- 1二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 12:05:25
- 2二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 12:06:58
- 3二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 12:07:38
感謝
- 4二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 12:09:41迷宮クズたわけ - ハーメルンクズ盗賊、オーエンは迷宮の悪意に飲まれくたばった。 しかし気がついたら死ぬ直前に時が巻き戻っていた。 ウィザードリィの簡悔迷宮を死に戻りゴリ押しで突破する冒険譚…syosetu.org
推薦文がこれ
RPGをプレイする楽しさを「読める」作品
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
名作RPG「wizardry」をモデルにした死に戻り系迷宮探索小説。というか作中で出てくる敵は概ねwizardryのまんまである。理不尽難易度の迷宮を内心で罵倒しながら踏破していく様は、wizardryの初プレイ時の体験を思い出させる。初期パーティーに司祭を入れるな。語り手である盗賊の語り口や登場人物との関わり合いなどがタンパクであっさりしているのも相まって、昔のRPGってこんなだったよな、という感覚にさせてくれる。本作だと死んで戻るのは死ぬ直前時点なのでどちらかというとクイックセーブみたいな感じだが。
またリアリティを増すような描写もしっかりされている。盗賊の鍵開けやクリティカルに対して「体外の状態を感じ取る領域」というかなり面白い設定で説明したり、睡眠魔法の脅威が知れ渡っていたりと世界設定もあり退屈させない。それでいてそれらは軽く触れる程度であくまでメインは探索・戦闘描写であるというバランスもちょうどいい。タイトルの元ネタと思しき作品の最序盤の雰囲気が30話までずっと続いていく様相。こういうのが欲しかった。
死に戻りする主人公は盗賊という職業についているだけあって口が悪く悪人を自称してるが、表立って仲間と対立とか強さに明かして悪行三昧とかしないため読んでても不快感は全くない。元ゲーム的にいえばEではなくN。あんたほんとはいい人だろ。初めは罵倒していた仲間に対する思いや印象なども話が進むにつれ変化していくのが読んでいて微笑ましい。また仲間たちのキャラクターも一人除いて結構変化があり、描写されなかった冒険の合間を匂わせてくるのが憎い。詳細な描写がないからこその楽しみがある。
RPGの醍醐味である「想像」の楽しさが味わえる名作。
▼読む際の注意事項など
上でも書いたが描写が相当あっさりしている。登場人物たちの心理描写とか心の触れ合いとかは描かれないため、そういうものを期待して読むと肩透かしを食らうかもしれない。
- 5二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 12:14:38
- 6二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 12:34:28
ゲームのノベライズとかではなく?
- 7二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 12:41:08
ゲーム感がある小説なら何でも
- 8二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 14:24:54
スレ画がゲームキャラだからゲームのノベライズについて語るスレかと思った
- 9二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 14:38:38
小夜子いいよね小夜子