誰と誰がうまぴょいだとか、誰は誰に気がないだとか

「聞いてくださいチヨノオーさん。トレーナーさんってば酷いんですよ」
「なにかあったんですか？」
「この前水族館に出かけた時なんですけど、ちょっとシャチのモノマネをする機会があってですね」
（あっこれ惚気ですね）「はい」
「あまり上手な方ではないんですけど、トレーナーさんがもう一回もう一回とずっとせがんできて…」
「…はい」
「困っちゃいますよねっ。ちょっと恥ずかしかったんですよっ」
「………はい」
「でも…嬉しかったんです。私の事はあくまでトレーナーとして見守ってくれている。なので私のことを優先しがちなトレーナーさんが…その…競技に殉じるメジロアルダンではなく、ただのメジロアルダンをカワイイと言ってくれた上で珍しく自分の欲を優先してくれた事が…」
「……………顔真っ赤ですよ」
「………へぁ？」
「超真っ赤です」
「………！！〜〜〜〜ッ！！」
（うおお〜〜〜〜じれってぇ〜〜〜なんですかこのバカップル〜〜〜）

ﾁﾖﾁﾖloading中…

「と言う事があったので何卒お力添えをトレーナーさん」
「それ俺に話す内容だったかなァ！」