません。

    攻撃成功はアームCのみです。


    アームC dice1d6=1 (1)

  • 179二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:00:58

    Dも破壊ヨシ!これで残りは後2本だしなんとかなりそうだな!
    それにアルちゃんもノーダメージだしね

  • 180一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 23:02:15

    アームCがアルを攻撃!しようとしましたが、的確な速射によって動きを縫い留められました!

    「当たるわけないでしょ!」



    5ターン目(アームを破壊しているのでイベントは起きません!)


    カイザー dice1d59=23 (23)

    共同戦線 dice1d383=122 (122)


    アームA dice1d35=29 (29)

    アームB 破壊!

    アームC dice1d24=21 (21)

    アームD 破壊!


    アル dice1d60=16 (16)

    ムツキ dice1d60=4 (4)

    カヨコ dice1d48=46 (46)

    ハルカ dice1d71=65 (65)


    FOX2 dice1d81=27 (27)

    FOX4 dice1d63=44 (44)

  • 181一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 23:03:44

    共同戦線の先手です。

    攻撃成功はカヨコ、ハルカ、FOX2、FOX4。


    カヨコ dice1d2=1 (1)

    ハルカ dice1d2=2 (2)

    FOX2 dice1d2=2 (2)

    FOX4 dice1d2=1 (1)

  • 182二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:04:47

    アーム二本破壊ヨシ!
    なんとかなってくれてよかった…!

  • 183一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 23:08:06

    カヨコとFOX4の攻撃!アームAは完全に粉砕されました!
    「これで」「おしまい、っとぉ!」

    ハルカとFOX2の攻撃!アームCは完全に粉砕されました!
    「やっと壊れてくれましたぁ……」「お疲れ様、ハルカちゃん」

  • 184二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:09:29

    4脚が破壊されたら空中から支援部隊が来るのがカイテンジャーのお約束…

  • 185一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 23:30:22

    『ば、ば、ばかな……!このビッグ・カイザーが、た、たった六人に破壊されるなど……!ありえない、そんなことが!?』
    「ふ、私たちの力を甘く見たようね……! 言ったでしょう、あなた如き、虫退治をするのと変わらないってね!」
    「観念して投降しなさい。これ以上やっても時間の無駄だよ」
    四本のアームをもぎ取られ、動きを止めてしまったビッグ・カイザーを前に、六人は武器を構えながらじりじりと近づいていく。
    しかし、そのビッグ・カイザーの様子が何やらおかしかった。
    『舐めるなよ、子供風情にやられるほどォ! このビッグ・カイザーは甘くはない!! チェェェェェンジッ! ビッグ! カイッ、ザァァァァァッ!!』
    「ひえぇ!? なんですかぁ!?」
    「と、跳んだ……?」
    砂煙を巻き起こして飛び上がったビッグ・カイザーは、空中でぐるん、と一回転すると、破壊されたアームの残骸をパージし、そこからスラスターのようなものを突き出した。
    そして強烈なジェット噴射でその巨体を空中に固定すると、四本の足がグネグネと動き始める。
    『くくく、ふはははは、はーっはっはっはっはっは! 見るがいい、わがビッグ・カイザーの真の姿を! 片方のアームを失っても、次の形態に移行することで損失をカットする! これこそ有事に備える社会人の精神を形にした、スゥゥゥゥパァァァァ! ビィィィッグ! カイザァァァァ! なのだ!!』
    「うそでしょ……」
    「名前もっとださくなった……」
    「いや、名前はともかくあれともう一戦はちょっときついねぇ……!」
    『ちなみにこうなったら燃料が尽きるまで降りることはできないが……!もうよいわ!貴様らだけでもあの世へ送ってやる!覚悟しろ──ッ!!』

  • 186二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:33:00

    仲間がいないのが悲しいですね…政争に明け暮れた大人社会人の末路ですかね

  • 187二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:34:55

    アルヴァトーレ→アルヴァアロンの黄金大使ルートですねわかります

  • 188二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:35:14

    名前更にダサくなっとる…おまけに燃料切れるまで降りれないとか欠陥すぎるのでは?
    とはいえこれともう一戦はきついのもまた事実…みんなどう切り抜けるんだろうか

  • 189二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:36:23

    で、燃料はどれだけ残ってるんです?

  • 190一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 23:38:57

    空高く、理事の声が響く。
    すわ全滅か、と誰もが銃を握りしめた次の瞬間。

    空に浮かぶ機体が大量の弾丸によって穴だらけにされた。

    『……え?』
    「手は出さないでおこうと思ったけど……。しんどそうだったし、別にいいでしょ」
    バカでかいマシンガンを担いで歩いてくる、小柄な姿。
    特徴的な黒い羽根、その体躯とまるで見合わない威圧感。
    その場にいる誰もが、彼女に視線を吸われ、そして圧倒されている。
    「そ、空﨑ヒナ……!(なんでここにいるのよぉぉぉ!!!)」
    「……陸八魔アル、別に戦うつもりはない。ここへは、先生を助けに来ただけだから。これは貴女達で片付けておいて」
    「……礼は言わないわよ」
    「別にいい」
    ロボットが大暴れしたことによって地形はぐちゃぐちゃになり、部下のPMCは散り散りに逃げている。
    今ここにいるのは、ヒナと共同戦線組、そして穴だらけになって今にも吹き飛びそうになっているスーパービッグカイザーだけだった。
    「陸八魔アル」
    「な、なにっ!?」
    「いい戦いぶりだった。……それだけ」
    言い残し、ヒナはてくてくと歩いていく。
    その姿を、アルは複雑な感情を抱いたままで見送った。

    「……私、今回役立たず……」
    「ムツキ、最初に爆弾でダメージ与えてたでしょ。仕事はしてたよ」
    「そ、そそ、そうです……!むしろ、私ばっかり出しゃばってすみません! 今すぐ爆発してきますね……!」
    「ま、待ちなさいハルカ!? こら、まだ爆弾持ってたの!?」

    「賑やかな子たちだねぇ」
    「そうだねー……。とりあえず、あのロボットから理事を引っ張り出さないと」
    「じゃあ皆にも手伝ってもらおっか。おーい」

  • 191二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:40:16

    空崎ヒナはクールに去るよ

  • 192二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:40:47

    哀れ理事…ヒナによってあっさりと壊されたか
    とりあえずこれで理事も捕まったしカイザーは終わりかな

  • 193一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/01/05(金) 23:45:45

    てなところで理事確保パートはおしまいです。今日はここまで。アビドス終わんなかったや。

    再開は明日、朝か夕方です。

    最初は普通に進める予定でしたが、(なんかつまんなくない?ただのSSじゃない?)というダイス神のお告げに従いボス戦を作りました。その場でルールも書き変えてるので次も使うかはわかりません。結果的にテコ入れ含めていい感じになったんじゃないかな。数字いっぱいで疲れました。


    5ターン目までアーム壊せてなかったらヒナが介入してぶっ壊してました。

    ちゃんと六人で倒せたのでこんな感じに。


    次スレ

    生徒会長がいませェん!!【一条ミヤビ】パート6|あにまん掲示板私は連邦生徒会長とプライベートでバカやるのが日常『だった』連邦生徒会行政官のモブ、一条ミヤビ!トイレもベッドも机の下も行きつけの喫茶店も施工完了間近の新築ビルもこっそりつくった秘密基地も探したけどバカ…bbs.animanch.com

    残り質問とか埋めでお願いします―

  • 194二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:48:08

    乙です
    質問ですがミヤビは日課として何かをやってたりしますか?

  • 195二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:49:20

    乙、ミヤビの先生玩具大人買い許容力はどれくらい?

  • 196二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:49:53

    ミヤビちゃん、会長とつるんでていっちばんヤバい出来事って何だった?!

  • 197二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:50:22

    モモフレンズで一番好きなキャラクターなんだい?

  • 198二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:50:59

    先生が飲んでるのを見て飲みたくならない?

  • 199二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:52:34

    カイテンジャーの巨大ロボどう思う?

  • 200二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 23:52:45

    >>200ならミヤビの足はウイスキーが合いそうな芳醇な塩味

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