源氏物語をのんびり語るスレ

  • 1二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 19:39:47
  • 2二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 19:41:50

    柏木って結局なんで亡くなったんだっけ?
    プレッシャーとストレスが重なったせい?

  • 3二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 20:08:22

    立て乙
    まだ語りたかったから2スレ目助かる

  • 4二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 20:10:12

    >>2

    それが大半


    あと少し社会的な視点で政治の重要官僚である光源氏に見放されて将来を悲観というのも加えても良いかもだけど

  • 5二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 20:23:50

    朧月夜に対する朱雀帝の感情が好き
    その人の一番になれないってわかっててもどうしても好きなんだものなぁ…みたいなネガティブでない諦観があって良いと思う

  • 6二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 20:31:06

    この時代の政治ってどんな話し合いでどんなこと決めてたんだろう
    あさきゆめみしの作中では、光が当たらずいる人をもっと重用してはって源氏が会議で発言して頭中将に褒められてるシーンがあったと思うけど
    原作ではもっと色々書いてあるのかな

  • 7二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 20:37:20

    この時代のセッて事前も事後もシャワーとかないしどんな感じでしてたんだろうって色々考える

  • 8二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 20:44:18

    現代語要約のサイトがあったから貼らせて

    wakogenji.o.oo7.jp
  • 9二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 20:47:50

    このレスは削除されています

  • 10二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 20:48:20
    源氏物語とかいう|あにまん掲示板bbs.animanch.com

    一昨年のスレですが…

    漫画だけの読者でも感想に加えて貰えてすごく楽しいです

  • 11二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 20:59:48

    前スレでも出てたけどさ、源氏の子供について、式部が源氏に必要な子供しか産ませてないのがめちゃくちゃ好きなんだよね
    光源氏は幼少期に
    「将来的に子供が三人生まれる、全員が位を極める」
    みたいな予言を受けていて、そして実際に産まれた子供が
    ・冷泉帝: 帝
    ・夕霧: 太政大臣
    ・明石の君: 中宮
    で全員が位を極めてる、そして誰一人光源氏の本命である紫の上の実子ではないという徹底ぶり
    で、その三人や紫の上たちの話が中心になってる本筋の桐壺系列では光源氏に関わる姫君たちの名前は出てこずに明石の方やら紫の上やらしか出てこない
    他の姫君たちが出てくる話は箒木系列って言われてて、そこで光源氏の色好み部分を補強してるわけで
    本筋部分では源氏の人生を動かすのに必要な登場人物しか出てきてなくて、その無駄のなさとか伏線の決まりっぷりがめちゃくちゃ好き

  • 12二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:03:56

    >>7

    そもそも風呂に入る習慣がまだない

  • 13二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:13:31

    >>6

    NHKの平安サミットでは平安初期までは貴族も姓より氏を大事にしていて一門の直系じゃなくても相互に将来の安泰を目的に人材登用していたらしいですね

    摂関家が台頭してからは高位高官は極一部の限られたものだったので…

  • 14二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:14:55

    初めて源氏物語に触れたのはあさきゆめみしだったけど夕霧と雲居の雁の幼恋が好きだっただけに破局までしっかり描かれているのが辛かった
    最終的には離婚までは至ってないようだけども後から登場する夕霧の子どもも藤典侍の子どもばっかりだったし

  • 15二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:27:31

    >>13

    中華はあの広い領域にいる1000万単位の人口を統治しなきゃいかんから官僚機構も法律も政策もガチガチに固めて科挙でも何でもして超トップエリートばかり集めなきゃやってらんなかったろうけど

    日本は規模も小さいし良くも悪くも緩くても(一部がガチれば済むくらいで)問題無かったんだろうな……

  • 16二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:28:05

    夕霧と雲居の雁夫婦は最終的に雲居の雁と落葉の宮のところに月15日ずつ通うので落ち着いたんだっけな
    落葉の宮の件で雲居の雁が夕霧と言い争ってる時にドストレートに夫に対して「死になさい」と言ってるのが印象に残ってる

  • 17二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:36:37

    >>16

    原文?

    そんなシーンあったっけ?

  • 18二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:41:06

    源氏の乳兄弟の惟光って娘の藤典侍は夕霧の側室になるしその娘の六の君は落葉の宮に育てられて匂宮の正妻になるしで中々すごい系譜してると思う
    珍しく本文中に名前が出てくるし

  • 19二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:42:34

    >>17

    あるよ「あなたが鬼だと言うから いっそ鬼になってやろうかと」とか

    「死になさい 私も死にます 姿を見れば憎らしいし 声を聞けば気分が悪いし でも見棄てて死ぬのも気にかかるし」とか言ってる

  • 20二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:44:07

    >>19

    熱烈だな

    罵倒してるけど「愛してる」って言ってるように思える

  • 21二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:45:25

    >>16

    わーっ!と言い立てる雲居雁を可愛いと思って宥めつつ心の中では落葉宮をどうするか考えてるのが何ともね


    でも夕霧はやっぱ嫌いになれない

  • 22二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 21:56:20

    他の女に目移りする夫に分かりやすく怒りを表現する雲居の雁は現代女性から見ても共感しやすい気がする
    所帯じみたことを夕霧にがっかりされてたりするし

  • 23二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 22:21:21

    >>19

    >>20

    嫉妬して俺に怒ってるときの雲居の雁はめちゃくちゃ可愛い(超意訳)って夕霧が地の文で言いまくってたのがなんかわかるわ

  • 24二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 22:43:21

    源氏物語聞いてるけど再生時間70 時間 36 分でメチャ長いな……
    源氏物語の初心者向け作品って何があるかな

  • 25二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 22:44:59

    >>24

    それこそスレでもちょくちょく出てるあさきゆめみしとかどう?

  • 26二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 22:51:04

    あさきゆめみしは源氏物語翻案界における源氏物語だからな(意味不明)

  • 27二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 23:05:14

    別作者説もあるけど宇治十帖のじっとりした空気感が好きなんだよな

    光源氏の子世代の『次代の光源氏』として
    繊細で大人しいけど天才肌の薫・そのライバルの色男で秀才の匂宮の2人を主人公格にする構成とか親しみやすそうなのに、段々闇が漏れて
    薫→出生のコンプレックスで鬱屈としており好きな女への独占欲が強く執着の激しいヤンデレ
    匂宮→陽キャの仮面の下は薫へのライバル意識と遅れを取る焦りが強く薫が惚れた女ばかりを何度も略奪しようとする危うい奴
    みたいな脆さが書かれるところとか…

    「曲がりなりにも理想の貴公子として君臨し続け、誰にも横に並ばせなかった『光る君』はもう居ない」ことを暗に示し続ける閉塞的な感じがゾクゾクする

  • 28二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 23:17:50

    >>27

    浮舟を取り合ってる形になってるけど正妻はそれぞれ別にいるのも興味深い

    浮舟が絶望して入水するのもちょっと分かる

    薫からすれば大君の身代わりだし匂宮からすれば中君や正妻のほうが大事だろうし

  • 29二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 00:29:44

    浮舟は入水・出家後は吹っ切れて意思が強固になってるのが良いよね
    文字通りの浮いた船じゃなくなって

  • 30二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 00:33:57

    >>25

    >>26

    コミカライズしててキャラクターの雰囲気を原作に近付けている(※寂聴先生約基準)あさきゆめみしは入門として適正高いと思うしオススメできますわ!

  • 31二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 07:37:23

    宇治の大君の生き写しと言われる浮舟だけど、大君の死因は死にたいと思いながら拒食を続けての衰弱死だからほぼ緩慢な自殺みたいなもので死にたがりなところまで姉に似てしまったんだな…になる

    結婚せず出家したい、それがだめなら死にたいと考えている大君を女房たちが引き止め続けて死なせてしまう辺りに人の業を感じる
    没落して父を亡くした女主人が申し分のない身分の男に見初められたとなったら今よりいい暮らしをしたい女房たちにとっては何が何でも結婚してほしいと思うだろうが救いがなさすぎる
    宇治の大君はあさきゆめみしなどの漫画では病弱体質が悪化しての死として描かれることが多いけど総角の現代語訳を読んでいたらかなり明確に死を望んでいて頭を抱えそうになる

  • 32二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 07:56:32

    >>31

    そりゃまだ独身で若い女主人が出家したいと言い出したら止めるのが普通な気がする

  • 33二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 08:04:21

    >>32

    ですよね…宇治の大君が人生に絶望しすぎていた

    若くして出家は光源氏世代の女三宮も22歳で出家してる…と思ったけどあちらは曲がりなりにも人妻だし既に息子を出産してるしで前提が違いすぎた

  • 34二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 09:31:13

    何かあった時の男性陣の「相手にもっと色々してあげれば良かった…」という嘆きの描写が好き

    二人の間にしっかり情はあったんですよ本当ですよというフォローでもあり
    同時に「まあ後から泣くだけなら誰でもできますけどね!」という皮肉のようでもあり
    人が亡くなったら一般人も動揺しまくってついつい「何かもっとできた気がする」って考えるから余計に

  • 35二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 16:52:53

    明石の君は光源氏に「六条御息所を思わせる」と言われていてあさきゆめみしでも若干容姿を似せて描かれているの好き
    明石の君はどうやらすらりとした高身長だったらしい
    紫の上が身長150cmくらいで「ちょうどいい大きさ」と言われてるのであの時代の女性の高身長は158〜160cmくらいなのかね

    大塚ひかりさんの『ブス論で読む源氏物語』では登場人物の身体描写という観点から物語や登場人物が考察されていて面白い

  • 36二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 16:55:30

    このレスは削除されています

  • 37二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 17:00:20

    身体描写という観点からいうと雲居雁は小柄で「よく肥えてつぶつぶとをかしげなる胸」と言われてるのでロリ巨乳かトランジスタグラマー枠かもしれない

  • 38二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 18:37:02

    >>35

    タイトルからして面白そうだが絶版で在庫ないのな……残念だ

  • 39二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 19:24:05

    >>35

    六条御息所を思わせるのは見た目というか誇りとか気位の高さがそう思わせてるのかと思ってた

    明石の君は身分の高い女性じゃないのにそういうのは珍しかっただろうし

    まあお父さんの教育の賜物かもしれないが

  • 40二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 19:28:27

    源氏を流して桐壺帝パパの呪い買っちゃう朱雀お兄ちゃん不憫で草

  • 41二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 19:29:36

    >>28

    浮舟に関しては男女関係どうこう以前に身分の高い男に人生を振り回される身分の低い女の悲哀みたいなのを感じた

    お母さんからしてそんな感じだし

    三姉妹の父親の八宮も作中で言われてるほど素晴らしい人間性してるかね?と思ったりする

  • 42二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 19:30:34

    >>40

    朱雀帝はむしろいい人だと思うけどね

  • 43二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 19:33:08

    >>32

    つっても八宮が亡くなった時点で大君も中君も二十代半ばくらいにはなってるはずだから当時の感覚としてはかなり行き遅れではある

  • 44二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 19:43:37

    >>42

    まあだからこそ不憫扱いなんでしょう

    本人にあんまり非が無いのに酷い目に遭うという

  • 45二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 19:44:46

    しかし近親婚多いなー
    誰かサラブレッド式で表記した人とかいないんだろうか

  • 46二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 19:51:49

    >>45

    平安時代くらいまでだと叔父姪とかは現実でも普通にあったからね

    人口がまだ少ないから身分の釣り合う相手だと大抵どこかで系譜が繋がってる

  • 47二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:04:00

    朱雀兄ちゃん、「私が女だったら同腹の姉弟であっても、きっと言い寄っていただろう。若かったころには、そんな気持ちになったものだ」って言ってるので、なんだかんだ自分の息子と源氏の娘で血統繋がってくのは嬉しいんじゃなかろうか

  • 48二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:06:05

    このレスは削除されています

  • 49二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:06:34

    >>14

    まあ7〜8人の子供に恵まれて長女は東宮妃になるなどして栄誉は極めてるから…

    あと落葉の宮迎えたあとも雲居の雁のとこにも通ってるし一緒に息子の縁談まとめようと協力したりしてるからなんだかんだ時代からすると仲良し夫婦

  • 50二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:08:48

    >>31

    女主人が嫌がってるのに、使用人たちが光源氏や男君たちに言いくるめられて手引きしてしまう展開時々あってオイオイって思ってたけど

    そりゃ使用人にしてみれば女主人が身分のある男と一緒になってくれる→自分たちの生活にもかかってくるもんな…

  • 51二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:15:45

    明石入道好きだったなあ
    あの人だけファンタジー色が強いというかなんか三国志とかみたいなテンションと勢いで生きてない?

  • 52二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:18:57

    このレスは削除されています

  • 53二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:20:29

    >>50

    と言うかあの時代って仕えている者たちが動かなきゃ物語が何も始まらない気がする

    男側にしても女側にしても


    そして当時の乳兄弟とか乳姉妹って場合によっては政敵になってしまう実の兄弟姉妹より結束が強かったりするからな

  • 54二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:21:37

    >>52

    自己解決した

    父宮を早くに亡くされてたのね…

  • 55二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:22:03
  • 56二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:22:21

    >>52

    器量だけの問題ではなく色々と不器用な性格をしてたのも大きいと思われる

    花散里も容姿に関しては優れてないと言われるけど末摘花とはそういう点で異なる

  • 57二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:23:22

    >>51

    雅やかな人物の中一人だけ北斗の拳みたいな画風似合いそうだよね

  • 58二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:23:25

    >>51

    清涼剤みがある

    よく考えると三国志って源氏物語成立時期から八百年前の話なんだよなコワー

  • 59二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:25:05

    このレスは削除されています

  • 60二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:25:59

    >>51

    満願成就入山おじさんすこ

  • 61二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:34:14

    >>59

    足利家時がどんな人なのか知らないけど明石の入道の場合は贅沢したいじゃなくて御仏のお告げをなんとしても叶えたいみたいな感じだからな

  • 62二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:34:33

    明石入道は桐壺の更衣の親戚でかつては高位にあった歴とした平安貴族とわかっているんだが個人的に大河の斎藤道三の姿で脳内再生される

  • 63二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:35:54

    >>55

    蒸し風呂って風呂に入る習慣と言えるんだろうか

    つまりはサウナでしょ?

  • 64二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:35:58

    本人は平安貴族よりや鎌倉御家人や戦国武将に生まれてた方がかがやきそうな凄みがある

  • 65二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:37:16

    娘の教育資金のために実入りの良い受領階級になる覚悟すごいよね

  • 66二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:38:23

    >>50

    個人的に玉鬘の女房は(玉鬘や光源氏が嫌がっても)髭黒大将手引きして良かったと思うんだよね。

    あの時の源氏は血の繋がらない美しい娘を他の男に紹介するフリして添い寝したりまだまだ手元置いとくか…みたいなことしてるから、第二の紫式部みたいな事になったらと女房達が危惧してもおかしくないし、社会的地位も将来性も合って光源氏の陣営と仲が少し離れてれば光源氏が遊びに来ないし安心よ

  • 67二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:38:35

    父は大臣だし本人も三位中将だったのにね
    実際にこれだけの地位であえて受領になった貴族っていたんだろうか

  • 68二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:45:52

    >>49

    うろ覚えだけど夕霧と雲居の雁が揉めてた時に藤典侍が文を送って仲直りを促したんだっけ?

    側室がそういう動きをするくらいだからこの夫婦はどっちも根がいい人なんだろうなと思ったりする

  • 69二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:48:11

    >>53

    落窪物語もヒロインの女房(部下)とその恋人が動いて恋の手助けするしな

    というか当時男はともかく高貴な身分のお姫様が自分から動くなんてあり得ないからなあ

  • 70二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:48:43

    >>66

    まあ髭黒の右大将もイケメンじゃないだけで基本的にはいい人ではあるからな

    でも玉鬘ってあのまま宮仕えをしていれば冷泉帝に見染められた確率が高かったのでは

    もしくは源氏の弟の蛍宮?

  • 71二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:50:51

    >>70

    帝がご執心だったよね玉鬘


    あさきゆめみしだと玉鬘が悲惨すぎて本当に可哀想だった

    帝が良かったよねそりゃ

  • 72二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:52:12

    >>70

    前妻とのゴタゴタがなあ…

  • 73二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:54:23

    源氏物語が題材の刀剣乱舞の舞台で、雲隠が結末に繋がる重要な巻として扱われてて巧いなと思った
    光源氏の死を描いた雲隠が現存せず章題だけが伝わってるのがミステリーって感じがする

  • 74二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:54:35

    玉鬘十帖と言われるくらいだからかなり人生が書き込まれてるヒロインだよね

  • 75二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:54:51

    >>63

    古語大辞典(小学館)だと「風呂」の項は「入浴する場所。江戸初期までは蒸風呂形式」って書かれてるね

    風呂の言葉の由来がサウナ部屋の「風呂殿」から来てるし、最初に蒸し風呂が主流で後から湯風呂が広まったのが日本の歴史だね

  • 76二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:55:34

    元々の北の方も不憫で玉鬘はひたすら哀れで黒髭にはいい人な印象がない
    うちひしがれる玉鬘を気遣わず自分だけはしゃいでて罪悪感もなかったし

  • 77二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:58:26

    >>76

    髭黒の右大将がいい人っぽく感じられるのって娘の真木の柱が父親大好きでいてくれてるお陰だと思う

  • 78二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 20:59:23

    >>73

    雲隠の原本が存在したら世紀の大発見だよね

  • 79二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:01:41

    >>70

    冷泉帝に見染められたところで実父は正妻腹の異母姉妹(弘徽殿の女御)の後見してるし、養父は秋好の後見してるしあんま幸せにはなれなさそう

  • 80二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:11:29

    >>79

    まあそういう後宮の寵愛争いから逃げられたのは結果的には良かったのかもね

    六条院に残ったところで源氏の寵愛争いだし

    髭黒は確かに強引なんだけど当時の結婚の手順としては間違ってもいないし

    イケメンだからスルーされてるだけで源氏もさんざん似たようなことやってるし…

  • 81二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:14:36

    源氏物語でいい人だと思ったのは朱雀帝、北山の尼君、花散里かな

    髭黒は>>77でいい人ではないと思う

    玉鬘にとって果てには太政大臣にまで登りつめた髭黒との結婚が結果的に良かったのと髭黒がいい人じゃないのは両立する

  • 82二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:14:42

    真面目で通ってる貴族が遠方の寺に女を住まわせてて光源氏が「やっぱ真面目面してても性欲はあるやんけ!」みたいな事言ってる文を昔読んだがどの部分なんだろう

  • 83二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:15:26

    >>50

    改めて橋姫を読んだら八の宮一家は姉妹に乳母を雇えないレベルで困窮していて女房たちもみんな痩せてみすぼらしい姿をしてた辺り女房たちは食べるのにも困窮していたんだろうな…と

  • 84二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:16:39

    玉鬘が出てきたあたりから夕霧が紫上の顔を見ちゃったり髭黒に侵入されて玉鬘を奪われたりと栄耀栄華を極めた源氏の世界観(六条院という箱庭)が崩れはじめてる感じがある
    そして正妻として迎えた女三宮と柏木の密通で完全に崩壊みたいな

  • 85二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:16:50

    末摘花のとこにいた女房たちみたいに去らなかったの凄いよね

  • 86二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:25:50

    髭黒の大将の北の方は精神病にかかっていたみたいで加持祈祷と薬湯しか出せない時代にはもうどうしようもなかった感がある
    身なりを整えることも屋敷を片付けることもできなくなる長患いといったら鬱病なのか統合失調症なのか
    髭黒の北の方の元に引き取られた真木柱が髭黒の元にいる弟を羨ましがっているところが何ともつらい

  • 87二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:52:41

    >>75

    昔はドライヤーも暖房もないし体を拭く布も多くはないだろうから

    全身で湯に浸かるなんて考えづらかったのかもしれんね

    でも庶民は川で行水してたか

  • 88二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:56:48

    光源氏 六条御息所 柏木 紫の上とかみたいな イケイケだった人達が段々輝きを失っていく栄枯盛衰的な描写が上手いし多いと思うんだけど逆に最後まで威厳に満ちてた人って登場人物に居るんかな

  • 89二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:57:48

    >>87

    人1人が入れる量の水を確保するだけならともかく、密閉性の高い器を設けてお湯を沸かしてとなると要求される技術力がね…

    湯治は古くから行われていたから入浴は医療行為に分類されていたのかも?

  • 90二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:58:18

    高い身分ではないが最後まで覇気があったのは明石入道かな

  • 91二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:59:26

    >>50

    浮舟が女房と勘違いされて匂宮に手を出されそうになった時に「せっかく薫との縁談があるのに!」と意地でもどかない浮舟の乳母が好きだったな

    あさきゆめみしだと結構コメディっぽく描かれてる

  • 92二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 21:59:35

    >>89

    そういやそうか

    古代ローマの技術力で大量に奴隷を動員してやっとだもんな

  • 93二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 22:00:08

    >>86

    数年来の物の怪つきって書かれてるから玉鬘に出会う以前から多分定期的に癇癪だしてそうだしその場合の攻撃対象髭黒と恐らく真木柱だろうし、火取香炉の灰をぶつけてくるって火傷してもおかしくないし、それでも玉鬘を妻も迎えても離縁しないで面倒見ようとしてた髭黒は偉いと思う

  • 94二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 22:00:23

    最期も一人世界観がすごかったよね

  • 95二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 22:02:19

    >>90

    平安貴族というかもののふみたいな覇気に満ちた最期だったね

  • 96二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 22:04:31

    平安貴族の恋愛って男と女がお互い歌を交わし合って、男が認められたら女の元に招き入れられてゴールインてイメージだったけど
    源氏物語見てると途中で男が強引に迫って手籠めで無理やりモノにするパターンも多いような…現代人視点だとアウトかつ理想の貴公子達の恋愛手段がそんな雑でいいのか?って気もするけど
    当時の常識的にそれも素敵!って描写なのか、それとも貴公子面しつつ…って皮肉めいた意図だったのかどっちだろ

  • 97二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 22:24:37

    >>96

    女性側の気持ちはさておき夜這いできるってことは家人には招き入れられてるパターンもあるだろうからな

    知らぬは本人ばかりで親もグルの場合とか

  • 98二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:10:53

    >>85

    なんのかんの宮家に仕えていたってなると箔が付いて新しい勤め先見つけやすそうだよね

    裕福な受領の家に働きにいってもいいし

  • 99二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:16:30

    >>96

    この時代にお嬢さんがいるお屋敷で男を選別するのはその家の女房や乳母の仕事なんだよね


    だから貴族の男たちはお目当てのお嬢さんを手に入れたかったら「まずその家の女房から口説く」っていうのがよくあったらしい(女房にしても就職面接みたいなもんで、どのくらい誠実そうか、家柄がちゃんとしてるかを見極めてお嬢さんに勧める)そう思うと末摘花を売り込もうとした大輔命婦はだいぶやり手だと思う


    お嬢様にとって思いがけない男が入ってくるのは、そこの女房が真面目に働いてないかそもそも職場が不満でしょうがない場合嫌がらせで入れてるって考える学者さんもいて驚いたな。でもアメリカで家政婦さんが扱いに不満を持ってその家の子供をこっそり虐待してたっていう酷いニュースが現実に会ったし、あってもおかしくない話ではある

  • 100二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:21:32

    >>99

    大輔命婦ってそもそも源氏の乳母子だったよね?

    なんで末摘花の屋敷に出入りしてたんだっけ?

  • 101二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:29:41

    >>100

    宮仕えが本業なんだけどあの時期は副業で末摘花の邸にたまに来てた

  • 102二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:39:33

    良くも悪くも外国からの目が無くなった時代の話だけど
    もし同時代の外国人が光源氏の生涯を知ったらどういう反応しただろうかというのが地味に気になっている
    現代の外国人学者じゃなくてあくまで10世紀末〜11世紀初頭の各国の人間想定で

  • 103二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:44:46

    11世紀初頭だとヨーロッパ各国が確立するくらい、イスラム文化華やかなりし頃、宋が建国されて繁栄が始まった頃か

  • 104二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 09:13:03

    >>102

    それくらいの時代は世界的に一夫多妻は珍しくないのでは?

  • 105二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 09:20:29

    >>104

    一夫多妻は珍しくなくても通い婚とか珍しいかなって

  • 106二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 11:40:54

    >>105

    通い婚って日本独自の風習なのかね?

    夜這いそのものは農村部とかでは昭和初期くらいまで残ってたらしいけど

  • 107二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 14:59:02

    インドの一部民族と朝鮮半島は通い婚があったらしい

    妻問婚 - Wikipediaja.m.wikipedia.org
  • 108二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 15:21:37

    前スレ104でも言われてるけど
    通い婚って本来母系・女権社会の風習なのに、平安時代は大陸の父系制も伝わってきて家族の形態が変化する過渡期なんで
    男は女捕まえなきゃ財産得られない一方、女は男捕まえなきゃ社会的地位が得られないってお互い面倒くさいシステムになってるよな

  • 109二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 15:24:26

    ちなみにその時代の庶民はどんな婚姻形態だったの?

  • 110二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 16:32:46

    庶民はどうなんだろうね?
    古代の日本人は性に開けっぴろげで乱婚が多かったとは本で読んだ覚えがあるが
    それで中国から仏教やら儒教やら律令やらがやってきてから結婚制度も整い始めたみたいな流れだったような?

  • 111二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 16:55:32

    劇中の和歌を約800首作ったのもすごい
    執筆と並行して物語と繋がるキャラソンや挿入歌の作詞作曲もするようなものじゃん

  • 112二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 16:59:20

    >>80

    本人達の思惑は置いといて政治的観点から見れば今をときめく源氏の養女で実父は左大臣の家柄の姫君が今上帝の後見している右大臣家の出世頭に嫁いだ形になり、逆に冷泉院の求愛を断り、冷泉院の伯父兵部卿宮の娘と離縁したってなるので、権力者達が冷泉ではなく若い帝を皆で盛り立てていく方向に舵を切ったと世間からは思われてんだろうな

  • 113二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 17:00:02

    >>111

    すごいけど基本31文字だからな

    キャラソンとかの作詞作曲の労力と比べるのはちょっと変かも

  • 114二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 19:53:27

    >>113

    単語毎に色んな意味が籠った歌だぞ?

    一流の貴族設定ならそれらしいのを捻らないといけないし

  • 115二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 20:04:19

    末摘花は歌が下手とかそういうキャラごとの個性も盛り込まないといけないしな

  • 116二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 20:57:54

    玉鬘の婿候補といえば兵部卿宮は源氏が苦しいときにも離れていかなかった異母弟だから女好きではあるけど結構良かったと思うんだよね
    たぶん美男だろうし

  • 117二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 20:59:56

    >>114

    意味云々ではなく単純に和歌は長さとかリズムが決まってるからキャラソンや挿入歌と比べるのはズレてるかもと思った

  • 118二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 21:30:22

    >>117

    31文字と短い字数や形式が決まってるからこその難易度の高さもあるし

    制約の中でキャラらしさや場面に相応しい表現を盛り込まないといけないって意味では通じるものはあるかもしれんね

  • 119二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 22:15:24
  • 120二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:17:32
  • 121二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:09:21

    >>116

    蛍兵部卿宮と真木柱は何がきっかけで嫁ぐことになったのだろう…

  • 122二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:12:36

    >>121

    政略結婚かと思ってた

    年が離れていたこともあって良好な夫婦関係ではなかったらしいし(娘が生まれてはいるが)

  • 123二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:52:18

    シャワーも水洗トイレもないし娯楽も少ないし病で簡単に人が死ぬ時代だけど
    ちょっとくらいなら体験してみたいよね、この時代の貴族の恋愛遊び

  • 124二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 07:23:00

    髭黒の北の方は兵部卿宮と正妻の娘で夫の間にも子供が3人生まれてるから地位も腹違いの妹の紫の上より安泰なはずなのに何であんなにひどく病んでしまったんだろうと思ったりする
    どんなに病みやつれても美を蝕まれず死体まで美しかった妹と違って、この姉さんは涙で髪が固まってるだとか髪が分けたように落ちてしまっただとか病んだ姿が醜く描かれてる対比がエグい

    実母は病んで狂っているし、祖母(兵部卿宮の北の方)は紫の上に露骨に悪意を向けたり娘の結婚生活の破綻について呪詛を吐きまくったりするような人だしで母方の実家にいた真木柱にとっては地獄でしかなかっただろうなと

  • 125二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 08:30:56

    まあ正妻の娘だろうと人間関係が混み合ってる世界だから神経細いタイプの人は病んでもおかしくはないと思う
    母親はキツいタイプみたいだし夫の女関係が玉鬘以前からまっさらだったとも限らないし
    生き霊になったり入水自殺したりする人もいるくらいだし

  • 126二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 14:25:56

    >>122

    政略結婚する旨味がないんだよなあ

    源氏に紫の上関連で疎まれてる兵部卿宮と繋がり持ってもねえ

    髭黒に玉鬘奪われた復讐に真木柱娶ったと言われた方がわかるというか

  • 127二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 14:39:51

    >>126

    蛍宮と真木柱が結婚したのって源氏が衰えてから(なんなら死んでた?)かと思ってた

    と言うか兵部卿宮っていつまで生きてたんだっけ?

  • 128二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 14:40:42

    >>126

    それって復讐になるか?

  • 129二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 15:28:12

    >>127

    真木柱の結婚話以降でてこないしなあ

    ただ蛍宮が兵部卿宮から式部卿宮になったという話題もなかったし(藤壺兄は朝顔の父の式部卿宮が亡くなった後式部卿宮になって蛍が兵部卿宮になってる)長生きしたのでは?

    匂宮(蛍宮亡き後兵部卿宮になってる)が真木柱の娘に求婚する話があるし、匂宮が紫の上存命中に誕生してるからこれに釣り合うなら「若菜」の章辺りで婚姻してはいそう

  • 130二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 16:22:30

    >>127

    紅梅の時点では亡くなってる(未亡人の真木柱が柏木の弟・紅梅大納言と再婚)んだっけ

    蛍宮と真木柱に関しては、後妻を探す男やもめと嫁入り先が見つからず(柏木との縁組も流れた)母の実家で肩身の狭い娘がとりあえずくっついた感ある

  • 131二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 22:43:14

    夕顔が源氏に文を渡したのは
    ①頭中将と間違えた
    ②生活に困窮してたから身分の高い男性が必要だった
    のどっちだと思う?
    ③があればそれも教えてほしい

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