安価でファイアーエムブレム風花雪月の世界を生きる(その2)

  • 1122/01/11(火) 22:41:41
  • 2122/01/11(火) 22:43:57

    タレスの魔法の結果…どうなった?>>4

  • 3二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 22:44:55

    支援

  • 4二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 22:46:10

    地上にいるものにダメージ
    ただし手の内を知ってるクロニエの近くにいるものにはクロニエが警告したため避けた

  • 5122/01/11(火) 22:56:26

    レア「くっ…。皆の者平気ですか!?」

    クロニエ「アタシの手の届く範囲の奴らは助けたよ!先生、無事!?」

    ベレスは「なんとか、ね。ありがとう。」と言った。

    ———————————————————

    フェルディナント「ぐうっ…!…皆、大丈夫か!?」

    ジェラルト「…くそっ。何なんだ一体…?」

    ———————————————————

    イングリット「…皆さん!平気ですか?」

    ヒルダ「…なんとかね。」

    リシテア「…イングリット!…レオニールは…!?」

    イングリット「なんとか、私の天馬に乗せましたが…。」

    イングリットはそっとレオニールを下ろした…。

    マリアンヌ「レオニールさんを安静にしておいてください。」

    ———————————————————

    タレス「…これは使いたくなかったが…」

    タレスが紋章石を出した!

    レア「あれは…炎の紋章!?何故、奴が…」

    タレス「ぐ、ぐおおお!!」

    タレスは狼のような魔獣と化した!

    レア「…あの姿はまるで…神祖の…!」

    次の展開>>7

  • 6二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:02:30

    タレスの変化した魔獣が暴れまわり被害拡大

  • 7二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:05:24
  • 8122/01/11(火) 23:08:49

    タレス「…この姿に見覚えがあろう?セイロスよ。」

    レア「…お母様の…。貴様が…何故炎の紋章石を…!?あれは、ベレスの身体の中にしかないはず…!?」

    タレス「しれたことよ。>>10だ。」

    ———————————————————

    セテス「くっ…。奴め、自我を保ったまま暴れている…。このままでは、フォドラを奴に滅ぼされてしまうぞ…!」

  • 9二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:11:44

    アガルタの民の技術

  • 10二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:14:19

    貴様の血とシトリーとやらの遺体は役にたったぞ

  • 11122/01/11(火) 23:30:43

    タレス「貴様の血とシトリーという修道女のおかげだ…。こうして、完璧な実験の末、我は自我を保ったままでいられる。」
    レア「そう、ですか。もはや、貴様の魂が天に還ることはない!永遠に地獄を彷徨い続け、幾星霜悔いようとも、ナバテアの民は貴様を許しはしない!!ベレス、奴を必ず滅ぼすのです!一切の情け容赦をかける必要は有りません!」
    ———————————————————
    クロード「くそったれ!奴は俺らでどうにかなる相手なのか…?」
    セテス「クロード。君の策で何とかならないか?」
    クロード「いいや、お手上げですね。俺でもどうにもなりません。」
    ローレンツ「おい!お前が諦めたら、お前を信じたヒルダさんやラファエルくんはどうなるのだ!?」
    クロード「…まあ落ち着けよ、ローレンツ。『俺』じゃどうしようもないってだけだ。先生やレア様…それにレオニールがいるだろ?」
    ———————————————————
    フェルディナント「くっ…。皆、奴の攻撃を避けることに専念しろ…!」
    リンハルト「はあっ…はあっ…。僕、もうダメ…。」
    ドロテア「…リンくん…。しっかり…して…。」
    ベルナデッタ「もうベルたちじゃ、どうすることも出来ないんですか…?」
    ペトラ「あきらめる…いけません。まだ、勝機は…あるはず…です。」
    カスパル「だけどよ、ペトラ!…っ!ペトラ危ねえ!」
    ———————————————————
    ここは…黒鷲の学級の教室か。…エーデルガルトとヒューベルトに呼ばれていたんだっけ。
    エーデルガルト「…おはよう。レオニール。…どうしたの?酷い顔をしているのだけれど…。」
    ヒューベルト「貴殿は相変わらずですな…。夜更かしは体に毒ですよ。」
    他の皆は?
    エーデルガルト「…今日は居ないわよ。私たちと3人で勉強会をするのよ。」
    ええーっっ!!皇帝陛下とその従者と勉強会とは…。

  • 12二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:38:08

    このレスは削除されています

  • 13122/01/11(火) 23:39:56

    エーデルガルト「……。」

    ヒューベルト「……。」

    あの…何で無言なんですか?

    エーデルガルト「…気にしないで、そのまま勉強を続けて?」

    ヒューベルト「…貴殿が気にする必要はありませんよ。」

    ———————————————————

    エーデルガルト「…貴方、リシテアとは仲良くしている?師とは?」

    リシテア…?いや、話したこともないけど…

    先生はあの傭兵の…

    エーデルガルト「…そう。」

    ———————————————————

    エーデルガルト「…さて、勉強会は終わりね。…私とヒューベルトは帰るわ。さようなら、レオニール…。」

    二人に着いて行こうとすると…

    エーデルガルト「私たちは、地獄に行くのだけれど?…貴方は着いてきていいの?」

    …何を言って…

    エーデルガルト「…私はアドラステア皇帝エーデルガルト。貴方たちに敗れ、命を落とした、アドラステア帝国最後の皇帝よ。ここまで、言えばわかるかしら?」

    …そうだ、自分は…。

    エーデルガルト「…もう一度黒鷲の学級の級長たる私の前で、宣言しなさい。」

    エーデルガルト「貴方は何をしたいの?」

    レオニールは>>16と答えた。

  • 14二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:40:34

    みんなと・・・リシテア達とフォドラの地を生きたい!

  • 15二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:41:38
  • 16二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:45:18
  • 17122/01/11(火) 23:58:52

    自分は、皆とリシテアとフォドラの地で生きていく。そのために…戦う!
    エーデルガルト「…ふっ。貴方は変わらないわね。…必ずやタレスを討ちなさい。…本当は女神の眷属も討ってほしいのだけれどね。」
    ……。
    エーデルガルト「…冗談よ。死した私たちの時間が進むことはもうないわ…。…そろそろ、時間ね。…さようなら、レオニール。」
    …視界が開けて—
    ———————————————————
    エーデルガルト「…ヒューベルト行きましょう。」
    ヒューベルト「…承知しました。貴方様の行く道へどこまでも着いていきましょう。くくく…やはり私たちは地獄に行くのですな。」
    エーデルガルト「当たり前よ。…私たちは多くの屍で出来た、血に彩られた道を歩いてきたのよ。…当然の報いだわ。」
    エーデルガルト「師…。次に出会う時は、貴方は私の味方でいてくれる?」

  • 18122/01/12(水) 00:05:25

    ここは…

    イングリット「…レオニール!目を覚ましたのですね…!」

    リシテア「…レオニール…!…帰って、きて、くれたんですね…。」

    リシテア、イングリット…もうこの戦いの間で倒れることはないから…

    クロード「レオニール。お前の力が必要だ。立てるか?お前が昏睡している間に、タレスが魔獣になった。…奴はレアさんや先生が相手取っているが、いつまで持つか分からない。」

    クロード「…奴の額を攻撃するんだ…。あそこに炎の紋章石が埋め込まれている…。行け!お前がフォドラを救うんだ!」

    次の展開>>20

  • 19二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 00:08:46

    ksk

  • 20二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 00:10:11

    ジェラルトが怒りと共に突撃し、ベレスが天帝の剣を巻き付けて動きを封じる
    そこへイングリットが運んだ上空からレオニールがリシテアの魔法を拳に宿して攻撃

  • 21122/01/12(水) 00:32:46

    ジェラルト「…貴様如きがシトリーを弄ぶな。」

    タレス「壊刃よ。おぬしは既に死んでいたはずなのだ…。おぬしが生きていることで全ての歯車が狂い始めた…。ここで、始末させてもらおう。…凶星よ、そなたの血と心臓を我に捧げてもらおう。…そうして、我らアガルタの民は復活する。」

    ジェラルト「…ちっ。」

    ———————————————————

    リシテア「…レオニール。あなたの籠手にわたしの魔法をかけておきました。…クロード、手を貸してください。」

    クロード「はいはいっと。」

    イングリット「では、行って参ります。…レオニール、必ず決めるのですよ。」

    イングリットがレオニールを乗せて、タレスの元へ向かった

    クロード「…ところで、リシテア。お前、レオニールのこと『あなた』って呼んでるんだな…。大人になったんだな…。」

    リシテア「…クロード。あんたを今ここで、消しとばすことも出来るんですよ?」

    クロード「いやいや…。俺は、本当にお前の成長を喜んでいるだけだぜ?何せ、5年前まではほんの子供だったお前が…」

    リシテア「やっぱり、あの時からわたしのこと子供扱いしてたんですか!?…まあ、あの時のわたしは確かに幼かったですけれども…。」

    ———————————————————

    天帝の覇剣を伸ばしタレスに突き刺したベレス。

    タレス「凶星よ。貴様の攻撃は我には通らぬのだ…。諦めよ…。」

    ジェラルト「…ベレス。お前、何やっているんだ?」

    そのままタレスを巻き付けて拘束してしまった!

    タレス「…ぬう、身動きが取れぬ…。」

    ベレスが上空のイングリットに合図を出した。

    イングリット「行ってください!レオニール!」

    これが最後になるはずだ…。この一撃に全力を込め…奴の紋章石を破壊した

    タレス「…馬鹿な。ぐうっ…!」

    タレスが人の姿に戻っていき…

    結果>>23

  • 22二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 00:47:23

    紋章石を使った反動で急激に肉体が劣化しながら死亡

  • 23二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 07:10:08
  • 24122/01/12(水) 10:24:44

    タレスの肉体が急速に劣化していく…

    レア「…紋章を持たぬ者が無闇に紋章石に触れ、あまつさえその力を己に行使した。…さらにその力が強大な炎の紋章だった。当然の報いです。」

    レオニールがベレスとジェラルトの手を借りながらこちらに近づいてきた。

    タレス「…炎の紋章を継ぐ者よ。…おぬしだけは…レラジュ家を滅ぼした時に…我が手中に収められなかったのが痛恨の極み。…セイロス、貴様たちはやはり、我らから全てを奪い去るのか…」

    …何故、滅ぼした?

    タレス「…単純なことよ。…レラジュ家は炎の紋章を継ぐとされていた。…故に滅ぼした。…それは、いつか我らに仇なす存在となることは予見できていた。」

    タレス「だが、代々炎の紋章が現れることはなかった…。そのために捨て置いたのだがな…。…貴様が炎の紋章を持ちこの世に生を受けるまでは…。」

    …レラジュ家が滅びたのは…自分が生まれてきたから…

    タレス「…貴様がこの世に存在していなければ、滅びることはなかったのだ。…貴様だけが生き残って申し訳ないと思わぬか?」

    ………。

    レオニールは>>26と答えた。

  • 25二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 10:32:41

    昔はそう考えたこともあったけど、今は違う
    むしろ生き延びられたことに感謝すらしている

  • 26二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 10:32:55
  • 27122/01/12(水) 11:03:30

    ………
    ジェラルト「おい!レオニール。お前、身体が…。」
    …昔はどうして自分だけが生き残ったのだろうと…。…確かにお前の話を聞いて、申し訳ないと思ってしまった自分もいる…。だが、今では感謝している。こうして、生き延びられたことに…。
    タレス「…世迷言を…。…いかにも愚鈍な女神とその眷属に飼いならされた塵らしい妄言だな。」
    リシテア「…塵はあんたでしょうが。…彼の存在によってどれだけの人が救われたのかなんてあんたには分かりませんよね。あんたはこのフォドラの大地を生きる人間とは違う『特別』な人間ですから。」
    タレス「…その髪色…コーデリアの生き残りか。…おぬしに施した実験は『炎帝』という最高傑作を作り上げた。こうして我らの役に立ったのだ…。感謝しているぞ?」
    ………貴様!!
    リシテア「わわっ!走っちゃ駄目です!…あなたは大人しくしていてください。」
    ごめん…
    リシテア「わたしやエーデルガルトのために怒ってくれたんですよね?…その気持ちだけで十分ですから。」
    レア「…女神に楯突いた愚か者が詭弁を並べて立てても無駄です。…あなた達は負けたのですから。潔く地獄へ堕ちなさい。」
    タレス「…おのれ…!だが、我らアガルタの民は滅びぬ。いつの日か我の意志を継ぐものが貴様ら地上の生物を根絶やしにする…であろう。…ふはははは。うぐぉ…!」
    そう言い残しタレスは死んだ。
    レア「…お母様…全て終わりましたよ。…ベレス、セテス本当にありがとうございました…。そして、レオニールも。」
    ———————————————————
    歴史は時のよすがを辿り、フォドラの大地に新たな炎を灯した。
    解放王ネメシス及び闇に蠢く者たちは討滅された。また、それに伴い大司教レアは引退を発表。帝国、王国、同盟かつてのフォドラを形成していた勢力は崩壊し、唯一残されたセイロス聖教会主導のもと、新たな統一国家が作られることになった。その指導者とそれに連なる者たちは疲弊したフォドラの民や大地を導いていった。かつての守護聖人セイロスのように、そして先の戦乱で命を散らした女帝の想いを忘れぬかのように…

  • 28122/01/12(水) 11:05:52

    〜謁見の間〜

    セテス「身体は平気か?儀式は>>30日後に行われることになった。…それまでは皆に顔を出すといい。…まだ、領地に帰れぬ者が多く残されているからな…。」

  • 29二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 11:16:03

    7

  • 30二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 11:34:24
  • 31122/01/12(水) 11:45:05

    〜リシテアの部屋〜

    リシテア「…ということです。…わたしの話聞いてましたか?」

    ……ごめん

    リシテア「全く…。…わたしは一旦領地に帰ります。半年以上両親に顔を出していないですし、心配ですから。大丈夫、あなたの儀式までには戻って来ますよ。」

    リシテア「それと、クロードからの手紙を預かっています。あいつ、先生にも同じ手紙を書いていましたね…。」

    〜親愛なるレオニールへ〜

     クロードだ。俺が何故あの時ガルグ=マクに来れたのか気になってるだろ?俺はグロンダーズの会戦で深傷を負った後>>33に居たんだ。ヒルダ、ラファエル、ローレンツと一緒にな。

  • 32二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:02:56

    パルミラ

  • 33二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:05:50
  • 34122/01/12(水) 12:18:22

    俺はグロンダーズの会戦で深傷を負った後パルミラに居たんだ。ヒルダ、ラファエル、ローレンツと一緒にな。本来ならあいつらをパルミラに連れていくことは避けたかった。だが、一緒に連れていかなきゃあの場で殺されていた。それから俺は>>36からの急使を受けてね。最後にお前らに力を貸したってわけだ。

    …お前も分かっていると思うが、俺はパルミラの人間だ。ナデルを見ただろ?あれは俺の知り合いでね。

    俺はもうフォドラを訪れることはない。…おそらくお前たちと二度と会うことはないだろうな。…リシテアや先生たちと仲良くしろよ?

    〜クロードより〜

  • 35二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:22:05

    ジュディット

  • 36二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:26:30

    バルタザール

  • 37122/01/12(水) 12:44:26

    リシテア「…バルタザール?何故彼がクロードに急使を、本人に直接問いただしてみたいところですが…。」

    コンコン

    リシテア「誰ですか?」

    バルタザール「…お熱いところ失礼するぜ?リシテア嬢、おれが何故クロードに急使を出したか気になってるだろ?」

    リシテア「…はい。話してください、どうしてあんたがクロードに?」

    バルタザール「>>39だよ。」

  • 38二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:57:58

    ユーリスからクロードの正体を聞いた

  • 39二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:59:55
  • 40122/01/12(水) 13:26:24

    バルタザール「ユーリスの野郎からクロードの正体を聞いたんだよ。あいつは言ってたぜ。「これで貸し借りなしだ。」ってな。まあ、おれ個人としてはクロードの母君に会いたかったってのもあったが…。おい、そんな目で見るなよ。」

    リシテア「…続けてください。」

    バルタザール「それにな、リシテア。お前への恩返しということも理由の一つだ。」

    リシテア「わたしはあんたに恩を返してもらうようなことをしてませんけど?」

    バルタザール「…昔、死にそうだった時にお前の両親に助けてもらったことがあるんだよ。それから、おれは誓ったんだよ。お前の両親とお前に恩返しをするってな。…帝国の人間の目を盗んでな。」

    リシテア「…わたしの家が帝国の干渉を受けていた時期ですね。…ありがとうございます。」

    バルタザール「いいってことよ。お前、もうすぐ実家に帰るんだろ?おれも一言お礼をしたいんだ。ついていっても構わねえか?」

    リシテア「あんた、何か企んでますか?あんたは方々に借金を作っていると聞きましたが、わたしの両親に頼られても困りますからね。」

    バルタザール「命の恩人に金の無心をするほど、おれは落ちぶれちゃいねえよ。…それにリシテア一人だと危ない目に会うかもしれないだろ?…戦争が終わったとはいえ、内乱や小競り合いは頻発している。…そんな中、御令嬢一人で出歩くのは危険だ。」

    リシテア「…ありがとうございます。ですが、恩返しならわたしの両親にしてくださいね。…そういうことですから、バルタザールと共にわたしは両親に顔を出して来ますね。…心配しないでください。2〜3日で戻って来ますから。」

    そうして、リシテアは次の日の早朝にバルタザールと共にコーデリア領へ帰った。

    ———————————————————

    次の日…

    コンコン。

    誰だろう?>>42

  • 41二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 13:32:58

    ジェラルト

  • 42二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 13:51:37

    クロニエ

  • 43122/01/12(水) 14:04:32

    クロニエ「アンタ生きてる?アタシよ、クロニエよ!」

    クロニエか…どうしたの?

    クロニエ「あれ?リシテア居ないじゃん。別れた?」

    リシテアは実家に帰っただけだよ…それにまだお付き合いは…

    クロニエ「はあ?アンタたちのあれはどうみても恋人同士でしょ。煮え切らないこと言ってると殺すよ?」

    クロニエは何の用でここへ?>>46

  • 44二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 14:10:10

    加速

  • 45二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 14:25:21

    ベレスからもらった指輪を見せびらかしに来た

  • 46二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 14:40:36

    >>45+今後はガルクマグに残ってフォドラの民とアガルタの民の融和に努めることを伝える

  • 47122/01/12(水) 15:07:48

    クロニエ「あたし、先生からこれ貰ったんだよ!」

    クロニエは指輪をレオニールに見せた。

    これは…指輪だね

    クロニエ「先生があたしに言ったんだよ。「伴侶になって、これから支えてくれないか」って。」

    クロニエ「…あたしは、私は、タレス様の元で多くの地上の人間を私自身の欲のために殺して来た。以前、私がモニカと名乗っていたことも覚えているでしょ?…そのモニカも私が殺した。…私もタレス様たちと同じように地獄に落ちるのは間違いないだろうね。…大司教レアの言った通り、私は未来永劫地獄を彷徨い続けると思うよ。」

    クロニエ「…それでも、先生はいいって言った。「クロニエが今戦っているのはフォドラのためでしょ?」だってさ…。本当にお人好しなんだから。…アガルタのあたしと女神の現身である先生が仲良くなるなんて、想像したことある?…もし、別の道があったとしたら、あんたとリシテアが訣別した時よりも更に惨い殺し合いをしていたと思う。」

    ……。

    クロニエ「…でも、この世界ならあたしは先生に協力できる。…もう、ほとんど生き残ってはいないけれど、アガルタの民とフォドラの民が仲良くなれたらいいなって思うじゃん?…あたしのことを快く思わない奴ばかりだし、あたしは闇の仕事が中心になるだろうけどね。まあ、あんたも死んじゃったら地獄行きかもしれないけどねぇ!」

    クロニエ「聖墓での儀式?の前まではゆっくり休んでなよ。あんた、今にもころりと死んじゃいそうだからさ。」

    ———————————————————

    次の日…

    食堂に来ていた。まだ、リシテアは帰って来てはいない。

    ハンネマン「…少しいいかね?」

    ハンネマンの用件とは?>>49

  • 48二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 15:21:20

    リシテアの身体の件

  • 49二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 15:50:31
  • 50122/01/12(水) 16:28:37

    ハンネマン「我輩は、またガルグ=マクで研究させてもらうことになった。よろしく頼むよ。…魔道学院はしばらく閉鎖となってしまってね。再開次第、ここと魔道学院を行き来することになるだろう。全く大変な世の中になったものだ。」

    ハンネマン「…リシテア君の紋章の研究の話に移ろう。彼女の余命を克服した時には確実に紋章は消える。まあ、それは君たちにとっては些事だ。そして、リシテア君の紋章の研究は順調に進んでいる。最終的には君とベレス君の力は必要だが、彼女はきっと大丈夫であろう。」

    …良かった…。

    ハンネマン「問題は君のほうだ。…神祖と融合する儀式を行うのであろう?…既に君の身体の大部分は紋章に蝕まれておる。何せ、君には炎の紋章とセイロスの大紋章が宿っているのだからな。そして、君の身体から紋章を取り除くことは不可能なのだよ。あまりにも紋章の力が強大すぎて、な。…仮に克服できたとしても後遺症が残ることは避けられない。また、リシテア君より先に逝くことは間違いない。…それだけは覚悟しておいてくれたまえ。」

    …はい。

    ハンネマン「…ふっ。言われなくともという表情だな。…ところで君は甘味は好きかね?」

    ———————————————————

    このまま自室に帰って寝よう…。

    夢の中に>>52が出てきた。

  • 51二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 16:30:43

    ソティス

  • 52二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 16:36:40
  • 53122/01/12(水) 17:11:09

    ここは…

    ソティス「レオニール。体調は優れておるか?…だから、おぬしは自分を犠牲にしすぎじゃと言うたのに…。」

    もしかして、死んでしまったのか…?

    ソティス「いや、ここは夢の中じゃ。おぬしは希望を持って生きておるのじゃろう?そんなおぬしの命は女神であろうが、邪神であろうが取ることは出来まい。…暗い話ばかりじゃわしもおぬしも気が滅入ってしまうな…。そうじゃ、世間話でもしようか?最近はどうじゃ?」

    レオニールは>>55と答えた。

  • 54二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 17:16:35

    みんなが落ち着いて生活出来るようになりそうでよかった

  • 55二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 17:23:43

    フェルディナンドとカトリーヌが祝言を挙げるらしい
    戦いが終わってめでたい事が続いている

  • 56122/01/12(水) 17:35:49

    ソティス「あの『雷霆』とフェルディナントが結婚するのか…。あやつはレア一筋じゃから、フェルディナントは領地とガルグ=マクを行ったり来たりで大変な生活になりそうじゃな…。5年半にも及ぶ戦乱は、人々を傷つけ疲弊させたことには違いないが、皆が希望を持って平和に生きていけるというのなら神祖のわしとしても幸いじゃ。」

    ソティス「…おぬしとリシテアの仲はどうじゃ?とは聞くまでもなさそうじゃな。死が二人を分かつまで、共に歩んでいくつもりじゃろう?」

    もちろん。

    ソティス「全く…。幸せそうな顔をしおって。…これがわしとおぬしとの最後の会話となるであろう。最後に聞きたいことはあるか?」

    最後に聞きたいことは…>>58

  • 57二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 17:38:58

    なんで少女の姿何ですか?

  • 58二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 18:05:14

    ソティスは先生や自分と一緒で楽しかった?

  • 59122/01/12(水) 18:38:30

    ソティスは自分や先生と一緒で楽しかった?

    ソティス「…楽しかったに決まっておろう…。そんなこと、聞くまでも、ないわ…。再び、おぬしらと出会う時が来るかは分からぬ。…幾星霜の時を経ようとも会うことはできぬかもしれぬ。だが、また会うた時はよろしく頼むぞ!…さらばじゃ…炎の紋章を持つ者よ…。」

    ———————————————————

    リシテア「…きて!起きてください!」

    うん?リシテア…?

    リシテア「…良かった…。約束通り帰ってきましたよ。」

    バルタザール「レオニール。リシテア嬢の護衛は完了したぜ。…おれは相変わらず、借金取りに追われることになるんだな…。世知辛い世の中だぜ、全く。」

    リシテア「…それは、あんたの責任でしょう…。」

    リシテア「…レオニール。わたしはコーデリア家の爵位を継ぎません。…コーデリア家は父の代で終わりです。後は、領内の人々と両親が今後、安心して暮らせるように手配するつもりです。…ですが、両親には言われました。「領民や私たちのことよりも、まずはリシテアたちの寿命を克服しなさい」と。」

    了解した…たち?

    リシテア「…紹介しちゃいました。…わたしの大切な人だってことを。それはともかく、まずはわたしたちの問題を解決することが先決です。」

    リシテア「…儀式の日まで残り3日ですね。それまではわたしずっと側にいますから。…勝手に出て行っちゃ駄目ですよ?」

    わかったよ。

    ———————————————————

    〜次の日

    今日はリシテアと>>61に来ていた。あれは>>63か。

  • 60二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 19:01:45

    このレスは削除されています

  • 61二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 19:10:02

    図書室

  • 62二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 19:21:32

    ベルナデッタ

  • 63二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 19:37:37

    イングリット

  • 64122/01/12(水) 20:43:19

    リシテア「フォドラの歴史書を読みたいですって?まあ、いいですけど…。わたしもついて行きますからね。」

    〜書庫〜

    リシテア「おや…?イングリットがいるみたいですね。」

    イングリット「……。」

    何か読んでいる?>>65

  • 65二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 20:53:47

    同級生の父と年下の母への贈り物100選!

  • 66122/01/12(水) 21:02:16

    「同級生の父と年下の母への贈り物100選!」という本を読んでいるのか…?

    リシテア「何ですか、これ…?」

    あのイングリット?

    イングリット「きゃあっ!?お、お二人でしたか。な、何か私に用でもありますか?」

    リシテア「動揺しすぎですよ…。そもそも、こんな本書庫にありましたっけ?」

    イングリット「気づいたらこの本がありまして…。そういえば私たちの今の関係に似ているなと思ってしまい、つい…。」

    別に責めてはいないけど…

    イングリット「そ、そうでしたか。…お二人には感謝しても仕切れません。ですから、私がガラテア領に戻る前にせめてもの感謝の品を贈りたいと思いまして…。」

    レオニールは>>67と答えた。

  • 67二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 21:09:40

    実は自分たちからも贈り物が……

  • 68122/01/12(水) 21:19:06

    実は自分たちからも贈り物が…

    イングリット「え?そんな…私のために…。」

    リシテア「はい。これが父上と母上からのあなたへの贈り物ですよ?大事にしてくださいね?」

    贈り物とは?>>70

  • 69二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 21:25:59

    加速

  • 70二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 21:30:32

    イングリットに似合う花の模体

  • 71122/01/12(水) 21:42:44

    (すまぬ、これは花の装飾品ということでよろしいですか?)

  • 72二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 21:51:43

    多分?わからなかったら再安価でもいいとも思う

  • 737022/01/12(水) 21:56:40

    花の装飾品でOKです。分かりづらい文章ですいませんでした

  • 74122/01/12(水) 22:06:21

    (花の装飾品(髪飾りかな?)ということでいかせてもらいますぞ。)

    イングリット「これは…髪飾りですか?…っ。」

    え?泣いちゃった

    イングリット「…いいえ、とても嬉しいんです!ずっと大事にします!…本当にありがとうございます…。」

    リシテア「ふふ、喜んでもらえて良かったです。…例え、あなたがガラテア領に戻ったとしても、わたしたちの大切な人です。…だから、大変な時は頼ってくれてもいいんですよ?だって、わたしたちは優秀ですからね!」

    イングリット「はい、ありがとうございます…私のもう一人の母上…。これは、お返しせねばなりませんね。必ず貴方たちに贈り物を渡します。」

    そういって、イングリットとは別れた。

    リシテア「喜んでもらえて良かったですね、レオニール。」

    ああ、そうだな

    ———————————————————

    リシテア「…そこの本とか何か書いてあるかもしれませんよ。…ごめんなさい、わたしでは手が届きません…。」

    よいしょっと……

    リシテア「ありがとうございます!…うーん…駄目そうですね…。」

    ん?誰かいるのかな…

    レア「あら、久しぶりですね。何か探し物でもしているのですか?」

    レアの用件とは?>>75

  • 75二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 22:07:36

    神祖の事

  • 76122/01/12(水) 22:16:04

    リシテア「レア様、こんにちは。」

    こんにちは。

    レア「ふふ、こんにちは。相変わらず仲睦まじいですね。」

    レア「私は、貴方に神祖ソティスのことを聞きにきました。…もう私はお母様をこの世に呼び戻そうなどとは考えていません。…一度死んでしまった者は再び蘇ることはないのがこの世界の理なのですから。…それを捻じ曲げることがいかに愚かしいことかを此度の戦で痛感いたしました。」

    レア「貴方から見て神祖ソティスを名乗る少女はどんなお方でしたか?」

    レオニールは>>78と答えた。

  • 77二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 22:18:05

    ksk

  • 78二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 22:19:13

    ちょっと母親っぽいけど普通の少女だった

  • 79122/01/12(水) 22:31:04

    母親らしいところはあっても普通の少女でしたよ

    レア「そうですか…。私の母はあなたたちと何ら変わりない普通の女性だったのでしょうね。…話を聞かせてくれてありがとうございます。私は大修道院が元どおり復興し、ベレスやセテスの統治が軌道に乗ったところで、赤き谷ザナドを再建してそこで暮らそうかと考えております。それまでは、大修道院におりますから、また、声をかけてくださいね。」

    そこで、レアはレオニールに向かって…

    レア「…レオニール。あなたには過酷な運命を背負わせてしまって、申し訳ありません。あなたにもこうして愛する人がいるというのに、その大切な時間を奪ったことは決して許されないと思っています…。」

    レオニールは>>80と答えた。

  • 80二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 22:50:14

    だけどその運命のおかげで大切な人と出会えた

  • 81二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 22:52:52

    もしかしたら自分は炎の紋章をこの身体に宿した時からこうなる運命だったのかもしれないが今までの出会い全ては決して無意味ではなかった

  • 82122/01/12(水) 23:10:59

    その運命のおかげでこうして大切な人たちやリシテアと出会えたのです。それに、貴方が助けてくれなかったら、あの時に絶えていた命だったのですから…

    レア「…あなたは本当に強いですね。」

    レア「リシテア、あなたにも謝らねばなりません。私が作り上げてきた、この社会のせいで、あなたにも辛い経験をさせてしまいました。本当に申し訳ありません。そして、エーデルガルトにも…。」

    リシテア「…正直に申し上げますと、わたしはこの社会を、フォドラを恨みました。紋章なんて、貴族なんて無くなればいい。そう思ったことは何度もあります。…ですが、今ではこうしてフォドラが変わろうとしているのなら、わたしやエーデルガルトの犠牲は無駄ではなかった。そう思っていますから…。」

    レア「あなたたちがそう言ってくれるだけで、私は救われます…。レオニール、リシテア。身体にはお気をつけてくださいね。」

    こうして、今日は自室へと戻った。リシテアには「絶対安静」と釘を刺されてしまった。

    ———————————————————

    次の日…

    あれはドゥドゥーか?何してるんだろう?>>84

  • 83二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 23:12:45

    温室でディミトリが好きだった花を栽培している

  • 84二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 23:13:43
  • 85122/01/12(水) 23:38:48

    〜温室〜

    こんにちは。

    リシテア「こんにちは、ドゥドゥー。何をしているんですか?」

    ドゥドゥー「レオニールとリシテアか。…殿下が好きだった花を育てていてな。…あの方の墓前に手向けようと考えている。そして、この戦争で死んでしまった青獅子の皆へも花を手向けようと思ってな。」

    メルセデスとアッシュは自分たちが…

    リシテア「…メルセデスとアッシュはわたしたちが直接手にかけました。…あんたはわたしたちを許さないかもしれません。それでも…わたしたちも手伝っていいですか?彼らが安心して、成仏できるように…。」

    ドゥドゥー「…敵同士となった以上、戦うことは避けられなかった…。おれにはお前たちを責める権利はない。おれも多くの人々を手にかけたからな…。…お前たちが花を供えてくれれば、殿下や皆も喜ぶはずだ。」

    ドゥドゥー「おれはこの花たちが育ち次第、大修道院を離れる。…お前たちとはそれでお別れだ。」

    リシテア「…あんた、死ぬつもりじゃ!?駄目ですよ!それは絶対に…。生きたくても生きられない人がいるんですから…!」

    ドゥドゥー「いや、殿下は最後におれに『生きろ』と命じられた。だから、おれはこの身が滅びるまでは、現世にとどまるつもりだ。…気にかけてくれて、感謝する。」

    ドゥドゥーと話をしていると鼻歌が聞こえてきた。

    ベルナデッタ「ふんふんふふーん♪あたしの植えた食虫植物は育っているかな…」

    ドゥドゥー「…これは、お前が植えたのか…。」

    ベルナデッタ「ひっ!?はい、そうですけども駄目でしたか…?怒ってますか?」

    ドゥドゥー「いや、駄目ではない。それにおれは元々この顔だ…。」

    ベルナデッタ「なんだか、込み入った話をしてるみたいですしあたしは部屋に帰ります!」

    あ、待って…行っちゃった。

    ん?…何か落としていったが…>>87

  • 86二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 23:40:42

    加速

  • 87二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 23:43:45

    料理のレシピ集

  • 88122/01/13(木) 00:19:43

    ドゥドゥー「相変わらずベルナデッタは、騒がしいな…。」

    リシテア「あれでもかつてより外出するようになってるんですよ?…怖がりなのは変わりませんけどね。」

    これは、料理の手帳か?ベルナデッタの自作のものか…

    リシテア「何か拾ったんですか?レオニール。それは…彼女の手帳ですね。届けに行ってあげましょう。それでは、ドゥドゥー。わたしたちは失礼しますね。」

    ドゥドゥー「ああ、お前たちは特に身体を労ってくれ。」

    ———————————————————

    〜ベルナデッタの部屋前〜

    あれはペトラ?

    ペトラ「ベルナデッタ、あなた、わたしとともに、ブリギット、行きましょう!あなた、夢、叶うかもしれません。」

    ベルナデッタ「ええ、今はちょっと…。そのうち行きたいけど…。」

    ペトラは小声で言った。

    ペトラ「レオニール、リシテア、こんにちは。ベルナデッタ、外、引き摺り出すため、あなたたち、助力願います。>>90してください!」

  • 89二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 00:38:37

    イングリット×ベルナデッタ支援みたいな感じで扉破壊

  • 90122/01/13(木) 00:51:44

    出て来なきゃこの本のレシピをばらすと脅す(もちろんその気はない)

  • 919022/01/13(木) 00:52:48

    すいません、名前欄を消し忘れました。スレ主とは別人です

  • 92122/01/13(木) 01:27:27

    ペトラ「あなたたち、いいもの、持っています!それ、皆に、吹聴、する、ふり、お願いします!」

    分かった

    ベルナデッタ「え?ペトラさん誰かと話しているように聞こえるけど、そこに誰かいるの?」

    ごほん…部屋から出てこないなら、君の手帳を皆に見せちゃおうかな?

    リシテア「…あなた、悪どい役も似合ってますね…。」

    ペトラ「リシテアも、そう思いますか?わたし、彼、似合っている、思います。まさしく、悪党、です!」

    いや君がやれって言ったんだけど…

    ベルナデッタ「はあああ!?レオニールさん!?何言ってるんですか!?駄目に決まってるでしょうがああ!?というか、ベルの手帳なんで持ってるんですか!絶対、やめてください!分かりました、外出ますから!」

    それを聞いたベルナデッタが慌てて出てきた。

    こんにちは、ベルナデッタ。

    ベルナデッタ「レオニールさん…。あたし、あなたが怖いですうう…。」

    ペトラ「ベルナデッタ、こんにちは。」

    リシテア「…あんた、手帳落としましたよね?届けに来ました。」

    ベルナデッタ「え?ほんとだ…。レオニールさん、リシテアさん。わざわざ、あたしのためにありがとうございます…。」

    ペトラ「あなた、異国の草木、興味ある、いいました。ブリギット、ダグザ、様々、植物あります。あなた、わたし、ついてくる、そして、本作る、夢叶います。すでに、祖父、あなたのこと、教えています。」

    ベルナデッタ「確かに、行きたいけど…。ブリギットにはあたしの引き篭もれる場所あるのかなあ?」

    ペトラ「ブリギット、周り、自然です。あなた、実際、見る、しました。」

    ベルナデッタ「うーん…レオニールさんはどう思いますか?いや、丸投げするわけではないんですけど、参考までに聞けたらなぁ…なんて。」

    レオニールは>>94と答えた。

  • 93二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 06:45:50

    加速

  • 94二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 07:09:47

    行ってみていいと思う。いい経験になるはずさ。

  • 95122/01/13(木) 08:46:52

    行ってみていいと思うよ。いい経験になると思うから。

    ベルナデッタ「…そうですよね。あたしの夢を叶えられるかもしれないんですから、行ってみるべきですよね…。」

    リシテア「…ベルナデッタ、あんたにも辛い過去があったというのは分かります。ですが、今のあんたを縛る者は何もありません。…もっと、自分に正直に生きてもいいんですよ。」

    ベルナデッタ「…リシテアさん。…うん、そうだね…。ペトラさん!あたし、あなたと一緒にブリギットに行く。そう決めたんだから!」

    ペトラ「…ベルナデッタ、わかりました。あなたの決意、しかと、見届けました。行きましょう、わたしとともに!」

    よかったな…

    ベルナデッタ「レオニールさん、リシテアさん、ペトラさん。本当にありがとうございました!」

    ベルナデッタ「あの、二人はお身体を大事にしてください。それじゃ!」

    そういうと扉の向こう側に行ってしまった。

    リシテア「…相変わらず、素早いですね…。行きましょう、あなた。」

    ペトラ「わたし、あなたたち、お礼、述べたいです。…本当に、感謝しています。」

    構わないよ。それじゃあね。

    ———————————————————

    あれは、ベレス先生とセテス殿か?

    セテス「…レオニール。儀式は、明日の正午に行う。それまでに思い残すことはないだろうか?…必ず成功すると信じてはいるがな。」

    リシテア「…。」

    ベレス先生は「二人ともどうしたの?」とのことだ。

    レオニールは>>97について尋ねた。

  • 96二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 08:51:53

    加速

  • 97二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 08:56:35

    明日の儀式

  • 98122/01/13(木) 09:26:11

    明日の儀式は…

    セテス「…明日の儀式は、私とベレスとレアが付き添う。…リシテア、君は立ち会えないんだ。…すまない。…儀式は、ベレスの進行で行われる予定だ。」

    リシテア「………分かりました。」

    セテス「…私たちも初めて行う儀式だからな。だが必ず、成功させてみせる。しかし、レオニールは女神の一部に触れるということになる。成功したとしても、しばらく目が覚めないことは覚えておいてくれ。短くて数日、長ければ数ヶ月となる。」

    …リシテアの寿命は…

    リシテア「…わたしは大丈夫です。…今のあなたより長く生きられるはずですから。…。」

    セテス「儀式までの間は二人で過ごしてくれて構わない。後悔のないようにな。」

    ———————————————————

    リシテア「>>100に行きましょうか?」

  • 99二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 09:31:48

    大聖堂

  • 100二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 09:41:15

    食堂

  • 101122/01/13(木) 14:42:29

    リシテア「食堂に行きましょうか?たくさん食べて元気を付けないと駄目ですからね!」

    …リシテアは甘いものばかり食べちゃだめだよ?

    リシテア「…今は基本的に勉強の前に、食べているだけです。ほら、前にも言いましたけど、脳には必要な栄養ですからね。よく捗るんですよ?でも、今日は食べたい気分だな、って思ったんです。」

    まあ、行こうか

    …どうしたの?

    リシテア「…手を繋いでください。レオニール、勝手に何処かに行っちゃいそうですし…。」

    ———————————————————

    〜食堂〜

    リシテア「レオニールは何が食べたいですか?戦時中は、料理の種類が少なくなっていましたけど、また徐々に品揃えが戻っていくみたいですね。」

    二人で思案していると>>103が近づいてきた。

  • 102二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 15:34:31

    フレン

  • 103二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 15:55:23
  • 104122/01/13(木) 16:39:19

    フレン「わたくしもご一緒させていただいてもよろしくて?」

    フレン?どうしたの。

    フレン「…ちょうど今から6年前にわたくしがイエリッツァ先生に拐われた事件を覚えていらっしゃいますわよね?」

    エミールがフレンを攫った事件か…

    リシテア「もちろん覚えていますよ。何故かわたしが疑われていましたけどね…。」

    …本当にごめんなさい。

    リシテア「もう気にしていませんよ。あの事件があなたとの初めての出会いでしたね。もうあれから、6年も経つのですか…。時が経つのは早いですね…。」

    フレン「あなたたちにはお話する機会が中々無くて言い出せませんでしたけれども。わたくしが何故帰ってこられたのかは気になっていらっしゃいますわよね?」

    リシテア「言われてみれば、確かに…。フレンはどうして逃げ出せたのですか?」

    フレン「実はエーデルガルトさんが助けてくれたのです。エーデルガルトさんの目的は、わたくしたちの排除と紋章に支配された世界の破壊でしたのよね?あの時にわたくしを殺すことだって出来たはずなのに、どうして、とずっと考えていたんですの。…結局、理由が分からないままエーデルガルトさんはお亡くなりになられてしまいました。」

    フレン「わたくしにはあの方の考えは分かりません。…レオニールさんは何故か分かりますか?」

    レオニールは>>106と答えた。

  • 105二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 17:01:46

    闇うごに戦力を渡したくなかったのはあると思う。けどそれと同じくらいガルグ=マクで一緒に過ごしたフレンを助けたかったんじゃないかな。もしフレンが彼女について行くことになったら喜んで受け入れていたと思うよ。

  • 106二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 17:10:07
  • 107122/01/13(木) 17:55:00

    エーデルガルトは奴らの戦力をなるべく削ぎたかったのが大きいと思う。でも、それ以上にガルグ=マクでフレンと過ごしてきた日々が悪くはなかったから、助けたのだと思う。もし、仮にフレンがエーデルガルトと共に歩む道を選んだのなら彼女は受け入れていたと思うよ。

    フレン「…そうでしょうか。そうなのかもしれませんわね…。エーデルガルトさんはわたくしたちと過ごしてきた日々を学校ごっこと言っていたと聞きましたが、本当はここで過ごした日々がかけがえのないものになっていたのかもしれませんわね。」

    フレン「…ふふ、わたくしがエーデルガルトさんと共に歩む世界ですか…。もし、そんな世界があったのならどれほど良かったのでしょうか…。」

    リシテア「…フレン。」

    フレン「…ごめんなさい。そうですわ!何を注文なさいますの…はっ!?お兄様の気配がしますわ。」

    え…?どこ?

    リシテア「あそこの柱の陰じゃないですか…?」

    あ。いた。

    セテス「フレン、食べ過ぎは身体に毒だからな。私はいつもお前の健康を気遣って…」

    フレン「分かっていますわ!お兄様が心配してくださっていることくらい…。」

    リシテア「あの二人は仲が良いのか悪いのか、わたしには分かりません…。」

    まあ、喧嘩するほど仲が良いとは言うじゃない?

    リシテア「ふふ、そうですね。あの、セテスさん…。そろそろいいでしょうか?」

    セテス「君たちを巻き込んでしまってすまないな。君たちは気にせずに食事を摂るといい。」

    ええ…

    リシテア「そうらしいです…。レオニールは何か食べたいものがありますか?」

    レオニールは>>109を注文した。

  • 108二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 17:59:07

    タマネギのグラタンスープ

  • 109二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 18:29:15

    煮込みヴェローナを添えて

  • 110122/01/13(木) 20:11:08

    「煮込みヴェローナを添えて」を注文しようかな。リシテアは?

    リシテア「…わたしもそれにします。」

    野菜だけど大丈夫?

    リシテア「わ、わたしは平気ですよ。べ、別に強がっているわけではありませんからね…?」

    そんなわけで「煮込みヴェローナを添えて」を二人分注文した。

    ———————————————————

    リシテア「…ごめんなさい。やっぱり、わたし野菜苦手です。あなたにわたしの分を半分以上食べてもらって申し訳ないです…。」

    うん…そうだと思ったよ。

    リシテア「でも、野菜苦手なんて我儘をいつまでも言っていられませんよね…。…その、こんなこと頼んで申し訳ありませんがこれからわたしが野菜の苦手を克服するのに付き合ってくれませんか?」

    構わないよ。

    リシテア「本当ですか!?ありがとうございます。」

    「桃のシャーベット」も食べる?

    リシテア「はい、食べたいです!」

    こうして、レオニールとリシテアは食事を終えた。

    ———————————————————

    〜大聖堂〜

    リシテア「ここも、早く壊れたところを直してあげたいですね。」

    ローレンツ「……。」

    あれは、ローレンツかな?

    ローレンツ「ああ、君たちか。ご機嫌よう。」

    リシテア「ローレンツ?何しているんですか?」

    ローレンツ「>>112だよ。」

  • 111二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 20:17:13

    クロードの成功を祈って4

  • 112二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 20:28:35

    修理業者を頼んだから様子見にきた

  • 113122/01/13(木) 20:56:37

    ローレンツ「大聖堂の修理を僕の父の知り合いに頼んでね。今日は、その様子を見にきたところなのだ。」
    リシテア「え?あんたの家が修理の手配をしてくれるんですか?」
    ローレンツ「僕の父は先生に恩を売りたいのだろう。今や、あの人はフォドラの統治者だ。…だが、一介の傭兵だった先生がいきなり国の統治を任されるのは荷が重いと僕は思う。だから、僕も共に先生を手伝おうと思っていてな。」
    リシテア「…そうなんですか。ありがとうございます。」
    ローレンツ「いや、君が謝る必要はない。これは、僕が勝手に決めたことだからな。…近い将来、フォドラから貴族は無くなってしまうだろう。だが、貴族が無くなったからといって、今の平民たちの暮らしが豊かになるとは限らない。僕は、そんな平民たちの手助けをしていくつもりだ。」
    ローレンツ「それにあいつの未来が輝かしいものであるようにと祈りに来たというのもある。」
    リシテア「…クロードですか?」
    ローレンツ「…あいつは、同盟の盟主として僕たちをまとめようとしていた。あいつの手の内で踊らされていたのは癪だったが、結果として同盟の民の被害は最小限に抑えられた。…正直に言えば僕が盟主になったとしても、うまく立ち回れていたとは思えない。」
    ローレンツ「それにな、僕がこうして今のフォドラの大地で生きていられるのも、あいつのおかげだ。本来なら僕はミルディン大橋の防衛に参戦していただろう。…そして、僕は君たちと戦い、命を落としていたはずだ。」
    ローレンツ「だから、こうしてあいつのために祈りに来たというわけだ。…僕程度の祈りでは足しにもならないかもしれないがな。」
    リシテア「…あんたの祈りはクロードに届いていると思いますよ。…わたしもクロードのために祈りますから。」
    自分もクロードのために祈ろう。
    ローレンツ「クロードに代わって礼を言うよ。ありがとう。」

  • 114122/01/13(木) 21:06:27

    そろそろ夜も更けてきたから自室に帰ろう。

    ———————————————————

    リシテア「では、また明日…。………。」

    うん、また明日。

    ………。どうしたの…?

    リシテア「ごめんなさい、もう少し側に居させてください。…………。」

    リシテアが一週間前から気丈に振る舞っているのは分かっていた。

    当たり前だ。不安に決まっている。…セテス殿は成功させてみせると言っていたが、失敗してしまえば、あと3節もしないうちにリシテアを残して現世を去ることになる。

    安心させてあげたいが…>>116

  • 115二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 21:06:53

    加速

  • 116二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 21:13:03

    今日は一緒に寝る?と誘う

  • 117122/01/13(木) 21:43:49

    今日は一緒に寝る?
    リシテア「……え……。」
    リシテアの顔がみるみる赤くなっていき…
    リシテア「それは、その恋人同士になってから、ということで…。いまは、その、恥ずかしい限りです…。」
    もう恋人同士じゃないの?
    リシテア「…まだ、です。ふふ、でもあなたはわたしを元気付けてくれようとしたんでしょう。その気持ちだけで嬉しいです。」
    リシテア「こうして、側に居るだけで安心出来ますから…。」
    ———————————————————
    リシテア「すぅ…。すぅ…。」
    安心しきっているのかそのまま眠ってしまった…。
    リシテアの部屋に運んであげよう。
    ———————————————————
    リシテア「………。」
    よし、部屋に帰ろ…ごほっ…ごほっ!
    まずい…目眩がする…。
    ここで倒れてはリシテアをまた心配させてしまう…。
    レオニールは急いで自室に戻った。
    ———————————————————
    …実はリシテアにはずっと黙っていたけれど、儀式が成功しなければ、今節中に死んでしまうかもしれないと言われた。
    リンハルト「…血を吐く回数が増えたんだよね?はっきり言って君の体調はかなり悪いよ。衰弱し切っているし、臓器の大部分が紋章の呪いに侵されている。このままいけば君は今節中に死ぬ。…やっぱり、あの最後の戦いが著しく寿命を縮めたんだね。…なるべく、リシテアや皆と交流をしておいたほうがいいよ。僕ももちろんだけど、君が死んでしまうと悲しむ人は多いからね。それにしても、もう少し早く儀式をしてあげればいいのにと思うんだけどなあ…。まあ、教団の皆様も忙しい時期だから仕方ないのかもしれないけどさ…。」

  • 118122/01/13(木) 21:59:33

    次の日…

    リシテア「あれ…わたしの部屋…?まさか、レオニールが…。」

    ———————————————————

    コンコン。コンコン。

    リシテア「レオニール。朝ですよ?」

    リシテア「あれ…居ないんですか?そんなわけが…。入りますよ…。」

    レオニールは静かに眠っていた。…心音が弱まり、呼吸が浅くなっていた。

    リシテア「…そんな!?…急いで、先生やセテスさんに報せに行かないと…。」

    ———————————————————

    セテス「…君が教えてくれなかったら、レオニールはあのまま息を引き取っていた。やはり、最後の戦いで無理をさせすぎてしまったのか…。すまない。」

    リシテア「え…?助かるんですよね…。」

    セテス「…このまま、儀式を始めよう。正午と言っていたが、時は一刻を争う。…君は待っていてくれ。」

    リシテア「……はい。いつまでも待ち続けますから。」

    ———————————————————

    〜聖墓〜

    儀式が始まった。

    セテス「ベレス。分かるな?」

    ベレスは「やってみる」と言った。

    あの時にソティスから貰った魂のかけらをレオニールの胸の上に置き…

    —汝と我の意志は一つとなった 時のよすがを辿りて見出した己が答え 始まりのものたる我に示せ—

    ベレスがそう唱えると、レオニールの胸にかけらが吸い込まれていった…。

    レア「…成功したのでしょうか…?」

    ベレスは「やれるだけのことはやった」とのことだ。

    ———————————————————

    リシテア「………。」

    そんなリシテアの元に>>120が訪ねてきた。

  • 119二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 22:05:05

    ベレス

  • 120二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 22:11:13
  • 121二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 22:11:28

    マリアンヌ

  • 122122/01/13(木) 22:28:14

    ベレス「リシテア。」

    リシテア「…先生!レオニールは…。レオニールは…。」

    ベレス「落ち着いて、儀式は成功したよ。」

    ベレス「だけれど、いつ目覚めるかは分からない。明日かもしれないし、数節先かもしれない。」

    リシテア「…いつになろうが、関係ありません。わたしは彼と約束したのですから、いつまでも待ち続けます。…彼は絶対に約束を破りませんから。」

    ベレス「…レオニールは幸せ者だね。それじゃ、リシテア。自分は父の所へ行くから。」

    そう言ってベレスは立ち去った。

    ———————————————————

    リンハルト「リシテア。君の身体のことなんだけど…。僕とハンネマン先生と一緒に王都フェルディアに来てくれないかな?そろそろ、研究が大詰めを迎えているんだ。」

    リシテア「分かりました。行きましょう。」

    フェルディアへ向かう道中で…

    リンハルト「君はさ、いつからレオニールのこと好きだった?」

    リシテア「…はあ!?あんたは、もう少し気配り出来るようになったほうがいいですよ…。」

    リンハルト「ごめん、ごめん。単純に気になったからさ。確かに、フレン誘拐の一件から君たち一緒にいることは多かったけど、単なる戦友同士だと思っていたからね。それに君はレオニールにいきなり疑われたわけだし、初対面の印象は最悪だったと思うんだよね。」

    リシテア「…>>124の時からです…。」

  • 123二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 22:33:26

    Ksk

  • 124二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 22:34:08

    レオニールに庇われた時(前スレの483あたり)

  • 125122/01/13(木) 23:16:10

    リシテア「…レオニールがわたしを守ってくれた時です。帝国軍がガルグ=マクに攻め寄せてきた時を覚えていますよね?」
    リンハルト「…ああ、レオニールが君と先生を庇った時だね。僕も無茶しすぎだとは思っていたけど。」
    リシテア「…それまでは、彼のことを戦友くらいにしか考えていませんでした。…わたしのことを命がけで守ってくれたのは両親に次いで、彼が3人目でした。…だって、女神すらわたしを助けてくれなかったんですよ?こんな身体になった時も、わたしの両親やわたしが苦しんでいた時も、誰も助けてはくれなかった。…この世界全てを恨んだこともありました。…それから、5年間彼とは出会えませんでしたけど、再会するのを楽しみにしていました。…そして、グロンダーズの会戦でわたしはまた彼に傷を負わせてしまった。…わたしはその時に思いました。彼の側で彼を支えたいと、彼を二度と傷つけさせないようにと。…彼から告白された時は、本当に嬉しかった。…でも…わたしは彼を…命の危険に晒してしまった。…あの時ほど、自分の力の無さを恨んだことはありません。…わたしが今まで、積み上げてきた努力も知識も意味をなさなかったあの時を…。」
    リンハルト「…辛いならそれ以上話さなくてもいいんだよ?…よく分かったからさ。君たちが幸せだということもね。」
    リシテア「……はい。だから、わたしは彼が目覚めるまで最善を尽くすのみです。」
    二人で話をしていると…
    ごろつきたち「…お前ら。金目のもんを出しな。」
    リンハルト「…うわ。野盗だね、君に任せるよ。」
    リシテア「はあ?あんたも戦いなさいよ…。わたし今、加減できませんから、死んでも知りませんよ。」

  • 126122/01/13(木) 23:32:23

    〜???〜

    「…。お前だけでも逃げ…」

    「……ル。生きてさえいれば、必ずあなたを愛してくれる人が現れる。だから…」

    「……様!炎の紋章を宿したという赤子が見つかりません。」

    「…おのれ、ベストラの者の手引きか。必ずや見つけ出して、殺すのだ。可能なら、その血を全て抜き取れ。」

    「…はっ!」

    ———————————————————

    「ヒューベルト。お前はこの幼子の面倒も見てくれ。」

    「は…?父上、私になにをさせようというのですか?」

    「この幼子は、重要な鍵となる。…おそらくな。」

    「…承知しました。ですが、私は近々エーデルガルト殿下に仕える身。この幼子は二の次ですよ?」

    「それで構わぬ。それがベストラ家の宿命なのだからな。」


    「この幼子は、各家を転々とさせましょう。一つところに置いておくのは危険ですからな。」


    「これは…。チッ。やはり貴様らの仕業か。フレスベルグ家に仇名す、屑どもが。」


    これは…誰の記憶だ…。


    「これは貴方の記憶よ。貴方が知る由もない、けれども心の奥深くに刻み込まれているもの…。…また会ってしまったわね、レオニール。」


    …エーデルガルト。


    エーデルガルト「ええ、貴方は今地獄にいるのよ。…私やヒューベルト、ディミトリと同じね。…タレスはここにはいないわ、安心して。」

    それでは、自分は死んでしまったんだな。

    エーデルガルト「そうとも言えるし、そうとも言えないわ。貴方は>>128となったのよ。」

  • 127二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 23:34:30

    加速

  • 128二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 23:40:42

    魂だけが先走ってこちらに来てしまった状態

  • 129122/01/13(木) 23:55:56

    エーデルガルト「貴方の魂だけがこちらに来てしまったのよ。」
    つまり…?
    エーデルガルト「まだ、貴方の肉体は生きているのよ。だから、まだ間に合う。」
    エーデルガルト「…貴方はセテスがすぐに儀式を始め、師がすぐに儀式を終えたことで、何とか肉体の死を防げたのよ。目が覚めたら、セテスと師には感謝しておきなさい。それでも、残念ながら、貴方の人間としての魂はもう…。」
    そっか…。
    エーデルガルト「…これから、貴方は師と同じように女神の眷属となり、女神の魂の一部となる。…師の時とは違い、絶え間ない苦痛が容赦なく襲うわ。…もしかしたら、既に味わったことがあるのかもしれない。そう、血の実験と同じ苦痛よ。」
    エーデルガルト「そして、貴方の過去、全てを新たな魂に追体験させなければならない。辛い過去、苦しい過去、全てを貴方が襲うわ。そして、仮に目覚めたとしても貴方はあまりにも身体を酷使しすぎたため、もう二度と戦うことは出来ないわ…。…覚悟は出来ているわよね?」
    当たり前だ。リシテアや皆を残して死ぬわけにはいかない。
    エーデルガルト「聞くまでもなかったわね。…次に会う時は、貴方が本当の意味で死を迎えた時かもしれない。…いってらっしゃい。」
    その瞬間に…凄まじい苦痛が襲いかかった。また、意識を失った。

  • 130122/01/13(木) 23:57:19

    …ごほっ、ごほっ。

    うっ…ここは…

    レオニールは>>132で目が覚めた。

  • 131二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 04:31:17

    加速

  • 132二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 06:43:54

    保健室

  • 133122/01/14(金) 09:09:06

    〜医務室〜

    自分は生きているのか…?

    誰の気配もしないが…

    鏡をふと見てみると…


    目の色が…先生やセテス殿と同じ色に…

    身体を見回してみると、以前と変わりないが、常に倦怠感を感じる。…ごほっ。

    血だ。…もしかして、駄目だったのか…。


    ガシャン!!


    誰!?あ…

    リシテア「…………。」

    リシ—おぶっ!?

    リシテアが思い切り抱きついてきた。

    リシテア「馬鹿、馬鹿ぁ…。わたしがどれだけ心配したと思っているんですかぁ…。…うぐっ…。…ぐすっ…。」

    堰が切れたように泣き始めてしまった。今まで、我慢していたものが全て溢れ出るかのように…

    リシテア「…血を吐いたんですか!?ご、ごめんなさい…。まだ、身体が辛いはずなのに…。」

    リシテア「…あなたが儀式を始めてからずーっと、もう声を聞くことも、一緒に過ごすことも出来なくなるんじゃないかと、不安で仕方ありませんでした…。でも…ぐすっ…。」

    リシテア…。

    自分はようやく、リシテアと共に歩んでいけるのか…。

    リシテア「…お帰りなさい、レオニール…。」

    ただいま、リシテア。心配させてごめんね?あの…そろそろ…く、苦しい。

    リシテア「わわわ……本当にすみません…。」

    ———————————————————

    レオニールが目覚める前日…

    レオニールの儀式が始まってから、>>節が経とうとしていた。

  • 134122/01/14(金) 09:09:42

    >>136です。

  • 135二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 09:26:23
  • 136二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 09:26:38
  • 137122/01/14(金) 09:54:08

    レオニールの儀式が始まってから6節が経とうとしていた。

    本来ならレオニールの命は星辰の節までのはずだった。だが、度重なる酷使の結果角弓の節で尽きていたはずだった。

    だが…今は死んだように眠り続けている。

    ———————————————————

    リシテア「…わたしの身体から紋章を取り除く研究は殆ど終わりましたよ?…いよいよわたしの身体から紋章の力が消滅します。…あなたはわたしを置いていなくなったりしないですもんね。」

    セテス「リシテア…。最近は君の身体のほうが心配だ。禄に眠れてもいないのではないか?」

    リシテア「そんなこと…はありません。」

    セテス「君は休んでくれ。レオニールが目覚めた時に心配するぞ…。」

    リシテア「はい、お気遣いありがとうございます。」

    セテス「…それとな、申し上げにくいのだが。」

    リシテア「どうしましたか?セテスさん。」

    セテス「>>139だ。」

  • 138二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 10:03:44

    加速

  • 139二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 10:27:48

    ここ最近出ている盗賊達の討伐に手を貸してくれないか

  • 140122/01/14(金) 10:49:52

    セテス「ここ最近活動が盛んになってきている盗賊達の討伐に手を貸してくれないだろうか。君の力は強大だ。だから…」

    リシテア「…わたしでよければ。」

    セテス「…ありがたい。賊討伐には>>141が同行するはずだ。それまではここで待っていなさい。」

    リシテア「はい…。お心遣い感謝します。」

    セテス「…彼がこれ以上長く目覚めないとなると…覚悟はしておいてほしい…。すまない…君には辛いだろうがな…。」

    リシテア「…分かりました…。」

  • 141二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 11:03:27

    マリアンヌ

  • 142122/01/14(金) 11:46:39

    リシテア「…よし。わたしがこのまま沈み込んでいても、彼が目覚めた時に心配させちゃいますもんね。…待っててください。すぐに戻ってきますから。」

    そうしていると、マリアンヌが医務室にやって来た。

    マリアンヌ「リシテアさん、私と共に賊討伐に行きましょう。よろしくお願いします。」

    リシテア「あんた、変わりましたね。」

    マリアンヌ「何がですか?」

    リシテア「…以前のあんたは何もかも諦めている様に見えました。ですが、今は希望を持って生きている。違いますか?」

    マリアンヌ「私がどれだけ悔やんでも、忌み嫌ってもこの身体の中の紋章は消えません。…ありのままの私を受け入れることにしたんです。また、誰かを不幸にさせてしまうと考えることは今でもありますが…。」

    リシテア「…そうですね。あの、以前あんたにきつく当たってしまったことはごめんなさい。生きることを諦めていたあんたを見たらつい…。」

    マリアンヌ「いいですよ。…あの頃の私は愚かでした。自ら命を投げ出そうと考えたことすらあります。でも、そんなの失礼ですよね。こうして、レオニールさんが精一杯生きようとしているのに…。」

    リシテア「マリアンヌ…。」

    マリアンヌ「なんだか私らしくないことを言ってしまって、申し訳ありません…。」

    リシテア「もう、そうやって謝らないでください。あんたは何も悪くないんですから。」

    マリアンヌ「ふふ…。では、行きましょう。」

    リシテア「ええ、行きましょう。…レオニール。行ってきます…。」

    ———————————————————

    リシテア「…妙な気配を感じませんか?」

    マリアンヌ「はい、身震いする様な恐ろしい気配が…。」

    リシテア「マリアンヌ!?あれを見てください!」

    マリアンヌ「あ、あれは…。」

    何が起きた?>>144

  • 143二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 12:00:26

    フレンの血の魔獣の生き残りがいた

  • 144二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 12:15:02

    実は自爆した後も生き残ってたエガちゃんクローン

  • 145122/01/14(金) 12:38:45

    エーデルガルト「……」

    マリアンヌ「あ、れは…エーデルガルトさん!?どうして…。」

    リシテア「マリアンヌ違います!あれはエーデルガルトじゃありません!タレスが作り上げた複製です…。…来ます!」

    エーデルガルト「……」

    リシテア「……あれ?」

    マリアンヌ「……?」

    エーデルガルトは>>147をした。

  • 146二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 13:06:45

    加速

  • 147二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 13:54:01

    子どものように首をかしげた

  • 148122/01/14(金) 14:28:15

    エーデルガルト「……?」
    リシテア「……?」
    マリアンヌ「……?」
    リシテア「…えーと…。なんだかよく分かりませんけど、敵対する気はないのかな?」
    マリアンヌ「…そう、なんでしょうか…?それならいいのですが…。」
    エーデルガルト「……ル……も……る。」
    リシテア「何か言っていますよ…!」
    その瞬間に…エーデルガルトの肉体から淡い光が現れ…
    リシテア「…消えちゃった。」
    マリアンヌ「エーデルガルトさんの魂よ。どうか安らかに…。」
    ———————————————————
    リシテア「マリアンヌ。今日は付き合ってくれてありがとうございました。」
    マリアンヌ「いえ、久しぶりに出会えて私も嬉しかったです。」
    リシテアとマリアンヌが言葉を交わしていると…
    ヒルダ「やっほっー!リシテアちゃん、マリアンヌちゃんお久しぶりー!」
    リシテア「お久しぶりですね、ヒルダ。どうしたんですか?」
    マリアンヌ「ヒルダさん、こんにちは。」
    ヒルダ「ん?あたしー?今あたしね、装飾品作りに熱を入れていてねー。もう、戦争も終わったし、兄さんや父さんには何も言われないから、気楽なものだよ?それで、今日はガルグ=マクの書庫に用事があってきたんだよねー。」
    マリアンヌ「ふふ、ヒルダさんは、装飾品作りがお好きでしたからね。」
    ヒルダ「今度二人に出来上がったものをあげるね。楽しみにしててよねー!」
    リシテア「ヒルダは相変わらず元気そうで、良かったですね。…せめて同盟の皆は、誰一人欠けて欲しくなかったのに…。」
    マリアンヌ「…はい、そうですね…。…イグナーツさんの冥福を祈りましょう。」
    リシテア「…はい。」
    ———————————————————

  • 149122/01/14(金) 14:51:29

    〜墓地〜
    リシテア「あれは…コンスタンツェ?」
    コンスタンツェが墓参りに来ていたようだ。
    コンスタンツェ「リシテア様、ご機嫌よう。私などにわざわざ、声をかけて頂かなくても宜しいですわ…。貴方様の貴重なお時間を取らせてしまうこと自体申し訳ないですので…。」
    リシテア「…メルセデスとイエリッツァ先生ですか?」
    コンスタンツェ「…差し支えなければ、場所を移動しますので、ついてきて頂けませんでしょうか?」
    ———————————————————
    コンスタンツェ「ええ、そうですわ。貴方の言う通り、お姉様とエミールの墓参りをしていました。」
    リシテア「…ごめんなさい…。…わたしのことは憎いですよね?…あんたの大切なメルセデスの命を奪ったのはわたしなのですから。…ここで殺されても文句は言えません。」
    コンスタンツェ「…憎くないと言えば嘘になりますわ。でも、私には貴方を殺すなんてことは出来ません。…それは、レオニールの幸せを奪ってしまうことになりますわ。…お姉様とエミールの分まで、彼には幸せになって欲しいのですから。…それに、お姉様とエミールだって覚悟はしていたはずですわ。貴方やレオニールと殺し合うことになってしまうことも、自分たちが命を落とすということも。」
    リシテア「……。」
    コンスタンツェ「…ですから、あまり気になさらないでくださる?…お姉様とエミールに手を合わせて頂くだけでも、私は宜しいですから。」
    リシテア「…ありがとうございます。ところであんたは、これからどうするつもりなんですか?」
    コンスタンツェ「私は、ヌーヴェル家の再興をしてみせますわ。アドラステア帝国は無くなってしまったけれども、私の夢はまだ潰えていませんので。」

  • 150122/01/14(金) 14:57:23

    〜黒鷲の学級・教室前〜

    リシテア「…」

    イングリット「あの…リシテア?いえ、母上?」

    リシテア「どちらでもいいですよ。あなたの好きに呼んでください。」

    イングリット「分かりました。それでは、リシテア母様。隣に座っても宜しいでしょうか?」

    リシテア「母様…いえ…いいですよ。」

    イングリット「貴方たちにまだ、お返しをしていませんでしたね。これを貴方たちに贈ります。」

    イングリットは>>152をリシテアに渡した。

  • 151二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 15:01:44

    2つで1つの翼のイヤリング

  • 152二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 15:14:50
  • 153122/01/14(金) 16:18:15

    リシテア「これは…耳飾りですか?…翼の形をしていますね…。」
    二つ合わせると一つの翼になる耳飾りのようだ。
    イングリット「貴方たちは、これからも様々な困難に直面していくと思います。ですが、一人では困難なことでも、二人でならきっと乗り越えられる。私はそう信じています。…そんな貴方たちがこれから歩んでいく人生が良いものでありますようにと願って贈らせていただきました。」
    リシテア「…ぐすっ…。ありがとう、ございます。…一生大切に、しますから。」
    イングリット「ふふ…母様は以外と泣き虫ですね?」
    リシテア「…う、うるさいです。これは、目に埃が入っただけですよ。」
    リシテア「…あなたも困ったことがありましたら、いつでもわたしたちに相談してくださいね?…身体には気をつけていますか?ガラテア家の再興は進んでいますか?」
    イングリット「はい、順調とは言えませんが、着実に一歩ずつ進んでいますよ。健康にも気を遣っていますよ。」
    リシテア「それは良かった…。」
    イングリット「その耳飾りは父様が目覚めたらお渡しください。それでは、失礼します。リシテア母様…。」
    ———————————————————
    〜医務室〜
    リシテア「レオニール、戻りましたよ。…時々、魘されていてとても心配になります。…まるで、血の実験でもされているかのように、苦しみだすのですから。」
    リシテア「…お休みなさい。」
    リシテアは医務室を出た。
    ———————————————————
    〜リシテアの部屋〜
    リシテア「…もう朝ですか…。…まずは、レオニールに挨拶に行きましょう。」
    ———————————————————
    〜医務室〜
    ガシャン!
    リシテア「…………。」
    あの姿…見間違えるはずもない。
    レオニール「リシ—おぶっ!?」
    リシテアは思い切りレオニールに抱きついた。

  • 154122/01/14(金) 16:33:32

    リシテア。あれからどれだけたった?

    リシテア「あなたは、半年も目が覚めなかったんですよ…。…あと少し目覚めるのが遅かったら、レオニールが死んでしまうかもしれないと言われて…。」

    辛かったな…。よしよし…。

    リシテア「…子供扱いはやめてくださいよ…。…先生や皆に顔を出しに行きましょう?」

    うん、そうだね…。皆には迷惑をかけたから。

    ———————————————————

    セテス「よくぞ、戻ってきてくれた…!あれから、半年も経ったがフォドラの大地に大きな変わりはない。だが、君はゆっくりと休んでくれて構わない。…神祖の魂の一部と一つになったとはいえ、君の身体は人間なのだからな。…負担は大きい。」

    ベレスは「お帰り、レオニール。」とのことだ。

    ———————————————————

    リシテアの紋章はどうなった?

    リシテア「わたしの紋章の研究は終わりを迎えました。あとはあなたと先生の協力があれば、わたしの身体から紋章が完全に消えます。」

    良かった…。今すぐ行おう。

    リシテア「今日は駄目ですよ。あなたの体調が良くないんですから。…わたしの側から離れないこと、いいですね?」

    はい…。

    リシテア「ふふっ。宜しい。」

    それから、>>156日後にいよいよリシテアへの治療が行われた。彼女の紋章を消滅させるための。

  • 155二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 17:08:32

    3

  • 156二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 17:32:30
  • 157122/01/14(金) 18:04:28

    それから、2日後にリシテアの治療が行われた。
    〜王都フェルディア〜
    リシテア…どう?
    リシテア「…わたしの身体の中から、紋章の力が消えたのを感じます。…」
    ベレスは「気分はどう?」と聞いている。
    リシテア「……少し、倦怠感を感じますが、活動に支障はありません。お心遣い感謝します。先生。」
    ハンネマン「やれるだけのことはやってみせた。いやはや、まさかこんな短期間で新たな発見が得られるとは…。ところで、リシテア君、紋章学を修めてみる気は…。」
    リシテア「まずは、領民と両親の生活の安定を図ってからですね。これからのことはそれから決めたいと思います。」
    ベレスは「うまく躱されちゃったね」とハンネマンに言った。
    リシテア「…皆さん、本当にありがとうございます。…わたしのために力を尽くしてくださったことは、忘れませんから。…リンハルトに出会うことがあったら、彼にも「感謝していた」と伝えてください。」
    ———————————————————
    〜女神の塔〜
    リシテア「ようやく、あなたと共に歩んでいけるのですね…。」
    ああ…もう戦いで君のことを守ってはあげられないけれども、共に歩むことはできる。
    リシテア「…今度はわたしがあなたを守る番ですから。…その、レオニール。」
    リシテア、自分と結婚してください。
    リシテア「…!?…はい、よろしくお願いします。」
    まずは、恋人からということで…
    リシテア「…もう恋人同士じゃないですか…。」
    え?以前はまだ恋人じゃないって…
    リシテア「…そんなこと言ってません…。…やっぱり、言ったかも…。」
    リシテア「とにかく!まずは、爵位を返上するためにするべきことがまだ山ほどありますからね。…わたしと共にコーデリア領に行きましょう?」
    もちろん。
    ———————————————————
    それから数年後…
    リシテア「…さて、これでわたしはもう貴族では無くなりました。…元コーデリア領は先生の統治下に置かれることになりますから、先生が今よりも良い方向へと導いてくれると信じています。」
    ガルグ=マクへ行こうか?
    リシテア「…はい、行きましょう。新たなフォドラを導くために…。」

  • 158122/01/14(金) 18:19:37

    かつて、紋章を二つ持っていたとされる男女がいた。その男女の片割れは生涯紋章と共に生き、もう片割れは紋章との決別を果たした。
    二人は、ガルグ=マクで教鞭を取ると、次の世代を希望の未来へと導いていった。
    その一方で統一王国の初代国王の補佐をしながら、フォドラの未来を見据えた政策を考案していったともされている。二度と紋章に左右されず、戦争の起こらない世界とするために。
    そして、数十年の時が経った頃、その二人は忽然と姿を消した。以降、彼らの姿を見たものは誰もいなかったが、幸せに暮らしたことは間違いないとどの文献でも結論づけられていたというのは、想像に難くないであろう。
    ———————————————————
    ???「わしは…誰じゃ?」
    ???「…いや…わしは神祖ソティス。フォドラの生きとし生けるものを導く、はじまりのもの。だが…もはや、わしの出番など必要ないか…。皆が笑っておる世界には、な。」

    〜終わり〜

  • 159122/01/14(金) 18:27:37

    という訳でこの物語はこれで終わりです。
    何か要望等がありましたら、お願いします。

    ちなみに、この話での原作プレイアブルキャラの死亡と生存は以下のようになります。

    生存:
    黒鷲:フェルディナント、カスパル、リンハルト、ベルナデッタ、ドロテア、ペトラ、青獅子:ドゥドゥー、イングリット
    金鹿:クロード、ローレンツ、ラファエル、ヒルダ、マリアンヌ、リシテア、レオニー
    教会:セテス、フレン、ハンネマン、アロイス、カトリーヌ、シャミア、ツィリル
    灰狼:ユーリス、バルタザール、コンスタンツェ、ハピ

    死亡:
    黒鷲:エーデルガルト、ヒューベルト、イエリッツァ
    青獅子:ディミトリ、フェリクス、シルヴァン、アッシュ、アネット、メルセデス
    金鹿:イグナーツ
    教会:マヌエラ、ギルベルト

  • 160二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 18:37:45

    お疲れさま
    こうしてみると金鹿の被害が一番少ないのか

  • 161二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 18:41:50

    毎回楽しませていただきました!別ルートとかやる予定はありますか?

  • 162122/01/14(金) 19:17:59

    >>160

    正直ローレンツが生き残るのは想定外でした…

    彼、銀雪と蒼月だとミルディン大橋で死んでしまいますからね…

    >>161

    紅花はこの流れでやってもいいかなと思うんですけど、見たいですかね?


    ちなみにランドルフとラディスラヴァは死亡と思われます。

    ラディスラヴァはクロードに捕まってまもなく自害したと思われます。ランドルフの末路は…

    バジャルドは、戦後に悪どい商売続けて普通に暮らしてそうですね。野盗紛いのことをして、先生たちに討伐されているかもしれませんが。

  • 163二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 19:27:53

    紅花ルートも見たいですね

  • 164二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 19:31:36

    >>162

    見たいです!

  • 165二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 19:50:41


    いい感じにIFしてて面白かった

  • 166二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 19:53:13

    このレスは削除されています

  • 167122/01/14(金) 19:54:32

    紅花了解。
    前スレの434からの分岐ですね。

  • 168122/01/14(金) 20:06:22

    レア「…残念です、エーデルガルト。フレスベルグの裔たるあなたが聖教会を裏切ることになろうとは…。」

    エーデルガルト「…私の前に立ちはだかるのは、やはり貴方達なのね。師、レオニール…。」

    レア「ベレス、今すぐにエーデルガルトを斬りなさい!この者は、フォドラの災厄。主はこの者が生き続けることを決して許しはしません。」

    ———————————————————

    先生…?

    レア「…ベレス!あなたは…。」

    エーデルガルト「師…。本当にいいの…?貴方は…。いえ、今は急ぎましょう。」

    ヒューベルト「先生。貴殿の選択に言葉を絶するほどの感謝を…。」

    なんと、ベレスはエーデルガルトの側に着いた…。それは、すなわちフォドラ全てを敵に回すということ…。

    レア「…………。…そう、ですか。あなたも失敗だったようですね。我らが同胞を辱め、聖墓を怪我した輩にあなたは手を貸す、と。」

    レア「そのような者に女神ソティスの力を行使させるわけにはいきません!あなたをこの場で殺し、今すぐにその心臓を取り出してくれましょう!グ、ォォォォ!!」

    なんと、レアは白き竜へと姿を変えてしまった!

    エーデルガルト「師。あれが大司教レアの正体なのよ。このフォドラを支配し、紋章によって腐敗させた根源。…それは人ならざる者だったのよ。」

    ヒューベルト「…エーデルガルト様と共に来るという者は、私の元へ…!」

    レオニールはどうした?>>170

  • 169二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 20:08:38

    エーデルガルトついて行く

  • 170二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 20:12:03
  • 171122/01/14(金) 20:29:41

    レア「逃がしませんよ…!」

    レアが攻撃を仕掛けてくる瞬間に…ヒューベルトの転移が成功した。

    ———————————————————

    〜帝国軍・仮設陣地〜

    エーデルガルト「…貴方たちは本当にこれで良かったの?私たちと共に歩むということは、フォドラ全てを敵に回すことと同義。…一つ間違えれば、破滅へと突き進む茨の道なのよ。」

    ヒューベルト「ええ。間違いなく、多くの血が流れます。…貴殿らにその覚悟がおありですかな?特に反皇女派であった…」

    フェルディナント「私やベルナデッタのことか。私はエーデルガルトが間違った道へと歩まぬように諫めるつもりだ…。だが、それ以上に私は帝国を愛している。もし、エーデルガルトが帝国を、フォドラをより良い方向へと導けるというのなら、その手助けをしたいと思っている。」

    エーデルガルト「フェルディナント…。必ず、現状を打破してみせるわ。」

    カスパル「オレは別に家がどうとかはあんまり興味ないけどよ…。でも、親父やみんなを敵に回すのは嫌だしなあ。」

    ペトラ「わたし、エーデルガルト様、共に歩みます。わたし、先生、エーデルガルト様、信じます。」

    リンハルト「僕は貴方を敵に回したくないのもそうですが、先生も敵に回したくないですからね。…まあ、適当にやらせてもらいますよ。」

    ドロテア「私は、別に領地などは関係ないですからね。貴族ではないですし。私は、先生だからついて来たんですよ?」

    ベルナデッタ「あ、あたしは…エーデルガルトさんや先生を敵に回して生きていられる自信がないですう…。あ、でもあたしの家は反皇女派…。ひいいい!」

    エーデルガルト「ふふ…。理由は何でもいいのよ。貴方たちが私と共に歩む道を選んでくれただけで、嬉しいわ。」

    ヒューベルト「レオニール殿。貴殿は何故エーデルガルト様と共に歩む道を選ばれたのですか?」

    レオニールは>>173と答えた。

  • 172二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 20:32:09

    寂しそうな眼をしてる級長を放っておけないだろ

  • 173二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 20:36:11

    友達だから

  • 174二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 20:37:35

    >>172

    +先生が決別を選んだ際のレアの目線が気に入らなかった

  • 175122/01/14(金) 20:46:32

    友人だから。それ以上の理由はいらない。

    エーデルガルト「レオニール…。私は、皆に騙し討ちを仕掛けたのよ?貴方たちを殺そうともした。それなのに…。いいえ、本当にありがとう…。」

    エーデルガルト「師…。貴方はまだ間に合うわ。大司教レアは貴方のことを本当に気に入っていた。だから、今でも許してくれるはずよ。本当に私たちについて来ていいの?」

    ベレス「構わないよ。自分はエーデルガルトとともに歩むと決めたから。」とのことだ。

    ヒューベルト「そして、ジェラルト殿。貴方は、大司教レアの腹心にも等しい存在。本当に宜しかったのですか?」

    ジェラルト「…俺か?俺はベレスの父親だぞ。俺が真っ先にベレスを信用してやれなくてどうするんだよ。それにな、レア様はベレスを「失敗」だと言った。…俺はベレスを失敗作扱いしたあの人を許すことが出来ない。…だがな、皇女様。お前さんがルミール村の一件に少なからず、関係していたことも俺は許していない。…俺の信用に値する人間かは行動で示せ。いいな?」

    エーデルガルト「ジェラルト殿…。本当に感謝します。はい、必ず貴方の期待に応えて見せます。」


    リシテアとメルセデスはどうした?>>177

  • 176二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 20:53:45

    ついてきた

  • 177二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 20:54:00

    もちろんいる

  • 178122/01/14(金) 21:10:02

    リシテア「わたしはエーデルガルトがフォドラの体制を壊そうというのなら、それに賛同します。紋章主義に毒されたこんな社会は一度壊してしまったほうがいいですから。」

    メルセデス「私はね〜。あの時のレア様がとても怖かったの。何かに盲信しているかのような狂気を秘めていたあの表情が…。それに、エミールもいるんでしょう?唯一、アンと敵同士になることだけが気がかりね…。」

    エーデルガルト「貴方たちは祖国を敵に回すことになる…。それでも、私たちについて来てくれるというのなら、歓迎するわ。」

    ———————————————————

    エーデルガルト「私たちの目的は、セイロス聖教会の教義を壊し、大司教レアを排除することで、この世界を人の手に取り戻し、紋章により左右されない世界を作ることよ。大司教は、この世界の歪みを放置し続けて来た。彼女は、いや、彼女たち女神の眷属はもはやこのフォドラの大地に必要ではないのよ。…それに賛同する者は一歩前へ出なさい!」

    皆が一斉に一歩前へ…

    エーデルガルト「貴方たちの覚悟はしかと見届けたわ。私は少し、師と話をしてくるわ。ヒューベルト、手筈通りに頼んだわよ。」

    ヒューベルト「ええ…。お任せください。そういえばクロニエは…。」

    クロニエ「あたしを受け入れてくれるところなんて、先生しかいないでしょ。タレス様や大司教レアはあたしなんかを受け入れるわけないし。」

    ヒューベルト「そうですか…。ですが、エーデルガルト様にその刃を向ければ容赦なく殺しますから、そのつもりで。」

    ———————————————————

    〜白雲の章 孤月の節(3月)〜

    ここは仮設陣地だ。我々はこれからガルグ=マク大修道院を攻め落とす。ここは、アドラステア帝国の争覇のための要所となるからであるとのことだ。


    考え事をしていると>>180が話しかけて来た。

  • 179二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:14:04

    ベル

  • 180二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:19:39

    エーデルガルト

  • 181122/01/14(金) 21:29:57

    エーデルガルト「レオニール、少しいいかしら?」

    どうしたの、エーデルガルト。

    エーデルガルト「貴方の感想を聞かせて欲しいの。」

    エーデルガルト「私たちの軍は、ガルグ=マク大修道院を攻める本隊とは別動隊になるの。その指揮官は、師だけれど、表立って皇帝を指揮する師は少し不味いのよ。だから、遊撃軍として新しく結成したの。」

    なるほど…。

    エーデルガルト「それで、私たちの軍の名前は黒鷲の学級にちなんで『黒鷲遊撃軍』題して、『シュヴァルツァアドラーヴェーア』になったわ。」

    …は?

    エーデルガルト「私は格好いいと思うけれども、貴方はどう思うかしら?先生に聞いたら>>183と言われたけれど…。」

    レオニールは>>185と答えた。

  • 182二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:30:30

    なにそれ

  • 183二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:34:56

    どこからシュヴァルツァ出てきたの?

  • 184二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:38:15

    加速

  • 185二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:42:19

    名前負けしそう

  • 186二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:42:32

    部隊を鼓舞する良い名だと思う

  • 187二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:52:41

    このレスは削除されています

  • 188122/01/14(金) 21:54:02

    (今気付いたのだけれど、師と先生で表記揺れているじゃないか。以後気をつけるわ、師。)

    名前負けしそうだな…。

    エーデルガルト「そうかしら?あの師が指揮するのだから、問題ないと思うのだけれど…。ちなみに『シュヴァルツァ』は、私が帝都で文献を…」

    いや、説明は結構ですよ…

    エーデルガルト「…ともかく、『黒鷲遊撃軍』に決まったわ。この軍に加わる皆にも喧伝してくるわね。それから、貴方は来る戦の準備をしていて欲しいわ。」

    あ…そういえば一つ聞きたいことが…。

    ザナドと地下通路の炎帝は誰だったの?

    エーデルガルト「そうね、貴方には話しておくわ。地下通路の炎帝は、察しの通りヒューベルトよ。彼に頼んだら快く引き受けてくれたわ。でも…ザナドの炎帝は>>190よ…。」

  • 189二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:56:10

    エーデルガルトのクローン

  • 190二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:57:09
  • 191122/01/14(金) 22:18:58

    エーデルガルト「ザナドの炎帝は、私の複製よ。…奴らがあの時に手に入れた私の血を勝手に使ったのでしょう。」
    奴ら…ソロンのことか。
    エーデルガルト「…モニカは知っているわよね?彼女もソロンたちの仲間よ。今は、もう関係ないみたいだけれども。…これは、師には話したことだけれども、貴方にも話しておくわね。これを見て…。」
    !?…それは炎の紋章…。
    エーデルガルト「ええ、そうよ。師や貴方が持っている、炎の紋章そのものよ。…どうして、私がこれを持っているのかは、察しがいい貴方なら気付いたわよね?」
    …リシテアと同じように。
    エーデルガルト「そうよ…。あの子と同じように、血の実験をされたわ。耐えがたい苦痛がいつまでも襲いかかる恐怖と苦しみ…。私以外の兄弟は皆死んでしまったわ。…私が唯一の成功例にして奴らの最高傑作。…今は奴らに協力し、奴らからの協力も得ているのだけれど、いつか奴らも必ず滅ぼす。これだけは貴方に覚えておいて欲しいわ。」
    リシテア「やっぱり、あんたも経験していたんですね…。あの苦痛と恐怖を…。ごめんなさい、盗み聞きしてしまいました。」
    エーデルガルト「リシテア…。いいわ、貴方にも知っていて欲しかったことだから。…貴方は、奴らに協力している私のことを信用できなくなったかしら?」
    リシテア「先ほどの話が本当だというのなら、あんたを信じます。」
    エーデルガルト「ふふ、いい子ね。ありがとう。」
    リシテア「だから、子供扱いしないでくださいって…。」

  • 192122/01/14(金) 22:54:12

    イエリッツァ「久しいな…。」
    イエリッツァ先生が何の用でしょうか?いえ、死神騎士?
    イエリッツァ「どちらでも構わん。お前は私のことを覚えているか?」
    ………。
    イエリッツァ「無理もない。お前が幼い頃の話だからな。私の本当の名前はエミール。…思い出したか?」
    エミール…。あの、エミール?
    イエリッツァ「そうだ。その様子では私との約束も覚えていないようだな。」
    …ごめん。
    イエリッツァ「いや、別に構わん。」
    エミールはどうするの?こっちで戦う?
    イエリッツァ「私はお前たちとは別動隊だ。こちらにメルセデスが来ていたと聞いたから、顔だけ見に来た。…メルセデスには私が来たことは黙っておいてくれ。そうだ、一つ忘れていた。こいつが私の後を付けてきたのだ…。お前たちの軍に入れてやってくれ…。では、レオニール。また、会おう。」
    そういってイエリッツァは立ち去った。
    ???「こいつとは失礼ですわね!幼馴染みと久しぶりに出会ったのにその態度はあり得ませんわ!ふん!…貴方、もしや、レオニールではありませんこと!?」
    …誰ですか???
    ???「貴方たち、本当に薄情ですわね!もう、知りませんわ!」
    エーデルガルト「騒がしいわね…。貴方は、確か…。」
    ???「殿下!いえ、今はもう陛下でございましたわ。申し遅れましたわ。私、コンスタンツェ=フォン=ヌーヴェルと申しますわ。」
    エーデルガルト「やはりね。それでどうして貴方がここに?」
    コンスタンツェ「薄情者のイエリッツァ将軍をお見かけ致しまして、一言小言でも言ってやろうかと思っていたら…。ここまで来てしまったわけですわ!そうしたら、もう一人薄情者がおりまして、仰天いたしましたわ。」
    ………。
    エーデルガルト「……はあ…。その行動力は尊敬するわ…。それで、貴方はどうしたいの?」
    コンスタンツェ「私の夢は帝国のヌーヴェル家の再興ですわ。ということですから、私もこの軍に参加させていただきたいのですが、宜しいでしょうか?」
    エーデルガルト「え、ええ…。まあ構わないわ。レオニール、後で彼女に謝っておきなさい…。」

  • 193122/01/14(金) 22:55:17

    そろそろ、戦いが始まるがほかに準備しておくことはないだろうか?>>195

  • 194二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 22:57:40

    ない

  • 195二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 23:05:15

    エーデルガルトと会話

  • 196122/01/14(金) 23:09:25

    あの、エーデルガルト。

    エーデルガルト「ん…どうしたの?まだ、何か聞きたいことがあった?」

    レオニールは>>198を聞いた。

  • 197二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 23:17:37

    加速

  • 198二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 23:20:45

    闇うごはどうするの?

  • 199122/01/14(金) 23:42:20

    その帝国に協力している奴らはどうするの?

    エーデルガルト「前にも言ったけれど、彼らとは一応の協力関係を結んでいる。今回の戦いにも、別動隊として動いてもらうわ。…ただし、絶対に信頼してはいけないわ。彼らも、地下通路やタルティーン平原の時のように、容赦なく私たちの命を狙ってくる。…寝首を掻かれないように、十分注意しなさい。貴方も大切な仲間だから、失うわけにはいかないのよ。」

    分かった。

    エーデルガルト「彼らのことをより詳しく知りたいのなら、ヒューベルトに聞きなさい。私よりも彼の方が多くのことを知っているはずだから。」

    ———————————————————

    〜???〜

    コルネリア「はあ?ディミトリが生きていたですって?」

    魔道士「はっ!間違い無いかと…。」

    コルネリア「ちっ…。死に損ないが。それで、ディミトリは何を?」

    魔道士「それが…ひっ!?」

    ディミトリ「俺がどうした?コルネリア、俺を殺そうとしたのはお前の仕業だな。…お前を宮廷魔道士の職から外す。」

    コルネリア「ディミトリ殿下。貴方に何の権限があって…。」

    ディミトリ「俺は既に陛下だ。徹底して情報を統制していたからな。貴様の耳には入っていないはずだ。」

    コルネリア「クソガキが…。」

    ディミトリ「何とでも言うがいい。俺はもう誰にも奪わせない。」

    コルネリアが転移魔法で消えたのと同時にドゥドゥーが現れた。

    ドゥドゥー「陛下!よくぞご無事でいてくださいました。しかし、あの時に貴方様は確かに…」

    ディミトリ「ああ、お前には心配をかけたな。>>201のおかげで、俺は命を繋ぎ止めた。」

  • 200二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 23:50:51

    バジャルド

  • 201二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 23:53:49

    アンナ

  • 202122/01/15(土) 00:31:40

    ディミトリ「…何故生きている…。お前は誰だ!?」
    アンナ「ちょ、ちょっと、私は敵じゃないわよ!」
    ディミトリ「貴方は、ガルグ=マクにいた行商人の…。何故、私を助けたのです?」
    アンナ「あなたの知り合いって人から、頼まれたのよ。全く何で、行商人の私がこんなところに忍び込んでまで…。」
    ディミトリ「何はともあれ感謝します。…ところで、今は何の節ですか?」
    アンナ「ええと…赤狼の節よ。」
    ディミトリ「分かりました。」
    アンナ「私はもう帰るからね!さようなら、ディミトリ殿下!」
    アンナは早足で去っていった。
    ディミトリ「くっ…。まずは、ロドリグの所へ行くか…。俺が生きているということは、あいつにだけ知らせておきたい。それに、イングリットにも早いところ俺の生存を知らせなければな…。」
    ———————————————————
    ディミトリ「…というわけだ。その俺の知り合いというのは気にはなるが…。帝国軍の動きはどうなっている?」
    ドゥドゥー「あと、2週程でガルグ=マクに攻め寄せてくるかとのことで…。」
    ディミトリ「エーデルガルトめ…。奴は前もって、準備をしていたというわけか…。俺たちと共に何食わぬ顔で過ごしていた裏で、戦争の準備をしていたというわけだ。ははっ…滑稽だな。」
    ドゥドゥー「殿下、どうなさいますか?」
    ディミトリ「ロドリグの所から兵を出そうと思っている。…おそらく帝国軍がガルグ=マクへの攻撃を開始すると同時ぐらいに到着するとは思うが…。それまでは、レア様たちには何とか耐えてもらいたい。ドゥドゥー、お前はガルグ=マクに戻って、青獅子の皆とギュスタヴにだけこのことを伝えてくれ。」
    ドゥドゥー「はっ…!それから、メルセデスはエーデルガルトたちについて行きました。」
    ディミトリ「…そうか。奴も俺たちの敵ということだな。戦場で出会ったのなら、容赦なく潰せ。」

  • 203122/01/15(土) 00:44:28

    〜謁見の間〜

    レア「ああ…お母様。あなたの紋章を持つ者が皆、セイロス聖教会に仇なすとは、実に由々しき事態となってしまいました。…おのれ、ジェラルト!私に楯突いたことを、後悔させてあげます!」

    セテス「やはり、あの者どもを信用するべきではなかったな。レア、君の責任だ。と言いたいところだが、奴らの邪心を見抜けなかった私にも責任はある。」

    フレン「本当にエーデルガルトさんは邪心で動いているのでしょうか?…何やら、エーデルガルトさんは寂しそうな表情をしていらっしゃったから…。」

    セテス「フレン、お前はゆっくり休んでいなさい。エーデルガルトがお前を助けるはずはないんだ。奴の目的は、我らの排除なのだからな。」

    カトリーヌ「はっ…。あんな奴らはガルグ=マクに来なければ良かったんだ。アタシが操られていたときに、まとめて撫で斬りにしちまえば良かったと今では思っているよ。」

    シャミア「あの、先生は何を考えているかよく分からない人だったからな。まあ、こうなることも十分考えられたさ。」

    ツィリル「レア様に酷いことを言った、エーデルガルトや先生たちをボクは許さない…!」

    アロイス「ベレス!団長!何故、レア様と敵対する道を選んだのだ…。せめて貴殿らは、私の手で葬ってくれる…!」

    ———————————————————

    ハンネマン「マヌエラ君、君はどうするつもりなのかね?我輩は>>205に行こうかと考えているのだが…。」

    マヌエラ「あたくしは、今のレア様について行きたくはないわ…。どうすればいいのかしら?」

  • 204二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 06:07:24

    王国

  • 205二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 06:21:06

    王国

  • 206122/01/15(土) 08:02:11

    ハンネマン「マヌエラ君、君はどうするつもりなのかね?我輩はファーガスに行こうかと考えているのだが…。幸いにも魔道学院のほうからお誘いを受けていてな。我輩の研究は続行できることとなった。」
    マヌエラ「あたくしは、今のレア様について行きたくはないわ…。どうすればいいのかしら?」
    ハンネマン「君は、エーデルガルト君の元に行くのはどうかね?ミッテルフランク歌劇団は、君にとっては命の次に大切なものであると思っている。君は伝手がある我輩とは違う。」
    マヌエラ「あんたと違って伝手が無くて失礼しちゃうわね。そうね…考えておくわ。」
    ———————————————————
    〜仮設陣地〜
    エーデルガルト「さて…まもなく、ガルグ=マク大修道院攻略に移るわ。ここを攻め落とすことは、軍略的にも象徴的にも非常に意味のあるものとなる。…皆と共に学んだ場所でもあるわ。学友と剣を交えることになる可能性は大いにある。…覚悟はしておいてね。」
    ヒューベルト「我々は修道院の最も近い地区を攻撃します。先生やエーデルガルト様の顔を見れば、大司教レアやセテスは黙ってはいないでしょう。その間に、本隊がガルグ=マクを制圧する算段となっております。私たちは囮でありながら、重要戦力を押さえる役割を担っているというわけです。」
    エーデルガルト「…ただ、皆にはもう一つ言っておかねばならないわ。ヒューベルト、あのことを…。」
    ヒューベルト「承知いたしました。貴殿らは、青獅子の級長ディミトリは無論知っていますな?」
    タルティーン平原で命を落とした…。
    ヒューベルト「ええ、そのはずでした。…しかし、彼は生き延びていたのです。そして、ファーガス神聖王国の国王となり、我らに明確に敵意を表しています。おそらく、戦場には王国軍も現れるでしょう。」
    エーデルガルト「ええ、彼の狙いは間違いなく私の首よ。なるべく、王国軍が到来する前にガルグ=マクを陥落させてしまいたいけれども、覚悟はしておいてね。」
    エーデルガルト「それでは、行きましょう。ふふ、師の指揮する『黒鷲遊撃軍』に負けはないと信じているけれども、皆、必ず生き残ること。いいわね?」
    エーデルガルト「『黒鷲遊撃軍』の初陣…必ずや勝利で飾りましょう!」
    エーデルガルト…本当にそれを気にいっているんだな。
    エーデルガルト「何か言った?」
    いいえ…何も。

  • 207122/01/15(土) 08:11:52

    〜ガルグ=マク外郭〜

    レア「ようやく来たのですね。忌々しい叛徒どもが。エーデルガルト、ベレス。あなたたちは私がこの手で…!」

    セテス「レア。君にはまず、帝国軍の本隊をアロイスやシャミアと共に迎え撃ってほしい。」

    レア「ですから、セテス、フレン。今は、あなたたちにお任せします。必ずや、我ら女神の眷属に刃を向けた愚者どもの首を取ってくるのです。…時間を稼いでくれれば、私やカトリーヌ、ツィリルも駆けつけますから。」

    セテス「…分かった。」

    フレン「はい…。レア様の御心のままに…。」


    エーデルガルト「敵将はセテスのようだけれど、彼の目的はおそらく時間稼ぎね。大司教レアも必ずや戦場に現れるから、注意しなさい。」

    セテス「皆の者!奴ら帝国軍からガルグ=マクを守るのだ!」

    フレン「あなたたち野蛮な帝国兵はここから先へは通しませんわ…!」

    ギルベルト「私は君命を果たすのみ…!貴公らをこの場で討ち取ってくれよう。」


    まずはどうする?>>208

  • 208二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 08:27:17

    フレンを集中攻撃

  • 209122/01/15(土) 08:35:00

    フレン…!いつのまにガルグ=マクに戻ってきていたんだ…。

    フレン「レオニールさん!先生!覚悟なさって!」

    エーデルガルト「…。」

    フレン「エーデルガルトさん!?どうして…。」

    エーデルガルト「どうして?貴方たち女神の眷属を排除し、腐敗したこの世界を正すためよ。…痛い目に合いたくないのなら素直に退きなさい。」

    次の展開>>211

  • 210二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 08:43:36

    加速

  • 211二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 08:53:17

    フレンが投降した

  • 212122/01/15(土) 09:17:26

    フレン「……。」

    エーデルガルト「フレン。貴方、戦うつもりがあるのかしら?先程から攻撃を当てる気配が全くないのだけれど。」

    フレンが魔法で攻撃をしているが、全く当たっていない。

    フレン「わたくし…。あなたを殺すことが出来ません…!わたくしを解放してくれた時のあなたの悲しそうな表情を見てしまうと、もう…。」

    エーデルガルト「…今更同情はいらない!貴方たちが私に何をしてくれたの…!私が苦しんでいた時にも助けてはくれなかった貴方たちが…!」

    フレン「ごめんなさい…。わたくし、戦えませんわ。お兄様、ごめんなさい…。」

    フレン…?降参するつもりなのか…。

    ヒューベルト「フレン殿、何のつもりですかな?私は貴殿が投降するのを認めたくないのですが…。」

    エーデルガルト「…戦う意志がないのなら、もういいわ。私の前から消え—」

    ヒューベルト「…エーデルガルト様!?危険です!」

    その瞬間にセテスがエーデルガルトに攻撃を仕掛けてきた!

    エーデルガルト「なっ…!くっ!」

    セテス「エーデルガルト…!貴様、フレンに何をした!?ベレス!レオニール!ジェラルト!レアに反逆の意志を見せた貴様らを許しはしないぞ!…フレン、お前はもう下がっていなさい。」

    セテス殿。これが自分の選んだ道だから。

    ジェラルト「すまんな、セテス。だが、俺は俺の中で優先順位を決めているんでな。何よりもベレスが大切なんだ。」

    フレン「お兄様…。」

    ギルベルト「セテス殿!まもなく、レア様やカトリーヌ殿が到着するとのことです。」

    セテス「よし、分かった。君も奴らを排除することを手伝ってくれ。…伏兵よ!奴らに奇襲を仕掛けるのだ!」

    教団兵「はっ!セテス様!」

    ギルベルト「承知しました。」

    ———————————————————

    レア「セテス!フレン!ギルベルト!よくぞ、私が来るまで持ち堪えてくれました…。私が到着したからにはもう大丈夫です。叛徒どもを地獄に送って見せます。」

    カトリーヌ「アタシに斬られたい奴は前に出な。まとめて『雷霆』の錆にしてやるからよ…!」

    ツィリル「ボクはレア様のためにアナタたちを殺します。」

    ヒューベルト「…エーデルガルト様、敵の増援です!」

    エーデルガルト「くっ…。やはり来たようね、大司教!」

    戦況は芳しくないぞ。どうする…。

    次の展開>>214

  • 213二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 09:26:47

    ランドルフ達が増援に来る

  • 214二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 09:30:25

    >>213プラスエーデルガルトとレオニールでレアに攻撃

  • 215122/01/15(土) 10:31:08

    ランドルフ「陛下!ここからは私たちも参戦します!」

    ラディスラヴァ「陛下の道を阻む者は私たちが排除します!」

    エーデルガルト「よく来たわね!貴方たちには、伏兵の相手を任せるわ!」

    ———————————————————

    セテス「レア!エーデルガルトとレオニールが君を狙っているぞ!」

    レア「来なさい、愚か者どもよ。私が直々に屠ってあげます!女神の眷属に背いた罪業の深さを知りなさい!」

    エーデルガルト「行くわよ、レオニール。私と共にレアを撃退するのよ!」

    ああ、行こう!

    ベレスが「自分も行こう」とのことだ。

    セテス「そうはさせんぞ…!なっ…!」

    ギルベルト「お前は…。」

    ヒューベルト「貴殿らの相手は、私とフェルディナント殿とジェラルト殿がしましょう。陛下とレオニール殿の邪魔はさせませんよ。」

    フェルディナント「セテス様、ギルベルト殿。ここは、退いていただきたい。」

    ジェラルト「よお、お前ら?前節振りだな。」

    セテス「おのれ、ヒューベルト!私の邪魔をするというのなら、貴様らから地獄に送ってくれるわ…!」

    ———————————————————

    カトリーヌ「アンタら、生徒だからって容赦はしないよ。セイロス聖教会に歯向かった者にはどんな末路が待っている知ってるだろ?」

    ペトラ「わたしたち、覚悟、出来ています!」

    リンハルト「僕が雷霆で斬られるのか…。英雄の遺産の斬られ心地は試したら死んじゃうかもね…。」

    カトリーヌ「いいさ、アンタらから斬り捨ててやるよ!」

    ———————————————————

    コンスタンツェ「お姉様とこうして戦えることを誇りに思いますわ。私などの力が役立つとは思えませんが、出来る限りお力添えさせていただきます。」

    メルセデス「うふふ…。また、あなたとこうして戦えて、嬉しいわ〜。」

    リシテア「先生やエーデルガルトの進路を塞ぐものを排除していきましょう。…!?メルセデス危ない!」

    ツィリル「レア様を傷つけるなら、誰だろうと殺す…!」

    ツィリルがメルセデスに攻撃しようとして…キンッ!

    イエリッツァ「…ここは、私に任せてお前達は先に行け。」

    メルセデス「エミール!…分かったわ。リシテア、コンスタンツェ行きましょう!」

    結果>>217

  • 216二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 11:31:24

    エーデルガルトとレオニールの連携攻撃でレアに深手を負わすことに成功

  • 217二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 11:59:20
  • 218122/01/15(土) 12:45:41

    エーデルガルト「レア…。ここまでよ。」
    大司教レア…貴方の負けだ
    レア「あああああっっ!!私はまだ負けてはいない…!グオオオオッッ!!」
    セテス「レア…!落ち着け!ここでその力を使うのは不味い!」
    フェルディナント「な、なんだこの凄まじい力は…。」
    ヒューベルト「陛下とレオニール殿が危ない!」
    白きもの「私はあなたたちを決して許しませんよ…!ここで、あなたたちは死ぬのです!」
    レアの口元に光が集まっていく…
    エーデルガルト「不味いわ…!レオニール、避けて!!」
    くっ…間に合わない…。
    白きもの「消えなさい!!」
    その瞬間に誰かに突き飛ばされた。
    エーデルガルト「そんな…師!師ーーっ!!」
    ベレスは「後は頼んだよ…。」と言った。
    駄目だ…先生!
    そうして、ベレスは光に飲まれた…。

    白きもの「くっ…。ですが、失敗作は始末できました。急ぎ、お母様を探すのです…!」
    エーデルガルト「…くっ…。…だけど、もう遅いわ…!」
    セテス「レア…!こちらに大量の魔獣や兵が侵攻してきている…!今は、逃げるのだ…!」
    白きもの「ですが…!……おのれ、エーデルガルト!フレスベルグの名を冠するあなたが我らセイロス聖教会に牙を向くとは…!もはや、あなた方に、安寧は訪れません!煉獄の炎に未来永劫、その身も魂も焼かれ続けるのです!」
    ロドリグ「レア様…!我らの国へ向かうのです!既に退路は確保してあります!」
    セイロス教団の兵たちはロドリグに連れられて撤退していった…。
    ———————————————————
    エーデルガルト「…私たちの勝利よ…!皆、よくやったわ…。…。」
    ヒューベルト「エーデルガルト様…。今はただ、前に進むのみです。先生の犠牲を無駄にしてはなりません。」
    エーデルガルト「…ええ、分かっているわ…。」
    ———————————————————
    帝国軍の侵攻の結果、ガルグ=マク大修道院は陥落。大司教レアを含むセイロス聖教会はファーガス神聖王国への退避を余儀なくされた。それから5年…。
    ———————————————————

  • 219122/01/15(土) 12:46:23

    「…きろ。起きるのじゃ!」

    「おぬしの身体はとうに癒えておるはずじゃ…!はあ…!?わしのことを覚えておらぬと…!」

    「おぬしの願いはなんじゃ?小童どもを守り、導くことであろう?今も、フォドラの大地は槍に突かれ、矢を受け、血を流し泣いておる…。この戦乱を終わらせるにはおぬしの力が必要なのじゃ…。」

    そして、ベレスは>>221で目を覚ました。

  • 220二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 12:56:18

    ルミール村

  • 221二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 13:10:29

    闇うごの本拠地

  • 222122/01/15(土) 13:30:36

    ベレスは地下の都市で目が覚めた…。

    アランデル公「目が覚めたか。」

    ベレス「誰?」

    アランデル公「私はフォルクハルト=フォン=アランデル。アドラステア帝国の摂政を務めておる。…エーデルガルトの伯父だ。」

    ベレス「何でここに?」

    アランデル公「ふむ…。おぬしに今の情勢を伝えておくか。我々が大修道院を陥落せしめてから、早5年が経つ。…未だに戦線は膠着状態だがな。思った以上に王国と同盟の力が強いのだ。」

    ベレス「今はなんの節?」

    アランデル公「先日、星辰の節になったところだ。…待て、何処へ行く?」

    ベレス「生徒たちが待っているから。」

    アランデル公「そうか…。おぬしの手腕を期待しているぞ。」

    ベレスは地下都市を出た…。

    コルネリア「あの者はここで殺してしまったほうが良かったのではないですか?」

    アランデル公「それも考えたが、奴らの目的は大司教レアだ。それまでは、泳がせておいても構わぬだろう。どうせ、奴らのような劣等種族では、我らを滅ぼすことなど出来ぬのだからな。」

    ———————————————————

    〜紅花の章 星辰の節(12月)〜

    先生がいなくなってから、もう5年か…

    『黒鷲遊撃軍』がこのガルグ=マクを拠点とし活動を始めてから5年にもなる。エーデルガルトやヒューベルトは帝都でやるべきことが多くあまり顔は出せていないが。

    >>224がこちらに近づいてきた。

  • 223二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 13:35:52

    加速

  • 224二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 13:43:03

    父上のところに行く!と言って王国から出てきたイングリット

  • 225122/01/15(土) 13:52:52

    イングリット「あの…父上…いえ、レオニール。」

    どうしたの?

    イングリット「…私はどうすれば良かったのでしょうか?…ディミトリ殿下は、いえディミトリ王は生きていました。本来ならディミトリ王に私は使える身なのです。…帝国に付くということは、あり得ないことなのです。」

    イングリットはディミトリの生存を聞き、全ての記憶を取り戻していた。だが…

    イングリット「ディミトリ王の生存を聞く前にフラルダリウス家から飛び出し、私はここへ来てしまった…。ですが、しばらくしてディミトリ王の生存を知り、私は全てを思い出しました。…教えてください、私はどの道を選ぶことが正解だったのでしょうか?」

    レオニールは>>226と答えた。

  • 226二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 14:16:21

    正解の道なんてない。自分が信じた道を進むしかない。信じた道が分からないのであれば、信じた道と同じ道を歩もうとしていく人を信じて見なさい。

  • 227二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 14:20:25

    今更戻っても王国の姿勢が君を許さないだろうがそれでも戻るというなら止めはしない。ただそうなればこちらも君に容赦は出来ない。

  • 228122/01/15(土) 14:43:12

    正解の道はない。自分が信じた道を正解だと信じて、進むしかないんだ。もし、信じた道が分からないのなら、自分と同じ道を進む人を信じるんだ。
    イングリット「………。そうですね。…私は、ディミトリ王殺害の咎を背負っています。どちらにせよ、王国に私の居場所はなかったのでしょう。…既にガラテア家は滅びました。…だから、私はレオニールと先生を信じます。今よりも良い世界を切り拓けるのだと信じて。」
    …分かった。
    エーデルガルト「覚悟は決めたようね、イングリット。久しいわね、レオニール。半年振りくらいかしら?」
    こんにちは、エーデルガルト。
    エーデルガルトが久しぶりに顔をだしにきたようだ。
    イングリット「エーデルガルト。…私は、あの魔道士たちの片棒を担いでいた貴方を許すことは出来ない。……。」
    エーデルガルト「…ごめんなさい。貴方には謝ることしか出来ないわ。…私が地下通路で油断をしなければ、起こり得なかったことなのだから…。…でも、貴方がもし手を貸してくれるのだというのなら、私は歓迎するわ。」
    イングリット「………。…エーデルガルト陛下、私は貴方と共に歩むと誓います。」
    エーデルガルト「本当にありがとう…。イングリット。」
    リシテアが向こうのほうから走ってきた。
    リシテア「あ!いたいた。エーデルガルト、あんたへの贈り物です。」
    エーデルガルト「…これは…お菓子?」
    リシテア「それは凄く美味しいと評判のお菓子なんです。…以前、あんたからお菓子をいただきましたからそのお返しです。貰いっぱなしじゃ悪いですし…。」
    エーデルガルト「ふふふ。ありがとう、リシテア…。あちらで一緒に食べましょう?それでは、イングリット、レオニール。私はここで失礼するわね。」
    リシテア「…あんたがそこまで言うなら貰ってあげても良いですけど。ごほん…お二人とも失礼します。」
    エーデルガルトとリシテアが立ち去っていった。
    イングリット「あの二人は仲が良いですね…。まるで姉妹のように…。」
    …そうだね。

  • 229122/01/15(土) 14:45:09

    〜アビス〜

    あの…。

    コンスタンツェ「…何ですの?」

    忘れていたこと、怒ってる?

    コンスタンツェ「…別に。ただ貴方にとって私はその程度だったのかと思うと、無性に腹が立ちますわね。」

    うわ…まだ怒ってる。

    どうしよう…>>231

  • 230二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 14:46:43

    加速

  • 231二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 14:58:16

    今度ひとつ言うことを聞く

  • 232122/01/15(土) 15:06:36

    ひとつだけ言うことを聞くから、許してくれません?

    コンスタンツェ「では、今ここでこれを飲んでくださいませ。」

    コンスタンツェが差し出した茶器を覗いてみた…。

    え…虹色なんだけど…。

    コンスタンツェ「飲んでくださいませ。別に毒など入れてないですわ。…陛下に以前申し上げた時は断られてしまいましたから。陛下だけでなく、ユーリスやバルタザールやハピも飲みませんでしたのよ!?酷いではありませんか!?」

    言われた通りに飲んでみた…。

    味は?>>234

  • 233二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 15:12:59

    レオニール好み

  • 234二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 15:14:40

    辛み、渋み、甘み、苦み、酸っぱみが同時に襲ってくる味

  • 235122/01/15(土) 15:39:28

    辛味、苦味、渋味、甘味、酸味全てが一度に襲ってきた…!
    コンスタンツェ「どうです?一度に様々な味を楽しめるという、紅茶はお気に召されました?」
    あ…あ。うん…。
    コンスタンツェ「それは良かったですわ!早速、陛下や皆にも振る舞ってきますわ!」
    あー…不味いことになった…。

    後日エーデルガルトから…
    エーデルガルト「ごめんなさい。謝罪しておきなさいといった私がいけなかったわね…。…あの紅茶の味は中々強烈だったわ…。二度と忘れられないくらい…。」
    ———————————————————
    〜女神の塔〜
    ベレスは女神の塔に来ていた。今日は約束の日だ。だが…
    ベレス「!?」
    エーデルガルト「あれから、5年…。師、何処にいるのかしら…。誰!?」
    エーデルガルト「…せん…せい?本当に…師なの…?」
    ベレス「そうだよ。ただいま、エーデルガルト。」
    エーデルガルト「今まで何処にいたの?私がどれだけ心配したと、どれだけ悔しかったと思っているの…。もう貴方が死んでしまったのではないかと、何度も心が折れそうになったこともあった。それでも、貴方が帰ってくるのだと信じて戦い続けてきたのよ…。…お帰りなさい、師…。」
    エーデルガルト「貴方の覚悟は5年前から変わっていないのよね?私と共に女神の眷属を打ち倒し、この世界を人の手に取り戻す。そして、紋章により差別されない世界を作り出す。私の決意は一度たりとも揺らいだことはないわ。」
    ベレス「エーデルガルトと同じ気持ちだよ。」
    エーデルガルト「ふふ…ありがとう。急いで皆を召集するわ。ついてきて。」
    ———————————————————
    5年振りにベレスが帰ってきたことで、『黒鷲遊撃軍』は歓喜した。そして…いよいよフォドラ統一へと動きだしていく…。

  • 236122/01/15(土) 15:44:43

    エーデルガルト「いよいよ、『黒鷲遊撃軍』再起の時よ。師、いいわね?」

    ベレスは頷いた。

    エーデルガルト「私たちの目的は、同盟、王国の制圧及び大司教レアの排除し、フォドラを統一すること。そして、この世界を再び人の手に取り戻す。そこで、まずは…」

    エーデルガルト「同盟に攻め込むわ。今回、私たちが攻撃するのはミルディン大橋。ここを抑えることが出来れば、容易にデアドラまで侵攻することが出来るの。」

    ヒューベルト「ええ、同盟を攻め落とす以上、この要衝は必ず我らの手中に収める必要がありますからな。」

    エーデルガルト「早速、今節に攻め込むわ。皆もそのつもりでいてね。」

    こうして、解散となったが…

    >>238に呼び止められた。

  • 237二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 15:48:41

    イングリット

  • 238二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 15:49:29

    エガちゃん

  • 239122/01/15(土) 16:00:35

    エーデルガルト「待ちなさい、レオニール。」

    どうしたの?紅茶の味の話?

    エーデルガルト「そんなわけないでしょう。それにそのことは貴方に言っても仕方のない話でしょう?もっと大事な話よ。」

    エーデルガルトの話とは?>>241

  • 240二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 16:03:28

    レラジュ家のこと

  • 241二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 16:14:01
  • 242122/01/15(土) 16:27:42

    エーデルガルト「貴方の家…レラジュ家のことよ。」

    自分の家は物心ついたころには既に無くなっていた。…自分は各家を転々とさせられていた。

    エーデルガルト「貴方の家はね。貴方の炎の紋章を恐れて、滅ぼされたの。帝都で私が調べてみたの、そしたら…こう書かれていたの『レラジュ家は炎の紋章を生み出す家とされていた。だが、レラジュ家が興って以降、その兆しはなかった。…ある日、炎の紋章を持つ者が生まれた。闇に蠢くものどもはその力を恐れ、レラジュ家を滅ぼした…。』と。…闇に蠢くものどもとは、ソロンたちのことよ。」

    つまり…奴らは家族の仇ということに…!

    エーデルガルト「…ごめんなさい。私はこの事実を知らなかったの…。そんなことも露知らず、貴方のことをずっと怪しんでいた…。私が物心ついたときにはレラジュ家が存在していないかのように扱われていたから…。…この戦争に勝つには、奴らの協力が必要なの。奴らの持つ技術…。あれは、戦局を有利に動かすのに欠かせない。…でも、私を信じて欲しい。戦争が終われば必ず奴らを滅ぼすから。その時は、申し訳ないけれど、貴方の力も借りたい。」

    レオニールは>>244と答えた。

  • 243二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 16:33:55

    加速

  • 244二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 16:39:07

    君の言う事を信じるよ、エーデルガルト
    フォドラの闇を晴らしてしまおう

  • 245122/01/15(土) 17:03:20

    エーデルガルトを信じる。共にフォドラを覆う闇を晴らしてしまおう!

    エーデルガルト「ええ、必ず。フォドラの深部に広がる闇もフォドラの頂に顕現し続ける神も葬り、私と共に新たなフォドラの未来を築き上げましょう!…そういえば、リシテアから貰ったお菓子のことだけれど、貴方も食べるかしら?貴方の感想も聞かせて欲しいの。」

    ———————————————————

    〜温室〜

    ん、あれはリシテアか。

    リシテア「レオニールですか。どうしました?」

    少し暗い表情をしているように見えたから…

    リシテア「…そうでしょうか。そうなのかもしれません。」

    リシテア「わたしは今や『黒鷲遊撃軍』に所属し、あんたたちとともに戦っています。そして、わたしたちがこれから攻めるのは同盟…。わたしのかつての学友と戦場で相対するでしょう。…もちろん、今更同盟に戻るつもりはありません。ですが、なるべくなら皆と殺し合いはしたくない…。これは、我儘でしょうか?…もし、ですよ。あんたがエーデルガルトや黒鷲の皆を敵に回した時は、どうしますか?」

    レオニールは>>247と答えた。

  • 246二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 17:07:49

    戦うさ、自分の信じるもののために

  • 247二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 17:20:04
  • 248122/01/15(土) 18:02:30

    戦うよ。自分の信じるもののために。
    リシテア「あんたは強いんですね…。わたしは、あんたほど心が強くはありません。…それでも、自分の信じるものを貫き通したいと思います。わたしの悩みを聞いてくれてありがとうございました。ところで、あんたは百合は好きですか?」
    まあ…嫌いではないかな…?
    リシテア「萎え切らない態度ですね…。あんまり、そんな態度とってると嫌われますよ。…別にわたしはあんたのことは嫌いではないですけど。」
    ———————————————————
    〜水上都市デアドラ〜
    クロード「いよいよ、来るか帝国軍。ジュディット、イグナーツ、ラファエル。お前たちに任せてもいいか?」
    ジュディット「任せときな。坊やの所へは敵兵一人たりとも通さないよ。」
    イグナーツ「同盟領を彼らに踏み荒らさせません!」
    ラファエル「おう、オデも行くぞ!クロードくんに頼まれたら、断れねえしな。」
    クロード「ははっ…。頼もしいね、それじゃあ任せるさ。…ローレンツの野郎は出張ってこないから安心しろよな。あいつの家には話を通してある。」
    クロード「さて、皇帝陛下。あんたの実力は以下ほどか…。」
    ———————————————————
    〜ミルディン大橋・近郊〜
    ヒューベルト「レオニール殿。既にエーデルガルト様から話を伺っていると思いますが、私たちは闇に蠢くものどもと協力関係を結んでいます。貴殿の家族の仇でもある存在と協力しているというのは、心苦しいことでしょうが、どうかご理解いただきたい。ですが、奴らは我々にとっても不倶戴天の敵…。必ず討滅せねばなりません。」
    …分かったよ。
    ヒューベルト「…私は特に先生と貴殿の力を評価しているのですから。頼りにしていますよ。」

  • 249122/01/15(土) 18:07:35

    〜ミルディン大橋〜

    エーデルガルト「敵将は、ダフネル家の当主ジュディットよ!彼女は『烈女』とも呼ばれた歴戦の戦士。…だけれども、彼女は必ずここで討たねばならない。」

    ジュディット「かの女帝たちが攻め寄せてきたみたいだね。クロードからは、増援が来ると聞いた。それまでは、私たちで持ち堪えてみせるよ!」

    イグナーツ「分かりました、ジュディットさん!」

    ラファエル「分かったぞ、ジュディットさん。よおし、やるぞお!!」

    どうしようかな…>>251

  • 250二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 18:12:22

    幼馴染4人組(イエリッツアァ、メルセデス、レオニール、コンスタンツェ)で遊撃

  • 251二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 18:31:07

    ベレスとジェラルト親子に盛大に暴れてもらい、その隙にジュディットに接近

  • 252122/01/15(土) 20:31:40

    ジェラルト「ベレス。俺と一緒に戦場を引っ掻き回すぞ!」

    ベレス「分かった。」

    ジェラルトとベレスが先陣を切って、敵を惹きつけている…。

    エーデルガルト「私たちはジュディットを討ちましょう!彼女を討てば、ここは制圧できる。」

    ヒューベルト「エーデルガルト様、どうか貴方様は先走り過ぎないように。貴方様が倒れてしまえば、我らの敗北となりますから…。」

    エーデルガルト「ええ。分かっているわ。こんなところで死ぬつもりは毛頭ないから。」

    ———————————————————

    イグナーツ「ボクはクロードくんと一緒にフォドラを守るって決めたんだ!」

    ラファエル「オデはお前たちに恨みはねえけどよ…。でも、戦場で出会っちまった以上、容赦出来ねえぞ!」

    イグナーツとラファエルが交戦している。

    ヒューベルト「彼らは…我らの邪魔をするというのなら、排除するまでです。」

    リシテア「あんたたちは、大人しくしていてくださいね。…殺したくはありませんから。」

    ———————————————————

    ジュディット「まもなく、援軍が来るようだね…。だが、それ以上にクロードは秘策があると言っていた。それにも期待するとしようかね。」

    レオニー「ジュディットさん!クロードに頼まれて、援軍を連れてきたよ!」

    アケロン「なーんで、ぼくちゃんまであのインチキ盟主に従わなければならないんだか…。」

    レオニー「つべこべ言ってないであんたも戦えっての!あんたも同盟貴族の端っくれの端っくれだろうが!」

    ジュディット「あんたら、よく来てくれたね!あいつらに同盟の土を踏ませるんじゃないよ!」

    エーデルガルト「増援が来たようね…。さらに激しい戦いになることが予想されるわ…。皆!気を引き締めて!」

    クロードの秘策とは?>>254

    ———————————————————

    レオニー「ジェラルト師匠、先生…。なんで、帝国なんかについたんだよ…!わたしらの同盟を侵略する奴らなんかに…!」

    ジェラルト「俺はベレスの意思を尊重したんだ。レオニー、死にたくないのなら兵を退けよ。」

  • 253二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 21:11:32

    任した

  • 254二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 21:21:38

    帝国軍は後からバルタザールが兵を率いて挟撃

  • 255122/01/15(土) 21:27:11

    (同盟軍(バルタザール)→黒鷲遊撃軍←同盟軍(ジュディット、イグナーツ、ラファエル、レオニー)ということですかね?)

  • 256二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 21:27:35

    そうです

  • 257122/01/15(土) 21:58:15

    (了解しました。)
    〜水上都市デアドラ〜
    クロード「バルタザール…。まさか、あんたが俺たちに手を貸してくれるとはな。」
    ヒルダ「バル兄は兄さんと仲良しだからねー。…まさか、死ぬまで戦うとかはしないと思うけど…。」
    ———————————————————
    〜ミルディン大橋〜
    バルタザール「クロードに頼まれて、援軍を連れてきてやったぜ。ジュディット、あんたとおれで帝国軍を挟撃するぞ!」
    ジュディット「クロードの秘策とは、アダルブレヒトの坊やのことだったのかい。まあ、いいさ。あんたも帝国軍の相手をしておくれ!」
    あれは…
    ヒューベルト「あれは、アビスの住人のバルタザール殿ですな。何のつもりか知りませんが、私たちの敵のようです。」
    エーデルガルト「クロード…。貴方、アビスの存在をどこで知ったというの…。」
    コンスタンツェ「バルタザール様、不躾ながら質問させていただきますが、これは何かのご冗談でしょうか?」
    バルタザール「…悪いな、コンスタンツェ。おれはホルストやヒルダのために戦うんだ。…リシテア、お前とは戦いたくはなかったがな…。」
    リシテア「…何を躊躇しているのか、知りませんが、わたしたちの道を阻むのなら容赦はしません。」
    ———————————————————
    レオニー「あんたら、どうしてエーデルガルトについたんだ!あいつはフォドラを侵略しようとしているんだぞ!ルミール村での騒動も、フレン誘拐もあいつのせいなんだぞ!」
    ベレス「…レオニー。邪魔しないで。」
    レオニーとベレスが戦闘中だ。
    ジェラルト「…退く気がないのなら、仕方がない。あばよ、レオニー…。」
    ———————————————————
    エーデルガルト「…ジュディット卿。貴方をここで討ち取ります。…速やかに武器を捨て、降伏するというのなら、命までは取らないわ。」
    ジュディット「冗談言ってるんじゃないよ。あんたら、同盟を滅ぼし、クロードを殺そうってんだろ?私が降伏すればクロードの命がないってんなら、尚更降伏するわけにはいかないねぇ!」
    イグナーツ「エーデルガルトさん!ジュディットさんに手を出させませんよ!」
    ラファエル「お前らみてえな、細っちい身体じゃオデには勝てねえと思うけどなあ…。」
    エーデルガルト「…邪魔をするというのなら、貴方たちごと叩き潰すまでよ。レオニール!行きましょう!」
    ああ…覚悟しろ!

  • 258122/01/15(土) 22:02:32

    フェルディナント「くっ…。敵の数が多いな…。だが、負けるわけにはいかない!」

    イエリッツァ「…この程度では緩いな。私の逸楽を満たすことは出来ない…。」

    ベルナデッタ「な、何かイエリッツァ先生が凄く物騒なんですけど…。」

    メルセデス「あの子はああいう子だから、あまり気にしないであげてね〜。」

    カスパル「おいおい、それでいいのかよ…。」

    リンハルト「まあ、彼女がいいって言うならいいと思うけどね。イエリッツァ先生の姉君なんだし。」

    ペトラ「敵、来る、注意してください。無駄口、叩く、わたしたち、隙突かれ、命落とします。」

    ドロテア「ペトラちゃんの言う通りよ。…もっと、真面目に戦いましょう。」

    次の展開>>260

  • 259二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 22:03:15

    ksk

  • 260二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 22:10:28

    バルタザールをイエリッツァとコンスタンツェが討つ
    レオニーはジェラルトと一騎討ちの末に死亡
    アケロンはベルナデッタが弓で仕止める
    ジュディットをレオニールとエーデルガルトが倒したところでミルディン大橋の同盟軍は降参(するようにクロードが指示していた)

  • 261122/01/15(土) 23:57:55

    バルタザール「そこをどけよ、コンスタンツェ。死にたくはねえだろ?」
    コンスタンツェ「申し訳ありませんが、私めがその命令を聞くことは出来ません。私は既にエーデルガルト陛下の重臣。貴方様とは道を違えてしまいました…。」
    バルタザール「…そうかい、ならばせめて一撃で逝きな…。」
    バルタザールがコンスタンツェを攻撃しようとしたその瞬間に…
    イエリッツァ「……。コンスタンツェ、死ぬぞ。」
    コンスタンツェ「感謝致しますわ、エミール様。今のは私めの油断が原因。穴があったら入り、そのまま埋没してしまいたい気分ですわ。」
    イエリッツァ「…来るぞ。」
    バルタザール「お前…今まで何人殺ってきた?」
    イエリッツァ「…さあな、殺した人数など最早数えてはいない。」
    リシテア「コンスタンツェ、イエリッツァ先生。ここは、任せます。ヒューベルト、エーデルガルトたちの元へ行きましょう!」
    イエリッツァ「…ああ。」
    ヒューベルト「…ええ、分かりましたよ。」
    コンスタンツェ「私などがご期待に添えるかは分かりませんが、せめてエミール様の足は引っ張らぬようにしたいとの所存てあります。」
    イエリッツァ「そうか…。」
    リシテアとヒューベルトがエーデルガルトとレオニールの元へ向かった。
    ———————————————————
    バルタザール「おいおい、お前滅茶苦茶強いじゃねえか。それだけ、血の匂いを漂わせてるんだから、当然か。」
    イエリッツァ「……。」
    イエリッツァとバルタザールが交戦して、しばらく経ったころ…
    コンスタンツェ「エミール様。私の魔法がまもなく放たれます。私めの狙いが外れてしまうと、貴方様に命中してしまいますから、どうか退避を…。」
    バルタザール「…あぶね!あいつはどこへ消え…」
    イエリッツァ「終わりだ…。」
    イエリッツァが一瞬でバルタザールを斬り伏せた。
    バルタザール「が…はっ…。…こうして…命を…賭けてりゃ…いつかは…負ける…か。へっ…ついて…ねえ…な…。」
    コンスタンツェ「…申し訳ございません。」
    イエリッツァ「…コンスタンツェ…。今は先に進むぞ…。」

  • 262122/01/16(日) 00:10:03

    ジェラルト「ベレス、お前はエーデルガルトやレオニールの元へ向かえ。レオニーは俺が相手する。」
    ベレス「分かった。死なないでね。」
    ジェラルト「当たり前だろ?俺を誰だと思ってんだ。」
    ベレス「大切な父。」
    ジェラルト「ふっ…。」
    ベレスはエーデルガルトたちの元へ向かっていった。
    レオニー「なあ、ジェラルト師匠…。どうして、レア様やわたしたちを裏切ったんだ?」
    ジェラルト「俺は今はアドラステア帝国に雇われている傭兵だ。雇われれば、かつての主君だろうが、弟子だろうが殺す。…お前も傭兵ならば覚悟を決めろ。」
    レオニー「…そうかよ。ならば、覚悟しろよ『壊刃』ジェラルト!」
    ———————————————————
    ジェラルト「お前の負けだ、レオニー。」
    ジェラルトの槍がレオニーを貫いた。
    レオニー「…やっぱり…師匠には…敵わないか…。ごめん……ジュディットさん…クロード…。」
    ジェラルト「…今度は、平和な時代で会おうな。レオニー。」
    ———————————————————
    アケロン「うええ…。もう、ぼくちゃん逃げたいんだけど…。あ、あいつ弱そうだから、あいつだけ倒して帰ろうかな。」
    ベルナデッタ「ひっ!?な、何ですかあなたは…!」
    アケロン「お前、帝国の将軍だろ?お前を討ち取れば、ぼくちゃんの株も少しは上がるってものだよ。」
    ベルナデッタ「こ、これ以上近づくと、撃ちますよおお!!」
    ———————————————————
    アケロン「ぐへぇ…。こいつ、滅茶苦茶強いじゃないの…。死ぬ前に…帝国に寝返っておけば良かった…。」
    ベルナデッタ「…この人は、何がしたかったんだろう…?」

  • 263122/01/16(日) 00:27:54

    ジュディット「レオニー…バルタザール。すまないねえ…。あんたらが死ぬ必要なんてなかったってのに…。撤退だ…!私について来られる奴はついてきな!」
    …!逃がさない…!
    エーデルガルト「レオニール、ジュディット卿が逃げようとしているわ!彼女だけは逃してはならない!」
    イグナーツとラファエルがエーデルガルトとレオニールに攻撃を仕掛けてくるが…
    リシテア「あんたたち、抵抗しないほうがいいですよ。…あんたたちを消し炭にすることなんて造作もないことですから。」
    ベレス「ここは退いて。」
    ヒューベルト「陛下の邪魔をするのなら、排除するだけです。私はかつての学友だろうと一切の躊躇いなく殺せますからな…。」
    イグナーツ「…先生。どうして、帝国の侵略に力を貸しているんですか?…リシテアさん、あなたはどうしてボク達の敵になってしまったんですか…?ボクには分かりません。」
    ラファエル「…オデはお前らが正しいとは思えねえんだ。…だってよ、多くの人が泣いてるじゃねえか。」
    リシテア「…それでも、わたしたちはこの社会をそのままにしておくことは出来ません。…放置し続ければ、また別の場所で犠牲が増えるのですから。」
    ヒューベルト「貴殿らには理解が及ばないことだとは思いますが…。そういうことですので、私たちを止めることは女神であろうとも出来ませんよ。」
    ———————————————————
    エーデルガルト「終わりよ…。ジュディット卿!」
    さようなら、ジュディット殿。
    ジュディット「ぐっ…。私も…ここまでか…。クロード…すまないねえ…。」
    エーデルガルト「同盟の将兵たちよ!ジュディット卿は討ったわ!これ以上の抵抗は意味をなさない。速やかに武器を捨て、降伏しなさい!そうすれば、命は取らないわ!」
    イグナーツ「…そんな!ジュディットさん!」
    ラファエル「オデ達の負けなのかあ…。すまねえ、クロードくん…。」

  • 264122/01/16(日) 00:42:42

    〜水上都市デアドラ〜

    クロード「ジュディット…。何で、死ぬまで戦ってんだよ…。何としてでも逃げろって言ったのによ…!」

    ヒルダ「…バル兄。…あたしはエーデルガルトちゃん達を許さない…!」

    マリアンヌ「…レオニーさん、バルタザールさん、ジュディットさん。どうか、安らかにお眠りください…。」

    クロード「…マリアンヌ。お前は、辺境伯のところに戻ってもいいんだぜ?…ここに居るのは義父さんの意向だろ?」

    マリアンヌ「…いいえ、違います!私はクロードさんや皆様と一緒に戦う為にここに居るんです!」

    ヒルダ「マリアンヌちゃん…。死んじゃだめだからね…?」

    クロード「敵対する者は容赦なく、か…。俺も全力で策を弄さないと、このまま潰されちまうな…。ヒルダ、お前の兄さんの所に話は通してきてあるか?」

    ヒルダ「うん…。でも、本当に大丈夫?」

    クロード「心配すんなって…。俺を信じてくれ。」

    ———————————————————

    〜謁見の間〜

    エーデルガルト「皆の奮戦に感謝するわ!ミルディン大橋を抑えてしまえば、デアドラは丸裸も同然よ。このまま、進軍していけば、何物にも邪魔されることはない。」

    エーデルガルト「いよいよ、来節はデアドラ陥落を目指すわ。皆もそのつもりで準備しておいてね。」

    ———————————————————

    〜紅花の章 守護の節(1月)〜

    今日は>>266に来ていた。

    あれは>>268>>270か?

  • 265二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 03:27:45

    加速

  • 266二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 06:35:01

    食堂

  • 267二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 07:08:39

    リシテア

  • 268二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 07:13:05

    エーデルガルト

  • 269二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 07:17:08

    イングリット

  • 270二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 07:19:57
  • 271122/01/16(日) 08:33:39

    〜食堂〜

    イングリット「久しぶりに大修道院の食事を口にしました。…私の領地ではあまり食べ物が潤沢ではありませんでしたから。…今では、それも懐かしく感じます。」

    エーデルガルト「…イングリット。貴方は戦後どうするつもりなの?王国を出奔し、あまつさえ帝国に味方している…。そんな、貴方の帰る場所はあるのかしらと思ってね…。」

    イングリット「そうですね…。戦後どうするべきかを考えねばなりませんね。」

    エーデルガルト「…もし、もしよければ、帝都アンヴァルに来て、私の統治を手伝ってくれると嬉しいわ。…私のことは憎いとは思うけれども、ね。」

    イングリット「……。あ、レオニール、こんにちは。」

    エーデルガルト「あら?いつから、今の話を聞いていたの?」

    最初から…。

    エーデルガルト「盗み聞きはあまり感心しないわね…。まあ、いいわ。貴方も一緒に食事を摂りましょう。」

    エーデルガルト「ところで…今節の相手はあの盟主クロード…。『卓上の鬼神』と評されている男よ。レオニール、貴方の目からみて彼はどう映ったかしら?」

    レオニールは>>273と答えた。

  • 272二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 08:58:52

    何というか、彼はフォドラ以外にも目を向けていたと思う。
    道は違えたけどエーデルガルトの考えに理解を示してくれそうな気はするよ。
    それはそれとして厄介な相手だよ、アビスにいたバルタザールを呼んだのも、ローレンツを動かさず同盟の癌のアケロンを動かしたのも

  • 273二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 09:03:51
  • 274122/01/16(日) 11:34:33

    クロードはフォドラの外に目を向けていたように見える。だから彼は、エーデルガルトの思想に理解を示してくれるかもしれない。それでも、厄介な相手には変わりがない。おそらく、デアドラでの戦いにも様々な策を弄してくるから。

    エーデルガルト「…彼はつかみどころのない男だったけれども、まるで貴方は彼の素性を知っているかのような…。私は、アケロンのような男はいなくて正解だと思うわ。…そのような貴族やそれを生む制度そのものも無くしてしまいたいわね。」

    イングリット「クロードは、様々な策謀を張り巡らせて来るのは間違いありません。気を引き締めて挑みましょう。」

    そうだね。

    エーデルガルト「ところで、貴方は何が好きなのかしら?」

    ———————————————————

    イエリッツァ「…暇そうだな。私と死合うか?」

    メルセデス「ご機嫌よう、レオニール。」

    エミールには、姉がいたんだね。

    イエリッツァ「…ああ。お前がバルテルス家に来た時にそのことは話さなかったからな…。…終ぞ話す機会は訪れなかった。」

    メルセデス「そうなの〜。あなたとエミールが知り合いだということを私知らなかったのよ。あなたがコンスタンツェと共にバルテルス家を訪れた時に、男の子を連れてきたという話は聞いたんだけれどもね〜。」

    イエリッツァ「私との約束を思い出したか?」

    力比べをしようだっけ?

    イエリッツァ「今から死合うぞ。…心配するな、お前を殺しはせん。」

    手合わせの結果>>276

  • 275二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 11:37:03

    引き分け

  • 276二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 11:58:55

    引き分け

  • 277122/01/16(日) 12:29:32

    イエリッツァ「…なるほど…。」

    手合わせの結果引き分けだった。

    メルセデス「二人ともお疲れ様でした。ふふっ。二人とも強いのね〜。」

    イエリッツァ「…お前も更に力を付けることだな。私はあの女とも決着をつけねばならん。」

    メルセデス「う〜ん。先生と殺し合いはして欲しくないわね〜。エミールはどうしても、先生と決着を付けなければいけないの?」

    イエリッツァ「ああ…。私を殺せるのは彼女しかいない…。メルセデス、お前と共に居られるのはこの戦いの間だけだ…。だが、その間はお前を護り続けよう。例え、この身を滅ぼそうとも…。」

    メルセデス「…そんな悲しそうな顔をしないで…。例え、あなたが何者になろうとも私はあなたをいつまでも愛し続けるわ…。」

    エミールは死にたい?

    イエリッツァ「…あの時からそうなのかもしれんな…。レオニール。手合わせ感謝する…。」

    ———————————————————

    ヒューベルト「…おや、貴殿でしたか。私に何かご用が?」

    それは何を飲んでいるの?

    ヒューベルト「これはテフですよ。貴殿も飲まれますか?くくく…少々癖が強いですから、貴殿の舌には合わないかもしれませんな。」

    じゃあ少しだけ…。

    !?これは…>>279

    ヒューベルト「どうされましたか?…まあ、貴殿の好みは私には分かりませんからな。」

    ヒューベルト「既にエーデルガルト様からお聞きしていると思いますが、闇に蠢くものどもの話をしましょう。」

    ヒューベルト「実は先日、アランデル公から封じられた森で暴走している魔獣がいるから、退治してほしいとの依頼を受けましてな。奴らの魔道士たちが実験でもしていたのでしょう。…私としては別に死んでくれて構わないのですが。それはそれで、少々面倒なことになりそうなので、貴殿にも手伝ってほしい所存です。…貴殿の家族の仇というのは重々承知しております。」

  • 278二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 12:45:58

    意外といける

  • 279二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 12:49:24

    苦いけど美味しい

  • 280122/01/16(日) 13:00:05

    ヒューベルト「もし、私と同行していただけるというのなら、私に報せてください。」

    ヒューベルトの依頼を受ける?>>282


    リシテア「レオニール、ここに居たのですか。先生が呼んでいますから、行ってあげてください。」

    ヒューベルト「これはリシテア殿。貴殿もテフを飲んでみますかな?…貴殿も大人なのですから、好きになるかもしれませんよ?」

    リシテア「…ほんのちょっとだけ、貰います!」

    ヒューベルト「レオニール殿。テフが気に入ったのでしたら、今度、テフ豆をお贈りしますよ。」

    その後のリシテアの反応がどうだったかは聞くまでもないだろう…。

  • 281二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 13:11:37

    加速

  • 282二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 13:35:58

    受けるか

  • 283122/01/16(日) 13:44:11

    ベレス「レオニール。話があるの。」

    ベレスの話とは?>>285

  • 284二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 13:52:24

    クロードの事

  • 285二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 14:01:19

    仲間のことで

  • 286122/01/16(日) 14:14:10

    ベレス「『黒鷲遊撃軍』の仲間たちのことで話があるの。レオニールはどう思う?」

    どう…とは?

    ベレス「仲間たちの体調や士気などについて聞きたいの。このまま、戦い続ければ、必ずかつての学友やセイロス教団の人たちと戦うことになる。…君の視点から見ると彼らはどう映るかな?」

    レオニールは>>288と答えた。

  • 287二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 14:18:11

    加速

  • 288二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 14:32:06

    イングリットは少し不安、他の生徒は大丈夫だと思う。
    ただ、一番心配なのはエーデルガルト。生き急いでいる気がする。

  • 289122/01/16(日) 14:52:43

    イングリットは『黒鷲遊撃軍』で戦うと決めたけれども、まだ揺れているように見えます。他の生徒たちはもう覚悟は出来ていると思います。…ですが、エーデルガルトは特に心配ですね。彼女は焦っているように見える。もしかしたら…リシテアと同じく…。

    ベレス「リシテアと同じように長くは生きられないかもしれない…ね。それは、分からないけれども、彼女は残りの人生でこのフォドラを変革させ、安定を図るところまでを見据えていると思うよ。だから、この戦争を早く終わらせねばならない、と焦っているのかもね。」

    ベレス「それに、戦争を終わらせても、闇に蠢くものたちも排除せねばならない。彼女はその全てを責任を持って行おうとしているのかも。これまでのフォドラの体制を変えようとする者の責務としてね。自分もエルを気にかけているけれど、レオニールも気にかけてあげてね。彼女は君のことも当然信頼しているから。」

    エル?

    ベレス「ああ、これは彼女には内緒ね?あまり、口外して欲しくなさそうだったから。」

    分かりました。

    ———————————————————

    〜封じられた森〜

    ヒューベルト「さて…この森で奴らが実験を行っていたとのことですが…。おや、既に襲われていますな…。くくく…実に情けない。」

    闇に蠢くもの「貴様らか…!早く、我らを助けるのだ!」

    ヒューベルト「別に死なせても構わないですが、もしかしたら褒美を分捕れるかもしれませんな。そこから、奴らの技術の一端を解析できるやもしれません。」

    どうする?>>291

  • 290二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 15:13:56

    死なせないように様子を見ながら戦う

  • 291二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 15:23:44
  • 292122/01/16(日) 15:38:01

    …死なせないように様子を見ながら戦おう。

    ヒューベルト「左様ですか。それならば、私もそのように立ち回りましょう。陛下も先生もそれでよろしいでしょうか?」

    エーデルガルト「…分かったわ。」

    ベレス「了解。」

    ヒューベルト「くくく…ですが、奴らはほんの少し寿命が伸びるだけですがな…。まずは、魔獣に接近している者から救助していくとしましょう。」

    結果>>294

  • 293二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 15:41:53

    途中、魔獣からエーデルガルトをかばって負傷したものの、もくろみ通りに言った

  • 294二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 15:46:30
  • 295122/01/16(日) 16:09:10

    ヒューベルト「…私達の方は片付きましたな…。フェルディナント殿、貴殿らの方はどうですかな?」
    フェルディナント「ああ、今終わったところだ。後は、エーデルガルトたちが魔獣を片付ければ…。」
    ヒューベルト「それならば、片付いたも同然ですな。まさか、エーデルガルト様が敗北するとは思っているわけではありますまいな?」
    フェルディナント「…もう、エーデルガルトと張り合うつもりはないさ。君に嫌味を言われなくとも、自覚はしている。私の力では彼女には勝てないのだからな。」
    ヒューベルト「左様ですか。それならば、陛下のために精々役立っていただきたいですな。」
    ———————————————————
    エーデルガルト「やはり、野放しにしておくことはできない!…貴様らがいる限りフォドラに光が射すことはない…。」
    ベレス「エル。大丈夫?すごく怖い顔していたけど…。」
    エーデルガルト「師…心配してくれてありがとう。私は大丈夫よ。レオニール!そちらは片付いたかしら?」
    ああ…片付いた…。エーデルガルト、危ない!
    エーデルガルト「くっ…。仕留め損なっていたようね。はあああっ!!レオニール、ありがとう…。その傷は!?」
    レオニールは魔獣の爪が刺さり、傷を負ってしまった。咄嗟にエーデルガルトと魔獣の間に割って入った時に負ったのだろう。
    エーデルガルト「早く止血しないと命に関わるわ!…よし、これで大丈夫ね。…レオニール、後で私の元に来なさい。」
    ヒューベルト「エーデルガルト様!ご無事ですか?」
    エーデルガルト「ええ、私は問題ないわ。ただ、レオニールが…。」
    ヒューベルト「これは…。ですが、感謝します。エーデルガルト様の命を救って下さったことを…。」
    ———————————————————
    闇に蠢くもの「よくやったな。貴様らに褒美をくれてやる。これを持っていくがいい。」
    ヒューベルト「これは、奴らの技術で作り上げた武器のようですな。有り難く使わせていただくとしますか。」
    ああ…。………。
    ヒューベルト「レオニール殿!どうなされましたか!?…血を流しすぎたようですな。早めに大修道院に戻りましょう。」

  • 296122/01/16(日) 16:19:42

    〜医務室〜

    うーん…。ここは、そうか自分は倒れたのか…。

    エーデルガルト「気がついたようね。傷のほうは大丈夫かしら?」

    ああ…大丈夫だよ。

    エーデルガルト「貴方はどうして、私を庇ったの?咄嗟に身を投げ出して、何かあったらどうするつもりだったの…!」

    ごめんなさい…。

    エーデルガルト「それでも、助けてくれたことは嬉しいわ。ありがとう。」

    エーデルガルト「でも…約束しなさい。もう二度と身を投げ出すようなことをしないと…。貴方も死なせたくはないのよ。わかったわね?」

    わかった。

    リシテアが医務室に入ってきた。

    リシテア「エーデルガルト。先生とヒューベルトが呼んでいますよ。…レオニール、あんたもお大事にしてくださいね。それじゃ。」

    エーデルガルト「レオニール。貴方は傷を癒やすことに専念しなさい。いいわね?」

    ———————————————————

    〜書庫〜

    フォドラの歴史書を読みにきていた。だが、参考になるようなものはない。大司教レアやフレンの正体が何者なのかが気になっている。エーデルガルトは『女神の眷属』と言っていたが、彼女たちはどこからやって来たのだろうか?

    そうこうしていると>>298に話しかけられた。

  • 297二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 16:57:11

    ペトラ

  • 298二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 17:05:20

    リシテア

  • 299122/01/16(日) 17:38:13

    リシテア「フォドラの歴史に興味があるのですか?」

    リシテア、どうしたの?

    リシテア「いえ…少し話をと。」

    リシテア「あんたはレア様やセテスさんたちのことをどう思っていますか?わたしは、彼女たちそのものに対して恨みがあるわけではありません。ですが、彼女たちはフォドラの歪みを放置したまま、統治を続け、紋章による犠牲者を生み出し、容認してきた。そのことをわたしは許せません。こんな紋章も貴族も無くなってしまえばいい。そう思って、エーデルガルトに協力しているのですから。」

    リシテア「しかし…もしレア様たちがこの社会の歪みを正すためにエーデルガルトに協力するというのなら、あんたは受け入れますか?…わたしは受け入れてもいいと思います。それで、社会の歪みを正せるのならですが。」

    レオニールは>>301と答えた。

  • 300二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 17:40:22

    受け入れてもいいと思う

  • 301二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 17:46:43
  • 302122/01/16(日) 18:17:17

    自分も受け入れていいと思う。もし、大司教レアが降伏することがあれば…ね。
    リシテア「あんたもそう思うんですね…。でも、レア様が降伏することなんて万に一つの可能性もないでしょう。わたしの考えはあくまで、夢物語に過ぎませんから。」リシテア「…わたしは、戦後どうするかはもう決めています。闇に蠢くものを滅ぼし、エーデルガルトがフォドラを導くための手助けをする。残りの命は、そのことに捧げます。…もし、わたしの命がそれ以降も残っているのなら、両親や領民を助け、穏やかに暮らします。」
    …リシテアも共に生きて見届けるんだよ。
    リシテア「それは叶わないでしょうね。あんたには以前お話ししたと思いますが、わたしはあと数年で死ぬ。…それは、どうしようもありません。あんたのその気持ちは嬉しいですけどね。」
    エーデルガルト「貴方は死なせないわ。」
    エーデルガルトがやって来た。
    リシテア「エーデルガルト…。」
    エーデルガルト「貴方も私や師、レオニールたちと共に新たなフォドラの大地を生きるのよ。…だから、生きることを諦めないで…。お願い。」
    リシテア「…ごめんなさい。以前、あんたに言われましたよね。あんたはこうして諦めていないのにわたしが生きることを諦めるなんておかしいですよね…。」
    エーデルガルトの言う通りだ。
    エーデルガルト「リシテア。もう、夜も遅いから部屋に戻りなさい。あ、足元には十分気をつけてね?暖かくして、寝なさいね?」
    リシテア「あんた、過保護ですよ…。そんなに心配しなくても大丈夫ですから。それでは、お二人ともお休みなさい。」
    リシテアが書庫を出て行った。
    エーデルガルト、聞きたいことがある。…もしかして、君も長く生きられないの?
    エーデルガルト「…おそらくね。あの子よりは生きられるかもしれないけれど、人並みに余命は残っていないわ。…貴方の目には生き急いでいるように映るでしょうね。」

  • 303122/01/16(日) 18:28:45

    〜大広間〜

    エーデルガルト「皆の者!いよいよ、デアドラに侵攻するわ。こうして、同盟を制圧することで、私たちはようやく折り返し地点に辿り着くことになる。まだ、王国と教団が残っているから、安心は出来ないけれど、必ず勝って生き残るのよ!」

    エーデルガルト「クロードは『魔弓フェイルノート』を扱う弓の名手でもあるわ。彼の策に気を取られて、彼自身に討たれないように注意を払いなさい!」

    エーデルガルト「師、レオニール。貴方たちは英雄の遺産の真実を知っているかしら?…英雄の遺産は人が生み出したもの…。それを聖者セイロスが人間を殺して集めたと言われているわ。そうして、女神の眷属がこのフォドラを統べるようになった…。偽りの歴史を広めたのよ。彼女たち自身の都合の良いようにね。」

    そうなのか…。

    エーデルガルト「そろそろ、出立しましょう。」

    エーデルガルト達が出発してまもなく…

    タレス「ふむ、愚かな女帝よ。歴史を一方からしか見られぬ貴様も、最高傑作からは程遠いのかもしれんな…。まあ、それは我らにとっては実に都合の良いものだがな。…コルネリア。>>305をするのだ。」

  • 304二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 18:29:46

    加速

  • 305二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 18:34:59

    王国軍を扇動してデアドラを三つ巴の戦場にせよ

  • 306122/01/16(日) 18:47:44

    タレス「王国と教団を煽動せよ、盟主クロードと国王ディミトリ、大司教レアをまとめて始末する好機だ。エーデルガルトやソティスの現身がいるというのなら、あの愚か者どもは必ずや戦場に現れるはずだ。」

    コルネリア「あのクソガキには思い知らせてやらねばなりませんからね。」

    タレス「さて…『炎帝』よ。貴様はどう動くのか…。ふっ…。所詮は獣に過ぎんな。我らを消そうという魂胆など読めておるわ。…このフォルクハルト=フォン=アランデルという男も哀れなものよ。自らの姪を殺すことになるのだからな…。」

    ———————————————————

    〜王都フェルディア〜

    レア「それは、真ですか?デアドラにあの者どもが現れるというのは…。」

    教団兵「はっ…。何やら王都中でそのような噂が流れておりまして。」

    ディミトリ「レア様、如何なさいますか?もし、その噂が本当だと言うのなら、私も出撃しましょう。あの女の首を落とす好機ですから。」

    レア「…>>308です。」

    ———————————————————

    〜水上都市デアドラ〜

    クロード「何やら、王国のほうで動きが活発化して来ているな…。一体何をしようってんだ…。」

  • 307二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 19:09:53

    ディミトリ、ゴーレムと兵を率いてデアドラへ攻め入りなさい

  • 308二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 19:13:00
  • 309122/01/16(日) 20:02:01

    レア「ディミトリ王、兵を動員しなさい。アリルを通ってデアドラへ行き、帝国軍を滅ぼすのです。ですが、死んではなりません。あなたが倒れれば、我らの敗北となってしまいます。」
    ディミトリ「承知しました。」
    レア「待ちなさい。私のほうからこれを貸し出します。うまく扱うのです。」
    ゴーレム「…」
    ディミトリ「あの魔道で動く兵器ですか…。感謝します。」
    ディミトリが兵を纏め、出撃の準備をし始めた。
    レア「セテス。我々は大修道院に攻め込むのです。帝国軍が出払う今が好機。必ずや我らが聖地を取り戻すのです!」
    セテス「分かった。だが、君はあの者を何故母と呼ぶ?」
    レア「あの者は…お母様の心臓を体内に持つ神祖の器。今となっては、ただの失敗作ですが…。しかし、お母様の心臓を取り返し、また新たに作れば良いのです。」
    セテス「…君は、もう元には戻らないのだな。」
    レア「シトリー。今となっては、あなたを助けるべきだったと後悔しています…。いえ、あの時にジェラルトを助けなければこのようなことには…。」
    ———————————————————
    ディミトリ「ドゥドゥー、フェリクス。俺たちはデアドラへ攻め寄せる。狙いは皇帝エーデルガルト。あの女ただ一人だ。同盟は俺たちの知ったことではない。邪魔をするなら奴らごと潰せ。」
    ドゥドゥー「承知しました。」
    フェリクス「フン…。」
    ディミトリ「待っていろ、エル。デアドラがお前の死に場所だ…。」

  • 310122/01/16(日) 20:12:31

    〜水上都市デアドラ〜

    エーデルガルト「狙いは盟主クロードただ一人よ!早急に彼を討ちなさい!」

    ヒューベルト「エーデルガルト様、急報です。国王ディミトリ率いる王国軍がこちらへ侵攻中とのことです。」

    エーデルガルト「同盟領に兵を率いて侵攻してくるとは、血迷ったようね。私を憎むあまり、視野狭窄に陥ったのかしら。でも今は、迅速にクロードを討ち取るわ!」

    クロード「おいおい、ディミトリ。お前何のつもりだ…。フォドラを三分する戦争でも繰り広げようってのかよ…!」

    ヒルダ「クロードくん、本当に大丈夫かなあ…?」

    マリアンヌ「ヒルダさん、彼を信じましょう…。」

    ヒルダ「…そうだね。クロードくん、あなたを死なせないからね…。」

    エーデルガルト「クロードも何かを企んでいるようね…。最大限注意を払いなさい!」

    まずはどうする?>>312

  • 311二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 20:15:31

    デアドラの港を警戒

  • 312二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 20:32:18

    不意打ちに気を付けながら進軍

  • 313122/01/16(日) 21:30:33

    不意打ちに気をつけながら進軍しよう。

    エーデルガルト「迅速に制圧せねば、ディミトリ達がここに来てしまうわ。背後からの攻撃や奇襲には十分注意しなさい。」

    ヒューベルト「クロードは必ず策を張り巡らせています。彼の術中にまんまと嵌らぬように注意しましょう。」

    ———————————————————

    クロード「…頃合いだな。」

    クロード「パルミラの精鋭よ!帝国軍の横っ腹を突いてやれ!」

    ナデル「よしきた!今は、同盟のために戦うぜ!坊主!」

    クロード「ははっ。有り難いね。」

    エーデルガルト「あれは、パルミラ兵!?…クロード、やってくれたわね!」

    ヒューベルト「パルミラの主戦力は騎兵部隊と聞いております。驚異的な移動力で一気にこちらに接近して来てしまいますから、それぞれの部隊を各個撃破することは困難です。」

    彼らを倒しながら、クロードの元へ向かおう!

    ヒルダ「そろそろ、あたし達の出番みたいねー。マリアンヌちゃん、準備は出来たー?」

    マリアンヌ「はい。市街からの援軍を受け入れる体制は整いました。これ以上、貴方達をクロードさんに近づけさせません!」

    ヒルダとマリアンヌがデアドラ市街からの援兵を受け入れ始めた。

    クロード「お前ら!…絶対死ぬなよ。」

    リシテア「…マリアンヌとヒルダですね。なるべくなら戦闘を避けたいですが、彼女達を倒さぬ限り敵の増援が出現し続けると思われます。」

    次の展開>>315

  • 314二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 21:31:40

    加速

  • 315二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 21:47:04

    王国軍が到着し、デアドラを破壊せん勢いで暴れまわる

  • 316122/01/16(日) 22:21:56

    黒鷲遊撃軍が同盟軍及びパルミラ軍と交戦を始めて、しばらく経った頃…

    イングリット「エーデルガルト!王国軍の旗です!」

    エーデルガルト「間に合わなかったようね…。皆の者!王国軍にも注意を払いなさい!」

    敵将はもちろんディミトリか…。

    ディミトリ「貴公らに命じる。速やかに皇帝エーデルガルトの首を差し出せ。そうすれば、将兵の命までは取らない。」

    ヒューベルト「馬鹿げたことを仰いますな。我々がそのような要求を飲むとお思いですか?『嵐の王』よ。」

    ディミトリ「だろうな。…全軍に告ぐ。目に付くものは全て潰せ。」

    ドゥドゥー「この身は陛下のために…。」

    フェリクス「そういう訳だ。お前らをこの場で斬る。悪く思うなよ。」

    ———————————————————

    王国軍が現れ、激しく攻撃を始めた!まるで、嵐の如く全てを破壊し尽くすかのように。

    クロード「おいおい、冗談はよしてくれよ。ディミトリ!お前、デアドラを沈める気か!」

    ディミトリ「俺の目的はエーデルガルトだ。お前達には用がない。消えろ。」

    クロード「俺にも退けない理由があるんでね。…同盟軍及びパルミラ軍よ!王国軍も攻撃対象に入れろ!」

    ナデル「よく分からんことになってやがるが、敵がいくら増えようが関係ねえ。この、ナデル様がまとめて相手してやらあ!」

    ヒルダ「ディミトリくん。あたし達まで攻撃して、何がしたいのよ!」

    マリアンヌ「分かりません。ですが、彼はエーデルガルトさんに執着していて、それ以外にはもう興味がないみたいです。」

    エーデルガルト「馬鹿なことを…。私を憎むあまり、何も見えなくなっているようね。」

    リシテア「エーデルガルト!ディミトリの狙いはあんたです!迂闊に前に出てはいけません!」

    次の展開>>318

  • 317二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 22:38:17

    王国軍のあまりの暴れっぷりに帝国と同盟は先に王国軍を排除する流れになる

  • 318二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 22:46:19
  • 319122/01/16(日) 22:57:36

    クロード「皇帝陛下!俺と取引をしようぜ?」

    エーデルガルト「何のつもり?」

    クロード「俺たちと王国の連中を追っ払おう。その代わりあんたには同盟を譲り渡す。だが…俺や生き残っている将兵達の命を助けてくれないか?無駄な血は流したくない。」

    エーデルガルト「同盟を譲る…?貴方、何を考えているの?それに貴方が生きていれば、再び貴方を旗頭にしようとする者が現れる。貴方の助命は出来ないわ。」

    クロード「あんたらがフォドラをより良い方へ導けるというのなら、あんたらに同盟を託すって言ってんだよ。悪い話じゃないと思うぜ?…それにな、俺はこのままフォドラを出ていくつもりさ。」

    エーデルガルト「>>321

  • 320二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 23:04:09

    仕方ない

  • 321二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 23:06:51

    いいわ、約束しましょう。そちらが手を貸す限り、将兵の命は保障するわ

  • 322122/01/16(日) 23:26:10

    エーデルガルト「…いいわ、約束しましょう。貴方たちが手を貸すというのなら、将兵や貴方の命は保証する。ただし、少しでも不審な動きを見せたら、貴方の首を落とすわ、クロード。」

    クロード「やれやれ…皇帝陛下はおっかないねえ。…あんたらに協力するさ。そういうことだ。ヒルダ!マリアンヌ!分かったな!」

    ヒルダ「…バル兄を殺したあなた達は許さないけどね。」

    マリアンヌ「分かりました、クロードさん。」

    ナデル「今度はあの国王様を攻撃しろってか?坊主?」

    クロード「いいや、ナデル。お前らは兵を退いてくれ。厄介なことになる。」

    エーデルガルト「クロード。不審な動きを見せたら、どうなるか分かってるわよね?」

    クロード「パルミラ軍がファーガス神聖王国の軍とこれ以上交戦するのは不味いだろ?」

    エーデルガルト「…それもそうね。ナデル将軍、ここは退きなさい。」

    ディミトリ「同盟も俺たちの敵にまわったか…。関係ない、エーデルガルトを討ち取るまでだ。」

    次の展開>>324

  • 323二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 23:37:52

    帝国軍&同盟軍VS王国軍
    ゴーレムがあるとはいえ流石に数の差と地の利があり王国軍は押され始める。
    前スレのグロンダーズ会戦の様にシルヴァンをエーデルガルトの背後から襲わせようとするがレオニールによって不意打ちを阻止され、シルヴァンはそのまま死亡
    分が悪くなった王国軍はドゥドゥーや一部兵士たちが魔獣化してディミトリの撤退の時間を稼ぎ、さらにゴーレムを自爆させた破壊の嵐を巻き起こしたりとなりふり構わない様子を見せてきた。

  • 324二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 23:46:19
  • 325122/01/17(月) 00:06:24

    ディミトリ「エーデルガルト…。貴様が踏みにじってきたものを全て返してもらうぞ。」
    エーデルガルト「失ったものはもう戻らないわ。貴方にもそれは分かるでしょう?」
    ディミトリ「…そうか、貴様はそうしてまた奪うのだな。綺麗事を並べたて、罪のない者を殺し、弱者を救うなどと嘯きながらな。」
    エーデルガルト「貴方とは話しても無駄なようね。来なさい、叩き潰してあげるわ。」
    エーデルガルト…大丈夫?
    エーデルガルト「心配しないで。私は彼には負けないわ。貴方は師たちと共に他の者を撃破しなさい。」
    分かった。油断はするなよ。
    ———————————————————
    イングリット「フェリクス…。兵を退きなさい。」
    フェリクス「騎士だなんだと喚いておきながら、ディミトリに剣を向けるわけか。敵となるならお前とて容赦はしない。」
    イングリット「…そうね。私がこの道を選んだ以上、避けられない戦いだったわね。」
    ———————————————————
    ドゥドゥー「…先生、お前は陛下を理解してくれると思っていたがな。」
    ベレス「…。」
    ドゥドゥー「ジェラルト殿。あんたは、レア様を裏切ったのだな。」
    ジェラルト「俺は傭兵だからな。雇い主が変われば、誰だろうと敵にはなる。」
    ドゥドゥー「そうか…。陛下のためだ。ここで死んでもらう。」
    ———————————————————
    王国軍が次第に押され始めたころ…
    ヒルダ「この人達、まだ戦う気なの?もういい加減にしてよね!」
    リシテア「ヒルダ。今はあんたたちに協力します。敵を打ち払いましょう。」
    マリアンヌ「リシテアさん…。貴方はどうしてクロードさんを…。」
    リシテア「わたしはエーデルガルトや師や彼と共にこのフォドラを変革させたかったんです。…フォドラは既に腐敗し切っていますから。」
    ヒルダ「そんなことのためにこんな戦争を引き起こしたエーデルガルトちゃんに着いたっていうの…!レオニーちゃんやバル兄を殺してまで、何を変えたかって言うのよ…!」
    マリアンヌ「ヒルダさん…!落ち着いてください!」
    リシテア「…そんなこと?わたしやエーデルガルトのことを何も知らないくせに、知った風なことを言わないでください。」
    クロード「おいおい…。お前ら殺し合いは勘弁してくれよな。俺の首が飛んじまうよ。」

  • 326122/01/17(月) 00:28:55

    クロード「ディミトリ…?何を考えてやがるんだ…。」
    ヒューベルト「何か、良からぬことを企んでいるようですな。…エーデルガルト様、危険です!」
    シルヴァン「ここは戦場だ、エーデルガルト。あんたには死んでもらうぞ。」
    エーデルガルト「しまっ…。」
    シルヴァンの攻撃がエーデルガルトに命中しようとしたその瞬間…。
    シルヴァン「ぐあっ…!」
    レオニールがシルヴァンを一撃で仕留めた。
    ディミトリ「レオニール…。貴様!」
    シルヴァン「陛下…。…すみません…しくじりました。…なあ陛下…もう…過去に…囚われるの…は…やめましょう…よ。」
    ディミトリ「…シルヴァン…。お前の死は無駄にはしない…。」
    エーデルガルト「レオニール!ありがとう…!」
    エーデルガルト、気をつけてね。
    エーデルガルト「ええ、気をつけていたのだけれどね。」
    ディミトリ「貴様。なぜ畜生の道を選んだ。人の皮を被った畜生の道を、な。」
    ディミトリ…。このフォドラは一新する必要があるんだ。だから、自分はエーデルガルトとともに戦う。その先の未来のために…!
    ディミトリ「黙れ!そのためにどれだけの人々が血を流し、涙を流すと思っているんだ!そのような未来が良いものであるはずがない…!」
    エーデルガルト「過去に囚われ続けている貴方に用はない…!このまま、命を絶ってあげるわ『嵐の王』!」
    ———————————————————
    ドゥドゥー「陛下…。頃合いだな…。」
    ディミトリ「ドゥドゥー…?お前、何を…!」
    王国兵「陛下…。どうか…お逃げ…。グアアアアアア!」
    王国兵「我らは…貴方様…の…勝利を…信じ…。グオオオオオッ!!」
    ディミトリ「あれは、紋章石!何故だ!?」
    ドゥドゥー「おれが彼らに渡しました。」
    ディミトリ「お前…!何故、彼らに紋章石を渡した!紋章を持たぬ者が持てば魔獣になることは分かっていたはずだ!」
    ドゥドゥー「こんな時の為です。貴方様はお逃げください。」
    ディミトリ「俺もお前達と共に。…くっ…。離せ、フェリクス!」
    フェリクス「落ち着けディミトリ!お前はファーガスを背負っているのだろうが!ここで、お前が命を落とせば、王国の連中はどうなるんだ!」
    ディミトリ「くっ…!すまない、ドゥドゥー。必ず生きて帰ってこい…!」
    ドゥドゥー「…承知しました。」

  • 327122/01/17(月) 00:46:25

    ドゥドゥー「…陛下。申し訳ありません。必ず…生きて…ぐおおおおおおっ…!」

    なんと、ドゥドゥー達が一斉に魔獣と化した!

    エーデルガルト「愚かなことを…。」

    ———————————————————

    フェルディナント「皆!気をつけろ、その人形は自爆するつもりだ…!」

    ドロテア「嘘!?」

    クロニエ「はあ!?あの王様はここを消しとばす気なの!?」

    その瞬間に大爆発を起こした…!

    ———————————————————

    魔獣達を倒したが…。

    エーデルガルト「…何とかこの場は収まったようね…。皆!私たちの勝利よ!」

    クロード「さて、それじゃあ後はあんたらに任せるぜ。同盟の連中には、俺が負けたら帝国に降るよういってあるからよ。また、会う時があったらその時はよろしく頼むぜ?」

    そう言い残すとクロードは何処かへ飛び去っていった…。

    ヒューベルト「さて…いよいよ、王国に侵攻する時ですが…」

    帝国兵「…陛下!き…急報です!セイロス教団がガルグ=マクに侵攻してきました!」

    エーデルガルト「くっ…!私たちが出払った隙をついて来たのね!それで…!」

    帝国兵「>>329

  • 328二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 06:48:18

    加速

  • 329二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 07:16:01

    将軍2名が負傷しましたが命に別状はありません
    謎の集団が出した魔獣(フレンの血の魔獣)がセイロス教団を撤退させました

  • 330122/01/17(月) 09:12:00

    帝国兵「将軍2名が負傷しましたが、命に別状はないとのことです。そして、どこからともなく魔獣達が現れ、セイロス騎士団を撤退させました!」

    エーデルガルト「報告ご苦労…。とにかく、一度戻りましょう。」

    ヒューベルト「承知しました。同盟領の事後処理については当初の予定通りベルグリーズ伯にお任せします。」

    ———————————————————

    〜謁見の間〜

    エーデルガルト「いよいよ、王国軍との全面対決に踏み込むわ。その足掛かりとして…」

    エーデルガルト「来節は城塞都市アリアンロッドへ侵攻するわ。…ここを陥落させることで、私たちは南と東の二方向から王都フェルディアを攻撃することができるのよ。だから、皆もそのつもりでいてね。」

    そうして、解散となったころ…

    ヒューベルト「陛下…。一つお耳に入れていただきたいことが。」

    エーデルガルト「…!?。そうね…注意を払うべきかもしれないわね。」

    ———————————————————

    今日は>>322に来ていた。

    あれは>>324>>326か。何しているんだろう?

  • 331122/01/17(月) 09:13:08

    安価ミスです

    場所>>333

    一人目>>335

    二人目>>337

    です

  • 332二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 09:35:25

    アビス

  • 333二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 10:31:07

    大聖堂

  • 334二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 10:40:53

    ベレス

  • 335二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 10:47:38
  • 336二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 10:48:14

    ヒューベルト

  • 337二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 10:48:24
  • 338122/01/17(月) 12:30:35

    あれはベレス先生とヒューベルトか。

    ベレス「レオニール。こんにちは。」

    こんにちは、先生。二人して何してるんですか?…悪巧みでもしてました?

    ヒューベルト「我らがこうして顔を突き合わせていると、良からぬことを企んでいるように思われるそうですよ。先生。」

    ベレス「それは、ヒューベルトのせいじゃないかな?」

    ヒューベルト「くくく…貴殿も言いますな。」

    何を話してたの?

    ヒューベルト「そうですな。レオニール殿、貴殿は女神のことをどう考えていますかな?…私は、この世界を正しく統治できなかった女神を好みません。女神が正しく統治していれば、エーデルガルト様が苦しむことはありませんでした。…それに、あの屑どもが野放しになっていることもなかったでしょうな。」

    レオニールは>>339と答えた。

  • 339二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 12:41:56

    女神は嫌いじゃないけど、女神の名を利用するのは嫌いかも

  • 340122/01/17(月) 13:45:10

    女神は嫌いではないけど、女神の名を掲げて利用するのは嫌いかな?

    ヒューベルト「そういえば、貴殿も女神の一端に触れたことがありましたな。ソロンの術で闇に囚われた時ですよ。」

    ヒューベルト「くくく…まあ貴殿らの女神の好悪に関わらず、エーデルガルト様は女神に連なる者どもを排除するでしょうな。二度と人の世に君臨せぬように。」

    ヒューベルト「炎の紋章を持つ貴殿らがこうして、女神の眷属と対峙することになろうとは、私とて予想は出来ませんでしたがな。…私はエーデルガルト様に忠誠を捧げております。エーデルガルト様が貴殿らを殺せと仰るのなら躊躇うことなく殺すでしょう。」

    ヒューベルト「くくく…まあ、エーデルガルト様がそのようなことを仰るはずはありませんが。…そして、私個人の感情としては、貴殿らに全幅の信頼を置いてもいい、そう思っておりますので。」

    ベレス「こちらこそ、ヒューベルトのことは信頼しているよ。レオニールもそうだよね?」

    もちろんです。ヒューベルト、君のことは信頼しているよ。

    ヒューベルト「貴殿らは本当に人が良いですな。こうして、貴殿らを殺すかもしれないと語っている者に信頼を置くとは…。」

    ベレス「何か食べに行こうか?」

    こうして3人で食事を摂りに行ったが…

    後日、軍の者からは良からぬことを企んでいるのではと噂された…。

    ———————————————————

    〜ある日…〜

    ベルナデッタ「あのう…。レオニールさん。」

    どうしたの?

    ベルナデッタ「実は相談したいことがありまして…。」

    どうやら、ペトラとベレス先生にブリギットに同行してくれと言われたらしい。

    何やらペトラのお祖父様が兵を貸してくれるそうだけど、教団からも遣いが来ており、困っているとのことだ。

    ベルナデッタ「レオニールさんも一緒に来てくれませんか?」

    どうしようかな…>>342

  • 341二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 13:57:00

    いいよ、行こうか

  • 342二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 14:34:21

    >>341+エーデルガルトも連れて行って箔をつけよう

  • 343122/01/17(月) 15:02:39

    いいよ。エーデルガルト達も連れて行けば拍がつくかも…。

    ベルナデッタ「ありがとうございます!エーデルガルトさん達は来てくれるかなあ…?」

    …自分も頼んであげるから。

    ———————————————————

    エーデルガルト「私にもブリギットについて来て欲しいの…?」

    ベルナデッタ「エーデルガルトさん!お願いします!」

    エーデルガルト「…ふふ、良いわ。行きましょう。ブリギットとはこれからは友好的な関係を築いていきたいというのもそうだけど、貴方達に頼まれたら断れないわね。」

    ヒューベルト「当然、私も同行いたします。ベルナデッタ殿、他の者は誘ってみましたか?」

    ベルナデッタ「ええと…。実はまだでして…。」

    ヒューベルト「それなら、他の者にも話を付けていただきたいですな…。」

    ベルナデッタ「ええ!?それはちょっと、いえ大分怖いです!」

    エーデルガルト「ベルナデッタ。私やヒューベルトはもう怖くないのでしょう?貴方なら大丈夫よ。」

    ベルナデッタ「うう…。はい、分かりました…。」

    ベルナデッタも成長したな…。

    ———————————————————

    〜ブリギット諸島〜

    ペトラ「皆さん、同行、感謝します。わたし、祖父、話つける、しますから。皆さん、ここで、待つ、お願いします。」

    ベルナデッタ「ペトラさん、分かったよ。」

    ベレス「ここで、待っているから。…。」

    エーデルガルト「師は気付いたようね。…ベルナデッタ。貴方は気づいたかしら?」

    ベルナデッタ「え…?な、何がですか?」

    エーデルガルト「私たちが既に囲まれているということに。」

    ペトラ「皆さん!既に、敵入り込む、しています!あの旗、セイロス教団、です!」

    やはり、そうなったか…。

    ———————————————————

    ペトラ「西の砦、わたし、仲間、捕らえられている、聞きました。わたし、砦、奪取し、味方、開放する、望みます。」

    ベルナデッタ「ええ!?あっちは敵がいっぱいだよ?東の森のほうが敵が少なそうだし、ベルはこっちから行くのがいいと思うな。」

    エーデルガルト「師。貴方の判断に私達は従うわ。でも、セイロス教団の者に先回りされれば私達の負けよ。迅速に進軍せねばならないわ。」

    どうしようかな?>>344

  • 344二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 15:05:21

    加速

  • 345122/01/17(月) 15:25:57

    最安価します

    >>347

  • 346二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 15:29:53

    西ルート一点突破

  • 347二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 15:49:37

    >>346

    に見せかけて東側からクロニエ、リシテア、ベルナデッタを進軍させる

  • 348122/01/17(月) 16:41:39

    ペトラ「皆さん、わたし、仲間、解放する、します!援護、お願いします!」

    エーデルガルト「師達、ペトラに着いていきましょう。誰であろうが、私の道を阻むのなら容赦はしないわ!」

    ベルナデッタ「えー!?あたし一人で東に行けって言うんですかあ!?」

    ベレス「危なくなったら呼んで。助けに行くから。」

    ベルナデッタ「危なくなってからじゃ遅いじゃないですかあ!?」

    リシテア「…仕方ありませんね。先生。わたしとクロニエはベルナデッタと共に東の森から突破します。」

    ベレス「分かった。」

    クロニエ「まあ、いいけどさー。あんまり、殺し甲斐がある奴いなさそうだけどね。」

    ベルナデッタ「二人ともありがとう…!」

    リシテア「全く…。わたしより年上なんですから、もっとしっかりしてください。」

    クロニエ「リシテア、怖ーい。」

    エーデルガルト「はあ…。あまり、賑やかなのもね…。士気が上がるのは、悪いことではないのだけれども。」

    そうして、二手に分かれて進軍することになった。

    その後は特に何も…>>350(問題なく進めば、カトリーヌ達増援が現れます。」

  • 349二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 17:11:29

    ない

  • 350二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 17:21:47

    リシテア達が仲良くなったぐらい

  • 351122/01/17(月) 18:19:56

    クロニエ「リシテアー。あんた、あたしのこと嫌いでしょ?」

    リシテア「…どうして、そう思うんですか?」

    クロニエ「だって、あんたさっきからあたしと目も合わせようとしないじゃん!まあ、タレス様たちがあんたにしたことを考えれば、分からなくもないけどね。」

    リシテア「…そう思うなら黙ってください。」

    ベルナデッタ「あの…今はあたしたち共に戦う仲間なんだから、仲良くしようよ…。ね?…リシテアさんがクロニエさんのことを許せないのは仕方ないのかもしれないけど…。」

    リシテア「そうですね…。共に戦ってくれると言うのならクロニエを受け入れます。あんたを先生やエーデルガルトは受け入れた訳ですからね。」

    クロニエ「リシテア!敵が来るよ!」

    リシテア「そうらしいですね…。あんた達も力を貸してください!」

    ベルナデッタ「ひいい!敵ですかあ!?で、でもみんなのためにあ、あたしも頑張るからね!」

    ———————————————————

    ペトラ「仲間、解放、する、しました。しばらく、共に、戦ってくれる、らしいです!」

    エーデルガルト「このまま、ブリギット王の元へ急ぎましょう!」

    ペトラ「はい、エーデルガルト様!」

    ペトラ達が祖父の元へ行こうとしたところで…

    ヒューベルト「敵の増援です。あれは…『雷霆』のカトリーヌですな。」

    カトリーヌ「ブリギットの連中に帝国へ協力しないように、言うことを聞かせに来てみれば、奴らも同じことを考えてたか。先に奴らの進路を塞ぐよ!」

    ペトラ「道、塞がれる、祖父、会いに行く、出来ません!」

    ベレス「ペトラ、君は先に行って。カトリーヌは任せて。」

    カトリーヌ「はっ…。レア様に背いた帝国の連中が。アタシの前に立ちはたがるってんなら、全員斬り捨ててやるよ!」

    ———————————————————

    ベルナデッタ「あれは…。カトリーヌさん!?リシテアさん、クロニエさん!早くここを抜けないと不味いことになっちゃうよお!」

    リシテア「そうですね。急ぎましょう!」

    クロニエ「はいはい、分かったよ!」

    次の展開>>353

  • 352二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 18:26:24

    クロニエたち三人娘の活躍でカトリーヌ撤退

  • 353二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 18:37:15
  • 354122/01/17(月) 19:31:15

    カトリーヌ「ベレス!アンタがレア様を裏切らなければ、あの方がお変わりになることは無かった…!アンタだけはアタシが斬らないと気が済まないんでね!」
    ベレス「…。」
    ベレスとカトリーヌが交戦を始め…
    ベレス「周りもよく見た方がいいよ、カトリーヌ。」
    その瞬間に魔法と矢がカトリーヌに向かって飛んできた!
    カトリーヌ「これは…リシテアとベルナデッタか。姿を現しな…。」
    リシテア「カトリーヌ様、兵を退いてください。」
    ベルナデッタ「あ、あたしたちの邪魔はさせませんよ!」
    カトリーヌ「リシテア。…アンタとは仲良くしたかったんだがな。まあ、こうして敵となった以上アンタにも死んでもらうからな。」
    リシテア「…覚悟してください。」
    クロニエがカトリーヌを狙い…
    クロニエ「はい、隙あり!」
    カトリーヌ「おっと!…アンタは…。いや、言わなくてもいい。アンタはアタシの手でぶっ殺してやるよ。…覚悟しな。」
    ベレス先生達頼みますよ!
    ———————————————————
    カトリーヌ「くっ…。これ以上戦ったら死んじまうな…。レア様…撤退いたします。申し訳ありません…。」
    カトリーヌが撤退していったようだ。
    リシテア「カトリーヌ様が兵を退いたようです!ベルナデッタ、クロニエ!あんたたちのおかげです。」
    ベルナデッタ「良かったあ〜。あとは、ペトラさんたちが頑張ってくれれば…。」
    クロニエ「終わったみたいだねぇ。なーんだ、つまんないの。」
    ベレス「ふふっ…。」
    ———————————————————
    ペトラ「わたし、祖父、会う、してきました。祖父、特段、変わった様子、ありませんでした。約束通り、兵、貸してくれる、そうです!」
    ベルナデッタ「ほんとに?それなら、目的は達成だね!」
    ペトラ「エーデルガルト様、祖父、顔合わせる、しますか?」
    エーデルガルト「…そうね。貴方達と友好関係を築きたいのなら、避けられないことだわ。師達、ここで待っていてくれる?」
    ベレス「待ってるよ。」
    そうして、エーデルガルトがブリギット王と顔を合わせた。
    近い未来、ブリギットと帝国が対等な関係を築けることを祈って…。

  • 355二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:45:34

    このレスは削除されています

  • 356122/01/17(月) 19:48:15

    〜ある日

    エーデルガルト「少しいいかしら?」

    どうしたの?

    エーデルガルト「ディミトリのことよ。私と彼は、かつて王国で共に暮らしていたことがあったの。そして…彼の父の後妻は私の母…。」

    つまり…。

    エーデルガルト「ええ。私と彼は義理の姉弟ということになるわ。」

    なんでその話を?

    エーデルガルト「何ででしょうね。ただ、貴方には知っておいて欲しかったから。それが理由じゃいけないかしら?」

    エーデルガルト「私と彼の目指す理想は決して相容れないものであり、絶対に分かり会えることはなかった。そして、今では互いの正義が対立した結果、私達は争うことになっている。無論、戦場で相対する時には彼を容赦なく討つわ。…それでも、過去の私はこう考えたことがあるの。彼と同じ道を歩めないのかしら、と。」

    レオニールは>>359と答えた。

  • 357二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:52:44

    同じ道を歩みたいのはきっとみんな同じ
    もう同じ道を歩むことは出来ないけど、せめて彼の理想を理解はしたいと自分は思う

  • 358二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:57:21
  • 359二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:14:31
  • 360122/01/17(月) 20:34:39

    同じ道を歩みたいのは皆同じ。もう同じ道を歩むことは出来ないけれども、自分は彼の理想を理解したいと思う。
    エーデルガルト「…そうね。私も彼の理想が全て間違っているとは思わないわ。それでも、私の目指す理想とは相容れなかった。だから、こうして戦争になったのよ。かつての聖者セイロスと解放王ネメシスがタルティーン平原で争ったようにね。…いよいよ、王国に攻め寄せることになるわ。これまで以上に顔見知りと戦うことにはなるでしょう。…レオニール。貴方は軍の皆を気にかけてあげてね。どうしても、顔見知りと殺し合いをし続ければ、精神が磨耗してしまうから…。」
    分かった。
    エーデルガルト「…そういえば、ヒューベルトから貴方にテフを渡しておいて欲しいと言われたのだけれど…。」
    ああ、あれか。
    エーデルガルト「貴方はテフを気に入ったのね…。味覚がヒューベルトに近いのかしら。」
    そこにリンハルトがやってきた。
    リンハルト「やあ、陛下。そろそろ僕の研究内容を聞きたくなってきません?」
    エーデルガルト「またその話?後で聞くから…。」
    リンハルト「これは、貴方やリシテアにとって大事な話なんですよね。何しろ、貴方達の問題を解決できるかもしれない…。」
    エーデルガルト「…!?…聞かせて頂戴…。」
    リンハルト曰く紋章を消すことが出来るそうだ。そうすれば、エーデルガルトやリシテアの寿命を取り戻すことが出来るかもしれないと…。
    リンハルト「陛下。貴方は、その体に宿る紋章の力が強大すぎて不可能かもしれません。…ですが、この研究が成就すれば、リシテアに関しては解決すると思います。」
    エーデルガルト「分かったわ。そのためにはまずこの戦争を終わらせる必要があるわね。」
    フェルディナント「リンハルト!また、訓練を抜け出しだろう?今回こそは、逃さんぞ!」
    リンハルト「うわ…フェルディナントだ。という訳で陛下達、僕は逃げますんで。」
    エーデルガルト「え、ええ…。」

  • 361122/01/17(月) 20:43:10

    イエリッツァ「…また、お前か。」

    ベルナデッタ「ひいいい!お、怒ってます?」

    イエリッツァ「いや。」

    ベルナデッタ「イエリッツァさんは猫はお好きですか?」

    イエリッツァ「何故そう思う。」

    ベルナデッタ「いえ…よく猫を眺めてらっしゃいますから。あ、あと甘いものもお好きなんですよね!?この前、甘いものを食べた時嬉しそうでしたし!」

    イエリッツァ「相変わらずよく喋る女だな…。コンスタンツェを思い出す。」

    ベルナデッタ「今のは怒ってますよね!?というより、呆れてます!?」

    イエリッツァ「レオニール…。どうにかしてくれ。ベルナデッタがしつこくて敵わん。」

    ベルナデッタ「レオニールさん。こんにちは。というか…今あたしの名前初めて呼んでくれましたああ!?ありがとうございますううう!」

    ベルナデッタ「な、何かお二人で話したいことがあるみたいなので、失礼しますね!あ、レオニールさん。この前はありがとうございました!それじゃ!」

    イエリッツァ「どうした?何か聞きたいことがあったか?」

    レオニールは>>363について尋ねた。

  • 362二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:48:50

    メルセデスについて

  • 363二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:49:05

    戦後のこと

  • 364122/01/17(月) 21:11:57

    戦後どうするの?

    イエリッツァ「戦後は皇帝の命令通り、地の底に這う虫どもを処分する。…お前達とも協力することになるだろう。」

    そのあとは…?

    イエリッツァ「その後か…。私はあの女と決着をつけねばならない…。私の中の魔物を殺せるのは、あの女しかいないのだからな…。」

    手を取り合うことは出来ない?

    イエリッツァ「出来ないな。お前も私の側には近寄らぬ方がいい…。いつ、私の中の死神がお前達に牙を剥くか分からぬからな。」

    もし、先生が付き合ってくれなかったら?

    イエリッツァ「…分からぬ。だが、もしそうなればお前達の前には二度と姿を現さないだろう。…最後にお前や姉上、コンスタンツェとまた顔を合わせることが出来て良かった。…最早悔いはない。」

    ………。

    イエリッツァ「話は以上だ。なるべく、私には近寄らぬ方がいい…。」

    ———————————————————

    〜城塞都市アリアンロッド〜

    ロドリグ「帝国軍がまもなく進軍してくるのか…。」

    コルネリア「ロドリグ殿。お困りのようですね?」

    ロドリグ「貴様…!貴様は、最早王国には関係のない人間だ!とっとと立ち去れ!」

    コルネリア「そんなこと言ってもいいんですか?私はあなた方に協力してあげようと思っているのに…。」

    ロドリグ「…何のつもりだ。貴様が私達に協力して何の利がある?」

    コルネリア「…あなた方には、帝都アンヴァルを攻め落として欲しいのです。もちろん、大司教殿に伝えても構いませんわ。>>366をしてみなさい。」

  • 365二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:18:50

    加速

  • 366二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:27:29

    彼女と彼(ベレスが寝ている間に取った血で作ったクローン、男の方はぶっちゃけベレト)を連れていきなさい

  • 367122/01/17(月) 22:07:45

    コルネリア「私たちが作成したこれらを連れて行きなさい。彼らは、解放王ネメシスに匹敵する力を備えていますから。」

    ロドリグ「貴様は何者なのだ?」

    コルネリア「そうですね…。この世界を作り変える者…とでも言っておきましょうか。」

    ロドリグ「……。」

    ———————————————————

    〜王都フェルディア〜

    ディミトリ「何…?コルネリアが接触を図ってきただと?奴はなんと…。」

    王国兵「何やら彼女が作成した兵士を連れて、帝都アンヴァルを攻め落とせとのことです。しかし、可能なのでしょうか?東回りで進軍する場合我々はガルグ=マク大修道院、ミルディン大橋を制圧せねばなりません。となると、西回りしかありませんが…。」

    ディミトリ「オグマ山脈を越えるのは不可能だろう…。帝国軍が周辺に配備されており、山を越えるとなるとこちらの兵士の士気が持たない。…東回りで行くしかあるまい。」

    レア「…その者は、何を?」

    王国兵「世界を作り変える者…と。」

    レア「奴らですか…。…しかし、奴らの目的は一体何がしたいのです?帝国に協力しているのではないのですか?」

    セテス「あるいは我々の共倒れを狙っているのかもしれないな…。どうする、レア。奴らの言う通り、帝都アンヴァルを攻め落とすか?」

    レア「>>369

  • 368二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:17:36

    フォドラ騒乱の原因は失敗作にあることを教えてあげるのも一興でしょう、アンヴァルを攻めなさい

  • 369二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:18:55
  • 370122/01/17(月) 22:37:35

    レア「セテス、このフォドラの騒乱の根源は何でしょうか?」

    セテス「それはエーデルガルトが…。」

    レア「そうです。そして、それに加担した失敗作。あの者どもに理解させる必要があるでしょう。我ら女神の眷属に楯突けばどうなるのかということを。…ディミトリ王。王国の防衛を頼めますか?」

    ディミトリ「…本気ですか?貴方達はガルグ=マク、ミルディン大橋を制圧したうえで、帝都アンヴァルまで侵攻する必要があります。そこまでの戦力が我々にあるとでも?」

    レア「私も当然出撃します。…この一節で全てを終わらせて見せましょう。…ベレス、エーデルガルト。我らに歯向かったことを後悔させてあげます。」

    ———————————————————

    〜ミルディン大橋〜

    アランデル公「ふむ奴らめ、攻め寄せてくるか。…お前達をミルディン大橋の防衛の任から解く。」

    帝国兵「…は?」

    アランデル公「聞こえなかったのか。橋の防衛をしなくても良いと言うておるのだ。橋の防衛をせずとも皇帝陛下が王国軍を打ち破ってくれるはずだ。」

    アランデル公「さて…エーデルガルトよ。お前達はどう出るか…。ただし、アリアンロッドがお前達の墓場となるであろうな。」

    ———————————————————

    ヒューベルト「ベレス殿、レオニール殿。夜分遅くに失礼します。少し、用件がございます。」

    どうしたの?

    ヒューベルト「封じられた森でかの宮廷魔道士コルネリアを発見したとの報告がありました。…この者は王国の宮廷魔道士であったが、現在はその任を解かれている。ですが、王国への愛着があるのでしょう。度々王国領に出入りしている気配があります。…ここで、その者を討ち取りましょう。いわば闇討ちです。万が一王国軍の戦力が増えることがあってはなりませんからな。」

    どうしようかな?>>372

  • 371二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:40:22

    賛成する

  • 372二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:44:21

    構わないけど嫌な予感がする

  • 373122/01/17(月) 22:48:18

    構わないけど、嫌な予感がする。何か、とてつもなく悪い事態が起きる気が…。

    ベレス「レオニールもそう思う?ヒューベルト、何か危険な気がする。」

    ヒューベルト「…貴殿らには話しておきたいことがまだ、ございます。ついてきてください。」

    ヒューベルト「…そこにいるのは誰ですかな?…エーデルガルト様ではないようですが、姿を見せねば殺しますよ。」

    誰?>>375

  • 374二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:49:46

    ベル

  • 375二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:57:52

    メルセデス

  • 376122/01/17(月) 23:13:32

    メルセデス「ごめんなさい…。聞くつもりはなかったのだけれどね〜。」

    ヒューベルト「メルセデス殿でしたか。丁度いい、貴殿にもついてきてもらいましょう。…既に聞かれてしまいましたからな…。くくく…。」

    メルセデス「な、何か凄く怖いわ〜。」

    ———————————————————

    〜黒鷲の学級・教室〜

    ヒューベルト「コルネリアは闇に蠢く者の一人です。怪しげな魔道を使い、機械兵器を動かすとされています。」

    メルセデス「え…。ちょっと待って。コルネリアってあの聖女コルネリアでしょう?何で、その人がフレン誘拐やルミール村を襲撃したりする人たちの仲間なの…?」

    ヒューベルト「…正確にはあの者は聖女コルネリア本人ではありません。おそらく、聖女コルネリアは最早生きてはいない…。あの者は別の者が成り代わっているでしょう。貴殿らもソロンの術を見たことでしょう?」

    あれか…。

    ヒューベルト「そして、ここで奴を討っておけば、闇に蠢く者どもの戦力を減らすことが出来ます。…奴らへの報復も兼ねていますがな。」

    ベレス「報復?」

    ヒューベルト「私達がデアドラへ攻め寄せた時に何故、王国軍が侵攻してきたのでしょうか?どこかかから情報が漏れたのでしょうな。となると、少なくとも『黒鷲遊撃軍』の誰かではない。帝国、王国、同盟、三国が共倒れすればいいと考える者といえば…。」

    奴らが情報を流したということ…。

    ヒューベルト「でしょうな。そして、おそらくそれはコルネリアによるもの…。我々を謀ったことを後悔させてやらねばなりません。我らの戦いは既に水面下で繰り広げられているのですよ。」

    ヒューベルト「ベレス殿、レオニール殿、メルセデス殿。それぞれ、この時間に起きている者を一人ずつ連れていただきたい。エーデルガルト様にはどうか内密に。」

    ベレスは>>378をレオニールは>>380をメルセデスは>>382を呼んできた。

  • 377二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:19:10

    ベル

  • 378二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:23:31

    ペトラ

  • 379二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:29:16

    ドロテア

  • 380二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:30:20

    ラティスラヴァ

  • 381二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:32:17

    コンスタンツェ

  • 382二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:37:24
  • 383122/01/18(火) 00:01:55

    ペトラ「先生、わたし、呼びました。ヒューベルト、何やら、策、張り巡らせる、していますか?」

    ラディスラヴァ「レオニール殿が私に用があると…。これは、ヒューベルト殿!ご無沙汰しております。」

    コンスタンツェ「お姉様が私に用があると仰いますから来てみたら、これは、何か悪巧みでもしていらっしゃいまして?」

    ヒューベルト「ええ、悪巧みですな。早朝までには片付けたい雑務です。…では、参りましょう。」

    ———————————————————

    〜封じられた森〜

    コルネリア「さて…私はここらで大修道院を陥落させるための手助けでもしましょうか。」

    闇に蠢く者「コルネリア様!敵襲です!」

    コルネリア「何ですって!?…いえ、あの男でしょう。お前達タイタニスを起動させなさい。」

    闇に蠢く者「はっ!」

    コルネリア「…さっさと来てみろよ。ここで、あなた達は魔獣に襲われて死んだということにしてしまいますから。」

    ヒューベルト「既に敵は警戒態勢に入っておりますな。狙いはコルネリアただ一人と言いたいところですが、魔道士達も全員始末しておきましょう。幸いにも魔道士達は僅か…。ここで、実験をし、失敗したことで死んだということにしましょう。」

    まずはどうする?>>385

  • 384二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 00:04:35

    タイタニスを引き付けて、魔道士達をペトラとベレスとヒューベルトでスレイしていく

  • 385二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 01:55:46
  • 386122/01/18(火) 02:17:50

    先生、貴方はヒューベルトやペトラと共に魔道士を倒してください。
    ベレス「分かった。ヒューベルト、ペトラもそのつもりで。」
    ペトラ「はい、わたし、狩り、得意です。狩り、するよう、彼ら、倒します!一瞬です!」
    ヒューベルト「やれやれ…狩りではないのですが…。まあ、私も奴らを狩ることには賛同しますが。」
    ラディスラヴァ将軍とメルセデスとコンスタンツェは自分と共にあの機械兵器を引き付けよう。
    ラディスラヴァ「はい、承知しました!」
    メルセデス「分かったわ〜。でも、あの兵器って何なのでしょうね〜。コンスタンツェ、分かる〜。」
    コンスタンツェ「お姉様に分からないものが私に分かるはずはありません。ですが、私の研究の役に立ちそうですわね。…破片でも残っていたら、貰っていきたい気分ですわ。」
    ———————————————————
    魔道士「き、貴様ら我らに刃を向けて、ただで済むと思うな…。」
    ヒューベルト「貴様らが余計なことをしなければ、このようなことにはならなかった。…地獄の底で後悔しろ、屑が。」
    ベレス「あっちは終わったよ。ペトラは?」
    ヒューベルト「ペトラ殿のほうも終わったようですな。さて、後はコルネリアだけですが…。」
    ———————————————————
    タイタニス「…」
    コンスタンツェ「レオニール!私たちの魔法が効きませんわ!何やら防壁を貼っているようですから、ラディスラヴァ将軍と共に破壊してくださる?」
    分かったよ。
    メルセデス「お願いね〜。きゃっ…。」
    体勢を崩したメルセデスにタイタニスが剣を振り下ろし…
    コンスタンツェ「お姉様ッ…!」
    メルセデス「………。あれ…エミール!」
    突如現れたイエリッツァがメルセデスを間一髪で救出した!
    イエリッツァ「姉上。私が守ると言ったはずだ。レオニール、手を貸すぞ。」
    エミール、ありがとう!

  • 387122/01/18(火) 02:21:12

    コルネリア「あらあら、お馬鹿さん達ではありませんか。どうでしたか、デアドラでの混戦は?さぞや面白いものになっていたでしょうね?」

    ヒューベルト「ええ、貴様がここで無様に死ぬところまでを含めて、滑稽と言えるでしょうな。」

    コルネリア「そんなに憤慨して、怖いですわね。…まあいいですわ。どうせ、ここで死ぬのはあなた達なんですから。」

    ベレス「皆!来るよ!」

    結果>>388

  • 388二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:07:02

    大勝利
    タイタニスのかけらをゲット

  • 389122/01/18(火) 08:23:16

    ヒューベルト「死ぬ前に何か言い残すことでもありますか?」

    コルネリア「…はは…お前ら…後悔…するなよ?…数日で…お前ら…は…死ぬ…。…我ら…アガルタに…逆らった…愚か者…どもには死を…。………。」

    終わったのか…。

    コンスタンツェ「終わりましたわね。そこの兵器からかけらを剥ぎ取って来ましたから、貴方達も如何です?」

    ヒューベルト「ええ…。頂いておきましょう。感謝します。」

    こうして…コルネリアを討伐したが…。

    ベレス達は引き続きアリアンロッド攻略の準備を推し進めた。

    ———————————————————

    〜マグドレド街道〜

    エーデルガルト「もうまもなく着くわね。ここが『白銀の乙女』。建築以降、一度も破られたことがないという城塞よ。」

    ヒューベルト「元々、対王国用の拠点として建築される予定でした。しかし、完成間近になって、ローベ家の者が王国へ寝返り、あろうことか対帝国への拠点として作り替えてしまった。くくく…我ら帝国にとっては苦い思い出の残る場所となりますな。」

    エーデルガルト「ええ。でも、今日ここでその不敗神話は崩れ去ることになるわ。皆、行きましょう。」

    ヒューベルト「陛下。何やら胸騒ぎがするのは私の気のせいでしょうか?」

    エーデルガルト「…いいえ。おそらく、奴らが仕掛けてくるわ。恐ろしい凶行に走る…そんな気がね。」

    ———————————————————

    〜城塞都市アリアンロッド〜

    ロドリグ「諸君!帝国軍が侵攻してきたぞ!防備を固め、この城塞を破らせるな!」

    フェリクス「…フン。誰が敵であろうと関係ない。ただ、斬り捨てるだけだ。」

    グェンダル「ふっ…。あのような小娘共の軍勢にわしを殺せるとは思えぬがな。」

    エーデルガルト「皆の者!全ての敵将を討ち取り、速やかにアリアンロッドを制圧せよ!」

    敵将はあの爺さんとフェリクスとロドリグ殿か。ロドリグ殿にはイングリットの件でお世話にはなったが…。

    イングリット「ロドリグ殿は私の義父になるはずのお方でもありました。…心苦しいですが、帝国の勝利の為には彼を討たねばなりません。」

    ヒューベルト「おそらく、王都からの援兵が来ると思われます。最大限注意を払っておくべきなのは間違い無いですな。」

    まずはどうする?>>391

  • 390二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 08:24:58

    門を破壊して要塞内に流れ込む

  • 391二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 08:42:01
  • 392122/01/18(火) 11:21:23

    門を突破して城塞内に雪崩れ込むぞ!

    エーデルガルト「それでも、構わないけれども敵の奇襲や罠には十分注意しなさい!」

    ———————————————————

    門を突破して、城塞内に入ったところで…

    ベレス「!?」

    フェリクス「フッ…。流石だな。俺の攻撃を受け止めるとは…。」

    ベレス「皆、先に行って。フェリクスを相手しておくから。」

    フェリクス「俺はお前と初めて出会った時からこの瞬間を待っていたのかもしれない。…剣士と剣士の間にこれ以上の言葉はいるまい。来い!」

    ベレス「ええ、フェリクス。」

    次の展開>>394

  • 393二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 11:22:19

    イングリットやレオニールに気を使ったエーデルガルトがロドリクと一人で対峙する

  • 394二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 11:34:17
  • 395122/01/18(火) 12:04:07

    ロドリグ「イングリット。残念だ。お前が帝国の侵略戦争に力を貸すとはな…。これでは、グレンが浮かばれないではないか…。」

    イングリット「…!」

    イングリット…。

    エーデルガルト「レオニール、イングリット。貴方達はヒューベルトやリシテア達と他の敵兵を相手してくれる?ロドリグ卿は私が相手をするから。」

    イングリット「……はい。感謝します」

    エーデルガルト…すまない。

    ロドリグ「…エーデルガルト殿。貴方は陛下とかつては大層仲が良かった。まるで、本当の姉弟のように…。」

    エーデルガルト「…そうね。それでも、過去の私は…あの時に死んだのよ。もう、ディミトリや貴方の知る私ではないのですから。」

    ロドリグ「…そうですか…残念です。…皇帝エーデルガルト!貴殿をここで討ち取り、この戦乱を終わらせて見せよう!」

    エーデルガルト「貴方に出来るとでも?私の覇道を阻む者は全て叩き潰すのみよ!」

    ———————————————————

    グェンダル「はっはっは!おぬしらのような若造にわしを殺せるか?」

    ヒューベルト「ええ、殺せるでしょうな。」

    グェンダル「ふっ…。大きく出たものだ。それが大言壮語でないことを祈ろう!行くぞ!」

    ———————————————————

    エーデルガルトとロドリグが交戦を初めてまもなく…

    アッシュ「皆さん!陛下の命で、援兵を連れてきましたよ!ここからは僕も加勢します!」

    あれはアッシュか…。

    エーデルガルト「くっ…。どうやら、間に合わなかったようね。敵将を倒して、増援を止めるのよ!」

    次の展開>>397

  • 396二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 12:14:19

    加速

  • 397二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 12:43:14

    ベレスがフェリクスを打ち取る
    コルネリアの置き土産のタイタニスが暴走し、エーデルガルトが危機に陥るもレオニールが間に入りロドリクを倒す。
    タイタニスはその後、コンスタンツェによって機能停止させられる
    アッシュの救援と称してフレンが来て、アッシュは撤退。フレンはレアに付いていけなくなり、帝国に登校するために来た。

  • 398122/01/18(火) 14:26:55

    ベレス「フェリクス、次で決めよう。」
    フェリクス「ああ…来い!」
    ベレスとフェリクスが同時に踏み出し…お互いに一閃し—
    ベレス「…」
    フェリクス「…ぐっ。」
    倒れたのはフェリクスだった。
    ベレス「フェリクス、君の負けだよ。」
    フェリクス「やはり…俺の剣は…お前には…届かないか…。…父上…ディミトリ…すまない…。……」
    ベレス「…立ち止まることは許されないんだ。」
    ———————————————————
    エーデルガルト「ロドリグ卿。さようなら…!?」
    タイタニスがエーデルガルトに攻撃を仕掛けた!
    エーデルガルト「これはコルネリアの…。何処にいるの!?姿を見せなさい!」
    ロドリグ「そのように隙を晒していいのですか?エーデルガルト殿。」
    エーデルガルト「くっ…。間に合わないわ…!いいわ、受け止めてあげる!」
    エーデルガルトがロドリグの攻撃を受け止めようとした…が、
    エーデルガルト「…レオニール!貴方、どうして…。」
    エーデルガルト、平気?
    エーデルガルト「ええ。助かったわ。」
    レオニールが間に入りロドリグの攻撃を受け流し、そのまま反撃した!
    ロドリグ「君は、イングリットの…。君がいなければ、イングリットが裏切ることはなかったんだ。」
    ロドリグもレオニールの反撃を寸前で躱していた。
    …ロドリグ殿、申し訳ありません。
    ロドリグ「君も私の手で葬ってやろう。来い!」
    ———————————————————
    勝負は一瞬でついた。
    ロドリグ「私の…負けか…。陛下…あとは…頼みます…。」
    勝ったのはレオニールだった。
    エーデルガルト「行きましょう…。まだ、敵は残っているわ。」
    分かった…。

  • 399122/01/18(火) 14:40:46

    コンスタンツェ「この兵器から、またかけらを頂いておきましょう。私が皆様のお役に立てることと言ったら、これだけですから。」
    コンスタンツェがタイタニスを倒し、部品を回収した。
    イエリッツァ「お前のその二面性はどうにかならんか…。私が言えたことではないが…。」
    コンスタンツェ「これが私の性格なのですから、エミール様が気になさる必要はありませんわ。もう一人の『私』も受け入れていることでしょう。」
    イエリッツァ「そうか…。」
    ———————————————————
    グェンダル「はっはっは!おぬしらの攻撃などわしに傷一つ付けられんわ!」
    クロニエ「さっさとくたばってくれないかな!このおっさん!」
    ベルナデッタ「あ、あたしの攻撃も聞いていませんよぉ!」
    リシテア「…ベルナデッタ、グェンダル将軍の足止めを出来ますか?」
    ベルナデッタ「え…あたしに頼むの?」
    リシテア「あんたが足止めしている間にわたしとヒューベルトが彼を撃破します。…あんたはやれば出来るんですから、頼みましたよ!」
    ベルナデッタ「…うん、分かったよ!」
    ベルナデッタがグェンダルに向けて矢を放った!
    グェンダル「効かぬと言うておるのが、分からんか!そこの小娘二人から片付けてやろう!む…動けぬ…!ぐおおおおっ!」
    リシテアとヒューベルトの魔法が直撃し…
    グェンダル「…ここが…わしの…死に場所…とはな…。」
    リシテア「あんたたち、助かりましたよ!」
    クロニエ「ほんと、このおっさんしつこかったよ!」
    ベルナデッタ「な、なんとかなりましたあ…。」
    ———————————————————
    アッシュ「君たち、どうしてエーデルガルトに手を貸しているんですか?みんながこの戦争で苦しんでいるのに…。」
    イングリット「…私は、彼女や先生達が歩む道を信じます。新たなフォドラの姿を見たいのです!」
    カスパル「アッシュ。お前であろうと、容赦はしねえ。覚悟しろ!」
    アッシュ「君たちをここで倒します!」
    フレン「…わたくしも援護しますわ。……。」

  • 400122/01/18(火) 14:53:45

    アッシュ「これ以上、戦ったら死んでしまいますね。陛下、僕は撤退いたします…。」

    ドロテア「アッシュくんが撤退していったわ!私達の勝利ね…。」

    リンハルト「そうだね…。ああ、白銀の頭に傷が…。」

    フェルディナント「フレン…。何をしているんだ?戦うつもりがないのなら、とっとと去れ!」

    フレン「…わたくしはもう今のレア様についていけませんわ。…あなた達とはやはり戦えませんわ…。」

    エーデルガルト「フレン…。貴方、自ら死を選ぶのね?」

    フレン「…もうわたくしには何が正しいのか分かりません。お父様やレア様も答えてはくれませんから…。」

    エーデルガルト「…そう。さようなら、女神の眷属よ。」

    エーデルガルトがフレンに斧を振り下ろした。

    ———————————————————

    フレン「……?あれ、わたくしは…。」

    エーデルガルト「女神の眷属としての貴方は死んだわ。…何処へでも消えなさい。」

    フレン「…わたくしは…。」

    フレンは何処かへ立ち去っていったようだ…。

    エーデルガルト「さて…いよいよ王都フェルディアに進軍するわ。そのために…」

    帝国兵「へ、陛下!大修道院とミルディン大橋が…。」

    エーデルガルト「…大修道院とミルディン大橋がどうしたの!?」

    帝国兵「…陥落いたしました!セイロス騎士団の手によって…。大司教レア達はそのまま帝都アンヴァルへの進軍を開始しています!」

    エーデルガルト「…分かったわ。」

    エーデルガルト「皆!聞きなさい!私達はまず、ガルグ=マク大修道院を再び奪還するわ!そして、>>402を攻め落とすわ!」

  • 401二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 15:09:37

    王国

  • 402二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 16:07:51

    ミルディン大橋

  • 403122/01/18(火) 16:51:46

    エーデルガルト「このまま、ミルディン大橋を再奪還するわ!」

    ヒューベルト「ですが、おそらく奴らも加担していることでしょう。激しい戦闘になることは避けられません。」

    エーデルガルト「ええ、構わないわ。どちらにせよこの戦争は、レアとディミトリを討つまでは終わらない。…恐らくセイロス騎士団の戦力は大半がアンヴァル攻略に割かれている。ガルグ=マクやミルディン大橋は手薄のはずよ。」

    エーデルガルト「師、申し訳ないわね。まずは、レアを討ちましょう。」

    ———————————————————

    〜ガルグ=マク外郭〜

    シャミア「カトリーヌ。帝国軍がお出ましだぞ。」

    カトリーヌ「やっぱり、来やがったな。全員叩き斬ってやるよ!」

    シャミア「待て、私達はアロイスと共にミルディン大橋の防衛を任されているはずだ。適当なところで切り上げるぞ。ここに戦力を割いている余裕は私達にはない。」

    カトリーヌ「分かってるよ。レア様から頂いたこの兵器に任せておけばいいさ。だがな…」

    シャミア「あれか…。あの先生にそっくりの人形はなんだ?」

    カトリーヌ「分からないねえ。だが、そんなものを作る奴らなんか禄でもないやつに決まってる。どうして、レア様はあいつらの言うことなんかを信じたんだ…。」

    シャミア「あの人の考えは分からん。まあ、依頼を受けてしまった以上お前やレアさんには最後まで付き合ってやるさ。」

    エーデルガルト「カトリーヌとシャミアが撤退していくようね…。ひとまず、彼女達は放置して、この兵器達を倒しましょう。」

    まずはどうする?>>405

  • 404二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 17:09:26

    加速

  • 405二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 17:20:28

    罠に気を付けつつ、ゴーレムを片付ける

  • 406122/01/18(火) 18:46:04

    罠に気をつけながら、人形達を倒して行こう。

    ヒューベルト「ええ、大司教殿がどんな罠を張っているかは分かりませんからな。」

    次の展開>>408

  • 407二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 18:53:14

    ユーリスたちが支援してくれる

  • 408二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 18:58:50

    あちこちに地雷が仕掛けられていたが、一度見たジェラルトとクロニエによって被害は最小限に食い止められる

  • 409122/01/18(火) 19:45:50

    クロニエ「エーデルガルト!気をつけなよ!」

    エーデルガルト「ちっ…!?これは礼拝堂にあったものと同じね…。大司教レア、奴らの術に頼るとは落ちるところまで落ちたわね。」

    クロニエ「おっさん。あんたもこの魔道知ってるでしょ?あたしと一緒に巻き込まれたときよ。」

    ジェラルト「まあな。お前と俺で軍の皆に知らせていけば何とかなるだろう。おそらく、魔道に長けている奴は位置もわかるはずだ。」

    ヒューベルト「私とリシテア殿の出番ですかな?」

    リシテア「分かりました、ジェラルトさん。」

    ベレス「ヒューベルト、リシテア任せたよ。とにかくあの人形達を片付けて行こう!」

    分かりました、先生!

    ———————————————————

    〜ガルグ=マク大修道院〜

    ランドルフ「…陛下。申し訳ありません。私達では歯が立たず…。」

    エーデルガルト「相手はあのセイロス騎士団だから仕方ないわ。よく、生きていてくれたわね。」

    ラディスラヴァ「申し訳ありません…。」

    ヒューベルト「やれやれ…。帝都アンヴァルへ侵攻したところで、無駄でしょうに。エーデルガルト様が生きている限り、帝国が滅びることはないのですから。」

    エーデルガルト「皆!来節はミルディン大橋を再び奪還するわ。そのつもりでいてね。」

    ———————————————————

    〜紅花の章 孤月の節(3月)〜

    〜書庫〜

    あれは>>411か?何しているんだろう?

  • 410二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 19:59:33

    エーデルガルト

  • 411二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 20:16:28
  • 412122/01/18(火) 20:25:34

    エーデルガルト「……。」

    エーデルガルトだ。何か考え事をしているのかな?あの…

    エーデルガルト「…きゃああっ!?あ、貴方だったのね。…いえ。今のは忘れてちょうだい。」

    何のこと?

    エーデルガルト「…貴方も可愛い悲鳴だった、とか言うつもりでしょう?そんなことない?」

    ………。

    エーデルガルト「…まあいいわ。…少し話を聞いてくれるかしら?」

    エーデルガルトの話とは?>>414

  • 413二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 20:30:30

    加速

  • 414二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 20:40:33

    自分の最後の手について(覇骸化のこと)

  • 415122/01/18(火) 21:06:32

    エーデルガルト「私には、セイロスの小紋章と炎の紋章が宿っていることは知っているわよね?」

    うん。

    エーデルガルト「…私はこの紋章の力を使い、自らを魔獣の身に堕とす術を知っているわ。」

    自らを魔獣に…

    エーデルガルト「ええ。この力を解放すれば、並大抵の戦力では歯が立たないでしょう。ただ…」

    エーデルガルト「私は私ではなくなるでしょうね。例え、人の身に戻れたとしても。」

    それは…

    エーデルガルト「心配しないで。貴方達がいてくれるのなら、この力を解放することはないわ。それに、人の世を創り上げようとしている者が人の身を捨てることは、愚かなことだわ。」

    良かった…。

    エーデルガルト「でも、もし…私がこの手段に出るようなことがあるのなら、貴方や師に止めてほしい。…それは、もう私であって私ではないのだから。…約束してくれる?」

    約束する。

    エーデルガルト「…ありがとう。」

    エーデルガルトと話をしていると、ベレスがやってきた。

    ベレス「レオニール。>>417が呼んでいるよ?早く行ってあげてね。」

  • 416二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 21:08:55

    リシテア

  • 417二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 21:10:06

    ドロテア

  • 418122/01/18(火) 21:35:05

    エーデルガルト「行ってあげなさい。今日は話を聞いてくれて嬉しかったわ。」

    ベレス「何を話していたの?」

    エーデルガルト「私の紋章のことで、少し、ね。」

    ———————————————————

    ドロテア「レオくん、よく来てくれたわね。そこに座りましょうか?」

    どうしたの?

    ドロテア「あのね、マヌエラ先輩のことなんだけどね。マヌエラ先輩からこんな手紙が届いたのよ。」

    何々…

    ドロテア「あなたも歌劇団の皆と疎開しない?ということらしいの。マヌエラ先輩の親切心から送ってくれたのだと思うんですけどね。…確かにマヌエラ先輩や歌劇団の皆のことはとても心配です。だけど、私は疎開する気はありません。そのことはいいんです。ただ…」

    ドロテア「私はこの戦争の中で多くの人々を手にかけたわ。その人にも家族や大切な人はいた。そんな人の未来を無情にも奪い、この手を血に染め続けてきた。今更、私に皆と合わせる顔があるのかしら、と思ったんです。」

    ドロテアは貴族が嫌いじゃなかったの?何でこの話を?

    ドロテア「ただ、貴方に聞いて欲しかったから。じゃ駄目ですか?実際、貴方は親身になって話を聞いてくれていますから。」

    レオニールは>>420と答えた。

  • 419二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 21:38:59

    加速

  • 420二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 21:46:51

    多くの者は未来のために戦った。だからこそ、勝った自分たちは未来に胸を張って生きていかないと。

  • 421122/01/18(火) 22:23:58

    多くの人たちは未来のために戦い、散っていった。だから、自分達は未来に胸を張っていきないと駄目なんだよ。死んでいった人達の為にも…

    ドロテア「…彼らにも正義があった。そして、家族や友人の元に帰りたいという人もいた。そんな、人達の未来を奪ったのだからこそ、私達はその未来を前向きに生きなければならないんですね…。その先の未来に後悔しているようでは、亡くなった人達に失礼ですから。…今の私にはすぐに割り切れません。でも、貴方の言ったことはもう一度よく考えてみたいと思います。…こんな話を聞いてくれてありがとうございました。」

    ———————————————————

    〜ミルディン大橋〜

    シャミア「アロイス。帝国の奴らがこちらに攻め寄せてくる。準備は出来ているか?私達は奴らの誘導をするんだ。適当な所で撤退するぞ。」

    アロイス「…うむ。ただ…」

    シャミア「なんだ、はっきり言え。」

    アロイス「フレン殿は失踪してしまった。そして、レア様は帝都アンヴァルへと攻め込んでいった。私はあの人が何をしたいのか全く分からんのだ。だって、そうだろう。皇帝エーデルガルトを討たねばこの戦争は終わらないというのに。…それとも、帝都アンヴァルまでおびき寄せてから、何かを仕掛けようとしているのか…。」

    シャミア「さあな。私にも分からん。ただ、アロイス。迷っているようなら、戦場に出るのはやめておけ。死ぬだけだ。…エーデルガルト達は強いぞ。」

    アロイス「…。」

    ———————————————————

    〜ミルディン大橋〜

    エーデルガルト「皆。申し訳ないわね。もう一度、ミルディン大橋を攻め落とすことになって。でも、アンヴァルまでレアが進軍していった以上、私達は彼女を地の底まで追いかけてでも討たねばならないわ。」

    ヒューベルト「斥候によると、ミルディン大橋を守っているのは、アロイスとシャミアのようです。」

    エーデルガルト「誰であろうと関係ないわ。邪魔をするのなら、潰していくだけ。師、号令を出してね。貴方の指揮があれば私達に負けはないのだから。」

    ———————————————————

    〜ミルディン大橋〜

    まずはどうする?>>423

  • 422二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 22:26:48

    ベレスを中心に進軍

  • 423二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 22:37:54
  • 424122/01/18(火) 22:59:28

    エーデルガルト「師を中心に進軍していきましょう。あそこの弓砲台には注意しながら進んだ方が良さげね…。」

    ジェラルト「ちっ…。アロイスか…。」

    ヒューベルト「ジェラルト殿は、現騎士団長のアロイスとは長いお付き合いでしたな。良いのですか?」

    ジェラルト「こうなることはアロイスの野郎も覚悟はしてただろう。…仕方ない。」


    アロイス「ジェラルト殿!ベレス!何故、レア様を裏切ったのだ!貴殿らの考えが私には分からぬ!あろうことかエーデルガルトにつくことになろうとは…。」

    シャミア「あまり熱くなるな。まあ、かかってこいよ、先生達。あんたらを蜂の巣にしてやるからな。」

    次の展開>>426

  • 425二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 23:06:00

    加速

  • 426二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 23:23:05

    同盟から援軍としてローレンツ、マリアンヌ、ラファエル、イグナーツが参上
    アロイスとジェラルトは一気打ちとなり、シャミアは弓の届かない範囲から魔法でチクチクと攻める

  • 427122/01/19(水) 00:04:21

    ベレス「数が多いね…。」
    エーデルガルト「ええ、それにこの魔獣達はおそらく奴らの…。レアは私や師を殺すためなら手段を選ばなくなったようね。」
    ヒューベルト「チッ。あの弓砲台は厄介なものですよ。全く…」
    ヒューベルトがそう悪態をついた。
    ———————————————————
    黒鷲遊撃軍が劣勢を強いられている。
    エーデルガルト「レオニール!危険だわ!避けなさい!」
    しまった!くっ…。
    魔獣の攻撃をなるべく和らげるために防御の体制をとったその時…
    ローレンツ「レオニール君。大丈夫か?」
    ローレンツ!何故ここに…。
    ローレンツ「ここは僕の領地に隣接しているからな。何をしているのかと様子を見に来てみれば、セイロス騎士団と戦闘になっていたからな。あいつから聞いただろう?僕はもう君達の味方なのだよ。イグナーツ君とラファエル君とマリアンヌさんも君達に力を貸してくれるそうだが、彼らはあまり乗り気ではないみたいだ。過度な期待はしない方がいい。」
    イグナーツ「ボクはこの戦争を終わらせるために先生達に協力します。ですが、仲良くするつもりはありません。」
    ラファエル「オデもだ。今はお前達に手を貸すけどよお。オデはお前達が正しいとはどうしても思えねえんだ。」
    マリアンヌ「…ヒルダさんは先生達に協力したくないそうです。」
    ベレス「…何はともあれ助かるよ。」
    リシテア「…今はあんた達に感謝します。」
    ———————————————————
    ジェラルト「よお、アロイス。5年ぶりか?」
    アロイス「ジェラルト殿!…貴殿は、もうレア様の元には戻る気はないのでしょうな。」
    ジェラルト「当たり前だ。今更戻った所であの人が許すはずはないだろ。」
    アロイス「…ならば、覚悟しろ!皇帝の走狗よ!」
    ———————————————————
    ジェラルトとアロイスが戦闘を始めたが…。
    シャミア「おい、アロイス!そろそろ、撤退するぞ!レアさんには…」
    ヒューベルト「よそ見している暇はありませんよ。シャミア殿。」
    シャミア「ちっ…。私が喋っている途中だろ。少しは大人しくしてろ、ヒューベルト。」
    リシテア「そんな悠長なこと言ってていいんですか?」
    コンスタンツェ「シャミア様。ここは戦場でございます。そのようなことを仰っても私め以外のお方は攻撃の手を緩めませんわ。」
    リシテア「いや、緩めないでくださいよ…。」

  • 428122/01/19(水) 00:26:22

    アロイス「くっ!…な、何をする、シャミア殿!」

    シャミア「おい、聞こえていなかったのか?撤退だと言っているんだ。もう、ミルディン大橋は陥落した。アンヴァルまで退くぞ!」

    エーデルガルト「くっ…。逃さないわ!」

    シャミア「しつこい女帝だな。だが、君の足では私には追いつけないさ。」

    ヒューベルト「エーデルガルト様!これ以上追うのは危険です!一先ず、我らの勝利です。」

    こうして、ミルディン大橋は奪還することが出来た。

    ———————————————————

    〜帝都アンヴァル・宮城〜

    レア「兵がほとんど出払っているようですから、容易く制圧できました。が、あなたは何故我々に協力を?」

    アランデル公「私ですか。あのエーデルガルトでは、最早帝国をうまく統治できないように見えましたからな。貴方にこうして、攻め落としてもらえて幸いでした。元より、私はこの戦争には反対でしたからな。」

    レア「やはり、エーデルガルトは愚帝のようですね…。ああ、何故フレスベルグの血筋からあの様な邪悪な者が生まれたのでしょうか。実に嘆かわしいことです。」

    セテス「貴殿は、セイロス聖教会に多額の寄進をしていたはずなのだが、何故途中から停止したのだ?明らかに不自然なのだが…。」

    アランデル公「申し訳ありません。その頃、私めには様々な事情がありまして。貴殿らがアンヴァルも統治してくださるのなら再び寄進を再開したいと考えております。」

    アランデル公「それから、エーデルガルト達は必ず貴殿らを狙って、ここまで来るでしょう。その時は>>430をしてみるといい。」

  • 429二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:54:42

    アンヴァルに火を放つ
    敵を足止めする効果に加え、古来の帝国統治を崩壊させ新たな体制の始まりを象徴する出来事が必要

  • 430二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:55:01
  • 431122/01/19(水) 01:34:58

    アランデル公「アンヴァル市街に火を放つのです。奴らを足止めすることもそうですが、古来の帝国統治を破壊せねばなりません。貴殿らが新たに帝国、いえフォドラの未来を創るのですよ。そのためには、この地を一度浄化せねばなりませんからな。」
    セテス「…何だと?そのようなことは容認できるはずはない!却下だ…」
    レア「…そうですか、分かりました。カトリーヌ、ツィリル。ここへ。」
    カトリーヌ「はっ、レア様。如何なさいましたでしょうか?」
    ツィリル「レア様、どうしましたか?」
    レア「市街に燃料や薪を運びなさい。今すぐに。」
    カトリーヌ「…は?」
    レア「聞こえなかったのですか。市街に火を放つのです。」
    セテス「貴様…!ふざけるのも大概にしろ!貴様は何をしようとしているのかが分かっているのか!?市街を焼き払うなど言語道断!そのようなことをしても民が我らに付いてくるはずがない!」
    レア「黙りなさい。誰に口を聞いているのですか、キッホル?」
    レア「あなたとてエーデルガルトやベレスは憎いのでしょう?エーデルガルトの思想に毒された帝国の民はこのフォドラの大地には不要なのですから。」
    セテス「それに、奴らはあなたの大切なフレンを二度に渡って拐かしたのですから。ああ…お母様、お待ち下さい。あなたに逆らう者どもを全て地獄に叩き落としますから…。」
    セテス「正気に戻れ、レア!もう一度よく考え直せ!」
    レア「正気に戻るのはあなたです、セテス。我らセイロス聖教会が負けることなどあってはなりませんのですから。」
    アランデル公「…では、そのように。」
    ———————————————————
    〜???〜
    セテス「レア…。私は今の君にはついていけない。…さらばだ…。…この密書をガルグ=マク大修道院に届けてくれないか。」教団兵「し、しかし…。」
    セテス「構わん。…これはレアのためなのだ。」
    教団兵「承知しました…。」
    教団兵がガルグ=マクへと向かった。
    セテス「私達は何処で間違えたのだろうな。…あるいはあの解放王を討ち取った時からこの結末となることは分かっていたのかもしれないな…。…すまない、セスリーン。お前を一人にしてしまったな…。」

  • 432122/01/19(水) 01:48:17

    〜???〜

    タレス「ふっ…やはり、醜い獣どもよ。だが、貴様らがアンヴァルへと集うたときが最期だ。まとめて、灰燼に帰してくれよう。」

    タレス「これは、コルネリアを討った意趣返しでもあるからな。我らを見縊ったことを後悔させねばならぬ。」

    ———————————————————

    〜紅花の章 大樹の節(4月)〜

    エーデルガルト「ヒューベルト。セイロス騎士団の様子は?」

    ヒューベルト「全軍が、帝都アンヴァルに集結しているとのことです。途中、メリセウス要塞には誰一人として教団兵の姿は見当たりませんでした。…我らを帝都で迎え討つ算段なのでしょう。」

    エーデルガルト「皆、これが『黒鷲遊撃軍』最大の戦いとなるわ。…気を引き締めて望みなさい。」

    ———————————————————

    今日は>>434に来ていた。

    あれは>>436?こんな所で何をしているんだろう…。

  • 433二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 04:26:32

    加速

  • 434二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 06:46:06

    黒鷲の教室

  • 435二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 07:06:58

    イングリット

  • 436二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 07:22:46

    エガちゃん

  • 437122/01/19(水) 09:15:42

    〜黒鷲の学級・教室〜

    エーデルガルト「…もう5年も経つ、か。」

    エーデルガルト、こんにちは。

    エーデルガルト「レオニール、こんにちは。…少し、5年前のことを思い出していたわ。」

    エーデルガルト「私は、ここガルグ=マク士官学校に入学した。でも、学生として、勉学に励む傍で様々な事件を手引きし、最後には、貴方達をも殺そうとした。…貴方達をあれだけ騙していたのに、私やヒューベルトと共に歩む道を選んでくれたことは今でも感謝しているわ。ありがとう。」

    エーデルガルトはあの1年はどうだった?

    エーデルガルト「…私の人生の中で唯一と言っていいほど安らげる時間であったわ。あんな時間がずっと続けばいいのにと思ったこともある。…それは師や貴方達のおかげだわ。もし、貴方達がいなければ、私は心の余裕を失っていたに違いない。」

    エーデルガルト「レオニール。…これは、私からの勅令よ。」

    エーデルガルト「絶対に死なないこと。私や師を置いて先に逝くことは許さないわ。分かったわね?」

    分かりましたよ、皇帝陛下。

    エーデルガルト「ふふっ。よろしい。」

    ———————————————————

    ヒューベルト「陛下…。先程こんなものが届きました。」

    エーデルガルト「…!?これは…」

    ヒューベルト「ええ、にわかには信じ難いですが。あの大司教レアがそのような凶行に出ることになろうとは…。」

    エーデルガルト「おそらく、いえ確実にタレスの入れ知恵ね。…あの者は私や師を憎むあまりついに人々への慈愛も忘れたようね。…ヒューベルト、>>439をしなさい。」

  • 438二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 09:30:19

    闇うごの本拠地を探る

  • 439二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 09:43:49

    教団兵に放火を中心としたレアの求心力を低める情報を流して仲間割れ、脱走兵による戦力減を狙う

  • 440122/01/19(水) 13:22:14

    (本日は諸事情により更新できません。ゴメンなさい。)

  • 441二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 19:11:04

    あら残念

  • 442二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 21:37:45

    加速

  • 443二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 23:38:01

    保守

  • 444二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 23:59:35

    保守

  • 445二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 06:23:54

    保守

  • 446122/01/20(木) 10:52:04

    エーデルガルト「帝国領内にレアの悪行を広めなさい。そうすれば、レアの求心力を下げ、敵の戦力を削ることが出来るわ。」

    ヒューベルト「くくく…。もちろん、既に手配してありますよ。ですが、カトリーヌやツィリルといった者たちはレアの元に残るでしょうな。」

    エーデルガルト「ええ、その者たちはレアと共に討つだけよ。ただ…。」

    ヒューベルト「…帝都の焼失は避けられぬでしょうな。レアは既に正気を失っていると思われます。貴方様やベレス殿を殺すためならどんな手段でも取るでしょう。」

    エーデルガルト「…レアを帝都から誘き寄せる方法があるわ。私と師が>>448するのよ。」

    ヒューベルト「…ですが!それは…」

  • 447二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 11:00:31

    加速

  • 448二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 11:29:10

    ザナドや聖墓を破壊するためにガルクマグを出たという情報を流して囮になる

  • 449122/01/20(木) 13:14:57

    エーデルガルト「聖墓を破壊し、ザナドを壊そうとしている…こう帝国領内に流布しなさい。」

    ヒューベルト「ですが、それはかなり危険です。…おそらく貴方様や先生の命を奪うためなら、こちらへと向かってくるでしょうが…。」

    エーデルガルト「だから、貴方達に頼むのよ。貴方達にはグロンダーズ平原近郊で待機していて欲しい。レアは私達が引きつけておくから、その間に貴方達はセイロス騎士団を殲滅してほしいの。」

    ヒューベルト「しかし…」

    エーデルガルト「私と師を信じなさい。セイロス騎士団を殲滅し終えたら、そのままザナドまで軍を進め、ザナドで確実にレアを討ち取るのよ。」

    ヒューベルト「…承知しました。」

    ———————————————————

    今日は鍛錬をしていた。

    すると>>451に声を掛けられた。

  • 450二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 13:33:21

    加速

  • 451二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 13:35:16

    イングリット

  • 452122/01/20(木) 13:53:08

    イングリット「こんにちは、レオニール。」

    こんにちは。

    イングリット「相変わらず気合が入っていますね。私も見習わねばなりません。」

    イングリット「少し話を聞いてください。」

    イングリット「…私は騎士になるなどと言っておきながら、ディミトリ王に刃をむけ、こうして敵対することになりました。かといえば家を継ぐ訳でもなく没落したガラテア家も見捨てました。…あとはレア様とディミトリ王を討ち取れば、この戦乱は終結するでしょう。…いえ、まだ闇に蠢く者達が残っていましたね。」

    イングリット「結局、私は迷いを抱えたまま、帝国で貴方達と共に戦うことになり、フェリクスとシルヴァンを討ちました。…私に期待してくれていた父ガラテア伯を裏切り、亡くなったグレンやディミトリ王も裏切り、私は何をしたかったのか、とときどき分からなくなることがあります。…私は戦後、>>454をしようと考えています。」

  • 453二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 14:00:33

    せめてエーデルガルトの期待に応えて仕えよう

  • 454二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 14:01:15
  • 455122/01/20(木) 14:34:07

    イングリット「せめて陛下の期待に応えられるように、陛下と共にフォドラの統治を手伝いたいと思っています。このフォドラの未来を少しでも明るいものにするために全身全霊力を尽くしていく所存です。…散っていったフェリクスやシルヴァン、ドゥドゥーのためにも。」
    …分かった。
    イングリット「はい…。それから、私と手合わせしていただけませんか?最近、調子があまり良くなくて、このままでは皆さんの足を引っ張ってしまいそうですから。」
    ———————————————————
    〜王都フェルディア〜
    ディミトリ「シルヴァン…ドゥドゥー…フェリクス…ロドリグ…。お前達の仇は必ず取る。…ギュスタヴ、セイロス騎士団の動向はどうなっている?」
    ギルベルト「帝都アンヴァルを制圧したとのことですが、詳しいことは何も…。ただ…」
    ギルベルト「セテス殿とフレン殿は、レア様から離反したようです。…おそらく、今のレア様にはついていけないとご判断なさったのでしょう。」
    ディミトリ「…そうか。だが、俺にはレア様の気持ちが痛いほど分かる…。自分から全てを奪っていった畜生がのうのうと生きているのは許せないからな…。…エーデルガルトはどうなっている?」
    ギルベルト「ガルグ=マクから先生と共にザナドへ向かうそうです。何かの作戦かもしれませんが…。」
    ディミトリ「そうか…。だが、俺たちがここを動けば、民も不安になるだろう。…ここで、エーデルガルト達が進軍してくるのを待ち、全戦力をぶつけ、エーデルガルトを討つしかあるまい。…もはや、レア様には期待が出来ないからな。」
    ———————————————————
    エーデルガルト「皆の者!私とベレス師は、これからガルグ=マクを出発するつもりよ。ヒューベルト、手筈通りに頼むわよ?」
    ヒューベルト「ええ、分かっております。陛下と先生はこれからザナドへ向かいます。おそらく、大司教殿達は既にこちらへ進軍を開始しているでしょう。…その後まもなく、私達はグロンダーズ平原に兵を布陣します。レアはセイロス騎士団の者達に我らの相手を任せるでしょうから、そこで騎士団の主力を殲滅します。」
    エーデルガルト「ヒューベルト、レオニール、リシテア。貴方達が頼りよ。」
    分かった…。
    リシテア「…エーデルガルト、気をつけて。」
    エーデルガルト「ふふっ、よろしい。それでは、私達は出発するわね。」

  • 456122/01/20(木) 14:40:24

    〜メリセウス要塞〜

    レア「カトリーヌ。兵の士気は?」

    カトリーヌ「ここに残っている者達は皆、貴方の味方です。ご命令を…。」

    レア「帝都アンヴァルで待つ必要はありません。…エーデルガルト、ベレス。この二人は必ずや討滅せねばなりません。私は…。グオオオオッッ!!」

    白きもの「必ずや、愚かしいフレスベルグの裔とお母様の心臓を奪い去った叛徒を討ち滅ぼし、帝国軍を殲滅するのです!」

    カトリーヌ「レア様…。アタシは何があろうと貴方を信じますよ。」

    ツィリル「ボクもレア様に最後までついていきます。」

    シャミア「やれやれ…ここまで付き合うことになるとはな…。まあ、最後まであんた達と戦ってやるさ。」

    アロイス「…セイロス聖教会を辱めた者どもに思い知らせてやりましょう!」

    ———————————————————

    〜帝国領・グロンダーズ平原〜

    皆が身を潜めていると…

    >>458が耳打ちをしてきた。

  • 457二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 14:44:01

    カスパル

  • 458二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 14:52:21

    コンスタンツェ

  • 459122/01/20(木) 15:11:01

    コンスタンツェ「レオニール様。私めのお話を聞いていただく余裕はございますか?」

    コンスタンツェの用件とは?>>461

  • 460二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 15:15:26

    加速

  • 461二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 15:26:01

    エーデルガルトから渡すように頼まれていたエガちゃん手製のお守り

  • 462122/01/20(木) 15:40:47

    コンスタンツェ「陛下から私を通じて貴方様にお渡ししてほしいというものがございます。」

    これは…お守り?

    コンスタンツェ「貴方様のご無事を祈ってということでございましょう。陛下は直接お渡しするのが恥ずかしいのだと思われます。ああそのようなものに私如きが触れて良いものなのでしょうか…。」

    エーデルガルト…感謝する。自分は死なないから…。

    コンスタンツェ「それでは私の用件はこれまでということで…。私めが生きていたらまたお会いしたい所存です…。」

    ヒューベルト「…どうやら、おでましになったようですよ。」

    先頭にいるのは…白い竜!?

    ヒューベルト「あれが大司教レアです。貴殿もご覧になったことがあるでしょう?…早急に肩をつけねば陛下と先生が危ういですな。」

    ———————————————————

    カトリーヌ「レア様!?待ち伏せされています!」

    レア「おそらくエーデルガルトに与する叛徒どもでしょう。私は早くあの者どもを、地獄に送り、お母様を取り返さねばなりません。カトリーヌ、ここはあなた達に任せます。」

    アロイス「了解しました!諸君!レア様の為にも帝国軍を殲滅するのだ!」


    セイロス騎士団がその場に留まった!?レア様だけが先に行ったが…

    ヒューベルト「やはりそうなりましたか。どうやら、セイロス騎士団を我々にぶつけ、レアは陛下と先生の命を狙っていますな。敵将はアロイス、カトリーヌ、シャミア、ツィリルの4名。彼ら全員を討ち取り、速やかにザナドへ向かいましょう。…む?」

    ???「…」

    ???「…」

    ヒューベルト「…!?…先生と瓜二つの人影が見えます!どうやら、奴らの技術で生み出された複製のようですな…。可能ならば奴らも片付けてしまいたいですが、無理は禁物です。」

    まずはどうする?>>464

  • 463二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 15:44:53

    ヒューベルトとレオニールとイングリットがベレス達の救援に行く
    ジェラルト対アロイス
    フェルディナンド対カトリーヌ
    ドロテア&ペトラ対シャミア&ツィリル
    その他でクローンの相手

  • 464二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 15:51:35
  • 465122/01/20(木) 16:21:18

    ヒューベルト。先生達のほうに行ったほうがいいと思う。
    ヒューベルト「…そうしたいのは山々ですが、相手の戦力が想定以上に整っていますからな。…どうしたものか…。」
    フェルディナント「…ヒューベルト。君達は先生達の方へ向かってくれ。」
    ヒューベルト「本気ですか?貴殿らでどうにかなる相手ではありませんよ!」
    リシテア「…行ってください!ここは、わたし達に任せて、あんた達はエーデルガルトを助けに行ってください!早く!」
    ヒューベルト、行こう。
    ヒューベルト「…貴殿らを信じます。」
    イングリット「あの…私も行きます!」
    ———————————————————
    ジェラルト「覚悟は出来ているな?アロイス。」
    アロイス「もはや、貴方であろうと、関係ありません!私はセイロス騎士団の団長としてレア様に殉ずるのみ!」
    ジェラルト「お前は昔から真っ直ぐな奴だったな…。何も俺の元でそんな風に育つ必要なんかなかったのによ…。」
    ———————————————————
    アロイスとジェラルトの戦闘が始まったのと同時に…
    カトリーヌ「フェルディナント。アンタは貴族の中の貴族を目指しているんだろ?多くの民を殺したエーデルガルトについて行っていいのか?」
    フェルディナント「…そうですね。私は貴族としては失格なのかもしれません。ですが、私は信じています。彼女が必ずこの世界をより良い方向に導いてくれることを!」
    カトリーヌ「レア様が創った世界を壊す奴が良い世界なんか創れるかよ…!…もう、いいさ。アンタをここで斬り殺してやるよ!」

  • 466122/01/20(木) 16:36:24

    ドロテア「ペトラちゃん。大丈夫?」

    ペトラ「はい、わたし、問題ありません。お気遣い、感謝します。」

    ドロテア「あの先生に似ている人形は厄介ね…。」

    ペトラ「ドロテア、危険です!」

    ドロテア「えっ…きゃあ!」

    ペトラがドロテアに飛んでくる矢を斬り落とした。

    シャミア「流石はブリギットの王女様だな。」

    ペトラ「シャミアさん、あなた、ダグザ、出身ですね?何故、レア様、力貸していますか?」

    シャミア「…答える必要あるか?それなら、聞くが君とて憎き帝国になぜ力を貸している?私からしたら不思議で仕方ない。」

    ツィリル「シャミアさん、ボクも加勢します…!ペトラ、ドロテア、アナタ達が何であろうと関係ない。レア様を傷つけるならボクが殺す!」

    ドロテア「ペトラちゃん…。私も一緒に戦うわ!彼女達を倒すしかないわ…!」

    ペトラ「わたし、帝国、対等な関係、築く、望みます!それ故、エーデルガルト様、共に戦います!」

    シャミア「ああ、そうか。ならば、ここで死んでくれ。」

    ———————————————————

    それぞれが戦闘を開始したころ…

    リシテア「わたし達はあの先生に似た敵を相手します。あの、天帝の剣に似ているものは一体…。」

    リンハルト「確かに気にはなるけど…。今はあいつらをどうにかしないとね。」

    イエリッツァ「貴様…。ベレスと纏う雰囲気が似ているな…。ならば、私と死合おう…!」

    ???(女)「…」

    メルセデス「エミール!私とコンスタンツェも加勢するわ!」

    コンスタンツェ「私の力がどれほど役立てるか分かりませんが、死力を尽くしたいと思います。」

    カスパル「ならば、オレ達はあの男の方を相手するぜ!ベルナデッタ、クロニエ!行くぞ!」

    ???(男)「…」

    ベルナデッタ「が、頑張りますうう!先生と戦うと考えると、少しやりづらいですけど…」

    クロニエ「先生と殺し合いしているみたいでいい気分ね!でも、あんたはぶっ殺してやるよ!」

    リンハルト「リシテア。向こうから仕掛けてくるみたいだね…。」

    リシテア「そうですね、リンハルト。…あんた達!来ますよ!」

    次の展開>>468

  • 467二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 16:57:40

    ジェラルトとアロイスの戦いはジェラルトの勝利で終わるが、それ以外の戦場は互角の戦いが続いている
    ベレスとエガがレアと戦っている所にヒューベルトたち登場。

  • 468二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 17:05:57

    >>467+そこへアルファルドがアビスの兵を率いてベレスたちの援護にきた

  • 469122/01/20(木) 17:28:13

    ジェラルト「ふんっ!」
    アロイス「でやーーっっ!!」
    引き続きジェラルトとアロイスが戦闘している。一見すると、互角だが…
    ジェラルト「もういい、勝負はついた。お前じゃ、俺には勝てねえよ。お前は優しすぎるんだ。」
    アロイス「いいや…まだ…ですぞ…。うおおっっ!!」
    ジェラルト「そうか…。じゃあな、アロイス。」
    アロイスをジェラルトの槍が貫いた。
    アロイス「ぐ…ふっ…。」
    アロイス「レア様…大修道院を…フォドラを…守って……。」
    ジェラルト「……。」
    ———————————————————
    ???(女)「…」
    イエリッツァ「こいつ…。ベレス以上の力だ…。私が押されている…。ぐっ…。」
    複製の兵士の蹴りがイエリッツァに直撃し…
    イエリッツァ「ぬうっ…。」
    イエリッツァの肩に剣が突き刺さった。
    メルセデス「エミール!今すぐ治療するから…。」
    イエリッツァ「姉上…!危険だ!」
    ジェラルト「おっと…。そうはさせねえよ。イエリッツァ、無事か?」
    ジェラルトが複製兵の攻撃を防いだが…
    ジェラルト「なんつう馬鹿力だよ…!」
    コンスタンツェ「ジェラルト様!」
    コンスタンツェが魔法を放ったことで、危険を察知したのかジェラルトからは離れた。
    イエリッツァ「壊刃か…。礼を言う。」
    ???(女)「…」
    ジェラルト「ちっ…。こんなもんを創りやがって…。」

  • 470122/01/20(木) 17:36:55

    カスパル「くそっ!コイツ滅茶苦茶力が強え!オレが押されるなんて…。」
    ???(男)「…」
    リンハルト「よっ。」
    リンハルトが風魔法を撃ったことで、少しよろけ…
    リシテア「食らいなさい!はああっっ!!」
    リシテアの闇魔法が直撃した…
    リシテア「平気そうな顔をして…。全く、厄介ですね…。」
    が、その複製兵にはほぼ効いていなかった。
    クロニエ「あたしやベルナデッタの攻撃もほとんど弾かれるね。」
    ベルナデッタ「あたしの足止めも全く意味ないですよお!」
    リシテア「…このまま、時間を稼ぎましょう。ですが、あの剣は先生のものと同じように伸び縮みします。不意を突かれることだけは避けてください!」
    ———————————————————
    フェルディナント「流石は『雷霆』だ…。だが、私も負けるわけにはいかない…!」
    カトリーヌ「アンタ、5年で大分強くなったなぁ。だが…」
    カトリーヌがフェルディナントに拳を突き出した!
    フェルディナント「くっ…。」
    槍の柄で受け止めたが…距離を開けられてしまった。
    カトリーヌ「使えるものは何でも使わないとな。アタシはこうして生き残って来たんだよ。お貴族様のアンタには分からないだろうけどね。」
    フェルディナント「そうですね…。私は父が宰相を罷免されるまで、苦労という苦労はして来ませんでした。…ですが、私とて5年で成長したのですよ!その力を貴方にお見せしましょう!」
    ———————————————————
    ペトラ「ツィリルさん、あなた、強いですね。ですが、わたし、絶対、負けません!エーデルガルト様や皆のため!」
    ツィリル「アナタは力は弱いけど、技で補完していますね。ボクは力で押すことしか出来ないけど…。でも、ボクはアナタを殺して、レア様を助けに行く。」
    シャミア「王女様。私にも注意を払えよ?」
    シャミアが矢を放った!
    ドロテア「駄目ですよ。ペトラちゃんには手を出させません。」
    ドロテアが矢を焼き払った。
    シャミア「君は元歌姫なのに、意外にも武闘派なんだな。」
    ドロテア「ええ、歌姫時代に鍛えてきましたからね。」

  • 471122/01/20(木) 18:00:16

    〜赤き谷ザナド〜
    白きもの「幾星霜の時を経ようともあなた方の愚かさは変わらない…!幾度もお母様を裏切り、傷つけようとする…!」
    エーデルガルト「裏切ったつもりはないわ。…初めから信じる道などなかった!」
    白きもの「世迷言を…!先にお母様を裏切ったのはあなた方、人ではありませんか!」
    白きもの「ベレス!あなたのような失敗作を生み出したことが私の最大の汚点です!あの忌まわしき盗賊王のように、お母様を奪い去る、あなたを私は決して赦しはしない!」
    ベレス「言いたいことはそれだけ?」
    白きもの「私やお母様を裏切ったことに悪びれもしないと言うのですか…!?赦さない…!グオオオオッッ!!」
    レアの咆哮に応じて、人形と白き獣達に魔力が満ち溢れていく…。
    エーデルガルト「白きものが咆哮するたびに、あの人形や獣達が強化されるようね…。白きものを倒さない限りいつまでも現れ続けるわ!」
    ———————————————————
    エーデルガルト!先生!大丈夫!?
    ヒューベルト「状況は芳しくないようですな。私達が救援に来て正解でしたな…。」
    イングリット「私達も加勢します!」
    白きもの「レオニール…!炎の紋章を宿したあなたが我ら女神ソティスの名を冠するセイロス聖教会に仇なすとは…!あなたのような者はこの世に生を受けなければ良かったのです!」
    ………。
    エーデルガルト「そんなことはないわ!…貴方のような女神の眷属としての矜恃も人としての理性も失い、暴れ狂う獣に彼の人生を否定する資格はない…!彼は皆や私にとって大切な人なのだから!」
    ヒューベルト「貴様らのような女神ソティスの名を騙っておきながら、この世を正しく統治できなかった者どもが最もらしい詭弁を並べ立てる…。くくく…実に滑稽ですな。」
    エーデルガルト…。ヒューベルト…。
    白きもの「やはり、あなた達、炎の紋章を持つ者は皆、失敗作!私がこの場で骨も残らず、処分して差し上げます!」

  • 472122/01/20(木) 18:43:33

    エーデルガルト「はあっ…。はあっ…。獣どもが…。着々と力を付けている…。」

    ベレス「不味いね。」

    白きもの「観念しなさい!あなた方が私に勝てるはずはないのです。たかだか、人の身で思いあがるのもいい加減になさい!」

    白きもの口に光が溜まり…

    白きもの「消えなさい!…くっ!」

    ???「ベレス。無事ですか?」

    ベレス「誰?」

    ???「私はアルファルド。君の父上の知り合いです。私も君達に加勢します。」

    白きもの「アルファルド…!私に楯突くとは何のつもりです!?」

    アルファルド「黙れ…!貴様が、シトリーを殺したことは分かっている…!何故、彼女があの時のままで残っているのだ!」

    白きもの「私はあの子を殺していない…!ですが、あなたのような愚か者に話す言葉も持ちません!私の庇護の元であなた方は暮らしを得ていたはず!それを仇で返すようなあなた方は最早不要です!ここで朽ち果てなさい!」

    ユーリス「俺様もあんたらに力を貸すよ。今はな…。」

    ハピ「やっほー。ヒューとレオじゃん。ハピのこと覚えてる?」

    エーデルガルト「白きもの…レア!今ここで貴方を討ち、人の世を取り戻してみせる!」

    次の展開>>474

  • 473二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 18:52:40

    かそく

  • 474二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 19:36:10

    さすがに押されていく白きもの。レオニールとエーデルガルトの同時攻撃で致命的なダメージを与える
    不利を悟った???男と???女はカトリーヌを不意打ちで殺害し雷霆を奪ってタレスの元へ逃走

  • 475122/01/20(木) 20:06:51

    赤き谷ザナドで黒鷲遊撃軍とレアの決戦が幕を開けていた。だが、いよいよ終わりが近い…

    白きもの「あああああっっ!!返して…お母様を返して…!」

    ベレス「…レア、もう終わりにしよう。」

    エーデルガルト「…貴方の負けよ、レア。女神の眷属は滅び、人の手による世がまもなく開かれる。」

    エーデルガルト、いくぞ…!

    エーデルガルト「ええ。これで、決める!はああああっ!!」

    これて、終わりだぁぁ!

    白きものにレオニールとエーデルガルトの攻撃が炸裂し…

    白きもの「ああ…あ、お…母様…。」

    エーデルガルト「…終わった…?のね。」

    エーデルガルト、大司教を打ち破ったんだよ。

    エーデルガルト「ええ…ようやく人の世が訪れる…。いえ、まだディミトリと闇に蠢く者が残っていたわ。だから—」

    その時、白きものから膨大な力が溢れ出した!

    白きもの「ギィィィィ!!!ギャァァァァオオオオ!!!」

    な、なんだ。

    エーデルガルト「まずいわ、致命傷を負ったことで完全に暴走を始めている…。!?待ちなさい!何処へ…。」

    白きもの「ギャオオオオ!!!」

    白きものが咆哮した瞬間…辺りが光に包まれた—

    ———————————————————

    〜グロンダーズ平原〜

    カトリーヌ「アンタ達…一体…何のつもりだ…。」

    一瞬のことだった。複製達がカトリーヌに致命傷を負わせ、『雷霆』を奪い何処かへと消えてしまった…。

    フェルディナント「カトリーヌ様…。奴らは一体…?」

    カトリーヌ「さあ…な。アタシに…聞くな…よ。レア様…アタシは…貴方と…最後まで…共に…戦え……」

    そうして、カトリーヌは息を引き取った。

    フェルディナント「……くっ。」


    ドロテア&ペトラvs.シャミア&ツィリルの展開>>477

  • 476二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 20:08:08

    シャミアは雇い主が破れた事で降伏
    ツィリル失意のあまり戦意喪失

  • 477二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 20:20:56
  • 478122/01/20(木) 20:43:07

    シャミア「…私達の負けか。」
    ツィリル「シャミアさん!あっちのほうで光が…まさか、レア様が!」
    シャミア「ああ…。多分な。」
    ペトラ「あなた達、戦う、やめるですか?何故、ですか?」
    シャミア「レアさんが負けたのなら、もう戦う必要はない。君達の好きにしろ。」
    ツィリル「………。」
    ドロテア「…では、貴方達をこのまま連行します。」
    シャミア「ああ…。」

    フェルディナント「この場は収まったか…。皆、エーデルガルト達の元へ急ぐぞ!」
    リシテア「何か、嫌な予感がします…。急ぎましょう!」
    ———————————————————
    〜赤き谷ザナド〜
    エーデルガルト「…………うっ。」
    エーデルガルト「…ヒューベルト!大丈夫!?」
    ヒューベルト「ええ…。私は問題ありません。」
    エーデルガルト「師とレオニールは!?」
    イングリット「分かりません…。一体何処へ…。」
    アルファルド「ベレスとレオニールの姿が見当たりませんね…。」

  • 479122/01/20(木) 20:43:28

    〜???〜

    …………………。

    ソティス「…目が覚めたか?」

    ソティス…!?

    ソティス「そうじゃ、久しいのう。」

    なんでこんなところに?

    ソティス「おぬしとベレスはな、レアの攻撃から皆を庇ったのじゃ。咄嗟にな…。」

    先生は!?

    ソティス「まあ、落ち着け。ここは見覚えがあるじゃろう?」

    ザラスの禁呪を受けた時の…

    ソティス「そうじゃ、だがここにおぬしらを招いたのはわしじゃ。おぬしらは回復の時間が必要なのじゃ。レアから受けた傷があまりにも大きいのでな。」

    どれくらいで出られるの?

    ソティス「そうじゃな…。数十年かあるいは…。」

    そんなに待てない!まだ、皆と戦わねば…!

    ソティス「そう言うと思っておったわ。一つだけ方法がある。ここから出るにはな…>>480せねばなるまい。」

  • 480二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 20:52:12

    わしと融合

  • 481122/01/20(木) 21:06:03

    ソティス「なあに簡単なことじゃ。おぬしもわしと融合すればよいのじゃ。」

    え!?でも、ソティスは先生と…。

    ソティス「おぬしにあるものを渡したじゃろう?覚えておらぬか?」

    …………………。

    ソティス「はああ……。わしの魂のかけらを渡したじゃろう!それをおぬしの魂と一体化させるのじゃ!」

    あの時のか…

    ソティス「わしと融合するということはな…。おぬしもベレスと同じく女神の眷属と同等の存在になる。そして、エーデルガルトが造る世の中では、おぬしは皆と共に生きてはいけないじゃろう…。おぬしは人ならざる者となってしまうからな…。」

    でも、先生は?

    ソティス「実は、ベレスは既にわしの紋章石が体内から消えておる。あやつを回復させた際に砕けてしまったようじゃ…。…つまり、あやつは正真正銘、人となった。それは安心してよい。」

    良かった…。

    ソティス「じゃが、おぬしはそれでもよいか?」

    ………………構わない。エーデルガルトや先生達がこの世界で生きられるのなら。

    ソティス「そうか…。では、そのかけらを胸元に当てて強く念じてみよ。」

    ソティス「では…ごほん。

    —わしとおぬしの意志は一つとなった 時のよすがを辿りて見出した答え はじまりのものたる、わしに示せ—」

    その瞬間に体の中から力が溢れていく…!

    ソティス「よし、これでおぬしの力と体力は回復出来たな。あとはおぬしの意志で目覚めるがよい。」

    ありがとう。

    ソティス「なに、わしは少し手を貸しただけじゃ。…また、会う時があればよろしく頼むぞ。」

    ———————————————————

    うーん……。ここは…。

    何処で目が覚めた?>>483

  • 482二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 21:12:24

    エガちゃんの部屋

  • 483二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 21:15:14
  • 484122/01/20(木) 21:29:29

    ここは…誰かの部屋か…?
    ザナドで白きものの攻撃を受け…その後は何処にいたのだろうか…?
    と考えていると!?
    エーデルガルト「…扉の向こうに誰かいるの!?今すぐ、出てきなさい!」
    エーデルガルト!?何故…
    エーデルガルト「そう…。私が誰だか分からないようね。ならば、このまま叩き斬るのみ!」
    エーデルガルトが斧を構え…。
    エーデルガルト「でりゃあああ!!」
    なんとエーデルガルトは扉を叩き壊した!
    エーデルガルト「よく避けたわね。だけど、二撃目は…………。」
    カラン!
    エーデルガルト「…………………。」
    エーデルガルトが抱きついてきた。かと思えば、泣き出してしまった。
    あの…。
    エーデルガルト「はっ…!ごめんなさい。」
    エーデルガルト「貴方、その髪と瞳は…?貴方も師と同じように…。」
    うん…。
    エーデルガルト「そう…なの…。」
    エーデルガルト「おかえりなさい、レオニール。皆が貴方を探していたのよ。あの戦いの後から貴方の姿を見た者は一人としていなかった。だから…師と同じように、消えてしまったのだと思ったのよ。」
    エーデルガルト「……皆が、私が…どれだけ、心配したと思っているのよ!………。」
    …ごめんなさい。
    エーデルガルト「…つい先日、師がガルグ=マクの麓の村で発見されたのよ。でも、師は髪と瞳の色が戻っていた…。何故かはわからない。だけど、女神の眷属の気配を感じとることは出来なかった。おそらく、一人の人間に戻ったのでしょうね。」
    ソティスの言った通りか…
    エーデルガルト「まずは、皆に顔を出してあげなさい。貴方を心配していたのだから。」
    そうして、皆に顔を出しに行った…。

  • 485122/01/20(木) 21:46:20

    〜紅花の章 竪琴の節(5月)〜
    ヒューベルト「やれやれ…貴殿まで先生のようになってしまわれるとは。世の中分からないことだらけですよ。…全く。」
    エーデルガルト「あれからのフォドラは変わりはないわ。そして、私達はこれから、いよいよ王都フェルディアへと進軍し、国王ディミトリを討つわ。そうして、この戦争は終わりを迎える…。」
    エーデルガルト「ただ…あれ以降に白きものの姿を見た者は誰もいないのよ。あの傷では長くはないと思われるけれども、用心しておくに越したことはないわ。」
    ベレス「まさか、レオニールがかつての自分のようになるとはね。」
    ———————————————————
    〜温室〜
    リシテア「レオニール…?ですよね?」
    そうだよ。
    リシテア「すみません。以前と雰囲気が変わってしまったから。…エルがあんたのことどう思っているか知っていますよね?」
    エル…エーデルガルト?
    リシテア「そうです。その感じ、やっぱり知らないんですね…。おそらく彼女、あんたのこと好きなんだと思いますよ。」
    嘘!?
    リシテア「…何となく分かりますから。
    わたし、エルにあんたの好きなものとか聞かれたことありますからね。…お菓子とかテフとか言ってしまいましたけど…。」
    そうなのか…。
    リシテア「でも、彼女は悩んでいるみたいです。それは…」
    この髪と瞳か…
    リシテア「ええ…。あんたも女神の眷属となってしまったんですよね。彼女はその女神の眷属をフォドラから排除することを目的として今まで戦ってきた…。でも、あんたは…。」
    自分もこのフォドラにいてはいけない人間…。
    リシテア「…本当にすみません…。こんなことわたしの口から言うべきじゃないのかもしれません。でも、わたしはエルのことを放っておけなかったから…。…せめて、あんた達が一番納得のいく道を選んでくださいね。」
    どうしてその話を?
    リシテア「わたし、あんたの気持ちが何となくですけど分かるんです。理由は知りませんけど…。」

  • 486122/01/20(木) 21:51:43

    〜訓練場〜

    イエリッツァ「レオニール。お前…姿が変わったな。」

    エミール…。

    イエリッツァ「お前もかつてのベレスと似た雰囲気を纏っているな。もう一度死合うか?」

    今はそんな気分じゃないかな…。

    イエリッツァ「そうか…。それは残念だ。…これをお前に授ける。」

    これは…英雄の遺産!?

    イエリッツァ「ああ、『ラファイルの宝珠』だ。メルセデスに渡そうとしたが、断られてな。だから、お前に預けておこうと思っただけだ。」

    何で自分に?

    イエリッツァ「さあな…。お前が私の友だからなのかもしれん。」

    ———————————————————

    〜黒鷲の学級・教室〜

    エーデルガルト「レオニール…。少し話があるの。」

    エーデルガルトの話とは?>>488

  • 487二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 22:09:01

    加速

  • 488二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 22:14:36

    戦後の事

  • 489122/01/20(木) 22:38:24

    エーデルガルト「貴方の戦後、いえ闇に蠢く者を討滅し全てが終わった後のことよ…。」

    やはり、か…。

    エーデルガルト「私は貴方と共に新たなフォドラの夜明けを見たいと思っていた。この大地を地上から支配し、地下の奥底で蠢く者を滅ぼした後のフォドラを、ね。…だけれども、貴方は女神の眷属となってしまった…。」

    エーデルガルト「私の造る世界に貴方の居場所は…ないわ。私はこの世界を人の手で造ると、そう誓ったの。にも関わらず、私が貴方と共に歩み、貴方の知恵を借りるなどはあってはならないこと。それは、私を信じてついてきた大勢の民を裏切ることになってしまうから…。…………………。」

    エーデルガルト…。

    エーデルガルト「闇に蠢く者を滅ぼすまでは貴方と共に戦うわ。心配しないで。」

    エーデルガルト「それと…私のことをこれからエルって呼んでくれるかしら?これは、私の親しい人や家族が呼んでいたあだ名なのよ。今では師とリシテアしか呼ぶ人はいないけれども…。貴方にもそう呼んでほしいの。」

    分かった、エル。

    エーデルガルト「ごめんなさい…。貴方にこんな話をしてしまって。私はやはり、冷酷で非情な皇帝ね…。」

    レオニールは>>491と答えた。

  • 490二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 22:48:53

    構わない、元より覚悟の上だ
    戦後はどこかに隠遁するよ

  • 491二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 22:49:23
  • 492二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 23:10:09

    このレスは削除されています

  • 493122/01/20(木) 23:12:17

    構わないよ。元より覚悟の上でこの姿になったのだから…。何処かに隠遁するよ…。だから、それまでは共に戦わせてくれ、エル。

    エーデルガルト「……!?……。」

    エーデルガルト「そう…ね…。その…ほうが…いいわ…。ありが…とう、私の…我儘を…聞いて…くれて…。」

    そう言って後ろを向いてしまった。おそらく涙を見せたくはなかったのだろう…。

    エーデルガルト「…これは、私の独り言よ。レオニール、私は貴方のことを師と同じくらい、いやそれ以上に愛している。だけれども、これは叶わない想い。でも、貴方と決別し殺し合うことになる世界よりは余程、幸福…そう思いたいわね。」

    そう言ってエーデルガルトは教室を出ていった。

    せめて、これからのエルの人生が幸せであることを願って…。

    ———————————————————

    〜王都フェルディア〜

    ディミトリ「いよいよ、帝国軍が…エーデルガルトが来るのだな。ちっ…やはりセイロス騎士団は敗れたか…。」

    ギュスタヴ「ええ…。ですが、陛下。皇帝エーデルガルトとあの先生を討ち取る好機でもあります。」

    アッシュ「陛下。僕はあなたを信じていますよ。かならず勝利してくれると…!」

    アネット「父さん、あたしも陛下のために戦う。…例え、メーチェであっても、王都フェルディアだけは死んでも渡さないから…!」

    ディミトリ「お前達…。ああ、そうだな。皆の者!必ずやファーガス神聖王国に勝利をもたらす!獅子王ルーグの名に誓って!」

    王国兵「おおーーっっ!!!」

    ディミトリ「待っていろ…エーデルガルト。貴様が俺達から奪った全てのものを返してもらうぞ。貴様だけは楽には死なせない…。貴様が踏みにじってきた者達に頭を垂れ、詫びながら死んでいけ…!」

    ———————————————————

    あれは…>>495か…。何をしているんだろう?

  • 494二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 00:37:43

    加速

  • 495二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 04:22:10

    クロニエ

  • 496122/01/21(金) 09:53:20

    クロニエ「なーんだ、あんたか。あんたも先生と同じ見た目になっちゃったんだね。」

    クロニエ「あたしもね、あんたと同じくエーデルガルトの創る世界に居場所はないんだろうね。だって、あんた達人間とは別の存在なんだから。」

    …………………。

    クロニエ「あたしは、この戦争が終わり、タレス様達を滅ぼしたら、フォドラから出ていくつもりよ。それで、あんた達とはお別れよ。まあ、仕方ないよね。本来ならタレス様達と同じく、エーデルガルトに滅ぼされる存在だったんだから。」

    クロニエ「まあ、あんた達と過ごした時間は意外と楽しかったから、後悔はないけどね。最後の戦いであんたがあっさり死んじゃうかもしれないけどね!」

    …そうか。

    ———————————————————

    ヒューベルト「少しよろしいですか?」

    ヒューベルト、どうしたの?

    ヒューベルト「フレン殿とセテス殿のことです。彼らをどうすべきかと考えておりましてな。…彼らは貴殿と同じく女神の眷属です。それは、ご承知でしょう。しかし、レアに付き従うことはなく、離反し、何処かへと姿を消してしまった…。」

    ヒューベルト「私は、彼らを生かしておくことで、新たな災厄の火種となるのではないかと感じるのです。そこで…彼らを始末すべきかどうかという話です。貴殿はどうお考えですか?…無論、貴殿は女神の眷属といえどもフォドラを再び神による支配の世に戻すなどとは考えていないでしょうが…。」

    レオニールは>>498と答えた。

  • 497二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 10:36:55

    レアは討つ名目があったけど、レアに離反しこちらに情報をもたらした彼らを討つ理由はないどころか下手したらそちらが理由で火種になるかも
    放っておくか保護の名目で監視するかがいいと思う

  • 498二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 10:52:27
  • 499122/01/21(金) 11:21:53

    大司教は討たねばならなかったけれども、セテス殿とフレンは既に大司教から離反している。そんな彼らを討つことで余計な火種になるかもしれない。…放置しておくか、監視に留めるべきだよ。
    ヒューベルト「…レオニール殿。私は、エーデルガルト様の益とならないと判断した場合は度々、独断で行動するきらいがありましてな。フレン殿とセテス殿を生かしておけば、いつの日か彼らを旗頭にし、再びセイロス聖教会が我らを引き摺り下ろそうと画策してくるやもしれませんよ。」
    ヒューベルト「…ですが、あの密書の件で貸し借りなし、ということにしておきましょう。貴殿も気付いておられるでしょう?」
    ああ…。
    ヒューベルト「あれがなければ、我々は帝都の民を見捨て、進軍せざるを得ませんでした。結果、帝都に被害を出すことなく、セイロス騎士団を殲滅することが出来た。…おそらく、彼は大司教が凶行に走らぬようにとのことなのでしょうが、助かったのは事実です。…今は捨て置きましょう。」
    分かった。
    ———————————————————
    〜タルティーン平原〜
    エーデルガルト「…皆の者よ!いよいよ、王都フェルディアに進軍する時だ!この戦いに勝利することで、フォドラはようやく統一される。…師、準備は出来ているわね?」
    ベレス「出来ているよ。」
    エーデルガルト「ディミトリ達は王都フェルディアで私達を迎え撃つつもりなのでしょう。彼らがどんな手段を取ってくるかは想像もつかない。…だから、くれぐれも油断はしないようにしてね。それから、レオニール。」
    どうしたの?
    エーデルガルト「絶対に死なないでね。」
    分かっている。
    エーデルガルト「よろしい。」
    ———————————————————
    〜???〜
    タレス「あれの準備をしておくのだ。」
    魔道士「はっ!」
    タレス「エーデルガルト、ディミトリ。姉弟共々フェルディアで果てるがよいわ。」

  • 500122/01/21(金) 11:27:47

    〜王都フェルディア〜

    ギュスタヴ「陛下!タルティーン平原に帝国軍の姿を確認いたしました。エーデルガルトの軍勢です。」

    ディミトリ「そうか。ならば、歓迎してやらねばならないな。ここが、奴らの地獄への入り口となるのだから。待っていろ…エル。貴様をこの手で殺し、父や継母、グレンの仇を取ってみせる…。」

    ———————————————————

    エーデルガルト「ここで、王国軍を殲滅するわ!国王ディミトリは勿論のこと、敵将は一人残らず討ち取りなさい!」

    ヒューベルト「敵将は…ディミトリ以外にも3名。アッシュ、アネット、ギルベルトですな。彼らは援兵を招き入れているようです。早急に討ち取る必要があるでしょうな。」

    まずはどうする?>>502

  • 501二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 11:36:48

    アッシュ、アネット、ギルベルトをまずは倒す

  • 502二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 11:55:59

    アッシュにペトラとドロテア
    アネットはベレスとヒューベルト
    ギルベルトにリシテアとクロニエとベルナデッタ
    それ以外でディミトリ目指して進軍

  • 503122/01/21(金) 12:44:04

    ディミトリ「来たかエーデルガルト。ここで貴様を殺し、死者への手向けとしよう。」
    ギルベルト「陛下…。我々はその他の軍勢を相手にすればよろしいでしょうか?」
    ディミトリ「頼む、ギュスタヴ。これ以上奴らにファーガスの地を汚させはしない。」
    敵の援兵が次々と出現し始めた!
    エーデルガルト「彼らは全戦力を私達にぶつけるつもりね。押し潰されないようにしましょう。」
    ———————————————————
    進軍しているとどこからともなく矢が飛んできた!
    ペトラ「皆さん!矢、飛んでくる、しています!急ぎ、回避を!」
    ペトラとドロテアが矢を弾き落としたことで、被害は無かった。
    アッシュ「流石はペトラだね。僕は君達を殺すつもりで放ったんだけどな。」
    ペトラ「アッシュ…。わたし、あなた、感謝しています。昔、わたし、助ける、してくれましたよね。覚えていますか?」
    アッシュ「…そんなこともあったっけなあ…。…僕はあんな何気ない日々が続けば良かったと今でもずっと思っているよ。」
    アッシュ「それなのに、君達はこんな悲惨な戦争を引き起こしたエーデルガルトに味方した!そして、今では陛下の命までも狙ってここまで来てしまった…。これ以上、僕達から何を奪おうって言うんですか!?もう好きなだけ奪ったでしょう!?」
    ドロテア「…アッシュくん、私達は貴方を殺すわ。覚悟して頂戴。」
    アッシュ「それは、僕の台詞だ!君達を討ち、ファーガスに、陛下に勝利をもたらします!」
    ベレス「ペトラ!ドロテア!アッシュを任せたよ!」
    ドロテア「…分かりましたよ、先生。」

  • 504122/01/21(金) 13:00:52

    ギルベルト「止まれ…。これ以上、陛下の元へは行かせない!あの方はこの国を、このフォドラの未来を背負っていくのだ!お前達如きがこの地を汚すことは許されない!」
    リシテア「わたし達はエーデルガルトがこのフォドラを背負っていくと信じています。ですから、ギルベルトさん。わたし達は今からあなたを排除します。」
    ベルナデッタ「あ、あたしもエーデルガルトさんや先生達を信じます!だから、邪魔しないでくださいよぉ!」
    クロニエ「そういうわけだよ、おっさん。あたしらと殺し合おうよ!」
    ギルベルト「貴様が…!いや貴様達が、ダスカーの悲劇を手引きしたことは分かっている…!貴様には引導を渡してくれる…!」
    エーデルガルト「頼んだわよ!リシテア、ベルナデッタ、クロニエ!」
    リシテア「任せてください、エル。」
    ———————————————————
    アネット「メーチェ…!覚悟して!」
    メルセデス「きゃっ!?」
    アネットがメルセデスに向かって斧を振り下ろしてきた!
    ベレス「メルセデス、大丈夫?」
    メルセデス「アン…。ごめんなさい…!」
    メルセデスは先へ進んだ。
    その攻撃をベレスが剣で受け止めた。
    アネット「…先生!それは、レア様の剣…。」
    ベレスは天帝の剣を使用できなくなってしまった。おそらく、紋章石を失ったからだ。その代わりに、村で目が覚めた時に持っていた剣を使っている。
    ベレス「ええ、レアは既にこの世にはいない。もう、君達の負けなんだよ。」
    アネット「先生…。どうして…。あたし達が共に歩む道もあったんじゃないんですか…?」
    ヒューベルト「そういうことですから、潔く降伏なさっては?降伏すれば、学友の誼として命までは取りませんよ。」
    アネット「馬鹿にしないでよ!あたしが降伏したら、陛下の命はどうなるの!?!?陛下を殺すつもりなら、死んでも道は譲らないから!」
    ヒューベルト「やれやれ…。愚かなことを。それならば、貴殿は邪魔ですから、殺します。」
    ベレス「覚悟して、アネット。」

  • 505122/01/21(金) 13:15:08

    エーデルガルト「…『妄執の王』よ。貴方を討ちこの戦争を終わらせるわ。」

    ディミトリ「ああ…。待っていたぞ…エーデルガルト!この日をどれだけ待ち侘びたことか!貴様の首を刎ね、フォドラ中に晒してやる…!愚かな女帝としてな…!」

    エーデルガルト「失ったものにいつまでも囚われ続ける…。いつまでも過去に縋りつづける貴方では私には勝てないわ。」

    ディミトリ「…黙れ!俺達から全てを奪ったのは誰だ!?俺から父を奪い、グレンを奪い、そして、継母を奪った!貴様は自分の母親を手にかけて何とも思わないのか!?」

    エーデルガルト「…それで、貴方は奪い返せば気が済むの?私は止まらない!未来を切り開くための犠牲は厭わない!」

    ディミトリ「そうか…貴様のような人の皮を被った化け物に問いただした俺が間違っていたな…。貴様が切り開く未来など良いものであるはずがない…!」

    エーデルガルトとディミトリの最後の決戦が始まった…!

    ———————————————————

    …何だ!?この地響きは…!?

    巌魔獣「グオオオオオオオッッ!!」

    くっ…何故魔獣がここに…。いや、あれはあの時に仕留め損なった…。

    ディミトリ「ドゥドゥー…!お前なのか…。…すまない、お前を守ってやれなくて…。」

    巌魔獣「…へ……い………か。か…な…ら……ず………。」

    ディミトリ「ああ…。分かっている、俺は常にお前と共に在る。必ずや勝利を掴んでみせる!」

    エーデルガルトとディミトリが打ち合っている。お互いに一歩も譲らない激戦となっている。ディミトリがアラドヴァルを突き出せば、それをエーデルガルトが受け流し、エーデルガルトがアイムールを振るえば、ディミトリは躱す…。一進一退の攻防が続いている。

    エーデルガルト「レオニール!貴方達にあの魔獣は任せるわ!」

    分かった!…エル、死なないでね。

    エーデルガルト「当たり前よ。私が貴方を置いて死ぬわけないじゃないの?」

    ディミトリ「いいや、貴様はここで死ぬ。俺が殺す。」

    次の展開>>507

  • 506二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 13:45:25

    加速

  • 507二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 14:54:41

    タレス達(ベレスクローン、フレンの血の魔獣、その他やみうご)参戦!
    ディミトリとエーデルガルト用の切り札として雷霆を所持したパトリシア付き!

  • 508122/01/21(金) 15:19:04

    何やら騒がしくなってきたようだ…
    ディミトリ「今度は何だ!?……!」
    アランデル公「これは…姉弟仲良くしているではないか?」
    エーデルガルト「伯父上…。ここへ何しにきたの?」
    アランデル公「お前達に素晴らしい贈り物を渡そうと思ってな。」
    ???「…」
    ディミトリ「そん…な…継母……上…?」
    エーデルガルト「…お母様!」
    その母という人間は二人の言葉には耳も貸さずに剣で辺りを薙ぎ払った。
    ディミトリ「ぐっ…!エーデルガルト!貴様…自分の母親の死を弄ぶとは…!やはり、貴様だけは、俺が殺さねばならない…!」
    エーデルガルトはそんなディミトリを無視してアランデル公に問いかけた。
    エーデルガルト「…貴様。何故、亡くなったはずのお母様がここに居るのだ!答えろ…!」
    タレス「見て分からぬか?我が再利用してやったにすぎんよ。姉弟仲良く、『母』と慕う人形に殺されるがいいわ。」
    タレス「エーデルガルト。おぬしは我らが地上を統べるのに必要であったのだが、もはや不要となった。このフェルディアと共に失せるがいい。」
    ディミトリ「…待て!伯父上…!」
    ———————————————————
    ヒューベルト「馬鹿な…!何故、奴らの兵がここに…!ちっ…タレスめ…!」
    ベレス「ここで王国軍もろとも自分達を始末するつもりみたいね。」
    ヒューベルト「想像以上に動き出すのが早かったようですな…。早々に王国軍を殲滅してしまわないと、我らがここで屍を晒すことになります。」
    ベレス「…あの時。」
    ヒューベルト「ベレス殿…?何か心当たりが…?」
    ベレス「実は星辰の節のあの時に地下の都市で目を覚ましたんだ。…その時の男は…」
    ヒューベルト「フォルクハルト=フォン=アランデル…。」
    ベレス「ええ…。」
    ヒューベルト「貴殿の血などを採取したのでしょうな…。そうでなければ、グロンダーズ平原に現れた貴殿に瓜二つの兵が生まれるはずもない。」
    アネット「…はあっ…。…はあっ…。」
    ベレス「アネット…。もう終わりだ。」
    ヒューベルト「せめて苦しまぬように楽にして差し上げましょう…。」
    そう言ってヒューベルトがアネットに魔法を放った…。

  • 509122/01/21(金) 15:29:43

    ペトラ「アッシュ…。もう、終わりに、しましょう。」

    アッシュ「…まだ…だ!」

    ドロテア「ペトラちゃん!気をつけてね!」

    ———————————————————

    ギルベルト「おのれ…!私はここから退かぬ…!例え、貴様達と差し違えようとも…!」

    クロニエ「おっさん、もう体力残ってないじゃん。諦めてさっさと死になよ。」

    ギルベルト「黙れ…。貴様は…貴様だけは…私が…!」

    リシテア「クロニエ!気をつけて!」

    ベルナデッタ「ギルベルトさん…。クロニエさんばかりを狙っている…。」

    リシテア「彼女が奴らの仲間だったからでしょう…。『ダスカーの悲劇』もおそらく奴らの仕業…。」

    ———————————————————

    巌魔獣「グオオオオッッ!!」

    ちっ…。かなり堅いぞ…!

    リンハルト「僕やメルセデスさんの魔法も効かないからね。あの防壁が厄介だなあ…。コンスタンツェさん、そちらはどうですかね?」

    コンスタンツェ「私の魔法も効きませんわ!」

    コンスタンツェが元に戻っている…。もう、今は夜なのか…。

    カスパル「魔法が効かねえなら力で叩き潰すしかねえだろ…!」

    イングリット「ですが…!」

    イエリッツァ「カスパル。そこをどけ!」

    カスパル「イエリッツァ先生…!?一体何が…」

    その瞬間カスパルの足元が抉り取られた。

    イエリッツァ「また、貴様らか…。貴様らは私の獲物だ…!」

    ジェラルト「貴様らベレスの何なんだ?」

    ???(男)「…」

    ???(女)「…」

    次の展開>>511

  • 510二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 15:52:44

    流石のエーデルガルトもディミトリも母に手が出せず一方的に傷つけられていく
    止めを刺されそうになったところに魔獣を倒したレオニールが庇いに入る

  • 511二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 16:31:00

    >>510

    プラスして???達のせいで押され始める

  • 512122/01/21(金) 17:10:16

    パトリシア「…」
    エーデルガルト「ディミトリ…!今は貴方などに構っている暇はないわ…!」
    ディミトリ「黙れ…!貴様らに死してなおも利用され続けている継母上の為にも、貴様だけは差し違えてでも殺してやる…!ぐっ…!」
    パトリシアがエーデルガルトにもディミトリにも攻撃を加えている。一見すると三つ巴のように見えるが…
    ディミトリ「くっ…。継母上…!私が、貴方を殺した者を討ちます…!だから、今は…!」
    エーデルガルト「お母様…。私は貴方をこの手にかけることは…できない。」
    ディミトリ「継母を殺した貴様がどの口で言う…!己の野望のために実の親すら殺す貴様が…!偉そうに人間のような口を聞くな…!」
    エーデルガルト「…黙りなさい!貴方に…私の気持ちが分かるわけがないでしょう!他人の癖に知った風な口を聞かないで!」
    ディミトリ「…!?…。他人か…ああそうだな。俺はあの人にとっては血もつながらない他人だ…。だが…貴様は…!あの人と血を分けておきながら…何故だ!答えろ…エル!」
    ディミトリがエーデルガルトに襲いかかるが…
    エーデルガルト「ディミトリ!しまっ…。」
    二人共がパトリシアの攻撃範囲に入ってしまい…
    ディミトリ「…エル、俺と共に地獄に堕ちろ…!」
    パトリシアが二人を斬り裂き…!
    ———————————————————
    これで終わりだ…!
    巌魔獣「グアアアアアア!!」
    レオニール達の攻撃でついに魔獣が倒れた。少しずつ人の姿に戻っていき…
    ドゥドゥー「…陛……下。…どうか…生き延び…。」
    そう言い残しドゥドゥーは息絶えた。
    メルセデス「先生達も終わったみたいね…。アン…ごめんなさい。」
    コンスタンツェ「お姉様…!今は…まだ戦わねばなりません…!」
    レオニール達は二人の剣士と相対している。
    ???(男)「…」
    ???(女)「…」
    カスパル「はあ、はあっ!くそっ!何だこいつら…。」
    リンハルト「足を…止めたら殺されるよ。イエリッツァ先生、無事ですか?」
    イエリッツァ「ああ…。」
    ジェラルト「こいつら、以前よりも力を付けてやがる…!」
    …!?…エル…!

  • 513122/01/21(金) 17:30:20

    エーデルガルト「…レオニール!」
    パトリシアの攻撃をかろうじて間に入った、レオニールが止めた!
    ディミトリ「…貴様…!貴様も殺してやる!」
    ディミトリがレオニールを槍で貫こうと動き出した。
    エーデルガルト「待ちなさい。貴方の相手は…私よ。レオニール、私は必ず勝つから、心配しないで。」
    エル、ここは任せて、ディミトリと決着を…!
    パトリシア「…」
    ———————————————————
    エーデルガルト「これで…終わりよ!」
    ディミトリ「終わるのは貴様の方だ…!」
    エーデルガルトとディミトリは次で決着をつけようとしている。
    エーデルガルト「はあああっっ!!」
    ディミトリ「うおおおおっっ!!!」
    ディミトリのアラドヴァルとエーデルガルトのアイムールが交差し…

  • 514122/01/21(金) 17:45:23

    エーデルガルト「はあっ…。はあっ…。」

    ディミトリの槍はエーデルガルトに届いていた。が…急所は外れ、肩を貫いていた。

    ディミトリ「ごふっ…!」

    対するディミトリはエーデルガルトに斬り裂かれていた。明らかに致命傷だ。

    エーデルガルト「終わりよ、ディミトリ…。」

    ディミトリ「…ごほっ…ごほっ…!エーデル…ガルト…!」

    エーデルガルト「まだ、息があるのね…。明らかに致命傷。常人ならとっくに命はないわ。」

    ディミトリ「…貴様は…貴様だけは…俺が、殺す…!父上や…継母上の無念を知れ…!…実の娘に殺された継母上の…!」

    エーデルガルト「…さようなら、妄執の王よ。乱世でなかったら、名君としての幸福もあったのかもしれないわね。」

    ディミトリ「……地獄に堕ちろ…エル。」

    エーデルガルトはディミトリに斧を振り下ろした…。


    エーデルガルト「…くっ…。私の傷も浅くはないわね…。」

    エーデルガルトはその場で膝をついてしまった。

    ———————————————————

    エルが勝ったんだな…!

    パトリシア「…」

    あとはこの3人を…!


    あの時エーデルガルトを庇った時にレオニールはパトリシアの攻撃を受けていた。何とか致命傷は避けたものの傷は深く、長くは戦えない状況だ。


    早く…この場を切り抜けねば…!

    次の展開>>516

  • 515二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 17:51:25

    ベレスと???女が戦うがベレスは終始押されっぱなし
    イエリッツァとジェラルトが中心に???男と戦いなんとか互角
    レオニールとパトリシアが戦っているとパトリシアが話しかけてきた

  • 516二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 18:03:01
  • 517122/01/21(金) 18:25:47

    一方ベレス達は…

    ベレス「…!?」

    ???(女)「…」

    ベレスは互角に戦えているように見えて、終始押されている。

    ベレス「何も喋らないから、不気味。まあ、自分が言えたことじゃないかな。」

    そう独り言ちた。が、余裕はない。

    ヒューベルト「ベレス殿!ちっ…。これ以上近づけませんな…。」

    ドロテア「先生…。このままでは先生が負けちゃう…。」

    ヒューベルト達が加勢しようにも迂闊に近づけない現状だ。

    ———————————————————

    ???(男)「…」

    男の剣士が剣を鞭状に振るった!

    イエリッツァ「避けねば、死ぬぞ…。」

    ジェラルト「ああ…まあな。だが、一応は戦えているか…。」

    フェルディナント「しかし…この者どもは一体…。」

    メルセデス「フェルディナント。そのことは後にしましょう…。」

    リンハルト「メルセデスさんの言う通りだよ。そういえば陛下は…。」

    エーデルガルト「ここよ…。厄介なことになっているわね…。」

    エーデルガルトはディミトリとの戦いで負った傷のせいで戦いに加われないようだ。

    リンハルト「うわ…。酷い怪我じゃないですか。僕が治療しますよ。」

    エーデルガルト「ええ…。頼むわね…。」

    リシテア「エル…。レオニールはどうなりましたか?」

    エーデルガルト「お母様とまだ戦っているわ…!私も加勢せねば…!」

    ———————————————————

    はあっ…。不味いな…。

    パトリシア「…」

    レオニールは深傷を負い、傷からの出血が止まらないせいで足取りが乱れて始めている。このままでは、血の流し過ぎで意識を失いそうだ。

    くそっ…。あっ…意識が…。

    パトリシア「>>519

    何を言っている…?

  • 518二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 18:46:35

    加速

  • 519二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 18:48:29

    ごめんなさいという謝罪の言葉と、ランベールやディミトリ、エーデルガルトといった縁のある者の名前をうわ言のように呟き続けている
    瞳からは一筋の涙が伝い、動きが少しだけだが精彩を欠き始める

  • 520122/01/21(金) 19:03:16

    パトリシア「ご…め…な…さ……エ…ル、ディ…ミ…トリ…、あ…な…た」

    エルやディミトリともう1人誰かに謝っている…?この人は…

    パトリシア「エ…ル…ディ…ミ…トリ」

    そう言いながら一筋の涙が流れたように見えた。


    動きが、乱れ始めた…。今しかない…。

    そう思い行動しようとしたが、足がもつれてしまった。やはり、血を流し過ぎたようだ。

    パトリシア「……」

    レオニールに剣を振り下ろし…


    エーデルガルト「レオニール。私があの者の相手をするわ。…彼女の魂を天に還してあげたいから…。」

    間に入ったエーデルガルトがパトリシアの剣を受け止めた。


    一緒に…戦うよ。

    エーデルガルト「貴方の傷じゃもう戦えないわ。…じっとしていなさい。」


    エーデルガルト「…お母様。…もう、ここまでにしましょう。」

    パトリシア「…」


    結果>>522

  • 521二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 19:10:00

    パトリシアがエーデルガルトの横を過ぎレオニールに剣を差した
    すると炎の紋章がレオニールからパトリシアへ移った
    これぐらいしか出来ないから。とパトリシアは呟き死亡

  • 522二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 19:15:23
  • 523122/01/21(金) 19:56:42

    パトリシア「…」

    エーデルガルト「来なさい!」

    エーデルガルトとパトリシアが対峙している。

    エーデルガルト「…え…!?何処へ…。」

    パトリシアが…


    レオニールを貫いていた。


    ごふっ…。

    エーデルガルト「…レオニール!」

    パトリシア「ご…め…さ…い…こ…く…し…か…出来なくて…エル。」

    そう言い残し、パトリシアが消滅した。

    エーデルガルト「…お母様…?」

    レオニールはパトリシアに致命傷を負わされてしまった。

    エーデルガルト「レオニール…!…また、私は失ったの…ね。」


    う…ん…。


    エーデルガルト「え…?…心臓が動いている!?貴方…髪と瞳の色が…。」

    え…る?一体…

    エーデルガルト「………。良かった…。本当に…!本当に…!」

    その場で泣きじゃくり始めてしまった。

    一体彼女が何をしたのか分からなかった。だが、紋章の力が…。体の中から、消えた…?

    『雷霆』は役目を終えたかのように、朽ち果ててしまった…。


    その他の戦いはどうなった?>>525

  • 524二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 20:09:14

    ???女がベレスにとどめを刺そうとしたところでイングリットが手槍で気を引き、ベレスが???女に剣を刺す
    ???男はイエリッツァがメルセデスとコンスタンツェの支援を得て切り裂いた
    王国軍はディミトリを討ち取られたことで降伏、闇うごもランドルフ達に片付けられていった

  • 525二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 20:29:05

    >>524+さすがに状況が悪くなったことに気がついたタレスが逃げようとするが娘を理由したジェラルトの怒りが炸裂

  • 526122/01/21(金) 20:46:27

    ???(女)「…」
    ベレス「くっ。結構不味いかな…。…」
    観念したように見えたベレスに剣士の女はトドメを刺そうとしたが…
    ベレス「……。イングリット!」
    イングリット「こっちを向きなさい!せやぁっ!」
    イングリットが手槍を投げつけた!その剣士は難無く躱したが…隙を晒してしまった。
    ベレス「君の敗因は、仲間がいなかったことだよ。」
    ベレスが剣士の女を剣で刺し貫いていた。ほんの一瞬のことだった。
    ???(女)「…!」
    その一撃が致命傷となったのか、体から光が放たれ…消滅した。
    ベレス「ありがとう、イングリット。」
    イングリット「いえ…。先生、やりましたね。」
    ベレス「ええ、でもまだ残っている。」
    ———————————————————
    イエリッツァ「…お前の動きは既に見切った。…やはり、ベレスには及ばぬ。…動きが単調だ。」
    ???(男)「…」
    こちらでは次第にイエリッツァが押し始めた…。
    メルセデス「エミール!いきなさい!」
    コンスタンツェ「私の魔法を味わってくださいな!」
    メルセデスとコンスタンツェが剣士の男に攻撃をして、怯ませた!
    ???(男)「…」
    どうやら、イエリッツァの姿を見失っている。
    イエリッツァ「…終わりだ。」
    イエリッツァが一瞬で斬り伏せた。その瞬間に男の体は消滅した…。

  • 527122/01/21(金) 20:51:44

    タレス「…そろそろ潮時か…。」
    ジェラルト「貴様…!あれは貴様の仕業か!?ふざけたことをしやがって…!」
    タレス「…壊刃よ。おぬしは生きていてはならぬ存在なのだ…。本来ならあの時に死んでいたはず…。何故だ…?」
    タレス「…貴様らに構っている暇はない…。…空には気をつけるんだな…。」
    ジェラルト「何だと?おい待て…!」
    ベレス「あいつは何処に?」
    ジェラルト「消えちまったよ。」
    ———————————————————
    その他の闇の魔道士達も帝国軍の本隊に次々と倒されていった。そして…

    エーデルガルト「王国軍よ!国王ディミトリと将軍達は全員討ち取られたわ!速やかに武器を捨て、降伏しなさい!」
    こうして…戦争は終結したが…
    ヒューベルト「エーデルガルト様!急ぎ避難を…!王国の民や兵士達も避難させるのです!」
    エーデルガルト「…分かったわ!諸君…!ここは危険だ!今すぐ退避を…!」
    既に王都や宮城内には民は居なかった。ディミトリが全て避難させていたようだ。

    一行がフェルディアを離れて…まもなく、空から光の柱が降り注いだ。

  • 528122/01/21(金) 20:59:40

    (最終章です。闇に蠢く者達の討滅戦はこの後に)
    〜紅花の章 花冠の節(6月)〜
    こうして、アドラステア帝国は同盟、王国を制圧し滅ぼした。そして、セイロス聖教会は、歴史からその姿を消した…。が…
    ———————————————————
    〜謁見の間〜
    エーデルガルト「さて…これから、様々なことが私達を待ち受けているわ。出来れば、皆の力を貸してくれると嬉しいわね。まずは、荒れ果てたフォドラの復興から始めねばいけないわね。そして…」
    ベレス「やれやれ、大変そうだね…。」
    ヒューベルト「この世界を変えようとした者の責務を果たさねばなりませんからな。エーデルガルト様、ゆっくり出来る時間はありませんよ。」
    エーデルガルト「…そうね、やる事が山積みだわ…。…師や彼にも手伝ってもらいたいわ。でも、今節だけはゆっくりさせて頂戴。」
    ヒューベルト「仕方ありません…。たまには、陛下も羽を伸ばしてください。」

  • 529122/01/21(金) 21:00:45

    今日は食堂に来ていた。

    すると、>>531に声を掛けられた。

  • 530二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 21:09:00

    加速

  • 531二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 21:17:33

    イングリット

  • 532122/01/21(金) 21:53:55

    イングリット「レオニール、こんにちは。食事ですか?」
    うん…まあね。
    イングリット「私は久しぶりにまともに食事を摂った気がします。…今まではあまり食事が喉を通りませんでしたから。」
    イングリット「…アドラステア帝国の元にフォドラは統一されました。これは帝国建国以来の大きな出来事であり、歴史の転換点となるのは間違いないでしょう。」
    イングリット「エーデルガルトは、このフォドラから貴族制を無くし、皆が平等に暮らせる世界を築き上げようとしています。私達の代で叶うかは分かりません。…ですが、未来の世代のためにも多くのことを残してあげたいですね。」
    イングリット「私はエーデルガルトの元で彼女の統治を手伝いたいと思っています。もう、私は生涯、父上に許されることはないでしょう。ですが、構いません。これが…私の選んだ道なのですから…。少しでも、これからの民の暮らしが良いものであるようにと願っています。」
    分かった。
    イングリット「ですが…私達にはやらねばならない事がまだあります。…それは、闇に蠢く者達をこのフォドラから完全に滅ぼす事です。私も勿論手伝います。…共にフォドラの大地を覆う闇を晴らしましょう!」
    そうだね…。
    イングリット「傷の方はもう大丈夫ですか?…あまり、無理はしないでくださいね。」

  • 533122/01/21(金) 21:55:29

    〜黒鷲の学級・教室〜

    ベレス「よく来たね。レオニール。」

    先生とリシテア?何でここに…

    リシテア「今節は何ですか?」

    ええと…花冠の節…。

    ベレス「ということは?」

    ?????

    リシテア「はあ…。今節の22日はエルの誕生日でしょう。まさか…あんた知らないんですか?」

    …ごめんなさい。

    ベレス「薄情者。」

    リシテア「薄情者。」

    うっ…。

    ベレス「…まあ、それはともかくエルに贈り物をと思ってね。リシテアと話していたんだけど、あまり思いつかなくてね。」

    リシテア「彼女、意外と可愛いものも好き何ですよね…。ですが、お菓子とかもどうでしょうか?」

    それはリシテアが好きなんじゃないの?

    リシテア「…違うとは言い切れません…。」

    そうこう悩んでいると…

    ヒューベルト「貴殿らは一体何をなさっているのですか?…いえ、エーデルガルト様への贈り物でしょうな。くくく…貴殿らの考えていることなどすぐに分かりますよ。」

    ヒューベルト「そうですな…。>>535とかは如何でしょうか?」

  • 534二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 21:57:56

    指輪

  • 535二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 22:07:45

    指輪

  • 536122/01/21(金) 22:25:52

    ヒューベルト「…指輪とかは如何でしょうか?…まあエーデルガルト様は貴殿らからの贈り物ならどんなものでも喜ばれると思いますが。」

    ベレス「指輪…。どんなの?」

    ヒューベルト「いえ…ですから、エーデルガルト様への贈り物は貴殿らで決めていただきたいですな。私はあくまで一例として…。」

    リシテア「…ヒューベルト。あんたもついてきてください。」

    …ヒューベルト。

    ヒューベルト「承知しましたよ…。…やれやれ、大変なことになってしまいましたな…。…レオニール殿。これはあくまで誕生日の贈り物です。…貴殿の想いはまた別の機会にきちんと伝えるように…。」

    分かっているよ。


    4人で指輪を購入しに出掛けたが…のちに市井の人々の間で何かを企んでいると噂されてしまった…。


    後日…エーデルガルトに4人からの贈り物として指輪を贈ったら…

    エーデルガルト「…ありがとう。このように親しい人から贈り物を貰えたのはいつ以来かしら…。いつまでも大切にするわね。」

    とのことだった。

    ———————————————————

    メルセデス「あら、レオニール。こんにちは〜。」

    コンスタンツェ「ご機嫌よう、レオニール。」

    どうしたの?何か嬉しそうだけど…

    コンスタンツェ「実はですね…。何と私達でヌーヴェル家とマルトリッツ家を再興させる目処が立ちましたのよ!実に喜ばしいことですわ!おーほっほっほっ!」

    メルセデス「うふふ…。コンスタンツェの長年の夢だったものね〜。私もとっても嬉しいわ〜。」

    そう言ってメルセデスは悲しい表情になり、こう話した。

    メルセデス「…レオニール。エミールは私やコンスタンツェと共に暮らしてくれるのかしらね〜。あの子、目を離すとまたどこかへ行ってしまいそうで…。」

    レオニールは>>538と答えた。

  • 537二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 22:30:53

    彼は彼なりにこれからの世界と自身の性分に対して悩んでると思う。どういう形になるかは分からないが折り合いはつけてくる気がする。

  • 538二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 22:31:47
  • 539122/01/21(金) 22:48:44

    エミールはこれからの世界と自身の性分について悩んでいると思うよ。何かしらの形で折り合いはつけてくれるはずだ。
    メルセデス「そう…そうよね〜。でも、悩み過ぎて、自分を追い込んでいないか心配だわ〜。最近はお菓子をあげても、あまり食べたがらないのよね〜。あの子、私とお母様が作る特製のお菓子大好きだったのに…。」
    コンスタンツェ「いいえ!彼は必ず私達の元へ来てくださいますわ!…ヌーヴェル家の復興のためには彼の力が必要なのですから!」
    エミールを信じてあげよう。
    メルセデス、そういえば…
    メルセデス「あら?あなたがそれを持っていたのね〜。」
    どうして、受け取らなかったの?
    メルセデス「…受け取ってしまったら、あの子がいなくなってしまう気がしたから…。レオニール。あなたがそのまま持っていて頂戴?」
    分かったよ。
    メルセデス「そうだ!お菓子を作ったから食べていかない?特にエーデルガルトやリシテアは凄ーく喜んでいたわよ〜。」
    それなら、貰っていこうかな。
    ———————————————————
    〜???〜
    フレン「わたくしはこれからどうすれば…。でも、エーデルガルトさんの世界にわたくしは不要ですのよね…。どこか遠くへ行ってしまいましょうか…。」
    セテス「セスリーン!よく無事だった…!」
    フレン「お父様!どうしてここが…」
    セテス「大切な娘の居場所が分からぬはずはないだろう。もう…1人にはしないぞ。」
    セテス「…エーデルガルト達がこのフォドラを導いてくれるのだろう。私達の役目は終わったのだ…。」
    フレン「最後にロディ海岸に寄って行っても宜しくて?」
    セテス「ああ…。レア…どうか安らかに眠れ…。」

  • 540122/01/21(金) 22:49:49

    あれはクロニエとリシテアとベルナデッタか?

    何をしているんだろうか…?>>542

  • 541二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 22:51:57

    戦後のフォドラの外への旅行計画について話し合っている

  • 542二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 22:57:01

    >>541と今度パジャマパーティーをする話

  • 543122/01/21(金) 23:25:41

    クロニエ「あたしはフォドラの外へ行ってみたいかなー。どうせ、あたしはこの世界に住み続けることは出来ないんだしね。あんた達は?」
    ベルナデッタ「あたしはブリギットやダグザに行ってみたいなあ…。リシテアさんはどう?」
    リシテア「…わたしの命はもう長くはないかもしれません。…ですが、もしわたしの寿命を取り戻せたのなら、その時はよろしくお願いします。…わたしもフォドラの外には興味がありますから。あ、でもエル…エーデルガルトの統治に協力するつもりですから、あんまり長く旅行は出来ないかも…。」
    クロニエ「でも、あんた達、貴族なんでしょ?爵位…?はどうすんのよ。」
    ベルナデッタ「あたしは、返上しても全然大丈夫だけど…。別に父の家がどうなろうと関係ないから!ふん!でも、リシテアさんは…」
    リシテア「わたしも領内の民の暮らしの安定を図り、両親が幸福に暮らせると判断できた時点で返上するつもりです。コーデリア家は父の代で終わりですから…。」
    クロニエ「ふーん。まあ、あたしにはもう何も残ってないからね。…人を殺してきた経験以外には…ね。」
    ベルナデッタ「…それは、ベルも一緒だよ?…あたしだって、多くの人を殺してきたから…。死んじゃった人達にも待っている人は居たんだから…。」
    リシテア「…あんた達…。わたしも変わりません。…未来の犠牲者を出さない為という名目で今の世を生きる人達の命をたくさん奪ってしまいましたから。決して、許されることではありません。わたし達はこれからこの咎を背負わなければならないでしょうね…。」
    リシテア「でも…今はあんまり、暗い話をするのはやめましょう!…折角ですから、今だけは楽しい話をしましょう!ね?」
    …………………。
    クロニエ「あのさぁ…さっきからそこで見てんの誰よ!?出てこないと、殺すよ。」
    はい…。
    リシテア「はあ…?あんたいつからそこに…。」
    ベルナデッタ「レオニールさあん!盗み聞きはダメですからね!?」
    ごめんなさい…。

  • 544122/01/21(金) 23:28:28

    リシテア「まあ…こんな感じで今後のことを話していました。…思えば、あんたにフレン誘拐の嫌疑を掛けられたことが全ての始まりでしたね。ついに、わたし達はこんなに遠いところまで来てしまったんですね。レオニール、あんたに言いたい事が。」
    何でしょう?
    リシテア「あの…色々ありがとうございました。あんたがあの時わたしに話しかけてくれなければ、今、わたしはここにいませんでしたから。おそらく、わたしはクロード達と共に戦い、デアドラで命を散らしていましたから。…あんたとの出会い、そしてあんたという人がいた事は何年経とうとも絶対に忘れません。」
    リシテア…。こちらこそ感謝するよ。
    クロニエ「あたしらもあんたには感謝しているよ。色々とね。」
    ベルナデッタ「…レオニールさん。ありがとうございました。」
    そうして、彼女達とは別れた。

    ベルナデッタ「…え?あたしの部屋でお泊まり会するの…?」
    クロニエ「だって、あんたの部屋綺麗でしょ?あたしなんかアビスの地下暮らしよ。」
    リシテア「わたしの部屋は特に何もありませんから。」
    ベルナデッタ「そ、そんなあ…。」

  • 545122/01/21(金) 23:30:03

    〜墓地〜

    あれは…>>547か?

  • 546二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 23:32:12

    ジェラルト

  • 547二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 23:38:14

    ジェラルト

  • 548122/01/22(土) 00:33:21

    ジェラルト「……お前か。」
    アロイスさんとレオニーの墓参りですか…?
    ジェラルト「それと、シトリーのな。アロイスとレオニーはせめて俺だけでも祈ってやらないと。…あいつらが誰の記憶からも忘れられちまうのは許せないんでな。」
    シトリーさんっていうのは…。
    ジェラルト「ああ。俺の死んじまった妻だよ。ベレスを産んだときにそのまま、な。結局、何故死んじまったのかは分からなかった。だが…レア様が何かをしたに違いないんだろうな。俺はな、今までレア様と共に各地を転戦してきたんだ。…俺もお前と同じように女神の眷属って奴に近い存在なんだよ。」
    ジェラルト「だが、結局レア様とは二度に渡って決別することになっちまった。そして、今回はもう二度と元には戻らない。…人生ってのは分からねえもんだよな。」
    ジェラルト「レオニール。俺はな、闇に蠢く者とやらを滅ぼしたら、まずはルミール村を復興させる。そして、それが落ち着いたらフォドラを出ていこうかと思っている。」
    先生の側にいてあげないんですか?
    ジェラルト「あいつの側にはお前や皇帝陛下などたくさんの人間がいるだろ?…もう、俺の出る幕じゃねえんだ。俺がいなくても、あいつは笑顔でやってくれるさ。」
    ジェラルト「それに、俺もただの人じゃねえんだ。このフォドラには長くは居られねえよ。」
    またなと言ってジェラルトは立ち去って行った。
    ———————————————————
    〜???〜
    レア(お母様…。どうして…あなたは…私の味方に…なってくれないのです?あなたを奪い、あなたを穢した逆徒どもに何故力を貸すのです?ああ…これも、あの失敗作やフレスベルグの裔、そしてあなたの紋章を我がもののように扱う愚者のせいなのですね…!あの者どもがあなたを唆した…!許さない…!あの者どもをこの世から消し去るまでは…!)
    白きもの「ギャオオオオ!!!」

    ツィリル「あれは…レア様だ!行かなきゃ…!」

  • 549122/01/22(土) 00:47:10

    〜謁見の間〜

    エーデルガルト「もうまもなく、青海の節になるわね…。あの、レオニール。その…いえ、今はまだね。まだ、奴らが残っているから…」

    ベレス「そうだね。」

    エーデルガルト「いよいよ、闇に蠢く者どもを排除する時よ…。だから…」

    そう話していると、ヒューベルトが大慌てで入ってきた。

    ヒューベルト「陛下…!たったいま、信じられない報告が…!」

    エーデルガルト「…どうしたの…?」

    ヒューベルト「…激しい光を放ちながら、辺り一帯を焼き払いこちらへと飛来してくる生物を確認いたしました…!そして…そのものは…」

    エーデルガルト「…まさか…!?白きもの…!」

    ヒューベルト「…間違い無いかと…。」

    エーデルガルト「師、皆に招集をかけて。まだ、終わっていなかったのよ…!白きものは…レアは生きていた…!おそらく、貴方や私、それにレオニールを狙ってこちらへと破壊を続けながら向かってきている。」

    ———————————————————

    エーデルガルト「皆の者!聞いての通り、白きものは生きていた。奴はこちらへ魔獣を連れて真っ直ぐに飛来してきている。奴を討たねばこのフォドラは間違いなく滅びる…。」

    エーデルガルト「全軍に告ぐ!白きもの…レアを討伐し、このフォドラの大地を、未来を守りましょう!」

    ベレス「もちろん。」

    エーデルガルト「黒鷲遊撃軍』の最後の戦いよ!いざ…出陣!」

    ———————————————————

    〜ガルグ=マク外郭〜

    エーデルガルト「白きものから膨大な力と生命力が溢れているわね…。おそらく、奴の周りに飛来している獣が力を与えているわ。」

    ヒューベルト「白きものは後回しで獣を殲滅しましょう。」

    白きもの「ギャオオオオ!!!ユ…ルサ…ナイ…!」


    ツィリル「ボクはレア様と最期まで共に戦う…!アナタ達は全員殺す!」

    ベレス「あれは…ツィリル。いつのまにか、逃げ出していたと思ったら…。」


    まずはどうする?>>551

  • 550二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 01:13:45

    加速

  • 551二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 06:12:37

    ツィリルと獣を倒す

  • 552122/01/22(土) 09:21:57

    まずは獣やツィリルを倒すしかない。

    エーデルガルト「そうね。今のレアに手を出しても、私達では歯が立たないわ。」

    ヒューベルト「周りの獣とツィリルの排除から始めましょう。」

    ペトラ「レア様、もはや、理性失い、ただの獣、なりました。レア様、討ち、魂、鎮めましょう!」

    ベルナデッタ「うう…。おっかないですけど…これが最後の戦いならやって見せますよ!」

    カスパル「オレは誰が相手だろうと関係ねえ!エーデルガルト達の邪魔をするならぶっ飛ばす!」


    白きもの「グオオォォォォ!!!」

    白きものの咆哮によって…

    フェルディナント「…人形や魔獣の動きが変わったぞ…!」

    リンハルト「…白きものの咆哮によって、人形達に魔力が送り込まれているみたいだね。」

    ドロテア「…先生、エーデルちゃん。私は貴方達を信じて最後まで戦います!」


    ツィリル「レア様に近づくなあああ!!」

    次の展開>>554

  • 553二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 10:59:18

    加速

  • 554二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 11:11:08

    人形や魔獣は白きものの咆哮で強化されているので少してこずるがドゥドゥ―の方が強かったと思い、奮闘
    ツィリルは白きものの見境の無い攻撃に巻き込まれた挙句、ランドルフにとどめを刺された

  • 555122/01/22(土) 12:42:54

    この獣や人形達はさらに強化されているが…

    イエリッツァ「…生温い。王都で相対した魔獣のほうが強者だった…。」

    メルセデス「あれはドゥドゥーだったからね…。ただ、白きものの言いなりになっている獣や人形達では、ね…。」

    イングリット「…そうですね。」


    ツィリル「エーデルガルト!」

    エーデルガルト「また貴方なのね…。もういいわ、散りなさい。」


    白きもの「オ……カア……サマ。ギャオオオオオオオ」

    クロニエ「あいつやばいよ!?周囲一帯を見境なく攻撃している!」

    コンスタンツェ「陛下!お避けください!?」

    エーデルガルト「なっ…!」

    その瞬間、エーデルガルトが立っていた付近が焼け焦げていた。

    ツィリル「うわあああああっっ!!」

    ———————————————————

    ツィリル「まだ…だ!エーデル…ガルト!ボクはアナタを許さない!」

    エーデルガルト「そんな死に体では何も出来ないわ。潔く逝きなさい。」

    ツィリル「うる…さい!」

    ツィリルが追跡をしようとするが…

    ランドルフ「せいっ!」

    ランドルフがツィリルにトドメを刺した。

    ツィリル「あ…あ。レ…ア…さま…アナタ…と…ともに…戦えて…幸せでした……」

    エーデルガルト「魔獣達の相手もお願いできるかしら?」

    ランドルフ「はっ!陛下は先生達と共に大司教を…!」

    エーデルガルト「分かったわ。ただ、白きものの攻撃には注意しなさい。」

    次の展開>>557

  • 556二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 12:46:06

    加速

  • 557二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 13:03:41

    エーデルガルト、ベレス、レオニールを中心として白きものと戦う

  • 558122/01/22(土) 16:46:21

    エーデルガルト「師とレオニールは私に付いて来なさい!…他の者には獣達の相手を任せるわ!…ヒューベルト、頼んだわよ。」

    ヒューベルト「承知しました。…陛下が仰られたように私達は人形及び魔獣達の相手をしましょう。」

    フェルディナント「…承知した。エーデルガルト、必ず勝ってくれ。」

    リシテア「…白きものを倒し、みんなで新たなフォドラの大地を歩みましょう!」

    ジェラルト「…ベレス。必ず生き残れ。俺より先に死ぬなよ。」

    イエリッツァ「ベレス…。まだ死ぬな…。お前と決着は付いていない…。」

    ベレス「分かってるよ。…ありがとう。」


    白きもの「…ホ……ノ……オ……。グオオォォォォ!!!」

    白きものがエーデルガルト達を視認した途端、暴れ始めた!

    エーデルガルト「…白きものは最早私達を排除するという目的のまま動いている。その他のことは何も考えず、ただ破壊衝動に駆られ闇雲に全てを壊し尽くす…。」

    エーデルガルト「千年以上に渡って、フォドラを統治してきた者の末路がこれとは…。いえ、いずれはこうなっていたこと…。例え、私達が事を起こさずともね…。」

    エル…。必ず勝とう!

    ベレス「行こう。2人とも!」

    次の展開>>560

  • 559二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 16:53:39

    Ksk

  • 560二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:04:37

    力こそ兄弟であるが見境なく暴れるだけの存在など今の三人には通用しない
    ブレスを吐こうとすればレオニールに殴り飛ばされ、飛ぼうとすればエーデルガルトに叩き潰され、ベレスが急所へ的確に剣を入れる
    もはや抗う力もなくなった白きものに、女神の残滓の声がようやく届く…

  • 561122/01/22(土) 17:42:05

    白きもの「…ユ…ルサナイ…!ギャオオオオオオオ!!!」
    白きものがさらに暴走を始めた…。
    エーデルガルト「ただ、暴れるだけの獣に私達を倒すことは出来ないわ。神としての理性も矜持も全て失い、復讐のためだけにその力を振るう…。そのような者には何も為せない…!
    エーデルガルト「さようなら、女神の眷属よ。」
    白きものの口元に光が集まっていき…
    エーデルガルト「…レオニール!」
    白きもの「グオオォォォォ!!!…!」
    レオニールが白きものを攻撃したことで、その攻撃は阻害されてしまった。
    エーデルガルト「良くやったわね…!」
    その直後、白きものが空を飛ぼうとするが…
    エーデルガルト「やあっっ!!」
    エーデルガルトが白きものを叩きつけた。そして、白きものは大きく体勢を崩し…
    ベレス「レア。もうまもなく、終わりだよ。」
    ベレスが的確に急所を斬り裂いていく。
    ———————————————————
    エーデルガルト「…これで終わらせる!天に還るがいい…。大司教レア!」
    ベレス「レオニール!エル!これでトドメを刺す!」
    分かりました!
    3人が飛び上がり、白きものの頭部を目掛けて…
    「「「はあああああっっ!!!」」」
    攻撃を叩き込んだ!
    白きもの「ギャアアアアア!!…ア…ア…。」
    白きものは頭部から血を流し、そのまま倒れ伏した。
    エーデルガルト「…終わったようね。」
    いや…まだだ!
    白きもの「…ア……ア。ユ…ルサ…ナイ…。」
    白きものが攻撃に移ろうとした時…

    「もうよいのじゃ…。わしやおぬしの役目は終わったのじゃ…。」

  • 562122/01/22(土) 17:48:52

    白きもの「…オ…カア…サマ…?」
    白きものは攻撃には移ることなく…呆然と立ちすくんでしまった。
    エーデルガルト「…何をしているのかしら…?」
    次の瞬間…
    白きものを包み込むほどに大量の鱗が舞い始めた。まるで銀色に輝く雪のように…

    そして…次第に眩い光を放ち始め…

    光が晴れた時にはセイロスの紋章石のみがただ残されていた…。

    ベレス「レア…。」
    先生、エル。終わったようだね…。
    エーデルガルト「…そうね。ようやく、このフォドラの大地は人の手により切り拓かれることになるわ。…でも、今は…。」

    エーデルガルトが祈りを捧げた…。その祈りは誰の為かは分からない。

  • 563122/01/22(土) 17:55:31

    歴史は時のよすがを辿り、フォドラの大地に新たな炎が灯される…。
    かつて、フォドラを三分していた内の二つ…レスター諸侯同盟及びファーガス神聖王国はフォドラの歴史からその姿を消した。そして、セイロス聖教会もまた大司教レアの死により、歴史から姿を消したのだった。
    皇帝エーデルガルトを戴くアドラステア帝国の元にフォドラの大地は統一が果たされることとなった。彼女は強固な中央集権制を布くと、貴族制度の打破に向けた改革に着手。身分と紋章によらない世界を築き上げようとしたのだった。
    一方、日の当たらぬ所で闇に蠢く者達との戦いが静かに巻き起こっていた…。

  • 564122/01/22(土) 17:57:32

    〜帝都アンヴァル〜

    レオニールは帝都アンヴァルの一角の小さな家に住んでいた。

    コンコン。

    誰かが訪ねて来たようだ。>>566

  • 565二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 18:02:23

    エーデルガルト

  • 566二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 18:11:31

    エーデルガルトとイングリット

  • 567122/01/22(土) 19:36:40

    エーデルガルト「レオニール。居るわよね?」

    イングリット「こんにちは。」

    エーデルガルトとイングリットがレオニールの元を訪ねて来た。

    エーデルガルト達の用件とは?>>569

  • 568二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 19:55:31

    エーデルガルトとレオニールの婚約と一応レオニールの娘だったイングリットの養子について

  • 569二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 20:13:16
  • 570122/01/22(土) 22:30:02

    エーデルガルト「貴方とイングリットの関係をはっきりとさせておきなさい。それ相応の手続きも必要になるのだから。」

    イングリット「そうですね…。あの…レオニールはどうしたいですか?」

    イングリットは学生時代の頃よりレオニールのことを父だと思い込んでいた。だが、今は記憶を取り戻しており、そのようなことはないはずだが…

    イングリット「私と貴方が共に暮らすというのは、流石に…その…と思いまして。」

    エーデルガルト「イングリットにはここの近くで暮らしてもらうことにしたわ。…そうすれば、貴方と会う機会もあるでしょう。…それに、いざという時には貴方達からすぐに力を借りられるわ。」

    エーデルガルト「でも、帝国領内でのイングリットの戸籍は存在しない。…さらに、新たな戸籍を取得するのには時間がかかる。それまでは、貴方の子ということにしておいても構わないかしら?…苦肉の策ということでね。」

    構わないよ。

    イングリット「ありがとうございます!それでは、私はこれで。陛下はレオニールと話したいことがあるそうですので。」

    ———————————————————

    エーデルガルト「…貴方は闇に蠢く者達を滅ぼしたらどうするつもりなのかしら?」

    …君の創る世界には居られないから…。

    エーデルガルト「…私は貴方の体から紋章が消えたことは知っているわ。そして、髪の色や瞳の色も以前と同じようになった…。…だから、貴方はこのフォドラに居てもいいのよ?」

    それは…。

    エーデルガルト「改めて、貴方に言いたいことがあるの。………私の生涯の伴侶となってくれませんか?」

    エル…。

    エーデルガルト「貴方が師と同じように他の全てを敵に回してでも、私を選んでくれた時から…貴方のことを想っていたの。」

    エーデルガルト「…私は貴方を聖墓で殺そうとした。それなのに…貴方は私を変わらず友と呼んでくれた。…それが、とても嬉しかった。

    エーデルガルト「そして、貴方と共に戦う内に貴方は私の重荷を分かち合ってくれるかもしれないと、そう感じてしまったのよ。…可笑しいわよね、初めは貴方をあれだけ怪しんでいたのに…。」

    エーデルガルト「…貴方の返事を聞かせてください。…もし、駄目だというのなら、潔く身を引きます。」

    レオニールは>>572と答えた。

  • 571二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 22:33:19

    僕で良ければ、喜んで

  • 572二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 22:35:11

    先に言われてしまったな…僕に君の重荷を分けて欲しいんだ、エル

  • 573122/01/22(土) 23:26:33

    先に言われてしまったね…。
    エーデルガルト「…え?」
    エル、君の重荷を分けてほしい。…これからの未来を君と共に歩みたい。だから、貴方の申し出を受けます。
    エーデルガルト「…………………。」
    あの…エル?
    エーデルガルト「ふふっ…。ごめんなさい。…私を受け入れてくれて本当にありがとう。」
    エーデルガルト「私は、貴方が女神の眷属となってしまった時から、とても辛かった。貴方が…私の前から…いなく…なってしまう。そう…思ってから。」
    エーデルガルトの頬を涙が伝った。
    エーデルガルト「…私達にはまだやるべきことがあるわね。でも、貴方と共に歩めるのなら、どんな道だろうと踏み越えていける。」
    エーデルガルト「…貴方は名実ともに私の伴侶となるわ。…共にフォドラの闇を打ち払い、私と共にフォドラに新たな光をもたらしましょう!そして、私達の役目が終わった時には…。いいえ、まだやめておきましょう。」
    よろしくね、エル。

    こうして、レオニールとエーデルガルトは将来を誓い合った。…だが、フォドラの底で蠢く者どもは着々と準備を推し進めていた…。フォドラに住む人々へ災いをもたらすために…。

  • 574122/01/22(土) 23:33:37

    〜帝都アンヴァル・宮城〜

    ヒューベルト「レオニール殿。よくぞ、来てくれましたな。そこにお掛けください。」

    ベレスとリシテアが同席の元で話を始めた。

    ヒューベルト「…私は闇に蠢く者共の本拠地を知っています。…そして、そこのレオニール殿も…。」

    ベレス「…そうだったの。」

    リシテア「いつから知っていたんですか?」

    ヒューベルト「そうですな…。五年前のタルティーン平原での戦いの後に、ですな。」

    ベレス「その時にはどうして教えてくれなかったの?」

    ヒューベルト「くくく…。私は貴殿らの力を信頼していましたが、信用はしていませんでしたからな。…ですが、私の身に万が一何かが起きた時のためにレオニール殿にのみ情報を伝えておきました。」

    リシテア「…万が一って…。わたしや先生やレオニールがあんたも守ってあげますよ。」

    ヒューベルト「いえ…もし、貴殿らがエーデルガルト様や私と袂を分つようなことがあれば、困りますからな。…もしそうなった時、レオニール殿、貴殿は私やエーデルガルト様を殺せますかな?」

    レオニールは>>576と答えた。

  • 575二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 23:35:26

    わからない

  • 576二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 23:40:37

    起こっていない仮定の話をされても自分はなにを言えばいいのか分からないよ

  • 577122/01/23(日) 00:03:01

    仮定で話をされても困るかな…。何を言えばいいのか…。

    ヒューベルト「くくく…。でしょうな。このようなことは万に一つも起こり得ないのですから。…まあ、私かレオニール殿、どちらかが命を落とした時のためにと情報を共有していたわけですよ。」

    ヒューベルト「…それで、奴らの本拠地『シャンバラ』はここに…。」

    その本拠地はゴネリル領付近に存在しているのだ。

    リシテア「こんなところに奴らの本拠地が…。」

    ベレス「それで…どうするの?」

    ヒューベルト「もちろん、いずれは攻め込む予定です。…しかし、最近では何やらこの近辺で不審な動きが見られるとの報告を受けています。」

    ヒューベルト「まずは、私と共に貴殿らにこの近辺の偵察を行なっていただきたいという訳ですよ。」

    リシテア「ふむふむ…。もちろん、エルは来ませんよね?危ないですから。」

    ヒューベルト「無論です。」

    ヒューベルト「しかし、複数で行動すれば、奴らに勘付かれる危険性が高まります。ですから、一つ所に固まらずに偵察を行う…。そういうことですな。」

    ヒューベルト「もし、有益な情報を得られたり、危険だと感じたりしましたら、すぐさま撤退を。」

    エーデルガルト「あら。何を話していたのかしら?」

    エーデルガルトが部屋に入ってきた。

    ヒューベルト「いいえ。陛下にとっては、あまり有益なものではありませんよ。」

    エーデルガルト「…ねえ、レオニール。私には話してはくれないかしら?」

    うっ……。

    エーデルガルト「…あまり隠し事はしないでね。私は貴方のことが心配なのよ。…いつも一人で抱え込んでいそうだから…。」

    イエリッツァ「皇帝。私だ…。」

    イエリッツァが帰ってきたようだ。

    エーデルガルト「イエリッツァね。どうしたの?」

    イエリッツァ「こんなものを見つけた…。お前達に見てほしい…。」

    イエリッツァは>>579を見つけたようだ。

  • 578二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 00:08:58

    ベレスクローンの失敗作の子ども

  • 579二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 00:19:16

    >>578+タレスがヒルダを勧誘した手紙

  • 580122/01/23(日) 01:01:20

    それは…子供?

    イエリッツァ「ああ…。私の狩場付近を彷徨いていた。おそらく、地虫どもが作製したベレスの複製だろう…。」

    エーデルガルト「どうして、連れてきたの?」

    イエリッツァ「…さあな。殺すに殺せなかった…とでも言っておこう。」

    ???「んー…?」

    ベレス「この子…。話せるのかな?」

    リシテア「ふふ…。よく見ると先生に似ていて可愛いですね…。生まれたこの子には罪はないというのに…。」

    ヒューベルト「…チッ。奴らめ、癪に触ることを…。」

    イエリッツァ「それとな…皇帝。殺した獲物の中に密書を持っている者がいた…。」

    エーデルガルト「これは…!?」

    イエリッツァ「ゴネリル家の娘へと宛てたもののようだ。奴らは少しでも駒を増やしたいのだろう…。お前達との戦いで大分失っているはずだからな。」

    エーデルガルト「ヒルダは私達に復讐したいのかもしれない…。それで、復讐心を煽るような手紙を送ろうとした、と。師、レオニール…。もし、彼女が敵として現れたのなら…躊躇いなく討ちなさい。」

    …分かった。

    イエリッツァ「私はこれで失礼する。…また、死神が獲物を求めているのでな…。」

    イエリッツァはすぐさま戦場へと向かった。

    エーデルガルト「それで…師?その子はどうするの?」

    ベレス「>>582

  • 581二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 06:41:40

    加速

  • 582二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 07:23:03

    父さんにお願いしよう

  • 583122/01/23(日) 08:49:56

    ベレス「父に頼んでみるよ。」

    ヒューベルト「ジェラルト殿にですか…。しかし、彼は何と言うか…。彼は特にこのことに怒りを露わにしていましたからな…。」

    ベレス「…多分、大丈夫。」

    ———————————————————

    ジェラルト「…!?その子は…。ベレス、お前の子なのか…?」

    ベレス「違うよ。そもそもまだ、結婚もしてないし。」

    ???「…えへへ。」

    ジェラルト「…お前、話せるのか…。そうだな…奴らに造られた人間ということなのだろうが…その子は何も悪くはねえからな…。」

    ジェラルト「分かったよ。その子は俺が預かるよ。だが…俺がフォドラを去るまでの間だけな。」

    ベレス「どうしても行ってしまうの…?」

    ジェラルト「…もう俺はお前の側に居てやれねえんだよ。悪いな。」

    エーデルガルト「ジェラルト殿…。ルミール村の復興は順調に進んでいますか?」

    ジェラルト「ああ。少しずつ人は戻ってきている。…あんたが支援してくれているんだろ?感謝するぜ。」

    エーデルガルト「私が、彼らに出来ることはこれだけですから…。元はといえば奴らと協力関係を結んでいた私の責任。むしろ、今まで何も出来ずに申し訳ありませんでした。」

    ジェラルト「…いや、いいんだ。」

    そうして、ジェラルトがその子を引き取った。…その子の存在が吉と出るのか凶と出るのかは定かではない。

    ———————————————————

    〜シャンバラ近郊〜

    ヒューベルトに言われた通り、4人で別々の場所から闇に蠢く者達の動向を探っている。

    ヒューベルトからは「何かを見つけたら、すぐさま撤退を。突出してはなりません。」と念押しされているが…。

    何か不審な動きが…>>585

  • 584二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 08:58:21

    加速

  • 585二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 09:34:32

    フレンの血の魔獣の襲撃

  • 586122/01/23(日) 12:18:55

    しばらく見張っていると…

    闇に蠢く者達は魔獣を解き放った。


    あれは…フェルディアに現れた魔獣の一種か…。

    あのままにしておくと近隣の住民へ被害が出てしまう…!

    …!?…後ろから気配が…!

    咄嗟に飛び退いた瞬間—地面が抉り取られていた。

    魔獣「…ゴオオオオオ!!」

    ここで戦うのは不味い…!

    レオニールは魔獣をシャンバラから引き離そうと、駆け出した!

    後ろから付いてきているな…

    ———————————————————

    ベレス「レオニール!?魔獣に追いかけられているのね…。」

    ベレスがレオニールの元へ走った。


    その後魔獣はレオニールとベレスによって撃破された。

    ———————————————————

    ヒューベルト「レオニール殿…。災難でしたな。ですが、ご無事で何より。」

    奴らは魔獣をフォドラに解き放とうとしている。

    ヒューベルト「…そのようですな。…そして、私の方からは少々奇妙なものが…」

    ヒューベルトの見つけたものとは?>>588

  • 587二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 14:47:42

    Ksk

  • 588二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 15:31:12

    光る杭の破片

  • 589122/01/23(日) 15:41:08

    これは…何かの破片?

    ヒューベルト「そのようですな。そして、何やら魔力を帯びている…。私はこれをタルティーン平原とフェルディアに落とされた『光の杭』ではないかと推測しています。…これを解析してみれば、光の杭への対抗手段が分かるかも知れませんよ。」

    なるほど…。

    ヒューベルト「リシテア殿はどうでしたかな?」

    リシテア「…わたしはこんな話を聞きました…。3日後に>>591を攻撃する、と。真偽は不明ですが、対策しておくに越したことはありません。」

  • 590二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 16:01:28

    ゴネリル領

  • 591二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 16:33:30

    デアドラ

  • 592122/01/23(日) 18:47:09

    ヒューベルト「デアドラに侵攻すると…。奴らは手始めに旧同盟領を抑えるつもりのようですな。…ベルグリーズ伯による戦後処理が終わってまもない時期にまた荒らされることになるのは避けたい所…。」

    ベレス「エルに伝えておく?」

    ヒューベルト「その方が良いでしょうな。」

    分かった。

    ヒューベルト「このかけらについては、私が解析しておきましょう。…ところで、レオニール殿、魔獣の血と紋章石も採取しておいてください。…これも役立つことがあるでしょうからな」

    ———————————————————

    〜帝都アンヴァル・宮城〜

    エーデルガルト「…そうね、分かったわ。…レオニール、師。デアドラに向かってくれるかしら?…おそらく、奴らは攻め寄せてくるでしょうから。」

    ベレス「うん。」

    エーデルガルト「デアドラには>>594がいるから、共にデアドラを防衛して頂戴ね。」

  • 593二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:49:50

    デアドラ領の管理を任されているローレンツ

  • 594二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 19:06:54
  • 595122/01/23(日) 19:44:21

    エーデルガルト「ローレンツと共にデアドラを守って頂戴。」

    分かったよ。

    そうして立ち去ろうとすると…

    エーデルガルト「待って…。貴方達に渡したいものがあるの。」

    エーデルガルトは二人にお守りを渡した。

    エーデルガルト「…貴方達の無事を祈っているわ。必ず生きて帰ってきなさい。…分かった?」

    ベレス「ふふ…分かったよ。」

    心配しないで、エル。

    ———————————————————

    〜水上都市デアドラ〜

    ローレンツ「やあ、先生、レオニール君。ミルディン大橋で顔を合わせて以来だな。」

    ベレス「こんにちは、ローレンツ。用件は分かっているよね?」

    ローレンツ「ああ、…エーデルガルトから話は聞いている。このフォドラの闇に巣食う者どもが攻め寄せてくるのだろう。…これ以上、旧同盟領を汚させはしないさ。…それにしても、クロードはこうなることを予期していたのだろうか。」

    何が…?

    ローレンツ「いや、君達が既存の体制を打破し、新たにフォドラを創ろうとしていることをだよ。…あいつは、これまでのフォドラに対して不満を持っているように見えたからな。…僕はあいつをよく見ていたから分かる。」

    ローレンツ「あいつと会うことがあったら、問いただしてみるさ。…まあ、適当にはぐらかされると思うが。」

    ローレンツ「明日から忙しくなるだろうから、今日の所はゆっくり休んでくれて構わないよ。…それでは。」

    ———————————————————

    ベレス「…?…どうしたの、レオニール?」

    先生に何か聞いてみようかな…>>597

  • 596二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 19:47:47

    先生は指輪を贈らないの?

  • 597二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 19:57:16

    自分は大事な人が出来ました。先生は大事な人が出来ましたか?

  • 598122/01/23(日) 20:06:29

    あの…先生には大切な人はいますか?

    ベレス「…好きな人ってことかな?」

    そうです。自分は大切な人が出来ました。それで、先生にはいるのかなと気になりまして…。

    ベレス「…そうだね。>>600

  • 599二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 20:48:42

    ヒューベルト

  • 600二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 20:57:40

    ヒューベルトに指輪を渡したよ

  • 601122/01/23(日) 21:12:05

    ベレス「…そうだね。実はもうヒューベルトに指輪を渡しているんだ。」

    !?…いつのまに…。

    ベレス「ガルグ=マグでの白きものとの最後の戦いの後すぐに、ね。…女神の塔で彼からの告白を受けたんだ。彼は指輪を用意していなかったことを気にしていたけど…。…ふふ。」

    そのことは皆知っていたり…。

    ベレス「いいや、エルしか知らないよ。ヒューベルトから正式に婚約するまでは皆には黙っておいてほしいと言われていたからね。…君に話したことは彼には内緒ね?」

    そうなんですね…。

    ベレス「…レオニール。君もエルのことを大切にしてあげてね。…彼女はいつも君のことを心配しているから。それに、エルから君のことを色々と…」

    先生!それ以上はその…。

    ベレス「…?」

    二人で話をしながら歩いていると…。

    ???「…」

    ベレス「…レオニール。誰かに付けられている。後ろは振り返らないで、あそこの路地裏に入ろう。」

    …分かりました。


    ベレス「…誰?一体何の用?」

    その者は黒い外套を羽織っており、誰かは分からなかったが…

    ???「>>603

    そう言って、一瞬で消えてしまった。

  • 602二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 21:16:21

    修道院の地下に特殊なマントがありますのでそれを使ってくださいまし

  • 603二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 21:43:26

    バル兄の仇は取らせてもらう

  • 604122/01/23(日) 22:02:32

    ???「バル兄の仇は取らせてもらうから。…覚悟しなさい。」
    バル兄…?誰だ…。
    ベレス「…待て!消えちゃったね…。」
    そう言って、黒い外套を羽織った者は消えてしまった。
    ベレス「…声を変えていたから、誰かは分からなかったけど、自分達に恨みを持つ者だと思う。…用心しないとね。」
    バル兄ってのは誰なんでしょう?
    ベレス「…分からない。だけど、その人と親しい者なんだろうね。…この戦争で自分達は多くの命を奪って来たから、恨みを買うのは仕方のないことだけど…。」
    …そうですね。命を落としていった者達の為にもこのフォドラをより良い世界に変えなければ…。
    ベレス「幸いにも黒鷲の皆やリシテア、イングリットも手伝ってくれるから、頑張ろうね。…ベルナデッタとリンハルトは怪しいけど…。」
    ———————————————————
    〜帝都アンヴァル・宮城〜
    リンハルト「うーん……?こうかなあ…?」
    リシテア「リンハルト。何か遺産や紋章について分かりましたか?」
    リンハルト「いいや…。でも、この英雄の遺産ってのはまるで生きているみたいだよね…。『雷霆』はまるで死んでしまったかのように動かなくなっているし。」
    リシテア「…そうですね。この英雄の遺産はレア様が人間から奪った者だと聞いています。ですが、私には引っかかる部分があるんですよ。」
    リンハルト「…本当に人間が作った者なのか…ということかな?」
    リシテア「それもそうですが、レア様が人間を殺して奪い取ったものというのはどうしても考えられません。…わたし達が最後に見たレア様は、確かに人間の命など何とも思っていない様に見えました。しかし、士官学校で見たレア様はとてもそんな風には…。」
    リンハルト「それも演技だったのかもしれないよ。…僕らに見せたあれがレア様の本性だったのかも。…今となっては確かめようのないことだけどもね。」
    リンハルト「そうだ!リシテア、君の紋章を消せるかもしれない方法を見つけたんだよ。」

  • 605122/01/23(日) 22:17:46

    リシテア「ほ、本当ですか!?どうやって…。」
    リンハルト「…レオニールの紋章が消滅したのは知っているだろう?それを応用すれば君の体から紋章を消せるんじゃないかと推測を立ててみたんだ。」
    リシテア「英雄の遺産をわたしの体に刺し、遺産自身に紋章を移すと…?」
    リンハルト「うん。でも、それには当然英雄の遺産が必要で…。」
    リシテア「英雄の遺産はもうないんですよね…。」
    リンハルト「…そうだね。何処かに遺産が転がっていたりしないかなあ…。」
    そこにエーデルガルトが現れた。
    エーデルガルト「英雄の遺産が必要なのかしら?」
    リンハルト「やあ、陛下。こんにちは。もしかして、今の話聞いていました?」
    エーデルガルト「…ええ。」
    リシテア「エル。英雄の遺産はありませんよね…。」
    エーデルガルト「…そうね。でも、これならどうかしら?」
    エーデルガルトはアイムールを持って来て見せた。
    エーデルガルト「これは奴らが私の為に作った紋章石を改造した武器よ。…これは、英雄の遺産として使えないかしら?」
    リンハルト「いやいや、奴らが作った武器は英雄の遺産じゃないでしょう?使えるわけが…。でもまあ、試して見る価値はありますね。その為には、もちろん陛下に協力してもらいますよ?」
    エーデルガルト「もちろん、協力するわ。リシテアの為だもの、ね?」
    リシテア「…エル。」
    エーデルガルト「そろそろ時間ね…。また会いましょう。…はあ、やるべきことは山積みね…。レオニールや師がいないとこれほどまでに大変とは…。」
    リシテア「ふふ…。エルはレオニールや先生のことが大好きですね。」
    リンハルト「陛下にも乙女らしいところがあるんだね。初めて見たよ。」
    リシテア「あんた…相変わらず失礼ですね…。」
    ———————————————————
    〜???〜
    タレス「…ミュソンよ。あれの用意は出来たか?」
    ミュソン「はい。」
    タレス「…そうか、よかろう。まずは、デアドラを我らが手中に収めるぞ。」

  • 606122/01/23(日) 22:22:41

    〜水上都市デアドラ〜

    ローレンツ「…さて、奴らの到来予定日だが…。果たして、奴らはここに攻め寄せてくるのだろうか?」

    ベレス「わからない。けれども、リシテアを信じてあげて。」

    ローレンツ「もちろん、僕も彼女のことは信用しているさ。…彼女にはクロードや僕達と同じ道を歩んで欲しかったよ。全く…。」

    ローレンツ…。

    ローレンツ「過ぎたことをいつまでも蒸し返しても仕方がないな…。何か異変があったら、即座に対応してほしい…」

    帝国兵「ベレス殿、レオニール殿。急ぎお伝えしたいことが…。」

    帝国兵の伝えたいこととは?>>608

  • 607二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 22:37:11

    敵勢力、デアドラに向けて進行中。しかし、一部は大修道院の方へ向かったとの情報あり

  • 608二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 22:54:57
  • 609122/01/23(日) 23:13:12

    帝国兵「敵勢力がここデアドラへ向けて侵攻中との報告があがっております。また…」

    ベレス「どうしたの?」

    帝国兵「一部の勢力はガルグ=マク大修道院へ向けて侵攻を開始しているとのこと…。」

    ガルグ=マクへ何故?

    ベレス「ガルグ=マクは今、復興中だからね。そこが再び戦場となることは避けたい。そちらはどうなっているの?」

    帝国兵「イエリッツァ殿とコンスタンツェ殿とフェルディナント殿がカレドニス台地にて迎撃をするとのことです。」

    了解。

    ローレンツ「やはり、攻めてくるようだな。…我々も急ぎ迎撃の準備をせねばな。」

    ———————————————————

    ミュソン「やはり、勘付かれておったか。まあ、よかろう。我らの新たな技術を試すときだ。」

    ベレス「…あれは…」

    闇に蠢く者達の新技術とは?>>611

  • 610二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 23:16:49

    加速

  • 611二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 23:30:39

    人格を保ったまま洗脳及び人工的に擬似的な女神の眷属に改造できる

  • 612122/01/23(日) 23:52:12

    あれは…女神の眷属!?

    ベレス「奴ら…レアやフレンの血を使って、ついに女神の眷属まで造り出せるようになったのね…。」

    先生!避けてください!

    ベレス「!?」

    ベレスがその攻撃を受け流した。

    ???「…流石はあの先生ね。殺すつもりで不意打ちしたのに簡単に防ぐんだから。」

    ベレス「お前は、あの時つけて来ていた…。」

    ???「そうよ。あなた達を今ここで全員殺してあげるから。」

    ベレス「レオニール!ローレンツと共に他の敵兵の相手を…!自分はこいつを相手するから!」

    分かりました!

    ローレンツ「レオニール君。…奴らは強い。特にあの髪の色が緑色の連中はな。…だが、あの魔道士を討てば統制が崩れるはずだ。奴を狙うぞ。」

    次の展開>>614

    ———————————————————

    〜帝都アンヴァル・宮城〜

    ヒューベルト「陛下。デアドラでベレス殿とレオニール殿がローレンツ殿と共に敵と交戦中とのことです。如何なさいますか?…噂によれば、女神の眷属らしき者も存在しているとのこと。」

    エーデルガルト「…手隙の者は!?」

    ヒューベルト「…私とリシテア殿、イングリット殿は出撃出来ますが…。」

    エーデルガルト「…レオニール達の救援へ向かってくれるかしら?…お願い。」

    ヒューベルト「ええ。承知しました。奴らを地獄へと送ってやりましょう。」

  • 613二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 00:03:48

    ベレスと戦っているのはヒルダ(自らの意思でアガルタに所属しているわけではなく洗脳)。女神の眷属化改造がされており(髪の色が緑になっている)天帝の剣まで持っている。ヒルダのあまりの強さにベレスは防戦一方。
    ミュソンを狙うレオニールとローレンツだが、女神の眷属たちの壁が分厚く救援が来るまで持ちこたえるので精一杯。

  • 614二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 00:17:08
  • 615122/01/24(月) 01:02:07

    ベレス「なんて力なの…。」
    ???「先生。この程度なの?」
    ベレス「先生?そう呼ぶのはあの年の士官学校の生徒のだけのはず…!」
    ベレスが剣を突き出したが、外套を切り裂いただけだった。
    ベレス「…!…ヒ…ルダ…。」
    ヒルダ「そうですよ。あたしよ、先生。バル兄を殺したあなた達だけは絶対にここで殺すから。」
    その敵の正体はヒルダだった。だが髪の色が緑と化していた。そして瞳は血のような赤に染まっていた。
    ベレス「ヒルダは簡単に殺すとか言う子じゃないよ。…お前はヒルダじゃない。」
    ヒルダ「何言ってるんですか?あたしはヒルダですよ。単に自分の意思であなた達を殺そうとしているだけ。」
    ヒルダは斧を持ち、こちらへと走り出して来た。
    ベレス「何か企んでいる…?」
    ヒルダ「正解。でも遅いよ。」
    ヒルダがベレスの元へ来たと同時に斧を放り投げた!
    ベレス「…くっ!…何…!?」
    ヒルダはどこからともなく剣を取り出し、そのままベレスを斬り付けた!
    ヒルダ「ふうん。致命傷は避けたんだ。流石は戦闘馴れしている元傭兵さん。でも、その傷結構深いですよね?その内死んじゃいますよ?」
    ベレスは致命傷は避けたものの深傷を負ってしまった。
    ベレス「それは…天帝の剣…。何故お前が…。」
    ヒルダ「さあ?でもこれを持っていると、あなたを殺せって声が頭に響いてくるんだよね。…丁度いいから、このまま使っているのよ。」
    その天帝の剣は闇に蠢く者達が作り出した複製のようだが…
    ベレス「…不味いね…。…ん?」
    ベレスはヒルダが涙を流していることに気付いた。
    ベレス「…そうだよね。ヒルダがこんなことしたいわけないよね。」
    ヒルダ「もういいや。さっさとバル兄とレオニーちゃんに謝って来てよね。」
    そう言って剣を振り下ろした時…
    ???「貴方が噂の先生ですね?無事でしたか。」
    ベレス「間に合ったね…。」
    何者かがヒルダの攻撃を受け止めたのだった。

  • 616122/01/24(月) 01:12:10

    ヒルダ「兄さん。何でその先生を庇うの?あたしはバル兄の仇を取ろうとしているのに。」

    ホルスト「お前はそんなこと考えるような子じゃないだろ。目を覚ませ。」

    ヒルダ「はあ?あたしは正気だよ。…邪魔するのなら兄さんでも殺すから。」

    ホルスト「…先生。ここは私に任せてください。」

    ベレス「了解した。」

    ———————————————————

    レオニールとローレンツは敵将を狙っていたが…

    ローレンツ「思った以上に敵の壁が分厚いぞ…。なんとか戦えてはいるが、このままでは押し潰されてしまうぞ。」

    そうだけど、ここは攻めねば!

    ローレンツ「ああ…。しかし、この者達は何故レア様やフレンさんのような容姿をしているのだ?一体…」

    レオニールとローレンツはなんとか敵を凌いでいるが、それももう限界が近いようだ。

    ミュソン「ふむ…。もはやここまでのようだな。さらばだ、卑しき獣どもよ…。」

    ミュソンが魔法でレオニールとローレンツにトドメを刺そうとした。

    ローレンツ!避けろ!くそっ…。

    ローレンツ「なっ…!ダメだ!レオニール君!」

    レオニールがローレンツの盾になろうと前に出て…


    ミュソン「何故…魔法が使えぬ!?」

    ???「貴様らの魔法、術は全て解析し終わりましたよ。…ここが貴様らの死に場所となるのですよ。」

    ???「あんた達は絶対に許しませんから。例え、地獄の底であっても追いかけますよ。」

    イングリット「レオニール!先生!ローレンツ!助太刀に来ましたよ!」

    次の展開>>618

  • 617二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 01:19:11

    ローレンツがリシテアにテュルソスの杖を渡し、女神の眷属を一掃。逃げようとしたミュソンに上空からイングリットが急降下して槍を突き刺す。
    ヒルダとホルストはヒルダが有利に戦っていたがミュソン死亡により洗脳が少し弱まったところをホルストが天帝の剣を叩き落とし、洗脳が解けてヒルダは気絶する

  • 618二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 01:19:57
  • 619122/01/24(月) 01:41:35

    ヒルダ「あははは!兄さん、この程度の力なの?」
    ホルスト「このヒルダの力…尋常じゃないな…。俺が押されている…。」
    あの勇将と名高いホルストが終始劣勢だった。
    ヒルダが剣を突き出したのをなんとか斧で防いでいるが、いつまで持つかは分からない状況だ。
    ヒルダ「はい。これあげる。」
    ヒルダが斧を拾い上げそのまま凄まじい力でホルストに投擲した。
    ホルスト「くそっ…!…がはっ!」
    その瞬間にヒルダの拳がホルストの腹部を撃ち抜いた。
    ホルスト「…ちっ。速度も普通じゃない…。それにこの戦い方はヒルダにも負担が掛かっている。早く、あいつを正気に戻してやらねば…。あいつの体が心配だ…。」
    ヒルダ「あーあ。邪魔するからこうなるのに…。もういいや、死んでよ。邪魔だから。」
    ヒルダがホルストに止めを刺そうとした時…
    ヒルダ「…ううっ…。あああっっ!!」
    ヒルダがその場で苦しみ始めた!
    ホルスト「術が弱まったのか?それで、ヒルダが何とか意識を取り戻そうと必死になっているんだな…。待っていろ、ヒルダ。すぐに兄さんが助けてやるからな。」
    ———————————————————
    ミュソン「おのれ…ヒューベルト!何故貴様が我らの術を防げる…!」
    ヒューベルト「ただ、我々が手をこまねいているだけとでも?」
    ヒューベルト「くくく…。所詮、獣と見下していた存在に出し抜かれる気分はどうですかな?…まあ、あとは地獄でゆっくりと堪能していただきたい。…貴様らを楽には死なせない。」
    リシテア「ローレンツ。あんたの杖貸してください。わたしもそれを使えますから。」
    ローレンツ「…そうだったな。…体にあまり負担をかけないようにな。」
    ローレンツがリシテアに『テュルソスの杖』を貸した。
    リシテア「…今だけはこの紋章の力があったことを幸運だと思っています。だって、わたしの大切な人達の役に立てるんですから。」
    リシテア「…あんた達、死んで後悔なさい。」
    リシテアが魔道を詠唱し始め…
    リシテア「はあっっ!!」
    闇に蠢く者達と女神の眷属へ向けて放った。

  • 620122/01/24(月) 01:48:55

    ミュソン「ここは、退かねば…!」
    ヒューベルト「はあ…。もう遅いですよ。」
    ミュソン「何…。動けぬ…!」
    ヒューベルトがミュソンを魔法で既に縛り付けていたのだった。
    ヒューベルト「それでは、さようなら。」
    イングリット「やーーっ!!」
    イングリットが上空からミュソン目掛けて槍を突き出した!
    ミュソン「ごほっ…!うっ…お…のれ…。」
    そのまま、ミュソンを貫いた!
    ミュソン「…タレス様…。どうか…我らの…悲願を…。」
    ヒューベルト「…ようやく死にましたか。…さてと、この者の死体も解析しましょうか。奴らを始末するための手掛かりになるでしょうから。」
    ———————————————————
    ヒルダ「…殺す!殺す!殺してやる…!」
    ヒルダが剣をホルストに向かって突き出ししたが…
    ホルスト「さっきより、遅いぞ。お前は、俺には勝てないんだよ。ヒルダ。」
    そのまま、ヒルダの剣を叩き落とし…
    ヒルダ「うっ…!」
    ヒルダに峰打ちをして気絶させたのだった。

    こうして、デアドラの戦いは終結したのだった。

  • 621122/01/24(月) 02:05:11

    ヒューベルト「ベレス殿…!無事ですか!?」
    ベレス「…少しふらふらするけど…。止血はしてあるから、大丈夫だよ。心配してくれてありがとね?」
    ヒューベルト「それは良かったです。あまり、無理はなさらないように…。」
    イングリット「うーん…。あの二人はどういったご関係なのでしょうか?」
    リシテア「…さあ?わたしにもよく分かりませんけど、レオニールとエルの関係に似ていますよね。だって、エルはレオニールの似顔絵を描いたり…。」
    …リシテア。余計なことを言わないの。
    リシテア「…ひゃい。ごめんなしゃい。」
    ローレンツ「僕には分かるぞ。あの二人は既に深く結ばれているに違いない。つまり、婚約しているのだろう!…イングリットさん、そんな目で見ないでくれないか?」
    イングリット「…はあ。」
    ———————————————————
    ヒルダ「うーん…。あれ…兄さん?」
    ホルスト「ヒルダ!目が覚めたのか!良かった…。」
    ヒルダ「兄さん…ぐ、ぐるしいよ。このまま、ヒルダちゃん死んじゃうよ…。」
    ベレス「ヒルダ。目が覚めたかな?」
    ヒルダ「…先生。あたし、あなた達がバル兄を殺したことを恨んでいたのは事実なんですよ。」
    申し訳なかった…。
    ヒルダ「…でも、バル兄はきっとあなた達のこと恨んでないんですよねー。あの人、さっぱりした性格だったから…。」
    ヒルダ「だから、あたしももうあなた達のことは恨んでないよ?…今回のことはごめんなさい。あたしの心が弱かったのがいけなかったんだから…。」
    ヒルダ「それと、リシテアちゃん?あなたの事情も知らずに責めてごめんなさい…。あなたにも辛い過去があったんだよね?…それでエーデルガルトちゃんと一緒に戦っていたんだよね?」
    リシテア「…いえ、あの時はわたしもつい言い返してしまいました。…何も知らない癖に、なんて言ってごめんなさい。あんたから大切な人を奪ったことも重ねてお詫びします…。その…ヒルダさえ良ければまた仲良くしてくれませんか?」
    ヒルダ「…ふふ…。そんなこと言わなくても、あたし達は友達だったでしょ?お互いにごめんなさいしたのなら、それでいいんだよ?」
    こうして、同盟領での戦いは幕を閉じた。

  • 622122/01/24(月) 02:17:04

    〜ガルグ=マク大修道院〜
    フェルディナント「さて…ガルグ=マクもようやく復興の兆しが見えてきたようだが…。」
    フェルディナント「しかしまさか、私がこの学校を管理することになるとはな…。全く、世の中というのは分からないことだらけだよ。」
    フェルディナントは平民、貴族問わずに教育の場を作ろうとしていた。そのために、ガルグ=マク士官学校を早急に立て直す必要があった。これは、皇帝直々の勅命だったのだ。
    ハンネマン「フェルディナント君。精が出ているようだね。」
    フェルディナント「これは、ハンネマン先生。ご無沙汰しております。あの…魔道学院の方は…。」
    ハンネマン「無くなってしまったよ…。もちろん、あんなものがフェルディアに降り注げば当然ではあるがね。」
    フェルディナント「申し訳ありません。」
    ハンネマン「何故君が謝るのだね?悪いのはその光の杭とやらを落とした連中であろう?我輩はその者達のことは許せないが、君達のことは恨んではおらんよ。」
    フェルディナント「ハンネマン先生…。感謝します。」
    フェルディナント「そういえば、マヌエラ様がハンネマン先生のことを大層心配しておられましたよ?会いに行かれてはどうですか?」
    ハンネマン「そうだな。彼女とは長い付き合いであったしな。これからまた共に教鞭を執ることが出来るのなら、嬉しい限りだよ。」
    そうして、ハンネマンとマヌエラはしばし談笑を楽しんでいたが、数刻もしない内にまたいつもの言い争いが始まったのだった。

    ユーリス「おい、フェルディナント。」
    フェルディナント「君は確か…。」
    ユーリス「ああ、アビスの頭領だ。ユーリス=ルクレール。よろしくな。」
    ユーリス「お前らバルタザールを殺しただろ?」
    フェルディナント「ああ…。」
    ユーリス「ならば、今ここで俺様がお前をぶっ殺しても構わねえよな?」
    フェルディナント「…何!?」
    ユーリスがフェルディナントに攻撃を仕掛けた!
    ユーリス「流石は名門エーギル家の嫡子様だ。この程度は朝飯前ってか?」

  • 623122/01/24(月) 02:31:19

    フェルディナント「君は…。私達のことを憎んでいるのか?」

    ユーリス「ああ。憎いな。だって、俺から仲間を奪ったんだろ?ならば死んでくれよ。」

    ユーリス「あとそうだな…。特に裏切り者のコンスタンツェだけはぶっ殺さねえと気が済まねえな。あいつだけは俺がなるべく苦しめてから殺してやるよ。」

    フェルディナント「…私達の邪魔をするというのなら、君をここで討ち取るだけだ。」

    ユーリス「そうして、また死体を積み上げようってか?…やれやれ、アドラステア帝国の皇帝陛下は怖いぜ。」

    ユーリスはそうして剣を収めた。

    フェルディナント「何故だ…?」

    ユーリス「お前らの覚悟ってもんを確かめたかったのさ。…仮にお前がここで、素直に首を差し出したら、エーデルガルトもあの先生も全員をぶっ殺すまで気がすまなかったな。」

    ユーリス「俺はバルタザールの命を奪ったお前らに死んでもらっては困るんだ。あいつの未来を奪ったのなら、その分、死んだ者の分だけ長く生きて良い未来を作る。それが勝者の責務ってもんじゃねえかな?」

    フェルディナント「…そうか。だが、謝罪はさせて欲しい。すまなかった…。」

    ユーリス「…お前は誠実な奴だな。俺様が見てきた貴族の中でもとびっきりのな。」

    ユーリス「そうだな…。じゃあ、一つ頼みを聞いて欲しいんだが良いか?」

    ユーリスの頼みとは?>>625

  • 624二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 06:49:08

    加速

  • 625二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 07:03:14

    これ(始原の宝杯)を預かってくれ

  • 626122/01/24(月) 10:38:05

    ユーリス「これを預かってくれ。」

    フェルディナント「これは…一体何なのだね?」

    ユーリス「何でも死んだ人間を蘇らせることが出来るとかなんとか…。でもよ、そんなうまい話がある訳ないよな?」

    ユーリス「俺達はそれでまあ一悶着あった訳だ。…そんな物はなくなって仕舞えば良いと思ったが壊せなくてな。」

    ユーリス「だからよ、お前らが預かっておいてくれねえか?…ただ、あまり無闇に触れないほうが良いような気がするんだ。」

    フェルディナント「そうか…。承知した。」

    ユーリス「ああ、感謝するぜ。それとな、ヒューベルトにも礼を言っておいてくれ。レア様達がいなくなった後は、あいつが色々と手配してくれていたみたいだからな。打算的な考えであったと思うが、それでも俺達は助かった。」

    そう言ってユーリスはアビスに戻っていった。

    ———————————————————

    〜帝都アンヴァル・宮城〜

    ジェラルト「よお。…お前も挨拶しな。」

    ???「こんにちは!」

    エーデルガルト「…ふふ、こんにちは。…もう言葉が話せるようになったのですね。」

    ジェラルト「ああ…。覚えるのも早くてな。俺が教えなくてもすぐに言葉を話せるようになっちまったよ。」

    ???「お姉ちゃん、遊ぼ?」

    ベレス「分かった。…それにしても自分そっくりの子にお姉ちゃんと言われるのは複雑だね…。」

    ヒューベルト「それで、本日はどうされましたか?」

    ジェラルト「王国領で反乱が起きる気配がある。…まあ、王都が燃え、主要な貴族達が皆死んじまったとなると当然ではあるけどな。…だから、気をつけておけよ。」

    エーデルガルト「あまり芳しくない状況が続きますね…。…分かりました、ありがとうございます。」

    ???「>>628

    ベレス「…ん?」

  • 627二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 11:23:48

    最近、夢に変な子(ソティス)が出てくるの。お姉ちゃんのことをよく聞かれるんだけど話していい?

  • 628二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 11:51:57
  • 629122/01/24(月) 12:21:05

    ???「最近、夢に変な女の子が出てくるんだ。ちょうどわたしと同じくらいかなあ?」

    ベレス「…ん?…それは…。」

    エーデルガルト「師…?心当たりがあるの?」

    ベレス「…うん、まあね。」

    ???「その子にお姉ちゃんのこと話してもいい?…お姉ちゃんのことをよく聞いてくるんだよね、その子。だから、お姉ちゃんと仲の良い子なのかなって…。」

    ベレス「…その子は緑色の髪だったかな?」

    ???「お姉ちゃん、凄い!何で知ってるの?」

    ベレス「…レオニール。」

    そうですね…。…

    ???「わっ…。お姉ちゃん達泣いてるの?大丈夫?」

    ベレス「…違うよ。でも、心配してくれてありがとうね。」

    ベレスがその少女の頭を撫でた。

    ???「えへへ…。」

    ベレス「…その子に話してもいいよ。その時はこのお兄ちゃんのことも紹介してあげてね?」

    ???「うん!分かった!」

    ベレス「そういえば、君の名前は何かな?」

    ???「>>631だよ!何でかは分からないけど、これだけは知ってるの。」

  • 630二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 12:24:49

    アスタ

  • 631二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 12:38:34

    イヴリス

  • 632122/01/24(月) 12:58:59

    イヴリス「わたしはイヴリスだよ!何でかは分からないけど、これだけは知ってるの。」
    ベレス「…イヴリス。君は、幸せな人生を歩んでね?…君を傷つける者は誰もいないし、そんなことはお姉ちゃんやお兄ちゃんがさせないから。」
    そうだよ。
    イヴリス「…よくわからないけど、また遊んでくれる?」
    ベレス「また、いつでもおいで?」
    イヴリス「嬉しい!お姉ちゃん、大好きだよ!」
    ジェラルト「ベレス。お前はすっかり懐かれてるな。…それじゃ、イヴリス。そろそろ、帰るぞ。」
    イヴリス「うん。おじちゃん、行こっか。またね!」
    またね。

    ジェラルトとイヴリスはルミール村に帰った。

    ベレス「…奴らはあの子を道具として使えないから『失敗』だと判断したんだろうね。」
    ベレス「…でも、あの子は失敗なんかじゃない。だって、あんなに優しい子なんだから…。」
    エーデルガルト「…師…。そうね…奴らが唯一正しいことをしたと言えるのかもしれない。あの少女が幸福な生を歩めるように、私達でフォドラを変えていきましょう。」
    その通りだよ。
    リシテア「エル!急報です!」
    リシテアが慌てて飛び込んできた。
    リシテア「王国にて反乱が発生しました!早く、反乱を抑えないと…。」
    エーデルガルト「やはりね…。早急に王国領内を整備し、元の生活に戻さなければ、また反乱が起きてしまうわ。一番苦しんでいるのは民なのだから…。…レオニール、リシテア。王国領を任されているカスパルやフェルディナントと共に反乱を鎮圧してくれるかしら?…難しいのかもしれないけど、民を傷つけないようにね。」
    エル、分かったよ。
    エーデルガルト「二人とも気をつけてね…。私は何か嫌な予感がするのよ。」

  • 633122/01/24(月) 13:12:07

    〜王国領〜

    カスパル「なあ…フェルディナント。反乱ってどうしても起きちまうのかな?」

    フェルディナント「ああ…。私達は王国に侵攻していき、国王ディミトリを討った。そのことももちろんそうだが、私達は王国領を荒らし、挙句光の杭まで落とさせてしまった。…おそらく、私達の代で彼らの不満を鎮めるのは困難を極めるだろう。…戦争で一番苦しんだのは民なのだからな…。…くっ…。」

    カスパル「でもよ、オレ達はそれも覚悟の上でエーデルガルトと一緒に戦ったんだよな。だから、諦めるのは違うと思うんだよな。…少しでもオレ達があいつらの生活を豊かにしてやらねえと…。」

    フェルディナント「ああ…。そうだな、私が弱音を吐いても、民の不満は募るばかりだ。ありがとう、カスパル。」

    リシテア「あんた達、大丈夫ですか?」

    大丈夫?

    フェルディナント「リシテア、レオニール。感謝するよ。…民を傷つけないようにしてくれ!」

    そうして、反乱の鎮圧が始まった。


    リシテア「…レオニール。気づいていますか?」

    ああ…。

    リシテア「カスパル…。少し良いですか?」

    カスパル「ん?どうしたんだ?」

    リシテア「この反乱を扇動している者がいます。そして、それはおそらく王国の者ではない…。そいつを見つけなければいけませんよ。」

    カスパル「でもよ…どいつか分かんねえじゃねえか?」

    とにかく探さなければ…。

    フェルディナント「…いや、あいつだ!」

    フェルディナントが槍を投げて、外套を斬り裂いた…。

    誰だった?>>635

  • 634二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 13:18:42

    加速

  • 635二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 14:05:48

    ベレスクローン成功作「バール」

  • 636122/01/24(月) 15:04:12

    …!?…

    リシテア「そんな…!先生…?」

    フェルディナント「馬鹿な…。…先生、これはどういうことだね。何故貴方が、反乱を扇動している?」

    ???「エーデルガルトが気に食わないの。それ以外に理由がある?…無辜の民を傷つけておいて、のうのうと生きている…。そんなことは許されないよ?」

    カスパル「はあ!?あんた何言ってるんだよ!あんたはエーデルガルトと共に…。」

    カスパルが言い終わる前にリシテアが女に向けて魔法を放った。

    ???「へえ…。大切な先生であろうとも容赦はしないと…?流石はエーデルガルトの重臣…リシテア=フォン=コーデリアだ。それとも同盟の裏切り者…とでも言っておこうかな?」

    リシテア「…黙りなさい。それ以上、先生の素振りでわたし達に接するな。不愉快です。」

    ああ…こいつをやるぞ。

    リシテア「…そもそも先生は彼女のことをそんな風に呼びませんよ。所詮、どれだけ似せようとも模造品に過ぎません。…あんたの感情には欠片も優しさが含まれていない。」

    ???「…誰が模造品だって?まあいいよ。君達を全員殺して、エーデルガルトにその首を送りつけてあげるから。」

    フェルディナント「…ここにいる者は全員、退避せよ!危険だ…!」

    民「うるせえ!オレ達の生活を奪っておいて…」

    カスパル「いいから、とっととここから消えろ…!ここにいたら全員死んじまうぞ!」

    民「!!」

    ???「いでよ。」

    その女は魔獣達を呼び寄せ始めた。

    バール「ああ、ちなみに私はバールだよ。まあ、一応覚えておいてくれるかな?」

    フェルディナント「くっ…。凄まじい力だ…。だが、やるしかあるまい!」

    次の展開>>638

  • 637二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 16:37:50

    加速

  • 638二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 17:31:47

    反乱軍はともかく、バールと魔獣に若干押され気味

  • 639122/01/24(月) 17:54:29

    反乱兵「…逃げろー!!」

    民兵「うわーーっっ!!」

    反乱軍の統制が崩れ始め、蜘蛛の子を散らすように逃げ出していった。

    バール「所詮、この程度なんだね。全く…。お前達、逃げ遅れた民も殺して構わないからね。」

    魔獣「グオオォォォォ!!」

    フェルディナント「とにかく、あいつを狙うしかあるまい…!」

    フェルディナントが槍を突き出すが…

    バール「おっと。危ないね。先生にそんなもの向けちゃだめだよ?」

    バールは剣で防いだ。

    あれは…天帝の剣か…。いや、あれも模造品だな。

    バール「…これは模造品といえども天帝の剣と大差はないよ?タレス様が私の為に造ったものだからね。」

    リシテア「わたしとカスパルは魔獣達の相手をします!レオニールとフェルディナントはあいつを…!」

    カスパル「任せろ!お前ら、頼んだぜ!」

    ———————————————————

    バール「君達弱いね。先生が指導してあげるよ。」

    フェルディナント「レオニール!奴は君を狙っているぞ!」

    おっとっとっ…!

    間一髪で回避したが…

    バール「ふうん。避けるんだ…。当たれば一瞬で楽になれるのになあ。」

    相変わらず鞭のように伸びる天帝の剣が厄介だ…。

    フェルディナント「奴の隙を狙って、一気に討つしかないのだが、隙がとにかくない…。流石は先生を元に造られているだけはある。」


    カスパル「おいおい、倒してもどんどん湧いて来るぞ!」

    カスパルとリシテアは次々と現れる魔獣達に苦戦を強いられていた。

    リシテア「奴が呼び寄せているに違いありません。…フェルディナントとレオニールが奴を討ち取ってくれると信じて戦いましょう。」

    カスパル「分かったぜ!おりゃあああ!!」

    次の展開>>641

  • 640二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 18:10:25

    加速

  • 641二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 18:25:25

    レオニールとバールが戦い、レオニールがバールに軽い一撃を入れた事でバールがレオニールを気に入りキスをして勧誘する

  • 642122/01/24(月) 20:08:53

    レオニールが攻撃を仕掛けるが…
    バール「うーん。遅いね。こんなんじゃ私には勝てないよ?」
    バールが剣を振り払った。
    ふっ…!
    バール「ん?止められた…。…っ!」
    レオニールの攻撃がバールの頬を掠めた!
    バール「へえ…。君、私のところに来ない?」
    は…?何を言っているんだ。
    バール「だから…こういうことだよ?」
    …!?早すぎる…。……!
    フェルディナント「なっ…。」
    なんと、バールはレオニールに口づけをしたのだった。
    バール「私は君のことが気に入ったんだよ。…私の所に来ない?私やタレス様と一緒に地上の獣どもを全員殺そうよ?…まあ考えておいてよ。もし、仲間になる気があるなら3日後にゴネリル領近郊に来てね。」
    バール「でも、…来ないなら交渉決裂ということで、君の恋人を殺しにいくから。」
    …貴様…!
    バール「というわけでこの辺りで帰るから。さようなら。」
    バールは消えてしまった。
    リシテア「あれ?あいつはどこに…。」
    カスパル「はあっ…。はあっ…。クソッ!」
    魔獣達はなんとか追い払えたが…
    フェルディナント「それで、君はどうするつもりなのだね?」
    何が?
    フェルディナント「奴の仲間になるのかということだ。」
    なるわけがないでしょ?
    リシテア「ふふ…聞くまでもありませんでしたね。」
    カスパル「でもよお、あいつエーデルガルトを殺すって言ってただろ…?どうすれば…」
    もちろん決まっている。
    フェルディナント「そうか…いよいよか…。」

  • 643122/01/24(月) 20:37:20

    〜帝都アンヴァル・宮城〜

    エーデルガルト「…貴方達よく戻ってきたわね!たった今、奴らからの接触があった。…4日後に全戦力を持って帝都アンヴァルに侵攻するとね。」

    やはりか…。

    ヒューベルト「心当たりがあるのですか?」

    レオニールはエーデルガルト達に事の経緯を説明した。

    エーデルガルト「その先生の複製は…。そう言ったのね?」

    うん。

    ヒューベルト「くくく…。いよいよ、決戦の時ですか…。…3日後にシャンバラを攻めるということでよろしいですかな?」

    ベレス「かまわないよ。」

    ———————————————————

    エーデルガルト「レオニール。」

    ん?…っ!

    エーデルガルト「ふふ…いきなりだから驚いたかしら?」

    エル…。

    エーデルガルト「…私も貴方と共に戦う。奴らはこの手で滅ぼさないと気が済まないわ。…必ず勝ちましょう。そして、私達で新たなフォドラの歴史を創るのよ。」

    エーデルガルト「今日のところはゆっくり休んで頂戴。あ…ここ怪我しているわ!…少し待っててね。…はい、これで大丈夫ね。」

    ありがとう。

    エーデルガルト「………。」

    どうしたの?

    エーデルガルト「いえ…何でもないわ!」

    ———————————————————

    あと2日か…

    今日は>>645に行こう。

  • 644二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 21:01:10

    リシテアの所

  • 645二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 21:25:56

    メルセデスのところ

  • 646122/01/24(月) 21:40:36

    メルセデス「あら〜。レオニールじゃないの〜。こんにちは〜。」

    こんにちは、メルセデス。

    メルセデス「エーデルガルトととは仲良くしているかしら〜?」

    もちろん。

    メルセデス「うふふ。それなら良かったわ〜。…あなた達が離れ離れになることを考えると私も辛いから。あなたは私とエミールのようにはならないでね?」

    …出来る限りのことはするよ。

    コンスタンツェ「お姉様!これを見てくださいませ!雑草を薔薇に変える魔法ですわ!」

    メルセデス「コンスタンツェったらいつもよく分からない魔法を開発してるのよ〜。革を砂糖に変える魔法や紅茶を透明に変える魔法とかね〜。」

    コンスタンツェ「あら!レオニールではありませんか?…貴方、また私達の元へしばらく顔を出しませんでしたわよね?どうしてですの?」

    色々と大変なことがありまして…。

    コンスタンツェ「貴方。エミールに会うことがありましたら、一言言ってくださいません?どうして、顔を出さないんですの、と。お姉様や私が心配しているのですから、顔くらい出しなさいということも言ってやってくださいませ。」

    …考えておきます。

    メルセデス「そういえば今日はどうしてここに〜?」

    レオニールは>>648のために来たと伝えた。

  • 647二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 22:18:47

    加速

  • 648二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 22:40:37

    この間のデアドラと王国領の戦いの報告

  • 649122/01/24(月) 23:48:48

    この前のデアドラと王国領での戦いをメルセデス達に話した。
    メルセデス「…ヒルダがそんなことにね…。」
    コンスタンツェ「…それは私がバルタザールを手にかけたせいですわね。…バルタザールは度々ヒルダやホルスト殿のことを話題にしていましたから。…改めてヒルダには謝罪しなければなりませんわね。」
    ヒルダはもう恨んでいないってさ。
    メルセデス「…そう…なの。ヒルダは優しいのね…。私がもし同じ立場になったら、許せる自信はないわ…。」
    …自分も許せないと思う。
    コンスタンツェ「ヒルダのお気持ちに感謝いたしますわ。…どうか、バルタザールの魂が安らかに眠られますように…。」
    …コンスタンツェ。
    メルセデス「その、先生に似た人が王国領に現れたんでしょう?大丈夫だったの…?」
    大きな怪我はなかったけど…。
    コンスタンツェ「しかし、また彼らの仕業ですのね。私は許せませんわ!彼らはフォドラに住む人々のことを何だと思っているんですの!?」
    メルセデス「うーん…。でもね、王国の人々が兵を挙げたのは私達の責任なのよね…。例え、その人が扇動していなかったとしても、不満は募っていたのだと思うのよね〜。王国は貧しい人々が多かったから…。」
    だから、自分達が責任を持って、王国の人々を助けなければならないんだ。
    メルセデス「そうよね…。でも、体を壊さないように頑張ってね〜?あなたが倒れるとみんな心配しちゃうから…。」
    そこに少女が訪れた。
    イヴリス「…お兄ちゃん。わたしと遊ぼ?」
    イヴリス?どうしてここに…
    イヴリス「また、おじちゃんと一緒にここに来たんだ!そしたら、お兄ちゃんを見かけて黙って着いてきちゃった!」
    メルセデス「まあ〜。可愛い子ね〜。あなたはお名前はなんて言うのかしら?」
    イヴリス「わたしはイヴリスって言うんだよ。よろしくね、お姉ちゃん!」
    コンスタンツェ「先生にそっくりですわね…。…まさか、先生のお子さんでは…?」
    イヴリス「んー?わたしは『失敗作』なんだって!でも、むずかしいことは分からない!」
    …イヴリス…。
    イヴリス「ん?何でお兄ちゃんが悲しそうな顔をするの?」
    ううん…。なんでもないよ…。

  • 650122/01/24(月) 23:51:33

    イヴリス。ジェラルト殿の元へ帰らないと心配しているよ?

    イヴリス「一緒に行こ?」

    そうして、レオニールはイヴリスと共にジェラルトの元へ向かった。

    イヴリス「前、お兄ちゃん達に話した夢の中の女の子がね。わたしにこう言ったんだよ!」

    イヴリス「>>652って。」

  • 651二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 06:46:52

    加速

  • 652二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 07:13:35

    幸せになれ

  • 653122/01/25(火) 09:12:41

    イヴリス「『幸せになれ』って。」

    ソティス…。…そうだね。君は幸福な人生を歩むんだよ?

    イヴリス「よく分からないけど…うん分かったよ!…お兄ちゃん達、ありがとうね?」

    そうして二人で話しながら帝都を歩いていると…


    バール「あれが…『失敗』ねえ…。余計な感情を持ってしまって可哀想に…。そんなものが無ければ、君も『成功』だったんだよ?」

    バール「あと2日か。君の解答を心待ちにしているよ。」

    ———————————————————

    ジェラルト「イヴリス!どこ行ってたんだ!勝手に出歩くなって言っただろ!」

    イヴリス「ごめんなさい…。」

    ジェラルト「…悪いな、レオニール。俺が目を離した一瞬の間に居ねえもんだから焦ったぜ。」

    ジェラルト「お前のことを>>655が呼んでいたぞ。」

  • 654二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 09:46:56

    リンハルト

  • 655二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 09:53:48

    ドロテア

  • 656122/01/25(火) 12:50:12

    〜帝都アンヴァル〜

    ドロテア「ふふ…来てくれたのね。レオくん。」

    マヌエラ「あら、レオニール?6年ぶりくらいかしら?あたくしのことは覚えているわよね?」

    もちろんです。

    マヌエラ「それは良かったわ!あたくしはドロテアと一緒に歌劇団の再興をしているのよ。疎開していた子達も戻ってきつつあるから、再開できる日も近いようだから、安心したわ。」

    ドロテア「ふふ…マヌエラ先輩とこうしてまたお話しできて嬉しいですよ。…戦争の中で、多くのものを失ったけれども、こうして依然と変わらないものがあるのは安心できます。」

    ドロテア「レオくん、私ね?歌劇団の再興が終わったら、>>658しようかなって思うんです。」

  • 657二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 12:52:14

    王国の復興のお手伝い

  • 658二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 13:04:26

    王国や同盟に住んでいる人と友好的に暮らしていける様に尽力

  • 659122/01/25(火) 16:41:51

    ドロテア「レオくん、私ね?歌劇団の再興が終わったら、王国と同盟の人々と友好的に暮らしていけるようにエーデルちゃんや貴方に協力したいと思っています。」
    ドロテア「私達が王国や同盟の人々を傷つけ、苦しめたのには変わりがないのだから、せめて少しでも力になりたいんです。…貴族でもない私が出来ることは少ないのかもしれませんが、何もしないなんてことは出来ません。」
    マヌエラ「…ドロテア…。決めたわ、あたくしもあなたを手伝うわ。」
    ドロテア「…マヌエラ先輩!?そんな…わざわざ手伝って頂かなくても…。これは、私自身の責任なのですから…。」
    マヌエラ「可愛い後輩に力を貸したいと思うのがいけない訳?そんなはずはないわよね?」
    ドロテア…。マヌエラ先生の好意を素直に受け取ったら?
    ドロテア「…ふふ。そう…ですね。マヌエラ先輩、本当にありがとうございます。私は本当に貴女に助けられてばかりですね…。何も恩返しが出来ていません…。」
    マヌエラ「あたくしはあなたが無事に生きていてくれただけで嬉しいわ。だから、恩を返したいなら、これから目一杯返して頂戴?」
    ドロテア「分かりました。…レオくん、いよいよ闇に蠢く者達と決着をつける時が来たのよね?…絶対に負けないでね。」
    分かってるよ。ありがとう。
    ———————————————————
    ベルナデッタ「うーん…。あたしはこれからどうすれば…。ヴァーリ家とは縁を切っちゃったし、あたしの住むところないじゃないですかあ!?」
    クロニエ「あたしやリシテアと旅に出るまでの間は、アビスかガルグ=マクで暮らしなよ。大修道院の方は人手がまだまだ欲しいらしいしね。」
    ベルナデッタ「そうだね…。ガルグ=マクに住まわせてもらおうかな…。」

    ユーリス「…あいつ…やっぱりな…。」
    ベルナデッタ「な、なにか背筋が凍るような視線を感じるんだけど…。」

  • 660122/01/25(火) 16:50:25

    〜帝都アンヴァル・宮城〜

    ヒューベルト「レオニール殿。準備は順調に進んでおりますかな?」

    問題ない。

    ヒューベルト「私の方では、リシテア殿やリンハルト殿と共に奴らの魔法を封じる術を研究しております。以前、デアドラでお見せしたものはまだまだ完璧ではありませんからな。…次の戦いでは失敗は許されません。」

    ヒューベルト「それに『光の杭』は必ず阻止せねばなりません。…こちらも魔力で動くものと思われる為、同時に研究を進めております。まもなく、完成すると思われますので、おそらく次の戦いで投入することになるでしょうな。」

    …分かったよ。

    エーデルガルト「レオニール。こっちに来てくれるかしら?」

    どうしたの、エル?

    エーデルガルトの用件とは?>>662

  • 661二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 17:03:13

    加速

  • 662二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 17:46:41

    バールにキスされたと聞いたので、上書きに来た

  • 663122/01/25(火) 18:55:05

    エーデルガルト「…貴方…。私に言わなければいけないことがあるのではないかしら?」

    え…?何とのこと?

    エーデルガルト「…誰かに口付けされたのではない?」

    あ…。…。

    エーデルガルト「…リシテアからそれとなく聞いたわ。…どうして黙っていたの?」

    怒っています?

    エーデルガルト「…私よりも先に誰かに接吻されていたことは少し怒っているけど…。それよりも私に隠し事をしていたことの方が悲しいわ。…なるべく、隠し事はしないでお願いだから。…分かった?」

    分かっ…むっ!

    エーデルガルト「…これで許してあげるわ。」

    エーデルガルトの頬が真っ赤に染まっていた。

    エル…。ふふ…ありがとう。

    エーデルガルト「………。…その…少し、いやかなり恥ずかしいわね…。私が誰かに口付けすることなんて一度もなかったから…。それに、私が誰かをこうして愛するようになるとも思わなかった。」

    エーデルガルト「…その…貴方のことは好き…よ。だから…あまり隠し事をしたり、一人で思い詰めたりしないでね。…貴方には私が居るのだから、何でも話して頂戴。」

    エル…自分も好きだよ。

    エーデルガルト「あ、ありがとう…。」


    エーデルガルト「また、明日会いましょう。」

    またね。

    そうして、レオニールは自宅に帰ったのだった。

    ———————————————————

    今日はリンハルトの所に来ていた。

    リンハルト「やあ、レオニール。いきなりだけど、質問があるんだ。」

    どうしたの?

    リンハルト「君は自分の紋章が無くなったことに対してどう考えているかな?」

    レオニールは>>665と答えた。

  • 664二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 19:21:45

  • 665二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 19:29:27

    別になんとも。紋章を気にしたことはなかったし

  • 666122/01/25(火) 20:27:40

    特になんとも…。紋章自体気にしたことはなかったし。

    リンハルト「君なら、そう答えると思ったよ。」

    リンハルト「僕だって、紋章持ってるけど別に要らないしね。…まあ『遺産』の実験をする分にはあってもいいかなって思うこともあるけど。」

    リンハルト「それで紋章を持っていたことで、不幸になった人もいる。陛下やリシテアはまさしくその犠牲者だ。…このフォドラにはたくさんの犠牲者がまだ存在している。それを我らが陛下は根幹からひっくり返そうとしているのだけどね。…今更だけど、陛下の考えることは凄いよね。」

    そうだね。

    リンハルト「それで、僕は何故女神様が人々に紋章なんかを授けたのだろうなって思うんだよね。その結果、こうして紋章至上主義が生まれて、紋章を持たぬ者は人にあらずとまでは言わないけど、それに近い形にはなってしまったわけだよ。」

    リンハルト「それで僕は一つ考えたのだけどね、紋章は本当に女神様が与えたものなのかなって思うんだよ。本当は何か違う真実があるのかもしれない…。」

    違う真実…。

    リンハルト「これを見つけるとそれこそ紋章学を根幹から揺るがしかねないよね。実に興味深いなあ…。今度、また聖墓に入ってみようかな。何かあるかもしれないし。その時は君にも一緒に来てほしいな。」

    …リンハルト。君は今度の戦いはどうするの?

    リンハルト「うーん…。面倒な事はあまりしたくはないんだけど、でもその闇に蠢く者達を倒さないと、安心して研究も出来ないんだよね。それに、彼らが作ったという陛下の持つ『アイムール』。あれは、英雄の遺産とほぼ同一のものなんだよね。それについても気になるからなあ…。」

    リシテア「レオニール。ここにいましたか、あんた宛に手紙が届いていましたよ。」

    リシテアが手紙を渡してきた。

    何々…

    誰から何の用の手紙だった?>>668

  • 667二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 20:31:40

    ハンネマン

  • 668二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 22:34:07

    ヒルダ

  • 669122/01/25(火) 22:42:44

    ヒルダから…?

    一体何の用だろう…?>>671

  • 670二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 23:23:03

    Ksk

  • 671二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 23:31:56

    この間の事で改めてお詫び
    髪の色は元に戻りそうにないこと
    持っていた天帝の剣を加工して籠手にしたので使って欲しいこと
    などが書かれている

  • 672122/01/26(水) 00:04:42

    〜レオニールくんへ〜
    こんにちは!ヒルダです。
    この前はごめんなさい。皆に大変迷惑をかけたことを改めてお詫びします。
    あれから、あたしはゴネリル領で療養しています。そして…あの後鏡を見たら、びっくり!あたしの髪の色が薄い緑色のままになっちゃってたの!…多分もう戻らないのかなと思う。
    あたしが持っていた剣は加工して、あなたが使えるようにしました。もう『英雄の遺産』としての力はないから、安心して使って大丈夫だからね!
    …あたしね。このまま、旅に出ようかなと思っているんだ。おそらく、兄さん達には止められると思うんだけど、フォドラの外の装飾品や技術とかが気になるんだよねー。…今度はいつ会えるかは分からないけど、その時はまたヒルダちゃんと仲良くしてね!

    リシテア「これは籠手ですね。あんたが使ってください。」
    手紙と共にリシテアに渡されたもの…これはあの時のヒルダが使っていたものを加工したもののようだ。
    リンハルト「ヒルダって凄いんだね。だって、偽物とはいえ天帝の剣でしょ?それをこんな風に加工してしまうなんてね…。」
    リシテア「そうですね。…わたしはクロード達と道を違えましたが、今でも彼らの事は忘れません。だから、これからヒルダが幸せに暮らせるように願っていますから…。」
    リンハルト「そういえば、リシテア。君の領地の方はうまくいっているかな?」
    リシテア「エーデルガルトが早い内から、領民や両親を支援していてくれたおかげで、順調に進んでいますよ。…まもなく、わたしも貴族ではなくなりますね。」
    自分も既に貴族じゃないからね。
    リシテア「あんたはもっと大変になるんですよ?だって、皇配になるんですからね。」

  • 673122/01/26(水) 00:18:12

    リンハルト「うわ…僕じゃ絶対無理だなあ…。レオニール。僕が安心して一日3回眠れるような世界を創ってね。」

    リシテア「はあ?あんたも手伝うんですよ。…レオニール、あんたは様々な困難に直面すると思います。でも、安心してくださいね。わたしやリンハルト、先生達はみんなあんたの味方ですから。困ったらいつでも頼ってくださいね。わたし達は優秀なんですから、何でもこなして見せますよ。」

    リンハルト「え…。僕も手伝うの…。まあ…レオニールや陛下には世話になったし、僕の人生最後の大仕事だと思って手伝うのも…zzz」

    …二人ともありがとう。

    ———————————————————

    〜ガルグ=マク大修道院〜

    ベルナデッタ「ひっ…!?あ、あなたは誰なんですか!?」

    クロニエ「はあ?ユーリス、あんた何のつもりなの?ベルナデッタの知り合い?」

    ユーリス「さあな?ただ、そこのお嬢さんに俺は鋏を投げつけられたことがある気がするんだよなあ…。あれは痛かったよなあ…。そこのお嬢さんに恨みでも晴らそうかな何て考えてたりな。」

    ベルナデッタ「!?…そん…な…。」

    クロニエ「え、あんた知ってるの?」

    ユーリス「ははっ。ようやく、思い出したか。数十年振りだな、ベル?」

    ベルナデッタ「あ、あわわわ…ひぎ…。」

    ユーリス「積もる話はあとだ。お前らに用件を伝えに来た。お前ら、>>675に行け。今すぐ、な。…下手したらエーデルガルトや先生達が死ぬぞ。」

  • 674二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 06:46:49

    加速

  • 675二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 07:11:01

    ゴネリル領

  • 676二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 14:10:48

    保守

  • 677122/01/26(水) 14:50:50

    ベルナデッタ「…先生達が死ぬって…どういうことですかあ!?…なんで、ユーリスさんがそんなこと知って…。はっ!?あたしたちを誘い出して殺すつもりなんですねぇ!あの時の恨みで…ひいいい…。」

    ユーリス「相変わらずごちゃごちゃうるせえ奴だな…。さっさと行けって言ってんだろ。」

    クロニエ「…奴らの本拠地の付近で待機しろってことなんだね。いよいよ、タレス様達を殺す時が来たんだねえ…。」

    ユーリス「…さあな。で、ベルナデッタ。お前は行くのか行かねえのかどっちだよ。」

    ベルナデッタ「…先生やエーデルガルトさん達が危ないというのが本当なら、あたしも行きます!…先生達にはあたしの前から居なくなって欲しくないですから。」

    ユーリス「…そうか。武運を祈るぜ。」

    ———————————————————

    〜帝国領・ルミール村〜

    イエリッツァ「…ようやく来たか…。目障りな地虫共を処分する時がな…。だが、それが終われば私は…。…。」

    ジェラルト「おい、イエリッツァ。」

    イエリッツァ「何だ?」

    ジェラルト「…後悔はするなよ。」

    イエリッツァ「…ああ。」

    二人の元にイヴリスがやってきた。

    イヴリス「ジェラルトさん!死神のお兄ちゃん!これあげる!」

    ジェラルト「おお!ありがとな、イヴリス。」

    イエリッツァ「これは…お守りか?…何故、私にも作った?」

    イヴリス「死神のお兄ちゃんがわたしを拾ってくれなかったら、わたしがジェラルトさんやベレスお姉ちゃんと出会うことはなかったでしょ?だから、お兄ちゃんにも無事に帰って来てほしいの。…必ず帰ってきてね。」

    イエリッツァ「…お前を拾ったのはただの気分だ。私は女も子供も見境なく殺す悪鬼。…そんな人間の無事を祈るのはやめておけ。」

    イヴリス「そんなことないよ!お兄ちゃんは優しい人だから…。約束して!帰ってくるって!」

    イエリッツァ「…私を優しいと言った人間は母とメルセデスとお前だけだ。…そうだな…。」

    ジェラルト「それじゃあ、帝都に行くぞ。イヴリス、いい子で待ってろよ?」

    ———————————————————

    レオニールは>>679に居た。

  • 678二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 15:00:06

    ゴネリル

  • 679二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 16:38:33
  • 680122/01/26(水) 18:20:14

    ヒルダ「わざわざ、あたしに会いに来てくれなくても良かったのにねー。でも、ありがとう!」

    体は大丈夫?

    ヒルダ「うん…まあね。ただ、体中が痛いのよねー。全くもう!」

    ヒルダ「それで、レオニールくん。あたしに何か話があって来たんでしょ?言ってごらんよ。」

    レオニールは>>682と言った。

  • 681二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 18:28:15

    闇うごに操られてた時のこと覚えてる?

  • 682二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 18:35:14

    今、身体の中に紋章がいくつある?(寿命のこと)
    あと、奴らの事で知っていることが有れば教えてほしい

  • 683122/01/26(水) 19:03:42

    体の中に紋章はいくつある?

    ヒルダ「え!?紋章?あたしはゴネリルの小紋章しかないよ?」

    そういって、ヒルダが紋章を見せた…。

    どうなっていた?>>685

  • 684二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 19:08:29

    ひとつだけ

  • 685二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 19:10:00

    炎の紋章、セスリーンの小紋章、セイロスの小紋章、ゴネリルの小紋章の4つ

  • 686122/01/26(水) 19:38:52

    これは…

    なんとヒルダには4つの紋章が存在していた。ゴネリルの他にセスリーン、セイロスそして炎の紋章…。

    ヒルダ「あはは…。なーんか、そんな気はしてたな。」

    ヒルダ「…実は体が大丈夫っていうのは嘘。…本当はもう起き上がれないくらい辛いの…。こうして話すのもね…。」

    ………。もしかしたら、紋章を消せば…。

    ヒルダ「…ううん。こんなにいくつもある紋章を消すなんて本当は出来ないでしょ?…あたしは、リシテアちゃんやエーデルガルトちゃんよりもさらに体に大きな負担が掛かっていると思うから…。…もうそんなに長くは生きられないんだろうなあ…。」

    …諦めるな。

    ヒルダ「…ありがとう。その気持ちだけで十分だよ?それで、彼らの事も聞きたいんだよね?」

    ……。

    ヒルダ「あたしが知っていることは>>688かな。」

  • 687二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 20:02:28

    Ksk

  • 688二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 20:19:06

    戦争で出た遺体を集めてた、あと光の杭は使えないとか何とか

  • 689122/01/26(水) 21:14:20

    ヒルダ「あたしが知っていることは彼らが亡くなった人達の遺体を集めていたことかな…。あと、光の杭?は使えないからそのように動けーみたいなことは言っていたと思うよ。」
    ヒューベルト達の術が功を奏したんだな。
    ヒルダ「…それくらいかな。…いよいよ、明日なんでしょ?…がんばってね。」
    必ず勝つよ。
    ———————————————————
    〜帝都アンヴァル・宮城〜
    帝都に戻ってヒルダのことをリシテア達に話した。
    リシテア「…そんな…。ヒルダも長く生きられないんですか…?…わたしの紋章を消すみたいになんとか出来ませんか!?」
    リンハルト「…難しいかもしれない。…もちろん、試してはみるよ。でも…リシテアや陛下よりも体への負担が大きすぎる。…失敗する可能性は高い。」
    リシテア「くっ…。…奴らはどこまで人の命を弄べば、気が済むのですか…!絶対に許さない…!根絶やしにするまで気が済みません。…必ず後悔させてやります。」
    リシテア「…わたし決めました。ヒルダを助けるために、紋章の研究をします。…ヒルダはわたしが必ず助け出してみせますから。…すみません、わたしはこれで失礼します。」
    そうして、リシテアは帰っていった。
    リンハルト「…リシテアがあそこまで怒るのは初めて見たよ。…それほどまでに彼らの仕打ちが許せないんだろうね。」
    リンハルト「僕も明日の戦いには参加するよ。単純に奴らの事も気になるけど、奴らが生きている限り落ち着いて研究も出来やしないからね。」

  • 690122/01/26(水) 21:33:03

    その夜遅く…明日の戦いに備えて帝都で準備をしていた時…

    ガチャン!

    今の音は…。エルの部屋からだ!

    エル!

    エーデルガルト「はあっ…。はあっ…。…うう…。…入って…来ないで…。お願いだから…。」

    エルどうしたの?顔色が凄く悪いよ!

    エーデルガルト「…なんでも…ないから…。」

    隠し事はしないで?

    エーデルガルト「…いえ…少し落ち着いたわ。…そうね、貴方に隠し事をしないでと言っておきながら、私は貴方に隠し事をしているのは筋が通らないわよね…。」

    エーデルガルト「…夢を見ていたの…。私が暗い地下で鎖に繋がれ、鼠や虫が体を這い、いつまでもいつまでも苦痛が襲いかかってくる夢を…。私の兄弟姉妹は皆、死んでいるのに、私だけがいつまでも苦しみ続けている…そんな夢を、ね。」

    ………。

    エーデルガルト「…ごめんなさい。私は今、貴方や師達と一緒に居られて幸せなはずのにね…。でも、今でもこんな夢を見てしまうの…。」

    エーデルガルト「それから、私はこんな夢を見るたびにこう考えてしまうことがあった…。いっそのことこのまま死んでしまえば楽になれるんじゃないか…そんな風にね…。

    エーデルガルト「…今の私は多くの屍の上に立ち、この手を血で染め続けて来た苛烈なる女帝…。もちろん、死ぬことなど許されてはいないわ。…この戦争で死んでしまった多くの人やディミトリの為にも…。」

    レオニールはエーデルガルトに>>692と言った。

  • 691二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 21:38:25

    そう、僕たちは簡単に死ぬことは許されない。死んだ人たちの分まで生き抜いて、大往生しないと

  • 692二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 21:47:13
  • 693122/01/26(水) 21:59:17

    そうだよ。ここで死ぬことは許されない。死んだ人達の分まで生き抜いて、大往生しないとね。

    エーデルガルト「ええ…。必ず、私達の手でフォドラを変えねばならない。女神に縋っていた方が良かったと思われるような世の中ではいけない。…人の手による世の中が良いものであると民に思ってもらわなければね。」

    それでこそ、エルだよ。

    エーデルガルト「…明日はいよいよ闇に蠢く者達と決着をつける時よ。明日の朝、またここで会いましょう。…今日はありがとう。」

    いえいえ。

    エーデルガルト「そういえば、レオニール殿への贈り物を用意したのですが、陛下の手からお渡ししてはくれませんか、とヒューベルトが言っていたわ。はい、これね。」

    これは…>>695か?

  • 694二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 22:01:44

    精力剤

  • 695二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 22:05:40

    テフ

  • 696122/01/26(水) 22:24:21

    これは…テフ?
    エーデルガルト「貴方、テフを本当に気に入っているのね。フェルディナントがレオニールは紅茶が好きではないのか…と残念がっていたわ。」
    うーん…紅茶も嫌いではないんだけどね…。この前、ヒューベルトからもらった時に気に入っちゃったんだよね。
    エーデルガルト「私にもくれるかしら?折角だから、一杯頂きたいわ。」
    いいよ。

    エーデルガルト「ふうっ…。…やはり、私には癖が強いわね…。別に私が子供舌というわけではないわよ?…貴方やヒューベルトが変わっているだけだから。」
    そんなリシテアみたいなこと言わなくても…。
    エーデルガルト「まあ…貴方のそんな変わっているところも私は好きなのだけれどね。」
    そうしてエーデルガルトととは別れ、自宅へと帰ったのだった。
    ———————————————————
    ヒューベルト「何やら噂をされているような気がしますな…。」
    ベレス「エル達がヒューベルトは変わり者だ…みたいなことを言っているのかもね。ふふ…確かに変わり者だけど。」
    ヒューベルト「ベレス殿、貴方に言われたくはないですよ。全く…。」

  • 697122/01/26(水) 22:33:43

    〜帝都アンヴァル・宮城〜
    エーデルガルト「皆、集まったようね。…いよいよ、シャンバラへ進軍するときよ。…ここに集まっていない者は…。」
    ヒューベルト「ドロテア殿、ベルナデッタ殿、メルセデス殿、クロニエですな。」
    エーデルガルト「ドロテアはマヌエラ殿と一緒に歌劇団の復興に尽力するとのことだから、この戦いには参加しないそうよ。メルセデスは…」
    コンスタンツェ「私が止めましたわ。お姉様を危ないところに連れて行きたくありませんので。」
    イエリッツァ「ああ…姉上をもう戦には巻き込みたくはない。」
    あれ?ペトラは?
    エーデルガルト「…ペトラ女王。入って来てくれるかしら?」
    ペトラ「分かりました。皆さん、お久しぶりです。わたし、女王、なりました。これより、ブリギット、アドラステア帝国、同盟結びます。…ふふ、みなさん、よろしくお願いします!」
    エーデルガルト「帝都の方は今日だけ、ペトラ女王に任せておくわ。…この日で決着を付けましょう。」
    ヒューベルト「しかし…クロニエとベルナデッタ殿は音信不通となっていますな…。一体、何をしているのやら。」
    リシテア「あんた達、どうか危ないことはしないでくださいね…。」
    ———————————————————
    〜地下都市シャンバラ〜
    タレス「おのれ…来るか…。バールよ。奴らをシャンバラの外で迎え撃て。」
    バール「承知しました。全員、始末しても構いませんか?」
    タレス「構わぬ。皆殺しにせよ。」

  • 698122/01/26(水) 22:38:17

    〜シャンバラ近郊〜

    エーデルガルト「…もう敵が配置されているわね。皆!ここの奴らを殲滅し、引き続きシャンバラへと侵攻するわ!」

    ヒューベルト「奴らの魔道や光の杭は封じ込めてあります。おそらく、奴らは力押しするしかないでしょうな。ですが、物量に押しつぶされぬように。全ての戦力を我々にぶつけてくるでしょうから。」

    バール「まあ、こんなことだと思っていたけどね。やっぱり、あの時殺しておけば良かったなあ…。そして、あの女…あれがエーデルガルトね。絶対、殺してやるから。」

    あいつが敵将か…。

    ベレス「しかし、自分やイヴリスに本当そっくりだね。イヴリスと違って、邪悪そのものだけど。」

    まずはどうする?>>700

  • 699二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 22:40:25

    加速

  • 700二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 22:43:57

    数が多いので相手の戦力を減らすことにする

  • 701122/01/26(水) 22:56:56

    ベレス「こいつら…デアドラで戦った女神の眷属に酷似している奴らね…。皆、こいつらは強いから気をつけてね。」

    フェルディナント「承知した。」

    敵の数がかなり多いな…。

    エーデルガルト「ええ…。まだ、シャンバラ内にも多く控えているわ。ここで消耗することは避けねばならない。敵の数を減らし、迅速に敵将を討ち取りましょう。」


    バール「さて…こいつらも使おうかな。ほら…もう一度戦うのよ。」

    王国兵「…」

    同盟兵「…」

    ヒューベルト「あれは…おそらく死体を元に動かしている人形…。ついに死者を使役するまでになりましたか…。」

    ヒルダが言っていたのはあれか…。

    リンハルト「死んだ人をもう一回戦わせるとか趣味が悪いね…。それに気分も悪いよ。」

    次の展開>>703

  • 702二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 22:57:24

    加速

  • 703二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 23:03:56

    王国兵の中に女神眷属改造アネット
    同盟兵の中に女神眷属改造レオニー
    がそれぞれおり、強さと心情もあり手こずる
    バールはベレスとエーデルガルトと戦う

  • 704122/01/26(水) 23:28:20

    アネット「…」
    イングリット「あれは…アネット!?良かった…生きていたんですね…。」
    イングリット!下がれ!
    アネットがイングリットに向かって魔法を放った。
    イングリット「きゃあっ!?…そんな!」
    いや…アネットはもうこの世にはいないんだ…。あれは、奴らにただ操られているだけ…。
    イングリット「…そうでしたか…。そうですよね。死んでしまった人が蘇ることは決してないのですから…。…アネット、どうか安らかに眠ってください。」
    あれは…『打ち砕くもの』か。気をつけて、イングリット。
    イングリット「…ええ。」

    リシテア「ジェラルトさん、あれは…。」
    ジェラルト「レオニーだな。…ちっ。奴らめ胸糞悪いぜ。命を弄ぶのがそんなに楽しいのかよ。」
    レオニー「…」
    リシテア「…そうですね。…ごめんなさい、もう一度あんたを殺すことになります。だから、安心して成仏してください。」
    ジェラルト「嬢ちゃん!来るぞ!」
    ———————————————————
    バール「エーデルガルト、先生だよ?ほら、貴方の好きな…ね。」
    エーデルガルト「黙れ。」
    エーデルガルトが斧を叩きつけるも、バールには躱された。
    ベレス「エル。共に戦うよ。あいつを倒そう!」
    エーデルガルト「分かっているわ。あんな紛い者は目障りなだけよ。…この世から消し去ってあげるから。」
    バール「エル…。そんな怖い顔して、折角の可愛い顔が台無しだよ?…ほら笑って。」
    エーデルガルト「口を開くな、穢らわしい贋作が。貴様如きがその名で私を気安く呼ぶな。…貴様は私が殺す。」
    バール「…小娘が、あまり調子にのるなよ?私とて、君はこの手で殺したいからね。私は君の恋人が悲しむ顔を見てみたいんだよ。あははは!」
    ベレス「…お前には人の心がないんだね。『失敗作』。」
    バール「君も失敗だろ?生みの親の大司教殿に楯突いた愚者が。」
    エーデルガルトがバールが話している途中に攻撃をしかけた。
    バール「血気盛んだね。ディミトリ王に似たのかな?あ、君とディミトリは赤の他人だったね。失敬。」
    ベレス「行くよ、エル!」

  • 705122/01/26(水) 23:33:09

    アネット「…」

    力負けしている…。

    イングリット「な、何ですかこの力は…。尋常ではありませんよ!」

    アネットが『打ち砕くもの』を振り払って…

    うわっ!

    イングリット「きゃあっ!」

    そのまま二人は弾き飛ばされてしまった。

    …どこかで躊躇っているのかもしれない。二度も彼女の命を奪うことに…。


    ジェラルト「おいおい、レオニー。何だ、この力は。」

    ジェラルトもレオニーに押し負けていた。

    リシテア「ジェラルトさん!」

    リシテアが闇魔法を放ったが…

    レオニー「…」

    レオニーが槍を振り払ったことで霧散してしまった。

    ジェラルト「嬢ちゃん。お前の魔法で何とかならねえか?」

    リシテア「…駄目ですね。闇雲に放つだけでは当たる気配がありません。」

    次の展開>>707

  • 706二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 23:35:28

    ksk

  • 707二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 23:45:52

    イングリットの元へコンスタンツェとエミールが駆けつけて、レオニールをエーデルガルトの援護へ行くように促す
    レオニーに苦戦するリシテア達の元にランドルフとラティスラヴァが参戦
    一方、ベレスとエーデルガルトは本気を出したバールに手も足も出ず、わざと嬲るかのように痛めつけられていき、レオニールの目の前でトドメを刺されそうになったところで…

  • 708122/01/27(木) 00:22:15

    アネット「…」
    イングリット「…強いですね…。生前よりも…。」
    ああ…エルと先生があいつと戦っている!?
    レオニールは一瞬よそ見をしてしまった。だが、アネットはその隙をついて一気に距離を詰めてきて…
    アネット「…」
    まず—
    『打ち砕くもの』を振り払った。

    あれ…生きている…?
    コンスタンツェ「無事でしたか、レオニール様。どうか、余所見などされませんように、私が命を落とすのは構いませんが、貴方様が死んでしまうのは皆が悲しみます。」
    コンスタンツェのペガサスに間一髪で助けられていた。
    イエリッツァ「レオニール。お前は皇帝の元へ行け。…奴は強い。」
    アネット「…」
    イエリッツァ「お前がメルセデスの親友か…。…お前には感謝している。せめて、私が葬ってやろう…。」
    ———————————————————
    リシテア「ジェラルトさん!レオニーを引きつけておいて下さい。わたしが仕留めます。」
    ジェラルト「了解。嬢ちゃん、俺はお前の指揮を信じるぞ。」
    レオニーとジェラルトが交戦しているが…
    ジェラルト「嬢ちゃん、まだか!そろそろ、時間稼ぎも出来なくなってくるぞ…!」
    リシテア「もう少しです!だから…」
    レオニーがジェラルトにとどめを刺そうとしたその時…
    ランドルフ「ジェラルト殿!私達も加勢します!」
    ラディスラヴァ「リシテア殿!どうか、早く!」
    リシテア「ランドルフ将軍、ラディスラヴァ将軍!感謝します!」

    ランドルフとラディスラヴァがレオニーと戦っている間に…
    リシテア「みなさん!そこを離れて下さい!…レオニー、これで終わりです。」
    レオニー「!」
    リシテアが闇魔法を放った。

  • 709122/01/27(木) 00:40:59

    ベレス「…エル。平気?」

    エーデルガルト「…ええ…。奴は遊んでいるわね。私達を痛めつけて楽しんでいるのよ。…外道が。」

    エーデルガルトとベレスは終始劣勢を強いられていた。

    バール「君達弱いな。もう少し遊んでよ。」

    バールは剣を収め素手で戦うそうだ。

    エーデルガルト「いちいち癪に触る…。その首を刎ね飛ばしてやる…!」

    ベレス「ええ…。」

    エーデルガルトとベレスが斬りかかるが…

    エーデルガルト「素手で止めた…。」

    バール「うーん…。弱い。それで、アドラステア皇帝が務まるのかな?」

    バール「そして、君。やっぱり失敗作だね。本気を出しても、私に傷ひとつ付けられない。…雑魚だよ、君達。先生が教育してあげようか?」

    エーデルガルト「くうっ…!」

    ベレス「うっ…!」

    二人とも弾き飛ばされてしまった。

    エーデルガルト「…くっ…。奴らめ、なんてものを創ってしまったの…。こいつは必ず貴様らにも刃を向けるというのに…。愚かな…。」

    ベレスは意識を失ってしまったようだ。

    バール「私はね。はっきりいってタレス様が死のうが、アガルタ共が死のうがどうでもいいんだよ?…私は別に何かがしたいわけじゃないんだ。ただ、苦しむ顔や悲しむ顔が見たいだけ。…そのためなら人でも殺すし、拷問でもするよ。」

    エーデルガルト「…アガルタ…。それは…。」

    バール「ああ、君知らないんだ。奴らはアガルタって言うのよ。かつて、女神に敗れた愚かな人間共ね。…全く、あのネメシスとかいう盗賊も馬鹿なものだよ。女神の眷属を殺せば王になれると思っちゃってさ。」

    エーデルガルト「…盗賊?タレスも言っていたが、貴様もなぜ解放王を盗賊だと言う…?」

    バール「君、何にも知らないの?そんなので、よくフォドラの統治者になろうと思ったよね。真実を覆い隠し続けた、大司教達女神の眷属も愚かだけど、タレス達に踊らされてそれを盲信し続ける君はただの間抜けだよ。…ほら君の恋人が来たよ。」

    エル!

    バール「じゃあ、死んでね。さようなら。」

    エーデルガルト「…レオニール。ごめんなさい。…貴方のことは愛しているわ。」

    エーデルガルトがレオニールに微笑みかけた。

    バール「ふーん。よく分からないけど、君達馬鹿なんだね。」

    そうしてバールは剣を振り下ろした。

    次の展開>>711

  • 710二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 06:46:04

    加速

  • 711二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 07:11:24

    間一髪でベルナデッタとクロニエが間に合い、そのまま5人がかりで戦闘に

  • 712122/01/27(木) 10:14:40

    くそっ…!間に合わない!エル…!

    エーデルガルト「…愛しているわ。」

    駄目だ…!


    エーデルガルト「…?」

    バール「…ちっ…。あっちの森からか…。」

    バールの腕に矢が突き刺さっていた。

    バール「…姿を見せなさい。」

    ベルナデッタ「…先生…?」

    バール「そうだよ。君達の、ね。」

    ベルナデッタ「…いいえ、あなたは先生じゃありません!…先生はもっと優しい人ですから!」

    一方、エーデルガルトは…

    エーデルガルト「…なぜここに…。」

    クロニエ「はあ?あんた達を助けに来たんでしょうが。感謝しなさいよ。」

    クロニエに抱きかかえられていた。

    エーデルガルト「…ありがとう。貴方達がいなければ私は死んでいたわ。」

    エル!

    エーデルガルト「レオニール。わっ…!」

    良かった…。

    エーデルガルト「…その…ここでは抱き付かないで…。…でも、心配してくれてありがとう。」

    クロニエ「…仲が良いのは別に構わないけど、今は戦いなさいよ。あいつ殺さないと駄目なんでしょ?」

    ベレス「…うーん…。」

    エーデルガルト「師!大丈夫なの?」

    ベレス「うん、大丈夫。あいつ…傷は簡単には治らないみたいね。」

    ベルナデッタに射抜かれた部分がそのままになっていた。

    エーデルガルト「…そして、おそらく意識の外からの攻撃には弱い。隙を狙って、強烈な一撃を叩き込むしかないみたいね。」

    バール「やあ、レオニール。私の僕になる気はないかな?なんて聞くまでもないか。」

    バール「…相も変わらずその女が良いみたいね。…全く、もう誘わないからいいよ。」

    次の展開>>714

  • 713二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 10:41:39

    加速

  • 714二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 12:09:50

    レオニール、クロニエ、ベルナデッタでバールと戦うも終始劣勢
    しかし、クロニエとベルナデッタが気づかれない様にリシテアに合図を送っており、不意を突いた魔法の一撃をバールに与える
    そこへレオニールがつっこみ片目を奪われるもバールを打ち砕く
    バールは気になった人物の片目を奪ったことを喜びながら死亡

  • 715122/01/27(木) 13:05:11

    あいつを必ず倒すから。
    エーデルガルト「私も共に戦うわ。… 貴方、絶対に危険なことをするでしょう?だから…。くっ…。」
    ベレス「エルも軽傷じゃないんだ。大人しくしていなよ。レオニール…君達に任せるから…ね。」
    任せてください。

    バール「君がクロニエかな?…それとも、アガルタを裏切った面汚しの屑と呼んだ方が良い?」
    クロニエ「どうでもいいよ。…あんたの顔がムカつくからここであんたをぶっ殺すよ。」
    バール「君の力じゃ勝てるわけないから辞めたら?」
    ベルナデッタ「そんなこと、何であなたに分かるんですか!?」
    バール「分かるよ。だって君達弱いから。何も出来ずに屍を晒すだけだから、潔く退いた方がいいよ。あの女の首を差し出せば、君達は見逃して—」
    …黙れ。
    バール「だから、話している途中に攻撃しないで。…折角、君のことは気に入っているから見逃してあげようと思ったのに…自分から死にに来るのなら、もう容赦はしないよ?」
    ———————————————————
    3人で攻撃をしてもその全てをバールは捌ききっていた。クロニエとレオニールの攻撃を無傷で受け止め、ベルナデッタの矢を全て叩き落とす。明らかに劣勢だ。

    バール「…まだ続ける気?」
    クロニエ「そうよ。あんたを殺すまでは続けるから。」
    ……。
    ベルナデッタ「あの人…さっきから左手で剣を握っている…?やっぱり治っていないんだ…。」
    バール「君達何か考えている?」
    さあ?
    バール「ふーん。まあ…いいや、次で死んでくれるかな?」
    バールが3人纏めて殺そうとしたその時…
    リシテア「死ぬのはあんたですよ。『失敗作』。」
    リシテアの攻撃が死角から飛んできた。バールは咄嗟に右腕で防ごうとしたが…
    バール「…何故?右腕が動かない…。…くっ…。」
    奴が気を取られている今しかない…!

  • 716122/01/27(木) 13:28:33

    バール「しまった…。いや、このまま串刺しにしてあげるよ。」

    …!?反応が早い…!?駄目だ…避けきれない…。

    バール「何…?避けたの…?」

    レオニールは直撃は避けた。そして…

    これで終わりだよ。

    バール「…!」

    ———————————————————

    レオニールの籠手が…

    バール「…そうか、私の負けなんだね。…君達みたいな雑魚に負けるのは、屈辱だなあ…。」

    バールの体を真っ直ぐに撃ち抜いていた。

    バール「ふふ…。でも君の…はもう…。」

    …。

    バール「…君は自分だけが生き残っていることに後悔はしていないかな?家族が死んだのに、自分一人だけ生き残って…本当は君が死ぬべきだったんじゃないの?ねえ—」

    バールが話している途中で斧が飛んできた。

    バール「あの…さあ…最期くらい…話でもさせてよ。」

    エーデルガルト「黙れ。貴様の戯言は聞き飽きた。…貴様如きに彼の何が分かる?人の心を持たぬ壊れた人形である貴様に。」

    …。

    バール「ははは。下らないね、その怒りの感情。理解できない。そんなものが何の役に立つの?」

    バール「でも…まあ…そこの彼の事は…気に入っていたかな…。」

    そう言ってバールは息絶えた。

    エーデルガルト「レオニール…。無事でよか…」

    エーデルガルト「!?…貴方…左眼が…。」

    レオニールは直撃は避けた…が、左眼を斬り裂かれていた。

    …大丈夫。ただ左眼を失っただけだから。

    エーデルガルト「…。…皇帝からの勅令よ。今すぐ、帝都に戻りなさい。あとは私や師が片を付けるから。」

    どうして?

    エーデルガルト「貴方はもう戦えないわ。…。」

    嘘だ、まだ戦える。エルはこれ以上傷ついて欲しくないから言っているのだろう。

    レオニールはエーデルガルトに>>718と言った。

  • 717二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 13:30:12

    君が諦めるなら僕も帰ろう

  • 718二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 16:10:51
  • 719122/01/27(木) 16:31:19

    …一つ条件がある。これを承諾してくれたら、帰るよ。

    エーデルガルト「…そう…なの?分かったわ。」

    君が帝都に帰るなら一緒に帰るよ。

    エーデルガルト「…それは…。」

    エーデルガルトが難しい顔をしている。それからしばらくして…

    エーデルガルト「…貴方は私の言うことをいつも素直に聞いてくれないものね。…分かったわ。」

    エーデルガルト「…その代わり私の側から離れないこと。貴方は左からの攻撃には対処出来ないでしょう?…貴方に降り掛かる火の粉は私が全て払うから。」

    約束するよ。

    ベレス「レオニール。それ以上悪化しないようにこの場で処置しよう。」

    ———————————————————

    エーデルガルト「このまま、シャンバラへと突入するわ。皆、覚悟は出来ているわね?」

    ベレス「もちろん。」

    エーデルガルト「聞くまでもなかったわね。…これが、正真正銘私達の最後の戦いよ。…必ず皆で生き残りましょう。そして、私達自身が切り開いた新たなる世界をこの目でしかと見届けるのよ!」

    ———————————————————

    〜地下都市シャンバラ〜

    タレス「来たか…。女神に創られし、愚鈍な家畜共よ。…貴様らをここで鏖殺してくれよう。」

    エーデルガルト「…奴は何かを企んでいるようね。気をつけながら、進みましょう。」

    まずはどうする?>>721

  • 720二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 17:58:17

    加速

  • 721二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 18:44:00

    クロニエから聞いたタレスの魔法に注意しつつ扉を開いていく

  • 722122/01/27(木) 19:07:10

    シャンバラ中の扉が閉まっているようだ。

    エーデルガルト「籠城を決め込むつもりかしら?…無駄なことを…。」

    クロニエ「エーデルガルト。タレス様の魔法には気をつけてよ。あの人なんか凄い魔法使えるらしいから。」

    ベレス「…注意を払いながら扉を開いていこうね。そこから、敵が雪崩れ込んでくるかもしれないから気をつけて。」


    タレス「奴らが扉を破り次第、ヴィスカムを起動せよ。初めから、最大出力で構わぬ。奴らを滅するのだ。」

    ヴィスカムと呼ばれる兵器が起動し始めたようだ。


    あれは…何か危険な気がする。

    ヒューベルト「あれは敵が範囲内に入ると自動で感知して、魔法を発射してくるようですな。…我々の術によって威力は幾分か弱まっているはずですが、油断はなさらぬように。」

    ———————————————————

    エル…。

    エーデルガルト「どうしたの?」

    …ちょっと近くない?

    エーデルガルト「…駄目なの?」

    少し戦いにくいかな…。

    エーデルガルト「…分かった、少し離れるわ。…貴方は視線の右側の敵だけ注意して見てくれればいいわ。後の敵は私が片付けるから。」

    ありがとう。

    フェルディナント「…エーデルガルトは君のことが心配なのだよ。…左眼の調子はどうだね?」

    …もう左眼は見えないよ。

    フェルディナント「…そうか…。…すまない。」

    次の展開>>724

  • 723二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 19:11:06

    加速

  • 724二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 19:30:29

    ヴィスカムが起動したがそこまで脅威にならず

  • 725122/01/27(木) 20:00:34

    タレス「ヴィスカムの出力を最大にせよと言ったはずだ…!」

    闇に蠢く者「これが最大です!」


    ヒューベルト「どうやら、我々の術が効いているようですな。この程度の微小な魔力では何の問題にもなりません。」

    リンハルト「僕達の研究が功を奏して良かったよ…。その見返りとしてしばらく、休暇が欲しいくらいだよ。」

    リシテア「まだ終わってないじゃないですか…。せめて、終わってからにしてください。」

    ———————————————————

    エーデルガルト「…敵が妙に少ないわね。あとはあの部屋だけ…。何か企んでいるのかしら?」

    ベレス「…扉を開こう。」

    ベレスが扉を開くと…


    タレス「…現れたか。『炎帝』とそれに連なる者共よ。…貴様らは我らが野望の成就の為の駒としては役立っていたぞ?だが、もはや用済み。…手始めに貴様らから始末してやろう。」

    エーデルガルト「…貴様に引導を渡しに来た。覚悟しろ。」

    ベレス「レオニール。いこう。」

    分かりました。


    次の展開>>727

  • 726二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 20:08:20

    一気に殲滅

  • 727二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 20:14:14

    タレス、ドラゴン化

  • 728122/01/27(木) 20:26:22

    タレス「…」

    エーデルガルト「何故、何もしない?観念したか。」

    タレス「戯けたことを…。『炎帝』よ、貴様はフォルクハルト=フォン=アランデルが既にこの世に居ないことは知っていたか?」

    ベレス「…あの時に出会った…。」

    エーデルガルト「…知らないとでも思っていたか?…貴様に殺された伯父上や母の仇は取らせてもらう。」

    タレス「そうか、つまらぬ。…これが何か分かるか?」

    タレスは紋章石と血を取り出した。

    エーデルガルト「…それは炎の紋章…。そして、レアとフレン、そして師の血か…。まさか…!?」

    タレス「…我の真の姿を見せてやろう。」

    タレスの体が変容していく…。まるで…白きもののように…。

    タレス「…これが我の新たなる姿よ…。どうだ、驚いたか?ん?」

    エーデルガルト「…貴様も人の姿を捨てたか。愚か者が。…そうになってまで、何を為したい?」

    タレス「無論、貴様ら地上の生物を根絶やしにすることよ。女神の眷属とそれに創られし貴様らを殺し、我らアガルタが再び地上を統べるのだ。」

    エーデルガルト「…そうか。」

    エル。あいつを倒そう。

    エーデルガルト「…ええ、行きましょう。レオニール、貴方は私の側から離れないでね。」

    ヒューベルト「…結局は、貴様も女神の眷属の真似事しか出来ないという訳ですか…。実に嘆かわしいですな。」

    次の展開>>730

  • 729二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 20:27:11

    加速

  • 730二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 20:36:26

    さらにネメシスと残ってたすべてのベレスクローンを使うタレス

  • 731122/01/27(木) 20:46:12

    タレス「…目覚めよ、解放王よ。」

    ベレス「…地響き!?」


    バキッ!ガコン!

    何かが壊れる音がした。

    エーデルガルト「まさか…。解放王ネメシス!」

    ネメシス「…千年振リカ。…ソコノ女…炎ノ紋章ヲモッテイルナ…。」

    ネメシスがエーデルガルトに剣を振るった。

    エーデルガルト「…ちっ。…天帝の剣ね…。」

    ベレス「…こいつが解放王?死んだはずじゃ…。」

    タレス「解放王よ。この場にいる全員を殺して構わぬぞ。」


    フェルディナント「あれはフェルディアに現れた、先生の…。」

    ???「…」

    イエリッツァ「…また現れたか…。…貴様との命の取り合い…。嫌いではない。」

    次の展開>>733

  • 732二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 20:52:09

    ksk

  • 733二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 21:21:46

    ネメシスはベレス、ベレスクローンはイエリッツァ、タレスはエーデルガルトが中心となって戦う

  • 734122/01/27(木) 21:42:54

    ネメシス「オヌシ…ソレハセイロスノ剣カ…。」
    ベレス「セイロス?レアのこと?」
    ネメシス「…セイロスハセイロスダ。女神ノ眷属ノナ。」
    ジェラルト「…あの人がセイロス…。そういうことか。」
    ネメシス「…オヌシモ、炎ノ紋章ヲモッテイタノカ?ダガ…イマノオヌシノ体カラハ紋章ノ力ヲ感ジヌ…。」
    ベレス「分かるの…?」
    ネメシス「…アア。我モソナタノヨウニ炎ノ紋章ヲナ。神祖ノ心臓ト血ヲ奪イ、コノ力ヲ得タノダ。」
    ヒューベルト「まさか…あの解放王が、奴らの元に安置されていたとは…予想外でしたな。」
    ネメシス「…ダガオヌシラカラハセイロスノ匂イモ感ジル。…殺サネバナラヌ。」
    ベレス「来るよ!」

    イエリッツァ「…良いぞ…!私を愉しませろ…!」
    ???「…」
    イエリッツァと女剣士が戦闘を繰り広げている。
    コンスタンツェ「エミール!まだ来ますわ!」
    イエリッツァ「…お前達にも任せる。だが、この女は私が殺す。」
    コンスタンツェ「分かりましたわ。エミール!絶対に死んではなりませんよ!」

    ???「…」
    ???「…」
    フェルディナント「イエリッツァ先生があちらで戦っている。残りの奴らは私達が相手をしよう。」
    リンハルト「うーん。後2人もいるんだな…。多いなあ…。」
    イングリット「諦めてはなりません。…私達が奴らを倒すのですよ。」
    リシテア「そうです。わたし達は負けるわけにはいきませんから。」
    クロニエ「あんた達はさっき外で戦った奴よりは弱そうだねぇ。まあ、どっちでもいいけどさっさと死んでよね。」
    ベルナデッタ「また…先生のそっくりさんと戦うんですか…。はっきり言って戦いにくいですよお…。」

  • 735122/01/27(木) 21:47:52

    タレス「貴様らは我が直々に屠ってくれる。」

    エーデルガルト「…ふん。貴様に私達を殺せるわけがないだろう。身の程を知れ。」

    タレス「…貴様は…レラジュ家の生き残りか…。貴様が生きていたことは痛恨の極みだが…ここで貴様を殺し、その血を全て頂こう。」

    もうこの血には何の意味もない。

    タレス「…何…?いや…貴様の体から紋章の力を感じぬな。…ならば、用はない。早急に滅せよ。地上と共にな…。」

    エーデルガルト「…レオニール。私と共に奴を討ち滅ぼしましょう。二度とアガルタの民がこの大地に巣食うことがないように、ね。」

    いこう、エル!

    次の展開>>737

  • 736二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 22:02:56

    さすがに何度も戦ったベレスクローンは片付ける
    ネメシスは苦労するがレアがもういないので執着心をだせずに普通に終わる

  • 737二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 22:16:39
  • 738122/01/27(木) 22:32:19

    イエリッツァ「…動きが単調だ。」
    ???「…!」
    イエリッツァが一瞬で斬り捨てた。
    イエリッツァ「…弱いな。所詮はこの程度か…。」

    フェルディナント「イエリッツァ先生の方も無事片付いたようだな…。」
    カスパル「しっかしよお。何でこんなに何人も先生そっくりな奴がいるんだろうな。しかも、みんな結構強いし。」
    リシテア「それだけ、先生の体に宿っていた紋章の力が強かったのでしょう。その血を使って、こんな兵を生み出せる奴らも恐ろしいですが…。」
    リンハルト「…悪趣味だよ、本当に。」
    コンスタンツェ「私もこの血を使って何かをしようとは思いません。命を弄ぶのは、私の倫理に反しますわ。」
    クロニエ「…あたしもこいつらと同じように非道なことをやってきたんだよね…。まあ、あたしは死んだら確実に地獄行きだね。キャハハハ!」
    イングリット「あはは…。そう…ですか。」
    ベルナデッタ「イングリットさん…。」

    ネメシス「…オヌシ中々、ヤルナ…。」
    ベレスとネメシスが剣戟を繰り広げている。
    ベレス「そちらこそ。」
    ヒューベルト「ベレス殿。私達も加勢致しましょうか?」
    ベレス「いや、大丈夫だよ。…エル達の方に加勢してくれるかな?」
    ヒューベルト「承知しました。」
    ジェラルト「それじゃ、俺もレオニール達の方へ行くぞ。」
    ヒューベルトとジェラルトがレオニールの方へ向かった。
    ネメシス「オヌシ…我ヲ舐メテイルノカ?」
    ベレス「いや、そんなつもりではないけど。」
    ネメシス「…ソウカ。フンッ!」
    ネメシスがベレスを蹴り、その場から一歩退いた。
    ネメシス「…コレデ終ワリダ…!」
    ネメシスが天帝の剣をベレスに向けて伸ばした!
    ベレス「…」

  • 739122/01/27(木) 22:58:00

    ネメシス「…諦メタノカ。ナラバソノママ、死ネ!」

    ベレスはセイロスの剣の鞘を天帝の剣に向けて…

    ネメシス「…何ッ!」

    そのまま剣を絡めとった!

    ベレス「解放王…。これで終わりよ。」

    ベレスがそのままネメシスを斬り裂いた。

    ネメシス「…オノレ…。セイロスト同ジ戦法ヲ…。ドコデ…ソレヲ…知ッタ?」

    ベレス「…何となくだよ。さようなら、盗賊ネメシス。」

    ネメシス「…」

    そうしてネメシスの肉体が消滅した。


    タレス「…ふっ。その程度の力か?」

    エーデルガルト「…流石は女神の眷属と同等の力。紛いものとはいえ、このままでは苦戦を強いられそうね。」

    タレス「手負いのそやつを庇っているからではないのか?…エーデルガルトよ。…おぬしは冷酷で非情な皇帝なのだろう?皇帝が下民を庇ってどうなるのだ?」

    エーデルガルト「…今の私は貴様らの『最高傑作』からは程遠いだろうな。…だが、そんなものには何の意味もない。私には、彼や師達が居る。もう、一人で歩む必要はないのだから。…私は完全無欠の皇帝である必要はない。」

    タレス「だが、今はその仲間が枷となっているのではないか?…こうしてな。」

    タレスがレオニールの左側面から攻撃を仕掛けた。

    エーデルガルト「はあっ!」

    その攻撃をエーデルガルトが打ち払った。

    エーデルガルト「…違うな。彼や師達のおかげで私は、貴様と違いこうして人の心を保ったままでいられている。そして、ついに私達は神による支配から逃れ、人の手による世界を切り拓き始めた。」

    エーデルガルト「…貴様のような獣には何も分からぬだろうな。」

    タレス「獣は貴様ら女神の家畜どもであろう?我らは完璧な人間なのだからな。」

    エーデルガルト「その姿で人間だと?ふっ…滑稽だな。」

    タレス「…貴様…!」

    エル、そろそろ終わりにしよう?

    エーデルガルト「そうね。このような獣といつまでも語り合う気も起きなくなってきたわ…。貴方や師達と今後の未来についての話や他愛もない話をしていた方が有意義だものね。」

    次の展開>>741

  • 740二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 23:07:41

    タレス「喰らえ、紋章を打ち消すビーム!」

  • 741二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 23:19:57

    タレスも必死に抵抗するが、ほとんど意味なく一方的に打ち倒される
    最後は恋人コンビネーションで〆

  • 742122/01/27(木) 23:42:38

    エーデルガルト「…貴様。人の姿も心も捨てた上でその程度の力なのか?」
    次第にエーデルガルトとレオニールの二人が押し始めた。
    タレス「…馬鹿な。我らの研究は完璧だったはず…。何処で間違えたというのだ…。」
    エーデルガルト「…初めから貴様らは間違っていたのだ。…女神との争いに敗れたその時から、な。」
    タレス「…黙れ!何故貴様が女神との争いに敗れたことを知っている?」
    エーデルガルト「貴様の作った『成功例』が私に話してくれた。貴様らは、女神との争いに敗れ、地下へと逃げ込んだ負け犬なのであろう。」
    エル、次で終わりにしよう?
    エーデルガルト「ふふ…そうね。」
    タレスが二人に攻撃を仕掛けるが…
    エーデルガルト「闇に蠢く者の首魁よ。…貴様の居場所はこの世界にはない。…この世界は私達が切り拓いていくのだから、貴様は邪魔だ。」
    その攻撃を躱し…
    エーデルガルト「これで決める!」
    「「はあーーっっ!!」」
    二人の攻撃が炸裂した。そして…
    タレス「ぐおおおおお!!…お…お」
    タレスがその場に倒れ伏したのだった。
    ———————————————————
    タレスは既に人の姿に戻っていた。
    タレス「…我が…死のう…とも…我の…意志を…継ぐ者が…必ず…現れる…だろう…。…その時が…貴様らの…最期だ…。」
    エーデルガルト「何度、貴様らが甦ろうとも滅ぼすだけだ。」
    タレス「おの…れ。フレス…ベルグ…レラジュ…貴様らは…やはり…根絶やしに…しておくべきで…あった…。」
    そうしてタレスは死んだ。
    ヒューベルト「陛下!レオニール殿!ご無事ですか…いえ、もう終わっていたようですな。お怪我はありませんか?」
    エーデルガルト「ええ…大丈夫よ。」
    うん…大…丈夫…。
    エーデルガルト「レオニール!大丈夫?しっかりして!」
    あれ…何だか…眠く…

  • 743122/01/27(木) 23:50:54

    …ここは…帝都…なのか…?

    エーデルガルト「レオニール!目が覚めたのね。良かったわ。」

    エル?…おはよう。

    エーデルガルト「ええ、おはよう。…じゃないわ!いきなり貴方が倒れるのだから、心配したのよ。…何処か痛いところはない?大丈夫?」

    うん…大丈夫かな。

    エーデルガルト「…それなら良かったわ。タレス達は死んだわ。…私達の戦いは遂に終わったのよ。」

    そうか…ようやくか…。

    エーデルガルト「ようやく、落ち着いてフォドラの統治が出来るようになるわ。未だに戦火の傷痕は残っているから、すぐには落ち着かないと思う。…だけれども、必ず成し遂げてみせるわ。だって、貴方や師達がいるもの。私達であれば何でも為すことが出来るでしょう?」

    …もちろん。

    エーデルガルト「ふふ…貴方の笑顔は初めて見た気がするわ。貴方はまだ、休んでいても良いから。」

    そうしてエーデルガルトは部屋を出ていった。


    しばらくして…

    コンコン

    誰だろう?>>745

  • 744二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 06:46:21

    リシテア

  • 745二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 07:10:31

    イングリット

  • 746122/01/28(金) 07:35:03

    イングリット「…こんにちは。お怪我の方は大丈夫ですか?」

    もう大丈夫だよ。

    イングリット「…その貴方の左眼は…。」もう視力は失われている。回復することはないよ。

    イングリット「…そう…ですか。ごめんなさい、このようなことを聞いて…。」

    右眼は見えるから問題ないよ。どうしたの?

    イングリット「タレス達を倒した後のことです。あそこには様々な資料や技術が眠っていました。」

    イングリット「そして、今、ヒューベルトやリシテア達が彼らの知る歴史や技術等について調べています。…その中でこんなものを見つけたのです。」

    これは歴史書かな?

    イングリット「貴方にも見てもらいたいのです。彼らの視点から書き記したフォドラの歴史というものを…。」

    レオニールはその歴史書に目を通した…


    イングリット「どうでしたか?」

    英雄の遺産や女神の眷属にそんな事実が…。

    イングリット「…貴方もそう思うのですね。無理もありません。私達はレア様からそこに記されている歴史とは全く違うことを歴史だと教えられてきていたのです。」

    イングリット「ですが、レア様はどうして私達の祖先を生かしたのでしょうか?…彼女にとっては殺したいほど憎い仇敵のはず。…それなのに。」

    レオニールは>>748と答えた。

  • 747二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 08:01:59

    そちらの方が利用しやすいからじゃないかな?

  • 748二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 08:08:51

    あの人もまだ人間を信じたかったのかもしれない

  • 749122/01/28(金) 09:49:30

    …あの人もまだ人間を信じたかったのかもしれない。

    イングリット「そうかもしれません…。ですが、結局私達が挙兵をしたことで、レア様は人間に再び裏切られることとなった。…しかも自らと懇意であったはずのアドラステア帝国に…。」

    イングリット「ディミトリ王もそうでしたが、自分が心を許していた相手からの裏切りや謀反は、その人の心を壊すのには十分なのでしょうね…。もちろん、ランベール王やグレンを殺したのは陛下ではないのは重々承知していますが、ディミトリ王はそれを知らないまま亡くなられた。」

    ………。

    イングリット「…私もレア様がフォドラを正しく統治出来ていたとは思えません。紋章によって歪んだこの世界を放置し続けてきたわけですから…。ただ、あの人なりに苦しみ抜いた末でのこの結論であったのだと思います。」

    そうだね。

    イングリット「…レア様が統治していたよりも良い世の中を創らねばなりませんね。そうでなければ、何の意味もありませんから。」

    ———————————————————

    〜???〜

    イエリッツァ「ベレス。剣を抜け。」

    ベレス「…いよいよ、結局を付ける時が来たのね。」


    ベレスとイエリッツァが対峙している…。

    イエリッツァ「おそらく私かお前…どちらかが死ぬ…。…ふっ…実に愉しみだ。」

    ベレス「…そうね。」


    戦いの結末>>751

  • 750二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 10:06:32

    加速

  • 751二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 10:48:01

    ベレスの剣がイエリッツァの仮面を切り裂き「イエリッツァ」はここで死亡
    エミールが生き残る

  • 752122/01/28(金) 11:07:52

    イエリッツァ「俺は貴様とこうして死合うことを望んでいた…!もっと、俺を愉しませてみせろ…!」
    ベレス「イエリッツァ…いや、死神騎士。」
    死神騎士「貴様がかつて所有していた『天帝の剣』…。俺はあれに魅せられたのだ…。…そして、ようやくこの時が来た…!俺か貴様のどちらかが死ぬまでは終わらぬ…!」
    ベレス「…」
    死神騎士とベレスが斬り合っている。お互いに一歩も譲らない状況だ。

    死神騎士「…貴様、本気で死合う気はないのか…?」
    ベレス「…そんなことはないよ。」

    ベレス「次で終わりにしよう。」
    死神騎士「…貴様はやはり我が逸楽だ…!そうこなくてはな…!」
    ベレスと死神騎士が同時に踏み出し、鍔迫り合いを始めた!
    死神騎士「貴様に俺の剣が届くか…。俺に貴様の剣が届くか…。」
    そして…
    ベレス「さようなら、死神騎士。」
    死神騎士の仮面を斬り裂いた。

    イエリッツァ「…そうか…私の負けか…。」
    ベレス「そうだね。」
    イエリッツァ「…何故殺さない?」
    ベレス「もう、イエリッツァとしての死神騎士としての貴方とは勝負がついたから。貴方はもうイエリッツァでも死神騎士でもないんだよ。」
    エミール「…ふっ。そうか…私の中の悪鬼がお前に殺されたのだな。」
    ベレス「これから、どうするつもり?」
    エミール「…さあな…。」
    ベレス「メルセデスの所に行ってあげたら?もう、死神騎士は死んだのだから。」
    エミール「…そうだな。」
    こうしてベレスとイエリッツァことエミールの戦いは幕を閉じたのだった。

  • 753122/01/28(金) 11:39:51

    〜帝都アンヴァル・宮城〜
    リンハルト「いや、この技術凄いですよ。これをすれば自在に紋章を扱えますね…。ああ…僕やハンネマン先生の研究よりも奴らの方が先を行っていたんですね。少し複雑な気分になりますよ。」
    エーデルガルト「そのようね…。リシテア、この技術を応用すれば貴方の紋章は完全に消滅するわ。」
    リシテア「…早速お願い出来ますか?」
    リンハルト「いいけど…少し時間がかかるからしばらくしたらまた来て。僕は陛下と共に準備しなければいけないからね。」
    ———————————————————
    そうして…
    リシテア「私の血から紋章の力が消えたのを感じます…。」
    リンハルト「これで君の体からは紋章が消えたはずだ。でも、今後はどうなるかは分からないよ。これで、短命を克服出来たとも限らない。」
    エーデルガルト「やはり…髪の色は元には戻らないのね…。」
    リシテア「いえ、それは別にいいんです。仕方のないことですから…。」
    リシテア、体調の方は?
    リシテア「特に何もありません。ただ、すこし頭の中がふわふわするというか、何かがすっぽり抜けたような感覚がします。」
    エーデルガルト「取り敢えず、今日のところはご両親の元へ帰りなさい。貴方を一番心配しているのはご両親なのだから、元気な顔を見せてあげて。」
    リシテア「…お気遣い感謝します。それでは、わたしはこれで…。」
    リシテア「あの…本当にありがとうございました。…もし駄目であったとしても、それが運命だと思って受け入れます…。あんた達がわたしの為に力を尽くしてくれたというだけで、幸せでしたから。」
    リシテア…。
    エーデルガルト「…リシテア、いつまでも私達は貴方の味方よ。困ったことがあったらいつでも言って頂戴?」
    リンハルト「まあ、僕も君の味方だよ?別に紋章なんかなくても君は君だしね。」
    エーデルガルト「…必ず貴方は人並みの人生を歩めるわ。信じているから。」
    リシテア「エル…。はい、やっぱり諦めません。あんた達が信じてくれているのなら、間違いはありませんよね。」
    そして、リシテアは領地に帰っていった。
    リンハルト「陛下。貴方はどうしますか?」
    エーデルガルト「私の体からも紋章を消せるのかしら?」
    リンハルト「どうなんですかね。うーん…また研究を続けます。」

  • 754122/01/28(金) 11:42:47

    ジェラルト「…というわけだ。」

    エーデルガルト「そうなんですか…。」

    ジェラルト「ベレス、強く生きろよ?お前には大切な仲間が居るんだ。もう、俺が居なくても生きていける。」

    ベレス「…分かった。」

    ジェラルト「…お前にこれを渡しておこう。」

    ジェラルトはベレスに何を渡した?>>756

  • 755二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 12:04:06

    加速

  • 756二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 12:44:19

    シトリーが好きな花があしらわれているティアラ

  • 757122/01/28(金) 14:30:20

    ベレス「…これは冠?」

    ジェラルト「お前の母さんが好きだった花があしらわれているんだ。…ルミール村の人々やイヴリスが一生懸命作ったものだから、高価なものではないが、大切にしてやってくれ。そうすれば、喜ぶ。」

    ベレス「……。」

    ベレスはポロポロと涙を流し始めた。

    ベレス「…ありがとう…父さん。」

    ジェラルト「…お前…今初めて俺のこと「父さん」って言ったのか…。ははっ…。最後にお前のそんな顔が見られたなら、十分だよ。…だが俺が旅立つ時は笑顔で見送ってくれるとありがたいな。」

    ベレス「…うん…分かった。」

    エーデルガルト「ふふ…師。良かったわね…。」

    ジェラルト「それとな、イヴリスのことなんだが…。」

    イヴリス「こんにちは!ベレスさん、エーデルガルトさんお久しぶりです。」

    エーデルガルト「ええ、久しいわね。」

    ベレス「こんにちは、イヴリス。」

    イヴリスは既に言葉を流暢に話せるようになっていた。普通の人間の子よりは成長が早いようだ。

    ジェラルト「イヴリス。お前はどうしたいんだ?」

    イヴリス「わたしは>>759したいです。」

  • 758二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:33:01

    踊り子になりたい

  • 759二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:53:05

    教師になりたい

  • 760122/01/28(金) 15:19:00

    イヴリス「わたしは先生になりたいんです。ベレスさんのような優しくてかっこいい先生にわたしはなります。」

    ベレス「そうなんだね。」

    エーデルガルト「イヴリス…。厳しいことを言うけれども、それは貴方の能力次第ね。教師になるということは、それだけ勉学に励まなければならない。…当然、挫折することもあるわ。」

    イヴリス「はい…。覚悟しています。」

    エーデルガルト「でも、私は貴方が教師になれると信じている。…頑張りなさいね。」

    イヴリス「分かりました!」

    ジェラルト「それからこの子は、ルミール村で暮らすことになった。ただ、寂しい思いをさせないように顔を見せてやってくれよ。…この子には親が居ないんだ。」

    ベレス「分かった。…イヴリス、困ったことがあればお姉ちゃん達に頼っていいからね。」

    イヴリス「ありがとうございます!」

    ジェラルト「…そういうわけで、ベレス。…俺の子として、そしてシトリーの子として生まれてきてくれてありがとうな。…どれだけ離れていようとも親子の絆は切れはしない。…じゃあな。」

    そうしてジェラルトはイヴリスと共に宮城を後にした。ベレス達はその姿を笑顔で見送ったのだった。

    ———————————————————

    それから数年後…


    エーデルガルトへ

     1年ほど休暇をください。わたしはベルとクロニエと一緒にフォドラの外の国や大陸を見て回りたいです。もちろん、あなたの元へ帰るつもりですから、ご心配なく。まだまだ、大変だと思いますが、どうかわたしの我儘を許してください。

    リシテアより


    エーデルガルト「わざわざ、こんな手紙を残すなんて…。リシテアらしいわね。」

    エル、帰ってきたよ。

    エーデルガルト「おかえりなさい、貴方。」

    それはリシテアから?

    エーデルガルト「ええ、リシテア達はしばらく旅に出るみたいよ。」

    …ふふ、そうか。

    エーデルガルト「もしかして、貴方知っていたの?」

    まあね。

    エーデルガルト「そうなの…。その、レオニール。」

    どうしたの、エル?

    エーデルガルト「…貴方は例え何度生まれ変わったとしても私と共に居てくれるかしら?」

    レオニールは>>762と答えた。

  • 761二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 15:30:26

    もちろん

  • 762二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 16:07:58

    うん、きっとそばにいるよ

  • 763122/01/28(金) 16:36:17

    うん。きっと、君のそばにいるよ。何度生まれ変わろうとも、ね。
    エーデルガルト「ふふ…そこは断言してくれないのね。…でも、いいわ。例え、貴方と離れ離れになったとしても、必ず見つけ出してみせるから。」
    エーデルガルト「…私は一人であってもこの道を歩んでいくつもりだった。例え、あの聖墓の戦いの後で貴方や師が私の側にいなくともね。でも…今なら言える。」
    エーデルガルト「あの時に貴方達が私を選んでくれたから、私はこうして新たなフォドラの大地で貴方と共に生きていられるの。…例え、この戦争の結果、フォドラに変革が訪れていたとしても…そこに私の居場所は無かったわ。」
    そんなことはないよ。
    エーデルガルト「いいえ、分かるのよ。あの時に貴方達と決別していたなら、私は既にこの世にいなかったでしょう。…だから、改めてお礼を言いたいの。あの時に私を選んでくれてありがとう。そして…私の告白も受け入れてくれてありがとう。」
    こちらこそありがとう。…エル、大好きだよ。
    エーデルガルト「………………。」
    あの…エル?
    エーデルガルト「…不意打ちは卑怯だわ。でも…ふふ…ありがとう。私も大好きよ。」
    エーデルガルト「…何て、甘い言葉をいつまでも交わす余裕はまだないわね。私達のやるべき事は沢山ある。…さてそろそろ仕事に移りましょうか。今節末までに仕上げなければいけない仕事がこれほどまでにあるのよ。」
    こんなに…。
    エーデルガルト「驚いたかしら?アドラステア皇帝の伴侶となったのだから、仕方のないことよ。でも、私達なら何でもこなせる…。そうでしょう?」
    そうだね。
    ベレス「レオニール。少し手伝って欲しいことがあるのだけど…。」
    エーデルガルト「行ってあげなさい。師を手伝ってあげて?」
    …分かった。
    ベレスとレオニールが部屋を出ていった。
    エーデルガルト「…本当にありがとう。私と共に歩む道を選んでくれて…。…私は強い人間なんかじゃないの。」
    そして、エーデルガルトは書類に目を通し始めた。

  • 764122/01/28(金) 17:01:33

    後世に「炎の女帝」として伝えられている者がいた。彼女は、身分制度の変革を行い、人々が自らの力で未来を切り開いていける世界を創り上げようと、骨身を惜しまずに力を尽くした。そして、彼女の傍には常に隻眼の男がいたのだという。彼は女帝に進言しながらも、自身も制度の改革に着手していき、女帝にとっては何ものにも変えがたい存在となっていたのだった。
    それから数十年後、すっかり様変わりしたフォドラを見届けてから、女帝はすべきことは終わったと言い、彼女とその男が選んだ後継者に全てを託し、表舞台からは姿を消した。その後はフォドラのみならず、外の大陸においても、彼女達と思しき姿を確認したという報告が上がっている。このことから、彼女達は幸福な余生を送ったのだろうとどの歴史書においても記されているのであった。
    ———————————————————
    「あなた、こんなところで何しているの?」
    「いや…別に…。」
    「ほら、講義が始まるわよ。一緒に行きましょう!」
    「うん…分かったよ。…」
    「どうしたの…?」
    「いや…君とは初めて知り合った気はしないから…。」
    「実は私もそう思うのよ。なんだか、あなたを放っておけなくて。…って、遅刻しちゃうわ。早くしなさい!」
    「ふふ…。」

    〜終わり〜

  • 765122/01/28(金) 17:12:05

    これにて終わりです。スレの残りの分は何か要望があれば書いていきます。

    大分、オリジナル展開とオリジナル解釈あり(そもそも原作は4月で終わりなのに6月まで伸びている等…)でしたがここまでお付き合いいただきありがとうございました。

    ちなみにプレイアブルキャラの生存、死亡はこの通りです

    生存:
    黒鷲:エーデルガルト、ヒューベルト、フェルディナント、リンハルト、カスパル、ベルナデッタ、ドロテア、ペトラ
    青獅子:イングリット、メルセデス
    金鹿:クロード、ローレンツ、イグナーツ、ラファエル、ヒルダ、マリアンヌ、リシテア
    教会:セテス、フレン、ハンネマン、マヌエラ、シャミア、イエリッツァ、アンナ
    灰狼:ユーリス、コンスタンツェ、ハピ

    死亡:
    黒鷲:-
    青獅子:ディミトリ、ドゥドゥー、フェリクス、シルヴァン、アッシュ、アネット
    金鹿:レオニー
    教会:カトリーヌ、アロイス、ツィリル、ギルベルト
    灰狼:バルタザール

  • 766二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 17:23:03

    お疲れ様

  • 767二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 18:23:46

    終わってた、乙

  • 768二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 20:49:31

    どちらのルートもいい終わりだった

  • 769122/01/29(土) 02:26:23

    スレ主です。

    青獅子or金鹿の話も後日やるかもしれません。その時にどちらをやるかをここで決めてしまいます。dice1d2でお願いします。

    1=蒼月

    2=翠風

    >>772


    ちなみにレオニール君の物語はここで終わりのため、蒼月or翠風の時は主人公をまた変更する予定です。

  • 770二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 07:12:37

    dice1d2=1 (1)

  • 771二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 07:32:52

    dice1d2=1 (1)

  • 772二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 07:39:16

    dice1d2=1 (1)

  • 773122/01/29(土) 08:17:05

    蒼月の章、了解
    後日似たようなスレが立っていたら私だと思いますので、その時はまたよろしくお願いします。

    これで本当に終わりです。前スレ含めて約1ヶ月間ありがとうございました。

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