📞×♨️概念スレ part20

  • 1二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 19:12:51
  • 2二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 19:17:45

    スレ立て乙です

  • 3二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 19:39:59

    保守

  • 4二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 19:42:06

    保守しときます。

  • 5二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 20:04:06

    スレありがとうございます

  • 6二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 20:39:56

    まもなくバレンタインですね
    ベタなネタだけど📞や♨️がスイーツ作ってそう

  • 7二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 20:47:11

    10まで〜
    2月はバレンタインも豆まきもありますねえ〜

  • 8二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 20:57:07

    20スレ目じゃないですか…なんか節目でいいですね

  • 9二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 21:28:44

    10まで保守

  • 10二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 22:06:33

    保守

  • 11二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 06:00:12

    新スレ乙です

    ウインタースポーツする2人とかも良さそうですね
    📞はスノボとか得意そう

  • 12二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 12:09:34

    >>11

    なんとなくだけど♨️の方がこの手のスポーツに手慣れてそう

  • 13二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 12:16:07

    ♨は北海道出身なら体育の授業とかでスケートもやってそう
    フィギュアよりスピードスケートかな?

  • 14二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 20:28:57

    保守

  • 15二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 21:35:17

    温泉一緒に行ってそう

  • 16二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 23:20:58

    どっちも大人しくてのんびりやだから、互いが話してるところを先輩たちが見たら尊みで爆発しそう

  • 17二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 07:14:36

    付き合い始めても周りには隠してる二人
    (あれで隠してるつもりなのか…?)と思ってる周囲

  • 18二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 09:04:57

    >>16

    お姉様方が尊死してしまうのは仕方ないと思う

  • 19二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 16:41:05

    >>16

    以前のスレで気ぶってる🥒さんがいましたね…

    ここ筆頭に気ぶってそう

  • 20二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 20:48:08

    (ほらっ!いけっ!やれっ!チューしなさい!!)
    (あ〜っダメですヘタレた〜!)
    (どっち!?どっちが日和った?)
    とか物陰で覗きながら盛り上がってる気ぶりズ

  • 21二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 07:51:51

    パパレあたりが遠慮なく📞と話してる(📞も構えない)のを見て羨む♨とか、エフが♨となんか距離近くて気になってしまう📞とかそういうのもいると思う

  • 22二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 17:40:50

    保守

  • 23二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 22:27:34

    節分はどう過ごすかな
    鬼は外ということで当日は怒るの禁止
    恵方巻食べてる間に何とか声を出させようと変顔する📞

  • 24二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 07:54:27

    実馬📞はこれからも露出多そうだから変顔の供給もさぞあることだろう

  • 25二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:06:37

    保守

  • 26二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:45:42

    辛いのことをえらい(鳥取の方言)って間違って言ったらタクトが「偉い」と思い込んで照れる展開をですね…

  • 27二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 20:24:56

    「展開を」じゃなくて「展開が」だった

    >>26

  • 28二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 21:59:11

    ♨のカレーをえらいえらいと零しながら汗だくで食べ終える📞…?

  • 29二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 09:36:59

    保守

  • 30二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 18:24:04

    辛党の♨️、それにつきあってる📞って事か

  • 31二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 20:57:12

    鬼コスした📞に豆を投げる♨
    初めは鬼は外ー!ぐわー!みたいな感じでノリ良く退治される📞
    しかし役割交代して鬼役になった♨は📞に捕まえられて鬼も家で福は内されましたとさ
    めでたしめでたし!

  • 32二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 23:21:09

    ♨️「えへへ…退治されちゃった///責任をもってずーっと一緒にいてね?」
    📞「ミ゚」

  • 33二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 07:56:46

    保守

  • 34二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:44:00

    https://race.sp.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202408020510

    サンクラ君登録がありますね…怪我しないで…

  • 35二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:42:53

    ♨のストーリーなんかすごく豪華になりそうな…おばあちゃん達の物語も楽しみですねこれ

  • 36二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 07:30:10

    これだと♨の実装はまだ先なのかな?はて

  • 37二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 12:15:31

    サンちゃんは今のところ厩舎で12番目に賞金稼いでるんですねぇ
    今の京都は結構力が要りそうですけど果たして

  • 38二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 21:26:39

    僕ヤバがバレンタインやってたからこの二人の付き合う前のバレンタイン想像したい
    📞はなんだかんだいって大量に貰ってる
    ♨もファンから含め負けず劣らず貰ってる
    その中に一つだけ差出人不明だけどなんか見覚えのある「タクトへ」という手書き文字を見つけてしまう♨…

  • 39二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 23:27:58

    どっちも妹系(弟系)だからな
    お姉様方の反応が見たい

  • 40二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 08:08:26

    📞は気障な割に照れ屋なイメージ

  • 41二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 18:17:43

    保守

  • 42二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 00:08:01

    関東は酷い雪だったようで
    そういえば📞ちゃんは雪ではしゃいでる様子がアップされてましたね
    ♨は雪かきうんざりみたいな顔してたけど同期で雪合戦始まるとスイッチ入るんだ

  • 43二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 07:48:50

    雪で思ったけど冬タイヤみたいに冬蹄鉄とかもあるのかな?♨はお手の物だけど📞が装着慣れてなくて手伝ってもらったり

  • 44二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 18:57:18

    保守

  • 45二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 23:01:13

    >>43

    輓馬には冬用蹄鉄があるって聞いたことがある

    まあ冬用タイヤの作業は♨️は慣れてそう

  • 46二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 23:14:44

    ファフナーの雪合戦シーンみたいにわっちゃわっちゃしてて欲しい

    後はSEEDの映画2人で見に行ったりしてそう

  • 47二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 07:53:03

    確かにこの二人なんかアニメ映画とかは見てそう

  • 48二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 12:35:56

    スパイファミリーとかコナンとかガンダムとか見てからカラオケに繰り出す📞♨
    なんか二人とも微妙に音痴だったり

  • 49二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 21:22:03

    サンクラ君2月10日の飛鳥S出走確定ですねー
    鞍上は引き続き池添さん。かなり詰め詰めローテなのでまずは無事に回ってきて下さい

  • 50二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 21:41:54

    キラとラクスに憧れてそうだなぁ

  • 51二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 21:43:32

    ちょっとエロゲのOP曲を聴いてたら♨️📞のssが頭に浮かんできた
    もうちょっと纏まったらssに出力してみます

  • 52二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 06:39:43

    期待

  • 53二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 16:48:07

    あっOPだと思ったらED曲だった…

    それとssと言うよりは♨️の独白っぽい感じになりそうです

  • 54二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 18:16:19

    よし出来た!時系列としては2人が付き合い始めた頃です!

    ──ねぇコント?もしも、もしもの話だけどさ。
    あの日出会わなかったら、こんな今なんて無かったんだよね。

    あの日出会った時から、積み木を積み重ねるように、少しずつ貴方の事を好きになっていったんだよ?
    ふと感じた寂しさや悔し涙だって、その中の一つだし。

    何でもない幸せが、ただひっそりここに在ればいいの
    飽きる暇もないくらい充実した日々なんだろうから。

    当たり前じゃないけど、当たり前にしたいよね。
    変わっていく世間の中で、相も変わらず笑顔でね!

    運命は気まぐれだから、時にはほどけちゃったり、掛け違ったりするんだろうね。
    だからさ、2人で優しく、優しく結んでおこう?

    たまに喧嘩したり、嫌なこともきっとあるだろうね。
    もしもそうなったら、考えるのも馬鹿らしくなる時まで2人で悩んだりしよう?

    それと!なるべくいっぱい話そうね!
    別に面白くなくていいから!
    隣にあなたがいてさえくれれば、
    私はそれだけでいいんだから!

    ──沢山の未来から、私を見つけてくれてありがとう。
    まだ言葉だけじゃ足りないし
    照れくさくて笑っちゃうから…。
    言わないよ?「あなたと結ばれて本当によかった」なんて…ね

  • 55二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 19:46:45

    以上です
    元にしたのはエロゲー「夢と色でできている」のエンディング曲の「これくらいで」です

    なんか、付き合いたての📞♨️に合いそうだなぁって思って書いてみました!

  • 56二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 21:44:00

    あっま…
    付き合いたての熱々期間でもいいですしちょっと年季入った結婚直前みたいな頃でもいいかもしれないですね〜なんというか相手の存在に感謝のお手紙書いちゃったみたいな

  • 57二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 08:44:47

    📞ちゃん…愛されてるなぁ…

  • 58二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 09:06:21

    一緒に温泉入ってわいわいするのかな

  • 59二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 10:11:09

    このレスは削除されています

  • 60二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 16:01:59

    https://race.sp.netkeiba.com/?pid=race_result&race_id=202408020510&rf=race_toggle_menu

    サンクラ君1着とは0.9秒差の8着でしたね

    ……意外とやれたな?前付けられましたし

    とはいえ休めるといいな〜

  • 61二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 23:21:10

    保守

  • 62二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 09:32:49

    保守

  • 63二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 20:02:42

    >>55

    すごくいい…

  • 64二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 22:36:13

    >>58

    ほんわか

  • 65二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 00:26:12

    >>58

    それは「アリ」だ

  • 66二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 11:26:53

    保守

  • 67二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:17:28

    保守

  • 68二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:18:48

    ちょっとss投下しますね〜
    題名は【貴方を好きなのは私が上!】です

    ──私が好きなのは、貴方なんだよ。
    クラスの友達からの冷やかし、応援、嫉妬。
    そんな言葉を受けながらコントと二人で屋上へと走り出す。
    私の手をとって走るコントはとてもかっこよく思う。
    贔屓目というのもあるかもしれないし、パパレ曰く恋するフィルターっていうものがかかっているんだとか。
    そうだとしても、私にとっては本当にかっこいいから、もうなんでもいいかな。

    「…ちょ、ちょっとコント…っ!」
    「…ごめん。走りすぎちゃった?」

    それほど息を乱していないコント。私よりもずっと体力があることがわかる。こういうところも男の子らしさを感じるところだったり、する。

    「あんまり、クラスでからかわれるのは好きじゃないからさ…」

    口を尖らせて言うコントはきっと、そんなクラスで少しだけ居心地の悪さを感じていた私を分かってくれていた。だから、有無を言わさずに教室から私を連れ出してくれたんだと思う。極稀にコントが私関係の何かでからかわれたり、気ぶられたりしても全然気にしていなさそうだった。…そういう時、コントよりも私のほうが恥ずかしくなったり、少しだけ怒ってしまいそうになることのほうが多い。だから、コントは私に気をつかってくれたんだろうな。
    本当に、コントはやさしい。

  • 69二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:19:51

    「コント」
    「何…?」
    「ありがとうね」
    「もしかして……バレてた?」
    「なんとなくよ」
    「恥ずかしいなぁ」

    コントが頭を抱えてしゃがみ出す。今は初春で、まだ少し肌寒いからか屋上に人はいない。だから、普段は少しだけ人前でかっこつけたりすることのあるコントがこうして頭を抱えたりする。
    …とか、知っているのが私と、コントの幼馴染くらいのボンドやビアンフェ、イトくらいだから、少しだけ嬉しい。

    「…タクト」
    「なに?」
    「僕はね、タクトには優しくしたい。タクトの前ではかっこよいコントレイルでいたい。タクトを、幸せにしたい」
    「え、えっと…えっ!?」
    「…だから、僕のかっこ悪いところに気づいても、出来れば言わないでね」
    コントに見上げられる。そんなちょっと珍しい光景。
    懇願されるような目で見つめられてしまえば、私はおとなしく頷くしかないのに。

    「…ずるいわよ、コント」
    「僕はただ、タクトが好きなだけだよ」
    「…私のほうがコントのこと好きよ?」
    「…僕のほうが好きだよ」
    「私のほうが先にコントのこと好きだったわよ」
    「い、いつから?」
    「あんたが三冠を取った日からよ!」
    「…えっ本当?」
    「わ、私のメンコを拾ったのは絶対コントだったわよ!」
    「あれってタクトのだったんだ」

    私がコントに唯一勝てるものを発見してしまった、とある日の昼休みのお話。

  • 70二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:21:00

    ──レースで負けても、愛で負けるつもりはないってわかってほしい。(📞side)──

    「リバティちゃん、こんにちは」
    「お久しぶりです、コント先輩」
    「あれ、今日はアースちゃんもいるんだ」
    「久しぶりですねコント先輩!元気してました?」
    「うん、お陰様で。タクトに会いにきたの?タクトならまだ委員会の途中だけど」
    教室を訪れたのは後輩三冠ウマ娘のリバティアイランドちゃんと、二冠ウマ娘のスターズオンアースちゃん。
    「違いますよ。私達はコント先輩とタクト先輩のお話を聞きにきたんです」
    「…へっ!?」
    予想外の話題が飛んできた。混乱しそうな僕の頭を休ませてくれる時間はくれなかった。
    「お二人さん、学校内で話題ですよ?」
    全く知らなかった。というか知りたくなかった。
    上にも下にも知られているのは何故なんだろう。
    タクトが高等部のマドンナ枠なのはわかっていたけど、まさかそこまで人気があるとは。
    …でも、タクトはかわいいからその可能性もありえる。

  • 71二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:22:08

    「…そ、そうなんだ」
    結局、少し引きつった表情で言葉を返すことになる。
    「だから私、コント先輩のお話を聞きたいなって!」
    「私も!」
    「……少しだけ、ならね」
    「よし!タクト先輩には内緒にするから安心してくださいね!」
    「ありがとう」

    この後輩たちには敵わないなぁ…。

    「どこから話したらいいんだろう?」
    「コント先輩はいつからタクト先輩が好きなんですか?」
    「…付き合う2か月くらい前かな。タクトはずっと前から僕のことが好きだったんだって」
    「コント先輩って鈍感ですもんね」
    「リバティちゃん…僕はそんなに鈍感なつもりはないんだけどなぁ。三冠とった後に僕がタクトを助けたことがあって、その時からずっと僕のことを気にしていてくれたんだって。僕は全然覚えてなかったのが申し訳なかったけど」

  • 72二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:22:58

    今でもメンコを拾ったことは覚えてるけど、それがタクトのだったという自信がない。残念な頭だと思う。
    「タクト先輩の方がコント先輩のことを大好きだから、コント先輩がタクト先輩を大切にしてないんじゃないかって、クラスで噂になってますよ?」

    …むっ、それは心外だな。

    「タクトのことはとても大切にしてるよ。ただ、他のクラスメイトとかが居る場所であんまりそういう恋人らしい行動や発言はしたくないんだ」

    「…それって、タクト先輩の迷惑とかにならないように?」

    少しだけ切なくなりながら、口を開くことにする。

    「もしも、もしもだよ?タクトが僕と別れたとして」

    「別れるつもりなんて、ハナからないわよ!」

    「た、タクト!?」
    「「タクト先輩!」」

  • 73二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:24:00

    突如僕の背中に抱き着くように乗りかかってきたタクトには三人揃って驚いた。まさか、聞かれていたなんて。

    「…私は、コントの迷惑にはなりたくない。でも、でもね、私はコントが私にかかる迷惑のことを考えてくれるのは嬉しいわよ。わ、わたし…別れることを前提の付き合いはしてほしくない!」

    泣きそうになるのを耐えるような声。
    僕の背中から伝わる体温。僅かに震える体。
    目の前にいるアースちゃんたちにはジト目で見られてしまっている。

    「タクト、ごめんね。僕はタクトのためを思って考えた案だとしても、タクトの幸せにならないなら意味ないよね。ごめん」

    「…やっぱり、私のほうがコントを大好きなんだからね!」

    「…それは認めないけど、タクトのほうが先に僕を好きになったのは認めるよ。僕を選んでくれたのが凄いなぁと思ったけど」

    「コントより格好よくて、優しい人は確かにいるかもしれないけど、私にとって一番格好よくて優しいのはコントだけだから」

    「…ありがとう」

    …本当、こんなに良い恋人ができるなんて考えもしなかったな。

  • 74二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:24:48

    「コント先輩とタクト先輩、ラブラブですね」

    「そうですね。よかった!リバティちゃんはイクイノックスくんとラブラブしにいかないんですか?」

    「い、いこうかな…?」

    「さぁ行きましょう!コント先輩、タクト先輩、お幸せに!」

    「お幸せにー!」

    そうだった。まだ二人がいたんだった…。


    翌日には”無敗三冠カップルのコントレイルとデアリングタクトはおしどり夫婦レベルにラブラブだった!”という噂が広まるとも知らずに、僕はタクトと穏やかで幸せな時間を過ごしたのだった。

    Fin

  • 75二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:25:06

    以上です!如何でしたか?

  • 76二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 21:17:16

    学校公認で気ぶられてるのニヨニヨしちゃう

  • 77二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 23:12:32

    どんどんインスピレーションが湧いてくるぞぉ

  • 78二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 08:13:19

    お嬢さんはイクイか
    スタオンちゃんは…誰かな?

  • 79二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 19:12:19

    保守

  • 80二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 21:11:15

    >>74

    👍

  • 81二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 22:32:11

    サンクラ君放牧に出ました
    不安になる使い方ではありましたが最後のレースはそんなに悪くなかったんじゃないかと今でも思っています
    もしかして調教で動かなくなってきて使って鍛えようとしてるのかもしれませんね…
    とりあえず今はお疲れ様、また元気になって戻ってきて下さい
    お兄ちゃんもきっと応援してるよ

  • 82二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 07:52:53

    バレンタインですねえ
    学校だとハート型の奴を貰えなくって微妙に引っ掛かってたら家帰ってから鞄に入れられたハート型チョコに気付くとかですかねえ

  • 83二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 19:02:23

    保守

  • 84二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 22:39:10

    うおおおおお📞♨のバレンタインボイス聞きてええああ!来年は聞けるかな!?

  • 85二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 22:47:01

    いつも♨️からバレンタインチョコを貰ってばかりだから、たまには自分から手作りチョコを渡そうと考える📞
    でもこういうのは慣れていないから手が絆創膏だらけになるけど一生懸命作る📞
    後日、手作りチョコ(感謝の手紙付き)を♨️に渡す📞
    嬉しさのあまり涙が出てくる♨️

    ここまで幻視した

  • 86二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 02:38:06

    受話器型チョコつくってそう

  • 87二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 12:00:34

    保守

  • 88二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 21:39:00

    保守

  • 89二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 23:51:21

    前日に大量のチョコをたっぷり時間かけて食べさせあったせいで、2/15の朝は二人ともめちゃめちゃ甘ったるいチョコの匂いを纏って登校する📞♨
    周囲はやれやれコイツ等は……といった視線を向けて呆れていたが、2/16の朝にもまたおんなじような匂いで登校するので流石にいい加減にしろと怒られる

  • 90二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 09:27:45

    ホワイトデーは更に3倍返しだぞ一週間丸々だ

  • 91二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 21:06:02

    保守

  • 92二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 08:20:35

    シーズンなのでとねっこが続々生まれてるようですね
    📞の新しい産駒も楽しみ

  • 93二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 18:10:05

    保守

  • 94二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 19:20:54

    なんでだろう
    最近自分の中での♨️像が「付き合うまではツンツンしてたけど、付き合い始めて初めてキスをしてからはツンが消えてデレデレの甘えん坊」になってる

  • 95二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 21:15:33

    喧嘩しても荒れなくて、側から見れば可愛い小動物の威嚇にしか見え無さそう

  • 96二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 21:20:00

    >>94

    君、もしかしなくてもましろ色シンフォニーの紗凪とダブって見てるね??


    分かるよ、バレンタインの翌日とかどこにも行かないで家の中で📞にキスをせがむ♨️が簡単に想像できたもん

  • 97二次元好きの匿名さん24/02/18(日) 08:03:13

    保守

  • 98二次元好きの匿名さん24/02/18(日) 17:43:18

    保守

  • 99二次元好きの匿名さん24/02/18(日) 22:32:02

    サウジには⛰️が出るか‥二人で応援してそう

  • 100二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 07:54:43

    サンクラ君は海外は登録だけで(少なくとも今は)国内専念と思っていいですよね流石に
    放牧先で元気にしてるかな

  • 101二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 18:09:32

    保守

  • 102二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 22:47:50

    >>100

    多分そうであって欲しいですね…

    ここ最近の出走数見るに…

  • 103二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 08:01:06

    保守

  • 104二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 18:43:08

    お互い意識しだした時の事とか鮮明に覚えてるといいな

  • 105二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 23:10:26

    >>104

    なんかそんな感じがしそう

    時折思い出して悶々としてそう

  • 106二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 00:40:24

    うへー、ちょっとssを書いてみたよ〜
    明日投稿させていただきますね〜

  • 107二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 00:42:58

    違った!昼間に投稿の間違いでした!

  • 108二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 08:05:06

    >>106

    待ってます!

  • 109二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 09:55:24

    よし出来た!投稿します!

    ──運命の日。
    いつもより早く目が覚めた。
    寝る前はなかなか落ち着かなかったけど、
    今は割と落ち着いてるかも。
    『…するって、決めたんだから』
    今日、コントに告白する。
    私は昨日パパレとマリリンに言ってしまった。
    明日、コントに告白すると。
    結果がどうなるにしろ、今までの関係じゃなくなる。
    でも。私は、コントに気持ちを伝えるって決めた。
    ディープインパクトさんの子供として、常に重荷を背負っていたちょっぴりスケベな男の子。
    …だったのに。

    いつの間にか私を笑わせてくれていた人。
    私のことを友達でライバルだと言ってくれた人。
    怪我で自暴自棄になっていた私を叱ってくれた人。
    そして、私に恋をさせてくれた人。
    本当にコントを好きになってよかったと思う。
    だから、いかなくちゃ。
    気持ちを伝えに。
    私の中の、この想いを伝えにいこう。

  • 110二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 09:56:07

    『それで、コントには声をかけたの?』
    『ううん。放課後になってからしようと思って…』

    昨日の宣言が気になってるんだろう。マリリンが声をかけてきてくれた。

    『ふうん。告白ってやっぱり緊張する?』
    『そ、そりゃあね。大体、告白するのなんて初めてだし…』
    正真正銘の初恋。

    まさか私がコントを好きになるなんて、自分でもいまだに信じられない。
    …そう、ほんとにおかしい。
    好きになっただけでも信じられないのに。想いを伝えようと思うなんて。

    『そうじゃないわよ。少しだけ悔しいというか羨ましいというか…』
    『えっどういうこと?まさかマリリンもコントのことを…!?』
    『違う達う、そういうことじゃなくて!』
    一瞬本気で焦った。そりゃそうか、落ち着け私。
    『前と比べて、ずっとタクトが締麗になってるから…』
    『な、なによいきなり…そんなこと言われたら照れるわよ…』
    『きっとそうさせたのはコントなのね。タクトはコントに恋をして、締麗になった…今の私にはまぶしいぐらい』

  • 111二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 09:57:28

    何を言ってるんだろう、マリリンは。

    『いや、マリリンのほうが私よりずっと締麗だし、男子にもモテるし、なんでも万能にこなすし、女として勝てる部分なんてなにもないんだけど??』
    『そんなのはタクトの思い込みよ。私はそんな完壁な女の子じゃないわ。』

    マリリンに縞麗になったと言われたのは嬉しいけど、
    私は彼女に比べて締麗でもなければスタイルがいいわけでもない。言葉遣いだってマリリンのほうがずっと締麗だし、立ち居振る舞いもマリリンのほうが選かに女の子らしい。

    『でも、私も恋をしたら変われるのかしらね?あなたみたいに』
    『恋をするなら、コント以外でお願いね。アイツは渡さないわよ?』
    『私だって、タクトと争うつもりなんて初めからないわ。だって勝てる自信ないし』

    『わ、私もそんな自信ないわよ』
    …そもそもコントのことだけでもいっぱいいっぱいなのに、人と争う余裕なんて今の私にはない。
    『でもマリリンが恋をして変わっていく姿も、ちょっと見てみたいかな』
    『冗談で言ったことよ。私は恋にはまだ興味ないもの』
    『私もそうだったけどね。でも、今は恋をしてよかったなって思う』

    ──うん、よかった。

    『コントを好きになれてよかったなって思うの』

    コントを好きになれて、コントに恋できてよかった。

  • 112二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 09:59:37

    放課後。
    コントに声をかけるために教室へ向かう。
    教室に近づくにつれドキドキが大きくなっていく。
    当たり前だ。これからしようとしてることを考えたら。
    『コントも私に話があるって言ってたし、声をかけるくらい大したことないわよね…』
    ー人ごちている私の目が捉えた、コントの後ろ姿。
    よかった。今は一人みたい。
    よし、まずはいつも通りに……ん?いつも通り?
    私、いつもはどんな風にコントに声かけてた?!
    意識してコントに声をかけたことないから、私、こんな事にすら混乱してるの!?

    と、とりあえず名前を呼ぼう。それがいい。

    『こ、コント!ちょっと待って!』

    一瞬びっくりしていたけど、コントはいつもの笑顔で私のほうを振り返った。

    『ちょうどよかったよ。タクトと話がしたかったんだ』

    その笑顔はずるいよ…と思いながらコントに言葉を返す。
    『わ、わたしも……コントに大事な話が合って…』
    わずかな距離を置いて、見つめあう。
    コントに近づこうと一歩踏み出す。
    でもその勢いは続かず、私は立ち止った。

    『えっと、そうだ…。場所を変えてもいい?』

    一瞬の沈黙の後、気をきかせてくれたのかコントが切り出してくれた。

  • 113二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:02:13

    『あ、うん。私もそのほうが……』
    『じゃあ、ちょっと歩こうか』
    『う、うん』

    コントが先を歩き、遅れて私はそれに続く。
    いつもよりほんの少し遠い、微妙な距離感。
    …大事な話のせいだろうか。
    いつもよりコントの纏う空気が固い気がして、少し距離が詰めづらい。

    『ずいぶん、日が暮れるの早くなってきたわね…』
    他愛もない会話を私からしてみる。
    『そうだね。タクト、寒くない?大丈夫?』

    まーたこのクソボケは…

    『私が寒いって言ったら、コートを押しつけてくるんでしょ?』
    『すっかり僕の行動パターンを読まれちゃってるね…』

    …やっぱりコントはコントだ。

    『そりゃあ、コントと朝帰りした女ですもの』
    『…いやぁ、あのときは本当にすまなかったと思ってるよ。ごめん』
    『だからなんで謝るのよ?あれは私が探し物を頼んで、あんたを巻き込んじゃっただけじゃない』

    波風が立たないようにすぐ謝るのがコントの悪い癖。
    謝られることなんて、何ひとつもないのに。
    メンコだってコントのおかげで見つかったし、いまとなってはコントとの大事な思い出なのに。

    『というか、あのときも私、制服の上着を借りてたし…』
    『ああ、あれね。夜、寒そうに見えてさ』

  • 114二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:03:38

    『…私、あんたのそういう部分が嫌いよ』
    コントはこういう性格だから、周りがどれだけ言ったってきっと一生治らないだろうけど。
    きっと、コントは誰かが見ていないと、いざとなったらまた無理をするんでしょうね。
    …たとえ自分自身を蔑ろにしてでも。

    ─『誰か』が─
    『誰か』じゃない。ほかの誰でもない。
    『私』が、デアリングタクトが、そうありたい。
    コントが私に言ってくれたように、私が。


    気がつくと、私はコントの横に並んで歩いていた。
    ずっと続けばいいと思っていた関係。
    この距離が私には本当に居心地がよすぎて。

    でも。
    もっとコントの傍にいたい。
    コントの隣にいたい。

  • 115二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:04:14

    『そういえばさ』
    『うん?』
    『コントって、好きな女の子っているの?』
    『うん、いるよ。片思いだけど』
    『…ふうん。そうなのね』

    …やっぱりいたんだ。好きな人。
    本人の口から聞くと、流石にショックかも。
    日頃のコントの交友関係を思い返しても、女の子と接する機会は比較的多い。
    その上、コントはモテるタイプだ。
    私が知らないところでモーションをかけてる女の子だってきっといるはずだし。
    その中で私の頭に真っ先に浮かんだのは、私の憧れであるアーモンドアイ先輩。コントの隣にいるのがお似合いだと、認めてしまっている女性(ひと)。
    ひよっとして、コントの大事な話って告白の協力だったりするのかな。
    その可能性を考えなかったかって聞かれたら答えはNo。

    …でも、今にも潰されそうな不安の中で、私って希望は持っても…いいのかな?

  • 116二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:07:08

    『そういうタクトはどうなのさ?好きな人っているの?』

    お返しとばかりにコントはそう聞いてきた。
    ごまかす必要もない。
    私はコントを追い越すように歩みを早くし、素直に言葉にした。

    『いるわよ』

    コントに背を向けたまま、私は続ける。

    『私はね、その人が笑ってる顔が何よりも好きなの』
    『…そっか』
    『うん。だから一』

    一ずっと私の隣で、笑っていてください一

    私はコントに向き直る。
    告白するなら今だって思った。
    でも、こんなときに限って言葉が上手く出てこない。
    大きすぎる気持ちのせいなのかな。
    私を見るコントの瞳に吸い込まれそうな錯覚のせいかはわからないけど。

    『だ、だから………私…』

    終わりかけた冬の風が、私の髪をせわしなく運ぶ。

  • 117二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:08:01

    『その』

    言葉が続かない。
    不安に駆られたのか、コントが少し手を動かす。
    その動きに驚き、体が強張る。
    伝えたい気持ちとは裏腹に、口が全く動かない。

    『先に僕の話をいいかな?』

    そう言って、コントは鞄に手を入れる。
    そして何かを取り出し、私のほうに差し出した。

    『はい、これ!』
    『え……』

    渡されたのは可愛いサメのぬいぐるみ。
    『気に入ってもらえるかわからないけど……』
    突然起きたことに私の頭は追いついてない。
    『わ、私に?』
    でも、だとしたら、すごく嬉しい。
    『ごめん。これはその…妹ちゃんの誕生日プレゼントに…』
    妹の?誕生日?
    『い、妹の?というか、どうして今日が妹の誕生日だって知ってるのよ?』
    『昨日、レーン先輩から聞いてさ。一緒にプレゼントを選びに行ったんだ』

  • 118二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:09:17

    『…そうなんだ。そうよね、私になわけないわよね…。あの子ぬいぐるみが大好きだし、すごい喜ぶと思うわ。うん』
    ちょっとがっかりしたけど、だいぶほっとした。
    『ごめん。余計なお節介じゃないかと思ったんどけどさ』
    『ううん、そんなことないわ。ありがとう……』
    同時に、すごく嬉しく思う。
    私だけじゃなく、私の妹のことまで気遣ってくれるコントの優しさに。

    『ほんとに可愛い。あの子にあげるの惜しくなってきたわ』
    きっとレーン先輩と二人で妹のことを考えて選んでくれたんだろうな。少しだけ妹の事を羨ましく思う。
    ちょっと恥ずかしい勘違いはしたけど、コントのおかげで変に入っていた力は上手く抜けた気がする。
    『あのさ、タクト』
    『うん?』
    コントから受け取ったぬいぐるみを抱いたまま、彼のほうを見る。
    『大切な話、してもいいかい』
    そう言って、コントはこちらを見る。

  • 119二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:10:25

    『じゃあ、その前に私が先に話をするわ』
    『えっ?』
    『私もコントに大事な話があるの』
    さっきみたいに、言葉に詰まることはない。
    いつもどおりの私で。安心したようにコントも微笑んでくれるくらいの、自然な私で。

    ―私ね
    『あのね、私……』
    コントは何も言わず聞いてくれる。
    ―いつの間にか
    『いつ頃からだったか分からないんだけどね』
    ―あなたのことが、好きになってたんだよ?
    『あなたのことが、しゅくっ……』

    わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!まさかの痛恨の一撃!
    『ああっ!?なんで肝心なとこで噛むのよ!?私はっ!?違う違う違う、今のなし!も、もう一回最初からやり直してもいい?今のは忘れてっ!記憶から消して!お願い!』
    肝心なところで出たミスに、私は慌ててしまう。
    落ち着け、落ち着くのよ、デアリングタクト。
    まだ慌てるような時間じゃないわ。
    ……よしっ!気を取り直してもう一度…

  • 120二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:11:37

    『やり直すのはいいけど、その前にこれ』
    急にかけられた声に、はっとしてコントを見る。
    『えっ…?』
    『よかったら、これを受け取ってくれないかな…?』
    妹のとは違う、猫のぬいぐるみを手渡される。
    『妹ちゃんをダシに使ってるみたいであれだけど、実はこっちが本命なんだよ?』
    ≪本命≫の二文字に思わず心臓が跳ねる。
    けどさっきも勘違いしたばかりなんだから。
    きっと日頃のお礼とかだろう。
    ぬ、ぬか喜びなんてしてあげないんだから。

    と、また勘違いしてショックを受ける前に自分に言い訳をする。
    そんな冷静になりきれない私に、コントは一歩近づく。
    友達(いつものふたり)とは違う、その一歩。

    『…僕は、タクトのことが好きだよ』
    ―え?
    『本当は、ずっと前から好きだったんだ』
    『それを言えなかったのは、タクトとの関係を壊すのが怖かったから』
    『でも、伝えたいって思ったんだ』
    『だって、タクトは僕が初めて好きになった女の子だから…』

  • 121二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:12:55

    …コントが、私を、好きって言ってくれたの?
    言葉よりも先に、気持ちが涙となってあふれてしまった。
    どんな結果になったとしても絶対泣かないと決めていたのに。
    『あ、あれ?どうして私、泣いてるの…』
    我慢する隙もなく、涙は勝手に流れていく。

    『というか、私より先に告白するってどういうことよ!』

    私はぬいぐるみを持ったまま、コントに詰め寄った。
    『な、何かすごく言いにくそうにしてたから、先に言ったほうがいいかなって思って…』
    た、確かに盛大に焦ってたけど。
    だからってこんな時まで、空気を読まなくたって!
    『あ、あんたは変なところで空気を読みすぎなのよ!私がどれだけの覚悟であんたに声をかけたか、わかってる!?』
    どれだけ不安で、どれだけ勇気を振り絞ったか、わかってるの!?
    『ああっもう!なんで涙が出るのよっ…!』
    驚いて、安心して、嬉しくて、いろいろな感情が混じった涙は止まってくれる気配がない。
    涙をコントに見られるのが恥ずかしくて、
    それを誤魔化すようにコントをぬいぐるみでぽかぽかと叩く。

  • 122二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:14:43

    『ごめん、泣かせちゃった』
    『あ……』

    指で涙をすくわれて、私は動きを止めてコントを見た。
    どれだけ拭ってもらっても涙はあふれてくる。
    コントにじっと見つめられてるうちに、なんだか、悔しくなってきた。
    そこでちょっとした仕返しを思いつく。
    泣かされてばかりいるんだから、少しくらい意地悪しても罰は当たらないわよね。
    ぬいぐるみを持つ手に、ギュッと力を入れる。

    『……泣かせた罰に、さっきのもう一回!』
    『さっきの?』
    『だから……私のことが好きっていうの……』
    少し強がりながら私は言った。
    あくまで罰だからね、というように。
    大好きな人から、気持ちを伝えてもらえる喜びを精一杯隠しながら。
    『うん、いいよ』
    そう言って。私の大好きな笑顔で。
    コントは、笑って。

    『僕はタクトのことが、世界で一番大好きだ!』

  • 123二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:15:27

    視線と同じ、真っ直ぐな言葉で。
    私も言いたい。コントが大好きだって。
    精一杯の気持ちを込めて。

    『うん、私も好きっ!コントのことが世界で一番、だーいすきよ!』
    これからもずっと、ずーっと隣にいていいんだ…!
    そう思ったら涙がまたあふれてきた。
    私は言い終わった勢いのまま、コントの胸に飛び込んだ。
    コントはそれを、柔らかく受け止めてくれる。
    ぬいぐるみたちが、窮屈そうに私達の間で挟まれていた。

    未来のことなんて、何一つわからない。
    …でもきっと、コントとなら。愛するあなたとなら。
    ずっと、ずーっと一緒に笑って、幸せでいられる。


    ふたりで、笑っていられる───

  • 124二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:15:52

    以上です!ちょっと頑張ってみました!

  • 125二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 11:40:13

    >>124

    めっちゃ良かったです!

  • 126二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 13:28:51

    >>125

    ありがとうございます!

  • 127二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 22:25:14

    すっげえボリューム
    告白…?
    プロポーズ?

  • 128二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 22:38:12

    そしてこの後は周りが見たら思わず口から砂糖を出しそうになるくらい♨️が📞にデレデレになるんですよ(作者)
    出来ればそれも出力したいんだけどなぁ…

  • 129二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 08:12:14

    >>124

    ありがとうございます…

  • 130二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 19:04:45

    保守

  • 131二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 19:23:26

    ほっこりするな

  • 132二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 23:35:29

    パカライブでスティルインラブの発表がありました…
    なのでもしかしたら近々…?

  • 133二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 08:56:08

    保守

  • 134二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 19:35:05

    保守

  • 135二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 22:47:03

    >>128

    こちらもSS待ってます‥

  • 136二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 09:09:32

    私も週末中に一本書きます宣言

  • 137二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 16:35:19

    ♨️居た…!

  • 138二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 22:34:39

    保守

  • 139二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 09:02:02

    保守

  • 140二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 20:37:59

    保守
    ⛰️2着でしたね…

  • 14113624/02/25(日) 23:42:35
    本当は2/22に書きたかった前の続きなのでもう一回頭から書きます。すごくゆっくりしか書けなさそうなのでテレグラ使います。よろしくお願いします。

    ――――――――


    「「かんぱ〜い」」

    僕たちの持ったグラスがカチンと音を立てる。成人して堂々とお酒が飲めるようになった僕らだが、何度か勉強してみて思ったのは落ち着いた所で2人で好きに飲んでみたいというものだった

    贔屓目抜きにしてみても僕らは割と有名人だし、若手にお酒の飲み方を教えたがる大人や行きつけのお店に連れて行こうとする先輩たちは決して珍しくない

    勿論そういうのも嬉しいしありがたいけど…粗相をしないかとか、可愛がって貰えるように振る舞えるかとか、顔色を伺ってしまうのも確かなのだ

    タクトに零したら彼女も同じようなことを考えていたみたいで、翌日が休みの日を狙って2人宅飲み会を開催する運びとなった。詳しくないなりにスーパーのお酒コーナーで小一時間悩み、ネットで調べながら合いそうなおつまみも選んできた。どこで貰ったのだったか、引き出しに眠っていたお高そうなグラスも引っ張り出して、とりあえず最初は度数の低いチューハイを注ぎちょっと畏まって乾杯してみたのだった

    口に運ぶとこれは飲みやすい。ビールみ…
    telegra.ph

    すみませーん未完成です

  • 142二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 08:38:59

    花の節句ではどうなるかな

  • 143二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 08:40:32

    >>142

    雛壇の1番上はこの2人で確定だな

  • 144二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 10:01:05

    >>141

    展開リクエストした者です待ってました!

  • 145二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 20:05:26

    >>144

    またお待たせすることになると思います、すみません

  • 146二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 23:17:17

    >>145

    いえいえいつまでも待ってますので作者さんのペースで書いていただけたらと思います!

  • 147二次元好きの匿名さん24/02/27(火) 08:24:51

    そっかひな祭りが近いのか…

  • 148二次元好きの匿名さん24/02/27(火) 19:13:41

    更に4月になったら2人の誕生日もありますね

オススメ

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