もう虚しくなんてない!~ミレニアム編2【オリキャラ🎲注意】

  • 1スレ主24/01/28(日) 16:10:52

    元アリウスのちっこい一般事務員の早瀬リアちゃんが事務能力や交渉力をいかして仲間と一緒に反逆するスレの後日談的なスレです。

    !注意!
    オリキャラ要素、ダイス要素等が含まれるので、苦手な方はご注意ください。

  • 2スレ主24/01/28(日) 16:12:06

    過去スレ一覧

    全ては虚しい…ならせめて!|あにまん掲示板死ぬときはでっかいおっぱいに埋もれて死にたいって!bbs.animanch.com
    全ては虚しい…ならせめて!~トリニティ編|あにまん掲示板でっけえおっぱいに埋もれて死にてぇって!これは一般アリウスモブの早瀬リアちゃんが事務能力と交渉力を武器に反逆するスレですbbs.animanch.com
    全ては虚しい…ならせめて!~アリウス併合編|あにまん掲示板元アリウス一般事務員の早瀬リアちゃんが事務能力や交渉力をいかして仲間と一緒に反逆するスレです。bbs.animanch.com
    もう虚しくなんてない!~トリニティ日常編~|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/2496079/https://bbs.animanch.com/board/2504475/https://bbs.animanc…bbs.animanch.com
    もう虚しくなんてない!~アリウスのバイト編~|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/2496079/https://bbs.animanch.com/board/2504475/https://bbs.animanch.c…bbs.animanch.com
    もう虚しくなんてない!~他校交流編~|あにまん掲示板元アリウスのちっこい一般事務員の早瀬リアちゃんが事務能力や交渉力をいかして仲間と一緒に反逆するスレの後日談的なスレです。bbs.animanch.com
    もう虚しくなんてない!~ミレニアム編~|あにまん掲示板元アリウスのちっこい一般事務員の早瀬リアちゃんが事務能力や交渉力をいかして仲間と一緒に反逆するスレの後日談的なスレです。bbs.animanch.com
  • 3二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 16:21:17

    たておつです

  • 4スレ主24/01/28(日) 16:23:03

    注意
    このスレでは、リアちゃんたちが頑張った結果、エデン条約襲撃直前でベアトリーチェの策が悉く潰され、ベアトリーチェの打倒にアリウスの兵力も加わった結果、アリウスがトリニティに併合され、アリウス分派として生活しています。

  • 5スレ主24/01/28(日) 16:24:18

    早瀬リア
    アリウス唯一にして事務能力(100)をほこる事務員だった。
    現在はパテル分派所属。次席事務官。
    当時は、ベアトリーチェから仕事で圧殺されかけており、いっそ爆薬担いで胸ダイブかまそうかと画策していた。そんなある日、カタコンベの壁をぶち抜いてやって来た聖園ミカと接触したことと、内戦の傷が癒えてきたことをきっかけに取り戻した技能を使い、反逆を始めた。
    同期と共にアリウス内線を生き残っている。
    妹がいる。
    前スレで、リオ会長と全知さんが解読に失敗したことを知ってフリーズしたコユキ相手に催眠紛いの方法で仕事をするように仕向けた。
    ミカ様大好きな忠臣。
    早瀬ユウカとは他人

    現在のステータス
    戦闘力(62)→(73)
    事務力(100)→紙がめくりやすくなった
    知力(37)→(38)→(63)
    ※事務と兵站作業時のみ知力に50のバフが入る
    救護(70)
    工作(19)
    交渉(72)
    神秘(35)
    無自覚な才能
    催眠(39)
    洗脳(53)
    思考誘導(89)

  • 6スレ主24/01/28(日) 16:26:30

    このスレの調月リオ
    アリスを確保する前にトリニティと組んでしまったために色々予定が狂った人。
    ディビジョンが無軌道に暴れる危険性を指摘され、アリスの破壊を一旦保留した。keyファイルを解読できなかった。

  • 7二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 16:30:38

  • 8二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 16:31:17

    保守

  • 9スレ主24/01/28(日) 16:33:30

    前スレダイジェスト
    天童アリス確保
    モモイの光
    サオリ、衝撃の暴露
    先生"わァ………ぁ………"
    手段は問わないとか言うから………
    リオヒマ「誠に遺憾である」
    コユキフリーズ
    リア「やっぱ赤いあんちくしょうろくなもんじゃねぇ………」

  • 10二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 16:37:22

    先生がちぃかわみたいになってる…w
    そしてヒマリオコンビやっぱ仲良いでしょこれ

  • 11スレ主24/01/28(日) 16:59:55

    「うわぁ………きもちわる………なんですかこのプログラム?………既存の機械言語に該当しないくせにヘンなとこで現在の言語に接続できそうなのがあってキモいです………ワケわかんないですね!」

    散々な言いぐさだが、最後の『ワケわかんない』発言を聞いて、ミレニアムがほこる『全知』明星ヒマリは悶えるのを止めた。
    「ほ、ほらみなさい!この天才ハッカーヒマリが腕だけは確かなリオと組んで出来なかったのはそれだけこれがむずかs」
     「あ、わかっちゃいました」
    「あああぁあああああぁああ!?」
    軽く『わかっちゃった』されてヒマリは再び悶えた。

  • 12二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 17:00:58

    全知さんェ…そしてやっぱりコユキの能力凄いなぁ…

  • 13二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 17:05:29

    そりゃ、知能や技術では比較にならないから異能って言われてるんだし……
    ヒマリオは相手が悪かったのだ

    なお地の頭の良さは問わないものとする

  • 14二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 20:02:23

    (なんかすごいことしてるけど始まりは死ぬ前におっぱいダイブしてえ!な子だったんだよなあって思うと、人生わからんもんだね)

  • 15スレ主24/01/28(日) 20:37:45

    「これ多分人工知能とかその手のプログラムのファイルです!」
    ビー!ビー!ビー!ボンッ!
    そう言ってコユキがこちらを向くと同時に機材が爆発した。
    「………………えっと……これって、わたしのせいじゃないですよね!?ね!?」
    作業が終わったら途端に爆発したことに、コユキは冷や汗を流した。
    「大丈夫です。リオ会長とヒマリさんが挑んだときも爆発していました。」
    「よ、よかったぁ……またユウカ先輩に怒られるのかと………」
    コユキは胸を撫で下ろした。

    「コユキ………」
    「り、リオ会長…!?」
    そこに、解読を命じたリオがいつもの無表情でやって来る。コユキは無意識にギュッと目を閉じた。

       「……(ポスッ)………よくやったわ」
    コユキの頭に手が載せられた。

  • 16二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 21:08:00

    よかったなあ、コユキ……

  • 17二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 21:10:56

    褒めてもらえてよかったねコユキ…
    さてこれで進展するかな

  • 18二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 22:25:31

    これkeyが爆発四散した感じ?

  • 19 24/01/28(日) 22:39:33

    >>18

    keyを解析するためにモモイのゲームガールに接続してた端末が爆発した感じ

  • 20二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 01:03:09

    >>19

    返答サンクス

  • 21スレ主24/01/29(月) 07:27:51

    「え…?あ…?はぇえ…??」
    今まで一度として無かった、『会長から褒められる』という経験に、コユキは思考が回らなくなり、されるがままに頭を撫でられた。
    「さて、ユウカ?」
    「は、はい!会長」
    「コユキの罪状だけど、取り下げておいてちょうだい、責任は私が持つわ」
    「しょ、承知しました」
    コユキから離れたリオは会議の卓についた。
    「………………」
    コユキはつい数秒前まで手が置かれていた頭につい手をのせた。

    「さて、情報の摺合せをしましょう、例のファイルが人工知能として、関連する情報は有るかしら?」

  • 22二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 12:15:57

    一人で都市つくったりするやつと、全知っていうミレニアムで一番頭がいいやつがタッグ組んでどうにも出来なかったっていう客観的な難易度の提示

    その本人から褒めてもらえたっていう承認

    情操教育だ!

  • 23二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 19:07:05

    よしよし…。照れコユキは万病に効く

  • 24スレ主24/01/29(月) 20:01:34

    "………アリス絡みで人工知能と言えば…"
    「あ、先生も気づいた?」
    モモイと先生は、そしてゲーム開発部には、人工知能、つまりAIと言われて思いあたるものが有った。

    『Divi:Sion Systemへ、ようこそお越しくださいました。』

    Gーbibleを探しに赴いた廃墟で、アリス達を迎えたAI………Divi:Sion System、あの時受け答えをして、その後Gーbibleのファイルデータをモモイのゲームデータの消去と引き換えに与えたAI………

    「つまりケイちゃんはDivi:Sion SystemのAIだったんだよ!」バーン!
    「………」「………」「………」"………"
    自分が見たものと現在の状況からの予想を、モモイは得意気に言った。
    その場にいた面々は、モモイをなんとも言えない顔で見つめた。

  • 25スレ主24/01/29(月) 22:41:54

    「ミカ様ミカ様、ケイとはどなたのことでしょう?」
    「誰だろうね?」
    トリニティの2人は気づかないようにとぼけたふりをした。
    「お、お姉ちゃん?まさか……まさかだよね?」
    「…ミドリ………」ポン………(首を横に振る)
    ミドリはおそるおそるたずねようとして、首を横に振るユズに引き留められた。
    他は反応に困ってほんのり顔をひきつらせた。

    「にはは!モモイ!keyの読み方は「キー」だよ!」
    コユキは容赦なく指摘した。

  • 26二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 22:43:32

    コユキ…そこはこう…もう少し手心を…

  • 27二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 23:29:22

    (あんまりにもケイケイ呼ばれすぎてて忘れてたけどそういえばKeyだったな……)

  • 28二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 05:47:11

    ここからケイをどうするのか

  • 29スレ主24/01/30(火) 08:15:05

    モモイがギャーギャー言い始めたのを横に、ミカとリアのトリニティ組はセイアの言っていた予言の内容を思い返していた。

    ─……ミカ、『鍵』を探したまえ、それが事態を打開するだろう─

    「見つけたよ、セイアちゃん」

    「それで?このファイルをどうするべきかしら?」

  • 30 24/01/30(火) 16:13:56

    keyの目的ってプロトコルATRAHASISを起動することじゃなくて、あくまでもAL-1Sを補佐することだから、先にアリスが「魔王じゃなくて勇者になりたいです!」モードになるまで説明と説得ができてれば、keyと接触させた瞬間にアリスの内面世界でアリスとケイが話し合って時計じかけの花のパヴァーヌ完!になると思うんだよな。

  • 31スレ主24/01/30(火) 21:14:29

    「はーい!トリニティとしては、このファイルの廃棄はすべきでないと思います!」
    意見を募ったリオに対し、『シュバッ』と素早くミカが手を上げて、廃棄しないよう訴えた。
    「理由を聞こうかしら?」
    「理由は主に2つ」
    ミカは指を2本立てた。
    「まず1つ目は、機械郡の指揮権の主体がアリスちゃんに有るのかkeyファイルのAIにあるのか………どっちにあるのかわからないから!」
    「妥当ね、端末が破損している以上、現時点で『AIである』ということ以上は調べようが無いわ」
    「そして2つ目、トリニティの預言者、百合園セイアが見た予言………『鍵を探せ』」
    予言という如何にもオカルトなしろものにリオは顔をしかめた。
    「………なんとも眉唾な理由ね」
    「何を言うのですリオ!解明されていないモノを無闇に否定するのは理解を狭めるのと同義ですよ!」
    対してヒマリは割りと好感触。
    「いや~、これがなかなかバカにできないんだよね⭐エデン条約のこととか、先生がキヴォトスに来ることとかも当てちゃってたしね」
    とは言ってもリオからしてみれば個人の口から出た真偽不明の予言などといういくらでも偽れてしまうことをそのまま鵜呑みには出来なかった。

    「鍵に関わる予言は2つ、1つは『ミレニアムに端を発するキヴォトスの終焉』もう1つは『終末を打ち破るための鍵』………まあ、詳しいことは見えなかったらしいけどね………」

    予言の内容を聞いて、皆考え込んだ。

  • 32二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 21:17:08

    予言については間近で接してないと真偽の判断難しいもんな…


    >>30

    なるほどなぁ…となるとここはやっぱりモモイのなりたい自分になっていいって言葉聞いたりして立ち直ってもらえばなんとかなるかな?

  • 33二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 07:28:24

    このレスは削除されています

  • 34二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 07:29:35

    会長合ってるけどもアリスにプレッシャー与えるのやめたげて…

  • 35二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 09:51:05

    >>34

    仕方ないこれくらい言わないとセイアは言い回しクソすぎるし噛み砕いた言い方出来るやつが言わないと解釈こじれる

  • 36二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 10:15:35

    >>35

    それもそうか…とりあえずアリスにはなんとか立ち直ってもらえればなんとかなるだろうしね

    モモイ達頼んだぞ

  • 37スレ主24/01/31(水) 20:47:49

    やっぱり勇者はね、一回曇らなければならないと思うんですよ。
    なんにも曇ることなくただただ無双したり事件解決したりするのはただのチート系だと思うんですよ。
    その点ブルアカ本編のアリスちゃんは立派やね。ちゃんとしっかり曇って葛藤を乗り越えた上で最高にかっこいい勇者になったもん。
    ですので!一度しっかり曇っていただきます。

  • 38スレ主24/01/31(水) 20:48:23

    「はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…!?」

    「アリス?アリス!?」

    自分がどうにかできなければキヴォトスが……ミレニアムが滅ぶ………そんな予言を聞いてアリスは過呼吸をおこした。


    アリスをゲーム開発部が宥める間、リオ達は今後の方針について話し合っていた。

    「さて、どうしたものかしら?」


    dice1d5=2 (2)

    1、リオ「もしないなら………」

    2、サオリ「………」

    3、ミカ「あっ」

    4、ヒマリ「それなら」

    5、コユキ「にはは!」

  • 39スレ主24/01/31(水) 20:53:01

    「………すまない、少し席を外す」
    そう言って会議の席についていたサオリは席を立った。
    「アリスの場所を移そう、今は落ち着ける場所に居るべきだ」
    サオリはゲーム開発部とアリスを連れてセーフルームに併設された仮眠室に向かった。

  • 40二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 20:55:18

    サオリナイス判断ありがとう!
    頑張れアリス…アリスなら無事に乗り越えられると信じてるぞ…!

  • 41 24/01/31(水) 23:23:57

    ……もしかしてマスクデータでアリスの精神ダメージとか蓄積してた?
    だとしたらサオリがマジでファインプレーだったかな。

  • 42スレ主24/02/01(木) 07:31:49

    >>41

    ・ミレニアム有数の実力者のリオ会長と全知さんでも解決できない問題

    ・↑を引き継いだコユキもファイルの全容解明には至らない

    ・自分絡みでキヴォトス滅亡する予言

    ・原因になりそうなファイルを消しても詰み

    つまり現状打つ手なし→前日からのダメージと合わせて危険域って感じですね………

  • 43スレ主24/02/01(木) 07:39:19

    「ゲホッ!……うえぇ………」

    「ほら、アリス、しっかりして………ミドリ、そっち支えて」

    アリスはモモイとミドリに支えられ、サオリの後に続いて部屋を出た。


    dice1d4=4 (4)

    1、リオ「……提案があるわ」

    2、ミカ「あっ( dice1d45=13 (13) +55)」

    3、ヒマリ「それなら」

    4、コユキ「にはは………」

  • 44二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 07:42:44

    アリスをお姫様抱っこして運ぶサオリを見たかった…

  • 45二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 10:31:40

    コユキ何か気づいたかな?
    アリスの方は開発部のみんなとサオリに任せた…

  • 46スレ主24/02/01(木) 19:52:34

    コユキはイマイチ今の状況を理解できていなかった。反省部屋で壁に向かっていた所を突然やってきた先輩であるユウカとノアによって引きずり出された。その後、見覚えのないちっこい金髪生徒の口車にのせられ、ファイルの解読をしたら会長に褒められて今に至る。

    そして今、会長達は自分が問題を解決したにも関わらず、まだお困りの様子………。


    「にはは………、あの?何かわたしにできることは有りますか?わたし、役に立ちますよ!たぶん!」

    ここでがんばればまた褒めてもらえるんじゃないか?仕事をすることで会長から褒められ、報酬を得ることに、コユキは味をしめていた。

    リオは………

    リオ「

    dice1d4=2 (2)

    1、………なら書類をまとめておきなさい

    2、………じゃあ予備の端末が届いたら解読の続きを     しなさい   

    3、………トリニティにお使いに行ってきなさい

    4、……なにもないからおとなしくしてなさい」

  • 47二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 19:57:35

    解読の続きか…適材適所だね
    いいぞコユキどんどん味を占めてけその調子で頑張れ

  • 48スレ主24/02/01(木) 20:06:13

    「にはは!まだかな~まだかな~♪ユウカ先輩!プログラムコードが写ってる画面のスクショとか無いんですか?」

    「無いから大人しく待っときなさい」

    『ちょっと難しい仕事』をもらったコユキはご機嫌に予備端末の到着を待っていた。


    dice1d3=2 (2)


    1、リオ「……提案があるわ」

    2、ミカ「あっ( dice1d45=42 (42) +55)」

    3、ヒマリ「それなら」

  • 49二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 20:07:59

    頼られて嬉しそうなコユキ可愛い(可愛い)
    ミカか…数値的に書物見つかったのかな?

  • 50スレ主24/02/02(金) 07:32:11

    ~♪~♪~♪~♪

    「あっ電話鳴ってる………ウイちゃんからだ!ちょっと出てくるね」

    トリニティの図書委員長、古関ウイからの着信を確認したミカは席を立った。

    「もしもし⭐おはようウイちゃん⭐」

    「ぅ………もう少し声を抑えてください、頭に響きます………」

    「あはは………ごめんごめん⭐それで?何か見つかった?」


    「ひとまず関連しそうな子を4冊ほど………リストはメールで送っておきます。後はそっちで人を用意してください………わたしは寝るので………くれぐれも扱いの『わかっている』人を送ってください……では(……ブツッ)」


    見つかった本

    dice4d5=2 2 1 3 (8)

    1、無名の神々の王女についての本

    2、王女と鍵の関係についての本

    3、方舟についての本

    4、王女の権能についての本

    5、王女と鍵の本(童話風)

  • 51二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 07:34:37

    大体知りたい情報しれそうかな
    童話風はアリス向けだったろうから欲しかったけども見つからなかったし仕方ないか…

  • 52二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 16:42:14

    がっつり進みそう
    やったね

  • 53スレ主24/02/02(金) 19:12:28

    電話を切ったミカは、表情を明るくして席に戻った。

    「トリニティの古書堂から連絡があったよ!古代キヴォトス関連の書籍が見つかったって!」

    それを聞いて会議室はにわかに活気付いた。

    「よかった……これで調査が進むわ」

    「トリニティに調査をする人員を送りましょう」

    「え?わたしのお仕事は?」

    「そっちはそっちで資料と擦り合わせなければならないから続けてちょうだい」

    「にはは!」

    トリニティから届いた吉報は、膠着した現状を動かすには十分だった。


    dice1d2=1 (1)

    1、リオ「……提案があるわ」

    2、ヒマリ「それなら」

  • 54二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:13:46

    リオの提案…なんだろうか

  • 55スレ主24/02/02(金) 19:31:11

    コユキがファイルの解読をしてから、リオには考えていたことが有った。
    「(とても順調に進んでいる……トリニティは協力的だし、ヒマリと意見も食い違ってない。どうしてか知らないけどコユキも大人しく従っている………これなら後は十分な時間さえ稼げれば、この事態は無事に解決できる………なら……)」
    「提案があるわ」
    各々が動いている今、『ミレニアムの生徒会長』である自分がすべきことは『ミレニアムの生徒の安全確保』………そして、危害を加える可能性の有る機械郡の狙いはわかっていて、反らす手段も揃っていた。
    気になることが有るとすれば自身の立場だけ………。
    『ミレニアムの全生徒』と『一人の生徒』
    犠牲にするなら考えるまでもなかった。

  • 56二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:34:00

    リオ…まさか自分を犠牲に何かする気か?
    絶対止められるし怒られそう…

  • 57二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 20:49:54

    あー、横領都市にアリス連れていって防衛戦するのかな?

    会長の立場で横領したっていうのは汚点ではあるし


    それはそれとして

    >どうしてか知らないけどコユキも大人しく従っている

    やっぱり他人からの影響っていうのが考慮外なんだなあ

  • 58二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 00:51:21

    ほほほ

  • 59 24/02/03(土) 06:19:29

    リオパイは「犠牲になる1人」が自分だったとしても行動できちゃうタイプだからなぁ
    エリドゥの情報をトリニティや先生がいるこの場で開示してでも何かやろうとしてるんじゃろ

  • 60スレ主24/02/03(土) 09:01:26

    「拠点を移しましょう」
    機械郡………『不可解な軍隊』はアリスを目指してやって来る。現在はまだ発見されていないため、C&Cとトリニティからの援軍が処理しているが、いざアリスの居場所がばれたときにミレニアムの居住区に侵入し、生徒達が巻き込まれるのは避けたかった。
    「移すと言ってもどこに移すんです?宛があるんですか?」
    皆を代表し、ヒマリが聞いた。
    「有るわ………本来はアリスを破壊するために使う予定だったけど………邪魔が入らないように堅牢に作った
          『要塞都市エリドゥ』が」
    自身の案の元になる施設について、リオが言った。

    ガタッ!ガタッ!
    ………そしてイスを倒して立ち上がる音が2つ………リオは自分が予期した事態が近づいているのを感じた。

    「「リオ会長、ちょっとお時間よろしいですか?」」

    ミレニアムとトリニティが誇る事務官が、俯いたまま低い声で言った。

  • 61二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 09:03:49

    会長…お説教と金額の補填とかで許してもらえそうだから逃げずにちゃんと受けてくださいね…
    これは先生に対してのちょっとお時間よりもの凄い低い声出てそう(小並感)

  • 62二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 09:22:53

    早瀬コンビネーションアタック!叛逆はかんぺき〜

  • 63二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 10:02:30

    >>62

    そういやW早瀬だったな

  • 64スレ主24/02/03(土) 10:33:57

    圧政判定

    dice1d100=6 (6)

  • 65スレ主24/02/03(土) 10:39:13

    「くわしく」「話を聞かせてください」


    「「私たちは今、冷静さを欠こうとしています」」


    リオは………

    dice1d4=2 (2)

    1、「あっ………」(諦め)

    2、「しかたのないことだったのよ」(目そらし)

    3、「全てわたしの責任よ」

    4、「ちょっと待ってちょうだい、おちついて」

  • 66二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 10:43:54

    圧政判定はセーフだけどもその言い方は苦労(金銭面)したユウカ怒るやつ…

  • 67二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:16:37

    >>64

    1割赤いあんちくしょうだったのを考えるとだいぶ優しい判定で草

  • 68スレ主24/02/03(土) 12:14:53

    10割→そのまんま赤いアレ100%
    9割→かなり赤いアレ
    8割→赤いアレよりはまし
    7割→かなりドブカス(生理的に無理なライン)
    6割→ドブカス
    5割→生徒のドブカスレベルの上限値
    4割→下水の沫の煮凝り
    3割→会ったら顔を顰めるレベル
    2割→反逆したくなり始めるレベル
    1割→圧政者予備軍

  • 69二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 12:17:12

    リオは予備軍だったかぁ…よかったねリオまだ予備軍で

  • 70二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 15:12:31

    なまじ頭がいいから一人で考えて一人で行動できてしまう、その結果出力されるのが圧制の可能性があるってだけだから…

  • 71二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 15:15:17

    リアはそこまで、となると怖いのは大魔王ユウカが

  • 72スレ主24/02/03(土) 17:43:20

    「し、しかたのないことだったのよ……」

    リオ会長は目をそらしながらそう言った。


    「「ほう……?誰にも言わずに要塞都市なんてモノを作ったことが仕方がないと?」」


    苗字が同じなだけで血縁はない2人だが、予算を相談もなく使った不届きものへの詰問は息ぴったりだった。


    「しかたがなかった」発言によるユウカの怒り

    dice1d100=28 (28)

    「しかたがなかった」と言ってしまったのでリオの圧政者度が上昇します。

    dice1d20=17 (17) +6

    (合計が20を越えると赤いアレレベルが1段上がります)

  • 73二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 18:01:17

    ユウカ優しいな…そして予備軍だったのが反逆したくなってくるレベルへとなっちゃったかぁ…
    とりあえず後でお説教ちゃんと受けてねリオくれぐれも失踪しないように

  • 74スレ主24/02/03(土) 18:17:16

    ユウカの怒りが低いのは………


    dice1d4=3 (3)

    1、まぁ、役に立つ機会があったし………

    2、まだキレるには早い……詳しく聞いてから……

    3、相談してくれないほど私達は頼りないですか?

    4、隣で圧政判定出してるちっこいの見て落ち着いた

  • 75二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 18:18:20

    そう思うのも無理ないよね
    会長はもっと周りを頼ってというか相談してね…

  • 76二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 20:43:24

    それでも最初は赤いアレの半分だったからまだなんとか

  • 77スレ主24/02/03(土) 20:51:21

    「(リオ会長……やはりあなたは圧政者だったのですね………………?)」

    リオの発言でヒートアップしてきたリアは、さあ次の質問をぶつけてやろうと思ったが、隣で同じようにリオを詰問していたユウカが静かなのに気づいた。

    横を見ると、ユウカが拳を握って俯いていた。

    「そんなに………そんなに私達は頼りないですか!?一言の相談もできないほど頼りないんですか!?」


    ユウカは………

    dice1d4=1 (1)

    1、泣いていた

    2、リオをにらみつけた

    3、泣きながらにらんだ

    4、俯いたまま泣いた

  • 78二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 23:53:48

    スパルタクスミニにガソリンが投入されていく……

    ユウカはたぶんリオ殴っても許されるよ……(横領、会長なのに回してるの実質ユウカ、その分の苦労)

  • 79二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 00:03:19

    ユウカがガチ泣きはよっぽどだよ…?
    会長反省してね…

  • 80二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 00:16:11

    (今更ながら他校の会長に反逆……?という気がしなくもない)

  • 81スレ主24/02/04(日) 00:40:28

    「………………」ストッ
    早瀬リアは黙って席に戻った。誰に言われた訳でもないが、今は反逆すべきではないと判断した。
    「リアちゃん?気持ちは分からなくもないけど、ゲヘナ以外で他校の人に突っかかるのは良くないよ?めっ⭐」パァン!
    「ぁぅっ…!?………申し訳ありません、ミカ様」
    リアは自分の主人から軽いお叱りとでこぴんを貰った。

  • 82二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 00:42:34

    ゲヘナとは条約結んだから遠慮しなくていい訳かなるほど
    とりあえずリアは落ち着いたみたいで何より
    後はユウカに任せれば何とかなりそうかな

  • 83二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 01:00:17

    この気軽に受けてるミカデコピン
    ミカが強めにやると首いわしてしまうパワーがあるのである

  • 84二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 09:43:42

    周りがビクッとしそうな音よ

  • 85スレ主24/02/04(日) 11:17:09

    「ゆ、ユウカ…?」
    涙を流すユウカを見てリオは狼狽えた。
    必要な事だったとはいえ自身が行ったのは横領………キレられ、罵倒されて詰問されるのは覚悟していたが、『そんなに私達は頼りないのか』と優秀な後輩に泣かれるのは想定外だった。
    「なんで………なんでたよってくれないんですか!?なんで相談してくれないんですか!?私達が信用に値しないからですか!?」
    「ち、ちがっ…!?そんなつもりじゃ………」
    泣きながら捲し立てるユウカに狼狽えていると、3人が動いた。
    「ユウカちゃん、一度座りましょう?………会長、後できちんと説明して貰いますからね?」
    ユウカはノアに連れられて、会議の卓から離れた休憩スペースに座らせられた。
    「ね?納得って大切でしょ?」
    「リオ、貴女の秘密主義が招いたことです。せいぜい噛み締めなさい。この際よく話し合いなさいな………特にセミナーの2人とは」

  • 86二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 15:07:29

    頼ってもらえて得意満面になってるコユキ
    頼って貰えなくて泣き顔になってるユウカ

    おお、温度差よ

  • 87二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 15:15:03

    この後しっかり話し合って今後は頼るようになると良いな…

    本編も頼れてたらもっと違う展開になってたんだろうな…


    >>86

    言われてみれば確かに温度差凄いな…

  • 88スレ主24/02/04(日) 20:51:03

    "………リア?すごい音したけど大丈夫?"

    ミカが動いているのにめずらしく席で悶えたままなリアを心配して先生は声をかけた。

    「~~~~~っ!………だ、大丈夫です………

    dice1d3=2 (2)

    1、ミカ様の愛を感じるので

    2、ミカ様からの攻撃は全て神秘で『適切な懲戒』の範囲に収まるので

    3、小さい頃『おかあさん』にされたでこぴんより痛くないです

                  」


    キラキラ鱈メーカー3目がかなりズレます

    色々調整してみてください!

    🙆‍♀️してもいい事🙆‍♀️

    ・アイコン、キャラシへの使用

    ・多少の加工、加筆

    ・メーカーを元にキャラクターを作ること

    🙅‍♀️ダメなこと🙅‍♀️

    ・自作発言

    ・金銭の絡む事への使用

    ・政治、批判、攻撃的なアカウントでの使用

    ・悪意のある加工、加筆

    ・AI学習

    ルールを守ってくださいますようお願い致します🙏

    何かあればご連絡ください。

    Twitter:@Zr6Ov 絢瀬
    picrew.me
  • 89二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 20:52:37

    神秘凄いなぁ…つまり音がすごいぐらいの勢いだとしてもリアが喰らうダメージは少なくなる訳だし

  • 90二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 20:59:52

    何か一番穏当なところに入った感。てか、そういう神秘もあるのか

    悶えるぐらいのダメージはあるけど、あとにはひかないぐらいの具合っぼそうだな

  • 91スレ主24/02/05(月) 00:04:16

    「黒服が言うには、わたしの神秘は『逆転』と『反逆』だそうです………わたしが『圧政者への反逆』にこだわるのも少なからずそれによるものだと………」
    "………まさかまた危ない取引とかしてないよね?"
    黒服と聞いて先生は少しだけ警戒した。
    「いえ、アリウスの件が解決してからは会ってませんよ………まぁ、体調はどうかと聞かれましたけど………」
    "親戚のおじさんかな?"
    「………その、時聞いてみたんですが、どうもミカ様の攻撃のダメージが軽減されるのも、どうやら神秘の影響らしいんです」
    "というと?"
    「圧政者とは配下に『危害』を加える者です。そして反逆者は圧政者に反逆する者です。つまり圧政者は反逆される者でもあります。」
    "うん?"
    先生はよくわからないような顔をした。
    「そしてわたし(反逆者)はミカ様のに従っています。わたしが従うということはミカ様は圧政者ではなく、ミカ様からの攻撃は『危害』に当たらないから『危害』にならない範囲に軽減されているのではないか?ということだそうです。」
    "それは屁理屈じゃないかな?"
    「わたしに言われても分かりませんよ………」
    研究者ではないリアは聞いた以上のことは分からなかった。主人の方を見れば、ミレニアムの圧政者予備軍が項垂れていた。

  • 92二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 06:49:34

    圧政者がいるから反逆者が出るはずなんだけど、最初から反逆者がいるから順序が逆転してるのか

    反逆者が従うか否かが圧政者判定のリトマス試験紙

  • 93二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 06:55:59

    汝は赤いあんちくしょう!罪ありき!
    が可能なのがリアちゃんなのか…

  • 94スレ主24/02/05(月) 07:55:28

    早瀬ユウカは優秀な生徒である。ミレニアムの生徒会であるセミナーの会計を務め、他の生徒からの信頼も厚い。会長であるわたしが席を空けて動き回れるのも、ユウカとノアが2年生とは思えないほど優秀だからというのも大きい。なのに………
    『なんで………なんでたよってくれないんですか!?なんで相談してくれないんですか!?私達が信用に値しないからですか!?』
    彼女達を思い詰めさせてしまった。
    彼女達の能力に疑いはない。現状のミレニアムを取り仕切っているのは実質彼女達である。次代のセミナーに相応しい生徒達だ。なのに………

    「わたしは………どうしたらよかったのしょうね…」
    調月リオは途方に暮れるように呟いた………

  • 95二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 10:38:30

    おお、感じるものはあったのか……これで、ヒマリは何故か反対しないしとか、コユキは何故か言うこと聞いてくれるしとかと同列で、ユウカが何故か泣いてるが来てたらやばかったな

  • 96スレ主24/02/05(月) 20:05:20

    "どれ………そろそろ『大人』らしく仕事して、若人に道の1つも示そうかな"
    先ほどまでリアと話していた先生は立ち上がりながら言った。
    「先生………その発言は少しおじさんくさいです」
    "うぐぅっ!?………い、一応まだ『お兄さん』で済む年齢だと思うんだけど…?というかリアさん?ちょっとわたしにトゲがききすぎてやしません?"
    「ならきっちり仕事して、『大人』の威厳を示して下さい。そしたら考えてあげます」
    「わたしはもう少し休みます」と言っておでこをひんやりしたデスクにつけ始めたリアに見送られ、先生はリオの方へ向かった。あ

  • 97二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 20:06:36

    先生…その言い方は確かにおじさん臭いよ…
    でも頼り甲斐あるのは事実だしなんとかなるかな

  • 98スレ主24/02/05(月) 21:09:42

    わからない………ユウカもノアも、私がいなくてもやっていけるほど優秀で、現に今までやってこれていた………なのに、今になってあんなに思い詰めている。わたしは、どうすればいいのだろう……?
    選択肢がわからない………どちらを選ぶべきかわからないのではない………トロッコを向かわせる先に何があるのかすらわからない………わからないというのは、恐い………
    「わたしは………どうしたら………」

  • 99スレ主24/02/06(火) 08:04:49

    "うん、それはきっとミカが知っていると思うよ"
    項垂れるリオの前に立った先生はそう言った。
    「え?わたし?」
    「………………」
    聖園ミカ………現在協力関係にあるトリニティのティーパーティーの一員にしてパテル分派の首長、………トリニティとミレニアムでは政治の体制は違うが、生徒を率いる立場には違いはない。
    「聖園ミカさん………わたしは、どうすればよかったのかしら…?」
    リオは自分で言ってらしくないと思った。自分が信じたことをするだけだったのに、ひどく動揺してしまっていた。
    「う~ん………わたしはリオ会長がやってきたことは間違ってはいないと思うなぁ………やれることを、自分の分かることやできる範囲で精一杯やってたと思うよ………」
    少し考えた後でミカはそう言った。
    「なら………なら、なぜこんなことに……」
    ミカはまた少し考えた。

    「う~ん……リオ会長ってユウカちゃん達に『ありがとう』って言ってる?」

  • 100二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 15:40:39

    斬り込むなぁ
    万全だと実際頭回るし思いやりもあるしなミカちゃん

  • 101スレ主24/02/06(火) 19:40:55

    「え………?」
    『ありがとう』と言っていたか………相手への礼の言葉を述べていたかどうか。なぜそんなことを聞くのかと思ったが、私自身他に思い付くこともないので、これまでの事を思い返してみることにした。あの子達には支えられてきたのだ。『ありがとう』の一言を言わないことなど………。
    「………………あ、あれ?そ、そんなはずは……」
    愕然とした。思い当たらない………ユウカとノアにお礼を言ったことや褒めた記憶がない………。もしかしたら彼女達がセミナーに入った頃にはあったのかも知れないが、少なくともわたしが思い出せる範囲では言った覚えがなかった。

    「にはは!まだかな~♪まだかな~♪」
    上機嫌に機材の到着を待つコユキが目に入った。
    問題児だった彼女も当然、ついさっきまで褒めた覚えがなかった………。

  • 102スレ主24/02/06(火) 20:29:05

    「ま、まさか………そんな………」

    こんな事態になった原因が自分の今までの接し方であることを裏付ける記憶に、リオは声を震わせた。


    dice1d5=4 (4)

    1、先生"……リオもユウカも……"

    2、ミカ「……どう?」

    3、ヒマリ「だからあなたは………」

    4、リア「そういうところです………」

    5、コユキ「にはは!……あれ?」

  • 103二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 20:40:31

    リオは気づいたか…そしてリアは何を言うんだろうか…?

  • 104スレ主24/02/07(水) 07:27:49

    「そういうところです………」
    いつの間にか、おでこに冷えピタを張ったリアがリオの近くまで来ていた。
    「リオ会長………あなたの行いや振る舞いは、圧政者のそれに似ています。ですが、あなたの言葉の端々にミレニアムへの情を感じるんです。だから分からなかった………あなたは、分かりにくすぎるんです」
    「以前、ユウカさんと一緒に出かけた時、ユウカさんが言っていました」

    ─騒動が起きる前、ミレニアムの喫茶店にて─
    「リアさんって、ミカ様と仲いいですよね」
    ユウカは、目の前でサンドイッチをつまみながら店自慢のブレンドコーヒーに舌鼓をうつちっこいのに向かって言った。
    「ええ、よくしていただいています。」
    柔らかく微笑むリアに、ユウカの頬が緩んだ。
    「上司と仲がいいのって、なんか羨ましいです………うちは、なかなか話す機会自体も少ないので………会長がなにをしてるのか、どう思っているかもわからないんですよね………」
    「すごい方なんですけどね………」と、ユウカは寂しそうに笑っていた。

    ………………
    「リオ会長、あなたは思ったことを口にすればよかったんです………。せめてあなたを慕う部下にくらいは………。私たちは『ありがとう』の一言でも幾分報われるんですから」

  • 105二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 15:20:29

    ありがとうは大事
    古事記にもそう書いてある
    知らんけど

  • 106スレ主24/02/07(水) 18:26:10

    dice1d4=2 (2)


    1、先生"……リオもユウカも……"

    2、ミカ「……どう?」

    3、ヒマリ「だからあなたは………」

    4、コユキ「にはは!……あれ?」

  • 107スレ主24/02/07(水) 19:21:06

    「どう?けっこう当たってた?………まあ、その様子だと言ってなかったかな?」
    頭を抱えるリオにミカが言った。
    「………………意外とミカ様とリオ会長って似ているかもしれません………」
    割りと好き勝手言って、リオを見ていたリアが言った。
    「………一人でパワフルに事を進めて、報告は割りと事が進んでから、付き合いの長い相手とコミュニケーションをとる時相手のペースを無視しがち、あとは………いえ、これは余計ですね」
    ある一点をチラリと見て言わずにとどめたが、またしてもこのちっこいのは好き勝手言った。

  • 108二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 19:31:09

    このレスは削除されています

  • 109スレ主24/02/07(水) 20:46:15

    「リアちゃん、めっ!」パァン!
    「ぁぅぅっ!?………(クタァ……)」
    冷えピタごと額をでこぴんで射ぬかれたリアは、冷えピタ分鈍くなった衝撃に頭を揺らされ、ミカにクタリともたれ掛かった。
    「まったくもぉ………一回圧政者判定すると遠慮なしに好き勝手言うんだから………」
    1番の圧政者だった赤いあれに対するそれに比べれば言動はましだが、他に対するより遠慮なくズバズバときつめの事を言っていた。
    おかげでリオは今にも机の下で膝を抱えそうな雰囲気を出していた。

  • 110 24/02/07(水) 21:59:56

    ぺぇがでけぇ

  • 111二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 22:01:30

    会長泣く一歩手前だ…誰か励ましてあげて…

  • 112スレ主24/02/08(木) 07:35:50

    "リオ、そこまで思い詰めなくてもいいよ"
    ちっこいのがぐったりしているのを横に先生が言った。
    「だけど、わたしは………ユウカにも失望されてしまった………ああ、ならもうやれるところまでやるしか………。」
    思い詰めすぎて自棄を起こしかけていた。
    "お礼を言うのは大切なことで、無意識に蔑ろにしてたのは良くないことだけど………親しい相手への対応がおざなりになるのってよくあることじゃない?"
    「でも……わたしは……」
    「あ~…そういえばわたしも最近ちょっとその辺り雑だったかも……」
    先生の言葉を聞いて、ミカは自身の幼馴染みと先ほど雑にでこぴんで沈めた副官への対応を振り返ってバツのわるそうな顔をした。

    "でも、それって『これくらいは許してくれる』っていう無意識に信頼して甘えているからなんだと思うよ?大丈夫、信頼しているなら、それをしっかり伝えればユウカもノアも、きっと分かってくれるよ"

  • 113二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 07:39:49

    流石先生フォローナイス
    親しい相手に気安くなるのわかるなぁ…

  • 114二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 12:22:56

    親しいからこそしっかりとコミュニケーション取らなきゃすれ違いが起きるからなマジで

  • 115二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 15:38:55

    言わんでもわかるだろは悪

  • 116スレ主24/02/08(木) 20:00:16

    リオ会長は……

    dice1d3=1 (1)

    1、「でも………」

    2、「わかった………話してみるわ………」

    3、逃亡した

  • 117二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 20:04:45

    あともう一押しか…誰か頼んだぞ

  • 118スレ主24/02/08(木) 20:10:06

    「でも………わたしは今まで彼女達を蔑ろにしすぎた………」
    「だとしてもだ」
    『でも』とまだ踏ん切りがつかないリオに、今まで静観していたアズサが発言した。
    「わたしは事情はよくわからない……だけど、リオが今まで自分なりの最善を尽くしてきたのはなんとなく察することはできる。
    許して貰えず、徒労に終わるのかもしれない………

    だけど、それは今言葉を尽くさない理由にはならないとわたしは思う」

  • 119二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 06:06:59

    保守

  • 120二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 07:29:27

    さすがアズサだ…
    サオリもきっと誇りに思うよ

  • 121スレ主24/02/09(金) 07:29:45

    「………そうね、許して貰えるかどうかはともかく、謝罪はするべきね………」
    調月リオは覚悟をきめた。
    「ありがとう、白洲アズサさん」
    「いや、わたしの言葉程度で動けるなら、貴女は既に心を決めていたんだ」
    そう言ってアズサは笑った。
    「では、リオ会長、ユウカさん達を呼んできます」
    いつの間にか起きていたリアが、姿勢を正してそう言った。その口調に棘はない。
    「………ええ、世話をかけるわね……」
    「その言葉、これからはユウカさん達に言ってあげてください」
    リアはユウカとノアが居る休憩スペースに向かった。

  • 122二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 10:22:33

    会長覚悟決めたか…さて上手く仲直りできるかな

  • 123二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 20:05:00

    保守

  • 124二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 20:12:21

    あとは仲直りするだけだぜ

  • 125スレ主24/02/09(金) 20:45:56

    「ユウカ、ノア、今までごめんなさい」

    リアに連れられて戻ってきた2人が見たのは、声をかける間もなく頭を下げて謝罪するリオ会長の姿だった。

    「え?あの……」

    「これまでさんざん貴女達を放ったらかしにしておいて、今さら許しを乞うのが虫のいい話なのは分かってるわ………だけどこれだけは言わせて頂戴………


      わたしは貴女達を頼りにしている」

    面食らう2人を余所に、リオはさらに言う。

    「貴女達がミレニアムを取り仕切ってくれるからこそ、わたしは動けた………貴女達がいるなら、わたしが居なくともミレニアムは安泰だと思った………だから、今まで放置してしまった………本当にごめんなさい………」

    リオ会長は再び頭を下げた。


    ユウカとノアは………

    dice1d5=1 (1)

    1、戸惑っている

    2、許した

    3、キレた

    4、滅茶苦茶言い始めた

    5、泣き出した

  • 126二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 20:49:17

    いきなりだからそりゃ戸惑うよね…とりあえずここから思ってる事お互いに全部話せれば良さそうかな?

  • 127二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 22:22:59

    本当に会長?って疑われて体育座りするリオまで見えた

  • 128二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 07:53:08

    保守

  • 129スレ主24/02/10(土) 09:22:12

    突然の謝罪に、ユウカとノアは戸惑った。

    「え?あ、あの…?どちら様ですか?」

    「………………ふふふ……そうよね、自分達を蔑ろにしてこき使ってきた上司の事なんて記憶から抹消したいわよね………」

    思わず出たノアの言葉に、リオ会長は自嘲するように笑って膝を抱えた。

    そしてちっこいのが動いた。

    「そんなだから話がこじれるのです」

    耳元で囁かれるリアの辛辣な言葉にリオのからだがビクリと震えた。

    「そこで諦めて自己完結するから相手に伝わらないのです。相手が理解してないのに『分からないならいいわ』と諦めて一人で決めつけるからそうなるのです。ほらさっさとお2人に説明してくださいよリオ会長」

    そこまで言ったリアは、ミカに回収された。

    リオは再び立ち上がった。

    「いきなりすぎて戸惑わせてしまったわね………でも、わたしは調月リオ本人で、さっき言ったのはわたしの本音、言葉を尽くしてこなかったわたしの、伝えそびれてきた胸の内よ………」

    「「………………………………………」」

    リオ会長の言葉を咀嚼し、ようやく意味を理解した2人は………


    dice1d5=5 (5)


    1、許した

    2、キレた

    3、滅茶苦茶言い始めた

    4、泣き出した

  • 130スレ主24/02/10(土) 09:23:22

    ダイスミス、振りなおします

    dice1d4=4 (4)



    1、許した

    2、キレた

    3、滅茶苦茶言い始めた

    4、泣き出した

  • 131二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 09:28:16

    二人とも泣き出したか…会長も貰い泣きしそう
    頼ってもらえてるか心配だっただろうし泣き出すのも無理ないよね

    スレ主さんお手数でなければ今後はトリップ付けると良いかもしれないです
    最近乗っ取りみたいなのも出てきてるみたいなんで…

  • 132◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/10(土) 10:06:42

    >>131

    心配してくれてありがとう!

    こんな感じかな?

  • 133二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 10:19:35

    >>132

    そんな感じで大丈夫だと思います!

    最近別なスレで乗っ取り起きてて心配だったもので…

  • 134◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/10(土) 18:56:06

    「「………………………」」ぽろぽろ……
    リオ会長の言っていることの意味を理解した2人は泣き出した。
    「会長が顔出さなくなったときすごく不安だったぁ!」
    「会長が居ないときに連邦生徒会長が失踪して!私たちだけでミレニアムを回すの大変だったぁ!」
    「わたしだって………わたしだって会長と楽しくお喋りとかしてみたかった!リアさんとミカ様みたいに、仕事の合間にカフェでお茶とかしてみたかった!」
    「わたしもお仕事がんばったの褒めてもらいたかった!書いた詩集の感想とか聞いてみたかった!」
    信頼されてない訳じゃなかったことに安堵した2人は、ぼろぼろと泣きながら今まで感じていた不安や不満を、敬語もかなぐり捨ててぶちまけた。

  • 135二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 18:59:25

    本音を言い合う…青春してて良いよね
    ユウカにノアも本音言えて良かった…

  • 136二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 19:06:42

    ヒナみたいになってる…

  • 137◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/10(土) 20:16:23

    「そうね………今までごめんなさい………これからはたくさん話しましょう………この件が終わったら皆で喫茶店に行って、ノアの詩集も読んでみたいわ………」
    リオ会長は、慣れない手付きでわんわんと泣く2人をあやすように抱き締めた。
    「「リオかいちょうのばがぁー!」」
    「そうね、わたしがバカだったわ……」
    リオ会長は2人をあやし続ける。
    「………………………」
    そうしていると視線を感じた。見るとコユキがじっとこちらを見ていた。
    「………コユキもいらっしゃい」
    「………にはは!なんだかわからないけど!楽しそうです!」
    「「わあああぁああん!コユキ(ちゃん)がやらかした時もどうしたらいいかわかんなくてすごく心配だったぁ!」」

    落ち着くまで、30分ほど要した。

  • 138二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 20:22:28

    仲直り出来てよかった…

  • 139二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 02:23:17

    良かったなぁ皆

  • 140二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 02:48:16

    みんな仲良くなれてるし、コユキも正しくセミナーの一員になれた感動的な場面だ
    わかる、わかるんだが
    ノアの詩集を皆で読んで大丈夫か?

  • 141◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/11(日) 08:35:32

    ─しばらく後の話し─
    「これが……ノアの詩集ね………」
    リオ会長は、一人残ったセミナーの執務室で、ノアが帰り際に置いていった詩集をしげしげと眺めていた。
    「読んで………感想を伝えなければならないわね」
    仕事ぶりを褒められたかったと言った次にして欲しかったことに挙げられた詩集の感想………苦労をかけた分、後輩の望みを叶えてあげたかった。
    「………………………………」ペラペラ
    数ページ読んでみた。
    直接的な比喩表現ではなく、暗喩が多い、それも形而上詩的な根元暗喩が多様されており、文章としては難解な部類に入るのではないか?
    「……………………………………」ペラペラ
    しかし、難解さとは裏腹に思いは伝わってくる。人の情というモノに鈍感なわたしにすらつたわるのだから、他の子達にはより伝わるのだろう。
    この難解な文法も、ノアが溜め込んだ知識の強靭さと、穏やかながら確かに秘めた情念を余すところ泣く表現するために自然と現れたものなのだろう。
    「………………………」ペラペラzzz………
    伝わってくる心地よい情念を感じながら、わたしはいつの間にか眠りに落ちた。

    翌日、詩を読みながら寝落ちしていたところをノアに発見され、むくれた彼女を宥めるのにとても苦労した。

  • 142二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 08:37:40

    会長でも眠くなっちゃうか…でも感想自体は思い浮かべてるし読みながら思った事そのまま伝えれば喜んでくれそうか…?

  • 143二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 10:50:26

    詩集最強か?

  • 144◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/11(日) 11:45:20

    >>142

    >>143

    ただの想像だけど、おそらく………

    ・ミレニアム生ならそれなりに理解可能な程度に難解な文法が脳に程よく負荷をかけて疲労させる。

    ・詩集に込められたノアの穏やかな思い出と情念が、気分を穏やかにする。

    この2点により心地よい脳疲労と気分の落ち着きで自然と眠りに誘われるのではなかろうか?

    薬害の心配のない不眠の治療法としては理想的ではないかな?

  • 145◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/11(日) 17:32:54

    2人が泣き止み、落ち着いた頃合いを見計らって、当初の話しに戻った。
    「拠点をエリドゥに移しましょう」
    自身の不始末で話が進んでいなかったが、本来はこの話をしたかった。
    「情報が揃いつつある今、時間さえ稼げれば事態は解決するわ………懸念があるとすれば、ミレニアム生徒の安全………なら、矛先をミレニアム市街地の外に向けさせればいい。そのにエリドゥはうってつけの立地よ」
    外部から邪魔が入らないよう堅牢に作られた『要塞都市エリドゥ』。調月リオが持てる技術の粋を結集し、セミナーから横領した資金を使ってまで作り上げ、何重にも防壁を張り巡らせたそれは、こと防衛戦に関してはこれ以上ない拠点だった。

  • 146二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 17:36:16

    確かに堅牢だよね
    問題はケイにによるハッキング対策だけども…和解というかケイを納得させられれば勝ちだからなんとかなりそうか?

  • 147◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/11(日) 21:36:46

    「………………わかりました。わたしは協力します」
    ミレニアムの財務を預かる早瀬ユウカは、横領された金で作られたことには思うところがたっぷりとあったが、一旦置いておくことにした。
    「………なら、わたしはトリニティにでも行ってきます」
    「ヒマリ………」
    「勘違いしないで下さいね?レッドウィンターの凍土並みに冷血な貴女でも、直属の後輩に泣かれるのには弱いとわかったので、手綱を握るのを彼女達に任せただけです………リアさん、案内人の用意をお願いしてもよろしいですか?」
    「はい、ではうちの妹を、機械関係にも明るい子なので、お役にたてるかと思います」
    明星ヒマリは、ミレニアム随一の知恵者としての役目を果たすためにトリニティに向かうことをきめた。

  • 148二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 01:07:31

    やっと追いついたけど前スレから消し飛んでる部分多くて読めないの勿体無いな

  • 149◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/12(月) 07:22:28

    >>148

    すまない、最近原因に思い当たった。

    外出中にフリーWi-Fiから書き込んだレスが消えてるっぽい。おそらくチェーン店系のWi-Fiに接続してるIP被った誰かがイタズラしたものと思われる。

    それに気づいてからはレス消された系列のWi-Fi使ってないから、たぶんこのスレは大丈夫。

    あと、読んでくれてありがとう。

  • 150◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/12(月) 09:12:39

    「(~♪~♪~♪)…もしもしユウミ?この後ミレニアムからお客さんが来るから案内をお願い………そう、古書館の案内………ついでにアイスアメリカーノも買っていってあげて……じゃ、」(ブツッ)

    トリニティへの連絡も済んだ。残っている問題はアリスだが………………。

    ガチャッ!

    「あ、サオリ、アリスさんの様子はどう?」

    ちょうどアリスを別室に運んだサオリが戻ってきた。

    「アリスは………

    dice1d4=4 (4)

    1、泣き疲れて寝ている

    2、ふさぎこんでいる

    3、モモイ達が話を聞いている

    4、脱走した   」

  • 151二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 09:13:53

    アカン(アカン)
    早く見つけないと大変な事に…!

  • 152◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/12(月) 09:32:16

    聞いてみたが、サオリの様子がおかしい。

    「アリスが脱走した!」

    「「「「!?」」」」

    それはまずい………すごくまずい。

    せっかくここまで穏便に解決するための情報が集まってきて、体制も整ってきているのにその全てが瓦解しかねない。

    「ユウカ!C&Cに連絡!直ぐに捜索にあたらせなさい!わたしはAMASで探すわ!」

    「リアちゃん!アズサちゃんに連絡、レギオンでミレニアムを封鎖!サオリもスクワッドを連れて捜索に出て!わたしも直ぐ出る!」

    ミレニアムとトリニティの代表がそれぞれの人員に指示を出していく………。直ぐに見つけなければ最悪の自体もあり得た。


    アリスは………

    dice1d10=2 (2)

    1、トイレに行っていただけだった

    2、建物から出るところを警備の生徒に捕まった

    3、町を歩いている所を保護された

    4、町を出る直前にAMASに包囲された

    5、C&Cに発見された

    6、スクワッドに発見された

    7、検問に引っ掛かった

    8、リアの同期が仕掛けた罠にかかった

    9、検問を突破した

    10、不可解な軍隊に接触してしまった

  • 153二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 09:35:17

    セーフ…いやよかった…
    とりあえずなんとかメンタル立ち直って貰わないとだな…
    頑張ってね開発部のみんなに先生
    勇者を支えて立ち直らせるのは仲間にしか出来ない事だろうしね

  • 154◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/12(月) 18:59:29

    「はっ、はっ、はっ、はっ………!」
    アリスは、逃げ出しました。
    モモイ達やサオリにトイレに行くと嘘をついて、こっそり部屋を抜け出しました。
    「わたしの……アリスのせいで……!アリスのせいで!みんなが……!」
    アリスを探している機械のせいでサオリがケガをしました………リオ会長はその対応のために身を削っています………。今アリスにできることはなにも……なにもありません……。そして、わたしに関わることで、失敗したらキヴォトスが終わる……それは、とても……とても恐かった……。
      だからわたしは逃げ出しました。

    「もう!先輩方ってば人使い荒いんだから!って、どわぁ!?」
    「きゃっ!?」

  • 155◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/12(月) 20:29:16

    モニョンッ!
    そして、後少しで外に出る、というところで荷物を抱えた生徒にぶつかった。
    「うわっ!?とっととと!?ふぅ……セーフ……あやうくお弁当落とすとこだったっす………大丈夫ッスか?ちゃんと前みないと危ないッスよ?」
    柔らかいものに跳ね返され、尻餅をついたわたしに対し、ぶつかった生徒は倒れることなく荷物のお弁当を持ち直していた。
    「あれ?きみ『天童アリス』じゃないッスか?こんなとこでなにしてんすか?」
    「っ!?」
    直ぐにばれたわたしは、見た目の小柄さによらず力の強いその生徒にヒョイと引き起こされた。
    「う~ん………なんか悩んでそうッスね?ちょっとサボりたい気分何でちょっとくらいなら話し聞くッスよ?」
    そう言ったトリニティの生徒………キョウカはアリスに缶ジュースを一本渡しました。

  • 156二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:34:30

    >>155


    >モニョンッ!

    リアでは絶対に出せない音なんだ

  • 157二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 22:57:36

    モニョン!

  • 158二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 07:43:43

    保守

  • 159◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/13(火) 08:34:38

    「ふーん………それで逃げてきちゃったわけッスか………」

    アリスはキョウカに、さっきまでに聞いたことを話しました。

    「恐いんです………アリスのせいで全部ダメになるのが………それに、あの機械の画像を見てから変なんです………アリスは見たことないはずなのに、なぜか見覚えがあって………まるでアリスの知らないセーブデータがあるみたいな………」

    そこまで話すと、横で聞いていてくれたキョウカが俯いてプルプルと震え出しました。


    dice1d10=10 (10)

    1~3、やばいッス……

    4~7、かっこいいッス!

    8~9、あっはっは!だいじょうぶっす!

    10、………………お腹…痛いッス……

  • 160二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 09:41:16

    余りにも重い話だから腹痛くなったのか…?それともただの腹痛か…?

  • 161二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 10:59:11

    このレスは削除されています

  • 162二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 19:53:01

    一学生が相談される重さじゃない

  • 163◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/13(火) 20:36:17

    「………お、お腹…痛いッス………」

    「っ!?だ、大丈夫ですか!?何で急に…!?」

    急に俯いて腹痛を訴えたキョウカ、そのわけは………

    「お、お腹痛いのはたぶん………………

    dice1d5=2 (2)

    1、食べなれない背脂こってりラーメンを食べたから

    2、リア先輩が戸棚の奥に隠してたチョコを食べたせい

    3、自販機研の部員が止めるのも聞かずに廃棄品を食べたから

    4、話が重すぎたから

    5、昨日お腹出して寝たせい


    っす………」

  • 164二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 20:40:11

    お バ カ !
    絶対期限切れだよそのチョコ!?

  • 165 24/02/14(水) 01:05:55

    チョコそのものは年単位の保存が利くけど、 ドライフルーツとか入ってたり生クリームで柔らかくしてたりするとな……

  • 166◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/14(水) 07:54:46

    そのチョコは、リアがトリニティに潜入したばかりのころにミカがおやつとしてくれたちょっと高めのチョコだった。戸棚の奥に閉まって少しづつ大切に食べていたが、後1個になった所でミカから「みんなで食べて⭐」と大量のお菓子を押し付けられて以来、食べたと思って忘れていたものだった………。
    それをリアの留守にこっそり戸棚のお菓子を漁ったキョウカが食べてしまったのだ。

    「何でそんなの食べたんですか!?というか口に入れて気づかなかったんですか!?」
    あんまりな理由に落ち込んでいたはずのアリスはついツッコミにまわってしまった。
    「いや……変わった味だなっては思ったけど高そうな包装だったし………トロッとしててちょっと洋酒っぽい匂いがしたからそもそもそういう味なのかと………うぅ、痛たた………」


    アリスは呆れながら腹と背中をさすってやった。

  • 167二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 07:56:45

    洋酒みたいなってそれ発酵してるじゃねぇか!?食べないでよそんなもん!?

  • 168二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 08:20:53

    結果的にはお陰で一時的にとはいえアリスは悩みを忘れてるしいい気分転換させてるぜ
    道化役みたいなもんだけど……

  • 169二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 09:43:26

    結果的にトイレから出てきたところを確保されそうな流れきたな

  • 170二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 18:06:14

    敗因 チョコ

  • 171二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 18:29:24

    連れションならぬ連れグソでもするかぁ

  • 172 24/02/14(水) 18:56:49

    チョコもウ○コも似たような色だしまあいいか!よろしくなあ!

  • 173◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/14(水) 19:13:22

    「………どうですか?まだお腹痛いですか?」

    「うう………申し訳ないっす………」

    腹を押さえるキョウカの手の上に自分の手を重ね、背中を摩るアリスに、キョウカは申し訳なさそうに言った。

    その時………

    バタバタバタバタ!


    「早く!まだそこまで遠くには行ってないはず………いた!」

    上の階からユウカやリア、サオリ等が降りてきて、アリスを発見した。そしてその時、アリスはキョウカの腹と背に手を当てていて、キョウカは腹を押さえて呻いていた。


    「っ!?アリス…?ま、まさかっ!?」

    ユウカの様子を見て、アリスは嫌な予感がした。

    dice1d4=2 (2)

    1、リア「キョウカ………なにをやってるんですか?」(状況を察している)

    2、ユウカ「アリスがやったの?」

    (勘違いしている)

    3、モモイ「アリスがそんなことするはずない!」

    (アリスを庇うように駆け寄る)

    4、キョウカ「ち、ちがうッス………」

  • 174二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 19:18:57

    ユウカ今この状況でその勘違いは駄目…理由はギャグなのに地獄が起きようとしてる…
    とりあえず誰か訂正いれてくれ…

  • 175◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/14(水) 19:36:29

    なぜダイス神はアリスを地獄に叩き込もうとしてるんです?

    「アリスがやったの?」
    ユウカは目の前の光景を信じたくないといった顔で見ていた。その時、モモイがアリスに駆け寄ってユウカ達の前に立ち塞がった。
    「アリスがそんなことするわけない!」
    大声でモモイは言った。
    「はぁ…また面倒な………キョウカ、なにをやってるんですか?」
    「うぅ、面目ないッス………」
    リアは威嚇するモモイを宥めながら道を開けさせ、キョウカとアリスの前に立ち、ユウカ達の方に向いて言った。
    「キョウカはトリニティでも有数の強者です。頑丈さだけで言えば正義実現委員会のツルギ委員長に次ぎます。そんな生徒を周囲への被害なく害することなどできません」
    リアの説明に、ユウカはほっとしたと同時に、疑った申し訳なさがうかんだ。
    「診察します。キョウカをこちらに」
    「は、はい!」
    アリスは言われたとおりに、キョウカを近くのベンチに寝かせた。

  • 176二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 19:39:47

    セーフ…訂正ありがとうリア…庇ってくれてありがとうモモイ…
    ユウカはあまり気落ちしないでね…
    最強格クラスが期限切れて発酵したチョコ食って腹壊したとか聞いたらみんな笑うか呆れるしかないだろうなぁ

  • 177◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/14(水) 20:21:21

    「………食あたりですね」
    救護騎士団での講習により得た知識をもとにキョウカの診断を終えたリアはなんとも言えない顔でそう言った。
    「しょ、食あたりですか?」
    思わず聞き返したユウカと、まわりにいた全員がなんとも言えない顔をした。
    「おおかた拾い食いでもしたんでしょう………取り敢えず、胃腸薬と痛み止めを渡すので飲みなさい………後でミスズに祝福でもかけてもらいなさい…」
    「いっ!?………わかったッス………」
    ペシペシと腹を叩いて言ったリアから薬を受け取ったキョウカは、理由が理由なために言い返すこともできず、黙って従うことにした。
    「アリスちゃん、迷惑かけたッスね………さっきのこと先輩達にも話してみるといいッス」
    そう言って弁当と薬を持ったキョウカは出ていった。

  • 178二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 00:02:42

    食あたり

  • 179二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 03:01:26

    頑丈さで言えばツルギ委員長に次ぐって何気なく言われてるけど他校からしてみればとんでもないな……

  • 180◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/15(木) 07:56:29

    「恐かったんです………」
    キョウカが去った後、アリスがポツリポツリと話し始めた。
    「恐かったんです、わたしのせいでミレニアムのみんなに危険が及ぶのが………怖いんです、あの機械の画像を見てから変なんです、アリスは見たことないはずなのに、なぜか見覚えがあって………まるでアリスの知らないセーブデータがあるみたいで………自分の事なのにわからなくて………怖いんです………だから………」
    ポツリポツリと話していたアリスはその内頭を抱えた。
    「「「「アリス(ちゃん)!」」」」
    そんなアリスをゲーム開発部とユウカが抱き締めた。
    「ごめんね!ごめんねアリス!」
    「大丈夫!リオ会長やトリニティの人達が解決するための方法が見つかりそうだって言ってたから!」
    『帰ろう』と言われたアリスは、グシャグシャの顔で『はい』と返事をした。

  • 181二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 16:51:40

    シリアスシーンの筈なのに直前のキョウカのせいでギャグの雰囲気が拭えない

  • 182二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 17:13:36

    とりあえずなんとかなってよかった…
    後はここから立ち直れれば良いが果たしてどうなるか

  • 183◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/15(木) 20:23:41

    「よかったわ………」
    モモイに手を引かれ、泣きながら帰ってきたアリスを見たリオは、安堵のため息をもらし椅子に深く腰かけた。
    「ミカ様、リオ会長、どうやらアリスさんはミレニアムの一般生徒に被害が出るのを恐れてここを離れようとしたようです」
    リアはこの場を仕切る2人に、今回の脱走の経緯を端的に報告した。
    「そうだったのね………なら、アリス、あなたは少し先走り過ぎたわね。これからミレニアムの都市の外へ拠点を移す所だったの」
    「道中の警護はアリウス分派が勤める」
    「後詰めとしてC&C、パテル分派の私兵団も装備を整えて待機中です」
    既に整えられた動きに、アリスとゲーム開発部はポカンとした。

       「さあ、ミレニアムを守りましょう」
    リオ会長の言葉を合図に、その場の人員が動き出した。

  • 184二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 20:35:37

    トリニティ組もミレニアム組も心強いな
    これならアリスも安心してくれそうかな

  • 185二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 03:08:07

    保守

  • 186◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/16(金) 07:33:48

    "これは………壮観だね………"

    外に出た先生は思わず呟いた。

    「あ?なんだよ、先生か」

    「あ!ヤッホー!ご主人様!」

    ──美甘ネル率いるC&C4名──

    「首尾はどうだ?」

    「サオリ姉さんこそ腕大丈夫なの?」

    ──錠前サオリ率いるアリウススクワッド──

    「久しぶりの戦闘だ、アリウスの威を示せ」

    『応っ!』

    ──サオリから任され、白洲アズサが指揮を取る、アリウス分派主力dice1d350=29 (29) +200名──

    「事務長、そちらの準備はいかがですか?」

    「できてますよ………できれば出番がないことを祈ります」

    ─トリニティにて待機中のパテル分派の私兵隊─

    「ヤッホー⭐ナギちゃん準備できてる?」

    「はい、できてますよミカさん」

    ─桐藤ナギサ率いるフィリウスの砲兵隊─


    整然と並ぶ生徒の軍隊………これだけの生徒が揃う様はまさに壮観だった。

  • 187二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 07:35:38

    229名は壮観だろうなぁ…というかナギサ様来てるのか
    フッ軽というかなんというか…怪我しないでくださいね

  • 188二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 15:12:05

    皆ノリノリだね

  • 189◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/16(金) 20:36:02

    フィリウスの砲兵隊

    基本的に個人携帯用のものを除いて、ミサイルの運用例がほとんどないトリニティにおいて、瞬間火力という一点においては最強を誇る部隊。軍勢を凪払う戦場の神の一手は、生死を問われない機械兵を相手にするのに大いに役立つだろう。

    「ありがとうナギちゃん!砲兵隊がいるなら心強いよ!」

    「ええ、それじゃあ………………

    dice1d4=4 (4)

    1、わたしは帰りますね

    2、後はヒフミさんに任せますね

    3、指揮はヒフミさんに任せますね

    4、後日仕事を代わって貰いますね(ニッコリ)」

  • 190二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 20:40:41

    どんまいミカ…仕事頑張ってね…
    というかナギサ様帰らないんだ

  • 191二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 23:55:34

    そろそろ次スレ?

  • 192二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 00:20:39

    ほす

  • 193◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/17(土) 08:07:35

    10時過ぎくらいに次スレたてます

  • 194◆K7oi2p2CoQ9Y24/02/17(土) 10:05:47
  • 195二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 10:16:44

    たておつ

  • 196二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 10:16:55

    たておつです

  • 197二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 10:17:16

    うめ

  • 198二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 10:18:52

    皆がんばれ

  • 199二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 10:19:04

    立て乙

  • 200二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 10:19:15

オススメ

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