- 1二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:18:13
- 2二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:19:21
「今日も手伝ってくれるのか!」
「モモ!」
「いや〜懐かしいな!こうやって洞窟でサンドイッチつくるの!」
「モンゲ?」
「へへ…ここ、思い出の場所なんだ。マフィティフ、ちょっと前まで病気してたんだけど、アオイが手伝ってくれて、特別なサンドイッチ作ったら、ちょっと元気になって久しぶりに目が開くようになったんだよな〜……ってお前に話しても仕方ないか!」
「モモ!!」
「なんだなんだ?甘えん坊ちゃんか〜?」 - 3二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:19:39
「今日もお疲れちゃん!じゃあ頑張ってくれたお礼にこれやるよ!え?要らない?」
「……モモ」
「おうおうどうしたグリグリしてきて………もしかしてまた撫でて欲しいのか?」
「モモワーイ!!」
「へへ!お易い御用だぜ!!」 - 4二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:20:04
「お!今日はやる気満々ちゃんだな!なんだ?くれるのか?」
「モモ!」
「けど……悪い、これから授業なんだ、今日のは出ないと追試になるからな。それ、モチだろ?固くなっちゃうと不味いし日持ちしないしな…」
「モモ……」
「あっどこ行くんだよ!おーーい!!………アオイも学校なのに…平気かね…」 - 5二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:21:14
夜 南1番エリア
「ギャアッス!!!」
「モゲゲ!?」
「「居たー!!!!」」
「ボロボロ……早く帰ろ?寒いし」
「モ、モ!」
「待って!どこ行くの!あっイイネイヌ!」
「ヌンダ!」
「モ゛ン゛ギュ!?」
「ありがとう!!けど無理やり殼閉じたからなんか潰れちゃったよ!?」
「これは……モモンの実か、でもお前これま前要らないって…」
ガササッ
「ガァウッ!!!」
「デルビル!?」
「イイネイヌ避けて!」
「ヌン!」
「こいつ、モモワロウが目的だ!」
「一体なんで…あれ?」
「奥にもっと小さなデルビル達…具合悪そう…まさか!!」 - 6二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:21:55
「モ、モ、ゲー!!!!!」
「うお!モチ!?」
「ガッ……ギ、ギビギビー!」
「………お前」
「ごめんデルビル達!!このモモンの実、貴方たちのだったんだよね!!」
「!!こいつ顔色が!!今すぐポケセン行くぞ!」
「「ガルル…」」
「うお!お前らの仲間をどうこうするつもりはねえよ!クソっここままじゃ行け…」
「バフッッ!!!!!」
「マフィティフ!……ヨシ!アオイここは任せてそいつらを連れてってやってくれ!……モモワロウとも話がしたいしな」
「モモ…」
「ヌンダフル!」
「うん!イイネイヌ!マフィティフ!お願いね!」 - 7二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:22:57
数時間後
「アギャッス!」
「戻ったよ〜!疲れて寝ちゃったみたいだけど2匹とも大事は無いっうわあ打ち解けてるー!?」
「いやーコイツらずっと腹空かせてた見たいでさ、せっかく沢山あるしモモンでサンドイッチ作ってみたんだよ。あ、もちろん許可はとってるぞ!な!」
「バフ!」
「ヌン!」
「モモ……」
「すんごい顔しおっしおだ…ってそうだ!この子達!モモンの実を食べてたからって毒の周りが遅くてすぐ治ったって!」
「アレ?そいつも食ってたか?」
「きっとお餅だよ!イイネイヌが殻で実を潰したからお餅にもモモンジュースがかかったんだと思う」
「へぇ!ファインプレーってやつだな!お手柄ちゃんだな!」
「ヌンダ!?」
「モモー!?」
「おぉ…豪快…2匹同時撫でとは…ってあれ?仲直り出来た感じ?……モモワロウはまだすごい?って顔してるけど」
「あー…途中だな!実は…」 - 8二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:24:04
数時間前
「「キュウン……」」
「落ち着いたみたいだな…サンキュー!マフィティフ!イイネイヌ!」
「ワフ!」
「ヌンダフル!」
「モモ〜……」
「ヌン!」
「モゲゲ!!!」
「そんな怖がんなって…あぁでもそっか…イイネイヌ、離してやってくれないか?無理やり押さえつけられるのは怖いもんな」
「ヌン」
「モモ…」
「サンキュー。さて……じゃあどういうことか説明してもらう前に、」
「モモ…」
「ひとのものをとったらどろぼう!だぜ?」
「モモ…」 - 9二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:24:59
「だから、あとで謝ろうな?一緒に謝ってやるから」
「モモ?」
「俺の為だったんだろ?あの後確認したらあの実は傷んでて、だから代わりのものを探してくれてたんだろ?」
「モモ…」
「そしたら病気のデルビルを見つけて、俺がマフィティフをサンドイッチで元気にした話、覚えててくれたんだな。よく手伝ってくれたからデルビル達のためにサンドイッチ、いやお前はモチを作ろうとしたんだよな?」
「…モ」
「でも盗んじゃうのは良くなかったな!話し合い、大事だぜ!」
「ヌンヌン」
「…モモ〜?」 - 10二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:25:54
「……モチといえばあの時のモチ。もしかして、俺をまた操るためだったか?」
「モゲ!?モ、モモワ、モモワ!!」
「……だよな。やっぱりお前は優しいな!俺へのプレゼントだろ?アレ美味いもんな!前食った時記憶ほとんど無かっけど味はほんのり甘くて、沢山あったらあるだけ食べられると思うぜ!」
「…モ」
「けどほら、俺受け取らなかったじゃん?多分俺が怒ったとか、そういう風に思っちゃったのかなって」
「…モモ?」
「違う違う!怒ってない。よくわかんないかもしんないけどさ、学校って俺にとってすっごく大事なものでさ、ここ疎かにしたらもしかしたらアオイとも会えなくなっちゃうかもなんだよ。もちろんお前にも」
「モゲ!?」
「それにほら、いつもお前はすぐ食わせちゃうから知らなかったかもだけど、モチってほっとくと食べられなくなっちゃうからさ、どうすれば取っておけるか考えてたんだよ。お前はすぐどっかいっちゃったけど」
「モゲゲ…」
グゥゥゥ…
「モモ?」
「お?」
「ワフ?」
「……ヌンダフル」 - 11二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:26:24
「……こんな時間だもんな!長々と話しても説教なんて俺苦手だし、とりあえず飯にするか!……そろそろあいつらも起きる頃だろうし」
「ルガァ……」
「ナイスタイミング!なぁお前達、腹減ってないか?飯作ってやるからこの実、使って良いか?」
「ガゥ?」
「お前らの仲間は今俺の親友が何とかしてくれてるからさ、どうだ?」
「「ガル!!!」」
「ヨシ!じゃあ今からキャンプだな!皆!手伝ってくれ!」
「バフ!」
「ヌンダフル!」
「もちろんモモワロウもな!」
「モ、モモ!」 - 12二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:27:12
現在
「っていう」
「ほぼ解決してない?」
「いんや、これがまだなんだよな、モモワロウ」
「モモ?」
「ペパーお兄さん特製、スペシャルサンドだぜ!」
「モモゲ!?」
「お前のために特別に作ったサンドイッチなんだ、仲直りの印として…たんと召し上がれ!!」
「モ、モモワーイ!!」
「アギャ!!」
「うわ!お前のはあっち!これはモモワロウの分だっつーの!!」
「モモ……」 - 13二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:27:45
(モモちゃん、もう食べ終わっちゃったのかい?じゃあ婆ちゃんのをお食べ、良いのよ!年寄りは噛むのも一苦労だし、食べてくれる方が助かるわ!)
(モモ、爺のも食いな、若い子は食べてなんぼじゃ、……あぁモモは可愛いねぇ) - 14二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:28:12
「モモ!」
「え!?半分あげちまうのかよ!せっかく作ったのに……」
「ギャッス〜!!!」
「……ありがとねペパー」
「なにがだよ?」
「モモワロウのこと。…結構悪さもしちゃったし、正直ここまで仲良くしてくれるとは思ってなかった」
「別に。アイツは良く手伝ってくれるし、何より昔のちょっとだけ似てたんだよ。あとはやっぱり、ダチだからな!まぁそんだけだ!」
「そっか。出来ればこれからも仲良くしてあげて欲しいな。」
「ダチなんだからたりめーだろ!あと、お前これから覚悟しとけよ?」
「え?」
「モモワロウにモチ米のパンのレシピ伝授したんだ!お前しばらく餅漬けだぜ?」
「こ、困る!太る!アギャスも私も!」
「じゃあ2人して走っとけ!」 - 15二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:30:56
終わり
長々と駄文失礼しました。オチ特に思いつかなかったしSS?もあんま書かないから読みずらかったらすみません。鬼様もマシマシラもキチキギスも他のペパーの手持ちも出せなかった…。でもこの2人には仲良くして欲しいなって言う妄想でした。途中から説教臭くなっちゃったね…ごめんね…あとデルビルの鳴き声わかんね… - 16二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:33:59
おつおつ
特殊性癖かと思ったらほのぼの系でびっくりしている - 17二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 00:47:38
想像力が乏しいからキビキビしながらモチパン布教するペパーとペパーを手に入れられて嬉しいヤンデレモモちゃんくらいしか思いつかない…
- 18二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 06:11:48
凄いいいSSだった…
おつです - 19二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 18:04:36
これ途中でペパーが餅食ってたらやっぱりキビってたのかな